JP4241855B2 - 永久磁石式回転電機および永久磁石式回転電機のロータ製造方法 - Google Patents

永久磁石式回転電機および永久磁石式回転電機のロータ製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、永久磁石式回転電機および永久磁石式回転電機のロータ製造方法に関し、特に、渦電流を低減して高出力を達成できる永久磁石式回転電機およびそのロータ製造方法に関する。
永久磁石式回転電機の回転子(以下、ロータとも称する)においては、たとえば図6に示すように、ロータコア50に複数の穴52を設け、この穴52の内部に永久磁石54を挿入配置することによって極が形成される。そして、ロータコア50を取り囲むように配置した固定子(以下、ステータとも称する)60側のコイルに通電して形成された回転磁界に基づいて、ロータが回転駆動される。永久磁石54により所定の極毎の磁界が形成されるため、小型で、高出力が得られる。
ここで、ステータ60のコイルによって発生される磁束は永久磁石54を貫くため、永久磁石54において渦電流が発生する。ロータコア50の1つの穴52に挿入される永久磁石54が図6のように単体の場合には、永久磁石54には、単体の磁石全体を電流経路とする経路の広い渦電流が生起される。磁石中に発生した渦電流は、回転電機の小型化、高速化および高出力化に伴い、その発熱および損失の問題が顕著となる。すなわち、発熱は磁石の減磁につながり、回転電機の故障の原因となる。また、渦電流による損失は、回転電機の効率を低下させることとなる。
そこで、永久磁石式回転電機においては、磁石内部に生じる渦電流の低減が重要な課題とされており、たとえば特開2000−324736号公報(特許文献1)、特開2000−228838号公報(特許文献2)および特開2006−136130号公報には、渦電流を抑えた永久磁石の構造が検討されている。
図7は、特開2000−324736号公報(特許文献1)および特開2000−228838号公報(特許文献2)に記載の永久磁石式回転電機における永久磁石の構造を示す図である。
図7(A)を参照して、ロータコア50の1つの穴52に挿入される永久磁石56は、回転方向に対して垂直方向(回転軸方向に相当)に配列される複数の永久磁石片560で構成される。すなわち、永久磁石片560は、図10(A)に示す単体の永久磁石54を複数の永久磁石片に分割したものに等しい。以下においては、当該構造に係る永久磁石56を、単に「分割型の永久磁石」とも称する。
なお、隣接する永久磁石片560の間には、電気的絶縁を確保するための絶縁材562が介在する。絶縁材562としては、たとえば、絶縁紙、絶縁テープ、エポキシ樹脂等の合成樹脂が用いられる。さらに、個々の永久磁石片560には、図示しない絶縁材でコーティングされる絶縁処理が施されている。
図7(B)は、図7(A)の永久磁石56に生起する渦電流を示す図である。
図7(B)を参照して、渦電流は、個々の永久磁石片560を、矢印で示された電流経路に沿って流れる。すなわち、渦電流の電流経路は、単体の磁石全体を電流経路とする単一の経路から、永久磁石56の分割数に応じた複数の経路へと変化することになる。
本構造によれば、渦電流の電流経路は、分割されることによって、その長さの総和が単一の電流経路に対して長くなる。これにより、渦電流に対する電気抵抗が大きくなり、すなわち渦電流が流れにくくなり、渦電流損失および発熱を低減することができる。
特開2000−324736号公報 特開2000−228838号公報 特開2006−136130号公報
ここで、上述した分割型の永久磁石56において、渦電流の発生を効果的に抑制するには、分割された渦電流の電流経路の1つ1つを小さくする必要がある。このため、個々の永久磁石片560が十分小さくなるように、分割数を増やす必要がある。
しかしながら、分割数が増加すると、永久磁石片560ごとに施された絶縁材が占める体積が大きくなり、見かけの磁気の強さが低下するため、単体の永久磁石54に対して、回転電機の出力トルクが低下してしまうという問題が生じる。
さらに、分割型の永久磁石は、その生産性においても、絶縁処理に要するコストに起因して製造コストの低減が困難となっていた。
詳細には、図7に示す分割型の永久磁石56については、パーツごとに成形した永久磁石片560を、絶縁材562により電気的に絶縁してから一体の永久磁石に復元する必要があり、この絶縁処理に伴なうコストが低コスト化を阻む要因となっていた。特に、先述した渦電流低減の効果は、永久磁石56の分割数が多いほど渦電流に対する電気抵抗が高くなり、より高い効果を得ることができるが、分割数を増やすことによって、絶縁処理に要するコストも増加してしまうことになる。
このような絶縁処理を不要とした構造としては、特開2000−228838号公報(特許文献2)には、スリットにより一部で隣接するもの同士が連結されるようにして複数の永久磁石に分割されている永久磁石(以下、当該構造に係る永久磁石を、単に「スリット型の永久磁石」とも称する。)が開示される。
しかしながら、このスリット型の永久磁石においても、渦電流の発生を効果的に抑制するためには、スリットの総数を増やす必要があるため、永久磁石の全体積に対してスリットの占める割合が大きくなり、回転電機の出力トルクを低下させるという問題がある。
また、スリットの加工は永久磁石の強度を損ねないための配慮を必要とするため、製造工程が複雑化され、コストの低減に大きな効果を期待することが難しくなる。
また、特開2006−136130号公報(特許文献3)には、複数の永久磁石片を積層したときに隣接する永久磁石片の端部に形成される間隙部によって永久磁石片間の電気的絶縁を確保するように構成された永久磁石が開示される。
しかしながら、特許文献3の永久磁石によれば、該端部の磁束密度が比較的高く、渦電流が該端部に集中して流れる場合には、該端部の電気抵抗が高くなるために渦電流を効果的に低減することができるが、磁束密度が略均一である場合には、該端部以外の部分を流れる渦電流を低減することができないという問題が生じる。
それゆえ、この発明の目的は、簡易かつ低コストに渦電流を低減し、かつ高出力を達成可能な永久磁石式回転電機を提供することである。
この発明の別の目的は、簡易かつ低コストに渦電流を低減し、かつ高出力を達成可能な永久磁石式回転電機のロータ製造方法を提供することである。
この発明のある局面によれば、永久磁石式回転電機は、ステータと、永久磁石が埋め込まれ、ステータに対して回転自在に設けられたロータとを備える。永久磁石は、所定の方向において互いに接するように積層された複数の磁石片を含む。複数の磁石片のうちの隣接する第1の磁石片および第2の磁石片において、第1の磁石片は、第2の磁石片との接触面において、第1の方向に延在する複数の溝部を有し、第2の磁石片は、第1の磁石片との接触面において、第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の溝部を有する。
上記の永久磁石式回転電機によれば、個々の磁石片が、小さい接触面積による高い接触抵抗によって、隣接する磁石片と電気的に分離されている。そのため、個々の磁石片に絶縁処理を施すことなく、簡易かつ低コストに渦電流損失および発熱を抑制することができる。また、絶縁材が省略されたことによってロータコアの1つの穴を占める永久磁石の占積率が増加するため、回転電機の出力トルクを増加して高効率化を図ることができる。
好ましくは、永久磁石は、第1の磁石片および第2の磁石片の接触面において面内方向に点在するように形成された複数の間隙部をさらに含む。
上記の永久磁石式回転電機によれば、隣接する磁石片同士が点接触状態となることによって、接触面には微視的に複数の間隙部が形成される。この間隙部がスリットを同等の機能を果たすため、スリットの加工処理を施すことなく、簡易かつ低コストに渦電流損失および発熱を抑制することができる。また、スリットが省略されたことによってロータコアの1つの穴を占める永久磁石の占積率が増加するため、回転電機の出力トルクを増加して高効率化を図ることができる。
好ましくは、複数の磁石片は、一体の成形体を切断加工により分割することによって形成される。複数の溝部は、切断加工によって生じた切削溝である。
上記の永久磁石式回転電機によれば、切断加工処理によって生じた切削溝を積極的に利用することによって、簡易に隣接する磁石片間の電気的絶縁を確保することができる。
この発明の別の局面によれば、永久磁石式回転電機のロータの製造方法は、所定の方向の少なくとも一方の端面において複数の溝部が配された磁石片を形成する工程と、形成された複数の磁石片を、所定の方向に沿って、隣り合う磁石片と相互に接し、かつ、複数の溝部が互いに交差するように積層する工程と、積層された複数の磁石片を、ロータコアに設けられた穴の内部に挿入配置する工程とを備える。
上記の永久磁石式回転電機のロータ製造方法によれば、隣接する磁石片同士が高い接触抵抗によって電気的に分離されるため、個々の磁石片に施されていた絶縁処理が省略できるため、簡易かつ低コストに永久磁石式回転電機を形成することができる。また、絶縁材が省略されたことによってロータコアの1つの穴を占める永久磁石の占積率が増加するため、回転電機の出力トルクを増加して高効率化を図ることができる。
好ましくは、磁石片を形成する工程は、一体の成形体に所定の方向と垂直な方向に切断加工を施すことにより、一体の成形体を複数の磁石片に分割する工程を含む。複数の磁石片を積層する工程は、分割された複数の磁石片を、所定の方向に沿って1つおきに切断面に水平方向を回転方向として反転させる工程と、隣り合う磁石片と切断面が相互に接するように積層する工程とを含む。
上記の永久磁石式回転電機のロータ製造方法によれば、切断加工処理によって切断面に形成された切削溝を積極的に利用しているため、従来の永久磁石の製造工程において切断面に施されていた研磨処理を省略することができる。その結果、より簡易かつ低コストに永久磁石式回転電機を形成することができる。
好ましくは、切断加工は、回転刃を用いて行なわれる。
上記の永久磁石式回転電機のロータ製造方法によれば、切断加工における切断精度の規準を緩めることができるため、より簡易かつ低コストに永久磁石式回転電機を形成することができる。
この発明によれば、簡易な磁石構造によって渦電流を低減でき、永久磁石式回転電機の低コスト化を実現することができる。
さらに、ロータに埋め込まれる永久磁石の占積率が高くなることから、回転電機の出力トルクが増加され、永久磁石式回転電機の高効率化を図ることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態に従う永久磁石式回転電機における永久磁石の製造工程を示す図である。
図1を参照して、ロータコアの1つの穴に挿入される永久磁石は、複数の永久磁石片を所定の方向に配列して成る、分割型の磁石構造を基本構造とする。なお、所定の方向は、たとえばロータの回転軸方向、回転方向および半径方向のいずれかとする。
詳細には、図1(1)に示すように、最初に、一体の成形体10に切断加工が施される。この切断加工によって、成形体10は複数の磁石片に分割される。
詳細には、成形体10は、図示は省略するが、金型となるダイに磁石用粉末を注入し、この粉末をダイの上方からパンチによって垂直方向に加圧することによって、所望の形状に成形される。この加圧工程において、磁石用粉末には金型の外部から磁場が印加される。これにより、形成された成形体10は、矢印42に示される方向を磁化容易軸方向とする。
そして、この成形体10の一方端面からは、磁化容易軸方向に対して水平方向に回転刃32〜38が挿入される。回転刃32〜38は、直径および厚みが略均一であり、かつ共通の回転軸30に対して所定の間隔で固定される。よって、図示しない駆動回路によって回転軸30を一定の回転速度で回転駆動させることにより、回転刃32〜38は、該回転速度で一体的に回転する。この回転刃32〜38を矢印40の方向に移動させることによって、成形体10は、所定の間隔で切断される。これにより、成形体10は、図1(2)に示されるような各々が略直方体からなる複数の磁石片12〜20に分割される。
なお、回転刃32〜38としては、たとえば超硬合金(タングステンカーバイドなど)からなる中空円板状の台板の外周縁に超砥粒(ダイヤモンド粉末など)からなる刃先が装着されたものが用いられる。したがって、磁石片12〜20の各々の切断面には、面内方向に沿って一様に切削溝が形成される。
次に、図1(2)に示すように、複数の磁石片12〜20は、分割された方向に沿って1個おきに、切断面に水平な方向を回転方向として反転させられる。同図では、磁石片12,16,20が矢印44に示される方向に反転させられる。このように1個おきに磁石片を反転させることによって、隣り合う2個の磁石片の間では、各々の切断面に形成された切削溝が互いに交差することになる。
最後に、図1(3)に示すように、1個おきに反転された複数の磁石片12〜20は、切断面が隣り合う磁石片の切断面と接触するように積層される。積層された複数の磁石片12〜20は、一体の磁石として、図示しないロータコアの穴の内部に挿入配置される。このとき、磁石片12〜20は、矢印46で示される積層方向が回転軸方向、回転方向および半径方向のいずれかに一致するように挿入される。そして、着磁工程を経ることにより、一体の永久磁石が形成される。
図2は、図1の製造工程によって製造された永久磁石の構造を説明するための図である。図2では、簡単のため、永久磁石の一部分を抽出して説明する。
図2を参照して、磁石片12と磁石片14とは、上述したように、成形体10に回転刃を用いた切断加工を施すことによって形成され、かつ、一方の磁石片12を反転させた後に切断面同士が互いに接触するように積層されている。
磁石片14から見た磁石片12の切断面(図中のA面に相当)には、切断加工によって生じた複数の切削溝22が形成されている。この切削溝22は、切断面の長手方向に向かって斜めになるように延在する。
同様に、磁石片12から見た磁石片14の切断面(図中のB面に相当)にも、切断加工によって生じた複数の切削溝22が形成されている。
そして、磁石片12を反転させることによって、切断面同士を接触させたときには、各々の切削溝22が互いに交差することになる。したがって、磁石片12と磁石片14との接触状態は、図3に示すように、互いの凸部同士の接点を介して接触する点接触状態となる。これは、微視的には、接触面の面内方向に沿って点在するように複数の間隙部15が形成されることに等しい。この結果、磁石片12および磁石片14の接触抵抗が高くなるため、磁石片12と磁石片14とは電気的に分離された状態となる。
図3は、図2に示す永久磁石に生起される渦電流を示す図である。
図3を参照して、隣接する磁石片12,14が電気的に分離されていることによって、渦電流は、個々の磁石片の内部を、矢印で示す電流経路に沿って流れる。すなわち、渦電流の電流経路は、上述した間隙部15によって電気的に分断され、個々の磁石片12,14内を流れる複数の経路に分割される。これにより、永久磁石を単体の磁石で構成したときよりも、渦電流に対する電気抵抗が高くなるため、渦電流を低減することができる。渦電流が低減されることによって、渦電流による損失および発熱が抑えられ、減磁および回転電機の損傷を回避することができる。
以上のように、この発明による磁石構造は、渦電流の電流経路が複数に分割される点において、上述した従来の分割型の磁石構造(図7参照)と実質的に同じである。すなわち、この発明および従来のいずれの磁石構造においても、渦電流の低減という同様の効果を得ることができる。
一方、この発明は、かかる効果をより簡易な磁石構造で低コストに実現できるという点において、従来の磁石構造に対してより有利な効果を奏する。
さらに、この発明による磁石構造を備えた回転電機は、その性能面において、従来の永久磁石式回転電機に対して、より大きなトルクを出力できるという有利な効果を奏する。以下に、これらの有利な効果について詳述する。
詳細には、生産性における効果として、この発明による永久磁石は、図7に示す分割型の永久磁石56に対して、個々の永久磁石片560に施されていた電気的絶縁のための処理を省略することができる。具体的には、隣接する永久磁石片560の間に設けられる絶縁材562が不要となる。また、永久磁石片560の各々を絶縁材でコーティングするなどの絶縁処理が不要となる。これにより、簡易かつ低コストに永久磁石式回転電機を形成することが可能となる。
また、この発明による永久磁石は、スリット型の永久磁石に対しても、スリットを加工するための処理を省略することができる。すなわち、スリット型の永久磁石においても、スリットの数を増やすことで渦電流をより低減することが可能となるが、スリットの数が増えると、これに応じて、永久磁石には、スリット部分に相当する磁石のロスが多くなり、材料歩留まりを悪化させることになる。さらに、永久磁石の強度が低下してしまい、損傷する危険性が生じる。
これに対して、この発明による永久磁石は、磁石片の接触面に形成される複数の間隙部15がスリットと同等の機能を果たすことから、複雑な加工処理を伴なわず、簡易かつ低コストに渦電流を低減することができる。
さらに、この発明による永久磁石によれば、切断加工が施された永久磁石片の切断面に形成された切削溝を積極的に利用していることから、従来の永久磁石の製造工程において切断面に施されていた研磨処理を省略することができる。また、従来の分割型の永久磁石の製造工程と比較して、切断加工における切断精度の規準を緩めることができる。したがって、より簡易かつ低コスト永久磁石式回転電機を形成することができる。
次に、回転電機の性能面における効果として、ロータコアの1つの穴を占める磁石の占積率が従来の磁石構造に対して高いことから、より大きなトルク出力を得ることができる。
詳細には、図7に示す分割型の永久磁石56においては、上述したように、分割数を増やすに伴なって、永久磁石片560に介在する絶縁材562の占める体積が大きくなり、所望のトルク出力を得ることが困難となる。
また、スリット型の永久磁石においては、スリットの加工は、通常、所定の幅の刃物を永久磁石の端面に垂直に挿入させて行なわれることから、スリットの開口幅が、用いられる刃物の幅によって一義的に決まり、刃物の幅以下の寸法とすることができない。このため、1つの穴を占める永久磁石の割合(占積率)が低くなり、すなわち、永久磁石が見かけ上弱くなり、トルクを低下させることになる。
これに対して、この発明による永久磁石によれば、微視的に形成される間隙部15の占める体積が絶縁材562およびスリットの占める体積と比較して著しく小さいため、同じ体積中を占める永久磁石の占積率が、従来の永久磁石に対して増加する。これにより、この発明による永久磁石式回転電機は、より大きいトルクを出力することができる。
以上のように、この発明による永久磁石は、従来の永久磁石と比較して、渦電流を簡易かつ低コストに低減することができるとともに、出力トルクを向上させることができる。
さらに、この発明による永久磁石は、上記特許文献3に開示される複数の永久磁石片を積層したときに隣接する永久磁石片の端部に形成される間隙部によって永久磁石片間の電気的絶縁を確保するように構成された永久磁石に対しても、渦電流をより効果的に低減できるという有利な効果を奏する。
すなわち、特許文献3に記載の永久磁石は、渦電流経路を永久磁石の端部において複数の電流経路に分割することによって、渦電流を低減している。しかしながら、このような構造は、永久磁石の端部の磁束密度が相対的に高い場合に有効であるが、永久磁石の全面で磁束密度が略均一である場合には、該端部を除いた部分全体を電流経路とする経路の広い渦電流を生起させることになり、渦電流を十分に低減することが困難となる。
これに対して、この発明による永久磁石によれば、複数の間隙部15によって、隣接する永久磁石片との間の電気的絶縁が接触面の面内方向に沿って一様に確保されているため、永久磁石に生起する渦電流の径路を確実に分断することができ、渦電流損失を確実に低減することができる。
図4は、この発明の実施の形態に従う永久磁石式回転電機における永久磁石の製造工程を説明するためのフローチャートである。
図4を参照して、最初に、ダイに注入された磁石用粉末を加圧することによってブロック状の成形体10(図1)が形成される(ステップS01)。形成された成形体10は、加圧工程に印加された外部磁場によって、主平面に垂直な方向を磁化容易軸方向とする。
次に、成形体10には切断加工が施される(ステップS02)。切断加工は、成形体10の一方端面から他方端面に向かって、磁化容易軸方向に対して水平方向に回転刃32〜38(図1)を移動させることによって行なわれる。これにより、成形体10は、複数の磁石片12〜20に分割される。
そして、複数の磁石片12〜20は、分割された方向に沿って1個おきに、切断面に水平方向を回転方向として反転させられる。これにより、隣り合う2個の磁石片の間では、各々の切断面に形成された切削溝が互いに交差する。1個おきに反転された複数の磁石片12〜20は、切断面が隣り合う磁石片の切断面と接触するように積層される(ステップS03)。
ステップS03において積層された複数の磁石片12〜20は、一体の磁石として、ロータコアの穴の内部に挿入配置される(ステップS04)。このとき、磁石片12〜20は、積層方向が回転軸方向、回転方向および半径方向のいずれかに一致するように挿入される。
次に、ロータコアの穴の内部と磁石との隙間には接着剤(または充填剤)が充填され、該接着剤が冷却することによって該磁石がロータコアに固定される(ステップS05)。最後に、ロータコアの外周から着磁されて一体の永久磁石が形成される(ステップS06)。
なお、図4に示したフローチャートのうち、ステップS02で示した切断加工処理においては、続くステップS03にて反転される対象となる磁石片(たとえば磁石片12)の切断面以外の側面に、予め図5に示されるような目印24を付けておくようにしてもよい。これによれば、ステップS03の処理を行なうときに、対象となる磁石片を反転したか否かを容易に判断することができるため、作業効率が向上され、より一層の低コスト化を図ることができる。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、切断加工によって分割された複数の磁石片を、隣り合う磁石片との間で切断面に形成された切削溝が互いに交差するように配列することによって、該磁石片と電気的に分離されるため、永久磁石にスリットを加工するための処理や絶縁処理が不要となり、より簡易かつ低コストに渦電流による損失および発熱を抑制することができる。
また、永久磁石片を覆う絶縁材やスリットの形成が不要となることによって、永久磁石の占積率が高められ、回転電機のトルク出力の向上を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、ロータ内に永久磁石を配置した永久磁石式回転電機に適用することができる。
この発明の実施の形態に従う永久磁石式回転電機における永久磁石の製造工程を示す図である。 図1の製造工程によって製造された永久磁石の構造を説明するための図である。 図2に示す永久磁石に生起される渦電流を示す図である。 この発明の実施の形態に従う永久磁石式回転電機における永久磁石の製造工程を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態による永久磁石の製造工程の変更例を示す図である。 従来の永久磁石式回転電機の要部構成を示す図である。 従来の永久磁石式回転電機における永久磁石の構造を示す図である。
符号の説明
10 成形体、12〜20 磁石片、15 間隙部、22 切削溝、24 目印、30 回転軸、32〜38 回転刃、50 ロータコア、52 穴、54,56 永久磁石、60 ステータ、560 永久磁石片、562 絶縁材。

Claims (6)

  1. ステータと、
    永久磁石が埋め込まれ、前記ステータに対して回転自在に設けられたロータとを備え、
    前記永久磁石は、所定の方向において互いに接するように積層された複数の磁石片を含み、
    前記複数の磁石片のうちの隣接する第1の磁石片および第2の磁石片において、前記第1の磁石片は、前記第2の磁石片との接触面において、第1の方向に延在する複数の溝部を有し、前記第2の磁石片は、前記第1の磁石片との接触面において、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在する複数の溝部を有する、永久磁石式回転電機。
  2. 前記永久磁石は、前記第1の磁石片および前記第2の磁石片の接触面において面内方向に点在するように形成された複数の間隙部をさらに含む、請求項1に記載の永久磁石式回転電機。
  3. 前記複数の磁石片は、一体の成形体を切断加工により分割することによって形成され、
    前記複数の溝部は、前記切断加工によって生じた切削溝である、請求項1または請求項2に記載の永久磁石式回転電機。
  4. 永久磁石式回転電機のロータの製造方法であって、
    所定の方向の少なくとも一方の端面において複数の溝部が配された磁石片を形成する工程と、
    形成された複数の前記磁石片を、前記所定の方向に沿って、隣り合う前記磁石片と相互に接し、かつ、前記複数の溝部が互いに交差するように積層する工程と、
    積層された前記複数の磁石片を、ロータコアに設けられた穴の内部に挿入配置する工程とを備える、永久磁石式回転電機のロータ製造方法。
  5. 前記磁石片を形成する工程は、一体の成形体に前記所定の方向と垂直な方向に切断加工を施すことにより、前記一体の成形体を前記複数の磁石片に分割する工程を含み、
    前記複数の磁石片を積層する工程は、
    分割された前記複数の磁石片を、前記所定の方向に沿って1つおきに切断面に水平方向を回転方向として反転させる工程と、
    隣り合う前記磁石片と前記切断面が相互に接するように積層する工程とを含む、請求項4に記載の永久磁石式回転電機のロータ製造方法。
  6. 前記切断加工は、回転刃を用いて行なわれる、請求項5に記載の永久磁石式回転電機のロータ製造方法。
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