JP2002219157A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2002219157A
JP2002219157A JP2001019223A JP2001019223A JP2002219157A JP 2002219157 A JP2002219157 A JP 2002219157A JP 2001019223 A JP2001019223 A JP 2001019223A JP 2001019223 A JP2001019223 A JP 2001019223A JP 2002219157 A JP2002219157 A JP 2002219157A
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昌広 桐ヶ谷
Junji Nakamura
潤二 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを削減して誤動作の虞を少なくする。 【解決手段】 施療子2の駆動用機材の駆動制御のため
の制御回路を実装した基板7上に施療子2の位置検出用
のセンサー10a,10b,10cが取り付けられてい
る。駆動用機材における動力伝達のための可動部の動作
につれて作動する位置検出体11が上記基板7に交差配
置されており、センサー10a,10b,10cは該位
置検出体11とで施療子2の位置検出を行う。制御回路
を実装した基板上にセンサーを取り付けているためにハ
ーネスの引き回しを行う必要がなく、ノイズが乗りにく
いものであり、そして基板上にセンサーを設けているに
もかかわらず、駆動用機材における動力伝達のための可
動部の動作につれて作動する位置検出体を設けているた
めに、基板上のセンサーによって位置検出を支障なく行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は施療子の動作位置を
細かく制御することができるマッサージ機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マッサージ機において、その施療子の動
作位置を制御するにあたっては位置検出用のセンサー
(リミットスイッチを含む)を設けて、該センサーの出
力に基づいて施療子の動作制御を行うが、この時、特開
平8−80329号公報に示されているように、動作制
御のための制御回路を実装した基板とセンサーとの間を
ハーネス(電線)を介して接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ハーネスによ
る接続を行っていると、ハーネスにノイズが乗りやす
く、このノイズが原因で誤動作を起こしてしまうことが
ある。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところはノイズを削減して誤
動作の虞を少なくすることができるマッサージ機を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、施療
子の駆動用機材を備えるとともに該駆動用機材の駆動制
御のための制御回路を実装した基板を備えて、この基板
上に施療子の位置検出用のセンサーが取り付けられてお
り、駆動用機材における動力伝達のための可動部の動作
につれて作動する位置検出体が上記基板に交差配置され
て、前記センサーは該位置検出体とで施療子の位置検出
を行うものであることに特徴を有している。制御回路を
実装した基板上にセンサーを取り付けているためにハー
ネスの引き回しを行う必要がなく、ノイズが乗りにくい
ものであり、そして基板上にセンサーを設けているにも
かかわらず、駆動用機材における動力伝達のための可動
部の動作につれて作動する位置検出体を設けているため
に、基板上のセンサーによって位置検出を支障なく行う
ことができる。
【0006】位置検出体としては、可動部に設けたギア
部と噛合する歯車を好適に用いることができ、この場
合、位置検出体は可動部に設けたギア部に補助歯車を介
して噛合するものとしてもよい。特に補助歯車は可動部
に設けられたギア部に噛合する大歯車と位置検出体に噛
合する小歯車とが一体に設けられたものとするのも分解
能の向上の点で好ましい。
【0007】位置検出体と可動部との間の動作伝達を切
り離すクラッチ手段を設けておくと、組立調整上におけ
る利点を高くすることができる。この時のクラッチ手段
には、位置検出体と可動部に設けられたギア部との間に
介在させた補助歯車をその軸方向に移動させるものや、
位置検出体の軸位置を可動部から遠ざける方向に移動さ
せるものを用いることができる。
【0008】位置検出体はスライド自在に保持されたも
のであるとともに可動部に設けられた偏心カムに一端を
摺接させて偏心カムの回転でスライド動作を行うもので
あってもよい。この時、位置検出体の一端に転動体を設
けてこの転動体を偏心カムに摺接させるようにしたり、
偏心カムを確動カムとして形成しておくのも好ましい。
【0009】このほか、位置検出体はスライド自在に保
持されたものであるとともに可動部の揺動動作部との間
に係合手段を備えて、可動部の揺動動作につれてスライ
ド動作を行うものであってもよい。ここにおける係合手
段としては、可動部の揺動動作部と位置検出体とのうち
の一方に設けたピンと、他方に設けた長孔とからなり、
該長孔にピンが長孔の長手方向にスライド自在に係合し
ているもの、あるいは可動部の揺動動作部と位置検出体
とを連結しているリンクであるものを好適に用いること
ができる。
【0010】位置検出体には並列に複数のスリットを設
けて、センサーがこれら複数のスリットを個別に検出す
るものとしておくのも好ましい。
【0011】なお、センサーが施療子の上下位置検出用
であって、位置検出体は駆動用機材における施療子の上
下位置調整用の動力伝達のための可動部の動作につれて
作動するもの、センサーが施療子の幅方向位置検出用で
あって、位置検出体は駆動用機材における施療子の幅方
向位置調整用の動力伝達のための可動部の動作につれて
作動するものであるもの、センサーが施療子の押圧位置
検出用であって、位置検出体は駆動用機材における施療
子の押圧力調整用の動力伝達のための可動部の動作につ
れて作動するものであるもののいずれでもよく、施療子
がさらに他の動きを行う場合には、他の動作位置検出用
のものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図1に示すマッサージ機は、椅子
の背もたれ内に組み込まれて背もたれのフレームに設け
られたレール内を転動するころ94,96と、レールに
付設されたラック100と噛合してその回転によってレ
ールに沿って上下に自走させるピニオン93(図2参
照)が配設されたものとして形成されている。
【0013】片側に配されたモータ30はプーリー及び
ベルトと電磁クラッチ30a,30b,30c,30d
によって、もみ駆動用と叩き駆動用と昇降用及び強弱調
整用の4つに振り分けられる。
【0014】電磁クラッチ30dを通じて駆動されるウ
ォーム軸41は上記ピニオン93に連結されているウォ
ームホール91とかみ合って、マッサージ機を自走させ
るものであり、電磁クラッチ30bを通じて駆動される
ウォーム軸42はウォームホール44と一対の楕円ギア
45,46を介して主軸20を回転させる。
【0015】また、電磁クラッチ30aを通じて軸回り
の回転駆動がなされるクランク軸82は、リンク支軸8
0のまわりを回転自在となっているもので、図3に示す
ようにリンク支軸80とクランク軸82とをつないでい
るレバー85の一端が、送りねじ50の回転で軸方向移
動を行う送りナット51にリンク52を介して連結され
ており、電磁クラッチ30cを通じて送りねじ50が回
転駆動される時、クランク軸82はリンク支軸80のま
わりを回転する。
【0016】上記主軸20の中央部には主軸20に対し
て同方向に同量だけ偏心するとともに互いに逆方向に傾
斜したベアリング24,24が取り付けられているとと
もに、これらベアリング24,24のアウターレースに
は夫々アーム25,25の中程が固着されており、そし
て各アーム25先端には、アーム25に対して遊転自在
とされたローラ状の施療子2が夫々取り付けられてい
る。
【0017】また、各アーム25の他端は連結リンク2
7を介して前記クランク軸82に連結されている。この
連結リンク27は、アーム25とクランク軸82との連
結を夫々三次元的回動を自在とするボールジョイントで
行っている。
【0018】モータ30によって主軸20を回転させた
場合、主軸20と共にインナーレースが回転するベアリ
ング24が主軸20に対して偏心且つ傾斜したものとな
っているために、ベアリング24のアウターレースにア
ーム25を介して取り付けられた施療子2は、連結リン
ク27によってアーム25の動きに制限が加えられてい
ることもあって、主軸20の回転に伴ない、三次元的な
軌跡を描く運動を行なう。このような動きを対称に行な
う一対の施療子2,2は、使用者の背面にいわゆる「ね
りもみ」のもみマッサージを与える。
【0019】モータ30によって送りねじ50を回転さ
せて前述のようにリンク支軸80のまわりにクランク軸
82を回転させると、これに伴なってアーム25が主軸
20のまわりを回転するために、施療子2は正面方向
(図3中の右方)への突出量を変化させるものであり、
強いマッサージと、弱いマッサージとの調節を行うこと
ができる。
【0020】モータ30によってクランク軸82をその
軸まわりに回転させた場合、クランク軸82の偏心部の
回転につれて動かされる連結リンク27,27がアーム
25を動かすものであり、この時のアーム25の動きは
ベアリング24の止まっているインナーレースのまわり
をアウターレースと共に回動する動きとなることから、
アーム25先端の施療子2は、偏心傾斜しているインナ
ーレースの位置にもよるが、正面から見て、ほぼ上下方
向の直線往復運動となり、たたきマッサージを行なうこ
とになる。
【0021】更にモータ30によってピニオン93を回
転させた場合には、前述のように、マッサージ機が椅子
の背もたれに沿って上下動を行うものであり、従って施
療子2の位置を上下に変えることができる。またこの移
動時には施療子2が人体背面をさすりながら移動するロ
ーリングマッサージを得ることができ、更にたたき駆動
を同時に行えば、たたき動作を伴っているたたきローリ
ングマッサージを得ることができる。
【0022】このように構成されたマッサージ機におけ
るモータ30と各電磁クラッチ30a、30b、30
c、30dの駆動制御を行う制御回路は、このマッサー
ジ機とともに椅子の背もたれ内を自走することになる基
板7上に実装されており、また施療子2の動作位置情報
を得るためのセンサー10a,10b,10cもこの基
板7上に実装されている。
【0023】これらセンサー10a、10b、10c
は、いずれも光学式のもので、駆動用機材における動力
伝達のための可動部の動作につれて作動する位置検出体
11に設けたスリット19を光学的に検出することで、
センサー10aは施療子2の上下位置検出を、センサー
10bは施療子2の幅方向位置検出を、センサー10c
は施療子の押圧位置(強弱位置)検出を行う。
【0024】各センサー10a、10b、10c毎に設
けられている位置検出体11は、いずれも基板7と交差
するように配置されているもので、軸回りの回転が自在
にもしくはスライド自在に保持されている。
【0025】図5はセンサー10bに対応する位置検出
体11を軸回りの回転が自在なものとしている場合を示
しており、主軸2とともに回転するギア22と噛合する
歯車として設けられている。もみマッサージのために主
軸20を回転させる時、位置検出体11も同時に回転す
るものであり、主軸20の回転につれて主軸20の軸方
向位置(幅方向位置)を変更していく施療子2の位置検
出を位置検出体11とセンサー10bとで行う。
【0026】このように位置検出体11として歯車を用
いて、駆動用機材における動力伝達のための可動部に設
けたギア22から位置検出体11の回転駆動を行う場
合、図6に示すように、補助歯車12を介在させるよう
にしてもよい。位置検出体11の回転中心と上記可動部
(ここでは主軸20)との間隔が大であっても、位置検
出体11として直径の小さいものを用いることができる
ために、基板7上での位置検出体11の突出高さを抑え
ることができる。
【0027】また、補助歯車12として図7に示すよう
に、可動部(主軸20)に設けられたギア22に噛合す
る大歯車121と位置検出体11に噛合する小歯車12
2とが一体に設けられたものを用いると、位置検出体1
1の回転速度を落とすことができるために、位置検出の
分解能を高くすることができる。
【0028】このほか、図8に示すように、補助歯車1
2を軸方向に並ぶ2つの歯車12a,12bで構成する
とともに、可動部(主軸20)に設けられたギア22に
噛合する歯車12aと位置検出体11に噛合する歯車1
2bとの対向面にクラッチ部12cを形成し、さらにク
ラッチ部12cが噛み合う方向にばね付勢するばね12
dを設けておけば、施療子2の実際の位置とセンサー1
0bで検出する位置との関係の調整を噛み合いクラッチ
部12bをばね12dに抗して切り離すことにより、簡
単に行うことができる。
【0029】組立調整を容易とする点については、図9
及び図10に示すように、位置検出体11の回転軸11
0を受ける軸受け部材111に2箇所の軸受け部を設け
ておくとともにばね112による付勢で回転軸110を
いずれかの軸受け部に止めておくことができるものと
し、組立調整時には図10に示すように可動部(主軸2
0)に設けられたギア22から離れたところに位置する
軸受け部に回転軸110を位置させることで、位置検出
体110を可動部から切り離すことができるようにして
もよい。組立調整が終われば、図9に示すように可動部
(主軸20)に設けられたギア22に近い方の軸受け部
に回転軸110を戻すことで、位置検出体11とギア2
2とを再度噛合させる。つまり、ここでは位置検出体1
1そのものを移動させることで接続切り離しを行うこと
ができるクラッチを形成している。
【0030】位置検出体11は可動部の動きに応じて回
転するもののほか、直線往復運動を行うものであっても
よい。図8はこの場合の一例を示しており、ガイド11
5によって基板7と直交する方向にスライド自在にガイ
ドされている位置検出体11の一端をばね116によっ
て可動部(ここでは主軸20)に設けた偏心カム23の
外周面に接触させている。主軸20の回転に伴って位置
検出体11がスライドすることから、位置検出体11に
設けた複数列のスリット19をセンサー10bで検出す
ることにより、施療子2の幅位置を知ることができる。
【0031】この場合、位置検出体11の偏心カム23
外周面との接触部には、図12に示すように転動体11
7を設けておくと、摩擦を小さくすることができるため
に長寿命化及び信頼性の向上を図ることができる。
【0032】また、図13に示すように、偏心カム23
に設けた溝230に転動体117を係合させることで、
確動カムとすることにより、ばね116が不要となると
ともに信頼性をさらに高くすることができる。
【0033】ところで、このスライド自在な位置検出体
11には前述のように複数列のスリット19を設けてい
るが、回転する位置検出体11においても図14に示す
ように同心状に並列に形成された複数のスリット19を
設けて、センサー10bがこれら複数のスリット19を
個別に検出するようにしておけば、位置検出点を細かく
設定することが容易となるほか、検出範囲の切り換えな
ども簡便に行うことができるものとなる。
【0034】以上の各例では、施療子2の幅位置の検出
のためのセンサー10bと該センサー10bとペアをな
す位置検出体11について説明したが、いずれの例の構
成もセンサー10a,10cとこれらに対応する位置検
出体11に適用することができる。
【0035】たとえば、センサー10aに対応する位置
検出体11に回転する歯車を用いる場合には、図15に
示すように、ピニオン93やウォームホール91と一体
に回転するギア28に位置検出体11を噛合させればよ
く、スライド自在な位置検出体11を設ける場合には、
図16に示すようにピニオン93やウォームホール91
と一体に回転する偏心カム29に位置検出体11を係合
させればよい。
【0036】強弱位置の検出のためのセンサー10cに
対応する位置検出体11にしても、図17に示すように
リンク支軸80を中心としてレバー85と共に回転する
位置検出体11を設けたり、あるいは図18に示すよう
に、リンク支軸80を中心としてレバー85と共に回転
する偏心カム88にスライド自在な位置検出体11の一
端を係合させればよい。
【0037】また、位置検出体11としてスライド自在
なものを用いる場合には、図19に示すように、駆動用
機材における可動部(ここではレバー85)にピン86
を設けて、このピン86を位置検出体11に設けた長孔
87に長孔87の長手方向にスライド自在となるように
係合させて、レバー85の揺動に伴って位置検出体11
がスライドするようにしたり、図20に示すように、駆
動用機材における可動部(ここではレバー85)と位置
検出体11とをつなぐリンク89を設けて、レバー85
の揺動に伴って位置検出体11がスライドするようにし
てもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明においては、制御回
路を実装した基板上にセンサーを取り付けているために
ノイズが乗りやすいハーネスを介してセンサーを接続す
る必要がないものであり、しかも基板上にセンサーを設
けているにもかかわらず、駆動用機材における動力伝達
のための可動部の動作につれて作動する位置検出体を設
けて基板と交差する該位置検出体とセンサーで位置検出
を行うために、駆動用機材と基板とが離れていても支障
なく位置検出を行うことができる。
【0039】位置検出体としては、可動部に設けたギア
部と噛合する歯車を好適に用いることで、位置検出体の
駆動を簡便に行うことができ、この時、位置検出体が可
動部に設けたギア部に補助歯車を介して噛合するものと
しておくと、基板と可動部との間の距離が長い場合に
も、位置検出体として小径の歯車を用いることができる
ために、基板上での位置検出体の高さを抑えることがで
きる。
【0040】また、補助歯車として、可動部に設けられ
たギア部に噛合する大歯車と位置検出体に噛合する小歯
車とが一体に設けられたものとすると、減速比が大きく
なるために、位置検出の分解能を高くすることができ
る。
【0041】位置検出体と可動部との間の動作伝達を切
り離すクラッチ手段を設けておくと、施療子の実際の位
置と、センサーと位置検出体とによる検出位置とを一致
させる組立調整を容易とすることができる。
【0042】この時のクラッチ手段には、位置検出体と
可動部に設けられたギア部との間に介在させた補助歯車
をその軸方向に移動させるものや、位置検出体の軸位置
を可動部から遠ざける方向に移動させるものを用いるこ
とができる。
【0043】位置検出体はスライド自在に保持されたも
のであるとともに可動部に設けられた偏心カムに一端を
摺接させて偏心カムの回転でスライド動作を行うもので
あってもよい。この場合においても、センサーが設けら
れた基板と駆動用機材とが離れていても支障なく位置検
出を行うことができる。
【0044】この時、位置検出体の一端に転動体を設け
てこの転動体を偏心カムに摺接させれば、摩擦抵抗が少
なくなるために、長寿命化及び信頼性の向上を図ること
ができ、偏心カムを確動カムとしておけば、偏心カムに
位置検出体が確実に追従するために信頼性を高くするこ
とができる。
【0045】このほか、位置検出体はスライド自在に保
持されたものであるとともに可動部の揺動動作部との間
に係合手段を備えて、可動部の揺動動作につれてスライ
ド動作を行うものであってもよい。この場合も可動部の
動きに位置検出体が確実に追従する動作を行うために信
頼性を高くすることができる。
【0046】位置検出体には並列に複数のスリットを設
けて、センサーがこれら複数のスリットを個別に検出す
るものとしておくと、位置検出点を多くすることができ
る上に、検出範囲の切り換えなどにも容易に応ずること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の概略構成を示す斜
視図である。
【図2】同上の上下昇降駆動部の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】(a)(b)は同上の強弱調整部の構成を示す側面図
である。
【図4】同上の一対の施療子の正面図である。
【図5】位置検出体の一例を示すもので、(a)は側面
図、(b)は正面図である。
【図6】同上の他例の側面図である。
【図7】同上の更に他例の側面図である。
【図8】(a)(b)はクラッチを設けた場合の一例の正面図
である。
【図9】クラッチを設けた場合の他例を示すもので、
(a)は側面図、(b)は軸受け部の側面図である。
【図10】同上のクラッチの切り離し状態を示すもの
で、(a)は側面図、(b)は軸受け部の側面図である。
【図11】位置検出体の他例を示す側面図である。
【図12】同上のさらに他例を示す側面図である。
【図13】同上の別の例の側面図である。
【図14】位置検出体が備えるスリットの他例を示す側
面図である。
【図15】上下昇降駆動部に適用する場合の例を示す斜
視図である。
【図16】同上の他例を示す側面図である。
【図17】強弱調整駆動部に適用する場合の例を示す側
面図である。
【図18】同上の他例を示す側面図である。
【図19】同上の別の例を示す側面図である。
【図20】同上のさらに別の例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 施療子 7 基板 10a センサー 10b センサー 10c センサー 11 位置検出体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C100 AD11 AD22 AE06 AE07 AE12 AE19 AF06 AF14 BA05 BB03 BC02 BC04 CA06 DA05 DA06 EA12

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施療子の駆動用機材を備えるとともに該
    駆動用機材の駆動制御のための制御回路を実装した基板
    を備えて、この基板上に施療子の位置検出用のセンサー
    が取り付けられており、駆動用機材における動力伝達の
    ための可動部の動作につれて作動する位置検出体が上記
    基板に交差配置されて、前記センサーは該位置検出体と
    で施療子の位置検出を行うものであることを特徴とする
    マッサージ機。
  2. 【請求項2】 位置検出体が可動部に設けられたギア部
    と噛合する歯車であることを特徴とする請求項1記載の
    マッサージ機。
  3. 【請求項3】 位置検出体は可動部に設けられたギア部
    に補助歯車を介して噛合していることを特徴とする請求
    項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 補助歯車は可動部に設けられたギア部に
    噛合する大歯車と位置検出体に噛合する小歯車とが一体
    に設けられたものであることを特徴とする請求項3記載
    のマッサージ機。
  5. 【請求項5】 位置検出体と可動部との間の動作伝達を
    切り離すクラッチ手段を備えていることを特徴とする請
    求項2〜4のいずれかの項に記載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】 クラッチ手段は位置検出体と可動部に設
    けられたギア部との間に介在させた補助歯車をその軸方
    向に移動させるものであることを特徴とする請求項5記
    載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 クラッチ手段は位置検出体の軸位置を可
    動部から遠ざける方向に移動させるものであることを特
    徴とする請求項5記載のマッサージ機。
  8. 【請求項8】 位置検出体はスライド自在に保持された
    ものであるとともに可動部に設けられた偏心カムに一端
    を摺接させて偏心カムの回転でスライド動作を行うもの
    であることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  9. 【請求項9】 位置検出体はその一端に備える転動体を
    偏心カムに摺接させていることを特徴とする請求項8記
    載のマッサージ機。
  10. 【請求項10】 偏心カムが確動カムとして形成されて
    いることを特徴とする請求項8記載のマッサージ機。
  11. 【請求項11】 位置検出体はスライド自在に保持され
    たものであるとともに可動部の揺動動作部との間に係合
    手段を備えて、可動部の揺動動作につれてスライド動作
    を行うものであることを特徴とする請求項1記載のマッ
    サージ機。
  12. 【請求項12】 係合手段は可動部の揺動動作部と位置
    検出体とのうちの一方に設けたピンと、他方に設けた長
    孔とからなり、該長孔にピンが長孔の長手方向にスライ
    ド自在に係合していることを特徴とする請求項11記載
    のマッサージ機。
  13. 【請求項13】 係合手段は一端を可動部の揺動動作部
    と位置検出体とを連結しているリンクであることを特徴
    とする請求項11記載のマッサージ機。
  14. 【請求項14】 位置検出体は並列に形成された複数の
    スリットを備えており、センサーはこれら複数のスリッ
    トを個別に検出するものであることを特徴とする請求項
    1〜13のいずれかの項に記載のマッサージ機。
  15. 【請求項15】 センサーは施療子の上下位置検出用で
    あって、位置検出体は駆動用機材における施療子の上下
    位置変更用の動力伝達のための可動部の動作につれて作
    動するものであることを特徴とする請求項1〜14のい
    ずれかの項に記載のマッサージ機。
  16. 【請求項16】 センサーは施療子の幅方向位置検出用
    であって、位置検出体は駆動用機材における施療子の幅
    方向位置変更用の動力伝達のための可動部の動作につれ
    て作動するものであることを特徴とする請求項1〜14
    のいずれかの項に記載のマッサージ機。
  17. 【請求項17】 センサーは施療子の押圧位置検出用で
    あって、位置検出体は駆動用機材における施療子の押圧
    力調整用の動力伝達のための可動部の動作につれて作動
    するものであることを特徴とする請求項1〜14のいず
    れかの項に記載のマッサージ機。
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