JP2007275138A - 着座型運動装置 - Google Patents

着座型運動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007275138A
JP2007275138A JP2006102469A JP2006102469A JP2007275138A JP 2007275138 A JP2007275138 A JP 2007275138A JP 2006102469 A JP2006102469 A JP 2006102469A JP 2006102469 A JP2006102469 A JP 2006102469A JP 2007275138 A JP2007275138 A JP 2007275138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
connecting member
installation
exercise device
motion mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006102469A
Other languages
English (en)
Inventor
Suu Ri
スゥー リ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daito Electric Machine Industry Co Ltd filed Critical Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority to JP2006102469A priority Critical patent/JP2007275138A/ja
Publication of JP2007275138A publication Critical patent/JP2007275138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】乗馬運動に近く効果的なバランス訓練を行う。
【解決手段】設置台2と、座席3と、設置台2と座席3との間に設けられ且つ座席3を揺動させる揺動装置17とを備えた着座型運動装置において、揺動装置17を、上下運動機構22と、首振り運動機構23と、上下運動機構22及び首振り運動機構23を同時動作させる駆動機構21とで構成し、設置台2上に上下運動機構22を設け、上下運動機構22の上部に首振り運動機構23を設け、首振り運動機構23の上部に座席3を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、着座型運動装置に関する。
従来、着座型運動装置として、使用者が座席に座った状態で座席を様々な方向に揺動させて使用者のバランス訓練を行うものが知られている(特許文献1)。
この着座型運動装置は、軸心を左右方向へ向けた左右軸を使って組まれた機構により座席を支持し、これによって座席を前後方向に立体運動させるようになっている。さらに、軸心を前後方向へ向けた前後軸が設けられ、この前後軸を支点としてその上側で、座席が左右方向に揺動自在となっている。
また、本願出願人は、特許文献2に開示された着座型運動装置を既に開発している。この着座型運動装置は、座席と支持台とを有し、支持台側に設けた対の支持手段に、座席をそれぞれ連結することにより、座席は、対の支持手段を介して支持台に支持され、利用者の姿勢を崩すように座席を揺動させる揺動機構を座席と支持台との間に備え、前記揺動機構は、一方の支持手段に回転軸まわりに回転自在に保持された回転部材を備え、前記座席は、回転部材の回転軸廻りの回転に伴って揺動運動するように、前記回転部材の回転軸から偏心した位置に連結され、他方の支持手段は、前記座席の揺動運動を許容するように座席を支持しており、前記回転部材をその回転軸まわりに回転させる駆動手段を備える構成となっている。
特開2004−344684号公報 特開2005−296625号公報
特許文献2の着座型運動装置は、座部に着座した使用者のバランス訓練運動を効果的の行わせることができ、使用者の筋力アップやダイエット等に寄与するものとなっている。
しかしながら、使用者のニーズは多種多様であり、バランス運動も実際の乗馬に近いリアルな動きや、使用者の腹筋や背筋に効果的に作用する動きを求める傾向が強くなってきている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、乗馬運動に近く効果的なバランス訓練ができるようにした着座型運動装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
すなわち、本発明に係る着座型運動装置は、床面上に設置される設置台と、座席と、該設置台と座席との間に設けられ且つ座席を揺動させる揺動装置とを備えたものであって、前記揺動装置には、上下運動機構と、首振り運動機構と、該上下運動機構及び首振り運動機構を同時動作させる駆動機構と、が備えられていることを特徴とする。
このような構成を有する着座型運動装置を使用することで、上下運動機構により、使用者は上下方向のバランス運動を受けることになり、且つ首振り運動機構により、左右にツイストするような運動を受け、乗馬運動に近く効果的なバランス訓練をすることができるようになる。
好ましくは、前記設置台上に上下運動機構が設けられ、該上下運動機構の上側に首振り運動機構が設けられ、該首振り運動機構の上側に座席が設けられている構成とするとよい。
また、好ましくは、前記首振り機構は、前記座席を左右方向に振る首振り運動を当該座席に対して付与するものであって、当該首振り機構の前部側又は後部側に前記首振り運動の軸心が設けられているとよい。
好ましくは、前記上下運動機構は、設置台の前部に設けられた左右一対の前部支持部材と、設置台の後部に設けられた左右一対の後部支持部材と、前記前部支持部材間で軸心が左右方向を向くように支持された前部横軸と、該前部横軸に偏心状態で設けられた前部回動部材と、前記後部支持部材間で軸心が左右方向を向くように支持された後部横軸と、該後部横軸に同軸心に設けられた後部回動部材と、上下方向を向くように配備され且つ下端部が前部回動部材に回転自在に嵌り込む前部連結部材と、上下方向を向くように配備され且つ下端部が後部回動部材に回転自在に嵌り込む後部連結部材と、を有しているとよい。
さらに好ましくは、前記首振り運動機構は、前部連結部材及び後部連結部材の上方に配備され且つ上面に座席が設けられる座部設置部を有し、前記座部設置部の前後方向一方は、後部連結部材の上端部に対して上下方向を向く軸心回りに回動自在に枢支され、座部設置部の前後方向他方は、前部連結部材の上端部に対してスライド自在となっていて、前記前部連結部材が前部回動部材の軸心方向にスライド自在、及び/又は、後部連結部材が後部回動部材に軸心方向にスライド自在となっているとよい。
また、前記前部連結部材及び後部連結部材と座席設置部との間には、両者を連結する弾性部材が設けられているようにするとよい。
また好ましくは、前記駆動機構は、電動モータと、該電動モータの駆動力を上下運動機構へ伝動する第1出力部と、電動モータの駆動力を首振り運動機構へ伝動する第2出力部と、を有しているとよい。
さらに好ましくは、前記第1出力部は、上下運動機構に備えられた前部横軸又は後部横軸のいずれか一方に回転駆動力を付与するものであるとよい。
前記第2出力部は、左右方向を向く軸心周りに回転自在に配置され且つ外周面に沿って蛇行するエンドレスのカム溝が形成された円筒カムと、左右方向にスライド自在に保持されると共に前記カム溝に係合する摺動子を具備しているスライダと、を有し、スライダの左右方向の運動を、左右方向にスライド自在となっている前部連結部材又は後部連結部材へ伝える連動部材を有している構成とすることは非常によい。
最も好ましくは、前記座部設置部は、水平状に設けられた板体で構成され、前記座部設置部の後部は、後部連結部材の上端部に対して上下方向を向く軸心回りに回動自在に枢支され、座席設置部の前部には、前部連結部材の上端部に対して当該座席設置部を前後方向へスライド自在に支持するための長孔が形成され、前記後部連結部材は、後部回動部材の軸心方向にスライド自在となっていて、前記連動部材は、スライダの左右方向の運動を後部連結部材へ伝えるものとなっているとよい。
本発明に係る着座型運動装置では、乗馬運動に近く効果的なバランス訓練ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
[全体構成]
図1に示すように、着座型運動装置1は、床面F上に設置される設置台2と、この設置台2の上方に支持される座席3とを有している。使用者Mは座席3上に跨り乗馬姿勢で着座する。
以下、図2の如く着座した使用者Mから見た着座型運動装置1の前後方向、左右方向、上下方向を、本実施形態での前後方向、左右方向、上下方向とし説明を行う。
設置台2は、床面F上に配置されたベース4を有し、このベース4上に前支持脚5と後支持脚6とが前後方向に所定間隔をおいて立設され、これら前支持脚5と後支持脚6とのそれぞれの上部が上部連結部7によって連結された構造となっている。ベース4の左右両側には前方及び後方へ脚部8が突設され、これら脚部8の突端部下面に防振部材9が設けられている。
設置台2の前支持脚5には、その後面から左右両側へ向けてステップ10,10が突設されている。この部位に座席3上に着座した使用者Mが足を載置可能となっている。
ステップ10は、前支持脚5の後面に設けられたステップ取付部11に対してフック等の固定機構で着脱自在に取り付けられるものとなっているが、このステップ取付部11は上下方向に複数設けられており、これによってステップ10はその取付高さを変更自在となっている。
座席3は平面視楕円形状に形成され、その上面や外周面は耐摩耗性、耐久性、撥水性等に優れたシート材によって覆われている。殊に上面を覆うシート材はクッション性の豊富なものとされている。
座席3の前部側上面はやや小高く隆起され、この部分の頂上に操作パネル部15が設けられている。この操作パネル部15には、スタートスイッチやストップスイッチ、或いはモード切替スイッチや速度調整スイッチ等のスイッチが設けられている。
図1に示すように、設置台2の上部連結部7には収納凹部16が設けられ、この収納凹部16内に揺動装置17が収納設置されている。この揺動装置17は、座席3に対し上下運動・首振り運動が合成された運動を発生させて、座席3上に座った使用者Mの着座バランスを適度に崩させる動きを発生させる。揺動装置17は、設置台2と座席3とを連結する役目をも有しており、揺動装置17の下部側が設置台2側と連結され、揺動装置17の上部側が座席3側と連結されている。
図3〜図8に示すように、揺動装置17は、長方形状のプレート状に形成され且つメカ収納部16内に収納・固定されたベース体20に対し、その上面に駆動機構21と、この駆動機構21によって駆動される上下運動機構22が設けられ、上下運動機構22の上部に首振り運動機構23が設けられて構成されている。上下運動機構22は、座席3に対する上下の動作を発生させるものであり、首振り運動機構23は、座席3に対する略水平面内での首振り運動を発生させものである。
[上下運動機構]
図3〜図6に示すように、上下運動機構22は、ベース体20上の前後に設けられた支持部材(前部支持部材42、後部支持部材43)と、これら支持部材42,43に支持される横軸(前部横軸37、後部横軸38)と、これら横軸37,38に設けられた回動部材(前部回動部材40、後部回動部材41)と、これら回動部材40,41に嵌り込み、且つその上部に首振り運動機構23が設けられている連結部材(前部連結部材44、後部連結部材45)とを有している。
詳しくは、前部支持部材42は、設置台2に対して前部横軸37を回転自在に保持するものであって、ベース体20上の前部であって左右両側に設置されている。左右一対の前部支持部材42,42には、左右の軸受け台が設けられており、前部横軸37が、かかる軸受け台間で軸心を左右方向へ向けて架設されている。左右の軸受け台に保持される部分にはベアリング等の軸受け具46が設けられ、回転自在となっている。
同様に、後部支持部材43は、設置台2に対して後部横軸38を回転自在に保持するものであって、ベース体20上の後部であって左右両側に設置されている。左右一対の後部支持部材43,43には、左右の軸受け台が設けられており、後部横軸38が、かかる軸受け台間で軸心を左右方向へ向けて架設されている。左右の軸受け台に保持される部分にはベアリング等の軸受け具46が設けられ、回転自在となっている。前部支持部材42,42と後部支持部材43,43とは、互いに前後方向に所定間隔をおいて平行状態で保持されている。
前部横軸37には、前部横軸37よりも太い棒材でその断面が円形である前部回動部材40が、前部横軸37の軸方向中央部において偏心した状態で一体的に取り付けられている。前部横軸37の一端部は後述する駆動機構21の減速部32と連結されており、駆動機構21の作動時には前部横軸37が回転するのに伴って前部回動部材40が前部横軸37を中心とした偏心回転をする。
後部横軸38には、後部横軸38よりもやや太い棒材でその断面が円形である後部回動部材41が、後部横軸38の軸方向中央部において当該後部横軸38と同軸心で一体的に取り付けられている。
一方、前述した前部連結部材44は、その下端側に軸受け部50を有し、後部連結部材45も、その下端側に軸受け部51を有している。
前部連結部材44の軸受け部50には、前部回動部材40を回転自在に保持可能な保持孔50aが形成されている。この保持孔50aに対し、前部回動部材40が摺動回転自在な状態で挿通される。
同様に、後部連結部材45の軸受け部51には、後部回動部材41を回転自在に保持可能な保持孔51aが形成されている。この保持孔51aに対し、後部回動部材41が摺動回転自在な状態で挿通される。加えて、後部連結部材45の軸受け部50が後部回動部材41に対し、左右方向にスライド可能な遊嵌状態で嵌り込んでいるため、左右一対の後部連結部材45は、後部回動部材41の軸心と平行にスライド自在となっている。
上下運動機構22は、以上述べた構成を有しているため、駆動機構21の作動により、前部横軸37が回転し前部回動部材40が偏心回転を始めると、この前部回動部材40の偏心回転に伴って前部連結部材44は上下運動を始める。後部連結部材45は、後部回動部材41に同軸心状に嵌り込んでいるため、上下には移動せず、左右にスライドするのみである。ゆえに、前部連結部材44の上端面59と後部連結部材45の上端面59とを結んだ仮想線は、側面視で、後部連結部材45の上端面59を中心とした上下方向を向くヒンジ回動の如き運動を行うことになって、前後揺動とは全く異なった動きをすることになる。これらの動きは、後述の首振り運動機構23を介して座席3へと伝えられる。
[首振り運動機構]
上下運動機構22を構成する前部連結部材44と後部連結部材45との上部には、首振り運動機構23が設けられている。
図3〜図6に示すように、首振り運動機構23の構成としては、まず、前部連結部材44の上部と後部連結部材45の上部に、平面視長方形状の板体からなる座部設置部53が略水平状に配備されている。この座部設置部53の上面に座席3が取り付けられる。
座部設置部53の後部側であって、後部連結部材45の上端面59に対面する部分には、上下方向に貫通する連結孔54が設けられ、この連結孔54内を、後部連結部材45の上端面59に立設された後部係合柱55が遊嵌状態で嵌り込むものとなっている。本実施形態の場合、後部係合柱55の上部にはベアリング部56のインナー部56aが嵌り込み、ベアリング部56のアウター部56bは、連結孔54と同軸であって径大なように座部設置部53に形成された凹部57に嵌り込むものとなっている。
ゆえに、後部係合柱55の軸心P(上下方向を向く軸心)に対して、座部設置部53(特に前部側)が左右方向に揺動自在となっている。しかしながら、かかる揺動は後部係合柱55の軸心Pに直交する水平面内を略左右往復するものであり、本願発明の座部設置部53の運動は、後部係合柱55の軸心Pまわりの首振り運動であるといえる。
なお、後部連結部材45の前後方向を向く側面45a,45aには、前後方向に突出する鍔部58,58が設けられている。この鍔部58は、後部連結部材45の上部であって上端面59よりは下方側に配備されることが好ましい。
鍔部58の上面と座部設置部53の下面との間には、両者を連結する弾性部材60が複数個(本実施例の場合、各鍔部58に2つ)設けられている。弾性部材60は硬質ゴム等で構成され、後部連結部材45と座部設置部53とを確実に連結すると共に、座部設置部53の首振り運動をスムーズなものとする作用効果を奏する。
座部設置部53の前部側であって、前部連結部材44の上端面59に対面する部分には、前後方向を向く連結長孔61(長孔)が上下貫通状に設けられ、この連結長孔61内を、前部連結部材44の上端面59に立設された前部係合柱62が遊嵌状態で嵌り込むものとなっている。本実施形態の場合は、前部係合柱62の上部にはベアリング部56のインナー部56aが嵌り込み、ベアリング部56のアウター部56bは、連結長孔61より大きめに座部設置部53に形成された凹部57内を前後に摺動自在となっている。
前部連結部材44の前後方向を向く側面44a,44aには、後部連結部材45と同様に前後方向に突出する鍔部58,58が設けられている。この鍔部58は、前部連結部材44の上部であって上端面59よりは下方側に配備されることが好ましい。
鍔部58の上面と座部設置部53の下面との間には、両者を連結する弾性部材60が複数個(本実施例の場合、各鍔部58に2つ)設けられている。弾性部材60は硬質ゴム等で構成され、前部連結部材44と座部設置部53とを確実に連結すると共に、連結長孔61に沿った座部設置部53の前後運動をスムーズなものとする。
[駆動機構]
一方、駆動機構21は、1台の電動モータ30と伝動機構31とを有している。電動モータ30は、ベース体20の一方の短辺20aに近接して配置され、回転駆動軸の軸心が前後方向に向けられた縦置き配置となっている。これに対して減速部32の出力軸は軸心を左右方向へ向けて突出している。
図6〜図8に示すように、伝動機構31は、電動モータ30の回転力を上下運動機構22へ伝動する第1出力部70と、首振り運動機構23へ伝動する第2出力部71とを有したものとなっている。第2出力部71は、前部連結部材44と後部連結部材45との間に設けられている。
第1出力部70は、ウォームギア等で構成され且つ電動モータ30の回転が入力される減速部32を有していて、この減速部32の出力が前部横軸37へ伝えられるようになっている。すなわち、電動モータ30の回転は減速部32で減速され、減速された回転で前部横軸37は回り、上下運動機構22が動くようになる。
これに対し、第2出力部71は、前部横軸37に対して減速部32とは反対側の軸端部に連結された第2減速部72と、左右の軸受け台間で回転自在に保持され且つ第2減速部72が出力する回転駆動力により回転する出力軸73と、出力軸73の略中央部に同軸状に設けられた円筒カム78とを有している。さらに、第2出力部71は、左右の軸受け台の上部で軸心を左右方向に向けて架設されたガイドバー80と、このガイドバー80に沿ってスライド自在に保持されたスライダ81とを有している。円筒カム78の外周面には、周方向に沿って蛇行するエンドレスのカム溝82が形成され、スライダ81の下面には、下方側へ突設されカム溝82と係合する摺動子83が設けられている。
スライダ81の上面には、左右一対の突起部85,85が突設されており、突起部85,85間に把持溝(シャフト用把持溝)86が形成されている。この把持溝86へは、連動部材(シャフト)87の先端部〜中途部が前後方向を向くように嵌り込んでいる。連動部材87の基端部は、後部連結部材45の前側の側面45aであってその略中央部に垂直に突き刺さるような形態で連結されている。
かかる第2出力部71の構成により、第2減速部72により減速された電動モータ30の回転は、出力軸73へ伝えられ、この出力軸73と同期して円筒カム78が回転し、この円筒カム78の回転に伴って、カム溝82内を摺動子83がスライドし、スライダ81が左右方向へ往復運動する。スライダ81が左右方向へ往復運動するのに合わせて、後部連結部材45も、後部回動部材41に対しその軸心方向にスライドする。この際、前部連結部材44はその軸心方向へはスライドしない構成となっているため、平面視で座部設置部53は、その前部側は連結長孔61に沿った動きをするものの左右方向に動かず、後部側のみが左右方向に往復移動する。
かかる座部設置部53の動きを後部係合柱55の軸心Pから見ると、当該座部設置部53は、後部係合柱55の軸心Pを中心に、軸心Pに直交する水平面内を略往復するような首振り運動を行う。
[作動態様]
次に、前述した構成を具備して成る着座型運動装置1の作動態様を説明する。
使用者Mはまず、座席3を跨ぐような姿勢で座り、好みに応じてペダル10へ足を置いてから、操作パネル部15を使ってスタートスイッチをONにする。
すると、駆動機構21は、伝動機構31の第1出力部70を介して上下運動機構22を駆動させると共に、伝動機構31の第2出力部71を介して首振り運動機構23を駆動させる。
上下運動機構22においては、前部回動部材40の偏心回転により上下に運動する前部連結部材44により、首振り運動機構23を介して連結された座席3が上下方向に立体的に動くようになる。
首振り運動機構23においては、前述の如く、座部設置部53は、後部係合柱55の軸心Pを中心に、軸心Pに直交する水平面内を略往復するような首振り運動を行う。
このように座席3は、上下及び左右首振りの複雑な組み合わせ動作を行うことになり、座席3上に座った使用者Mは、座席3の揺動動作によって着座バランスを崩され、バランスをとろうとして特に上半身を動かし、これがダイエットや腰の疲労回復等に効果的な運動になる。この動きは、馬に乗ったときに人が感じる動きと非常に似ており、座席3に跨った使用者は、乗馬運動に近い効果的なバランス訓練ができるようになる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、首振り運動機構23が設置台2側に固定され、上下運動機構22が座席3側に固定される構造としてもよい。
また、第1出力部70は、上下運動機構22に備えられた後部横軸38に回転駆動力を付与するものとしてもよい。
着座型運動装置の外観を示す前方斜視図である。 着座型運動装置の使用状態を示した斜視図である。 揺動装置の前方左側からの斜視図である。 揺動装置の前方右側からの斜視図である。 揺動装置の平面図である。 揺動装置の右側側面図である(図4,図5で矢印A方向から見た側面図)。 揺動装置を構成する駆動機構の後方斜視図である。 揺動装置を構成する駆動機構の後方斜視図である。
符号の説明
1 着座型運動装置
2 設置台
3 座席
10 ステップ
21 駆動機構
22 上下運動機構
23 首振り運動機構
30 電動モータ
31 伝動機構
37 前部横軸
38 後部横軸
40 前部回動部材
41 後部回動部材
42 前部支持部材
43 後部支持部材
44 前部連結部材
45 後部連結部材
53 座部設置部
54 連結孔
55 後部係合柱
58 鍔部
60 弾性部材
61 連結長孔
62 前部係合柱
70 第1出力部
71 第2出力部
78 円筒カム
81 スライダ
82 カム溝
83 摺動子
87 シャフト

Claims (10)

  1. 床面(F)上に設置される設置台(2)と、座席(3)と、該設置台(2)と座席(3)との間に設けられ且つ座席(3)を揺動させる揺動装置(17)とを備えた着座型運動装置において、
    前記揺動装置(17)には、上下運動機構(22)と、首振り運動機構(23)と、該上下運動機構(22)及び首振り運動機構(23)を同時動作させる駆動機構(21)と、が備えられていることを特徴とする着座型運動装置。
  2. 前記設置台(2)上に上下運動機構(22)が設けられ、該上下運動機構(22)の上側に首振り運動機構(23)が設けられ、該首振り運動機構(23)の上側に座席(3)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の着座型運動装置。
  3. 前記首振り機構(23)は、前記座席(3)を左右方向に振る首振り運動を当該座席(3)に対して付与するものであって、当該首振り機構(23)の前部側又は後部側に前記首振り運動の軸心(P)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の着座型運動装置。
  4. 前記上下運動機構(22)は、設置台(2)の前部に設けられた左右一対の前部支持部材(42,42)と、設置台(2)の後部に設けられた左右一対の後部支持部材(43,43)と、
    前記前部支持部材(42,42)間で軸心が左右方向を向くように支持された前部横軸(37)と、該前部横軸(37)に偏心状態で設けられた前部回動部材(40)と、
    前記後部支持部材(43,43)間で軸心が左右方向を向くように支持された後部横軸(38)と、該後部横軸(38)に同軸心に設けられた後部回動部材(41)と、
    上下方向を向くように配備され且つ下端部が前部回動部材(40)に回転自在に嵌り込む前部連結部材(44)と、上下方向を向くように配備され且つ下端部が後部回動部材(41)に回転自在に嵌り込む後部連結部材(45)と、を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の着座型運動装置。
  5. 前記首振り運動機構(23)は、前部連結部材(44)及び後部連結部材(45)の上方に配備され且つ上面に座席(3)が設けられる座部設置部(53)を有し、
    前記座部設置部(53)の前後方向一方は、後部連結部材(45)の上端部に対して上下方向を向く軸心回りに回動自在に枢支され、座部設置部(53)の前後方向他方は、前部連結部材(44)の上端部に対してスライド自在となっていて、
    前記前部連結部材(44)が前部回動部材(40)の軸心方向にスライド自在、及び/又は、後部連結部材(45)が後部回動部材(41)に軸心方向にスライド自在となっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の着座型運動装置。
  6. 前記前部連結部材(44)及び後部連結部材(45)と座席設置部(53)との間には、両者を連結する弾性部材(60)が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の着座型運動装置。
  7. 前記駆動機構(21)は、電動モータ(30)と、該電動モータ(30)の駆動力を上下運動機構(22)へ伝動する第1出力部(70)と、電動モータ(30)の駆動力を首振り運動機構(23)へ伝動する第2出力部(71)と、を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の着座型運動装置。
  8. 前記第1出力部(70)は、上下運動機構(22)に備えられた前部横軸(37)又は後部横軸(38)のいずれか一方に回転駆動力を付与するものとなっていることを特徴とする請求項7に記載の着座型運動装置。
  9. 前記第2出力部(71)は、左右方向を向く軸心周りに回転自在に配置され且つ外周面に沿って蛇行するエンドレスのカム溝(82)が形成された円筒カム(78)と、左右方向にスライド自在に保持されると共に前記カム溝(82)に係合する摺動子(83)を具備しているスライダ(81)と、を有し、
    スライダ(81)の左右方向の運動を、左右方向にスライド自在となっている前部連結部材(44)又は後部連結部材(45)へ伝える連動部材(87)を有していることを特徴とする請求項7又は8に記載の着座型運動装置。
  10. 前記座部設置部(53)は、水平状に設けられた板体で構成され、
    前記座部設置部(53)の後部は、後部連結部材(45)の上端部に対して上下方向を向く軸心回りに回動自在に枢支され、
    座席設置部(53)の前部には、前部連結部材(44)の上端部に対して当該座席設置部(53)を前後方向へスライド自在に支持するための長孔(61)が形成され、
    前記後部連結部材(45)は、後部回動部材(41)の軸心方向にスライド自在となっていて、
    前記連動部材(87)は、スライダ(81)の左右方向の運動を後部連結部材(45)へ伝えるものとなっていることを特徴とする請求項9に記載の着座型運動装置。
JP2006102469A 2006-04-03 2006-04-03 着座型運動装置 Pending JP2007275138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006102469A JP2007275138A (ja) 2006-04-03 2006-04-03 着座型運動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006102469A JP2007275138A (ja) 2006-04-03 2006-04-03 着座型運動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007275138A true JP2007275138A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38677305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006102469A Pending JP2007275138A (ja) 2006-04-03 2006-04-03 着座型運動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007275138A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446266Y1 (ko) * 2009-02-13 2009-10-14 최송식 승마운동기구
KR101188136B1 (ko) 2010-06-08 2012-10-05 김주혁 승마운동 시뮬레이터
KR101188137B1 (ko) 2010-06-08 2012-10-05 김주혁 승마운동 시뮬레이터
KR101260268B1 (ko) 2012-07-20 2013-05-03 주식회사 네잎플러스 승마 운동 기구
JP2013523248A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 ゼナーツ インク 非定型曲線の軌跡を有する様々な3次元波形が生成される体感用ロボット
KR101413861B1 (ko) 2014-02-21 2014-07-04 주식회사 라이더 승마 운동 기구용 요동 유닛 및 이를 포함하는 승마 운동 기구용 요동 장치
KR101439498B1 (ko) 2013-03-26 2014-09-29 (주)신우기연 구동 장치 및 이를 포함하는 운동기구
KR101801553B1 (ko) * 2015-12-01 2017-11-27 주식회사 성우하이텍 맞대기 레이저 용접용 지그장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629895Y2 (ja) * 1981-12-09 1987-03-07
JPH03119176U (ja) * 1989-12-29 1991-12-09
JP2003275359A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Matsushita Electric Works Ltd 運動器具
JP2005296625A (ja) * 2004-03-08 2005-10-27 Daito Denki Kogyo Kk 着座型運動装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629895Y2 (ja) * 1981-12-09 1987-03-07
JPH03119176U (ja) * 1989-12-29 1991-12-09
JP2003275359A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Matsushita Electric Works Ltd 運動器具
JP2005296625A (ja) * 2004-03-08 2005-10-27 Daito Denki Kogyo Kk 着座型運動装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200446266Y1 (ko) * 2009-02-13 2009-10-14 최송식 승마운동기구
JP2013523248A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 ゼナーツ インク 非定型曲線の軌跡を有する様々な3次元波形が生成される体感用ロボット
KR101188136B1 (ko) 2010-06-08 2012-10-05 김주혁 승마운동 시뮬레이터
KR101188137B1 (ko) 2010-06-08 2012-10-05 김주혁 승마운동 시뮬레이터
KR101260268B1 (ko) 2012-07-20 2013-05-03 주식회사 네잎플러스 승마 운동 기구
KR101439498B1 (ko) 2013-03-26 2014-09-29 (주)신우기연 구동 장치 및 이를 포함하는 운동기구
KR101413861B1 (ko) 2014-02-21 2014-07-04 주식회사 라이더 승마 운동 기구용 요동 유닛 및 이를 포함하는 승마 운동 기구용 요동 장치
KR101801553B1 (ko) * 2015-12-01 2017-11-27 주식회사 성우하이텍 맞대기 레이저 용접용 지그장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007275138A (ja) 着座型運動装置
JP5946718B2 (ja) マッサージ装置及びこのマッサージ装置を備えた椅子型マッサージ機
JP2006255025A (ja) バランス健康機
KR20090077689A (ko) 운동 장치
JP2007029193A (ja) 運動装置
JP2008099816A (ja) バランス運動装置
JP3119176U (ja) 運動健康器具
JP2007167625A (ja) 運動装置
JP3127376U (ja) 着座型運動装置
JP4483814B2 (ja) 揺動型運動装置
JP2008272328A (ja) 立ち乗り型運動装置
JP2008011990A (ja) 着座型運動装置
JP2007054600A (ja) 着座型運動装置
JP2015039483A (ja) バランス運動装置
JP2008068123A (ja) 運動装置
JP3142208U (ja) 腰ツイスト運動器具
JP5426635B2 (ja) 着座型運動装置
KR102555146B1 (ko) 탑승형 운동기
JP2008212474A (ja) 着座型運動装置
JP2008011897A (ja) 乗馬型身体鍛練機
JP2004344684A (ja) バランス訓練装置
KR101267963B1 (ko) 커빙 시뮬레이션 장치
JP3180660U (ja) 揺動運動と上下動き機能とを兼ね備えるフィットネス装置
KR200436886Y1 (ko) 로데오 운동기구
CN101980681A (zh) 锻炼装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071219

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A02 Decision of refusal

Effective date: 20101102

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02