JP4218110B2 - 油圧ウィンチの制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はクレーンや作業船等の巻上作業機械におけるフック巻上用またはブーム巻上用の油圧ウィンチの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえばフック巻上用の油圧ウィンチは、油圧モータによってウィンチドラムを回転駆動し、このウィンチドラムから繰り出された巻上ロープを巻取りまたは巻戻すことによってフック(吊荷)を上げ下げするように構成されている。
【0003】
油圧モータと、同モータに対する圧油供給源である油圧ポンプとの間にはコントロールバルブが設けられ、操作手段(たとえばリモコン弁)のレバー操作によりこのコントロールバルブが切換えられて油圧モータの回転方向(巻上・巻下)が切換えられ、かつ、制御手段により、次のようにして油圧モータの回転数制御が行われる。
【0004】
油圧モータおよび油圧ポンプはそれぞれ可変容量型のものが用いられ、レバー中立状態ではモータ容量最大、ポンプ容量最小の状態となる。
【0005】
この状態からレバー操作されると、レバー操作量に応じてポンプ傾転が変化してポンプ容量が増加し、ポンプ吐出流量(以下、ポンプ流量という)が増加する。これにより、第1段階としてモータ回転数が増加する。
【0006】
次に、ポンプ容量が最大値に達してそれ以上ポンプ流量が増加しなくなると、第2段階として、レバー操作量に応じてモータ容量が減少し、これによってモータ回転数がさらに増加する。
【0007】
ここで、モータ回転数は、小負荷の場合は、最大ポンプ容量と最小モータ容量で決まる最高回転数までレバー操作に従って制御されるが、大負荷時にはエンジン馬力に制限があるため(エンスト防止のため)馬力制限を加える必要がある。
【0008】
従来、この馬力制限は次のようにして行われていた。
【0009】
まず、図5に示すようにモータ巻上圧との関係においてモータ容量を制限する。すなわち、モータ巻上圧がある値(設定値)PMsetを超えると、それ以上モータ容量が減少しないようにして馬力制限を加える。同図中、qmaxは最大モータ容量、qminは最小モータ容量である。
【0010】
このモータ容量の制限が限界に達し、これ以上モータでは馬力制限ができなくなった後は、ポンプ流量の最大値を制限してさらに馬力制限を加える。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
図6はモータの馬力制御特性を示している。同図の横軸はモータにかかる負荷トルク(負荷の大きさで決まる)を示し、この負荷トルクの上限は油圧回路に設けられたメインリリーフ弁の設定圧によって規制される。縦軸はモータ回転数を示し、その上限は最大ポンプ流量と最小モータ容量によって決まり、図中のB−C−Dのラインはエンジン馬力の制限ラインである。
【0012】
一方、図7はポンプの馬力線図であり、横軸はポンプ吐出圧、縦軸はポンプ流量をそれぞれ示す。
【0013】
図8はモータの負荷トルクとモータ容量の関係を示し、実線は負荷トルクに対して取りうるモータ容量の下限値を表している。
【0014】
ここで、ウィンチの巻上・巻下動作を考えると、同一負荷でも巻下時には吊荷の位置エネルギーを利用できることから、巻上時よりもエンジンの負担が軽くなる。
【0015】
ところが、従来の馬力制御法によると、このようなエンジン負担の軽重に関係なく、モータの負荷トルクのみに基づいて馬力制御を行っているため、次のような問題が発生していた。
【0016】
すなわち、同一負荷でも、ポンプ吐出圧は巻上時と巻下時で異なり、巻上時にはたとえば図7のb−b´のような値となって、ポンプ流量が点イに制限される。
【0017】
このときモータの負荷トルクは、図8のc−c´の値となり、モータ容量は最大(qmax)となる。これは、図6のd−d´の負荷トルクに対してモータ回転数が点ロで制限されていることになる。
【0018】
これに対し巻下時は、吊荷の位置エネルギーを利用できることからポンプ吐出圧は巻上時よりも低くなり、たとえば図7のa−a´の圧力となってポンプの流量制限はかからなくなり、ポンプは最大流量まで吐出できるようになる。
【0019】
このとき、負荷トルクは巻時と同じ大きさ(図8のc−c´)となる(巻下時にも吊荷を支える力としての保持圧が必要なためであり、通常の油圧回路では巻上側管路に設けられたカウンタバランス弁によってこの保持圧が確保される)。従って、巻下時にもモータ容量は巻上時とほぼ同じ(図8のqmax)となる。
【0020】
このとき、ポンプは制限を受けずに最大流量を吐出するため、モータ回転数は図6のd−d´の負荷トルク値に対して点ハの値に制限されていることになる。
【0021】
これをまとめると、
巻上時:図6のA−B−C−D−E
巻下時:図6のA−B−C−C´−D−E
の馬力制御が行われる。
【0022】
このように、従来の技術によると、同一負荷であっても巻下時は巻上時よりもポンプ吐出圧が低くてエンジン負担が軽く、従ってモータは最高回転数まで回転させても良い場合であっても、巻上時と同じ馬力制限を加えている。
【0023】
つまり、図6のB−B´−C´−Cの範囲について不要な回転数制限が加えられ、システムの持つ能力を最大限に活用していないという問題があった
【0024】
こで本発明は、巻上時と巻下時とに応じた油圧モータの馬力制御を行うことができる油圧ウィンチの制御装置を提供するものである
【0025】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ウィンチドラムを回転駆動する可変容量型の油圧モータと、エンジンにより駆動されて上記油圧モータに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプとの間に、操作手段からの指令信号に基づいて上記油圧モータの回転方向と速度を制御するコントロールバルブが設けられ、制御手段により、上記操作手段の操作量に応じて、馬力の限界ラインを超えない範囲でモータ容量及びポンプ容量を制御する馬力制御を行いつつモータ回転数を制御するように構成された油圧ウィンチの制御装置において、上記油圧ポンプの吐出圧を検出するポンプ圧検出手段を備え、上記制御手段は、巻下時には巻上時よりもモータ回転数の上限値が高くなって馬力制限が巻上時よりも緩やかになるように、上記ポンプ圧検出手段によって検出されるポンプ吐出圧に基づいて上記油圧モータの馬力制御を行うように構成されたものである。
【0026】
請求項2の発明は、ウィンチドラムを回転駆動する可変容量型の油圧モータと、エンジンにより駆動されて上記油圧モータに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプとの間に、操作手段からの指令信号に基づいて上記油圧モータの回転方向と速度を制御するコントロールバルブが設けられ、制御手段により、上記操作手段の操作量に応じて、馬力の限界ラインを超えない範囲でモータ容量及びポンプ容量を制御する馬力制御を行いつつモータ回転数を制御するように構成された油圧ウィンチの制御装置において、巻上時か巻下時かを検出する巻上・巻下検出手段を備え、制御手段は、巻下時には巻上時よりもモータ回転数の上限値が高くなって馬力制限が巻上時よりも緩やかになるように、上記巻上・巻下検出手段によって検出される巻上・巻下の別に応じて上記油圧モータの馬力制御を行うように構成されたものである
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図によって説明する。
【0028】
第1実施形態
図1に第1実施形態にかかる制御装置の油圧回路を示している。
【0029】
1は図示しないウィンチドラムを巻上・巻下駆動する可変容量型の油圧モータ、2はこのモータ1に対する圧油供給源としての可変容量型の油圧ポンプ、3はこのモータ1とポンプ2との間に設けられたコントロールバルブ、4は電気ジョイスティック式の操作部で、この操作部4からレバー操作量に応じた速度指令信号(電気信号)がコントローラ5に入力され、このコントロール5からの制御信号によってコントロールバルブ3が制御される。
【0030】
コントローラ5は、流量指令演算部6とモータ容量指令演算部7とを備え、速度指令信号に基づき、流量指令演算部6からポンプ2(レギュレータ8)への流量指令信号、およびコントロールバルブ3へのスプールストローク指令信号がそれぞれ出力される。
【0031】
これにより、速度指令信号に応じてポンプ流量(図9参照)、およびモータ容量(図10参照)が変化する。
【0032】
このとき、前記したように、エンスト防止のため、ポンプ吐出圧に応じたポンプ2の馬力制御が行われ、図7に示すようにポンプ吐出圧に応じてポンプ流量が制限される。
【0033】
図1中、9は負荷の落下を防止するためのカウンタバランス弁、10は回路の最高圧力を設定するメインリリーフ弁である。
【0034】
また、この装置においては、センサとして、ポンプ吐出圧を検出するポンプ吐出圧センサ11と、図示しないエンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ12が設けられている。
【0035】
モータ1の容量制御機構は、サーボピストン13と、このサーボピストン13を制御する容量制御弁14と、外部油圧源15の油圧を減圧して容量制御弁14に向けて送る電磁比例減圧弁16によって構成され、速度指令信号に応じたモータ容量指令演算部7からの制御信号に基づいて図10に示すようにモータ容量が制御される。
【0036】
ここで、モータ回転数を増加させるためのポンプ流量の増加とモータ容量の減少という二つの手段の切換えのタイミングは、ポンプ流量が最大に達した時点でモータ容量の減少が開始されるように設定される。
【0037】
これは、図9,10に示すVsetの値をほぼ同じにすることによって実現することができ、その結果、速度指令信号とモータ回転数の関係は図11に示すようになる。
【0038】
また、モータ1についてもポンプ2と同様に馬力制御が行われる。これを図2のフローチャートを用いて説明する。
【0039】
制御開始後、まず、モータ容量の下限値qxを最大モータ容量qmaxとする初期設定が行われる(ステップS1)。
【0040】
次いで、投入可能馬力Lcを与え(ステップS2)、この投入可能馬力Lcとポンプ最大流量Qmaxから、馬力一定となるポンプ吐出圧(設定圧)Ppsetを次の数1を用いて算出する(ステップS3)。
【0041】
【数1】
Ppset=K×Lc/Qmax (Kは係数)
また、ポンプ吐出圧センサ11によって検出されたポンプ吐出圧Ppの読み込み(ステップS4)、この検出値Ppとポンプ設定圧Ppsetの差ΔPの算出(ステップS5)、この差圧ΔPが0よりも大きいか否かの判断(ステップS6)が順次行われ、0よりも大きい場合はステップS7〜S9で、0よりも小さい場合はステップS10〜S13で、それぞれ差圧ΔPが0になるようにモータ容量の下限値qxを求める。
【0042】
さらに、ステップS14で速度指令信号に基づいて指令すべきモータ容量qjを求めた後、この求められたモータ容量qjと設定されたモータ容量qxとを比較し(ステップS15)、大きい方の値をモータ容量制御機構の電磁比例減圧弁16に出力し(ステップS16,S17)、ステップS4に戻る。
【0043】
こうして、馬力の限界ラインを超えるモータ容量とならないようにモータ容量の下限値が制限され、この操作によって馬力一定制御が行われる。
【0044】
なお、エンジン回転数が変化するとポンプ最大流量Qmaxが変化するため、エンジン回転数センサ12からの信号に応じてQmaxを変えるようにする。
【0045】
このように、この制御装置においては、ポンプ吐出圧Ppを検出し、このポンプ吐出圧Ppに基づいてモータ1の馬力制御を行うため、同一負荷でも巻上時と巻下時とで馬力制限を異ならせることができる。
【0046】
すなわち、巻上時には、ポンプ吐出圧Ppが高くなるためモータ容量が大きくなってモータ回転数の上限値が低く抑えられ、馬力制限ラインは図6のA−B−C−D−Eとなる。
【0047】
これに対し、巻下時には、ポンプ吐出圧Ppが低くなるためモータ容量が小さくなってモータ回転数の上限値が高くなり、馬力制限ラインは図6のA−B−B´−C´−D−Eとなって最大限の能力を活用できることとなる。
【0048】
第2実施形態
第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0049】
第2実施形態においては、センサとして、図1中に二点鎖線で示すようにモータ1の巻上側圧力(モータ巻上圧)を検出する巻上側圧力センサ17と、モータ巻下側の圧力を検出する巻下側圧力センサ18が加えられ、コントローラ5により、この両圧力センサ17,18の検出値をも用いてモータ1の馬力制御が行われるように構成されている。
【0050】
図3,4のフローチャートを用いて説明する。
【0051】
図3に示すように、まず、初期設定(ステップS1)の後、投入可能馬力Lcを与える(ステップS2)。
【0052】
この投入可能馬力Lcは、巻上側、巻下側両圧力センサ17,18によって検出された両側圧力の差(有効圧)を用いて負荷トルクを求め、この負荷トルクに基づいて算出される。
【0053】
なお、負荷トルクはモーメントリミッタなどに用いる荷重センサの値を変換して用いてもよい。
【0054】
次に、操作部4からの速度指令信号(動作方向の指令信号でもある)に基づいて巻上動作を行っているか巻下動作を行っているかを判断する(ステップS3,S4)。
【0055】
なお、この判断は、他に、モータ1の回転方向を検出することによって、あるいは巻下側圧力の検出値に基づいて行ってもよい。
【0056】
巻上動作を行っていると判断した場合(ステップS4でYESの場合)は、そのままステップS6に移るが、巻下動作を行っていると判断した場合は、ステップS5において、モータ容量指令演算部7に予め設定しておいた巻下用の投入可能馬力LdownをLcに代入する(Lc=Ldownとする)。
【0057】
こうして得られた投入可能馬力Lcとポンプ最大流量Qmaxとから、馬力一定となるポンプ吐出圧の設定値Psetを算出する(ステップS6)。
【0058】
次に、巻上側圧力センサ17によって検出されたモータ巻上圧PMの読み込み(ステップS7)、このモータ巻上圧PMと上記ポンプ吐出圧の設定値Ppsetの差ΔPの算出(ステップS8)、この差圧ΔPが0よりも大きいか否かの判断(図4のステップS9)が順次行われ、第1実施形態の場合と同様に、0よりも大きい場合はステップS10〜S12で、0よりも小さい場合はステップS13〜S16で、それぞれ差圧ΔPが0になるようにモータ容量の下限値qxを求める。
【0059】
さらに、ステップS17で速度指令信号に基づいて指令すべきモータ容量qjを求めた後、この求められたモータ容量qjと設定されたモータ容量qxとを比較し(ステップS18)、大きい方の値をモータ容量制御機構の電磁比例減圧弁16に出力する(ステップS19,S20)。
【0060】
こうして、第1実施形態の場合と同様に、馬力の限界ラインを超えるモータ容量とならないようにモータ1の馬力一定制御が行われつつ、巻上時には図6のA−B−C−D−Eの馬力ラインで、巻下時には図6のA−B−B´−C´−D−Eの馬力ラインでそれぞれモータ1が馬力制御される。
【0061】
ところで、上記実施形態では、従来技術に倣って、ポンプ流量が最大に達した後、モータ容量を減少させる手順を踏んだが、ポンプ流量が最大に達する前にモータ容量を減少させるようにしてもよい
【0062】
【発明の効果】
上記のように本発明によると、エンジン負担が軽い巻下時には、巻上時よりも馬力制限を緩やかにして、モータ回転数を不要に制限せず、システムの能力を最大限に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかる制御装置の油圧回路とその制御系の構成図である。
【図2】 同装置によるモータの馬力制御作用を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第2実施形態にかかる制御装置によるモータ馬力制御作用を説明するためのフローチャートである。
【図4】 図3の続きのフローチャートである。
【図5】 馬力制御によるモータ巻上圧とモータ容量の関係を示す図である。
【図6】 馬力制御による負荷トルクとモータ回転数の関係を示す図である。
【図7】 馬力制御によるポンプ吐出圧とポンプ流量の関係を示す図である。
【図8】 馬力制御による負荷トルクとモータ容量の関係を示す図である。
【図9】 モータの速度制御における速度指令信号とポンプ流量の関係を示す図である。
【図10】 モータの速度制御における速度指令信号とモータ容量の関係を示す図である。
【図11】 モータの速度制御における速度指令信号とモータ回転数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 ウィンチの油圧モータ
2 油圧ポンプ
8 ポンプのレギュレータ
3 コントロールバルブ
4 操作部
5 コントローラ
6 コントローラの流量指令演算部
7 同モータ容量指令演算部
13 モータ容量制御機構を構成するサーボピストン
14 同容量制御弁
16 同電磁比例減圧弁
11 ポンプ吐出圧セン
17,18 モータ巻上側および巻下側圧力センサ

Claims (2)

  1. ウィンチドラムを回転駆動する可変容量型の油圧モータと、エンジンにより駆動されて上記油圧モータに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプとの間に、操作手段からの指令信号に基づいて上記油圧モータの回転方向と速度を制御するコントロールバルブが設けられ、制御手段により、上記操作手段の操作量に応じて、馬力の限界ラインを超えない範囲でモータ容量及びポンプ容量を制御する馬力制御を行いつつモータ回転数を制御するように構成された油圧ウィンチの制御装置において、上記油圧ポンプの吐出圧を検出するポンプ圧検出手段を備え、上記制御手段は、巻下時には巻上時よりもモータ回転数の上限値が高くなって馬力制限が巻上時よりも緩やかになるように、上記ポンプ圧検出手段によって検出されるポンプ吐出圧に基づいて上記油圧モータの馬力制御を行うように構成されたことを特徴とする油圧ウィンチの制御装置
  2. ウィンチドラムを回転駆動する可変容量型の油圧モータと、エンジンにより駆動されて上記油圧モータに圧油を供給する可変容量型の油圧ポンプとの間に、操作手段からの指令信号に基づいて上記油圧モータの回転方向と速度を制御するコントロールバルブが設けられ、制御手段により、上記操作手段の操作量に応じて、馬力の限界ラインを超えない範囲でモータ容量及びポンプ容量を制御する馬力制御を行いつつモータ回転数を制御するように構成された油圧ウィンチの制御装置において、巻上時か巻下時かを検出する巻上・巻下検出手段を備え、制御手段は、巻下時には巻上時よりもモータ回転数の上限値が高くなって馬力制限が巻上時よりも緩やかになるように、上記巻上・巻下検出手段によって検出される巻上・巻下の別に応じて上記油圧モータの馬力制御を行うように構成されたことを特徴とする油圧ウィンチの制御装置
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