JP2016164040A - キャスタ、及び移動用自助具 - Google Patents

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正治 香椎
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【課題】一対の車輪を用いて耐荷重性や走行安定性を確保しつつ、旋回性を向上させることが可能なキャスタを提供する。【解決手段】キャスタ(1A)は、水平方向の床面上を転がり回転可能な一対の走行輪(2A、3A)と、一対の走行輪を鉛直方向の周りで旋回可能な旋回軸(6)と、を備え、一対の走行輪は、上端から下端に向かうにつれて互いのギャップ(G)が狭くなるように設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、キャスタ、及び移動用自助具に関する。
ロコモティブシンドロームは、運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態となることである。例えば、高齢者等がケガや手術などにより一時的に歩行困難になった場合、ケガ等が治癒するまでの間に脚力などの運動機能が衰えること等により、寝たきりなどの要介護の状態なってしまうリスクが高くなる。従って、近年では、このようなロコモティブシンドロームから回復する各種提案が期待されている。ロコモティブシンドロームから回復するには、対象者を補助することにより運動可能とし、運動機能の衰え抑制することが有効である。このような補助を行う自助具としては、例えば下記の特許文献1のような移動用自助具が提案されている。
特許文献1の移動用自助具は、使用者が座って移動可能とする、いわゆる椅子型のタイプであり、使用者の着座部が固定されたフレームと、フレームの下端に設けられた複数のキャスタと、を備えている。フレームは、使用者の足が入る部分が開放されており、使用者は、着座部に座った状態で自身の脚力(筋力)を使って移動することができ、この自身の脚力を積極的に用いることで運動機能の衰えを抑制することが可能となる。このような移動用自助具などには、上記のように床面上の移動を確保するためにキャスタが用いられるが、使用者が座った際の荷重を受け止めることができるように、耐荷重で有利な双輪のキャスタが用いられる。
特開2012−210237号公報
この双輪のキャスタは、一対の車輪が所定のギャップで配置されたものであり、1つの車輪を用いたキャスタと比較して耐荷重が向上するとともに、走行安定性等を確保するができる。また、移動用自助具は、使用者が使用している際に、移動方向の変更を許容する必要があるので、キャスタにおいても移動方向の変更に追従して向きを変えるといった旋回性が求められる。
上記した双輪のキャスタも当然に旋回性が要求されるが、一対の車輪が所定のギャップでそれぞれ床面に接地しているため、旋回時の応答性が低くなり、移動方向が変更されてもその方向への旋回が遅れ、移動方向に容易に追従しない場合が生じてしまう。例えば、上述のような移動用自助具においてキャスタの旋回性が不足すると、使用者が所望の移動を行う上で妨げとなる場合があり、使用者の利便性が低下する懸念がある。さらに、移動用自助具には複数のキャスタを備えており、これらの旋回性が不足していると、より一層使用者の利便性が低下させることとなる。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであり、一対の車輪を用いて耐荷重性や走行安定性を確保しつつ、旋回性を向上させることが可能なキャスタ、及びこのキャスタを備える移動用自助具を提供することを目的とする。
本発明のキャスタは、水平方向の床面上を転がり回転可能な一対の走行輪と、一対の走行輪を鉛直方向の周りで旋回可能な旋回軸と、を備え、一対の走行輪は、上端から下端に向かうにつれて互いのギャップが狭くなるように設けられることを特徴とする。
また、上記したキャスタは、水平方向に対して傾斜して配置され、走行輪を回転可能に支持する回転軸を備えてもよい。また、一対の走行輪は、走行する方向から見て下端から5度〜20度の開き角でV字状に配置されてもよい。また、上記したキャスタは、一対の走行輪の転がり回転および旋回を抑制するブレーキ機構を備えてもよい。また、ブレーキ機構は、一対の走行輪間のギャップ内に収容されてもよい。また、上記したキャスタは、ギャップを覆うカバーを備えてもよい。また、上記のキャスタは、電源により駆動する駆動部を備え、ブレーキ機構が、この駆動部の駆動により動作するものでもよい。
また、本発明の移動用自助具は、使用者が把持または着座した状態で床面上を移動可能であって、上記したキャスタを備えることを特徴とする。
本発明のキャスタによれば、一対の走行輪を備えるので、耐荷重性や走行安定性を確保することができ、さらに、一対の走行輪が、上端から下端に向かうにつれて互いのキャップが狭くなるように設けられているので、床面上において走行輪間のギャップが小さくなり、旋回性を向上させることができる。
また、水平方向に対して傾斜して配置され、走行輪を回転可能に支持する回転軸を備える場合、一対の走行輪を水平方向に対して傾けて支持することができるので、一対の走行輪を、上端から下端に向かうにつれて互いのキャップが狭くなるように支持しながら安定して回転させることができる。また、一対の走行輪が、走行する方向から見て下端から5度〜20度の開き角でV字状に配置される場合、耐荷重性や走行安定性を確保と旋回性の向上とのバランスを図ることができる。また、一対の走行輪の転がり回転および旋回を抑制するブレーキ機構を備える場合、転がり回転および旋回を一括して抑制することができるので、走行輪を簡便に止めることができる。
また、ブレーキ機構が、一対の走行輪間のギャップ内に収容される場合、ギャップの上端側が下端側よりも広いので、ギャップを有効利用してブレーキ機構を収容することができ、例えばキャスタをコンパクトにすることができる。また、ギャップを覆うカバーを備える場合、ブレーキ機構へゴミなどが混入することが抑制され、例えばブレーキ機構のメンテナンスを減らすことができる。また、ブレーキ機構への指なども巻き込みなどを防止することもできる。また、電源により駆動する駆動部を備え、ブレーキ機構が、この駆動部の駆動により動作する場合、駆動部を駆動することにより、ブレーキ機構を迅速に動作させることができる。また、ブレーキ機構を電気的に制御することもできる。
また、本発明の移動用自助具によれば、上記したキャスタを備えるので、キャスタの耐荷重性や走行安定性を維持しつつ、旋回性が向上し、移動方向を変更する際の追従性が高くなるので、使用者の利便性を向上させることができる。
実施形態に係るキャスタの一例を示す正面図である。 図1に示すキャスタの斜視図である。 図1に示すキャスタの内部を示す図である。 ブレーキ機構の一例を示す図である。 (A)はキャスタの変形例を示す正面図、(B)はキャスタの他の変形例を示す正面図である。 実施形態に係る移動用自助具を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。また、図面においては実施形態を説明するため、一部分を大きくまたは強調して記載するなど適宜縮尺を変更して表現した部分がある。以下の各図において、XYZ座標系を用いて図中の方向を説明する。このXYZ座標系においては、水平面に平行な平面をXY平面とする。また、XY平面に垂直な鉛直方向はZ方向と表記する。X方向、Y方向及びZ方向のそれぞれは、図中の矢印の方向が+方向であり、矢印の方向とは反対の方向が−方向であるものとして説明する。
図1は、実施形態に係るキャスタ1Aの一例を示す正面図であり、図2は、図1に示すキャスタ1Aの斜視図である。本明細書において、XYZ直交座標系のうち、X方向の−X側を正面と称し、反対の+X側を背面と称す。
キャスタ1Aは、いわゆる双輪キャスタである。キャスタ1Aは、一対の走行輪2Aおよび走行輪3Aが設けられた本体部4と、本体部4と外部とを接続する接続部5とを備える。本体部4は、走行輪2A、3Aの回転により、水平方向の床面F上を移動可能である。接続部5は、移動用自助具など移動体M(図1(B)参照)の下端等に取り付けられ、本体部4と移動体Mとを接続する。接続部5は、鉛直方向(Z方向)に平行な旋回軸6まわりに本体部4を回転可能な状態で支持している。接続部5と本体部4との間には、例えばボールベアリング等が配置され、本体部4の回転をスムーズにしている。接続部5が移動体Mに固定されることにより、本体部4は、移動体Mに対して旋回軸6まわりに旋回可能となる。
接続部5は、鉛直方向に長い矩形の箱状体を備えており、後述するスライダ20の上部を収容している。また、接続部5は、下端部にプレート10を備えている。プレート10は、ねじ止めなどで移動体Mに固定するために用いられる。接続部5において、プレート10よりも上方の部分は、例えば、移動体Mに収容される。移動体Mの荷重は、プレート10を介して本体部4の走行輪2A、3Aに伝達される。
図1及び図2に示すように、走行輪2A、3Aは、床面Fなどに接して水平方向に転がり回転可能である。走行輪2A、3Aは、上端から下端に向かうにつれて互いのギャップGが狭くなるように設けられている。走行輪2A、3Aは、床面Fなどに対する接する側から鉛直方向に離れるにつれてギャップGが広くなるV字状に配置される。従って、走行輪2A、3Aは、それぞれ、鉛直方向から傾いて配置される。走行輪2Aと走行輪3Aとの開き角θは、例えば、5度〜20度の範囲に設定される。本実施形態では開き角θが約10度に設定されている。開き角θが5度より小さいと、走行輪2A、3A同士を近づけて配置した場合に、走行輪2A、3Aの上方においてギャップGが小さくなるので、後述するブレーキ機構16を配置することが困難となる。また、開き角θが20度より大きいと、走行輪2A、3Aを支持する回転軸への負担が大きくなり耐荷重性が低下することになる。
走行輪2A、3Aは、互いに独立して回転可能であるが、連動して回転可能であってもよい。走行輪2Aと走行輪3Aとは、旋回軸6を含んだXZ面に関して対称的に設けられている。以下、走行輪2A、3Aについて説明するが、走行輪2A側の構造と走行輪3A側の構造とで重複する場合はいずれか一方の説明を適宜簡略化あるいは省略する。
走行輪2A、3Aは、それぞれ回転対称な形状であり、例えば円盤状の部材である。走行輪2A、3Aは、例えば、樹脂や金属によって成形された円盤状の部材の外周を、硬質ゴムなど床面Fに対して摩擦係数の大きな材料で被覆して形成されるが、その材質や形状等は限定されない。また、走行輪2A、3Aの直径や幅(厚さ)について特に限定はなく、キャスタ1Aが取り付けられる移動体Mに応じて任意に設定可能である。走行輪2A、3Aのそれぞれには、外側に向かって凸形状のサイドパッド11が取り付けられている。サイドパッド11は、例えば球面状であり、その外面が湾曲している。サイドパッド11の材質は任意であるが、例えば、軟質の樹脂等により形成される。また、サイドパッド11の形状は任意であり、また、走行輪2A、3Aの一方または双方にサイドパッド11が取り付けられなくてもよい。
走行輪2Aは、回転軸12に回転可能に支持されている。回転軸12は、水平方向に対して傾斜して形成されている。回転軸12は、水平方向において基部13から外側(+Y方向)に向かうにつれて鉛直方向の下方(−Z方向)に向かうように、傾斜して形成されている。回転軸12は、走行輪2Aの中心部分に備える貫通孔(不図示)に挿入され、走行輪2Aを回転可能に支持する。また、回転軸12は、先端側にネジ部を備え、このネジ部に、走行輪2Aを挟んでナットをネジ結合させることで走行輪2Aの抜け止めを行っている。なお、上記したサイドパッド11は、回転軸12のネジ部にネジ結合したナットを被覆し、外観上の見栄えを良くするとともに、回転軸12の先端が他とぶつかることを防止している。
一方、走行輪3Aは、同じく水平方向に対して傾斜した回転軸14に支持されている。回転軸14は、水平方向において基部15から外側(−Y方向)に向かうにつれて鉛直方向の下方(−Z方向)に向かうように、傾斜して形成されている。回転軸14は、走行輪3Aの中心部分に備える貫通孔(不図示)に挿入され、走行輪3Aを回転可能に支持する。なお、回転軸14への走行輪3Aの取り付けや、走行輪3Aがサイドパッド11を備えることは、走行輪2Aと同様である。このように、走行輪2Aが回転軸12に回転可能に支持され、走行輪3Aが回転軸14に回転可能に支持されることで、走行輪2A、3Aは連動することなく回転可能となっている。また、回転軸14は、X方向からみたとき、回転軸12に対して折れ曲がった位置関係で配置される。
走行輪2Aと走行輪3Aとは、同一形状であることに限定されず、互いに異なってもよい。例えば、走行輪2A、3Aのうち一方の外径が他方の外径より大きくまたは小さくしてもよい。また、例えば、走行輪2A、3Aのうち一方の幅(厚さ)が他方の幅より厚くまたは薄くしてもよい。また、例えば、走行輪2Aの外周を被覆する素材と、走行輪3Aの外周を被覆する素材とで異なる素材が用いられてもよい。例えば、走行輪2A、3Aの外周を被覆する素材を異ならせて、床面Fに対する両者の摩擦係数を異ならせるようにしてもよい。
キャスタ1Aには、走行輪2A、3Aの転がり回転および旋回を抑制するブレーキ機構16が設けられている。ブレーキ機構16は、走行輪2A、3A間のギャップG内に配置されている。ブレーキ機構16は、回転軸12、14より上方に設けられている。本体部4にはギャップGを覆うようにカバー17が設けられている。ブレーキ機構16は、走行輪2A、3Aとカバー17とに囲まれるスペースに収容されている。カバー17は、例えば、ギャップGへの異物(例、ゴミ)の混入、指の巻き込みなどを抑制する。
図3は、図1に示すキャスタ1Aの内部を示す図である。図4は、ブレーキ機構16の一例を示す図である。図3に示すように、スライダ20は、鉛直方向に長尺の棒状の部材が用いられ、接続部5側に配置される基端部分と、本体部4側に配置される下端部分と、を有する。スライダ20は、旋回軸6に沿って配置され、接続部5において不図示のガイドに沿って鉛直方向に移動可能に形成される。また、スライダ20は、接続部5において旋回軸6まわりに回転しないように保持されている。
スライダ20は、自重によって下方に向けた力が働くが、不図示のバネ等の弾性部材により、下方に向けた力を作用させてもよい。スライダ20の中間部分から下端にかけて、断面が円形の円柱部20aが設けられる。この円柱部20aには、一対の爪部21aを持ったリング21が設けられる。リング21は、スライダ20に対して旋回軸6まわりに回転可能に設けられるが、旋回軸6方向(鉛直方向)の移動は規制されている。一対の爪部21aは、上下を挟むように+Y方向に(走行輪2Aに向けて)突出して形成される。なお、図示しないが、リング21の−Y側には、−Y方向に(走行輪3Aに向けて)突出するように一対の爪部21aが形成されている。
例えば、スライダ20とボディ22とが相対的に回転した場合でも、リング21がスライダ20に対して回転し、爪部21aを走行輪2A(または走行輪3A)に向けた状態を維持する。ただし、スライダ20が旋回軸6の方向(鉛直方向)に移動した場合は、リング21も移動し、これにより爪部21aも鉛直方向に移動する。
本体部4は、ボディ22を有し、スライダ20の円柱部20aをボディ22の収容部23に収容する。スライダ20の円柱部20aは、ボディ22の収容部23の上端及び下方にそれぞれ形成された円形の開口部22aを貫通している。これにより、スライダ20とボディ22とは、相対的に回転可能であり、ボディ22は、スライダ20に対して旋回軸6まわりに回転することができる。なお、円柱部20aと開口部22aとの間は、両者の相対的な回転を許容するため、所定の隙間が形成されてもよく、また、両者間にボールベアリングなどが配置されてもよい。
次に、ブレーキ機構16について説明する。まず、ブレーキ機構16において、走行輪2A、3Aの旋回を規制(または抑制)する機構について説明する。図3に示すように、ブレーキ機構16は、走行輪2A、3Aの旋回を規制するため、スライダ20の外周面に形成された突起25と、ボディ22の収容部23に形成された凹部26と、を備える。突起25は、円柱部20aの周面から外側に向けて突出するように、複数形成される。複数の突起25は、所定の間隔で円柱部20aの周面に沿って形成されている。また、凹部26は、収容部23の内壁上部に複数形成され、それぞれ突起25を挿入可能に形成される。複数の凹部26は、所定の間隔で収容部23の内壁面を周回する方向に沿って形成されている。なお、複数の突起25の上端部分は、凹部26への挿入をガイドするため、球面状または曲面状に形成される。
スライダ20は、通常状態では自重または弾性部材の弾性力により下方に位置している。この状態では、突起25が凹部26から下方に離れた状態のため、スライダ20とボディ22とが相対的に回転可能である。従って、この状態では移動体Mに対して走行輪2A、3A(本体部4)が旋回軸6まわりに旋回可能である。
また、スライダ20が上方に移動すると、複数の突起25がそれぞれ凹部26に挿入された状態となる。スライダ20は、上記のように旋回軸6まわりの回転が規制されているため、突起25が凹部26に挿入されることでスライダ20に対するボディ22の旋回が規制される。従って、この状態では移動体Mに対して走行輪2A、3A(本体部4)の旋回軸6まわりの旋回が規制される。なお、この状態からスライダ20が下方に移動することにより、突起25が凹部26から離れるので、スライダ20とボディ22とが相対的に回転可能となる。
なお、本実施形態では、スライダ20に突起25が形成され、ボディ22に凹部26が形成されるが、逆に、スライダ20に凹部26が形成され、ボディ22に突起25が形成されてもよい。また、突起25と凹部26とによってスライダ20とボディ22との相対的な回転を規制することに限定されず、他の構成が適用されてもよい。例えば、スライダ20の円柱部20aを挟むことが可能な部材がボディ22に設けられ、この部材を動作させて円柱部20aを挟み込むことでスライダ20とボディ22との相対的な回転を規制してもよい。
次に、ブレーキ機構16において、走行輪2A、3Aの転がり回転を規制(抑制)する機構について説明する。図4に示すように、ブレーキ機構16は、走行輪2A、3Aのそれぞれに形成されたインターナルギア(内歯車)32と、ボディ22(図3参照)に形成された回転止め30、31と、を備える。インターナルギア32は、走行輪2A、3Aの対向面側にそれぞれ形成される。図4では、走行輪2Aについてのインターナルギア32を省略している。インターナルギア32は、回転軸12、14を軸とした周回方向に沿って形成されている。
回転止め30、31は、ボディ22に形成されたY方向の軸部35にそれぞれ回転可能に取り付けられる。これにより、回転止め30、31は、軸部35によってY方向の軸周りに揺動可能となっている。また、回転止め30、31は、それぞれ軸部35から−X方向に延びて、先端30a(回転止め31の先端は図示せず)が、リング21の爪部21a間に配置されている。また、回転止め30、31の上面には、それぞれインターナルギア32と噛み合わされる歯部33、34が形成されている。
スライダ20が上方に移動すると、回転止め30、31の先端30aがリング21の爪部21aによって上方に移動する。これにより、回転止め30、31は、それぞれ上方に向けて回転する。その結果、回転止め30、31の歯部33、34が上方に移動してインターナルギア32と噛み合わされる。これにより、走行輪2A、3Aは、回転が規制され、両輪ともブレーキがかかった状態になる。
また、ブレーキがかかった状態でスライダ20が下方に移動すると、回転止め30、31の先端30aがスライダ20(リング21)とともに下方に移動する。これにより、歯部33、34が下方に移動してインターナルギア32から外れた状態となる。従って、走行輪2A、3Aは、いずれも転がり回転が可能になり、両輪ともブレーキが解除された状態になる。
なお、本実施形態では、インターナルギア32に回転止め30、31の歯部33、34が噛み合うことで走行輪2A、3Aの回転を規制しているが、これに限定されず、走行輪2A、3Aの回転を規制する構成は任意の機構を適用することができる。例えば、走行輪2A、3Aにブレーキパッド等を押し付けて走行輪2A、3Aの回転を規制してもよく、また、Y方向に移動可能な棒状体を走行輪2A、3Aの一部に挿入して走行輪2A、3Aの回転を規制してもよい。
また、キャスタ1Aは、図3及び図4に示すように、電力により駆動する駆動部40を備えており、この駆動部40を駆動することによりブレーキ機構16を動作させている。駆動部40は、接続部5に設けられた動力源41および動力伝達部42を有する。動力源41は、例えば電動モータなどの回転駆動系のアクチュエータである。動力源41は、バッテリ(図示せず)から供給される電力により出力軸43を回転させる。出力軸43の回転数は、例えば動力源41に設けられる減速機(図示せず)により、調整される。
動力伝達部42は、その入力側が動力源41の出力軸43に接続され、その出力側がスライダ20の上端部分に接続されている。動力伝達部42は、例えば、偏心カムなどにより出力軸43の回転をスライダ20の鉛直方向の移動に変換する。従って、駆動部40を駆動することにより、スライダ20の上方または下方への移動を行う。なお、スライダ20が上方に移動した際に走行輪2A、3Aの旋回の規制や回転の規制を行うことは、上記したとおりである。また、スライダ20が下方に移動した際に走行輪2A、3Aの旋回や回転を許容することも、上記したとおりである。
また、駆動部40は、上記のような動力源41および動力伝達部42を有することに限定されない。例えば、動力源41として回転駆動系の電動モータに代えて、例えばリニアモータが使用されてもよい。リニアモータが使用される場合、リニアモータの可動子の移動方向をスライダ20の移動方向と一致させ、リニアモータの可動子を移動させることにより、スライダ20の上方または下方への移動を行うものでもよい。また、駆動部40は、電力により駆動する他に、使用者等による手動によりスライダ20を移動可能としてもよい。手動でスライダ20を移動可能とすることにより、例えば、バッテリが切れた場合においても走行輪2A、3Aの旋回の規制や回転の規制を行うことが可能となる。
次に、キャスタの変形例について説明する。図5は、変形例に係るキャスタを示す正面図である。図5(A)に示す第1変形例のキャスタ1Bは、一対の走行輪(走行輪2Bおよび走行輪3B)がそれぞれ円錐台状である。走行輪2B、3Bの外周面50は、キャスタ1Bの外側に向かうにつれて径が小さくなるテーパ面状である。このようなキャスタ1Bは、床面Fに対して走行輪2B、3Bそれぞれの接地面積を広くすることができ、例えば、耐荷重や安定性を向上させることができる。
図5(B)に示す第2変形例のキャスタ1Cは、一対の走行輪(走行輪2Cおよび走行輪3C)の外周面51が球面状に湾曲している。例えば、サイドパッド11の外周面52が球面状であり、走行輪2C、3Cの外周面51は、それぞれサイドパッド11の外周面52と中心および半径が同一の球面状である。ここでは、走行輪2C、3Cの外周面51のうち、旋回軸6側の端が丸められている。このようなキャスタ1Cは、走行輪2C及び走行輪3Cが、サイドパッド11とともにほぼ球体となった外観を有する。従って、キャスタ1Cの外観上の見栄えを良くすることができ、また、走行輪2A、3Aにおいて、床面Fに対する接地部分が間隔G1と小さくなるので、例えば旋回性を向上させることができる。
次に、実施形態に係る移動用自助具について説明する。図6は、実施形態に係る移動用自助具60の一例を示す斜視図である。移動用自助具60は、図6に示すように、フレーム61、着座部(座面)62、肘当て63、背もたれ64、前側キャスタ65、後側キャスタ66、及び補助キャスタ67を備える。なお、移動用自助具60は、使用者が着座して使用する椅子型タイプである。以下の説明において、移動用自助具60のうち、使用者が着座する側を前側と称し、背もたれ64側を後側と称す。
フレーム61は、例えば、水平面に沿ってU字状に配置される下部フレーム70と、下部フレーム70の3カ所からそれぞれ上方に延びる3本の支柱71と、下部フレーム70の3カ所からからそれぞれ下方に延びる3本の支柱72と。を備える。下部フレーム70、支柱71、及び支柱72は、例えば、金属製または樹脂製のパイプ等が使用される。また、下部フレーム70、支柱71、及び支柱72は、金属製のパイプに樹脂等で雌伏してもよい。フレーム61は、例えば、金属製のパイプを溶接などで連結し、その表面を樹脂などで覆ったものである。
着座部62は、3つの支柱71に3点で支持されている。着座部62は、使用者の臀部を支える部分である。着座部62は、使用者の脚部(大腿部)による運動(歩行に近い運動)を妨げないように、その前側のうち使用者の大腿部が当たる部分に窪みが設けられている。肘当て63は、U字状の部材が略水平方向に配置されており、3つの支柱71の上端部に取り付けられている。肘当て63は、例えば、金属製のパイプに樹脂カバーが取り付けられて形成される。なお、肘当て63は、使用者が立ち上がる際や座る際などに掴むことができるように形成される。また、肘当て63は、使用者が着座部62に座った状態で、肘掛として利用することもできる。
背もたれ64は、支柱71の後側の上端部に取り付けられるが、肘当て63の後側の部分(支柱71の状態で支持された部分)に取り付けられてもよい。背もたれ64は、使用者の背中を支える部分である。また、背もたれ64は、着座部62に対する角度を変更可能ように回転可能に取り付けられてもよい。これにより使用者が背もたれ64に接触した際、背もたれ64が適宜回転して、使用者に併せた角度に回転することができる。
前側キャスタ65および後側キャスタ66は、床面などに接して、フレーム61を支持する。前側キャスタ65は、フレーム61の前側の下部に設けられている。2つの前側キャスタ65は、左右方向に間隔を空けて配置されている。前側キャスタ65のそれぞれは、例えば、図1に示したキャスタ1Aが使用されているが、これに代えて図5に示したキャスタ1Bやキャスタ1Cなどが使用されてもよい。
後側キャスタ66は、5つの支柱72のうち後側の1つの支柱72の下端に設けられている。後側キャスタ66は、例えば、通常の双輪キャスタであり、互いに平行に配置される1対の走行輪を有する。ただし、後側キャスタ66は、図示のものに代えて、図1に示したキャスタ1Aや、図5に示したキャスタ1Bあるいはキャスタ1Cなどが使用されてもよい。
図6に示す移動用自助具60は、2つの前側キャスタ65と、1つの後側キャスタ66とで3点で支持されている。このように3点で支持することにより、移動用自助具60を安定して支持することが可能となる。ただし、移動用自助具60に設けられるキャスタの数に限定はなく、4つ以上のキャスタが設けられてもよい。また、本発明では、複数のキャスタのうち少なくとも1つに上記したキャスタ1A、キャスタ1Bあるいはキャスタ1Cが使用されていればよい。
補助キャスタ67は、後側の2つの支柱72の下端に設けられている。補助キャスタ67のそれぞれは、前側キャスタ65および後側キャスタ66が床面などに接した状態で、この床面から離間して浮いた状態で配置される。なお、離間する長さは任意に設定できるが、例えば、数mm〜1cm程度に設定される。また、2つの補助キャスタ67は、上方から見て、2つの前側キャスタ65と、1つの後側キャスタ66とで形成される三角形の外側に配置されている。従って、移動用自助具60が傾いた場合に、補助キャスタ67は、床面に接することで、移動用自助具60の転倒を防止することが可能となる。また、使用者は、補助キャスタ67が床面に接する際の振動などを感じることにより、移動用自助具60が傾いていることを知ることができる。
移動用自助具60には、移動用自助具60の各部を制御する制御部73が設けられる。制御部73は、フレーム61に取り付けられた収容部74に収容されている。この収容部74には、例えば、前側キャスタ65のブレーキ機構を駆動するためのバッテリや、前側キャスタ65の接続部(図1に示すキャスタ1Aの接続部5に相当する)なども収容される。移動用自助具60は、例えば着座部62、肘当て63、背もたれ64などに圧力センサ等の各種センサが設けられる。
制御部73は、センサからの出力に応じて前側キャスタ65のブレーキ機構を制御する。例えば、センサが使用者による圧力を感じた場合や、また、センサが何も検知しない場合などに、制御部73は、前側キャスタ65のブレーキ機構を動作させて、走行輪の旋回や回転を規制してもよい。また、前側キャスタ65のブレーキ機構を制御部73により制御することに代えて、手動スイッチ75によりブレーキ機構を動作させてもよい。手動スイッチ75は、2つの前側キャスタ65のそれぞれに設けられてもよく、また、1つの手動スイッチ75で2つの前側キャスタ65のブレーキ機構を動作させてもよい。
また、図6では使用者が着座して使用する椅子型タイプの移動用自助具60を例として説明したが、上記したキャスタ1A〜1Cは、椅子型タイプ以外の移動用自助具60に適用することができる。また、キャスタ1A〜1Cを使用可能な移動体Mとしては、人体を支持して移動するものでもよいし、物品を支持して移動するものでもよい。また、この移動体Mは、屋内で用いられるものでもよいし、屋外で用いられるものでもよい。
以上、実施形態及び変形例について説明したが、本発明の技術範囲は、上述の実施形態及び変形例などで説明した態様に限定されるものではない。上述の実施形態及び変形例などで説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述の実施形態及び変形例などで説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、上述の実施形態及び変形例などで引用可能な全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
1A、1B、1C・・・キャスタ
2A、3A・・・走行輪
2B、3B・・・走行輪
2C、3C・・・走行輪
6・・・旋回軸
12、14・・・回転軸
16・・・ブレーキ機構
17・・・カバー
40・・・駆動部
60・・・移動用自助具

Claims (8)

  1. 水平方向の床面上を転がり回転可能な一対の走行輪と、
    前記一対の走行輪を鉛直方向の周りで旋回可能な旋回軸と、を備え、
    前記一対の走行輪は、上端から下端に向かうにつれて互いのギャップが狭くなるように設けられることを特徴とするキャスタ。
  2. 前記水平方向に対して傾斜して配置され、前記走行輪を回転可能に支持する回転軸を備えることを特徴とする請求項1記載のキャスタ。
  3. 前記一対の走行輪は、走行する方向から見て下端から5度〜20度の開き角でV字状に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のキャスタ。
  4. 前記一対の走行輪の転がり回転および旋回を抑制するブレーキ機構を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のキャスタ。
  5. 前記ブレーキ機構は、前記一対の走行輪間のギャップ内に収容されることを特徴とする請求項4記載のキャスタ。
  6. 前記ギャップを覆うカバーを備えることを特徴とする請求項5記載のキャスタ。
  7. 電源により駆動する駆動部を備え、
    前記ブレーキ機構は、前記駆動部の駆動により動作することを特徴とする請求項4〜請求項5のいずれか一項に記載のキャスタ。
  8. 使用者が把持または着座した状態で床面上を移動可能な移動用自助具であって、
    請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のキャスタを備えることを特徴とする移動用自助具。
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