JP2006129073A - ヒステリシスコンパレータ及びそれを用いたリセット信号発生回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源に電池を用いる電子機器などに使用しても、リセット信号を誤発生しない、低消費電力でチップ面積の小さなリセット信号回路を提供する。
【解決手段】電源電圧Vddを直列抵抗部11によって分割し、第1中点電圧と、第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生させる。2つのコンパレータによって第1中点電圧と基準電圧Vref、及び、第2中点電圧と基準電圧Vrefとを比較する。両コンパレータの出力をフリップフロップ15のリセット端子及びクロック端子に印加する。以上の構成によれば、電源電圧Vddが上昇する場合と低下する場合とで、リセット信号が発生または停止するタイミングが異なる。結果、電源電圧Vddの変動によるリセット信号の誤発生を防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】電源電圧Vddを直列抵抗部11によって分割し、第1中点電圧と、第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生させる。2つのコンパレータによって第1中点電圧と基準電圧Vref、及び、第2中点電圧と基準電圧Vrefとを比較する。両コンパレータの出力をフリップフロップ15のリセット端子及びクロック端子に印加する。以上の構成によれば、電源電圧Vddが上昇する場合と低下する場合とで、リセット信号が発生または停止するタイミングが異なる。結果、電源電圧Vddの変動によるリセット信号の誤発生を防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロコンピュータなどのリセット信号発生回路およびリセット信号発生回路内部に用いられるヒステリシスコンパレータに関する。
通常、制御部にマイクロコンピュータを使用した各種電子機器等においては、電源投入時の異常動作を防止するために、電源投入時に、その動作をリセットさせるリセット信号をマイクロコンピュータに供給し、常に一定の状態でマイクロコンピュータを起動させる必要がある。よって電源投入時から立ち上がる電源電圧と所定の基準電圧とを比較し、電源電圧が基準電圧以上となるときに「H」レベルの信号を発生するコンパレータをリセット信号発生回路として用いていた。
しかし、電源に電池を用いる電子機器などにおいては、電源投入時の電圧が十分に立ち上がらず、揺らぐことがある。コンパレータに印加される電源電圧が基準電圧の近傍で上下し、リセット信号発生回路から「H」レベルの信号と「L」レベルの信号が繰り返し発生する。よって、リセット信号が繰り返し発生することになり、マイクロコンピュータのリセットが定まらなかった。従来は、上記誤動作を防止する目的で、リセット信号発生回路内に、電源電圧に対してヒステリシス特性を持つコンパレータ回路が使用されていた。
図3は従来、使用されているヒステリシス特性をもつコンパレータ回路の構成を示す回路ブロック図である。図3において、1は電源電圧Vddと接地電圧間に直列に接続された抵抗1a〜1fからなる直列抵抗部、2は基準電圧Vrefを発生する基準電圧源、3は抵抗1c及び1dの接続中点の電圧と基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ、4はコンパレータ3の出力を反転するインバータ、5はインバータ4の出力を反転するインバータ、6は抵抗1a及び1bと並列に接続され、コンパレータ3の反転出力によりオン・オフされるスイッチMOSトランジスタ、7はインバータ6の出力をリセット信号として次段に出力する出力端子である。ここで図2は、直列抵抗部1の抵抗1a〜1fの抵抗値は等しいものとする。
まず初期状態において、電源電圧Vddが0Vのとき、コンパレータは「L」レベルの信号を出力し、スイッチMOSトランジスタ6はオフする。スイッチMOSトランジスタ6はオフされているので、接続中点から、Vdd/2の中点電圧が発生することになる。
電源が投入されると、電源電圧は上昇してゆく。それに伴って、抵抗1c及び1dの中点電圧も上昇する。この中点電圧が基準電圧Vrefより高くなると、コンパレータの出力は「H」レベルとなる。コンパレータ3の出力は、インバータ5及び6で反転され、出力端子7から「H」レベルのリセット信号が発生する。
電源が投入されると、電源電圧は上昇してゆく。それに伴って、抵抗1c及び1dの中点電圧も上昇する。この中点電圧が基準電圧Vrefより高くなると、コンパレータの出力は「H」レベルとなる。コンパレータ3の出力は、インバータ5及び6で反転され、出力端子7から「H」レベルのリセット信号が発生する。
またインバータ5の「L」レベルの出力はスイッチMOSトランジスタ6のゲートに印加される。よってスイッチMOSトランジスタはオンされる。オン状態となったスイッチMOSトランジスタ6のオン抵抗値は抵抗1a及び1bの値に比べ微小であるため、電源電圧Vddが抵抗1b及び1cの接続中点に印加されると見なすことができる。電源電圧Vddは抵抗1c〜1fの4個の抵抗によって分割されることとなり、抵抗1c及び1dの接続中点の電圧は3Vdd/4になる。
このように、コンパレータ3の出力が「L」レベルから「H」レベルへと変化する時点で、抵抗1c及び1dの中点電圧がVdd/2から3Vdd/4に変化し、高くなる。言い換えれば、見かけ上、基準電圧Vrefが低くなったことになる。その結果、リセット信号が発生した後、電源電圧が変動しても、リセット信号の誤発生を禁止することができる。
特開平5−48014号公報
特開平5−48014号公報
ところで、従来回路において、リセット信号発生回路の低電力化を実現しようとする場合、リセット信号発生回路において抵抗1a〜1fの影響が大きく、よってそれらの抵抗値を大きくするとよい。従来回路においては、主にポリ抵抗など抵抗値がKΩ程度の抵抗が用いられるが、低電力化を実現するためにはMΩ程度の抵抗が必要である。一方、リセット信号発生回路は、マイクロコンピュータと共に、IC化されて、使用される。一般に、IC化すると、抵抗値の大きい抵抗の面積は大きくなる。よって、従来回路において、低電力化を考えると、ポリ抵抗の面積を大きくする必要があり、結果としてICチップの面積を肥大化させる問題があった。
この問題を解決するため、抵抗1a〜1fにMOS型のトランジスタや拡散抵抗など、単位面積あたりの抵抗値の大きなデバイスを用いることも考えられる。しかし、リセット信号発生回路の仕様を満足させるため、抵抗としてのMOSトランジスタ又は拡散抵抗と、スイッチMOSトランジスタ6のインピーダンスとが、必ずしも一致するとは限らず、その場合スイッチMOSトランジスタ6のオン及びオフ状態の切替による抵抗分圧の変化が小さくなる。リセット信号発生後、抵抗1c及び1dの中点電圧は十分高くならず、つまり見かけ上基準電圧が十分に低くならない。よって電源電圧の変動に対して、リセット信号が誤発生する可能性がある。本発明の目的は、リセット信号の誤発生を防止しながら、IC化した場合のチップ面積を小さくすることと、低消費電力化することにある。
本発明によるヒステリシスコンパレータは、電源電圧を分割する複数の抵抗から成り、第1中点電圧と、前記第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生する直列抵抗部と、前記第1中点電圧と基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、前記第2中点電圧と基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、前記第1コンパレータ出力が印加されるリセット端子、前記第2コンパレータの出力が印加されるクロック端子を有するフリップフロップと、を具備することを特徴とする。
また本発明によるリセット信号発生回路は、前記フリップフロップの出力をリセット信号とすることを特徴とする。
また本発明によるその他のヒステリシスコンパレータは、電源電圧を分割する複数の抵抗から成り、第1中点電圧と、前記第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生する直列抵抗部と、前記第1中点電圧と基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、前記第2中点電圧と基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、前記第1及び第2コンパレータの出力信号が印加されるオアゲートと、前記第1及び第2コンパレータの出力信号が印加されるアンドゲートと、前記アンドゲートの出力信号が印加されるクロック端子、前記オアゲートの出力信号が印加されるリセット端子を有するフリップフロップ回路と、を具備することを特徴とする。
また本発明によるその他のリセット信号発生回路は、前記フリップフロップの出力をリセット信号とすることを特徴とする。
本発明の第1実施例及び第2実施例は、リセット信号の誤発生を防止しながら、IC化した場合のチップ面積を小さくすることと、低消費電力化することを同時に実現する。よって電源に電池を用いる電子機器などにおいても使用可能な、低消費電力でチップ面積の小さなリセット信号回路を提供することが可能となる。
更に第2実施例によっては、第1実施例の課題であった、電源投入時において、直列抵抗部の2つの中点電圧が逆転した場合に発生する不良動作が防止される。したがって第2実施例によって、電源電圧の変動に対し、より安定的なリセット回路を提供することが可能となる。
図1は本発明の第1実施例によるリセット信号発生回路を示す回路ブロック図である。図1において、11は電源電圧Vddと接地電圧間に直列に接続された複数のMOSトランジスタ11a〜11fからなる直列抵抗部、12は基準電位Vrefを発生する基準電圧源、13はMOSトランジスタ11c及び11dの接続中点の電圧と基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ、14はMOSトランジスタ11b及び11cの接続中点の電圧と基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ、15はコンパレータ13の出力端子をクロック端子に、コンパレータ14の出力端子をリセット端子に接続するDフリップフロップ、16はDフリップフロップの出力信号をリセット信号として次段に出力する出力端子である。ここで図1においては、直列抵抗部がMOSトランジスタ11a〜11fの6個の等しい抵抗値を持つMOSトランジスタから成るものとする。但し、MOSトランジスタの個数および各々の抵抗値は状況に応じ、任意に設定してよい。また、拡散抵抗などの単位面積あたりの抵抗値の大きなデバイスを用いることも可能である。
まず初期状態において、電源電圧Vddが0Vのとき、コンパレータ13および14は「L」レベルの信号を出力する。よって、Dフリップフロップ15のクロック端子及びリセット端子に「L」レベルの信号が印加されるため、Dフリップフロップ15のQ端子から「L」レベルの信号が出力される。
電源が投入されると、MOSトランジスタ11b及び11c、11c及び11dにそれぞれ2Vdd/3及び1/2Vddの中点電圧が発生する。電源電圧が上昇すると、まずコンパレータ14においてMOSトランジスタ11b及び11cの中点電圧が基準電圧Vrefより高くなり、コンパレータ14から「H」レベルの信号が発生し、Dフリップフロップ15のリセット端子に印加される。しかし、Dフリップフロップ15のリセット端子は、コンパレータ14の出力の立下りに応じてリセットされる端子であるため、Dフリップフロップ15のQ端子から出力される信号は「L」レベルである。Dフリップフロップ15のQ端子から出力された信号は、出力端子16から「L」レベルの信号として出力される。
更に電源電圧Vddが上昇し、11c及び11dの中点電圧が基準電圧Vrefより高くなり、コンパレータ13から「H」レベルの信号が発生し、Dフリップフロップ15のクロック端子に印加される。コンパレータ13の出力信号に応じて、Dフリップフロップ15のQ端子からは「H」レベルの信号が出力される。その為、出力信号16からリセット信号が発生することになる。
次に、電源電圧が所望の電圧から低下する場合を説明する。まず、電源電圧Vddが低下すると、MOSトランジスタ11c及び11dの中点電圧が基準電圧Vrefより低くなる。よって、コンパレータ13の出力信号は「H」レベルから「L」レベルの信号となる。Dフリップフロップ15のクロック端子は、コンパレータ13の出力信号の立ち下がりに応答するものではないので、Dフリップフロップ15はそのまま「H」レベルの出力信号を発生する。更に電源電圧Vddが低下し、MOSトランジスタ11b及び11cの中点電圧が基準電圧Vrefより低くなり、コンパレータ14の出力信号は「H」レベルから「L」レベルになり、Dフリップフロップ15はリセットされ、「L」レベルの信号がDフリップフロップ15から出力される。したがって、電源電圧Vddが低下する場合は、MOSトランジスタ11b及び11cの中点電圧が基準電圧Vrefより低くなる時点で、フリップフロップ15のQ端子の信号が「L」レベルに変化する。
このように、電源投入により電源電圧Vddが上昇する場合は、MOSトランジスタ11c及び11dの中点電圧が基準電圧Vrefより高くなる時点でリセット信号が発生し、電源電圧Vddが低下する場合には、MOSトランジスタ11b及び11cの中点電圧が基準電圧Vrefより低くなる時点で、リセット信号が停止する。図1によればリセット信号を停止させる閾値は、リセット信号を発生させる閾値より低くなる。その結果、リセット信号が発生した後、電源電圧Vddが変動しても、リセット信号の誤発生を防止することができる。また、低消費電力化のため、直列抵抗部にMOSトランジスタや拡散抵抗を用いた場合でも、従来のような直列抵抗の接続を切り換える構成を使わないので、リセット信号の発生・停止を決める閾値を確実に設定できる。
図2は本発明の第2の実施家の形態を示す図である。図2は図1に、コンパレータ13及び14の出力信号を入力とし、出力をDフリップフロップ15のクロック端子に印加するアンドゲート17、コンパレータ13及び14の出力信号を入力とし、出力をDフリップフロップ15のリセット端子に印加するオアゲート18を付加したことを特徴とする。
電源投入後に電源電圧Vddが上昇すると、先にコンパレータ14の出力信号が「H」レベルになり。アンドゲート17に印加される。アンドゲート17において、コンパレータ13の出力信号は「L」レベルなので、アンドゲート17の出力信号は「L」レベルのままである。一方、コンパレータ14の出力信号はオアゲート18を介して、Dフリップフロップ15のリセット端子に印加される。
電源投入後に電源電圧Vddが上昇すると、先にコンパレータ14の出力信号が「H」レベルになり。アンドゲート17に印加される。アンドゲート17において、コンパレータ13の出力信号は「L」レベルなので、アンドゲート17の出力信号は「L」レベルのままである。一方、コンパレータ14の出力信号はオアゲート18を介して、Dフリップフロップ15のリセット端子に印加される。
しかし、Dフリップフロップ15はオアゲート18の出力に応答せず、その出力信号は「L」レベルのままである。さらに電源電圧Vddが上昇し、コンパレータ13の出力が「H」レベルになると、アンドゲート17の出力信号は「H」レベルになり、Dフリップフロップ15の出力も「H」レベルになる。よって、出力端子16からリセット信号が発生する。またコンパレータ13の出力信号はオアゲート18にも印加される。オアゲート18の出力信号は既に「H」レベルになっているので、コンパレータ13の出力信号が「H」レベルになっても、オアゲート18の出力は変化しない。
第1実施例において、電源投入後に電源電圧Vddが上昇する際に、コンパレータ13がコンパレータ14より先のタイミングで「H」レベルの信号を発生することがある。このような場合、先にコンパレータ13の出力信号が発生すると、コンパレータ13の出力信号はオアゲート18を介してDフリップフロップ15のリセット端子に印加される。
しかし、Dフリップフロップ15はオアゲート18の出力に応答せず、リセット状態とならない。また、コンパレータ13の出力信号はアンドゲート17に印加されるが、コンパレータ14の出力レベルは「L」レベルなので、アンドゲート17の出力信号は「L」レベルである。続いて、コンパレータ14の出力信号が「H」レベルとなると、アンドゲート17の出力は「H」レベルになり、Dフリップフロップ15の出力は「H」レベルになり、リセット信号が発生する。よって、コンパレータ13及び14の出力タイミングが正常時と比べ逆になっても、コンパレータ14の出力変化に応答して、リセット信号を発生する。
次に電源電圧Vddが所望の電圧が確保されたレベルから低下する場合を説明する。まず正常な状態では、まずコンパレータ13の出力が「L」レベルになる。コンパレータ13の出力変化に応じて、アンドゲート17は「L」レベルに変化し、オアゲート18の出力は「H」レベルのままである。よって、Dフリップフロップ15の出力レベルは変わらない。続いて、コンパレータ14の出力が「L」レベルに変化すると、オアゲート18の出力が「L」に変化し、Dフリップフリップ15はリセットされる。よって、出力端子16から出力されていたリセット信号は停止する。
次に異常状態では先にコンパレータ14の出力が「L」に変化する。その変化に応答して、アンドゲート17の出力は「L」レベルになり、オアゲート18の出力は「H」レベルのままになるので、Dフリップフロップ15の状態は変化しない。更に、コンパレータ13の出力が「L」に変化すると、オアゲート18のみの出力が「L」レベルになり、Dフリップフロップ15はリセットされる。そのため、Dフリップフロップ15の出力は「L」レベルになり、リセット信号の発生は停止する。この場合も、コンパレータ13及び14の出力が変化するタイミングが、正常状態と比べ逆になっても、確実にコンパレータ14の出力変化で、リセット信号を停止させることができる。このように、異常状態でも、リセット信号を停止させる閾値を、リセット信号を発生させる閾値より低くできるので電源電圧の変動に起因するリセット信号の誤発生を防止できる。
以上説明したように本発明の第1実施例及び第2実施例は、リセット信号の誤発生を防止しながら、IC化した場合のチップ面積を小さくすることと、低消費電力化することを同時に実現する。よって電源に電池を用いる電子機器などにおいても使用可能な、低消費電力でチップ面積の小さなリセット信号回路を提供することが可能となる。更に第2実施例によっては、第1実施例の問題であった、コンパレータの不良動作が解消される。したがって第2実施例によって、電源電圧の変動に対し、更に安定的なリセット回路を提供することが可能となる。
1a〜1f 抵抗
2 基準電圧源
3 コンパレータ
4 インバータ
5 インバータ
6 スイッチMOSトランジスタ
7 出力端子
11a〜11f MOSトランジスタ
12 基準電圧源
13 コンパレータ
14 コンパレータ
15 Dフリップフロップ
16 出力信号
17 アンドゲート
18 オアゲート
2 基準電圧源
3 コンパレータ
4 インバータ
5 インバータ
6 スイッチMOSトランジスタ
7 出力端子
11a〜11f MOSトランジスタ
12 基準電圧源
13 コンパレータ
14 コンパレータ
15 Dフリップフロップ
16 出力信号
17 アンドゲート
18 オアゲート
Claims (4)
- 電源電圧を分割する複数の抵抗から成り、第1中点電圧と、前記第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生する直列抵抗部と、
前記第1中点電圧と基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、
前記第2中点電圧と基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、
前記第1コンパレータ出力が印加されるリセット端子、前記第2コンパレータの出力が印加されるクロック端子を有するフリップフロップと、
を具備することを特徴とするヒステリシスコンパレータ - 前記フリップフロップの出力をリセット信号とする請求項1記載のリセット信号発生回路
- 電源電圧を分割する複数の抵抗から成り、第1中点電圧と、前記第1中点電圧より高い第2中点電圧を発生する直列抵抗部と、
前記第1中点電圧と基準電圧とを比較する第1のコンパレータと、
前記第2中点電圧と基準電圧とを比較する第2のコンパレータと、
前記第1及び第2コンパレータの出力信号が印加されるオアゲートと、
前記第1及び第2コンパレータの出力信号が印加されるアンドゲートと、
前記アンドゲートの出力信号が印加されるクロック端子、前記オアゲートの出力信号が印加されるリセット端子を有するフリップフロップ回路と、
を具備することを特徴とするヒステリシスコンパレータ - 前記フリップフロップの出力をリセット信号とする請求項3記載のリセット信号発生回路
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