JP4250141B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気通路の途中に燃料噴射弁を有する吸気装置を備えたエンジンが搭載された自動二輪車に関する。
従来、アンダーボーン型の自動二輪車は、例えば、図1の自動二輪車50に示すように、下方にフロントタイヤ51と、フロントタイヤ51を覆うフロントフェンダ52が配置され、上方でハンドルを回動自在に支持するヘッドパイプ53から車体後方に向かって下るように傾斜するバックボーン54を有する車体フレームを備え、バックボーン54の下方にエンジン55が配置されている。
エンジン55は、走行風により冷却されるように、ボディシリンダ55bに取り付けられたヘッドシリンダ55aを車体前方に位置させ、クランクケース55でバックボーン54の下方に固定されている。そして、バックボーン54の車体前方部分にエアクリーナ56が取り付けられ、このエアクリーナ56とエンジン55との間には、燃料供給装置としてキャブレタ57が吸気管(インテクマニホールド)58を介して接続される。
このようにキャブレタ57を備えた従来のアンダーボーン型の自動二輪車50の構造では、フロントフェンダ52と、バックボーン54とエンジン55のヘッドシリンダ53aとで囲まれる狭い空間において、上方のエアクリーナ56と、下方のヘッドシリンダ55aとの間に、機能的に水平に配置する必要があるキャブレタ57を設けている。このため、エアクリーナ56とキャブレタ57とを接続する吸気管58aと、キャブレタ57とシリンダヘッド55aとを接続する吸気管58bはそれぞれ急激に曲げて配置しなければならず、吸気管58のそれぞれにおいて通気抵抗が増加し、出力向上の妨げになっている。
これを解消した構造として、キャブレタ57に代えて燃料噴射式吸気装置を備えたエンジンを用いる構成がある。
燃料噴射式吸気装置を備えたエンジンとして、従来から、吸気弁開口に連通する吸気通路のスロットル弁より下流側に燃料噴射弁(以下、「インジェクタ」という。)を配設したものがある(例えば、特許文献1参照)。
日本国特開平09−014102号公報
ところで上記従来の吸気装置を備えたエンジンでは、吸気通路の一部であって、吸気弁開口から上流側に離れている吸気マニホールドにインジェクタを設置している。そのため、上記エンジンを自動二輪車の車体フレームに搭載する場合、自動二輪車の構造上、吸気マニホールド自体の配置箇所も限られるため、上記インジェクタの配置スペースを確保するのが困難であるという問題がある。
図2に燃料噴射吸気装置を備えたエンジンを搭載した自動二輪車の一例を示す。なお、図2において図1と同様の構成要素については同名称、同符号を付して説明は省略する。
図2に示す自動二輪車60は、図1に示すアンダーボーン型の自動二輪車50と同様の車体フレームを有し、バックボーン54の下方にエンジン61が配置されている。そして、エンジン61のヘッドシリンダ61aとエアクリーナ56との間にはスロットルボディ58が配置されている。
この図に示すように、燃料噴射吸気装置を備えるエンジン61において、インジェクタ(燃料吸気弁)59の噴霧を的確にシリンダブロック61b内に供給するためには、吸気ポート61dに接続される吸気管57cの接続部分を折り曲げ、この折り曲げた部分にインジェクタ59を配置する必要がある。
すなわち、例えばアンダーボーン型の車体フレームにおいて、ヘッドパイプから斜め後下方に傾斜するメインパイプの下側に上記エンジンを吊り下げ固定しようとすると、上記インジェクタがメインパイプと干渉し易く、そのためエンジンの搭載位置を下方に下げるか、インジェクタを左,右何れか斜めに向けて、あるいは左,右何れかに偏位させて配設する必要がある等、エンジンの車体搭載上の自由度が低くなる。また、メインパイプ(バックボーン)と干渉しないように配置すると、図2に示すように、曲げアールが小さくなり、通気抵抗が増加し出力向上の妨げとなる。
本発明の目的は、インジェクタと車体フレームとの干渉を回避でき、エンジンの車体搭載上の自由度が損なわれないようにすることである。また、エンジンの吸気性に優れ、出力の向上を図ることである。
この目的は、下方に湾曲するメインフレームと、前記メインフレームの下方に配置されるエンジン及びエアクリーナと、前記メインフレームの下方で、前記エンジンと前記エアクリーナとの間に設けられた吸気管とを有する自動二輪車において、前記エンジンは、シリンダへエアを供給する吸気ポートに近接して接続される主通路から分岐する副通路と、前記主通路上の、前記副通路の分岐箇所を挟んだ位置に前記主通路内の前記吸気ポート側に設けられ、無負荷から所定の部分負荷運転域までは全閉する第1スロットル弁と、前記分岐箇所を挟んだ位置にスロットル操作に応じた開度になる第2スロットル弁とを備えるスロットルボディと、シリンダヘッドに直付けされ、燃料噴射口が、吸気弁、排気弁及びこれらを駆動するカム軸が気筒軸線に対して前記吸気ポートから離間する方向に偏位することにより前記吸気弁と前記吸気ポートとの間に形成されたスペース内の位置であって、前記シリンダの前記吸気弁開口に対向するとともに前記吸気弁の軸と前記吸気ポートの中心軸との間であって前記吸気ポートの前記吸気弁側端部に近接した位置に配置されるインジェクタと、前記燃料噴射口からの噴射燃料を前記吸気弁開口側に案内する噴射口と、前記噴射口を囲むとともに前記燃料噴射口の周囲を囲む環状をなし、前記副通路の開口端部が接続されるエアチェンバと、前記エアチェンバと前記噴射口内とを連通する連通孔とを有し、前記インジェクタは、前記燃料噴射口から噴射された燃料と前記エアとの混合気が前記シリンダ内でエアモーションを発生させる角度で配設され、前記燃料噴射口から噴射された燃料と前記副通路からのエアとの混合気の前記吸気弁開口における実効スポットの直径が前記吸気弁開口の半径よりも小であり、且つ、前記実効スポットの軸線が前記吸気弁開口を通り前記シリンダの内周面と交差する位置に位置し、前記吸気弁開口は、前記インジェクタの燃料噴射中に開いて、前記混合気を前記シリンダ内に直接噴射させるように形成され、前記吸気管と前記インジェクタとは、相互に干渉しない位置に配置されている自動二輪車により解決される。
本発明によれば、インジェクタとメインフレームとの干渉を回避でき、エンジンの車体搭載上の自由度が損なわれないようにすることができるとともに、エンジンの吸気性に優れ、出力の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図3〜図7は本発明の第1実施形態に係る自動二輪車を説明するための図であり、図3はエンジン搭載状態を示す側面図、図4は図3に示す自動二輪自動車のエンジン搭載状態の概略構成図、図5はエンジン搭載状態を示す平面図、図6,図7はエンジンのシリンダヘッド部分の断面側面図,断面正面図である。なお、本実施形態において前,後、左,右とは上記自動二輪車のシートに着座した状態で見た場合の前,後、左,右を意味している。
図3〜図5において、20は自動二輪車のアンダーボーン型車体フレームである。この車体フレーム20は、下端部で前輪を軸支する前フォークを左右操向自在に支持するヘッドパイプ20aと、このヘッドパイプ20aからシート下方に向かって後斜め下方に延びるメインパイプ(メインフレーム)20bと、このメインパイプ20bの後端部に固定されて下方に延びるリヤアームブラケット20cとを備える。このリヤアームブラケット20cには、後端部で後輪を軸支するリヤアーム20fが上下揺動自在に枢支されている。
なお、参照番号24は上記メインパイプ20bの後端部上側に配設された燃料タンクであり、該燃料タンク24の上側にシート(図示せず)が搭載されている。なお、図4に示すように、メインパイプ20aの下端部には、フロントタイヤ31およびフロントタイヤ31を覆うフロントフェンダ32とが配置されている。
上記メインパイプ20bの後部下側でかつ上記リヤアームブラケット20cの前側にエンジン1が、気筒軸を略水平にして前方に向け、クランク軸を車幅方向に向けて吊り下げ固定されている。
詳細には、該エンジン1のクランクケース21の上壁の前端部に形成されたボス部21aがブラケット22を介して上記メインパイプ20bの左,右側面に固定されたブラケット23にボルト締め固定されている。またクランクケース21の底壁後部に形成されたボス部21bが上記リヤアームブラケット20cの下端前部に形成されたボス部20dにボルト締め固定されている。
上記エンジン1は、空冷式4サイクル単気筒型のもので、クランク軸及び変速機構を内蔵する上記クランクケース21の前壁にシリンダブロック2,シリンダヘッド3が積層締結され、該シリンダヘッド3の前合面3aにヘッドカバー4が装着された構成となっている。
図6に示すように、上記シリンダブロック2のシリンダボア2b内には、図示しないピストンが摺動自在に挿入配置されており、該ピストンはコンロッドによりクランク軸に連結されている。
上記シリンダヘッド2の後合面3bには、シリンダボア2b内のピストンとで燃焼室を構成する燃焼凹部3cが凹設されている。この燃焼凹部3cには、燃焼室に連通する排気弁開口3dと吸気弁開口3eとが2つずつ形成されている。上記各排気弁開口3dは、シリンダヘッド3に形成された排気ポート3fに接続され、排気弁開口3fからの排気は、排気ポート3fによりシリンダヘッド3の下壁側に導出される。また、上記各吸気弁開口3eは、シリンダヘッド3に形成された吸気ポート3gに接続され、吸気弁開口3eへの吸気は、吸気ポート3gにより、シリンダヘッド3の上壁側から案内される。
上記各排気弁開口3dは、当該排気弁開口3dの開口平面に対して鉛直方向に進退動する排気弁6の弁頭6aで開閉される。排気弁6は、シリンダヘッド3に配設されており、この排気弁6の弁軸6bは、気筒軸Aとθ1の角度をなすようエンジン下側に傾斜配置されている。弁軸6bの基端部にリテーナ6cが装着され、このリテーナ6cとシリンダヘッド3に形成されたばね座3kとの間に弁ばね6dが介装されている。
この弁ばね6dにより排気弁6は、軸部6bが排気弁開口3dから離間する方向、つまり、弁頭6aが排気弁開口3dを閉じる方向に付勢されている。
また、各吸気弁開口3eは、当該吸気弁開口3eの開口平面に対して鉛直方向に進退動する吸気弁7の弁頭7aで開閉される。吸気弁7は、ヘッドシリンダ3に配設され、この吸気弁7の弁軸7bは気筒軸線Aとθ2の角度をなすようエンジン上側に傾斜配置されている。また、弁軸7bの基端部にリテーナ7cが装着され、このリテーナ7cとシリンダヘッド3に形成されたばね座3kとの間に弁ばね7dが介装されている。この弁ばね7dにより吸気弁7は、軸部7bが吸気弁開口3eから離間する方向、つまり、弁頭7aが上記吸気弁開口3eを閉じる方向に付勢されている。
さらに、上記シリンダヘッド3の上記吸気弁7,排気弁6の弁ばね7d,6dとの間に位置するように吸,排気共用のカムを備えるカム軸8が回転自在に配設されている。
また、カム軸8と排気弁6との間の前側には排気ロッカアーム9が配置され、排気ロッカアーム9は、排気ロッカ軸9aにより回転自在に支持されている。また、カム軸8と吸気弁7との間の前側には吸気ロッカアーム10が配置され、吸気ロッカアーム10は吸気ロッカ軸10aにより回転自在に支持されている。これらロッカアーム9、10は、それぞれ一端部でカム8軸のカムと接触し、カム軸8の回転により他端部で軸部6b、7bの上端をそれぞれ押圧し、軸部6b、7bをそれぞれ付勢方向に抗して移動させる。なお、上記排気,吸気ロッカ軸9a,10aは、ヘッドカバー4の内面に突設されたボス部により支持されている。
ここで、上記カム軸8は、気筒軸線Aに対して排気側にaだけ偏位配置されており、これに伴って吸気弁7の気筒軸線Aとなす角度θ2は排気弁6の気筒軸線Aとなす角度θ1より小さく設定されている。即ち、吸気弁7は排気弁6に比較して気筒軸線Aにより近づく起立状態に配置されている。その結果、吸気弁7からエンジン上側部分により大きなスペースが確保され、このスペースを用いて、後述するインジェクタ11の設置を自由に行うことができる。
上記吸気ポート3gは、ヘッドシリンダ3において、上記吸気弁開口3eから上記気筒軸線Aに略直交する方向に屈曲された後、そのまま上方に延長されてなり、外気を燃焼室内に導入する吸気通路の一部を構成している。
上記吸気ポート3gの下流端の屈曲部は、隔壁3hにより上記左,右の吸気弁開口3e,3eに連通する分岐通路3i,3iに分岐されている。また、吸気ポート3gの上流端の外部接続口3jには、吸気通路の一部を構成するスロットルボディ5が接続されている。
上記スロットルボディ5は、下流側から順に第1,第2スロットル弁5a,5bを備え、吸気ポート3gに近接配置されている。
第2スロットル弁5bの弁軸に固定された駆動プーリ5cには、スロットル操作ケーブル29の一端が連結され、該ケーブル29の他端は操向ハンドルのスロットルグリップに連結されている。
また、第2スロットル弁5bの駆動プーリ5cと第1スロットル弁5aとは、リンク式の遅れ機構5dを介して連結されている。
上記第1,第2スロットル弁5a,5bの開度は、負荷(スロットル操作量)の変化に伴って以下のように制御される。上記下流側に配置された第1スロットル弁5aは、無負荷(アイドル)運転域から所定の部分負荷運転域までは全閉位置に保持される。これにより、スロットルボディ5は、噴射された燃料の微粒化を促進するための微粒化用空気を副通路13を介してインジェクタ11の噴射ノズル11a付近に大量に供給するようになっている。このようにスロットルボディ5では、噴射ノズル11a付近へ大量な微粒化用空気を供給することにより、低負荷運転時における噴射燃料のガス化を促進する。
また、上流側に配置された第2スロットル弁5bはスロットル操作に応じて主通路面積を制御する通常のスロットル弁である。
そして、図3に示すように、上記吸気ポート3gの前壁側に、上記インジェクタ11が、前面視で吸気ポート3gの中心線Bに一致し、かつカム軸方向視で上記気筒軸線Aに対して(θ2+θ3)の角度でエンジン上側に傾斜するように配設されている。
このインジェクタ11の配置位置,角度等の設定に当たっては、燃料と微粒化用空気との混合気が吸気弁開口3eと開位置にある吸気弁7の弁頭7aとの環状の隙間の主として気筒軸線A側部分を通ってシリンダボア2b内面の排気弁開口側部分に沿って、かつ気筒軸線A方向に噴射されるように設定されている。
すなわち、インジェクタ11は、吸気弁開口3eに燃料噴射口を対向させ、且つ、燃料噴射口から噴射された燃料とエアとの混合気がシリンダ内でタンブルなどのエアーモーションを発生させる角度で、ヘッドシリンダ3に配設されている。
つまり、インジェクタ11は、図2に示すように、噴射ノズル11aの燃料噴射口から噴射された燃料とエアとの混合気の吸気弁開口3eにおける実効スポットの直径が吸気弁開口の半径よりも小であり、且つ、実効スポットの軸線が吸気弁開口3eを通りシリンダの内周壁と交差する位置に配設されている。
言い換えれば、インジェクタ11は、その噴射ノズル11aが、図1において、水平方向から見て、吸気弁開口3eが弁頭7aにより閉塞された状態における弁軸7bの基端と、吸気弁7の軸線と吸気ポート3gの中心線Bとの交点と、吸気ポート3gの中心線Bとシリンダヘッド3の上流端の外部接続口3jとの交点とを結んだ領域内に位置するように配置されている。
なお、このインジェクタ11は、吸気弁開口3eの開口面から噴射ノズル11aまでの距離が4.0cm以下となる位置に配置されることが望ましい。
また、インジェクタ11は、燃料噴射中に開口する吸気弁3eからシリンダボア2b内に燃料を直接噴射する。例えば、インジェクタ11の吸気弁開口3eに対する噴射タイミングは、ECU(Engine Control Unit)などの制御装置により制御される。
上記吸気ポート3gの前壁部分には、装着穴3mが、外部から吸気ポート3g内に連通するように貫通形成されている。
この装着穴3mの吸気ポート連通部付近は、噴射された燃料を上記吸気ポート3gから吸気弁開口を通してシリンダボア2b内に案内する噴射通路14となっており、該噴射通路14には筒状のホルダ12が嵌合されることにより装着されている。
このホルダ12の軸方向外側に位置する支持穴12a内には、上記インジェクタ11の噴射ノズル11a部分が挿入された状態で嵌合されている。
これにより噴射ノズル11aは、吸気弁7の軸と吸気ポート3gの中心軸Bとの間であり、且つ、吸気ポート3gの吸気弁側端部に近接する位置に配置される。
なお、この噴射ノズル11aの燃料噴射孔は、燃料を左,右の吸気弁開口3e,3eに向かう分岐流として噴射する形状を有している。
また、上記ホルダ12の軸方向内側部分は噴射口12bとなっている。よって、インジェクタ11の噴射ノズル11aから2方向に分岐するように噴射された燃料は、上記噴射口12b内で微粒化用空気と混合され、該噴射口12bから吸気ポート3gの分岐通路3i,3iを通って燃焼室(シリンダボア2b)内に供給される。
なお、上記ホルダ12の噴射口12bは、上記隔壁3hに対向しており、該隔壁3hには上記インジェクタ11から噴射された燃料が衝突するのを回避するための逃げ部3nが切欠き形成されている。
上記ホルダ12の噴射口12bの外周部の小径に形成された部分と上記装着穴3mとの間には、環状のエアチャンバ12cが形成されており、該エアチャンバ12cは、上記ホルダ12に等角度間隔毎に径方向に貫通形成された複数(この実施形態では4個)の連通孔12dにより噴射口12b内に連通している。
また、上記エアチャンバ12cには副通路13の下流端開口(接続口)13aが連通している。この副通路13は、上記吸気ポート3gに沿って上流側に延び、その上流端開口13bは上記スロットルボディ5の第1,第2スロットル弁5a,5bの間に連通している。
この実施の形態における4個の連通孔12dのうち、上記下流端開口13a側に位置する2つの連通孔12dの軸線は、下流端開口13aの軸線に対して45°をなしている。即ち、上記連通孔12dは、上記下流端開口13aからずらした方向に向けて形成されている。
図5に示すように、上記スロットルボディ5には吸気通路の残りの部分を構成する吸気管25が接続されている。この吸気管25は、上記スロットルボディ5から上方に延びた後、上記メインパイプ20bの下面に沿って前斜め上方に延び、エアクリーナ26の後壁26aに突設された接続口26bに接続されている。
上記エアクリーナ26は、ボックス本体26cの前側開口に蓋体26dを着脱可能に装着し、内部にエレメントを収容している。このエアクリーナ26は、上記メインパイプ20bの前部下側でヘッドパイプ20aの後側に位置し、該メインパイプ20bにボルト締め固定されている。なお、参照番号26eは外気をエアクリーナ26内に導入するダクトであり、このダクト26eは、メインパイプ20bの前部上側でヘッドパイプ20aの後側に開口している。
また、参照番号27は上記インジェクタ11に接続された燃料供給ホースであり、この燃料供給ホース27は、吸気管25とメインパイプ20bとのそれぞれの右側を後斜め上方に延び、燃料供給ポンプを介して上記燃料タンク24に接続されている。なお、燃料供給ホース27を吸気管及びメインパイプの左側に配置しても良い。
このように本実施の形態の自動二輪車は、下方に湾曲するメインパイプ(メインフレーム)20bと、メインパイプ20bの下方に配置されるエンジン1及びエアクリーナ26と、メインパイプ20bの下方で、エンジン1とエアクリーナ26との間に設けられた吸気管25とを有する。そして、エンジン1は、シリンダ内への吸気を行う吸気弁7を取り付ける吸気弁配設部と、シリンダ内からの排気を行う排気弁6を取り付ける排気弁配設部と、吸気管に接続され、外部エアを吸気弁に供給する吸気ポートと、燃料を噴出するインジェクタ11を取り付けるとともに、噴射ノズル11a(燃料噴射口)を、吸気弁7の軸と吸気ポート3gの中心軸Bとの間であり、且つ、吸気ポート3gの吸気弁側端部に近接した位置に配置するインジェクタ配設部と、吸気弁配設部と排気弁配設部と吸気ポート3gとインジェクタ配設部とを一体的に形成してなるシリンダヘッド3とを具備する。このエンジン1を具備することで、自動二輪車は、図4に示すように、フロントフェンダ32と、メインパイプ20b、エンジン1とで囲まれた空間内にて、吸気管25とインジェクタ11とを相互に干渉しない位置に配置している。
次に、本実施形態装置の作用効果について説明する。
無負荷運転域から所定の部分負荷運転域においては、下流側の第1スロットル弁5aは全閉とされ、第2スロットル弁5bはスロットル操作に応じて開閉制御される。
上記部分負荷運転域より負荷の小さい運転域では、エンジン側の吸気負圧が副通路13にそのまま作用し、吸入空気の全量がスロットルボディ5内から副通路13を通ってエアチャンバ12cに導入される。次いで、このエアチャンバ12cに導入された吸入空気は、連通孔12dを通って噴射口12b内に噴射され、ここで噴射ノズル11aから噴射された燃料を微粒化しつつ該燃料と良く混合される。次いで、この混合気は、隔壁3hの逃げ部3nの左,右を通って左,右の吸気弁開口3eから燃焼室内に供給される。
この場合、インジェクタの噴射ノズル11aを吸気弁開口3eに近接する位置に、つまり、噴射ノズル11aが、吸気弁7の軸と吸気ポート3gの中心軸Bとの間であり、且つ、吸気ポート3gの吸気弁側端部に近接する位置に配置されている。具体的には、噴射ノズル11aの燃料噴射孔をシリンダ軸線Aと平行で動弁機構の吸気側端部を通る直線Cより気筒軸A側に位置させている。この噴射ノズル11aと吸気弁開口3eとが近接しているため、噴射ノズル11aが噴射する燃料がエアと混合させて、吸気弁開口3eに直接噴射される。よって、燃料が付着し得る壁面積自体が小さくなり、それに伴って燃料の壁面付着量が減少し、冷間運転時の燃費を改善できる。さらに、燃料カット時やアイドルストップ時に未燃焼燃料が排出されることによる排気ガス性状の悪化を改善できる。また、急なスロットル操作に対してもエンジン回転速度の増加に遅れが生じない等のスロットル応答性を改善できる。
また、上記混合気は、吸気弁開口3eと開いている吸気弁7の弁頭7aとの環状の隙間の主として排気側部分からシリンダボアの内面に沿って軸方向に供給され、そのためにシリンダボア2a内においてタンブル(縦渦)が確実に発生し、上述の燃料の微粒化と相まって燃焼性が向上する。
本実施形態では、カム軸8を気筒軸線Aより排気側に偏位させて配置し、気筒軸線Aと吸気弁7とのなす角度θ2を気筒軸線Aと排気弁6とのなす角度θ1より小さく設定している。つまり吸気弁7を気筒軸線A側に寄り添うように起立させている。
すなわち、エンジン1のシリンダヘッド3は、吸気弁配設部と、排気弁配設部と、吸気ポートと、燃料噴射口を、吸気弁の軸と吸気ポートの中心軸との間であり、且つ、前記吸気ポートの吸気弁側端部に近接した位置に配置するインジェクタ配設部とを一体的に形成して成る。
これにより、シリンダヘッド3の吸気側部分に、インジェクタ11を吸気弁開口3eに近づけて配置するためのスペースを確保でき、上述の燃料の壁面付着量を低減し、応答性を改善できるとともに、燃焼性を向上できる。
また、噴射通路の噴射ノズル11aが位置する部分とスロットルボディ(主通路)5の第1,第2スロットル弁5a,5bの間の部分とを副通路13で連通し、無負荷から所定の部分負荷運転域までは第1スロットル弁5aを全閉としたので、大量の吸入空気を噴射ノズル11a部分に微粒化用空気として確実に供給でき、そのため上述の燃料微粒化を促進できる。
さらに、上記実施形態1では、気筒軸を中心に対象に配設された排気弁6と吸気弁7、さらにシリンダボア2bの軸に対して直交するように配置される吸気ポート3gのぞれぞれが一体的に配設されたシリンダヘッド2において、インジェクタ11先端の噴射ノズル11aは、吸気弁7の軸と吸気ポート3gの中心軸Bとの間であり、且つ、吸気ポート3gの吸気弁側端部に近接する位置に配置されている。このため、ヘッドシリンダ3において、インジェクタ11は、噴射ノズル11aの燃料噴射口から噴射された燃料とエアとの混合気の吸気弁開口における実効スポットの直径が吸気弁開口3eの半径よりも小であり、且つ、実効スポットの軸線が吸気弁開口3eを通りシリンダボア2bの内周壁と鋭角に交差する位置に容易に配設される。
また、スロットルボディ5が吸気ポート3gに近接するように吸気管25に接続されているため、スロットルボディ5内の第1及び第2スロットル弁5a、5bの開閉に迅速に応答してエアを吸気弁開口3eを介してシリンダボア2bに吸入させることができる。つまり、スロットル開度に対するレスポンスを向上することができる。
さらにまた、左,右の分岐通路3i,3iを画成する隔壁3hに噴射された燃料が衝突するのを防止する逃げ部3nを形成したので、2つの分岐通路3i,3iの中心にインジェクタ11を配置した場合でも、2つの吸気弁開口3e,3eに向けた分岐流として噴射された噴射燃料が隔壁3hに衝突付着するのを回避できる。
そして、本実施形態では、インジェクタ11をシリンダヘッド3の吸気弁開口3eの直近に配設し、吸気管25とインジェクタ11とを相互に干渉しない位置に配置したので、エンジン1をメインパイプ20bの下側に吊り下げ固定する際に、上記インジェクタ11がメインパイプ20bと干渉し難く、エンジン1をメインパイプ20bに吊り下げ固定する場合の自由度がインジェクタの配置によって損なわれることがない。
また、シリンダヘッド2の上壁とメインパイプ20bとの間にスロットルボディ5の配置スペースを容易に確保でき、スロットル応答性を向上でき、さらに吸気管25を曲げ箇所数が1つだけで、しかも曲げRを大きくとることができ、吸気抵抗を軽減できる。
吸気管25をメインパイプ2bの下面に沿うよう配置し、これらに対して同じ側に燃料供給ホース27を配置したので、吸気系及び燃料供給系の配索構造を簡素化できる。
なお、上記第1実施形態では、スロットルボディ5をシリンダヘッド2の上壁に直接接続したが、図8に第2実施形態を示すように、吸気管28を、シリンダヘッド3の上壁から上方に延びた後、前方に延びさらに上方に屈曲して上記エアクリーナ26の底面26fに接続された形状とし、該吸気管28の上記前方に延びた部分にスロットル弁を内蔵するスロットルボディ5を介在させても良い。また、本実施形態においても、燃料供給ホース27は吸気管28及びメインパイプ20bの右側を後斜め上方に延びている。
このように構成した場合には、スロットルボディ5の配置スペースの確保が容易であり、また、スロットルボディ5の姿勢が横向きであるので、駆動系において特に駆動ケーブルの配置が容易である。
図9は本発明の第3実施形態を説明するための図である。
本第3実施形態では、インジェクタ11をシリンダヘッド3の吸気ポート3gとシリンダブロック2側の合面3bとの間に配置している。より詳細には、インジェクタ11は、上記2つの吸気弁開口3eのうち右側に位置する分岐通路3i′から吸気弁開口3e′を通して燃焼室内に向けて燃料を直接噴射供給するように配置されている。
本実施形態では、インジェクタ11を右側の吸気弁開口3e′側に配置し、該インジェクタ11の噴射ノズル11aが位置する部分とスロットルボディ5の第1,第2スロットル弁5a,5bの間の部分とを副通路13で連通し、無負荷から所定の部分負荷運転域までは第1スロットル弁5aを全閉としている。これにより、大量の吸入空気を噴射ノズル11a部分に微粒化用空気として確実に供給でき、そのため燃料と微粒化用空気との混合気が右側の吸気弁開口3e′からシリンダボア内に内周方向に供給される。よって、燃焼室内において横渦(スワール)を発生させることができ、上述の燃料微粒化を促進でき、燃焼性を改善できる。
また、この場合においても、インジェクタ11をシリンダヘッド3に直接取り付け、噴射ノズル11aを吸気弁開口3eの直近に位置させたので、インジェクタ11が上方に大きく突出するといった問題を回避でき、インジェクタ11を配設したことでエンジンの搭載上の自由度が低下するといった問題も生じない。
本明細書は、2002年10月25日出願の特願2002−311486に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
本発明は、吸気通路の途中にインジェクタを有する吸気装置を備えたエンジンがメインフレームの下部に設けられる自動二輪車に適用することができる。
従来の自動二輪車のエンジン搭載状態を示す概略構成図 従来の自動二輪車のエンジン搭載状態を示す概略構成図 本発明の第1実施形態による自動二輪車のエンジン搭載状態を示す右側面図 図3に示す自動二輪車のエンジン搭載状態の概略構成図 上記エンジン搭載状態を示す平面図 上記エンジンの断面右側面図 上記エンジンの断面正面図 本発明の第2実施形態による自動二輪車のエンジン搭載状態を示す右側面図 本発明の第3実施形態による自動二輪車のエンジン搭載状態を示す右側面図

Claims (4)

  1. 下方に湾曲するメインフレームと、
    前記メインフレームの下方に配置されるエンジン及びエアクリーナと、
    前記メインフレームの下方で、前記エンジンと前記エアクリーナとの間に設けられた吸気管とを有する自動二輪車において、
    前記エンジンは、
    シリンダへエアを供給する吸気ポートに近接して接続される主通路から分岐する副通路と、前記主通路上の、前記副通路の分岐箇所を挟んだ位置に前記主通路内の前記吸気ポート側に設けられ、無負荷から所定の部分負荷運転域までは全閉する第1スロットル弁と、前記分岐箇所を挟んだ位置にスロットル操作に応じた開度になる第2スロットル弁とを備えるスロットルボディと、
    シリンダヘッドに直付けされ、燃料噴射口が、吸気弁、排気弁及びこれらを駆動するカム軸が気筒軸線に対して前記吸気ポートから離間する方向に偏位することにより前記吸気弁と前記吸気ポートとの間に形成されたスペース内の位置であって、前記シリンダの前記吸気弁開口に対向するとともに前記吸気弁の軸と前記吸気ポートの中心軸との間であって前記吸気ポートの前記吸気弁側端部に近接した位置に配置されるインジェクタと、
    前記燃料噴射口からの噴射燃料を前記吸気弁開口側に案内する噴射口と、
    前記噴射口を囲むとともに前記燃料噴射口の周囲を囲む環状をなし、前記副通路の開口端部が接続されるエアチェンバと、
    前記エアチェンバと前記噴射口内とを連通する連通孔とを有し、
    前記インジェクタは、前記燃料噴射口から噴射された燃料と前記エアとの混合気が前記シリンダ内でエアモーションを発生させる角度で配設され、前記燃料噴射口から噴射された燃料と前記副通路からのエアとの混合気の前記吸気弁開口における実効スポットの直径が前記吸気弁開口の半径よりも小であり、且つ、前記実効スポットの軸線が前記吸気弁開口を通り前記シリンダの内周面と交差する位置に位置し、
    前記吸気弁開口は、前記インジェクタの燃料噴射中に開いて、前記混合気を前記シリンダ内に直接噴射させるように形成され、
    前記吸気管と前記インジェクタとは、相互に干渉しない位置に配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記スロットルボディの前記第2スロットル弁と第1スロットル弁とは、リンク方式の遅れ機構を介して連結されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記吸気ポートは2つの吸気弁開口を有し、前記吸気ポートは隔壁によって左右の分岐通路に画成され、
    前記インジェクタは前記2つの吸気弁開口に向けた左右の分岐流として燃料を噴射し、
    前記隔壁には、前記2つの吸気弁開口に向けた分岐流として噴射された噴射燃料が分岐通路の内壁に衝突付着するのを回避するための逃げ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  4. 前記インジェクタは、前記吸気弁開口の開口面から噴射ノズルまでの距離が4.0cm以下となる位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
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