JP7450394B2 - マッサージユニットおよびマッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、マッサージユニットおよびマッサージ機に関する。
従来、背凭れ部内に収納され昇降するメカユニットと、このメカユニットに被施療者方向に進退可能に配設され揉み玉を駆動可能に備える揉み玉ユニットと、を備えるマッサージ機が知られる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されるマッサージ機は、揉み玉ユニットのハウジングの上部に設けられるラックと、当該ラックと係合するピニオンギアが配設される進退軸と、備える。進退軸が回転すると、ピニオンギアがラックに沿って回転し、揉み玉ユニットが被施療者方向に進退する。また、当該マッサージ機は、メカユニットに回動可能に取り付けられる揉み玉ユニットの進退位置を検出するエンコーダを備える。このエンコーダのスケールは、揉み玉ユニットのハウジング上部に垂設され、中心軸を中心とした所定径の上辺を有するように形成されている。このスケールに対してセンサが検出可能に進退軸近傍に配設されている。
特開2007-6975号公報 特開2007-289534号公報
特許文献1の構成では、エンコーダを構成するスケールは揉み玉ユニットに配設され、エンコーダを構成するセンサはメカユニットの組付台に配設される。施療時には、揉み玉ユニットの揉みや叩き動作によって、揉み玉ユニットに配設されるスケールは振動する。一方、組付台に配設されるセンサは、スケールに比べて振動が小さい。すなわち、特許文献1の構成では、センサに対してスケールが振動し易く、スケールとセンサで構成されるエンコーダによる位置情報の検出精度が低下する可能性がある。位置情報の検出精度を上げるためには、スケールに設けるスリットを大きくする必要があり、この場合、スケールに形成できるスリットの数が減り、詳細な位置情報を得ることが難しくなる。
また、揉み玉ユニットに円弧上のスケールを設ける構成では、装置の大型化に合わせてスケールも大きくする必要があり、例えば設計の自由度が小さくなることが懸念される。
例えば、特許文献2のように、施療子駆動部(揉み玉ユニットと同様)から離れた位置にロータリエンコーダを配置することが考えられる。ただし、進退軸にロータリエンコーダを配設する構成では、例えば詳細な位置情報を得ることや、基準位置の調整等が難しくなることが懸念される。
本発明は、上記の状況に鑑み、施療子駆動部の位置情報を精度良く詳細に検出することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の例示的なマッサージユニットは、フレーム部と、前記フレーム部に回転可能に支持される軸部と、前記軸部の回転により前記フレーム部に対して揺動し、施療子を動作させる機構を有する施療子駆動部と、前記フレーム部に取り付けられ、前記施療子駆動部の位置情報を取得する検出部と、を備え、前記検出部は、前記軸部の回転を伝達する少なくとも一つの歯車と、前記少なくとも一つの歯車のうちの一つと噛み合う歯部を有する回転板と、前記回転板とともにエンコーダを構成する光センサと、を有する構成(第1の構成)である。
上記第1の構成のマッサージユニットにおいて、前記少なくとも一つの歯車には、軸線方向に互いにずれた二種類のギア歯列を有する二段歯車が含まれる構成(第2の構成)であることが好ましい。
上記第1又は第2の構成のマッサージユニットにおいて、前記検出部は、前記回転板の前記歯部と噛み合う前記歯車を当該歯車の軸線方向に付勢する弾性部材を更に有する構成(第3の構成)にしてもよい。
上記第1から第3のいずれかの構成のマッサージユニットにおいて、前記検出部は、前記少なくとも一つの歯車と、前記回転板と、前記光センサとを支持する支持部材を更に有し、前記支持部材が前記フレーム部に固定される構成(第4の構成)にしてもよい。
上記第1又は第2の構成のマッサージユニットにおいて、前記少なくとも一つの歯車と前記回転板とは、別の部材に固定され、前記少なくとも一つの歯車を支持する歯車支持部材は、ねじを用いて前記フレーム部に固定され、前記歯車支持部材には、前記ねじを緩めた場合に前記回転板の前記歯部と噛み合う前記歯車を前記回転板から離れる方向に移動可能とする長孔が形成されている構成(第5の構成)にしてもよい。
上記第1から第5いずれかの構成のマッサージユニットにおいて、前記回転板は、外周に前記歯部を有する円板状である構成(第6の構成)が好ましい。
上記第1から第6のいずれかの構成のマッサージユニットにおいて、前記施療子を動作させる前記機構には、前記施療子に揉み動作を行わせる揉み駆動機構と、前記施療子に叩き動作を行わせる叩き駆動機構と、が含まれる構成(第7の構成)であることが好ましい。
上記第1から第7のいずれかの構成のマッサージユニットにおいて、前記施療子駆動部を前記フレーム部に対して揺動させる機構は、前記軸部に設けられるピニオンギアと、前記施療子駆動部に設けられ、前記ピニオンギアと噛み合うラックと、を有する構成(第8の構成)であってよい。
また、本発明の例示的なマッサージ機は、座部および背凭れ部と、前記背凭れ部に設けられるガイドレールに沿って昇降する上記第1から第8のいずれかの構成のマッサージユニットと、を備える構成(第9の構成)である。
本発明によれば、施療子駆動部の位置情報を精度良く詳細に検出することができる。
マッサージ機の斜視図 マッサージユニットの前方斜視図 マッサージユニットの後方斜視図 検出部の側面図 検出部の斜視図 図4に示す検出部から回転板とセンサカバーとを取り除いた斜視図 第2歯車が弾性部材の付勢力に反して押された状態の検出部を示す背面図 変形例の検出部の側面図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本明細書では、回転体の回転軸が延びる方向を軸線方向と称する。
<1.マッサージ機の概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係るマッサージ機100の斜視図である。以下の説明において、マッサージ機100に着座した被施療者から見て前側(正面側)を「前側」といい、マッサージ機100に着座した被施療者から見て後側(背面側)を「後側」という。また、マッサージ機100に着座した被施療者から見て上側(頭側)を「上側」といい、マッサージ機100に着座した被施療者から見て下側(脚側)を「下側」という。また、マッサージ機100に着座した被施療者から見て右側を「右側」といい、マッサージ機100に着座した被施療者から見て左側を「左側」という。
マッサージ機100は、座部200および背凭れ部300を備える。マッサージ機100は、基台部400、腕施療部500、操作部600、コード線700、スタンド800、及び脚載部900を更に備える。
座部200は、被施療者の臀部及び上脚を支持する。
背凭れ部300は、被施療者の肩、腰、および、背中を支持する。背凭れ部300は、左右方向に沿って延びる不図示のリクライニング回転軸回りに回転可能に、座部200の後端に取り付けられている。背凭れ部300は、被施療者の肩および腰に接する面300Aに沿って延びる一対のガイドレール300B、300Cを内蔵している。
後述するマッサージユニット1は、一対のガイドレール300B、300Cによって案内されて背凭れ部300内で昇降する。すなわち、マッサージ機100は、背凭れ部300に設けられるガイドレール300B、300Cに沿って昇降するマッサージユニット1を備える。なお、一対のガイドレール300B、300Cを座部200の後部にまで延長し、マッサージユニット1が座部200および背凭れ部300内で昇降するようにしてもよい。
基台部400は、座部200の左右両側且つ座部200の下方に立設して設けられる。本実施形態では、一例として、座部200の左側に設けられる基台部400の内部に、制御部400Aが内蔵される。制御部400Aが設けられる位置は適宜変更されてよい。
腕施療部500は、座部200の左右両側且つ座部200の上方に立設して設けられる。腕施療部500は、膨縮可能な膨縮袋を内蔵しており、当該膨縮袋によって被施療者の腕を支持しながら施療する。
操作部600は、被施療者が施療パターンの選択や施療の強弱調節などを行うための入力装置である。操作部600は、コード線700を介して制御部400Aに接続される。制御部400Aは、操作部600から出力される信号に基づいてマッサージ機100の各部を制御する。
スタンド800は、座部200の左側に設けられる腕施療部500に固定されている。操作部600はスタンド800に対して装脱着可能である。
脚載部900は、被施療者の下脚を支持する。
<2.マッサージユニットの構成>
(2-1.マッサージユニットの概要)
図2は、本発明の実施形態に係るマッサージユニット1の前方斜視図である。詳細には、図2は左斜め前方から見た図である。図3は、本発明の実施形態に係るマッサージユニット1の後方斜視図である。詳細には、図3は右斜め後方から見た図である。
マッサージユニット1は、フレーム部2を備える。フレーム部2は、概ね矩形枠体状である。本実施形態では、フレーム部2は、複数のフレーム部品で構成される。詳細には、フレーム部2は、左フレーム部品21と、右フレーム部品22と、下フレーム部品23と、上フレーム部品24と、を含む。
左フレーム部品21および右フレーム部品22は、前後方向からの平面視において、上下方向に延びる矩形状である。下フレーム部品23は、左右方向に延び、左フレーム部品21および右フレーム部品22の下端部を連結する。上フレーム部品24は、左右方向に延び、左フレーム部品21および右フレーム部品22の上端部を連結する。フレーム部品間の連結の手法は、例えば、溶接又はねじ止めであってよい。
マッサージユニット1は、フレーム部2に対して回転可能に支持される2つのガイドローラ3A、3Bを備える。2つのガイドローラ3A、3Bは、マッサージユニット1の上部に左右方向に離れて配置される。左側に配置されるガイドローラ3Aは、フレーム部2に対して左方に突出した位置に設けられる。ガイドローラ3Aは、マッサージユニット1の昇降時にガイドレール300B上で転がる。右側に配置されるガイドローラ3Bは、フレーム部2に対して右方に突出した位置に設けられる。ガイドローラ3Bは、マッサージユニット1の昇降時にガイドレール300C上を転がる。
マッサージユニット1は、昇降駆動部4を備える。昇降駆動部4は、昇降軸41と、昇降用モータ42と、昇降ピニオンギア43A、43Bと、を備える。昇降軸41は、左右方向に延び、フレーム部2に回転可能に支持される。昇降用モータ42は、マッサージユニット1を昇降させるための駆動源である。昇降用モータ42は、昇降軸41に不図示の回転伝達部を介して連結される。回転伝達部は、回転軸方向を変更するためのギア機構を含む。
昇降ピニオンギア43Aは、昇降軸41の左端に固定され、ガイドレール300Bに設けられるラックと噛み合う。昇降ピニオンギア43Bは、昇降軸41の右端に固定され、ガイドレール300Cに設けられるラックと噛み合う。昇降用モータ42の駆動によって昇降軸41が回転することで、各昇降ピニオンギア43A、43Bがラック上を動く。すなわち、昇降用モータ42の駆動により、マッサージユニット1がガイドレール300B、300Cに沿って昇降する。
マッサージユニット1は、施療子5A、5Bを備える。詳細には、マッサージユニット1は、左右方向に間隔をあけて配置される一対の施療子5A、5Bを備える。左側に配置される施療子5Aは、左アーム6Aに支持される。右側に配置される施療子5Bは、右アーム6Bに支持される。本実施形態において、施療子5A、5Bは揉み玉であり、これにより、例えば揉み、叩き、ローリング等の多様な施療動作を行うことが可能になる。
マッサージユニット1は、施療子5A、5Bを動作させる機構を有する施療子駆動部7を備える。本実施形態では、施療子5A、5Bを動作させる機構には、揉み駆動機構71と叩き駆動機構72と、が含まれる。
揉み駆動機構71は、施療子5A、5Bに揉み動作を行わせる。揉み駆動機構71は、揉み用モータ711と、揉み用シャフト712と、不図示の偏心回転体と、を含む。揉み用モータ711は、施療子5A、5Bに揉み動作を行わせるための駆動源である。揉み用シャフト712は、左右方向に延び、施療子駆動部7が有するハウジング70に回転可能に支持される。本実施形態では、ハウジング70は、複数の部材で構成される。揉み用モータ711は、揉み用シャフト712に不図示の回転伝達部を介して連結される。回転伝達部は、回転軸方向を変更するためのギア機構を含む。
揉み用シャフト712には、左右一対の偏心回転体が固定されている。揉み用シャフト712は、左側の偏心回転体を介して左アーム6Aの下部を支持し、右側の偏心回転体を介して右アーム6Bの下部を支持する。揉み用モータ711が駆動すると、揉み用シャフト712が回転し、揉み用シャフト712に固定されている左右一対の偏心回転体も回転する。左右一対の偏心回転体の回転によって、各アーム6A、6Bは上下、左右、前後にそれぞれ揺動する。すなわち、揉み駆動機構71は、施療子5A、5Bを偏心回転させて揉み動作を行わせることができる。
叩き駆動機構72は、施療子5A、5Bに叩き動作を行わせる。叩き駆動機構72は、叩き用モータ721と、回転伝達部722と、叩き用シャフト723と、を含む。叩き用モータ721は、施療子5A、5Bに叩き動作を行わせるための駆動源である。回転伝達部722は、プーリを含み、叩き用モータ721の回転出力を叩き用シャフト723に伝達する。叩き用シャフト723は、左右方向に延び、左端に回転伝達部722を構成するプーリが取り付けられ、叩き用モータ721の駆動により回転する。叩き用シャフト723は、ハウジング70に回転可能に支持される。
叩き用シャフト723には、左用偏心回転体および右用偏心回転体(いずれも不図示)が固定されている。叩き駆動機構72は、左用偏心回転体の回転により上下方向に動く左用可動体と、右用偏心回転体の回転により上下方向に動く右用可動体(いずれも不図示)を含む。左用可動体は、不図示のボールジョイントを介して、左アーム6Aの下端部から後方に突出する不図示の左アーム突出部に連結される。右用可動体は、不図示のボールジョイントを介して、右アーム6Bの下端部から後方に突出する不図示の右アーム突出部に連結される。叩き用シャフト723の回転により左用偏心回転体が回転すると、左アーム6Aが揉み用シャフト712を枢軸として前後方向に揺動する。叩き用シャフト723の回転により右用偏心回転体が回転すると、右アーム6Bが揉み用シャフト712を枢軸として前後方向に揺動する。すなわち、叩き駆動機構72は、施療子5A、5Bを前後方向に揺動させることによって施療子5A、5Bに叩き動作を行わせる。
マッサージユニット1は、施療子駆動部7をフレーム部2に対して揺動させる機構(揺動機構8)を有する。マッサージユニット1の前方下部には、左右方向に延び、フレーム部2に対して固定される揺動シャフト80が設けられる。施療子駆動部7は、揺動シャフト80を中心として前後方向に揺動可能に設けられる。
揺動機構8には、軸部81が含まれる。換言すると、マッサージユニット1は、軸部81を備える。軸部81は、フレーム部2に回転可能に支持される。詳細には、軸部81は、左右方向に延びる。軸部81は、左端部を左フレーム部品21の上部から後方に突出する左ブロック25Aに回転可能に支持され、右端部を右フレーム部品22の上部から後方に突出する右ブロック25Bに回転可能に支持される。なお、本実施形態において、左ブロック25Aおよび右ブロック25Bは、フレーム部2に含まれる。
揺動機構8は、ピニオンギア82A、82Bと、ラック83A、83Bと、を有する。本実施形態では、揺動機構8は、揺動用モータ84を更に有する。
ピニオンギア82A、82Bは、軸部81に設けられる。詳細には、軸部81には、左ピニオンギア82Aと右ピニオンギア82Bとの一対のピニオンギアが固定される。一対のピニオンギア82A、82Bは、左右方向に間隔をあけて、軸部81の左右方向中央部寄りに配置される。
ラック83A、83Bは、施療子駆動部7に設けられ、ピニオンギア82A、82Bと噛み合う。詳細には、施療子駆動部7には、左ラック83Aと右ラック83Bとの一対のラックが設けられる。一対のラック83A、83Bは、施療子駆動部7が備えるハウジング70に固定される。本実施形態では、一対のラック83A、83Bは、ハウジング70と別部材であり、例えばねじ止めによりハウジング70に固定される。ただし、ラック83A、83Bは、ハウジング70を構成する部材と単一部材とされてもよい。一対のラック83A、83Bは、揺動シャフト80を中心とする円弧状である。
揺動用モータ84は、施療子駆動部7を揺動するための駆動源であり、軸部81を回転させる。揺動用モータ84は、軸部81に不図示の回転伝達部を介して連結される。回転伝達部は、回転軸方向を変更するためのギア機構を含む。なお、本実施形態では、軸部81の回転は、揺動用モータ84を駆動することにより得られる構成であるが、軸部81の回転は揺動用モータ84の駆動以外の方法で得られてもよい。
揺動用モータ84が駆動すると、軸部81の回転とともに一対のピニオンギア82A、82Bが回転し、一対のピニオンギア82A、82Bが一対のラック83A、83B上を相対移動する。詳細には、一対のピニオンギア82A、82Bは軸部81を中心として一定の位置で回転するために、一対のラック83A、83Bが設けられる施療子駆動部7が動く。より詳細には、施療子駆動部7は、揺動シャフト80を中心として前後方向に揺動する。
施療子駆動部7が前方に向けて動くと、一対の施療子5A、5Bも前方に動く。これにより、一対の施療子5A、5Bが被施療者の背中に与える力を強くすることができる。一方、施療子駆動部7が後方に向けて動くと、一対の施療子5A、5Bも後方に動く。これにより、一対の施療子5A、5Bが被施療者の背中に与える力を弱くすることができる。すなわち、揺動機構8は、施療子5A、5Bが被施療者を押圧する強さを調節する強弱調節機構と言える。
マッサージユニット1は、施療子駆動部7の位置情報を取得する検出部9を備える。揺動シャフト80を中心に回転可能に設けられる施療子駆動部7の位置がわかると、施療子5A、5Bが被施療者を押圧する力の強弱を把握することができる。すなわち、検出部9は、施療子5A、5Bが被施療者を押圧する力の強弱設定を把握するために設けられる。検出部9は、いわゆる強弱センサである。本実施形態では、検出部9はフレーム部2に取り付けられる。検出部9は、フレーム部2に固定されていればよく、フレーム部2に直接的に取り付けられても、他の部材を介してフレーム部2に間接的に取り付けられてもよい。
軸部81に設けられるピニオンギア82A、82Bと、施療子駆動部7に設けられるラック83A、83Bとの間には、通常、遊びが設けられる。このために、施療子駆動部7で発生する振動は、フレーム部2に伝わり難い、或いは、フレーム部2に伝わったとしても小さくなる。すなわち、本実施形態のように検出部9がフレーム部2に取り付けられる構成とすると、検出部9が施療子駆動部7で発生する振動の影響を受け難くすることができる。
また、本実施形態では、施療子駆動部7には、揉み駆動機構71および叩き駆動機構72が設けられるために、施療子駆動部7においては振動が生じやすい。本実施形態では、振動の生じ易い施療子駆動部7から離れた位置に検出部9を設けることができるために、検出部9が施療子駆動部7で発生する振動の影響を受けることを低減することができる。
(2-2.検出部の詳細)
図4は、本発明の実施形態に係る検出部9の側面図である。図4は、左から右に向かって検出部9を見た左方側面図である。図5は、本発明の実施形態に係る検出部9の斜視図である。図5は、右斜め後方から検出部9を見た図である。
図4および図5に示すように、検出部9は、少なくとも一つの歯車91、92と、回転板93と、光センサ94とを有する。検出部9は、支持部材95を更に有する。
少なくとも一つの歯車91、92は、軸部81の回転を伝達する。少なくとも一つの歯車91、92は、軸部81の回転軸と平行な方向に延びる軸線回りに回転する。本実施形態において、軸部81の回転軸と平行な方向は左右方向である。また、軸部81の回転を伝達する歯車91、92の数は2つである。ただし、軸部81の回転を伝達する歯車の数は1つ、或いは、3つ以上であってもよい。歯車の数が1つである場合には、1つの歯車が軸部81の回転を回転板93に伝達する。歯車の数が複数である場合には、複数の歯車が協働して軸部81の回転を回転板93に伝達する。
第1歯車91は、歯車本体部911と、歯車筒部912とを有する。歯車本体部911は、円環状であり、外周にギア歯列911aを有する。ギア歯列911aは、歯車本体部911の外周全周にわたって等間隔に配置される複数のギア歯で構成される。歯車筒部912は、円環状の歯車本体部911の中心軸を中心とし、軸線方向(本実施形態では左右方向)に延びる円筒状である。歯車筒部912は、歯車本体部911から右方に突出する。歯車本体部911および歯車筒部912に通され、軸線方向に延びるピン96を用いて、第1歯車91は、支持部材95に回転可能に支持される。ピン96の一端部には、抜け止め用の鍔部961が設けられる。ピン96の他端は、ナット962を用いて支持部材95にて固定される。
第1歯車91のギア歯列911aは、軸部81に形成される歯部811(図3参照)と噛み合う。また、第1歯車91のギア歯列911aは、詳細は後述する第2歯車92の第1ギア歯列921aとも噛み合う。すなわち、第1歯車91は、軸部81の回転を第2歯車92に伝達する。
第2歯車92は、第1歯車本体部921と、第2歯車本体部922と、歯車筒部923と、を有する。第1歯車本体部921は、円環状であり、外周に第1ギア歯列921aを有する。第1ギア歯列921aは、第1歯車本体部921の外周全周にわたって等間隔に配置される複数のギア歯で構成される。第2歯車本体部922は、第1歯車本体部921より外径が大きい円環状であり、外周に第2ギア歯列922aを有する。第2ギア歯列922aは、第2歯車本体部922の外周全周にわたって等間隔に配置される複数のギア歯で構成される。第1歯車本体部921と第2歯車本体部922とは、中心軸を同じとして軸線方向(本実施形態では左右方向)に並ぶ。第2歯車92は、いわゆる二段歯車である。
なお、本実施形態では、第1歯車本体部921と第2歯車本体部922とは単一部材である。ただし、第1歯車本体部921と第2歯車本体部922とは別部材とされ、互いに固定される構成とされてよい。
歯車筒部923は、円環状の第1歯車本体部921および第2歯車本体部922の中心軸を中心とし、軸線方向に延びる円筒状である。歯車筒部923は、第2歯車本体部922から右方に突出する。第2歯車92は、軸線方向に延び、第1歯車本体部921、第2歯車本体部922、および、歯車筒部923に通されるピン96を用いて、支持部材95に回転可能に支持される。
第2歯車92の第1ギア歯列921aは、第1歯車91のギア歯列911aと噛み合う。また、第2歯車92の第2ギア歯列922aは、回転板93が有する歯部93aと噛み合う。すなわち、第2歯車92は、第1歯車91の回転を回転板93に伝達する。第1歯車91および第2歯車92により、軸部81の回転が回転板93に伝達される。
本実施形態では、好ましい形態として、検出部9が有する少なくとも一つの歯車には、軸線方向に互いにずれた二種類のギア歯列921a、922aを有する二段歯車92が含まれる。二段歯車92が用いられることにより、ギア比を調節して回転板93の大きさを所望の大きさに調整し易くすることができる。例えば、施療子駆動部7が大型化されてラック83A、83Bが大型となった場合でも、回転板93の大きさが大型化することを避けることができる。
なお、本実施形態では、第1歯車本体部921に比べて第2歯車本体部922の外径が大きくなる構成としたが、これは例示にすぎず、第1歯車本体部921に比べて第2歯車本体部922の外径が小さくなる構成としてもよい。
また、第1歯車91は、いわゆる遊び車であり、検出部9が第1歯車91を有しない構成としてもよい。この場合、例えば、軸部81の歯部811が設けられる部分の直径を大きくして、軸部81の歯部811が第2歯車92の第1ギア歯列921aと直接噛み合う構成としてよい。
回転板93は、少なくとも一つの歯車91、92のうちの一つと噛み合う歯部93aを有する。本実施形態では、回転板93は、第2歯車92と噛み合う歯部93aを有する。回転板93は、外周に歯部93aを有する円板状である。より詳細には、回転板93は、中心部分に貫通孔を有する円環状である。回転板93は、歯車91、92と同様に、軸線方向に延びる筒状部931と、鍔部961を有するピン96とを用いて、支持部材95に軸線回りに回転可能に支持される。なお、筒状部931は、回転板93と単一部材であってもよいし、別部材であってもよい。
回転板93は、複数のスリット932、933、934を有する。複数のスリット932、933、934は、いずれも、回転板93を軸線方向(左右方向)に貫通する孔である。詳細には、回転板93は、複数種類のスリット932、933、934を有する。より詳細には、回転板93は、複数の第1スリット932と、1つの第2スリット933と、1つの第3スリット934とを有する。
複数の第1スリット932は、回転板93の外縁近傍に、回転板93の軸線を基準として周方向に配列される。本実施形態では、一例として、複数の第1スリット932は、360°にわたって等間隔に設けられる。複数の第1スリット932は、360°にわたって設けられなくてもよい。また、本実施形態では、第1スリット932の形状は、平面視において円弧状である。
第2スリット933は、第1スリット932よりも、回転板93の軸線を基準として径方向内方に配置される。第2スリット933は、平面視において円弧状である。第2スリット933は、第1スリット932よりも周方向の長さが長く設けられる。第3スリット934は、第1スリット932と第2スリット933の径方向間に配置される。第3スリット934は、平面視において円弧状であり、第2スリット933よりも周方向の長さが長く設けられる。
光センサ94は、回転板93とともにエンコーダを構成する。光センサ94は、支持部材95に支持される。詳細には、光センサ94は、支持部材95に支持される基板97上に配置される。光センサ94は、基板97上に配置される素子取付台941と、素子取付台941に取り付けられる素子を覆うセンサカバー942と、を有する。
図6は、図4に示す検出部9から回転板93とセンサカバー942とを取り除いた斜視図である。図6に示すように、基板97には、前後方向からの平面視において上下方向に延びる矩形状の基板切欠き971が設けられる。また、素子取付台941には、前後方向からの平面視において上下方向に延びる矩形状の取付台切欠き9411が設けられる。基板切欠き971および取付台切欠き9411は、前後方向に貫通しており、両者は同一のサイズで重なる。また、センサカバー942にも、これの切欠き971、9411と同一の形状およびサイズで前後方向に重なるカバー切欠き(不図示)が設けられる。回転板93の一部は、これらの切欠きに入れられる。なお、回転板93がスムーズに回転できるように、回転板93は、基板97、素子取付台941およびセンサカバー942とは接触しない。
光センサ94は、素子取付台941に配置される3つの発光素子943と、3つの光検出素子944とを有する。3つの発光素子943は、上下方向に配置される。3つの光検出素子944も上下方向に配置される。3つの発光素子のそれぞれは、取付台切欠き9411を挟んで、3つの光検出素子944のいずれかと左右方向に対向する。すなわち、光センサ94には、左右方向に対向する発光素子943と光検出素子944との組が3つ設けられている。発光素子943と光検出素子944との組は、いわゆる透過型のフォトインタラプタを構成する。
これら3つの組のうちの最上部の組は、第1スリット932と対応する高さ位置に配置される。これら3つの組のうちの最下部の組は、第2スリット933と対応する高さ位置に配置される。これら3つの組のうちの真ん中の組は、第3スリット934と対応する高さ位置に配置される。
最上部の発光素子943と光検出素子944の組においては、回転板93が回転すると、第1スリット932が通過する際に光検出素子944が発光素子943からの光を検出し、その他の場合に光検出素子944が発光素子943からの光を検出しない。このために、例えば通過した第1スリット932の数を数えることができる。通過した第1スリット932の数を数えることにより、回転板93の回転量を把握できる。回転板93の回転量は、ピニオンギア82A、82Bのラック83A、83Bに対する相対移動量で決まるために、最上部の発光素子943と光検出素子944の組から得られる情報により、施療子駆動部7の位置情報を得ることができる。
なお、最下部の発光素子943と光検出素子944の組は、第2スリット933が通過すると、光検出素子944が発光素子943からの光を検出する。最下部の発光素子943と光検出素子944の組は、例えば、ピニオンギア82A、82Bがラック83A、83Bの限界位置(両端部)に存在することを検出するために用いられる。真ん中の発光素子943と光検出素子944の組は、第3スリット934が通過すると、光検出素子944が発光素子943からの光を検出する。真ん中の発光素子943と光検出素子944の組は、例えば、ピニオンギア82A、82Bがラック83A、83Bの限界位置に近づいたことを検出するために用いられる。
支持部材95は、少なくとも一つの歯車91、92と、回転板93と、光センサ94とを支持する。支持部材95は、フレーム部2に固定される。詳細には、支持部材95は、右ブロック25Bに固定される。本実施形態では、支持部材95にねじ孔951が設けられており、支持部材95は、ねじを用いて右ブロック25Bに固定される。ただし、支持部材95の固定方法は、例えば溶接等の他の手法であってもよい。本実施形態では、検出部9を構成する要素を1つの部材95で支持してフレーム部2に固定する構成であるために、検出部9の組立を簡単に行うことができる。
なお、検出部9が支持部材95を有しない構成として、歯車91、92、回転板93、および、光センサ94が、フレーム部2に直接的或いは間接的に取り付けられる構成としてもよい。
本実施形態の検出部9によれば、施療子駆動部7の位置情報を取得するためのエンコーダを構成する回転板93と光センサ94とがフレーム部2に固定されている。このために、検出部9が施療子駆動部7で発生する振動による影響を受け難い構成とすることができ、検出部9の検出精度を向上することができる。この結果、回転板93に設けるスリット(本実施形態では第1スリット932)のサイズを小さくすることができ、回転板93のサイズを小型化することができる。また、回転板93のサイズを大型化しなくても、回転板93に設けるスリット932の数を多くして、施療子駆動部7の位置情報を詳細に検出することが可能になる。
また、本実施形態の検出部9によれば、軸部81と回転板93とを直接噛み合わせるのではなく、少なくとも一つの歯車91、92を配置する構成としているために、回転板93を適切なサイズに形成し易くすることができる。また、検出部9のフレーム部2への組付け後における位置調整等を行い易くすることができる。
本実施形態のマッサージユニット1を備えるマッサージ機100においては、検出部9を用いて施療子駆動部7の前後方向の位置を精度良く詳細に把握することができるために、施療子5A、5Bが被施療者を押圧する力の強弱を適切に調節することができる。
なお、本実施形態では、回転板93の形状を円板状としたが、これに限らず、扇板状や半円板状等としてもよい。ただし、回転板93を円板状とした方が小さいサイズで多くのスリット932を配置することができるために有利である。
また、本実施形態では、好ましい形態として、検出部9は、回転板93の歯部93aと噛み合う歯車92を当該歯車92の軸線方向に付勢する弾性部材98を更に有する。詳細には、図5に示すように、弾性部材98は、第2歯車92と支持部材95との軸線方向(本実施形態では左右方向)間に配置される。弾性部材98に付勢力を与えられた第2歯車92は、ピン96の鍔部961に軽く押圧された状態でピン96に回転可能に支持される。
本実施形態では、弾性部材98は、コイルバネである。ただし、弾性部材98は、コイルバネ以外でもよく、例えば板バネ等であってもよい。なお、支持部材95が設けられない場合には、弾性部材98は、歯車92とフレーム部2との軸線方向間に配置されてもよい。
図7は、第2歯車92が弾性部材98の付勢力に反して押された状態の検出部9を示す背面図である。図7においては、第2歯車92は、弾性部材98の付勢力に反して右方に動かされている。そして、当該移動の結果として、第2歯車92と回転板93とは接触しない状態となっている。すなわち、本実施形態では、検出部9がマッサージユニット1に組付けられた後においても、第2歯車92と回転板93との接触を解除して、回転板93を自由に回転させることができる。このために、例えば、ピニオンギア82A、82Bとラック83A、83Bとの位置関係と、リミット位置を検出する第2スリット933との関係等を見ながら、回転板93の位置調整を簡単に行うことができる。
<3.変形例>
以上においては、回転板93の位置調整を行い易いように、第2歯車92と支持部材95との軸線方向間に弾性部材98を配置する構成とした。回転板93の位置調整を簡単に行う方法は、他の構成で実現されてもよい。
図8は、変形例の検出部9Xの側面図である。図8は、からに向かって検出部9Xを見た図である。変形例の検出部9Xにおいては、少なくとも一つの歯車91、92と回転板93とは別の部材95X、95Yに固定される。詳細には、歯車支持部材95Xが、少なくとも一つの歯車91、92を支持する。より詳細には、第1歯車91および第2歯車92が歯車支持部材95Xにより支持される。歯車支持部材95Xは、光センサ94も支持する。回転板93は、回転板支持部材95Yに支持される。歯車支持部材95Xおよび回転板支持部材95Yは、フレーム部2に支持される。
歯車支持部材95Xは、ねじを用いてフレーム部2に固定される。歯車支持部材95Xには、ねじを緩めた場合に回転板93の歯部93aと噛み合う歯車92を回転板93から離れる方向に移動可能とする長孔952が形成されている。本変形例では、長孔952は左右方向に延びる。ねじを緩めた場合とは、フレーム部2への固定のために締められた状態のねじを締められた状態を解除する方向に回転して、歯車支持部材95Xがフレーム部2に対して動くことが可能とされた状態を指す。本変形例では、ねじを緩めた後に、歯車支持部材95Xを後方に動かすことによって、第2歯車92と回転板93とが接触しない状態にすることができる。
このような構成においても、検出部9Xがマッサージユニット1に組付けられた後において、歯車92と回転板93との接触を解除して、回転板93を自由に回転させることができる。このために、例えば、ピニオンギア82A、82Bとラック83A、83Bとの位置関係と、リミット位置を検出する第2スリット933との関係等を見ながら、回転板93の位置調整を簡単に行うことができる。
<4.その他>
以上に示した実施形態および変形例は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態等の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。また、本明細書中に示される複数の実施形態及び変形例は可能な範囲で適宜組み合わせて実施されてよい。
以上においては、いわゆる椅子式マッサージ機を例に挙げて説明したが、本発明に係るマッサージユニットはいわゆるベッド式マッサージ機などにも搭載可能である。
1・・・マッサージユニット
2・・・フレーム部
5A、5B・・・施療子
7・・・施療子駆動部
8・・・揺動機構
9、9X・・・検出部
71・・・揉み駆動機構
72・・・叩き駆動機構
81・・・軸部
82A、82B・・・ピニオンギア
83A、83B・・・ラック
91・・・第1歯車
92・・・第2歯車、二段歯車
93・・・回転板
93a・・・回転板の歯部
94・・・光センサ
95・・・支持部材
95X・・・歯車支持部材
98・・・弾性部材
100・・・マッサージ機
200・・・座部
300・・・背凭れ部
300B、300C・・・ガイドレール
921a・・・第1ギア歯列
922a・・・第2ギア歯列
952・・・長孔

Claims (6)

  1. 自ユニットの昇降に利用されるガイドローラを有するフレーム部と、
    前記フレーム部に回転可能に支持される軸部と、
    前記軸部の回転により前記フレーム部に対して揺動し、施療子を動作させる機構を有する施療子駆動部と、
    前記フレーム部に取り付けられ、前記施療子駆動部の位置情報を取得する検出部と、
    を備え、
    前記検出部は、
    前記軸部の回転を伝達する少なくとも一つの歯車と、
    前記少なくとも一つの歯車のうちの一つと噛み合う歯部を有する回転板と、
    前記回転板とともにエンコーダを構成する光センサと、
    を有し、
    前記少なくとも一つの歯車と前記回転板とは、別の部材に固定され、
    前記少なくとも一つの歯車を支持する歯車支持部材は、ねじを用いて前記フレーム部に固定され、
    前記歯車支持部材には、前記ねじを緩めた場合に前記回転板の前記歯部と噛み合う前記歯車を前記回転板から離れる方向に移動可能とする長孔が形成されている、マッサージユニット。
  2. 前記少なくとも一つの歯車には、軸線方向に互いにずれた二種類のギア歯列を有する二段歯車が含まれる、請求項1に記載のマッサージユニット。
  3. 前記回転板は、外周に前記歯部を有する円板状である、請求項1又は2に記載のマッサージユニット。
  4. 前記施療子を動作させる前記機構には、
    前記施療子に揉み動作を行わせる揉み駆動機構と、
    前記施療子に叩き動作を行わせる叩き駆動機構と、
    が含まれる、請求項1からのいずれか1項に記載のマッサージユニット。
  5. 前記施療子駆動部を前記フレーム部に対して揺動させる機構は、
    前記軸部に設けられるピニオンギアと、
    前記施療子駆動部に設けられ、前記ピニオンギアと噛み合うラックと、
    を有する、請求項1からのいずれか1項に記載のマッサージユニット。
  6. 座部および背凭れ部と、
    前記背凭れ部に設けられるガイドレールに沿って昇降する請求項1からのいずれか1項に記載のマッサージユニットと、
    を備える、マッサージ機。
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