JP2003024402A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003024402A
JP2003024402A JP2001211415A JP2001211415A JP2003024402A JP 2003024402 A JP2003024402 A JP 2003024402A JP 2001211415 A JP2001211415 A JP 2001211415A JP 2001211415 A JP2001211415 A JP 2001211415A JP 2003024402 A JP2003024402 A JP 2003024402A
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Koichi Kubo
晃一 久保
Shigeharu Sayama
重治 佐山
Hirotaka Suematsu
浩隆 末松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージユニットをコンパクトにしたマッ
サージ機を提供すること。 【解決手段】 本発明では、使用者の身体を支持するた
めの身体支持部に沿ってマッサージユニットを昇降可能
に配設し、同マッサージユニットに左右幅方向に向けて
伸延させた駆動軸を回動自在に配設し、同駆動軸に駆動
モータを連動連結するとともに、駆動軸に揉み玉をリン
ク機構を介して連動連結して、駆動モータの駆動によっ
て揉み玉にマッサージ動作させるべく構成したマッサー
ジ機において、正面視で駆動モータを左右幅方向に伸延
する駆動軸の左右幅員の範囲内に収容することにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマッサージ機としては、椅子の背
もたれに沿ってマッサージユニットを昇降可能に配設し
ており、マッサージユニットには、揉み玉を前後方向に
揺動させることによって叩き作動を行わせるための叩き
機構と、揉み玉を偏心回動させることによって揉み作動
を行わせるための揉み機構と、マッサージユニット自体
を椅子の背もたれに沿って昇降させるための昇降機構と
がそれぞれ配設されていた。
【0003】かかる従来のマッサージ機における叩き機
構及び揉み機構の構造を具体的に説明すると、ケーシン
グの内部に左右幅方向に向けて伸延させた叩き用駆動軸
と揉み用駆動軸とを回動自在に配設する一方、ケーシン
グの外部に叩き用駆動モータと揉み用駆動モータとを配
設し、叩き用駆動モータの回動軸に叩き用駆動軸を連動
機構を介して連結するとともに、揉み用駆動モータの回
動軸に揉み用駆動軸を連動機構を介して連結し、さらに
は、叩き用駆動軸と揉み用駆動軸とにリンク機構を介し
て左右一対の揉み玉をそれぞれ連動するよう連結してい
た。
【0004】そして、昇降機構によってマッサージユニ
ットを昇降させることにより揉み玉を肩や背中や腰等の
所定の部位に移動させ、叩き機構を駆動させることによ
って所定部位を叩いたり、揉み機構を駆動させることに
よって所定部位を揉んだり、或いは、叩き機構と揉み機
構とを同時に駆動させることによって所定部位を叩きな
がら揉んだり、更には、前記各機構に昇降機構の駆動も
組み合わせて肩から腰にかけて連続的に叩いたり揉んだ
りするといった複数種類のマッサージ動作を行うように
構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
マッサージ機にあっては、ケーシングの内部に左右幅方
向に向けて伸延させた叩き用駆動軸と揉み用駆動軸とを
配設する一方、ケーシングの外部に叩き用駆動モータと
揉み用駆動モータとを配設していたため、ケーシングの
内部に無駄な空間が生じており、マッサージユニット全
体が大型化していた。
【0006】そのため、マッサージユニットを身体支持
部に装着する作業が困難なものとなり、組立作業性が悪
く、また、マッサージユニット単体での運搬も困難であ
った。
【0007】特に、叩き機構と揉み機構とから揉み玉駆
動ユニットを構成し、同揉み玉駆動ユニットを身体支持
部に向けて進退移動可能に構成することで、揉み玉の進
退量を増大させて、マッサージ動作のバリエーションを
増大させることができる新規なマッサージ機を開発する
際に、揉み玉駆動ユニットのケーシングの内部に無駄な
空間が生じて揉み玉駆動ユニットが大型化してしまう
と、揉み玉駆動ユニットを円滑に進退移動させることが
できなくなるおそれがあり、その開発に支障をきたすお
それがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、使
用者の身体を支持するための身体支持部にマッサージユ
ニットを昇降可能に配設し、同マッサージユニットに駆
動モータを配設し、同駆動モータにマッサージユニット
の左右幅方向に向けて伸延させた駆動軸を連動連結し、
同駆動軸に揉み玉をリンク機構を介して連動連結して、
駆動モータの駆動によって揉み玉にマッサージ動作させ
るべく構成したマッサージ機において、駆動モータを正
面視で左右幅方向に伸延する駆動軸の左右幅員の範囲内
に収容することにした。
【0009】また、使用者の身体を支持するための身体
支持部にマッサージユニットを昇降可能に配設したマッ
サージ機において、マッサージユニットに揉み玉を駆動
するための揉み玉駆動ユニットを身体支持部に向けて進
退移動可能に配設し、同揉み玉駆動ユニットに駆動モー
タを配設し、同駆動モータに揉み玉駆動ユニットの左右
幅方向に向けて伸延させた駆動軸を連動連結し、同駆動
軸にリンク機構を介して揉み玉を連動連結して、駆動モ
ータの駆動によって揉み玉にマッサージ動作させるべく
構成し、しかも、駆動モータを正面視で左右幅方向に伸
延する駆動軸の左右幅員の範囲内に収容することにし
た。
【0010】また、マッサージユニットに叩き用駆動モ
ータと揉み用駆動モータとをそれぞれ配設し、叩き用駆
動モータにマッサージユニットの左右幅方向に向けて伸
延させた叩き用駆動軸を連動連結し、同叩き用駆動軸に
揉み玉を叩き用リンク機構を介して連動連結する一方、
揉み用駆動モータにマッサージユニットの左右幅方向に
向けて伸延させた揉み用駆動軸を連動連結し、同揉み用
駆動軸に揉み用リンク機構を介して揉み玉を連動連結し
て、叩き用駆動モータや揉み用駆動モータの駆動によっ
て揉み玉にマッサージ動作させるべく構成し、しかも、
正面視で、叩き用駆動モータを左右幅方向に伸延する叩
き用駆動軸の左右幅員の範囲内に収容するとともに、揉
み用駆動モータを左右幅方向に伸延する揉み用駆動軸の
左右幅員の範囲内に収容することにした。
【0011】また、叩き用駆動モータと揉み用駆動モー
タを左右に並べて配置し、両駆動モータの前方に叩き用
リンク機構と揉み用リンク機構とを配設することにし
た。
【0012】また、叩き用駆動モータの回動軸と揉み用
駆動モータの回動軸とを直交させることにした。
【0013】また、駆動モータと駆動軸との間に伝動ベ
ルトを介在させ、同伝動ベルトで駆動モータの動力を減
速しながら駆動軸に伝達すべく構成することにした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るマッサージ機は、マ
ッサージユニットに揉み玉を駆動するための揉み玉駆動
ユニットを身体支持部に向けて進退移動可能に配設し、
同揉み玉駆動ユニットに左右幅方向に向けて伸延させた
駆動軸を回動自在に配設し、同駆動軸に駆動モータを連
動連結するとともに、駆動軸にリンク機構を介して揉み
玉を連動連結して、駆動モータの駆動によって揉み玉に
マッサージ動作させるように構成しており、マッサージ
動作中に揉み玉駆動ユニットを進退移動させることによ
って、多種多彩なマッサージを行うことができるように
したものである。
【0015】しかも、駆動モータを正面視で左右幅方向
に伸延する駆動軸の左右幅員の範囲内に収容している。
【0016】そのため、揉み玉駆動ユニットの内部空間
を有効に利用することができて、揉み玉駆動ユニットの
小型化を図ることができ、これによって、マッサージユ
ニット単体での運搬作業が容易なものとなるとともに、
マッサージ機の組立作業の作業性を向上させることがで
きる。
【0017】特に、叩き用駆動モータと揉み用駆動モー
タを左右に並べて配置し、両駆動モータの前方に叩き用
リンク機構と揉み用リンク機構とを配設することによっ
て、叩き用駆動モータ及び揉み用駆動モータと叩き用リ
ンク機構及び揉み用リンク機構とを密集させた状態でコ
ンパクトに配置させることができ、より一層マッサージ
ユニットや揉み玉駆動ユニットの小型化を図ることがで
き、これによって、ユニット単体での運搬作業が容易な
ものとなるとともに、マッサージ機の組立作業の作業性
を向上させることができる。
【0018】また、叩き用駆動モータの回動軸と揉み用
駆動モータの回動軸とを直交させることによって、叩き
用駆動モータで発生する振動の方向と揉み用駆動モータ
で発生する振動の方向とが直交することになり、両振動
による共振を防止することができ、マッサージユニット
や揉み玉駆動ユニットの振動を可及的に少なくすること
ができる。
【0019】また、駆動モータと駆動軸との間に伝動ベ
ルトを介在させ、同伝動ベルトで駆動モータの動力を駆
動軸に減速しながら伝達すべく構成することによって、
減速時に発生する騒音を可及的に少なくすることができ
る。
【0020】
【実施例】本実施例に係るマッサージ機1は、図1に示
すように、椅子式としており、図示しないエアセルを収
納配設して使用者Mの尻部をエアマッサージ可能とした
座部本体2と、同座部本体2の後部にリクライニング自
在に連結した背もたれ3とを備えている。図中、1aは使
用者Mの足を保持する足保持部、1bは肘掛であり、前記
足保持部1aの内部にも図示しないがエアセルが収納配設
されており足をエアマッサージすることができるように
なっている。また、Rは本マッサージ機1への電源投入
から電源オフ、及びマッサージ機全体の動作を操作可能
としたリモコンであり、座部本体2の内部に配設した制
御ユニット16とワイヤレス接続されている。19は肘掛1b
の前側部に設けたリモコン収納部である。
【0021】背もたれ3の内部には、同背もたれ3に沿
って昇降可能となるように、本マッサージ機1の主機能
部であるマッサージユニット4を配設しており、同マッ
サージユニット4に設けた揉み玉駆動ユニット9によ
り、多彩なマッサージを行えるようにしている。
【0022】すなわち、揉み玉駆動ユニット9は、図5
〜図10に示すように、左右一対の揉み玉5,6を前後方向
に揺動させることによって叩き作動を行わせるための叩
き機構7と、揉み玉5,6を偏心回動させることによって
揉み作動を行わせるための揉み機構8とを具備してお
り、同揉み玉駆動ユニット9は、背もたれ3の表側(使
用者と接する側)に向けて進退移動可能となっている。
【0023】尚、本実施例では、背もたれ3で使用者M
の身体を支持する、いわゆる椅子式のマッサージ機を例
に採り説明しているが、これに限られず、ベッドで使用
者の身体を支持する、いわゆるベッド式のマッサージ機
でもよい。また、揉み玉駆動ユニット9は、背もたれ3
の表側(使用者と接する側)に向けて進退移動可能に構
成されている構成であれば、必ずしも叩き機構7と揉み
機構8とを備えているものではなく、いずれか一方を備
えているものでもよい。また、エアマッサージ機能は省
略しても構わない。さらに、リモコンRは、肘掛1bの上
面部に着脱自在に取付ける構成とすることもできる。
【0024】以下に、本実施例に係るマッサージ機1の
各部の構造、及びその動作について具体的に説明する。
【0025】図1に示すように、座部本体2は、着座部
14の内部に使用者Mが着座していることを圧力によって
検出するための着座検出手段を兼ねた体重検出センサ15
を取付けており、同体重検出センサ15は前記制御ユニッ
ト16に接続されている。図中、17は座部本体2の下面部
に設けた脚座であり、マッサージ機1全体を床面上で保
持している。
【0026】同座部本体2には、図示しないリクライニ
ング機構により背もたれ3をリクライニング自在に連結
しており、同背もたれ3の内部の背部側に、左右一対の
ラック10,11を背もたれ3に沿って取付けるとともに、
同ラック10,11に沿わせて断面コ字状の左右一対のガイ
ドレール12,13を取付けている。尚、前記リクライニン
グ機構には、背もたれ3の傾斜角度を検出するリクライ
ニング角度検出センサ18を設け、これも前記制御ユニッ
ト16に接続している。
【0027】マッサージユニット4は、図2〜図4に示
すように、マッサージユニット本体22の略中央部に揉み
玉駆動ユニット9を前方向に向けて進退移動可能に配設
している。
【0028】かかるマッサージユニット本体22は、左右
一対の側板22a,22bの上端部間に中央部を後方に向けて
屈曲させた連結杆22cを架設するとともに、左右の側板2
2a,22bの下端部間に断面コ字状の連結杆22dを架設して、
全体として略矩形枠型に形成している。
【0029】また、マッサージユニット4は、マッサー
ジユニット本体22の右側板22bの裏側下部にマッサージ
ユニット4を昇降させるための昇降用駆動モータ23を取
付けるとともに、同昇降用駆動モータ23のモータ軸24に
駆動プーリー25を取付け、同駆動プーリー25に従動プー
リー26を伝動ベルト27を介して連動連結し、同従動プー
リー26の回動軸29に駆動ウォーム(図示省略)を連動連
結している。尚、駆動プーリー25の径よりも従動プーリ
ー26の径の方を大きくしており、伝動ベルト27によって
減速しながら昇降用駆動モータ23の動力を伝達するよう
にして、減速時に発生する騒音を可及的に少なくするよ
うにしている。
【0030】一方、マッサージユニット4は、マッサー
ジユニット本体22の左右側板22a,22bの下部間に左右幅
方向に伸延させた昇降軸28を回動自在に取付けており、
同昇降軸28の右側外側面に形成したギヤ部と前記駆動ウ
ォームとを噛合させるとともに、昇降軸28の左右端部を
マッサージユニット本体22の外側方に突出させ、さら
に、かかる突出させた左右端部にピニオンギヤ30,31を
取付け、同ピニオンギヤ30,31を背もたれ3に取付けた
ラック10,11に噛合させている。昇降軸28の左端部に
は、昇降用駆動モータ23によって昇降軸28が駆動(回
動)された量(角度)を検出するためのロータリーエン
コーダ87を配設している。図中、32はマッサージユニッ
ト本体22の右側板22bの裏側下部に取付けた昇降用駆動
モータ23や駆動ウォームを収納したモータケーシングで
ある。尚、昇降用駆動モータ23及びロータリーエンコー
ダ87は、背もたれ3の下部に配設した制御ユニット16に
接続している。
【0031】また、マッサージユニット4は、マッサー
ジユニット本体22の左右側板22a,22bの中途部に左右一
対のガイド軸33,34を回動自在に取付け、各ガイド軸33,
34の端部をマッサージユニット本体22の外側方に突出さ
せ、かかる突出させたガイド軸33,34の端部にガイドロ
ーラー35,36をそれぞれ回動自在に取付けており、かか
るガイドローラー35,36を背もたれ3に取付けた断面コ
字状のガイドレール12,13の内部に滑動自在に挿入して
いる。
【0032】かかるマッサージユニット4には、使用者
Mの身体に背もたれ3の表面部を介して当接させてマッ
サージを行う揉み玉5,6を具備する揉み玉駆動ユニット
9を前後方向に揺動可能に配設している。
【0033】すなわち、マッサージユニット4は、マッ
サージユニット本体22の下部に左右幅方向に向けて伸延
させた状態で配設した昇降軸28の中央部に、揉み玉駆動
ユニット9を構成する揉み玉駆動ユニットケーシング37
を前後方向に向けて揺動自在に取付けており、前記昇降
軸28を揺動支点として揉み玉駆動ユニット9が前後方向
に向けて揺動できるようにしている。かかる前後方向へ
の揺動により、揉み玉駆動ユニット9、ひいては揉み玉
5,6が前後方向へ進退することになる。
【0034】かかる揉み玉駆動ユニット9を前後方向に
揺動させて進退移動させるための進退移動機構は、マッ
サージユニット本体22の右側板22bの裏側上部に揉み玉
駆動ユニット9を進退移動させるための進退用駆動モー
タ38を取付け、同進退用駆動モータ38のモータ軸39に駆
動プーリー40を取付け、同駆動プーリー40に従動プーリ
ー41を伝動ベルト42を介して連動連結し、同従動プーリ
ー41の回動軸55に駆動ウォーム(図示省略)を連動連結
している。尚、駆動プーリー40の径よりも従動プーリー
41の径の方を大きくしており、伝動ベルト42によって減
速しながら進退用駆動モータ38の動力を伝達するように
して、減速時に発生する騒音を可及的に少なくするよう
にしている。
【0035】一方、マッサージユニット4は、マッサー
ジユニット本体22の左右側板22a,22bの上部間に左右幅
方向に向けて伸延させた進退軸43を回動自在に取付けて
おり、同進退軸43の右側外側面に形成したギヤ部と前記
駆動ウォームとを噛合させ、さらには、前記進退軸43の
中途部に左右一対のピニオンギヤ44,45を取付ける一
方、揉み玉駆動ユニットケーシング37の上部に、前記ピ
ニオンギヤ44,45と対応する左右一対の円弧状のラック4
6,47を取付け、同ラック46,47に前記ピニオンギヤ44,45
を噛合させている。進退軸43の左側端部には、進退用駆
動モータ38によって進退軸43が駆動(回動)された量
(角度)を検出するためのロータリーエンコーダ88を配
設している。図中、48はマッサージユニット本体22の右
側上部に取付けた進退用駆動モータ38や駆動ウォームを
収納するためのモータケーシング、49は進退軸43を回動
自在に支持するための軸受である。尚、進退用駆動モー
タ38及びロータリーエンコーダ88は、制御ユニット16に
接続している。
【0036】また、上記揉み玉駆動ユニット9は、図5
〜図10に示すように、略箱型状の揉み玉駆動ユニットケ
ーシング37の上部に左右一対のラック支持片50,51を外
側方へ向けて形成し、各ラック支持片50,51の端縁に円
弧状のラック46,47をそれぞれ取付ける一方、揉み玉駆
動ユニットケーシング37の前側下部に正面視略横長U字
状の昇降軸支持体52を取付け、同昇降軸支持体52の左右
側部に軸受53,54をそれぞれ取付け、さらに、同軸受53,
54に昇降軸28を回動自在に挿通している。
【0037】さらに、揉み玉駆動ユニット9は、揉み玉
駆動ユニットケーシング37の内部に叩き機構7と揉み機
構8とを収容配設している。
【0038】叩き機構7は、揉み玉駆動ユニットケーシ
ング37の左側後方下部に揉み玉駆動ユニット9に揉み玉
5,6を叩き動作させるための叩き用駆動モータ57をモー
タ軸58を左側方に向けて突出させた状態で取付け、同モ
ータ軸58の先端部に叩き用駆動プーリー59を取付ける一
方、揉み玉駆動ユニットケーシング37の前側上部に左右
幅方向に向けて伸延させた叩き用駆動軸60を回動自在に
取付け、同叩き用駆動軸60の左側部に叩き用従動プーリ
ー61を取付け、これら叩き用従動プーリー61と前記叩き
用駆動プーリー59とを揉み玉駆動ユニットケーシング37
の左側外部にて伝動ベルト56で連動連結している。尚、
叩き用駆動プーリー59の径よりも叩き用従動プーリー61
の径の方を大きくしており、伝動ベルト56によって減速
しながら叩き用駆動モータ57の動力を伝達するようにし
て、減速時に発生する騒音を可及的に少なくするように
している。
【0039】さらに、叩き機構7は、前記叩き用駆動軸
60の中央部に叩き用偏心回動体62,63を同叩き用偏心回
動体62,63の軸線を叩き用駆動軸60の軸線から上下にそ
れぞれ偏心させた状態で取付け、同叩き用偏心回動体6
2,63に揉み玉機構64,65をそれぞれ連動連結している。
叩き用駆動軸60の左端部には、叩き用駆動モータ57によ
って叩き用駆動軸60が駆動(回動)された量(角度)を
検出するためのロータリーエンコーダ89を配設してい
る。図中、66は叩き用駆動モータ57のモータ軸58を回動
自在に支持するための軸受である。尚、叩き用駆動モー
タ57及びロータリーエンコーダ89は、背もたれ3の下部
に配設した制御ユニット16に接続している。
【0040】揉み機構8は、揉み玉駆動ユニットケーシ
ング37の右側後方下部に揉み玉駆動ユニット9に揉み玉
5,6を揉み動作させるための揉み用駆動モータ67をモー
タ軸68を上方に向けて突出させた状態で取付け、同モー
タ軸68に揉み用駆動プーリー69を取付け、同揉み用駆動
プーリー69に揉み用従動プーリー70を伝動ベルト71を介
して連動連結し、同揉み用従動プーリー70の回動軸86に
揉み用駆動ウォーム74を取付けている。尚、揉み用駆動
プーリー69の径よりも揉み用従動プーリー70の径の方を
大きくしており、伝動ベルト71によって減速しながら揉
み用駆動モータ67の動力を伝達するようにして、減速時
に発生する騒音を可及的に少なくするようにしている。
【0041】また、揉み機構8は、揉み玉駆動ユニット
ケーシング37の前側下部に左右幅方向に向けて伸延させ
た揉み用駆動軸72を回動自在に取付け、同揉み用駆動軸
72の右側部に揉み用従動ホイール73を取付け、同揉み用
従動ホイール73と前記揉み用駆動ウォーム74とを噛合し
ており、揉み用駆動軸72の中央部には、揉み用偏心回動
体84,85を介して揉み玉機構64,65をそれぞれ連動連結し
ている。揉み用駆動軸72の左側端部には、揉み用駆動モ
ータ67によって揉み用駆動軸72が駆動(回動)された量
(角度)を検出するためのロータリーエンコーダ90を配
設している。図中、75は揉み用駆動モータ67のモータ軸
68を回動自在に支持するための軸受である。尚、揉み用
駆動モータ67及びロータリーエンコーダ90は、背もたれ
3の下部に配設した制御ユニット16に接続している。
【0042】揉み玉機構64,65は、揉み用駆動軸72の中
央部に取付けた揉み用偏心回動体84,85に左右一対の揉
み玉アーム支持体76,77を同揉み玉アーム支持体76,77の
前端部を内側方に向けた状態で傾斜状に取付け、同揉み
玉アーム支持体76,77の後端部に連動アーム78,79の先端
部をそれぞれ回動自在に連動連設し、同連動アーム78,7
9の基端部を叩き用偏心回動体62,63に連動連結し、さら
には、揉み玉アーム支持体76,77の前側上部に揉み玉支
持アーム80,81の基端部を取付け、同揉み玉支持アーム8
0,81の先端部に揉み玉5,6を回動自在に取付けている。
尚、連動アーム78,79の先端部と揉み玉アーム支持体76,
77の後端部とは自由継手構造によって接続している。
【0043】ここで、叩き用偏心回動体62,63と連動ア
ーム78,79と揉み玉アーム支持体76,77と揉み玉支持アー
ム80,81とによって叩き用駆動軸60と揉み玉5,6とを連動
連結するための叩き用リンク機構82を構成しており、ま
た、揉み用偏心回動体84,85と揉み玉アーム支持体76,77
と揉み玉支持アーム80,81とによって揉み用駆動軸72と
揉み玉5,6とを連動連結するための揉み用リンク機構83
を構成している。
【0044】本実施例に係るマッサージ機1は、上述し
てきたような構成となっており、使用者Mによるリモコ
ンRの操作によって、制御ユニット16が駆動量検出手段
としてのロータリーエンコーダ87,88,89,90で各軸28,4
3,60,72の駆動量(回動角度)を検出しながら駆動部と
しての各駆動モータ23,38,57,67を駆動させることで以
下のように動作する。
【0045】すなわち、制御ユニット16によって昇降用
駆動モータ23を駆動すると、昇降軸28が回動し、それに
伴ってピニオンギヤ30,31がラック10,11に沿って走行
し、マッサージユニット4が背もたれ3に沿って昇降移
動する。その際に、制御ユニット16は、ロータリーエン
コーダ87で昇降軸28の回動角度を検出して、マッサージ
ユニット4の昇降量を検出している。この動作により、
ローリングマッサージが可能となる。
【0046】また、制御ユニット16によって進退用駆動
モータ38を駆動すると、進退軸43を介してピニオンギヤ
44,45が回動し、それに伴って揉み玉駆動ユニットケー
シング37に取付けたラック46,47が移動して、揉み玉駆
動ユニットケーシング37が前後方向に進退移動し、揉み
玉5,6が前後方向に進退移動する。その際に、制御ユニ
ット16は、ロータリーエンコーダ88で進退軸43の回動角
度を検出して、揉み玉駆動ユニット9(揉み玉5,6)の
進退量を検出している。この動作により、指圧マッサー
ジが可能となる。
【0047】本実施例では、図11に示すように、揉み玉
駆動ユニット9を進退させることによって、揉み玉5,6
を背もたれ3の内部に収納した収納位置(図11におい
て、揉み玉5,6の先端が符号L1で示す線上に位置す
る。)、極めて弱いマッサージを行うさすり位置(図11
において、揉み玉5,6の先端が符号L2で示す線上に位置
する。)、弱いマッサージを行う弱位置(図11におい
て、揉み玉5,6の先端が符号L3で示す線上に位置す
る。)、中程度のマッサージを行う中位置(図11におい
て、揉み玉5,6の先端が符号L4で示す線上に位置す
る。)、強いマッサージを行う強位置(図11において、
揉み玉5,6の先端が符号L5で示す線上に位置する。)、
極めて強いマッサージを行う深位置(図11において、揉
み玉5,6の先端が符号L6で示す線上に位置する。)の6
段階に進退させることができるようにしている。
【0048】また、制御ユニット16によって叩き用駆動
モータ57を駆動すると、叩き用駆動軸60が回動し、それ
に伴って叩き用偏心回動体62,63が交互に上下に回動
し、それにより、連動アーム78,79がクランクとして機
能して揉み玉アーム支持体76,77が前後に揺動し、揉み
玉5,6が交互に前後方向に揺動して叩き作動を行う。そ
の際に、制御ユニット16は、ロータリーエンコーダ89で
叩き用駆動軸60の回動角度を検出して、揉み玉5,6の揺
動量を検出している。この動作により叩きマッサージが
可能となる。
【0049】また、制御ユニット16によって揉み用駆動
モータ67を駆動すると、揉み用駆動軸72が回動し、それ
に伴って揉み用偏心回動体84,85が偏心回動し、揉み玉
5,6が前後方向に偏心回動して揉み作動を行う。その際
に、制御ユニット16は、ロータリーエンコーダ90で揉み
用駆動軸72の回動角度を検出して、揉み玉5,6の偏心回
動量を検出している。この動作により揉みマッサージが
可能となる。
【0050】そして、本マッサージ機1は、制御ユニッ
ト16によって駆動量検出手段としてのロータリーエンコ
ーダ87,88,89,90で各軸28,43,60,72の駆動量(回動角
度)を検出しながら駆動部としての各モータ23,38,57,6
7を駆動することによって、揉み玉5,6の位置をきめ細か
く制御できるようにしており、上記の基本となる各作動
を組み合わせることによって、使用者の体の肩、背中、
腰等を多彩なモードでマッサージすることができるよう
になっている。
【0051】以上に説明したように、本実施例では、マ
ッサージユニット4に揉み玉駆動ユニット9を前後方向
に向けて進退自在に配設し、同揉み玉駆動ユニット9に
左右幅方向に向けて伸延させた叩き用駆動軸60と揉み用
駆動軸72とを回動自在に配設し、叩き用駆動軸60に叩き
用駆動モータ57を連動連結するとともに、叩き用駆動軸
60に揉み玉5,6を叩き用リンク機構82を介して連動連結
する一方、揉み用駆動軸72に揉み用駆動モータ67を連動
連結するとともに、揉み用駆動軸72に揉み玉5,6を揉み
用リンク機構83を介して連動連結して、叩き用駆動モー
タ57や揉み用駆動モータ67の駆動によって揉み玉5,6に
マッサージ動作させるようにしている。
【0052】しかも、本実施例では、正面視で駆動モー
タ(叩き用駆動モータ57、揉み用駆動モータ67)を左右
幅方向に伸延する駆動軸(叩き用駆動軸60、揉み用駆動
軸72)の左右幅員の範囲内に収容している。
【0053】そのため、マッサージユニット4の内部空
間を有効に利用することができて、マッサージユニット
4の小型化を図ることができ、これによって、マッサー
ジユニット4単体での運搬作業が容易なものとなるとと
もに、マッサージ機1の組立作業の作業性を向上させる
ことができる。
【0054】特に、叩き用駆動軸60と揉み用駆動軸72と
を揉み玉駆動ユニット9の内部に収容配設しており、か
かる叩き用駆動軸60と揉み用駆動軸72の左右幅員の範囲
内に叩き用駆動モータ57と揉み用駆動モータ67とを収容
しているため、揉み玉駆動ユニット9の小型化を図るこ
とができ、これによって、揉み玉駆動ユニット9単体で
の運搬作業が容易なものとなるとともに、マッサージ機
の組立作業の作業性を向上させることができる。
【0055】しかも、揉み玉駆動ユニット9を小型化す
ることによって、簡単な構造でマッサージユニット4に
揉み玉駆動ユニット9を進退移動可能に設けることがで
き、これによって、揉み玉5,6の進退移動量を増大する
ことができ、マッサージ機1によるマッサージ動作のバ
リエーションを増大させることができる。
【0056】また、本実施例では、揉み玉駆動ユニット
9の昇降軸支持体52にマッサージユニット本体22に設け
た昇降軸28を挿通させることによってマッサージユニッ
ト4に揉み玉駆動ユニット9を前後方向に揺動自在に組
付ける構造となっている。
【0057】そのため、前述したように揉み玉駆動ユニ
ット9を小型化することによって、マッサージユニット
4に揉み玉駆動ユニット9を前後方向に揺動自在に組付
ける際にも、簡単な作業で組付けることができ、これに
よってもマッサージ機の組立作業の作業性を向上させる
ことができる。
【0058】しかも、揉み玉駆動ユニット9の昇降軸支
持体52にマッサージユニット本体22に設けた昇降軸28を
挿通させるだけでマッサージユニット4に揉み玉駆動ユ
ニット9を前後方向に揺動自在に組付けられるので、マ
ッサージユニット本体22に揉み玉駆動ユニット9を支持
するための部材を設ける必要がなくなり、マッサージユ
ニット本体22の構造を簡略化することができ、揉み玉駆
動ユニット9を進退移動させる進退用駆動モータ38やマ
ッサージユニット4を昇降させる昇降用駆動モータ23を
マッサージユニット本体22に配設するための十分なスペ
ースを確保することができる。
【0059】また、正面視で叩き用駆動モータ57と揉み
用駆動モータ67を左右に並べて配置し、両駆動モータ5
7,67の前方に叩き用リンク機構82と揉み用リンク機構83
とを配設している。
【0060】そのため、叩き用駆動モータ57及び揉み用
駆動モータ67と叩き用リンク機構82及び揉み用リンク機
構83とを密集させた状態でコンパクトに配置させること
ができ、より一層マッサージユニット4や揉み玉駆動ユ
ニット9の小型化を図ることができ、これによって、ユ
ニット単体での運搬作業が容易なものとなるとともに、
マッサージ機の組立作業の作業性を向上させることがで
きる。
【0061】しかも、本実施例では、叩き用駆動モータ
57のモータ軸58を左右幅方向に向けて伸延させる一方、
揉み用駆動モータ67のモータ軸68を上下方向に向けて伸
延させることによって、叩き用駆動モータ57のモータ軸
58と揉み用駆動モータ67のモータ軸68とを直交させてい
る。
【0062】そのため、叩き用駆動モータ57では主にモ
ータ軸58と直交する上下方向に向けて振動が発生し、一
方、揉み用駆動モータ67では主にモータ軸68と直交する
左右はが方向に向けて振動が発生し、叩き用駆動モータ
57で発生する振動の方向と揉み用駆動モータ67で発生す
る振動の方向とが直交することになり、両振動による共
振を防止することができ、マッサージユニット4や揉み
玉駆動ユニット9の振動を可及的に少なくすることがで
き、マッサージ機1が発する騒音を低減できるととも
に、振動に起因する故障を未然に防止することができ
る。
【0063】また、本実施例では、駆動モータ(叩き用
駆動モータ57、揉み用駆動モータ67)と駆動軸(叩き用
駆動軸60、揉み用駆動軸72)との間に伝動ベルト56,71
を介在させ、同伝動ベルト56,71で駆動モータ(叩き用
駆動モータ57、揉み用駆動モータ67)の動力を駆動軸
(叩き用駆動軸60、揉み用駆動軸72)に減速しながら伝
達すべく構成しているため、減速時に発生する騒音を可
及的に少なくすることができ、マッサージ機1の使用者
に不快感を与えない様子にすることができる。
【0064】また、本実施例では、揉み玉駆動ユニット
9の揺動中心軸である昇降軸28よりも揉み玉駆動ユニッ
ト9の後方側に重量物である叩き用駆動モータ57と揉み
用駆動モータ67とを配設することによって、昇降軸28を
中心にして揉み玉駆動ユニット9が後方に回動する方向
に向けて揉み玉駆動ユニット9に荷重をかけており、こ
れにより、ラック46,47とピニオンギヤ44,45とが常に同
一面(ここでは、ラック46,47の前面とピニオンギヤ44,
45の後面)で接触して、かかる接触面を介してピニオン
ギヤ44,45の回動をラック46,47に伝達するようにしてい
る。
【0065】そのため、ピニオンギヤ44,45の正転時及
び逆転時にピニオンギヤ44,45とラック46,47との間のあ
そびがなく、ピニオンギヤ44,45の回動をラック46,47に
確実かつ円滑に伝達することができ、揉み玉駆動ユニッ
ト9の揺動を円滑に行うことができる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0067】すなわち、請求項1に係る本発明では、使
用者の身体を支持するための身体支持部に沿ってマッサ
ージユニットを昇降可能に配設し、同マッサージユニッ
トに左右幅方向に向けて伸延させた駆動軸を回動自在に
配設し、同駆動軸に駆動モータを連動連結するととも
に、駆動軸にリンク機構を介して揉み玉を連動連結し
て、駆動モータの駆動によって揉み玉にマッサージ動作
させるべく構成したマッサージ機において、正面視で駆
動モータを左右幅方向に伸延する駆動軸の左右幅員の範
囲内に収容しているため、マッサージユニットの内部空
間を有効に利用することができて、マッサージユニット
の小型化を図ることができ、これによって、マッサージ
ユニット単体での運搬作業が容易なものとなるととも
に、マッサージ機の組立作業の作業性を向上させること
ができる。
【0068】また、請求項2に係る本発明では、使用者
の身体を支持するための身体支持部に沿ってマッサージ
ユニットを昇降可能に配設したマッサージ機において、
マッサージユニットに揉み玉を駆動するための揉み玉駆
動ユニットを身体支持部に向けて進退移動可能に配設
し、同揉み玉駆動ユニットに左右幅方向に向けて伸延さ
せた駆動軸を回動自在に配設し、同駆動軸に駆動モータ
を連動連結するとともに、駆動軸にリンク機構を介して
揉み玉を連動連結して、駆動モータの駆動によって揉み
玉にマッサージ動作させるべく構成し、しかも、正面視
で駆動モータを左右幅方向に伸延する駆動軸の左右幅員
の範囲内に収容しているため、揉み玉駆動ユニットの内
部空間を有効に利用することができて、揉み玉駆動ユニ
ットの小型化を図ることができ、これによって、揉み玉
駆動ユニット単体での運搬作業が容易なものとなるとと
もに、マッサージ機の組立作業の作業性を向上させるこ
とができる。
【0069】しかも、揉み玉駆動ユニットを小型化する
ことによって、簡単な構造でマッサージユニットに揉み
玉駆動ユニットを進退移動可能に設けることができ、こ
れによって、揉み玉の進退移動量を増大することがで
き、マッサージ機によるマッサージ動作のバリエーショ
ンを増大させることができる。
【0070】また、請求項3に係る本発明では、マッサ
ージユニットに左右幅方向に向けて伸延させた叩き用駆
動軸と揉み用駆動軸とを回動自在に配設し、叩き用駆動
軸に叩き用駆動モータを連動連結するとともに、叩き用
駆動軸に叩き用リンク機構を介して揉み玉を連動連結す
る一方、叩き用駆動軸に叩き用駆動モータを連動連結す
るとともに、叩き用駆動軸に叩き用リンク機構を介して
揉み玉を連動連結して、叩き用駆動モータや揉み用駆動
モータの駆動によって揉み玉にマッサージ動作させるべ
く構成し、しかも、正面視で、叩き用駆動モータを左右
幅方向に伸延する叩き用駆動軸の左右幅員の範囲内に収
容するとともに、揉み用駆動モータを左右幅方向に伸延
する揉み用駆動軸の左右幅員の範囲内に収容しているた
め、叩き用駆動モータと揉み用駆動モータとを用いて揉
み玉にマッサージ動作させるように構成したマッサージ
機においても、マッサージユニットの内部空間を有効に
利用することができて、マッサージユニットの小型化を
図ることができ、これによって、マッサージユニット単
体での運搬作業が容易なものとなるとともに、マッサー
ジ機の組立作業の作業性を向上させることができる。
【0071】また、請求項4に係る本発明では、叩き用
駆動モータと揉み用駆動モータを左右に並べて配置し、
両駆動モータの前方に叩き用リンク機構と揉み用リンク
機構とを配設しているため、叩き用駆動モータ及び揉み
用駆動モータと叩き用リンク機構及び揉み用リンク機構
とを密集させた状態でコンパクトに配置させることがで
き、より一層マッサージユニットや揉み玉駆動ユニット
の小型化を図ることができ、これによって、ユニット単
体での運搬作業が容易なものとなるとともに、マッサー
ジ機の組立作業の作業性を向上させることができる。
【0072】また、請求項5に係る本発明では、叩き用
駆動モータの回動軸と揉み用駆動モータの回動軸とを直
交させているため、叩き用駆動モータで発生する振動の
方向と揉み用駆動モータで発生する振動の方向とが直交
することになり、両振動による共振を防止することがで
き、マッサージユニットや揉み玉駆動ユニットの振動を
可及的に少なくすることができて、マッサージ機が発す
る騒音を低減できるとともに、振動に起因する故障を未
然に防止することができる。
【0073】また、請求項6に係る本発明では、駆動モ
ータと駆動軸との間に伝動ベルトを介在させ、同伝動ベ
ルトで駆動モータの動力を駆動軸に減速しながら伝達す
べく構成しているため、減速時に発生する騒音を可及的
に少なくすることができ、マッサージ機1の使用者に不
快感を与えない様子にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機の側面説明図。
【図2】マッサージユニットの正面図。
【図3】同平面図。
【図4】同背面図。
【図5】揉み玉駆動ユニットの正面図。
【図6】同平面図。
【図7】同左側面図。
【図8】同断面図(揉み機構の断面図)。
【図9】同断面図(叩き機構の断面図)。
【図10】同背面図。
【図11】揉み玉駆動ユニットの進退移動を示す説明
図。
【符号の説明】
1 マッサージ機 4 マッサージユニット 5,6 揉み玉 7 叩き機構 8 揉み機構 9 揉み玉駆動ユニット 16 制御ユニット 23 昇降用駆動モータ 38 進退用駆動モータ 56 伝動ベルト 57 叩き用駆動モータ 58 モータ軸 59 叩き用駆動プーリー 60 叩き用駆動軸 61 叩き用従動プーリー 62,63 叩き用偏心回動体 64,65 揉み玉機構 67 揉み用駆動モータ 68 モータ軸 69 揉み用駆動プーリー 70 揉み用従動プーリー 71 伝動ベルト 72 揉み用駆動軸 73 揉み用従動ホイール 74 揉み用駆動ウォーム 76,77 揉み玉アーム支持体 78,79 連動アーム 80,81 揉み玉支持アーム 82 叩き用リンク機構 83 揉み用リンク機構 84,85 揉み用偏心回動体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 一磯 大阪府大阪市浪速区日本橋5丁目5番21号 株式会社フジ医療器内 (72)発明者 久保 晃一 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 佐山 重治 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 (72)発明者 末松 浩隆 福岡県田川郡方城町大字伊方4680番地 九 州日立マクセル株式会社内 Fターム(参考) 4C074 AA04 AA05 CC11 CC17 DD01 GG03 HH07 HH10 4C100 AA00 AD11 AD21 AE11 AF03 AF04 BB03 BC02 CA03 DA04 DA05 EA12 EB01 EB10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の身体を支持するための身体支持
    部にマッサージユニットを昇降可能に配設し、同マッサ
    ージユニットに駆動モータを配設し、同駆動モータにマ
    ッサージユニットの左右幅方向に向けて伸延させた駆動
    軸を連動連結し、同駆動軸にリンク機構を介して揉み玉
    を連動連結して、駆動モータの駆動によって揉み玉にマ
    ッサージ動作させるべく構成したマッサージ機におい
    て、 駆動モータを正面視で左右幅方向に伸延する駆動軸の左
    右幅員の範囲内に収容したことを特徴とするマッサージ
    機。
  2. 【請求項2】 使用者の身体を支持するための身体支持
    部にマッサージユニットを昇降可能に配設したマッサー
    ジ機において、 マッサージユニットに揉み玉を駆動するための揉み玉駆
    動ユニットを身体支持部に向けて進退移動可能に配設
    し、同揉み玉駆動ユニットに駆動モータを配設し、同駆
    動モータに揉み玉駆動ユニットの左右幅方向に向けて伸
    延させた駆動軸を連動連結し、同駆動軸にリンク機構を
    介して揉み玉を連動連結して、駆動モータの駆動によっ
    て揉み玉にマッサージ動作させるべく構成し、しかも、
    駆動モータを正面視で左右幅方向に伸延する駆動軸の左
    右幅員の範囲内に収容したことを特徴とするマッサージ
    機。
  3. 【請求項3】 マッサージユニットに叩き用駆動モータ
    と揉み用駆動モータとをそれぞれ配設し、叩き用駆動モ
    ータにマッサージユニットの左右幅方向に向けて伸延さ
    せた叩き用駆動軸を連動連結し、同叩き用駆動軸に揉み
    玉を叩き用リンク機構を介して連動連結する一方、揉み
    用駆動モータにマッサージユニットの左右幅方向に向け
    て伸延させた揉み用駆動軸を連動連結し、同揉み用駆動
    軸に揉み用リンク機構を介して揉み玉を連動連結して、
    叩き用駆動モータや揉み用駆動モータの駆動によって揉
    み玉にマッサージ動作させるべく構成し、しかも、正面
    視で、叩き用駆動モータを左右幅方向に伸延する叩き用
    駆動軸の左右幅員の範囲内に収容するとともに、揉み用
    駆動モータを左右幅方向に伸延する揉み用駆動軸の左右
    幅員の範囲内に収容したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 叩き用駆動モータと揉み用駆動モータを
    左右に並べて配置し、両駆動モータの前方に叩き用リン
    ク機構と揉み用リンク機構とを配設したことを特徴とす
    る請求項3記載のマッサージ機。
  5. 【請求項5】 叩き用駆動モータの回動軸と揉み用駆動
    モータの回動軸とを直交させたことを特徴とする請求項
    3又は請求項4記載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】 駆動モータと駆動軸との間に伝動ベルト
    を介在させ、同伝動ベルトで駆動モータの動力を駆動軸
    に減速しながら伝達すべく構成したことを特徴とする請
    求項1〜請求項5のいずれかに記載のマッサージ機。
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