JP4248477B2 - 綜絖 - Google Patents

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Description

本発明は、織機、特に高速運転の織機に適している綜絖に関する。
織機では、いわゆる綜絖が杼口形成のために用いられる。綜絖は、正面図で見てほぼ方形のフレームによって形成される。このフレームの上方および下方の長い長手方向縁部は、それぞれ1つの綜絖棒によって形成されている。側方で両綜絖棒は側方支柱によって結合されている。綜絖棒は、度々、中空室成形材によって形成されている。綜絖棒には綜絖子支持レールが固定されており、この綜絖子支持レールは綜絖子を有している。各綜絖子は少なくとも1つのメールを有しており、このメールを通って経糸が案内されている。杼口形成のために、綜絖棒は素早く連続して上下に運動させられる。大きい織物幅では、綜絖棒は極めて長くなり、この綜絖棒は製織速度(毎分回転数)に依存してたわむ傾向がある。このようなたわみを減らすために、かつとりわけ両綜絖棒の異なるたるみを回避するために、両綜絖棒の相互の結合には側方支柱のほかに、時折、中央結合部材が使用される。このような中央結合部材は、その両端部で両綜絖棒を結合するステーである。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公告第2620778号明細書によって、前記のような中央結合部材を備えた綜絖棒が公知である。この綜絖棒は複数の金属薄板成形体から成っており、これらの金属薄板成形体の間には、例えば硬質プラスチックフォーム、蜂の巣状の材料または軽量タイプの木材から成る、充填材料体が配置されている。充填材料は金属薄板成形材に接着されている。さらに中央結合部材を挿入するための可能な手段を形成するために、金属薄板成形材間に存在する自由空間は、ゴム体によって充填されている。このゴム体は、平坦な金属薄板成形体に堅固に付着するように結合、例えば接着されている。ゴム体内には成形レールの延長部が保持されている。この延長部は、拡幅されたヘッドによって、やはり両金属薄板成形材間の間隙内に押し込まれたいわゆる滑りエレメントを保持している。この滑りエレメント内にはねじが挿入されており、このねじは、ここでは中間ステーと呼ばれる中央結合部材を保持している。
さらに、スイス国特許第547366号明細書によれば、調節可能な中央結合部材を備えた綜絖が公知である。綜絖はここでは中空室成形材によって形成される。この中空室成形材は中央結合部材の領域に、それぞれ別の綜絖棒に向けられた窓を有していてよい。中空室成形材の内室内には保持体が配置されている。この保持体は中空体の側壁に結合されている。
この配置は、最高製織速度のためには最適化されていない。
ドイツ連邦共和国特許第3220710号明細書によれば、各綜絖子支持レールに面した側に、緊締片を収容するための狭い室を有している綜絖棒を備えた綜絖が公知である。前記室は綜絖子支持レールに向かって、窓によって接近可能である。前記室内に挿入された緊締片は、ここでは中央結合部材のためのアバットメント(Widerlager;abutment)を提供する。
中央結合部材と綜絖棒との間の力伝達は、比較的に小さい空間で行われる。さらに、緊締片のための、長手方向で連続的に一貫した室を形成することは、増大された材料コストを必要とし、ひいては綜絖棒の著しい質量のもとになる。
ドイツ連邦共和国特許出願公告第1083759号明細書も、やはり中空成形材として形成された綜絖棒に基づいている。複数の中央結合部材の取付けのために、各綜絖棒は、綜絖子支持レールに面した側に開口を備えている。この開口によって、内室内に配置された対応する保持片が接近可能である。この保持片は、中央結合部材を保持するねじを受容するためのねじ山付き孔を有している。
ドイツ連邦共和国特許出願公告第2620778号明細書 スイス国特許第547366号明細書 ドイツ連邦共和国特許第3220710号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公告第1083759号明細書
本発明の課題は、特に高速運転の織機に適している綜絖を提供することである。
この課題を解決するために本発明の構成では、綜絖棒が設けられており、該綜絖棒が中空室成形体として形成されており、該中空室成形体が、ほぼ平坦な2つの側壁と2つのステムとを備えた少なくとも1つの閉じた中空室を有しており、前記ステムのうちの一方のステムが窓を備えており、保持片が設けられており、該保持片が中空室内に配置されていて、側壁に面状に結合されているようにした。さらに、綜絖棒が設けられており、該綜絖棒が中空室成形体として形成されており、該中空室成形体が、ほぼ平坦な2つの側壁と2つのステムとを備えた少なくとも1つの閉じた中空室を有しており、前記ステムのうちの一方のステムが窓を備えており、保持片が設けられており、該保持片が中空室内に配置されていて、一方のステムから他方のステムへ延びているようにした。
本発明による綜絖は綜絖棒を有しており、この綜絖棒は中空室成形体として形成されていて、少なくとも1つの、しかしながら有利には2つまたはそれ以上の閉じた中空室を有しており、この中空室は長手方向で綜絖棒を貫通して延びている。この場合、中空室は有利には長手方向で不変の横断面を有している。個々の中空室の横断面は、有利にはほぼ同じ大きさである。必要とあれば、前記横断面は種々異なる大きさで形成されていてもよく、この場合、平坦な側壁間に設けられたステムは、剛さの見地から配置されている。中空室は、有利にはほぼ方形の横断面を有しており、この場合、綜絖子支持レールに面した中空室は、中央結合部材が配置されるべき箇所に、窓を備えている。この窓によって、中空室内に配置された保持片が接近可能であり、この保持片は、中空室を制限もしくは画成している側壁に面状に結合されている。この面状の結合部によって、保持片に接続可能な中央結合部材と綜絖棒との間の大面積の力伝達が行われる。したがって、極めて薄い側壁を備えた中空室成形材が使用されることができる。
本発明によって、長い綜絖棒を備えた広幅の綜絖を設けることが可能になり、しかも、この綜絖は高い製織速度に適している。中央結合部材を固定するための緊締片またはこれに類するもののための別個の室は、必要とされない。したがって、それ自体としては、中央結合部材を備えた綜絖を形成するために設けられているものではない、極めて軽量の綜絖棒が使用されることができる。したがって、通常は比較的に短い綜絖棒しか製作されない無端成形材から、対応する中空室成形体が切り離されることができる。
保持片を収容するために設けられた中空室は、有利には、綜絖棒の端部において角隅結合部材を収容する中空室である。保持片を収容するための別個の中空室は、必要とされない。有利には、保持片の横断面は、中空室の横断面を実質的に隙間無く満たしている。特に、保持片が両側壁と両ステムとに接触していると、有利であると見なされる。したがって、保持片は、あらゆる面で中空室内に支持されることができる。
中空室内への保持片の固定は、有利には接着結合によって行われる。この場合、接着剤がまだ硬化していない状態で、中空室内に保持片が遊び少なく座着することが、有利になる。これにより、保持片を中空室内で位置決めすること、接着剤を注入すること、および、場合によってはまだ負荷され得ない接着結合部を特別に顧慮することなしに当該綜絖棒をさらに加工することまたは取り扱うことが、可能となる。
さらに、中央結合部材の接続のために設けられた窓に、保持片が綜絖長手方向で跨っていると、有利であると見なされる。これにより、綜絖棒の、保持窓によって形成された弱い箇所が、綜絖棒の曲げ強さを顧慮して閉鎖される。それどころか、適宜な重なり合いのもとで、窓の領域における綜絖棒の剛さが、前記重なり合いのない場合の剛さの程度を上回るように高められることができる。
綜絖棒および/または保持片に、接着剤の導入を容易にする手段を備えると、有利であると見なされる。このような手段は1つまたは複数の通路であってよく、この通路は保持片内および/または綜絖棒内に形成されており、この通路を介して接着剤が外側から所望の接着接合部内に導入可能である。このような通路は、例えば、保持片の1つまたは複数の横方向孔によって形成されていてよく、この横方向孔は、綜絖棒の側壁に設けられた1つまたは複数の接着剤注入開口と連通している。この場合、保持片は有利には少なくとも1つの接着剤ポケットを有している。この接着剤ポケットは、所定の接着剤量を蓄えることができ、これにより前記蓄えから、形成される接着接合部に接着剤が供給される。
保持片はプラスチック体または金属体または、組み合わされたプラスチック金属体であってよい。例えば、ねじ山付きブシュがプラスチック体内に埋め込まれていてよい。このことによって、保持片は一方では軽量でかつ剛性的であり、他方では、中央結合部材をねじによって頑丈に接続するのに適している。
本発明の有利な実施形態のさらなる詳細は、図面、明細書または特許請求項に記載してある。
図面には、本発明の実施の形態を具体的に示してある。
図1には、綜絖1を具体的に示してある。この綜絖1は、上方の綜絖棒2と下方の綜絖棒3と側方支柱4,5とを有している。互いに間隔を置いて平行に保持された綜絖棒2,3は、側方支柱4,5と一緒に、方形のフレームを形成している。各綜絖棒2,3には綜絖子支持レール6,7が保持されている。これらの綜絖子支持レール6,7間には、多数の綜絖子8が保持されている。これらの綜絖子8はそれぞれ少なくとも1つのメール9を有している。このメール9を通って経糸が案内されている。この経糸は、杼口を形成するための綜絖1の上下運動に際して、上方または下方へ運動させられる。
綜絖棒2,3はその側方支柱の間で、これらの側方支柱4,5に対してほぼ平行に延びている1つまたは複数の中央結合部材11によって、互いに結合されている。中央結合部材11は両側方支柱4,5間で中央にかつ/または付加的に他の箇所に設けられていてよく、側方支柱4,5に対して平行に延びている。中央結合部材11は、織機の作業時に綜絖棒2,3のコントロールされない振動を、綜絖1の綜絖子8およびその他の部分がいかなる損傷も受けなくなる程度まで抑制または抑止するために働く。
綜絖棒2,3は、互いにほぼ等しくまたは類似するように形成されている。したがって、綜絖棒3の以下の説明は綜絖棒2について当てはまる。
図2には、綜絖棒3を個別に部分図で示してある。綜絖棒3は、主として、例えば軽金属押出し加工成形材としての成形体12によって形成される。綜絖棒3の横断面は、この綜絖棒3の長手方向Lに沿って不変である。本実施例では成形体12は、特に図3から窺えるように、2つの中空室13,14を有している。両中空室13,14のうちの少なくとも、綜絖子支持レール7に面した中空室14は、空である。中空室13も空であってよいか、または必要とあれば例えば軽量フォームまたはこれに類するもののような充填材料で充填されていてもよい。ただ1つの中空室または複数の中空室を備えた中空室成形材が使用されることもできる。中空室13,14は有利にはほぼ方形の横断面を有している。中空室13は、外側に位置するステム15と、両中空室13,14を互いに分離しているステム16とによって制限もしくは画成される。中空室14はステム16と、このステム16に対して平行に配置されていて、中空室14を綜絖子支持レール7に向かって制限もしくは画成しているステム17とによって制限もしくは画成されている。両ステムは互いに平行に方向付けられていて、ほぼ同じ厚さを有している。両ステムに対してほぼ直角に、成形体12は側壁18,19を有している。両側壁18,19は、有利には、ステム15,16,17よりもはるかに肉薄に形成されていて、成形体12の平坦面を成している。ステム15,16,17への直接的な接続部において側壁18,19は増大された厚さを有していてよく、次いで、各ステム15,16,17に対して間隔を置いて段部または傾斜部の形で、より肉薄な側方壁領域に移行していてよい。成形体12は、曲げ剛さに関してほぼ最適化された成形材である。側壁18を起点として、壁領域21がステム17から離れるように延びている(図3)。壁領域21は綜絖子支持レール7を有している。
中央結合部材11がどこに配置されることができようとも、綜絖棒3には窓22が形成されている。この窓22は開口によって形成される。この開口は、ステム17を側壁18,19間の全幅にわたって取り除いていて、かつ側壁19の僅かな部分を取り除いている。窓22によって保持片23が接近可能であり、この保持片23は中空室14内に配置されている。保持片23は図2および図3に示してある。保持片23はその最も単純な形状では、金属またはプラスチックから成るほぼ直方体形のエレメントである。保持片23は、例えば、発泡金属(例えばアルミニウムフォーム)から形成されていてよいかまたは中実の金属体またはプラスチック体から形成されていてよい。保持片23は2つの平坦面24,25を有しており、両平坦面24,25はほぼ全面にわたって側壁18,19に接触している。保持片23の上方および下方の狭幅の端面26,27の近くで、ここで肉厚になった側壁18,19の部分を収容するために、保持片23は段部28,29,31,32を備えていてよい。この場合、保持片23の高さは、端面26がステム16に、端面27がステム17に接触するように設計されている。保持片23の両終端面33,34間で測定されることができる保持片23の長さは、有利には、窓22の、やはり長手方向Lで測定されることができる長さよりも大きい。したがって、窓22に保持片23が跨っている。これに応じて、窓22の両側における区分27a,27bは、ステム17に接触している。
保持片23は窓22の領域に、少なくとも1つの、しかしながら有利には2つまたはそれ以上のねじ山付き孔35,36を有している。これらのねじ山付き孔35,36は図2では単に一点鎖線によって示してあるにすぎない。ねじ山付き孔35,36は固定ねじ37を受容するために用いられる。これらの固定ねじ37によって中央結合部材11が保持片23に接続されることができる。中央結合部材11は棒材として形成されている。この棒材は両端部にそれぞれ1つの足を有していて、ステーのように両綜絖棒2,3を互いに結合している。
保持片23は、最も単純な実施例ではルーズに、すなわち僅かな遊びを備えて中空室14内に座着していてよい。しかしながら、保持片23を例えば接着剤によって所定の位置に固定することおよび、この場合付加的に、窓22の領域において窓22によって弱められた綜絖棒3の補強を行うことが、有利になる。このために接着剤が、少なくとも平坦面24とこれに隣接する側壁18との間および平坦面25とこれに隣接する側壁19との間に導入される。この場合、接着剤は可能な限り終端面33から終端面34へ延びている。さらに、接着剤は有利には、少なくとも、各平坦面24,25にそれぞれ所属する段部28,29,31,32間に取り囲まれている各平坦面24,25の領域にわたって延びている。さらに有利な実施例では、保持片23の端面26,27もステム16,17に接着されている。
接着剤の導入のために側壁18または側壁19は、1つまたは複数の接着剤注入開口を例えば比較的に小さい孔38,39として備えていてよい。前記接着剤注入開口は、各側壁18,19と保持片23との間に接着剤を導入するための手段として働く。孔38,39の領域に、保持片23は有利には貫通孔41,42を備えている。これらの貫通孔41,42の直径は、孔38,39の直径よりもはるかに大きい。したがって、貫通孔41,42は一方では接着剤ポケットを形成していて、他方では、保持片23の正確な軸方向位置決めに左右されることなく、接着剤で充填されることができる程度にはそれぞれ孔38,39の領域に位置している。
保持片23は、接着とは異なる他の固定技術によって側壁18,19に結合されていてもよい。複合材料から製作されていてその側壁18,19が例えば薄鋼板から形成されている綜絖棒2,3の場合、保持片23は側壁18,19に溶接されていてよい。保持片23をリベットもしくはねじ結合装置によって側壁18,19に結合することも可能である。
綜絖1の形成のために、綜絖棒2,3には、まず、中央結合部材11が設けられる予定の箇所に窓22が備えられる。必要とあれば、綜絖子支持レール6,7が固定される。次いで、中空室14内に、必要な保持片23が軸方向で押し込まれる。この場合、中空室14の横断面をほぼ満たす保持片23の遊びはまさしくちょうど、保持片23が各窓22を閉鎖する場所にあまり苦労することなしに保持片23が押しやられることができる大きさである。次いで、予めまたは現時点で孔38,39が側壁19に加工成形され、接着剤がこれらの孔38,39を通って注入される。このことは、平坦面24と側壁18との間および平坦面25と側壁19との間のギャップ内への接着剤の侵入を助成するために、圧力負荷によって行われることができる。使用される接着剤に応じて、綜絖棒2,3は加熱されることができる。このことは、特にホットメルト接着剤が使用される場合に当てはまる。毛管作用下でいわばひとりでに接着接合部内に入っていく接着剤が使用されることもできる。
綜絖棒2,3の両端部では、中空室13および/または中空室14内に角隅結合部材43,44(図1)が挿入され、必要とあれば固定される。今や、綜絖1は組み付けられることができる。綜絖子8が綜絖子支持レール6,7に被せ嵌められている場合、1つまたは複数の中央結合部材11が綜絖棒2,3間へねじ固定されることができる。
図4には、綜絖棒3の変化実施例を具体的に示してある。この変化実施例は、保持片23′の変化させられた構成によって、前記の実施例とは異なっている。保持片23′はプラスチック体によって形成されている。このプラスチック体内に、有利には金属から成る1つまたは複数のねじ山付きブシュ45が、固定ねじ37を受容するために配置されている。前記ねじ山付きブシュは、対応するねじ山付き孔35,36と同様に、側壁18,19に向かって傾斜させられるように方向付けられている。したがって、孔軸線46は、図1および図3では一点鎖線で示してあって側壁18,19に対して平行に延びている線47によって標示してある、中央結合部材11の長手方向に対して、鋭角を成している。このことによって、中央結合部材11の取外しおよび取付けに際して固定ねじ37に接近することが容易になる。このことは、綜絖1の調整のために、例えば綜絖子支持レール6,7における綜絖子が中央結合部材11の位置を越えて移動させられなければならないかまたは交換されなければならない場合に、必要とされる。
綜絖1は綜絖棒2,3を有しており、両綜絖棒2,3は、少なくとも1つの中空室14を備えた成形体12として形成されている。両綜絖棒2,3は、側方支柱4,5と少なくとも1つの中央結合部材11とによって互いに結合されている。中央結合部材11の固定のために、中空室14内には保持片23が配置されている。この保持片23は窓22によって接近可能である。保持片23は有利には中空室14内に挿入して接着されていて、ねじ37によって中央結合部材11を固定するための1つまたは複数のねじ山付き孔を有している。
中央結合部材を備えた綜絖の概略化され短縮された正面図である。
図1による綜絖の綜絖棒の部分図である。
図2による綜絖棒の、III−III線に沿った断面図である。
図2による綜絖棒の変化実施例の、図3に対応する断面図である。
符号の説明
1 綜絖、 2,3 綜絖棒、 4,5 側方支柱、 6,7 綜絖子支持レール、 8 綜絖子、 9 メール、 11 中央結合部材、 12 成形体、 13,14 中空室、 15,16,17 ステム、 18,19 側壁、 21 壁領域、 22 窓、 23 保持片、 24,25 平坦面、 26,27 端面、 28,29,31,32 段部、 33,34 終端面、 35,36 ねじ山付き孔、 37 固定ねじ、 38,39 接着剤注入開口/孔、 41,42 貫通孔、 43,44 角隅結合部材、 45 ねじ山付きブシュ、 46 孔軸線、 47 線、 L 長手方向

Claims (6)

  1. 運転時に上下に運動させられる方形のフレームを形成する綜絖(1)において、
    横断面方形の綜絖棒(2,3)が設けられており、該綜絖棒(2,3)が中空室成形体(12)として形成されており、該中空室成形体(12)が、ほぼ平坦な2つの側壁(18,19)と2つのステム(16,17)とを備えた少なくとも1つの閉じた中空室(14)を有しており、前記ステム(16,17)のうちの一方のステムが窓(22)を備えており、
    保持片(23)が設けられており、該保持片(23)が、綜絖棒(2,3)の中央区分で中空室(14)内に配置されていて、側壁(18,19)に面状に結合されており、さらに該保持片(23)が一方のステム(16)から他方のステム(17)へ延びており、綜絖棒(2,3)が、側壁(18,19)と保持片(23)の2つの平坦面(24,25)との間に接着剤を導入するための手段(38,39)を備えており、該手段(38,39)が、前記側壁のうちの少なくとも一方の側壁(19)内に設けられた通路であり、保持片(23)が、該保持片(23)を横方向に貫通する孔により形成された少なくとも1つの接着剤ポケット(41;42)を有していて、該接着剤ポケット(41;42)から接着剤が、保持片(23)の一方の平坦面(24)とこれに隣接する側壁(18)との間および他方の平坦面(25)とこれに隣接する側壁(19)との間に導入され、しかも可能な限り保持片(23)の一方の終端面(33)から他方の終端面(34)へ延びており、保持片(23)が、窓(22)を通じて直接に到達可能な少なくとも1つのねじ山付き孔(35)を有しており、該ねじ山付き孔(35)が、中央結合部材を固定するための固定ねじ(37)を受容するようになっており、保持片(23)が両ステム(16,17)に接触しており、保持片(23)が、各側壁(18,19)と一緒に、接着接合部を規定しており、該接着接合部が、綜絖棒(2,3)の長手方向(L)における窓の長さを上回り、窓(22)に跨っていることを特徴とする綜絖。
  2. 中空室(14)が、両ステム(16,17)間で測定されることができる高さを有しており、該高さが、中空室(14)の両側壁(18,19)間で測定されることができる幅よりも大きい、請求項1記載の綜絖。
  3. 中空室(14)がその端面側の端部に角隅結合部材(43,44)を備えており、該角隅結合部材(43,44)に側方支柱(4,5)が接続されている、請求項1記載の綜絖。
  4. 保持片(23)が窓(22)に綜絖長手方向(L)で跨っている、請求項1記載の綜絖。
  5. 保持片(23)が中空室(14)の全横断面を満たしている、請求項1記載の綜絖。
  6. 保持片(23)が、少なくとも1つの金属挿入部材(45)を備えたプラスチック体(23′)である、請求項1記載の綜絖。
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