JP2007029462A - 着座型健康機 - Google Patents

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Shinzo Shimizu
信三 清水
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Abstract

【課題】着座型健康機の座席を前後揺動させることなく上下に揺動させるようにする。
【解決手段】揺動機構4は、左右方向を向いていて座席2を支持する第1支軸8と第2支軸9とを有し、第1支軸8の端部にはその軸心から偏心した位置に回転軸部8bが形成されており、この回転軸部8bを駆動手段23で回転させることで、第1支軸8はこの回転軸部8bまわりに偏心円運動可能とされており、座席2は、第1支軸8が取付けられる第1取付孔20を有する第1取付部17と、第2支軸9が取付けられる第2取付孔21を有する第2取付部18とを備えており、第1支軸8が回転軸部8bまわりの偏心円運動をしたときに、座席2が第2支軸9まわりの上下揺動をし、かつ前後揺動しないようにすべく、第1取付孔20は、第1支軸8の偏心円運動の直径と同じかまたはこれよりも大きな前後方向の長さを有する長孔とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、座席に座った状態でダイエット等に必要な運動をするための健康機に関するものである。
従来、利用者が座席に着座した状態で、この座席を揺動バランス訓練を行うバランス訓練装置として、座席の下面に固定された台座を左右一対の連結リンクを介して可動架台に前後揺動可能に支持し、この可動架台をベースに左右揺動可能に支持して、駆動装置により連結リンクを駆動することで、座席に前後方向の揺動、左右方向の揺動をさせるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−344684
従来のバランス訓練装置を、例えばダイエット等の健康維持のために使用したい場合がある。この場合、座席を前後揺動させると利用者の身体への負荷が大きく、特に女性や高齢者が使用する場合等には、座席を前後方向の揺動させるよりも上下方向へ揺動させる方が好まれ、ダイエット効果も期待できる。
そこで、本発明は、座席を前後揺動させることなく上下に揺動させるようにした着座型健康機を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、第1に、座席とこの座席を支持する支持台とを有し、座席と支持台の間に、座席に着座した利用者の姿勢を崩すように座席を揺動させる揺動機構が設けられた着座型健康機において、前記揺動機構は、左右方向を向いていて座席を支持する第1支軸と第2支軸とを有し、第1支軸の端部にはその軸心から偏心した位置に回転軸部が形成されており、この回転軸部を駆動手段で回転させることで、第1支軸はこの回転軸部まわりに偏心円運動可能とされており、前記座席は、第1支軸が取付けられる第1取付孔を有する第1取付部と、第2支軸が取付けられる第2取付孔を有する第2取付部とを備えており、前記第1支軸が回転軸部まわりの偏心円運動をしたときに、座席が前記第2支軸まわりの上下揺動をし、かつ前後揺動しないようにすべく、前記第1取付孔は、前記第1支軸の偏心円運動の直径と同じかまたはこれよりも大きな前後方向の長さを有する長孔とされていることを特徴とする。
これによれば、座席は、第1支軸と第2支軸によって支持され、第1支軸に偏心円運動をさせることにより、第2支軸まわりの上下揺動をすることとなる。このとき、座席の第1取付部の第1取付孔は、第1支軸の偏心円運動の直径以上の長さの前後に長い長孔とされているので、この第1取付孔に取り付けられた第1支軸は、偏心円運動をしたときに、第1支軸は、前記第1取付孔の長手方向にスライドすることにより、座席を前後方向に移動させる力を伝えずに、上下方向に揺動させる力のみを伝えることができる。したがって、座席は、前後に揺動することなく上下に揺動できるようになる。
第2に、座席とこの座席を支持する支持台とを有し、座席と支持台の間に、座席に着座した利用者の姿勢を崩すように座席を揺動させる揺動機構が設けられた着座型健康機において、前記揺動機構は、左右方向を向いていて座席を支持する第1支軸と第2支軸とを有し、第1支軸の端部にはその軸心から偏心した位置に回転軸部が形成されており、この回転軸部を駆動手段で回転させることで、第1支軸はこの回転軸部まわりに偏心円運動可能とされており、前記座席は、第1支軸が取付けられる第1取付孔を有する第1取付部と、第2支軸が取付けられる第2取付孔を有する第2取付部とを備えており、前記第1支軸が回転軸部まわりの偏心円運動をしたときに、座席が前記第2支軸まわりの上下揺動をし、かつ前後揺動しないようにすべく、第1取付部は、座席に設けられた枢支軸廻りに前後揺動可能なリンク部材を備えていることを特徴とする。
これによれば、座席は、第1支軸と第2支軸によって支持され、第1支軸に偏心円運動をさせることにより、第2支軸まわりの上下揺動をすることとなる。このとき、座席の第1取付部は、座席に設けられた枢支軸廻りに前後揺動可能なリンク部材とされているので、この第1取付部の第1取付孔に取り付けられた第1支軸は、偏心円運動をしたときに、前記第1取付部が前後に揺動することにより、座席を前後方向に移動させる力を伝えずに、上下方向に揺動させる力のみを伝えることができる。したがって、座席は、前後に揺動することなく上下に揺動できるようになる。
第3に、前記第1支軸と座席の間には、この第1支軸の軸心方向に沿って座席を揺動させる揺動手段が設けられていることを特徴とする。
これによれば、座席は、上下揺動に加えて左右方向にも揺動でき、これによって、より複雑な揺動が可能になる。
第4に、前記揺動手段は、座席を揺動させる揺動部材と、前記第1支軸と平行とされていて揺動部材をスライド自在に支持するスライド支軸と、スライド支軸に沿って揺動部材を揺動させるガイド部材とを備え、前記ガイド部材は円柱状に形成されるとともに前記第1支軸に平行な枢支軸廻りに回転自在とされ、かつこのガイド部材の外周面には螺旋状でかつ無端状のカム溝が形成され、前記揺動部材にはこのカム溝に嵌合するガイドピンが設けられており、この揺動部材は、前記ガイド部材を枢支軸廻りに回転させて前記ガイドピンをカム溝に沿って摺動させることで前記スライド支軸に沿って揺動自在とされており、前記座席を揺動部材に連動させたことを特徴とする。
これによれば、ガイド部材の回転によって揺動部材をスライド支軸の軸心方向に往復運動をさせることができ、この揺動部材に座席を連動させることによって、この座席を左右にも揺動させることができる。
第5に、前記揺動部材は前記スライド支軸に沿ってスライド自在とされた本体部と、本体部から突設された一対の突起部とを備え、前記座席に前記スライド支軸に直交するとともに前記揺動部材に連結される連結軸を設け、この連結軸を前記一対の突起部の間に入れることで前記座席を前記揺動部材に連動させたことを特徴とする。
これによれば、座席の連結軸を揺動部材の一対の突起部の間に入れる構成にしたことで、座席と揺動部材の組み付け・取り外し等が容易となるとともに、座席を確実に左右に揺動させることができる。
本発明によれば、座席を前後揺動させることなく上下に揺動させることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1〜図10は本発明の第1実施形態を示している。第1実施形態に係る着座型健康機1は、利用者が跨って着座可能な座席2と、座席2を支持する支持台3とを有している。
なお、以下、座席2に跨って着座した利用者からみた左右方向を単に「左右方向」といい、利用者からみた前後方向を単に「前後方向」という。座席2と支持台3の間には、座席2に着座した利用者の姿勢を崩すように座席2を揺動させる揺動機構4が設けられている。前記座席2は、クッションシート5と、クッションシート5を載せる座席本体6を有している。また、座席2は、その軸心が着座型健康機1の左右方向を向いた第1支軸8および第2支軸9に支持されている。
クッションシート5の上面前部には、座席2の揺動を調節する操作部11が設けられており、この操作部11の操作によって着座型運動装置1のON/OFFや、座席2の揺動動作の強弱をコントロールできるようになっている。
支持台3の中途部に前後一対の脚部3a、3bが設けられ、その下部に平面視四角形状の台座3cが設けられている。前脚部3aの後面には、利用者の足を保持する(載せる)円柱状の保持部材12が設けられている。この保持部材12は、左右方向に水平状に設けられ、前脚部3aの後面に形成された取付部13に着脱自在とされている。前記取付部13は上下に複数設けられており、保持部材12の取付位置を上下に変更できるようになっている。
前記座席本体6は、クッションシート5を載せる台座部16と、第1支軸8が取り付けられる一対の第1取付部17と、第2支軸9が取付けられる一対の第2取付部18とを有している。
台座部16は、下側が開放状の箱形状とされている。また、台座部16は、平面からみると長方形状となっている。
第1取付部17は、樹脂製または金属製の板形状とされており、その上部が台座部16の前部に固定されて一体となっている。この第1取付部17の下部には、第1支軸8が取付けられる第1取付孔20が左右方向に貫通して形成されている。この第1取付孔20は、その上下幅よりも前後方向の長さが長くされ、前後方向に長い長孔となっている。
第2取付部18は、樹脂製とされており、その上部が台座部16の後部に一体に固定されている。この第2取付部18の下部には、第2支軸9が取り付けられる第2取付孔21が左右方向に貫通して形成されている。この第1取付孔20は、側面からみて円形に形成されている。
揺動機構4は、駆動手段23である電動モータによって駆動されることにより座席2を揺動させるようになっている。揺動機構4、駆動手段23は、支持基板24上に載せられてユニット化されており、これによって座席2よりも下側の部分の小型化が図られている。
前記揺動機構4は、座席2を支持する前記第1支軸8および前記第2支軸9と、各支軸8、9を支持する支持部材25を有している。
第1支軸8は、円筒状または円柱状の本体部8aを有している。本体部8aは、前記第1取付部17の第1取付孔20に挿通されている。
この本体部8aの端部には、本体部8aの軸心からこの本体部8aの半径方向に偏心した回転軸部8bが設けられている。回転軸部8bは、本体部8aの端面からこの本体部8aの軸心方向に平行となるように突出して形成されている。この回転軸部8bの直径は、本体部8aの直径よりも小さくなっている。
第2支軸9は、円筒状または円柱状の本体部9aを有している。この本体部9aは、前記第2取付部18の第2取付孔21に挿通されており、これによって、第2取付部18は、この本体部9aの円周方向および軸心方向に対して摺動可能となっている。
この本体部9aの端部には、前記支持部材25に取り付けられる軸部9bが設けられている。この軸部9bは、本体部9aの軸心と同心状とされており、この本体部9aの端面から軸心方向に突出して設けられている。この軸部9bの直径は、本体部9aの直径よりも小さくされている。
前記支持部材25は、左右一対とされており、その間に座席2が位置するように、左右方向に離間されて支持基板24に立設されている。支持部材25の上部には、第1支軸8を支持する第1支持部25aと、第2支軸9を支持する第2支持部25bとが設けられている。第1支持部25aは、ベアリング25cを介して第1支軸8の回転軸部8bを回転自在に支持している。一方、第2支持部25bは、第2支軸9の軸部9bを回転不能に支持している。
駆動手段23である電動モータは、座席本体6の左側方で支持基板24上に設けられている。電動モータの駆動軸は前方に向けられており、この駆動軸の先端部にはウォームギヤ(図示せず)が設けられている。また、第1支軸8の左側の回転軸部8bの先端部には、前記ウォームギヤに噛み合うウォームホイール26が設けられており、これらの歯車の咬み合いによって、電動モータの駆動軸の回転を回転軸部8bの回転に変換できるようになっている。
回転軸部8bは、第1支軸8(本体部8a)の軸心からその半径方向に偏心して設けられているので、この回転軸部8bを駆動手段23によって回転させると、本体部8aは、図9(a)〜(d)に示すように、この回転軸部8bに対して偏心した偏心円運動を行う。座席2は、この偏心円運動に連動して、前記第2支軸9まわりに上下揺動をするようになっている。さらに、座席2は、第1支軸8の偏心円運動によっては前後に揺動しないようになっている。
すなわち、座席本体6の第1取付部17に形成された第1取付孔20の長手方向の長さは、第1支軸8の偏心円運動の直径と同じかまたはこれよりも大きくされている。ここで、第1支軸8の偏心円運動の直径とは、図9に示すように、回転軸部8bの軸心O2と、本体部8aの軸心O1とを結んだ線と本体部8aの側面からみた輪郭との交点のうち、回転軸部8b軸心O2から最も離れた点Aが回転軸部8bまわりに画く円軌道Sの直径Dをいう。
このように、第1取付孔20の前後の長さを第1支軸8の偏心円運動の直径と同じかまたはこれよりも大きくすることによって、この第1取付孔20に挿通された第1支軸8と第1取付孔20との間に前後方向の遊びができる。
座席2は、第1支軸8が偏心円運動をしたときに、第1支軸8の上下方向の移動に伴って上下に揺動する。これととともに、第1取付孔20と第1支軸8との間に遊びがあることで、第1支軸8は、偏心円運動中にこの第1取付孔20の長手方向にスライド(往復)する。このようにすることで、座席2には、第1支軸8が偏心円運動をした場合に、前後方向に移動する力が伝わらず、上方方向に移動させる力にみが伝わることになり、座席2は前後に揺動せず、そして、上下方向の揺動ができるようになる。
なお、回転軸部8bの軸心O2は、第1取付孔20の長手方向の中央に鉛直に引いた中心線Yと一致するように配置されるのことが望ましい。このようにすることで、例えば、第1支軸8の偏心円運動の直径Dと第1取付孔20の長手方向の長さが同じ場合であっても、第1支軸8は所望の偏心円運動ができる。また、第1取付孔20の長手方向の端部は、第1支軸8の本体部8aの半径と同じ曲率半径で円弧状に形成されている。
前記第1支軸8と座席2の間には、この第1支軸8の軸心方向に沿って座席2を揺動させる揺動手段27が設けられている。この揺動手段27は、前後に間隔をおいて設けられた第1支軸8と第2支軸9との間に配置されている。
揺動手段27は、座席2(座席本体6)を左右に揺動させる揺動部材28と、この揺動部材28を左右方向にスライド自在に支持するスライド支軸29と、揺動部材28をスライド支軸29の軸心方向に沿ってスライドさせる円柱状のガイド部材30を有している。
揺動部材28は、スライド支軸29に取付けられる本体部28aと、本体部28aから上方に突出された突起部28bを有している。本体部28aは、平面視四角形の板状または箱形状とされている。この本体部28aには、スライド支軸29を挿通する挿通孔28cが左右方向に貫通して形成されている。挿通孔28cは本体部28aの前後2箇所に形成されている。
前記突起部28bは、左右対とされており、各突起部28bは左右方向に所定間隔離間されている。
一方、前記座席本体6の内側には、一対の突起部28bの間に入る連結軸32が設けられている。この連結軸32は、スライド支軸29に直交する方向(前後方向)を向いており、その両端部が台座部16の前後壁部に固定されている。このように連結軸32が対の突起部28b間に入ることで、座席2(座席本体6)は揺動部材28の揺動に連動するようになっている。このようにすることで、座席2の揺動部材28の取付・取り外しが容易にできるようになっている。
前記揺動部材28は、前後に離間された2本でスライド支軸29によって支持されている。各スライド支軸29は、第1支軸8、第2支軸9と平行に設けられており、前記揺動部材28の挿通孔28cに挿通されている。スライド支軸29の両端部は前記各支持部材25の上面に設けられた支持ブラケット31に支持されている。
前記本体部28aの下面には前記ガイド部材30に嵌合するガイドピン34が下方に突出して設けられている。このガイド部材30の外周面には前記ガイドピン34が嵌る螺旋状でかつ無端状のカム溝35が形成されている。
ガイド部材30は、その両端に一体に設けられた枢支軸36によって枢支されている。枢支軸36は、ガイド部材30と同心状とされ、第1支軸8と平行とされており、この枢支軸36の両端部は、前記左右の支持部材25に回転自在に支持されている。
図5〜図7に示すように、ウォームホイール26が設けられた第1支軸8の回転軸部8bとは反対側の回転軸部8bには、ガイド部材30の枢支軸36を駆動する駆動ギヤ37が設けられており、ガイド部材30の枢支軸36の端部には、この駆動ギヤ37に噛み合う従動ギヤ38が設けられている。駆動ギヤ37と従動ギヤ38の歯数の比は、1:2となっている。
駆動手段23である電動モータによって第1支軸8の回転軸部8bを回転させると、この回転が駆動ギヤ37から従動ギヤ38に伝わり、これによってガイド部材30の枢支軸36がその軸心廻りに回転するようになっている。
ガイド部材30も枢支軸36廻りに回転し、これによってカム溝35に嵌められたガイドピン34の先端部は、ガイド部材30の回転に伴って、カム溝35に沿って摺動するようになっている。
ガイド部材30が回転すると、そのカム溝35に嵌っている前記ガイドピン34がカム溝35に沿って摺動しながら左右に往復運動をする。この着座型健康機1は、ガイドピン34の左右方向の往復運動により揺動部材28が左右に揺動し、これに伴って揺動部材28に取り付けられた連結軸32が左右に揺動することで、座席2(座席本体6)を左右に揺動させるようになっている。
上記構成の着座型健康機1では、駆動手段23によって第1支軸8の回転軸部8bを回転させると、第1支軸8が偏心円運動をし、これによって、第1支軸8に連結支持された座席本体6の第1取付部17が、第2支軸9まわりに上下に揺動する。このとき、第2取付部18は、第2支軸9の本体部9aの円周方向に摺動し、これによって座席2は、第2支軸9まわりに上下揺動をする。
さらに、第1支軸8と座席2の間に前記駆動ギヤ37、従動ギヤ38を介して設けられた揺動手段27によって、座席本体6の連結軸32を左右に往復移動させることによって、座席2(座席本体6)は、上下方向だけでなく、左右方向にも揺動する。
図11〜図13は、本発明に係る着座型健康機1の第2実施形態を示している。
第2実施形態では、座席本体6の第1取付部17の構成が第1実施形態と異なる。すなわち、第1取付部17は、座席2と第1支軸8とを連結するリンク部材とされている(以下、第1取付部とリンク部材17に共通符号17を用いる)。このリンク部材17は、座席本体6の台座部16の下部に設けられた支持部42に固定された枢支軸43に前後揺動自在に支持されている。
前記支持部42は、左右一対とされていて座席本体6の下部から下方に突出して設けられている。枢支軸43は、この一対の支持部42に左右方向に貫通して設けられている。この枢支軸43の先端部には、リンク部材17の上部が取り付けられている。
リンク部材17の下部には、第1支軸8が取付けられる第1取付孔20が形成されている。この第1取付孔20は、第1実施形態と異なり、第1支軸8の円筒状の本体部8aが挿通できるような円形状に形成されている。
第1支軸8は、第1実施形態と同じ構成であり、その本体部8aが前記第1取付孔20に挿通され、回転軸部8bが支持部材25に支持されている。
前記揺動手段27その他の構成は、第1実施形態と同じであり、共通する部分には、共通の符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態によれば、駆動手段23によって第1支軸8の回転部材を回転させ、第1支軸8に偏心円運動をさせると、この第1支軸8の上下方向の移動によって、座席2は、図13(a)〜(d)に示すように、第2支軸9まわりに上下に揺動する。このとき、リンク部材17は、座席本体6に固定された枢支軸43によって前後揺動自在に支持されているので、第1支軸8の前後の移動に伴って前後に揺動する。座席2は、第1支軸8が前後に移動しても前後方向への力が伝わらず、したがって、前後に揺動しないようになっている。
この第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、駆動手段23によって第1支軸8の回転軸部8bを回転させ、揺動手段27によって座席2を左右に揺動させることができる。
第1実施形態に係る着座型健康機の前側からみた斜視図である。 着座型健康機の後側からみた斜視図である。 クッションシートを取り外した状態を示す着座型健康機の斜視図である。 後側からみた着座型健康機の要部の斜視図である。 横からみた着座型健康機の要部の斜視図である。 座席本体を取り外した状態を示す着座型健康機の要部の斜視図である。 座席本体を取り外した状態を示す着座型健康機の要部の平面図である。 座席本体の斜視図である。 第1支軸の偏心円運動を示す側面図である。 揺動手段を示す斜視図である。 第2実施形態に係る着座型健康機の要部の斜視図である。 座席本体の斜視図である。 第1支軸の偏心円運動を示す側面図である。
符号の説明
1 着座型健康機
2 座席
3 支持台
4 揺動機構
8 第1支軸
9 第2支軸
17 第1取付部
18 第2取付部
20 第1取付孔
21 第2取付孔
23 駆動手段
27 揺動手段
42 ガイドピン
28 揺動部材
28a 本体部
28b 突起部
29 スライド支軸
32 連結軸
36 枢支軸
42 枢支軸

Claims (5)

  1. 座席とこの座席を支持する支持台とを有し、座席と支持台の間に、座席に着座した利用者の姿勢を崩すように座席を揺動させる揺動機構が設けられた着座型健康機において、
    前記揺動機構は、左右方向を向いていて座席を支持する第1支軸と第2支軸とを有し、第1支軸の端部にはその軸心から偏心した位置に回転軸部が形成されており、この回転軸部を駆動手段で回転させることで、第1支軸はこの回転軸部まわりに偏心円運動可能とされており、
    前記座席は、第1支軸が取付けられる第1取付孔を有する第1取付部と、第2支軸が取付けられる第2取付孔を有する第2取付部とを備えており、
    前記第1支軸が回転軸部まわりの偏心円運動をしたときに、座席が前記第2支軸まわりの上下揺動をし、かつ前後揺動しないようにすべく、前記第1取付孔は、前記第1支軸の偏心円運動の直径と同じかまたはこれよりも大きな前後方向の長さを有する長孔とされていることを特徴とする着座型健康機。
  2. 座席とこの座席を支持する支持台とを有し、座席と支持台の間に、座席に着座した利用者の姿勢を崩すように座席を揺動させる揺動機構が設けられた着座型健康機において、
    前記揺動機構は、左右方向を向いていて座席を支持する第1支軸と第2支軸とを有し、
    第1支軸の端部にはその軸心から偏心した位置に回転軸部が形成されており、この回転軸部を駆動手段で回転させることで、第1支軸はこの回転軸部まわりに偏心円運動可能とされており、
    前記座席は、第1支軸が取付けられる第1取付孔を有する第1取付部と、第2支軸が取付けられる第2取付孔を有する第2取付部とを備えており、
    前記第1支軸が回転軸部まわりの偏心円運動をしたときに、座席が前記第2支軸まわりの上下揺動をし、かつ前後揺動しないようにすべく、第1取付部は、座席に設けられた枢支軸廻りに前後揺動可能なリンク部材とされていることを特徴とする着座型健康機。
  3. 前記第1支軸と座席の間には、この第1支軸の軸心方向に沿って座席を揺動させる揺動手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の着座型健康機。
  4. 前記揺動手段は、座席を揺動させる揺動部材と、前記第1支軸と平行とされていて揺動部材をスライド自在に支持するスライド支軸と、スライド支軸に沿って揺動部材を揺動させるガイド部材とを備え、
    前記ガイド部材は円柱状に形成されるとともに前記第1支軸に平行な枢支軸廻りに回転自在とされ、かつこのガイド部材の外周面には螺旋状でかつ無端状のカム溝が形成され、 前記揺動部材にはこのカム溝に嵌合するガイドピンが設けられており、この揺動部材は、前記ガイド部材を枢支軸廻りに回転させて前記ガイドピンをカム溝に沿って摺動させることで前記スライド支軸に沿って揺動自在とされており、前記座席を揺動部材に連動させたことを特徴とする請求項3に記載の着座型健康機。
  5. 前記揺動部材は、前記スライド支軸に沿ってスライド自在とされた本体部と、本体部から突設された一対の突起部とを備え、前記座席に前記スライド支軸に直交するとともに前記揺動部材に連結される連結軸を設け、この連結軸を前記一対の突起部の間に入れることで前記座席を前記揺動部材に連動させたことを特徴とする請求項4に記載の着座型健康機。


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