JPH11244348A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH11244348A
JPH11244348A JP5356098A JP5356098A JPH11244348A JP H11244348 A JPH11244348 A JP H11244348A JP 5356098 A JP5356098 A JP 5356098A JP 5356098 A JP5356098 A JP 5356098A JP H11244348 A JPH11244348 A JP H11244348A
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JP
Japan
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massage
treatment element
acupressure
kneading
driving unit
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JP5356098A
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Inventor
Yasuo Fujii
康夫 藤井
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Family Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体の任意の部位への適切な強さのマッサー
ジ動作を行えるマッサージ機を提供する。 【解決手段】 揉み又は指圧マッサージ動作可能な揉み
指圧施療子を33備えた揉み指圧駆動部19と、叩きマ
ッサージ動作可能な叩き施療子53を備えた叩き駆動部
21とをそれぞれ有するマッサージ駆動部11を備え、
当該マッサージ駆動部11は、身長方向に沿って移動停
止可能に設けられ、前記揉み指圧駆動部19は、マッサ
ージ駆動部11に対して、身体側へ進退出移動可能に設
けられ、前記叩き駆動部21は、揉み指圧駆動部19と
は別に、マッサージ駆動部11に対して、身体側へ進退
出可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マッサージ機として代表的なものとして
は、椅子型のマッサージ機がある。椅子型マッサージ機
は、左右一対の施療子を備えたマッサージ駆動部が椅子
の背もたれ内部に設けられて構成されている。マッサー
ジ駆動部はナット部を有し、そのナット部が背もたれ内
部に上下方向に設けられたねじ棒に対して螺合され、ね
じ棒がその軸心廻りに回転してマッサージ駆動部が上下
動するように構成され、腰から首までをマッサージ可能
にされている。
【0003】またマッサージ駆動部は、左右一対の施療
子を駆動するアクチュエータを備え、そのアクチュエー
タによって施療子の揉みマッサージ動作や叩きマッサー
ジ動作が得られるようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、人の背中は平
坦ではなく、椅子に着座した場合に、背中は背もたれに
密着するのに対し、首と腰部分は背もたれから前方に離
れた状態となる。したがって、背中をマッサージすると
きには施療子と背中が密着しているから揉み等が強す
ぎ、首や腰部分をマッサージするときには施療子と背中
が離れているから揉み等が弱すぎる場合が多い。
【0005】この場合、マッサージ機の使用者が自ら体
を背もたれから浮かせたり、体を背もたれに押しつけた
りするなどの調整をするしかなく、使用者への負担が生
じていた。本発明は、このような点に鑑みてなされたも
のであって、身体の任意の部位への適切な強さのマッサ
ージ動作を行えるマッサージ機を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく、以下の技術的手段を講じた。すななわち、本
発明の特徴は、揉み又は指圧マッサージ動作可能な揉み
指圧施療子を備えた揉み指圧駆動部と、叩きマッサージ
動作可能な叩き施療子を備えた叩き駆動部とをそれぞれ
有するマッサージ駆動部を備え、当該マッサージ駆動部
は、身長方向に沿って移動停止可能に設けられ、前記揉
み指圧駆動部は、マッサージ駆動部に対して身体側へ進
退出移動可能に設けられ、前記叩き駆動部は、揉み指圧
駆動部とは別にマッサージ駆動部に対して身体側へ進退
出移動可能に設けられている点にある。
【0007】上記構成によれば、身体の部位に応じて、
揉み指圧駆動部や叩き駆動部を身体側へ進退出させるこ
とにより、適切な強さでマッサージを行うことができ
る。また、揉み指圧駆動部と叩き駆動部とが別々に設け
られているから、それぞれの駆動部において、最適なマ
ッサージ動作が実現可能である。そして、前記叩き施療
子は、その非動作時において、揉み指圧施療子に対して
没入状態となるように設けられているものとすることが
できる。
【0008】この場合、叩き施療子の非動作時に、叩き
施療子が身体に接触して不要な刺激を与えることを防止
することができる。ここで、前記叩き施療子は、揉み指
圧施療子の下方に配置されていることが好ましい。さら
に、前記マッサージ駆動部には、前記叩き施療子の下方
にさすりマッサージを行うさすり施療子が設けられてい
るものとすることができる。
【0009】この場合、揉み指圧施療子や叩き施療子と
は、別に設けられたさすり施療子によって、さすりマッ
サージが行われ、マッサージ効果が高まる。そして、前
記叩き施療子は、その非動作時において、前記揉み指圧
施療子とさすり施療子とに対して没入状態となるように
配置されているものとすることができる。
【0010】この場合、叩き施療子の上下位置に配置さ
れた揉み指圧施療子とさすり施療子とが身体を支持し、
叩き施療子は、これらの施療子に対して没入状態にある
ので、叩き施療子が身体と接触するのが確実に防止さ
れ、不要な刺激が与えられるのを防止することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図7は、本発明に係るマッ
サージ機1を示している。このマッサージ機1は、背も
たれ部3と座面部5とを有する椅子本体7を備えた椅子
型マッサージ機であり、背もたれ部3内には、移動駆動
部9により上下方向へ移動可能に設けられたマッサージ
駆動部11を備えている。
【0012】前記椅子本体7は、背もたれ部3と座面部
5の他、フットレスト12を有している。そして、背も
たれ部3とフットレスト12は、リクライニングのため
の適宜の電動駆動機構、流体圧駆動機構等により、座面
部5に対する角度調整可能となっている。前記移動駆動
部9は、背もたれ部3の高さ方向に沿って設けられた縦
送りねじ軸13と、この縦送りねじ軸13をその軸心廻
りに正・逆回転可能にする減速機付き電動機等よりなる
原動部14とを有している。縦送りねじ軸13は、マッ
サージ駆動部11の後部に設けられたナット部15へ上
下貫通状に螺合されている。
【0013】この移動駆動部9により、マッサージ駆動
部11は、背もたれ部3内で使用者の首側又は腰側へ昇
降移動(直線移動)され、任意の位置で停止可能であ
る。前記マッサージ駆動部11は、図2及び図3に示す
ように、ハウジング17に対して、その上部に揉み又は
指圧マッサージ動作を行う揉み指圧駆動部19、揉み指
圧駆動部19の下方に叩きマッサージ動作を行う叩き駆
動部21、及び叩き駆動部21の下方にさすりマッサー
ジ動作を行うさすり施療子23を備えて主構成されてい
る。
【0014】ハウジング17は、前記揉み指圧駆動部1
9等を収納可能なように箱型に形成されている。また、
その左右両側には、走行用車輪25a,25b,25
c,25d,25eを備えている。これらの走行車輪
は、背もたれ部3内に上下方向に設けられた二本のガイ
ドレール27に沿って走行可能に取り付けられ、マッサ
ージ駆動部11は、このガイドレールに沿って昇降す
る。
【0015】前記揉み指圧駆動部19は、図4にも示す
ように、揉み指圧基板29上に揉み指圧アクチュエータ
31と、揉み指圧アクチュエータ31によって動作させ
られる揉み指圧施療子33とを備えて主構成されてい
る。揉み指圧基板29は、その正面側が、図4に示すよ
うに、左右外方ほど前方(図4の上方)へ突出するよう
に形成され、断面視においてV字状の傾斜面とされてい
る。
【0016】揉み指圧アクチュエータ31は、圧縮空気
の給排気によって伸縮する左右一対のベローズ状のエア
セル35a,35bから構成されている。これらのエア
セル35は、揉み指圧基板29の正面側に左右振り分け
状に配置され、それぞれのエアセル35の伸張方向が左
右内側に傾いた状態で設けられている。揉み指圧施療子
33は、軸心を左右方向へ向けた回転支軸37廻りに回
転自在となった弾性材製の揉み指圧ローラ39により構
成されている。各ローラ39は、回転支軸37を保持す
る弾性材料製のアーム部材41を介して、左右一対の施
療子支持台43a,43bにそれぞれ取り付けられてい
る。各施療子支持台43は、揉み指圧基板39の左右の
エアセル35における内側部分(V字傾斜面の底部)で
軸心を上下方向へ向けて設けられたヒンジ軸45を介し
て、それぞれ揉み指圧基板29に対して揺動自在に設け
られている。このヒンジ軸45には、揉み指圧基板39
に対して施療子支持台43a,43bを閉じる方向に付
勢するバネ46が嵌められている。
【0017】なお、アーム部材41は左右横方向に弾性
変形可能で、揉み指圧の力を適度に緩和している。左右
のエアセル35の伸張方向先端側は、円筒状のキャップ
体47を介して各施療子支持台43に取り付けられてい
る。すなわち、揉み指圧基板29と施療子支持台43と
によってエアセル35を挟持するようなかたちになる。
【0018】空気供給源(後述)からエアセル35に圧
縮空気が供給されて、左右のエアセル35が伸張する
と、図4に示すように、左右の施療子支持台43が前方
に揺動し、左右の揉み指圧施療子33が左右近接状に前
方移動して、揉みマッサージが行われる。なお、左右の
エアセル35の一方のみを伸張させた場合には、一方の
揉み指圧施療子33が前方移動し、指圧マッサージが行
われる。
【0019】前記叩き駆動部21は、叩き基板49上に
叩きアクチュエータ51と、叩きアクチュエータ51に
よって動作させられる叩き施療子53とを備えて主構成
されている。叩きアクチュエータ51は、モータ55に
よって構成され、叩き施療子53は左右一対の円柱状の
叩きローラ57によって構成されている。これらの叩き
ローラ57は、無端ベルト59を介してモータ55によ
り回転駆動される叩き軸61に対して、偏心状態で取付
けられている。叩き軸61は、叩き基板49に設けられ
た叩きアーム63に対して、左右横方向に架け渡され、
その軸心廻りに回動自在に保持されている。叩き軸61
が回転すると、偏心した左右の叩きローラ57は、交互
に身体への叩きを行う。
【0020】なお、叩きローラ57が身体に対して一定
の力で押し付けられるように、叩きアーム63と叩き基
板49との間には、ねじりバネ65が介在されており、
叩きローラ57が身体側へ付勢された状態で取り付けら
れている。また、モータ55は、回転速度を可変とし
て、叩きの速度が変えられるようにしておくことができ
る。
【0021】このように、揉み指圧駆動部19と叩き駆
動部21が別々に設けられているので、それぞれの駆動
部において、最適なマッサージ動作が実現される。すな
わち、揉み指圧駆動部19では、アクチュエータ31と
してエアセル35が採用されていることから、エア作用
によるゆっくりとしかも強い、最適な揉み又は指圧が得
られる。一方、叩き駆動部21では、叩き施療子53の
偏心回転運動による確実な叩きが得られる。
【0022】また、揉み・指圧と叩きとを同時に行うこ
とも可能であり、従来の一種類の施療子によってマッサ
ージを行っているものより、マッサージ動作の幅が広が
っている。前記さすり施療子23は、左右一対のさすり
ローラ67から構成されている。このさすりローラ67
は、ハウジング17の下端に左右横方向に架け渡された
さすり軸69の軸心廻りに回動自在に設けられている。
【0023】さすり施療子23が身体が押しつけられた
状態で、マッサージ駆動部11が昇降すると、さすりロ
ーラ67が身体をさするように回転し、さすりマッサー
ジが得られる。さすり軸69の両端には、一端側がそれ
ぞれ揉み指圧基板29の左右両側に固定される第1リン
ク71a,71bの他端がさすり軸69の軸心廻りに回
動自在に設けられている。前記揉み指圧駆動部21はこ
の第1リンク71を介してハウジング17に取り付けら
れており、揉み指圧駆動部21全体が、さすり軸69を
軸心として回動し、図5に示すように身体側へ前傾移動
可能とされている。
【0024】また、さすり軸69の両端には、一端がそ
れぞれ叩き基板49の左右両側に固定される第2リンク
73a,73bの他端も、さすり軸69の軸心廻りに回
動自在に設けられており、前記叩き駆動部23は、この
第2リンク73を介してハウジング17に取り付けられ
ている。また、第1リンク71と第2リンク73とはそ
れぞれ別個に回動自在であり、前記叩き駆動部23は、
揉み指圧駆動部21とは別に、さすり軸69を軸心とし
て回動し、図6に示すように身体側へ前傾移動可能とさ
れている。
【0025】なお、第2リンク73は、第1リンク71
の左右内側に配置されている。揉み指圧駆動部21の前
傾移動は、ハウジング17と揉み指圧基板29との間に
配置された第1前傾駆動部75によって行われる。この
第1前傾駆動部75は、圧縮空気の給排気により伸縮す
る左右一対のベローズ状のエアセル77a,77bより
構成され、これらのエアセル77は、その伸張方向一端
がハウジング17に連結され、他端が揉み指圧基板29
に連結されている。これらのエアセル77に空気供給源
から圧縮空気が供給されると、エアセル77は図5に示
すように伸張し、揉み指圧駆動部21全体が前傾して身
体側へ移動する。また、エアセル77内の空気が排気さ
れると収縮して、揉み指圧駆動部21が後方へ戻る。
【0026】叩き駆動部23の前傾移動は、ハウジング
と叩き基板49との間に配置された第2前傾駆動部79
によって行われる。この第2前傾駆動部79は、圧縮空
気の給排気により伸縮する左右一対のベローズ状のエア
セル81a,81bにより構成され、左右一対のエアセ
ル81a,81bの伸張方向一端がハウジング17に連
結され、他端が叩き基板49に連結されている。これら
のエアセル81に空気供給源から圧縮空気が供給される
と、エアセル81は図6に示すように伸張し、叩き駆動
部23が前傾して身体側へ移動する。また、エアセル8
1内の空気が排気されると収縮して、叩き駆動部23が
後方へ戻る。
【0027】このように、揉み指圧駆動部19と、叩き
駆動部23とは、それぞれ身体側へ進退出移動可能であ
るので、首や腰のように背もたれ部から離れている部分
に対しては、揉み指圧駆動部19や叩き駆動部23を前
傾移動させることにより、確実なマッサージを行える。
このような前傾移動は、手動操作により使用者の好みに
合わせてコントロールすることができる。また、使用者
による身長入力又はマッサージ機に備わった身長(肩位
置)検出センサにより使用者の身長を特定し、その身長
に基づいて、首、背中、腰位置を判断し、マッサージ駆
動部11が首又は腰位置にあるときに、揉み指圧駆動部
19や叩き駆動部23を自動的に前傾移動させてもよ
い。
【0028】図7は、前記各エアセル35a,35b,
77a,77b,81a,81bへ空気を供給する空気
回路図を示している。この空気回路には、空気供給源8
3として、空気ポンプ85とアキュムレータ87とを備
えており、各エアセル側へ圧縮空気を供給可能とされて
いる。なお、空気ポンプ85とアキュムレータ87と
は、座面部5の下方内部に収納設置されている。
【0029】各エアセルは、給気状態と、給気後の自己
保持状態と、排気状態との切り換えを行う三方弁89,
91,93,95を介して空気供給源83と接続されて
いる。具体的には、揉み指圧用のエアセル35a,bは
それぞれ別個の三方弁89,91を介して空気供給源8
3と接続されており、左右のエアセル35a,bは別個
独自に伸縮可能である。
【0030】また第1前傾駆動部75(揉み指圧駆動部
用)のエアセル77a,bは、共通の三方弁93を介し
て空気供給源83と接続されており、各エアセル77
a,bの給排気が同時に行われ、2つのエアセル77
a,bによって揉み指圧駆動部21が前傾移動させられ
る。なお、三方弁93と空気供給源83との間には、二
方弁97が介在されており、この二方弁9によっても給
気の切り換えを行うことができる。
【0031】第2前傾駆動部79(叩き駆動部用)のエ
アセル81a,bも、共通の三方弁95を介して空気供
給源83と接続されており、各エアセル81a,bの給
排気が同時に行われ、2つのエアセル81a,bによっ
て叩き駆動部23が前傾移動させられる。また、揉み指
圧駆動部19等の前傾移動は、上述のような身体部位に
応じた施療子の位置調節だけでなく、多様なマッサージ
動作の実現にも用いることができる。
【0032】すなわち、揉み指圧駆動部19や叩き駆動
部23を前傾移動させると、身体に密着し、強いマッサ
ージを得ることができ、元に戻すと弱いマッサージを得
ることができる。また、揉み指圧駆動部19の身体側へ
の進出と、揉み指圧施療子33の揉み動作を同期させる
と、身体を押しながら揉む「押し揉みマッサージ」動作
を得ることができる。逆に進出状態の揉み指圧駆動部1
9を退出させながら、揉み指圧施療子33による揉み動
作を行うと、身体を引っ張りながら揉む「引き揉み」マ
ッサージ動作を得ることができる。すなわち、人間が行
うマッサージ治療に近い複雑な動作を行うことができ、
東洋医学上の緩圧法・圧迫法などが実現できる。
【0033】ここで、すべてのエアセル35,77,8
1が伸張していない状態において、揉み指圧施療子3
3、叩き施療子53、さすり施療子23の位置関係は、
図2に示すようになっている。すなわち、揉み指圧施療
子33が最も身体側に位置し、さすり施療子23、叩き
施療子53の順で、身体から離れて位置している。した
がって、図2の状態では、揉み指圧施療子33とさすり
施療子23とで身体を支持するようになる。叩き施療子
53は、揉み指圧施療子33とさすり施療子23に対し
て没入した状態にあり、身体と接触しないように配置さ
れている。これは、以下の理由による。すなわち、叩き
施療子53を構成する叩きローラ57は、硬い材料によ
って形成され、また、その左右両端には、径外方に突出
した突起部57aが形成され、この突起部57aにより
叩き施療子53の身体に対する接触を点接触のようにし
て、叩き効果を十分に発揮するようにされている。
【0034】しかし、叩き施療子53が常に身体と接触
していると、叩きマッサージを行わないときでも、叩き
施療子53が不必要な刺激を身体に与えてしまう。これ
を防止するために、叩き施療子53を、通常、揉み指圧
施療子33に対して没入状態にし、叩き施療子53が不
必要な刺激を身体に与えることを防止している。
【0035】そして、叩きマッサージを行うときには、
叩き駆動部21を身体側へ進出させて、叩き施療子53
を揉み指圧施療子33に対して突出した状態にさせる。
すると、叩き施療子53が身体に接触可能となり、叩き
マッサージを行える。なお、本発明は、上記実施の形態
に限定されるものではない。すなわち、第1前傾駆動部
75や第2前傾駆動部79は、エアセルによって構成さ
れていなくとも良く、例えば、モータと適当なリンク機
構等により揉み指圧駆動部19や叩き駆動部21を駆動
するように構成されたものであってもよい。
【0036】また、第1リンク71や第2リンクの回動
軸としては、さすり軸69とは別個の回動軸を設けても
よい。さらに、第1リンク71と第2リンクの回動軸は
別々に存在してもよい。さらに、さすり施療子23とし
ては、回動するものではなく、身体に対してスライドし
てさすりマッサージを行うスライド部材により構成して
もよい。
【0037】そして、本発明は、椅子型マッサージ機だ
けでなく、ベッド,マット型のマッサージ機にも適用可
能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
身体の任意の部位への適切な強さのマッサージ動作を行
うことができ、揉み・指圧と叩きが別個の駆動源によっ
て行われるので、効果的なマッサージが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ機を示す斜視図であ
る。
【図2】マッサージ駆動部の平面図である。
【図3】マッサージ駆動部の側面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】揉み指圧駆動部が身体側へ進出(前傾)した状
態を示す概略側面図である。
【図6】叩き駆動部が身体側へ進出(前傾)した状態を
示す概略側面図である。
【図7】マッサージ機の空気回路図である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 3 背もたれ部 5 座面部 7 椅子本体 9 移動駆動部 11 マッサージ駆動部 17 ハウジング 19 揉み指圧駆動部 21 叩き駆動部 23 さすり施療子 31 揉み指圧アクチュエータ 33 揉み指圧施療子 35 (揉み指圧用)エアセル 39 揉み指圧ローラ 51 叩きアクチュエータ 53 叩き施療子 55 モータ 57 叩きローラ 67 さすりローラ 71 第1リンク 73 第2リンク 75 第1前傾(進退出)駆動部 77 (第1前傾駆動部の)エアセル 79 第2前傾(進退出)駆動部 81 (第2前傾駆動部の)エアセル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揉み又は指圧マッサージ動作可能な揉み
    指圧施療子を(33)備えた揉み指圧駆動部(19)
    と、叩きマッサージ動作可能な叩き施療子(53)を備
    えた叩き駆動部(21)とをそれぞれ有するマッサージ
    駆動部(11)を備え、 当該マッサージ駆動部(11)は、身長方向に沿って移
    動停止可能に設けられ、 前記揉み指圧駆動部(19)は、マッサージ駆動部(1
    1)に対して、身体側へ進退出移動可能に設けられ、 前記叩き駆動部(21)は、揉み指圧駆動部(19)と
    は別に、マッサージ駆動部(11)に対して、身体側へ
    進退出可能に設けられていることを特徴とするマッサー
    ジ機。
  2. 【請求項2】 前記叩き施療子(53)は、その非動作
    時において、揉み指圧施療子(33)に対して没入状態
    となるように設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記叩き施療子(53)は、揉み指圧施
    療子(33)の下方に配置されていることを特徴とする
    請求項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記マッサージ駆動部(11)には、前
    記叩き施療子(53)の下方にさすりマッサージを行う
    さすり施療子(23)が設けられていることを特徴とす
    る請求項3記載のマッサージ機。
JP5356098A 1998-03-05 1998-03-05 マッサージ機 Pending JPH11244348A (ja)

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Cited By (6)

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