JP4703289B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、マッサージ機の機械的施療を行うためにメカユニットに進退可能に配設されたもみ玉を駆動可能に有するもみ玉ユニットの進退方向の位置検出に関する。
本発明の背景技術となる椅子式マッサージ機としては、特開2004−16517号公報に開示されるものがあり、以下図に基づき説明する。図14は背景技術のマッサージ機の主体ブロックの全体斜視図、図15は背景技術のマッサージ機の主体ブロックの部分背面図、図16は図15の部分拡大図である。この背景技術の椅子式マッサージ機は、施療子201を叩き動作させるソレノイド242を有する施療子アーム208を、人体に向けて突出させる方向、巾方向、上下方向の少なくとも一方向へ移動することができる駆動部を備えるものである。施療子アーム208を人体側へ突出方向に動作させる強弱駆動部202と、巾方向に動作させる巾駆動部203と、上下方向に動作させる上下駆動部204という3つの駆動部を備え、この駆動部全てが一つの主体ブロック224に組み込まれてある。施療子アーム208の巾方向の可動範囲の両外側に一対の強弱駆動用歯車209が配置してあり、この一対の強弱駆動用歯車209は扇形をした歯車主体の円弧の部分に歯を設けた円弧状歯車209aにより構成してあり、円弧の中心孔が巾駆動軸210に遊嵌してあり、左右両側の強弱駆動用歯車209は同士が連結部材231により連結してある。また、左右両側の強弱駆動用歯車209間には2つの巾駆動支軸213が架設してあり、この巾駆動支軸213は巾駆動軸210と平行であり、巾駆動支軸213には一対の施療子アーム208に設けた孔部232が移動自在に被嵌してある。この巾駆動軸210、巾駆動支軸213を軸支する軸受を側板に取り付けている。巾駆動軸210周辺にはロータリエンコーダ260が配設されており、スケール261の突片261aが強弱駆動用歯車209に連結して固定され、センサ262が側板に固定されている。したがって、強弱駆動用歯車209が回動することで、扇形のスケール261も合わせて回動し、スケール移動に応じて変化するセンサ262からの電気信号を制御部(図示しない)が受信することで、制御部が強弱位置を把握可能となっている。
特開2004−16517号公報
前記背景技術の椅子式マッサージ機は以上のように構成され、ロータリエンコーダにより制御部が施療子の強弱位置を把握することができるものの、ロータリエンコーダのスケールが回動の中心軸となる巾駆動軸のごく周辺に取り付けられており、スケール自体の大きさが小さく、センサ部を構成する発光素子と光検出素子との直線位置にスリットが位置する以外の場合に発光素子からの光が正面にないスリットを回折して光検出素子に到達しないようにスケールに形成するスリットを精巧に作成する必要があり、また、精巧に作成した場合であっても出力される電気信号を処理する制御部での処理がシビアになり、最悪強弱位置を誤って制御部が認識するという課題を有する。
また、前記背景技術の椅子式マッサージ機においては、強弱駆動用歯車が施療子アームの巾方向の可動範囲の両外側に配置されており、ロータリエンコーダが強弱駆動用歯車のさらに外側に配置されており、駆動部分以外のロータリエンコーダのために巾領域が確保されており、主体ブロックのコンパクトな構成を阻害しているという課題を有する。
本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、より大きなスケールに大きなスリットを形成し、これを用いてエンコーダを構成し、誤りなく進退位置(強弱位置)を制御部が把握することができ、且つ、大きく形成したスケールによりメカユニットが大きくなることを避けメカユニット全体がコンパクトな構成であるマッサージ機を提供することを目的とする。
(1)本発明に係るマッサージ機は、背もたれ部内に収納され背もたれに沿って形成されているラックに係合して昇降し、両端に組付台を有するメカユニットと、当該メカユニットの組付台に配設された軸受に受けられ横方向に延出した進退軸に配設されるピニオンギヤともみ玉にモータからの運動を伝達する伝達機構のハウジングに配設されるラックとが係合し、前記メカユニットの組付台に配設された軸受に受けられ横方向に延出した中心軸に軸着されているもみ玉ユニットとを備えるマッサージ機であって、前記もみ玉ユニットの伝達機構を被装するハウジングの進退軸側に垂設され、中心軸を中心として所定径となる弧を側面の上辺として有する曲折したアーチ状のスケールと、当該スケールに対応するように進退軸近傍に配設され、スケールの変位を検出してスケールとともにエンコーダを構成するセンサとを備えるものである。このように本発明においては、メカユニットの回動可能に取り付けられるもみ玉ユニットの進退位置を検出するエンコーダのスケールがもみ玉ユニットのハウジングの進退軸側に垂設され、中心軸を中心とした所定径の上辺を有するように形成しており、ハウジングの進退軸側はもみ玉ユニットの中でも中心軸より十分離れており、かかる中心軸を中心とした所定径も十分も大きくスケールも大きく形成することができ、このスケールに対してセンサが検出可能に進退軸近傍に配設されており、大きく形成することができるスケールに対して十分なスリット及びスリット間隔を形成することができ、センサで正しく受光して制御部で正確に進退位置を把握することができるという効果を奏する。
(2)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、もみ玉ユニットの伝達機構を被装するハウジングは横方向に突出部が形成され、該突出部の側面の進退軸寄りに前記アーチ状のスケールが取り付けられていることを特徴とする。
(3)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記スケールの取り付け位置は前記ラックの配設位置より進退軸から離れていることを特徴とする。
(4)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、スケールの変位検出のためのスリット列と、もみ玉ユニットの進退範囲の限界を検出するためのスリット列と、スケールの基準位置検出のためのスリット列とをスケールの側面にそれぞれ延出方向に延出させて形成し、センサを構成する発光素子と光検出素子の組をそれぞれのスリット列に対応させて縦方向に配設しているものである。このように本発明においては、もみ玉ユニットのハウジングの進退軸側にスケールが垂設され、ハウジングの進退軸側から進退軸までの距離以下の十分な高さを有するスケールを形成することができ、このスケールの側面に変位検出のためのスリットと、進退範囲の限界を検出するためのスリットと、スケールの基準位置検出のためのスリットを延出方向に検出させて形成しているので、それぞれのスリット同士の上下間隔を十分に取ることができ、発光素子と光検出素子の組同士も上下間隔を十分に取ることができ、共に形成容易であり、また、センサで誤りなく検出することができるという効果を有する。
(5)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記もみ玉ユニットに取り付けられたもみモータの回転軸の先端の原動プーリに掛回される伝動ベルトが伝達機構のハウジングの側面に位置し、当該ハウジングの逆側面側にエンコーダが取り付けられているものである。このように本発明においては、もみモータの運動を伝達するための伝動ベルトが伝達機構のハウジングの側面に位置する場合に、前記エンコーダを伝動ベルトの位置する逆側のハウジングの側面に取り付けられているので、センサに接続する検出信号出力用のケーブルが伝動ベルトに巻き込まれることがないという効果を有する。



(6)本発明に係るマッサージ機は必要に応じて、前記エンコーダのセンサが、メカユニットの昇降を検出するエンコーダを取り付けた組付台側に取り付けられたものである。このように本発明においては、横方向に関して組付台のうちメカユニットの昇降を検出するエンコーダが取り付けられている組付台側に進退検出用のエンコーダが取り付けられているので、両エンコーダに接続する検出信号用のケーブルを集線させて制御部に接続することができ、ケーブルの取り回しがよいという効果を有する。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。
(本発明の第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るについて、図に基づき説明する。図1は本実施形態に係るマッサージ機の全体斜視図(一部の要素を透過させて作図している)、図2は本実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの正面図、図3は本実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの平面図、図4は本実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの左側面図、図5は本実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの背面図、図6は本実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの底面図、図7は本実施形態に係るメカユニットのもみ玉ユニットの左側面図、図8は本実施形態に係るマッサージ機のもみ玉ユニットの後方左底部方向からの斜視図及び後方右上部方向からの斜視図、図9は本実施形態に係るメカユニットのもみ玉ユニットの一部拡大図、図10は本実施形態に係るメカユニットのもみ玉ユニットの伝達機構の部分取出図、図11は本実施形態に係るメカユニットの進退検出用のエンコーダのセンサの取付基板の背面図及びセンサの底面方向からの断面図、図12は本実施形態に係るメカユニットの進退検出用のエンコーダのスケールの左側面図、図13は本実施形態に係るマッサージ機の制御ブロック構成図である。
前記各図において本実施形態に係るマッサージ機は全体構成として被施療者の背中を支持する背もたれ部1と、この背もたれ部1下端と接し被施療者の臀部を支持する座部2と、被施療者の肘を支持する肘置き3と、座部2の先端近傍に枢設され被施療者の足が載置されるフットレスト4と、背もたれ部1内に収納され昇降するメカユニット10と、このメカユニット10に被施療者方向に進退可能に配設されもみ玉を駆動可能に備えるもみ玉ユニット50とを備える構成である。さらに、前記CPU、メインメモリ及びEEPROMを一体的に形成され、制御部5であるマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略す。)の素子が配置された基板が座部1直下の空間部に納置されている。
前記背もたれ部1は、リクライニングでき、使用者との接触面の両端側に図示しないクッション材を配設することもでき、着座して背もたれ部1にもたれると使用者の背中が背もたれ部1の中心に位置するようになっている。背もたれ部1のリクライニング機能は、背もたれ部1が座部2の後端近傍に回動可能に支持され、リクライニング用の電動アクチュエータを駆動させて実現している。
前記肘置き3は、座部2の両横側に位置し底部のフレームと接合し、背もたれ部1がリクライニングし、座部2が傾動しても使用者の前腕を安定的に支持するようにカーブを有して形成されている。ただし、この構成の肘置き3の限定されるのではなく、他の肘受け部であってもよい。
前記フットレスト(脚部、オットマン)4は、座部2の前端側に位置し、使用者の脚当接面方向に傾動することが可能となっている。このフットレスト4の傾動は、フットレスト4が座部2の前端近傍に回動可能に支持され、オットマン用の電動アクチュエータを駆動させて実現している。
[メカユニットの昇降]背もたれ部1内には背もたれ部1の上下方向に沿って形成されている1対のガイドレール11とラック12がある。このガイドレール11にメカユニット10の左右2つずつ設けられるガイドローラ13、14、15、16を挿嵌し、ガイドローラ14、16に隣接して設けられるピニオンギア17、18を介してメカユニット10の右側組付台19に配設された昇降モータ21からの運動が伝達され昇降モータ21の駆動に応じて昇降可能である。ガイドレール11はガイドローラ13、14、15、16を挿嵌可能に断面凹状に形成している。昇降モータ21からの運動の伝達は、昇降モータ21の回転軸の先端に形成されたウォーム(図示しない)と、昇降軸22に装着したウォームホイール(図示しない)とが係合し、昇降モータ21が駆動することで回転軸(図示しない)が回転しウォームが回転し、係合するウォームホイールが回転することでピニオンギア17、18に回転力が伝達される。これらウォーム、ウォームホイール、回転軸は、ギアボックス23により被覆されている。昇降軸22はメカユニット10の下部に位置するように配設されている。昇降軸22は右側組付台19の底部に配設されたギアボックス23(正確にはギアボックスが被覆する軸受)と、左側組付台20の底部に配設された軸受24により回動可能に支持されている。右側組付台19と左側組付台20の底部は断面凹状の連結杆25により連結されている。連結杆25を断面凹状としたのは各種モータへの電源ケーブル、エンコーダからの制御用ケーブルが、メカユニット10の昇降、もみ玉ユニット50の進退の邪魔にならないように前記凹部分にケーブルを敷設するためである。右側組付台19と左側組付台20の上部も中空杆26が架設されている。中空杆26の中央部分は奥手方向に曲折しており、もみ玉ユニット50が後退した場合でももみ玉が中空杆26に接触しないようにするためである。中空杆26の両端にガイドローラ13、15が回動可能に取り付けられている。中空杆26自体は両端近傍部分をそれぞれ右側組付台19と左側組付台20に接合して固定されており回動しない。なお、連結杆25及び中空杆26は溶接により右側組付台19及び左側組付台20に接合している。
[もみ玉ユニットの進退]もみ玉ユニット50は昇降軸22に装着され、昇降軸22を中心に回動可能になっている。もみ玉ユニット50はもみモータ51、たたきモータ52からの運動をもみ玉53に伝達するためのもみ機構60、たたき機構70を有しており、このもみ機構60及びたたき機構70がもみ玉ユニット50のハウジング54に内設されている。このハウジング54の上部に昇降軸22を中心として第5の所定半径距離55aとなる側面上辺を有するように曲折したラック55が所定間隔の4箇所のネジ留めにより取り付けられている。このラック55と係合するピニオンギア56が前記メカユニット10の上部に位置するように配設されている進退軸57に装着されている。また、進退軸57にはウォームホイール(図示しない)が装着されている。メカユニット10の左側組付台20に配設された進退モータ58の回転軸(図示しない)の先端に形成されたウォーム(図示しない)とウォームホイールが係合している。これらウォームホイール、回転軸、ウォームはギアボックス59に内設されている。進退モータ58が回転することにより、回転軸及びウォームが回転し、係合するウォームホイールが回転する。このウォームホイールが回転することで、進退軸57が回転し、ピニオンギア56も係合するラック55に沿って回転し、もみ玉ユニット50が被施療者の背中方向に進退する。もみ玉ユニット50の進退は、昇降軸22を中心になされるため、昇降軸22から離れる程同じ回動角度であっても移動距離が長い。なお、進退軸57は右側取付台19の上部に配設された軸受と、左側組付台20の上部に配設されたギアボックス59と(正確にはギアボックスが被覆する軸受)により回動可能に支持されている。
[進退変位検出用エンコーダ](以下、特に図11及び図12を参照)エンコーダ80を構成するセンサ81はLED等の発光素子82からの発光を光検出素子83が受光して電気信号を出力する構成である。素子取付台84には3つのホール85と2つのホール86が対向して3組形成されている。3つのホール85の位置には光検出素子83が配設される。2つのホール86の位置には発光素子82が配設される。つまり、センサ81は3組の発光素子82及び光検出素子83からなる。一方、エンコーダ80を構成するスケール91は複数のスリット92を形成されている。また、このスケール91は外形をもみ玉ユニットの回動の中心軸となる昇降軸を中心として第1の所定半径距離93(前記第5の所定半径距離55aよりも大きい)となる側面上辺を有するように曲折して形成されている。スリット92も昇降軸を中心として第2の所定半径距離94、第3の所定半径距離95、第4の所定半径距離96となるようにそれぞれの位置にスリット列を複数形成している。それぞれ第1段のスリット列97、第2段のスリット列98、第3段のスリット列(一つのスリットしか形成されていないが他のスリット列に合わせてスリット列と表現する)99とする。このように3つの段のスリット97、98、99があり、前記センサの3組の発光素子82と光検出素子83と対応づくようにセンサ81とスケール91をそれぞれメカユニット10ともみ玉ユニット50に取り付けている。このように取り付けることで、1組目の発光素子及び受光素子88が第1段のスリット列97に対応し、2組目の発光素子及び受光素子89が第2段のスリット列98に対応し、3組目の発光素子及び受光素子90が第3段のスリット列99に対応する。スケール91の最外周に位置する第1段のスリット列97はスケールの変位を検出するためのスリット列である。つまり、スケール91がどの程度動いたかを検出するもので、同じ形状の孔が等しい間隔で形成されている。スケール91の中間の周に位置する第2段のスリット列98はもみ玉ユニット50の進退範囲の限界を検出するためのスリット列である。つまり、もみ玉ユニット50が回動可能な限界位置を検出するものであり、スケール91の両端位置に形成されている。スケール91の最内周に位置する第3段のスリット列99はスケール91の基準位置を検出するためのスリット列である。つまり、マイクロコンピュータ等からなる制御部5は3組目の受光素子90からの電気信号の入力を受けることで基準位置に現在位置を更新する。そうすることで、メカユニット10にもみ玉ユニット50を組み付ける作業において目印に合わせてラック55とピニオンギア56を係合させなくとも、もみ玉ユニット50が進退して基準位置に到達することで実際のもみ玉ユニット50の進退位置と、制御部5の把握している進退位置とが一致することになる。
[スケールの取り付け位置] スケール91はハウジング54の上部の左端部に2箇所のネジで締結している。図5及び図7((a)はスケールを取り付けた状態であり、(b)はスケールを外した状態である)に示すように、正確には、ハウジング54の上部の左側組付台20方向への突出部54aの側面にスケール91の側面底部を面を合わせてネジ穴とネジ孔が合うように配設させて2箇所にネジを螺合している(図8参照)。前記ハウジング54の突出部54aにスケール91を取り付けた状態であっても、取り付け状態のもみモータ51の先端に位置するハウジングのギアボックス部分よりも横方向においてスケール91が内側にあり、スケール91によりもみ玉ユニット50は大型化していない。また、ラック55も正確にはハウジング54の上部に形成された凸部分の側面に取り付けられている。図7及び図8を参照すると分かるように、高さ方向において、ラック55がスケール91よりも高い位置に取り付けられており、スケール91が低い位置に取り付けられており、スケール取り付け位置と進退軸57との距離を取ることができスケールを十分な高さをもって形成することができる。そうすることで、第1段のスリット列97、第2段のスリット列98、第3段のスリット列99の上下間隔を十分に取ることができ、光検出素子83が対応しない発光素子82からの投光を受けることがなく、誤った検出信号が出力されることがない。
一例としてスケール91等の諸元値を次に開示する。スケール91の第1の所定半径距離93は157.5[mm]、形成角度は60度であり、第2の所定半径距離94は153.925[mm]であり、第3の所定半径距離95は148[mm](弧長は10[mm])であり、第4の所定半径距離96は141.75[mm](弧長は40.6[mm])である。スケール91の厚みは2[mm]、高さは29.5[mm]である。スリット92の幅は1.14[mm]、スリット92の高さは4.15[mm]、スリット92の間隔は2.34[mm]である。第5の所定半径距離55aは157.5[mm]である(弧長は133.4[mm])。スケール91が通る素子取付台84及びセンサ基板87の開口幅81aは4[mm]である。発光素子82と光検出素子83との距離81bは6[mm]である。素子82、83の取付距離81cは10.8[mm]である。素子82.83の取付間隔81dは6.25[mm]である。また、スケール91にはネジ孔91aが2つ形成されており、このネジ孔91aの間隔91bは57.9[mm]である。スケール91にはネジ孔だけでなく、ネジ孔を連結するスリット91c(半径距離132.5[mm])が形成されており、ハウジング54の突出部54aのスケール取り付け位置にスリット91cが嵌合できるように形成される凸部と共にスリット91cはスケール91の位置合決めを行っている。
発光素子82と光検出素子83との間にスケール91のスリット92が来た場合には光検出素子83から電気信号が出力される。制御部5では10[ms]の周期で電気信号の出力レベルを判別している。もみ玉ユニット50は所定速度で進退しており進退中であるスリット92から次のスリット92までの時間が70[ms]程度かかる。電気信号の出力レベルが変化し、再びレベルが戻ったことであるスリットから隣接する次のスリットに移動したとみなすことができる。すなわち、あるスリットにいる場合にhighにあり、暫くしてスリットのない部分(閉塞部分、スリット間隔部分)に変位してlowになり、さらに暫くして先ほどのスリットに隣接するスリットまで変位してhighになるということである。
第2段のスリット列98上の右側のスリット92の左端は収納リミットの位置を示し、左側のスリット92の右端は深リミットの位置を示す。第1段のスリット列97上の第2のスリット列98上の収納リミットと深リミットとの間に相当する部分に対して、強さ1(13)、強さ2(17)、強さ3(21)、強さ4(25)、強さ5(29)、強さ6(33)、強さ7(37)、強さ8(41)、強さ9(45)、強さ10(49)、強さ11(53)、強さ12(57)、強さ13(61)、強さ14(65)の位置を示すスリット92を形成している。
[たたき機構](以下、特に図9及び図10参照)たたきモータ52はもみ玉ユニット50のハウジング54の底部のたたきモータ取り付け板にネジ止めにより固定されている。たたきモータ52の回転軸(図示しない)の先端に原動プーリ71が形成され伝動ベルト72を介して従動プーリ73に運動を伝達する。従動プーリ73はたたき軸74の先端に装着されている。たたき軸74には偏心させたロータ75を装着している。ロータ75にはロッド76の先端が連結されており、ロータ75に回転によりロッド76が上下する。ロッド76の他端はもみ玉支持アーム77ともみ玉取り付け位置の反対位置で連結している。つまり、ロッド76が上下することによりもみ玉支持アーム77も上下し、それに合わせてもみ玉53も上下することで施療のたたきを実現している。すなわち、クランク機構を構成し、モータからの回転力を所望方向の運動力に変えてもみ玉53を動かしている。
[もみ機構]もみ玉支持アーム77は中腹部分でもみ軸78に偏心したロータ79を介して装着している。もみ軸78にはウォームホイール(図示しない)が装着され、もみモータ51の回転軸(図示しない)の先端に形成されたウォーム(図示しない)と係合している。この係合を介してもみ軸78がもみモータ51の回転により回転することで、もみ軸78のロータ79が偏心した回転を行い、もみ玉支持アーム77も円弧状に運動し、同様に、もみ玉53も円弧状に運動を行って施療のもみを実現している。より正確には、もみ玉支持アーム77はもみ軸78の中心軸に垂直になるようにロータに取り付けられているのではなく、左右のもみ玉支持アーム77をもみ玉53を取り付けている先端方向が拡開するようにもみ軸78の中心軸対して斜めに取り付けている。そうすることで、もみ玉53がもみ軸78に垂直な平面を旋回するのではなく、前後方向に移動しながら左右のもみ玉53の離間距離を変える旋回となる施療のもみを実現している。
[検出信号用ケーブル] 図5に示すように、進退検出信号用ケーブル112の一端は進退用エンコーダ80のセンサ基板87の検出信号用コネクタ113に接続し、2点鎖線の経路を経て、検出信号用ケーブル112の他端は中継基板111の進退用コネクタ114に接続する。昇降用ロータリエンコーダ120も中継基板111のコネクタに接続しており、それを中継基板111の配線パターンを介して集線して出力用コネクタ115に出力検出信号用ケーブル116の一端を接続し、2点鎖線の経路を経て、制御部5のマイクロコンピュータが配設されている制御基板のコネクタに出力信号用ケーブル116の他端を接続する。進退検出信号用ケーブルも、昇降用ロータリエンコーダ120の検出信号用ケーブルも左側組付台20側に敷設されており、容易に集線(配線パターンの介在も含める。但し、ケーブルのみの構成にすることもできる)することができ、また、電動ベルト72に巻き込まれることがない。
[メカユニットの組み立て] メカユニット10はもみ玉支持アーム77にもみ玉53を固定し、たたき軸74にロータ75、軸受を装着し、ロータ75にロッド76の一端を取り付ける。ロッド76の他端にはもみ玉支持アーム77を取り付ける。もみ玉支持アーム77の中腹、ロータ79、軸受をもみ軸78に装着する。ハウジング54の軸受取り付け部に軸受を嵌め込み、ハウジング54を封着する。
左側組付台20の所定位置に進退モータ58をネジを螺合して取り付ける。
もみ玉ユニット50底部の突片に固定された軸受を昇降軸22に装着させ、さらに、昇降軸22の両端周辺に軸受を装着し、右側組付台19及び左側組付台20に形成された軸受取り付け部にかかる軸受を取り付け、もみ玉ユニット50を昇降軸22を中心に回動可能にする。一方、進退軸57にピニオンギア56、軸受、ウォームホイールを装着する。ピニオンギア56に近接して装着される軸受に対してセンサ基板87を固定する。ピニオンギア56の歯とラック55の歯を係合させた状態で、進退軸57の両端周辺に装着された軸受をメカユニット10の上部に形成された軸受取り付け部に嵌め込むと共にウォームホイールを進退モータ58のウォームに係合させ、ギアボックス59をネジの螺合にて固定する。この場合ピニオンギア56の歯とラック55の歯は所定歯同士を係合させる必要はない。そのため作業者は歯が係合した時点で、進退軸57の装着された軸受を軸受取り付け部に嵌め入れることができ迅速に組み立てることができる。従来のロータリエンコーダ(進退軸にロータリエンコーダのスケールを取り付け、センサを左側取付台に取り付けた構成である。進退軸はもみ玉ユニットの拘らず自由に回動することができ同様にスケールも回動することになるため、もみ玉ユニットとスケールの位置あわせを行っていた)を用いたメカユニットであればピニオンギアの所定歯とラックの所定歯を噛み合わせる必要があったが、本実施形態のメカユニット10であれば、基準位置を制御部5がエンコーダからの検出信号により把握して現在位置を更新するため、このような手間が生じることがない。
次に、右側組付台19の所定位置に昇降モータ21を、昇降モータ21先端のウォームが昇降軸22に装着されたウォームホイールに歯が噛み合う状態で取り付け、ギアボックス23を固定する。
昇降モータ21、進退モータ58、もみモータ51、たたきモータ52に接続する電源ケーブルを連結杆25に敷設する。また、センサ81に接続する制御用ケーブルも中継基板111を介して連結杆25に敷設する。そして、これら電源ケーブルと制御用ケーブルを集線し、制御基板側のケーブルと接続させる。なお、中継基板111の底部には昇降用のロータリエンコーダ120が配設されている。したがって、進退用のエンコーダ80と昇降用のロータリエンコーダ120は左側組付台20側に配設されており、それぞれのエンコーダに接続する検出信号用ケーブルを集線し易く、取り回しが良い。さらに、どちらの検出信号用ケーブルも(たたきモータ用)電動ベルト72が掛回されている右側組付台19側にないので、この伝動ベルト72に巻き込まれることがない。
[施療] 本マッサージ機は、メカユニット10のもみ玉53によるメカマッサージと、背中用エアセル101、腰用エアセル102、臀部用エアセル103、太腿用エアセル104並びに脚用エアセル105の各種エアセルによるエアセルマッサージとを提供する。メカマッサージは、例えば、もみモータ51を正回転させながらメカユニット10を上昇させていくもみ上げ、もみモータを逆回転させながらメカユニット10を下降させていくもみ下げ、たたきモータ52を正回転させるたたき、もみ下げながらたたくさざなみ、一箇所を押圧する指圧、強よりさらに強い位置でのもみ上げである深もみ上げ、強よりさらに強い位置でのもみ下げである深もみ下げ、弱よりもさらに弱い位置でのもみ下げであるさすり、指圧したままローリングして下から上へほぐすストレッチ、背中全体をローリングする全体背筋のばし、狭い範囲を集中的にローリングする部分背筋のばし等のもみ玉53によるマッサージである。エアセルマッサージは、背中用エアセル101、腰用エアセル102、臀部用エアセル103及び太腿用エアセル104にエアポンプ(エアユニット)によりエアを供給し膨張させ接触する使用者の患部周辺の自重とで患部を挟持するマッサージと、2つの脚用エアセル105が一組となってエアを供給され膨張し使用者の患部を挟むマッサージとからなる。エアセルマッサージには、各部位のエアセルを単独で膨張、収縮させる各部マッサージの他、各部位のエアセルを略順番通りに膨張、収縮させるエアオプション無しマッサージ、脚部のエアセルと脚部以外のエアセルに対して同時に給気する脚同時マッサージ、給気・排気をエアセルに対して繰り返して行うパルスマッサージ、脚部のエアセルを給気した状態を維持したままフットレスト4を下げるフットストレッチマッサージがある。
制御部5は、図13に示すように、もみモータ51、たたきモータ52、昇降モータ21、進退モータ58、リクライニングアクチュエータ、オットマンアクチュエータ及びエアユニットと電気的に接続しており、制御信号の出力によりこれらの駆動部を動作させている。制御部5は、相互に無線通信が可能なリモコン器から入力信号を受信し、各入力手段からの入力信号を受信して被施療者の操作に従った動作を行わせるべく駆動部を動作させている。
前記したもみ上げ、もみ下げ、たたき、さざなみ、指圧、深もみ上げ、深もみ下げ、さすり、ストレッチ、全体背筋のばし、部分背筋のばしの各メカマッサージ、各部マッサージ、エアオプション無しマッサージ、脚同時マッサージ、パルスマッサージ、フットストレッチマッサージの各エアセルマッサージを組み合せて一つのコースとした自動コースのマッサージがある。自動コースは前記組み合せ、強さ、速さによって無数に作ることができるが、本実施形態では部位の区分け毎(全身、首・肩、腰、)にやすらぎコース、リフレッシュコース及び疲労コースを用意している。それぞれのマッサージコースの特徴としては、施療手段としてもみ玉53を用い、やすらぎコースが強さが弱く、速度もゆっくりでローリングのマッサージが多く、リフレッシュコースが強さが普通で速度が速くたたきのマッサージが多く、疲労コースが強さが比較的強く設定され、速度も速くもみのマッサージが多いことである。この他エアセルマッサージを組み合せた全身エアーの自動コースもある。
[使用動作] 次に、本実施形態に係るマッサージ機の動作について説明する。まず、被施療者は座部2に着座し、リモコン器のスタート/収納ボタンを押下し、マッサージ機を起動させる。自動コースボタンを押下すると、リモコン用制御部が表示制御部を介して表示手段に選択可能に複数の自動コースを表示する。被施療者は表示された自動コースの中から選択キーを押下して選択し、決定ボタンを押下する。リモコン用制御部はかかる入力を受け、マッサージ機の制御部5に対して決定された自動コースを実行する命令の信号を送信する。制御部5は決定された自動コースに従って各駆動部を駆動させて被施療者に対する施療を開始する。この施療の前に、被施療者の体形に即したマッサージを行うために、背もたれと背中の距離を測定するポイントナビが背もたれ部1のリクライニング後になされる(リクライニング前に行うこともできる)。
起動状態でもみ玉ユニット50はスケール91の収納位置に位置している。ポイントナビを実施することで収納位置から被施療者の背中ともみ玉53が当接する位置までもみ玉ユニット50が前進する。ここで、前進する過程で始めは継続して3組目の受光素子90からの電気信号を制御部5が受けていたが、基準位置までもみ玉ユニット50が前進することでスリット91がなくなり受光素子90からの電気信号が途絶える。そうすると制御部5は基準位置までもみ玉ユニット50が移動してきたとして、現在位置を基準位置に更新する。この時点でメカユニット10組み立て時に合致していなかった制御部5の現在位置と実際のもみ玉ユニット50の位置が合致することになる。
ポイントナビはもみ玉53を一定速度で前方に押出して身体にもみ玉53が当接した位置を検出することにより基準の位置から身体までの距離を測定し、身体の位置を検出する。
ポイントナビが終了すると自動コースを構成する施療が実施される。この施療のメカマッサージの中でもみ玉ユニット50の進退位置が自動的に変更されるものは、指圧、深もみ上げ、深もみ下げ、さすり、ストレッチ、全体背筋のばし、部分背筋のばしがある。このもみ玉ユニット50の進退時に基準位置を通過する度に、制御部5の現在位置と実際のもみ玉ユニット50の位置が合致することになる。また、被施療者がリモコン器を用いてもみ玉ユニット50を進退させることもでき、この場合に基準位置をもみ玉ユニット50が通過するときも現在位置と実際の位置が合致することになる。
また、自動コースが終了してもみ玉ユニットが収納位置に戻る場合にも、基準位置を通過することになり、現在位置と実際の位置が合致することになる。
現在位置と実際の位置が合致しなくなるのは、前記組み立て時の位置合わせをしない以外に、進退用のラックピニオンの歯車の噛み合いが外れて噛み合いが戻って合致しなくなること、制御部5が終了処理を行っている場合に電源がオフになって合致しなくなること、部品を修理してラックピニオンの係合を解いた後に再び係合して合致しなくなること等が原因として存在する。
(その他の実施形態)
[第2段のスリットによる現在位置のリセット] 前記第1の実施形態においては、第1段のスリット列97、第2段のスリット列98、第3段のスリット列99を形成しているが、一段のみのスリット列を形成し、個々のスリット92のスリット幅を異ならせて個々のスリット位置を制御部5が把握することができる構成にすることもでき、スケール91を低く形成することもできる。また、スリット91の側面上辺をラック55の側面上辺を高さ方向において越えないように形成することもでき、横方向だけでなく、高さ方向でもスリット91によりもみ玉ユニットが大型化することを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの左側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの背面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のメカユニットの底面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のもみ玉ユニットの左側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のもみ玉ユニットの後方左底部方向からの斜視図及び後方右上部方向からの斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のもみ玉ユニットの要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機のもみ玉ユニットの機構部分の構造説明図である。 本発明の第1の実施形態に係るもみ玉ユニットのエンコーダを構成するセンサの一部平面図及び断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るもみ玉ユニットのエンコーダを構成するスケールの左側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るマッサージ機の制御ブロック構成図である。 背景技術のマッサージ機の主体ブロックの全体斜視図である。 背景技術のマッサージ機の主体ブロックの部分背面図である。 図15の部分拡大図である。
符号の説明
1 背もたれ部
2 座部
3 肘置き
4 フットレスト
5 制御部
10 メカユニット
11 ガイドレール
12 (メカユニット昇降用)ラック
13 ガイドローラ
14 ガイドローラ
15 ガイドローラ
16 ガイドローラ
17 (メカユニット昇降用)ピニオンギア
18 (メカユニット昇降用)ピニオンギア
19 右側組付台
20 左側組付台
21 昇降モータ
22 昇降軸
23 (昇降モータ用)ギアボックス
24 (昇降軸用)軸受
25 連結杆
26 中空杆
50 もみ玉ユニット
51 もみモータ
52 たたきモータ
53 もみ玉
54 (もみ玉ユニット用)ハウジング
54a 突出部
55 (進退用)ラック
55a 第5の所定半径距離
56 (進退用)ピニオンギア
57 進退軸
58 進退モータ
59 (進退モータ用)ギアボックス
60 もみ機構
70 たたき機構
71 (たたきモータ用)原動プーリ
72 (たたきモータ用)電動ベルト
73 (たたきモータ用)従動プーリ
74 たたき軸
75 (たたき用)ロータ
76 ロッド
77 もみ玉支持アーム
78 もみ軸
79 (もみ用)ロータ
80 エンコーダ
81 センサ
81a 開口幅
81b 発光素子と光検出素子との距離
81c 素子の取付距離
81d 素子の取付間隔
82 発光素子
83 光検出素子
84 素子取付台
85 3つのホール
86 2つのホール
87 センサ基板
88 1組目の発光素子及び受光素子
89 2組目の発光素子及び受光素子
90 3組目の発光素子及び受光素子
91 スケール
91a ネジ孔
91b ネジ孔の間隔
91c スリット
92 スリット
93 第1の所定半径距離
94 第2の所定半径距離
95 第3の所定半径距離
96 第4の所定半径距離
97 第1段のスリット列
98 第2段のスリット列
99 第3段のスリット列
101 背中用エアセル
102 腰用エアセル
103 臀部用エアセル
104 太腿用エアセル
105 脚用エアセル
111 中継基板
112 進退検出信号用ケーブル
113 センサ基板のコネクタ
114 中継基板の進退用コネクタ
115 出力用コネクタ
116 出力検出信号用ケーブル
120 昇降用ロータリエンコーダ
201 施療子
202 強弱駆動部
203 巾駆動部
204 上下駆動部
208 施療子アーム
209 強弱駆動用歯車
209a 円弧状歯車
210 巾駆動軸
213 巾駆動支軸
224 主体ブロック
231 連結部材
232 孔部
242 ソレノイド
260 ロータリエンコーダ
261 スケール
261a 突片
262 センサ

Claims (6)

  1. 背もたれ部内に収納され背もたれに沿って形成されているラックに係合して昇降し、両端に組付台を有するメカユニットと、当該メカユニットの組付台に配設された軸受に受けられ横方向に延出した進退軸に配設されるピニオンギヤともみ玉にモータからの運動を伝達する伝達機構のハウジングに配設されるラックとが係合し、前記メカユニットの組付台に配設された軸受に受けられ横方向に延出した中心軸に軸着されているもみ玉ユニットとを備えるマッサージ機であって、
    前記もみ玉ユニットの伝達機構を被装するハウジングの進退軸側に垂設され、中心軸を中心として所定径となる弧を側面の上辺として有する曲折したアーチ状のスケールと、当該スケールに対応するように進退軸近傍に配設され、スケールの変位を検出してスケールとともにエンコーダを構成するセンサとを備えるマッサージ機。
  2. 前記もみ玉ユニットの伝達機構を被装するハウジングは横方向に突出部が形成され、該突出部の側面の進退軸寄りに前記アーチ状のスケールが取り付けられていることを特徴とする前記請求項1に記載のマッサージ機。
  3. 前記スケールの取り付け位置は前記ラックの配設位置より進退軸から離れていることを特徴とする前記請求項1または2に記載のマッサージ機。
  4. スケールの変位検出のためのスリット列と、もみ玉ユニットの進退範囲の限界を検出するためのスリット列と、スケールの基準位置検出のためのスリット列とをスケールの側面にそれぞれ延出方向に延出させて形成し、
    センサを構成する発光素子と光検出素子の組をそれぞれのスリット列に対応させて縦方向に配設している前記請求項1乃至3に記載のマッサージ機。
  5. 前記もみ玉ユニットに取り付けられたもみモータの回転軸の先端の原動プーリに掛回される伝動ベルトが伝達機構のハウジングの側面に位置し、当該ハウジングの逆側面側にエンコーダが取り付けられている前記請求項1乃至4に記載のマッサージ機。
  6. 前記エンコーダのセンサが、メカユニットの昇降を検出するエンコーダを取り付けた組付台側に取り付けられた前記請求項1に記載のマッサージ機。
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