JP4250916B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、叩き動作をする施療子を備えたマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からソレノイドを用いて施療子を叩き動作させるマッサージ機が知られているが、従来のソレノイドを用いたマッサージ機は、使用者自らが施療部位までマッサージ機を移動させ、押し付けることで叩きマッサージを行っていた。また、叩きマッサージの強さに関しても使用者自らが施療子に対して施療部位を強く押し付けたり、軽く押し付けたりして調整しなければならず、所望の施療部位を好みの強さで自動的に叩きマッサージすることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、所望の施療部位を好みの強さで自動的に叩きマッサージすることができるマッサージ機を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るマッサージ機は、施療子アーム8に、ソレノイド42により叩き動作される施療子1と、ソレノイド42により叩き動作されない施療子1aとを設け、該施療子アーム8を人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向のうち少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えたマッサージ機において、上記施療子アーム8にソレノイド42により叩き動作される施療子1を取付けるに当たり、施療子アーム3に設けたソレノイド支持部材45に緩衝材46を介してソレノイド42を取付け、該ソレノイド42のプランジャー42aの先端部に設けた施療子取付け部57にソレノイド42により叩き動作される施療子1を取付けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、叩き動作を行うソレノイドを有する施療子アーム8を3次元的に任意の方向に駆動させることで、自動的に所望の施療部位を叩きマッサージしたり、好みの強さで叩きマッサージすることができるものである。また、ソレノイド支持部材45に緩衝材46を介してソレノイド42を取付けるので、ソレノイド42から発生する振動が他の構成部材に伝わるのを防止できる。
【0005】
また、施療子アーム8を一対設け、各施療子アーム8にそれぞれ施療子1と施療子1を叩き動作させるソレノイド42とを設けることも好ましい。このような構成とすることで、両肩や腰等の部位を広い面積で叩き動作することが可能となり、また一対の施療子1により変化に富んだマッサージパターンが得られることになる。
【0006】
また、ソレノイド42に設けたコイル47内に発生する磁界による吸引力で移動するプランジャー42aの先端に設けた施療子1の移動速度である施療子1の叩き速度を可変とするようにソレノイド42を制御する制御部7を設けることが好ましい。使用者の好みに応じて叩き動作速度を可変にできるものである。
【0007】
また、一対の施療子1が非同期して叩き動作するように各ソレノイド42を制御する制御部7を設けることが好ましい。このように一対の施療子1を非同期とすることで、左右の両肩を交互に叩くといったより人手による叩きマッサージに近いマッサージが可能となるものである。
【0008】
また、一対の施療子1のそれぞれにおいて叩き動作速度を可変とするように各ソレノイド42を制御する制御部7を設けることが好ましい。このような構成とすることで、左右の肩のこり度合いの違いに応じて左右の叩き動作速度を変えるといったより個々人に対応した好みの叩きマッサージができるものである。
【0009】
また、ソレノイド42による施療子1の叩き動作速度をサイン波状に制御する制御部7を設けることが好ましい。このような構成とすることで、使用者に対して急に強い刺激を与えるマッサージ動作ではなく、徐々に刺激が強くなってまた徐々に刺激が弱くなるというようにソフトな刺激感で且つ変化に富んだ刺激感のある叩きマッサージ動作を得ることができるものである。
【0010】
また、ソレノイド42による施療子1の叩き動作速度を複数持った自動コースを備えることが好ましい。このような構成とすることで、使用者は複数の叩きマッサージ動作のパターンをあらかじめ組み込んでおくことで、スタート釦を押し、自動コースを選択するだけで変化に富んだ叩きマッサージ動作を得ることができるものである。
【0011】
また、ソレノイド42のプランジャー42aが、叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャー42aが移動しない位置に位置していることが好ましい。このようにソレノイド42のプランジャー42aが叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャー42aが移動しない位置に位置しているので、施療子1に負荷がかからない限りプランジャー42aはその場で停止したままであって、プランジャー42aの往復運動で生じる騒音が発生することがないものである。
【0012】
また、ソレノイド42のプランジャー42aをプランジャー保持部材43により往復移動可能に保持し、ソレノイド42のプランジャー42aが叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャー42aが移動しない位置に位置させ、この叩き動作停止状態においてはばね力がプランジャー42aに作用せず且つ施療子1に人体から負荷がかかるとプランジャー42aにばね力が作用するようになったばね48をプランジャー42aに遊嵌させると共に該ばね48を施療子1とプランジャー保持部材43との間に配設することが好ましい。このような構成とすることで、組み立て時にプランジャー42aの位置合わせを行うことなく、ばね48の自然長により自動的にプランジャー42aを叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによっては移動しない位置に位置させることができるものである。また、施療子1に人体に加えられた負荷を吸収して一定の強さで叩き動作が可能となるとともに、叩き動作における振動騒音の低減化が図れるものである。
【0013】
また、ソレノイド42のプランジャー42aをプランジャー保持部材43により往復移動可能に保持し、プランジャー42aのコイル内を往復移動する部分よりもプランジャー保持部材43内に往復移動自在に挿通している部分を小径とし、このプランジャー42aの小径となった小径部42bと大径となった大径部42cとの境の段付き部42dがプランジャー42aの移動によりプランジャー保持部材43に当たらないようにプランジャー保持部材43と段付き部42dとの間に隙間44を設けることが好ましい。このような構成とすることで、プランジャー42aのプランジャー保持部材43で保持している部分を他の部分よりも小径とすることで、プランジャー42aとプランジャー保持部材43との摩擦を低減できるものであり、また、プランジャー42aの小径となった小径部42bと大径となった大径部42cとの境の段付き部42dがプランジャー42aの移動によりプランジャー保持部材43に当たらないようにプランジャー保持部材43と段付き部42dとの間に隙間44を設けることで、叩き動作時にも部品同士の衝突を防ぐことができるものである。
【0014】
また、プランジャー42aのプランジャー保持部材43で往復移動自在に保持されている部分を非磁性体とすることが好ましい。このように、プランジャー42aの磁性体の部分をコイル47内を往復運動する部分に限定し、それ以外の部分を非磁性体とすることでコイル47内で発生した磁力で往復運動する力を弱めることなく叩き動作を行うことができるものである。
【0016】
また、緩衝材46にクッション性のあるゴム成形部材を用いることが好ましい。このような構成とすることで、ソレノイド42から発生する振動をより吸収すると共に絶縁体であるゴム成形部材によりソレノイド42から発生する電磁波等が他の構成部材に伝わるのを防ぐことができるものである。
【0017】
また、施療子1をプランジャー42aと同軸上に配設することが好ましい。すなわち、施療子1とプランジャー42aとが同軸上に位置しない場合は、人体からの負荷がかかったまま施療子1を移動させてしまうと施療子アーム8等が破損してしまったり、叩き動作の力が弱まってしまうが、施療子1をプランジャー42aと同軸上に配設することでこのようなことを解消できることになる。
【0018】
また、施療子1を叩き動作させるソレノイド42を有する施療子アーム8を椅子35の背もたれ部36内部に配設することが好ましい。このように椅子35の背もたれ部36内部に設けることで、肩から腰までマッサージ機を上下に移動させることができて、より広い範囲のマッサージを行うことができるものである。
【0019】
また、1つのソレノイド42に2以上の施療子1を具備することが好ましい。このような構成とすることで、広い範囲、あるいは離れた部分を1つのソレノイド42の動作でマッサージできると共に、ソレノイド42、回路等のコスト節減することができるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0021】
本発明のマッサージ機は、施療子1を叩き動作させるソレノイド42を有する施療子アーム8を、人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向のうち少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えたものである。添付図面に示す実施形態では、施療子1を叩き動作させるソレノイド42を有する施療子アーム8を、人体側への突出方向に動作させる強弱駆動部2と、巾方向に動作させる巾駆動部3と、上下方向に動作させる上下駆動部4という3つの駆動部を備えており、これら3つの駆動部が全体として図1、図2、図3に示すような一つの主体ブロック24に組み込んである。この主体ブロック24は図4に示すように強弱駆動部2のユニットと、図6に示すような上下駆動部4のユニットと、図5に示すような巾駆動部3のユニットとの3つのユニットから構成してあり、これら3つのユニットを組み立てることで図1、図2、図3に示すような主体ブロック24を構成している。
【0022】
この主体ブロック24には図3乃至図6に示すように、強弱駆動部2、巾駆動部3、上下駆動部4の各駆動部の駆動源としてそれぞれモータ25a、25b、25cが設けてある。
【0023】
主体ブロック24の両側板24a間には巾駆動軸10が回動自在に取付けてある。巾駆動部3のモータ25bの出力軸20bにはプーリ21bが設けてあり、該プーリ21bと巾駆動軸10の端部に設けたプーリ29bとにベルト28bが掛回してある。上記巾駆動軸10には外周に雄ねじ10aを設けてあり、この雄ねじ10aは巾駆動軸10の長手方向の中間部を境にして左右の雄ねじ10aは互いに逆ねじの関係となっている。この巾駆動軸10の左右の雄ねじ10aにはそれぞれ施療子1を叩き動作させるソレノイド42を有する施療子アーム8に設けた巾送りナット14(図9参照)が螺合してあり、施療子アーム8の回転方向の運動は後述の強弱駆動用歯車9により行われるので、巾駆動部3のモータ25bを正転あるいは逆転することで、プーリ21b、ベルト28b、プーリ29bを介して巾駆動軸10が正転方向、あるいは逆転方向に回転して一対の施療子アーム8が互いに近づいたり、あるいは互いに離れたりする動作、つまり、巾方向(左右方向)の移動を行うようになっている。
【0024】
施療子アーム8の上記巾方向の可動範囲の両外側に一対の強弱駆動用歯車9が配置してあり、この一対の強弱駆動用歯車9は扇形をした歯車主体の円弧の部分に歯を設けた円弧状歯車9aにより構成してあり、円弧の中心孔9bが巾駆動軸10に遊嵌してあり、左右両側の強弱駆動用歯車9は同士が連結部材31により連結してある。また、左右両側の強弱駆動用歯車9間には少なくとも1つ以上の(実施形態では2つ)巾駆動支軸13が架設してあり、この巾駆動支軸13は巾駆動軸10と平行であり、巾駆動支軸13には一対の施療子アーム8に設けた孔部32が移動自在に被嵌してある。このように、巾駆動軸10と平行に施療子アーム8に挿通した巾駆動支軸13を少なくとも1つ以上設けることで、巾駆動支軸13により人体から負荷がかかった時に施療子アーム8から巾駆動軸10に伝わる応力やねじれを巾駆動支軸13に分散させることができるるものである。
【0025】
左右一対の円弧状歯車9aには後述の強弱駆動部2におけるモータ25aの回転を伝達する一対の伝達用歯車12が噛み合っている。強弱駆動部2のモータ25aの出力軸20aにはプーリ21aが設けてあり、強弱駆動部2のギアボックス26a内にウォームホイール、ウォーム軸が内装してあり、上記プーリ21aとウォーム軸に設けたプーリ29aとにベルト28aが掛回してある。ギアボックス26aと一方の側板24aに上記ウォームホイールにより回転される強弱駆動軸11が回転自在に軸支してあり、強弱駆動軸11の両端部には一対の伝達用歯車12が設けてあり、この左右一対の伝達用歯車12がそれぞれ一対の円弧状歯車9aに噛み合っている。したがって、強弱駆動部2のモータ25aを正転、逆転駆動することで、プーリ21a、ベルト28a、プーリ29a、ウォーム軸、ウォームギアを介して強弱駆動軸11が回転し、強弱駆動軸11が回転することで伝達用歯車12が回転し、これにより円弧状歯車9aを巾駆動軸10と同軸を回転中心として回動し、これにより施療子アーム8を巾駆動軸10と同軸を回転中心として回動し、施療子アーム8の先端部に設けた施療子1の人体側への突出量を可変するようになっている。つまり、施療子アーム8が回動することで施療子1は円弧運動をし(実施形態では巾駆動軸10と同軸を回転中心とした円弧運動をし)て上下方向及び前後方向に移動するようになっていて人体に対する施療子1の当たる強弱を可変するようになっている。
【0026】
主体ブロック24に設けた上下駆動部4は駆動源であるモータ25cと、モータ25cの出力軸20cに設けたプーリ21cと、ギアボックス26c内に内装したウォームホイール、ウォーム軸と、ウォーム軸に設けたプーリ29cと、両プーリ21c、29cに掛回したベルト28cと、ギアボックス26cに回転自在に支持されてウォームホイールにより回転する上下駆動軸30と、上下駆動軸30に設けたローラ部33とピニオン34とを備えており、モータ25cを正転、あるいは逆転駆動することで、プーリ21c、ベルト28c、プーリ29c、ウォーム軸、ウォームギアを介して上下駆動軸30が回転し、上下駆動軸30が回転することでピニオン34が正転又は逆転するようになっている。
【0027】
主体ブロック24は図13に示すような椅子35の背もたれ部36のフレームに設けた上下方向レール(図示せず)に上記上下駆動軸30の両端部のローラ部33を上下移動自在に取付け、上下方向レールに設けたラックに上記ピニオン34を噛み合わせてあり、上下駆動部4のモータ25cを上記のように正転あるいは逆転駆動することで、ラックに噛み合ったピニオン34を正転あるいは逆転して主体ブロック24(つまり主体ブロック24に設けた施療子1)を上方又は下方に移動するようになっている。ここで、主体ブロック24の両側板24aの上部にはローラ58が回転自在に設けてあり、このローラ58も上記上下方向レールに上下移動自在に嵌め込んである。
【0028】
主体ブロック24に設けた施療子1を人体側への突出方向に動作させる強弱駆動部2と、施療子1を巾方向に動作させる巾駆動部3と、施療子1を上下方向に動作させる上下駆動部4とにはそれぞれ各駆動部の駆動に起因した施療子1の動作による位置を検出するセンサ、各駆動部の駆動に起因した施療子1の速度を検出するセンサの少なくとも一方を各駆動部が独立して備えている。
【0029】
そして、各駆動部のセンサからの信号により1つの駆動部を動作させることによるマッサージ動作や2つ以上の駆動部を連動させることによるマッサージ動作を制御部7により制御して行うようになっている。
【0030】
本体ブロック24に設けた強弱駆動部2には強弱駆動部2の駆動に起因した施療子1の揺動位置を検出するセンサ5a(強弱位置センサ)と強弱駆動部2の駆動に起因した施療子1の前後方向の移動速度を検出するセンサ6a(強弱回転センサ)を設けてあり、また、巾駆動部3には巾駆動部3の駆動に起因した施療子1の巾方向の位置を検出するセンサ5b(巾位置センサ)と巾駆動部3の駆動に起因した施療子1の巾方向の移動速度を検出するセンサ6b(巾回転センサ)を設けてあり、また、上下駆動部4には上下駆動部4の駆動に起因した施療子1の上下方向の位置を検出するセンサ5c(上下位置センサ)と上下駆動部4の駆動に起因した施療子1の上下方向の移動速度を検出するセンサ6c(上下回転センサ)を設けてある。なお、上下駆動部4に設けるセンサとしては後述のように上下駆動部4の駆動に起因した施療子1の上下位置を検出するセンサ5cのみを設けてもよい。
【0031】
図12には制御ブロック図が示してあり、制御部7はマイコンにより構成してあり、制御部7により強弱駆動部2のモータ25a、巾駆動部3のモータ25b、上下駆動部4のモータ25cの1つを動作させることによってソレノイド42による叩き動作をする施療子1を備えた施療子アーム8を移動して行う叩きマッサージ動作や、モータ25a、モータ25b、モータ25cのうち2つ以上のモータを連動させることによってソレノイド42による叩き動作をする施療子1を備えた施療子アーム8を移動して行う叩きマッサージ動作を行わせるように制御するようになっている。
【0032】
ここで、制御部7によりモータ25aを制御する場合、モータ25aの駆動に起因した施療子1の揺動位置、移動速度を制御するようになっており、この場合、強弱位置センサ5a、強弱回転センサ6aによりそれぞれモータ25aの駆動に起因した施療子1の揺動位置、移動速度を検出し、設定通りの強弱動作を行うように制御部7により制御するようになっている。また、制御部7によりモータ25bを制御する場合、モータ25bの駆動に起因した施療子1の巾方向の位置、巾方向の移動速度を制御するようになっており、この場合、巾位置センサ5b、巾回転センサ6bによりそれぞれ巾方向の位置、移動速度を検出し、設定通りの巾方向駆動動作を行うように制御部7により制御するようになっている。更に、制御部7によりモータ25cを制御する場合、モータ25cの駆動に起因した施療子1の上下方向の位置、上下方向の移動速度を制御するようになっており、この場合、上下位置センサ5c、上下回転センサ6cによりそれぞれ位置、移動速度を検出し、設定通りの上下方向駆動動作を行うように制御部7により制御するようになっている。なお、上下駆動部4に設けるセンサとして上下駆動部4の駆動に起因した施療子1の上下位置を検出するセンサ5cのみを設けた場合には、上下位置センサ5cにより上下位置を検出し、設定通りの上下方向駆動動作を行うように制御部7により制御する。
【0033】
このように、ソレノイド42による叩き動作をする施療子1を備えた施療子アーム8を人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向のうち少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えているので、叩き動作を行うソレノイド42を有する施療子アーム8を3次元的に任意の方向に駆動させて、自動的に所望の施療部位を叩きマッサージしたり、好みの強さで叩きマッサージすることができるものである。
【0034】
図1乃至図3、図5、図7には施療子アーム8を巾駆動軸10に左右一対螺合して取付けた例が示してあり、図11には施療子アーム8を巾駆動軸10に1つ螺合して取付けた例が示してある。
【0035】
本発明においては、図1乃至図3、図5、図7乃至図9等に示すように、は施療子アーム8にソレノイド42により叩き動作される施療子1と、ソレノイド42により叩き動作されない施療子1aとを設けている。添付図面に示す実施形態ではソレノイド42により叩き動作される施療子1が上、ソレノイド42により叩き動作されない施療子1aが下に位置するように施療子アーム8に取付けてある。なお図11には参考例として施療子アーム8にソレノイド42により叩き動作される施療子1のみを設けた例を示している
【0036】
以下、施療子アーム8への施療子1の取付けにつき説明する。施療子アーム8は図8乃至図10に示すように、前縦片部50の下端部から後方に向けて横片部51を突設し且つ横片部51の側端部から下方に向けて側縦片52を垂設して構成してあり、前縦片部50に後述のようにしてソレノイド42が取付けてあり、また、側縦片52に巾送りナット14を回転できないように収納した巾送りナット収納部16と孔部32を設けてある。更に、側縦片52の前端部には施療子1aとなるもみ玉が回動自在に取付けてある。
【0037】
施療子アーム8の前縦片部50はソレノイド支持部材45となっており、この前縦片部50には孔部50aが設けてあり、この孔部50aに前後方向に貫通孔43aを設けた筒状をしたプランジャー保持部材43を嵌め込んで固着してある。ソレノイド42はコイル枠54、コイル枠54に巻装したコイル47、鉄芯55、前後の鉄芯55間に介在した非磁性体のガイド筒59等よりなる電磁石ブロック56と、電磁石ブロック56内に貫挿されたプランジャー42aとで構成してある。プランジャー42aは前部が小径部42b、後部が小径部42bよりも径の大きい大径部42cとなっている。プランジャー42aの前部の小径部42bがプランジャー保持部材43に前後方向に移動自在に貫挿してある。ソレノイド支持部材45となる前縦片部50の後面部とソレノイド42の電磁石ブロック56との間にクッション性のあるゴム成形部材よりなる緩衝材46を介在させてあり、該緩衝材46の前端部を前縦片部50に固着具により固着し、緩衝材46の後端部を電磁石ブロック56に固着してある。
【0038】
プランジャー42aの小径部42bの先端部には施療子取付け部57が取付けてあり、施療子取付け部57に施療子1となるもみ玉が回動自在に取付けてあり、このようにして取付けた施療子1はプランジャー42aと同軸上に配設してある。すなわち、施療子1とプランジャー42aとが同軸上に位置しない場合は、人体からの負荷がかかったまま施療子1を移動させてしまうと施療子アーム8等が破損してしまったり、叩き動作の力が弱まってしまうが、施療子1をプランジャー42aと同軸上に配設することでこのようなことを解消できるものである。
【0039】
前縦片部50と、施療子1を取付けた施療子取付け部57との間にコイルばねよりなるばね48が介在してあり、このコイルばねよりなるばね48はプランジャー42aを移動自在に保持しているプランジャー保持部材43に被嵌してあり、ばね48の前端部を施療子取付け部57に固着すると共に後端部を前縦片部50に固着してある。
【0040】
プランジャー42aはプランジャー保持部材43で往復移動自在に保持されている部分が非磁性体となり、コイル47内を往復運動する部分が磁性体となっている。実施形態においてはプランジャー保持部材43で往復移動自在に保持されている小径部42bが非磁性体となり、コイル47内を往復運動する大径部42cが磁性体となっている。このようにプランジャー42aの磁性体の部分をコイル47内を往復運動する部分に限定し、それ以外の部分非磁性体とすることでコイル47内で発生した磁力で往復運動する力を弱めることなく叩き動作を行うことができるものである。
【0041】
図10の状態はソレノイド42のプランジャー42aの叩き動作停止時の状態を示している。この図10に示すソレノイド42のプランジャー42aが、叩き動作停止時においてはコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャー42aが移動しない位置となるように設定してある。そして、図10の叩き動作停止状態が上記ばね48の自然長となった状態であり、この叩き動作停止状態においてはばね48のばね力はプランジャー42aに作用しないようになっている。このようにソレノイド42のプランジャー42aの叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャー42aが移動しない位置となるように設定してあることで、施療子1に負荷がかからない限りプランジャー42aは図10の状態で停止したままであって、プランジャー42aの往復運動で生じる騒音が発生することがないようになっている。そして、この叩き動作停止状態でばね48が自然長さとなるようにしてあるので、組み立て時にプランジャー42aの位置合わせを行うことなく、ばね48の自然長により自動的にプランジャー42aを叩き動作停止時においてコイル47内に発生する磁界による吸引力のみによっては移動しない位置に位置させることができるものである。
【0042】
施療子1に人体から負荷がかかるとばね48により該負荷を吸収しながらプランジャー42aが後方に移動し、コイル47内に発生する磁界による吸引力とばね48の弾性復元力とによりプランジャー42aが前方に移動して施療子1により一定の強さで叩き動作が行われることになる。
【0043】
ここで、ソレノイド42の電磁石ブロック56とソレノイド42を支持するソレノイド支持部材45である前縦片部50との間に緩衝材46を配設してあるので、ソレノイド42から発生する振動が他の構成部材に伝わるのを防止できるものであり、緩衝材46がクッション性のあるゴム成形部材であるためソレノイド42から発生する振動をより吸収すると共に絶縁体であるゴム成形部材によりソレノイド42から発生する電磁波等が他の構成部材に伝わるのを防ぐことができるものである。
【0044】
ところで、前述のようにプランジャー保持部材43で往復移動自在に保持される部分が小径部42bで、コイル47内を往復運動する部分が大径部42cとなっているため、プランジャー42aとプランジャー保持部材43との摩擦を低減できるものである。しかも、プランジャー42aの小径となった小径部42bと大径となった大径部42cとの境の段付き部42dがプランジャー42aの移動によりプランジャー保持部材43に当たらないようにプランジャー保持部材43と段付き部42dとの間に図10に示すように隙間44を設けてあり、このように隙間44を設けることで叩き動作時にも部品同士の衝突を防ぐことができるものである
ところで、図1乃至図3、図5、図7のように施療子アーム8を左右一対設け、一対の施療子アーム8にそれぞれ施療子1と施療子1を叩き動作させるソレノイド42とを設けると、両肩や腰等の部位を広い面積で叩き動作することが可能となり、また前述のように一対の施療子アーム8を強弱駆動部2、巾駆動部3、上下駆動部4の1つ又は2つ以上を任意に制御して、施療子1の人体への突出方向(前後方向)、巾方向、上下方向の少なくとも1方向又は2方向以上の移動させることで、それぞれソレノイド42により叩きマッサージする一対の施療子1により変化に富んだマッサージパターンが得られることになる。
【0045】
また、ソレノイド42による施療子1の叩き動作速度を可変するように制御部7により制御するようにしてもよい。このように施療子1の叩き動作速度を可変できるようにすることで、使用者の好みに応じて叩き動作速度を可変にできるものである。
【0046】
この場合、左右一対の施療子1を設けるものにおいては、一対の施療子1のそれぞれにおいて叩き動作速度を可変とするように各ソレノイド42を制御部7により制御するようにしてもよい。このように左右一対の施療子1の叩き動作速度を可変することで、左右の肩のこり度合いの違いに応じて左右の叩き動作速度を変えるといったより個々人に対応した好みの叩きマッサージができることになる。
【0047】
また、左右一対の施療子1を設けるものにおいて、図14に示すように左右の一対の施療子1が非同期して叩き動作するように制御部7により各ソレノイド42を制御するようにしてもよい。このように一対の施療子1が非同期して叩き動作するように各ソレノイド42を制御すると、左右の両肩を交互に叩くといった人手による叩きマッサージに近いマッサージが可能となるものである。
【0048】
また、図15に示すように、ソレノイド42による施療子1の叩き動作速度を制御部7によりサイン波状に制御するようにしてもよい。この場合、使用者に対して急に強い刺激を与えるマッサージ動作ではなく、徐々に刺激が強くなってまた徐々に刺激が弱くなるというようにソフトな刺激感で且つ変化に富んだ刺激感のある叩きマッサージ動作を得ることができ、あきが来ない叩きマッサージが得られるものである。
【0049】
また、ソレノイド42による施療子1の叩き動作速度を複数持った自動コースを備えてもよい。この場合使用者は複数の叩きマッサージ動作のパターンをあらかじめ組み込んでおくことができるようにし、このように使用者が複数の叩きマッサージ動作のパターンをあらかじめ組み込んでおくことで、スタート釦を押し、自動コースを選択するだけで変化に富んだ叩きマッサージ動作を得ることができるものである。
【0050】
また、図13に示すような椅子35の背もたれ部36の内部に上記した本発明のマッサージ機を配設することで、肩から腰までマッサージ機を上下に移動させることができて、より広い範囲の叩きマッサージを行うことができるものである。
また、1つのソレノイド42に2以上の施療子1を具備することが好ましい。このような構成とすることで、広い範囲、あるいは離れた部分を1つのソレノイド42の動作でマッサージできると共に、ソレノイド42、回路等のコスト節減することができるものである。
【0051】
図16には1つのソレノイド42に2以上の施療子1を設けた例を示している。すなわち、1つのソレノイド42のプランジャー42aの先端部に2つ以上の施療子1を設けるものであり、これにより広い範囲、あるいは離れた部分を1つのソレノイド42の動作で叩きマッサージできると共に、ソレノイド42、回路等のコスト節減することができるものである。
【0052】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、施療子を駆動させるマッサージ機において、施療子を叩き動作させるソレノイドを有する施療子アームを、人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向のうち少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えているので、叩き動作を行うソレノイドを有する施療子アームを3次元的に任意の方向に駆動させることで、自動的に所望の施療部位を叩きマッサージしたり、好みの強さで叩きマッサージすることができて、多様な叩きマッサージが得られるものである。またソレノイド支持部材に緩衝材を介してソレノイドを取付けるので、ソレノイドから発生する振動が他の構成部材に伝わるのを防止できて快適な叩きマッサージができる。
【0053】
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、施療子アームを一対設け、各施療子アームにそれぞれ施療子と施療子を叩き動作させるソレノイドとを設けてあるので、両肩や腰等の部位を広い面積で叩き動作することが可能となり、また一対の施療子により変化に富んだマッサージパターンを作り出すことができるものである。
【0054】
また、請求項3記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ソレノイドによる施療子の叩き動作速度を可変とする制御部を設けてあるので、使用者の好みに応じて叩き動作速度を可変にできて、叩きマッサージにおいて高い満足感を与えることができるものである。
【0055】
また、請求項4記載の発明にあっては、上記請求項2記載の発明の効果に加えて、一対の施療子が非同期して叩き動作するように各ソレノイドを制御する制御部を設けてあるので、このように一対の施療子を非同期とすることで、左右の両肩を交互に叩くといったより人手による叩きマッサージに近いマッサージが可能となるものである。
【0056】
また、請求項5記載の発明にあっては、上記請求項2又は請求項4記載の発明の効果に加えて、一対の施療子のそれぞれにおいて叩き動作速度を可変とするように各ソレノイドを制御する制御部を設けてあるので、左右の肩のこり度合いの違いに応じて左右の叩き動作速度を変えるといったより個々人に対応した好みの叩きマッサージができるものである。
【0057】
また、請求項6記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ソレノイドによる施療子の叩き動作速度をサイン波状に制御する制御部を設けてあるので、使用者に対して急に強い刺激を与えるマッサージ動作ではなく、徐々に刺激が強くなってまた徐々に刺激が弱くなるというようにソフトな刺激感で且つ変化に富んだ刺激感のある叩きマッサージ動作を得ることができて、あきの来ない叩きマッサージができるものである。
【0058】
また、請求項7記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ソレノイドによる施療子の叩き動作速度を複数持った自動コースを備えたので、使用者は複数の叩きマッサージ動作のパターンをあらかじめ組み込んでおくことで、スタート釦を押し、自動コースを選択するだけで変化に富んだ叩きマッサージ動作を得ることができるものである。
【0059】
また、請求項8記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、ソレノイドのプランジャーが、叩き動作停止時においてコイル内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャーが移動しない位置に位置しているので、施療子に負荷がかからない限りプランジャーはその場で停止したままであって、プランジャーの往復運動で生じる騒音が発生することがないものである。
【0060】
また、請求項9記載の発明にあっては、上記請求項8記載の発明の効果に加えて、ソレノイドのプランジャーをプランジャー保持部材により往復移動可能に保持し、ソレノイドのプランジャーが叩き動作停止時においてコイル内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャーが移動しない位置に位置させ、この叩き動作停止状態が自然長さとなったばねをプランジャーに遊嵌させると共に該ばねを施療子とプランジャー保持部材との間に配設しているので、組み立て時にプランジャーの位置合わせを行うことなく、ばねの自然長により自動的にプランジャーを叩き動作停止時においてコイル内に発生する磁界による吸引力のみによっては移動しない位置に位置させることができて組み立てが容易となり、また、施療子に人体に加えられた負荷を吸収して一定の強さで叩き動作が可能となるとともに、叩き動作における振動騒音の低減化が図れるものである。
【0061】
また、請求項10記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2又は請求項9記載の発明の効果に加えて、ソレノイドのプランジャーをプランジャー保持部材により往復移動可能に保持し、プランジャーのコイル内を往復移動する部分よりもプランジャー保持部材内に往復移動自在に挿通している部分を小径とし、このプランジャーの小径となった小径部と大径となった大径部との境の段付き部がプランジャーの移動によりプランジャー保持部材に当たらないようにプランジャー保持部材と段付き部との間に隙間を設けているので、プランジャーとプランジャー保持部材との摩擦を低減できて部品の長寿命化が図れるものであり、また、プランジャーの小径となった小径部と大径となった大径部との境の段付き部がプランジャーの移動によりプランジャー保持部材に当たらないようにプランジャー保持部材と段付き部との間に隙間を設けることで、叩き動作時にも部品同士の衝突を防ぐことができ、衝突による騒音の低減や故障率の減少につながるものである。
【0062】
また、請求項11記載の発明にあっては、上記請求項9又は請求項10記載の発明の効果に加えて、プランジャーのプランジャー保持部材で往復移動自在に保持されている部分を非磁性体としているので、プランジャーの磁性体の部分をコイル内を往復運動する部分に限定することになって、それ以外の部分非磁性体とすることによるコイル内で発生した磁力で往復運動する力を弱めることなく叩き動作を行うことができるものである。
【0064】
また、請求項12記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、緩衝材にクッション性のあるゴム成形部材を用いてあるので、ソレノイドから発生する振動をより吸収すると共に絶縁体であるゴム成形部材によりソレノイドから発生する電磁波等が他の構成部材に伝わるのを防ぐことができるものである。
【0065】
また、請求項13記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、施療子をプランジャーと同軸上に配設してあるので、施療子とプランジャーとが同軸上に位置しない場合のように、人体からの負荷がかかったまま施療子を移動させてしまっても施療子アーム等が破損したり、叩き動作の力が弱まってしまうことがないものである。
【0066】
また、請求項14記載の発明にあっては、上記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、施療子を叩き動作させるソレノイドを有する施療子アームを椅子の背もたれ部内部に配設してあるので、肩から腰までマッサージ機を上下に移動させることができて、より広い範囲の叩きマッサージを行うことができるものである。
【0067】
また、請求項15記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、1つのソレノイドに2以上の施療子を具備しているので、広い範囲、あるいは離れた部分を1つのソレノイドの動作で叩きマッサージできると共に、ソレノイド、回路等のコスト節減することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマッサージ機の正面側から見た斜視図である。
【図2】同上の背面側から見た斜視図である。
【図3】同上の本体ブロックの一部省略した斜視図である。
【図4】同上の強弱駆動部のユニットの斜視図である。
【図5】同上の巾駆動部のユニットの斜視図である。
【図6】同上の上下駆動部のユニットの斜視図である。
【図7】同上の一対の施療子と強弱駆動部との関係を示す斜視図である。
【図8】同上の施療子、ソレノイドを備えた施療子アームの側面図である。
【図9】同上の施療子、ソレノイドを備えた施療子アームの斜視図である。
【図10】同上のソレノイドの断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図12】同上の制御ブロック図である。
【図13】同上のマッサージ機を設ける椅子の側面図である。
【図14】同上の左右一対の施療子の叩きを同期させない例を示すタイムチャートである。
【図15】同上のレノイドによる施療子の叩き動作速度をサイン波状に制御する例を示す説明図である。
【図16】同上の1つのソレノイドに2以上の施療子を設けた例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 施療子
7 制御部
8 施療子アーム
42 ソレノイド
42a プランジャー
42b 小径部
42c 大径部
42d 段付き部
43 プランジャー保持部材
44 隙間
45 ソレノイド支持部材
46 緩衝材
47 コイル
48 ばね

Claims (15)

  1. 施療子アームに、ソレノイドにより叩き動作される施療子と、ソレノイドにより叩き動作されない施療子とを設け、該施療子アームを人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向のうち少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えたマッサージ機において、上記施療子アームにソレノイドにより叩き動作される施療子を取付けるに当たり、施療子アームに設けたソレノイド支持部材に緩衝材を介してソレノイドを取付け、該ソレノイドのプランジャーの先端部に設けた施療子取付け部にソレノイドにより叩き動作される施療子を取付けて成ることを特徴とするマッサージ機。
  2. 施療子アームを一対設け、各施療子アームにそれぞれ施療子と施療子を叩き動作させるソレノイドとを設けて成ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. ソレノイドに設けたコイル内に発生する磁界による吸引力で移動するプランジャーの先端に設けた施療子の移動速度である施療子の叩き速度を可変とするようにソレノイドを制御する制御部を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  4. 一対の施療子が非同期して叩き動作するように各ソレノイドを制御する制御部を設けて成ることを特徴とする請求項2記載のマッサージ機。
  5. 一対の施療子のそれぞれにおいて叩き動作速度を可変とするように各ソレノイドを制御する制御部を設けて成ることを特徴とする請求項2又は請求項4記載のマッサージ機。
  6. ソレノイドによる施療子の叩き動作速度をサイン波状に制御する制御部を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  7. ソレノイドによる施療子の叩き動作速度を複数持った自動コースを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  8. ソレノイドのプランジャーが、叩き動作停止時においてコイル内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャーが移動しない位置に位置していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  9. ソレノイドのプランジャーをプランジャー保持部材により往復移動可能に保持し、ソレノイドのプランジャーが叩き動作停止時においてコイル内に発生する磁界による吸引力のみによってはプランジャーが移動しない位置に位置させ、この叩き動作停止状態においてはばね力がプランジャーに作用せず且つ施療子に人体から負荷がかかるとプランジャーにばね力が作用するようになったばねをプランジャーに遊嵌させると共に該ばねを施療子とプランジャー保持部材との間に配設して成ることを特徴とする請求項8記載のマッサージ機。
  10. ソレノイドのプランジャーをプランジャー保持部材により往復移動可能に保持し、プランジャーのコイル内を往復移動する部分よりもプランジャー保持部材内に往復移動自在に挿通している部分を小径とし、このプランジャーの小径となった小径部と大径となった大径部との境の段付き部がプランジャーの移動によりプランジャー保持部材に当たらないようにプランジャー保持部材と段付き部との間に隙間を設けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項9記載のマッサージ機。
  11. プランジャーのプランジャー保持部材で往復移動自在に保持されている部分を非磁性体として成ることを特徴とする請求項9又は請求項10記載のマッサージ機。
  12. 緩衝材にクッション性のあるゴム成形部材を用いて成ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  13. 施療子をプランジャーと同軸上に配設して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  14. 施療子を叩き動作させるソレノイドを有する施療子アームを椅子の背もたれ部内部に配設して成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマッサージ機。
  15. 1つのソレノイドに2以上の施療子を具備して成ることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
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