JPH11267164A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH11267164A
JPH11267164A JP7869798A JP7869798A JPH11267164A JP H11267164 A JPH11267164 A JP H11267164A JP 7869798 A JP7869798 A JP 7869798A JP 7869798 A JP7869798 A JP 7869798A JP H11267164 A JPH11267164 A JP H11267164A
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arm
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Application number
JP7869798A
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English (en)
Inventor
Tomoo Kobayashi
朋生 小林
Hiroyuki Akita
裕之 秋田
Yoshihiro Osano
義博 小佐野
Yoshiaki Hasegawa
由明 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施療部材の一回の開閉動作において施療部位
に与える押圧力の強度を変化させ、複雑でかつ快適な施
療感覚を与えてマッサージする満足度の高いマッサージ
機を提供する。 【解決手段】 一端部側に施療子21が設けられたアー
ム部7からなる一対の施療部材20,20を有し、両施
療子21,21間に挟まれた施療部位Sに両施療部材2
20,20の開閉運動により刺激を与える施療部2を備
えてなり、各施療部材20,20に、この各施療部材2
0,20を施療部位S方向に付勢する少なくとも2個の
弾性体23,23,24,24を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば手、足、腕
部、脚部または首部などの身体の一部である施療部位に
押しおよびもみ刺激を与えてマッサージするマッサージ
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来のマッサージ機の一部断面
で示した側面図である。図において、1はほぼ箱状のマ
ッサージ機本体で、内部に本体1の上面1aに載置され
る例えば腕部などの施療部位Sを挾持して押圧し、施療
部位Sに押しおよびもみ刺激を与える施療部2が設けら
れている。施療部2は、両端部が軸受け部4,4に回転
可能に軸支された駆動軸3と、駆動軸3の駆動源となる
モータなどを備えた駆動部5と、駆動軸3のほぼ中間部
に固定され断面ほぼ楔状に形成された円盤状の駆動カム
6と、下端部内側に突設され、駆動カム6の両周縁部6
a,6aに当接するように対向配置されたカム受け片7
a,7aを有する板状で一対のアーム部7,7と、その
先端部の取付面7b,7bに取り付けられ、円柱体の一
端をほぼ半球状に形成した硬質樹脂成型品からなる本体
部8a,8a、およびその取付面8b,8bを除く外周
にゴムの如き軟質材からなるカバー8c,8cを備えて
対向配置された施療子8,8と、一対のアーム部7,7
の長手方向のほぼ中間部を本体1の内壁に設けられた固
定部9に軸支するピン10,10と、ピン10,10の
下方側において施療子8,8が外側に開く方向(矢印m
方向)に付勢する両アーム部7,7間に介装された戻し
ばね11とによって構成されている。また、両アーム部
7,7のピン10,10より上方側は本体1の上面1a
から突出している。
【0003】そして、このように構成したマッサージ機
で例えば腕部である施療部位Sをマッサージする場合、
施療部位Sを本体1の上面1aに載置しつつ一対のアー
ム部7,7間に挿入し、両アーム部7,7を駆動したと
きに施療子8,8が施療部位Sに接触するように施療部
位Sを施療子8,8間に保持する。次に、本体1に設け
た電源スイッチ(図示せず)をONして駆動部5に通電
し、駆動軸3を回転駆動させる。この回転により駆動カ
ム6が回転し、これに伴って両アーム部7,7および施
療子8,8は、駆動カム6の周縁部6a,6aに当接し
ているアーム部7,7のカム受け片7a,7aによって
ピン10,10を中心に開閉する。そして、図17に示
すように、両アーム部7,7の開閉運動によって両施療
子8,8で施療部位Sを挾持して押圧し、施療部位Sに
押しおよびもみ刺激を与え、血行促進および疲労回復な
どのマッサージ効果をもたらす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
ッサージ機は、一対のアーム部7,7間に施療部位Sを
挿入し、アーム部7,7を駆動したときにその先端部に
設けられた施療子8,8が施療部位Sに接触するように
施療部位Sを施療子8,8間に保持した後、電源を投入
して両アーム部7,7を開閉運動させ、施療部位Sを施
療子8,8により挾持して押圧し施療部位Sに押しおよ
びもみ刺激を与えている。しかしながら、各施療子8,
8の押圧力は一定であるため、施療部位Sに与える押し
およびもみ刺激の施療感覚(マッサージ感覚)は単調に
なってしまい、マッサージ効果が上がらなかったり、場
合によっては施療子8,8等が直接的に強く当たりすぎ
てかえって施療部位Sを痛めてしまうという問題があっ
た。また、マッサージ機においては各施療子8,8等の
押圧力の強度を連続して強くするものもあるが、やはり
施療感覚は単調になってしまい、利用者が満足するマッ
サージを得ることができなかった。
【0005】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、施療部材の一回の開閉動作におい
て施療部位に与える押圧力の強度を変化させ、複雑でか
つ快適な施療感覚を与えてマッサージする満足度の高い
マッサージ機を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマッサージ
機は、一端部側に施療子が設けられたアーム部からなる
一対の施療部材を有し、両施療子間に挟まれた施療部位
に両施療部材の開閉運動により刺激を与える施療部を備
えてなり、各施療部材に、この各施療部材を施療部位方
向に付勢する少なくとも2個の弾性体を設けたものであ
る。
【0007】また、本発明に係るマッサージ機は、各弾
性体を弾性力が異なる部材で構成したものである。
【0008】本発明に係るマッサージ機は、一端部側に
直交して施療子が設けられたアーム部からなる一対の施
療部材を有し、両施療子間に挟まれた施療部位に両施療
部材の開閉運動により刺激を与える施療部を備えてな
り、各施療子を各アーム部に摺動可能に装着し、各施療
子と各アーム部との間に各施療子を施療部位方向に付勢
する長さの異なる弾性体をそれぞれ介装し、一対の施療
部材の開閉運動に伴って圧縮または伸張する長さの異な
る弾性体により、各施療子の施療部位に対する押圧力の
強度を変化させるように構成したものである。
【0009】また、本発明に係るマッサージ機は、各ア
ーム部を、開閉作用が伝達される第1のアームと、先端
部に施療子が摺動可能に装着された第2のアームとによ
り構成し、各施療子と各第2のアームとの間に両施療子
を施療部位方向に付勢する第1の弾性体を介装するとと
もに、第1のアームと第2のアームとの間に第1の弾性
体とは異なる弾性力を有し第2のアームを施療部位方向
に付勢する第2の弾性体を介装し、一対の施療部材の開
閉運動に伴って圧縮または伸張する第1の弾性体および
第2の弾性体により、各施療子の施療部位に対する押圧
力の強度を変化させるように構成したものである。
【0010】さらに、本発明に係るマッサージ機は、各
アーム部を、開閉作用が伝達される第1のアームと、先
端部に施療子が設けられた第2のアームとを含む複数の
アームにより構成するとともに、各アーム間にそれぞれ
弾性力が異なりその先端部側に位置するアームを施療部
位方向に付勢する弾性体をそれぞれ介装し、一対の施療
部材の開閉運動に伴って圧縮または伸張する各弾性体に
より、各施療子の施療部位に対する押圧力の強度を変化
させるように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1の一部断面で示した側面図である。なお、図
16で説明した従来例と同一部分には同じ符号を付し、
説明を省略する。図において、21,21はマッサージ
機本体1の施療部2における一対のアーム部7,7の先
端部の取付面7b,7b側に対向配置され、その先端部
に設けられた貫通孔22,22に摺動可能に装着された
施療子である。この施療子21,21は、円柱体の一端
をほぼ半球状に形成した硬質樹脂成型品からなる本体部
21a,21aと、アーム部7,7の取付面7b,7b
に対向する面側である本体部21a,21aの底面21
b,21bのほぼ中心部から延出して貫通孔22,22
に貫通され、端部にアーム部7,7の取付面7b,7b
とは反対側の面である係止面7c,7cに係止するフラ
ンジ部21d,21dを有する脚部21c,21cと、
本体部21a,21aの底面21b,21bを除く外周
に設けられたゴムの如き軟質材からなるカバー21e,
21eとによって構成されている。そして、各アーム部
7,7と各施療子21,21により一対の施療部材2
0,20を構成している。
【0012】23,23は一方の端部が各施療子21,
21の底面21b,21bに当接され、他方の端部が各
アーム部7,7の取付面7b,7bに設けられたリング
状の第1の保持溝25a,25aに保持されて、施療子
21,21の本体部21a,21aとアーム部7,7の
取付面7b,7bとの間でかつ脚部21c,21cの外
周に介装された第1の弾性体で、ばね定数K1を有する
圧縮ばねによって構成され、各施療子21,21を施療
部位S方向である矢印X方向に付勢している。そして、
施療部材20,20が最も開いた状態にある場合の施療
子21,21は、第1の弾性体23,23が伸張し比較
的弱いばね圧で本体部21a,21aを最も内側に位置
させた状態となっている。この時、フランジ部21d,
21dはアーム部7,7の係止面7c,7cに係止して
いる。
【0013】24,24は一方の端部が自由状態で、他
方の端部が各アーム部7,7の取付面7b,7bに設け
られたリング状の第2の保持溝25b,25bに保持さ
れ、第1の弾性体23,23の外周に介装された第2の
弾性体で、ばね定数K2を有する圧縮ばねによって構成
されており、第1の弾性体23,23と同様に各施療子
21,21を施療部位S方向である矢印X方向に付勢す
る。また、第1の弾性体23,23および第2の弾性体
24,24において、その長さの関係は、図1に示すよ
うに、第1の弾性体23,23が第2の弾性体24,2
4よりも長く(L1>L2)形成されており、ばね定数
K1,K2は、両者が等しくてもよく、いずれかが大き
くてもよい。
【0014】なお、駆動軸3に固定された駆動カム6
は、図1に示すように、断面台形状で円筒体に形成され
ており、駆動カム6の両周縁部6a,6aにそれぞれ当
接しているアーム部7,7のカム受け片7a,7aが駆
動カム6の幅狭部w1に位置したときに施療部材20,
20は最も開いた状態となり、駆動カム6の幅広部w2
に位置したときに施療部材20,20は最も閉じた状態
となる。
【0015】このように構成された実施の形態1におい
て、例えば腕部である施療部位Sをマッサージする場
合、まず、施療部位Sを本体1の上面1aに載置しつつ
一対の施療部材20,20間に挿入し、両施療部材2
0,20を駆動したときに施療子21,21が施療部位
Sに接触するように施療部位Sを施療子21,21間に
保持する。次に、本体1に設けた電源スイッチ(図示せ
ず)をONして駆動部5に通電し、駆動軸3を回転駆動
させる。この回転により駆動カム6が回転し、これに伴
って両施療部材20,20は駆動カム6の周縁部6a,
6aに当接しているアーム部7,7のカム受け片7a,
7aによってピン10,10を中心に開閉し、この開閉
運動によって施療部位Sを施療子21,21で挾持して
押圧し、施療部位Sに押しおよびもみ刺激を与えてマッ
サージする。
【0016】ここで、マッサージが開始されると、ま
ず、施療部材20,20が最も開いた状態、つまりアー
ム部7,7のカム受け片7a,7aが駆動カム6の幅狭
部w1に位置した状態にある駆動カム6がその幅広部w
2の方向に向かって若干回転し、図2に示すように、若
干回転した駆動カム6の周縁部6a,6aに当接してい
るアーム部7,7のカム受け片7a,7aによって施療
部材20,20も若干閉じる。そして、若干閉じた施療
部材20,20によって、各施療子21,21のカバー
21e,21eの先端部が施療部位Sに当接して挾持
し、施療子21,21の脚部21c,21cが若干外側
に摺動しつつ第1の弾性体23,23のみを若干圧縮し
て施療部位Sを押圧する。この時、図5に示すように、
施療部材20,20が最も開いた状態(図1参照)にあ
る施療子21,21(図5のA点)よりも、若干圧縮し
た第1の弾性体23,23のばね定数K1に対応する力
が施療子21,21に加えられ(図5のB点)、この力
によって施療部位Sを押圧する。
【0017】次に、駆動カム6がその幅広部w2の方向
に向かってさらに回転し、図3に示すように、施療部材
20,20もさらに閉じる。そして、この閉じた施療部
材20,20によって、各施療子21,21は施療部位
Sをさらに挾持し、施療子21,21の底面21b,2
1bが第2の弾性体24,24の自由状態の一方の端部
に当接するあたりまで、施療子21,21の脚部21
c,21cが外側に摺動しつつ第1の弾性体23,23
のみを圧縮して施療部位Sをさらに押圧する。この時、
図5に示すように、B点の施療子21,21と同様に、
圧縮した第1の弾性体23,23のばね定数K1に対応
する力が施療子21,21に加えられ(図5のC点)、
この力によって施療部位Sを押圧する。
【0018】ついで、駆動カム6がその幅広部w2の方
向に向かってほぼ半回転し、アーム部7,7のカム受け
片7a,7aが駆動カム6の幅広部w2に位置すると、
図4に示すように、施療部材20,20は最も閉じた状
態となる。そして、最も閉じた施療部材20,20によ
って、各施療子21,21は施療部位Sを最も深く挾持
し、施療子21,21の脚部21c,21cが外側に摺
動しつつ第1の弾性体23,23および第2の弾性体2
4,24の両者を圧縮して施療部位Sをさらに押圧す
る。この時、図5に示すように、圧縮した第1の弾性体
23,23のばね定数K1に対応する力に加えて、圧縮
した第2の弾性体24,24のばね定数K2に対応する
力が施療子21,21に加えられ(図5のD点)、C点
までの施療子21,21に加えられた力よりも大きい力
によって施療部位Sを押圧する。
【0019】次に、駆動カム6が半回転以上し幅狭部w
1に向かって回転し始めると、最も閉じていた施療部材
20,20は除々に開らき、施療子21,21の脚部2
1c,21cも第1の弾性体23,23および第2の弾
性体24,24の弾性力(ばね圧)によって除々に施療
部位S方向に摺動し、第1の弾性体23,23および第
2の弾性体24,24も除々に伸張する。この時、施療
子21,21に加えられる第1の弾性体23,23およ
び第2の弾性体24,24の力は、図5のD点、C点、
B点、A点と施療部材20,20を閉じる場合とは逆の
作用となる。そして、駆動カム6がほぼ1回転すると、
図1に示すように、施療部材20,20は最も開いた状
態である初期状態となる。再び駆動カム6がその幅広部
w2の方向に向かって回転すると、上述したように施療
部材20,20は除々に閉じ、施療子21,21は第1
の弾性体23,23および第2の弾性体24,24の施
療部位Sに対する押圧力の強度を変化させる。そして、
マッサージ中はこのようなマッサージを繰り返し行う。
【0020】このように、各アーム部7,7の取付面7
b,7bと施療子21,21の本体部21a,21aと
の間で脚部21c,21cの外周に長さの異なる第1の
弾性体23,23と第2の弾性体24,24とを介装
し、駆動カム6の回転運動による施療部材20,20の
開閉動作に伴って第1の弾性体23,23のみを圧縮ま
たは伸張し、あるいは第1の弾性体23,23とともに
第2の弾性体24,24を圧縮または伸張させるように
構成したので、施療部材20,20の1回の閉じ動作で
施療子21,21に加えられる力を、第1の弾性体2
3,23のみと、第1の弾性体23,23および第2の
弾性体24,24を合わせたものとの2段階とし、これ
を繰り返し行うことによって施療部位Sに与える押圧力
の強度を変化させて、複雑な押しおよびもみ刺激を与え
ることができる。これにより、施療感覚が単調にならず
マッサージ効果を高めることができるとともに、利用者
の満足度の高いマッサージ機を得ることができる。
【0021】また、第1の弾性体23,23および第2
の弾性体24,24は、その弾性力(ばね圧)によって
施療部位Sに対して施療子21,21の緩衝材にもなる
ため、施療子21,21の直接的で強い押圧を施療部位
Sに与えるのを防ぐことができ、施療部位Sを痛めたり
することのない快適な施療感覚を与えることができるマ
ッサージ機が得られる。
【0022】なお、上述の実施の形態1では第1の弾性
体23,23および第2の弾性体24,24の長さの関
係をL1>L2とした場合を示したが、第1の弾性体2
3,23が短く第2の弾性体24,24の長いL1<L
2としてもよい。この場合も同様に効果を奏する。
【0023】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2の要部の一部断面で示した拡大図およびその作用説明
図で、この実施の形態2は、実施の形態1に係るアーム
部7,7の取付面7b,7bと施療子21,21の本体
部21a,21aとの間でかつ第1の弾性体23,23
の外周に介装された圧縮ばねによって構成された第2の
弾性体24,24に代えて、ゴムにより構成された円筒
状の第2の弾性体24A,24Aを第1の弾性体23,
23の外周に介装したものである。そして、第1の弾性
体23,23と第2の弾性体24A,24Aとの長さの
関係は、図6に示すように、第1の弾性体23,23が
第2の弾性体24A,24Aよりも長く(L1>L2
A)形成されている。
【0024】このように構成したことにより、実施の形
態1とほぼ同じ作用および効果が得られ、施療部材2
0,20の1回の開閉動作で施療子21,21に加えら
れる力を、第1の弾性体23,23のみと、第1の弾性
体23,23および第2の弾性体24A,24Aを合わ
せたものとの2段階とし、これを繰り返し行うことによ
って施療部位Sに与える押圧力の強度を変化させ、マッ
サージ中の施療部位Sに対する押しおよびもみ刺激を複
雑にし、施療感覚が単調にならず快適で利用者の満足度
の高いマッサージ機を得ることができる。
【0025】実施の形態3.図7は本発明の実施の形態
3の一部断面で示した側面図、図8はその要部の一部断
面で示した拡大図、図9は図8の斜視図である。この実
施の形態3は、実施の形態1に係る第2の弾性体24,
24を省略するとともに、各アーム部7,7をそれぞれ
第1のアーム71および第2のアーム72により構成
し、両者71,72を捻りばね26を介して第2のアー
ム72が施療部位S方向(矢印X方向)に付勢されるよ
うに連結したものである。
【0026】図9において、第1のアーム71は、断面
コ字状の溝形に形成され、そのフランジ71a,71a
の長手方向のほぼ中央部にはピン10が回動可能に挿通
されるピン穴71cが設けられ、ウエブ71bの下端部
にはカム受け片7aが取り付けられている。また、ウエ
ブ71bの上端部には回動する第2のアーム72がウエ
ブ71bに当たらずに逃げられるようにするための切欠
部71dが設けられている。第2のアーム72は、第1
のアーム71のフランジ71a,71a間に嵌入しうる
大きさの角柱状に形成され、その長手方向のほぼ中央部
から一方の側は断面コ字状の溝形に形成されている。そ
して、第2のアーム72の溝形部72aを第1のアーム
71のフランジ71a,71a間に嵌入し、捻りばね2
6が介装されたピン軸27により両者71,72を回動
可能に連結し、捻りばね26の一方の端部26aを第1
のアーム71のウエブ71bに当接し、他方の端部26
bを第2のアーム72の溝形部72aのウエブ72bに
当接して、第2のアーム72が施療部位S方向に付勢さ
れるように構成されている。また、第2のアーム72の
角柱上部には、施療子21の脚部21cが摺動可能に取
り付けられる貫通穴22が設けられており、第1の弾性
体23を介して施療子21が装着されている。なお、こ
の実施の形態3では、捻りばね26および第1の弾性体
23において両者26,23のばね定数の関係は、捻り
ばね26のばね定数K3が第1の弾性体23のばね定数
K1より大きく(K3>K1)なっている。
【0027】このように構成された実施の形態3におい
ても、実施の形態1で説明した場合と同様に施療部位S
を本体1の上面1aに載置しつつ一対の施療部材20,
20間に挿入し、施療子21,21間に保持する。つい
で、電源スイッチ(図示せず)をONして駆動部5が通
電され駆動軸3が回転駆動すると、この回転により駆動
カム6が回転し、これに伴って両施療部材20,20は
開閉し、この開閉運動によって施療部位Sを施療子2
1,21で挾持して押圧し、施療部位Sに押しおよびも
み刺激を与える。
【0028】マッサージか開始されると、駆動カム6が
その幅広部w2の方向に向かって回転し、図10に示す
ように、施療部材20,20は駆動カム6の回転に伴っ
て除々に閉じる。そして、除々に閉じる施療部材20,
20によって、各施療子21,21は施療部位Sに当接
して挾持し、施療子21,21の脚部21c,21cが
外側に摺動しつつ第1の弾性体23,23を圧縮して施
療部位Sを押圧する。この時、圧縮した第1の弾性体2
3,23のばね定数K1に対応する力が施療子21,2
1に加えられ、この力によって施療部位Sを押圧する。
また、各第1のアーム71,71および第2のアーム7
2,72は、それぞれの捻りばね26,26の弾性力
(ばね圧)によってほとんど折り曲げられていない状態
で動作する。
【0029】次に、駆動カム6がその幅広部w2の方向
に向かってほぼ半回転し、アーム部7,7のカム受け片
7a,7aが駆動カム6の幅広部w2に位置すると、図
11に示すように、施療部材20,20は最も閉じた状
態となる。そして、最も閉じた施療部材20,20によ
って、各施療子21,21は施療部位Sを最も深く挾持
し、すでに施療子21,21の脚部21c,21cが外
側に摺動して圧縮された第1の弾性体23,23はその
ままの状態で保持され、各捻りばね26,26の両端部
26a,26aおよび26b,26bが各第1のアーム
71,71のウエブ71b,71bおよび第2のアーム
72,72のウエブ72b,72bで押されて第2のア
ーム72,72をそれぞれ外側に開くように回動しつつ
施療部位Sを押圧する。この時、圧縮した第1の弾性体
23,23のばね定数K1に対応する力に加えて、押さ
れた捻りばね26のばね定数K3に対応する力が施療子
21,21に加えられ、これらの力によって施療部位S
を押圧する。
【0030】次に、駆動カム6が半回転以上し幅狭部w
1に向かって回転し始めると、最も閉じていた施療部材
20,20は除々に開らき、外側に開くように回動して
いた第2のアーム72,72は捻りばね26の弾性力
(ばね圧)によって除々に施療部位S方向に閉じるよう
に回動し、各第1のアーム71,71および第2のアー
ム72,72がほとんど折り曲げられていない状態にな
ると、施療子21,21の脚部21c,21cが第1の
弾性体23,23の弾性力(ばね圧)によって除々に施
療部位S方向に摺動し、第1の弾性体23,23も除々
に伸張する。そして、駆動カム6がほぼ1回転すると、
図7に示すように、施療部材20,20は最も開いた状
態である初期状態となる。再び駆動カム6がその幅広部
w2の方向に向かって回転すると、上述したように施療
部材20,20は除々に閉じ、施療子21,21は第1
の弾性体23,23および捻りばね26,26の施療部
位Sに対する押圧力の強度を変化させ、マッサージ中は
これを繰り返す。
【0031】このように、各アーム部7,7をそれぞれ
第1のアーム71および第2のアーム72により構成
し、両者71,72を捻りばね26を介して第2のアー
ム72が施療部位S方向に付勢されるように連結し、駆
動カム6の回転運動による施療部材20,20の開閉動
作に伴って第1の弾性体23,23のみを圧縮または伸
張し、あるいは捻りばね26,26を圧縮または伸張し
てそれぞれ第2のアーム72,72が回動するように構
成したので、施療部材20,20の1回の閉じ動作で施
療子21,21に加えられる力を、第1の弾性体23,
23のみと、第1の弾性体23,23および捻りばね2
6,26を合わせたものとの2段階とし、これを繰り返
し行うことによって施療部位Sに与える押圧力の強度を
変化させ、施療部位Sへの押しおよびもみ刺激を複雑に
することができる。これにより、施療感覚が単調になら
ず利用者の満足度の高いマッサージ機を得ることができ
る。また、第1の弾性体23,23および捻りばね2
6,26は緩衝材となるため、施療部位Sを痛めずに快
適な施療感覚を与えてマッサージするマッサージ機を得
ることができる。
【0032】なお、上述の実施の形態3ではアーム部
7,7の取付面7b,7bと施療子21,21の本体部
21a,21aとの間でかつ脚部21c,21cの外周
に圧縮ばねにより構成された第1の弾性体23,23を
介装し、各アーム部7,7のそれぞれの第1のアーム7
1,71および第2のアーム72,72間に捻りばね2
6,26を介装した場合を示したが、これに限定するも
のではなく、図12に示すように、第1の弾性体23に
代えてゴムにより構成された円筒状の弾性体28を介装
してもよく、図13に示すように、捻りばね26に代え
て密巻のコイルばね29を介装してもよい。これらの場
合も同様の効果を奏する。
【0033】実施の形態4.図14は本発明の実施の形
態4の要部の一部断面で示した拡大図、図15はその斜
視図で、この実施の形態4は、実施の形態1に係る各ア
ーム部7,7をそれぞれ第1のアーム71、第2のアー
ム72および第3のアーム73により構成し、第1のア
ーム71および第2のアーム72は第1の捻りばね26
Aおよび第2の捻りばね26Bにより第3のアーム73
を介して第2のアーム72および第3のアーム73が施
療部位S方向に付勢されるように連結したものである。
なお、施療子21,21は脚部21cが省略され、本体
部21aの底面21bが第2のアーム72の上部に一体
成形されている。また、第1の捻りばね26Aおよび第
2の捻りばね26Bのばね定数K4,K5の関係は、い
ずれかが大きい(K4≠K5)ことが望ましく、この実
施の形態4では第1の捻りばね26Aのばね定数K4が
第2の捻りばね26Bのばね定数K5より大きく(K4
>K5)なっている。
【0034】このように構成された実施の形態4におい
ても、実施の形態1で説明した場合と同様に施療部位S
を本体1の上面1aに載置しつつ一対の施療部材20,
20間に挿入し、施療子21,21間に保持する。つい
で、電源スイッチ(図示せず)をONして駆動部5が通
電され駆動軸3が回転駆動すると、この回転により駆動
カム6が回転し、これに伴って両施療部材20,20は
開閉し、この開閉運動によって施療部位Sを施療子2
1,21で挾持して押圧し、施療部位Sに押しおよびも
み刺激を与える。
【0035】マッサージか開始され駆動カム6がその幅
広部w2の方向に向かって回転し始めると、施療部材2
0,20は駆動カム6の回転に伴って除々に閉じ、この
施療部材20,20によって各施療子21,21は施療
部位Sに当接して挾持し、各第2の捻りばね26B,2
6Bの両端部26a,26aおよび26b,26bが各
第2のアーム72,72のウエブ72b,72bおよび
第3のアーム73,73のウエブ73b,73bで押さ
れて第2のアーム72,72をそれぞれ外側に開くよう
に回動しつつ施療部位Sを押圧する。この時、押された
第2の捻りばね26Bのばね定数K5に対応する力が第
2のアーム72,72を介して施療子21,21に加え
られ、この力によって施療部位Sを押圧する。また、各
第1のアーム71,71および第3のアーム73,73
は、第1の捻りばね26A,26Aの弾性力(ばね圧)
によってほとんど折り曲げられていない状態で動作す
る。
【0036】次に、駆動カム6がその幅広部w2の方向
に向かってほぼ半回転し、施療部材20,20が最も閉
じた状態となると、この施療部材20,20によって各
施療子21,21は施療部位Sを最も深く挾持し、各第
1の捻りばね26A,26Aの両端部26a,26aお
よび26b,26bが各第1のアーム71,71のウエ
ブ71b,71bおよび第3のアーム73,73のウエ
ブ73b,73bで押されて第3のアーム73,73を
それぞれ外側に開くように回動しつつ施療部位Sを押圧
する。この時、押された第2の捻りばね26B,26B
のばね定数K5に対応する力に加えて、押された第1の
捻りばね26A,26Aのばね定数K4に対応する力が
施療子21,21等に加えられ、これらの力によって施
療部位Sを押圧する。
【0037】次に、駆動カム6が半回転以上し幅狭部w
1に向かって回転し始めると、最も閉じていた施療部材
20,20は除々に開らき、外側に開くように回動して
いた第3のアーム73,73は第1の捻りばね26A,
26Aの弾性力(ばね圧)によって除々に施療部位S方
向に閉じるように回動し、各第1のアーム71,71お
よび第3のアーム73,73がほとんど折り曲げられて
いない状態になると、外側に開くように回動していた第
2のアーム72,72が第2の捻りばね26B,26B
の弾性力(ばね圧)によって除々に施療部位S方向に閉
じるように回動し、各第2のアーム72,72および第
3のアーム73,73もほとんど折り曲げられていない
状態になる。そして、駆動カム6がほぼ1回転すると、
施療部材20,20は最も開いた状態である初期状態と
なり、再び駆動カム6がその幅広部w2の方向に向かっ
て回転すると、上述したように施療部材20,20は除
々に閉じ、施療子21,21は第1の捻りばね26A,
26Aおよび第2の捻りばね26B,26Bの施療部位
Sに対する押圧力の強度を変化させ、マッサージ中はこ
れを繰り返し行う。
【0038】このように、各アーム部7,7をそれぞれ
第1のアーム71、第2のアーム72および第3のアー
ム73により構成し、第1のアーム71および第2のア
ーム72を第1の捻りばね26Aおよび第2の捻りばね
26Bにより第3のアーム73を介して第2のアーム7
2および第3のアーム73が施療部位S方向に付勢され
るように連結し、駆動カム6の回転運動による施療部材
20,20の開閉動作に伴って第2の捻りばね26B,
26Bを圧縮または伸張して第2のアーム72,72を
回動し、あるいは第2の捻りばね26B,26Bととも
に第1の捻りばね26A,26Aを圧縮または伸張して
第3のアーム73,73が回動するように構成したの
で、施療部材20,20の1回の閉じ動作で施療子2
1,21に加えられる力を、第2の捻りばね26B,2
6Bのみと、第1の捻りばね26A,26Aおよび第2
の捻りばね26B,26Bを合わせたものとの2段階と
し、これを繰り返し行うことによって施療部位Sに与え
る押圧力の強度を変化させて施療部位Sへの押しおよび
もみ刺激を複雑にすることができる。これにより、施療
感覚が単調にならず利用者の満足度の高いマッサージ機
を得ることができる。また、第1の捻りばね26A,2
6Aおよび第2の捻りばね26B,26Bは緩衝材とな
り、施療部位Sを痛めずに快適な施療感覚を与えてマッ
サージするマッサージ機を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明に係るマッサージ機
は、一端部側に施療子が設けられたアーム部からなる一
対の施療部材を有し、両施療子間に挟まれた施療部位に
両施療部材の開閉運動により刺激を与える施療部を備え
てなり、各施療部材に、この各施療部材を施療部位方向
に付勢する少なくとも2個の弾性体を設けたので、少な
くとも2個の弾性体によって、一対の施療部材の開閉運
動に伴って施療部位を挾持する各施療子の押圧力の強度
を変化させることができ、施療部位に複雑な施療感覚を
与えることができるとともに、弾性体が緩衝材にもなる
ため快適なマッサージを行うことができ、利用者の満足
度の高いマッサージ機を得ることができる。
【0040】また、本発明に係るマッサージ機は、各弾
性体を弾性力が異なる部材で構成したので、施療部位へ
の押圧力の強度を不均一に変化させ、マッサージ効果を
高めることができる。
【0041】本発明に係るマッサージ機は、一端部側に
直交して施療子が設けられたアーム部からなる一対の施
療部材を有し、両施療子間に挟まれた施療部位に両施療
部材の開閉運動により刺激を与える施療部を備えてな
り、各施療子を各アーム部に摺動可能に装着し、各施療
子と各アーム部との間に各施療子を施療部位方向に付勢
する長さの異なる弾性体をそれぞれ介装し、一対の施療
部材の開閉運動に伴って圧縮または伸張する長さの異な
る弾性体により、各施療子の施療部位に対する押圧力の
強度を変化させるように構成したので、施療部位に複雑
な押しおよびもみ刺激を与えることができ、施療感覚が
単調にならずマッサージ効果を高めることができるとと
もに、利用者の満足度の高いマッサージ機を得ることが
できる。また、弾性体により各施療子の施療部位に対す
る直接的で強い押圧力を緩衝することができ、施療部位
を痛めたりすることのない快適な施療感覚を与えること
ができる。
【0042】また、本発明に係るマッサージ機は、各ア
ーム部を、開閉作用が伝達される第1のアームと、先端
部に施療子が摺動可能に装着された第2のアームとによ
り構成し、各施療子と各第2のアームとの間に両施療子
を施療部位方向に付勢する第1の弾性体を介装するとと
もに、第1のアームと第2のアームとの間に第1の弾性
体とは異なる弾性力を有し第2のアームを施療部位方向
に付勢する第2の弾性体を介装し、一対の施療部材の開
閉運動に伴って圧縮または伸張する第1の弾性体および
第2の弾性体により、各施療子の施療部位に対する押圧
力の強度を変化させるように構成したので、マッサージ
中の施療部位に対する押しおよびもみ刺激を複雑にし、
施療感覚が単調にならず快適で利用者の満足度の高いマ
ッサージ機を得ることができる。
【0043】さらに、本発明に係るマッサージ機は、各
アーム部を、開閉作用が伝達される第1のアームと、先
端部に施療子が設けられた第2のアームとを含む複数の
アームにより構成するとともに、各アーム間にそれぞれ
弾性力が異なりその先端部側に位置するアームを施療部
位方向に付勢する弾性体をそれぞれ介装し、一対の施療
部材の開閉運動に伴って圧縮または伸張する各弾性体に
より、各施療子の施療部位に対する押圧力の強度を変化
させるように構成したので、マッサージ中の施療部位に
対する押しおよびもみ刺激を複雑にし、施療感覚が単調
にならず快適で利用者の満足度の高いマッサージ機を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の一部断面で示した側
面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の作用説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の作用説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の作用説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る施療子のマッサ
ージ中に加わる力の変化を示す線図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の要部の一部断面で示
した拡大図およびその作用説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態3の一部断面で示した側
面図である。
【図8】 図7の要部の一部断面で示した拡大図であ
る。
【図9】 図8の斜視図である。
【図10】 本発明の実施の形態3の作用説明図であ
る。
【図11】 本発明の実施の形態3の作用説明図であ
る。
【図12】 本発明の実施の形態3の変形例の一部断面
で示した拡大図である。
【図13】 本発明の実施の形態3の他の変形例の一部
断面で示した拡大図である。
【図14】 本発明の実施の形態4の要部の一部断面で
示した拡大図である。
【図15】 図14の斜視図である。
【図16】 従来のマッサージ機の一部断面で示した側
面図である。
【図17】 従来のマッサージ機の作用説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 施療部、7 アーム部、20 施療部
材、21 施療子、23第1の弾性体、24,24A
第2の弾性体、26 捻りばね、26A 第1の捻りば
ね、26B 第2の捻りばね、28 弾性体、29 コ
イルばね、71第1のアーム、72 第2のアーム、7
3 第3のアーム、S 施療部位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小佐野 義博 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 長谷川 由明 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部側に施療子が設けられたアーム部
    からなる一対の施療部材を有し、前記両施療子間に挟ま
    れた施療部位に前記両施療部材の開閉運動により刺激を
    与える施療部を備えてなり、 前記各施療部材に、該各施療部材を前記施療部位方向に
    付勢する少なくとも2個の弾性体を設けたことを特徴と
    するマッサージ機。
  2. 【請求項2】 各弾性体を弾性力が異なる部材で構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 一端部側に直交して施療子が設けられた
    アーム部からなる一対の施療部材を有し、前記両施療子
    間に挟まれた施療部位に前記両施療部材の開閉運動によ
    り刺激を与える施療部を備えてなり、 前記各施療子を前記各アーム部に摺動可能に装着し、該
    各施療子と各アーム部との間に各施療子を前記施療部位
    方向に付勢する長さの異なる弾性体をそれぞれ介装し、
    前記一対の施療部材の開閉運動に伴って圧縮または伸張
    する前記長さの異なる弾性体により、前記各施療子の前
    記施療部位に対する押圧力の強度を変化させるように構
    成したことを特徴とするマッサージ機。
  4. 【請求項4】 一端部側に直交して施療子が設けられた
    アーム部からなる一対の施療部材を有し、前記両施療子
    間に挟まれた施療部位に前記両施療部材の開閉運動によ
    り刺激を与える施療部を備えてなり、 前記各アーム部を、開閉作用が伝達される第1のアーム
    と、先端部に前記施療子が摺動可能に装着された第2の
    アームとにより構成し、前記各施療子と前記各第2のア
    ームとの間に該両施療子を前記施療部位方向に付勢する
    第1の弾性体を介装するとともに、前記第1のアームと
    第2のアームとの間に前記第1の弾性体とは異なる弾性
    力を有し前記第2のアームを前記施療部位方向に付勢す
    る第2の弾性体を介装し、前記一対の施療部材の開閉運
    動に伴って圧縮または伸張する前記第1の弾性体および
    第2の弾性体により、前記各施療子の前記施療部位に対
    する押圧力の強度を変化させるように構成したことを特
    徴とするマッサージ機。
  5. 【請求項5】 一端部側に直交して施療子が設けられた
    アーム部からなる一対の施療部材を有し、前記両施療子
    間に挟まれた施療部位に前記両施療部材の開閉運動によ
    り刺激を与える施療部を備えてなり、 前記各アーム部を、開閉作用が伝達される第1のアーム
    と、先端部に前記施療子が設けられた第2のアームとを
    含む複数のアームにより構成するとともに、該各アーム
    間にそれぞれ弾性力が異なりその先端部側に位置するア
    ームを前記施療部位方向に付勢する弾性体をそれぞれ介
    装し、前記一対の施療部材の開閉運動に伴って圧縮また
    は伸張する前記各弾性体により、前記各施療子の前記施
    療部位に対する押圧力の強度を変化させるように構成し
    たことを特徴とするマッサージ機。
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