JPH08301312A - 積層チューブ容器 - Google Patents
積層チューブ容器Info
- Publication number
- JPH08301312A JPH08301312A JP12561295A JP12561295A JPH08301312A JP H08301312 A JPH08301312 A JP H08301312A JP 12561295 A JP12561295 A JP 12561295A JP 12561295 A JP12561295 A JP 12561295A JP H08301312 A JPH08301312 A JP H08301312A
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- JP
- Japan
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- layer
- tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブ内に収納した歯磨類に含有するビタ
ミンE、トリクロサンの有効成分を長期保存に安定した
品質に維持する。 【構成】 最外層1をポリエチレン樹脂(PE)で構成
し、該最外層1と最内層2との間にガスバリアー層31
を含む中間層3を有するラミネートシートを用い、接合
シール部4で筒状のチューブ本体5に構成した積層チュ
ーブ容器において、前記最内層2をビタミンE、トリク
ロサンその他類似物の有効成分非吸着層としたことで内
容物中での有効成分の安定性を大幅に向上し、チューブ
製造も容易で生産性を高め、チューブからの押出しも円
滑化でき長期保存での品質保証と信頼性を著しく向上で
きる。
ミンE、トリクロサンの有効成分を長期保存に安定した
品質に維持する。 【構成】 最外層1をポリエチレン樹脂(PE)で構成
し、該最外層1と最内層2との間にガスバリアー層31
を含む中間層3を有するラミネートシートを用い、接合
シール部4で筒状のチューブ本体5に構成した積層チュ
ーブ容器において、前記最内層2をビタミンE、トリク
ロサンその他類似物の有効成分非吸着層としたことで内
容物中での有効成分の安定性を大幅に向上し、チューブ
製造も容易で生産性を高め、チューブからの押出しも円
滑化でき長期保存での品質保証と信頼性を著しく向上で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有効成分を含有する歯
磨、化粧料、食品、薬品など練状物質を収納し、復元性
を有するラミネートシートで構成される押出しチューブ
に関するものである。
磨、化粧料、食品、薬品など練状物質を収納し、復元性
を有するラミネートシートで構成される押出しチューブ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯磨や化粧料、その他物質の包装
用容器として、アルミ箔や各種プラスチックのラミネー
トや、多層ブロー成形あるいは内面コーティングなどに
よって積層した押出しチューブが多用されているが、チ
ューブ生産工程において、チューブ原反のラミネートシ
ートを筒状に曲げて長手方向の両端縁を重合して、該重
合部を高周波により加熱溶着して接合シール部とし、一
端に口部を、また他端を密着シール尻部として形成して
押出しチューブとしてある。このラミネートシートから
なる押出しチューブは、高周波やガスバーナーによりラ
ミネートシートの重合部に熱を加えて溶着筒貼りをして
いるため、このラミネートシールの最外層と最内層は、
同じ材質でなければ相溶性がなく所定のシール強度を得
ることができず、また材料の硬さによって接着しにくい
上に、風合が硬くなったり柔らかくなったりして問題が
あるため、内外両層はもっぱらポリエチレン樹脂(P
E)或いはポリプロピン樹脂(PP)が用いられたチュ
ーブが多用されていた。
用容器として、アルミ箔や各種プラスチックのラミネー
トや、多層ブロー成形あるいは内面コーティングなどに
よって積層した押出しチューブが多用されているが、チ
ューブ生産工程において、チューブ原反のラミネートシ
ートを筒状に曲げて長手方向の両端縁を重合して、該重
合部を高周波により加熱溶着して接合シール部とし、一
端に口部を、また他端を密着シール尻部として形成して
押出しチューブとしてある。このラミネートシートから
なる押出しチューブは、高周波やガスバーナーによりラ
ミネートシートの重合部に熱を加えて溶着筒貼りをして
いるため、このラミネートシールの最外層と最内層は、
同じ材質でなければ相溶性がなく所定のシール強度を得
ることができず、また材料の硬さによって接着しにくい
上に、風合が硬くなったり柔らかくなったりして問題が
あるため、内外両層はもっぱらポリエチレン樹脂(P
E)或いはポリプロピン樹脂(PP)が用いられたチュ
ーブが多用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
押出チューブでは、収納する内容物に含有する有効成
分、特に、ビタミンE、トリクロサンなどはチューブ最
内層がEP、PPの場合、該層中に吸着されて減退し安
定性に欠け品位低下となると共に、有効成分の品質保証
期間が短くなるか、吸着量をみこした増量の配合を余儀
なくされコスト高となるなど問題があった。またこれら
有効成分に対して非吸着である樹脂を内外層に用いたラ
ミネートチューブとすることも考えられるが、有効成分
非吸着樹脂では硬く、シール強度も低いためにチューブ
製造が難しく、押出しチューブの風合いも硬すぎて余り
良くなく外観品位も高められない欠点があった。
押出チューブでは、収納する内容物に含有する有効成
分、特に、ビタミンE、トリクロサンなどはチューブ最
内層がEP、PPの場合、該層中に吸着されて減退し安
定性に欠け品位低下となると共に、有効成分の品質保証
期間が短くなるか、吸着量をみこした増量の配合を余儀
なくされコスト高となるなど問題があった。またこれら
有効成分に対して非吸着である樹脂を内外層に用いたラ
ミネートチューブとすることも考えられるが、有効成分
非吸着樹脂では硬く、シール強度も低いためにチューブ
製造が難しく、押出しチューブの風合いも硬すぎて余り
良くなく外観品位も高められない欠点があった。
【0004】本発明は、これら従来の欠点を排除しよう
とするもので、チューブ内での内容物に含有するビタミ
ンE、トリクロサンの有効成分の安定性を大巾に向上さ
せ、しかも品質保証期間の増大をはかってチューブの機
能を信頼性あるものとし、シール強度の改善とチューブ
製造も容易で生産性も高められると共に、チューブの風
合い改善も可能としてチューブからの内容物の押出しも
円滑化でき取扱い良好で外観品位も高め、長期使用に耐
えられる積層チューブ容器を提供することを目的とした
ものである。
とするもので、チューブ内での内容物に含有するビタミ
ンE、トリクロサンの有効成分の安定性を大巾に向上さ
せ、しかも品質保証期間の増大をはかってチューブの機
能を信頼性あるものとし、シール強度の改善とチューブ
製造も容易で生産性も高められると共に、チューブの風
合い改善も可能としてチューブからの内容物の押出しも
円滑化でき取扱い良好で外観品位も高め、長期使用に耐
えられる積層チューブ容器を提供することを目的とした
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、最外層と最内
層とが熱可塑性樹脂で構成され、最外層と最内層との間
に中間層を有するラミネートシートを用いて接合シール
部で筒状のチューブ本体を構成した積層チューブ容器に
おいて、前記最内層をビタミンE、トリクロサンその他
類似物の有効成分非吸着層としたものである。
層とが熱可塑性樹脂で構成され、最外層と最内層との間
に中間層を有するラミネートシートを用いて接合シール
部で筒状のチューブ本体を構成した積層チューブ容器に
おいて、前記最内層をビタミンE、トリクロサンその他
類似物の有効成分非吸着層としたものである。
【0006】
【作用】接合シール部で筒状のチューブ本体を構成した
積層チューブ容器において、前記最内層をビタミンE、
トリクロサンその他類似物の有効成分非吸着層としたこ
とにより、チューブ内での内容物に含有するビタミン
E、トリクロサンの有効成分の安定性を大巾に向上さ
せ、しかも品質保証期間の増大をはかってチューブの機
能を信頼性あるものとし、シール強度の改善とチューブ
製造も容易で生産性も高められると共に、チューブの風
合い改善も可能としてチューブからの内容物の押出しも
円滑化できるほか、復元性が良いばかりではなく、安定
性を維持した保存が難しい歯磨などの内容物の有効成分
の変質や減少を防ぎ、品質上信頼性のある押出しチュー
ブとして用いることができる。
積層チューブ容器において、前記最内層をビタミンE、
トリクロサンその他類似物の有効成分非吸着層としたこ
とにより、チューブ内での内容物に含有するビタミン
E、トリクロサンの有効成分の安定性を大巾に向上さ
せ、しかも品質保証期間の増大をはかってチューブの機
能を信頼性あるものとし、シール強度の改善とチューブ
製造も容易で生産性も高められると共に、チューブの風
合い改善も可能としてチューブからの内容物の押出しも
円滑化できるほか、復元性が良いばかりではなく、安定
性を維持した保存が難しい歯磨などの内容物の有効成分
の変質や減少を防ぎ、品質上信頼性のある押出しチュー
ブとして用いることができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1及び図2の歯磨用押出
しチューブの例で説明すると、最外層1をポリエチレン
樹脂(PE)で構成し、該最外層1と最内層2との間に
ガスバリアー層31 を含む中間層3を有するラミネート
シートを用い、接合シール部4で筒状のチューブ本体5
に構成した積層チューブ容器において、前記最内層2を
ビタミンE、トリクロサンその他類似物の有効成分非吸
着層とし、該チューブ本体5の一端に着脱自在のキャッ
プ6を有する口部材7を備え、他端を接合尻部8として
押出しチューブとしてある。
しチューブの例で説明すると、最外層1をポリエチレン
樹脂(PE)で構成し、該最外層1と最内層2との間に
ガスバリアー層31 を含む中間層3を有するラミネート
シートを用い、接合シール部4で筒状のチューブ本体5
に構成した積層チューブ容器において、前記最内層2を
ビタミンE、トリクロサンその他類似物の有効成分非吸
着層とし、該チューブ本体5の一端に着脱自在のキャッ
プ6を有する口部材7を備え、他端を接合尻部8として
押出しチューブとしてある。
【0008】この場合、前記有効成分非吸着層の最内層
2は、ポリアクリロニトリル樹脂(PAN)、エチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)或いは環
状ポリオレフィンスルホン系樹脂(TPO)から選ばれ
た少なくとも1種の樹脂層であって、接合シール部4を
ラミネートシート端縁を互いに突き合せ接合してある
が、この接合シール部4としては、図2または図3の如
くラミネートシート端縁を斜面11或いは段差面12に
形成し、該面に対する対応面、即ち斜面121 或いは段
差面111 にラミネートシート他端縁を形成して両端面
を突き合せ接合してある。
2は、ポリアクリロニトリル樹脂(PAN)、エチレン
−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)或いは環
状ポリオレフィンスルホン系樹脂(TPO)から選ばれ
た少なくとも1種の樹脂層であって、接合シール部4を
ラミネートシート端縁を互いに突き合せ接合してある
が、この接合シール部4としては、図2または図3の如
くラミネートシート端縁を斜面11或いは段差面12に
形成し、該面に対する対応面、即ち斜面121 或いは段
差面111 にラミネートシート他端縁を形成して両端面
を突き合せ接合してある。
【0009】なお、前記中間層3は、少なくともアルミ
箔或いはその他蒸着層を設けたPVA層などのガスバリ
アー層31 を含んで、PE層、PET層(ポリエチレン
テレフタレート)、印刷層、アンカーコート層、EMA
A層(エチレンメタクリル)、接着剤層、その他必要な
層を積層した複数層とし、さらにPE層の最外層1と有
効成分非吸着層の最内層2とで、ラミネートシートとし
て用いられるようにしてある。そしてこのラミネートシ
ートのチューブ原反は、図4に示すように前記有効成分
非吸着層の最内層2を内面として熱溶着法、例えばスチ
ールベルト10,11で筒状に曲げたラミネートシート
の端縁を突き合せ接合しつつ内外層から挾持圧着し、高
周波加熱手段12で溶着し、さらに切断手段でカットし
筒状のチューブ胴体を成形し、高密度ポリエレンをコン
プレッショ成形した容器肩、口部材7がチューブ胴体一
端に連結配備されて押出しチューブとする。
箔或いはその他蒸着層を設けたPVA層などのガスバリ
アー層31 を含んで、PE層、PET層(ポリエチレン
テレフタレート)、印刷層、アンカーコート層、EMA
A層(エチレンメタクリル)、接着剤層、その他必要な
層を積層した複数層とし、さらにPE層の最外層1と有
効成分非吸着層の最内層2とで、ラミネートシートとし
て用いられるようにしてある。そしてこのラミネートシ
ートのチューブ原反は、図4に示すように前記有効成分
非吸着層の最内層2を内面として熱溶着法、例えばスチ
ールベルト10,11で筒状に曲げたラミネートシート
の端縁を突き合せ接合しつつ内外層から挾持圧着し、高
周波加熱手段12で溶着し、さらに切断手段でカットし
筒状のチューブ胴体を成形し、高密度ポリエレンをコン
プレッショ成形した容器肩、口部材7がチューブ胴体一
端に連結配備されて押出しチューブとする。
【0010】前記接合シール部4は、図5の如くラミネ
ートシート他端の接合線上を覆うシールテープ8を最外
層1上に設けたり〔図5(a)〕、または最内層2上に
備える〔図5(b)〕か、或いは最外層1及び最内層2
の両層上に接着一体化して備えた形態〔図5(c)〕と
してシール効果をあげるようにすることができる。この
場合、ラミネートシート端縁の突き合せ面は斜面11,
111 または段差面12,121 とすることに限らず、
垂直面で突き合せ接合する形態でもよく、また最内層2
に接着するシールテープ8は、有効成分非吸着層と接着
性の良いテープが選ばれる。
ートシート他端の接合線上を覆うシールテープ8を最外
層1上に設けたり〔図5(a)〕、または最内層2上に
備える〔図5(b)〕か、或いは最外層1及び最内層2
の両層上に接着一体化して備えた形態〔図5(c)〕と
してシール効果をあげるようにすることができる。この
場合、ラミネートシート端縁の突き合せ面は斜面11,
111 または段差面12,121 とすることに限らず、
垂直面で突き合せ接合する形態でもよく、また最内層2
に接着するシールテープ8は、有効成分非吸着層と接着
性の良いテープが選ばれる。
【0011】なお、これら実施例(図2、図3及び図
5)の場合、前記ガスバリアー層31としては、厚み5
〜30μm、さらにラミネート材10の全体の総厚み
は、250〜450μm、好ましくは330〜400μ
mの範囲の中で内外保護層となるPET層並びにPE層
の厚みで選定する。また、基材としてはPVA層、EV
OH層のほかPET層、ナイロン層等を用いてもよい。
5)の場合、前記ガスバリアー層31としては、厚み5
〜30μm、さらにラミネート材10の全体の総厚み
は、250〜450μm、好ましくは330〜400μ
mの範囲の中で内外保護層となるPET層並びにPE層
の厚みで選定する。また、基材としてはPVA層、EV
OH層のほかPET層、ナイロン層等を用いてもよい。
【0012】前記実施例1の押出しチューブにおいて、
有効成分ビタミンE配合及びトリクロサン配合の練歯磨
を用いて有効成分の安定性について試験したところ表1
及び表2のようになった。
有効成分ビタミンE配合及びトリクロサン配合の練歯磨
を用いて有効成分の安定性について試験したところ表1
及び表2のようになった。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】表1に示す練歯磨の実験1では、50℃で
1ヶ月の保存期間の環境下において、粘度68cps.
/25℃の練歯磨系で油溶性有効成分で評価した。有効
成分安定性は品質保証期間内90%前後または90以上
を目標とする。また、表2においては、実験1と同様に
粘度92cps./25℃の練歯磨を用いて、トリクロ
サンの含有率を測定した。また、目標は実験1と同様に
した。
1ヶ月の保存期間の環境下において、粘度68cps.
/25℃の練歯磨系で油溶性有効成分で評価した。有効
成分安定性は品質保証期間内90%前後または90以上
を目標とする。また、表2においては、実験1と同様に
粘度92cps./25℃の練歯磨を用いて、トリクロ
サンの含有率を測定した。また、目標は実験1と同様に
した。
【0016】
【発明の効果】本発明は、最外層と最内層とが熱可塑性
樹脂で構成され、最外層と最内層との間に中間層を有す
るラミネートシートを用いて接合シール部で筒状のチュ
ーブ本体を構成した積層チューブ容器において、前記最
内層をビタミンE、トリクロサンその他類似物の有効成
分非吸着層としたことにより、チューブ内での内容物に
含有するビタミンE、トリクロサンの有効成分の安定性
を大巾に向上させ、しかも品質保証期間の増大をはかっ
てチューブの機能を信頼性あるものとし、シール強度の
改善とチューブ製造も容易で生産性も高められると共
に、チューブの風合い改善も可能としてチューブからの
内容物の押出しも円滑化でき、長期保存での品質保証と
信頼性を著しく向上できる。
樹脂で構成され、最外層と最内層との間に中間層を有す
るラミネートシートを用いて接合シール部で筒状のチュ
ーブ本体を構成した積層チューブ容器において、前記最
内層をビタミンE、トリクロサンその他類似物の有効成
分非吸着層としたことにより、チューブ内での内容物に
含有するビタミンE、トリクロサンの有効成分の安定性
を大巾に向上させ、しかも品質保証期間の増大をはかっ
てチューブの機能を信頼性あるものとし、シール強度の
改善とチューブ製造も容易で生産性も高められると共
に、チューブの風合い改善も可能としてチューブからの
内容物の押出しも円滑化でき、長期保存での品質保証と
信頼性を著しく向上できる。
【図1】本発明の実施例を示す一部の切断側面図であ
る。
る。
【図2】図1の例の使用状態を示す一部拡大縦断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施例を示す一部の拡大縦断面図
である。
である。
【図4】本発明の製造状態の一工程を示す一部の斜視図
である。
である。
【図5】本発明のさらに他の例の一部の拡大縦断面図で
(a)(b)(c)は各例を示す。
(a)(b)(c)は各例を示す。
1 最外層 2 最内層 3 中間層 31 ガスバリアー層 4 接合シール部 5 チューブ本体 6 キャップ 7 口部材 8 尻部 11,111 斜面 12,121 段差面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/28 102 B32B 27/28 102
Claims (4)
- 【請求項1】 最外層と最内層とが熱可塑性樹脂で構成
され、最外層と最内層との間に中間層を有するラミネー
トシートを用いて接合シール部で筒状のチューブ本体を
構成した積層チューブ容器において、前記最内層をビタ
ミンE、トリクロサンその他類似物の有効成分非吸着層
としたことを特徴とする積層チューブ容器。 - 【請求項2】 前記有効成分非吸着層が、ポリアクリロ
ニトリル樹脂(PAN)、エチレン−ビニルアルコール
共重合体樹脂(EVOH)或いは環状ポリオレフィンス
ルホン系樹脂(TPO)から選ばれた少なくとも1種の
樹脂層であって、接合シール部をラミネートシート端縁
を互いに突き合せ接合した請求項1記載の積層チューブ
容器。 - 【請求項3】 前記接合シール部が、ラミネートシート
端縁を斜面或いは段差面に形成し、該面に対する対応面
にラミネートシート他端縁を形成して両端面を突き合せ
接合した請求項1または2記載の積層チューブ容器。 - 【請求項4】 前記接合シール部がラミネートシート端
縁の接合線上を覆うシールテープを最外層または最内層
のいずれか、或いはいずれの層上にも接着一体化して備
えた請求項2、または3記載の積層チューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12561295A JPH08301312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 積層チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12561295A JPH08301312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 積層チューブ容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08301312A true JPH08301312A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14914404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12561295A Pending JPH08301312A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 積層チューブ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08301312A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005086122A1 (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Fuji Seal International, Inc. | 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法 |
JP2005266592A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Fuji Seal International Inc | 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法 |
JP2009532296A (ja) * | 2006-04-06 | 2009-09-10 | エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム | 突き合わせ溶着されたフィルムから形成された包装 |
JP2009242352A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Naris Cosmetics Co Ltd | 有効成分の長期保存に優れた化粧料 |
US8916247B2 (en) | 2006-04-06 | 2014-12-23 | Aisapack Holding S.A. | Thermoplastic tubular packaging body with an embedded strip |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP12561295A patent/JPH08301312A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005086122A1 (ja) * | 2004-03-08 | 2005-09-15 | Fuji Seal International, Inc. | 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法 |
US7851049B2 (en) | 2004-03-08 | 2010-12-14 | Fuji Seal International, Inc. | Heat-shrinkable cylindrical label |
JP2005266592A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Fuji Seal International Inc | 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法 |
JP4698962B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2011-06-08 | 株式会社フジシールインターナショナル | 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法 |
JP2009532296A (ja) * | 2006-04-06 | 2009-09-10 | エイサパック ホールディング ソシエテ アノニム | 突き合わせ溶着されたフィルムから形成された包装 |
US8916247B2 (en) | 2006-04-06 | 2014-12-23 | Aisapack Holding S.A. | Thermoplastic tubular packaging body with an embedded strip |
JP2009242352A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Naris Cosmetics Co Ltd | 有効成分の長期保存に優れた化粧料 |
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