JP4235569B2 - 記録方法及び記録装置 - Google Patents
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Description
図4は第1実施例に従う記録ヘッド102のインク吐出口の配列を示す図である。このインク吐出口からは、上述のように、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)インクのいずれかが吐出する。
さて、上述した第2の記録動作では、第1の記録動作と比較して副走査方向への記録媒体の搬送量を各走査記録毎に異ならせていたが、本発明はこれによって限定されるものではなく、例えば、第2の記録動作でも記録媒体の搬送量は第1の記録動作と同じにし、その代わり記録ヘッドを走査する主走査方向に関し、記録ヘッドからのインク液滴の吐出タイミングを異ならせても良い。
また、この実施例では記録媒体の主走査方向のサイズに応じて各記録画素内の記録ドット配置(インク液滴の付着位置)を異ならせていたが、本発明はこれによって限定されるものではない。例えば、記録媒体の副走査方向のサイズに応じて各記録画素内の記録ドット配置(インク液滴の付着位置)を異ならせても良いし、記録媒体の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズを合計したサイズに応じて各記録画素内の記録ドット配置(インク液滴の付着位置)を異ならせても良い。
ここでは、記録すべき画像データの記録サイズに応じて、記録媒体上における各記録画素内のインク液滴の付着位置を異ならせるように記録する例について説明する。
上記第1〜2の実施例では、記録媒体のサイズや画像データのサイズを所定のサイズと比較し、その比較結果に応じて使用するドット配置パターンを異ならせる手法(別の表現をすれば、比較結果に応じて、異なるドット配置で記録する複数の記録動作の中から1つの記録動作を選択する手法)を採用しているが、本発明はこれに限定されるものではない。記録媒体のサイズや画像データのサイズを所定のサイズと比較せずとも、最初から、使用するドット配置パターン(使用する記録動作法)を記録媒体のサイズや画像データのサイズに対応付けておくことで上記比較処理を省略することもできる。
102 記録ヘッド
103 搬送ローラ
104 補助ローラ
105 給紙ローラ
106 キャリッジ
300 CPU
301 ROM
302 RAM
303 画像入力部
304 画像信号処理部
305 バスライン
306 操作部
307 回復系制御部
308 回復系モータ
309 ブレード
310 キャップ
311 ポンプ
312 ダイオードセンサ
313 保温ヒータ
314 ヘッド温度制御回路
315 ヘッド駆動制御回路
316 キャリッジ駆動制御回路
317 搬送制御回路
Claims (13)
- 各画素の階調レベルに対応したドット配置パターンに基づき、記録ヘッドを用いて記録媒体にドットを形成して記録を行う記録方法であって、
同一の階調レベルの複数の画素を記録するために1種類のドット配置パターンだけを用いることが可能な第1記録動作モードと、同一の階調レベルの複数の画素を記録するために複数種類のドット配置パターンを用いることが可能な第2記録動作モードのうち、前記記録媒体のサイズあるいは画像データのサイズに関する情報に基づいて、1つの記録動作モードを選択する選択工程と、
前記選択工程において選択された1つの記録動作モードを実行する記録工程とを有し、
前記選択工程では、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを選択し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを選択することを特徴とする記録方法。 - 記録ヘッドを用いて記録媒体にドットを形成して記録を行う記録方法であって、
前記記録媒体のサイズおよび画像データのサイズの少なくとも一方に関する情報に応じて、所定数のドットを形成するための1種類のドット配置パターンを所定の階調レベルの画素に割り当て、記録を行なうための第1記録動作モード、或は、前記所定数のドットを形成するためのドット配置パターンとして、ドット配置が異なる複数種類のドット配置パターンを前記所定の階調レベルの画素に割り当て、記録を行なうための第2記録動作モードを設定する設定工程と、
前記設定工程において設定された記録動作モードに従って記録を行う記録工程とを有し、
前記設定工程では、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを設定し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを設定することを特徴とする記録方法。 - 前記所定数は2以上であり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記1種類のドット配置パターンは、画素内の同じ位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンであり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記複数種類のドット配置パターンは、画素内の異なる位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンを含むことを特徴とする請求項2に記載の記録方法。 - 前記所定数は2以上であり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記複数種類のドット配置パターンは、画素内の異なる位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンと、画素内の同じ位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンとを含むことを特徴とする請求項2に記載の記録方法。 - 各画素の階調レベルに対応したドット配置パターンに基づき、記録ヘッドを用いて記録媒体にドットを形成して記録を行う記録装置であって、
前記記録媒体のサイズに関する情報に基づいて、同一の階調レベルの複数の画素を記録するために1種類のドット配置パターンだけを用いることが可能な第1記録動作モードと、同一の階調レベルの複数の画素を記録するために複数種類のドット配置パターンを用いることが可能な第2記録動作モードとを選択的に実行するための手段を有し、
前記手段は、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを選択して実行し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを選択して実行することを特徴とする記録装置。 - 画像データの各画素の階調レベルに対応したドット配置パターンに基づき、記録ヘッドを用いて記録媒体にドットを形成して記録を行う記録装置であって、
前記画像データのサイズに関する情報に基づいて、同一の階調レベルの複数の画素を記録するために、1種類のドット配置パターンだけを用いることが可能な第1記録動作モードと、同一の階調レベルの複数の画素を記録するために複数種類のドット配置パターンを用いることが可能な第2記録動作モードとを選択的に実行するための手段を有し、
前記手段は、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを選択して実行し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを選択して実行することを特徴とする記録装置。 - 記録ヘッドを用いて記録媒体にドットを吐出して記録を行う記録装置であって、
前記記録媒体のサイズに関する情報に応じて、所定数のドットを形成するための1種類のドット配置パターンを所定の階調レベルの複数の画素に割り当て、記録を行なうための第1記録動作モードと、前記所定数のドットを形成するためのドット配置パターンとして、ドット配置が異なる複数種類のドット配置パターンを前記所定の階調レベルの複数の画素に割り当て、記録を行なうための第2記録動作モードとを選択的に実行するための手段を有し、
前記手段は、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを選択して実行し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを選択して実行することを特徴とする記録装置。 - 画像データに基づいて記録ヘッドにより記録媒体にドットを形成して記録を行う記録装置であって、
前記画像データのサイズに関する情報に応じて、所定数のドットを形成するための1種類のドット配置パターンを所定の階調レベルの画素に割り当て、記録を行なうための第1記録動作モードと、前記所定数のドットを形成するためのドット配置パターンとして、ドット配置が異なる複数種類のドット配置パターンを前記所定の階調レベルの画素に割り当て記録を行なうための第2記録動作モードとを選択的に実行するための手段を有し、
前記手段は、前記情報が示すサイズが所定のサイズ以下の場合には前記第1記録動作モードを選択して実行し、前記情報が示すサイズが前記所定のサイズよりも大きい場合には前記第2の記録動作モードを選択して実行することを特徴とする記録装置。 - 前記記録ヘッドを第1の方向に往復走査する走査手段と、
前記記録媒体を前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する搬送手段とをさらに有し、
前記記録媒体のサイズは、前記第1の方向のサイズ、前記第2の方向のサイズ、及び前記第1及び第2の方向のサイズの合計の内のいずれかであることを特徴とする請求項5又は7に記載の記録装置。 - 前記記録ヘッドを第1の方向に往復走査する走査手段と、
前記記録媒体を前記第1の方向とは異なる第2の方向に搬送する搬送手段とをさらに有し、
前記画像データのサイズは、前記第1の方向のサイズ、前記第2の方向のサイズ、及び前記第1及び第2の方向のサイズの合計の内のいずれかであることを特徴とする請求項6又は8に記載の記録装置。 - 前記所定数は2以上であり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記1種類のドット配置パターンは、画素内の同じ位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンであり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記複数種類のドット配置パターンは、画素内の異なる位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の記録装置。 - 前記所定数は2以上であり、
前記所定の階調レベルの画素に割当てられる前記複数種類のドット配置パターンは、画素内の異なる位置に所定数のドットを形成するためのパターンと、画素内の同じ位置に前記所定数のドットを形成するためのパターンとを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の記録装置。 - 前記手段は、
前記画素に対して前記記録ヘッドを複数回走査させ、該複数回の走査によって前記画素への記録を完成させるマルチパス記録方式によって、前記第1及び第2の記録動作モードを実行可能であることを特徴とする請求項5乃至12のいずれか1項に記載の記録装置。
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