JPH1185562A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1185562A
JPH1185562A JP9239816A JP23981697A JPH1185562A JP H1185562 A JPH1185562 A JP H1185562A JP 9239816 A JP9239816 A JP 9239816A JP 23981697 A JP23981697 A JP 23981697A JP H1185562 A JPH1185562 A JP H1185562A
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signal
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input
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Withdrawn
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JP9239816A
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Yoshio Sakata
義男 阪田
Yoshio Tokuno
芳雄 徳野
Junichi Tamura
純一 田村
Yumiko Uehara
由美子 上原
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/16Protection against loss of memory contents
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318536Scan chain arrangements, e.g. connections, test bus, analog signals

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイズを縮小化を実現するスキャンパス回路
を有する半導体集積回路を提供する。 【解決手段】 第1のクロック信号MCK、第2のクロ
ック信号TCK、及びモード設定信号MODEに基づき
制御信号を発生する制御信号発生回路と、発生した制御
信号により動作制御される複数のスキャンパス回路とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)やマイクロプロセッサ等のよ
うに、必要な処理を行なう処理回路を複数内蔵する半導
体集積回路に関し、特に、処理回路に対して論理検証を
実施するための複数のデータ保持回路を有する半導体集
積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DSP又はマイクロプロセッサ等の半導
体集積回路は、必要な処理を行なうための処理回路が複
数内蔵されている。ここで、処理回路とは、例えばAN
D回路やOR回路等の論理回路の組み合わせからなる組
み合わせ論理回路である。このような処理回路の出力信
号の論理レベルは、入力される入力信号の論理レベルに
よって所定の論理レベルに決定している。しかしなが
ら、処理回路に欠陥や経時変化等による異常があると、
入力された入力信号の論理レベルに対して、出力信号は
所望の論理レベルと異なる論理レベルとなる。よって、
このような処理回路を有する半導体集積回路に対して、
処理回路が正常に動作するか否かを検証するために、論
理検証を行なうことは重要である。
【0003】この論理検証を実施する目的として、半導
体集積回路には複数のスキャンパス回路(スキャンパス
レジスタとも称される)が使用されている。スキャンパ
ス回路は各々データ保持回路等から構成されるもので、
スキャンパス回路は、処理回路の入力信号を受信する、
あるいは出力信号を受信するものである。半導体集積回
路の通常動作時(つまり、半導体集積回路の外部から入
力された入力信号に対して、本来の処理動作を行なうこ
と)においては、このスキャンパス回路は、受信される
入力信号を処理回路に転送する、あるいは、処理回路か
ら出力された信号を次段の回路に対して出力するように
動作する。ここで、次段の回路とは、処理回路から出力
された出力信号を受信して所望の処理を行なう回路であ
る。また、処理回路に対する論理検証を実施するための
動作時においては、このスキャンパス回路は、縦続接続
してシフトレジスタを構成するものである。
【0004】このスキャンパス回路の回路構成として
は、従来、次の文献に開示されるものがあった。 文献:特開平05ー150003号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、半導
体集積回路に対して様々な事が要求されている。この要
求の1つとしては、半導体集積回路のサイズはより小型
化することが望まれている。この目的を達成するための
1つの方法は、半導体集積回路が内蔵する回路規模を縮
小化することである。しかしながら、上記文献に開示の
技術では、スキャンパス回路に対して、入力されるデー
タ信号やクロック信号に対する制御を行なう制御回路を
スキャンパス回路毎に設けなければならず、回路規模の
縮小化が望めない。
【0006】また、他の要求としては、消費電力の低減
が望まれている。しかしながら、上記文献に開示の技術
では、スキャンパス回路を縦続接続する場合に、スキャ
ンパス回路の出力を次段のスキャンパス回路に接続する
ための配線が必要である。この配線は通常動作時に用い
られる出力信号伝達用の配線に接続される。このため、
半導体集積回路の通常動作時には、この配線により生ず
る消費電力が発生する。よって、上記文献に開示の技術
では、消費電力の低減は望めない。
【0007】さらに、他の要求としては、クロックスキ
ュー(クロック信号のタイミングずれ)を低減すること
が望まれている。つまり、複数のスキャンパス回路を縦
続接続してシフトレジスタを構成するので、全てのスキ
ャンパス回路を同期させて動作する必要がある。しかし
ながら、上記文献に開示の技術では、スキャンパス回路
の各々にクロック信号を制御する制御回路を設けている
ので、クロックスキューが発生しても、その調整を行な
うことが困難である。このため、上記文献の技術では、
クロックスキューの低減が望めない。
【0008】さらに、他の要求としては、半導体集積回
路がDSPやマイクロプロセッサ等であれば、ハードウ
ェアリセット時に制御用レジスタやフラグレジスタ等に
所定の初期値を格納することが必須となる。しかしなが
ら、上記文献の技術では、非同期セット,非同期リセッ
トの機能が存在しないため、所定の初期値を格納するこ
とができない。
【0009】さらに、スキャンパス回路に対して常にク
ロック信号を供給しておき、必要に応じて入力されるデ
ータ信号の格納を行うことが要求される場合がある。し
かしながら、上記文献に開示の技術では、入力されるデ
ータ信号の格納制御(データ信号の格納を許可、あるい
は、禁止)を行う機能がない。よって、上記文献に開示
の技術では、これらの機能を実行する回路をスキャンパ
ス回路の外部に設けなければならず、この点においても
半導体集積回路のサイズを小型化することが望めない。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明の請求項1に記載するように、必要な処理
を行なうための複数の処理回路と、この複数の処理回路
に対応して設けられ、第1の動作モード時には各々独立
して動作し、第2の動作モード時には縦続接続されるこ
とによりシフトレジスタとして動作する複数のデータ保
持回路とを有する半導体集積回路において、おのおの
が、対応する処理回路からの出力信号が入力される第1
のデータ入力端子と、他のデータ保持回路の出力信号ま
たは所望のデータが入力される第2のデータ入力端子
と、第1の出力端子と、クロック信号を入力するクロッ
ク入力端子とを有し、第1及び第2の制御信号に応じ
て、第1のデータ入力端子からの入力あるいは第2のデ
ータ入力端子からの入力の一方が許可され、クロック信
号に応じて、入力が許可されたデータ入力端子から入力
される信号を格納して該第1の出力端子から出力する上
記の複数のデータ保持回路と、第1の動作モードにおい
て用いられる第1のクロック信号が入力される第1のク
ロック入力端子と、第2の動作モードにおいて用いられ
る第2のクロック信号が入力される第2のクロック入力
端子と、第1の動作モードと第2の動作モードとを切り
替える動作モード設定信号が入力される動作モード入力
端子と、これらの入力端子に入力された信号の状態に基
づいて少なくとも第1及び第2の制御信号を生成して出
力するとともに第1あるいは第2のクロック信号の一方
をデータ保持回路が受信するクロック信号として出力す
る制御信号生成回路とを有することにより達成すること
ができる。
【0011】また、請求項2記載のように、複数のデー
タ保持回路のおのおのは、出力端子と同様な信号を出力
する、この出力端子とは独立した第2の出力端子を有す
ることによっても達成することができる。
【0012】また、請求項3記載のように、複数のデー
タ保持回路のおのおのは、動作モード設定信号に応じて
第1の出力端子あるいは第2の出力端子の出力を禁止す
る禁止回路を有することによっても達成することができ
る。
【0013】また、請求項4記載のように、制御信号生
成回路から出力される信号は複数のデータ保持回路に共
通に入力されることによっても達成することができる。
【0014】また、請求項5記載のように、複数のデー
タ保持回路のおのおのは、設定信号に応じて初期値が設
定可能な設定回路を有することによっても達成すること
ができる。
【0015】また、請求項6記載のように、複数のデー
タ保持回路のおのおのは、第1及び第2のデータ入力端
子からの入力を禁止し、保持信号に応じて予め格納して
いるデータを保持するデータ保持制御回路を有すること
によっても達成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下、図面を用いて詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態を示す半導体集積回路の構成ブロック図である。
【0017】図1において、半導体集積回路100は、
複数の処理回路50ー1〜50ー3を有する。また、半
導体集積回路100は、外部との信号の授受を行なうた
めの信号端子として、モード設定信号入力端子11、第
1のクロック入力端子13、第2のクロック入力端子1
5、スキャンパス用データ入力端子17、及びスキャン
パス用データ出力端子19を有する。モード設定信号入
力端子11は、後述するスキャンパス回路のシリアル動
作とパラレル動作とを切り替えるためのモード設定信号
MODEが入力される。第1のクロック入力端子13は
第1の動作状態である通常動作時に用いられる第1のク
ロック信号MCKが入力される。第2のクロック入力端
子15は第2の動作状態である論理検証動作時に用いら
れる第2のクロック信号TCKが入力される。スキャン
パス用データ入力端子17は論理検証動作時、論理検証
で用いられるデータ信号SINが入力される。スキャン
パス用データ出力端子19は、論理検証の結果であるデ
ータ信号SOUが出力される。
【0018】本発明の半導体集積回路100は、さら
に、保持回路であるスキャンパス回路130ー1〜13
0ーn(nは正の整数)及び140ー1〜140ーn、
制御信号発生回路150を有している。
【0019】スキャンパス回路130(あるいは14
0)ーK(Kは正の整数で、1≦K≦n)はクロック入
力端子CK、第1のデータ入力端子D、第2のデータ入
力端子SI、第1の制御信号入力端子K1、第2の制御
信号入力端子K2、及び出力端子Qを有する。制御信号
発生回路150は、モード設定信号入力端子11、第1
のクロック入力端子13、及び第2のクロック入力端子
15に接続されている。また、制御信号発生回路150
は、複数の制御信号(制御信号C/!C、制御信号PC
/!PC、制御信号SC/!SC)を発生する。ここ
で、制御信号C/!Cは、制御信号Cと、この制御信号
Cが有する論理レベルと相補的な論理レベルを有する反
転制御信号!Cとの一方あるいは両方を示している。制
御信号PC/!PC及び制御信号SC/!SCについて
も同様で、”!”は相補的な論理レベルを有する信号を
表している。なお、本実施の形態の説明においては、制
御信号の両方(例えば、制御信号PC/!PCであれ
ば、制御信号PCと反転制御信号!PC)を表すものと
する。よって、図1中において、制御信号C/!C、制
御信号PC/!PC、及び制御信号SC/!SCを伝達
する信号線は1本だけ示しているが、ここでは、制御信
号及びその反転制御信号をそれぞれ伝達するための2本
の信号線を1本で表現しているものとする。
【0020】スキャンパス回路130(あるいは14
0)ーKのクロック入力端子CKには、制御信号C/!
Cが入力される。スキャンパス回路130(あるいは1
40)ーKの第1の制御信号入力端子K1には、制御信
号PC/!PCが入力される。スキャンパス回路130
(あるいは140)ーKの第2の制御信号入力端子K2
には、制御信号SC/!SCが入力される。上述したよ
うに、各端子に入力される制御信号は2つである。よっ
て、図1において、スキャンパス回路130(あるいは
140)ーKのクロック入力端子CK、第1の制御信号
入力端子K1、及び第2の制御信号入力端子K2は、そ
れぞれ2つの端子が1つの端子で表現されているものと
する。
【0021】スキャンパス回路130ーKの第1のデー
タ入力端子Dには、処理回路50ー1からの出力信号が
入力される。スキャンパス回路140ーKの第1のデー
タ入力端子Dには、処理回路50ー2からの出力信号が
入力される。スキャンパス回路130ーKの第2のデー
タ入力端子SIには、スキャンパス回路130ー(Kー
1)の出力端子Qに接続されている。ただし、K=1の
場合、第2のデータ入力端子SIはスキャンパス用デー
タ入力端子17に接続される。スキャンパス回路140
ーKの第2のデータ入力端子SIには、スキャンパス回
路140ー(Kー1)の出力端子Qに接続されている。
ただし、K=1の場合、第2のデータ入力端子SIはス
キャンパス回路130ーnの出力端子Qに接続されてい
る。また、スキャンパス回路130ーKの出力端子Qは
処理回路50ー2にも接続されており、スキャンパス回
路140ーKの出力端子Qは処理回路50ー3にも接続
されている。ただし、K=nの場合、出力端子Qはスキ
ャンパス用データ出力端子19にも接続されている。
【0022】ここで、スキャンパス回路を用いて処理回
路に対する論理検証を行う手順は以下の通りである。
【0023】(1)テストシリアル入力動作 スキャンパス用データ入力端子17からシリアルに論理
検証にためのデータ(以下、テストベクタとも称する)
SINを入力し、シフト動作により全てのスキャンパス
回路130ー1〜130ーn、140ー1〜140ーn
にテストベクタSINを格納する。これは、第2のクロ
ック信号TCKに応じて行なわれる。
【0024】(2)テストパラレル動作 論理検証対象の処理回路の入力側に配置されたスキャン
パス回路に格納されたテストベクタSINを処理回路に
入力し、その出力を論理検証対象の処理回路の出力側に
配置されたスキャンパス回路に格納する。これは、第2
のクロック信号TCKに応じて行なわれる。つまり、図
1においては、論理検証対象の処理回路を処理回路50
ー2として見れば、入力側のスキャンパス回路はスキャ
ンパス回路130ー1〜130ーn、出力側のスキャン
パス回路はスキャンパス回路140ー1〜140ーnで
ある。また、論理検証対象の処理回路を50ー1として
見れば、入力側のスキャンパス回路として図示せぬスキ
ャンパス回路があり、出力側のスキャンパス回路はスキ
ャンパス回路130ー1〜130ーnである。同様に、
論理検証対象の処理回路を50ー3として見れば、入力
側のスキャンパス回路はスキャンパス回路140ー1〜
140ーnであり、出力側のスキャンパス回路として図
示せぬスキャンパス回路がある。
【0025】(3)テストシリアル出力動作 出力側のスキャンパス回路に格納された処理回路の出力
結果SOUを、シフト動作によりスキャンパス用データ
出力端子19からシリアルに出力する。これは、第2の
クロック信号TCKに応じて行なわれる。
【0026】(4)期待値比較 スキャンパス用データ出力端子19から出力されたデー
タと期待値との比較を行う。期待値とは、例えば、スキ
ャンパス回路130ー1〜130ーnに格納したテスト
ベクタSINを処理回路50ー2に入力した際、処理回
路50ー2が正常の動作している場合に出力されるべき
データのことである。つまり、スキャンパス用データ出
力端子19から出力されたデータSOUと期待値が全て
一致する場合は、処理回路50ー2は正常と判断でき、
スキャンパス用データ出力端子19から出力されたデー
タSOUと期待値が不一致の場合は、処理回路50ー2
は異常であると判断できる。
【0027】ここで、制御信号発生回路150及びスキ
ャンパス回路130(あるいは140)ーKの詳細な回
路構成を図面を用いて説明する。図2は制御信号発生回
路150の回路図、図3はスキャンパス回路130(あ
るいは140)ーKの回路図である。
【0028】図2において、制御信号発生回路150
は、5つのインバータ151〜155と2つの2入力N
ORゲート156、157と1つの2入力ANDゲート
158から構成されている(以下、2入力NORゲート
はNORと称し、2入力ANDゲートはANDと称す
る)。モード設定信号MODEはインバータ151の入
力端、NOR157の第1の入力端に接続されている。
インバータ151の出力はNOR156の第1の入力端
に接続されている。通常動作用の第1のクロック信号M
CK及び論理検証動作用の第2のクロック信号TCKは
それぞれAND158の第1の入力端、第2の入力端に
接続されている。AND158の出力はNOR157の
第2の入力端、NOR156の第2の入力端、及びイン
バータ152の入力端に接続されている。NOR156
の出力は第1の制御信号PC/!PCとして出力され
る。つまり、NOR156の出力はそのまま制御信号!
PCとして出力するとともに、インバータ153を介し
て制御信号PCとして出力される。NOR157の出力
は第2の制御信号SC/!SCとして出力される。つま
り、NOR157の出力はそのまま制御信号!SCとし
て出力するとともに、インバータ154を介して制御信
号SCとして出力される。インバータ152の出力は第
3の制御信号C/!Cとして出力される。つまり、イン
バータ152の出力はそのまま制御信号!Cとして出力
するとともに、インバータ155を介して制御信号Cと
して出力される。
【0029】このように構成された制御信号発生回路1
50は次のように動作する。なお、上述したように、モ
ード設定信号MODEはスキャンパス回路をシリアル動
作させるかパラレル動作させるかを選択するための信号
である。モード設定信号MODEが低電位レベル(以
下、Lレベルと称する)の時にはシリアル動作を選択
し、高電位レベル(以下、Hレベルと称する)の時には
パラレル動作を選択するものである。モード設定信号M
ODEがLレベルの時、NOR156の第1の入力端に
はインバータ151を介してHレベルの信号が入力さ
れ、NOR157の第1の入力端にはLレベルの信号が
入力される。このため、NOR156の出力信号はLレ
ベルに固定される。よって、制御信号!PCはLレベル
となり、制御信号PCは、インバータ153の出力とし
てHレベルとなる。また、AND158に入力される第
1のクロック信号MCKあるいは第2のクロック信号T
CKのどちらか一方をHレベルに固定する。例えば、第
1のクロック信号MCKをHレベルに固定すれば、AN
D158の出力信号は第2のクロック信号TCKと同様
となり、第2のクロック信号TCKをHレベルに固定す
れば、AND158の出力信号は第1のクロック信号M
CKと同様となる。このため、NOR157の出力はA
ND158の出力信号を反転した電位レベルを有する信
号となり、制御信号!SCとして出力される。制御信号
SCはインバータ154を介してAND158と同様な
電位レベルを有する信号となる。さらに、制御信号!C
もインバータを介してAND158の出力信号を反転し
た電位レベルを有する信号となり、制御信号Cは、さら
にインバータ155を介してAND158と同様な電位
レベルを有する信号となる。
【0030】次に、モード設定信号MODEがHレベル
の時、NOR156の第1の入力端にはインバータ15
1を介してLレベルの信号が入力され、NOR157の
第1の入力端にはHレベルの信号が入力される。このた
め、NOR157の出力信号はLレベルに固定される。
よって、制御信号!SCはLレベルとなり、制御信号S
Cは、インバータ154を介してHレベルとなる。ま
た、上述と同様に、AND158に入力される第1のク
ロック信号MCKあるいは第2のクロック信号TCKの
どちらか一方をHレベルに固定する。このため、NOR
156の出力はAND158の出力信号を反転した電位
レベルを有する信号となり、制御信号!PCとして出力
される。制御信号PCはインバータ153を介してAN
D158と同様な電位レベルを有する信号となる。さら
に、制御信号!Cもインバータを介してAND158の
出力信号を反転した電位レベルを有する信号となり、制
御信号Cは、さらにインバータ155を介してAND1
58と同様な電位レベルを有する信号となる。
【0031】図3において、スキャンパス回路130
(あるいは140)ーKは5つのトランスファゲート1
11〜115と5つのインバータ121〜125から構
成されている。第1のデータ信号入力端子Dから入力さ
れるデータ信号Dはトランスファゲート111を介して
インバータ121の入力端に接続されている。第2のデ
ータ信号入力端子SIから入力されるデータSIはトラ
ンスファゲート112を介してインバータ121の入力
端に接続されている。インバータ121の出力はインバ
ータ122の入力端に接続されている。インバータ12
2の出力はトランスファーゲート113を介してインバ
ータ121の入力端に接続されている。インバータ12
1の出力はトランスファーゲート114を介してインバ
ータ123の入力端に接続されるとともにインバータ1
25を介してデータ出力信号Qとして、出力端子Qから
出力される。インバータ123の出力はインバータ12
4の入力端に接続されている。インバータ124の出力
はトランスファーゲート115を介してインバータ12
3の入力端に接続される。トランスファーゲート111
〜115はそれぞれPチャネル型MOSトランジスタ
(以下、PMOSと称する)とNチャネル型MOSトラ
ンジスタ(以下、NMOSと称する)を並列に接続した
構成である。制御信号発生回路150から出力される各
制御信号のうち制御信号PCはトランスファゲート11
1のPMOSのゲート、制御信号!PCはNMOSのゲ
ートに入力される。また、制御信号SCはトランスファ
ゲート112のPMOSのゲート、制御信号!SCはN
MOSのゲートに入力される。また、制御信号Cはトラ
ンスファゲート113のNMOSのゲートとトランスフ
ァゲート114のNMOSのゲートとトランスファゲー
ト115のPMOSのゲートに接続される。同様に、制
御信号!Cはトランスファゲート113のPMOSのゲ
ートとトランスファゲート114のPMOSのゲートと
トランスファゲート115のNMOSのゲートに接続さ
れる。
【0032】このように構成されたスキャンパス回路1
30(あるいは140)ーKは次のように動作する。モ
ード設定信号がLレベルの場合、上述したように制御信
号PCはHレベル、制御信号!PCはLレベルである。
よって、トランスファーゲート111はオフ状態とな
る。このため、入力データ信号Dはスキャンパス回路1
30(あるいは140)ーKには取り込まれない。制御
信号SC及び制御信号!SCはAND158から出力さ
れる一方のクロック信号に応じて、オン状態とオフ状態
を繰り返す。つまり、順次入力されるデータ信号SI
を、トランスファーゲート112のオン/オフ動作によ
りスキャンパス回路130(あるいは140)ーK順次
取り込む。ここで、インバータ121、インバータ12
2、及びトランスファーゲート113により第1のラッ
チ部を構成し、インバータ123、インバータ124、
及びトランスファーゲート115により第2のラッチ部
を構成している。トランスファーゲート113とトラン
スファーゲート115は制御信号C及び制御信号!Cに
より制御されるものであるが、そのオン/オフ動作は相
補的である。よって、第1のラッチ部と第2のラッチ部
のデータ信号の保持動作も相補的となる。
【0033】ここで、動作の説明を明快に理解してもら
うため、データ信号SIとしてデータA、データBが順
次入力されることを想定してみる。制御信号SCがLレ
ベル及び制御信号!SCがHレベルとなることによりま
ず、トランスファーゲート112がオン状態となり、デ
ータAを受信する。この時、制御信号CはLレベル及び
制御信号!CがHレベルとなるので、トランスファーゲ
ート113及びトランスファーゲート114はオフ状
態、トランスファーゲート115はオン状態となる。こ
のため、データ信号Aはインバータ121、122を介
して入力されるが第2の保持部には転送されない。
【0034】次に、制御信号SCがHレベル及び制御信
号!SCがLレベルとなることによりトランスファーゲ
ート112がオフ状態となり、データ信号SIの入力が
禁止される。また、この時、制御信号CはHレベル及び
制御信号!CがLレベルとなるので、トランスファーゲ
ート113及びトランスファーゲート114はオン状
態、トランスファーゲート115はオフ状態となる。こ
れにより、第1のラッチ部にはデータAを保持する。ま
た、インバータ121の出力はトランスファーゲート1
14及びインバータ125を介して出力信号Qとして出
力される。この出力信号QはデータAと同様な電位レベ
ルを有するものとなる。また、インバータ121の出力
は第2の保持部にも転送される。
【0035】次に、再び制御信号SCがLレベル及び制
御信号!SCがHレベルとなることにより、トランスフ
ァーゲート112がオン状態となり、データBを受信す
る。この時、制御信号CはLレベル及び制御信号!Cが
Hレベルとなるので、トランスファーゲート113及び
トランスファーゲート114はオフ状態、トランスファ
ーゲート115はオン状態となる。このため、第2のラ
ッチ部は、転送されていたデータAはインバータ12
3、124及びトランスファーゲート115を介してイ
ンバータ123の入力端にフィードバックされ、この状
態が維持される。よって、第2のラッチ部は先のデータ
Aを保持する。また、データ信号Bはトランスファーゲ
ート114がオフ状態のため第2の保持部には転送され
ない。なお、出力端子Qからは、第2の保持部に保持さ
れたデータAが出力される。以降、データCやデータD
が順次入力されるに従って、上記と同様な動作を行なう
ものである。
【0036】モード設定信号がHレベルの場合、上述し
たように制御信号SCはHレベル、制御信号!SCはL
レベルである。よって、トランスファーゲート112は
オフ状態となる。このため、入力データ信号SIはスキ
ャンパス回路130(あるいは140)ーKには取り込
まれない。制御信号PC及び制御信号!PCはAND1
58から出力される一方のクロック信号に応じて、オン
状態とオフ状態を繰り返す。つまり、順次入力されるデ
ータ信号Dを、トランスファーゲート111のオン/オ
フ動作によりスキャンパス回路130(あるいは14
0)ーK順次取り込む。
【0037】なお、トランスファーゲート113〜11
5、インバータ121〜125で構成された部分の動作
は、モード設定信号がLの場合と同様である。つまり、
上記の説明において、制御信号SC及び制御信号!SC
を制御信号PC及び制御信号!PCに、入力データ信号
SIを入力データ信号Dにそれぞれ読み替えればよい。
【0038】上記にて詳細に説明した制御信号発生回路
150及びスキャンパス回路130ー1〜130ーn、
及び140ー1〜140ーnを有する半導体集積回路1
00の通常動作及び論理検証動作についてを説明する。
なお、第1のクロック信号MCKの周波数は第2のクロ
ック信号TCKの周波数より大きいものとする。図4は
半導体集積回路100中の制御信号発生回路150及び
スキャンパス回路130(あるいは140)ーKの動作
を示すタイミングチャートである。
【0039】(ア)通常動作(通常パラレル動作とも称
する:図4中のT1で示される期間) 通常動作時には、モード設定信号MODEをHレベル、
第2のクロック信号入力端子15をHレベルにする。ま
た、第1のクロック信号入力端子13からは所定の周期
で電位レベルが変化する第1のクロック信号MCKを入
力する。これらの信号に基づき、制御信号発生回路15
0から制御信号PC/!PC、SC/!SC、C/!C
が出力される。制御信号PC及び制御信号Cは第1のク
ロック信号MCKと同様な電位レベルを有する信号とな
る。制御信号SCはHレベルの信号となる。また、これ
らの制御信号の反転信号である制御信号!PC、!S
C、!Cはそれぞれ制御信号PC、SC、Cの電位レベ
ルを反転した電位レベルの信号であることはいうまでも
ない。以下、反転制御信号!PC、!SC、!Cの電位
レベルについての説明は省略するが、それぞれ制御信号
PC、SC、Cの電位レベルを反転した電位レベルを有
する信号として解釈してよい。
【0040】このようにすることで、処理回路50ー1
(あるいは50ー2)から出力されたデータ信号が、ス
キャンパス回路130(あるいは140)ーKの第1の
入力端子Dを介してスキャンパス回路130(あるいは
140)ーKに格納される。この格納は、は第1のクロ
ック信号MCKに基づく制御信号C/!Cをクロック信
号として格納する。また、スキャンパス回路130(あ
るいは140)ーKは格納したデータ信号を出力端子Q
から出力する。
【0041】よって、通常動作の期間中(図4の期間T
1中)に第1のデータ入力端子Dに入力されるデータ信
号D#0〜D#(Nー1)が、出力端子Qから、入力順
に順次出力される。
【0042】(イ)論理検証動作 上述したように、論理検証動作は(1)テストシリアル
入力動作〜(4)期待地比較の動作から実施される。図
4のタイミングチャートは(1)テストシリアル入力動
作と(2)テストパラレル動作についてが示されてい
る。(3)のテストシリアル出力動作は(1)テストシ
リアル入力動作と同様な動作となるので省略している。
よって、(3)テストシリアル出力動作におけるモード
設定信号MODE、第1のクロック信号MCK、第2の
クロック信号TCK、制御信号PC/!PC、SC/!
SC、C/!Cそれぞれの電位レベルは(1)テストシ
リアル入力動作の場合と同様と解釈すればよい。
【0043】(1)テストシリアル入力動作(図4中の
T2で示される期間) テストシリアル入力動作は半導体集積回路100の論理
検証において半導体集積回路100の外部からスキャン
パス回路130(あるいは140)ーKに論理検証のた
めのデータ信号SINを格納する動作である。テストシ
リアル入力動作は第2のクロック信号TCKに同期して
スキャンパス用データ入力端子17から入力されるテス
トベクタであるデータ信号SINをスキャンパス回路1
30(あるいは140)ーKに取り込む動作である。
【0044】まず、モード設定信号MODEをLレベ
ル、第1のクロック信号MCKをHレベルにする。ま
た、所定の周期で電位レベルが変化する第2のクロック
信号が入力される。これらの信号に基づき、制御信号発
生回路150から制御信号PC/!PC、SC/!S
C、C/!Cが出力される。制御信号SC及び制御信号
Cは第2のクロック信号TCKと同様な電位レベルを有
する信号となる。制御信号PCはHレベルの信号とな
る。
【0045】このようにすることで、スキャンパス回路
130(あるいは140)ー(Kー1)から出力された
データ信号SINが、スキャンパス回路130(あるい
は140)ーKの第2の入力端子SIを介してスキャン
パス回路130(あるいは140)ーKに格納される。
なお、スキャンパス回路130ー1はスキャンパス用デ
ータ入力端子17から入力されるテストベクタを格納
し、スキャンパス回路140ー1はスキャンパス130
ーnから出力されたデータ信号を格納する。
【0046】この格納は第2のクロック信号TCKに基
づく制御信号C/!Cをクロック信号として格納する。
また、スキャンパス回路130(あるいは140)ーK
は格納したデータ信号を出力端子Qから出力する。つま
り、スキャンパス回路130ー1〜n、140ー1〜n
が縦続接続されることとなる。よって、スキャンパス回
路130ー1〜n、140ー1〜nにてシフトレジスタ
が構成されることとなる。つまり、スキャンパス用デー
タ入力端子17から、例えばテストベクタであるデータ
信号SI#0〜SI#(2nー1)が順次入力されると
する。スキャンパス用データ入力信号端子17から最初
に入力されるデータ信号SI#0は、図4における期間
T2中での第2のクロック信号TCKの最初のクロック
パルスに応じて、スキャンパス回路130ー1に格納さ
れる。次に、スキャンパス用データ入力信号端子17か
ら2番目に入力されるデータ信号SI#1は、図4にお
ける期間T2中での第2のクロック信号TCKの2番目
のクロックパルスに応じて、スキャンパス回路130ー
1に格納される。この時、スキャンパス回路130ー1
から出力されていたデータ信号SI#0はスキャンパス
回路130ー2に格納される。以下同様にして、スキャ
ンパス用データ入力信号端子17から入力されるデータ
信号SI#0〜SI#(nー1)は、図4における期間
T2中に第2のクロック信号TCKのn個のクロックパ
ルスに応じて、それぞれスキャンパス回路130ーn〜
130ー1に格納される。さらに、スキャンパス用デー
タ入力信号端子17から(n+1)番目に入力されるデ
ータ信号SI#nは、図4における期間T2中での第2
のクロック信号TCKのn番目のクロックパルスに応じ
て、スキャンパス回路130ー1に格納される。この
時、スキャンパス回路130ーnから出力されていたデ
ータ信号SI#0はスキャンパス回路140ー1に格納
される。以下同様にして、スキャンパス用データ入力信
号端子17から入力されるデータ信号SI#0〜SI#
(2nー1)は図4における期間T2中に第2のクロッ
ク信号TCKの2n個のクロックパルスに応じて、それ
ぞれスキャンパス回路130ー1〜130ーn、140
ー1〜140ーnに格納される。つまり、データ信号S
I#0〜SI#(2nー1)のうち、データ信号SI#
0〜SI#(nー1)はそれぞれスキャンパス回路14
0ーn〜140ー1に格納され、データ信号SI#n〜
SI#(2nー1)はそれぞれスキャンパス回路130
ーn〜130ー1に格納される。図4における出力信号
Qはスキャンパス回路130ー1の場合を示している。
【0047】(2)テストパラレル動作(図4中のT3
で示される期間) テストパラレル動作は半導体集積回路100の論理検証
において前述したテストシリアル入力動作に続けて行な
われる動作である。テストシリアル入力動作が完了した
後に行なわれる動作である。テストパラレル動作は第2
のクロック信号TCKに同期して、テストシリアル入力
動作にて、論理検証の対象である入力側のスキャンパス
回路に格納したテストベクタを論理検証の対象である処
理回路50に入力し、このテストベクタに基づいて処理
回路50から出力されるデータ信号を出力側のスキャン
パス回路にて取り込む動作である。
【0048】まず、モード設定信号MODEをHレベル
にする。第1のクロック信号MCK及び第2のクロック
信号TCKはテストシリアル入力動作と同様である。こ
れらの信号に基づき、制御信号発生回路150から制御
信号PC/!PC、SC/!SC、C/!Cが出力され
る。制御信号PC及び制御信号Cは第2のクロック信号
TCKと同様な電位レベルを有する信号となる。制御信
号SCはHレベルの信号となる。
【0049】このようにすることで、スキャンパス回路
130ー1〜130ーn、140ー1〜140ーnがそ
れぞれ格納し、出力しているデータ信号が処理回路50
へ入力される。つまり、処理回路50ー2の入力側に位
置するスキャンパス回路130ー1〜130ーnから出
力されているデータ信号SI#n〜SI#(2nー1)
は処理回路50ー2に転送され、処理回路50ー3の入
力側に位置するスキャンパス回路140ー1〜140ー
nから出力されているデータ信号SI#0〜SI#(n
ー1)は処理回路50ー3に転送される。
【0050】また、図4に示されるように、モード設定
信号MODEは第2のクロック信号TCKがHレベルの
状態からLレベルの状態となり、再度Hレベルの状態と
なるまでの期間としている。これは次のような動作をす
るためである。まず、テストパラレル動作の開始(モー
ド設定信号MODEのLレベルからHレベルへの変化)
により、スキャンパス回路130ー1〜130ーnが出
力するデータ信号は処理回路50ー2へ転送され、14
0ー1〜140ーnの出力するデータ信号は処理回路5
0ー3へ転送される。処理回路50ー1には図示せぬス
キャンパス回路からデータ信号が転送される。その後、
処理回路50ー1、50ー2、及び50ー3はそれぞれ
転送されてきたデータ信号に基づいて所定の処理を施
し、その処理結果であるデータ信号を出力する。ここま
では、第2のクロック信号TCKがLレベルとなってい
る間に完了するものとしている。これら処理回路50ー
2あるいは50ー3から出力されてされているデータ信
号は、第2のクロック信号TCKがLレベルからHレベ
ルへの変化に基づいて、スキャンパス回路130ー1〜
130ーnは処理回路50ー1から出力されているデー
タ信号を格納し、スキャンパス回路140ー1〜140
ーnは処理回路50ー2から出力されているデータ信号
を格納する。処理回路50ー3から出力されているデー
タ信号は、図示せぬスキャンパス回路に格納される。
【0051】このように、テストパラレル動作におい
て、スキャンパス回路130(あるいは140)ーKは
格納していたデータ信号を、このデータ信号を受信すべ
き処理回路へ転送し、新たに格納すべきデータ信号を送
信する処理回路から所望のデータ信号を格納する。例え
ば、スキャンパス回路130ー1〜130ーnは処理回
路50ー1から出力されたデータ信号T#0〜T#(n
ー1)を格納し、スキャンパス回路140ー1〜140
ーnは処理回路50ー2から出力されたデータ信号T#
n〜T#(2nー1)を格納する。
【0052】よって、図4におけるスキャンパス回路1
30ー1の場合、格納していたデータ信号SI#(2n
ー1)を出力し、新たにデータ信号T#0を格納するこ
とが示されている。
【0053】(3)テストシリアル出力動作 テストシリアル出力動作は半導体集積回路100の論理
検証において半導体集積回路100の外部へスキャンパ
ス回路130(あるいは140)ーKが格納している論
理検証結果であるデータ信号を取り出す動作である。テ
ストシリアル出力動作は第2のクロック信号TCKに同
期してスキャンパス用データ出力端子19から、スキャ
ンパス回路130ー1〜130ーn、140ー1〜14
0ーnに格納されたデータ信号SOUを順次取り出す動
作である。
【0054】上述したように、制御信号発生回路150
に与えられる各信号の状態はテストシリアル入力動作と
同様である。このため、制御信号発生回路150の動
作、スキャンパス回路130(あるいは140)ーKの
動作はテストシリアル入力動作の時と同様である。
【0055】よって、第2のクロック信号TCKのクロ
ックパルスに従って、スキャンパス回路140ーn〜1
40ー1、130ーn〜130ー1にそれぞれ格納され
たデータ信号T#(2nー1)〜T#n、T#(nー
1)〜T#0が順次スキャンパス用データ出力端子19
から出力されることとなる。
【0056】(4)期待値比較 スキャンパス用データ出力端子19から出力されたデー
タ信号T#(2nー1)〜T#n、T#(nー1)〜T
#0と期待値との比較を順次行う。この比較処理は、半
導体集積回路100の外部に設けられた図示せぬ比較手
段によって行なう。つまり、スキャンパス用データ出力
端子19から出力されたデータと期待値が全て一致する
場合は、処理回路50ー2は正常と判断し、スキャンパ
ス用データ出力端子19から出力されたデータと期待値
が不一致の場合は、処理回路50ー2は異常であると判
断する。
【0057】以上詳細に説明しましたように、第1の実
施の形態の半導体集積回路100によれば、制御信号発
生回路150により、第1のクロック信号MCK、第2
のクロック信号TCK、及びモード設定信号MODEか
ら内蔵する複数のスキャンパス回路を制御する制御信号
を発生している。このため、各スキャンパス回路は共通
の制御信号に同期して動作する。よって、同様な回路構
成を有する各スキャンパス回路からの出力信号はより同
期したものとなる。よって、半導体集積回路のクロック
スキューを低減することができる。
【0058】また、複数のスキャンパス回路に対して1
つの制御信号発生回路150を共通に用いている。よっ
て、スキャンパス回路毎の制御回路が不要となるので、
半導体集積回路100のサイズの縮小化が望める。
【0059】また、制御信号発生回路150から発生す
る各制御信号は従来から用いられている第1及び第2の
クロック信号及びモード設定信号に基づいて発生するの
で、特別な信号を追加する必要がない。
【0060】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態を示すスキャンパス回路160ーKの回
路構成図である。第1の実施の形態のスキャンパス回路
130(あるいは140)ーKと同様な構成については
同じ付号を付けている。なお、第2の実施の形態におい
ては図2に示す制御信号発生回路150を用いる。
【0061】図5に示すスキャンパス回路160ーKに
は、インバータ162が追加されている。また、このイ
ンバータ162の出力としての出力端子SOがスキャン
パス回路160ーKには追加されている。その他の構成
は図3のスキャンパス回路130(あるいは140)ー
Kと同様である。このインバータ162の入力端にはイ
ンバータ124の出力が接続されている。
【0062】このように構成することで、第2の実施の
形態においては第1の実施の形態の効果に加え、出力端
子SOからは出力端子Qから出力される信号と同様な電
位レベルを有する信号が出力されることとなる。よっ
て、出力端子SOを論理検証専用のデータ出力端子とす
ることにより、データ出力信号Qに接続されていたスキ
ャンパス用の配線をこの出力端子SOに接続することが
できる。その結果、スキャンパス用の配線によるデータ
出力信号Qの負荷の軽減することができる。よって、出
力端子Qからの出力信号がなまったり、遅延したりする
ことを低減することができる。また、出力端子Qにスキ
ャンパス用の配線が接続されないので、半導体集積回路
の論理設計時において、スキャンパス用の配線分の負荷
を予想して設計する必要がない。
【0063】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態を示す制御信号発生回路250の回路構
成図である。第1の実施の形態の制御信号発生回路15
0と同様な構成については同じ付号を付けている。
【0064】図6に示す制御信号発生回路250には、
インバータ151の出力とNOR156との間のノード
252から、モード設定信号MODEの電位レベルを反
転した電位レベルを有する反転信号!Mが出力されるよ
うになっている。このため、制御信号発生回路250に
は、この反転信号!Mを出力するための出力端子が設け
られていることとなる。他の構成は図2に示す制御信号
発生回路150と同様である。
【0065】図7は、本発明の第3の実施の形態を示す
スキャンパス回路230ーKの回路構成図である。この
スキャンパス回路330ーKは第2の実施の形態で示し
たスキャンパス回路160ーKの改良である。第2の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。
【0066】図7に示すスキャンパス回路230ーKに
は、インバータ162の代わりにNANDゲート(以
下、NANDと称する)232が追加されている。ま
た、このNAND232の出力が出力端子SOから出力
されることとなる。その他の構成は図5のスキャンパス
回路160ーKと同様である。このNAND232の一
方の入力端にはインバータ124の出力が接続されてい
る。また、NAND232の他方の入力端には制御信号
発生回路250のノード252から得られる反転信号!
Mが入力されている。
【0067】このように構成された制御信号発生回路2
50及びスキャンパス回路230ーKの動作について以
下に説明する。図8は、第3の実施の形態の半導体集積
回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【0068】図8において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号MOD
E、スキャンパス回路230ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SI、出力端子Qの波形は第1の実施の
形態の場合と同様である。
【0069】図8に示す第3の実施の形態においては、
制御信号発生回路250から出力されている反転信号!
Mによって、スキャンパス回路230ーKにて追加され
ている出力端子SOの出力信号が制御されていることで
ある。つまり、反転信号!MがHレベルの時に、NAN
D232からの出力として、出力端子Qと同様な信号を
出力端子SOから出力し、反転信号!MがLレベルの時
に、NAND232からの出力が禁止されるため、出力
端子SOはHレベルの信号に固定される(図8の期間T
1及び期間T3)。このため、テストシリアル入力動作
時(図8の期間T2)及びテストシリアル出力動作時
(図8の期間T3以降の期間)にスキャンパス回路23
0ーKの出力端子SOから出力端子Qと同様な信号が出
力されるものである。
【0070】このように構成することによって、第3の
実施の形態においては第2の実施の形態の効果に加え、
モード設定信号MODEがシリアル動作(テストシリア
ル入力動作及びテストシリアル出力動作の時)を指示す
るとき以外、つまり、出力端子SOからの出力が必要と
されない時は、NAND232の動作を固定することに
より、スキャンパス回路出力端子SOをHレベルに固定
する。よって、NAND232を無駄に動作させること
がなく、出力端子SOから無駄な信号を出力することが
ないので、第2の実施の形態に比べて消費電力を低減さ
せることができる。
【0071】(第4の実施の形態)図9は、本発明の第
4の実施の形態を示す制御信号発生回路350の回路構
成図である。。第1の実施の形態の制御信号発生回路1
50と同様な構成については同じ付号を付けている。
【0072】図9に示す制御信号発生回路350には、
インバータ151の入力端のノード352から、モード
設定信号MODEと同様な電位レベルを有する制御信号
Mが出力されるようになっている。このため、制御信号
発生回路350には、この制御信号Mを出力するための
出力端子が設けられていることとなる。他の構成は図2
に示す制御信号発生回路150と同様である。
【0073】図10は、本発明の第4の実施の形態を示
すスキャンパス回路330ーKの回路構成図である。こ
のスキャンパス回路330ーKは第2の実施の形態で示
したスキャンパス回路160ーKの改良である。よっ
て、第2の実施の形態と同様な構成については同じ付号
を付けている。
【0074】図10に示すスキャンパス回路330ーK
には、インバータ125の代わりにNAND332が追
加されている。その他の構成は図5のスキャンパス回路
160ーKと同様である。このNAND332の一方の
入力端にはインバータ121の出力が接続されている。
また、NAND332の他方の入力端には制御信号発生
回路350のノード352から得られる制御信号Mが入
力されている。NAND332の出力が出力端子Qから
出力されることとなる。
【0075】このように構成された制御信号発生回路3
50及びスキャンパス回路330ーKの動作について以
下に説明する。図11は、第4の実施の形態の半導体集
積回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【0076】図11において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号MOD
E、スキャンパス回路330ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。また、制御信号Mの波形はモード設定信号
MODEと同様である。よって、図11において、制御
信号Mの電位レベルについてはモード設定信号MODE
の波形を参照することとする。
【0077】図11に示す第4の実施の形態において
は、制御信号発生回路350から出力されている制御信
号Mによって、スキャンパス回路330ーKにて出力端
子Qからの出力が制御されていることである。つまり、
制御信号MがHレベルの時に、NAND332からの出
力として、出力端子SIと同様な信号を出力端子Qから
出力し、制御信号MがLレベルの時に、NAND332
からの出力が禁止されるため、出力端子QはHレベルの
信号に固定される(図11の期間T2)。このため、通
常動作(通常パラレル動作)時(図11の期間T1)及
びテストパラレル動作時(図11の期間T3)にスキャ
ンパス回路330ーKの出力端子Qから出力端子SIと
同様な信号が出力されるものである。
【0078】このように構成することによって、第4の
実施の形態においては第2の実施の形態の効果に加え、
モード設定信号MODEがパラレル動作(通常動作及び
テストパラレル動作の時)を指示するとき以外、つま
り、出力端子Qからの出力が必要とされない時は、NA
ND332の動作を固定することにより、スキャンパス
回路出力端子QをHレベルに固定する。よって、NAN
D332を無駄に動作させることがなく、出力端子Qか
ら無駄な信号を出力することがないので、第2の実施の
形態に比べて消費電力を低減させることができる。
【0079】(第5の実施の形態)図12は、本発明の
第5の実施の形態を示す制御信号発生回路450の回路
構成図である。この制御信号発生回路450は第3及び
第4の実施の形態の制御信号発生回路250及び350
を組み合わせたものである。第3及び第4の実施の形態
の制御信号発生回路250及び350と同様な構成につ
いては同じ付号を付けている。
【0080】図12に示す制御信号発生回路450に
は、インバータ151の入力端のノード352から、モ
ード設定信号MODEと同様な電位レベルを有する制御
信号Mが出力されるようになっている。このため、制御
信号発生回路450には、この制御信号Mを出力するた
めの出力端子が設けられていることとなる。また、イン
バータ151の出力とNOR156の第1の入力端との
間のノード252から、モード設定信号MODEの電位
レベルを反転した電位レベルを有する反転信号!Mが出
力されるようになっている。このため、制御信号発生回
路450には、この制御信号M及び反転信号!Mを出力
するための出力端子がそれぞれ設けられていることとな
る。他の構成は図2に示す制御信号発生回路150と同
様である。
【0081】図13は、本発明の第5の実施の形態を示
すスキャンパス回路430ーKの回路構成図である。こ
のスキャンパス回路430ーKも第3及び第4の実施の
形態で示したスキャンパス回路230ーK及び330ー
Kを組み合わせたものである。よって、第3及び第4の
実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。
【0082】図13に示すスキャンパス回路430ーK
には、インバータ125の代わりにNAND332が追
加されている。さらに、スキャンパス回路430ーKに
は、インバータ162の代わりにNAND232が追加
されている。その他の構成はスキャンパス回路230ー
K及び330ーKと同様である。このNAND332の
第1の入力端にはインバータ121の出力がトランスフ
ァーゲート114を介して接続されている。また、NA
ND332の第2の入力端には制御信号発生回路450
のノード352から得られる制御信号Mが入力されてい
る。NAND332の出力が出力端子Qから出力される
こととなる。また、NAND232の第1の入力端には
インバータ124の出力が接続されている。また、NA
ND232の第2の入力端には制御信号発生回路450
のノード252から得られる反転信号!Mが入力されて
いる。
【0083】このように構成された制御信号発生回路4
50及びスキャンパス回路430ーKの動作について以
下に説明する。図14は、第5の実施の形態の半導体集
積回路の動作を説明するタイミングチャートである。
【0084】図14において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号NOD
E、スキャンパス回路430ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。また、制御信号Mの波形はモード設定信号
MODEと同様、反転信号!Mはモード設定信号の電位
レベルを反転した電位レベルを有する波形である。
【0085】図14に示す第5の実施の形態において
は、制御信号発生回路450から出力されている制御信
号Mによって、スキャンパス回路430ーKにて出力端
子Qからの出力が制御されている。また、制御信号発生
回路450から出力されている反転信号!Mによって、
スキャンパス回路430ーKにて出力端子SOからの出
力が制御されている。
【0086】つまり、制御信号MがHレベルの時に、N
AND232の出力が禁止され、NAND332からの
出力として、出力端子Qからスキャンパス回路430ー
Kとしての出力信号を出力し、出力端子SOはHレベル
に固定される。また、制御信号MがLレベルの時に、N
AND332からの出力が禁止され、NAND232か
らの出力として、出力端子SOからスキャンパス回路4
30ーKとしての出力信号を出力し、出力端子QはHレ
ベルに固定される。
【0087】このように構成することによって、第5の
実施の形態においては第3及び第4の実施の形態の効果
をともに有するものとなる。つまり、出力端子SOから
の出力が必要とされない時、つまり、モード設定信号M
ODEがパラレル動作(図14の期間T1で示す通常動
作及び図14の期間T3で示すテストパラレル動作の
時)を指示するときは、NAND232の動作を固定す
ることにより、スキャンパス回路出力端子SOをHレベ
ルに固定する。また、出力端子Qからの出力が必要とさ
れない時、つまり、モード設定信号MODEがシリアル
動作(図14の期間T2で示すテストシリアル入力動作
及び図14の期間T3以降のテストシリアル出力動作の
時)を指示するときは、NAND332の動作を固定す
ることにより、スキャンパス回路出力端子QをHレベル
に固定する。よって、NAND232及び332を無駄
に動作させることがなく、出力端子Q及びSOから無駄
な信号を出力することがないので、消費電力を低減させ
ることができる。 (第6の実施の形態)図15は、本発明の第6の実施の
形態を示すスキャンパス回路440ーKの回路構成図で
ある。このスキャンパス回路440ーKは第1の実施の
形態で示したスキャンパス回路130(あるいは14
0)ーKの改良である。よって、第1の実施の形態と同
様な構成については同じ付号を付けている。なお、第6
の実施の形態においては図2に示す制御信号発生回路1
50を用いる。
【0088】図15に示すスキャンパス回路440ーK
には、インバータ121の代わりにNAND444が追
加され、インバータ124の代わりにNAND446が
追加され、さらに、インバータ442が新規に追加され
ている。その他の構成は図5のスキャンパス回路130
(あるいは140)ーKと同様である。このNAND4
44の第1の入力端にはトランスファーゲート111及
び112からの出力が接続されている。また、NAND
444の第2の入力端にはインバータ442の出力が接
続されている。NAND444の出力はインバータ12
2の入力端及びトランスファーゲート114を介してイ
ンバータ123の入力端に接続されている。このNAN
D446の第1の入力端にはインバータ123の出力が
接続されている。また、NAND446の第2の入力端
にはインバータ442の出力が接続されている。NAN
D446の出力はトランスファーゲート115を介して
インバータ123の入力に接続されている。インバータ
442の入力端は初期設定のための設定信号である初期
設定信号SRを受信する。
【0089】このように構成されたスキャンパス回路3
40ーKの動作について以下に説明する。図16は、第
6の実施の形態の半導体集積回路の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【0090】図16において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号MOD
E、スキャンパス回路440ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。
【0091】図14の実施例においては、初期設定信号
SRがLレベルであれば、第1の実施の形態と同様な動
作となる。つまり、初期設定信号SRをLレベルとする
ことにより、インバータ442を介して、NAND44
4の第1の入力端子及びNAND446の第2の入力端
には、Hレベルの信号が入力される。このため、NAN
D444は、第2の入力端子にて入力されるトランスフ
ァーゲート111あるいはトランスファーゲート112
を介して転送されるデータ信号Dあるいはデータ信号S
Iを受信し、受信したデータ信号Dあるいはデータ信号
SIの電位レベルを反転した電位レベルを有する信号を
出力する。つまり、NAND444はインバータとして
動作することとなる。同様に、NAND446もインバ
ータとして動作する。
【0092】次に、初期設定信号SRがHレベルであれ
ば、インバータ442を介して、NAND444の第2
の入力端及びNAND446の第2の入力端には、Lレ
ベルの信号が入力される。このため、NAND444及
び446は、他方の入力端にて入力される信号に関わら
ず、Hレベルの信号を出力する。図16においては、テ
ストシリアル入力動作(図16における期間T2)の間
に、初期設定信号SRをHレベルにしている。このた
め、期間T2の間、スキャンパス回路440ーKに入力
される信号としてはHレベルに固定された信号となる。
よって、スキャンパス回路440ーKは、NAND44
4、インバータ122、トランスファーゲート113か
ら構成される第1のラッチ部あるいはNAND446、
インバータ123、トランスファーゲート115から構
成される第2のラッチ部はインバータ125で反転した
Lレベルの信号を保持し、出力端子Qから出力する。
【0093】このように構成することによって、第6の
実施の形態においては第1の実施の形態の効果に加え、
スキャンパス回路440ーKを搭載する半導体集積回路
がDSPやマイクロプロセッサ等であれば、初期設定信
号SRがHレベルの時に、制御用レジスタやフラグレジ
スタ等がこのスキャンパス回路440ーKの出力信号を
受信するようにすれば、制御用レジスタやフラグレジス
タ等に所定の初期値を格納することが容易に可能とな
る。上記においては初期値がLレベルのデータ信号であ
るので、初期設定信号SRとしてリセット信号を用いて
もよい。また、論理検証動作の後に、スキャンパス回路
440ーKに初期値を設定することができるので、スキ
ャンパス回路440ーKに不測のデータ信号が残されて
いたとしても、この残存データ信号による誤動作を防止
できる。さらに、1つのNANDと1つのインバータを
追加するだけの簡易な改良で上記効果を実現できる。よ
って、スキャンパス回路を搭載した半導体集積回路のサ
イズが大型化することもない。
【0094】(第7の実施の形態)図17は、本発明の
第7の実施の形態を示すスキャンパス回路450ーKの
回路構成図である。このスキャンパス回路450ーKは
第1の実施の形態で示したスキャンパス回路130(あ
るいは140)ーKの改良である。よって、第1の実施
の形態と同様な構成については同じ付号を付けている。
なお、第7の実施の形態においては図2に示す制御信号
発生回路150を用いる。
【0095】図17に示すスキャンパス回路450ーK
には、インバータ122の代わりにNAND454が追
加され、インバータ123の代わりにNAND456が
追加され、さらに、インバータ452が新規に追加され
ている。その他の構成は図5のスキャンパス回路130
(あるいは140)ーKと同様である。このNAND4
54の第1の入力端にはインバータ121の出力が接続
されている。また、NAND454の第2の入力端には
インバータ452の出力が接続されている。NAND4
54の出力はトランスファーゲート113を介してイン
バータ121の入力端に接続されている。このNAND
456の第1の入力端にはインバータ121の出力がト
ランスファーゲート114を介して接続されている。ま
た、NAND456の第2の入力端にはインバータ45
2の出力が接続されている。NAND456の出力はイ
ンバータ124及びトランスファーゲート115を介し
てNAND456の第1の入力端に接続されている。イ
ンバータ452の入力端は初期設定のための設定信号で
ある初期設定信号SSを受信する。
【0096】このように構成されたスキャンパス回路4
50ーKの動作について以下に説明する。図18は、第
7の実施の形態の半導体集積回路の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【0097】図18において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号NOD
E、スキャンパス回路450ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。
【0098】図18の実施例においては、初期設定信号
SSがLレベルであれば、第1の実施の形態と同様な動
作となる。つまり、初期設定信号SSをLレベルとする
ことにより、インバータ452を介して、NAND45
4の第2の入力端及びNAND456の第2の入力端に
は、Hレベルの信号が入力される。このため、NAND
454は、第1の入力端にて入力されるインバータ12
1を介して転送されるデータ信号Dあるいはデータ信号
SIの電位レベルを反転した反転信号を受信し、受信し
たデータ信号Dあるいはデータ信号SIの電位レベルと
同様な電位レベルを有する信号を出力する。つまり、N
AND454はインバータとして動作することとなる。
同様に、NAND456もインバータとして動作する。
【0099】次に、初期設定信号SSがHレベルであれ
ば、インバータ452を介して、NAND454の第2
の入力端及びNAND456の第2の入力端には、Lレ
ベルの信号が入力される。このため、NAND454及
び456は、他方の入力端子にて入力される信号に関わ
らず、Hレベルの信号を出力する。図18においては、
テストシリアル入力動作(図18における期間T2)の
間に、初期設定信号SSをHレベルにしている。このた
め、期間T2の間、スキャンパス回路450ーKに入力
される信号としてはHレベルに固定された信号となる。
よって、スキャンパス回路450ーKは、NAND45
4、インバータ121、トランスファーゲート113か
ら構成される第1のラッチ部あるいはNAND456、
インバータ124、トランスファーゲート115から構
成される第2のラッチ部はインバータ125で反転した
Hレベルの信号を保持し、出力端子Qから出力する。
【0100】このように構成することによって、第7の
実施の形態においては第6の実施の形態の効果と同様な
効果を得ることができる。ただし、上記において、スキ
ャンパス回路450ーKの出力信号QとしてはHレベル
のデータ信号となるので、初期設定信号SSとしてセッ
ト信号を用いてもよい。
【0101】(第8の実施の形態)図19は、本発明の
第8の実施の形態を示すスキャンパス回路460ーKの
回路構成図である。このスキャンパス回路460ーKは
第6及び第7の実施の形態で示したスキャンパス回路4
40ーK及び450ーKを組み合わせたものである。よ
って、第6及び第7の実施の形態と同様な構成について
は同じ付号を付けている。なお、第8の実施の形態にお
いては図2に示す制御信号発生回路150を用いる。
【0102】図19に示すスキャンパス回路460ーK
には、インバータ121及び122の代わりにNAND
444及び454が追加され、インバータ123及び1
24の代わりにNAND446及び456が追加されて
いる。さらに、インバータ442及び452が新規に追
加されている。つまり、第6及び第7の実施の形態で示
したスキャンパス回路440ーK及び450ーKを組み
合わせたものである。その他の構成は図5のスキャンパ
ス回路130(あるいは140)ーKと同様である。
【0103】このNAND454の第1の入力端にはト
ランスファーゲート111及び112からの出力が接続
されている。また、NAND454の第2の入力端には
インバータ452の出力が接続されている。
【0104】NAND444の第1の入力端にはNAN
D454の出力が接続されている。また、NAND44
4の第2の入力端にはインバータ442の出力が接続さ
れている。NAND444の出力はトランスファーゲー
ト114を介してNAND456の第1の入力端に接続
されている。このNAND456の第2の入力端にはイ
ンバータ452の出力が接続されている。NAND44
6の第1の入力端にはNAND456の出力が接続され
ている。NAND446の第2の入力端にはインバータ
442の出力が接続されている。NAND456の出力
はトランスファーゲート115を介してNAND456
の第1の入力端に接続されている。インバータ452の
入力端は初期設定のための設定信号である初期設定信号
SSを受信する。インバータ442の入力端は初期設定
のための設定信号である初期設定信号SRを受信する。
出力端子QにはNAND444の出力がトランスファー
ゲート114を介して接続されている。
【0105】このように構成されたスキャンパス回路4
60ーKの動作について以下に説明する。図20は、第
8の実施の形態の半導体集積回路の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【0106】図20において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号MOD
E、スキャンパス回路460ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。
【0107】図20の実施例においては、初期設定信号
SS及びSRがともにLレベルであれば、第1の実施の
形態と同様な動作となる。つまり、初期設定信号SS及
びSRともにをLレベルとすることにより、インバータ
442及び452を介して、NAND454、444、
456、446の第2の入力端にHレベルの信号が入力
される。このため、NAND454、444、456、
446は、それぞれ一方の入力端子にて入力される信号
の電位レベルを反転した信号をを出力する。つまり、N
AND454、444、456、446はそれぞれイン
バータとして動作することとなる。よって、第1の実施
の形態と同様な回路構成となる。
【0108】次に、初期設定信号SSがHレベルで初期
設定信号SRがLレベルあれば、インバータ452を介
して、NAND454の第2の入力端及びNAND45
6の第2の入力端には、Lレベルの信号が入力される。
このため、NAND454及び456は、一方の入力端
子にて入力される信号に関わらず、Hレベルの信号を出
力する。また、インバータ442を介して、NAND4
44の第2の入力端及びNAND446の第2の入力端
には、Hレベルの信号が入力される。このため、NAN
D444及び446は、第1の入力端に入力される信号
の電位レベルを反転した電位レベルの信号を出力するイ
ンバータとして動作する。しかしながら、NAND44
4及び446の第1の入力端には、Hレベルに固定され
た信号を出力するNAND454及び456の出力をそ
れぞれ受信する。よって、NAND444及び446は
ともにLレベルに固定された信号を出力する。従って、
出力端子Qからは、インバータ125を介してNAND
444の電位レベルを反転したHレベルの信号を出力す
ることとなる。
【0109】次に、初期設定信号SSがLレベルで初期
設定信号SRがHレベルあれば、インバータ442を介
して、NAND444の第2の入力端及びNAND44
6の第2の入力端には、Lレベルの信号が入力される。
このため、NAND444及び446は、第1の入力端
にて入力される信号に関わらず、Hレベルの信号を出力
する。また、インバータ452を介して、NAND45
4の第2の入力端及びNAND456の第2の入力端に
は、Hレベルの信号が入力される。このため、NAND
454及び456は、第1の入力端に入力される信号の
電位レベルを反転した電位レベルの信号を出力するイン
バータとして動作する。しかしながら、NAND454
及び456の第1の入力端には、Hレベルに固定された
信号を出力するNAND444及び446の出力をそれ
ぞれ受信する。よって、NAND454及び456はと
もにLレベルに固定された信号を出力する。従って、出
力端子Qからは、インバータ125を介してNAND4
44の電位レベルを反転したLレベルの信号を出力する
こととなる。
【0110】図20においては、テストシリアル入力動
作(図20における期間T2)の間に、初期設定信号S
SをHレベルにしている。このため、期間T2の間、ス
キャンパス回路460ーKに入力される信号としてはH
レベルに固定された信号となる。よって、スキャンパス
回路460ーKは、NAND454、NAND444、
トランスファーゲート113から構成される第1のラッ
チ部あるいはNAND456、NAND446、トラン
スファーゲート115から構成される第2のラッチ部は
インバータ125で反転したHレベルの信号を保持し、
出力端子Qから出力する。
【0111】また、図20においては、テストパラレル
動作(図20における期間T3)の間に、初期設定信号
SRをHレベルにしている。このため、期間T3の間、
スキャンパス回路460ーKに入力される信号としては
Lレベルに固定された信号となる。よって、スキャンパ
ス回路460ーKは、NAND454、NAND44
4、トランスファーゲート113から構成される第1の
ラッチ部あるいはNAND456、NAND446、ト
ランスファーゲート115から構成される第2のラッチ
部はインバータ125で反転したLレベルの信号を保持
し、出力端子Qから出力する。
【0112】このように構成することによって、第8の
実施の形態においては第6及び第7の実施の形態の効果
の両方の効果を得ることができる。
【0113】(第9の実施の形態)図21は、本発明の
第9の実施の形態を示すスキャンパス回路470ーKの
回路構成図である。このスキャンパス回路470ーKは
第1の実施の形態で示したスキャンパス回路130(あ
るいは140)ーKの改良である。よって、第1の実施
の形態と同様な構成については同じ付号を付けている。
なお、第9の実施の形態においては図2に示す制御信号
発生回路150を用いる。
【0114】図21に示すスキャンパス回路470ーK
には、インバータ471、472、473及びトランス
ファーゲート474、475、476、477が新規に
追加されている。その他の構成は図5のスキャンパス回
路130(あるいは140)ーKと同様である。インバ
ータ471の入力端にはデータ信号Dが入力される。イ
ンバータ472の入力端にはデータ信号SIが入力され
る。インバータ473の入力端には保持信号SEが入力
される。トランスファーゲート474〜477はそれぞ
れPMOSとNMOSを並列に接続した構成である。保
持信号SEはトランスファゲート474のPMOSのゲ
ート、トランスファーゲート476のPMOSのゲー
ト、トランスファーゲート475のNMOSのゲート、
トランスファーゲート477のNMOSのゲートに接続
されている。インバータ473の出力はトランスファー
ゲート474のNMOSのゲート、トランスファーゲー
ト475のPMOSのゲート、トランスファーゲート4
76のNMOSのゲート、トランスファーゲート477
のPMOSのゲートに接続されている。インバータ47
1の出力はトランスファーゲート474を介してトラン
スファーゲート111に転送されている。インバータ4
72の出力はトランスファーゲート476を介してトラ
ンスファーゲート112に転送されている。また、イン
バータ124の出力はトランスファーゲート475及び
477を介してそれぞれトランスファーゲート111及
び112に転送されている。他の構成は図3に示すスキ
ャンパス回路130(あるいは140)ーKと同様であ
る。
【0115】このように構成されたスキャンパス回路4
70ーKの動作について以下に説明する。図22は、第
9の実施の形態の半導体集積回路の動作を説明するタイ
ミングチャートである。
【0116】図22において、第1のクロック信号MC
K、第2のクロック信号TCK、モード設定信号NOD
E、スキャンパス回路470ーKの第1の入力端子D、
第2の入力端子SIの波形は第1の実施の形態の場合と
同様である。
【0117】図22においては、保持信号SEがLレベ
ルであれば、第1の実施の形態と同様な動作となる。つ
まり、制御信号SEをLレベルとすることにより、トラ
ンスファーゲート475及び477はオフ状態、トラン
スファーゲート474及び476はオン状態となる。よ
って、制御信号発生回路150から出力される制御信号
PC/!PC、SC/!SC、C/!Cにより、スキャ
ンパス回路470ーKは入力されるデータ信号Dあるい
はSIを取り込むように動作する。
【0118】次に、保持信号SEがHレベルであれば、
トランスファーゲート475及び477はオン状態、ト
ランスファーゲート474及び476はオフ状態とな
る。よって、トランスファーゲート111及び112に
はインバータ124から出力される信号がフイードバッ
クされる。このため、制御信号発生回路150から出力
される制御信号PC/!PC、SC/!SC、C/!C
により、スキャンパス回路470ーKが保持していたデ
ータ信号が再びスキャンパス回路470ーKに格納され
ることとなる。
【0119】図22においては、通常動作(図22中に
おいて、期間T1で示される部分)において、スキャン
パス回路470ーKが、データ信号DとしてD#0を格
納した後(次のデータ信号D#1が入力される前)に、
保持信号SEをHレベルにしている。このため、保持信
号SEがHレベルの間は、スキャンパス回路470ーK
で保持しているデータ信号D#0を保持し続けることと
なる。
【0120】このように構成することによって、第9の
実施の形態においては第1の実施の形態の効果に加え、
保持信号SEにより、必要に応じて入力されるデータ信
号の格納を行うことができる。
【0121】(第10の実施の形態)図23は、本発明
の第10の実施の形態を示すスキャンパス回路480ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路480ー
Kは第9の実施の形態で示したスキャンパス回路470
ーKと第6の実施の形態で示したスキャンパス回路44
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第10の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0122】図23に示すスキャンパス回路480ーK
には、インバータ122の代わりにNAND482が追
加され、インバータ124の代わりにNAND483が
追加され、さらに、インバータ481が新規に追加され
ている。その他の構成は図21のスキャンパス回路47
0ーKと同様である。
【0123】NAND482及び483、インバータ4
81はそれぞれ図15に示すスキャンパス回路440ー
KのNAND444及び446、インバータ442と同
様な働きをするものである。
【0124】このように構成することによって、第10
の実施の形態においては第9の実施の形態の効果と第6
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0125】(第11の実施の形態)図24は、本発明
の第11の実施の形態を示すスキャンパス回路490ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路490ー
Kは第9の実施の形態で示したスキャンパス回路470
ーKと第7の実施の形態で示したスキャンパス回路45
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第11の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0126】図24に示すスキャンパス回路490ーK
には、インバータ121の代わりにNAND492が追
加され、インバータ123の代わりにNAND493が
追加され、さらに、インバータ491が新規に追加され
ている。その他の構成は図21のスキャンパス回路47
0ーKと同様である。
【0127】NAND492及び493、インバータ4
91はそれぞれ図17に示すスキャンパス回路450ー
KのNAND454及び456、インバータ452と同
様な働きをするものである。
【0128】このように構成することによって、第10
の実施の形態においては第9の実施の形態の効果と第7
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0129】(第12の実施の形態)図25は、本発明
の第12の実施の形態を示すスキャンパス回路500ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路500ー
Kは第9の実施の形態で示したスキャンパス回路470
ーKと第8の実施の形態で示したスキャンパス回路46
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第12の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0130】図25に示すスキャンパス回路500ーK
には、インバータ121の代わりにNAND502が追
加され、インバータ122の代わりにNAND504が
追加され、インバータ123の代わりにNAND505
が追加され、インバータ124の代わりにNAND50
6が追加され、さらに、インバータ501及び503が
新規に追加されている。その他の構成は図21のスキャ
ンパス回路470ーKと同様である。
【0131】NAND502、504、505、50
6、インバータ501、503はそれぞれ図19に示す
スキャンパス回路460ーKのNAND454、44
4、456、446、インバータ452、442とそれ
ぞれ同様な働きをするものである。
【0132】このように構成することによって、第12
の実施の形態においては第9の実施の形態の効果と第8
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0133】(第13の実施の形態)図26は、本発明
の第13の実施の形態を示すスキャンパス回路510ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路510ー
Kは第2の実施の形態で示したスキャンパス回路160
ーKと第6の実施の形態で示したスキャンパス回路44
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第2の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第13の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0134】図26に示すスキャンパス回路510ーK
には、インバータ121の代わりにNAND512が追
加され、インバータ124の代わりにNAND513が
追加され、さらに、インバータ511が新規に追加され
ている。その他の構成は図5のスキャンパス回路160
ーKと同様である。
【0135】NAND512、513、インバータ51
1はそれぞれ図15に示すスキャンパス回路440ーK
のNAND444、446、インバータ442とそれぞ
れ同様な働きをするものである。
【0136】このように構成することによって、第13
の実施の形態においては第6の実施の形態の効果と第2
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0137】(第14の実施の形態)図27は、本発明
の第14の実施の形態を示すスキャンパス回路520ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路520ー
Kは第2の実施の形態で示したスキャンパス回路160
ーKと第7の実施の形態で示したスキャンパス回路45
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第2の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第14の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0138】図27に示すスキャンパス回路520ーK
には、インバータ122の代わりにNAND522が追
加され、インバータ123の代わりにNAND523が
追加され、さらに、インバータ521が新規に追加され
ている。その他の構成は図5のスキャンパス回路160
ーKと同様である。
【0139】NAND522、523、インバータ52
1はそれぞれ図17に示すスキャンパス回路450ーK
のNAND454、456、インバータ452とそれぞ
れ同様な働きをするものである。
【0140】このように構成することによって、第14
の実施の形態においては第7の実施の形態の効果と第2
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0141】(第15の実施の形態)図28は、本発明
の第15の実施の形態を示すスキャンパス回路530ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路530ー
Kは第2の実施の形態で示したスキャンパス回路160
ーKと第8の実施の形態で示したスキャンパス回路46
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第2の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第15の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0142】図28に示すスキャンパス回路530ーK
には、インバータ121の代わりにNAND532が追
加され、インバータ122の代わりにNAND534が
追加され、インバータ123の代わりにNAND535
が追加され、インバータ124の代わりにNAND53
6が追加され、さらに、インバータ531、533が新
規に追加されている。その他の構成は図5のスキャンパ
ス回路160ーKと同様である。
【0143】NAND532、534、535、53
6、インバータ531、533はそれぞれ図19に示す
スキャンパス回路460ーKのNAND454、44
4、456、446、インバータ452、442とそれ
ぞれ同様な働きをするものである。
【0144】このように構成することによって、第15
の実施の形態においては第8の実施の形態の効果と第2
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0145】(第16の実施の形態)図29は、本発明
の第16の実施の形態を示すスキャンパス回路540ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路540ー
Kは第2の実施の形態で示したスキャンパス回路160
ーKと第9の実施の形態で示したスキャンパス回路47
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第2の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第16の実施の形態においては図2に示す制
御信号発生回路150を用いる。
【0146】図29に示すスキャンパス回路540ーK
には、インバータ541、542、543、トランスフ
ァーゲート544、545、546、547が新規に追
加されている。その他の構成は図5のスキャンパス回路
160ーKと同様である。
【0147】トランスファーゲート544、545、5
46、547、インバータ541、542、543はそ
れぞれ図21に示すスキャンパス回路470ーKのトラ
ンスファーゲート474、475、476、477、イ
ンバータ471、472、473とそれぞれ同様な働き
をするものである。
【0148】このように構成することによって、第16
の実施の形態においては第9の実施の形態の効果と第2
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0149】(第17の実施の形態)図30は、本発明
の第17の実施の形態を示すスキャンパス回路550ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路550ー
Kは第6の実施の形態で示したスキャンパス回路440
ーKと第16の実施の形態で示したスキャンパス回路5
40ーKを組み合わせたものである。ここでは、第16
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第17の実施の形態においては図2に示す
制御信号発生回路150を用いる。
【0150】図30に示すスキャンパス回路550ーK
には、インバータ122の代わりにNAND552が追
加され、インバータ124の代わりにNAND553が
追加され、インバータ551が新規に追加されている。
その他の構成は図29のスキャンパス回路540ーKと
同様である。
【0151】NAND552、553、インバータ55
1はそれぞれ図15に示すスキャンパス回路440ーK
のNAND444、446、インバータ442とそれぞ
れ同様な働きをするものである。
【0152】このように構成することによって、第17
の実施の形態においては第6の実施の形態の効果と第1
6の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0153】(第18の実施の形態)図31は、本発明
の第18の実施の形態を示すスキャンパス回路560ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路560ー
Kは第7の実施の形態で示したスキャンパス回路450
ーKと第16の実施の形態で示したスキャンパス回路5
40ーKを組み合わせたものである。ここでは、第16
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第18の実施の形態においては図2に示す
制御信号発生回路150を用いる。
【0154】図31に示すスキャンパス回路560ーK
には、インバータ121の代わりにNAND562が追
加され、インバータ123の代わりにNAND563が
追加され、インバータ561が新規に追加されている。
その他の構成は図29のスキャンパス回路540ーKと
同様である。
【0155】NAND562、563、インバータ56
1はそれぞれ図17に示すスキャンパス回路450ーK
のNAND454、456、インバータ452とそれぞ
れ同様な働きをするものである。
【0156】このように構成することによって、第18
の実施の形態においては第7の実施の形態の効果と第1
6の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0157】(第19の実施の形態)図32は、本発明
の第19の実施の形態を示すスキャンパス回路570ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路570ー
Kは第8の実施の形態で示したスキャンパス回路460
ーKと第16の実施の形態で示したスキャンパス回路5
40ーKを組み合わせたものである。ここでは、第16
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第19の実施の形態においては図2に示す
制御信号発生回路150を用いる。
【0158】図32に示すスキャンパス回路570ーK
には、インバータ121の代わりにNAND572が追
加され、インバータ122の代わりにNAND574が
追加され、インバータ123の代わりにNAND575
が追加され、インバータ124の代わりにNAND57
6が追加され、インバータ571、573が新規に追加
されている。また、インバータ125、162の代わり
にインバータ577が追加されている。その他の構成は
図29のスキャンパス回路540ーKと同様である。
【0159】NAND572、574、575、57
6、インバータ571、573はそれぞれ図19に示す
スキャンパス回路460ーKのNAND454、44
4、456、446、インバータ452、442とそれ
ぞれ同様な働きをするものである。また、インバータ5
77の入力端をNAND575の出力と接続すること
で、インバータ577はインバータ125及び162と
同様な働きをする。
【0160】このように構成することによって、第19
の実施の形態においては第8の実施の形態の効果と第1
6の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。また、インバータ125及び162を1つのイン
バータで代用することができるので、素子数の削減する
ことによる半導体集積回路のサイズの縮小化の効果を有
する。
【0161】(第20の実施の形態)図33は、本発明
の第20の実施の形態を示すスキャンパス回路580ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路580ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第6の実施の形態で示したスキャンパス回路44
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第6の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第20の実施の形態においては図6に示す制
御信号発生回路250を用いる。
【0162】図33に示すスキャンパス回路580ーK
には、NAND584が新規に追加されている。その他
の構成は図15のスキャンパス回路440ーKと同様で
ある。
【0163】NAND584は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0164】このように構成することによって、第20
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第6
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0165】(第21の実施の形態)図34は、本発明
の第21の実施の形態を示すスキャンパス回路590ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路590ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第7の実施の形態で示したスキャンパス回路45
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第7の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第21の実施の形態においては図6に示す制
御信号発生回路250を用いる。
【0166】図34に示すスキャンパス回路590ーK
には、NAND594が新規に追加されている。その他
の構成は図17のスキャンパス回路450ーKと同様で
ある。
【0167】NAND594は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0168】このように構成することによって、第21
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第7
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0169】(第22の実施の形態)図35は、本発明
の第22の実施の形態を示すスキャンパス回路600ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路600ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第8の実施の形態で示したスキャンパス回路46
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第8の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第22の実施の形態においては図6に示す制
御信号発生回路250を用いる。
【0170】図35に示すスキャンパス回路600ーK
には、NAND604が新規に追加されている。その他
の構成は図19のスキャンパス回路460ーKと同様で
ある。
【0171】NAND604は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0172】このように構成することによって、第22
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第8
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0173】(第23の実施の形態)図36は、本発明
の第23の実施の形態を示すスキャンパス回路610ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路610ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第9の実施の形態で示したスキャンパス回路47
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第23の実施の形態においては図6に示す制
御信号発生回路250を用いる。
【0174】図36に示すスキャンパス回路610ーK
には、NAND614が新規に追加されている。その他
の構成は図21のスキャンパス回路470ーKと同様で
ある。
【0175】NAND614は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0176】このように構成することによって、第23
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第9
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0177】(第24の実施の形態)図37は、本発明
の第24の実施の形態を示すスキャンパス回路620ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路620ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第10の実施の形態で示したスキャンパス回路4
80ーKを組み合わせたものである。ここでは、第10
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第24の実施の形態においては図6に示す
制御信号発生回路250を用いる。
【0178】図37に示すスキャンパス回路620ーK
には、NAND624が新規に追加されている。その他
の構成は図23のスキャンパス回路480ーKと同様で
ある。
【0179】NAND624は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0180】このように構成することによって、第24
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第1
0の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0181】(第25の実施の形態)図38は、本発明
の第25の実施の形態を示すスキャンパス回路630ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路630ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第11の実施の形態で示したスキャンパス回路4
90ーKを組み合わせたものである。ここでは、第11
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第25の実施の形態においては図6に示す
制御信号発生回路250を用いる。
【0182】図38に示すスキャンパス回路630ーK
には、NAND634が新規に追加されている。その他
の構成は図24のスキャンパス回路490ーKと同様で
ある。
【0183】NAND634は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0184】このように構成することによって、第25
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第1
1の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0185】(第26の実施の形態)図39は、本発明
の第26の実施の形態を示すスキャンパス回路640ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路640ー
Kは第3の実施の形態で示したスキャンパス回路230
ーKと第12の実施の形態で示したスキャンパス回路5
00ーKを組み合わせたものである。ここでは、第12
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第26の実施の形態においては図6に示す
制御信号発生回路250を用いる。
【0186】図39に示すスキャンパス回路640ーK
には、NAND644が新規に追加されている。その他
の構成は図25のスキャンパス回路500ーKと同様で
ある。
【0187】NAND644は図7に示すスキャンパス
回路230ーKのNAND232と同様な働きをするも
のである。
【0188】このように構成することによって、第26
の実施の形態においては第3の実施の形態の効果と第1
2の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0189】(第27の実施の形態)図40は、本発明
の第27の実施の形態を示すスキャンパス回路650ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路650ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第6の実施の形態で示したスキャンパス回路44
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第6の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第27の実施の形態においては図9に示す制
御信号発生回路350を用いる。
【0190】図40に示すスキャンパス回路650ーK
には、インバータ125の代わりにNAND654が追
加され、インバータ655が新規に追加されている。そ
の他の構成は図15のスキャンパス回路440ーKと同
様である。
【0191】NAND654、インバータ655は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0192】このように構成することによって、第27
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第6
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0193】(第28の実施の形態)図41は、本発明
の第28の実施の形態を示すスキャンパス回路660ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路660ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第7の実施の形態で示したスキャンパス回路45
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第7の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第28の実施の形態においては図9に示す制
御信号発生回路350を用いる。
【0194】図41に示すスキャンパス回路660ーK
には、インバータ125の代わりにNAND664が追
加され、インバータ665が新規に追加されている。そ
の他の構成は図17のスキャンパス回路450ーKと同
様である。
【0195】NAND664、インバータ665は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0196】このように構成することによって、第28
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第7
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0197】(第29の実施の形態)図42は、本発明
の第29の実施の形態を示すスキャンパス回路670ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路670ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第8の実施の形態で示したスキャンパス回路46
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第8の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第29の実施の形態においては図9に示す制
御信号発生回路350を用いる。
【0198】図42に示すスキャンパス回路670ーK
には、インバータ125の代わりにNAND674が追
加され、インバータ675が新規に追加されている。そ
の他の構成は図19のスキャンパス回路460ーKと同
様である。
【0199】NAND674、インバータ675は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0200】このように構成することによって、第29
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第8
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0201】(第30の実施の形態)図43は、本発明
の第30の実施の形態を示すスキャンパス回路680ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路680ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第9の実施の形態で示したスキャンパス回路47
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第30の実施の形態においては図9に示す制
御信号発生回路350を用いる。
【0202】図43に示すスキャンパス回路680ーK
には、インバータ125の代わりにNAND684が追
加され、インバータ685が新規に追加されている。そ
の他の構成は図21のスキャンパス回路470ーKと同
様である。
【0203】NAND684、インバータ685は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0204】このように構成することによって、第30
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第9
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0205】(第31の実施の形態)図44は、本発明
の第31の実施の形態を示すスキャンパス回路690ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路690ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第10の実施の形態で示したスキャンパス回路4
80ーKを組み合わせたものである。ここでは、第10
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第31の実施の形態においては図9に示す
制御信号発生回路350を用いる。
【0206】図44に示すスキャンパス回路690ーK
には、インバータ125の代わりにNAND694が追
加され、インバータ695が新規に追加されている。そ
の他の構成は図23のスキャンパス回路480ーKと同
様である。
【0207】NAND694、インバータ695は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0208】このように構成することによって、第31
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第1
0の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0209】(第32の実施の形態)図45は、本発明
の第32の実施の形態を示すスキャンパス回路700ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路700ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第11の実施の形態で示したスキャンパス回路4
90ーKを組み合わせたものである。ここでは、第11
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第32の実施の形態においては図9に示す
制御信号発生回路350を用いる。
【0210】図45に示すスキャンパス回路700ーK
には、インバータ125の代わりにNAND704が追
加され、インバータ705が新規に追加されている。そ
の他の構成は図24のスキャンパス回路490ーKと同
様である。
【0211】NAND704、インバータ705は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0212】このように構成することによって、第32
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第1
1の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0213】(第33の実施の形態)図46は、本発明
の第33の実施の形態を示すスキャンパス回路710ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路710ー
Kは第4の実施の形態で示したスキャンパス回路330
ーKと第12の実施の形態で示したスキャンパス回路5
00ーKを組み合わせたものである。ここでは、第12
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第33の実施の形態においては図9に示す
制御信号発生回路350を用いる。
【0214】図46に示すスキャンパス回路710ーK
には、インバータ125の代わりにNAND714が追
加され、インバータ715が新規に追加されている。そ
の他の構成は図25のスキャンパス回路500ーKと同
様である。
【0215】NAND714、インバータ715は図1
0に示すスキャンパス回路330ーKのNAND33
2、インバータ162と同様な働きをするものである。
【0216】このように構成することによって、第33
の実施の形態においては第4の実施の形態の効果と第1
2の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0217】(第34の実施の形態)図47は、本発明
の第34の実施の形態を示すスキャンパス回路720ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路720ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第6の実施の形態で示したスキャンパス回路44
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第6の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第34の実施の形態においては図12に示す
制御信号発生回路450を用いる。
【0218】図47に示すスキャンパス回路720ーK
には、インバータ125の代わりにNAND724が追
加され、さらに、NAND725が新規に追加されてい
る。その他の構成は図15のスキャンパス回路440ー
Kと同様である。
【0219】NAND724及び725は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0220】このように構成することによって、第34
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第6
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0221】(第35の実施の形態)図48は、本発明
の第36の実施の形態を示すスキャンパス回路730ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路730ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第7の実施の形態で示したスキャンパス回路45
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第7の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第35の実施の形態においては図12に示す
制御信号発生回路450を用いる。
【0222】図48に示すスキャンパス回路730ーK
には、インバータ125の代わりにNAND734が追
加され、さらに、NAND735が新規に追加されてい
る。その他の構成は図17のスキャンパス回路450ー
Kと同様である。
【0223】NAND734及び735は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0224】このように構成することによって、第35
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第7
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0225】(第36の実施の形態)図49は、本発明
の第36の実施の形態を示すスキャンパス回路740ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路740ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第8の実施の形態で示したスキャンパス回路46
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第8の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第36の実施の形態においては図12に示す
制御信号発生回路450を用いる。
【0226】図49に示すスキャンパス回路740ーK
には、インバータ125の代わりにNAND744が追
加され、さらに、NAND745が新規に追加されてい
る。その他の構成は図19のスキャンパス回路460ー
Kと同様である。
【0227】NAND744及び745は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0228】このように構成することによって、第36
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第8
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0229】(第37の実施の形態)図50は、本発明
の第37の実施の形態を示すスキャンパス回路750ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路750ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第9の実施の形態で示したスキャンパス回路47
0ーKを組み合わせたものである。ここでは、第9の実
施の形態と同様な構成については同じ付号を付けてい
る。なお、第37の実施の形態においては図12に示す
制御信号発生回路450を用いる。
【0230】図50に示すスキャンパス回路750ーK
には、インバータ125の代わりにNAND754が追
加され、さらに、NAND755が新規に追加されてい
る。その他の構成は図21のスキャンパス回路470ー
Kと同様である。
【0231】NAND754及び755は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0232】このように構成することによって、第37
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第9
の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するものであ
る。
【0233】(第38の実施の形態)図51は、本発明
の第38の実施の形態を示すスキャンパス回路760ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路760ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第10の実施の形態で示したスキャンパス回路4
80ーKを組み合わせたものである。ここでは、第10
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第38の実施の形態においては図12に示
す制御信号発生回路450を用いる。
【0234】図51に示すスキャンパス回路760ーK
には、インバータ125の代わりにNAND764が追
加され、さらに、NAND765が新規に追加されてい
る。その他の構成は図23のスキャンパス回路480ー
Kと同様である。
【0235】NAND764及び765は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0236】このように構成することによって、第38
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第1
0の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0237】(第39の実施の形態)図52は、本発明
の第39の実施の形態を示すスキャンパス回路770ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路770ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第11の実施の形態で示したスキャンパス回路4
90ーKを組み合わせたものである。ここでは、第11
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第39の実施の形態においては図12に示
す制御信号発生回路450を用いる。
【0238】図52に示すスキャンパス回路770ーK
には、インバータ125の代わりにNAND774が追
加され、さらに、NAND775が新規に追加されてい
る。その他の構成は図24のスキャンパス回路490ー
Kと同様である。
【0239】NAND774及び775は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0240】このように構成することによって、第39
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第1
1の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0241】(第40の実施の形態)図53は、本発明
の第40の実施の形態を示すスキャンパス回路780ー
Kの回路構成図である。このスキャンパス回路780ー
Kは第5の実施の形態で示したスキャンパス回路430
ーKと第12の実施の形態で示したスキャンパス回路5
00ーKを組み合わせたものである。ここでは、第12
の実施の形態と同様な構成については同じ付号を付けて
いる。なお、第40の実施の形態においては図12に示
す制御信号発生回路450を用いる。
【0242】図53に示すスキャンパス回路780ーK
には、インバータ125の代わりにNAND784が追
加され、さらに、NAND785が新規に追加されてい
る。その他の構成は図25のスキャンパス回路500ー
Kと同様である。
【0243】NAND784及び785は図13に示す
スキャンパス回路430ーKのNAND332及び23
2それぞれ同様な働きをするものである。
【0244】このように構成することによって、第40
の実施の形態においては第5の実施の形態の効果と第1
2の実施の形態の効果とを合わせた効果を有するもので
ある。
【0245】以上、詳細に説明したが、本願発明は上記
の実施の形態の構成に限定されるものではない。例え
ば、同様な動作を実現できるものであれば、PMOSと
NMOSとを逆にしてもよいし、NANDやNORを他
の論理回路としてもよい。また、制御信号発生回路15
0、250、350、450は複数のスキャンパス回路
で共通に使用するものとしたが、各スキャンパス回路内
にそれぞれ設けてもよい。
【0246】
【発明の効果】以上のように、本願発明は、半導体集積
回路のサイズはより小型化することができる。また、本
願発明は、消費電力の低減ができる。
【0247】さらに、本願発明は、クロックスキュー
(クロック信号のタイミングずれ)を低減することがで
きる。
【0248】さらに、本願発明は、半導体集積回路がD
SPやマイクロプロセッサ等であれば、ハードウェアリ
セット時に制御用レジスタやフラグレジスタ等に所定の
初期値を格納することができる。
【0249】さらに、本願発明は、スキャンパスレジス
タに対して常にクロック信号を供給しておき、必要に応
じて入力されるデータ信号の格納を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態における、スキャ
ンパス回路を内蔵した半導体集積回路の構成ブロック図
である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態における制御信号
発生回路150の回路構成図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態におけるスキャン
パス回路130(あるいは140)ーKの回路構成図で
ある。
【図4】本願発明の第1の実施の形態における動作を説
明するタイミングチャートである。
【図5】本願発明の第2の実施の形態におけるスキャン
パス回路160ーKの回路構成図である。
【図6】本願発明の第3の実施の形態における制御信号
発生回路250の回路構成図である。
【図7】本願発明の第3の実施の形態におけるスキャン
パス回路230ーKの回路構成図である。
【図8】本願発明の第3の実施の形態における動作を説
明するタイミングチャートである。
【図9】本願発明の第4の実施の形態における制御信号
発生回路350の回路構成図である。
【図10】本願発明の第4の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路330ーKの回路構成図である。
【図11】本願発明の第4の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図12】本願発明の第5の実施の形態における制御信
号発生回路450の回路構成図である。
【図13】本願発明の第5の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路430ーKの回路構成図である。
【図14】本願発明の第5の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図15】本願発明の第6の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路440ーKの回路構成図である。
【図16】本願発明の第6の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図17】本願発明の第7の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路450ーKの回路構成図である。
【図18】本願発明の第7の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図19】本願発明の第8の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路460ーKの回路構成図である。
【図20】本願発明の第8の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図21】本願発明の第9の実施の形態におけるスキャ
ンパス回路470ーKの回路構成図である。
【図22】本願発明の第9の実施の形態における動作を
説明するタイミングチャートである。
【図23】本願発明の第10の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路480ーKの回路構成図である。
【図24】本願発明の第11の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路490ーKの回路構成図である。
【図25】本願発明の第12の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路500ーKの回路構成図である。
【図26】本願発明の第13の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路510ーKの回路構成図である。
【図27】本願発明の第14の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路520ーKの回路構成図である。
【図28】本願発明の第15の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路530ーKの回路構成図である。
【図29】本願発明の第16の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路540ーKの回路構成図である。
【図30】本願発明の第17の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路550ーKの回路構成図である。
【図31】本願発明の第18の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路560ーKの回路構成図である。
【図32】本願発明の第19の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路570ーKの回路構成図である。
【図33】本願発明の第20の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路580ーKの回路構成図である。
【図34】本願発明の第21の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路590ーKの回路構成図である。
【図35】本願発明の第22の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路600ーKの回路構成図である。
【図36】本願発明の第23の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路610ーKの回路構成図である。
【図37】本願発明の第24の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路620ーKの回路構成図である。
【図38】本願発明の第25の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路630ーKの回路構成図である。
【図39】本願発明の第26の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路640ーKの回路構成図である。
【図40】本願発明の第27の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路650ーKの回路構成図である。
【図41】本願発明の第28の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路660ーKの回路構成図である。
【図42】本願発明の第29の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路670ーKの回路構成図である。
【図43】本願発明の第30の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路680ーKの回路構成図である。
【図44】本願発明の第31の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路690ーKの回路構成図である。
【図45】本願発明の第32の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路700ーKの回路構成図である。
【図46】本願発明の第33の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路710ーKの回路構成図である。
【図47】本願発明の第34の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路720ーKの回路構成図である。
【図48】本願発明の第35の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路730ーKの回路構成図である。
【図49】本願発明の第36の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路740ーKの回路構成図である。
【図50】本願発明の第37の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路750ーKの回路構成図である。
【図51】本願発明の第38の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路760ーKの回路構成図である。
【図52】本願発明の第39の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路770ーKの回路構成図である。
【図53】本願発明の第40の実施の形態におけるスキ
ャンパス回路780ーKの回路構成図である。
【符号の説明】
150、250、350、450 制御信号発
生回路 130ーK、140ーK、160ーK、230ーK、3
30ーK、430ーK、440ーK、450ーK、46
0ーK、470ーK、480ーK、490ーK、500
ーK、510ーK、520ーK、530ーK、540ー
K、550ーK、560ーK、570ーK、580ー
K、590ーK、600ーK、610ーK、620ー
K、630ーK、640ーK、650ーK、660ー
K、670ーK、680ーK、690ーK、700ー
K、710ーK、720ーK、730ーK、740ー
K、750ーK、760ーK、770ーK、780ーK
スキャンパス回路 50ー1、50ー2、50ー3 処理回
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 由美子 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要な処理を行なうための複数の処理回
    路と、前記複数の処理回路に対応して設けられ、第1の
    動作モード時には各々独立して動作し、第2の動作モー
    ド時には縦続接続されることによりシフトレジスタとし
    て動作する複数のデータ保持回路とを有する半導体集積
    回路において、 おのおのが、対応する前記処理回路からの出力信号が入
    力される第1のデータ入力端子と、他のデータ保持回路
    の出力信号または所望のデータが入力される第2のデー
    タ入力端子と、第1の出力端子と、クロック信号を入力
    するクロック入力端子とを有し、第1及び第2の制御信
    号に応じて、該第1のデータ入力端子からの入力あるい
    は該第2のデータ入力端子からの入力の一方が許可さ
    れ、該クロック信号に応じて、入力が許可されたデータ
    入力端子から入力される信号を格納して該第1の出力端
    子から出力する前記複数のデータ保持回路と、 第1の動作モードにおいて用いられる第1のクロック信
    号が入力される第1のクロック入力端子と、第2の動作
    モードにおいて用いられる第2のクロック信号が入力さ
    れる第2のクロック入力端子と、該第1の動作モードと
    該第2の動作モードとを切り替える動作モード設定信号
    が入力される動作モード入力端子と、これらの入力端子
    に入力された信号の状態に基づいて少なくとも前記第1
    及び第2の制御信号を生成して出力するとともに該第1
    あるいは該第2のクロック信号の一方を前記クロック信
    号として出力する制御信号生成回路とを、有することを
    特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のデータ保持回路のおのおの
    は、前記出力端子と同様な信号を出力する、該出力端子
    とは独立した第2の出力端子を有することを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記複数のデータ保持回路のおのおの
    は、前記動作モード設定信号に応じて前記第1の出力端
    子あるいは前記第2の出力端子の出力を禁止する禁止回
    路を有することを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】 前記制御信号生成回路から出力される信
    号は前記複数のデータ保持回路に共通に入力されること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体集
    積回路。
  5. 【請求項5】前記複数のデータ保持回路のおのおのは、
    設定信号に応じて初期値が設定可能な設定回路を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の半導
    体集積回路。
  6. 【請求項6】前記複数のデータ保持回路のおのおのは、
    前記第1及び前記第2のデータ入力端子からの入力を禁
    止し、保持信号に応じて予め格納しているデータを保持
    するデータ保持制御回路を有することを特徴とする請求
    項1〜5いずれかに記載の半導体集積回路。
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