JPH08115637A - 自動復帰式スライドスイッチおよびスライド構造 - Google Patents

自動復帰式スライドスイッチおよびスライド構造

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JPH08115637A
JPH08115637A JP27553394A JP27553394A JPH08115637A JP H08115637 A JPH08115637 A JP H08115637A JP 27553394 A JP27553394 A JP 27553394A JP 27553394 A JP27553394 A JP 27553394A JP H08115637 A JPH08115637 A JP H08115637A
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JP
Japan
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slide
case
operation knob
switch
automatic return
Prior art date
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JP27553394A
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English (en)
Inventor
Shoichi Shibata
昇一 柴田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二方向のいずれか一方へスライド操作を行っ
ても、無負荷状態にすると、自動的に中立のセンター位
置に復帰するようにして、操作中だけスイッチ回路の切
り換えを可能にすると共に、安定したセンター位置を得
る。 【構成】 自動復帰式スライドスイッチにおいて、ケー
スに、スライド部をガイドすると共に、一個のバネ部材
の各端部を押圧する二個のリブを設け、スライド部に、
バネ部材を収納する空間部と、該空間部に連続してスラ
イド部の二つの移動方向に形成されたリブ嵌合用の切り
溝とを設け、バネ部材を、スライド部の空間部に、ケー
スの二個のリブと各一端部を当接させて収納する。 【効果】 一個のバネ部材を使用するだけで、二方向の
動作が可能になるので、二方向の復帰力にバラツキが生
じず、安定したセンター位置が得られ、同時に、部品点
数の節減により故障等の発生も減少され、信頼性が向上
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無負荷状態では中立
のセンター位置にセットされ、一軸二方向に動作可能な
スライドスイッチおよびスライド構造の改良に係り、特
に、二方向のいずれか一方へスライド操作を行っても、
無負荷状態にすると、自動的に中立のセンター位置に復
帰するようにして、操作中の期間だけスイッチ回路の接
続やスライド部の移動を可能にした自動復帰式スライド
スイッチおよびスライド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、所定の方向へ操作すると、一
般にスイッチ回路が作動するように接続され、無負荷状
態にすると、自動的に元の中立の位置に復帰して、スイ
ッチ回路を非作動状態にする自動復帰式スライドスイッ
チは知られている。ところが、従来の自動復帰式スライ
ドスイッチ(以下、単にスライドスイッチという)は、
片方向のみの操作が可能である。
【0003】二方向への操作が可能で、無負荷状態にす
ると、いずれの方向からも自動的に元の中立の位置(セ
ンター位置)に復帰するスイッチとしては、回転式のス
イッチと、その応用であるシーソー式のスイッチだけで
ある。しかし、前者の回転式のスイッチの場合には、回
転軸を中心として動作するので、構造的に大型化する、
という問題があった。
【0004】すなわち、回転式では、回転動作のための
軸が必要であり、最小限でも、操作点(ツマミ)と軸と
を結ぶ回転半径の大きさを確保しなければばならない。
また、後者のシーソー式の場合には、二方向のそれぞれ
に、元の中立位置へ自動的に復帰させるための押圧力を
要するので、二個のコイルバネ等の弾性体が使用され
る。そして、センター位置で、これら二個のコイルバネ
による復元力をバランスさせることにより、無負荷状態
での自動復帰を可能にする構成である。
【0005】そのため、二個のコイルバネの特性、すな
わち弾力性が異なると、センター位置での安定性が低下
する、という不都合がある。また、このように、従来の
自動復帰式スライドスイッチは、その構造が比較的簡単
なスライド式のスイッチの場合には、操作方向が一方向
のみであり、用途が限定されてしまう。
【0006】また、二方向への操作とセンター位置への
自動復帰が可能なスイッチは、回転式とシーソー式とが
知られているが、前者の回転式の場合には、軸中心を必
要とするので、省スペースに不向きである。後者のシー
ソー式の場合には、二個のバネ成分にアンバランスが生
じると、スイッチが中立状態にされるべきセンター位置
での安定性が低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】すでに述べたように、
二方向への操作が可能で、無負荷状態にすると、いずれ
の方向からも自動的に元の中立の位置(センター位置)
に復帰するスイッチとしては、回転式のスイッチとシー
ソー式のスイッチとが知られている。これらのスイッチ
は、いずれも回転式であり、二方向に対応して二つのバ
ネ部材を使用するので、両バネ成分の特性が等しくない
と、安定した中立位置が得られない上に、回転軸を必要
とするため、小型化に不適である、という不都合があっ
た。
【0008】この発明では、従来の自動復帰式スイッチ
におけるこれらの不都合を解決し、簡単な構成で、省ス
ペース化も可能な自動復帰式スライドスイッチを提供す
ることを目的とする。具体的にいえば、一つのバネ部材
を使用するだけで、二方向への操作と中立位置への自動
復帰を可能にして、中立位置でのアンバランスの発生を
回避し、同時に部品点数の節減によるコストダウンも実
現することを目的とする。
【0009】また、この自動復帰機能を、いわゆる電気
的なスイッチだけでなく、中立位置から二方向へ操作し
ている間だけ作動し、無負荷状態になると、自動的に再
び中立位置へ復帰する構造に適用して、自動復帰式スラ
イド構造を提供することを目的とする。この自動復帰式
スライド構造は、機械的な制御を行う装置を制御対象と
することができるので、微調整を伴うガバナー等の開閉
制御に好適である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
操作ノブを有するスライド部と、該スライド部の操作ノ
ブが移動するスライド溝を有し、前記スライド部が収納
されるケースと、一個のバネ部材とからなるスライドス
イッチにおいて、前記ケースは、前記操作ノブの移動方
向へスライド部をガイドすると共に、前記バネ部材の各
端部を押圧する二個のリブを備え、前記スライド部は、
前記バネ部材を収納する空間部と、該空間部に連続して
前記操作ノブの二つの移動方向に形成された前記リブ嵌
合用の切り溝とを備え、前記一個のバネ部材を、前記ス
ライド部の空間部に、前記ケースの二個のリブとそれぞ
れ各一端部を当接させて収納した自動復帰式スライドス
イッチを構成している。
【0011】第2に、上記第1の自動復帰式スライドス
イッチにおいて、上記ケースの内部には、パターンが形
成されたフレキシブル端子等の端子部が収納され、上記
スライド部には、前記端子部のパターンに対応する摺動
接点が設けられている構成である。
【0012】第3に、上記第2の自動復帰式スライドス
イッチにおいて、上記端子部のパターンは、スイッチの
機能に応じて、無負荷状態でオフ、操作ノブの移動状態
でオン、あるいは無負荷状態でオン、操作ノブの移動状
態でオフのパターン、または、操作ノブの移動状態によ
り抵抗値が徐々に変化する無段階連続可変抵抗、さらに
は、多段階可変抵抗のパターン等を形成されている。
【0013】第4に、上記第1のから第3自動復帰式ス
ライドスイッチにおいて、上記ケースと上記スライド部
は、その側面の形状が円弧状に形成されている構成であ
る。
【0014】第5に、操作ノブを有するスライド部と、
該スライド部の操作ノブが移動するスライド溝を有し、
前記スライド部が収納されるケースと、一個のバネ部材
とからなるスライド構造において、前記ケースは、前記
操作ノブの移動方向へスライド部をガイドすると共に、
前記バネ部材の各端部を押圧する二個のリブと、前記操
作ノブ用のスライドと対向する面上に、後記フック部材
が移動する第2のスライド溝とを備え、前記スライド部
は、前記バネ部材を収納する空間部と、該空間部に連続
して前記操作ノブの二つの移動方向に形成された前記リ
ブ嵌合用の切り溝と、前記操作ノブの対向する面に前記
ケースから突出するフック部材とを備え、前記一個のバ
ネ部材を、前記スライド部の空間部に、前記ケースの二
個のリブとそれぞれ各一端部を当接させて収納した自動
復帰式スライド構造を構成している。
【0015】第6に、上記第5の自動復帰式スライド構
造において、上記フック部材には、電気的スイッチ、ガ
バナーその他の機械的な動作を行う装置が固定される構
成である。
【0016】
【作用】この発明では、従来の二方向操作が可能なスラ
イドスイッチは、回転式またはシーソー式であるため、
回転軸が必要となって、省スペース化に適さない、とい
う問題点があるので、小型化を可能にするために、従来
の一方向のみの自動復帰式スライドスイッチに注目し
た。まず、この一方向性のスライドスイッチを、そのま
ま二方向性に自動復帰が可能な構成にするためには、従
来の二方向のシーソー式の場合と同様に、二個のコイル
バネを使用して両方向に対する復帰力を発生させる必要
がある。
【0017】しかし、このような構成を採用すると、小
型化が困難であるだけでなく、シーソー式と同様に、二
個のコイルバネの特性を揃えなければならない。もし、
二個のコイルバネの特性(弾力性)が異なると、センタ
ー位置での安定性が低下する、という不都合が生じる。
【0018】この発明では、二方向の自動復帰式スライ
ドスイッチも、一回の操作は一方向だけであるから、一
個のコイルバネ等の弾性体を使用するだけで、二方向に
対する復帰力を発生させるることが可能である、という
点に着目し、一個のコイルバネに対して、一方向への操
作時に、逆方向に対する復元力(反発力)が生じるよう
に作用させれば、従来の一方向性の自動復帰式スライド
スイッチと同様な比較的簡単な構造で、二方向への操作
と自動復帰とが行えるように構成している。そのため、
中立状態でセンター位置にある一個のコイルバネを、ス
イッチの操作ノブ(スライド部)によって一方向へ押圧
する際、一個のコイルバネに生じる復元力が、常に操作
方向と逆向きとなるように、操作ノブの内部の形状を変
更している。
【0019】詳しくいえば、センター位置では、コイル
バネに対して力を与えず、一方向への操作時には、逆方
向への復元力が発生されるように、コイルバネを操作方
向へ移動させて押圧し、無負荷状態になると、自動的に
中立のセンター位置に復帰させる、すなわち、コイルバ
ネを操作方向へ移動させて押圧することによって、一個
のコイルバネを使用するだけで、二方向へのスイッチ操
作と自動復帰作用とが行えるように構成している(請求
項1から請求項6の発明)。そして、一個のコイルバネ
のみを使用し、ケースに対しても、スライド部に対して
も、固定端を有しないように構成すれば、無負荷状態で
は、その復元力のみでセンター位置へ自動的に復帰する
ことが可能となり、構造が簡単で、しかも、従来のシー
ソー式のように、二個のバネにアンバランスが生じる恐
れもない、安定した中立状態の自動復帰式スライドスイ
ッチが得られる。
【0020】
【実施例1】この発明の自動復帰式スライドスイッチに
ついて、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明
する。この実施例は、主として請求項1の発明に対応し
ているが、請求項2から請求項5の発明にも関連してい
る。
【0021】図1は、この発明の自動復帰式スライドス
イッチについて、その一実施例を示す斜視図である。図
において、1はノブを有するスライド部で、1aはその
操作ノブ、2はケースで、21はそのスライド溝を示
し、矢印AとBはそれぞれ操作方向と自動復帰の向き、
Cはセンター位置を示す。
【0022】この図1に示すように、この発明の自動復
帰式スライドスイッチは、ほぼ長方形の筐体を有するケ
ース2と、内部に収納され、ケース2の一面に設けられ
たスライド溝21から突出された操作ノブ1aを有する
スライド部1とから構成されている。通常の無負荷状態
(非操作時)には、操作ノブ1aは、センター位置Cに
セットされている。
【0023】操作ノブ1aを一方向、例えば矢印Aの方
向へ操作すると、ケース2のスライド溝21に沿って、
その終端位置まで移動されるが、指を離して無負荷状態
にすると、A側の太矢印で示すように、操作ノブ1a
は、自動的に最初のセンター位置Cに復帰する。また、
逆の方向、すなわち、矢印B側へ操作した場合も同様で
ある。
【0024】なお、操作ノブ1aは、操作中のどの位置
(センター位置Cとスライド溝21の終端位置の間の任
意の位置)で指を離しても、自動的にセンター位置Cに
復帰される。このように、操作ノブ1aをセンター位置
Cへ自動復帰させる作用は、すでに述べたように、ケー
ス2内に設けられた一個のバネ部材(コイルバネその他
の弾性体、以下、単にコイルバネという)によって行わ
れる。
【0025】そして、この発明では、図1には図示され
ていないが、ケース2内に一個のコイルバネが設けられ
ており、操作方向に対して、常に逆方きの復元力が発生
されるように構成した点に特徴を有している。次に、こ
の発明の自動復帰式スライドスイッチについて、その内
部のスイッチ回路とスイッチ動作とを説明する。
【0026】図2は、図1に示したこの発明の自動復帰
式スライドスイッチについて、ケース2の内側に形成さ
れる回路と、スライド部1の外観を示す図で、(1) はケ
ース2の内部に形成されるパターン部の形状の状態、
(2) はスライド部1の斜視図である。図における符号は
図1と同様であり、11はケース2のリブが挿入される
切り欠き部、3はフレキシブル端子で、3a〜3cはそ
のパターン、4は摺動接点を示す。
【0027】図1のスライド部1は、この図2(2) に斜
視図で示すような外部形状を有している。このスライド
部1の一側面には、スイッチ回路の摺動接点4が取り付
けられている。
【0028】また、ケース2の内部には、図2(1) に示
すように、スライド部1の摺動接点4に対応する位置
に、パターン3a〜3cが形成されたフレキシブル端子
3が設けられている。そして、無負荷状態では、スライ
ド部1の摺動接点4と、フレキシブル端子3上のパター
ン3a〜3cとは、その中央のパターン3bのみが接続
されるので、スイッチ回路としては無接続の状態を保っ
ている。
【0029】この状態で、操作ノブ1aが操作されて、
いずれか一方へ移動されると、フレキシブル端子3上の
他のパターン3a(または3c)も、対応する摺動接点
4と接続されることになる。このように、図1に示した
自動復帰式スライドスイッチは、この図2に示すような
スライド部1と、ケース2内にフレキシブル端子3とを
備えている。なお、組立て工程においては、ケース2の
一面(例えばフレキシブル端子3が組込まれる面の対向
面)を開放しておき、組立て後に、溶着等によってカバ
ーとケースとを一体的に固定する。ケース2は、このよ
うな構成である。次に、スライド部1とケース2の内部
構成を説明する。
【0030】図3は、図1に示したこの発明のスライド
スイッチの一実施例を示す図で、ケース内に収納される
スライド部の略縦断面図である。図における符号は図1
と同様であり、11aと11bはスライド部1に設けら
れた切り溝(図2の切り欠き部11の延長部に相当する
溝)、12はスライド部1のバネ部材を収納する空間
部、12aと12bは空間部12のコイルバネ5の端部
と接触する内壁面、13と14はケース2と接触する外
壁面、2aと2bはケース2に設けられたリブ、22と
23はスライド部1の外壁面13,14に対向するケー
ス2の内壁面、5はコイルバネを示し、Lはスライド部
1に設けられたバネ部材収納部(空間部)12の長軸方
向(移動方向)の長さ、MとNはコイルバネ5の最大ス
トローク量を示す。
【0031】この図3には、図1に示した自動復帰式ス
ライドスイッチについて、その基本的な構成をケース2
の側面図(カバーを取り除いた状態)と、スライド部1
の断面図とで示している。このスイッチは、図1に外観
図を示したスライド部1とケース2(カバーも含む)、
および図3に示したコイルバネ5の計3点の部品で構成
される。
【0032】操作ノブ1aを有するスライド部1には、
図2に示したように、ケース2のリブ2a,2bと係合
する切り欠き部11が設けられている。この切り欠き部
11を、図3に断面図で示すと、スライド部1の外壁面
13と14とを結ぶ切り溝11a,11bの形状にされ
ている。これらの切り溝11a,11bは、ケース2内
に設けられたリブ2a,2bと嵌合してガイドされるの
で、操作ノブ1aは、この図3の状態から、左右の二方
向(長軸方向)へ自由に摺動することが可能である。
【0033】また、このスライド部1の一側面、先の図
2(2) で摺動接点4が設けられている面と対向する面
(反対側の面で、ケース2の開放面)には、図3に示し
たようなコイルバネ5が収納される空間部12が設けら
れている。ケース2内に設けられるリブ2aと2bとの
間にも、この空間部12の移動方向(図3の左右方向)
の長さLと同じ長さの空隙が、形成されている。
【0034】このリブ2a,2bは、スライド部1をガ
イドすると共に、操作時にはコイルバネ5の一端を押圧
する機能を有しているので、コイルバネ5の直径に比べ
て大きな幅(図3では紙面と垂直方向)を必要とする。
一個のコイルバネ5は、このスライド部1に設けられた
長さLの空間部12内に、その両端をリブ2a,2b、
および空間部12の内壁面12a,12bによって、や
や圧縮された状態で安定的に収納される。
【0035】そのため、スライド部1は、コイルバネ5
の初期力(小さな復元力)によってケース2内に固定さ
れ、操作ノブ1aは、図1のセンター位置Cに中立状態
で保持される。この初期状態(無負荷状態)で、操作ノ
ブ1aが矢印Aの方向へ押されると、コイルバネ5が圧
縮されて、次の図4に示すように、スライド部1がケー
ス2内を移動する。
【0036】図4は、図3の自動復帰式スライドスイッ
チについて、操作ノブを中立状態から一方向へ操作させ
た状態の一例を示す略縦断面図である。図における符号
は図3と同様であり、5aと5bはコイルバネ5の両端
部を示す。
【0037】この図4では、操作ノブ1aを、図1の矢
印Aの方向へ移動させた状態を示している。操作ノブ1
aを操作すると、コイルバネ5の一端5bが、スライド
部1の内壁面12bと接触して押圧される。この状態で
は、コイルバネ5の他の一端5aが、リブ2aによって
押え付けられるので、コイルバネ5には、移動量に応じ
た圧縮力が生じる。
【0038】そして、操作ノブ1aを最大ストローク量
Mだけ移動させると、スライド部1の外壁面13が、ケ
ース2の内壁面22と接触する。この状態が図4に示さ
れており、コイルバネ5の一端5bは、スライド部1の
空間部12の内壁面12bによって、他の一端5aは、
ケース2のリブ2aによって押圧され、コイルバネ5に
は、強い復元力が発生する。
【0039】操作ノブ1aから指を離すと、コイルバネ
5の復元力によって、スライド部1は、再びセンター位
置Cへ自動的に復帰する。逆方向へ操作した場合も、同
様であり、操作ノブ1aを図1の矢印Bの方向へ操作す
ると、図3のコイルバネ5の一端5aが、スライド部1
の空間部12の内壁面12aによって、他の一端5b
は、ケース2のリブ2bによって押圧され、コイルバネ
5に強い復元力が発生する。
【0040】以上のように、一個のコイルバネ5が、ケ
ース2に対しても、スライド部1に対しても、固定端を
有しないように構成することにより、その復元力のみ
で、センター位置Cへ安定して保持されるようにしてい
る。このように、一個のコイルバネ5を使用して、二方
向への動作を行うので、従来のシーソー式のように、二
個のバネにアンバランスが生じる恐れがなくなり、無負
荷状態になると、正確にセンター位置Cへ復帰される。
しかも、回転軸も不要である。
【0041】次に、この発明の自動復帰式スライドスイ
ッチについて、その組立て工程を説明する。組立て時に
は、まず、図3に示したスライド部1の空間部12内
に、コイルバネ5を挿入する。
【0042】この状態では、コイルバネ5が、その初期
力によって空間部12の内壁面12aと12bの間に保
持されるので、その後、コイルバネ5が組込まれたスラ
イド部1をケース2内にはめ込み、ケース2の開放面に
カバーを固定すればよい。このように、組立て工程も簡
単であり、部品点数も少ないので、コスト面でも有利で
ある。
【0043】
【実施例2】ここでは、先の第1の実施例に関連するバ
ネ部材と、スイッチの接点とを説明する。したがって、
この第2の実施例も、主として請求項1の発明に対応
し、また、請求項2と請求項3の発明に関連する。
【0044】まず、バネ部材については、先の第1の実
施例では、バネ部材がコイルバネ5の場合を中心に説明
した。このバネ部材は、操作ノブ1aの操作時に、スラ
イド部1のバネ収納部を形成する空間部12の内壁面1
2b(または12a)と、ケース2のリブ2a(または
2b)との間で圧縮されるので、バネ部材には、リブ2
a,2bの厚み(図3では図の上下方向の大きさ)より
大きな直径をもたせる必要がある。
【0045】一方、リブ2a,2bは、スライド部1を
ガイドする機能も有しているので、一般的には、平板状
に形成する方が、安定したガイド作用が期待できるた
め、好ましいといえる。そのために、リブ2a,2bの
幅(図3では紙面と垂直方向の大きさ)を、バネ部材の
直径より大きくしておけばよい。
【0046】図5は、バネ部材の実施例を示す図で、
(1) はコイルバネ、(2) は薄板バネを示す。図におい
て、dはコイルバネの直径、d′は薄板バネの厚みを示
す。
【0047】バネ部材として、例えばこの図5(1) に示
すように、直径dのコイルバネを使用する場合、リブ2
a,2bの幅をこの直径dより大きくすれば、コイルバ
ネの一端の一部と接触するので、リブ2a,2bによっ
て押圧される。他方、図5(2) のように、厚みd′の薄
板バネを使用するときは、薄板バネの一端と、リブ2
a,2bとが必ず接触されるので、特に薄板バネの厚み
d′を考慮する必要はない。
【0048】次に、スイッチ回路に関しては、図2(1)
と(2) で、パターン3a〜3cを有するフレキシブル端
子3と、摺動接点4とについて説明した。この場合に
は、操作ノブ1aが、中立状態(センター位置C)のと
き、スイッチ回路がオフで、いずれか一方向へ操作され
ると、スイッチ回路がオン状態になる構成である。
【0049】しかし、フレキシブル端子3のパターン
を、その抵抗値が徐々に変化するように形成しておけ
ば、操作ノブ1aの移動ストローク量に応じて、無段階
連続可変抵抗スイッチを構成することができる。また、
図2(1) に示したフレキシブル端子3のパターン3a〜
3cを変更することによって、操作ノブ1aが中立状態
でオフ、両端でオンの代りに、中立状態でオン、両端で
オフ状態にしたり、あるいは、多段階可変スイッチを構
成することもできる。
【0050】
【実施例3】この第3の実施例は、先の第1と第2の実
施例で説明した自動復帰式スライドスイッチの長軸方向
の構造と形状を、直線状から円弧状に変更した点に特徴
を有している。この第3の実施例は、主として請求項4
の発明に対応しているが、請求項1から請求項3の発明
にも関連している。
【0051】図6は、この発明の自動復帰式スライドス
イッチについて、第3の実施例を示す側面図である。図
における符号は図3と同様である。
【0052】この図6では、ケース2の長軸方向が、大
きな半径を有する円弧状に形成されている。復元力を生
じさせるバネ部材は、必ずしも直線的に圧縮される必要
はなく、その材質を適当に選択すれば、ある程度の円弧
状でも、スライド部1内の空間部12内で、所望の形状
に圧縮される。したがって、スライド部1の形状も、こ
のケース2に合せて円弧状にすれば、その内部を両方向
へ摺動させることができる。
【0053】このように、自動復帰式スライドスイッチ
の側面の形状を、円弧状に形成すれば、システム等を構
成する装置への実装時に、スペースの形状に応じて所望
の位置へ取り付けることが可能になる。しかも、自動復
帰式スライドスイッチ自体は、先の第1から第3の実施
例で述べたのと同様の作用効果を奏するので、実装され
る装置のスペースの形状によって利用範囲が一層拡大さ
れる。
【0054】
【実施例4】この第4の実施例は、主として請求項5と
請求項6の発明に対応しているが、請求項1から請求項
4の発明にも関連している。この第4の実施例は、先の
第1から第3の実施例で説明したスライド動作を、機械
的な制御装置に適用した点に特徴を有している。
【0055】先の図1から図3で説明した自動復帰式ス
ライドスイッチにおいて、図2に示したスイッチ回路の
各部品であるケース2内に収納したパターン3a〜3c
を有するフレキシブル端子3と、スライド部1に設けた
摺動接点4とを、ケース2の外部に設ける構成も可能で
ある。この構成では、今までに説明した自動復帰式スラ
イドスイッチとして機能する部分は、実質的には自動復
帰式スライド構造だけであり、制御対称のスイッチ回路
は、含まれていないことになる。
【0056】図7は、この発明の自動復帰式スライドス
イッチについて、他の実施例を示す側面図である。図に
おける符号は図3と同様であり、15はスライド部1と
一体的に構成されたフック部材、6は別個の電気的スイ
ッチを示す。
【0057】この図7は、先の図3に対応している図で
あり、ケース2内部の構成は、基本的に同様である。し
かし、図3においては、図2(1) と(2) に示したような
スイッチ回路の部品が設けられているという前提で、ス
イッチの一実施例として説明した。
【0058】この図7では、スライド部1の操作ノブ1
aと対向する面に、スライド部1と一体的に構成された
フック部材15が設けられている場合を示している。こ
のフック部材15も、ケース2の上面に設けられたスラ
イド溝21(図1)と同様の第2のスライド溝によって
二方向への移動が可能である。
【0059】この構成でも、操作ノブ1aの操作による
スライド部1の二方向への移動と、コイルバネ5の復元
力による自動的な中立状態への復帰動作は、先の実施例
と同様である。そして、図7の実施例では、スライド部
1の二方向への移動に対応して、新たに一体的に構成さ
れたフック部材15も同時に移動される。
【0060】そこで、このフック部材15をケース2の
外部へ突出させておき、このフック部材15を介して、
別個の電気的スイッチ6を制御するようにしている。な
お、別個の電気的スイッチ6は、先の第2の実施例で述
べたように、操作ノブ1aが中立状態でオフ、両端でオ
ン、あるいは、中立状態でオン、両端でオフ状態となる
スイッチでもよいし、また、操作ノブ1aの移動ストロ
ーク量に応じて、無段階連続可変抵抗スイッチでも、多
段階可変スイッチでもよい。
【0061】このように構成すれば、今までに述べた自
動復帰式スライドスイッチは、必ずしも、いわゆる電気
的なスイッチを内蔵している必要はない。すなわち、操
作ノブ1aの移動量(ストローク量)に対応して、バネ
部材による復元力が生じるスライド構造として利用する
ことが可能になる。
【0062】したがって、基本的な構成と動作は、第1
と第2の実施例で詳しく説明したとおりである。図7で
は、ケース2に、操作ノブ1aと共に、スライド部1と
一体的に構成されたフック部材15とを設けて、自動復
帰式スライドを行うようにしている。この第4の実施例
では、このような認識により、今までに説明した自動復
帰の機能を、電気的なスイッチだけでなく、その他一般
の機械的な制御装置に適用して、自動復帰式スライド構
造とする場合である。
【0063】また、フック部材15へ、例えばガバナー
のように、中立状態では開口量がゼロで、移動量に応じ
て開口量が大きくなる機械的な装置を取り付ければ、操
作ノブ1aを操作することによって、開口量の制御と、
センター位置への自動復帰とを行うことができる。被制
御対称の装置としては、ガバナーの他に、例えばビデオ
カメラ等で使用するズームレンズの焦点制御機構を接続
することもできる。
【0064】なお、バネ部材の材質によっては、その復
元力を非直線状に変化させることも可能であり、例えば
両端に向うほど、非直線状の大きな復元力を発生させれ
ば、このような制御特徴を必要とする制御対称に好適で
ある。この場合に、所望の復元力が得られる操作ノブ1
aの位置を測定することによって、バネ部材が復元力を
生じる範囲内で、非対称動作を行うこともできる。
【0065】すなわち、図3に示した最大ストローク量
M,Nは、任意で独立に決定することが可能であり、無
負荷状態で、中立の位置へ自動的に復帰すれば、十分に
自動復帰スライド構造として機能する。以上のように、
この発明の自動復帰式スライド構造は、非負荷状態では
センター位置にあり、操作された移動量に応じて生じる
復元力を利用して、再び非負荷状態になると、自動的に
センター位置へ復帰するので、被制御装置が機械的な装
置であっても、十分に機能するものである。
【0066】
【発明の効果】請求項1から請求項4のスライドスイッ
チでは、バネ部材である弾性体を一個使用するだけで、
二方向の動作を可能にした自動復帰式スライドスイッチ
を構成している。このように、バネ等の弾性体は一個だ
けであるから、二方向の復帰力にバラツキが生じること
がなく、安定したセンター位置が得られると共に、故障
等の発生要素も減少されて、信頼性が著しく向上され
る。
【0067】また、従来の回転式のように軸中心を有し
ないため、省スペースであり、その用途が拡大される。
しかも、バネ部材等の弾性体を一個使用するだけの簡単
な構成であるから、部品点数が少なくて済むと共に、組
立て工程も簡略化されるので、コストダウンも可能にな
る。
【0068】請求項5と請求項6のスライド構造でも、
スライドスイッチと同様に、バネ部材である弾性体を一
個使用するだけで、二方向の動作を可能にした自動復帰
式スライド構造を構成している。したがって、請求項1
から請求項4のスライドスイッチと同様の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動復帰式スライドスイッチについ
て、その一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示したこの発明の自動復帰式スライドス
イッチについて、ケース2の内側に形成される回路と、
スライド部1の外観を示す図である。
【図3】図1に示したこの発明のスライドスイッチの一
実施例を示す図で、ケース内に収納されるスライド部の
略縦断面図である。
【図4】図3の自動復帰式スライドスイッチについて、
操作ノブを中立状態から一方向へ操作させた状態の一例
を示す略縦断面図である。
【図5】バネ部材の実施例を示す図である。
【図6】この発明の自動復帰式スライドスイッチについ
て、第3の実施例を示す側面図である。
【図7】この発明の自動復帰式スライドスイッチについ
て、他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スライド部 1a 操作ノブ 11aと11b スライド部1に設けられた切り溝 12 バネ部材を収納する空間部 2 ケース 2aと2b ケース2に設けられたリブ 21 スライド溝 3 フレキシブル端子 4 摺動接点 5 コイルバネ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ノブを有するスライド部と、該スラ
    イド部の操作ノブが移動するスライド溝を有し、前記ス
    ライド部が収納されるケースと、一個のバネ部材とから
    なるスライドスイッチにおいて、 前記ケースは、前記操作ノブの移動方向へスライド部を
    ガイドすると共に、前記バネ部材の各端部を押圧する二
    個のリブを備え、 前記スライド部は、前記バネ部材を収納する空間部と、
    該空間部に連続して前記操作ノブの二つの移動方向に形
    成された前記リブ嵌合用の切り溝とを備え、 前記一個のバネ部材を、前記スライド部の空間部に、前
    記ケースの二個のリブとそれぞれ各一端部を当接させて
    収納したことを特徴とする自動復帰式スライドスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 請求項1の自動復帰式スライドスイッチ
    において、 上記ケースの内部には、パターンが形成されたフレキシ
    ブル端子等の端子部が収納され、上記スライド部には、
    前記端子部のパターンに対応する摺動接点が設けられて
    いることを特徴とする自動復帰式スライドスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2の自動復帰式スライドスイッチ
    において、 上記端子部のパターンは、スイッチの機能に応じて、無
    負荷状態でオフ、操作ノブの移動状態でオン、あるいは
    無負荷状態でオン、操作ノブの移動状態でオフのパター
    ン、または、操作ノブの移動状態により抵抗値が徐々に
    変化する無段階連続可変抵抗、さらには、多段階可変抵
    抗のパターン等が形成されていることを特徴とする自動
    復帰式スライドスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3の自動復帰式スラ
    イドスイッチにおいて、 上記ケースと上記スライド部は、その側面の形状が円弧
    状に形成されていることを特徴とする自動復帰式スライ
    ドスイッチ。
  5. 【請求項5】 操作ノブを有するスライド部と、該スラ
    イド部の操作ノブが移動するスライド溝を有し、前記ス
    ライド部が収納されるケースと、一個のバネ部材とから
    なるスライド構造において、 前記ケースは、前記操作ノブの移動方向へスライド部を
    ガイドすると共に、前記バネ部材の各端部を押圧する二
    個のリブと、前記操作ノブ用のスライドと対向する面上
    に、後記フック部材が移動する第2のスライド溝とを備
    え、 前記スライド部は、前記バネ部材を収納する空間部と、
    該空間部に連続して前記操作ノブの二つの移動方向に形
    成された前記リブ嵌合用の切り溝と、前記操作ノブの対
    向する面に前記ケースから突出するフック部材とを備
    え、 前記一個のバネ部材を、前記スライド部の空間部に、前
    記ケースの二個のリブとそれぞれ各一端部を当接させて
    収納したことを特徴とする自動復帰式スライド構造。
  6. 【請求項6】 請求項5の自動復帰式スライド構造にお
    いて、 上記フック部材には、電気的スイッチ、ガバナーその他
    の機械的な動作を行う装置が固定されることを特徴とす
    る自動復帰式スライド構造。
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