JP2009151573A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、連動して動作する、パワーゲーティング回路により制御されている、2以上の回路ブロックについて、一方の回路ブロックの電源ドメインが電源と接続されている状態において、他方の回路ブロックの電源ドメインが電源と接続されない状態とならないような回路を有する半導体集積回路を提供することにある。
【解決手段】
複数の回路ブロックと、回路ブロック毎に、第1制御信号の論理に応じて電源の供給、切断を行う電源スイッチと、第2制御信号を受け、複数の前記電源スイッチの内、どの電源スイッチを制御するかを選択し、選択された各電源スイッチに対応して、電源の供給又は切断を行うように指示する第3制御信号を出力する電源スイッチ制御部と、電源スイッチと電源スイッチ制御部との間に設けられ、第3制御信号の論理を変換して得られた第1制御信号を選択された各電源スイッチに出力する第1保護回路と、を備える半導体集積回路。


【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特に、電源系統が異なる回路ブロックを複数含む回路に電源を供給する制御回路を有する半導体集積回路に関する。
半導体集積回路を構成するMOSトランジスタの微細化に伴い、半導体集積回路に搭載可能なゲート数は増加している。半導体集積回路を構成する搭載ゲート数が増加すると、回路全体の消費電力が増加する。そこで、消費電力削減のため、半導体集積回路に含まれる回路ブロックと電源とを、回路ブロックの未使用時には分離、使用時には接続する電源制御回路、いわゆるパワーゲーティング回路が採用されている。
ここで、同じ電源を用いる回路ブロックを電源ドメインと呼ぶ。そうすると、一般に、パワーゲーティング回路には、回路ブロックを含む、各電源ドメインと半導体集積回路全体の電源とを分離または接続するパワースイッチと、そのパワースイッチのオン・オフを制御する制御信号を出力するPMU(Power Management Unit)と、半導体集積回路全体の電源から分離された状態の電源ドメインから、半導体集積回路全体の電源と接続された状態の電源ドメインへの信号が、Hi−Z(ハイインピーダンス)状態、すなわち、フローティング状態となるのを防止するアイソレータ回路とが含まれる(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、以下の場合には、部分的にアイソレータ回路が含まれない場合がある。例えば、一方の電源ドメインに属する回路ブロックAが動作する際には、回路ブロックAの動作に関連して、かならず、他方の電源ドメインに属する回路ブロックBも動作するが、その逆が成立しない関係にあるときには、一方の電源ドメインが半導体集積回路全体の電源と接続しているときに、他方の電源ドメインが半導体集積回路全体の電源と接続しないように電源制御がされることがない。その場合、ゲート数削減のため、パワーゲーティング回路に、回路ブロックBから回路ブロックAへのアイソレータ回路が含まれない。
特開2006−344640号公報
そのような場合に、PMU又はPMUを制御するCPU(CentralProcessing Unit)に、間違った電源制御順序が設定される可能性がある。PMU又はCPUへの制御プログラムの導入は、半導体集積回路が完成した後に、別途行われるからである。そのため、回路ブロックAには電源供給されているが、回路ブロックBには電源供給されていない場合、回路ブロックBから回路ブロックAへの信号がフローティング状態となり、回路ブロックAの故障原因となる。
そこで、本発明の目的は、連動して動作するパワーゲーティング回路により制御されている2つ以上の電源ドメインについて、一方の電源ドメインが電源と接続されている状態において、他方の電源ドメインが電源と接続されない状態とならないような制御回路を有する半導体集積回路を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の一の側面によれば、複数の回路ブロックと、各回路ブロックに対して、電源の供給及び切断を、制御信号の論理に応じて行う複数の電源スイッチと、指示信号を受けて、電源スイッチによる電源の供給及び切断を制御するために、複数の制御信号を出力する電源スイッチ制御と、
電源スイッチと電源スイッチ制御部との間に設けられ、制御信号を受け、制御信号の論理の変換を行う保護回路と、を備える半導体集積回路が提供される。
本発明によれば、パワーゲーティング機能を有する半導体集積回路において、上記のように2以上の回路ブロックが連動する場合であって、一方の回路ブロックに電源が供給されているときには、他方の回路ブロックに電源が供給されない状態とならないように、電源スイッチ制御部から出力された制御信号の論理変換を行う保護回路を有する半導体集積回路を提供することができる。
以下、本発明の実施例1、及び、実施例2について説明する
実施例1の半導体集積回路は、一方の電源ドメインに含まれる回路ブロックと、上記の回路ブロックに連動して動作する他方の電源ドメインに含まれる回路ブロックと、各電源ドメインに対して、電源の供給及び切断を制御信号の論理に応じて行う電源スイッチと、電源スイッチによる電源の供給または切断を制御するために複数の制御信号を出力する電源スイッチ制御部と、電源スイッチと電源スイッチ制御部との間に設けられ、制御信号を受けて論理変換を行う保護回路とを有する。
図1を用いて、実施例1の半導体集積回路100及び電源IC200の説明を行う。
電源IC200は電源生成部210及び制御部220から構成されている。制御部220は半導体集積回路100に含まれるCPU30からのコード信号35を受け取り、そのコード信号35により指示される電圧を出力するように電源生成部210に指示信号221を出力する回路である。電源生成部210は、例えば、DC/DCコンバータであり、上記の指示信号221に応答して、CPU30が指定する電源電圧を、電源線211を介して半導体集積回路100に供給する。
半導体集積回路100はPMU(Power Managing Unit)10、保護回路20、CPU30、電源ドメイン50、60、及び、OR回路70、80、90から構成されている。
CPU30は外部信号300を受け、外部信号300により指定された命令と予め読み込まれた制御プログラムに応じて、半導体集積回路100の動作を制御する回路である。CPU30は半導体集積回路100の動作を制御するため、制御信号32、33を出力する。なお、CPU30には電源スイッチ31を介して電源線211から電源が供給される。
PMU10は、制御部17とRAM部16から構成されている。制御部17はCPU30からの制御信号32または外部信号300と、予めRAM部16に読み込まれた制御プログラムに応じて、パワーゲーティング動作を制御する回路である。なお、PMU10には電源線211より電源が供給される。
ここで、パワーゲーティング動作とは、CPU30へ電源を供給する電源線、電源ドメイン50へ電源を供給する電源線、及び、電源ドメイン60へ電源を供給する電源線等と、電源線211等の半導体集積回路100全体の電源線とを、電源スイッチ31、52、63等の電源スイッチによって接続または分離する動作である。また、パワーゲーティング動作には信号をアイソレートするため、例えば、OR回路70、80、90からなるアイソレータに信号を送る回路が含まれる。
そして、制御部17は、パワーゲーティング動作を制御するため、電源スイッチ31、52、63、及び、OR回路70、80、90に対して、制御信号11、13、14、15a、15b、15cを出力する。
また、半導体集積回路100が一連の動作を行う際に、CPU30からの制御信号32によって、CPU30への電源を供給する電源線と電源線211とを接続又は分離するように指示を受けたときは、制御部17は、以下のような動作を行う。ここで、タスクとは半導体集積回路100が行う一連の動作をいう。最悪実行時間とは、CPUが、次のタスクとの関係で、そのタスクの開始から、いつまでにそのタスクに関連する動作を完了しなければならないかを示す時間である。必要処理時間とは、CPU30がそのタスクを開始した後、実際にタスクに関連する動作をこなすことができる時間を示す。必要処理時間より最悪実行時間は長く、その理由は、以下である。まず、現在のタスクを行って得た結果は次のタスクで使用される。そして、次のタスクを開始できる時期がCPU30だけで決まらず、他の回路(たとえば、RAM部16)の状況に依存している場合があるからである。そこで、制御部17は、CPU30からの制御信号32により、CPU30が行うタスクの最悪実行時間及び必要処理時間を認識する。次いで、制御部17は、そのタスクが開始されてから、必要処理時間の経過のときまでは、電源スイッチ31がオンするような論理状態の制御信号11を出力する。制御部17は、必要処理時間の経過した後、電源スイッチ31がオフするような論理状態の制御信号11を出力し、最悪実行時間の経過するまで維持する。その後、制御部17は、そのタスクに関する最悪実行時間に到達したときに、電源スイッチ31がオンするような論理状態の制御信号11を出力し、CPU20へ電源が供給され、CPU20は次のタスクを実行する。
なお、半導体集積回路100の外部より入力される外部クロック信号を受けて、内部クロック信号を発生するクロック発生回路(不図示)が半導体集積回路100に含まれている。そこで、制御部17は、タスク開始からの内部クロック信号の立ち上がりをカウントする回路を備え、内部クロックをカウントすることにより、最悪実行時間及び必要処理時間の経過を認識することができる。
電源ドメイン50は内部回路51を含む電源ドメインである。電源ドメイン50は電源スイッチ52を介して電源線211と接続される。
内部回路51はロジック回路からなる回路ブロックであり、例えば、画像データの取込み、変換を行う回路である。
電源ドメイン60は内部回路61を含む電源ドメインである。電源ドメイン60は電源スイッチ63を介して電源線211と接続される。
同様に、CPU30からの制御信号32によって、電源ドメイン50へ電源を供給する電源線と電源線211とを接続又は分離するように指示を受けたときは、制御部17は、そのタスクに関連して内部回路51が行う動作について、最悪実行時間及び必要処理時間を認識する。そして、制御部17は、制御信号13を出力する。すなわち、制御部17は、内部回路51がタスクに関連する動作を開始してから、必要処理時間を経過するまでは、電源スイッチ52をオンする論理状態である制御信号13を出力する。次いで、制御部17は、内部回路51がタスクに関連する動作を完了した時、すなわち、必要処理時間経過後から、最悪実行時間まで、電源スイッチ52をオフする論値状態である制御信号13を出力する。そして、その後、制御部17は、次のタスクを指示するため、電源スイッチ520をオンする論値状態とする制御信号13を出力する。なお、そのタスク中、内部回路51が動作しないときには、必要処理時間はゼロと認識される。
同様に、CPU30からの制御信号32によって、電源ドメイン60の電源線と電源線211とを接続又は分離するように指示を受けたときは、制御部17は、電源ドメイン60内の内部回路61に対する最悪実行時間及び必要処理時間を認識する。そして、制御部17は、制御信号14を出力する。なお、制御部17は、電源スイッチ63のオン・オフを決定する制御信号14の論理状態を、内部回路62の動作状態に合わせて制御する。その制御は、制御信号13の論理状態の制御と同様に行われる。
RAM部16は、例えば、制御部17が外部信号300又はCPU30からの制御信号32を受けたときに、制御部17が行う動作を規定する制御プログラムと、上記のタスク毎、及び内部回路51、61毎に設定されている最悪実行時間及び必要処理時間を記憶している記憶回路である。制御部17は上記の制御プログラムを読み込むことにより、パワーゲーティング回路を制御する動作を行う。
そして、タスク毎に決められた、上記の最悪実行時間及び必要処理時間に従って、電源ドメイン50、60、CPU30に対するパワーゲーティング動作を制御する。
内部回路61はロジック回路及びRAM回路62から構成されている回路ブロックである。内部回路61は内部回路51の制御を受けて、RAM回路62を制御する回路である。従って、内部回路61は内部回路51に連動して動作する。すなわち、内部回路61が動作するときには内部回路51も、必ず動作する。ただし、内部回路51が動作しても、必ずしも内部回路61は動作するとは限らない。そうすると、内部回路61からの信号64を、内部回路51に接続する場合に、アイソレータ回路(OR回路)を介して、接続する必要がない。内部回路61に電源が供給されず、信号64の論理が不定(いわゆる、Hi−Z)ときには、内部回路51にも電源が供給されず、誤動作の可能性がないからである。
OR回路70は、CPU30からの制御信号33を一方の端子に受け、PMU10からの制御信号15aを他方の端子に受け、制御信号33と制御信号15aのオア論理をとった論理を有する信号71を内部回路51に出力する回路である。そこで、CPU30に、電源スイッチ31を介して電源が供給されていないときには、PMU10は、制御信号15aの論理を"H"とする。逆にCPU30に電源が供給されているときには、PMU10は、制御信号15aの論理を"L"とする。すなわち、OR回路70は、電源がオフしている回路からの信号を無効にする回路(いわゆるアイソレートする回路)である。
なお、上記の無効にする回路は、一方の入力端子に対する入力信号と他方の入力端子に対する入力信号とのアンド論理をとる、AND回路であってもよい。その場合には、CPU30に、電源スイッチ31を介して電源が供給されていないときには、制御信号15aの論理は"L"である。逆にCPU30に電源が供給されているときには、制御信号15aの論理は"H"である。
OR回路80は、内部回路51からの制御信号53を一方の端子に受け、PMU10からの制御信号15bを他方の端子に受け、制御信号53と制御信号15bのオア論理をとった論理を有する信号81をCPU30に出力する回路である。そこで、電源ドメイン50に、電源スイッチ52を介して電源が供給されていないときには、PMU10は、制御信号15bの論理を"H"とする。逆に電源が供給されているときには、PMU10は、制御信号15bの論理を"L"とする。すなわち、OR回路80は、電源がオフしている回路からの信号を無効にする回路である。なお、無効にする回路(いわゆるアイソレートする回路)はAND回路であってもよい。
OR回路90は、内部回路51からの制御信号54を一方の端子に受け、PMU10からの制御信号15cを他方の端子に受け、制御信号54と制御信号15cのオア論理をとった論理を有する信号91を内部回路61に出力する回路である。そこで、電源ドメイン50に、電源スイッチ52を介して電源が供給されていないときには、PMU10は、制御信号15cの論理を"H"とする。逆に電源ドメイン50に電源が供給されているときには、PMU10は、制御信号15cの論理を"L"とする。すなわち、OR回路90は、電源がオフしている回路からの信号を無効にする回路である。なお、無効にする回路(いわゆるアイソレートする回路)はAND回路であってもよい。
なお、OR回路70、80、90は電源線211から電源の供給を受けて動作する。
保護回路20は、PMU10からの制御信号13及び制御信号14を受け、論理変換を行って、制御信号21、22として出力する回路である。そして、図2を用いて、論理変換の詳細及び保護回路20の詳細を説明する。なお、保護回路20は電源線211から電源の供給を受けて動作する。
電源スイッチ31は制御信号11の論理に応じて電源線211とCPU30内の電源線を接続する電源スイッチであり、例えば、MOSトランジスタにより実現することができる。
電源スイッチ52は制御信号21の論理に応じて電源線211と電源ドメイン50内の電源線を接続する電源スイッチであり、例えば、MOSトランジスタにより実現することができる。
電源スイッチ63は制御信号22の論理に応じて電源線211と電源ドメイン60内の電源線を接続する電源スイッチであり、例えば、MOSトランジスタにより実現することができる。
図2を用いて、保護回路20の詳細を説明する。まず、図2Aに示した表は、制御信号13及び14の論理に応じた電源スイッチ52、63の状態と、保護回路20が変換して得た制御信号21及び22の論理に応じた電源スイッチ52、63の状態とを示した表である。
制御信号13、14の論理は、論理"L"又は論理"H"とすることが可能である。そこで、X1を制御信号13の論理に応じた電源スイッチ52の状態とし、X2を制御信号14の論理に応じ電源スイッチ63の状態とすると、その組合せは、表の「入力」の欄に示すように4通りである。
内部回路61は内部回路51に連動して動作する。すなわち、内部回路61が動作するときには内部回路51も必ず動作する。ただし、内部回路51が動作しても、必ずしも、内部回路61は動作するとは限らない。
そうすると、電源スイッチ63はオンしているが、電源スイッチ52がオフしている状態(「入力」の欄の下から2段目の状態)は禁止される。そのような状態となることを想定して設計されていないため、内部回路61の信号64が、内部回路51に直接接続されているため、そのような状態となった場合には、内部回路51が故障する可能性がある。信号64の論理が不定となるため、信号64を受けた内部回路51に定格以上の大電流が流れ、回路が故障する可能性があるからである。すなわち、電源スイッチ52、63が、「入力」の欄の下から2段目の状態となることは禁止される。しかしながら、前述のように、PMU又はCPUへの制御プログラムの導入は、半導体集積回路が完成した後に行なわれるため、PMU又はPMUを制御するCPU(Central Processing Unit)に、間違った電源制御順序が設定される可能性がある。
そこで、PMU10の制御部17が誤って、制御信号14の論理を”H”、制御信号13の論理を”L”とした場合、電源スイッチがN型MOSトランジスタである時には、電源スイッチ63がオン、電源スイッチ52がオフとなる。その場合に、電源スイッチ63に接続する制御信号22の論理、電源スイッチ52に接続する制御信号21の論理は、保護回路20によって、電源スイッチ63がオフ、電源スイッチ52がオフとなるように、設定される(「出力」の欄の下から2段目の状態)。
その結果、Y1を制御信号22の論理に応じた電源スイッチ63の状態、Y2を制御信号21の論理に応じた電源スイッチ52の状態とすると、表の「出力」の欄に示すものとなる。
従って、保護回路20は、制御信号14、13に対する論理変換テーブルを有し、その変換テーブルに従って、論理が変換されて得た制御信号21、22を出力する回路により実現可能である。その場合、変換テーブルは、図2Aに示した電源スイッチ52、63の状態変化に対応するものである。
なお、保護回路20は論理回路を構成するロジック回路によって構成することができ、詳細は、図2Bを用いて説明する。
図2Bは、保護回路20の例を示す。保護回路20は入力端子26、27、AND回路28、出力端子24、25からなる回路である。
そして、入力端子26には制御信号14が入力され、入力端子27には制御信号13が入力される。AND回路28の一方の端子は入力端子26に接続し、他方の端子は入力端子27に接続する。AND回路28の出力は出力端子24に接続している。また、入力端子27は出力端子25に接続している。出力端子24は制御信号22を出力する。出力端子25は制御信号21を出力する。
そうすると、保護回路20は、制御信号14の論理及び制御信号13の論理についてアンド論理をとって得た論理を有する制御信号22と、制御信号13に等しい論理を有する制御信号21を出力する。従って、電源スイッチ52、63がN型MOSトランジスタで構成されている場合には、図2Bに示すように、電源スイッチ52、63の状態は、「入力」の欄に示す状態から、「出力」の欄に示す状態に、変換される。
以上より、実施例1の半導体集積回路100は、内部回路51と、それに連動して動作する内部回路61と、各内部回路に対して電源の供給及び切断を制御信号21、22の論理に応じて行う電源スイッチ52及び63と、電源スイッチ52、63による電源の供給及び切断を制御するために複数の制御信号13、14を出力する電源スイッチ制御と、電源スイッチ52、63と電源スイッチ制御部10との間に設けられ、制御信号13、14を受けて論理変換を行い、制御信号21、22を出力する保護回路20と、を有する。
そうすると、パワーゲーティング機能を有する半導体集積回路100において、連動する内部回路51と内部回路62とに対して、内部回路51に電源が供給されているときには、内部回路61に電源が供給されない状態とならないように、保護回路20は、電源スイッチ制御部から出力された制御信号13、14の論理の変換を行って、制御信号21、22を発生する。
そうすると、一方の電源ドメイン50の内部回路51が電源と接続されている状態において、他方の電源ドメイン60の内部回路61が電源と接続されない状態を防ぎ、内部回路の保護を行う効果がある。
また、半導体集積回路100は、そのような保護回路20を有するため、PMU10又はPMU10を制御するCPU30に、間違った電源制御順序が制御プログラムにより設定されても、内部回路51には電源供給されているが、内部回路61には電源供給されていない状態となることがなく、内部回路61から内部回路51への信号が不定状態となることがないため、内部回路51は故障することがない。
実施例1の半導体集積回路100においては、内部回路51及び内部回路61に共通の電源を使用していた。しかし、動作の高速性を確保するためには、RAM回路を含む内部回路の電源電圧が高いほうが有利である。
そこで、実施例2の半導体集積回路110は、実施例1の半導体集積回路100の構成に加え、異なる電圧の電源が供給される内部回路を含むことを特徴とするものである。
図3を用いて、電源IC500及び実施例2の半導体集積回路110の説明を行う。
電源IC500はLSI電源510及び制御部520から構成されている。制御部520は半導体集積回路110に含まれるCPU30からのコード信号35を受け取り、そのコード信号35により指示される電圧を出力するようにLSI電源510に指示信号521を出力する回路である。LSI電源510は、例えば、DC/DCコンバータであり、上記の指示信号521に応答して、CPU30が指定する電源電圧を、電源線511、電源線513を介して、半導体集積回路500に供給する。なお、電源線511の電源電圧より、電源線513の電源電圧のほうが高電圧である。
半導体集積回路110はPMU10、保護回路20、CPU30、電源ドメインA500、電源ドメイン660、OR回路70、80、90、及び、レベルシフタ95から構成されている。
上記において、PMU10、保護回路20、CPU30、電源ドメイン50、及び、OR回路70、80、90は、半導体集積回路100において説明したものと同様な回路である。従って、上記の回路については詳細な説明を省略する。
電源ドメイン660は電源線513に、電源スイッチ63を介して接続される点で異なる。しかし、電源ドメイン66は、RAM回路62を含む内部回路61を含む点では、半導体集積回路100の電源ドメイン60と同様なものである。
レベルシフタ95は、制御信号21を受けて、信号の論理レベルの内の"H"レベルの電位を、高電位電源線511の電位レベルから電源線513へシフトさせた制御信号23を出力する回路である。レベルシフタ95は、電源線513から電源の供給を受けて動作する回路である。そして、レベルシフタ95は、例えば、周知の差動増幅器により実現することができる。
以上より、電源ドメイン66に接続する電源線513の電圧が高いため、内部回路61の動作は高速になる効果がある。
また、実施例1の半導体集積回路100と同様な回路構成であるため、実施例2の半導体集積回路110においても、連動する内部回路51と内部回路62とは連動する。そして、内部回路51に電源が供給されているときには、内部回路61に電源が供給されない状態とならないように、保護回路20は、電源スイッチ制御部から出力された制御信号13、140の論理の変換を行って得た、制御信号21、22を発生することができる。そうすると、一方の内部回路51の電源ドメイン50が電源と接続されている状態において、他方の内部回路61の電源ドメイン60が電源と接続されない状態とならない効果がある。
また、半導体集積回路110は、そのような保護回路20を有するため、PMU10又はPMU10を制御するCPU30に、間違った電源制御順序が制御プログラムにより設定されても、内部回路51には電源供給されているが、内部回路61には電源供給されていない状態となることがない。従って、内部回路61から内部回路51への信号が不定状態となることがないため、内部回路51は故障することがない。
本発明によれば、半導体集積回路内のPMU10又はPMU10を制御するCPU30に、連動する内部回路に対して、間違った電源制御順序が制御プログラムにより設定されても、一方の内部回路には電源供給されているが、他方の内部回路には電源供給されていない状態となることがなく、内部回路間の信号が不定状態となることがないため、故障しにくい半導体集積回路を提供することができる。
図1は電源IC200及び実施例1の半導体集積回路100を示す図である。 図2は保護回路20の詳細を説明する図である。 図3は電源IC500及び実施例2の半導体集積回路110を示す図である。
符号の説明
10 PMU
11、13、14、15a、15b、15c 制御信号
16 RAM部
17 制御部
20 保護回路
21、22、23 制御信号
26、27 入力端子
28 AND回路
24、25 出力端子
30 CPU
35 コード信号
31、52、63 電源スイッチ
32、33 制御信号
50、60 電源ドメイン
51、61 内部回路
62 RAM回路
53、54 制御信号
64、71、81、91 信号
70、80、90 OR回路
95 レベルシフタ
100、110 半導体集積回路
200、500 電源IC
21 LSI電源
211 電源線
220 制御部
300 外部信号
511、513 電源線

Claims (9)

  1. 複数の回路ブロックと、
    前記回路ブロック毎に、第1制御信号の論理に応じて前記回路ブロックへの電源の供給又は切断を行う電源スイッチと、
    第2制御信号を受け、複数の前記電源スイッチの内、どの前記電源スイッチを制御するかを選択し、選択された各前記電源スイッチに対応して、前記電源の供給又は切断を行うように指示する第3制御信号を出力する電源スイッチ制御部と、
    前記電源スイッチと前記電源スイッチ制御部との間に設けられ、前記第3制御信号の論理を変換して得られた前記第1制御信号を前記選択された各電源スイッチに出力する第1保護回路と
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記第1保護回路は、ロジック回路から構成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1保護回路は、変換テーブルを有し、前記変換テーブルに基づいて前記第3制御信号の論理を変換して前記第1制御信号を得ることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 前記複数の回路ブロック間には、一方の回路ブロックの出力が、他方の回路ブロックへ入力されるのを防ぐ第2保護回路をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記複数の回路ブロックには、異なる電圧の電源が供給されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記各電源スイッチは、前記連動して動作する各回路ブロックに電源を供給することを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1保護回路における、前記第3制御信号の論理の変換は、前記第3制御信号間で論理をとることにより行われることを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 前記連動して動作する各回路ブロックからの出力は、他の前記連動して動作する各回路ブロックへ直接入力されることを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  9. 前記連動して動作する各回路ブロックは、メモリ回路を含む回路ブロックと、前記メモリ回路からデータの供給を受けるロジック回路を含む回路ブロックであることを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。


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