JP4225483B2 - 特に自動車用のシリンダロック - Google Patents

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Description

本発明は、キーチャンネル及びばね付勢タンブラーを備えた、シリンダロックのシリンダコアが、シリンダコアが適切なキーによって回転させられる時に、軸継ぎ手によって出力部材と連結され、かつシリンダコアが不適切なキーによって又は異物によって強制的に回転させられる時に出力部材から外される、特に自動車用のシリンダロックに関する。シリンダコアの認可されていない回転の間、シリンダロックの出力部材との連結を外し、ドアロックラッチに何ら影響を与えることなく、シリンダロックのシリンダコアを回転させることができ、シリンダロックの出力部材が機械的にドアロックラッチと連結される。
特に自動車用のこの種のシリンダロックは、すでに公知である。前述のシリンダコアの出力部材との連結又は取り外しは、大抵の場合、軸線方向の移動の第一端位置において、シリンダロックの出力部材をシリンダコアと接続し、かつ軸線方向の移動の第二端位置において、シリンダロックの出力部材をシリンダコアから取り外す、軸継ぎ手によって実現される。
この種のシリンダロックの構成は、例えば、公開された独国特許出願第4316223号及び独国特許出願第19604350号において公知である。これら特許出願の各々において、軸線方向において移動可能なケージは、ハウジングの筒状内側キャビティ内で回転可能に支持されており、その一方で、キーチャンネル及びばね付勢されたタンブラーが設けられているシリンダコアは、ケージの筒状中空空間部内に支持されている。適切なキーがキーチャンネル内に完全に導入されていない場合、タンブラーのブロック突出部は、シリンダコアの外周を越えて突出し、ケージのブロック溝部内で係合する。なお、これらの状況の下で、シリンダコアは、共に回転するためにケージと接続されており、シリンダコアが回転させられる時、ケージは、同時に、ハウジング内でシリンダコアと共に回転させられる。ケージの外側端面には、ハウジングの端突出部の対応の移動止め部と係合する持ち上げプロファイルを備えた移動止め部が設けられているので、ケージの回転中、ケージの軸線方向移動の結果として、ハウジングに関して位置が変わる。この軸線方向移動の間、シリンダロックの出力部材を同時に構成する、軸線方向に移動可能なカップリングは、シリンダコアとの係合が外れる。その結果、シリンダコアと出力部材の間の運動学的接続が停止し、後で、ドアロックのラッチに作用することなく、シリンダコアを回転させることができる。
これら及び同様な構成の不利な点は、回転可能で軸線方向に移動可能なケージの使用は、シリンダコアとシリンダロックのハウジングとの間でいかなるさらなる安全要素、例えば、シリンダコアのハウジングからの取り出し又はハウジングへの衝撃付与に対する任意の保護手段の提供を防ぐ及び/又はかなりより高価にするという点である。
軸線方向に移動しうる環状カップリングは、独国特許第4410783号から公知であり、このカップリングは、その内側端部において、シリンダコアの軸線方向延長部上に設けられている連結突出部との連結のための伴出凹所が設けられており、シリンダロックのハウジング内に形成されている拘束凹所との係合に役立つ、拘束突出部を外側端部において有する。この軸線方向に移動可能な環状カップリングは、シリンダロックの出力部材との永久的な回転方向固定の接続であり、その一方で、カップリングは、前述の拘束突出部によって、シリンダコアから、連結されていない状態において、拘束凹所内に係合し、その結果、シリンダロックの出力部材は、その位置に拘束されている。この軸線方向に移動可能な環状カップリングのシリンダコアからの取り外しは、シリンダロックのハウジング内に回転可能に取り付けられておりかつ持ち上げプロファイルを備えたケージの端面上に形成されている移動止め部によって実現される。移動止め部は、強制的な又は認可されていない回転時に、それと共に共同で回転するためにシリンダコアに伴出される。前述の持ち上げプロファイルは、反対方向において作用するらせんばねの力に抗して、シリンダコアとの接続から、軸線方向に移動しうるカップリングを移し、シリンダロックのハウジング内に設けられている拘束凹所との回転方向固定の係合接続へカップリングを移す。
シリンダロックをこじ開ける努力の後、適切なキーを用いてシリンダロックを再び開けることが望まれる時、シリンダロックは、ケージと共に共同で、ケージの端面において、また、環状カップリングの面する端面において設けられている、移動止め部と、関連の移動止めの対応部の相対位置が、前述の軸線方向らせんばねの助けによって、軸線方向の戻り移動が可能とする、シリンダコアの最初の位置へ回転させなければならない。その結果、ハウジングから取り外されるだけでなく、それと共に共同で回転するためのシリンダコアとカップリングを接続する。
この軸線方向に移動しうるカップリングの不利な点は、その複雑で、製造の観点から、厳しい、シリンダロックのハウジング内の軸線方向の案内であり、また、軸線方向の移動のために移動止め部を備えたケージを利用する必要があり、シリンダコアと係合しているカップリングの軸線方向の戻り移動のために、信頼性の少ないばね要素の使用である。
前述の不利な点は、特に自動車用のシリンダロックによって本質的に回避され、独立した請求項の前文によれば、この請求項の本質は、ハウジングの筒状内側キャビティには、回転可能な環状溝部が設けられており、シリンダコアの軸線方向の移動方向と反対にある、軸線方向側において、隣接した溝部を区画形成する少なくとも一つのリブは、少なくとも一つのブロック凹所によって遮断され、この軸線方向移動の間、シリンダコアと出力部材の間に介挿されているカップリングが取り外され、その一方、ブロック凹所の側面は、シリンダコアの軸線方向移動の方向において拡開しており、この軸線方向移動の間、シリンダコアと出力部材の間のカップリングが取り外されるということである。
この構成の結果、シリンダコアとハウジングの間に介挿されたケージを使用することなく、シリンダコアとシリンダロックの出力部材との間におけるカップリングが分離され、それにより、シリンダコアのハウジングからの取り出し又はハウジングへの衝撃付与に対する安全手段を具体化する、シリンダコア上及びハウジング上のフォーメーションの構成が可能となる。
ハウジングが、互いに強固に接続された二つのハウジング半分部によって構成されると有利である。この構成により、製造の観点から簡単な方法で、回転可能な環状溝部と、ハウジングの筒状内側キャビティ内に位置するリブ内のブロック溝部の製造することができるだけでなく、シリンダロックの簡単な据え付けも可能となる。
本発明の筒状内側キャビティには、少なくとも一つの環状支持溝部を備えており、この溝部の中に、軸線方向の公差をもって、シリンダコアの環状外側襟部が受容され、この軸線方向公差は、少なくとも、カップリングの取り外しに要求される軸線方向の範囲に対応すると有利である。このような構成は、本質的に、シリンダコアのハウジングからの取り出し又はハウジングへの強制的な衝撃付与を防ぐ。
ハウジング内の対の保持構成のブロック凹所は、互いに関して180°で分布されていると有利である。このような構成により、シリンダロックの製造をより簡単にし、十分な数のロックの組み合わせを可能にする。
ブロック凹所の二つの側面がブロック溝部の対称面と共に同じ鋭角(β)で包囲する平坦な側面によって構成されていると有利である。このような構成により、製造技術を簡単化するだけでなく、ブロック凹所の傾斜した側面上の保持構成の問題ない摺動を保証する。
シリンダコアの軸線方向延長部の第二連結要素と係合している時に伴出部材の第一連結要素の位置を明白に決定する第一軸線方向当接部が、シリンダコアの軸線方向延長部には設けられており、シリンダコアの軸線方向延長部の第二連結要素から外れている時に伴出部材の第一連結要素の位置を明白に決定する第二軸線方向が、シリンダコアには設けられていると有利である。この構成により、製造の観点から簡単である、ハウジング内の伴出部材の取り付けが可能となり、シリンダロックの最小数の構成部分を用いつつ、シリンダコアとの係合と、ハウジングとの係合の両方において、確実な軸線方向の移動が可能となる。
第二連結要素が、第一半径方向凹所と、軸線方向の延長部上において環状襟部内に形成されている、反対に位置する半径方向凹所とによって構成され、環状溝部が、環状襟部とシリンダコアの内側偏倚面の間において形成されており、内側偏倚面に面する、環状溝部の第一環状側面は、第二軸線方向当接部を構成し、第一連結要素は、伴出部材の内側半径方向突出部によって構成されている。この構成によると、最小長さのシリンダコアと、連結要素の相互係合への移動又は相互係合から外れる移動の最小長さの両方が実現される。
少なくとも環状襟部の背後における軸線方向延長部の直径が環状溝部の底部の直径よりも大きく、半径方向突出部の凹状端面が環状溝部の底部と接触し、第一半径方向凹所は、少なくとも環状溝部の底部へ軸線方向延長部において凹んでおり、出力部材に面する環状溝部の第一側壁は、第一軸線方向当接部を構成し、その一方で、第二半径方向凹所は、環状溝部の底部の下において軸線方向延長部内へ凹んでおり、凹所の第一の側において第二環状溝部側面において終わっており、その一方で、この凹所は、その第二の側において第二摺動溝部内へ反対方向に合併し、溝部の底部は、環状溝部の底部の直径(D1)と等しい距離(L)だけ、軸線方向延長部の反対に位置する面から最小で分離されると有利である。この構成要素により、シリンダロックの構成部分の数を最小に減らすだけでなく、成形処理によってシリンダコアの製造を簡単にすることができる。
環状襟部の背後における軸線方向延長部の直径(D2)は、環状溝部の底部の直径と等しい又はそれより小さく、第一軸線方向当接部は、いかなる公差なく、環状襟部の背後における軸線方向延長部上に配置されている、留めディスク又は止め部材又はナットの端面によって構成されていると有利である。この構成は、材料除去技術を用いてシリンダコアの製造により有利である。
戻しばねが、軸線方向延長部において設けられる軸線方向止め孔内に収納されていると有利である。この構成により、シリンダロックの長さをさらに減らしうる。
添付図面において、本発明の実施例のいくつかの例を示している。
添付図面の図1〜7においてシリンダロック18の代替案Iを示し、図8〜18においてシリンダロック18の代替案IIを示している。二つの代替案I、IIは、カップリング30、伴出部材31及び戻しばね4、4´の構造上の実施によって、互いに異なっている。
添付図面において認められるように、シリンダロックは、互いに強固に接続された二つのハウジング半分部1´、1´´で構成されているハウジング1を有する。二つのハウジング半分部1´、1´´の分離面14は、ブロック溝部13、13´の対称面Qと同じである。図1及び3において認められるように、キーチャンネル22と、コンパートメント21内で支持されているタンブラー20、20´とを備えたシリンダコア2が、ハウジング1の筒状キャビティ内に受容されている。タンブラー20、20´はばね付勢されており、適切なキーがキーチャンネル22内に完全に挿入される時、タンブラー20、20´のブロック突出部201は、シリンダコア2の外周を越えて延びており、ハウジング1の分離面14に沿って、対称的に、ハウジング1の内側筒状キャビティ内に設けられている複数のリブ12内に形成されているブロック溝部13、13´内に突出している。タンブラー20のブロック突出部201はブロック溝部13内に突出しており、タンブラー20と反対方向におけるばね力の影響の下で移されたタンブラー20´のブロック突出部201´は、ブロック溝部13´内に突出している。ブロック溝部13、13´は、リブ12の端面において形成されている、ブロック溝部の側面130、131によって区画されている。ブロック溝部の側面130、131は、ブロック溝部13の長手方向対称面Qと共に、鋭角βを包囲している。適切なキーが完全に挿入されることなく又は粗暴な力でシリンダコア2を回転させられようとする時、タンブラー20、20´の側面201、201´が前述のブロック溝部の側面130、131と接触する。適切なキーがキーチャンネル22内に完全に挿入される時、タンブラー20、20´のブロック突出部201、201´がシリンダコア2の外周を越えないように、タンブラー20、20´が配置されるようになり、ハウジング1内でシリンダコア2を自由に回転させることができる。適切なキーを用いてシリンダコア2を回転させている間、この機能的な状態でカップリング30によってシリンダコア2と連結されている、シリンダロックの出力部材3も、シリンダコア2と共に共同で回転させられる。代替案Iにおいて、カップリング30は、軸線方向延長部23上に設けられている第二連結要素231と、軸線方向に固定の伴出部材31上に設けられている第一連結要素301とで構成されている。この伴出部材31は、ハウジング1の筒状キャビティ内で回転可能にその外周で支持されており、シリンダロックの出力部材3と永久に回転方向固定に接続している。当然、別の構成のカップリング30としては、例えば、軸線方向延長部23の第二連結要素231が、軸線方向に移動不能の出力部材3上に設けられている第一連結要素301と直接的に係合するものが考えられうる。シリンダロックの出力部材3は、図示しないドアロックラッチと機械的に接続されている。
不適切なキーがキーチャンネル22内に挿入される時、又は、タンブラー20、20´が外方向に移されていながら、シリンダコア2が強制的に回転させられようとする時、シリンダコア2は反時計回りに回転させられると、ブロック突出部201、201´の側面はブロック溝部13、13´のブロック溝部の側面130と接触し(図3及び5参照)、シリンダコア2が時計回りに回転させられると、ブロック突出部201、201´の側面は、ブロック溝部の側面131と係合する。ブロック溝部の側面130、131が、シリンダコア2の取り外す軸線方向移動の方向oにおいて拡開しかつブロック溝部13、13´の対称面Qと共に鋭角βを包囲する、傾斜した平坦な側面として構成される限り(図5及び6参照)、シリンダコア2の回転中、ブロック突出部201、201´の側面がブロック溝部の側面130、131の傾斜側面に沿って摺動し、これらの軸線方向の移動は方向oである。その結果、シリンダコア2が軸線方向に移動し、タンブラー20、20´はシリンダコア2のコンパートメント21内において方向oにおいても良好に支持されている。タンブラー20、20´の軸線方向の移動により、力F1(図5参照)を、ブロック溝部の側面130に直角に作用する力成分F3と、タンブラー20、20´の方向oにおいて軸線方向に移動させる第二力成分F2とに分解する。力F1は、強制的に開けようとしている間、シリンダコア2に加えられるトルクから生じる。
シリンダコア2が軸線方向に移動する時、第二連結要素231の長さに対応する移動距離のbの範囲での移動中において(図2参照)、シリンダコア2の軸線方向の延長部23上に設けられている第二連結要素231が伴出部材31上に設けられている第一連結要素301から移る。第二連結要素231からの移動は、ディスクばねの形状で構成されている戻しばね4の力に抗しており、この移動は、カップリング30が取り外されるまで、すなわち、ブロック突出部201が、ブロック溝部13、13´の傾斜したブロック溝部側面130、131から回転環状溝部11(図4参照)へ摺動する時まで続く。この位置では、シリンダコア2とハウジング1の出力部材3との間のカップリング30は、すでに取り外され、取り外しの途中におけるシリンダコア2のさらなる回転中において、回転環状溝部11内でブロック突出部201、201´を案内することにより、シリンダコア2は、右端位置において保持されており、シリンダコア2の回転運動は、シリンダロックの出力部材3へ伝達されない。
回転環状溝部11の側面は、リブ12の側面によって構成されており、リブ12の端面は、傾斜したブロック側面130、131を構成している。シリンダコア2を180°だけ回転させた後、タンブラー20、20´のブロック突出部201がブロック溝部13、13´と整列するようになる時、予め力を加えた戻しばね4の影響下で、シリンダコア2は軸線方向に左側の最初の位置へ戻り、シリンダコア2と出力部材3の間でカップリング30の係合が繰り返される。シリンダロックの最初の位置において、再び、認可されたキーのキーチャンネル22への完全な挿入の後にシリンダロックを開ける又は閉めることができる。
シリンダコア2が左側の最初の位置に位置しかつカップリング30が係合されている、シリンダロックの閉鎖位置において(図1及び5参照)、シリンダコア2に設けられている第一外側襟部251は、回転環状溝部11の左側面と接触し、回転環状溝部11の右側面は、左側において第一回転環状溝部11を区画形成しているリブ12によって形成されている。シリンダコア2上で形成されている第二外側襟部252は、右側において最後の回転環状溝部11を区画形成しているリブ12の右側側面と接触している。二つの外側襟部251、252は、第二連結要素231が第一連結要素301から移るのに要求される軸線方向変位bと等しいかそれよりも大きな、横の軸線方向の公差をもって、留め溝部151、152内に受容されている。この位置において、外側襟部251、252は、シリンダコア2がシリンダロックのハウジングから引き出されるのを防いでいる。
シリンダコア2が右側端位置に位置しかつカップリング30が取り外される、シリンダロックの回転位置において(図及び参照)、シリンダコア2の第一外側襟部251が第一リブの左側面と接触し、第二外側襟部252が、ハウジング1内に設けられている第二安全溝部152の右側面と接触する。この位置において、外側襟部251、252は、まず第一に、シリンダコア2がハウジング1内に衝撃を与えるのを防ぎ、第二に、シリンダコア2が図示しない抽出ねじに作用する軸線方向圧力によって右側回転位置へ移動させられて回転する限り、抽出ねじをシリンダコア2のキーチャンネル22へねじ込むのを防ぎ、その結果、前述の抽出ねじのねじ込みが防がれる。
本発明の枠組みの中で、当然、ブロック溝部の側面130、131を平面以外に整形しうる。重要なことは、これら側面が、シリンダコア2の取り外し軸線方向移動の方向oにおいて拡開していなければならないということである。当然、シリンダロックに、シリンダコア2の右から左への取り外しの移動を提供することもできる。この場合、傾斜したブロック溝部の側面130、131は、反対に配向されており、不適切なキーで又は粗暴な力をかけて、回転させようとする間、シリンダコア2は、軸線方向に反対に移動させられる。さらに、戻しばね4はコイルばね又は別の弾性要素と交換しうる。
シリンダロックの代替案IIの実施例が示されている、図8〜18において認められるように、伴出部材31は、その外周面で、回転移動又は軸線方向移動のために、ハウジング1の内側中空空間部内に支持されている。シリンダコア2の軸線方向延長部23は、伴出部材31を通過し、伴出凹所314は、シリンダロックの出力部材3の伴出突出部315と永久に回転方向固定に接続している。
適切なキーが完全に挿入されることなく又は粗暴な力を用いて、シリンダコア2を回転させようとする時、タンブラー20のブロック突出部201が傾斜したブロック溝部の側面130、131に沿って摺動することにより、らせんばね形状に構成された戻しばね4の力に抗して、ハウジング1内のシリンダコア2を軸線方向に移動させる。この移動の第一段階の間、軸線方向延長部23上のカップリング突出部の形態で形成されている第二連結要素231が、伴出部材31内のカップリング凹所の形態で形成されている第一連結要素301から移り、さらに、第二軸線方向当接部26を伴出部材31と接触させる。その結果、カップリング30が取り外され、シリンダコア2も出力部材3から取り外される。移動の第二段階の間、シリンダコア2の第二軸線方向当接部26による伴出部材31への圧力により、伴出部材31がさらに移動し、その結果、ハウジング1と回転方向固定に接続される。この回転方向固定接続は、伴出部材31の外側端面上に設けられている拘束突出部312を、シリンダロックのハウジング1内に形成されている拘束凹所16を移動させる結果として形成されている。シリンダコア2の移動の第二段階の終わりにおいて、タンブラー20のブロック突出部201を、回転環状溝部11内に設けられているブロック溝部13から移動させる結果、ハウジング1内にシリンダコア2を回転可能に取り付ける。この時、シリンダロックのシリンダコアが回転させられうるが、この回転移動は、カップリング30を取り外した結果、この位置では、ハウジング1との回転方向固定接続している伴出部材31へもはや伝達されない。伴出部材31が出力部材3と永久に回転方向固定接続している限り、図示しない機械的伝達によって図示しないドアロックラッチと接続されている出力部材3を回転させることもできない。
完全に挿入された適切なキーが出力部材3と共にシリンダコア2を回転させうる、運転状態にシリンダロックをもたらすことが再び望まれる時、シリンダコア2を、角度位置、すなわち、タンブラー20のブロック突出部201が回転環状溝部11から後退させられてブロック溝部13、13´内に導入され、かつ戻しばね4がシリンダコア2を左側の最初の位置へ戻す位置へもたらすことが必要である。この最初の位置では、シリンダコア2は、カップリング30によって、伴出部材31と回転方向固定に接続されており、伴出部材31は、ハウジング1から取り外される。
前述のシリンダコア2の戻りは、二段階で構成されている。第一段階中において、軸線方向の延長部23の第二連結要素231が伴出部材31の連結要素内へ移動し、同時に、シリンダコア2の第一軸線方向当接部25が伴出部材31と係合し、その結果、カップリング30が係合する。第二段階中において、シリンダコア2の第一軸線方向当接部25によって圧力を伴出部材31へ及ぼす結果、伴出部材31が強制で戻され、その結果、拘束突出部312が、ハウジング1内に設けられている拘束凹所16から移る。
図3〜6において認められるように、シリンダコア2の軸線方向延長部23は、シリンダコア2の内側端面24内に設けられている偏倚部分から突出しており、延長部23において、らせんばねの構成の戻しばね4を収容するための軸線方向止まり孔232が形成されている。予め力を加えられた戻しばね4は、シリンダコア2と出力部材3の間において配置されており、カップリング30がシリンダコア2と伴出部材31の間で係合されている、最初の位置へシリンダコア2を付勢する。
軸線方向延長部23において、環状襟部27が設けられており、この襟部27において、第一半径方向凹所271と、この凹所271の反対において、第二半径方向凹所272とが形成されている。二つの半径方向凹所271、272は、第二連結要素231を構成し、半径方向突出部301´で構成されている伴出部材31の第一連結要素301が、カップリング30が係合される時、第二連結要素231の中に延びている。環状襟部27とシリンダコア2の内側端面24との間において、環状溝部28が形成されており、シリンダコア2に面する溝部28の側面281は、伴出部材31のための第二軸線方向当接部26を構成する。図10及び13において最もよく見られるように、第一半径方向凹所271は、環状襟部27内において形成されており、かつ少なくとも環状溝部28の底部のレベルまで、半径方向に軸線方向延長部23内へ延びており、この溝部28の底部のレベルにおいて、出力部材3に面する第一半径方向凹所271の第一側面は、伴出部材31のためのシリンダコア2の第一軸線方向当接部25を構成する。第一半径方向凹所271の第二側面は、環状溝部側面281の平面内にあり、シリンダコア2の第二軸線方向当接部26を構成する。第二半径方向凹所272は、第一半径方向凹所271の反対において、環状襟部27内に形成されており、環状溝部28の底部のレベルの下において、半径方向に軸線方向延長部23内へ延びている。シリンダコア2の内側軸線方向端面24に面する側面は、出力部材3に面する第二環状溝部側面282の平面内にある。換言すると、第二半径方向凹所272は、環状溝部28の底部へ延びず、一軸線方向において正確に環状溝部28及び環状襟部27の境界において終わっており、その一方で、それは、第二軸線方向において、伴出部材3の半径方向突出部301´がシリンダコア2の軸線方向延長部25へ摺動するために設けられている第二摺動溝部233内へ合併する。
カップリング30が係合する時、第一連結要素301を構成する伴出部材31の半径方向突出部301´は、それらの側面によって、第二連結要素231を構成する環状襟部27内に設けられている第一及び第二半径方向凹所271、272と接触し、伴出部材31は、その筒状外周面によって、ハウジング1の筒状中空空間部内で半径方向及び軸線方向に案内される。
図14〜16及び18において認められるように、伴出部材31は、筒状外周面を有するリングとして整形されており、出力部材3に面するその端面において、ハウジング1内に設けられている拘束凹所16と係合することが意図されている拘束突出部312が、出力部材3の突出部315を伴出するための伴出凹所314と共に形成されている。伴出部材31の反対の端面において、内側端リング310が形成されており、凹状端面313を有する半径方向突出部301´の形態の第一連結要素301が内側端リング310から突出している。凹状端面313は、カップリング30が取り外される時、環状溝部28の底部と接触し、内側半径方向突出部301´は、シリンダコア2の認可されていない回転時に回転する。二つの凹状端面313の間の分離が、環状襟部27の背後における軸線方向延長部23の直径D2よりも小さい、環状溝部28の底部の直径に対応する限り、軸線方向延長部23には、第二半径方向凹所272に隣接する第二摺動溝部233と、反対に位置する第一摺動溝部233´とが設けられている。第二摺動溝部233の底部は、軸線方向延長部23の反対に位置する面から、又は、最大で環状溝部28の底部の直径D1と等しい距離Lだけ、反対に位置する第一摺動溝部233´の底部から分離されており、シリンダロックの組み立て中において、伴出部材31の内側半径方向突出部301´を軸線方向延長部23上で滑らせることができる。
前述の実施例は、射出成形によってシリンダコア2、伴出部材31及びハウジング1を簡単に製造することができるだけでなく、シリンダロックの構成部分の数を減らすこともできる。当然、本発明の枠組みの中で、例えば、環状襟部27の背後に位置する安全溝部内に取り付けられた安全リングの端面、又は軸線方向延長部23に固定された当接部、又は軸線方向延長部23にねじ込まれているねじ付きナットの端面などの他の手段によって、第一軸線方向当接部25を軸線方向延長部23上に提供することもできる。
本発明によるシリンダロックは、認可されていない強制的な操作の後ですらそのロック機能を保持する必要があり、かつ例えば自動車などにおける、シリンダコアをハウジングから及び/又はハウジング内への取り出し及び及び/又は衝撃付与に対して高い抵抗力がある、全ての用途において使用することができる。
代替案Iの、係合されたカップリングを有する、シリンダロックの分離面(図3の断面B−B)の長手断面図である。 代替案Iの、取り外されたカップリングを有する、シリンダロックの分離面(図4の断面H−H)の長手断面図である。 方向Sにおける図1のA−A断面図である。 方向Sにおける図2のF−F断面図である。 タンブラーを有するシリンダロックの正面部の図3のD−D断面図である。 タンブラーを有するシリンダロックの正面部の図4のG−G断面図である。 代替案Iによる、取り外されたシリンダロックの本質部分の斜視図である。 代替案IIによる、係合されたシリンダロックの長手断面図である。 代替案IIによる、取り外されたシリンダロックの長手断面図である。 軸線方向延長部の長手断面図である。 図10の軸線方向延長部の平面図である。 図11のK−K断面図である。 方向Vにおける図4の軸線方向延長部の図である。 図15の伴出部材のL−L断面図である。 伴出部材の側面図である。 方向Wにおける図14の伴出部材の図である。 伴出部材の斜視図である。 代替案IIによる取り外されたシリンダロックの斜視図である。
符号の説明
1 ハウジング
1´ ハウジング半分部
1´´ ハウジング半分部
11 回転環状溝部
12 リブ
13 ブロック溝部
13´ ブロック溝部
130 ブロック溝部の側面
130´ ブロック溝部の側面
14 分離面
151 第一留め溝部
152 第二留め溝部
16 拘束凹所
2 シリンダコア
20 タンブラー
20´ タンブラー
201 ブロック突出部
21 コンパートメント
22 キーチャンネル
23 軸線方向延長部
231 第二連結要素
232 軸線方向止め孔
233 第二摺動溝部
233´ 第一摺動溝部
24 内側端部
25 第一軸線方向当接部
251 第一外側襟部
252 第二外側襟部
26 第二軸線方向当接部
27 環状襟部
271 第一半径方向凹所
272 第二半径方向凹所
28 環状溝部
281 (シリンダコア2に面する)第一環状溝部側
282 (出力部材3に面する)第二環状溝部側
3 出力部材
30 カップリング
301 第一連結要素
301´ 半径方向突出部
31 伴出部材
310 内側端面襟部
312 拘束突出部
313 (内側半径方向突出部の)凹状端面
314 伴出部材の凹所
315 伴出部材の突出部
4 戻しばね
4´ 戻しばね
a 公差
b 取り外し移動
o 取り外し移動の方向
Q ブロック溝部13の対称面
β ブロック溝部の側面130、131と対称面Qの間の角度
D1 環状溝部の底部の直径
D2 軸線方向延長部23の直径
L 摺動溝部の底部の相互距離

Claims (10)

  1. 特に自動車用のシリンダロックであって、キーチャンネル及びばね付勢されたタンブラーを備えたシリンダコアがハウジングの内側筒状キャビティ内にある、ハウジングを備え、適切なキーが前記キーチャンネル内に完全に挿入されていない時、前記タンブラーのブロック突出部は、前記シリンダコアがその中で回転するために支持されている部材の中に形成されているブロック溝部内に突出しており、適切なキーが前記キーチャンネル内に完全に挿入されている時、前記タンブラーの前記ブロック突出部は、前記シリンダコアの周縁を越えず、前記シリンダロックには、前記シリンダコアが前記適切なキーによって回転させられる時に前記シリンダコアと前記シリンダロックの出力部材を連結し、かつ前記シリンダコアが不適切なキーによって回転させられる又は異物によって強制的に回転させられる時に前記シリンダロックの前記出力部材から前記シリンダコアを取り外す手段がさらに設けられている、特に自動車用のシリンダロックにおいて、
    前記ハウジング(1)の前記内側筒状キャビティには、前記シリンダコア(2)がその中で回転可能である、回転可能な環状溝部(11)が設けられており、
    前記シリンダコア(2)前記出力部材(3)から取り外軸線方向動方(o)とは反対る軸線側において、隣接する前記回転可能な溝部(11)を区画する少なくとも一つのリブ(12)は、少なくとも一つのブロック溝部(13)によって遮断されており、
    その一方で、ブロック溝部の側面(130、131)は、前記シリンダコア(前記出力部材(3)から取り外軸線方向動方向(o)において拡開している、特に自動車用のシリンダロック。
  2. 前記ハウジング(1)は、互いに強固に接続されている二つのハウジング半分部(1´、1´´)で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダロック。
  3. 前記シリンダロックの前記出力部材(3)がカップリング(30)によって前記シリンダコア(2)に連結されており、
    前記ハウジング(1)の前記内側筒状キャビティには、少なくとも一つの支持リング溝部(151、152)が設けられており、前記シリンダコア(2)の外側襟部(251、252)が軸線方向公差(a)をもって前記溝部内に受容されており、前記軸線方向公差(a)は、少なくとも、前記カップリング(30)の取り外しに必要な前記軸線方向移動の距離(b)に対応することを特徴とする請求項1又は2に記載のシリンダロック。
  4. 一対のタンブラー(20、20´)のための前記ブロック溝部(13)は、互いに関して180°で前記ハウジング(1)内で配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリンダロック。
  5. 前記ブロック溝部の側面(130、131)は、同じ鋭角(β)で前記ブロック溝部(13)の対称面と包囲する平坦な側面によって構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシリンダロック。
  6. 前記シリンダロックは、前記ハウジング(1)の前記シリンダキャビティ内で回転移動可能及び軸線方向移動可能にその外周で支持されており、かつ前記シリンダロックの前記出力部材(3)と永久に回転方向固定に接続しており、かつ第一連結要素(301)を構成している伴出部材(31)を備え
    前記シリンダコア(2)は、第二連結要素(231)を有する軸線方向延長部(23)を備え、前記軸線方向延長部(23)には、前記シリンダコア(2)の前記軸線方向延長部(23)の前記第二連結要素(231)と係合されている時に前記伴出部材(31)の前記第一連結要素(301)の位置を明白に決定する第一軸線方向当接部(25)が設けられており、
    前記シリンダコア(2)には、前記軸線方向延長部(23)の前記第二連結要素(231)と係合していない時に前記伴出部材(31)の前記第一連結要素(301)の位置を明白に決定する第二軸線方向当接部(26)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のシリンダロック。
  7. 前記第二連結要素(231)は、第一半径方向凹所(271)と、前記軸線方向延長部(23)上で設けられている環状襟部(27)内に形成されている、対向して位置する第二半径方向凹所(272)とによって構成されており、前記環状襟部(27)と前記シリンダコア(2)の内側偏倚面(24)との間において、環状溝部(28)が形成されており、前記内側偏倚面(24)に面する前記環状溝部(28)の第一環状側面(281)は、前記第二軸線方向当接部(26)を構成し、前記第一連結要素(301)は、前記伴出部材(31)の複数の内側半径方向突出部(301´)によって構成されていることを特徴とする請求項6に記載のシリンダロック。
  8. 少なくとも前記環状襟部(23)の背後における、前記軸線方向延長部(23)の直径(D2)は、前記環状溝部(28)の底部の直径(D1)よりも大きく、前記伴出部材(31)の前記半径方向突出部(301´)の凹状端面(313)は、前記環状溝部(28)の前記底部と接触し、前記第一半径方向凹所(271)は、前記軸線方向延長部(23)内へ少なくとも前記環状溝部(28)の前記底部まで凹んでおり、前記出力部材(3)に面する前記環状溝部(28)の第一側壁は、前記第一軸線方向当接部(25)を構成し、その一方で、前記第二半径方向凹所(272)は、前記環状溝部(28)の前記底部の下において前記軸線方向延長部(23)内に凹んでおり、かつ前記凹所(272)の第一の側において第二環状溝部側面(282)の平面内で終わっており、前記凹所(272)の第二の側において、前記凹所(272)が反対方向に第二摺動溝部(233)内に合併する一方、前記第二摺動溝部(233)の底部は、最大で、前記環状溝部(28)の底部の直径(D1)と等しい距離(L)だけ、前記軸線方向延長部(23)の、反対に位置する面から離間していることを特徴とする請求項7に記載のシリンダロック。
  9. 前記環状襟部(27)の背後における前記軸線方向延長部(23)の直径(D2)は、前記環状溝部(28)の直径(D1)と等しいかそれよりも小さく、前記第一軸線方向当接部(25)は、いかなる公差なく前記環状襟部の背後における前記軸線方向延長部(23)上に配置されている、留めディスク又は止め部材又はナットの端面によって構成されていることを特徴とする請求項7に記載のシリンダロック。
  10. 戻しばね(4)は、前記軸線方向延長部(23)の止まり孔(232)内に収容されていることを特徴とする請求項7に記載のシリンダロック。
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