JP2003334227A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003334227A
JP2003334227A JP2002143678A JP2002143678A JP2003334227A JP 2003334227 A JP2003334227 A JP 2003334227A JP 2002143678 A JP2002143678 A JP 2002143678A JP 2002143678 A JP2002143678 A JP 2002143678A JP 2003334227 A JP2003334227 A JP 2003334227A
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Japan
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massage machine
motor
shaft
massage
change
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Application number
JP2002143678A
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English (en)
Inventor
Kazuya Nakagawa
和也 中川
Koji Iwasaki
功治 岩崎
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Nidec Shibaura Corp
Original Assignee
Nidec Shibaura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マッサージ機の叩き動作中におい
て被療者の体格が叩き動作に変化をもたらすことに着目
し、この変化を検出してマッサージ機の動作を制御する
ことにより、施療子が上昇又は下降中に被療者の体格に
応じたマッサージ動作を行うことができるマッサージ機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明に係るマッサージ機1は、少なく
とも叩き動作を行う一対の施療子を有し、モータの駆動
により上下に昇降する駆動機構を備えたマッサージ機で
あって、叩き動作中における変化を検出する検出手段を
備えたことを特徴とし、前記検出手段により検出された
出力値を記憶する記憶手段を設け、前記叩き動作中の変
化として、施療子を駆動するモータの電流値の変化を利
用し、この変化を前記検出手段により検出された出力値
に応じてマッサージ機の動作を制御する制御手段を備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背もたれ部を上下
に昇降移動する施療子を備えたマッサージ機に関し、特
に施療子が上昇又は下降中に被療者の体格に応じたマッ
サージ動作を行うことができるマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の背もたれ部を有する椅子状のマッ
サージ機には、自動的に被療者の体格に合わせたマッサ
ージ施療を行うための機能が設けられている。例えば、
背もたれ部を施療子が上昇して肩位置を越えた場合に生
ずるマッサージ機や施療子に対する被療者の圧力の変化
を検知することにより、施療子が肩位置を越えてマッサ
ージ動作を行ったり、施療子が肩位置に達しないうちに
下降してしまうような不都合を防止する工夫がなされて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のマッサージ機においては、昇降する施療子の移動距
離を制御するに過ぎず、また、背もたれ部に対する被療
者の体重のかけ方によってマッサージ機や施療子に対す
る圧力が変化するので、施療子が肩位置を越えた場合の
圧力の変化が正確に検知できずに不具合が生ずることも
ある。しかも、最も重要な課題として上記従来のマッサ
ージ機は体格の微妙な変化に応じて強弱のあるマッサー
ジ動作を行うものではなかった。
【0004】そこで、本発明は、マッサージ機の叩き動
作中に、被療者の体格が叩き動作に対して変化をもたら
すことに着目し、この変化を検出してマッサージ機の動
作を制御することにより、施療子が上昇又は下降中に被
療者の体格に応じたマッサージ動作を行うことができる
マッサージ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
機は、少なくとも叩き動作を行う一対の施療子を有し、
モータの駆動により上下に昇降する駆動機構を備えたマ
ッサージ機であって、叩き動作中における変化を検出す
る検出手段を備えたことを特徴とする。また、前記検出
手段により検出された出力値を記憶する記憶手段を設け
てもよい。この叩き動作中の変化として、例えば、施療
子を駆動するモータの電流値の変化や施療子のストロー
ク長の変化を利用する。そして、これらの変化を前記検
出手段により検出された出力値に応じてマッサージ機の
動作を制御する制御手段を備える。
【0006】上記のように構成したことにより、マッサ
ージ機の動作が、叩き動作中における変化を検出する検
出手段により検出された出力値を利用してマッサージ機
の動作を制御することができるので、施療子が上昇又は
下降中に被療者の体格に応じたマッサージ動作を行うこ
とが達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る好適な第1及び第2
の実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】[第1実施例]図1は、本発明におけるマ
ッサージ機の要部の構造を示す要部斜視図であり、図2
は、斜板カムの動作を示すための要部の側面図であり、
図3は、ラックに沿って昇降する状態を示すマッサージ
機の縦断面図であり、図4は、コントローラの操作面を
示す図であり、図5は、制御回路の概略を示す図であ
る。
【0009】本実施例に係るマッサージ機は、図1に示
す駆動機構Aを備え、該駆動機構Aには、第1軸1、第
2軸2および第3軸3からなる3本の軸にそれぞれモー
タ4、5、6が連結されており、それぞれのモータ4、
5、6には、減速機が介在し、3本の第1軸1、第2軸
2および第3軸3は、それぞれ所定の回転数で回転する
ように構成されている。図2に示すように、第1軸1に
は、2個一対の斜板カム7a、7bが備えられており、
第1軸1が回転することにより、斜板カム7a、7bが
揺動するように構成されている。そして、斜板カム7
a、7bには、それぞれアーム8a、8bが取り付けら
れており、このアーム8a、8bの一方の端部である先
端には、それぞれ施療子15a、15bが取り付けられ
てマッサージを行うように構成されている。さらに、第
2軸2が偏心軸で構成されると共にアーム8a、8bの
他方の端部となる斜板カム7a、7bの部分との間に連
結杆16a、16bが懸架されてカム9a、9bが形成
されており、斜板カム7a、7bのアーム8a、8bの
取り付け部分とは反対側の端部を第2軸2の回転によっ
て押動するように構成されている。
【0010】このため、斜板カム7a、7bは、第1軸
1の回転によって第1軸1と同じ軸方向へ揺動すると共
に第2軸2の回転によって他端が押動されるため、アー
ム8a、8bの一方の端部が第1軸1に直交する方向へ
上下の運動を行い、第1軸1と第2軸2とが同時に回転
し、これらの動作を複合すると、施療子15a、15b
は、楕円運動を行うことになり、第1軸1の回転数と第
2軸2の回転数とが異なる場合、波状に楕円運動を行う
ことができるように構成されている。また、連結杆16
a、16bと斜板カム7a、7bとの結合は、ボール軸
受17a、17bを介して行われており、斜板カム7
a、7bの複雑な動作に自在に対応できるように構成さ
れている。
【0011】さらに、第3軸3は捩子軸で構成されてお
り、この捩子軸に一対の移動部材10a、10bが螺合
されている。第3軸3を構成する捩子軸は、左右異なる
捩子方向に螺子溝が形成されており、螺合されている移
動部材10a、10bは、それぞれ異なる螺子溝に対応
するように螺子溝が形成されている。このため、第3軸
3が回転すると移動部材10a、10bが近接又は離反
の左右異なる方向へ移動する。そして、移動部材10
a、10bは、斜板カム7a、7bとカム9a、9bと
一体になるように構成されており、移動部材10a、1
0bの移動によって斜板カム7a、7bおよびカム9
a、9bが軸方向に移動するように構成されている。
【0012】また、駆動機構Aには、モータ12によっ
て回転する第4軸11が備えられており、この第4軸1
1の両端部には、ピニオン13a、13bが取り付けら
れており、駆動機構Aは、図3に示すようにラック18
に沿って昇降するように構成されている。すなわち、ピ
ニオン13a、13bはラック18に噛合しており、モ
ータ12によって第4軸11を回転させることにより駆
動機構Aは昇降自在になっている。そして、ラック18
は、椅子19の背部に取り付けられており、駆動機構A
は、施療子15a、15bが被療者の背部をマッサージ
するようにラック18に取り付けられている。さらに、
ラック18の上部は、被療者の首や肩等の背部に馴染む
ように少し曲げられている。また、ラック18は下部で
屈曲し、この屈曲部にて背もたれ部がリクライニング動
作するように構成されている。
【0013】図4は、4個のモータ4、5、6、12を
自在に制御することができる制御用のコントローラ38
であり、操作面に操作用の押しボタンとして、連続動作
ボタン20、部分動作ボタン21、揉み上げ動作ボタン
22、揉み下げ動作ボタン23、叩き動作ボタン24、
複合動作ボタン25、全身マッサージ動作ボタン26、
肩部マッサージ動作ボタン27、腰部マッサージ動作ボ
タン28、施療子15a、15bの高さ方向の位置を調
整することができる高位置ボタン29、中位置ボタン3
0、低位置ボタン31、昇降動作ボタン32、動作速度
調整ボタン33、施療子15a、15aの間隔を調整す
る幅調整ボタン34、電源投入ボタン35、脚部操作ボ
タン36及び強弱調整ボタン37aが備えられている。
【0014】図5は、図4に示されるコントローラ38
によって操作される各モードを実行するための制御回路
の構成が示されており、コントローラ38は、マイクロ
コンピュータ39に接続されており、マイクロコンピュ
ータ39は、各モータ4、5、6、12にそれぞれ運転
信号を発して各モードの動作を行わせるように構成され
ている。さらに、これらのマイクロコンピュータ39に
よる動作とコントローラ38による操作の関係は、プロ
グラム的に処理されるよう構成されている。
【0015】以下、各マッサージ動作とコントローラ3
8との関係について詳述する。
【0016】〈揉み動作について〉第1軸1のみが回転
するようにモータ4のみを回転させることにより、施療
子15a、15bは揉みの動作を行う。すなわち、施療
子15a、15bは、斜板カム7a、7bの他端がカム
9a、9bの連結杆16a、16bに支持されており、
第2軸2が回転しなければ連結杆16a、16bの第2
軸2側が固定されるため、カム9a、9bの第2軸2側
を起点にして連結杆16a、16bに支持されることに
なる。そのためモータ4が回転すると、斜板カム7a、
7bの傾動によって斜板カム7a、7bが少し回転し、
アーム8a、8bの先端に備えられた施療子15a、1
5bは楕円運動するので、施療子15a、15bは、被
療者の背部を揉み上げるように動作することになる。そ
して、モータ4の回転方向を反対にすることにより、施
療子15a、15bは、その楕円運動が反対方向になる
ため、揉み下げの運動を行うことになる。このような揉
み上げ、あるいは揉み下げの運動は、コントローラ38
の押しボタンである揉み上げ動作ボタン22を押せばマ
イクロコンピュータ39によってプログラム的にモータ
4のみを一方へ回転させるように制御される。さらに、
揉み下げ動作ボタン23を押せば、モータ4は、逆転し
て揉み下げの動作を行うことになる。
【0017】〈叩き動作について〉第2軸2のみが回転
するようにモータ5のみを回転させると、カム9a、9
bのみが動作することになり、連結杆16a、16bを
介し、斜板カム7a、7bが第1軸1の回転方向へ回動
することになり、施療子15a、15bは、上下に揺動
することになる。このような施療子15a、15bの動
作を得るには、コントローラ38の叩き動作ボタン24
を押せば、マイクロコンピュータ39によってモータ5
のみが回転するように制御される。
【0018】〈揉み叩き複合動作について〉複合動作ボ
タン25を押すことにより、第1軸1および第2軸2を
回転させるモータ4、5がそれぞれ回転することにな
り、施療子15a、15bは、上下運動と共に回転運動
を行うことになり、揉みと叩きを複合したマッサージを
施すことができるようになる。
【0019】〈速度及び高さ調整について〉モータ4、
5の回転数を変化させると、上記した揉み及び叩き動作
の速度が変化する。動作速度調整ボタン33を押すと、
マイクロコンピュータ39がモータ4、5の回転数を制
御して運動速度を変化させることができるので、速度の
調整が可能となる。さらに、昇降動作ボタン32を押す
ことにより、モータ12が回転し、第4軸11のピニオ
ン13a、13bが回転してラック18に沿って施療子
15a、15bの位置が上下に移動するように動作させ
ることができる。このような速度及び高さの具体的な調
整は、コントローラ38の操作面に示されている各ボタ
ン26〜33を操作することによりマイクロコンピュー
タ39を通して達成することができる。
【0020】〈強弱調整ボタンについて〉強弱調整ボタ
ン37aを押すと、第2軸2を回転させて叩き動作を行
うモータ5と第4軸11を回転させて昇降移動させるモ
ータ12とが駆動するようになっている。そして、図5
に示すようにモータ5とマイクロコンピュータ39との
間に電流計40が配置され、昇降しながら叩き動作を行
う間の電流の変化が検出できるようになっている。例え
ば、施療子15a、15bが被療者の背中に対して近接
している場合には、電流は大きく、逆に施療子15a、
15bが被療者の背中に対して離れている場合には電流
が小さい。したがって、この電流の変化により、昇降中
の叩き動作において、被療者の背中に対する施療子15
a、15bの距離を検出することができる。この検出値
を利用し、マイクロコンピュータ39内において電流が
小さいときには大きい電流に変換し、電流が大きいとき
には小さい電流に変換し、電流が最小値に達した場合
は、モータ12を逆転させる変換手段41が設けられて
いる。そして、設定ボタン37bを押すと前記の変換後
の電流値及び逆転位置を設定し、ボタン37(1)を押す
とこの設定されたデータがマイクロコンピュータ39内
の記憶手段42に記憶されるようになっている。そし
て、マッサージ機が停止しているときに強弱調整ボタン
37aを押し、次いでボタン37(1)を押すとマイクロ
コンピュータ39に記憶されているデータに従って、施
療子15a、15bが昇降移動しながら強くなったり弱
くなったりして叩き動作をするようになっている。
【0021】使用例を述べると、被療者甲が停止してい
るマッサージ機に座って、強弱調整ボタン37aを押す
と施療子15a、15bが昇降移動しながら叩き動作を
行い、設定ボタン37bを押すと被療者甲の体格に応じ
て、すなわち背中の凹凸や肩位置の高さに応じてモータ
5の電流値が測定される。次に、ボタン37(1)を押す
と、この電流値により変換されたデータがマイクロコン
ピュータ39に記憶される。そうすると、次回から被療
者甲がマッサージ機に座ってボタン37(1)を押せば、
マイクロコンピュータ39に記憶されたデータに従っ
て、叩き動作が行われる。なお、他の被療者乙が強弱調
整ボタン37aを押し、設定ボタン37bを押した後、
前記の被療者甲とは別にデータを記憶させる場合には、
ボタン37(2)を押す。そうすると、ボタン37(1)は被
療者甲用のマッサージ動作を行い、ボタン37(2)は被
療者乙用のマッサージ動作を行うことになる。また、被
療者乙がデータを記憶させるときに、被療者甲のデータ
が記憶されているボタン37(1)を押したときには、デ
ータが上書きされるようになっている。
【0022】このように構成したことにより、マッサー
ジ機の動作が、叩き動作中における変化を検出する検出
手段により検出された出力値を利用してマッサージ機の
動作を制御することができるので、施療子が上昇又は下
降中に被療者の体格に応じたマッサージ動作を行うこと
が達成できる。
【0023】このように本実施例におけるマッサージ機
は、少なくとも叩き動作を行う一対の施療子15a、1
5bを有し、モータ12の駆動により上下に昇降する駆
動機構を備えており、叩き動作中における施療子15
a、15bを駆動するモータ5の電流値の変化を検出す
る電流計40を備え、この電流計40により検出された
出力値を必要に応じて変換して記憶する記憶手段42を
設け、この出力値に応じてマッサージ機の動作を制御す
る制御手段を備えているので、マッサージ機の動作が、
叩き動作中における変化を検出する電流計40により検
出された出力値を利用してマッサージ機の動作を制御す
ることができるので、施療子が上昇又は下降中に被療者
の体格に応じたマッサージ動作を行うことが達成でき
る。
【0024】[第2の実施例]本発明の実施の形態の一
例を、図6〜図13を参照して以下に説明する。図6は
マッサージ機の断面図であり、図7は本発明の一例のマ
ッサージ機に用いられる駆動機構の側面図であり、図8
は駆動機構の平面図であり、図9は駆動機構の正面図で
あり、図10は駆動機構の一部概略側面図であり、図1
1はマッサージ機の電気的構成を示すブロック図であ
り、図12は肩位置合わせの状態を示す説明図であり、
図13は施療子の高さの差を示す説明図である。
【0025】以下、図6を参照して、本実施例のマッサ
ージ機101の機構的構成について説明する。図6に示
されるように、マッサージ機101は椅子状をなしてお
り、マッサージ機101の背もたれ部103の内部にラ
ック104が固定されており、マッサージ動作を行う駆
動機構5に備えられる一対のピニオン106a、106
b(総称する場合、符号106で示す)がラック104
に噛み合わされている。
【0026】駆動機構105に備えられる駆動機構10
5の昇降駆動用モータ107の回転は、ハス歯歯車やウ
ォーム歯車等を用いる動作変換機構108を介して回転
軸方向が図6の左右方向から同図の紙面に垂直な方向に
変換され、回転軸109に伝達される。モータ107に
よって回転軸109を双方向のいずれか一方向に回転す
ることによりピニオン106a、106bが回転し、ピ
ニオン106a、106bとラック104との噛み合い
により、駆動機構105が背もたれ部103で昇降駆動
される。
【0027】駆動機構105は、背もたれ部103に取
り付けられた状態で、背もたれ部103にもたれた被療
者の背部に駆動機構105に備えられる一対の叩き用の
施療子110a、110b及び一対の揉み用施療子11
1a、111bが臨むように構成されている。本実施例
において、叩き用の施療子110a、110bと揉み用
の施療子111a、111bとが相互に一体に連結され
た構成を採用している。施療子110a、110b;1
11a、111bは、駆動機構105に備えられる叩き
用のモータ112及び揉み用のモータ113に、叩き用
の動作変換機構114及び揉み用の動作変換機構115
を介して連結され、モータ112、113の回転動作が
動作変換機構114、115によって叩き用施療子11
0a、110b及び揉み用施療子111a、111bの
被療者に対する叩き動作及び揉み動作に変換される。
【0028】以下、図6〜図10を参照して、本実施例
のマッサージ機101の駆動機構105の詳細な構成に
ついて説明する。叩き用のモータ112は叩き動作の駆
動源であり、モータ112の回転軸には歯付ベルト用の
モータプーリ116が固定され、モータ112の回転は
モータプーリ116に巻き掛けられた歯付きベルト11
7を介して、中継プーリ118に伝達される。中継プー
リ118は、ウォーム119に同軸に一体に連結されて
おり、ウォーム119の回転は、ウォーム119と噛み
合ったウォームホイール120a、120bに伝達され
る。ウォームホイール120a、120bには、回転軸
121a、121bがそれぞれ同軸に固定されている。
【0029】回転軸121a、121bは、それぞれ軸
受122、123を介して、前記ウォーム119及びウ
ォームホイール120a、120bが収納されたギアケ
ース124に回転自在に保持されている。回転軸121
aの一方端には、係止ピン125が回転軸121aから
半径方向一方側に突出して固定されている。回転軸12
1bにはプーリ220が同軸に固定され、プーリ220
に巻きかけられたベルト221は、回転軸121bと平
行な軸線を有する回転軸222に同軸に固定されたプー
リ223に巻きかけられる。回転軸222の一方端には
係止ピン126a、126b(総称する場合は符号12
6で示す)が回転軸222から半径方向両側に突出して
固定されている。前記係止ピン125は、係止ピン12
6a、126bのいずれか一方側と周方向の位置が同位
置となるように配置されている。
【0030】前記回転軸121a、222の各係止ピン
125、126よりも軸方向の外側には、それぞれ軸受
129、130が設けられ、軸受129、130を介し
て偏心カラー131、132がそれぞれ回転自在に連結
されている。各偏心カラー131、132は、図8に示
されるように、軸心が前記回転軸121a、222の軸
線とそれぞれずれた位置に配置されており、その一端部
に前記係止ピン125、126に係合可能な位置に延び
る突起133、134がそれぞれ配置されている。
【0031】各偏心カラー131、132の前記突起1
33、134とそれぞれ反対側には、カラー135、1
36が支持軸137、138と軸受139、140とを
介して回転自在に連結される。カラー135、136の
一端部には、カラー135、136と一体に連結部材1
41、142がそれぞれ設けられている。各連結部材1
41、142のカラー135、136と反対側の内部に
は、円筒形状の摺動孔224、225が形成され、摺動
孔224、225にはカラー135、136と反対側か
ら、前記摺動孔224、225よりも小径の挿通孔14
5、146を介してロッド151、152の一端部が揺
動自在にそれぞれ挿通される。ロッド151、152の
前記一端部には、摺動孔224、225の内径程度で、
前記挿通孔145、146よりも大径の球形をなす係止
部材147、148が一体に設けられている。
【0032】前記ロッド151、152の各他端部は、
叩き動作用のレバー153、154の一端部にそれぞれ
揺動自在に連結される。これらのレバー153、154
は、前記揉み用の施療子111a、111bが他端部に
連結されている連結板149、150の前後方向の中間
付近の部位に、支持軸230、231を介して回動自在
に連結される。支持軸230、231に関連して、連結
板149、150に止めピン232、233が設けら
れ、レバー153、154に止めピン234、235が
設けられる。これらの止めピン232、234と止めピ
ン233、235との間に捩りバネ236、237がそ
れぞれ設けられ、前記レバー153、154を図7の矢
符A1方向に弾発的に付勢する。レバー153、154
の他端部には、アーム176、177を介して叩き用の
施療子110a、110bが連結されている。この施療
子110a、110bは、図7及び図9に示すように、
半円板状で被療者側に隆起した形状をなし、その隆起面
には、弾性を有する材料からなる複数の突起189が形
成されている。
【0033】上記レバー153、154のロッド15
1、152が連結されている端部には、図10に示すよ
うに、その延長線上に遮蔽板180が取り付けられてお
り、レバー153、154の弾発的な往復動により遮蔽
板180が最下位の位置、すなわち、施療子111a、
111bが最も突出した位置に達したときに、当該遮蔽
板180により光が遮断されるように設定したフォトセ
ンサ181を設置している。このフォトセンサ181は
施療子111a、111bが空打ちした場合、例えば、
駆動機構105が上昇して施療子111a、111bが
被療者の首部付近に達することにより、施療子111
a、111bが被療者に接触しない場合を検出できるよ
うになっている。この検出信号は、後述する制御装置1
92に出力され、駆動機構105の動作が制御できるよ
うになっている。
【0034】以下、本実施例のマッサージ機101の揉
み動作に関連する機構について説明し、その後に、これ
ら揉み動作関連機構と上記叩き用機構との機構的関連に
ついて説明する。
【0035】本実施例のマッサージ機101の駆動機構
105には、図6〜図9に示されるように、前記昇降動
作用の回転軸109と平行に、被療者に対するマッサー
ジ位置の幅調整用のネジ軸155と揉み動作用の回転軸
156とが配置されている。回転軸156は、前記揉み
用モータ113の回転が前記動作変換機構115の一部
であるギアユニット157を介して伝達されて回転駆動
される。
【0036】回転軸156の長手方向中間部分にそれぞ
れ円筒状の一対のカム部材158,159が相互に間隔
を隔てて回転軸156に対して偏心して、周方向に固定
され、かつ回転軸156の軸線方向に変位可能に取り付
けられている。カム部材158、159を外囲してカム
部材158、159に回転自在にベアリングバンド16
4、165がそれぞれ設けられ、ベアリングバンド16
4、165には、プレート状の連結板149、150が
固定され、連結板149、150の前面側には前記揉み
用の施療子111a,111bがそれぞれ取り付けられ
ている。連結板149、150の施療子111a,11
1bと反対側になる背後側の端部には、ロッド162、
163の一端がそれぞれ揺動自在に連結され、各ロッド
162、163の各他端は、駆動機構105のハウジン
グ166に揺動自在に連結されている。
【0037】したがって、回転軸156が回転するとカ
ム部材158、159が回転し、これによりベアリング
バンド164、165は、回転軸156の周りに公転運
動を行う。これにより、前記各他端がハウジング166
に揺動自在に固定されたロッド162、163がベアリ
ングバンド164、165の連結部を周期的に引っ張
る。施療子111a、111bは、ベアリングバンド1
64、165のロッド162、163への取付位置と回
転軸156の軸線との距離と、ベアリングバンド16
4、165のロッド162、163への取付位置と施療
子111a,111bと距離との比に比例した移動量の
円周状の運動を行う。これにより、被療者に対する揉み
動作が行われる。
【0038】一方、前記カム部材158、159には、
ネジ軸155側に延びる連結部167、168が一体的
に設けられており、連結部167、168の先端は、相
互に逆向きであるように内周面にネジが刻設された筒状
の保持部169、170として構成され、前記ネジ軸1
55のネジ部171、172と噛み合わされている。前
記ネジ部171、172は、保持部169、170に相
当する位置であって、カム部材158、159の相互の
間隔を調整して、被療者に対するマッサージ位置の相互
の距離であるマッサージ幅を調節する際の各カム部材1
58、159の移動幅を含む長さに設けられている。こ
のネジ軸155には、幅調整用のギアユニットを含む動
作変換機構173を介して幅調整用のモータ174の双
方向の回転が伝達される。
【0039】これにより、モータ174が双方向に回転
すると、前記保持部169、170の内部のネジが相互
に逆方向に刻設されていることにより、保持部169、
170は相互に逆方向に、即ち、相互に近接する方向あ
るいは相互に離反する方向に移動し、連結板149、1
50に取り付けられている前記施療子110a、110
b;111a、111bによるマッサージ位置の横方向
の幅を調整することができる。
【0040】以下、図11を参照して、本実施例のマッ
サージ機101の電気的構成について説明する。マッサ
ージ機101は、CPU(演算処理ユニット)を含む制
御装置192を備えており、制御装置192には前記各
モータ107、112、113、174が個別に接続さ
れている。また、制御装置192にはリモートコントロ
ール装置(以下、リモコン)193が接続されている。
リモコン193には、電源スイッチ194、同時叩き動
作スイッチ195a、交互叩き動作スイッチ195b、
揉み動作スイッチ196、施療子110a、110b、
111a、111bの相互の幅を調整するための幅調整
スイッチ197、駆動機構105を背もたれ部103内
で昇降移動させるための昇降スイッチ198を含むスイ
ッチ類が設けられている。
【0041】また、リモコン193には、施療子110
a、110b、111a、111bに対して肩位置を合
わせるための肩位置合わせスイッチ199、叩き動作中
に叩き用の施療子110a、110bが肩位置を越えな
い設定にするための叩き位置スイッチ199a、及び、
揉み動作中に揉み用の施療子111a、111bが肩位
置を越えない設定にするための揉み位置スイッチ199
bが設けられている。
【0042】この肩位置合わせスイッチ199は、被療
者がマッサージ機101に着座し、背もたれ部103に
凭れた状態において、当該スイッチ199を押して駆動
機構105を昇降させて叩き動作を行わせ、施療子11
0a、110bが被療者の首位置に達した位置を前述し
たフォトセンサ181により検出し、その検出位置を制
御装置192に記憶させる。
【0043】そして、叩き位置スイッチ199aを押す
と、上昇中にある叩き用の施療子110a、110bは
その記憶された検出位置で昇降駆動用のモータ107が
逆回転して、下降するように設定され、以後、叩き用の
施療子110a、110bは叩き動作を行いながら昇降
動作するようになる。
【0044】また、本実施例における揉み用施療子11
1a、111bは叩き用施療子110a、110bより
も上方にあるため、揉み位置スイッチ199bを押す
と、上昇中にある揉み用の施療子110a、110b
は、前記の記憶された検出位置よりも、揉み用施療子1
11a、111bと叩き用施療子110a、110bと
の高さの差だけ低い位置で昇降駆動用のモータ107が
逆回転して、下降するように設定され、以後、揉み用の
施療子110a、110bは叩き動作を行いながら昇降
動作するようになる。
【0045】以下、本実施例のマッサージ機1の動作に
ついて説明する。
【0046】1.交互叩き動作 叩き用の施療子110a、110bで被療者に交互に叩
き動作を行う場合、叩き用モータ112を所定方向へ回
転させる。このときの回転方向は、前記係止ピン12
5、126と偏心カラー131、132の突起133、
134との位置関係で適宜設定される。モータ112を
前記所定方向に回転させると、その回転はモータプーリ
116、歯付きベルト117、中継プーリ118及びウ
ォーム119を介して回転軸121aを所定方向に回転
させる。これにより、係止ピン125が偏心カラー13
1の突起133を回転軸121aの周りに回転開始させ
る。これにより、偏心カラー131は、捩りバネ236
のばね力に抗して捩りバネ236を巻き縮めつつ、図7
の上方に押し上げられ始める。
【0047】この変位により、連結部材141が図7の
上方に変位して、上方への変位位置に到達する。この動
作により、ロッド151が図7の上方に変位し、図7に
示すレバー153が支持軸230の周りに矢符C1方向
に角変位して、叩き用の施療子110aを被療者から離
反させる。
【0048】係止ピン126aは、係止ピン125と周
方向に180度ずれた位相の位置に設けられているの
で、前記係止ピン125の動作よりも回転方向に関して
180度ずれた位相のタイミングで、偏心カラー132
の突起134を、回転軸222の周りに所定方向に回転
させる。
【0049】回転軸121aの回転が更に進むと、係止
ピン125が偏心カラー131の突起133を、回転軸
121aの周りに更に回転させ、図7の下方に押し上げ
る。係止ピン125が突起133を押圧しているタイミ
ングのとき、係止ピン126aと突起134との係合状
態が解除されることになる。これにより、係止ピン12
6aとの係合状態が解除された偏心カラー132は、捩
りバネ237のばね力により、急速に図7の下方に向け
て変位する。
【0050】この変位により、連結部材142が下方に
急速に変位し、レバー154が前記支持軸231の周り
に角変位する。この動作により、叩き用の施療子110
bで被療者を叩く動作が行われる。
【0051】回転軸121aの回転が更に進むと、係止
ピン125が偏心カラー131の突起133を、回転軸
121の周りに更に回転させ、偏心カラー131は下方
側への終端位置に到達する。このとき、係止ピン125
と突起133との係合状態が解除されることになる。こ
れにより、偏心カラー131は、捩りバネ236のばね
力により、急速に図7の下方に向けて変位する。
【0052】この変位により、カラー135および連結
部材141が図7の下方に変位し、レバー153が前記
支持軸230の周りに角変位して、図7に示す下方への
変位位置に到達する。この動作により、叩き用の施療子
110aで被療者を叩く動作が行われる。
【0053】また、このタイミングにおいて、係止ピン
126aが偏心カラー132の前記突起134に再度係
合する。以下、同様な動作が繰り返されて、施療子11
0a、110bによる交互叩き動作が行われる。
【0054】2.同時叩き動作 叩き用の施療子110a、110bで被療者に同時に叩
き動作を行う場合、叩き用モータ112を前記所定方向
と逆方向へ回転させる。モータ112を前記逆方向に回
転させると、回転軸121aは前記回転方向と逆方向に
回転する。これにより、例として、係止ピン125及び
係止ピン126bが偏心カラー131、132の突起1
33、134を、回転軸121a、121bの周りに回
転開始させる。これにより、偏心カラー131、132
は、捩りバネ236、237のばね力に抗して捩りバネ
236、237を巻き縮めつつ、図7の上方に押し上げ
られ始める。
【0055】回転軸121a、121bの回転が更に進
むと、係止ピン125、126bが偏心カラー131、
132の突起133、134を、回転軸121a、12
1bの周りに同方向に回転され、図7の上方に更に押し
上げられる。この変位により、連結部材141、142
が図7の上方に変位し、レバー153、154が前記支
持軸230、231の周りに同方向に角変位して、叩き
用の施療子110a、110bを被療者から離反させ
る。
【0056】回転軸121a、121bの回転が更に進
むと、係止ピン125、126bが偏心カラー131、
132の突起133、134を、回転軸121a、12
1bの周りに更に回転させ、偏心カラー131、132
は、図7の上方側への終端位置に到達する。このとき、
係止ピン125及び係止ピン126bと突起133、1
34との係合状態が共に解除されることになる。これに
より、偏心カラー131、132は、捩りバネ236、
237のばね力により、急速に図7の下方に向けて変位
する。
【0057】この変位により、レバー153、154が
前記支持軸230、231の周りに急速に角変位して、
叩き用の施療子110a、110bで同時に被療者を叩
く動作が行われる。以下、同様な動作が繰り返されて、
施療子110a、110bによる同時叩き動作が行われ
る。
【0058】3.揉み動作 本実施例のマッサージ機101で揉み動作を行う場合、
叩き用のモータ112を停止させて揉み用のモータ11
3を回転させる。モータ113の回転は、ギアユニット
157を介して回転軸156を回転させる。回転軸15
6の回転により前記ベアリングバンド164、165が
回転軸156の周りに偏心した公転運動を行い、ロッド
162、163を介してハウジング166に揺動自在に
固定されている支持アーム160、161が前述した円
周状の運動を行う。これにより、被療者に対する揉み動
作によるマッサージ動作が行われる。
【0059】4.昇降動作 駆動機構105は、前述したようにモータ107の駆動
により昇降駆動するようになっており、駆動機構105
が下降して最下位置に達したときに、ラック104に組
み込まれたリミットスイッチ等によりモータ107が逆
転して、上昇に切り変わるようになっている。この下降
から上昇に切り変わる場合は、被療者の体格の大小に拘
わらず、マッサージ機101に着座した場合の腰の位置
などの高さの差は少ないため、定位置で切り変わるよう
になっていても支障は生じない。
【0060】しかしながら、上昇から下降に切り変わる
場合は、被療者の座高の差などが影響し、定位置で切り
変わるようにすると支障が生ずる場合がある。本実施例
では、前述したように、被療者の体格に合わせて、すな
わち、首の位置を検出し、叩き用の施療子110a、1
10b及び揉み用の施療子111a、111bの何れも
肩位置で上昇から下降に切り変わるようになっている。
【0061】すなわち、図12に示すように、被療者が
マッサージ機101に着座して背もたれ部103に凭れ
た状態において、肩位置合わせスイッチ199を押す
と、駆動機構105が上昇すると共に叩き用の施療子1
10a、110bが叩き動作を行い、該叩き用施療子1
10a、110bが首位置に達したときに、駆動機構1
05は停止し、その停止位置を駆動機構105に内蔵さ
れているフォトセンサ181が検出し、その検出位置を
制御装置192が記憶する。なお、このように肩位置合
わせを行っているときには、駆動機構105の上昇速度
は低速であることが好ましい。
【0062】上記のように肩位置合わせスイッチ199
により肩位置合わせが完了した後、叩き位置スイッチ1
99aを押すと、上昇中にある叩き用の施療子110
a、110bはその記憶された検出位置において停止
し、その位置での叩き動作を行ったり、また、検出位置
において昇降駆動用のモータ107が逆回転して下降
し、以後、叩き用の施療子110a、110bは叩き動
作を行いながら昇降動作するようになる。
【0063】また、上記のように肩位置合わせが完了し
た後で、揉み位置スイッチ199bを押すと、図13に
示すように、上昇中にある揉み用の施療子110a、1
10bは、前記の記憶された検出位置よりも、揉み用施
療子111a、111bと叩き用施療子110a、11
0bとの高さの差Hだけ低い位置において停止し、その
位置での揉み動作を行ったり、また、検出位置から高さ
の差Hだけ低い位置において昇降駆動用のモータ107
が逆回転して下降し、以後、揉み用の施療子110a、
110bは叩き動作を行いながら昇降動作するようにな
る。
【0064】なお、叩き位置スイッチ199aと揉み位
置スイッチ199bとの組合せを複数設けて複数の人が
個々の体格に合わせて利用できるように設計してもよ
い。
【0065】上記のように本実施例に係るマッサージ機
101は、少なくとも叩き動作を行う一対の施療子11
0a、110bを有し、モータ107の駆動により上下
に昇降する駆動機構101を備え、叩き動作中における
変化を検出する検出手段、すなわち施療子110a、1
10bのストローク長の変化を利用した検出手段として
遮蔽板180とフォトセンサ181とを設けており、該
検出手段により検出された出力値を記憶し、検出された
出力値に応じたマッサージ機101の動作を制御する制
御手段192を備えたものであるから、施療子110
a、110b、111a、111bが上昇又は下降中に
被療者の体格に応じたマッサージ動作を行うことが達成
できる。
【0066】本発明は、前記各実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲の広範な変形
例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるマッサージ機の構造を示
す要部斜視図である。
【図2】第1の実施例におけるマッサージ機の斜板カム
の動作を示す要部側面図である。
【図3】第1の実施例におけるマッサージ機のラックに
沿って昇降する状態を示す縦断面図である。
【図4】第1の実施例におけるマッサージ機のコントロ
ーラの操作面を示す図である。
【図5】第1の実施例におけるマッサージ機の制御回路
の概略を示す図である。
【図6】第2の実施例におけるマッサージ機の断面図で
ある。
【図7】第2の実施例におけるマッサージ機に用いられ
る駆動機構の側面図である。
【図8】第2の実施例におけるマッサージ機の駆動機構
の平面図である。
【図9】第2の実施例におけるマッサージ機の駆動機構
の正面図である。
【図10】第2の実施例におけるマッサージ機の駆動機
構の一部概略側面図である。
【図11】第2の実施例におけるマッサージ機の電気的
構成を示すブロック図ある。
【図12】第2の実施例におけるマッサージ機の肩位置
合わせの状態を示す説明図である。
【図13】第2の実施例におけるマッサージ機の施療子
の高さの差を示す説明図である。
【符号の説明】
A・・・駆動機構 1・・・第1
軸 2・・・第2軸 3・・・第3
軸 4、5、6・・・モータ 7a、7b・
・・斜板カム 8a、8b・・・アーム 9a、9b・
・・カム 10a、10b・・・移動部材 11・・・第
4軸 12・・・モータ 13a、13
b・・・ピニオン 15a、15b・・・施療子 16a、16
b・・・連結杆 17a、17b・・・ボール軸受け 18・・・ラ
ック 19・・・椅子 20・・・連
続動作ボタン 21・・・部分動作ボタン 22・・・揉
み上げ動作ボタン 23・・・揉み下げ動作ボタン 24・・・叩
き動作ボタン 25・・・複合動作ボタン 26・・・全
身マッサージ動作ボタン 27・・・肩部マッサージ動作ボタン 28・・・腰
部マッサージ動作ボタン 29・・・高位置作ボタン 30・・・中
位置作ボタン 31・・・低位置作ボタン 32・・・昇
降動作ボタン 33・・・動作速度調整ボタン 34・・・幅
調整ボタン 35・・・電源投入ボタン 36・・・脚
部操作ボタン 37a・・強弱調整ボタン 37b・・設
定ボタン 37(1)(2)(3)・・ボタン 38・・・コ
ントローラ 39・・・マイクロコンピュータ 40・・・電
流計 41・・・変換手段 42・・・記
憶手段 101・・・マッサージ機 103・・・
背もたれ部 104・・・ラック 105・・・
駆動機構 106a、106b・・・ピニオン 107・・・
モータ 108・・・動作変換機構 109・・・
回転軸 110a、110b;111a、111b・・・施療子 112、113・・・モータ 114、11
5・・・動作変換機構 116・・・モータプーリ 117・・・
歯付きベルト 118・・・中継プーリ 119・・・
ウォーム 120a、120b・・・ウォームホイール 121a、121b・・・回転軸 122、12
3・・・軸受 124・・・ギアケース 125・・・
係止ピン 126a、126b・・・係止ピン 129、13
0・・・軸受 131、132・・・偏心カラー 133、13
4・・・ 突起 135、136・・・カラー 137、13
8・・・支持軸 139、140・・・軸受 141、14
2・・・連結部材 145、146・・・挿通孔 147、14
8・・・係止部材 149、150・・・連結板 151、15
2・・・ロッド 153、154・・・レバー 155・・・
ネジ軸 156・・・回転軸 157・・・
ギアユニット 158、159・・・カム部材 162、16
3・・・ロッド 164、165・・・ベアリングバンド 166・・・
ハウジング 167、168・・・連結部 169、17
0・・・保持部 171、172・・・ネジ部 173・・・
動作変換機構 174・・・モータ 176、17
7・・・アーム 180・・・遮蔽板 181・・・
フォトセンサ 189・・・突起 192・・・
制御装置 193・・・リモコン 194・・・
電源スイッチ 195a・・・同時叩き動作スイッチ 195b・・
・交互叩き動作スイッチ 196・・・揉み動作スイッチ 197・・・
幅調整スイッチ 198・・・昇降スイッチ 199・・・
肩位置合わせスイッチ 199a・・・叩き位置スイッチ 199b・・
・揉み位置スイッチ 220・・・プーリ 221・・・
ベルト 222・・・回転軸 223・・・
プーリ 224、225・・・摺動孔 230、23
1・・・支持軸 232、233・・・止めピン 234、23
5・・・止めピン 236、237・・・捩りバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C074 AA04 BB05 CC11 CC17 DD01 GG03 HH02 4C100 AD11 AD21 AE06 AE07 AE11 AF07 AF14 BA06 BB03 BC03 CA03 CA06 DA05 DA06 EA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも叩き動作を行う一対の施療子を
    有し、モータの駆動により上下に昇降する駆動機構を備
    えたマッサージ機であって、 叩き動作中における変化を検出する検出手段を備えたこ
    とを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】検出手段により検出された出力値を記憶す
    る記憶手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    マッサージ機。
  3. 【請求項3】叩き動作中の変化が、施療子を駆動するモ
    ータの電流値の変化であることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】叩き動作中の変化が、施療子のストローク
    長の変化であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のマッサージ機。
  5. 【請求項5】検出手段により検出された出力値に応じて
    マッサージ機の動作を制御する制御手段を備えたことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマッサ
    ージ機。
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