JP4237906B2 - 積層シートを用いたチューブ容器およびその製造法 - Google Patents

積層シートを用いたチューブ容器およびその製造法 Download PDF

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【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は積層シートを用いたチューブ容器、とくに最内層にポリエステル樹脂を採用した積層シート製のチューブ容器およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
積層シートを用いたチューブ容器は、熱融着性合成樹脂製の内層/アルミニウム箔などのガスバリア製の中間層/熱融着性合成樹脂製の外層からなる積層シートを胴部の材料に使用している。このようなチューブ容器では、積層シートの両側縁同士を重ねて加熱加圧し、たがいに熱融着して円筒状の胴部を構成する。そしてその胴部の一端に、熱可塑性樹脂製の頭部を成形固着してチューブ容器とする。そのため上記の合成樹脂層としては、ポリエチレンなどの熱融着性が高い合成樹脂を用いるのが一般的である。
【0003】
しかし柑橘系の香料や揮発成分を含有する内容物を充填する場合は、香気成分が内層に吸着されて長期間の保存では香気が抜けたり、侵されたりすることがある。そのため、従来より、香気成分の吸着性が低いポリエステル樹脂を最内層に用いた積層シートで胴部を構成することが提案されている(たとえば特開昭60−22748号公報参照)。同様に、頭部についてもポリエステルを用いることが提案されている(特許第2772874号公報参照)。
【0004】
なお、前述の特開昭60−22748号公報では、内層および外層の両方にポリエステル樹脂層を採用したチューブ容器を提案しているが、所定の効果を得ることができる厚さのポリエステル層を両層に用いると、硬くなるので押しつぶしにくい。他方、前述の特許第2772874号公報は、内層のみをポリエステルで構成し、外層は従来と同じくポリエチレンで構成したチューブ容器を開示しているが、このものは比較的押しつぶしやすい。
【0005】
一方、一般的な積層シートを用いたチューブ容器の製造法として、本出願人は積層シートの側端縁を斜めに切断し、切断端面を斜めにずらせて突き合わせ溶着し、はみ出した斜面部をシート表面に押し倒して溶着する製造法を提案している(特開平8−1838号公報)。このものは重ね合わせ部分の厚さが他の部分とほとんど変わらず、継ぎ目を美麗にすることができる利点がある。さらに特開平5−147128号公報は、外層および内層がポリエチレンの長尺状のラミネートシートの両側縁を重ね合わせ、バンドヒータで上下から加熱加圧し、チューブ状に成形すること、およびそのときに内側の継ぎ目に補助テープを一体に積層することについて開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、内層がポリエステルで、外層がポリエチレンの積層シートを用いて胴部を構成すると、押しつぶしやすい利点がある。しかしその積層シートの端縁同士を重ねて加熱加圧により溶着する場合、材質が互いに異なるため、溶着が難しく、溶着強度も低くなりがちである。すなわちガラス転移温度の低い(たとえば40℃以下)ポリエステル製の内層を用いると、溶着は容易になるが、溶着強度が低くなり、しかも温度安定性が低下する。またガラス転移温度が高い(たとえば50℃以上)ポリエステルを用いると、強度は高くなるが、溶着温度が高くなり、美麗な外観を得ることが難しい。
【0007】
本発明は、内層にポリエステルを用い、外層にポリオレフィンを用いているにも関わらず、接合部の強度が強く、しかも外観が美麗なチューブ容器を提供することを技術課題としている。さらに本発明は、そのようなチューブ容器の効率的な製造法を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のチューブ容器(請求項1)は、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を、互いに対応する向きの傾斜面で斜めにカットし、上に乗る側をいくらか上向きにずらせて、傾斜面同士を突き合わせ、内面側の継ぎ目部分に沿って溶融ポリエステルを垂らして加熱圧着することにより、円筒状の胴部に形成すると共に、固定したポリエステルによる補強層により左右の継ぎ目部分を塞いで連続させたことを特徴としている。
【0009】
本発明のチューブ容器の第2の態様(請求項)は、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を垂直にカットし、切断端面同士を突き合わせ、最内層の継ぎ目部分に沿って、溶融ポリエステルを垂らして加熱圧着することにより、円筒状の胴部に形成すると共に、固定したポリエステルによる補強層により左右の継ぎ目部分を塞いで連続させたことを特徴としている。
【0011】
前記いずれのチューブ容器においても、最内層の材質が、エチレングリコールとテレフタール酸またはテレフタール酸ジメチルとの縮合重合によるホモポリマーからなるものが好ましい(請求項)。さらに、外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレン/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成した胴部を有するものが好ましい(請求項)。また、外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成した胴部を有するものが好ましい(請求項)。なお前記アルミニウム箔とポリエチレンとの間に接着層を介在させてもよい(請求項)。さらに前記いずれのチューブ容器においても、前記胴部の上端に設けられる頭部が、ガラス転移温度が約50℃以上のポリエステル樹脂のみを用いて構成されているものが好ましい(請求項)。
【0012】
本発明のチューブの製造法(請求項)は、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を、互いに対応する向きの傾斜面でカットし、上に乗る側をいくらか上向きにずらせて、傾斜面同士を突き合わせ、内面側の継ぎ目部分に沿うように、上下から挟み着ける金属または合成樹脂性のベルトのうち、下側のベルト表面に、溶融ポリエステルを垂らし、その上下のベルトで加熱加圧して、両側縁同士を接着することにより円筒状の胴部を形成し、ついで、その胴部の一端に合成樹脂製の頭部を成形・接着することを特徴としている。
【0013】
本発明のチューブの製造法の第2の態様(請求項)は、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を垂直にカットし、切断端面同士を突き合わせ、最内層の継ぎ目部分に沿うように、上下から挟み着ける金属または合成樹脂性のベルトのうち、下側のベルト表面に、溶融ポリエステルを垂らし、その上下のベルトで加熱加圧して、両側縁同士を接着することにより円筒状の胴部を形成し、ついで、その胴部の一端に合成樹脂製の頭部を成形・接着することを特徴としている。
【0014】
【発明の効果】
本発明のチューブ容器(請求項1)の第1の態様では、傾斜面でカットした積層シートの側縁の切断端面同士を突き合わせて、かつ、所定の状態にずらせて溶着する。そのためポリオレフィンの最外層同士が溶着され、ポリエステルの最内層同士が溶着する。したがって最内層と最外層の材質が異なるにも関わらず、溶着強度が強い。さらに傾斜面で突き合わせるので、上下の加圧力が接合部の端面に対して強く働く。また接合面積が広い。したがって一層接合強度が強くなる。さらに斜めの切断端面に対して上側を上にずらせるようにして突き合わせているので、上側のはみ出した部位が最外層の表面上に流れて広い範囲で接合され、下側のはみ出した部位が最内層の表面に接合されて円筒状の胴部が形成される。したがって一層接合強度が強くなり、また、表面の美観も損なわれない。
【0015】
さらに最内層の内面に継ぎ目に沿って溶融ポリエステルを垂らして加熱圧着することによりポリエステル製の補強層を設けているので、この補強層が最内層のポリエステル層と融着する。そのため一層溶着強度が強い。また左右の端縁同士を対応する角度に切断しているので、突き合わせたとき、直線状に連続し、外観が損なわれない。また、最内層のポリエステルが継ぎ目部分でも連続するので、チューブ容器の内容物を保護し、含有されている香料などを吸着したり、変質させるおそれが少ない。しかも突き合わせのため、重ね合わせないので部分的に厚くなることがなく、継ぎ目部分は美麗な外観を呈する。
また前記補強層を溶融ポリエステルを垂らすことにより設けているので、加圧溶着により継ぎ目部の隙間を塞ぎ、両者が剥がれるのを防止する。さらに継ぎ目部にわずかな隙間がある場合でも、その隙間内に溶融ポリエステルが浸透し、しっかりと継ぎ目を補強する。そのため継ぎ目部の溶着強度が一層強くなる。また内面に補強層を設けると、その部位がいくらか厚くなるが、外側から見た形状はほとんど変わらず、外見が美麗に保たれる。なお厚くなることにより、上下の加圧力が補強層のある部分に集中し、一層しっかりと接合される。
【0016】
本発明のチューブ容器の第2の態様(請求項)は、積層シートの垂直にカットした切断端面同士を突き合わせて溶着する。そのためポリオレフィンの最外層同士およびポリエステルの最内層同士がそれぞれ溶着される。したがって最内層と最外層の材質が異なるにも関わらず、溶着強度が強い。さらに最内層の内面に継ぎ目に沿ってポリエステル製の補強層を設けているので、この補強層が最内層のポリエステル層と融着する。そのため一層溶着強度が強い。また左右の端縁同士を同じ角度(垂直)で切断しているので、突き合わせたとき、直線状に連続し、外観が損なわれない。また、最内層のポリエステルが継ぎ目部分でも連続するので、チューブ容器の内容物を保護し、含有されている香料などを吸着したり、変質させるおそれが少ない。しかも突き合わせのため、重ね合わせないので部分的に厚くなることがなく、継ぎ目部分は美麗な外観を呈する。
【0017】
このチューブ容器の第2の態様においても、前記補強層を、溶融ポリエステルを垂らすことにより設けるので、加圧溶着により継ぎ目部の隙間を塞ぎ、両者が剥がれるのを防止する。さらに継ぎ目部にわずかな隙間がある場合でも、その隙間内に溶融ポリエステルが浸透し、しっかりと継ぎ目を補強する。そのため継ぎ目部の溶着強度が一層強くなる。また内面に補強層を設けると、その部位がいくらか厚くなるが、外側から見た形状はほとんど変わらず、外見が美麗に保たれる。なお厚くなることにより、上下の加圧力が補強層のある部分に集中し、一層しっかりと接合される。
【0019】
最内層の材質が、エチレングリコールとテレフタール酸またはテレフタール酸ジメチルとの縮合重合によるホモポリマーからなるチューブ容器(請求項)では、内容物が接触する面がポリエステル樹脂のみとなる。そのため内容物の有効成分、香料等が吸着されにくいという利点がある。さらに、外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレン/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成したチューブ容器(請求項)では、ポリエチレン層を多く使用しているので、柔軟なチューブになるという利点がある。また、外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成した胴部を有するチューブ容器の(請求項)の場合は、アルミニウム箔を高周波加熱して溶着する場合、外面層への熱の影響を少なくすることができる。そのため、外観がよいものが得られる。
前記アルミニウム箔とポリエチレンとの間に接着層を介在させる場合(請求項)は、アルミ箔とポリエチレンとの間で層間剥離が生じにくい。とくに接着層をポリウレタン系の接着剤とする場合は、金属に対して高い接着性があり、繰り返し運動に対する疲労抵抗に優れているので、一層層間剥離が生じにくい。前記胴部の上端に設けられる頭部が、ガラス転移温度が約50℃以上のポリエステル樹脂のみを用いて構成されているチューブ容器(請求項)では、頭部の粘度が充分に高く、重ねあわせの時にしっかりと加工することができる。
【0020】
本発明のチューブ容器の製造法(請求項)は、端部同士を加圧するベルトの上に溶融ポリエステルを垂らすので、従来のようにあらかじめテープを製造しておく必要がなく、かつ、テープを搬送する装置を必要としない。そのため装置が簡易である。また、接合部の隙間に流れ込みやすく、そのため接合強度が強くなる。また、垂らす溶融ポリエステルの量を調節することにより、比較的容易に補強層の厚さや幅をコントロールすることができる。さらに切断面が斜めにカットされているので、上下の加圧力が接合部の端面に対して強く働く。また接合面積が広い。したがって一層接合強度が強くなる。さらに斜めの切断端面に対して上側を上にずらせるようにして突き合わせているので、上側のはみ出した部位が最外層の表面上に流れて広い範囲で接合され、下側のはみ出した部位が最内層の表面に接合される。したがって一層接合強度が強くなり、表面の美観も損なわれない。
本発明の製造法の第2の態様(請求項)では、端部同士を加圧するベルトの上に溶融ポリエステルを垂らすので、あらかじめテープを製造しておく必要がなく、溶融ポリエステルが接合部の間に流れ込み易いなど、第1の態様と同様の作用効果を奏する。
【0021】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明のチューブ容器およびその製造法の実施の形態を説明する。図1は本発明の製造法の一実施形態における溶着工程を示す断面図、図2および図3はその製造法による溶着前と溶着後の接合構造を示す要部断面図、図4は図1の溶着工程で得られた胴部の斜視図、図5はその胴部の端部に頭部(ショルダー)を形成する工程を示す縦断面図、図6は得られたチューブ容器の断面図、図7および図8はそれぞれ本発明に関わる積層シートの他の実施形態を示す拡大断面図、図9および図10はそれぞれ本発明のチューブ容器の他の実施形態の溶着後の接合構造を示す要部断面図、図11は本発明の範囲外のチューブ容器の溶着前の接合構造を示す要部断面図である。
【0022】
図1は本発明の製造法における溶着工程を示している。この溶着工程で用いる溶着装置10は、たとえば特開平5−147128号公報などに記載されている装置と同じものでよい。この溶着装置10は、積層シート11を流す方向に延びている円柱状のマンドレル12と、そのマンドレル12の上面から底面にかけて長手方向に配置されている下ベルト13と、マンドレル12の上側に下ベルト13と対向するように配置されている加熱装置14と、加熱装置14の下面に沿って配置されている上ベルト15とを備えている。マンドレル12は横断面で示されている。下ベルト13および上ベルト14は通常はそれぞれ無端状のスチールベルトにより構成されている。なおそれらの表面にフッ素樹脂などでコーティングしていてもよい。
【0023】
なお図1では上ベルト15と積層シート11とが離れているが、実際には加熱装置14が下降して上ベルト14と下ベルト13の間に積層シート11の両端部を挟み込んでいる。そして両ベルト13、14がたとえば図面の手前側に走行することにより、積層シート11を引っ張って走行させながら連続的に溶着していく。なおマンドレル12の上下面には浅い凹溝12aが形成されており、それらの凹溝によって無端状の下ベルト13が案内される。マンドレル12の下側の凹溝12a内には、下ベルト13の戻り側が示されている。
【0024】
この実施形態の特徴は、想像線で示すように積層シート11の両側縁11a、11bが溶着工程の前の段階で斜めにカットされており、実線で示すように筒状に巻いたとき、切断端面同士を突き合わせている点である。さらにこの実施形態では、上側の側縁(図1のでは左側)がいくらか上向きにずれるようにして突き合わされている。さらに下ベルト13の上面には、補強層を構成するための溶融ポリエステル16が接合部に沿うように垂らされている。溶融ポリエステルは粘度が高いため、このように垂らしても、たとえば断面円形状を維持しながら棒状に延びている。
【0025】
図2ではその状態を拡大して示している。積層シート11はポリエステルの内層17と、ガスバリア性を有する中間層18と、ポリオレフィンの外層19とを積層したものである。外層19のポリオレフィンとしてはポリエチレンが通常用いられるが、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂などでもよい。外層19の厚さは250〜400μm程度である。
【0026】
中間層18はアルミニウム箔や、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(樹脂)など、ガスバリア性を備えたシートないしフィルムが単体で、あるいは熱可塑性樹脂フィルムとのラミネートシートとして用いられる。熱可塑性樹脂フィルムは、たとえばポリエチレン、ホワイトポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体樹脂などが用いられる。中間層18の厚さは、アルミニウム箔単体の場合は、通常10〜40μm程度である。アルミニウム箔とポリエチレンとのラミネートの場合は、アルミニウム箔が10〜40μmで、ポリエチレンが200〜300μm程度である。
【0027】
本発明のチューブ容器で用いられる内層17のポリエステルは、ガラス転移温度が50℃以上、好ましくは60〜80℃の非結晶性ポリエステルである。ガラス転移温度が50℃未満の場合は、粘度が低く、重ね合わせのときにしっかりと加圧しにくい。また製品の温度安定性が劣る。ガラス転移温度の上限はとくに限定されないが、通常は65〜75℃度程度である。また非結晶性のものを用いるのは、結晶性の場合は柔軟性が乏しく、押出し容器に向かないためである。
【0028】
さらに本発明で用いる内層17は、エチレングリコールとテレフタール酸との縮合重合によるホモポリマーか、エチレングリコールとテレフタール酸ジメチルとの縮合重合によるホモポリマーが好ましい。
【0029】
下ベルト13の上に垂らす溶融ポリエステル16は、内層17を構成するポリエステルと同じ材質が好ましく、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルで、エチレングリコールとテレフタール酸またはテレフタール酸ジメチルとの縮合重合によるホモポリマーが用いられる。それにより溶着が容易になり、補強層(図3の符号22)と内層17とが剥離しにくくなる。
【0030】
図2の積層シート11の切断端面20、21の角度は、ベルトの幅やチューブ容器の大きさ、あるいは積層シートの厚さによって変わるが、通常は約25〜55゜程度が好ましい。大きい角度にすると、上下からの加圧作用が切断端面同士を押圧する力が弱くなる。小さい角度にすると、切断が困難である。しかし、角度の上限はとくになく、後述するように、直角にすることもできる(図10参照)。側縁を斜めにカットするには、たとえばカット刃を固定し原反を流しながらカットするスリッター装置などを用いるのが好ましく、それにより連続して効率的に切断することができる。
【0031】
上側の側縁は、たとえば積層シート11を構成する各層、とくに内層17および中間層18の厚さより小さい寸法だけずらせるのが好ましい。それにより、外層19同士および内層17同士の溶着が確実になる。さらに内層17の継ぎ目がポリエステルで連続するので、中間層18が内容物によって侵されるおそれがない。また中間層18が継ぎ目で連続するので、ガスバリア性が充分維持される。ただし外層19については、後述するように薄く引き延ばされて相手の表面と融着するので、その厚さより大きくずらせることができる。具体的には0.3〜0.5mm程度である。
【0032】
図2の状態で加熱装置14を下降させ、上ベルト15と下ベルト13で積層シート11の側端縁を挟みながら、加熱装置14で加熱・加圧すると、図3に示すように、傾斜している切断端面20、21の外層19同士および内層17同士が溶融し、たがいに接合される。さらに下側の端縁の表面より突出している上側の最外層の先端部11cが、加圧されることにより下側の最外層の上面に薄く引き伸ばされ、広い範囲で接合される。同様に突出している下側の最内層の先端部11dが上側の最内層の内面に接合される。圧着される接着部の厚さは、たとえば0.4〜0.45mm程度になる。圧着と同時に溶融ポリエステル16も上下に加圧され、薄く引き延ばされて補強層22となる。そしてこの補強層22が継ぎ目部23の隙間を塞ぐと共に、内面全体がポリエステルで覆われている状態を維持しながら接合部を補強する。補強層22の厚さは通常0.05〜0.2mm程度が好ましい。幅は2〜3mm程度が好ましい。
【0033】
上記のようにして積層シート11を筒状に形成した後は、所定の寸法に切断する。それにより、図4に示す胴部24が得られる。ついでその胴部24を、図5に示すような従来公知の頭部(ショルダー)を射出成形するための金型25に挿入し、空洞部26に頭部の材料、たとえば溶融している非結晶性ポリエステルを加圧充填する。なおポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂を用いることもできる。それにより図6に示すような、円錐台状肩部27と円筒状の口部28からなる頭部29が胴部24に一体に成形されたチューブ容器30が得られる。また、ショルダーを事前に成形し、別成形した肩部と、高周波により溶着してもよい。
【0034】
頭部29はポリエチレンなどでもよいが、胴部24と同じ非結晶性ポリエステルを採用すると、頭部29内についても内容物の香気成分を吸着しないといった利点がある。頭部に使用するポリエステルのガラス転移温度は、胴部24の内層のガラス転移温度より5〜10deg程度低いのが好ましく、たとえば50〜60℃程度である。それにより胴部24の内層をあまり溶融させずに、頭部29を成形することができる。なおポリエステルのガラス転移温度が50℃未満の場合は、粘度が低く、重ね合わせのときにしっかりと加圧しにくく、得られた製品の温度安定性が劣るので好ましくない。
【0035】
得られたチューブ容器30は、胴部24の内面全体がポリエステルで覆われているため、香料の香気成分を吸着せず、内容物を変質させない。頭部29もポリエステルで製造している場合は、その部分も香気成分を吸着させない。また胴部24の上端が頭部29によって包まれているため、胴部24のアルミニウムなどの中間層が外気に触れず、腐蝕することも防ぐことができる。さらに胴部24の継ぎ目部23はほとんど段差がなく、しかも補強層22は内面だけであるので、継ぎ目部23の外観は平滑で、チューブ容器30の外観を損なわない。
【0036】
図7はチューブ容器の胴部を構成する積層シートの実施形態を示す断面図である。この積層シート11は、最外側から順に、第1ポリエチレン層31、ホワイトポリエチレン層32、第2ポリエチレン層33、アルミニウム箔34、第3ポリエチレン層35、非結晶性ポリエステル樹脂層36の順に積層している。ここで第1ポリエチレン層31は図3の外層19に、アルミニウム箔34が中間層18に、非結晶性ポリエステル樹脂層33が内層17にそれぞれ相当する。なお第1ポリエチレン層31とホワイトポリエチレン層32が外層19に相当し、第2ポリエチレン層33、アルミニウム箔34および第3ポリエチレン層35が中間層18に相当すると考えることもできる。
【0037】
各層の厚さは、たとえば第1ポリエチレン層31が60μm、ホワイトポリエチレン層32が170μm、第2ポリエチレン層33が30μm、アルミニウム箔34が30μm、第3ポリエチレン層35が30μm、非結晶性ポリエステル樹脂層36が50μmである。その場合、積層シート11の厚さは0.37mmとなる。なおアルミニウム箔34と第2ポリエチレン層33または第3ポリエチレン層35との間にウレタン系などの接着剤を介在させてもよい。
【0038】
図7では示していないが、内面側の接合部に設ける補強層の厚さは、たとえば50μmであり、幅は5mm程度である。このような積層シート11で製造したチューブ容器は、内容物によるチューブ容器の腐蝕防止の効果が高く、さらシール強度を強く保つことができるなどの利点がある。そのためたとえば、消炎鎮痛剤、角化症クリームなどを充填するのに用いられる。
【0039】
図8に示す積層シート11は、最外側から順に、第1ポリエチレン層31、ホワイトポリエチレン層32、第2ポリエチレン層33、アルミニウム箔34、非結晶性ポリエステル樹脂層36の順に積層している。各層の厚さは、たとえば第1ポリエチレン層31が60μm、ホワイトポリエチレン層32が170μm、第2ポリエチレン層33が60μm、アルミニウム箔34が30μm、非結晶性ポリエステル樹脂層36が50μmであり、全体の厚さは0.37mmとなる。すなわちこの実施形態では、図7の積層シートと比べると、第3ポリエチレン層35を省略している。この場合もアルミニウム箔34と第2ポリエチレン層33との間にウレタン系などの接着剤を介在させてもよい。
【0040】
このものは非結晶性ポリエステル樹脂層34が薄いため、柔軟で絞り出し性が高い。そのためとくに小型のチューブ容器に用いるのが好ましい。このものも内層がポリエステルであるため、内容物に香料が含まれている場合に、その香気成分がチューブ容器に吸着を生ずるおそれが低い。
【0041】
図9に示す接合構造は、図3の接合構造とほぼ同じであるが、補強層22a、22bが継ぎ目部の上下に設けられている。下側の補強層22aは前述の場合と同様にして下ベルトの上面に溶融ポリエステル樹脂を垂らして構成することができる。また、上側の補強層22bは外層19を構成する材料と同じもの、たとえばポリエチレンを使用するのが好ましい。上側の補強層22bの厚さおよび幅も下側と同じく、たとえば厚さ50〜200μm、幅5mm程度とする。この補強層22bは、たとえば図3のようにたがいに重ねた積層シート11の側縁部の上面に、溶融ポリエチレン(図示していない)を垂らし、その後、下ベルトと上ベルトで圧着することにより効率的に形成しうる。なお、別個に製造したテープを重ねて圧着することによっても形成しうる。
【0042】
この接合構造では上下の両方に補強層22a、22bを設けているので、接合強度が一層強い。また接合部へ外気が浸透しにくいため、中間層18がアルミニウム箔などの金属箔の場合に錆を防ぐことができる。
【0043】
図10に示す接合構造は、図2と同様の積層シート11の側端縁を垂直にカットし、その切断端面20、21同士を突き合わせ、継ぎ目部23の内面側に補強層22を設けたものである。内層17、中間層18、外層19および補強層22は図2の場合と同じ材料が用いられる。前述と同じように、補強層22は溶融ポリエステルを下ベルト表面に垂らし、上下から積層シート11の側端縁同士を圧着するときに扁平になる。なおこの実施形態では、上下の加圧力が切断端面20、21同士の加圧力にならない。そのため、たとえば平坦な積層シート11を丸めるためのガイドから受ける反力などの作用により、切断端面同士を押圧させるようにする。
【0044】
このものも各層同士が当接するので、溶着強度が強い。さらに補強層22により左右の端縁同士の隙間が塞がれるとともに、しっかりと接合される。また、接合部の厚さが他の部分と実質的に同じであり、接合部の外側の表面が面一であるので好ましい外観を呈する。なお図10に示す接合構造においても、図9のように上下に補強層を設けることができる。
【0045】
図11に示す接合構造は、本発明の範囲外であるが、積層シート11の両側縁を、互いに対応する向きの傾斜面で斜めにカットし、最内層が鈍角になっている側(図11では左側)の内面を最内層が鋭角になっている側(図11では右側)の外面上に重ね合わせて加熱圧着して円筒状に形成する。通常は補強層は設けない。積層シート11は図2の場合と同様であり、ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層17、ガスバリア性を有する中間層18およびポリオレフィンからなる最外層19を備えている。
【0046】
このものは直接接している部分はポリオレフィンとポリエステルであるので、溶着強度が弱い。しかし上下から加熱・加圧することにより、上側の側縁のポリオレフィンからなる最外層19の先端部が、下側の側縁のポリオレフィンからなる最外層19の表面に押しつけられ、その部分で溶着される。同様に、下側の側縁のポリエステルからなる最内層17の先端部が、下側の側縁のポリエステルからなる最内層17の表面に押しつけられ、その部分でも溶着される。それにより左右の側縁がしっかりと溶着される。さらに各切断端面20、21は相手側の差外表面または内表面に密接されて溶着されるので、中間層18が外部に露出せず、腐蝕のおそれが少ない。このものは図3や図10の突き合わせによる接合構造とは異なり、重ね合わせにより接合しているので、接合部の厚さが厚い。そのため補強層を設けない方が好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造法の一実施形態における溶着工程を示す断面図である。
【図2】 その製造法における溶着前の接合構造を示す要部断面図である。
【図3】 その製造法における溶着前の接合構造を示す要部断面図である。
【図4】 図1の溶着工程で得られた胴部の斜視図である。
【図5】 その胴部の端部に頭部(ショルダー)を形成する工程を示す縦断面図である。
【図6】 その工程で得られたチューブ容器の断面図である。
【図7】 本発明に関わる積層シートの他の実施形態を示す拡大断面図である。
【図8】 本発明に関わる積層シートのさらに他の実施形態を示す拡大断面図である。
【図9】 本発明のチューブ容器の実施形態の溶着後の接合構造を示す、要部断面図である。
【図10】 本発明のチューブ容器のさらに他の実施形態の溶着後の接合構造を示す要部断面図である。
【図11】 本発明の範囲外のチューブ容器の溶着前の接合構造を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 溶着装置
11 積層シート
12 マンドレル
13 下ベルト
14 加熱装置
15 上ベルト
16 溶融ポリエステル
17 内層(最内層)
18 中間層
19 外層(最外層)
20、21 切断端面
22 補強層
23 継ぎ目部
24 胴部
25 金型
26 空洞部
27 肩部
28 口部
29 頭部
30 チューブ容器
31 第1ポリエチレン層
32 ホワイトポリエチレン層
33 第2ポリエチレン層
34 アルミニウム箔
35 第3ポリエチレン層
36 非晶質ポリエステル層

Claims (9)

  1. ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を、互いに対応する向きの傾斜面で斜めにカットし、上に乗る側をいくらか上向きにずらせて、傾斜面同士を突き合わせ、内面側の継ぎ目部分に沿って溶融ポリエステルを垂らして加熱圧着することにより、円筒状の胴部に形成すると共に、固定したポリエステルによる補強層により左右の継ぎ目部分を塞いで連続させたことを特徴とするチューブ容器。
  2. ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を垂直にカットし、切断端面同士を突き合わせ、最内層の継ぎ目部分に沿って、溶融ポリエステルを垂らして加熱圧着することにより、円筒状の胴部に形成すると共に、固定したポリエステルによる補強層により左右の継ぎ目部分を塞いで連続させたことを特徴とるチューブ容器。
  3. 前記最内層の材質が、エチレングリコールとテレフタール酸またはテレフタール酸ジメチルとの縮合重合によるホモポリマーからなる非結晶ポリエステルである請求項1または記載のチューブ容器。
  4. 外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレン/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成した胴部を有する請求項1、2または記載のチューブ容器。
  5. 外側から、ポリエチレン/ホワイトポリエチレン/ポリエチレン/アルミニウム箔/非結晶性ポリエステル樹脂の順に積層している積層シートから形成した胴部を有する請求項1、2または記載のチューブ容器。
  6. アルミニウム箔とポリエチレンとの間に接着層が介在されている請求項または記載のチューブ容器。
  7. 前記胴部の上端に、ガラス転移温度が約50℃以上のポリエステル樹脂のみを用いて構成された頭部を設けたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5またはのいずれかに記載のチューブ容器。
  8. ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を、互いに対応する向きの傾斜面でカットし、上に乗る側をいくらか上向きにずらせて、傾斜面同士を突き合わせ、内面側の継ぎ目部分に沿うように、上下から挟み着ける金属または合成樹脂性のベルトのうち、下側のベルト表面に、溶融ポリエステルを垂らし、その上下のベルトで加熱加圧して、両側縁同士を接着することにより円筒状の胴部を形成し、ついで、その胴部の一端に合成樹脂製の頭部を成形・接着することを特徴とするチューブ容器の製造法。
  9. ガラス転移温度が50℃以上の非結晶性ポリエステルからなる最内層、ガスバリア性を有する中間層およびポリオレフィンからなる最外層を備えた積層シートの両側縁を垂直にカットし、切断端面同士を突き合わせ、最内層の継ぎ目部分に沿うように、上下から挟み着ける金属または合成樹脂性のベルトのうち、下側のベルト表面に、溶融ポリエステルを垂らし、その上下のベルトで加熱加圧して、両側縁同士を接着することにより円筒状の胴部を形成し、ついで、その胴部の一端に合成樹脂製の頭部を成形・接着することを特徴とするチューブ容器の製造法。
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