JP2008272328A - 立ち乗り型運動装置 - Google Patents

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耕治 田口
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Abstract

【課題】使用者が立ち姿勢のまま乗るようにした搭乗台を簡便な機構で左右に捻り往復移動させ、搭乗台上の使用者に対し腰部や腹部を適度に捻るような運動を付与する。
【解決手段】本発明に係る立ち乗り型運動装置1は、床面F上に設置される設置台2と、設置台2の上方に設けられた搭乗台3と、設置台2と搭乗台3との間に設けられる左右方向の軸心Xを境として、搭乗台3の前方側を左右方向の一方に揺動させると同時に後方側を前方側とは反対方向に揺動させて搭乗台3を回転往復運動させるツイスト機構16と、ツイスト機構16を駆動する駆動機構17と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、立ち姿勢のまま搭乗台上に乗った使用者に対し運動を付与する立ち乗り型運動装置に関する。
従来、利用者が座席に着座した状態で、この座席を揺動させ、使用者に対しバランス運動を付与する着座型運動装置(バランス訓練装置)として、特許文献1に開示されたものがある。
この装置は、座席の下面に固定された台座を左右一対の連結リンクを介して可動架台に前後揺動可能に支持し、この可動架台をベースに左右揺動可能に支持して、駆動装置により連結リンクを駆動することで、座席に左右軸回りすなわち前後方向の回転揺動、前後軸回りすなわち左右方向の回転揺動をさせる構造となっている。
特開2004−344684号公報
特許文献1に開示された従来のバランス訓練装置を、例えばダイエット等の健康維持のために使用した場合、座席の揺動が大きく使用者への負荷が大きくなる虞がある。また、座席の揺動により、使用者は車酔いのような不快感を感じたりして、気分を害することにも繋がりかねず、高齢者又はダイエット実行者(多くは若い女性)には、推奨できない運動と考えられる。
なお、上記従来のバランス訓練装置では、使用者が座席に座ってしまう仕様であるために、使用者が下半身の自由度を拘束されてしまい、腰まわりや背筋等に対して局部的な負荷を集中させてしまう点が指摘されており、このことが使用者への負荷を必要以上に大きくさせたり、車酔いのような不快感を助長させたりしているのではないかとも考えられている。その一方で、ダイエットや腰痛予防などのためには、身体揺動よりも腰部や腹部を適度に捻るような運動を使用者に付与することが効果的であることもよく知られたことである。
そこで、本発明は、使用者が搭乗台に立ち姿勢のまま乗ることを可能とし、この搭乗台を簡便な機構で左右に捻り往復移動させることで、搭乗台上に乗った使用者に対し腰部や腹部を適度に捻るような運動を付与するようにした立ち乗り型運動装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明における立ち乗り型運動装置は、床面上に設置される設置台と、該設置台の上方に設けられた搭乗台と、該設置台と搭乗台との間に設けられる左右方向の軸心を境として、該搭乗台の前方側を左右方向の一方に揺動させると同時に後方側を前方側とは反対方向に揺動させて該搭乗台を回転往復運動させるツイスト機構と、該ツイスト機構を駆動する駆動機構と、を備えていることを特徴とする。
このような構成であれば、搭乗台を簡便な機構で左右に捻り往復移動させることができ、使用者に対し腰部や腹部を適度に捻るような運動を付与できてダイエットや腰痛予防などを図ることが可能となる。
なお、上記構成に加え、前記軸心廻りに当該搭乗台を揺動往復運動させるスイング機構をも備えたものとすることができる。この場合、前記駆動機構は、ツイスト機構とスイング機構とを駆動する構成とする。
具体的には、前記ツイスト機構は、左右方向を向くように架設され且つ前記駆動機構により回転駆動される回転軸と、前後方向を向くように配備され且つ前記搭乗台を下方から支持する左右一対の支持アームと、前記回転軸の回転に伴い左右一対の支持アームを揺動させる揺動手段と、前記左右一対の支持アーム間に架け渡される支持軸と、前記支持軸を支持アームの揺動に連動して動かす連動手段と、前記支持軸と搭乗台とを連結する連結手段と、を備えていることを特徴とするとよい。
好ましくは、前記左の支持アームは、その一端部及び他端部に第1ボス部及び第2ボス部を有し、前記右の支持アームは、その一端部及び他端部に第3ボス部及び第4ボス部を有し、前記支持軸は、第1ボス部と第3ボス部との間に架け渡された第1支持軸と、第2ボス部と第4ボス部との間に架け渡された第2支持軸とを有し、前記揺動手段は、前記第1ボス部及び第3ボス部が左側に移動した際に第2ボス部及び第4ボス部が右側に移動し、第1ボス部及び第3ボス部が右側に移動した際に第2ボス部及び第4ボス部が左側に移動するように、前記左右一対の支持アームを回転軸に連結するものであって、前記連動手段は、前記第1支持軸と第2支持軸とを左右一対の支持アームと同期して左右に動かすものであり、前記連結手段は、第1支持軸と搭乗台の前部とを上下軸心周りに回動自在に連結すると共に、第2支持軸と搭乗台の後部とを上下軸心周りに回動自在に連結するものであるとよい。
このような機構を備えることで、1つの支持アームに着目すれば、回転軸の回転に伴って一端部及び他端部が左右方向で互いに逆向き(逆位相)に揺動するようになる。左右一対の支持アームに同時に着目すれば、一端部同士は常に左右同方向(同位相)で動き、他端部同士も常に左右方向に同位相で動くようになる。そのため、第1支持軸や第2支持軸を介して、第1〜第4ボス部に連結された搭乗台は、平面視で搭乗台中央を中心として左右方向に回転往復運動するようになる。
さらに、前記揺動手段は、前記回転軸の軸心方向中途部に固定され且つ当該回転軸に対して同じ向きに傾斜したカム面を有する左右一対のカム部材と、前記左右一対の支持アームの中途部に設けられ且つ左右一対のカム部材のカム面に摺動自在に嵌り込む左右一対のボス部と、前記左右一対のボス部の下部に設けられて左右一対の支持アームが回転軸に伴って連れ回りすることを規制する振れ止め手段と、を有する構成であるとよい。
また、前記振れ止め手段は、左右一対のボス部の下部に突設された振れ止めピンと、前記振れ止めピンが摺動自在に嵌り込み且つ左右方向を向くように形成された振れ止め溝と、を有するとよい。
また、前記連動手段は、第1支持軸の一端部に設けられて第1ボス部に嵌り込む第1カム部材と、第1支持軸の他端部に設けられて第3ボス部に嵌り込む第3カム部材と、前記第2支持軸の一端部に設けられて第2ボス部に嵌り込む第2カム部材と、第2支持軸の他端部に設けられて第4ボス部に嵌り込む第4カム部材とを有し、前記第1カム部材及び第3カム部材は、同カム部材に形成されたカム面と前記左右一対のカム部材のカム面とが同じ向きに傾斜するように、第1支持軸に取り付けられ、前記第2カム部材及び第4カム部材は、同カム部材に形成されたカム面と前記左右一対のカム部材のカム面とが同じ向きに傾斜するように、第2支持軸に取り付けられているとよい。
さらに、前記連結手段は、第1支持軸に対して上方を向くように設けられた一対の第1支持ピンと、第2支持軸に対して上方を向くように設けられた一対の第2支持ピンと、前記一対の第1支持ピンが下方から嵌り込み且つ当該一対の第1支持ピン間で搭乗台の前部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第1連結部材と、前記一対の第2支持ピンが下方から嵌り込み且つ当該一対の第2支持ピン間で搭乗台の後部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第2連結部材と、を有しているとよい。
以上の構成を備えることで、搭乗台は非常にスムーズに左右方向に回転往復運動するようになる。
前記搭乗台は、前記軸心に対してこれと平面視で直交する前方又は後方を、使用者から見た正面として立ち乗りできるようになったものとすることができる。
この場合、ツイスト機構は、搭乗台に乗った使用者から見てその正面側(胸の向く方)を左右方向の一方に揺動させると同時に背面側(背中の向く方)を正面側とは反対方向に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることになる。
またこれとは異なり、前記搭乗台は、前記軸心に対してその延長方向である左方又は右方を、使用者から見た正面として立ち乗りできるようになったものとすることができる。
この場合、ツイスト機構は、搭乗台に乗った使用者から見てその側方側(右肩又は左肩の向く方)を前後方向の一方に揺動させると同時に逆の側方側(左肩又は右肩の向く方)を前後方向の他方側に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることになる。
前記設置台には、前記搭乗台上に乗る使用者が正面を向いたまま、つかまり立ち可能となる把持部を有する把持装置が設けられたものとすればよい。
これにより使用者が安定して立ち姿勢を保持できるようになる。
本発明に係る立ち乗り型運動装置は、使用者が立ち姿勢のまま乗るようにした搭乗台を簡便な機構で左右に捻り往復移動させることができ、この搭乗台上に乗った使用者に対して腰部や腹部を適度に捻るような運動を与え、ダイエットや腰痛予防などを図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[全体構成]
図1〜図8には、本発明に係る立ち乗り型運動装置1の第1実施形態が示されている。なお、説明においては、立ち乗り状態となった使用者Mから見た立ち乗り型運動装置1の前後方向、左右方向、上下方向を、本実施形態での前後方向、左右方向(幅方向)、上下方向とする。
図1に示すように、立ち乗り型運動装置1は、床面F上に設置される設置台2と、この設置台2の上方に支持される搭乗台3とを有している。設置台2には把持装置4が設けられており、使用者Mは立った姿勢のまま搭乗台3上に乗り、正面を向いた状態でこの把持装置4に設けられた把持部4aへ手を掛ける(又は握る)ようにしてつかまり立ちし、立ち乗り型運動装置1を使用する(図8参照)。
本第1実施形態の把持装置4は、設置台2における前部の左隅部及び右隅部に下端部が固定されて上方へ突出する左右一対のスティック14,14を有したものとなっており、各スティック14,14の上端部に把持部4aが設けられている。
設置台2は、例えば、前後の横桟5,6や左右一対の縦枠7を連結するなどして形成されている。縦枠7は前後の横桟5,6を超えて前方及び後方へ突出する脚部8を有しており、これら脚部8の突端部下面に防振部材9が設けられている。なお、この設置台2は厚みのある板材や、薄板の四方をリブ状に折り曲げた盤体などを用いて、その下面の四隅に防振部材9を設けることで形成することもできる。
搭乗台3は板状に形成され、その上面には使用者Mの立ち位置及び立つ向きの指示を兼ねた左右一対の滑止めパッド10が被着されている。この滑止めパッド10は、ゴム、絨毯、人工芝などによって形成すればよい。なお、搭乗台3の平面形状として、前後方向に長く且つ前部ほど先細りするような形状を採用してあり、この点でも、使用者Mの立つ向き(推奨される一応の立ち向き)を、使用者Mが無意識のうちに連想し易くなるように工夫してある。
図1,図2に示すように、設置台2の上部連結部7には収納凹部11が設けられ、この収納凹部11内に搭乗台3を揺動させる揺動装置12が配備されている。この揺動装置12は、搭乗台3に対し平面視で搭乗台3の略中央を中心として左右方向に回転往復運動させ、搭乗台3上に乗った使用者Mの立位バランスを適度に崩させると共に、使用者Mの腰部や腹部に適度な捻り運動を発生させるものとなっている。揺動装置12は、設置台2と搭乗台3とを連結する役目をも有しており、揺動装置12の下部側が設置台2側と連結され、揺動装置12の上部側が搭乗台3側と連結されている。
図2〜図5に示すように、揺動装置12は、長方形状のプレート状に形成された基板15の上に設けられたツイスト機構16と、このツイスト機構16を動かす駆動機構17とにより構成されている。基板15は収納凹部11内に直接固定されている。
なお、ツイスト機構16の説明においては、図5における左右を左右方向又は幅方向、図5の上下を前後方向と呼ぶ。これは、立ち乗り状態となった使用者Mから見た前後方向、左右方向と一致する。
[ツイスト機構]
ツイスト機構16は、搭乗台3に対し、設置台2と搭乗台3との間に設けられる左右方向の軸心Xを境として、この搭乗台3の前方側を左右方向の一方に揺動させると同時に後方側を前方側とは反対方向に揺動させて、搭乗台3を回転往復運動を行わせるものであり、これによって搭乗台3上に乗った使用者Mの立位バランスを適度に崩させつつ、使用者Mに対して腰部や腹部を適度に捻るような運動を付与する。
ツイスト機構16は、前後方向を向くように配備され且つ搭乗台3を下方から支持する左右一対の支持アーム19A,19Bと、軸心Xを中心軸とすると共に、左右一対の支持アーム19A,19Bを左右方向に貫通した状態で架設され、且つ、駆動機構17により回転駆動自在とされている回転軸18と、この回転軸18の回転に伴い左右一対の支持アーム19A,19Bを揺動させる揺動手段20と、左右一対の支持アーム19A,19B間に架け渡される一対の支持軸21,22と、一対の支持軸21,22を支持アーム19A,19Bの揺動に連動して動かす連動手段23と、一対の支持軸21,22と搭乗台3とを連結する連結手段24とを備えて構成されている。
詳しくは、ツイスト機構16は、基板15の左右両側に、所定の間隔をおいて突設された一対の支持フレーム25,25を有している。この支持フレーム25,25は側面視で略三角形状を有していて、その略中央上部には支持ブラケット26が設けられている。左右一対の支持ブラケット26,26間には、左右方向を向く回転軸18がその両端が軸受け27を介して回転自在に支承されている。
回転軸18の中央部であって基板15上には、当該回転軸18を回転させる駆動機構17が設けられている。
詳しくは、基板15の略中央部には減速機28が配備されており、この減速機28に回転軸18の軸方向中央部が貫通している。減速機28は、ギヤケース29と、ギヤケース29内で回転軸18を回転自在に支持するベアリングと、回転軸18に固定されたウォームホイール及びそれに噛合するウォームギアとからなるギヤ機構(図示せず)とを有している。減速機28の後方には電動モータ30が取り付けられ、その出力軸の先端にウォームギアが取り付けられている。
回転軸18の軸心方向中途部であって減速機28を挟む両側には、回転軸18に対して傾斜したカム面32Aを有する右カム部材33及び左カム部材34(一対のカム部材)が設けられている。各カム部材33,34は円柱形状を呈しており同軸状に回転軸18に取り付けられている。
詳しくは、図7に示すように、右カム部材33及び左カム部材34は、円柱形状で端面が斜めに形成されている内カム部材35と、円柱形状であって内カム部材35の端面に突き合わさるような端面を有する外カム部材36とから成り、両者35,36は各端面が接するように付き合わされネジ止めされ一体となって、回転軸18に相対回転不能に固定されている。
外カム部材36の端面に隣接する外周面にはカム面32Aが形成され、左カム部材34及び右カム部材33はカム面32Aを有するものとなっている。カム面32Aが回転軸18に対して同じ向きに傾斜するように、左カム部材34及び右カム部材33が回転軸18に配備されるものとなっている。
左カム部材34のカム面32Aには、リング形状を有する左ボス部37の内壁がベアリング38を介して摺動自在に嵌り込んでいる。そのため、左ボス部37は左カム部材34に相対回転自在に外嵌するようになっている。さらに、左ボス部37の前後から上方向きに一対の支持片40,40が延びていて、左支持アーム19Aを形成している。
一対の支持片40,40のそれぞれ先端部、すなわち左支持アーム19Aの一端部、他端部には、軸心が左右方向を向く略円柱形を有する第1ボス部41、第2ボス部42がボルト等で取り付けられている。
左ボス部37の下部には、振れ止めピン43が下方を向くように突設されている。一方、基板15上であって左ボス部37の下方には、左右方向を向くように形成された振れ止め溝44を有する係止部材45が取り付けられている。振れ止めピン43は、振れ止め溝44に左右方向へ摺動自在に嵌り込んでいる。これら振れ止めピン43と振れ止め溝44を有する係止部材45とで、左支持アーム19Aが回転軸18に伴って回ることを規制する振れ止め手段46が構成されている。
同様に、右カム部材33のカム面32には、リング形状を有する右ボス部48の内壁がベアリング38を介して摺動自在に嵌り込んでいる。そのため、右ボス部48は右カム部材33に相対回転自在に外嵌するようになっている。さらに、右ボス部48の前後から上方向きに一対の支持片40,40が延びていて、右支持アーム19Bを形成している。
一対の支持片40,40のそれぞれ先端部、すなわち右支持アーム19Bの一端部、他端部には、軸心が左右方向を向く略円柱形を有する第3ボス部49、第4ボス部50がボルト等で取り付けられている。
右ボス部48の下部には、振れ止めピン43が下方を向くように突設されている。一方、基板15上であって右ボス部48の下方には、左右方向を向くように形成された振れ止め溝44を有する係止部材45が取り付けられている。振れ止めピン43は、振れ止め溝44に左右方向へ摺動自在に嵌り込んでいる。これら振れ止めピン43と振れ止め溝44を有する係止部材45とで、右支持アーム19Bが回転軸18に伴って回ることを規制する振れ止め手段46が構成されている。
以上述べた左、右ボス部37,48、左、右カム部材33,34、振れ止め手段46により、左、右支持アーム19A,19Bを揺動させる揺動手段20が構成されている。
また、図2,図3,図5〜図7に示す如く、前述した第1ボス部41と第3ボス部49との間には、左右方向を向き略水平状態とされた第1支持軸21が架け渡されている。
詳しくは、第1支持軸21の左端部(一端部)には、軸心が水平方向を向く円柱状の第1カム部材51が取り付けられている。第1カム部材51の幅方向外端部は傾斜面状となっており、その周囲には、左ボス部37に形成されたカム面32Aと同じ傾きを持ったカム面32Bが形成されている。このカム面32Bにはベアリング38のインナー部が嵌り込んでおり、このベアリング38のアウター部が前記第1ボス部41に形成された内壁に嵌り込むことで、第1カム部材51が第1ボス部41に回動自在に嵌り込む構成となっている。
第1支持軸21の右端部(他端部)には、軸心が水平方向を向く円柱状の第3カム部材52が取り付けられている。第3カム部材52の幅方向外端部も傾斜面状となっており、その周囲には、右ボス部48に形成されたカム面32Aと同じ傾きを持ったカム面32Bが形成されている。このカム面32Bにはベアリング38のインナー部が嵌り込んでおり、このベアリング38のアウター部が前記第3ボス部49に形成された内壁に嵌り込むことで、第3カム部材52が第3ボス部49に回動自在に嵌り込む構成となっている。
同様に、第2ボス部42と第4ボス部50との間には、左右方向を向き略水平状態とされた第2支持軸22が架け渡されている。詳しくは、第2支持軸22の左端部(一端部)には、軸心が水平方向を向く円柱状の第2カム部材53が取り付けられている。第2カム部材53の幅方向外端部は傾斜面状となっており、その周囲には、左ボス部37に形成されたカム面32Aと同じ傾きを持ったカム面32Bが形成されている。このカム面32Bにはベアリング38のインナー部が嵌り込んでおり、このベアリング38のアウター部が前記第2ボス部42に形成された内壁に嵌り込むことで、第2カム部材53が第2ボス部42に回動自在に嵌り込む構成となっている。
第2支持軸22の右端部(他端部)には、軸心が水平方向を向く円柱状の第4カム部材54が取り付けられている。第4カム部材54の幅方向外端部も傾斜面状となっており、その周囲には、右ボス部48に形成されたカム面32Aと同じ傾きを持ったカム面32Bが形成されている。このカム面32Bにはベアリング38のインナー部が嵌り込んでおり、このベアリング38のアウター部が前記第4ボス部50に形成された内壁に嵌り込むことで、第4カム部材54が第4ボス部50に回動自在に嵌り込む構成となっている。
言い換えれば、第1カム部材51及び第3カム部材52に形成されたカム面32Bと左カム部材34に形成されたカム面32Aとが同じ向きに傾斜するように、第1カム部材51及び第3カム部材52は第1支持軸21に取り付けられている。
同じく、第2カム部材53及び第4カム部材54に形成されたカム面32Bと右カム部材33に形成されたカム面32Aとが同じ向きに傾斜するように、第2カム部材53及び第4カム部材54は第2支持軸22に取り付けられている。
これら第1〜第4カム部材51,52,53,54とそれらが嵌り込む第1〜第4ボス部41,42,49,50により連動手段23が構成され、第1,第2支持軸21,22を第1,第2支持アーム19A,19Bの揺動に連動して左右方向に動かすことができる。第1,第2支持軸21,22の動きは、互いに平行状態を保ちつつ、第1支持軸21が右に移動する際には第2支持軸22は左に移動し、第1支持軸21が左に移動する際には第2支持軸22は右に移動する(逆位相移動)。
前述した第1支持軸21と第2支持軸22とには、搭乗台3とツイスト機構16とを連結する連結手段24が設けられている。
連結手段24は、第1支持軸21に対して上方を向くように設けられた左右一対の第1支持ピン60,60と、第2支持軸22に対して上方を向くように設けられた左右一対の第2支持ピン61,61を有している。
さらに、左右一対の第1支持ピン60,60が下方から嵌り込み、且つ左右一対の第1支持ピン60,60間で搭乗台3の前部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第1連結部材62と、左右一対の第2支持ピン61,61が下方から嵌り込み、且つ左右一対の第2支持ピン61,61間で搭乗台3の後部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第2連結部材63とを有している。
詳しくは、第1支持軸21の左右方向中途部には、当該第1支持軸21周りに回動自在に嵌り込んでいる左右一対の第1支持部材64,64が設けられている。この第1支持部材64,64は略立方体形状をしている。それぞれの第1支持部材64,64の上面には、上方を向くように設けられた第1支持ピン60,60が設けられている。
第2支持軸22の左右方向中途部には、当該第2支持軸22周りに回動自在に嵌り込んでいる左右一対の第2支持部材65,65が設けられている。この第2支持部材65,65は略立方体形状をしている。それぞれの第2支持部材65,65の上面には、上方を向くように設けられた第2支持ピン61,61が設けられている。
一方、図2,図6に示すように、搭乗台3の下面であって前部側には、第1取り付け部材66が垂下するように設けられ、この第1取り付け部材66の下部に対し上下軸心回りに回動自在に第1連結部材62が連結されている。具体的には、第1取り付け部材66の下部には、上下方向を向く連結ピン67の一方が嵌め込まれ、連結ピン67の他方が第1連結部材62の上面であって幅方向中央部に回動自在に嵌り込んでいる。なお、本実施形態の場合、第1取り付け部材66と第1連結部材62との間には、摺動リング68が挟み込まれている。第1連結部材62の下面であって幅方向両側部には、上下方向を向く一対の挿入孔69,69が設けられている。この挿入孔69,69には前述した第1支持ピン60,60がそれぞれ回動自在に嵌り込んでいる。
同様に、搭乗台3の下面であって前部側には、第2取り付け部材70が垂下するように設けられ、この第2取り付け部材70の下部に対し上下軸心回りに回動自在に第2連結部材63が連結されている。具体的には、第2取り付け部材70の下部には、上下方向を向く連結ピン67の一方が嵌め込まれ、連結ピン67の他方が第2連結部材63の上面であって幅方向中央部に回動自在に嵌り込んでいる。なお、本実施形態の場合、第2取り付け部材70と第2連結部材63との間には、摺動リング68が挟み込まれている。第2連結部材63の下面であって幅方向両側部には、上下方向を向く一対の挿入孔69,69が設けられている。この挿入孔69,69には前述した第2支持ピン61,61がそれぞれ回動自在に嵌り込んでいる。
このように、第1,第2支持ピン60,61や第1,第2連結部材62,63などから構成される連結手段24を介して、搭乗台3はツイスト機構16に連結されるものとなっている。
[作動態様]
以上のような構成を有する立ち乗り型運動装置1の作動態様は、以下の通りである。
使用者Mはまず、立った姿勢のまま搭乗台3上に乗り、左右の滑止めパッド10に合わせて左右の足をやや広げ、把持装置4の把持部4a(左右のスティック14の各上端部)をそれぞれ左右の手で把持する。この滑止めパッド10が設けられていることにより、搭乗台3は、ツイスト機構16の動作基準となる軸心Xに対し、これと平面視直交する前方又は後方を、使用者Mから見た正面として立ち乗りできるようになったものと言える。
従ってツイスト機構16は、搭乗台3に乗った使用者Mから見てその正面側(胸の向く方)を左右方向の一方に揺動させると同時に背面側(背中の向く方)を正面側とは反対方向に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることになる。
搭乗台3上に乗った使用者Mがスタートスイッチ(図示せず)をONにすると、駆動機構17の電動モータ30が回転し、ウォームギアを介してウォームホイールを回し、回転軸18を回転駆動する。
それに伴い、回転軸18に取り付けられた右カム部材33及び左カム部材34が回転し、左支持アーム19A及び右支持アーム19Bは同方向に回転しようとする。しかしながら、ボス部37,48の下部に設けられた振れ止めピン43が係止部材45の振れ止め溝44に嵌り込んでいるため、かかる連れ回りは規制される。
右カム部材33及び左カム部材34に形成されたカム面32Aは、回転軸18に対して同方向に傾斜していると共に、振れ止めピン43は振れ止め溝44に沿って左右に摺動可能であるため、回転軸18の回転に伴って、左支持アーム19Aと右支持アーム19Bとが左右に同位相で動くようになる。すなわち、第1ボス部41と第3ボス部49とが共に左側に移動する時に、第2ボス部42と第4ボス部50とが共に右側に移動し、逆に、第1ボス部41と第3ボス部49とが共に右側に移動する時に、第2ボス部42と第4ボス部50とが共に左側に移動するようになる。
左支持アーム19Aと右支持アーム19Bとが、このような動きをするために、図5に示すように、第1支持軸21と第2支持軸22とは互いに左右方向を向き平行状態を保ちつつ、一方の支持軸21,22が右へ移動すると、他方の支持軸22,21が左へ移動するような往復運動をする。
この動きに伴って、第1支持軸21に対して上方を向くように設けられた左右一対の第1支持ピン60,60と、第2支持軸22に対して上方を向くように設けられた左右一対の第2支持ピン61,61とは、左右方向に逆位相で動くようになる。かかる支持ピン60,61が遊嵌状態で挿入された第1,第2連結部材62,63も左右方向に逆位相で動くようになる。
そのため、第1,第2連結部材62,63に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている搭乗台3は、平面視で中央を中心として左右方向に回転往復運動するようになる。
従って、この搭乗台3上に立ち乗り状態となった使用者Mは、腰部や腹部を適度に捻るような運動を与えられると共に、バランスが崩されるような動きを付与されるため、体の各部の筋肉の強化や平衡感覚の強化を行うことができ、ひいては、ダイエット等の健康増進を図ることができるものとなる。
[第2実施形態]
図9には、本発明に係る立ち乗り型運動装置1の第2実施形態が示されている。
この第2実施形態の立ち乗り型運動装置1において搭乗台3は、前記軸心Xに対してその延長方向である左方又は右方を、使用者Mから見た正面として立ち乗りできるようになったものである。
そのためツイスト機構16は、搭乗台3に乗った使用者Mから見てその側方側(右肩又は左肩の向く方)を前後方向の一方に揺動させると同時に逆の側方側(左肩又は右肩の向く方)を前後方向の他方側に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることになる。
本第2実施形態において、設置台2に設けられる把持装置4は、第1実施形態に示したものとは平面視して90°、回転させた位置に下端部が固定された一対のスティック14,14を有したものとなっている。
その他の構成及び作用効果は第1実施形態と略同様であり、ここでの詳説は省略する。
[第3実施形態]
図10には、本発明に係る立ち乗り型運動装置1の第3実施形態が示されている。
この第3実施形態の立ち乗り型運動装置1において搭乗台3は平面視円形に形成されている。すなわち、この搭乗台3は、使用者Mの立ち位置や立ち向きを何ら規制するものではない。
そのため、ツイスト機構16は、搭乗台3に乗った使用者Mから見てその正面側(胸の向く方)を左右方向の一方に揺動させると同時に背面側(背中の向く方)を正面側とは反対方向に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることができる他、搭乗台3に乗った使用者Mから見てその側方側(右肩又は左肩の向く方)を前後方向の一方に揺動させると同時に逆の側方側(左肩又は右肩の向く方)を前後方向の他方側に揺動させるように、回転往復運動を生じさせることもできるものである。これらの選択は、搭乗台3に乗る使用者M(立ち向き)に全て委ねられることになる。
また設置台2に設けられる把持装置4は、平面視してL字状を呈するフレーム状に形成されたものであって、設置台2における三つの隅角部に下端部が固定されて上方へ突出する3本の支柱90,90,90を有し、各支柱90,90,90の上端部間を水平に連結する状態で水平バー状の把持部4aが設けられて成る。
なお、図示は省略するが、いずれかの支柱90又は把持部4aに対して固定タイプ又はリモコンタイプの操作パネル部を設ければよい。
その他の構成及び作用効果は第1、第2実施形態と略同様であり、ここでの詳説は省略する。
[変形例]
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、本発明に係る立ち乗り型運動装置1には、軸心Xを揺動中心として前後方向に搭乗台3を揺動往復運動させるスイング機構92を設けることができる。このようなスイング機構92を設けることにより、搭乗台3上に乗った使用者Mの立位バランスを適度に崩させつつ、使用者Mに対して腰部や腹部を前後に揺するような運動を付与することができる。
軸心Xは、ツイスト機構16(例えば図2及び図3参照)に具備された回転軸18の中心軸に一致している。すなわち、ツイスト機構16において、回転軸18は、基板15上に設けられた一対の支持フレーム25,25及び支持ブラケット26,26により、軸受け27,27を介して回転自在に架設されたものであると共に、この回転軸18によって左右一対の支持アーム19A,19Bを左右方向に貫通し、これら左右一対の支持アーム19A,19Bを介して搭乗台3を支持する構造になっている。そのため、搭乗台3は、この回転軸18のまわりで左右一対の支持アーム19A,19Bを介して前後方向に揺動往復自在となっているのである。
スイング機構92は、これら左右一対の支持アーム19A,19Bを介して搭乗台3を前後方向に揺動往復させるものであり、上記構成とされたツイスト機構16のなかで、これら左右一対の支持アーム19A,19Bに振れ止めピン43を介して係合する係止部材45を前後方向に摺動させる構成となっている。
図11には、スイング機構92を構成させるために必要とされるスライダー80が示されている。このスライダー80は、左右の係止部材45と、これら左右の係止部材45,45に対してその左右両外側に設けられた外スライダー77,77と、左右の係止部材45,45に対してその中間に設けられた中央スライダー78とを有し、これらが互いに平行とされた前軸93と後軸79とで枠体状に連結されたものとなっている。
前軸93は、左の係止部材45の左側面から左方へ突出する枢支軸75と、右の係止部材45の右側面から右方へ突出する枢支軸75と、これら左右の係止部材45の間を連結する連結軸76とを有したものである。
左右の枢支軸75及び連結軸76は、互いに同軸であり、また左右の係止部材45が各独立して回転自在となるように、外スライダー77,77や中央スライダー78又は係止部材45に対して回転自在に保持されている。
後軸79は、左右の外スライダー77,77と中央スライダー78とを一体又は分離して連結したものとなっている。
左右の係止部材45,45に形成された振れ止め溝44に、左右の支持アーム19A,19Bの振れ止めピン43がそれぞれ係合する構造であるから、スライダー80を前後移動させれば、振れ止めピン43を介して左右の支持アーム19A,19Bへ前後移動力を伝えることができ、これら左右の支持アーム19A,19Bを回転軸18まわりで回転させることができる。
上記したように、係止部材45,45は左右の枢支軸75及び連結軸76を中心として回転自在であるから、左右の支持アーム19A,19Bが回転軸18まわりで回転すれば、この回転に合わせて係止部材45,45の回転角度も自動調整され、振れ止め溝44内で振れ止めピン43が摺動自在となる係合状態は常に維持される。
なお、図足は省略するが、左右の外スライダー77,77や中央スライダー78を前後方向でガタツキなく摺動自在に保持する構造を採用すればよい。
このようなスライダー80は、例えば後軸79に一端を連結されると共に他端を前方又は後方へ延出されたリンク部材85と、このリンク部材85の他端に前後方向の押し引き力を伝える偏心カム円板と、この偏心カム円板を回転させる駆動具とを有した駆動機構により駆動することができる。
なお、このようなスイング機構92は、第1実施形態乃至第3実施形態のいずれにも採用可能である。
一方、把持装置4においては、第1及び第2実施形態で示したスティック14を採用する場合、左右一対(2本)とすることが限定されるものではなく、いずれか1本だけとしてもよい。また、設置台2の3つの隅角部に各1本として計3本としたり、設置台2の4つの隅角部に各1本として計4本としたりすることも可能である。
各スティック14は、カーボンなどを含んだ弾性材料により弾性変形及び復元自在なものとすることが可能であると共に、スチールパイプ製などとして剛性を有したものとすることも可能である。
連結手段24を構成する第1,第2支持ピン60,61は一対設けられる必要はなく、それぞれ1本であってもよい。
立ち乗り型運動装置の第1実施形態について示した全体斜視図である。 ツイスト機構に搭乗台が取り付けられる様子を示した斜視図である。 揺動装置の斜視図である。 立ち乗り型運動装置の側面断面図である。 揺動装置の平面図である。 揺動装置の正面図である。 図5中のA−A線断面図である。 立ち乗り型運動装置の第1実施形態についてその使用状況を示した全体斜視図である。 立ち乗り型運動装置の第2実施形態についてツイスト機構に搭乗台が取り付けられる様子を図2と比較し易いように示した斜視図である。 立ち乗り型運動装置の第3実施形態についてその使用状況を示した全体斜視図である。 本発明に係る立ち乗り型運動装置において採用可能なスイング機構を示した斜視図である。
符号の説明
1 立ち乗り型運動装置
2 設置台
3 搭乗台
16 ツイスト機構
17 駆動機構
18 回転軸
19A 左支持アーム(支持アーム)
19B 右支持アーム(支持アーム)
20 揺動手段
21 第1支持軸
22 第2支持軸
23 連動手段
24 連結手段
32A カム面
32B カム面
33 右カム部材(カム部材)
34 左カム部材(カム部材)
37 左ボス部
41 第1ボス部
42 第2ボス部
43 振れ止めピン
44 振れ止め溝
46 振れ止め手段
48 右ボス部
49 第3ボス部
50 第4ボス部
51 第1カム部材
52 第3カム部材
53 第2カム部材
54 第4カム部材
60 第1支持ピン
61 第2支持ピン
62 第1連結部材
63 第2連結部材
F 床面

Claims (11)

  1. 床面(F)上に設置される設置台(2)と、該設置台(2)の上方に設けられた搭乗台(3)と、該設置台(2)と搭乗台(3)との間に設けられる左右方向の軸心(X)を境として、該搭乗台(3)の前方側を左右方向の一方に揺動させると同時に後方側を前方側とは反対方向に揺動させて該搭乗台(3)を回転往復運動させるツイスト機構(16)と、該ツイスト機構(16)を駆動する駆動機構(17)と、を備えていることを特徴とする立ち乗り型運動装置。
  2. 床面(F)上に設置される設置台(2)と、該設置台(2)の上方に設けられた搭乗台(3)と、該設置台(2)と搭乗台(3)との間に設けられる左右方向の軸心(X)を境として、該搭乗台(3)の前方側を左右方向の一方に揺動させると同時に後方側を前方側とは反対方向に揺動させて該搭乗台(3)を回転往復運動させるツイスト機構(16)と、前記軸心(X)廻りに当該搭乗台(3)を揺動往復運動させるスイング機構(92)と、前記ツイスト機構(16)とスイング機構(92)とを駆動する駆動機構(17)と、を備えていることを特徴とする立ち乗り型運動装置。
  3. 前記ツイスト機構(16)は、左右方向を向くように架設され且つ前記駆動機構(17)により回転駆動される回転軸(18)と、前後方向を向くように配備され且つ前記搭乗台(3)を下方から支持する左右一対の支持アーム(19A,19B)と、前記回転軸(18)の回転に伴い左右一対の支持アーム(19A,19B)を揺動させる揺動手段(20)と、前記左右一対の支持アーム(19A,19B)間に架け渡される支持軸と、前記支持軸を支持アーム(19A,19B)の揺動に連動して動かす連動手段(23)と、前記支持軸と搭乗台(3)とを連結する連結手段(24)と、を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の立ち乗り型運動装置。
  4. 前記左の支持アーム(19A)は、その一端部及び他端部に第1ボス部(41)及び第2ボス部(42)を有し、
    前記右の支持アーム(19B)は、その一端部及び他端部に第3ボス部(49)及び第4ボス部(50)を有し、
    前記支持軸は、第1ボス部(41)と第3ボス部(49)との間に架け渡された第1支持軸(21)と、第2ボス部(42)と第4ボス部(50)との間に架け渡された第2支持軸(22)とを有し、
    前記揺動手段(20)は、前記第1ボス部(41)及び第3ボス部(49)が左側に移動した際に第2ボス部(42)及び第4ボス部(50)が右側に移動し、第1ボス部(41)及び第3ボス部(49)が右側に移動した際に第2ボス部(42)及び第4ボス部(50)が左側に移動するように、前記左右一対の支持アーム(19A,19B)を回転軸(18)に連結するものであって、
    前記連動手段(23)は、前記第1支持軸(21)と第2支持軸(22)とを左右一対の支持アーム(19A,19B)と同期して左右に動かすものであり、
    前記連結手段(24)は、第1支持軸(21)と搭乗台(3)の前部とを上下軸心周りに回動自在に連結すると共に、第2支持軸(22)と搭乗台(3)の後部とを上下軸心周りに回動自在に連結するものであることを特徴とする請求項3に記載の立ち乗り型運動装置。
  5. 前記揺動手段(20)は、前記回転軸(18)の軸心方向中途部に固定され且つ当該回転軸(18)に対して同じ向きに傾斜したカム面(32A)を有する左右一対のカム部材(33,34)と、前記左右一対の支持アーム(19A,19B)の中途部に設けられ且つ左右一対のカム部材(33,34)のカム面(32A)に摺動自在に嵌り込む左右一対のボス部(37,48)と、前記左右一対のボス部(37,48)の下部に設けられて左右一対の支持アーム(19A,19B)が回転軸(18)に伴って連れ回りすることを規制する振れ止め手段(46)と、を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の立ち乗り型運動装置。
  6. 前記振れ止め手段(46)は、左右一対のボス部(37,48)の下部に突設された振れ止めピン(43)と、前記振れ止めピン(43)が摺動自在に嵌り込み且つ左右方向を向くように形成された振れ止め溝(44)と、を有することを特徴とする請求項5に記載の立ち乗り型運動装置。
  7. 前記連動手段(23)は、第1支持軸(21)の一端部に設けられて第1ボス部(41)に嵌り込む第1カム部材(51)と、第1支持軸(21)の他端部に設けられて第3ボス部(49)に嵌り込む第3カム部材(52)と、前記第2支持軸(22)の一端部に設けられて第2ボス部(42)に嵌り込む第2カム部材(53)と、第2支持軸(22)の他端部に設けられて第4ボス部(50)に嵌り込む第4カム部材(54)とを有し、
    前記第1カム部材(51)及び第3カム部材(52)は、同カム部材(51,52)に形成されたカム面(32B)と前記左右一対のカム部材(33,34)のカム面(32A)とが同じ向きに傾斜するように、第1支持軸(21)に取り付けられ、
    前記第2カム部材(53)及び第4カム部材(54)は、同カム部材(53,54)に形成されたカム面(32B)と前記左右一対のカム部材(33,34)のカム面(32A)とが同じ向きに傾斜するように、第2支持軸(22)に取り付けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の立ち乗り型運動装置。
  8. 前記連結手段(24)は、第1支持軸(21)に対して上方を向くように設けられた一対の第1支持ピン(60,60)と、第2支持軸(22)に対して上方を向くように設けられた一対の第2支持ピン(61,61)と、前記一対の第1支持ピン(60,60)が下方から嵌り込み且つ当該一対の第1支持ピン(60,60)間で搭乗台(3)の前部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第1連結部材(62)と、前記一対の第2支持ピン(61,61)が下方から嵌り込み且つ当該一対の第2支持ピン(61,61)間で搭乗台(3)の後部下面に対して上下軸心回りに回動自在に連結されている第2連結部材(63)と、を有していることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の立ち乗り型運動装置。
  9. 前記搭乗台(3)は、前記軸心(X)に対してこれと平面視で直交する前方又は後方を、使用者から見た正面として立ち乗りできるようになっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の立ち乗り型運動装置。
  10. 前記搭乗台(3)は、前記軸心(X)に対してその延長方向である左方又は右方を、使用者から見た正面として立ち乗りできるようになっていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の立ち乗り型運動装置。
  11. 前記設置台(2)には、前記搭乗台(3)上に乗る使用者が正面を向いたまま、つかまり立ち可能となる把持部(4a)を有する把持装置(4)が設けられていることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の立ち乗り型運動装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010207570A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 B Green Technology Co Ltd スイング運動ベンチ
TWI499442B (ja) * 2013-08-09 2015-09-11
JP2019000617A (ja) * 2017-06-15 2019-01-10 大東電機工業株式会社 搭乗型運動装置
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