JP6723560B2 - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機 Download PDF

Info

Publication number
JP6723560B2
JP6723560B2 JP2017142405A JP2017142405A JP6723560B2 JP 6723560 B2 JP6723560 B2 JP 6723560B2 JP 2017142405 A JP2017142405 A JP 2017142405A JP 2017142405 A JP2017142405 A JP 2017142405A JP 6723560 B2 JP6723560 B2 JP 6723560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
massage
kneading
massaging
pressing
rotary shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017142405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019022579A (ja
Inventor
石川 哲也
哲也 石川
耕治 田口
耕治 田口
清水 新策
新策 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Electric Machine Industry Co Ltd filed Critical Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority to JP2017142405A priority Critical patent/JP6723560B2/ja
Priority to PCT/JP2018/026471 priority patent/WO2019021857A1/ja
Priority to TW107124983A priority patent/TWI735792B/zh
Publication of JP2019022579A publication Critical patent/JP2019022579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6723560B2 publication Critical patent/JP6723560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H15/00Massage by means of rollers, balls, e.g. inflatable, chains, or roller chains
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H7/00Devices for suction-kneading massage; Devices for massaging the skin by rubbing or brushing not otherwise provided for

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Rehabilitation Therapy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

本発明は、使用者の臀部や下肢をマッサージするマッサージ機に関する。
近年、マッサージ機の開発が進むと共に、ユーザからはマッサージに関する様々な要望が挙がってきている。例えば、肩や背部に加えて、使用者の臀部から太ももに亘る部位をマッサージして欲しいとの要望もある。
このような要望に応えるものとして、例えば、特許文献1に示すマッサージ機が存在する。
特開2013−248144号公報
確かに、特許文献1のマッサージ機は、使用者の臀部から太ももに亘る部位に対して、揉みマッサージ機構を用いて揉みマッサージを可能とするものとなっている。
しかし、昨今は、臀部から太ももに亘る施療部に対して、施療部を幅方向外側から挟み込むように押圧する押圧マッサージを施療して欲しいと言った要望が寄せられている。
このような押圧マッサージの要望に対して、特許文献1に開示されているマッサージ機に搭載されるマッサージ機構は、施療部に対する揉みマッサージに特化されたものとなっており、要望を満足できるものとはなっていない。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、使用者の臀部や下肢を含む施療部に対して、揉みマッサージだけでなく押圧マッサージをも可能とするマッサージ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明のマッサージ機は、本体部の内部に設けられると共に、前記本体部に着座した使用者の臀部又は下肢を含む施療部をマッサージするマッサージ機構を備えたマッサージ機であって、前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部に対して揉みマッサージを行う揉みマッサージ機構と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部を幅方向外側から押圧する押圧マッサージを行う押圧マッサージ機構と、を有し、前記揉みマッサージ機構は、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動する左右一対の揉みマッサージ体と、前記左右一対の揉みマッサージ体の先端にそれぞれ設けられて施療部を揉みマッサージする揉み施療子と、を有しており、前記押圧マッサージ機構は、前記左右一対の揉みマッサージ体の幅方向外側にそれぞれに配備されると共に前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動することにより、前記施療部を幅方向外側から挟み込むように押圧マッサージする押圧マッサージ体を有していることを特徴とする。
また、本発明のマッサージ機は、本体部の内部に設けられると共に、前記本体部に着座した使用者の臀部又は下肢を含む施療部をマッサージするマッサージ機構を備えたマッサージ機であって、前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部に対して揉みマッサージを行う揉みマッサージ機構と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部を幅方向外側から押圧する押圧マッサージを行う押圧マッサージ機構と、を有し、前記揉みマッサージ機構は、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動する左右一対の揉みマッサージ体と、前記左右一対の揉みマッサージ体の先端にそれぞれ設けられて施療部を揉みマッサージする揉み施療子と、を有しており、前記押圧マッサージ機構は、前記左右一対の揉みマッサージ体の幅方向外側にそれぞれに配備されると共に前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動することにより、前記施療部を幅方向外側から挟み込むように押圧マッサージする押圧マッサージ体を有し、前記揉みマッサージ体と揉み施療子との間には、両者を連結する連結アームが設けられており、前記揉みマッサージ体が、前記本体部の下面に沿うように略水平方向に延び、前記連結アームの先端が上下方向に揺動自在となるように、前記揉みマッサージ体の先端に連結アームの基端が連結されていて、前記揉みマッサージ体の先端に連結アームの基端が水平軸芯回りに揺動自在に枢支されると共に、前記連結アームの先端が上方を向くように付勢する付勢手段が設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記付勢手段は、前記揉みマッサージ体の先端と連結アームの基端とが枢支される枢支部に配備され、且つ揉みマッサージ体と連結アームとを弾性的に連結するバネ部材を有するとよい。
好ましくは、前記回転軸を回転させることで、前記左右一対の押圧マッサージ体の少なくとも一方が前記回転軸に沿って水平方向に移動し、左右の押圧マッサージ体同士の間隔を可変とする水平移動機構を有しているとよい。
好ましくは、前記水平移動機構は、前記回転軸の外周面に所定の範囲に亘って形成されたスクリューねじ部と、前記スクリューねじ部と螺合することでスクリューねじ部の一方端から他方端までの範囲を当該回転軸の軸心方向に沿って移動可能とされた移動回転ボス部と、を有しており、前記押圧マッサージ体の基端側に移動回転ボス部が設けられているとよい。
好ましくは、前記スクリューねじ部の一方端乃至は他方端には、前記回転軸の軸心方向に沿って移動した移動回転ボス部に接触して、前記移動回転ボス部を回転軸と一体に回転させる回り止め部が設けられているとよい。
好ましくは、前記水平移動機構のスクリューねじ部は、前記回転軸の左右方向の両端にそれぞれ形成されており、左右方向の一方側に設けられるスクリューねじ部と、他方側に設けられるスクリューねじ部とは逆ねじの関係とされているとよい。
好ましくは、前記揉みマッサージ体と前記押圧マッサージ機構との動作位相が、同相又は異相とされているとよい。
本発明によれば、使用者の臀部や下肢を含む施療部に対して、揉みマッサージだけでなく押圧マッサージをも可能とするマッサージ機を提供することができる。
第1実施形態の臀部マッサージ機の全体を示す斜視図である。 第1実施形態の臀部マッサージ機に搭載されたマッサージ機構の後方斜視図である。 第1実施形態の臀部マッサージ機に搭載されたマッサージ機構を前方左側から見た場合の斜視図である。 第1実施形態のマッサージ機構を拡大して示した図である。 回転軸の軸心に沿って上下に切断した第1実施形態のマッサージ機構の断面図である。 第1実施形態のマッサージ機構の使用態様を示した図である。 第1実施形態の臀部マッサージ機に搭載されたマッサージ機構を前方右側から見た場合の斜視図である。 第2実施形態の臀部マッサージ機に搭載されたマッサージ機構を前方左側から見た場合の斜視図である。
以下、本発明の臀部マッサージ機の実施形態を図を基に説明する。
[第1実施形態]
図1〜図7は、本発明にかかるマッサージ機1の第1実施形態を示している。本実施形態では、使用者の臀部を中心としてマッサージを行うマッサージ機1を例示するため、このマッサージ機1を「臀部マッサージ機1」と呼ぶ。
図1〜図7に示すように、第1実施形態の臀部マッサージ機1は、椅子の座面などの上に載置可能とされ且つ使用者Mが着座可能とされた本体部2と、この本体部2に内蔵されていて本体部2の上面に着座した使用者Mの臀部から太ももにかけての施療部をマッサージするマッサージ機構3と、を有する。
以降では、説明の便宜上、図面に適宜に記した方向を基に装置の説明を行う。この方向は、図6のように、臀部マッサージ機1を使用している使用者Mから見た方向と一致する。
次に、第1実施形態の臀部マッサージ機1を構成する各部材について説明する。
図1に示すように、本体部2は、平面視で略矩形状に形成された角状の部材であり、幅方向の両側に比して中央側の厚みが薄いものとされている。
具体的には、本体部2における中央側の厚みが薄い部分の幅や長さは本体部2の上面に着座する使用者Mの臀部(施療部)を下方から支持するに十分な広さを有するものとされている。また、本体部2の両端は、中央側に比べて上下方向の厚みが2倍以上(図例では3倍程度)厚く形成されており、中央側に着座した使用者Mの施療部に対して、左右両側から施療部を挟み込むように押圧する押圧マッサージを可能としている。
また、本体部2はその下面がほぼ水平方向に向くような平坦な面状に形成されており、椅子の座面などに安定して載置可能とされている。さらに、本体部2は、内部のメンテナンスなどを考えて、複数に分割できる構成(例えば、上下に2分割できるような構成)とされているのが好ましい。
なお、上述した臀部マッサージ機1の本体部2の形状は一例であり、本体部2の形状は上述した形状に限定されるものではない。
図2〜図5及び図7に示すように、第1実施形態の臀部マッサージ機1に設けられるマッサージ機構3は、左右方向に駆動軸を向けて配備された1基の駆動モータ10と、この駆動モータ10により左右方向を向く軸回りに回転駆動される回転軸11と、この回転軸11の回転駆動力により左右方向に揺動して臀部(施療部)に対して揉みマッサージを行う揉みマッサージ機構3aと、揉みマッサージ機構3aと同様に回転軸11の回転駆動力により左右方向に揺動して臀部(施療部)に対して幅方向外側から挟み込むように押圧する押圧マッサージを行う押圧マッサージ機構3bと、を有している。
具体的には、上述した揉みマッサージ機構3aは、回転軸11の回転駆動力により左右方向に揺動する揉みマッサージ体12と、揉みマッサージ体12の先端側に設けられた揉み施療子8と、を備えている。そして、揉みマッサージ機構3aは、施療部に揉み施療子8を押しつけつつ揉み施療子8を左右に揺動させることで施療部に対する揉みマッサージを可能としている。
また、押圧マッサージ機構3bは、回転軸11の回転駆動力により左右方向に沿って近接・離反を繰り返すことで、施療部を幅方向側方から挟むように押圧マッサージする一対の押圧マッサージ体48を備えている。これら左右の押圧マッサージ体48は、互いに近接・離反を繰り返すように揺動し、左右の押圧マッサージ体48同士の間に施療部を挟み込んで押圧することで、臀部(施療部)に対する押圧マッサージを可能としている。
次に、本実施形態のマッサージ機構3の詳細について、図を基に説明する。
本実施形態のマッサージ機構3は、上述した本体部2の内部に設けられた基台13に搭載されている。この基台13は、平面視で矩形乃至は長方形とされた板体であり、上述した本体部2の内部における下側に、水平方向を向くように取り付けられている。
図3及び図4に示すように、回転軸11は、マッサージ機構3の前後方向のほぼ中央で、基台13の右側の端部から左側の端部までの間に架け渡されている。回転軸11は、回転軸11の長手方向に複数設けられた軸受部によって左右方向を向く軸回りに回転自在に支持されている。具体的には、回転軸11の両端には、後述する駆動モータ10や減速部15のすぐ左側や右側に第1軸受部14aが配設されている。また、第1軸受部14aのさらに幅方向外側には、マッサージ機構3を乗り越えてその外側に第2軸受部14bが配備されている。つまり、回転軸11は、合計で4つの軸受部により支持されており、臀部マッサージ機1に着座した使用者の体重が荷重として加わっても確実に荷重を支持できる
ようになっている。
また、この回転軸11の後方側であって、基台13の幅方向略中央に、駆動モータ10が配備されている。この駆動モータ10は、回転駆動力を出力する出力軸(駆動軸)を、図例ではモータ本体の左側に備えている。この出力軸の高さは回転軸11とほぼ同じになるように配備されており、駆動モータ10は、上下方向の設置高さを回転軸11と同じ高さに揃えることでマッサージ機構3の上下方向に沿った厚みを薄くできるように配慮されている。
駆動モータ10の出力軸と、上述した回転軸11との間には、駆動モータ10の回転駆動力を減速して回転軸11に伝達する減速部15が設けられている。減速部15は、駆動モータ10の出力軸の先端に設けられた第1ウォームギア16と、この第1ウォームギア16が噛合する第1ウォームホイール17と、を有している。この第1ウォームホイール17は、上述した駆動モータ10の出力軸の下側に、出力軸と平行になるように配備された減速軸45に取り付けられている。また、この減速軸45は、前後方向を向く軸心回りに回転自在に取り付けられており、駆動モータ10の回転駆動力が減速された状態で伝達されている。また、第1ウォームホイール17よりもさらに前側の減速軸45には、第2ウォームギア18が配備されている。さらに、この第2ウォームギア18は、回転軸11の中央部における左側寄りの位置に設けられた第2ウォームホイール19に噛み合っている。つまり、第2ウォームギア18(回転軸11)に伝達された回転駆動力は、駆動モータ10の出力軸や減速軸45よりもさらに減速されたものとなる。
図2〜図4に示すように、揉みマッサージ機構3aは、左右方向を向く軸心回りに回転する回転軸11の回転運動を、左右方向に沿った並進運動に変換しつつ伝達して、一対の揉みマッサージ体12を左右方向に揺動させる構成となっている。この揉みマッサージ機構3aにおける運動の変換は揉み変換部により行われており、回転軸11には第2ウォームギア18の左側と右側とに揉み変換部がそれぞれ設けられている。
具体的には、揉み変換部は、回転軸11における第1軸受部14a(減速部15)の左右両側に隣接した位置にそれぞれ配備されている。この揉み変換部は、左右方向を向く軸回りに回転する回転軸11の回転駆動力を、左右方向に沿った揉みマッサージ体12の並進運動(揺動運動)に変換して、左右一対の揉みマッサージ体12を互いに近接離反させるものとされている。
つまり、揉み変換部は、回転軸11の軸心に対して傾斜した方向に軸心を向けて取り付けられると共に、外周面にカム面が形成された揉み傾斜ボス部21と、揉みマッサージ体12の基端に設けられ、揉み傾斜ボス部21のカム面に嵌り込んでいる揉み環状嵌合部と、回転軸11の回転に伴って、揉みマッサージ体12が回動することを規制する揉み規制部40と、を備えている。
揉み傾斜ボス部21は、回転軸11の左右両側であって幅方向で減速部15の幅方向両側にそれぞれ配備されている。揉み傾斜ボス部21の外周には、回転軸11に対して傾斜した軸心回りを周回する無端の円軌道(カム面)が形成されるものとなっている。
この揉み傾斜ボス部21のカム面には、ベアリングを介して、揉み環状嵌合部が摺動自在に外嵌されている。揉み環状嵌合部は、揉みマッサージ体12の基端側(下端側)に形成されていて、左右いずれかの方向から見た側面視がリング状となる部材である。揉み環状嵌合部は、揉み傾斜ボス部21のカム面上に嵌め込まれたベアリングに外嵌しており、このベアリングにより揉み傾斜ボス部21と揉み環状嵌合部とは相対回動自在になっている。
揉み規制部40は、揉みマッサージ体12の基端側であって下側に突出状に設けられた揉み規制ピン41と、基台13上に左右方向に沿って形成された揉み規制溝42と、を有している。揉み規制溝42は、揉み規制ピン41の径よりもやや大きい溝幅で、左右方向に沿って形成されている。
すなわち、揉み規制部40は、揉み規制溝42に沿って揉み規制ピン41が左右方向に移動(摺動)することは許容するが、それ以外の方向(前後方向や上下方向)に揉み規制ピン41が移動することは許容しない。そのため、上述したような揉み規制部40を設ければ、揉みマッサージ体12が回転軸11回りに回動することが規制され、揉みマッサージ体12が左右方向にのみ繰り返し揺動するようになる。
図2〜図4に示すように、揉みマッサージ体12は、前方と後方との双方に伸びる棹状とされており、この揉みマッサージ体12の前端と後端とに揉み施療子8がそれぞれ取り付けられ、またこの揉みマッサージ体12の前後方向の略中央部に上述した揉み環状嵌合部が形成されている。つまり、揉みマッサージ体12の前側に着目すれば、揉み施療子8が設けられる前端が揉みマッサージ体12の先端部、揉み環状嵌合部が設けられる前後方向の略中央部が基端部となる。また、揉みマッサージ体12の後側に着目すれば、揉み施療子8が設けられる後端が揉みマッサージ体12の先端部、揉み環状嵌合部が設けられる前後方向の略中央部が基端部となる。つまり、第1実施形態の揉みマッサージ体12は、揉み施療子8が設けられた側の反対側に位置する揉みマッサージ体12の基端部に、揉み傾斜ボス部21が嵌り込み可能な大きさの揉み環状嵌合部が形成されたものとなっている。
なお、図1〜図3、図7に示す左右の揉みマッサージ体12のうち、左側に設けられた揉み施療子8は、使用者からの荷重が加わっておらず、後述するバネ部材(付勢手段)により上方に向かって起立した状態に付勢されたものを示している。また、右側に設けられた揉み施療子8は、使用者からの荷重が加わったもの(例えば、使用者が着座した状態)であり、バネ部材(付勢手段)の付勢力に抗して揉み施療子8が水平に倒れたものを示している。すなわち、本明細書の図面においては、2つの状態を一つの図面内に示しているものがある。
また、第1実施形態の揉みマッサージ体12は、揉み環状嵌合部が形成された基端部を基準として、前方と後方とのそれぞれにマッサージアーム26を延設する構成となっている。これら前側のマッサージアーム26及び後側のマッサージアーム26は、いずれも本体部2の上面に略沿うようになっていて、略水平方向に沿って前後方向に延びるものとなっている。このマッサージアーム26の先端部、つまりマッサージアーム26の前端と後端とのそれぞれには連結アーム27が連結されており、連結アーム27の先端に揉み施療子8がそれぞれ設けられている。
図2及び図3に示すように、連結アーム27は、マッサージアーム26の先端部に設けられた金属などで形成された部材であり、揉み施療子8を取り付けるために用いられている。連結アーム27は、この連結アーム27の基端がマッサージアーム26の先端部に左右方向を向く軸心回りに揺動自在に枢支されるもの(枢支部)となっている。この枢支部には、マッサージアーム26と連結アーム27とを弾性的に連結して、連結アーム27の先端(揉み施療子8が設けられた側)が常に上方に向って付勢されるようにバネ部材(付勢手段)が設けられている(図示略)。
このバネ部材により、連結アーム27は上方に約30°ほど傾斜するものとなり、連結アーム27の先端に設けられた揉み施療子8(詳細は後述)は、使用者Mの臀部にフィットするようになっている。また、揉み施療子8に対して臀部が強くあたり、揉み施療子8を下方に強く押すようなことがあったとしても、連結アーム27が下方を向くように揺動するだけであって、臀部からの押圧力はバネ部材の弾性力により吸収され、回転軸11等に伝達しマッサージ機構3を破壊したりする不都合を回避することができる。また、バネ部材の付勢力によって、連結アーム27は常に上方を向くようになっており、揉み施療子8が常に臀部にフィットするため、快適なマッサージを付与することが可能となる。
連結アーム27の先端(マッサージ体12の上端部と下端部のそれぞれ)には、臀部に接触し揉みマッサージを施す揉み施療子8が取り付けられている。揉み施療子8の形としては様々なものが採用可能であるが、本実施形態の場合、揉み施療子8は、ボール形状とされている。このようなボール形状の揉み施療子8を採用することで、揉み施療子8が臀部に広い面積で接触し、好適な揉みマッサージを付与することが可能となる。
図3〜図5に示すように、押圧マッサージ機構3bは、使用者Mの施療部を幅方向外方から挟み込むように押圧する押圧マッサージ体48を有している。また、押圧マッサージ機構3bは、上述した回転軸11の回転運動を左右方向に沿った並進運動に変換して一対の押圧マッサージ体48に伝達する押圧マッサージ変換部49を有している。これらの押圧マッサージ体48及び押圧マッサージ変換部49は、左側の揉みマッサージ体12のさらに左側と、右側の揉みマッサージ体12のさらに右側とにそれぞれ設けられており、左右一対設けられている。具体的には、押圧マッサージ変換部49は、上述した第1軸受部14aと第2軸受部14bとの間の回転軸11、より正確には揉み傾斜ボス部21と第2軸受部14bとの間の回転軸11にそれぞれ設けられている。そして、それぞれの押圧マッサージ変換部49には上述した押圧マッサージ体48が上方に伸びるように配備されている。
次に、本実施形態の臀部マッサージ機1の押圧マッサージ機構3bに設けられる押圧マッサージ体48及び押圧マッサージ変換部49について説明する。
押圧マッサージ体48は、下方から上方に向かって起立するように伸びる棒状の部材である。押圧マッサージ体48の先端(上端側)は前後方向に長径が向く楕円形状(俵状)に膨らんでおり、この楕円形状に膨らんだ部分を幅方向内側に向けるようにして押圧マッサージ体48は取り付けられていて、使用者Mの施療部(腰〜太ももの側部)を広範囲に亘って効果的に押圧マッサージすることができるようになっている。
なお、押圧マッサージ体48の先端は、この先端が施療部に対してソフトな当たり心地で接触できるように、一部が弾性に富む発泡ウレタンなどの合成樹脂材料などを用いて形成されていても良い。また、押圧マッサージ体48の下端側には、後述する押圧マッサージ変換部49の押圧環状嵌合部が配備されており、この押圧環状嵌合部を介して押圧マッサージ変換部49に外嵌することで回転軸11の回転駆動力を変換しつつ入力できるようになっている。
押圧マッサージ変換部49は、揉み傾斜ボス部21と同様に、回転軸11の軸心に対して傾斜した方向に軸心を向けて取り付けられると共に、外周面にカム面が形成された押圧傾斜ボス部50と、押圧マッサージ体48の基端に設けられ、押圧傾斜ボス部50のカム面に嵌り込んでいる押圧環状嵌合部と、回転軸11の回転に伴って、押圧マッサージ体48が回動することを規制する押圧規制部51と、を備えている。
押圧傾斜ボス部50は、揉み傾斜ボス部21と同様に円筒状に形成された部材であり、回転軸11に対して傾斜した方向に軸心がくるように回転軸11に取り付けられている。押圧傾斜ボス部50の外周面には、回転軸11に対して傾斜した軸心回りを周回する無端の円軌道(カム面)が形成されており、この押圧傾斜ボス部50のカム面にはベアリングを介して押圧マッサージ体48の押圧環状嵌合部が摺動自在に外嵌されている。
また、上述した押圧傾斜ボス部50のカム面は、左側の押圧傾斜ボス部50と右側の押圧傾斜ボス部50とで、回転軸11の軸心に対して傾斜する方向が反対となっている。例えば、左側の押圧傾斜ボス部50のカム面が右上がりに傾斜している場合には、右側の押圧傾斜ボス部50のカム面は左上がりに傾斜するようになっている。このように押圧傾斜ボス部50のカム面の傾斜方向を左右で相反するものとすれば、左側の押圧マッサージ体48が右方に揺動している場合に右側の押圧マッサージ体48は左方に揺動し、左側の押圧マッサージ体48が左方に揺動している場合に右側の押圧マッサージ体48は右方に揺動し、左右の押圧マッサージ体48を互いに近接させたり、離反させたりするように動作させることが可能となる。
また、第1実施形態のマッサージ機構3では、押圧傾斜ボス部50のカム面の傾斜方向は、揉み傾斜ボス部21のカム面と同じ傾斜方向とされている。しかし、本発明のマッサージ機構3に設けられる押圧傾斜ボス部50のカム面の傾斜方向は、揉み傾斜ボス部21のカム面と同じ傾斜方向でなくても良い。押圧傾斜ボス部50のカム面を揉み傾斜ボス部21と異った方向に傾斜させれば、揉みマッサージ体12の揺動運動に対して位相差をもって押圧マッサージ体48を揺動させることが可能となり、マッサージ機構3により多様なマッサージ感を使用者に付与することが可能となるからである。
押圧環状嵌合部は、押圧マッサージ体48の基端側(下端側)に形成されていて、左右方向の外方から見た側面視がリング状となる部材である。つまり、押圧環状嵌合部の中央は左右方向に貫通する丸孔状に形成されており、この丸孔状に形成された部分に押圧傾斜ボス部50のカム面をベアリングを介して嵌め込むようにして、回転軸11の回転運動を押圧マッサージ体48の右左方向に沿った並進運動(揺動運動)に変換する構成となっている。言い換えれば、押圧傾斜ボス部50に対して押圧環状嵌合部は相対回動自在になっており、後述する押圧規制部51で回動を規制することで運動方向を変換可能となっている。
押圧規制部51は、押圧傾斜ボス部50に対して押圧環状嵌合部が回動することを規制する部材であり、押圧マッサージ体48の基端側から下方に向かって突出状に設けられた押圧規制ピン52と、この押圧規制ピン52が嵌り込むことで押圧マッサージ体48の回動を規制する押圧規制溝53と、を有している。具体的には、押圧規制ピン52は、押圧マッサージ体48の基端側から下方に向かって突出している。
さらに、押圧規制溝53は、上述した押圧規制ピン52と係合することで押圧マッサージ体48の回動を規制する部材であり、本実施形態では回転軸11の下方の基台13に、左右方向に沿うように且つ基台13を上下方向に貫通するように形成されている。この押圧規制溝53の溝幅は押圧規制ピン52の外径よりもやや大きな寸法とされており、押圧規制溝53が形成された左右方向に沿って押圧規制ピン52を挿入した状態で案内可能になっている。
一方、押圧規制溝53は、挿し込まれた押圧規制ピン52が上下方向や前後方向に移動することは規制する。つまり、押圧規制部51では、押圧規制溝53に押圧規制ピン52が挿入されることで押圧傾斜ボス部50の回転が規制され、押圧マッサージ体48の先端側が基端側を中心に左右方向にのみ揺動するようになり、押圧マッサージ体48による押圧マッサージが可能となる。
つまり、上述した押圧マッサージ機構3bを備えた臀部マッサージ機1では、左右の押圧マッサージ体48同士を近接させたり離反させたりして施療部に対する押圧マッサージが可能となる。それゆえ、使用者の少なくとも臀部を含む施療部に対して、揉みマッサージ機構3aによる揉みマッサージだけでなく、押圧マッサージ機構3bによる押圧マッサージをも行うことが可能となる。
ところで、上記した押圧マッサージ機構3bを備えた臀部マッサージ機1では、施療を受けようとする使用者Mの臀部のサイズは一定ではない。そのため、例えば臀部のサイズが小さい使用者に対して好適なマッサージを可能とするために、左右の押圧マッサージ部材の取り付け間隔を狭く設定した場合には、臀部のサイズが大きい使用者にとっては、押圧マッサージ体による押圧力が大きくなりすぎて、場合によっては不快感を感じさせてしまうことがある。
また、左右の押圧マッサージ部材48の取り付け間隔を広くし過ぎると、臀部が小さい使用者にとっては、押圧マッサージ体48による押圧力が弱くなりすぎて、場合によっては満足なマッサージ感を得られなくなることも考えられる。
そこで、第1実施形態の臀部マッサージ機1には、使用者の臀部のサイズに合わせて左右の押圧マッサージ部材48の取付間隔を調整可能な水平移動機構60(言い換えれば、幅調整機構)が設けられている。このような水平移動機構60を設ければ、左右の押圧マッサージ部材48間の間隔を広いものから狭いものまで多段階に調整することが可能となり、臀部のサイズが大きい使用者にとっても小さい使用者にとっても利便性が優れたものとなり、良好なマッサージ感を付与することも可能となる。
具体的には、第1実施形態の臀部マッサージ機1に設けられる水平移動機構60は、回転軸11を回転させることで、左右一対の押圧マッサージ部材48の少なくとも一方が回転軸11に沿って水平方向に移動し、左右一対の押圧マッサージ部材48の間隔を可変とする構成となっている。
また、第1実施形態の水平移動機構60は、回転軸11の外周面に所定の範囲に亘って形成されたスクリューねじ部61を有している。そして、このスクリューねじ部61の外周面には、螺旋状に捻れた外歯61aが形成されている。また、上述した押圧傾斜ボス部50の内周側には、左右方向に押圧傾斜ボス部50を貫通する貫通孔62が形成されており、この貫通孔62の内周面には上述した外歯と螺合する内歯50aが形成されている。
つまり、第1実施形態の水平移動機構60は、押圧傾斜ボス部50の内歯50aをスクリューねじ部61の外歯61aに螺合させることで、スクリューねじ部61の一方端から他方端までの範囲を押圧傾斜ボス部50が回転軸11の軸心方向に沿って移動する構成となっている。
また、スクリューねじ部61の左右方向の一方端乃至は他方端には、押圧傾斜ボス部50の移動範囲を規制する回り止め部材63が設けられている。この回り止め部材63は、スクリューねじ部61の左端及び右端に設けられて、スクリューねじ部61上を移動してきた押圧傾斜ボス部50に接触することで、押圧傾斜ボス部50の左右方向に沿った更なる移動を規制する構成とされている。
次に、第1実施形態の水平移動機構60に設けられるスクリューねじ部61及び回り止め部材63について説明する。
なお、上述したように、第1実施形態の臀部マッサージ機1では、右側の押圧マッサージ機構と、左側の押圧マッサージ機構とは、移動方向が左右反対であるものの、それ以外は略同じ構成や動作を行う。このような左右が反転したような構造上の特徴は、上述した水平移動機構60についても同様である。そのため、以降は回転軸11の左側に設けられた水平移動機構60を例にとって、説明を進める。
図5に示すように、スクリューねじ部61は、回転軸11の左端側であって、その回転軸11の外周面に形成されている。具体的には、第1実施形態のスクリューねじ部61は、回転軸11よりも外径が大きなスリーブ部材を回転軸11に外嵌し、回転軸11に外嵌されたスリーブ部材の外周面に形成されている。
また、スクリューねじ部61は、スリーブ部材(回転軸11)の外周面上に螺旋状に巻き付くように形成された外歯61aを備えており、この外歯61aは右ねじで巻回されている。スクリューねじ部61のピッチなどの寸法・形状は、任意に設定されるものであるので、特に限定はしないものの、左側のスクリューねじ部61の外歯61aが右ねじである場合、右側のスクリューねじ部61の外歯61aは左ねじとなる。言い換えれば、回転軸11の左右方向両端側にそれぞれ形成された左右一対のスクリューねじ部61は、一方側のスクリューねじ部61と他方側のスクリューねじ部61とが逆ねじの関係とされている。
このように一方側のスクリューねじ部61と他方側のスクリューねじ部61とを逆ねじの関係にすれば、回転軸11の回転方向が同じでも一方側の押圧マッサージ部材48と他方側の押圧マッサージ部材48の移動方向が逆となり、左右の押圧マッサージ部材48同士が互いに近接させたり離反させたりすることが可能となる。
さらに、スクリューねじ部61の左右方向に沿った長さは、押圧環状嵌合部の左右方向に沿った長さより長く形成されており、スクリューねじ部61の形成方向に沿って上述した押圧傾斜ボス部50を左右方向に移動可能なものとされている。
回り止め部材63は、上述したスクリューねじ部61の左右両端に形成された部材であり、押圧傾斜ボス部50の左右方向に沿った移動を規制可能となっている。具体的には、回り止め部材63は、スクリューねじ部61の外径よりも径が大きな円板状の部材であり、スクリューねじ部61の外周面にフランジ状に取り付けられることで押圧傾斜ボス部50に当接してその左右移動を規制可能となっている。
具体的には、上述した回り止め部材63は、スクリューねじ部61の幅方向外側の端部と、幅方向内側の端部に、それぞれ設けられている。そして、幅方向外側に設けられる回り止め部材63が、押圧傾斜ボス部50の幅方向外側に向かう水平移動を規制し、幅方向内側に設けられる回り止め部材63が、押圧傾斜ボス部50の幅方向内側に向かう水平移動を規制する構成となっている。
上述した水平移動機構60を備えた臀部マッサージ機1では、左右の押圧マッサージ体48同士の間隔を広げたり狭めたりすることができるため、左右の押圧マッサージ部材48間の間隔を広いものから狭いものまで多段階に調整することが可能となり、臀部のサイズが大きい使用者にとっても小さい使用者にとっても利便性が優れたものとなり、良好なマッサージ感を付与することも可能となる。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態では、水平移動機構60(幅調整機構)を備えた臀部マッサージ機1の例を挙げたらが、本発明の臀部マッサージ機1は図8に示す第2実施形態のように水平移動機構60を設けていないものであっても良い。
すなわち、第2実施形態の押圧マッサージ機構3bは、回転軸11の外周側に回転軸11よりも外径が大きなスリーブ部材を外嵌している点については第1実施形態と同じであるが、このスリーブ部材の表面には外歯が形成されていない。また、押圧傾斜ボス部50の内周側には、第1実施形態と同様に貫通孔62が形成されているが、この貫通孔62の内周面にも内歯50aが形成されていない。
そして、第2実施形態の押圧マッサージ機構3bでは、外歯が形成されていないスリーブ部材の外側に、押圧傾斜ボス部50の貫通孔62をそのまま嵌合して固定しており、押圧傾斜ボス部50が回転軸11に対して回動しないように固定されている。
このような第2実施形態の押圧マッサージ機構3bでは、スリーブ部材の外周面や押圧傾斜ボス部50の内周側にスクリューねじ部61を形成する必要がなくなるため、部材の加工コストが安くなり、マッサージ機構3を低価格で得られる点に利点がある。
なお、この図8においても、左右の揉みマッサージ体12のうち、左側に設けられた揉み施療子8は、使用者からの荷重が加わっておらず、バネ部材により上方に向かって起立した状態に付勢されたものを示している。また、右側に設けられた揉み施療子8は、使用者からの荷重が加わったもの(例えば、使用者が着座した状態)であり、バネ部材(付勢手段)の付勢力に抗して揉み施療子8が水平に倒れたものを示している。
本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
また、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
例えば、上記した実施形態では、施療部として臀部をマッサージする臀部マッサージ機を例にして説明を行ったが、施療部は、下肢であっても背部であっても何ら問題はない。
1 臀部マッサージ機
2 本体部
3 マッサージ機構
3a 揉みマッサージ機構
3b 押圧マッサージ機構
8 揉み施療子
10 駆動モータ
11 回転軸
12 揉みマッサージ体
13 基台
14a 第1軸受部
14b 第2軸受部
15 減速部
16 第1ウォームギア
17 第1ウォームホイール
18 第2ウォームギア
19 第2ウォームホイール
21 揉み傾斜ボス部
26 マッサージアーム
27 連結アーム
40 揉み規制部
41 揉み規制ピン
42 規制溝体
48 押圧マッサージ体
49 押圧マッサージ変換部
50 押圧傾斜ボス部
50a 押圧傾斜ボス部の内歯
51 押圧規制部
52 押圧規制ピン
53 押圧規制溝
60 水平移動機構
61 スクリューねじ部
61a スクリューねじ部の外歯
62 貫通孔
63 回り止め部材
M 使用者

Claims (8)

  1. 本体部の内部に設けられると共に、前記本体部に着座した使用者の臀部又は下肢を含む施療部をマッサージするマッサージ機構を備えたマッサージ機であって、
    前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部に対して揉みマッサージを行う揉みマッサージ機構と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部を幅方向外側から押圧する押圧マッサージを行う押圧マッサージ機構と、を有し、
    前記揉みマッサージ機構は、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動する左右一対の揉みマッサージ体と、前記左右一対の揉みマッサージ体の先端にそれぞれ設けられて施療部を揉みマッサージする揉み施療子と、を有しており、
    前記押圧マッサージ機構は、前記左右一対の揉みマッサージ体の幅方向外側にそれぞれに配備されると共に前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動することにより、前記施療部を幅方向外側から挟み込むように押圧マッサージする押圧マッサージ体を有している
    ことを特徴とするマッサージ機。
  2. 本体部の内部に設けられると共に、前記本体部に着座した使用者の臀部又は下肢を含む施療部をマッサージするマッサージ機構を備えたマッサージ機であって、
    前記マッサージ機構は、駆動モータと、前記駆動モータにより回転駆動される回転軸と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部に対して揉みマッサージを行う揉みマッサージ機構と、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動して前記施療部を幅方向外側から押圧する押圧マッサージを行う押圧マッサージ機構と、を有し、
    前記揉みマッサージ機構は、前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動する左右一対の揉みマッサージ体と、前記左右一対の揉みマッサージ体の先端にそれぞれ設けられて施療部を揉みマッサージする揉み施療子と、を有しており、
    前記押圧マッサージ機構は、前記左右一対の揉みマッサージ体の幅方向外側にそれぞれに配備されると共に前記回転軸の回転駆動力により左右方向に揺動することにより、前記施療部を幅方向外側から挟み込むように押圧マッサージする押圧マッサージ体を有し、
    前記揉みマッサージ体と揉み施療子との間には、両者を連結する連結アームが設けられており、
    前記揉みマッサージ体が、前記本体部の下面に沿うように略水平方向に延び、
    前記連結アームの先端が上下方向に揺動自在となるように、前記揉みマッサージ体の先端に連結アームの基端が連結されていて、
    前記揉みマッサージ体の先端に連結アームの基端が水平軸芯回りに揺動自在に枢支されると共に、前記連結アームの先端が上方を向くように付勢する付勢手段が設けられている
    ことを特徴とするマッサージ機。
  3. 前記付勢手段は、前記揉みマッサージ体の先端と連結アームの基端とが枢支される枢支部に配備され、且つ揉みマッサージ体と連結アームとを弾性的に連結するバネ部材を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機。
  4. 前記回転軸を回転させることで、前記左右一対の押圧マッサージ体の少なくとも一方が前記回転軸に沿って水平方向に移動し、左右の押圧マッサージ体同士の間隔を可変とする水平移動機構を有している
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のマッサージ機。
  5. 前記水平移動機構は、前記回転軸の外周面に所定の範囲に亘って形成されたスクリューねじ部と、前記スクリューねじ部と螺合することでスクリューねじ部の一方端から他方端までの範囲を当該回転軸の軸心方向に沿って移動可能とされた移動回転ボス部と、を有しており、
    前記押圧マッサージ体の基端側に移動回転ボス部が設けられている
    ことを特徴とする請求項4に記載のマッサージ機。
  6. 前記スクリューねじ部の一方端乃至は他方端には、
    前記回転軸の軸心方向に沿って移動した移動回転ボス部に接触して、前記移動回転ボス部を回転軸と一体に回転させる回り止め部が設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載のマッサージ機。
  7. 前記水平移動機構のスクリューねじ部は、前記回転軸の左右方向の両端にそれぞれ形成されており、
    左右方向の一方側に設けられるスクリューねじ部と、他方側に設けられるスクリューねじ部とは逆ねじの関係とされている
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のマッサージ機。
  8. 前記揉みマッサージ体と前記押圧マッサージ機構との動作位相が、同相又は異相とされている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のマッサージ機。
JP2017142405A 2017-07-24 2017-07-24 マッサージ機 Active JP6723560B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017142405A JP6723560B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 マッサージ機
PCT/JP2018/026471 WO2019021857A1 (ja) 2017-07-24 2018-07-13 マッサージ機
TW107124983A TWI735792B (zh) 2017-07-24 2018-07-19 按摩機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017142405A JP6723560B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 マッサージ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019022579A JP2019022579A (ja) 2019-02-14
JP6723560B2 true JP6723560B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=65040639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017142405A Active JP6723560B2 (ja) 2017-07-24 2017-07-24 マッサージ機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6723560B2 (ja)
TW (1) TWI735792B (ja)
WO (1) WO2019021857A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7001269B2 (ja) * 2018-08-17 2022-02-03 大東電機工業株式会社 マッサージ装置
CN111110542A (zh) * 2020-01-22 2020-05-08 深圳市宗匠科技有限公司 驱动结构及筋膜枪
CN113081736A (zh) * 2021-03-31 2021-07-09 厦门乐范健康科技有限公司 宽度可调的按摩装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11267164A (ja) * 1998-03-26 1999-10-05 Mitsubishi Electric Corp マッサージ機
JP3096898U (ja) * 2003-03-05 2004-01-08 曾 榮俊 足部マッサージ器
JP2004321318A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Daito Denki Kogyo Kk 椅子型マッサージ装置
US7108670B2 (en) * 2004-09-29 2006-09-19 Chien-Ming Huang Limb massager
JP2006304864A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Marutaka Techno:Kk 脚のマッサージ機
JP5719630B2 (ja) * 2011-02-23 2015-05-20 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
JP6445789B2 (ja) * 2014-06-09 2018-12-26 ファミリーイナダ株式会社 マッサージ機
JP6412517B2 (ja) * 2016-03-02 2018-10-24 大東電機工業株式会社 マッサージ機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019021857A1 (ja) 2019-01-31
TW201907894A (zh) 2019-03-01
TWI735792B (zh) 2021-08-11
JP2019022579A (ja) 2019-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6238619B2 (ja) マッサージ装置、及びこのマッサージ装置を備えた椅子型マッサージ機
KR101588960B1 (ko) 곡형 레일을 갖춘 마사지 의자
JP5892724B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP6723560B2 (ja) マッサージ機
WO2012049782A1 (ja) マッサージ装置
JP2000197676A (ja) 椅子型マッサージ機
KR20060038943A (ko) 하지용 마사지 장치
JP2007325633A (ja) マッサージ機及び椅子型マッサージ機
JP2010213777A (ja) 枕型マッサージ装置
JP7121998B2 (ja) 椅子型マッサージ機
JP6642375B2 (ja) マッサージ装置
JP2012010853A (ja) マッサージユニット
JP2016164040A (ja) キャスタ、及び移動用自助具
WO2016117171A1 (ja) マッサージ機構
JP2013236806A (ja) 腰部運動機
JP2022007488A (ja) マッサージ機
JP2021090681A (ja) マッサージ装置
JP2004160172A (ja) マッサージ方法及びその装置
JP2008136573A (ja) 施療機構及び椅子型マッサージ機
JP2001314463A (ja) 携帯用挟持マッサージ機
JP2000503576A (ja) 一体化されたマッサージユニットを有する家具
JPH022351Y2 (ja)
JP6936477B2 (ja) マッサージ機
JP2001204778A (ja) マッサージ機
JP3224538U (ja) 首もみマッサージ機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6723560

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250