JP5163307B2 - 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ - Google Patents

電源投入検出回路及びマイクロコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP5163307B2
JP5163307B2 JP2008162123A JP2008162123A JP5163307B2 JP 5163307 B2 JP5163307 B2 JP 5163307B2 JP 2008162123 A JP2008162123 A JP 2008162123A JP 2008162123 A JP2008162123 A JP 2008162123A JP 5163307 B2 JP5163307 B2 JP 5163307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
data
circuit
flip
bits
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008162123A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010004374A (ja
Inventor
周平 佐藤
崇 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2008162123A priority Critical patent/JP5163307B2/ja
Priority to US12/392,674 priority patent/US8190928B2/en
Publication of JP2010004374A publication Critical patent/JP2010004374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163307B2 publication Critical patent/JP5163307B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/24Resetting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、電源投入検出回路及びマイクロコントローラに関する。
図2は電圧検出回路203を有するマイクロコントローラ201の構成例を示す図であり、図3は図2のマイクロコントローラ201の動作例を示すタイミングチャートである。時刻t1において、電源スイッチSWがオンされると、電源電圧V1はグランド電位から電圧Vに上昇する。マイクロコントローラ201は、CPU(中央処理装置)202、電圧検出回路203、抵抗R及び容量Cを有し、電源電圧V1を入力する。電源電圧V2は、抵抗R及び容量Cの時定数回路(遅延回路)により、電源電圧V1を遅延した電圧になる。電圧検出回路203は、電源電圧V2に応じて電源投入検出フラグPRを出力する。電源投入フラグPRは、電源電圧V2が閾値未満であるときにはローレベルとなり、電源電圧V2が閾値以上であるときにはハイレベルとなる。時刻t2において、電源投入検出フラグPRがハイレベルになり、電源スイッチSWによる電源投入が検出される。CPU202は、電源投入検出フラグPRに応じた処理を行う。
しかし、電源投入を検出するために、時定数回路(抵抗R及び容量Cを含む)及び電圧検出回路203等のアナログ回路を必要とする。アナログ回路の回路パラメータは、半導体プロセスに大きく依存する。そのため、半導体微細加工技術の進展に伴い、プロセスルール毎に新規に回路を開発する必要があり、開発期間や開発コストへの影響が大きい。また、一般にアナログ回路はデジタル回路(論理回路)と比較して大きく、回路規模への影響も無視できない。
また、セキュリティ機構を備えた機器において電源切断状態が発生したことを検出する装置であって、当該機器への電源供給が遮断されると記憶内容が破壊される電源切断記憶部と、リセットスタート時に、前記電源切断記憶部の記憶内容が破壊されている場合に、電源切断があったと判定して、所定のセキュリティ処理を実行するマイクロコンピュータと、を具備することを特徴とする、セキュリティ機構付き機器における電源切断検出装置が知られている(下記の特許文献1参照)。
特開平8−80810号公報
本発明の目的は、デジタル回路により電源投入を検出することができる電源投入検出回路及びマイクロコントローラを提供することである。
本発明の電源投入検出回路は、電源投入時に不定値を記憶し、複数ビットのデータを出力するフリップフロップ回路と、前記フリップフロップ回路により出力される複数ビットのデータと複数ビットの固定値とを比較し、その比較の結果に応じた電源投入検出フラグを出力する比較器とを有し、前記フリップフロップ回路は、電源投入時に、電源投入条件及び前記フリップフロップ回路が作成されたプロセス条件に依存する不定値のデータを保持して出力し、前記比較器は、電源投入時、前記フリップフロップ回路により出力される不定値のデータ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入検出フラグを出力し、前記フリップフロップ回路は、前記比較器により前記データ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入フラグが出力されると、CPUから前記固定値と同じ値のデータを入力して記憶することを特徴とする。
フリップフロップ回路及び比較器はデジタル回路で構成することができるので、アナログ回路に比べて、開発期間、開発コスト及び/又は回路規模を低減することができる。
図4は、本発明の実施形態による電源投入検出回路403を有するマイクロコントローラ401の構成例を示す図である。電源スイッチSWがオンされると、電源電圧V1はグランド電位から電圧Vに上昇する。マイクロコントローラ401は、CPU(中央処理装置)402及び電源投入検出回路403を有し、電源電圧V1を入力する。電源電圧V1は、CPU402及び電源投入検出回路403に入力される。電源投入検出回路403は、デジタル回路(論理回路)で構成され、電源投入を検出し、電源投入検出フラグPRを出力する。電源投入検出フラグPRは、電源スイッチSWによる電源投入が検出されると、ハイレベルになる。電源投入検出回路403の構成は、後に図1等を参照しながら説明する。CPU402は、電源投入検出フラグPRに応じた処理を行う。また、CPU402は、データD、イネーブル信号EN及びクロック信号CLKを電源投入検出回路403に出力する。
電源投入検出回路403は、デジタル回路で構成することにより、アナログ回路に比べ、半導体のプロセスルールへの互換性に優れる。また、回路構成が簡単なため、開発期間、開発コスト及び回路規模を低減することができ、簡易的に電源投入検出の機能を実現できる。例えば、開発期間ではおよそ1/20程度、回路規模では面積比でおよそ1/8程度となる。また、デジタル回路は、HDL(ハードウェア記述言語)を用いて回路設計を行うことができるので、論理合成することで様々なプロセスルールへの変換が容易であり、半導体プロセスへの依存性が小さい。
図1は、図4の電源投入検出回路403の構成例を示す図である。電源投入検出回路403は、複数ビットフリップフロップ回路101、比較器102及びインバータ103を有し、デジタル回路で構成される。複数ビットフリップフロップ回路101は、例えば8ビットフリップフロップ回路であり、CPU402から複数ビット(例えば8ビット)のデータD、イネーブル信号EN及びクロック信号CLKを入力し、複数ビット(例えば8ビット)のデータQを出力する。具体的には、イネーブル信号ENがハイレベルになると、クロック信号CLKに同期してデータDをラッチし、ラッチしたデータを出力データQとして出力する。複数ビットフリップフロップ回路101は、電源投入時には不定値を記憶する。比較器102は、複数ビットのデータQと複数ビットの固定値AAを比較し、その比較の結果に応じた電源投入検出フラグA1を出力する。固定値AAは、データQとビット数が同じである。電源投入検出フラグA1は、データQ及び固定値AAが不一致であるときにはローレベルになり、データQ及び固定値AAが一致しているときにはハイレベルになる。インバータ103は、電源投入検出フラグA1を論理反転し、その論理反転した電源投入検出フラグPRを出力する。
図5は、図1の電源投入検出回路の構成例を示す回路図である。複数ビットフリップフロップ回路101は、8個のフリップフロップ回路500〜507を有する。比較器102は、8個の否定排他的論理和(XNOR)回路510〜517及び3個の論理積(AND)回路518〜520を有する。8ビットのデータD0〜D7は、図1の8ビットのデータDに対応する。8ビットのデータQ0〜Q7は、図1の8ビットのデータQに対応する。
8ビットの固定値AA0〜AA7は、図1の8ビットの固定値AAに対応する。下位4ビットの固定値AA0〜AA3は、例えばハイレベルである。上位4ビットの固定値AA4〜AA7は、例えばローレベルである。8ビットの固定値AA0〜AA7は、ハイレベルに対応する値「1」のビットAA0〜AA3のビット数とローレベルに対応する値「0」のビットAA4〜AA7のビット数とが同じであることが好ましい。
フリップフロップ回路500〜507は、それぞれデータD0〜D7を入力し、イネーブル信号ENがハイレベルになると、クロック信号CLKに同期して、それぞれデータD0〜D7をラッチし、そのラッチしたデータをそれぞれ出力データQ0〜Q7として出力する。
否定排他的論理和回路510〜517は、データQ0〜Q7と固定値AA0〜AA7との排他的論理和信号を出力する。例えば、否定排他的論理和回路510は、データQ0と固定値A00の否定排他的論理和信号を出力する。すなわち、否定排他的論理和回路510は、データQ0と固定値AA0とが同じ値のときにはハイレベル(「1」を示す)の信号を、データQ0と固定値AA0とが異なる値のときにはローレベル(「0」を示す)の信号を、否定排他的論理和信号として出力する。
論理積回路518は、否定排他的論理和回路510〜513の出力信号の論理積信号を出力する。具体的には、論理積回路518は、4ビットのデータQ0〜Q3と4ビットの固定値AA0〜AA3とがすべて同じ値であるときにはハイレベルを出力し、それ以外のときにはローレベルを出力する。
論理積回路519は、否定排他的論理和回路514〜517の出力信号の論理積信号を出力する。具体的には、論理積回路519は、4ビットのデータQ4〜Q7と4ビットの固定値AA4〜AA7とがすべて同じ値であるときにはハイレベルを出力し、それ以外のときにはローレベルを出力する。
論理積回路520は、論理積回路518及び519の出力信号の論理積信号を電源投入検出フラグA1として出力する。具体的には、論理積回路520は、8ビットのデータQ0〜Q7と8ビットの固定値AA0〜AA7とがすべて同じ値であるときにはハイレベルを出力し、それ以外のときにはローレベルを出力する。
インバータ103は、電源投入検出フラグA1を論理反転し、その論理反転した電源投入検出フラグPRを出力する。電源投入検出フラグPRは、8ビットのデータQ0〜Q7と8ビットの固定値AA0〜AA7とがすべて同じ値であるときにはローレベルになり、それ以外のときにはハイレベルになる。
図6は、図5のフリップフロップ回路500の構成例を示す回路図である。フリップフロップ回路501〜507も、フリップフロップ回路500と同様の構成を有する。フリップフロップ回路500は、スイッチ601,602、インバータ611〜615を有する。インバータ611〜615は、それぞれ入力信号を論理反転し、その論理反転した信号を出力する。インバータ611及び612は、第1の保持回路を構成する。インバータ613及び614は、第2の保持回路を構成する。
クロック信号CLKは、イネーブル信号ENによりクロックゲーティングされる。すなわち、イネーブル信号ENがハイレベルであるときにはクロック信号CLKがそのままフリップフロップ回路500に入力され、イネーブル信号ENがローレベルであるときには、フリップフロップ回路500に入力されるクロック信号CLKがローレベルに固定される。
クロック信号CLKがハイレベルになると、スイッチ601がオンし、スイッチ602がオフする。すると、インバータ611及び612の第1の保持回路は、データD0を入力し、データD0を保持する。
次に、クロック信号CLKがローレベルになると、スイッチ601がオフし、スイッチ602がオンする。すると、インバータ613及び614の第2の保持回路は、第1の保持回路の出力データを入力して保持する。インバータ615は、第1の保持回路が保持しているデータを論理反転し、出力データQ0を出力する。
電源投入時、インバータ611及び612の第1の保持回路とインバータ613及び614の第2の保持回路に記憶される値は不定値である。ここで、作成されたプロセスや電源投入条件(電源の立ち上がり方)が同じフリップフロップ回路500〜507は、保持する値が同じになりやすい。本実施形態では、この特性を利用する。
図5において、複数ビットフリップフロップ回路101は、リセット端子を有せず、リセットにより初期化されないフリップフロップ回路であり、電源投入時に不定値を記憶する。実際には、電源投入時の複数ビットフリップフロップ回路101の値は、作成されたプロセスや電源投入条件(電源の立ち上がり方等)に大きく依存する。同じ半導体チップ内で同じ電源電圧V1が供給される複数のフリップフロップ回路500〜507の、電源投入後の出力データQ0〜Q7は、統計的に全てハイレベル、又は全てローレベルに多く分布し、ハイレベルとローレベルが50%ずつ混在する確率は極めて低い。本実施形態ではこの特性を利用する。
ここで、複数ビットフリップフロップ回路101は、CPU402のソフトウェア処理によりデータD及びイネーブル信号ENを制御することでのみ書き込み可能である。また、固定値AA0〜AA7はハイレベルとローレベルを50%ずつ含む値からなる。したがって、電源投入時には、多ビットフリップフロップ回路101の出力データQ0〜Q7と固定値AA0〜AA7とは異なる値になる確率が極めて高い。比較器102は、出力データQ0〜Q7と固定値AA0〜AA7とが異なるときには、ローレベルの電源投入検出フラグA1を出力する。その結果、電源投入検出フラグPRは、ハイレベルになる。
電源投入検出の精度を上げるために、比較するデータQ及び固定値AAのビット数は多ビット(例えば16ビット)であるほどよい。例えば、複数ビットフリップフロップ回路101を16ビットで構成し、さらに、16ビットの固定値AAはハイレベル(「1」を示す)とローレベル(「0」を示す)が50%ずつ含む「a5a5(16進数)」等とする。
図7は、電源投入検出回路403の処理を示すフローチャートである。ステップS701では、比較器102は、複数ビットフリップフロップ回路101の8ビット出力データQと8ビット固定値AAとを比較する。次に、ステップS702において、両者が不一致であればステップS703へ進み、両者が一致であればステップS704へ進む。ステップS703では、インバータ103は、電源投入検出フラグPRをハイレベルにして出力する。ステップS704では、インバータ103は、電源投入検出フラグPRをローレベルにして出力する。電源投入検出回路403は、上記の処理を繰り返す。上記のように、電源投入時には、電源投入検出フラグPRがハイレベルになるので、電源スイッチSWによる電源投入が行われたことを検出することができる。
図8は、CPU402の処理を示すフローチャートである。ステップS801では、CPU402は、電源投入検出フラグPRがハイレベルか否かをチェックし、電源投入検出フラグPRがハイレベルであればステップS802へ進み、電源投入検出フラグPRがローレベルであればステップS804へ進む。
ステップS802では、CPU402は、電源投入検出フラグPRがハイレベルであるので電源投入を検出し、電源投入検出状態処理を行う。すなわち、CPU402は、リセット信号が入力されると、電源投入を伴うリセット処理を行う。例えば、セキュリティをオンにする処理を行う。
次に、ステップS803では、CPU402は、8ビット固定値AAと同じ値の8ビットデータDを複数ビットフリップフロップ回路101に出力して記憶させる。その際、CPU402は、イネーブル信号ENをローレベルからハイレベルに変化させる。すると、複数ビットフリップフロップ回路101は、ハイレベルのイネーブル信号ENを入力すると、CPU402が入力したデータDをラッチし、データQとして出力する。データQは固定値AAと同じであるので、比較器102はハイレベルの電源投入検出フラグA1を出力する。その結果、電源投入検出フラグPRはローレベルになる。電源投入検出フラグPRをローレベルにリセットすることにより、上記の電源投入を伴うリセット処理が終了したことを記録することができる。電源投入検出フラグPRは、例えば、電源投入を伴うリセット処理を行うためのフラグである。
ステップS804では、CPU402は、電源投入検出フラグPRがローレベルであるので電源スイッチSWによる電源投入操作を検出せず、電源投入未検出状態処理を行う。すなわち、CPU402は、リセット信号が入力されると、電源投入を伴わないリセット処理を行う。例えば、リセット前のセキュリティ状態を継続する処理を行う。
以上のように、CPU402は、リセット信号が入力されると、図8の処理を行う。マイクロコントローラ401のリセットには、電源スイッチSWにより電源投入に伴うリセット処理と、電源投入を伴わないリセット処理の2種類がある。
CPU402は、電源投入検出フラグPRに応じた処理を行う。例えば、CPU402は、リセット信号を入力すると、電源投入検出フラグPRがハイレベルであるときにはステップS802で電源投入を伴うリセット処理を行い、電源投入検出フラグPRがローレベルであるときにはステップS804で電源投入を伴わないリセット処理を行う。
CPU402は、リセット信号が入力されると、電源投入検出フラグPRに応じたリセット処理を行う。例えば、CPU402は、ハイレベルの電源投入検出フラグPRを入力するとステップS802でセキュリティをオンにする処理を行い、ローレベルの電源投入検出フラグPRを入力するとステップS804でリセット前のセキュリティ状態を継続する処理を行う。
ステップS802では、CPU402は、セキュリティオンの処理を行う。例えば、CPU402は、非権限者がマイクロコントローラ401の内部メモリを読み出すことを防止するセキュリティ機能を有効にし、パスワード入力をユーザに促す処理を行う。適正なパスワードが入力された場合のみ、CPU402は内部メモリの読み出しを許可する。
また、ステップS804では、CPU402は、リセット前のセキュリティ状態を継続する処理を行う。例えば、リセット前にセキュリティが解除されていた場合、CPU402は、リセット後にパスワード入力をユーザに促さずに、内部メモリの読み出しを許可する。
以上のように、CPU402は、リセット信号が入力されると、電源投入検出フラグPRに応じたリセット処理を行う。具体的には、CPU402は、データQ及び固定値AAが不一致であることを示す電源投入検出フラグPRを入力するとセキュリティをオンにする処理を行い、データA及び固定値AAが一致することを示す電源投入検出フラグPRを入力するとリセット前のセキュリティ状態を継続する処理を行う。
本実施形態の複数ビットフリップフロップ回路101及び比較器102を含む電源投入検出回路403はデジタル回路(論理回路)で構成することができる。デジタル回路は、HDL(ハードウェア記述言語)を用いて回路設計を行い、論理合成することで様々なプロセスルールへの変換が容易である。デジタル回路の電源投入検出回路403は、アナログ回路に比べて、開発期間、開発コスト及び/又は回路規模を低減することができる。
電源投入検出回路403は、デジタル回路で構成できるので、アナログ回路に比べ、半導体のプロセスルールへの互換性に優れる。また、電源投入検出回路403は、回路構成が簡単なため、開発期間、開発コスト、回路規模への影響が小さく、簡易的に電源投入検出の機能を実現できる。例えば、デジタル回路の電源投入検出回路403は、アナログ回路に比べ、開発期間ではおよそ1/20程度、回路規模では面積比でおよそ1/8程度となる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態による電源投入検出回路の構成例を示す図である。 電圧検出回路を有するマイクロコントローラの構成例を示す図である。 図2のマイクロコントローラの動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態による電源投入検出回路を有するマイクロコントローラの構成例を示す図である。 図1の電源投入検出回路の構成例を示す回路図である。 図5のフリップフロップ回路の構成例を示す回路図である。 電源投入検出回路の処理を示すフローチャートである。 CPUの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
101 複数ビットフリップフロップ回路
102 比較器
103 インバータ
401 マイクロコントローラ
402 CPU
403 電源投入検出回路

Claims (6)

  1. 電源投入時に不定値を記憶し、複数ビットのデータを出力するフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路により出力される複数ビットのデータと複数ビットの固定値とを比較し、その比較の結果に応じた電源投入検出フラグを出力する比較器とを有し、
    前記フリップフロップ回路は、電源投入時に、電源投入条件及び前記フリップフロップ回路が作成されたプロセス条件に依存する不定値のデータを保持して出力し、
    前記比較器は、電源投入時、前記フリップフロップ回路により出力される不定値のデータ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入検出フラグを出力し、
    前記フリップフロップ回路は、前記比較器により前記データ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入フラグが出力されると、CPUから前記固定値と同じ値のデータを入力して記憶することを特徴とする電源投入検出回路。
  2. 前記複数ビットの固定値は、1のビット数と0のビット数が同じであることを特徴とする請求項1記載の電源投入検出回路。
  3. 電源投入検出回路と、
    CPUとを有するマイクロコントローラであって、
    前記電源投入検出回路は、
    電源投入時に不定値を記憶し、複数ビットのデータを出力するフリップフロップ回路と、
    前記フリップフロップ回路により出力される複数ビットのデータと複数ビットの固定値とを比較し、その比較の結果に応じた電源投入検出フラグを出力する比較器とを有し、
    前記フリップフロップ回路は、電源投入時に、電源投入条件及び前記フリップフロップ回路が作成されたプロセス条件に依存する不定値のデータを保持して出力し、
    前記比較器は、電源投入時、前記フリップフロップ回路により出力される不定値のデータ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入検出フラグを出力し、
    前記CPUは、前記比較器により前記データ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入フラグを入力すると、前記固定値と同じ値のデータを前記フリップフロップ回路に出力して記憶させることを特徴とするマイクロコントローラ。
  4. 前記複数ビットの固定値は、1のビット数と0のビット数が同じであることを特徴とする請求項記載のマイクロコントローラ。
  5. 前記CPUは、リセット信号が入力されると、前記電源投入検出フラグに応じたリセット処理を行うことを特徴とする請求項3又は4記載のマイクロコントローラ。
  6. 前記CPUは、リセット時、前記データ及び前記固定値が不一致であることを示す電源投入検出フラグを入力するとセキュリティをオンにする処理を行い、前記データ及び前記固定値が一致することを示す電源投入検出フラグを入力するとリセット前のセキュリティ状態を継続する処理を行うことを特徴とする請求項記載のマイクロコントローラ。
JP2008162123A 2008-06-20 2008-06-20 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ Active JP5163307B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162123A JP5163307B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ
US12/392,674 US8190928B2 (en) 2008-06-20 2009-02-25 Power-on detection circuit and microcontroller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008162123A JP5163307B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010004374A JP2010004374A (ja) 2010-01-07
JP5163307B2 true JP5163307B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=41432466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008162123A Active JP5163307B2 (ja) 2008-06-20 2008-06-20 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8190928B2 (ja)
JP (1) JP5163307B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4284849A (en) * 1979-11-14 1981-08-18 Gte Products Corporation Monitoring and signalling system
US5136300A (en) * 1991-06-13 1992-08-04 Westinghouse Electric Corp. Modular solid state radar transmitter
JP3722500B2 (ja) * 1994-09-12 2005-11-30 富士通テン株式会社 セキュリティ機構付き機器における電源切断検出装置
DE19601804A1 (de) * 1996-01-19 1997-07-24 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zum Überwachen einer elektronischen Recheneinheit
JP3340646B2 (ja) * 1996-09-19 2002-11-05 旭光学工業株式会社 電子現像型記録媒体の電圧印加停止タイミング制御装置
DE19727876A1 (de) * 1997-06-30 1999-01-07 Bosch Gmbh Robert Generatorregler
JP2003307544A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JP4133166B2 (ja) * 2002-09-25 2008-08-13 株式会社ルネサステクノロジ 不揮発性半導体記憶装置
JP4165485B2 (ja) * 2003-10-10 2008-10-15 沖電気工業株式会社 リセット回路及び集積回路装置
JP4213605B2 (ja) * 2004-02-26 2009-01-21 東芝エルエスアイシステムサポート株式会社 動作モード設定回路
JP3973652B2 (ja) * 2004-05-24 2007-09-12 松下電器産業株式会社 スイッチング電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090319764A1 (en) 2009-12-24
JP2010004374A (ja) 2010-01-07
US8190928B2 (en) 2012-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11074957B2 (en) Semiconductor device
US8493109B2 (en) System and method to control a power on reset signal
US8780654B2 (en) Weak bit detection in a memory through variable development time
US8319533B2 (en) System for detecting a reset condition in an electronic circuit
US20140201547A1 (en) Selective Precharge for Power Savings
JP5163307B2 (ja) 電源投入検出回路及びマイクロコントローラ
TWI517163B (zh) 非揮發性記憶體設備與用於處理其組態資訊的方法
CN105958973B (zh) 时钟发生电路
JP3074015B2 (ja) 半導体装置
US20130342246A1 (en) Power On Reset Detector
US20120002486A1 (en) Nonvolatile memory apparatus and method for processing configuration information thereof
JP5228525B2 (ja) 記憶素子
JP2010216998A (ja) テストモード設定回路およびそれを備えた半導体集積回路
US11947672B2 (en) Voltage glitch detection circuit
KR101087225B1 (ko) 디지털 디바이스내의 특수 모드 인에이블링 장치 및 방법
CN116013390B (zh) 一种存储器及其读取方法
JP3475018B2 (ja) データロード回路
KR20230063710A (ko) 아날로그 빌트인 셀프 테스트를 수행하는 전자 회로 및 이의 동작 방법
JPH10208478A (ja) アドレス遷移検出回路
JP2008076173A (ja) 半導体集積回路、マイクロコンピュータ、および、それらの動作モード切替え方法
KR100386084B1 (ko) 파워 온 리셋에 대한 구성정보 검출회로
JP2011027476A (ja) 半導体装置
JP2004281001A (ja) 半導体記憶装置
JP2000067027A (ja) 低電圧検出回路及びマイクロコンピュータ
JP2008042266A (ja) 同期化回路、誤データ出力防止方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5163307

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250