JPH0249740B2 - Matsusaajiki - Google Patents
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- JPH0249740B2 JPH0249740B2 JP12910387A JP12910387A JPH0249740B2 JP H0249740 B2 JPH0249740 B2 JP H0249740B2 JP 12910387 A JP12910387 A JP 12910387A JP 12910387 A JP12910387 A JP 12910387A JP H0249740 B2 JPH0249740 B2 JP H0249740B2
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- Massaging Devices (AREA)
Description
本発明は動力式のマツサージ機、殊に人体に接
触する施療子を動かすことでマツサージ動作を得
るマツサージ機に関するものである。
触する施療子を動かすことでマツサージ動作を得
るマツサージ機に関するものである。
動力式のマツサージ機としては、回転駆動され
る偏心傾斜したもみ輪を施療子としたもの、アー
ム式もみ玉を施療子としたもの、あるいは直動式
指圧子を施療子としたもの等、種々のものが従来
より提供されている。また、このようなマツサー
ジ機において、たとえば椅子の背もたれやベツド
等に組み込むにあたり、施療子を移動自在とする
ことにより、肩から腰までの任意の位置をマツサ
ージすることができるようにしたものも、種々提
供されている。 ところで、施療子を移動自在とする場合には、
人体背面は曲線を描いていることから、単に施療
子を直線的に移動させるだけでは、施療子が人体
から離れてしまつたり、接触圧が大きくなりすぎ
たりして、効果的なマツサージを得ることはでき
ない。このために、特公昭55−16027号公報に示
されているように、平均的な体格の人体の背面カ
ーブに添つた曲線を持つレールを設けて、このレ
ールに沿つて施療子が動くようにしたものが提供
されてはいるが、施療子が人体に加える力の作用
方向をマツサージに適した方向に制御するまでは
至つておらず、そして何よりも人の体格には差が
あることから、完全な解決となつておらない。
る偏心傾斜したもみ輪を施療子としたもの、アー
ム式もみ玉を施療子としたもの、あるいは直動式
指圧子を施療子としたもの等、種々のものが従来
より提供されている。また、このようなマツサー
ジ機において、たとえば椅子の背もたれやベツド
等に組み込むにあたり、施療子を移動自在とする
ことにより、肩から腰までの任意の位置をマツサ
ージすることができるようにしたものも、種々提
供されている。 ところで、施療子を移動自在とする場合には、
人体背面は曲線を描いていることから、単に施療
子を直線的に移動させるだけでは、施療子が人体
から離れてしまつたり、接触圧が大きくなりすぎ
たりして、効果的なマツサージを得ることはでき
ない。このために、特公昭55−16027号公報に示
されているように、平均的な体格の人体の背面カ
ーブに添つた曲線を持つレールを設けて、このレ
ールに沿つて施療子が動くようにしたものが提供
されてはいるが、施療子が人体に加える力の作用
方向をマツサージに適した方向に制御するまでは
至つておらず、そして何よりも人の体格には差が
あることから、完全な解決となつておらない。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは施療部位はもちろ
ん、使用者の体格を問うことなく、常に適切なマ
ツサージを行なうことができるマツサージ機を提
供するにある。
り、その目的とするところは施療部位はもちろ
ん、使用者の体格を問うことなく、常に適切なマ
ツサージを行なうことができるマツサージ機を提
供するにある。
しかして本発明は、施療子と人体との接触及び
接触角度を検出する検出手段と、施療子の人体側
への突出量及び人体との接触角度を可変とする調
整手段とを備えるともに、上記検出手段の出力に
応じて上記調整手段を制御する制御手段を備えて
いることに特徴を有して、施療子の人体との当た
り具合を自動調整することができるようにしたも
のである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、このマツサージ機は椅子の背もたれやベツド
内に組み込まれて人体の背中や腰、肩、あるいは
首をマツサージするものであり、ここでは第11
図及び第12図に示すように、椅子8の背もたれ
81に組み込まれるものを示している。 図示の椅子8は、パイプで枠組みした下部枠8
3に座部80のひじ掛け82,82とを設けると
ともに、背もたれ81の下端部を下部枠83に回
動自在に連結し、更に背もたれ81と下部枠83
との間にガススプリング84を設置したもので、
背もたれ81はレバー85の操作に伴なつて伸縮
するガススプリング84により、リクライニング
が自在となつている。 この背もたれ81は、その前面両側にクツシヨ
ン部810を、上端にヘツドレスト部811を備
えて、これらで囲まれる部分にカバー812をた
るみをもたせて配したものであり、またカバー8
12の背面の中央は上下にセンターベルト89a
が、両側には上下にサイドベルト89b,89b
が張られている。これらのベルト89a,89b
は後述する施療子10はカバー812が巻き付く
ことを防ぐと共に、人体の姿勢を保持する。 そして背もたれ81の背面両側には断面コ字型
であり且つ開口部が相対する一対のレール87,
87が設置されている。また各レールの開口縁に
はラツク88が設けられている。マツサージ機
は、背もたれ81の背部においてレール87に沿
つた上下動を行なう。 さて、マツサージ機であるが、これは第1図に
示すように、枠フレーム7に施療子ブロツク1、
幅調整ブロツク2、前後調整ブロツク3、もみ駆
動ブロツク4、角度調整ブロツク5、そして上下
駆動ブロツク6を組み付けることによつて構成さ
れて、上記ラツク88と噛み合うピニオン64の
回転により、レール87に沿つた自走を行なうも
のである。 まず、枠フレーム7及び上下駆動ブロツク6に
ついて説明する。枠フレーム7は第6図に示すよ
うに、一対の側板70,70と、この両者を連結
するフレーム軸71,72とからなるもので、各
側板70の外面にはころ軸73を介して前記レー
ル87内を転動するころ74が設けられている。
また両側板70,70間に軸回りの回転が自在と
なるように軸受60Bで支承された上下駆動軸6
0が架設されており、フレーム軸71,72と平
行であり且つ各側板70外面に突出する上下駆動
軸60の両端部には、上記ピニオン64が夫々固
着されているとともに、レール87内を転動する
ころ74が遊転自在に取り付けられている。図中
66は軸受カバー、67はピニオン64ところ7
4との間に配設されるリング、68はスラストリ
ングである。 上下駆動ブロツク6は、一方の側板70とこれ
に相対するプレート61との間に設けられたもの
で、側板70及びプレート61に取付台69を介
して固着された上下駆動用モータM6と、このモ
ータM6の出力軸に取り付けられたウオーム62
と、上記上下駆動軸60に固着されたウオームホ
イール63とからなるもので、モータM6による
上下駆動軸60及びピニオン64の回転により、
上述のようにマツサージ機を背もたれ81の背面
においてレール87に沿つて上下動させる。 もみ駆動ブロツク4は枠フレーム7の一側に、
角度調整ブロツク5は枠フレーム7の他側に、幅
調整ブロツク2及び前後調整ブロツク3は枠フレ
ーム7の中央に配設されている。そして、枠フレ
ーム7の中央下部に位置している前後調整ブロツ
ク3はフレーム軸72と上下駆動軸60とによつ
て支持されているものの、もみ駆動ブロツク4と
角度調整ブロツク5及び幅調整ブロツク2は、い
ずれもフレーム軸71のみによつて支持されて、
フレーム軸71の軸回りの回転が自在とされてい
る。 また、もみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク
5との間には送りねじ20ともみ軸40と角度調
整軸50の3本の互いに平行な軸が架設されてお
り、しかも、送りねじ20が幅調整ブロツク2を
貫通していることから、フレーム軸71の軸回り
の上記3つのブロツク2,4,5の回転は、一体
になされるようになつている。 枠フレーム7における上下駆動ブロツク6が設
けられている側に配設されたもみ駆動ブロツク4
は、第7図に示すように、フレーム軸71の挿通
孔71Hを備えた一対のプレート41,42と、
両プレート41,42間に位置するとともにこれ
らに取付台49を介して固着されたもみ駆動用モ
ータM4と、モータM4の出力軸に取り付けられた
ウオーム43と、両プレート41,42に軸受4
7Bを介して支持されているアイドル軸47に設
けられたウオームホイール44と、ウオームホイ
ール44と一体のギア45、そして一端が上記両
プレート41,42に、他端が角度調整ブロツク
5に夫々軸受40Bを介して支持されている上記
もみ軸40と、このもみ軸40に固着されてギア
45と噛み合うギア46とからなるもので、モー
タM4によつて軸回りの回転駆動がなされるもみ
軸40はスプライン軸として構成されている。 枠フレーム7の他方の側に配設されている角度
調整ブロツク5は、第7図及び第8図に示すよう
に、フレーム軸71の挿通孔71Hを備えた一対
のプレート51,52と、両プレート51,52
間に位置するとともにこれらに取付台59を介し
て固着された角度調整用モータM5と、一対の取
付台560及び軸受56Bを介してプレート5
1,52に取り付けられた送りねじ56と、この
送りねじ56に螺合している送りナツト57と、
送りナツト57に順次リンクピン502,503
によつて連結されている一対のリンク500,5
01と、一端がプレート51,52に、他端が上
記もみ駆動ブロツク4に軸受50Bを介して支持
されている角度調整軸50と、モータM5の回転
を送りねじ56に伝達するための一対のプーリ5
3,55及びタイミングベルト54とからなり、
リンク501が角度調整軸50に固着されている
ことから、モータM5によつて送りねじ56を回
転させると、この回転に伴つて送りねじ56の軸
方向に移動する送りナツト57が一対のリンク5
00,501を介して角度調整軸50をその軸回
りに回転させる。尚、この角度調整軸50もスプ
ライン軸として形成されている。第7図中の48
及び58は軸受カバー、20Hは送りねじ20の
挿通孔、50Hは角度調整軸50の挿通孔であ
る。 次に幅調整ブロツク2について説明する。これ
は第9図及び第10図に示すように、フレーム軸
71の挿通孔71Hを備えた一対のプレート2
1,22と、これらに取付台29を介して固着さ
れた幅調整用モータM2と、モータM2の出力軸に
取り付けられたウオーム23と、中央部が両プレ
ート21,22に、両端が上記もみ駆動ブロツク
4と角度調整ブロツク5とに軸受20Bを介して
支持されている送りねじ20と、送りねじ20に
固着されてウオーム23と噛み合うウオームホイ
ール24とからなるもので、モータM2によつて
送りねじ20をその軸回りに回転させる。尚、送
りねじ20は、もみ駆動ブロツク4側と角度調整
ブロツク5側とで、そのねじの向きが逆となつて
いる。また図中28は両プレート21,22間に
おいてフレーム軸71に固着されて、幅調整ブロ
ツク2のフレーム軸71への取付位置を決める位
置決めリングである。 枠フレーム7の中央下部に配設される前後調整
ブロツク3は、フレーム軸72及び上下駆動軸6
0が夫々挿通される挿通孔72H,60Hを備え
た一対のプレート31,32と、これらに取付台
39を介して固着された前後調整用のモータM3
と、一対の取付台360及び軸受36Bを介して
軸回りの回転が自在となるように取り付けられた
送りねじ36と、この送りねじ36に螺合する送
りナツト37と、送りナツト37にリンクピン3
01によつて一端が連結されたリンク300と、
モータM3の回転を送りねじ36に伝達するため
の一対のプーリ33,35及びタイミングベルト
34とからなるもので、上記リンク300の他端
は、もみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク5と
の間に架設されている前記もみ軸40に軸受40
Bを介して連結されている。モータM3によつて
送りねじ36を回転させると、送りナツト57に
連結されているリンク300は、第10図に矢印
で示すように、もみ軸40をフレーム軸71を中
心に回動させる。つまり、もみ軸40を支持して
いるもみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク5並
びにこの両者に送りねじ20を介して連結されて
いる幅調整ブロツク2を、フレーム軸71を中心
に回動させる。 さて、施療子ブロツク71であるが、これは第
3図乃至第5図に示すように、ヘツドハウジング
11とボトムハウジング12とこの両者をつなぐ
パイプ13、そしてヘツドハウジング11に設け
られたシヤフト14の先端に傾斜ベース17を介
し取り付けられている施療子10から構成されて
いる。 ヘツドハウジング11は左右に2つ割りで形成
されたもので、内部には軸受16B及びベベルギ
ア16とこれらを介して回転自在に支持したシヤ
フト14を収納している。このシヤフト14は、
ベベルギア16にキー140で連結されたもの
で、軸方向の摺動が自在となつており、カム15
が軸方向中央部に固着されているとともに、後端
には軸受14Bがスライド自在に取り付けられて
いる。軸受14Bの外周に設けられたセンサベア
リング143は、ヘツドハウジング11の後部内
に隙間嵌めによつてスラスト移動が自在となるよ
うに配設されるもので、ヘツドハウジング11に
後端内に設置された圧力センサ18にリング14
4を介して対向する。軸受14Bとカム15との
間に設けられたばね141は、シヤフト14を前
方へと向けて付勢するとともに、施療子10にか
かる荷重を軸受14B及びセンサベアリング14
3を介して圧力センサ18に伝達する。 更にヘツドハウジング11の一側面には、ばね
151とこのばね151による付勢で上記カム1
5に係合するピン150とを納めた筒体152が
固着されており、他側面には倣いステー19が止
めねじ190及びカラー191によつて回転自在
に取り付けられている。倣いステー19は放射状
に3本のアーム19a,19b,19cを突設し
たもので、前方斜め下方に向けて延びるアーム1
9bの先端にはローラシヤフト192を介して倣
いローラ193が遊転自在に取り付けられてお
り、斜め後方へと延びるアーム19cにはボトム
ハウジング12との間に引張ばね194が取り付
けられている。アーム19aはヘツドハウジング
11の側面に取り付けられる一対のスイツチ
SW1a,SW1bを駆動するアクチユエータとして
作用するのであるが、この点については後述す
る。 シヤフト14先端に傾斜ベース17を介して取
り付けられる施療子10は、スプリング硬さ
Hs90゜以上の高硬度の金属製骨材102と、スプ
リング硬さHs30〜60゜の中硬度のシート状ゴムに
て形成されて骨材102を包む外皮100と、こ
の両者の間に充填されるスプリング硬さHs10〜
20゜の高粘性弾性体101とからなり、表面の曲
率半径r1が大きく且つ周壁の曲率半径r2が小さい
偏平球状に形成され、傾斜ベース17の傾斜片1
71に軸受104を介して回転自在に取り付けら
れる施療子軸104に固着されている。図中10
3は外皮押さえ、105は軸受押さえである。 ここで、軸部170がシヤフト14の先端面に
螺着される傾斜ベース17は、施療子軸104を
回転自在に支持している傾斜片171が、第5図
から明らかなように、シヤフト14の軸方向に対
して角度θ1の傾斜を持ち、施療子軸104とシヤ
フト14の各軸方向延長線が、角度θ0(θ0=90゜−
θ1)で交差するようにしており、また傾斜片17
1における施療子軸104の取付位置がシヤフト
14の中心から離れたところにあるために、シヤ
フト14の回転に伴なう施療子10の回転は、シ
ヤフト14に対して偏心且つ傾斜したものとなつ
ている。 ヘツドハウジング11の下方にパイプ13を介
して連結されたボトムハウジング12は、第4図
に示すように、前後に2つ割りで形成されたもの
で、その内部には前記もみ軸40にスプライン係
合したベベルギア121と、パイプ13内に挿通
された伝導軸130の下端に固着されてベベルギ
ア121に噛み合うベベルギア131と、もみ軸
40を支持する一対の軸受40Bとが配設されて
いる。 そして一側には2つ割りのボトムハウジング1
2を一体化する固定板123がビス止めされてい
るとともに、固定板123に幅調整アーム124
の一端が遊転自在に取り付けられて、C字形リン
グ125により幅調整アーム124のスラスト方
向の抜け止めがなされている。またボトムハウジ
ング12の他側には、リンク126の一端がビス
止めされて固定板123と同様に2つ割りのボト
ムハウジング12の一体化がなされている。この
リンク126の他端には、リンクピン180及び
リンクピン181によつて、順次リンク127,
128が連結されている。 パイプ13内に挿通され且つ上下が夫々軸受1
3Bによつてヘツドハウジング11及びボトムハ
ウジング12に支持されている上記伝導軸130
は、その上端にシヤフト14にキー結合されてい
るベベルギア16と噛み合うベベルギア132を
備えている。このために、もみ駆動ブロツク4に
よるもみ軸40の回転は、伝導軸130を介して
シヤフト14に伝達される。 ここにおいて、上記リンク128は角度調整軸
50にスプライン結合するスプライン孔50Sを
備えていることから、もみ軸40によつて支持さ
れている施療子ブロツク1は、リンク126,1
27,128によつてもみ軸40の軸回りの姿勢
が決定されており、また角度調整ブロツク5によ
る角度調整軸50の回転に伴なつて、施療子ブロ
ツク1はもみ軸40の軸回りに回転し、施療子1
0の鉛直面内における角度を変化させる。このた
めに、第15図に示すように、施療子10の当接
する被施療面が背中や腰であろうと、肩であろう
と、シヤフト14の向きが被施療面に対してほぼ
直交する方向となるように調整することができる
ようになつている。 また上記幅調整アーム124はその他端に設け
られたねじ孔20Sを前記送りねじ20に螺合さ
せていることから、幅調整ブロツク2による送り
ねじ20の回転に伴なつて、施療子ブロツク1は
もみ軸1の軸方向に移動する。施療子ブロツク1
は幅調整ブロツク2を間にして2つ設けられてお
り、そしてこれらにおける各幅調整アーム124
は送りねじ20におけるねじが逆となつている部
分に各々螺合しているために、両施療子ブロツク
1,1は、送りねじ20の回転により、互いに接
近して両施療子10,10間の幅を狭くしたり、
逆に互いに遠ざかつて幅を広くする。 更に前後調整ブロツク3によるもみ軸40のフ
レーム軸71を中心とする回動で、施療子10は
前後に移動して背もたれ81のカバー812との
間隔を変化させる。つまり、椅子8に座つて背も
たれ81にもたれている人の背面と施療子10と
の接触圧を変化させる。 尚、ここでは施療子ブロツク1のもみ軸40の
軸回りの回動で角度が変化し、フレーム軸71の
軸回りの回動で施療子10が前後すると表現して
いるが、いずれの動作も直線状ではない上に、施
療子10が回動中心にないために、もみ軸40の
軸回りの回動で施療子10は前後にも動き、フレ
ーム軸71の軸回りの回動で施療子10は角度も
変化させる。また、両施療子ブロツク1,1は、
対称に形成されていることから、もみ軸40によ
る各施療子1のシヤフト14の回転方向は互いに
逆方向となつている。そして、両施療子ブロツク
1,1におけるシヤフト14,14は、第13図
に示すように、その軸方向が後方において交差す
るように、シヤフト14先端が角度θ2だけ外側に
向けられている。 次に、施療子10の各種動作によるマツサージ
の態様について説明する。このマツサージ機で
は、揉捏マツサージと、たたき(叩打)マツサー
ジと、指圧マツサージと、さすりマツサージの4
種のほか、施療子10を移動させつつ揉捏マツサ
ージやたたきマツサージ、あるいは指圧マツサー
ジを行なうことも可能となつている。 まず、揉捏マツサージについて説明する。これ
は前述のように、もみ駆動ブロツク4によるもみ
軸40の回転でシヤフト14を回転させることに
より行なわれる。シヤフト14の回転に伴なつて
シヤフト14に対し偏心傾斜した回転を行なう施
療子10は、第13図に示すように、被施療面と
の接触点を小円を描くように移行させるととも
に、人体の中心方向に向けて力を加える。この
時、実線で示す状態、つまり偏平球状の施療子1
0の表面が人体の被施療面に当接する状態では、
接触面積が大きいが、シヤフト14が180゜回転し
て、鎖線で示す状態になつた時には、施療子10
における曲率半径r2の小さな周面が被施療面に当
接して接触面積が小さくなる上に、シヤフト14
の傾きθ2によつて施療子10は図中αで示す分だ
け被施療面側へと突出することになるために、め
りはりのある揉捏マツサージを得ることができ
る。 しかも、施療子10が外皮100と金属製骨材
102との間に高粘性弾性体101を配したもの
となつているために、柔らかさを有しつつ、芯の
あるマツサージ、つまりは人間の手のひらや指で
行なわれるマツサージと変わらぬものを得ること
ができるものであり、またこのマツサージ中に角
度調整ブロツク5や前後調整ブロツク3を作動さ
せることによつて、もみ力を変化させることもで
きるものである。 また、施療子10が取り付けられている施療子
軸104がその軸回りに遊転自在となつているこ
とから、施療子10はその偏心傾斜回転により人
体との接触点が円を描いて移行するものの、皮膚
がこすられたりすることがない。更には、傾斜ベ
ース17がシヤフト14を別体として形成されて
いるために、偏心量や傾斜角度の異なつたものを
傾斜ベース17の交換により簡単に得ることがで
きる。尚、前述のように、このマツサージ中にお
ける両施療子10,10の回転方向は互いに逆と
なつている。 たたきマツサージは、もみ駆動ブロツク4によ
るもみ軸40及びシヤフト14の回転と、このシ
ヤフト14に設けられたカム15と、カム15に
係合するピン150で行なう。第17図に示すよ
うに、シヤフト14に設けられたカム15には一
方の側縁が傾斜縁とされている溝155が等間隔
に数個設けられており、シヤフト14が矢印で示
す方向に回転すると、ピン150と溝155の傾
斜縁との係合により、シヤフト14は後退を行な
つてばね141を圧縮し、続いて次の溝155に
ピン150がさしかかつた時点で、ばね141に
よる付勢でシヤフト14は急速な前進を行なう。
このために、施療子10が被施療面に一定の値の
衝撃的な力を加えるたたき動作がなされる。 ここにおいて、たたき動作が行なわれる際に
は、シヤフト14及び施療子10の回転もなされ
ていることから、施療子10は上記揉捏マツサー
ジの際と同様に、小円を描きつつ、シヤフト14
の1回転中において数回のたたき動作をリズミカ
ルに行なう。このために、施療子10と「つぼ」
とを完全に一致させていなくともすむ上に、ある
一箇所に連続した衝撃を長時間加えた場合の刺激
過剰を防ぐことができる。更に一対の施療子ブロ
ツク1においては、シヤフト14に対するカム1
5の固定を軸まわりにおいてずらせていることか
ら、左右の施療子10,10のたたき動作は交互
に行なわれる。 尚、上述したところから明らかなように、揉捏
マツサージとたたきマツサージとは、共にもみ駆
動ブロツク4におけるモータM4の回転によつて
行なうのであるが、2種のマツサージの切り換え
は、モータM4の回転方向の切り換えによつて行
なうようにしている。つまり、モータM4の一方
向回転については、上記たたきマツサージがなさ
れるが、逆方向回転については、カム15の溝1
55における他方の側縁が外周面にかけて漸次径
の大きくなる傾斜面156となつているために、
ピン150は傾斜縁側から溝155内に落ち込
み、傾斜面156を経てカム15の外周面に至る
ものであり、第16図に示すように、シヤフト1
4はピン150及びカム15による軸方向運動の
制御を受けることなく回転して、揉捏マツサージ
のみを行なう。 指圧マツサージは、角度調整ブロツク5による
施療子ブロツク1をもみ軸40の軸回りに回動さ
せる動作と、前後調整ブロツク3による施療子ブ
ロツク1をフレーム軸71の軸回りに回動させる
動作との複合動作により、施療子10を前後に動
かすことで行なう。共に施療子10に前後動を行
なわせることができる両動作のうち、一方だけで
指圧マツサージを行なうのではなく、両動作の組
み合わせとしているのは次の理由による。 すなわち、角度調整ブロツク5による施療子ブ
ロツク1の駆動はもみ軸40を中心とした回動で
あり、前後調整ブロツク3による施療子ブロツク
1の駆動はフレーム軸71を中心とした回動であ
つて、いずれか一方だけであると、施療子1は前
後動につれて、鉛直面内における角度も変化させ
てしまう。しかし、角度調整ブロツク5で施療子
10を前進させた時と、前後調整ブロツク3で施
療子10を前進させた時とでは、角度の変化方向
が逆となつていることから、両ブロツク3,5を
同時に作動させることにより、角度変化が相互に
打ち消されるようにして、施療子10がほぼ前後
の直線運動を行なうようにしているものである。 そして、この指圧マツサージは、更に2種の態
様を得られるようになつている。つまり、第13
図において施療子10が実線で示す曲率半径r1の
大きい表面で被施療面を押圧する「手のひら」感
覚の指圧マツサージと、鎖線で示す曲率半径r2の
小さい周面で被施療面を押圧する「親指」感覚の
指圧マツサージの2種である。この両種の切り換
えにあたつては、施療子10がどの状態にあるの
かを検出する必要があるが、これは施療子ブロツ
ク1における伝導軸130に、第4図に示すよう
に、一対の低反射率マーク135,136を180゜
間隔で設けるとともに、伝導軸130を囲んでい
るパイプ13に各低反射率マーク135,136
を各々検出する光電反射式のスイツチSW1c,
SW1dを設けることで行なつている。「手のひら」
の指圧マツサージを行なえる状態にある時にはス
イツチSW1dがオンとなり、「親指」の指圧マ
ツサージを行なえる状態にある時にはスイツチ
SW1cがオンとなるようにしているわけであ
る。 尚、これらのマツサージに際しては、施療子ブ
ロツク1のヘツドハウジング11内に組み込まれ
た圧力センサ18によつて被施療面に対する押圧
力を検出することができるために、押圧力の調整
が容易となつている。 上下駆動ブロツク6は本来、次に述べるさすり
マツサージと、施療部位の変更のために設けら
れ、また幅調整ブロツク2は一対の施療子10,
10間の幅を首や肩等に合わせるために設けられ
ているのであるが、上記3種のマツサージについ
ては、上下駆動ブロツク6あるいは幅調整ブロツ
ク2を同時に作動させることによつて、施療部位
を上下あるいは左右に移行させながら実行させる
こともできる。上下駆動ブロツク6と幅調整ブロ
ツク2とを共に作動させることによつて、施療子
10が大きな円を描きながら上記のマツサージを
実行するようにさせることも可能である。 次にさすり(軽擦)マツサージであるが、これ
は施療子10を被施療面に接触させている状態を
保ちつつ、マツサージ機を上下に自走させること
によつて行なう。そして、この時には倣い機能が
働くようにしてある。 この倣い機能は、施療子ブロツク1に設けられ
た前述の倣いステー19によつて駆動されるスイ
ツチSW1a,SW1bと、圧力センサ18とを検出
手段として、角度調整ブロツク5と前後調整ブロ
ツク3とからなる調整手段をフイードバツク作動
させることにより、施療子10を被施療面に対し
て適正な姿勢とさせるものである。 圧力センサ18は前述したところから明らかな
ように、施療子10と被施療面との接触圧が設定
圧と同じとなるように、角度調整ブロツク5及び
前後調整ブロツク3を作動させる。また、スイツ
チSW1a,SW1bは、施療子10が被施療面に接
触している状態において、施療子10が適切な方
向から被施療面に接するように、つまりは被施療
面に対する接触角度が適切な値となるように、主
として前後調整ブロツク3を作動させる。 この時の倣いステー19の動作について説明す
る。施療子10から離れたところで人体と接触す
ることなる倣いローラ193が取り付けられた倣
いステー19は、その倣いローラ193が人体に
接触していない無負荷時には、引張ばね194に
よる付勢で第14図に示す状態にあり、アーム1
9aの先端によつて、無負荷検知用のスイツチ
SW1bをオンさせる。また、倣いローラ193と
人体との接触圧が大きすぎる過負荷時には、同図
cに示すように、引張ばね194に抗して倣いス
テー19が大きく回転するために、スイツチ
SW1aをオンさせる。そして、倣いローラ193
が適切な圧力で人体と接触している時には、同図
bに示すように、両スイツチSW1a,SW1bを共
にオフとする。 同図aに示す状態にある時には、もみ軸40の
フレーム軸71を中心とする回動を矢印で示す方
向に行なわせ、同図cに示す状態にある時にはも
み軸40に矢印で示す逆方向の回動を行なわせる
と、同図bに示す状態を維持することができる。 圧力センサ18によるフイードバツクで施療子
10が被施療面に所定の圧力で接触し、且つ、ス
イツチSW1a,SW1bによるフイードバツクで倣
いローラ193が所定の圧力で人体に接触するよ
うに、角度調整ブロツク5及び前後調整ブロツク
3を作動させるわけであり、そして施療子10が
被施療面に接触すると同時に倣いローラ193が
人体に適切な接触圧で接触しているという状態
は、施療子10が適切な角度で人体に接触してい
る状態であり、この結果、第15図に示すよう
に、施療子10の接触する部位がどこであろう
と、施療子10の被施療面に対する接触圧及び向
きの自動調整が可能となつているわけである。 尚、上記の倣い動作は、さすりマツサージにの
る付随するものではなく、後述するように、上記
の揉捏マツサージやたたきマツサージ、あるいは
指圧マツサージにおいても機能して、被施療面と
施療子10との接触圧及び接触方向を管理し、人
体の各部に対し効果的なマツサージを得られるよ
うにする。 次に、このマツサージ機における各ブロツク
1,2,3,4,5,6の制御を行なう制御部
CCについて説明する。この制御部CCはマイクロ
コンピユータからなる制御回路CPUと、これに
接続されたタイマT、指圧速度パターンテーブル
PT、コンパレータPCとからなり、制御回路
CPUには操作器9と、センサ部SCとが接続され、
更に前記の各モータM2,M3,M4,M5,M6が接
続されている。 操作器9は「停止」と「動作」との切り換えの
メインスイツチ9aと、前述の指圧マツサージの
際の「親指」と「手のひら」とを切り換える切換
スイツチ9bと、「指圧」、「揉捏」、「たたき」、
「さすり」の各マツサージ機様を選択するための
スイツチ9c,9d,9e,9fと、一対の施療
子10,10間の幅を調整するための「広く」及
び「狭く」のスイツチ9g,9hと、背もたれ8
1に沿つて上下動を行なわせて施療子10が当接
する部分を変更させるための「上へ」及び「下
へ」のスイツチ9i,9jと、マツサージ強さを
変更するための可変抵抗器である強弱調整部9k
とを備えている他、現在、どの状態にあるかを表
示する発光表示素子(図示せず)等を備えてい
る。 センサ部SCは、前述の圧力センサ18や、倣
いローラ193が過負荷状態にあるか無負荷状態
にあるかを検出するスイツチSW1a,SW1b、指
圧マツサージに際して施療子10のどの部分が被
施療面に当たる状態にあるかを検出するスイツチ
SW1c,SW1dのほか、スイツチSW2a,SW2b、
スイツチSW3a,SW3b、スイツチSW5a,SW5b、
スイツチSW6a,SW6bを備えている。 スイツチSW2a,SW2bは、幅調整ブロツク2
によつて駆動される送りねじ20と螺合している
一対の幅調整アーム124,124のうちの一方
に取り付けられたもので、スイツチSW2aは幅調
整ブロツク2の側壁との当接により、施療子1
0,10間の幅を狭くする方向の限界位置に達し
たことを出力し、スイツチSW2bは角度調整ブロ
ツク5の側壁との当接により、幅を広くする方向
の限界に達したことを出力する。 スイツチSW3a,SW3bは、前後調整ブロツク
4に設けられて、送りナツト37によつてオンオ
フされるものであり、スイツチSW3aはフレーム
軸71を中心とするもみ軸40の回動による前進
が限界に達したことを出力し、スイツチSW3bは
逆に後退が限界に達したことを出力する。 スイツチSW5a,SW5bは、角度調整ブロツク
5に設けられて、送りナツト57によつてオンオ
フされるものであり、スイツチSW5aはもみ軸4
0を中心とする施療子ブロツク1の回動による角
度変更が最大に達したことを出力し、スイツチ
SW5bは逆に最小に達したことを出力する。 スイツチSW6a,SW6bは第11図に示すよう
に、枠フレーム7の外側面に取り付けられて、レ
ール87の上下端に設けられた突起87a,87
bによつてオンオフされるものであり、移動上限
に達するとスイツチSW6aがオンとなり、移動下
限に達するとスイツチSW6bがオンとなる。 そしてセンサ部SCに設けられた各部材のうち、
圧力センサ18だけは、操作器9における強弱調
整器9kとともに、コンパレータCPを介して制
御回路CPUの入力端子Iに接続されている。 制御回路CPUの出力によつて動作が制御され
る各モータのうち、前後駆動用モータM3はトラ
ンジスタTr1,Tr2及びリレーR1,R2とにより、
そのオンオフと印加電圧の極性切り換えによる回
転方向の制御とがなされるだけであるとともに、
幅調整用モータM2もトランジスタTr3,Tr4及び
リレーR3,R4とによつて、オンオフと回転方向
の制御とがなされるだけであるのに対して、他の
上下駆動用モータM6、角度調整用モータM5及び
もみ駆動用モータM4は、夫々サーボドライブ回
路SD6,SD5,SD4を介して速度コントロールも
可能なサーボモータとして形成されている。 上記制御回路CPUは、操作器9に設けられた
各種スイツチが操作された場合の動作や、電源を
オンとしたり、逆にオフとしたりする際に実行す
る格納動作、あるいは前述のように被施療面に対
する施療子10の接触圧と向きとを調整する倣い
動作等についての制御プログラムを内蔵している
もので、この制御回路CPUによる制御について
次に説明する。 上記の格納動作は、背もたれ81にマツサージ
機が組み込まれている椅子8を通常の椅子として
使用する場合に施療子10が邪魔にならないよう
にするとともに、角度調整ブロツク5及び前後調
整ブロツク3によつて位置が可変されている施療
子10の初期位置を一定とするために行なわれる
もので、第19図に示すように、施療子10の角
度及び前後位置が不定であることから、いつたん
角度調整用モータM5及び前後調整用モータM3を
停止させた状態とし、この後、角度調整用ブロツ
ク5によるところの角度調整が最小値になるよう
にし、次に前記調整用ブロツク3によるもみ軸4
0の前後調整がもつとも後端にくるようにする。
施療子10が最も引き込んだ位置にくるようにす
るわけである。 尚、角度調整と前後調整とをこの順に行なうよ
うにしているのは、次の理由による。すなわち、
角度調整と前後調整とを同時に行なうと、格納動
作に要する時間は短くなるものの、施療子10が
肩を上から指圧している状態にある時に格納動作
に移ると、リンク300及びリンク126,12
7,128の位置関係によつては、施療子10が
肩を更に押さえ付けるおそれがあるからであり、
また前後調整が先に行なわれるようにすると、尚
更上記のおそれが高くなるためである。この格納
時における角度調整用モータM5及び前後調整用
モータM3の駆動は予め設定されている速度で行
なわれる。 指圧マツサージや揉捏マツサージ、あるいはた
たきマツサージを開始するに先立つて実行される
倣い動作は、 圧力センサ18によつて検出される圧力値
が、操作器9の強弱調整器9kによつて設定さ
れる値よりも大きい時には、角度調整ブロツク
5によつて施療子ブロツク1の角度を減少させ
ることで施療子10を後退させ、逆に小さい場
合には角度を大きくして施療子10を前進させ
る。 倣いローラ193が人体に触れておらない無
負荷状態、あるいはこれに近い状態にある時に
は、前後調整ブロツク3によつて施療子ブロツ
ク1を前進させ、倣いローラ193と人体との
接触圧が大きすぎる時には、前後調整ブロツク
3によつて施療子ブロツク1を後退させる。 角度調整ブロツク5及び前後調整ブロツク3
による各調整が夫々限界点に達したならば、そ
の時点で各動作を停止させる。 という3つのルールに従つて行なわれるものであ
り、第20図に示すように、前後調整ブロツク3
によつて倣いローラ193の位置を一度設定した
後、この状態で角度調整ブロツク5を作動させ
て、施療子10を前後させるというサイクルを、 倣いローラ193にかかる負荷が適度となつ
てスイツチSW1a,SW1bが共にオフなる、も
しくは前後調整ブロツク3による調整限界に達
した場合。 圧力センサ18で検出された出力値が強弱調
整器9kで設定された値乃至予め設定された値
よりも大きくなる、もしくは角度調整ブロツク
5による調整限界に達した場合。 の2つの条件が夫々一度でも成立するまで繰り返
すことで行なわれる。 指圧マツサージのための動作は、上記の格納動
作と倣い動作と指圧動作サブルーチンの3つを順
次実行することを繰り返すことで行なう。第21
図に示すように、格納動作のサブルーチンを実行
した後、切換スイツチ9bが「親指」とされてい
るか「手のひら」とされているかに応じて、施療
子10が所要の回転角となるまでもみ駆動ブロツ
ク4による揉捏動作のための回転を行なわせ、次
いで、上記倣い動作のサブルーチンを実行した
後、角度調整ブロツク5と前後調整ブロツク3と
によつて、圧力センサ18で検出される圧力値が
設定値以上となるまで、施療子10を前進させ
て、施療子10の基準位置を決定する。そして、
この後に、第22図に示す指圧動作サブルールチ
ンを実行する。 このサブルーチンにおいては、制御回路CPU
に接続された指圧速度パターンテーブルPTに書
き込まれている電圧値Viに応じた速度パターン
で、上記基準位置からの前進と、基準位置までの
後退とを施療子10に行なわせる。すなわち、指
圧パターンテーブルPTに書き込まれた最初の電
圧値Viを読み出して、所定の時間Δt内だけ、角
度調整用モータM4を電圧の極性に応じた方向に
回転させるとともに、この回転速度を電圧値Vi
に応じたものとする。この後、指圧パターンテー
ブルPTに書き込まれた次の電圧値Vi+1を読み出
して、同じく速度制御された回転をモータM4に
行なわせるという動作を、角度調整ブロツク5に
よる施療子10の前進を伴なう角度調整が最大と
なるか、指圧パターンテーブルPTに書き込まれ
たデータに基づく動作が完了して、施療子10が
上記基準位置に戻るまで実行する。ここでは施療
子ブロツク1の角度増大による前進スピードが、
漸増漸減となるように設定されている。 指圧動作サブルーチンにおいては、上述したよ
うに、角度調整ブロツク5による角度調整に伴な
う施療子10の前後動を利用して、施療子10を
被施療面に押し当てるようにしたものを示した
が、これは前後調整ブロツク3による駆動で行な
うとすると、被施療面が肩である場合、施療子1
0が前に出てしまつて肩を上から押すことができ
ないという不都合が生じるからであり、肩位置以
外であることが明白な場合には、前述のように、
両ブロツク3,5による前後駆動で行なえばよ
い。尚、角度調整ブロツク5によるもみ軸40回
りの施療子ブロツク1の回転によつてのみ、施療
子10を前後させることから、この前後動はあま
り直線性が良くないが、ストロークが大きくない
ことから、ずれが問題となることは殆どない。 次に揉捏マツサージは、第23図に示すよう
に、まず格納動作と倣い動作の各サブルーチンを
順次実行し、角度調整ブロツク5と前後調整ブロ
ツク3とによる施療子10の直線的前進で、施療
子10と人体との接触圧が設定値以上となると、
もみ駆動ブロツク4による施療子10の偏心傾斜
回転を開始させる。また、この時点から角度調整
ブロツク5による角度増大で施療子10を微速で
前進させる。この微速前進により、徐々にマツサ
ージが強くなるようにしているわけである。尚、
微速前進を角度調整ブロツク5で行なつているの
は、前後調整ブロツク3のモータM3は速度コン
トローールができない上に、指圧の場合と同様
に、肩に対するマツサージの際に施療子10が前
方へと逃げてしまう事態を時として生じるからで
ある。また、この揉捏マツサージは、その開始時
点からスタートするタイマTによつて、所定の時
間が経過すれば、施療子10の格納動作に戻る。
タイマTによる限時に代えて、スイツチSW1c,
SW1dのオン回数のカウントを行なつてもよい。 更に、たたきマツサージは第24図に示すよう
に、格納動作と倣い動作の各サブルーチンを順次
実行して、施療子10の人体との接触圧が設定値
以上となるようにした後、もみ駆動ブロツク4に
おけるモータM4をたたきマツサージのための回
転方向に回転させることで、前述のピン150と
カム15との係合によるたたき動作を開始する。
タイマTがタイムアツプすれば、モータM4を停
止させた後、格納動作に戻る。 さすりマツサージは、格納動作と倣い動作とを
実行した後、第25図に示すように、上下駆動ブ
ロツク6のモータM6を回転させることによつて、
施療子10を上昇もしくは下降させることにより
行なわれる。この移動が上限または下限に達した
時には、移動方向の反転がなされる。そして、上
下動が行なつている間、前記倣い動作の際と同じ
動作が行なわれて、施療子10と被施療面との接
触圧がほぼ一定に保たれると同時に、施療子10
の向きが制御される。 これらのマツサージ中に操作器9におけるスイ
ツチ9g,9hあるいはスイツチ9i,9jが操
作された時には、これが操作されている間だけ、
もしくは移動限界に達するまで、幅調整ブロツク
2の作動による幅調整や、上下駆動ブロツク6に
よる上下位置調整が割り込み実行される。施療位
置の調節を行なえるわけである。
接触角度を検出する検出手段と、施療子の人体側
への突出量及び人体との接触角度を可変とする調
整手段とを備えるともに、上記検出手段の出力に
応じて上記調整手段を制御する制御手段を備えて
いることに特徴を有して、施療子の人体との当た
り具合を自動調整することができるようにしたも
のである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述する
と、このマツサージ機は椅子の背もたれやベツド
内に組み込まれて人体の背中や腰、肩、あるいは
首をマツサージするものであり、ここでは第11
図及び第12図に示すように、椅子8の背もたれ
81に組み込まれるものを示している。 図示の椅子8は、パイプで枠組みした下部枠8
3に座部80のひじ掛け82,82とを設けると
ともに、背もたれ81の下端部を下部枠83に回
動自在に連結し、更に背もたれ81と下部枠83
との間にガススプリング84を設置したもので、
背もたれ81はレバー85の操作に伴なつて伸縮
するガススプリング84により、リクライニング
が自在となつている。 この背もたれ81は、その前面両側にクツシヨ
ン部810を、上端にヘツドレスト部811を備
えて、これらで囲まれる部分にカバー812をた
るみをもたせて配したものであり、またカバー8
12の背面の中央は上下にセンターベルト89a
が、両側には上下にサイドベルト89b,89b
が張られている。これらのベルト89a,89b
は後述する施療子10はカバー812が巻き付く
ことを防ぐと共に、人体の姿勢を保持する。 そして背もたれ81の背面両側には断面コ字型
であり且つ開口部が相対する一対のレール87,
87が設置されている。また各レールの開口縁に
はラツク88が設けられている。マツサージ機
は、背もたれ81の背部においてレール87に沿
つた上下動を行なう。 さて、マツサージ機であるが、これは第1図に
示すように、枠フレーム7に施療子ブロツク1、
幅調整ブロツク2、前後調整ブロツク3、もみ駆
動ブロツク4、角度調整ブロツク5、そして上下
駆動ブロツク6を組み付けることによつて構成さ
れて、上記ラツク88と噛み合うピニオン64の
回転により、レール87に沿つた自走を行なうも
のである。 まず、枠フレーム7及び上下駆動ブロツク6に
ついて説明する。枠フレーム7は第6図に示すよ
うに、一対の側板70,70と、この両者を連結
するフレーム軸71,72とからなるもので、各
側板70の外面にはころ軸73を介して前記レー
ル87内を転動するころ74が設けられている。
また両側板70,70間に軸回りの回転が自在と
なるように軸受60Bで支承された上下駆動軸6
0が架設されており、フレーム軸71,72と平
行であり且つ各側板70外面に突出する上下駆動
軸60の両端部には、上記ピニオン64が夫々固
着されているとともに、レール87内を転動する
ころ74が遊転自在に取り付けられている。図中
66は軸受カバー、67はピニオン64ところ7
4との間に配設されるリング、68はスラストリ
ングである。 上下駆動ブロツク6は、一方の側板70とこれ
に相対するプレート61との間に設けられたもの
で、側板70及びプレート61に取付台69を介
して固着された上下駆動用モータM6と、このモ
ータM6の出力軸に取り付けられたウオーム62
と、上記上下駆動軸60に固着されたウオームホ
イール63とからなるもので、モータM6による
上下駆動軸60及びピニオン64の回転により、
上述のようにマツサージ機を背もたれ81の背面
においてレール87に沿つて上下動させる。 もみ駆動ブロツク4は枠フレーム7の一側に、
角度調整ブロツク5は枠フレーム7の他側に、幅
調整ブロツク2及び前後調整ブロツク3は枠フレ
ーム7の中央に配設されている。そして、枠フレ
ーム7の中央下部に位置している前後調整ブロツ
ク3はフレーム軸72と上下駆動軸60とによつ
て支持されているものの、もみ駆動ブロツク4と
角度調整ブロツク5及び幅調整ブロツク2は、い
ずれもフレーム軸71のみによつて支持されて、
フレーム軸71の軸回りの回転が自在とされてい
る。 また、もみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク
5との間には送りねじ20ともみ軸40と角度調
整軸50の3本の互いに平行な軸が架設されてお
り、しかも、送りねじ20が幅調整ブロツク2を
貫通していることから、フレーム軸71の軸回り
の上記3つのブロツク2,4,5の回転は、一体
になされるようになつている。 枠フレーム7における上下駆動ブロツク6が設
けられている側に配設されたもみ駆動ブロツク4
は、第7図に示すように、フレーム軸71の挿通
孔71Hを備えた一対のプレート41,42と、
両プレート41,42間に位置するとともにこれ
らに取付台49を介して固着されたもみ駆動用モ
ータM4と、モータM4の出力軸に取り付けられた
ウオーム43と、両プレート41,42に軸受4
7Bを介して支持されているアイドル軸47に設
けられたウオームホイール44と、ウオームホイ
ール44と一体のギア45、そして一端が上記両
プレート41,42に、他端が角度調整ブロツク
5に夫々軸受40Bを介して支持されている上記
もみ軸40と、このもみ軸40に固着されてギア
45と噛み合うギア46とからなるもので、モー
タM4によつて軸回りの回転駆動がなされるもみ
軸40はスプライン軸として構成されている。 枠フレーム7の他方の側に配設されている角度
調整ブロツク5は、第7図及び第8図に示すよう
に、フレーム軸71の挿通孔71Hを備えた一対
のプレート51,52と、両プレート51,52
間に位置するとともにこれらに取付台59を介し
て固着された角度調整用モータM5と、一対の取
付台560及び軸受56Bを介してプレート5
1,52に取り付けられた送りねじ56と、この
送りねじ56に螺合している送りナツト57と、
送りナツト57に順次リンクピン502,503
によつて連結されている一対のリンク500,5
01と、一端がプレート51,52に、他端が上
記もみ駆動ブロツク4に軸受50Bを介して支持
されている角度調整軸50と、モータM5の回転
を送りねじ56に伝達するための一対のプーリ5
3,55及びタイミングベルト54とからなり、
リンク501が角度調整軸50に固着されている
ことから、モータM5によつて送りねじ56を回
転させると、この回転に伴つて送りねじ56の軸
方向に移動する送りナツト57が一対のリンク5
00,501を介して角度調整軸50をその軸回
りに回転させる。尚、この角度調整軸50もスプ
ライン軸として形成されている。第7図中の48
及び58は軸受カバー、20Hは送りねじ20の
挿通孔、50Hは角度調整軸50の挿通孔であ
る。 次に幅調整ブロツク2について説明する。これ
は第9図及び第10図に示すように、フレーム軸
71の挿通孔71Hを備えた一対のプレート2
1,22と、これらに取付台29を介して固着さ
れた幅調整用モータM2と、モータM2の出力軸に
取り付けられたウオーム23と、中央部が両プレ
ート21,22に、両端が上記もみ駆動ブロツク
4と角度調整ブロツク5とに軸受20Bを介して
支持されている送りねじ20と、送りねじ20に
固着されてウオーム23と噛み合うウオームホイ
ール24とからなるもので、モータM2によつて
送りねじ20をその軸回りに回転させる。尚、送
りねじ20は、もみ駆動ブロツク4側と角度調整
ブロツク5側とで、そのねじの向きが逆となつて
いる。また図中28は両プレート21,22間に
おいてフレーム軸71に固着されて、幅調整ブロ
ツク2のフレーム軸71への取付位置を決める位
置決めリングである。 枠フレーム7の中央下部に配設される前後調整
ブロツク3は、フレーム軸72及び上下駆動軸6
0が夫々挿通される挿通孔72H,60Hを備え
た一対のプレート31,32と、これらに取付台
39を介して固着された前後調整用のモータM3
と、一対の取付台360及び軸受36Bを介して
軸回りの回転が自在となるように取り付けられた
送りねじ36と、この送りねじ36に螺合する送
りナツト37と、送りナツト37にリンクピン3
01によつて一端が連結されたリンク300と、
モータM3の回転を送りねじ36に伝達するため
の一対のプーリ33,35及びタイミングベルト
34とからなるもので、上記リンク300の他端
は、もみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク5と
の間に架設されている前記もみ軸40に軸受40
Bを介して連結されている。モータM3によつて
送りねじ36を回転させると、送りナツト57に
連結されているリンク300は、第10図に矢印
で示すように、もみ軸40をフレーム軸71を中
心に回動させる。つまり、もみ軸40を支持して
いるもみ駆動ブロツク4と角度調整ブロツク5並
びにこの両者に送りねじ20を介して連結されて
いる幅調整ブロツク2を、フレーム軸71を中心
に回動させる。 さて、施療子ブロツク71であるが、これは第
3図乃至第5図に示すように、ヘツドハウジング
11とボトムハウジング12とこの両者をつなぐ
パイプ13、そしてヘツドハウジング11に設け
られたシヤフト14の先端に傾斜ベース17を介
し取り付けられている施療子10から構成されて
いる。 ヘツドハウジング11は左右に2つ割りで形成
されたもので、内部には軸受16B及びベベルギ
ア16とこれらを介して回転自在に支持したシヤ
フト14を収納している。このシヤフト14は、
ベベルギア16にキー140で連結されたもの
で、軸方向の摺動が自在となつており、カム15
が軸方向中央部に固着されているとともに、後端
には軸受14Bがスライド自在に取り付けられて
いる。軸受14Bの外周に設けられたセンサベア
リング143は、ヘツドハウジング11の後部内
に隙間嵌めによつてスラスト移動が自在となるよ
うに配設されるもので、ヘツドハウジング11に
後端内に設置された圧力センサ18にリング14
4を介して対向する。軸受14Bとカム15との
間に設けられたばね141は、シヤフト14を前
方へと向けて付勢するとともに、施療子10にか
かる荷重を軸受14B及びセンサベアリング14
3を介して圧力センサ18に伝達する。 更にヘツドハウジング11の一側面には、ばね
151とこのばね151による付勢で上記カム1
5に係合するピン150とを納めた筒体152が
固着されており、他側面には倣いステー19が止
めねじ190及びカラー191によつて回転自在
に取り付けられている。倣いステー19は放射状
に3本のアーム19a,19b,19cを突設し
たもので、前方斜め下方に向けて延びるアーム1
9bの先端にはローラシヤフト192を介して倣
いローラ193が遊転自在に取り付けられてお
り、斜め後方へと延びるアーム19cにはボトム
ハウジング12との間に引張ばね194が取り付
けられている。アーム19aはヘツドハウジング
11の側面に取り付けられる一対のスイツチ
SW1a,SW1bを駆動するアクチユエータとして
作用するのであるが、この点については後述す
る。 シヤフト14先端に傾斜ベース17を介して取
り付けられる施療子10は、スプリング硬さ
Hs90゜以上の高硬度の金属製骨材102と、スプ
リング硬さHs30〜60゜の中硬度のシート状ゴムに
て形成されて骨材102を包む外皮100と、こ
の両者の間に充填されるスプリング硬さHs10〜
20゜の高粘性弾性体101とからなり、表面の曲
率半径r1が大きく且つ周壁の曲率半径r2が小さい
偏平球状に形成され、傾斜ベース17の傾斜片1
71に軸受104を介して回転自在に取り付けら
れる施療子軸104に固着されている。図中10
3は外皮押さえ、105は軸受押さえである。 ここで、軸部170がシヤフト14の先端面に
螺着される傾斜ベース17は、施療子軸104を
回転自在に支持している傾斜片171が、第5図
から明らかなように、シヤフト14の軸方向に対
して角度θ1の傾斜を持ち、施療子軸104とシヤ
フト14の各軸方向延長線が、角度θ0(θ0=90゜−
θ1)で交差するようにしており、また傾斜片17
1における施療子軸104の取付位置がシヤフト
14の中心から離れたところにあるために、シヤ
フト14の回転に伴なう施療子10の回転は、シ
ヤフト14に対して偏心且つ傾斜したものとなつ
ている。 ヘツドハウジング11の下方にパイプ13を介
して連結されたボトムハウジング12は、第4図
に示すように、前後に2つ割りで形成されたもの
で、その内部には前記もみ軸40にスプライン係
合したベベルギア121と、パイプ13内に挿通
された伝導軸130の下端に固着されてベベルギ
ア121に噛み合うベベルギア131と、もみ軸
40を支持する一対の軸受40Bとが配設されて
いる。 そして一側には2つ割りのボトムハウジング1
2を一体化する固定板123がビス止めされてい
るとともに、固定板123に幅調整アーム124
の一端が遊転自在に取り付けられて、C字形リン
グ125により幅調整アーム124のスラスト方
向の抜け止めがなされている。またボトムハウジ
ング12の他側には、リンク126の一端がビス
止めされて固定板123と同様に2つ割りのボト
ムハウジング12の一体化がなされている。この
リンク126の他端には、リンクピン180及び
リンクピン181によつて、順次リンク127,
128が連結されている。 パイプ13内に挿通され且つ上下が夫々軸受1
3Bによつてヘツドハウジング11及びボトムハ
ウジング12に支持されている上記伝導軸130
は、その上端にシヤフト14にキー結合されてい
るベベルギア16と噛み合うベベルギア132を
備えている。このために、もみ駆動ブロツク4に
よるもみ軸40の回転は、伝導軸130を介して
シヤフト14に伝達される。 ここにおいて、上記リンク128は角度調整軸
50にスプライン結合するスプライン孔50Sを
備えていることから、もみ軸40によつて支持さ
れている施療子ブロツク1は、リンク126,1
27,128によつてもみ軸40の軸回りの姿勢
が決定されており、また角度調整ブロツク5によ
る角度調整軸50の回転に伴なつて、施療子ブロ
ツク1はもみ軸40の軸回りに回転し、施療子1
0の鉛直面内における角度を変化させる。このた
めに、第15図に示すように、施療子10の当接
する被施療面が背中や腰であろうと、肩であろう
と、シヤフト14の向きが被施療面に対してほぼ
直交する方向となるように調整することができる
ようになつている。 また上記幅調整アーム124はその他端に設け
られたねじ孔20Sを前記送りねじ20に螺合さ
せていることから、幅調整ブロツク2による送り
ねじ20の回転に伴なつて、施療子ブロツク1は
もみ軸1の軸方向に移動する。施療子ブロツク1
は幅調整ブロツク2を間にして2つ設けられてお
り、そしてこれらにおける各幅調整アーム124
は送りねじ20におけるねじが逆となつている部
分に各々螺合しているために、両施療子ブロツク
1,1は、送りねじ20の回転により、互いに接
近して両施療子10,10間の幅を狭くしたり、
逆に互いに遠ざかつて幅を広くする。 更に前後調整ブロツク3によるもみ軸40のフ
レーム軸71を中心とする回動で、施療子10は
前後に移動して背もたれ81のカバー812との
間隔を変化させる。つまり、椅子8に座つて背も
たれ81にもたれている人の背面と施療子10と
の接触圧を変化させる。 尚、ここでは施療子ブロツク1のもみ軸40の
軸回りの回動で角度が変化し、フレーム軸71の
軸回りの回動で施療子10が前後すると表現して
いるが、いずれの動作も直線状ではない上に、施
療子10が回動中心にないために、もみ軸40の
軸回りの回動で施療子10は前後にも動き、フレ
ーム軸71の軸回りの回動で施療子10は角度も
変化させる。また、両施療子ブロツク1,1は、
対称に形成されていることから、もみ軸40によ
る各施療子1のシヤフト14の回転方向は互いに
逆方向となつている。そして、両施療子ブロツク
1,1におけるシヤフト14,14は、第13図
に示すように、その軸方向が後方において交差す
るように、シヤフト14先端が角度θ2だけ外側に
向けられている。 次に、施療子10の各種動作によるマツサージ
の態様について説明する。このマツサージ機で
は、揉捏マツサージと、たたき(叩打)マツサー
ジと、指圧マツサージと、さすりマツサージの4
種のほか、施療子10を移動させつつ揉捏マツサ
ージやたたきマツサージ、あるいは指圧マツサー
ジを行なうことも可能となつている。 まず、揉捏マツサージについて説明する。これ
は前述のように、もみ駆動ブロツク4によるもみ
軸40の回転でシヤフト14を回転させることに
より行なわれる。シヤフト14の回転に伴なつて
シヤフト14に対し偏心傾斜した回転を行なう施
療子10は、第13図に示すように、被施療面と
の接触点を小円を描くように移行させるととも
に、人体の中心方向に向けて力を加える。この
時、実線で示す状態、つまり偏平球状の施療子1
0の表面が人体の被施療面に当接する状態では、
接触面積が大きいが、シヤフト14が180゜回転し
て、鎖線で示す状態になつた時には、施療子10
における曲率半径r2の小さな周面が被施療面に当
接して接触面積が小さくなる上に、シヤフト14
の傾きθ2によつて施療子10は図中αで示す分だ
け被施療面側へと突出することになるために、め
りはりのある揉捏マツサージを得ることができ
る。 しかも、施療子10が外皮100と金属製骨材
102との間に高粘性弾性体101を配したもの
となつているために、柔らかさを有しつつ、芯の
あるマツサージ、つまりは人間の手のひらや指で
行なわれるマツサージと変わらぬものを得ること
ができるものであり、またこのマツサージ中に角
度調整ブロツク5や前後調整ブロツク3を作動さ
せることによつて、もみ力を変化させることもで
きるものである。 また、施療子10が取り付けられている施療子
軸104がその軸回りに遊転自在となつているこ
とから、施療子10はその偏心傾斜回転により人
体との接触点が円を描いて移行するものの、皮膚
がこすられたりすることがない。更には、傾斜ベ
ース17がシヤフト14を別体として形成されて
いるために、偏心量や傾斜角度の異なつたものを
傾斜ベース17の交換により簡単に得ることがで
きる。尚、前述のように、このマツサージ中にお
ける両施療子10,10の回転方向は互いに逆と
なつている。 たたきマツサージは、もみ駆動ブロツク4によ
るもみ軸40及びシヤフト14の回転と、このシ
ヤフト14に設けられたカム15と、カム15に
係合するピン150で行なう。第17図に示すよ
うに、シヤフト14に設けられたカム15には一
方の側縁が傾斜縁とされている溝155が等間隔
に数個設けられており、シヤフト14が矢印で示
す方向に回転すると、ピン150と溝155の傾
斜縁との係合により、シヤフト14は後退を行な
つてばね141を圧縮し、続いて次の溝155に
ピン150がさしかかつた時点で、ばね141に
よる付勢でシヤフト14は急速な前進を行なう。
このために、施療子10が被施療面に一定の値の
衝撃的な力を加えるたたき動作がなされる。 ここにおいて、たたき動作が行なわれる際に
は、シヤフト14及び施療子10の回転もなされ
ていることから、施療子10は上記揉捏マツサー
ジの際と同様に、小円を描きつつ、シヤフト14
の1回転中において数回のたたき動作をリズミカ
ルに行なう。このために、施療子10と「つぼ」
とを完全に一致させていなくともすむ上に、ある
一箇所に連続した衝撃を長時間加えた場合の刺激
過剰を防ぐことができる。更に一対の施療子ブロ
ツク1においては、シヤフト14に対するカム1
5の固定を軸まわりにおいてずらせていることか
ら、左右の施療子10,10のたたき動作は交互
に行なわれる。 尚、上述したところから明らかなように、揉捏
マツサージとたたきマツサージとは、共にもみ駆
動ブロツク4におけるモータM4の回転によつて
行なうのであるが、2種のマツサージの切り換え
は、モータM4の回転方向の切り換えによつて行
なうようにしている。つまり、モータM4の一方
向回転については、上記たたきマツサージがなさ
れるが、逆方向回転については、カム15の溝1
55における他方の側縁が外周面にかけて漸次径
の大きくなる傾斜面156となつているために、
ピン150は傾斜縁側から溝155内に落ち込
み、傾斜面156を経てカム15の外周面に至る
ものであり、第16図に示すように、シヤフト1
4はピン150及びカム15による軸方向運動の
制御を受けることなく回転して、揉捏マツサージ
のみを行なう。 指圧マツサージは、角度調整ブロツク5による
施療子ブロツク1をもみ軸40の軸回りに回動さ
せる動作と、前後調整ブロツク3による施療子ブ
ロツク1をフレーム軸71の軸回りに回動させる
動作との複合動作により、施療子10を前後に動
かすことで行なう。共に施療子10に前後動を行
なわせることができる両動作のうち、一方だけで
指圧マツサージを行なうのではなく、両動作の組
み合わせとしているのは次の理由による。 すなわち、角度調整ブロツク5による施療子ブ
ロツク1の駆動はもみ軸40を中心とした回動で
あり、前後調整ブロツク3による施療子ブロツク
1の駆動はフレーム軸71を中心とした回動であ
つて、いずれか一方だけであると、施療子1は前
後動につれて、鉛直面内における角度も変化させ
てしまう。しかし、角度調整ブロツク5で施療子
10を前進させた時と、前後調整ブロツク3で施
療子10を前進させた時とでは、角度の変化方向
が逆となつていることから、両ブロツク3,5を
同時に作動させることにより、角度変化が相互に
打ち消されるようにして、施療子10がほぼ前後
の直線運動を行なうようにしているものである。 そして、この指圧マツサージは、更に2種の態
様を得られるようになつている。つまり、第13
図において施療子10が実線で示す曲率半径r1の
大きい表面で被施療面を押圧する「手のひら」感
覚の指圧マツサージと、鎖線で示す曲率半径r2の
小さい周面で被施療面を押圧する「親指」感覚の
指圧マツサージの2種である。この両種の切り換
えにあたつては、施療子10がどの状態にあるの
かを検出する必要があるが、これは施療子ブロツ
ク1における伝導軸130に、第4図に示すよう
に、一対の低反射率マーク135,136を180゜
間隔で設けるとともに、伝導軸130を囲んでい
るパイプ13に各低反射率マーク135,136
を各々検出する光電反射式のスイツチSW1c,
SW1dを設けることで行なつている。「手のひら」
の指圧マツサージを行なえる状態にある時にはス
イツチSW1dがオンとなり、「親指」の指圧マ
ツサージを行なえる状態にある時にはスイツチ
SW1cがオンとなるようにしているわけであ
る。 尚、これらのマツサージに際しては、施療子ブ
ロツク1のヘツドハウジング11内に組み込まれ
た圧力センサ18によつて被施療面に対する押圧
力を検出することができるために、押圧力の調整
が容易となつている。 上下駆動ブロツク6は本来、次に述べるさすり
マツサージと、施療部位の変更のために設けら
れ、また幅調整ブロツク2は一対の施療子10,
10間の幅を首や肩等に合わせるために設けられ
ているのであるが、上記3種のマツサージについ
ては、上下駆動ブロツク6あるいは幅調整ブロツ
ク2を同時に作動させることによつて、施療部位
を上下あるいは左右に移行させながら実行させる
こともできる。上下駆動ブロツク6と幅調整ブロ
ツク2とを共に作動させることによつて、施療子
10が大きな円を描きながら上記のマツサージを
実行するようにさせることも可能である。 次にさすり(軽擦)マツサージであるが、これ
は施療子10を被施療面に接触させている状態を
保ちつつ、マツサージ機を上下に自走させること
によつて行なう。そして、この時には倣い機能が
働くようにしてある。 この倣い機能は、施療子ブロツク1に設けられ
た前述の倣いステー19によつて駆動されるスイ
ツチSW1a,SW1bと、圧力センサ18とを検出
手段として、角度調整ブロツク5と前後調整ブロ
ツク3とからなる調整手段をフイードバツク作動
させることにより、施療子10を被施療面に対し
て適正な姿勢とさせるものである。 圧力センサ18は前述したところから明らかな
ように、施療子10と被施療面との接触圧が設定
圧と同じとなるように、角度調整ブロツク5及び
前後調整ブロツク3を作動させる。また、スイツ
チSW1a,SW1bは、施療子10が被施療面に接
触している状態において、施療子10が適切な方
向から被施療面に接するように、つまりは被施療
面に対する接触角度が適切な値となるように、主
として前後調整ブロツク3を作動させる。 この時の倣いステー19の動作について説明す
る。施療子10から離れたところで人体と接触す
ることなる倣いローラ193が取り付けられた倣
いステー19は、その倣いローラ193が人体に
接触していない無負荷時には、引張ばね194に
よる付勢で第14図に示す状態にあり、アーム1
9aの先端によつて、無負荷検知用のスイツチ
SW1bをオンさせる。また、倣いローラ193と
人体との接触圧が大きすぎる過負荷時には、同図
cに示すように、引張ばね194に抗して倣いス
テー19が大きく回転するために、スイツチ
SW1aをオンさせる。そして、倣いローラ193
が適切な圧力で人体と接触している時には、同図
bに示すように、両スイツチSW1a,SW1bを共
にオフとする。 同図aに示す状態にある時には、もみ軸40の
フレーム軸71を中心とする回動を矢印で示す方
向に行なわせ、同図cに示す状態にある時にはも
み軸40に矢印で示す逆方向の回動を行なわせる
と、同図bに示す状態を維持することができる。 圧力センサ18によるフイードバツクで施療子
10が被施療面に所定の圧力で接触し、且つ、ス
イツチSW1a,SW1bによるフイードバツクで倣
いローラ193が所定の圧力で人体に接触するよ
うに、角度調整ブロツク5及び前後調整ブロツク
3を作動させるわけであり、そして施療子10が
被施療面に接触すると同時に倣いローラ193が
人体に適切な接触圧で接触しているという状態
は、施療子10が適切な角度で人体に接触してい
る状態であり、この結果、第15図に示すよう
に、施療子10の接触する部位がどこであろう
と、施療子10の被施療面に対する接触圧及び向
きの自動調整が可能となつているわけである。 尚、上記の倣い動作は、さすりマツサージにの
る付随するものではなく、後述するように、上記
の揉捏マツサージやたたきマツサージ、あるいは
指圧マツサージにおいても機能して、被施療面と
施療子10との接触圧及び接触方向を管理し、人
体の各部に対し効果的なマツサージを得られるよ
うにする。 次に、このマツサージ機における各ブロツク
1,2,3,4,5,6の制御を行なう制御部
CCについて説明する。この制御部CCはマイクロ
コンピユータからなる制御回路CPUと、これに
接続されたタイマT、指圧速度パターンテーブル
PT、コンパレータPCとからなり、制御回路
CPUには操作器9と、センサ部SCとが接続され、
更に前記の各モータM2,M3,M4,M5,M6が接
続されている。 操作器9は「停止」と「動作」との切り換えの
メインスイツチ9aと、前述の指圧マツサージの
際の「親指」と「手のひら」とを切り換える切換
スイツチ9bと、「指圧」、「揉捏」、「たたき」、
「さすり」の各マツサージ機様を選択するための
スイツチ9c,9d,9e,9fと、一対の施療
子10,10間の幅を調整するための「広く」及
び「狭く」のスイツチ9g,9hと、背もたれ8
1に沿つて上下動を行なわせて施療子10が当接
する部分を変更させるための「上へ」及び「下
へ」のスイツチ9i,9jと、マツサージ強さを
変更するための可変抵抗器である強弱調整部9k
とを備えている他、現在、どの状態にあるかを表
示する発光表示素子(図示せず)等を備えてい
る。 センサ部SCは、前述の圧力センサ18や、倣
いローラ193が過負荷状態にあるか無負荷状態
にあるかを検出するスイツチSW1a,SW1b、指
圧マツサージに際して施療子10のどの部分が被
施療面に当たる状態にあるかを検出するスイツチ
SW1c,SW1dのほか、スイツチSW2a,SW2b、
スイツチSW3a,SW3b、スイツチSW5a,SW5b、
スイツチSW6a,SW6bを備えている。 スイツチSW2a,SW2bは、幅調整ブロツク2
によつて駆動される送りねじ20と螺合している
一対の幅調整アーム124,124のうちの一方
に取り付けられたもので、スイツチSW2aは幅調
整ブロツク2の側壁との当接により、施療子1
0,10間の幅を狭くする方向の限界位置に達し
たことを出力し、スイツチSW2bは角度調整ブロ
ツク5の側壁との当接により、幅を広くする方向
の限界に達したことを出力する。 スイツチSW3a,SW3bは、前後調整ブロツク
4に設けられて、送りナツト37によつてオンオ
フされるものであり、スイツチSW3aはフレーム
軸71を中心とするもみ軸40の回動による前進
が限界に達したことを出力し、スイツチSW3bは
逆に後退が限界に達したことを出力する。 スイツチSW5a,SW5bは、角度調整ブロツク
5に設けられて、送りナツト57によつてオンオ
フされるものであり、スイツチSW5aはもみ軸4
0を中心とする施療子ブロツク1の回動による角
度変更が最大に達したことを出力し、スイツチ
SW5bは逆に最小に達したことを出力する。 スイツチSW6a,SW6bは第11図に示すよう
に、枠フレーム7の外側面に取り付けられて、レ
ール87の上下端に設けられた突起87a,87
bによつてオンオフされるものであり、移動上限
に達するとスイツチSW6aがオンとなり、移動下
限に達するとスイツチSW6bがオンとなる。 そしてセンサ部SCに設けられた各部材のうち、
圧力センサ18だけは、操作器9における強弱調
整器9kとともに、コンパレータCPを介して制
御回路CPUの入力端子Iに接続されている。 制御回路CPUの出力によつて動作が制御され
る各モータのうち、前後駆動用モータM3はトラ
ンジスタTr1,Tr2及びリレーR1,R2とにより、
そのオンオフと印加電圧の極性切り換えによる回
転方向の制御とがなされるだけであるとともに、
幅調整用モータM2もトランジスタTr3,Tr4及び
リレーR3,R4とによつて、オンオフと回転方向
の制御とがなされるだけであるのに対して、他の
上下駆動用モータM6、角度調整用モータM5及び
もみ駆動用モータM4は、夫々サーボドライブ回
路SD6,SD5,SD4を介して速度コントロールも
可能なサーボモータとして形成されている。 上記制御回路CPUは、操作器9に設けられた
各種スイツチが操作された場合の動作や、電源を
オンとしたり、逆にオフとしたりする際に実行す
る格納動作、あるいは前述のように被施療面に対
する施療子10の接触圧と向きとを調整する倣い
動作等についての制御プログラムを内蔵している
もので、この制御回路CPUによる制御について
次に説明する。 上記の格納動作は、背もたれ81にマツサージ
機が組み込まれている椅子8を通常の椅子として
使用する場合に施療子10が邪魔にならないよう
にするとともに、角度調整ブロツク5及び前後調
整ブロツク3によつて位置が可変されている施療
子10の初期位置を一定とするために行なわれる
もので、第19図に示すように、施療子10の角
度及び前後位置が不定であることから、いつたん
角度調整用モータM5及び前後調整用モータM3を
停止させた状態とし、この後、角度調整用ブロツ
ク5によるところの角度調整が最小値になるよう
にし、次に前記調整用ブロツク3によるもみ軸4
0の前後調整がもつとも後端にくるようにする。
施療子10が最も引き込んだ位置にくるようにす
るわけである。 尚、角度調整と前後調整とをこの順に行なうよ
うにしているのは、次の理由による。すなわち、
角度調整と前後調整とを同時に行なうと、格納動
作に要する時間は短くなるものの、施療子10が
肩を上から指圧している状態にある時に格納動作
に移ると、リンク300及びリンク126,12
7,128の位置関係によつては、施療子10が
肩を更に押さえ付けるおそれがあるからであり、
また前後調整が先に行なわれるようにすると、尚
更上記のおそれが高くなるためである。この格納
時における角度調整用モータM5及び前後調整用
モータM3の駆動は予め設定されている速度で行
なわれる。 指圧マツサージや揉捏マツサージ、あるいはた
たきマツサージを開始するに先立つて実行される
倣い動作は、 圧力センサ18によつて検出される圧力値
が、操作器9の強弱調整器9kによつて設定さ
れる値よりも大きい時には、角度調整ブロツク
5によつて施療子ブロツク1の角度を減少させ
ることで施療子10を後退させ、逆に小さい場
合には角度を大きくして施療子10を前進させ
る。 倣いローラ193が人体に触れておらない無
負荷状態、あるいはこれに近い状態にある時に
は、前後調整ブロツク3によつて施療子ブロツ
ク1を前進させ、倣いローラ193と人体との
接触圧が大きすぎる時には、前後調整ブロツク
3によつて施療子ブロツク1を後退させる。 角度調整ブロツク5及び前後調整ブロツク3
による各調整が夫々限界点に達したならば、そ
の時点で各動作を停止させる。 という3つのルールに従つて行なわれるものであ
り、第20図に示すように、前後調整ブロツク3
によつて倣いローラ193の位置を一度設定した
後、この状態で角度調整ブロツク5を作動させ
て、施療子10を前後させるというサイクルを、 倣いローラ193にかかる負荷が適度となつ
てスイツチSW1a,SW1bが共にオフなる、も
しくは前後調整ブロツク3による調整限界に達
した場合。 圧力センサ18で検出された出力値が強弱調
整器9kで設定された値乃至予め設定された値
よりも大きくなる、もしくは角度調整ブロツク
5による調整限界に達した場合。 の2つの条件が夫々一度でも成立するまで繰り返
すことで行なわれる。 指圧マツサージのための動作は、上記の格納動
作と倣い動作と指圧動作サブルーチンの3つを順
次実行することを繰り返すことで行なう。第21
図に示すように、格納動作のサブルーチンを実行
した後、切換スイツチ9bが「親指」とされてい
るか「手のひら」とされているかに応じて、施療
子10が所要の回転角となるまでもみ駆動ブロツ
ク4による揉捏動作のための回転を行なわせ、次
いで、上記倣い動作のサブルーチンを実行した
後、角度調整ブロツク5と前後調整ブロツク3と
によつて、圧力センサ18で検出される圧力値が
設定値以上となるまで、施療子10を前進させ
て、施療子10の基準位置を決定する。そして、
この後に、第22図に示す指圧動作サブルールチ
ンを実行する。 このサブルーチンにおいては、制御回路CPU
に接続された指圧速度パターンテーブルPTに書
き込まれている電圧値Viに応じた速度パターン
で、上記基準位置からの前進と、基準位置までの
後退とを施療子10に行なわせる。すなわち、指
圧パターンテーブルPTに書き込まれた最初の電
圧値Viを読み出して、所定の時間Δt内だけ、角
度調整用モータM4を電圧の極性に応じた方向に
回転させるとともに、この回転速度を電圧値Vi
に応じたものとする。この後、指圧パターンテー
ブルPTに書き込まれた次の電圧値Vi+1を読み出
して、同じく速度制御された回転をモータM4に
行なわせるという動作を、角度調整ブロツク5に
よる施療子10の前進を伴なう角度調整が最大と
なるか、指圧パターンテーブルPTに書き込まれ
たデータに基づく動作が完了して、施療子10が
上記基準位置に戻るまで実行する。ここでは施療
子ブロツク1の角度増大による前進スピードが、
漸増漸減となるように設定されている。 指圧動作サブルーチンにおいては、上述したよ
うに、角度調整ブロツク5による角度調整に伴な
う施療子10の前後動を利用して、施療子10を
被施療面に押し当てるようにしたものを示した
が、これは前後調整ブロツク3による駆動で行な
うとすると、被施療面が肩である場合、施療子1
0が前に出てしまつて肩を上から押すことができ
ないという不都合が生じるからであり、肩位置以
外であることが明白な場合には、前述のように、
両ブロツク3,5による前後駆動で行なえばよ
い。尚、角度調整ブロツク5によるもみ軸40回
りの施療子ブロツク1の回転によつてのみ、施療
子10を前後させることから、この前後動はあま
り直線性が良くないが、ストロークが大きくない
ことから、ずれが問題となることは殆どない。 次に揉捏マツサージは、第23図に示すよう
に、まず格納動作と倣い動作の各サブルーチンを
順次実行し、角度調整ブロツク5と前後調整ブロ
ツク3とによる施療子10の直線的前進で、施療
子10と人体との接触圧が設定値以上となると、
もみ駆動ブロツク4による施療子10の偏心傾斜
回転を開始させる。また、この時点から角度調整
ブロツク5による角度増大で施療子10を微速で
前進させる。この微速前進により、徐々にマツサ
ージが強くなるようにしているわけである。尚、
微速前進を角度調整ブロツク5で行なつているの
は、前後調整ブロツク3のモータM3は速度コン
トローールができない上に、指圧の場合と同様
に、肩に対するマツサージの際に施療子10が前
方へと逃げてしまう事態を時として生じるからで
ある。また、この揉捏マツサージは、その開始時
点からスタートするタイマTによつて、所定の時
間が経過すれば、施療子10の格納動作に戻る。
タイマTによる限時に代えて、スイツチSW1c,
SW1dのオン回数のカウントを行なつてもよい。 更に、たたきマツサージは第24図に示すよう
に、格納動作と倣い動作の各サブルーチンを順次
実行して、施療子10の人体との接触圧が設定値
以上となるようにした後、もみ駆動ブロツク4に
おけるモータM4をたたきマツサージのための回
転方向に回転させることで、前述のピン150と
カム15との係合によるたたき動作を開始する。
タイマTがタイムアツプすれば、モータM4を停
止させた後、格納動作に戻る。 さすりマツサージは、格納動作と倣い動作とを
実行した後、第25図に示すように、上下駆動ブ
ロツク6のモータM6を回転させることによつて、
施療子10を上昇もしくは下降させることにより
行なわれる。この移動が上限または下限に達した
時には、移動方向の反転がなされる。そして、上
下動が行なつている間、前記倣い動作の際と同じ
動作が行なわれて、施療子10と被施療面との接
触圧がほぼ一定に保たれると同時に、施療子10
の向きが制御される。 これらのマツサージ中に操作器9におけるスイ
ツチ9g,9hあるいはスイツチ9i,9jが操
作された時には、これが操作されている間だけ、
もしくは移動限界に達するまで、幅調整ブロツク
2の作動による幅調整や、上下駆動ブロツク6に
よる上下位置調整が割り込み実行される。施療位
置の調節を行なえるわけである。
以上のように本発明においては人体の各部に対
して適当な方向より力を加えてマツサージするこ
とができるものであつて、施療する部位に関係な
く効果的なマツサージを与えることができ、また
使用者の体格差も問わないために、誰が使おうと
良好な結果を得られるものであり、更には施療子
の人体との接触角度が適切でない場合に生じる皮
膚のこすれといつた事態を招くことがないもので
ある。
して適当な方向より力を加えてマツサージするこ
とができるものであつて、施療する部位に関係な
く効果的なマツサージを与えることができ、また
使用者の体格差も問わないために、誰が使おうと
良好な結果を得られるものであり、更には施療子
の人体との接触角度が適切でない場合に生じる皮
膚のこすれといつた事態を招くことがないもので
ある。
第1図は本発明一実施例の正面図、第2図は施
療子ブロツクの側面図、第3図及び第4図は施療
子ブロツクの分解斜視図、第5図a,b,c,d
は施療子ブロツクの水平断面図、側面図、縦断面
図及び破断背面図、第6図は枠フレーム及び上下
駆動ブロツクの分解斜視図、第7図はもみ駆動ブ
ロツクと角度調整ブロツクの分解斜視図、第8図
a,bは角度調整ブロツクの縦断面図と横断面
図、第9図及び第10図は幅調整ブロツクと前後
調整ブロツクの分解斜視図と縦断面図、第11図
及び第12図は椅子の斜視図、第13図は施療子
の動作を示す平面図、第14図a,b,cは倣い
ステーの動作を示す施療子ブロツクの側面図、第
15図は倣い機能の説明図、第16図a,bは揉
捏回転を示す施療子ブロツクの水平断面図、第1
7図a,b,cはたたき動作を示すカムとピンの
斜視図、第18図は制御部を示すブロツク回路
図、第19図は格納動作のフローチヤート、第2
0図は倣い動作のフローチヤート、第21図及び
第22図は指圧動作のフローチヤート、第23図
は揉捏動作のフローチヤート、第24図はたたき
動作のフローチヤート、第25図はさすり動作の
フローチヤートであり、3は前後調整ブロツク、
5は角度調整ブロツク、10は施療子、18は接
触圧検出用の圧力センサ、SW1a,SW1bは角度
検出用のスイツチを示す。
療子ブロツクの側面図、第3図及び第4図は施療
子ブロツクの分解斜視図、第5図a,b,c,d
は施療子ブロツクの水平断面図、側面図、縦断面
図及び破断背面図、第6図は枠フレーム及び上下
駆動ブロツクの分解斜視図、第7図はもみ駆動ブ
ロツクと角度調整ブロツクの分解斜視図、第8図
a,bは角度調整ブロツクの縦断面図と横断面
図、第9図及び第10図は幅調整ブロツクと前後
調整ブロツクの分解斜視図と縦断面図、第11図
及び第12図は椅子の斜視図、第13図は施療子
の動作を示す平面図、第14図a,b,cは倣い
ステーの動作を示す施療子ブロツクの側面図、第
15図は倣い機能の説明図、第16図a,bは揉
捏回転を示す施療子ブロツクの水平断面図、第1
7図a,b,cはたたき動作を示すカムとピンの
斜視図、第18図は制御部を示すブロツク回路
図、第19図は格納動作のフローチヤート、第2
0図は倣い動作のフローチヤート、第21図及び
第22図は指圧動作のフローチヤート、第23図
は揉捏動作のフローチヤート、第24図はたたき
動作のフローチヤート、第25図はさすり動作の
フローチヤートであり、3は前後調整ブロツク、
5は角度調整ブロツク、10は施療子、18は接
触圧検出用の圧力センサ、SW1a,SW1bは角度
検出用のスイツチを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 施療子と人体との接触及び接触角度を検出す
る検出手段と、施療子の人体側への突出量及び人
体との接触角度を可変とする調整手段とを備える
とともに、上記検出手段の出力に応じて上記調整
手段を制御する制御手段を備えていることを特徴
とするマツサージ機。 2 検出手段は、施療子と人体との接触を検出す
る第1の検出部材と、施療子の人体との接触角度
を検出する第2の検出部材とから成ることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のマツサージ
機。 3 第1の検出部材は施療子と人体との接触圧を
検出する圧力センサにて形成された荷重検出部材
であることを特徴とする特許請求の範囲第2項記
載のマツサージ機。 4 第1の検出部材は施療子を支持した支持体内
に配設されていることを特徴とする特許請求の範
囲第3項記載のマツサージ機。 5 第2の検出部材は施療子から離れたところに
設けられた接触部材と人体との接触状態を検出す
るものであることを特徴とする特許請求の範囲第
2項記載のマツサージ機。 6 第2の検出部材は、回動自在に支持されると
ともに人体と接触する方向に回動付勢された倣い
ステーと、この倣いステーの一方向回動でオンオ
フされる第1のスイツチと、倣いステーの他方向
回動でオンオフされる第2のスイツチとから成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のマ
ツサージ機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12910387A JPH0249740B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | Matsusaajiki |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12910387A JPH0249740B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | Matsusaajiki |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63186649A JPS63186649A (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0249740B2 true JPH0249740B2 (ja) | 1990-10-31 |
Family
ID=15001141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12910387A Expired - Lifetime JPH0249740B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | Matsusaajiki |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0249740B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11128292A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-05-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 椅子式マッサージ機 |
| JPH11309189A (ja) * | 1998-04-30 | 1999-11-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 椅子式マッサージ機 |
| JP5734048B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-06-10 | ファミリーイナダ株式会社 | マッサージ機 |
| US11452667B2 (en) * | 2013-06-03 | 2022-09-27 | Osim International Ltd. | Method of driving a massage chair |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP12910387A patent/JPH0249740B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63186649A (ja) | 1988-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |