JP4241267B2 - 回転検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検出対象の回転検出を行う回転検出装置に関し、例えば車輪速度センサに用いて好適である。
従来の回転検出装置は、回転を検出するセンサ部とこのセンサ部で検出した検出信号を外部機器に伝送するための信号ケーブルとを備えており、センサ部と信号ケーブルとが金属製のターミナルを介して接続されている。このターミナルの一端にセンサ部が半田付けによって接合され、他端に信号ケーブルがかしめによって接合されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−171475号公報(第4頁左欄第10行〜第5頁左欄第7行、第2図)
ところが、上述の回転検出装置では、センサ部と信号ケーブルとがターミナルを介して接続されているため、部品点数が増加してコスト高を招くと共に、センサ部及び信号ケーブルをターミナルと接合させる工程が必要である。さらに、ターミナルを配置するスペースが必要となり、回転検出装置の小型化を実現できないという問題がある。
このことから、ターミナルを用いずに、センサ部と信号ケーブルとを直接半田付けによって接合させることが考えられるが、回転検出装置の外壁を樹脂成形する際に発生する熱及び圧力等によってセンサ部と信号ケーブルとを接合している半田が溶融し、センサ部と信号ケーブルとの導通不良が発生してしまう。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、センサ部と信号ケーブルとを確実に導通させることができる回転検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1では、検出対象の回転を検出し、この検出信号を出力するためのターミナルを有する回転検出部と、回転検出部のターミナルと接続され、且つ検出信号を外部機器に伝送するための伝送線とを備えた回転検出装置において、回転検出部のターミナルと伝送線とは、マイクロティグ溶接によってターミナルもしくは伝送線を溶融して接合されるものであって、伝送線から回転検出部へのノイズを低減すると共に、伝送線と接合されるリードを有する電子部品が設けられ、電子部品のリードは、ターミナルと伝送線とを接合する際に、ターミナルと伝送線との接合箇所に同時に接合されることを特徴としている。
この構成により、回転検出部のターミナルと伝送線とは、マイクロティグ溶接によって接合されることから、回転検出装置の外壁を樹脂成形する際に発生する熱及び圧力によって回転検出部のターミナルと伝送線との接合が溶融することを防止できるため、回転検出部のターミナルと伝送線との導通不良の発生を抑制することができる。また、回転検出部のターミナルと伝送線との接合は、回転検出部のターミナルと伝送線とを溶融して接合するマイクロティグ溶接によって行われることから、溶接棒が不要であり、溶接磁極は非接触でよいため、手間をかけずに回転検出部のターミナルと伝送線とを接合させることができる。また、電子部品のリードは、回転検出部のターミナルと伝送線とを接合する際に、回転検出部のターミナルと伝送線との接合箇所に同時に接合されることから、一回の接合工程で回転検出部のターミナル及び電子部品のリードを伝送線に接合させることができるため、接合工程を簡略化できる。
請求項2では、伝送線の導線は、複数の細電線を撚り合わせて構成され、且つ導線のターミナルと接合される接合箇所が予め溶融されることを特徴としている。
この構成により、伝送線の電線は、複数の細電線を撚り合わせて構成されていることから、電線の回転検出部のターミナルと接合される接合箇所を予め溶融させて固めておくことで、溶接時に細導線がバラけることはなく、確実に接合させることができるため、伝送線とターミナルとの接合を容易にすることができる。
また、請求項3では、回転検出部を覆うためのハウジングと、予め形成され、伝送線の回転検出部側を保持し、且つ覆うための第1の覆い部材とを有し、ハウジングと第1の覆い部材とが結合され、且つハウジングと第1の覆い部材との結合部分を覆うように第1の樹脂部材が樹脂成形されていることを特徴としている。
この構成により、ハウジングと第1の覆い部材とを結合し、その結合部分を覆うように第1の樹脂部材が樹脂成形される際に、伝送線の回転検出部側が第1の覆い部材に覆われ、且つ保持されているため、樹脂成形圧が伝送線に加わり難くすることができ、樹脂成形圧によって伝送線が第1の樹脂部材の外部に露出してしまう等の不具合が発生することを抑制できる。
図1は、車輪速度センサ1の組み付け状態を示した図である。図2は、図1に示す車輪速度センサ1の構成を示す縦断面図である。図3は、図2のIII−III矢視断面図である。図4は、車輪速度センサ1の製造工程を示す図である。図5は、回転検出IC2とワイヤ3との接合工程を示す図である。
先ず、図1に基づいて車輪速度センサ1の取り付け位置について説明する。
車輪軸100の車輪近傍の外周部には、軸受101が備えられている。この軸受101は、半径の異なる内輪101aと外輪101bと転動体101cとから構成されている。内輪101aは、車輪軸100の外周面に固定されて車輪軸100と共に回転し、外輪101bは、図示しない車体側に固定されている。また、内輪101aと外輪101bとの両端において、内輪101aと外輪101bとの間に挟まれるようにオイルシール102a、102bが備えられており、内輪101aと外輪101bとの間に充填されたグリスが漏れないようになっている。これらオイルシール102a、102bの一方(102a)には、着磁ロータ103が接合され、軸受101の内輪101aの回転に伴って回転するように構成されている。なお、着磁ロータとは、リング状のロータであり、周方向にN極とS極とが交互に着磁され、車輪軸100の外周を囲むように車輪軸100と同軸的に配置される。
一方、外輪101bには、窓部101dが形成されており、この窓部101dに車輪速度センサ1が圧入固定されている。車輪速度センサ1のうち回転検出IC2が窓部101dから突出し、回転検出IC2が着磁ロータ103に対向して配置される構成となっている。なお、車輪速度センサ1の外周面には、Oリング104が配置され、窓部101dを通じての水等の浸入が防げる構成となっている。
車輪速度センサ1の回転検出IC2は、図2及び図3に示すように、磁界の変化に伴った出力を発生するセンシング素子としてのMRE(磁気抵抗効果)素子やMRE素子からの出力信号を処理する信号処理回路等が備えられたICチップ及び磁石等がターミナル21と共に樹脂によってモールド化されたものである。この回転検出IC2は、一端側が入口を成すと共に他端側が閉塞された中空形状のケースを構成するハウジング4内に収容されている。以下、ハウジング4のうち回転検出IC2が挿入される方向をX方向とする。
ハウジング4は、外径が略四角柱を成しており、X方向と垂直な方向の断面形状が略長方形を成している。そして、このハウジング4の四角柱の側面のうち着磁ロータ100と対向する面41が検出面であって、その面41の反対側の面42のうちハウジング4の閉塞端側に段付き部43が形成されている。また、ハウジング4を構成する四角柱の4つの側面のうち互いに対向するもの同士間の距離は、回転検出IC2の厚みとほぼ同等もしくは若干大きめに設定されているが、4つの側面のうち段付き部43が形成された面42には、X方向に平行な溝44が形成されており、この部分においてハウジング4と回転検出IC2との間に隙間が形成されるようになっており、この隙間を通じて後述する樹脂成形時にハウジング4内に樹脂が充填されるようになっている。
また、ハウジング4の入口側には、面41、42にハウジング4の外縁をX方向と垂直な方向に他の部分よりも突出させたフランジ部45が形成され、フランジ部45の先端を通るハウジング4の外縁には、ハウジング4の外縁をさらにX方向と垂直な方向に突出させた突出部46が形成されている。これらフランジ部45と突出部46とは、ハウジング4の外縁全周に形成されている。さらに、ハウジング4の入口側には、四角柱を構成する4つの側面のうちの対向する2つの側面を部分的にX方向と逆方向に突出させた突出部47が形成されている。
一方、回転検出IC2には、ICチップから引き出されるようにターミナル21が延設されている。
伝送線を成すワイヤ3の電線31は、複数の細い線が撚り合わせて構成され、被覆部32によって覆われている。この被覆部32に覆われた電線31が2組設けられている。この電線31の一端は、ターミナル21の先端部とマイクロティグ溶接によってターミナル21の先端部もしくは電線31の一端を溶融して接合されている。また、電線31の他端は、外部機器(例えばABS制御用のECU)に接続されている。さらに、ワイヤ3は、第1の覆い部材5によって覆われ、且つ保持されることで一体的に設けられている。
第1の覆い部材5には、電線31のターミナル21と接合される側において、凹型の切り欠き部51が形成されている。この切り欠き部51にハウジング4の先端の突出部47が嵌め込まれ、第1の覆い部材5とハウジング4とが固定されるようになっている。
そして、以上のように構成された回転検出IC2、ワイヤ3、ハウジング4及び第1の覆い部材5が樹脂成形による第1の樹脂部材6によって一体化されている。具体的には、ハウジング4のうちのフランジ部45(入口側)とハウジング4の内側及び第1の覆い部材5の一部の外周部分が第1の樹脂部材6によって覆われている。また、電線31とターミナル21との接合箇所も第1の樹脂部材6によって覆われる。この第1の樹脂部材6の外周には、車輪速度センサ1を車体に固定するための固定部71が形成されたステー7が設けられている。
次に、車輪速度センサ1の製造方法について、図4及び5に基づいて説明する。
先ず、図4(a)に示すように、ワイヤ3の内側に設けられる被覆部32が露出するようにワイヤ3の外周部を取り除く。さらに、被覆部32の内側に設けられる電線31が露出するように被覆部32を取り除く。そして、電線31の先端部分(ターミナル21との接合箇所)をマイクロティグ溶接により溶融させて溶接玉33を形成させる。次に、図4(b)に示すように、第1の覆い部材5にワイヤ3を保持させる。
また、図4(c)に示すように、回転検出IC2のターミナル21の先端部が溶接玉33の位置と一致するように、切断及び曲げ加工を行う。次に、図4(d)に示すように、第1の覆い部材5にターミナル21の先端部とワイヤ3の溶接玉33の位置が一致するように回転検出IC2を保持させる。なお、第1の覆い部材5には、回転検出IC2及びワイヤ3を保持させる位置が決められており、電線31及びターミナル21の長さは、予め決められている。そして、マイクロティグ溶接によって溶接玉33とターミナル21の先端部とを溶融させて接合させる。なお、溶接玉33とターミナル21の先端部との接合箇所は、第1の覆い部材5によって覆われておらず、露出している。また、マイクロティグ溶接についての説明は、後述する。
そして、図4(e)に示すように、回転検出IC2を覆うようにハウジング4を第1の覆い部材5に固定させる。この時、ハウジング4の突出部47が第1の覆い部材5の切り欠き部51に嵌め込まれる。最後に、図4(f)に示すように、第1の覆い部材5及びハウジング4を覆うように、樹脂成形により第1の樹脂部材6を形成する。この時、第1の樹脂部材6は、ハウジング4及び第1の覆い部材5の内部に侵入し、ハウジング4及び第1の覆い部材5の内部は、第1の樹脂部材6により充填されている。
なお、回転検出IC2を第1の覆い部材5に保持させずに、別部材(例えば製造時のみに用いる支持部材)によって保持させた状態で溶接玉33とターミナル21の先端部とを接合させてもよい。このようにすれば、ハウジング4の厚みを薄くすることができる。
次に、上述のマイクロティグ溶接について図5に基づいて説明する。
先ず、図5(a)に示すように、電線31の溶接部33と回転検出IC2のターミナル21の先端部とが若干重なるようにワイヤ3と回転検出IC2とを設ける。
そして、図5(b)に示すように、電線31とターミナル21とをアース11に接続し、マイクロティグ溶接器10によって、電線31の溶接玉とターミナル21の先端部とが重なっている部分を放電により溶融して接合させる(図4(c)参照。)。なお、この場合、電線31の溶接玉33のみをマイクロティグ溶接器によって溶融してターミナル21の先端部と接合させてもよい。
[実施例1の効果]
以上説明したように、本実施例の車輪速度センサ1では、ワイヤ3の電線31と回転検出IC2のターミナル21とをマイクロティグ溶接によって電線31とターミナル21とを溶融して接合されていることから、第1の樹脂成形6を樹脂成形によって成形する際に発生する熱及び圧力によって、電線31とターミナル21との接合箇所が溶融することを防止できるため、電線31とターミナル21との接合が剥がれることを抑制でき、電線31とターミナル21との導通不良の発生を抑制することができる。
また、電線31とターミナル21との接合は、電線31とターミナル21とを溶融して接合するマイクロティグ溶接によって行われることから、通常の溶接時に使用する溶接棒が不要となると共に、溶接磁極が非接触であるため、手間をかけずに電線31とターミナル21とを接合させることができるため、製造工程を簡略化させることができる。
さらに、従来の如く、回転検出IC2とワイヤ3とが金属製のターミナルを介して接続されることはなく、部品点数の低減が図れるため、回転検出装置1を安価で構成することができると共に、小スペースで回転検出IC2とワイヤ3とを接合させることが可能となる。
さらに、電線31は、複数の細い線が被覆部32によって撚り合わせて構成されていることから、電線31のターミナル21と接合される先端部を予め溶融させて球状に固めておくことで、溶接時に複数の細い線がバラけることはなく、確実に接合させることができるため、全ての電線31をターミナル21に導通させると共に、接合させ易くすることができる。
また、ハウジング4と第1の覆い部材5とが結合され、その結合部分の外周を覆うように第1の樹脂部材6によって樹脂成形する際に、ワイヤ3の回転検出IC側の一部が第1の覆い部材5に覆われ、且つ保持されているため、樹脂成形圧によってワイヤ3が移動し難くすることができ、ワイヤ3が第1の樹脂部材6の外部に露出してしまう等の不具合が発生することを防止できる。
図6は、図1に示す車輪速度センサの構成を示す断面図である。図7は、図6のVII−VII矢視断面図である。ここでは、第1実施例と同様な箇所は省略し、相違する部分についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施例の車輪速度センサ1では、ワイヤ3から回転検出IC2へのノイズを低減するための電子部品を成すコンデンサ8を有している。なお、コンデンサ8は、回転検出IC2内に組み込まれない場合に用いられる。
このコンデンサ8は、ハウジング4内に設けられ、且つ回転検出IC2よりもハウジング4のX方向の入口側に設けられる。さらに、電線31とターミナル21との接合箇所よりもX方向の閉塞側に設けられる。なお、コンデンサ8は、図7に示すように、ハウジング4の内壁に位置決めされて設けられる。
また、コンデンサ8には、リード81が延設されている。このリード81は、電線31と平行に延伸して設けられ、リード81の先端部が電線31とターミナル21との接合箇所に一緒に接合されている。このリード81の電線31への接合は、電線31とターミナル21とを接合する際に同時に行われる。
以上の構成により、コンデンサ8が組み込まれていない車輪速度センサ1で、回転検出IC2とは別にコンデンサ8を設けることで、ワイヤ3から回転検出IC2へのノイズを低減させることができる。これにより、ワイヤ3からの静電気による回転検出IC2の破壊の防止やワイヤ3からの電磁波による回転検出IC2の誤作動を防止できる。
また、コンデンサ8のリード81は、電線31とターミナル21とを接合する際に、同時に電線31とターミナル21との接合箇所に接合されることから、一回の接合工程のみでターミナル21とリード81と電線31とを一つの接合箇所に接合させることができるため、接合工程を増大させることがない。
図8は、図1に示す車輪速度センサの構成を示す断面図である。ここでは、第1実施例と同様な箇所は省略し、相違する部分についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施例の車輪速度センサ1では、コンデンサ8がターミナル21内に組み込まれて一体的に設けられている。
このように、コンデンサ8をターミナル21内に一体的に組み込むことで、第2実施例のようにコンデンサ8のリード81を電線31とターミナル21との接合箇所に一緒に接合させる必要がない。
図9は、本実施例に係る車輪速センサ1の軸方向断面図である。図10は、図9に示すワイヤ3の拡大図である。図11は、本実施例に係る車輪速センサ1の製造工程を示した図である。図12(a)は、ワイヤ3の被覆部32の外周を凹凸形状にした後を示した斜視図である。図12(b)は、ワイヤ3の外周部34の形状を示した図である。
第1実施例では、ハウジング4と第1の覆い部材5とが別体で構成されているが、本実施例では、図9に示すように、ハウジング4と第1の覆い部材5とを一体にした第2の覆い部材40で構成している。また、第2の覆い部材40内に設けられるワイヤ3は、曲部30を有し、且つ第2の覆い部材40の内部に充填される第2の樹脂部材60によって保持されている。なお、第2の樹脂部材60は、特許請求の範囲の第3の樹脂部材に相当する。
ここで、ワイヤ3の曲部30について説明する。
図10に示すように、ワイヤ3の曲部30は、変形方向(ワイヤ3の径方向)に向かって略コの字形状に形成されている。そして、被覆部32の径方向中心から曲部30の内側の外周面32aまでの長さをX、被覆部32の外径をφとしたときに、以下の関係式(1)が成立するように、ワイヤ3が変形されて、曲部30が形成される。
0.3φ≦X≦1.2φ・・・・・(1)
次に、図11及び図12(a)に基づいて、本実施例の車輪速センサ1の製造工程について説明する。
先ず、第1実施例と同様に、図11(a)に示すように、ワイヤ3の内側に設けられる被覆部32が露出するように、ワイヤ3の外周部を取り除き、さらに、被覆部32の内側に設けられる電線31が露出するように、被覆部32を取り除く。
次に、図11(b)に示すように、ワイヤ3を保持部材80に保持させる。なお、保持部材80には、ワイヤ3に上述した曲部30を形成するための凹部80aが形成されており、ワイヤ3の被覆部32が凹部80aの位置と一致するように保持させる。そして、凸部81aを有する圧入部材81によって、保持部材80の凹部80aに熱プレスすることで、ワイヤ3の被覆部32が略コの字状に変形し、曲部30が形成される。なお、圧入部材81の凸部81aと保持部材80の凹部80aとの形状は、曲部30の変形量が上述の関係式(1)の範囲となるように、予め設定されている。さらに、図12(a)に示すように、圧入部材81の凸部81aのワイヤ3との接触面81bと保持部材80の凹部80aのワイヤ3との接触面80bとは、それぞれ凹凸形状になっており、圧入部材81によってワイヤ3の被覆部32を熱プレスすることで、被覆部32の外周面が凹凸形状となる。
次に、図11(c)に示すように、抵抗溶接器82により、ワイヤ3の電線31の先端部分を抵抗溶接する。そして、図11(d)に示すように、回転検出IC2のターミナル21の先端とワイヤ3の電線31の先端とが一致するように、回転検出IC2を保持部材80とは別の保持部材90に保持させ、マイクロディグ溶接により、回転検出IC2のターミナル21とワイヤ3の電線31とを接合させる。
そして、図11(e)、(f)に示すように、予め樹脂成形によって形成された第2の覆い部材40の内部に回転検出IC2全体を挿入し、且つ第2の覆い部材40の内周でワイヤ3の回転検出IC2側の一部を保持する。そして、図11(g)に示すように、第2の覆い部材40とワイヤ3との境界部分の外周を覆うように第2の樹脂部材60によって樹脂成形する。そして、第2の樹脂部材60は、第2の覆い部材40の内部にも充填し、ワイヤ3の電線31、被覆部32、曲部30、電線31とターミナル21との接合部及びターミナル21が第2の樹脂部材60により保持される。
なお、本実施形態では、第2の覆い部材40によって、回転検出IC2全体及びワイヤ3の回転検出IC2側の一部をそれぞれ保持させているが、第1実施例のように、回転検出IC2をハウジング4で保持し、ワイヤ3の回転検出IC2側を第1の覆い部材5で保持させていてもよい。
また、回転検出IC2をハウジング4で保持し、ワイヤ3が第1もしくは第2の覆い部材5,40によって覆わず、露出した状態で第1もしくは第2の樹脂部材6,60によって樹脂成形していてもよい。この際の第1もしくは第2の樹脂部材6,60は、特許請求の範囲の第2の樹脂部材に相当する。
以上の説明したように、第2の樹脂部材60が第2の覆い部材40の内部に充填され、ワイヤ3の被覆部32が第2の樹脂部材60に保持される際には、樹脂成形圧によって被覆部32が引っ張られるため、被覆部32が直線状であると、電線31とターミナル21との接合部分に引っ張り力が掛かり、接合不良が発生する恐れがある。本構成では、被覆部32が曲部30を有していることから、被覆部32が第2の樹脂部材60に保持される際に、樹脂成形圧によってワイヤ3が長手方向に引っ張られても、曲部30が引っ張り力を吸収し、電線31とターミナル21との接合部分に引っ張り力を掛かることを抑制でき、接合不良の発生を防止できる。
また、曲部30は、被覆部32の外径をφ、被覆部32の径方向中心から曲部30の内側の外周面32aまでの径方向の長さをXとしたときに、以下の関係式(1)が成立した状態で、第2の樹脂部材60に保持される。
0.3φ≦X≦1.2φ・・・・・(1)
上記の関係式(1)が成立した状態で、曲部30及び被覆部32が第2の樹脂部材60に保持されることで、樹脂成形圧によって被覆部32が長手方向に引っ張られても、曲部30が引っ張り力を確実に吸収することができる。さらに、曲部30が急激に曲げられないため、曲部30内の導線31の導通不良が発生することを抑制できる。
さらに、第2の覆い部材40とワイヤ3との境界部分の外周を覆うように第2の樹脂部材60によって樹脂成形される際に、ワイヤ3には、樹脂成形圧が加わるが、第2の覆い部材40がワイヤ3の一部を保持しているため、樹脂成形圧によってワイヤ3が移動することがなく、ワイヤ3が第2の樹脂部材60の外部に露出してしまう等の不具合が発生することを防止できる。
また、ワイヤ3の電線31の回転検出IC2のターミナル21と接合される接合箇所が抵抗溶接により固められることから、マイクロティグ溶接時に複数の細い電線31がバラけることはなく、確実に接合させることができるため、ワイヤ3とターミナル21との接合を容易にすることができる。
さらに、ワイヤ3の被覆部32を熱プレスすることで、曲部30及び被覆部32の外周面が凹凸形状となることから、第2の樹脂部材60によって保持される際に、曲部30及び被覆部32の凹部に第2の樹脂部材60が浸透するため、ワイヤ3を長手方向に強固に保持させることができ、第2の樹脂部材60の樹脂成形圧によってワイヤ3が長手方向に引っ張られることを抑制でき、電線31とターミナル21との接合部分に引っ張り力が掛かることをより抑制できる。
なお、図12(b)に示すように、ワイヤ3の外周部34の外周面も凹凸形状に予め形成しておくことで、外周部34の外周面が第2の樹脂部材60によって保持されると、凹部に第4の樹脂部材60が浸透するため、第2の樹脂部材60によってワイヤ3を長手方向にさらに強固に保持させることができ、第2の樹脂部材60によって樹脂成形した後に、ワイヤ3が長手方向に引っ張られたとしても、ワイヤ3の電線31と回転検出IC2のターミナル21との接合部分に引っ張り力が掛かることをより抑制できる。
なお、第1から第4実施例では、着磁ロータ103を用いる場合について説明したが、歯車型のロータを用いる場合についても第1から第4実施例における車輪速度センサ1を適用することが可能である。
また、第1から第4実施例では、車輪速度センサ1を着磁ロータ103のスラスト方向に配置して回転検出を行う場合について説明したが、着磁ロータ103のラジアル方向に配置して回転検出を行う場合についても適用可能である。
なお、以上の説明においては、車輪速度センサ1に対して本発明を適用した場合について説明したが、車輪速度センサ1以外の回転検出装置についても本発明を適用することができる。
本発明の第1実施例における車輪速度センサの組み付け状態を示した図である。 図1に示す車輪速度センサの構成を示す縦断面図である。(第1実施例) 図2のIII−III矢視断面図である。(第1実施例) 車輪速度センサの製造工程を示す図である。(第1実施例) 回転検出部と伝送線との接合工程を示す図である。(第1実施例) 図1に示す車輪速度センサの構成を示す断面図である。(第2実施例) 図6のVII−VII矢視断面図である。(第2実施例) 図1に示す車輪速度センサの構成を示す断面図である。(第3実施例) 車輪速センサの軸方向断面図である。(第4実施例) 図9に示すワイヤの拡大図である。(第4実施例) 本実施例に係る車輪速センサの製造工程を示した図である。(第4実施例) (a)は、ワイヤの被覆部の外周を凹凸形状にした後を示した斜視図であって、(b)は、ワイヤの外周部の形状を示した図である。(第4実施例)
符号の説明
1…車輪速度センサ、
2…回転検出部、
3…ワイヤ、
4…ハウジング、
5…第1の樹脂部材、
6…第2の樹脂部材

Claims (3)

  1. 検出対象の回転を検出し、この検出信号を出力するためのターミナルを有する回転検出部と、
    前記回転検出部のターミナルと接続され、且つ前記検出信号を外部機器に伝送するための伝送線とを備えた回転検出装置において、
    前記回転検出部のターミナルと前記伝送線とは、マイクロティグ溶接によって前記ターミナルもしくは前記伝送線を溶融して接合されるものであって、
    前記伝送線から前記回転検出部へのノイズを低減すると共に、前記伝送線と接合されるリードを有する電子部品が設けられ、
    前記電子部品のリードは、前記ターミナルと前記伝送線とを接合する際に、前記ターミナルと前記伝送線との接合箇所に同時に接合されることを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記伝送線の導線は、複数の細電線を撚り合わせて構成され、且つ前記導線の前記ターミナルと接合される接合箇所が予め溶融されることを特徴とする請求項1記載の回転検出装置。
  3. 前記回転検出部を覆うためのハウジングと、予め形成され、前記伝送線の前記回転検出部側を保持し、且つ覆うための第1の覆い部材とを有し、
    前記ハウジングと前記第1の覆い部材とが結合され、且つ前記ハウジングと前記第1の覆い部材との結合部分を覆うように第1の樹脂部材が樹脂成形されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転検出装置。
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