JP4213605B2 - 動作モード設定回路 - Google Patents

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Description

本発明は動作モード設定回路に係わり、特に半導体集積回路において電源投入直後に動作モードの設定を行う回路に好適なものに関する。
半導体集積回路において、テストを容易に行うことができるように、テスト専用の回路を集積しておき、通常の動作モードとは異なるテストモードを備えることが一般に行われている。
しかし、テストモードは通常の動作モードとは異なるものであり、ユーザがテストモードで半導体集積回路を動作させることはない。よって、ユーザが動作させている最中に何らかの理由でテストモードに入ったときは、誤動作とみなされる。
そこで、半導体集積回路の設計では、ユーザが通常に動作させている最中にテストモードに移行することがないように、何等かの「しくみ」が必要となる。
そのような「しくみ」の一例として、従来の動作モード設定回路の構成を図5に示す。
4本のテストモード入力端子IN101〜IN104に、図示されていないCPUあるいは外部の他の回路から4ビットの動作モード設定信号「モードビット0〜3」が入力される。この4ビットの信号の組み合わせにより、通常動作モードとテストモードとを切り替える。
図6に、4ビットの動作モード設定信号の組み合わせにより決定される動作モードを示す。
通常動作モードでは、モードビット0〜3が全て論理「0」の値をとる。いずれかのテストモードA〜Cに入るためには、モードビット3が論理「1」の値となる。そして、残りのモードビット0、1、2において、論理「1」または「0」の組み合わせにより、いずれかのテストモードに決定される。
ユーザには、モードビット0〜3を全て論理「0」に固定して使わせることにより、半導体集積回路が誤ってテストモードに入ることがないことを意図している。
図5を用いて、従来の動作モード設定回路の動作について説明する。
入力端子IN101〜104に入力されたモードビット0〜3のうち、モードビット0及び3はそのままの状態で、モードビット1及び2はインバータIN101、IN102で反転された後、AND回路AD101に入力され、その出力がラッチ回路LC101に供給される。クロック生成回路CG101から与えられたクロックCLKに同期したタイミングで、ラッチ回路LC101がAND回路AD101からの出力を保持して出力する。この出力が、出力端子OT101から例えば図示されていないCPUへ出力される。
ここで、AND回路AD101からの出力が論理「1」の場合はテストモードAであり、出力が論理「0」の場合は、それ以外のモード、即ち通常動作モード、テストモードB〜Dのいずれかとなる。尚、以下の説明ではテストモードとしてテストモードAが用いられ、通常動作モードとテストモードAとを区別する必要がある場合について述べる。
従来の動作モード設定回路に関する技術を開示する文献には、以下のようなものがある。
特開2001−273054号公報
しかしながら、上述した従来の動作モード設定回路には次のような問題があった。
電源が投入された直後、ラッチ回路LC101の出力レベルは不定となり、論理「1」あるいは「0」のいずれかに決定されない。
これは、ラッチ回路LC101がデータをラッチするために必要なクロックCLKが、電源投入直後には生成されないからである。
このクロックCLKが生成されるのは、半導体集積回路内のいずれの回路も正常に動作するようになった後、即ち、電源投入後に半導体集積回路内のクロックCLKを生成するクロック生成回路CG101が有する水晶発振回路が安定に動作するまで待たなければならない。
このような電源投入直後に生じる現象に対し、パワー・オン・クリア回路POCを付加することにより、電源投入後のラッチ回路の出力を「0」に固定させることが行われている。
図7に、図5に示されたラッチ回路LC101にパワー・オン・クリア回路POCを付加した場合の一例を示す。
電源が投入されると、パワー・オン・クリア回路POCは電源電圧が立ち上がっていくタイミングでパルスを出力する。このパルスが、ラッチ回路LC101のリセット端子Rに供給されて、ラッチ回路LC101の出力が「0」に固定される。
これにより、電源投入後に半導体集積回路が通常動作モードになり、テストモードAには移行しない。
ところが、このようなパワー・オン・クリア回路POCを備える構成であっても、上述した電源投入後のラッチ回路LC101の出力が不定である現象は解消されない場合があった。その理由を以下に述べる。
パワー・オン・クリア回路POCは、電源電圧の立ち上がりを検知し、それに応じてパルスを1個生成する回路であるが、その特性は電源電圧の立ち上がり時間に大きく影響される。
一般に、パワー・オン・クリア回路は図8に示されるように、容量C、抵抗R、スイッチ用トランジスタTを有する。そして、図9に示されたように、電源電圧VDDの立ち上がり後、容量Cに蓄積された電荷の放出により、パルスPOCPを生成する。
この場合、電源電圧VDDが遅い速度で立ち上がると、生成されたパルスPOCPは不十分な高さでピークを迎え、そのためラッチ回路LC101の出力をリセットできずに終ることがあった。
これにより、電源投入後にラッチ回路LC101の出力が論理「1」となることがあり、一旦「1」となった場合はクロック入力端子LにクロックCLKが供給されない限り、その「1」の出力状態をリセットすることはできない。
この結果、半導体集積回路はテストモードAの状態になるが、これはユーザにとって誤動作であり、ユーザ・システムにおいて不良動作となる可能性が高くなる。
このような事態を防止するためには、電源電圧の立ち上げ時間の最大値を規定し、ユーザにそれを確実に実行させなければならず、またユーザはその最大値以内になるようシステム・ボードの設計をする必要があるが、ユーザにとり煩雑でコスト増加を招いていた。
本発明は上記事情に鑑み、そのようなユーザの煩雑さやコストの増加を回避すべく、電源投入後にテストモードへ移行することを防止することが可能な動作モード設定回路を提供することを目的とする。
本発明の動作モード設定回路は、
動作モードを設定する動作モード設定信号に含まれる少なくとも2ビットのうちの少なくともいずれか1ビットをビット毎に与えられて反転する少なくとも一つの第1のインバータと、
前記動作モード設定信号のうち前記第1のインバータにより反転されていない少なくとも1ビットの前記動作モード設定信号と、前記第1のインバータにより反転された少なくとも1ビットの前記動作モード設定信号とをビット毎に与えられ、クロックに同期して保持して出力する複数のラッチ回路と、
前記ラッチ回路からそれぞれ出力された信号のうちの少なくともいずれか1ビットをビット毎に与えられて反転する少なくとも一つの第2のインバータと、
前記ラッチ回路から出力され反転されていない少なくとも1ビットの前記信号と、前記第2のインバータにより反転された少なくとも1ビットの前記信号とを与えられ、前記ラッチ回路から出力され反転されていない全てのビットが論理「0」又は論理「1」である場合、及び論理「0」と論理「1」とが混在する場合であって特定の一つの組み合わせを除く他のいずれかの組み合わせである場合と、前記特定の一つの組み合わせである場合とを区別する出力を行う論理回路と、
を備えることを特徴とする。
電源投入直後には複数のラッチ回路から同一の値が出力される確率が高いと考えられるが、本発明の動作モード設定回路によれば、その出力の少なくともいずれか一つをインバータが反転し、ラッチ回路からの出力とインバータにより反転された信号とを論理演算することにより、ラッチ回路から全て同一の値が出力された場合と同一でない値が出力された場合とを区別することができ、電源投入直後における動作モードの設定に関する誤動作を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)実施の形態1
図1に、本発明の実施の形態1による動作モード設定回路の構成を示す。
ここで、図4に示された回路と同様に、図5に示された4つのモードビット0〜3を有する動作モード設定信号を用いて、電源投入時に通常動作モードとテストモードAとを区別する場合について述べる。
本実施の形態1は、動作モード設定信号が有する4つのモードビット0〜3に対してそれぞれ1つずつのラッチ回路LC1〜LC4が配置されている。
ここで、ラッチ回路LC1〜LC4には共通の電源電圧線VDD1及び接地電圧線VSS1が接続されている。
入力端子IN1〜IN4にモードビット0〜3が入力され、モードビット0及び1はそのままラッチ回路LC1〜LC2のデータ端子Dに入力される。モードビット2及び3は、インバータIV1、IV2によって反転された後、ラッチ回路LC3〜LC4のデータ端子Dにそれぞれ入力される。
ラッチ回路LC1〜LC4には、クロック生成回路CG1から生成されたクロックCLKが供給され、データをラッチするタイミングを規定する信号として使われる。
ラッチ回路LC1〜LC4のうち、モードビット0及び2が入力されたラッチ回路LC1及びLC3の出力はそのままAND回路AD1に入力され、モードビット1及び3が入力されたラッチ回路LC2及びLC4の出力はインバータIV3及びIV4によって反転された後、AND回路AD1に入力される。AND回路AD1は、これらのデータを入力されてAND演算を行い、その結果を出力端子OT1から出力する。
通常動作モードに設定する動作モード設定信号(モードビット0、1、2、3)=(0、0、0、0)が入力されると、ラッチ回路LC1には(0、0、1、1)が入力される。クロックCLKが供給されると、ラッチ回路LC1はこのデータを保持し、出力も同様に(0、0、1、1)となる。AND回路AD1に入力されるときは、インバータIV3、IV4により、(0、1、1、0)となり、AND回路AD1からは論理「0」が出力される。
一方、テストモードAに設定する動作モード設定信号(モードビット0、1、2、3)=(1、0、0、1)が入力されると、ラッチ回路LC1には(1、0、1、0)が入力される。クロックCLKが供給されると、ラッチ回路LC1はこのデータを保持し、出力も同様に(1、0、1、0)となる。AND回路AD1に入力されるときは、インバータIV3、IV4により、(1、1、1、1)となり、AND回路AD1からは論理「1」が出力される。
従って、AND回路AD1から論理「0」が出力されたときは通常動作モードに移行し、論理「1」が出力されたときはテストモードAに移行することになる。
このような構成を備える本実施の形態1の動作モード設定回路によれば、上述したような電源投入直後におけるモード選択に関する誤動作を解消することができる。以下に、本実施の形態1における動作について説明する。
先ず、4個のラッチ回路LC1〜LC4は、相互に回路構成及びレイアウトが実質的に同一で等価なものとする。
さらに、4個のラッチ回路LC1〜LC4は、半導体集積回路内部にあって相互に隣接するように、あるいは可能な限り近い位置に配置されるものとする。
そして、それぞれのラッチ回路LC1〜LC4には、同一の電源電圧線VDD1及び同一の接地電圧線VSS1からの支線が接続されている。尚、必ずしも電源電圧線VDD1及び接地電圧線VSS1が同一である必要はなく、いずれか一方が同一であってもよい。
また、4つのラッチ回路LC1〜LC4の配列は、モードビットの重みの順序、即ちモードビット0から1、2、3の順序に並べられている。
このような回路構成及びレイアウト状態で電源電圧VDDを立ち上げた場合について考える。
上述したように、電源が投入された直後は、ラッチ回路LC1〜LC4の出力は不定となる。しかし、経験上同一電源電圧線VDD1、及び同一接地電圧線VSS1に接続された同一構成、同一レイアウトのラッチ回路LC1〜LC4の出力は、同じデータを出力する傾向があることが知られている。
従って、ラッチ回路LC1〜LC4の出力が(モードビット0、1、2、3)=(0、0、0、0)あるいは(1、1、1、1)になることが期待される。この場合には、AND回路AD1には(0、1、1、0)あるいは(1、0、0、1)が出力される。即ち、必ず論理「0」のデータが入力されるので、その出力は論理「0」となり、テストモードAに入ることなく通常動作モードに移行することが保証される。
これは、ラッチ回路LC1〜LC4の出力側において、インバータが設けられてないラッチ回路LC1及びLC3と、インバータIV3、IV4が設けられたラッチ回路LC2及びLC4とが存在することによる。
ところで、ラッチ回路LC1〜LC4の出力が、(0、0、0、0)と(1、1、1、1)のいずれになるかを予め予測することは困難ではあるが、電源電圧VDDの立ち上がり方に大きく依存すると考えられる。
即ち、電源電圧VDDの立ち上がり方によっては、ラッチ回路LC1〜LC4の出力が(0、0、0、0)になったり(1、1、1、1)になる可能性がある。よって、ラッチ回路LC1〜LC4の物理的な位置関係によっては、電源の投入後に例えば(0、0、1、1)や(1、1、0、0)というように「1」と「0」とが混在する可能性があることは否定できない。
しかしながら、この場合においても「1」もしくは「0」が複数個連続する傾向があり、(0、1、0、1)や(1、0、1、0)といった相補的な値が交互に連続して生じる可能性は極めて少なく、実質的に無いとみなすことができる。
本実施の形態1は、このように特定の少なくとも二つのコード「例えば、通常動作モードを設定する(0、0、0、0)とテストモードを設定する(1、0、0、1)」を区別して検出するに当たり、電源投入直後に隣接するラッチ回路の出力が全て同一であるときに通常動作モードに移行し、相補的な値であるときにはテストモードAに移行するようにすることで、電源投入直後に誤ってテストモードAに移行することを確実に防止することができる。
(2)実施の形態2
本発明の実施の形態2による半導体集積回路について、図2を用いて説明する。 本実施の形態2は、上記実施の形態1に対し、より高い確率で誤動作を防止しし得るようにラッチ回路の数を増やしたものに相当する。
図1に示された上記実施の形態1が備える4つのラッチ回路LC1〜LC4、4つのインバータIN1〜IN4にさらに、同様の接続関係にある4つのラッチ回路LC11〜LC14、4つのインバータIN11〜IN14を付加し、4入力NAND回路AD1を8入力NAND回路AD11に置き換えている。他の構成要素として、入力端子IN1〜IN4、出力端子OT1、クロック生成回路CG1は同一の番号を付して説明を省略する。
上記実施の形態1と同様に、4個のラッチ回路LC1〜LC4は、相互に回路構成及びレイアウトが実質的に同一で等価であり、半導体集積回路内部にあって相互に隣接するように、あるいは可能な限り近い位置に配置されている。
同様に、4個のラッチ回路LC11〜LC14は、相互に回路構成及びレイアウトが実質的に同一で等価であり、半導体集積回路内部にあって相互に隣接するように、あるいは可能な限り近い位置に配置されている。
そして、それぞれのラッチ回路LC11〜LC14には、同一の電源電圧線VDD1及び接地電圧線VSS1からの支線が接続されている。
また、上記実施の形態1と同様に、4つのラッチ回路LC1〜LC4の配列は、モードビットの重みの順序、即ちモードビット0から1、2、3の順序に並べられている。
同様に、4つのラッチ回路LC11〜LC14の配列は、モードビットの重みの順序、即ちモードビット0から1、2、3の順序に並べられている。
このような構成を有する本実施の形態2において、電源電圧VDDを立ち上げた直後の動作について述べる。
上記実施の形態1において説明したように、電源が投入された直後は、ラッチ回路LC1〜LC4、LC11〜LC14の出力は不定となる。しかし、経験上同一電源電圧線VDD1、及び同一接地電圧線VSS1に接続された同一構成、同一レイアウトのラッチ回路LC1〜LC4、さらにLC11〜LC14の出力は、同じデータを出力する確率が高い。
従って、ラッチ回路LC1〜LC4の出力が(モードビット0、1、2、3)=(0、0、0、0)あるいは(1、1、1、1)、同様にラッチ回路LC11〜LC14の出力が(モードビット0、1、2、3)=(0、0、0、0)あるいは(1、1、1、1)になることが期待される。
この場合、AND回路AD1には、ラッチ回路LC1〜LC4、インバータIV3、IV4を経て出力された(0、1、1、0)又は(1、0、0、1)と、ラッチ回路LC11〜LC14、インバータIV13、IV14を経て出力された(0、1、1、0)又は(1、0、0、1)とが与えられる。
即ち、AND回路AD1には、(0、1、1、0)及び(0、1、1、0)、又は(1、0、0、1)及び(1、0、0、1)、あるいは(0、1、1、0)及び(1、0、0、1)のいずれかが入力される。いずれの場合においても、AND回路AD1からは論理「0」が出力され、確実に通常動作モードに移行することができる。
通常動作モードに移行することができず、テストモードAに移行するのは、ラッチ回路LC1〜LC4及びLC11〜LC14からの出力が全て相補的に並んだ場合、即ち(0、1、0、1、0、1、0、1)である場合のみに限定される。
電源投入直後に、ラッチ回路の出力が偶然にこのような値になる可能性は極めて低く、実質的に無いと見なし得る。
従って、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1よりさらに確実に電源投入直後に誤動作する事態を回避することが可能である。
尚、本実施の形態2では、4ビット(モードビット0〜3)の動作モード設定信号に対し、2組分(8ビット)のラッチ回路LC1〜LC4及びLC11〜14を備えているが、これに限らず、さらにラッチ回路を増加して3組分(12ビット)、4組分(16ビット)、…というように増やしてもよい。
(3)実施の形態3
以下、本発明の実施の形態3について、図3を用いて説明する。
上記実施の形態2は、ラッチ回路LC1〜LC4とラッチ回路LC11〜LC14とが、全て共通の電源電圧線VDD1及び接地電圧線VSS1の支線に接続されている。
この配列によれば、チップ上の特定の箇所に全てを集約することができるので、スペース効率において優れている。しかし、チップ上の特定の領域においては、テストモードAに移行する確率が他の領域よりも比較的高いことがあり得る。
これに対し本実施の形態3では、ラッチ回路LC1〜LC4を電源電圧線VDD11、接地電圧線VSS11の支線に接続し、ラッチ回路LC11〜LC14を電源電圧線VDD12、接地電圧線VSS12の支線に接続している。
このような構成によれば、チップ上の特定の領域に集約しなくともよいので、誤動作の確率が領域に依存することなく分散され、安定して通常動作モードに移行することが可能である。
(4)実施の形態4
以下、本発明の実施の形態4について、図4を用いて説明する。
上記実施の形態1は、動作モード設定信号が4ビットである場合、4ビット分全てにラッチ回路LC1〜LC4を備えている。さらに、実施の形態2、3では、8ビット分のラッチ回路LC1〜LC4、LC11〜LC14を備えている。
しかし、動作モード設定信号の全てのビットに対してラッチ回路を備える必要はない。図4に示された本実施の形態4では、4ビットの動作モード設定信号(モードビット0〜3)に対し、モードビット0〜2に対してラッチ回路LC1〜LC3を配置し、モードビット3にはラッチ回路を配置していない。
モードビット0〜1のデータが、そのままラッチ回路LC1〜LC2にそれぞれ入力され、モードビット2のデータがインバータIN1によって反転された後、ラッチ回路LC3に入力される。モードビット3のデータは入力端子IN4に入力されるが、信号処理には用いられない。
クロックCLKに同期してラッチ回路LC1〜LC3に保持されたデータが出力され、このうちラッチ回路LC2の出力のみインバータIN3によって反転された後、AND回路AD1に入力される。
AND回路AD1は、ラッチ回路LC1〜CL3から、(モードビット0、1、2、3)=(0、1、0)という相補的な値が極めて低い確率で出力された場合のみ、論理「1」を出力してテストモードAに移行し、全て同一の値を含む他の場合は全て通常動作モードに移行する。よって、本実施の形態3によっても確実に電源投入直後における動作モード設定に関する誤動作を防止することができる。
上述した実施の形態はいずれも一例であって、本発明を限定するものではなく、様々に変形することが可能である。
本発明の実施の形態1による動作モード設定回路の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態2による動作モード設定回路の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態3による動作モード設定回路の構成を示した回路図。 本発明の実施の形態4による動作モード設定回路の構成を示した回路図。 従来の動作モード設定回路の構成を示した回路図。 通常動作、テストモードA〜Cのいずれかを選択する動作モード設定信号のビット0〜3の値を示す説明図。 従来の他の動作モード設定回路の構成を示した回路図。 図7に示されたパワー・オン・クリア回路の構成を示した回路図。 図8に示されたパワー・オン・クリア回路が発生するパルスと電源電圧との関係を示したグラフ。
符号の説明
LC1〜LC4、LC11〜LC14 ラッチ回路
IV1〜IV4、IV11〜IV14 インバータ
IN1〜IN4 入力端子
OT1 出力端子
AD1、AD11 AND回路
CG1 クロック生成回路
VDD1、VDD11、VDD12 電源電圧線
VSS1、VSS11、VSS12 接地電圧線

Claims (5)

  1. 動作モードを設定する動作モード設定信号に含まれる少なくとも2ビットのうちの少なくともいずれか1ビットをビット毎に与えられて反転する少なくとも一つの第1のインバータと、
    前記動作モード設定信号のうち前記第1のインバータにより反転されていない少なくとも1ビットの前記動作モード設定信号と、前記第1のインバータにより反転された少なくとも1ビットの前記動作モード設定信号とをビット毎に与えられ、クロックに同期して保持して出力する複数のラッチ回路と、
    前記ラッチ回路からそれぞれ出力された信号のうちの少なくともいずれか1ビットをビット毎に与えられて反転する少なくとも一つの第2のインバータと、
    前記ラッチ回路から出力され反転されていない少なくとも1ビットの前記信号と、前記第2のインバータにより反転された少なくとも1ビットの前記信号とを与えられ、前記ラッチ回路から出力され反転されていない全てのビットが論理「0」又は論理「1」である場合、及び論理「0」と論理「1」とが混在する場合であって特定の一つの組み合わせを除く他のいずれかの組み合わせである場合と、前記特定の一つの組み合わせである場合とを区別する出力を行う論理回路と、
    を備えることを特徴とする動作モード設定回路。
  2. 前記ラッチ回路はそれぞれ電気的に等価な構成を有し、前記動作モード設定信号のビット順位に従い隣接するように配置されていることを特徴とする請求項1記載の動作モード設定回路。
  3. 前記第2のインバータは、前記ラッチ回路から出力された前記信号の値が、前記動作モード設定信号のビット順位に従い相補的になる組み合わせが少なくとも一つ存在するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の動作モード設定回路。
  4. 前記ラッチ回路は、同一の電源電圧線及び/又は同一の接地電圧線に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の動作モード設定回路。
  5. 前記動作モード設定信号は、第1のビットから第n(nは2以上の整数)のビットを有し、
    前記ラッチ回路は、前記第1のビットから前記第nのビットに対応してn個設けられた組み合わせがm(mは1以上の整数)組配置されており、それぞれ前記動作モード設定信号をビット毎に与えられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の動作モード設定回路。
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