JP4240622B2 - 遠心紡績機において糸切れのあとで巻返し過程を開始する方法と装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は請求項1の上位概念部に記載した、単段の遠心紡績に際して糸切れのあとで巻返し過程を開始する方法もしくは該方法を実施する請求項6による装置に関する。
【0002】
遠心紡績、特にいわゆる単段の遠心紡績に際しては、遠心装置内壁に堆積した紡績ケークの巻返し過程は通常は巻返し巻管によって開始される。つまり、正規の紡績プロセスの間、糸案内管の上に準備されかつ巻返し過程を開始するために糸案内管の開口を越えて下げられる空の巻管により開始される。この場合、巻管縁は糸案内管から出る、回転する糸脚部を捉え、この結果、遠心装置の内壁に堆積させられた紡績ケークが空の巻管の上に巻返される。
【0003】
勿論、困難は、紡績プロセスの間に、つまり紡績ケークの形成される間に糸切れが生じるともたらされる。単段の遠心紡績の場合には糸切れのあとで紡糸は続行されるが、しかしながら次いで巻返す場合に糸切れの時点まで紡糸された糸量が紡績遠心装置内に留まり、通常は遠心装置を停止させたあとでしか除去されない。
【0004】
過去には、遠心装置に堆積した紡績ケークを糸切れのあとでもまだ巻返すことを可能にし、ひいては糸を後続加工のために救おうとする種々の方法と装置が開発されている。
【0005】
もちろんたいての公知の方法と装置は種々の欠点を有し、したがって実施において使用できなかった。
【0006】
DE4400999A1号によれば、いわゆる2段式の遠心紡績と関連して開発された方法が公知である。この方法においては糸切れが生じた場合に糸案内管を通して、掴みやすい掴み糸が、回転する紡績遠心装置内
へ導入される。この掴み糸は紡績ケークの内部の曲りでねじれるので、次いで掴み糸を引戻すことにより、巻戻し過程が、つまりこの公知の遠心紡績法の第2段が開始される。
【0007】
もちろん、この方法においては、掴みやすい掴み糸の使用が欠点である。何故ならばこの異糸は次いで再び注意深く除去されなければならないからである。さらにこの方法の機能的な確実性は比較的に低い。
【0008】
DE19523937A1号には、長手端部に半径方向に突出する皿状の拡大部を有する特別な巻管が記載されている。この皿状の拡大部では、糸切れのあとで、通常は紡績ケークの内面における弦糸部として接している糸端を掴みかつ巻返し過程を導入するために用いようとしている。
【0009】
この特殊な巻返し巻管はもちろん実地において、あらゆる種類の糸に効果的であるわけではない。種々の糸では、場合によってははっきりしない弦糸部分を掴むことはきわめて困難である。
【0010】
糸切れのあとで巻返し過程を開始する装置はCH−PS348346号並びにDE−PS842916号と関連して公知である。
【0011】
スイス国の特許明細書にはほうき状の工具が記載されている。この工具は糸切れが生じた場合に人手で、回転する紡績遠心装置に導入され、その細い触知線材で紡績ケークの内側の層にあてつけられる。触知線材を紡績ケークにあてつけることにより巻返し過程が開始される。
【0012】
人手で紡績遠心装置へ導入可能な前記の如き工具は最新型の紡績遠心装置の高い回転数に基づき事故のリスクが大きく、したがって事故防止の理由からだけでも今日の紡績機には適さない。
【0013】
DE−PS842916号明細書には紡績遠心装置内へ導入可能なアームを有し、該アームが内側の糸巻条にあてつけ可能であるものが記述されている。
【0014】
この装置の欠点は巻返し過程に際して解し工具、つまり紡績ケークにあてつけられたアームが一緒に巻込まれることである。この場合には形成される紡績コップからは通常はもはや糸が繰出し可能ではなく、したがってこの紡績コップは不良品を成す。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、遠心紡績機における巻返し方法、特に糸切れ後の巻返し方法を改善する方法もしくは装置を開発することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は請求項1に記載された方法もしくは請求項6記載の装置によって解決された。
【0017】
本発明の方法の有利な実施例は請求項2から5までに示されている。
【0018】
本発明の装置の有利な実施例は請求項7から21に記載されている。
【0019】
【発明の利点】
本発明の利点はなかんづく、糸切れのあとでも問題なく巻返し過程を開始できることである。この場合には紡績ケークとして遠心装置壁に堆積された糸も糸解し部材も損傷を受けない。つまり、糸解し部材によって巻返し過程を開始した後に糸は糸解し部材の糸輪郭により即座に軸方向に上方へ移動させられかつコントロールされて巻返し巻管に巻付けられる。このような形式で糸解し部材に糸が巻付くことは確実に阻止される。
【0020】
請求項2に示すように、有利には、糸解し部材は紡績遠心装置の内壁に平行に紡績遠心装置内へ導入されかつ巻き円錐体の下方範囲で紡績ケークにあてつけられる。このような形式で糸解し部材に糸が巻付くことを回避するために糸案内輪郭によって持上げられる巻き層の数は減じられる。
【0021】
糸案内輪郭が請求項3に記載したように巻返しプロセスを開始する場合に紡績ケークの最下位の巻き層の下まで達すると、紡績ケークのすべての巻き層が巻返し巻管の上に位置決めされることが保証されると同時に糸解し部材が巻込まれることを回避することが保証される。
【0022】
本発明の方法の別の有利な構成においては、巻返し過程を導入する際に糸解し部材に作用する軸方向の力成分を力検出器によって検出しかつ信号を発生させるために利用している(請求項4)。
【0023】
次いでこの信号は遠心紡績機の中央の制御装置において又は個々の遠心紡績個所に配属された制御装置において加工され、このような信号の存在から巻返し過程の規定通りの導入が結論づけられる。つまり相応する信号がない場合には新しい巻返し試験をスタートさせることができる。
【0024】
巻返しプロセスの規定通りの終了は例えば、巻返しプロセスの間に巻返し巻管に作用する回転モーメントが、請求項5に記載されているように回転モーメント検出器によって検出されることで監視される。この場合、回転モーメント検出器の信号は公知の巻返し時間を基にして制御装置において巻返し過程の秩序正しい経過を監視するために利用される。
【0025】
請求項6に記載されているように本発明による糸解し部材は紡績ケークの巻き円錐体にあてつけ可能な切刃並びに軸方向で切刃を越えて突出する糸案内輪郭とを有している。
【0026】
糸案内輪郭は傾斜した糸滑り曲面を有している。この糸滑り曲面を介して紡績ケークの下方の巻き層は、巻返しプロセスに際して糸解し部材が一緒に巻込まれないように持上げられる。
【0027】
先に方法に関する請求の範囲と関連して記述したように、本発明による装置は糸解し部材の範囲に力検出器を有している。この力検出器は巻返しプロセスの間、糸が糸案内曲面の上に乗上げる場合に発生する軸方向の力成分を検出しかつ信号導線を介して適当な信号を制御装置に伝送する。つまり、糸解し部材に配置された力検出器の信号は効果的に開始された巻返し過程と見なすことができる(請求項7)。
【0028】
さらに請求項8に記載されているように巻返し巻管受容部の範囲には回転モーメント検出器が設けられている。この回転モーメント検出器は巻返し過程の間に巻返し巻管に作用する回転モーメントを検出する。この回転モーメント検出器も信号導線を介して制御装置に接続されているので、回転モーメント検出器を介して、公知の巻取時間を考慮して、簡単な形式で巻返し過程の経過を監視することができる。
【0029】
特に請求項10に記載した糸解し部材の実施例は糸解し手段を比較的に用心深く紡績ケークの最下位の巻き層にあてつける可能性をもたらす。このような形式で例えば、糸解し手段が紡績ケークの相上下して位置する複数の巻き層を同時に捉えることが阻止される。さもないと通常はあとでもはや糸を繰出すことのできない紡績コップが形成される。さらに糸解し手段が強くあてつけられすぎていると、回転する紡績遠心装置に傾倒モーメントが導入され、この傾倒モーメントは磁気的に支承された紡績遠心装置の支承を妨げ、遠心体が遠心装置ケーシングに当接する危険が生じる。
【0030】
このような磁気的に支承された紡績遠心装置はきわめて高い回転数で回転するので、遠心体と遠心紡績装置の定置の構成部分との間の機械的な接触はどのようなものでも有害であり、どんなことがあっても回避されなければならない。
【0031】
有利な実施例では糸解し手段は請求項11に記載されているように旋回可能に支承されている。つまり、糸解し手段は内方へ旋回させられた状態で問題なく紡績遠心装置へ走入でき、次いで外方へ旋回することにより注意深く遠心装置内壁に堆積した紡績ケークの下側の糸層にあてつけられる。
【0032】
請求項12に記載したように糸解し手段は、該糸解し手段を弾性的に、つまり必要な場合に従動するようにかつ保護して負荷する力により旋回可能である。
【0033】
糸解し手段の弾性的な負荷は有利には、請求項13に記載したように電気式又は空気力式に行われる。
【0034】
空気力式の装置の場合には糸解し部材は、請求項14に示したように、規定されて制御可能な少なくとも1つの圧縮空気ノズルを有している。糸解し部材の後ろに配置された圧縮空気ノズルによって糸解し手段における背後の圧縮空気衝突面が負荷され得るので、糸解し手段は紡績ケークに向って外方に旋回させられる。糸解し手段を不作用位置に逆すことはばね部材を介して又は第2の圧縮空気ノズルを介して行われる。2つの圧縮空気ノズルが配置されている場合には糸解し手段は、両方の圧縮空気ノズルのいずれが接続されるかに応じて内方又は外方へ旋回可能である。この場合、圧縮空気ノズルの制御は例えば評価の定っている2/2方向制御弁を介して行われる。
【0035】
請求項17に示すように当該装置は有利には、簡単な形式で空気圧、ひいては紡績ケークに対する糸解し手段の当接力の規定された調節が可能である。つまり、糸解し手段の外方旋回を惹起する圧縮空気ノズルに通じる圧縮空気導管には例えば絞り装置が接続されている。
【0036】
前述の空気力式の旋回装置の代りに電気的に働く装置の使用も可能である(請求項15)。このような電気的に働く旋回装置の場合には糸解し部材に、請求項16に記載されているように、例えば規定された電流を供給できる電磁コイルが配置されている。糸解し手段自体は、少なくとも部分的に、強磁性の材料から製作されているので、糸解し手段の旋回軸の上側又は下側にできるだけ離して配置された電磁コイルに適当な電流を供給することにより糸解し手段を作用位置に旋回させることが可能である。
【0037】
電流の強さを、例えばポテンシオメータによって調整することで、この場合にも、糸解し手段を、請求項17に記載したように、紡績ケークにあてつける力を規定されて調節することができる。糸解し手段はしたがって注意深く内方へ旋回でき、紡績ケークの巻き層に対する接触モーメントは随時、細かく制限されるようになる。
【0038】
有利には紡績ケークに対する糸解し手段の有効な接触モーメントだけではなく、糸解し手段の最大の調節距離もあらかじめ規定される。すなわち、調節可能なストッパで、糸解し手段に配置された切刃の外側の作用位置を規定しかつ必要に応じて随時修正することができる(請求項19)。
【0039】
糸案内装置の請求項18に記載された実施例は、糸解し手段が巻返し過程の間にあやまって巻込まれ、紡績コップが使用できなくなることを阻止する。
【0040】
糸解し手段の切刃が紡績ケークの最下位の巻き層に規定されて接触することにより巻返し過程は確実にかつ保護されて開始されるようになる。この場合、切刃は種々の形を有し、例えば請求項21に記載したように鋭角を成して又は方形又はそれに類似した形を成して構成されていることができる。
【0041】
本発明のさらなる詳細は図示の実施例を参照されたい。
【0042】
【実施例】
図1においては全体として符号1で示された、詳細には示されていない遠心紡績機の遠心紡績装置が図示されている。このような遠心紡績装置は原理的に公知でありかつ例えばDE19637270A1号明細書に比較的に詳細に記述されている。
【0043】
このような遠心紡績装置は通常は紡績ケーシング2内に回転可能に支承された紡績遠心装置3を有している。この紡績遠心装置3は軸受4に支承されている。このような紡績遠心装置は電気モータ5により個別電動的に駆動される。この場合、軸受4はDE19637270A1号に記述されているように永久磁石軸受として構成されている。
【0044】
さらに全紡績ケーシング2は図面には概略的にしか示されていない駆動装置6を介して垂直方向に走行可能である。
【0045】
遠心紡績装置1はさらに紡績遠心装置3に導入可能な糸案内管7を有している。該糸案内管7は駆動装置8を介して往復運動可能である。糸案内管7の上には、巻返し巻管保持装置において巻返し巻管9が固定されている。この場合、巻返し巻管保持装置21は巻返し巻管を通常の紡績プロセスの間は不作用位置に固定しかつ巻返し過程に際しては図1に示されているように巻返し位置12に固定するロック装置10を有している。
【0046】
さらにこのような遠心紡績装置1はたいてい糸切れセンサ、例えば光電式のセンサ装置を有している。先の実施例においては糸切れ監視は紡績プロセスの間、回転する糸脚を監視する光電式のセンサ装置で行われる。
【0047】
糸切れのあとで巻返し過程を導入するためには駆動装置23を介して紡績遠心装置内壁26に対して平行に移動可能な糸解し部材14を備えている。糸解し部材14は紡績ケーク15の巻体円錐部32にあてつけ可能な切刃16並びに軸方向で切刃16を越えて延在する糸案内輪郭17を有している。
【0048】
さらに糸解し部材14は軸方向の力成分を検出する力検出器18を備えていることができる。
【0049】
比較し得るセンサ装置20は巻返し巻管受容体21の範囲にも装備しておくこともできる。回転モーメント検出器として構成されたセンサ装置20は巻返しプロセスの間、巻返し巻管9に作用する回転モーメント22を検出する。
【0050】
有利な、例えば図3に示された実施例においては、図4と5もしくは6に大きな寸法で示された糸解し部材14は、ねじボルト41又はそれに類似したものを用いてスリーブ状の糸案内装置42が固定されている基体40を有している。前記糸案内装置42は端面側に糸案内輪郭43を有し、円筒外壁44の範囲スリット状の開口45を、旋回可能に支承された糸解し手段46のために有している。
【0051】
スリーブ状の糸案内装置42には内側から少なくとも1つのねじボルト49を介して、上方部分にスリット51の切られた案内ブロック50が固定されている。案内ブロック50の案内スリット51内にはほぼ遊びなく、旋回可能な糸解し手段46が支承されている。この場合糸解し手段46はピン47を中心として制限されて回転可能でありかつフロント側に切刃48を有している。この切刃48は種々の横断面形状を有していることができる。有利には切刃48は図6に示されているように方形である。
【0052】
糸解し手段46の最大旋回距離はねじピン53,54を介して調整可能なストッパ52を介して規定されて調節可能である。このストッパ52は糸解し手段46の背後側のストッパ面55と協働する。
【0053】
有利な実施例においてはピン47を中心として旋回可能に支承された糸解し手段46は弾性的に負荷可能である。つまり、糸解し手段46は図4に示されているように空気力で負荷されるか又は図5に示されているように電気的に負荷されて旋回させられることができる。
【0054】
図4に示された空気力式の旋回装置61はこの実施例においては2つの圧縮空気ノズル56,57を有している。これらの圧縮空気ノズル56,57は空気力導管62,63を介して負圧源64に接続されている。空気力導管62にはこの場合には2/2方向制御弁65並びに有利には絞り装置66が接続されているのに対し、空気力導管63は2/2方向制御弁67しか有していない。
【0055】
図5に示された旋回装置35は図示の実施例では、規定されて電流が供給される2つの電磁コイル36,37を有している。該電磁コイル36,37は給電線38,38′,38″,38″′を介して(図示されていない)電源に接続されている。この場合、給電線には、例えば給電線38″と38″′とに示されているように、制御可能な電気スイッチ60、例えばいわゆるクローザが接続されている。さらに有利な形式で少なくとも給電線38″はポテンシオメータ39を有しており、該ポテンシオメータは電磁コイル37に作用する電流強さの規定された調節、ひいては紡績ケーク25の最下位の巻き層に対する糸解し手段46の圧着力の正確な調節を可能にする。
【0056】
次に本発明の装置の働きを図3から図5を用いて説明する。
【0057】
紡績遠心装置3の上方に配置されたスライバドラフト装置、例えばドラフト機構24には(図示されていない)紡績ケークから又は(同様に図示されていない)フライヤボビンから前糸27が供給される。
【0058】
回転する紡績遠心装置の作用で発生する糸25は糸案内管7を介して紡績遠心装置3内へ達し、紡績ケーク15として紡績遠心装置3の遠心装置内壁26に堆積させられる。図示の場合には紡績遠心装置3の上方範囲から開始する糸堆積の間、糸案内管7は駆動装置8を介して往復運動させられる。同時に駆動装置6により紡績ケーシング2が連続的に持上げられる。これによって糸25はいわゆるコップ巻きの形式で紡績遠心装置の遠心装置内壁26に堆積させられる。
【0059】
糸案内部材の開口から出る、回転する糸脚は紡績ケーク15の形成される間、図1に示されたセンサ装置によって監視される。
【0060】
有利な光電式のセンサ装置は、この場合には、信号導線を介して制御装置30と結合されている。
【0061】
糸切れが生じると、これは糸脚部が存在しなくなることに基づき即座に検出されかつ制御装置30に告げられる。制御装置30は遅れを伴うことなく、ドラフト機構24の範囲におけるスライバストップ装置を作動させるので、前糸27の供給が中断される。さらに制御装置30は信号導線34を介して巻返し巻管保持体21におけるロック装置10を作動させる。前記巻返し巻管保持体21は不作用位置11から巻返し位置12への巻返し巻管9の滑動を可能にする。
【0062】
次いで駆動装置23で本発明による糸解し部材14が紡績遠心装置13内へ走入させられる。この場合、不作用位置IIに位置せしめられた糸解し手段46を有する糸解し部材14は遠心装置内壁26に対して平行に紡績遠心装置3内へ走入し、例えば図5に示された位置に位置せしめられる。
【0063】
糸解し手段46は次いで、図5に示された不作用位置IIから図3と図4とに示された作用位置1に旋回させられかつその際に切刃48で注意深く紡績ケーク15の最下位の巻き層にあてつけられる。
【0064】
つまり、糸解し手段46は空気力で作動可能な旋回装置61によって又は電気的に働く旋回装置35によって内方へ旋回させられる。
【0065】
糸解し手段46の切刃48を最下位の巻き層にあてつける場合当該巻き層が制動され、これによって巻返し過程が開始される。この場合、下方の、比較的に深く位置する巻き層は糸案内装置42、特に糸案内輪郭43によって、糸解し部材14に糸が巻返されることが確実に阻止されるようになるまで持上げられる。
【0066】
2つの圧縮空気ノズル56,57を有する空気力式の旋回装置61が設けられていると、制御装置30により2/2方向制御弁65が流通状態に切換えられる。したがって圧縮空気ノズル56から圧縮空気流59が流出する。この場合、この圧縮空気流の圧力レベルは絞り装置66により規定されて調節可能である。圧縮空気は糸解し手段46の背面側に配置された衝突面58にあたり、糸解し手段46は図4に示された作用位置Iに旋回させられる。この作用位置Iにおいて糸解し手段46の切刃48は紡績ケーク15の最下位の巻き層にあてつけられ、これによって前記巻返し過程が開始される。
【0067】
糸解し手段46を不作用位置IIへ戻すことは第2の圧縮空気ノズル57を介して行うか又は第2の圧縮空気ノズルの代りにこの範囲に配置できる(図示されていない)ばね部材により行うことができる。つまり2つの圧縮空気ノズルを有する装置の場合には方向制御弁65,67は圧縮空気ノズル56が負荷されないのに対し、圧縮空気ノズル57が負荷されるように切換えられる。
【0068】
電気的に働く旋回装置35を使用した場合には、制御装置30により、給電導管38″に接続された電気スイッチ60が閉鎖の方向に制御されるので、電磁コイル37に電流が流される。その際に生じる磁気流は少なくとも部分的に強磁性材料から成る糸解し手段46を引付け方向に負荷し、それを図3と図5とに示された作業位置Iへ旋回させる。給電線38″に接続されたポテンシオメータ39は有効な磁力の規定された調節を可能にする。したがって電気的に働く旋回装置35の場合にも、糸解し部材46の切刃48による紡績ケーク15の注意深い負荷が保証される。
【0069】
糸解し手段46を不作用位置IIに戻すことは、この場合にも、空気力式の旋回装置の場合のように、図示されていないばね部材によって行われるか又は第2の電磁コイル36に適当な電流を流すことで行われる。
【0070】
前記電磁コイル駆動装置の代りにもちろん、他の電気的な駆動装置も、発明の思想一般を逸脱することなく可能である。糸解し手段を内方へ旋回させることはバイメタル駆動装置又はそれに類似したもので行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特に糸切れのあとで巻返し過程を導入するための、本発明による糸解し部材を有する遠心紡績装置を概略的に示した図。
【図2】図1の糸解し部材の平面図。
【図3】有利な実施例の糸解し部材を有する遠心紡績装置を示した図。
【図4】図3の糸解し部材を空気力式に働く旋回装置と共に示した図。この場合、糸解し手段は作用位置に位置している。
【図5】図3の糸解し部材を電気的に働く旋回装置と共に示した図。この場合、糸解し手段は不作用位置に位置している。
【図6】本発明による糸解し部材を図4のVI−VI線に沿って断面した平面図。
【符号の説明】
1 遠心紡績装置、 2 紡績ケーシング、 3 紡績遠心装置、 4 軸受、 5 電気モータ、 6 駆動装置、 7 糸案内管、 8 駆動装置、 9巻返し巻管、 10 ロック装置、 11 不作用位置、 12 巻返し位置、 13,13′ センサ装置、 14 糸解し部材、 15 紡績ケーク、 16 切刃、 17 糸案内輪郭、 18 力検出器、 19 軸方向の力成分、 20 センサ装置、 21 巻返し巻管保持体、 22 回転モーメント、23 駆動装置、 24 ドラフト機構、 25 紡績ケーク、 26 紡績遠心装置内壁、 40 基体、 41 ねじボルト、 42 糸案内装置、 43 糸案内輪郭、 44 円筒外壁、 45 開口、 46 糸解し手段、 47 ピン、 48 切刃、 49 ねじボルト、 50 案内ブロック、 51案内スリット、 52 ストッパ、 53,54 ねじボルト、 55 接触面、 56,57 圧縮空気ノズル、 61 旋回装置、 62,63 空気力導管、 64 負圧源、 65 2/2方向制御弁、 66 絞り装置、 672/2方向制御弁
Claims (21)
- 回転する紡績遠心装置内に導入された糸解し部材を遠心装置の内壁に堆積した紡績ケークにあてつけて、遠心紡績機において糸切れのあとで巻返し過程を導入する方法において、駆動装置(23)を介して紡績ケーク(15)の巻き円錐体(32)に糸解し部材(14)を当てつけ、その際、糸解し部材(14)に配置された糸案内装置が糸案内輪郭(17,43)で紡績ケーク(15)の深く位置している巻き層を巻返し巻管(9)の高さに、巻返し過程の間に糸が糸解し部材に巻付くことが確実に回避されるように持上げることを特徴とする、遠心紡績機において糸切れのあとで巻返し過程を開始する方法。
- 糸解し部材(14)を紡績遠心装置(3)の内壁(26)に対して平行に紡績遠心装置(3)内に導入し、切刃形状の糸キャッチャ(16,48)で紡績ケーク(15)の巻き円錐体(32)の下方範囲に接触させる、請求項1記載の方法。
- 糸案内輪郭(17,43)が紡績ケーク(15)の最下位の巻き層の範囲に位置決めされるように糸解し部材(14)が紡績ケーク(15)に当付けられる、請求項1記載の方法。
- 巻返し過程を導入する場合に糸解し部材(14)に作用する軸方向の力成分(19)を力検出器(18)が信号(9)を発生するために利用する、請求項1記載の方法。
- 巻返し過程の間に巻返し巻管(9)に作用する回転モーメント(22)を回転モーメント検出器(20)が信号(i)を発生するために利用する、請求項1記載の方法。
- 請求項1記載の方法を実施するための装置において、糸解し部材(14)が紡績ケーク(15)の巻き円錐体(32)にあてつけ可能な切刃形状の糸キャッチャ(16,48)と該糸キャッチャ(16,48)を紡績遠心装置(3)の回転軸線の方向で覆う糸案内輪郭(17,43)とを有していることを特徴とする、遠心紡績機において糸切れのあとで巻返し過程を開始する装置。
- 糸解し部材(14)に力検出器(18)が配置され、該力検出器(18)が信号導線(33)を介して制御装置(30)と結合されている、請求項6記載の装置。
- 巻返し巻管保持体(21)の範囲に回転モーメント検出器(20)が配置されており、該回転モーメント検出器(20)が導線(34)を介して制御装置(30)と結合されている、請求項6又は7記載の装置。
- 糸案内管(7)から出る糸(25)がコップ巻体の形式で紡績遠心装置(3)の内壁に堆積される、請求項6から8までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し部材(14)に調節可能な糸解し手段(46)が配置され、該糸解し手段(46)が不作用位置(II)から作用位置(I)へ移動可能である、請求項6から9までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し手段(46)が旋回可能に支承されて、糸解し部材(14)に配置されている、請求項10記載の装置。
- 糸解し手段(46)が弾性的に負荷可能である、請求項10記載の装置。
- 糸解し手段(46)が電気式又は空気力式に負荷可能である、請求項12記載の装置。
- 糸解し部材(14)に少なくとも1つの制御可能な圧縮空気ノズル(56)が配置され、該圧縮空気ノズル(56)の圧縮空気流(59)が糸解し手段(46)の圧縮空気衝突面(58)と協働する、請求項13記載の装置。
- 糸解し部材(14)が糸解し手段(46)を弾性的に旋回させるために、規定の電流が供給される装置(35)を有している、請求項13記載の装置。
- 糸解し部材(14)が少なくとも1つの規定された電流が供給される電磁コイル(36,37)を有し、該電磁コイル(36,37)が少なくとも部分的に強磁性材料から成る糸解し手段(46)を引き付けもしくは突き離しの意味で負荷することを可能にする、請求項15記載の装置。
- 糸解し手段(46)が紡績ケーク(15)に当付けられる力が規定されて調節可能である、請求項6から16までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し手段がスリーブ状に構成された、糸案内輪郭(43)を有する糸案内装置(42)内に、軸(47)を中心として旋回可能に配置されており、この場合、糸案内装置(42)が外壁(44)の範囲に、糸解し手段(46)が貫通するスリット状の開口(45)を有している、請求項6から17までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し手段(46)の作用位置(1)がストッパ(52)により規定されて調節可能である、請求項6から18までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し手段(46)が紡績ケーク(25)の最下位の巻き層に当てつけ可能な切刃形状の糸キャッチャ(48)を有している、請求項6から19までのいずれか1項記載の装置。
- 糸解し手段(46)の切刃形状の糸キャッチャ(48)が鋭角又は方形に構成されている、請求項20記載の装置。
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