JP4213540B2 - 振動発電用振動子 - Google Patents

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Description

本発明は、機械的な振動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電技術に関し、特に、振動エネルギーにより可変容量を変化させて発電する可変容量型振動発電に適用して有効な技術に関するものである。
たとえば、IEEE Trans.VLSI Systems、pp.64−76,Vol.9、no.1,2001.(非特許文献1)には、振動エネルギーに共振して動作する振動子と固定端に電極を設け、該振動子の動作により電極間の距離を変化させることで容量変化を実現した可変容量を用いて、該可変容量の電極に電荷を与え電荷により対向電極間にクーロン引力が働き、振動子の動作がこれに抗して仕事をしたエネルギーを電気エネルギーに変換することで、振動エネルギーより発電する技術が記載されている。
IEEE Trans.VLSI Systems、pp.64−76,Vol.9、no.1,2001.
ところが、上記のような振動エネルギーを電気エネルギーに変換する発電技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、可変容量型振動子は,振動板の形状を所望する動作以外の動作モードを考慮せずに振動版の形状およびサイズのみ決定しているため、振動子は所望する動作以外に様々な動作をしてしまい、振動による容量変化に影響を与え所望の容量変化を得られていない。
また、振動子に与える外部振動の周波数を既知のものとしているため、外部振動の周波数が変化した場合、タイミングのずれが生じる。これらの問題のため可変容量型振動子による発電は発電効率が下がる、あるいは発電できなくなるという問題がある。
本発明の目的は、容量型振動発電の発電効率を大幅に向上することのできる振動発電用振動子を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の振動発電用振動子は、第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、第2の容量を構成する第3、および第4の電極と、該第1、および第4の電極を設けた振動子と、該第2、および第4の電極を設けた電極用台座と、振動子を電極用台座に固定する振動子支持台座と、第1〜第4の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、該振動子は、自由振動を行うおもりと、該おもりを支持する2枚の振動板とより、該振動板は、互いに平行をなすように、おもりの第1の面、およびそれに対向する第2の面を挟み込んで支持し、振動子は、振動エネルギーで動作することによって該振動子に設けられた第1、および第3の電極と、第2、および第3の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させるものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明の振動発電用振動子は、第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、該第1、および第2の電極を設けた振動子と、該振動子を電極用台座に固定する振動子支持台座と、第1、ならびに第2の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、該振動子は、自由振動を行うおもりと、該おもりを支持する2枚の振動板とより、該振動板は、互いに平行をなすように、おもりの第1の面、およびそれに対向する第2の面を挟み込んで支持し、振動子は、振動エネルギーで動作することによって該振動子に設けられた第1、および第2の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させるものである。
また、本発明の振動発電用振動子は、第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、該第1、および第2の電極を設けた振動子と、該振動子を電極用台座に固定する振動子支持台座と、第1、ならびに第2の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、振動子は、自由振動を行うn−1個のおもりと、該n−1個のおもりを支持するn個の振動板とより、該n個の振動板は、互いに平行をなすように、n−1個のおもりにおける第1の面、およびそれに対向する第2の面をそれぞれ挟み込んで支持し、振動子は、振動エネルギーで動作することによって該振動子に設けられた第1、および第2の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)振動子に平行な振動板を用いることにより、発電用振動子における容量のロスを減らし、発電効率を向上させることができる。
(2)また、振動子の動作をモニタすることにより最適なタイミングで電荷の出し入れをし、発電用振動子の発電効率を向上させることができる。
(3)さらに、上記(1)、(2)により、高性能で、かつ信頼性の高い振動発電機を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による可変容量型振動子の構成を示す側面図、図2は、図1の可変容量型振動子における上面図、図3は、本発明の実施の形態1による可変容量型振動子の他の構成を示す側面図、図4は、本発明の実施の形態1による振動発電機の一例を示すブロック図である。
本実施の形態1において、可変容量型振動子(振動発電用振動子)1は、図1に示すように、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、および電極用配線端子(電極用端子)10,11から構成されている。
振動板4,5は、たとえば、長方形の板からなり、該振動板4,5の長手方向に伸びる一方の端部におもり2が、該振動板4,5の長手方向に伸びる他方の端部にスペーサ3がそれぞれ挟み込まれた構造からなる。
そして、これらおもり2、スペーサ3、および振動板4,5により、振動子12が構成されており、振動板4,5におけるおもり2とスペーサ3とが接していない空間部分がバネとして働く。
この振動子12において、下側の振動板5におけるスペーサ3が位置する面の反対面には、たとえば、直六面体からなる振動子支持台座9の上面に固定されている。振動子支持台座9の下面は、電極用台座8に固定されており、前述した振動子12のバネ部分とおもり2は、電極用台座8との間に平行な空間を有した構造となっている。
振動板5におけるおもり2が位置する面の反対面には、たとえば、長方形状の電極(第1の電極)6が設けられており、該電極6に対向する振動子支持台座9の上面には、該電極6と同じ形状の電極(第2の電極)7が設けられている。これら電極6,7によって容量が構成される。電極6,7は、出力配線がそれぞれ接続されており、該出力配線には、電極用配線端子10,11がそれぞれ接続されている。
このように、2枚の振動板4,5によっておもり2を保持することにより、該おもり2が対向する電極7と平行を保ちながら振動させることができるので、振動方向以外の不要なモーメントの発生を大幅に低減することができる。
図2は、可変容量型振動子1の構成を示す上面図である。図示するように、振動板4は、おもり2より幅細でも、あるいは幅広でも構わなく、振動板4とおもり2とは幅が一致し中心線が揃っていることが望ましい。
振動板5は、振動板4と同じ大きさなので、図1では振動板4と重なっている。また、振動板4が電極を兼ねる、対向電極用台座8が電極を兼ねていてもよい。
振動板4,5は、おもり2、スペーサ3をそれぞれ挟み込む構造ではなく、おもり2のスペーサ3側の上端を振動板4が、下端を振動板5が支持し、スペーサ3のおもり2側の上端を振動板4が、下端を振動板5が支持する形状であってもよい。この場合、電極6はおもり2に設けられている。
可変容量型振動子1を形成する方法としては、たとえば金属や絶縁物を削り出し、組み立て形成することにより可能である。
また、Si(シリコン)プロセスを用いても図1の構造を形成することが可能であり、以下に、Siプロセスによる一例を示す。
電極用台座8にシリコンウエハ基盤を用い、Al(アルミニウム)などの金属皮膜を蒸着し、電極のサイズにエッチングして電極7、電極用配線端子11を設ける。続いて、先述した電極間の空間となる部分に犠牲層となるPSG(酸化シリコン)を堆積した後、振動子支持台座9を設けるためのアンカーエッチングを行う。
そして、振動子支持台座9となる絶縁物ナイトライド皮膜を先述犠牲層と同じ厚さを堆積し、電極6、電極用配線端子10用にAlなどの金属皮膜を蒸着しエッチングし、酸化膜を堆積し振動板5とし,PSGを堆積し、先述した振動板4,5の空間となる部分を残してアンカーエッチングを行う。
その後、おもり2、およびスペーサ3となる絶縁物ナイトライド皮膜を先述した犠牲層と同じ程度の厚さに堆積し、振動板4として酸化膜を堆積し、最後に犠牲層をHF(フッ酸)などで取り除く。
犠牲層を取り除く際に、犠牲層とその他の酸化膜のエッチングレート比を大きくするために酸化膜にナイトライド系の膜を用いる。また、振動板5を電極として用いるには、先述した電極6の工程を省き、振動板4,5に金属皮膜を用いる。
さらに、電極用台座8を電極として用いるには、先述した電極7の工程を省き、電極用台座シリコンウエハ基盤に電極のサイズの高濃度イオンを打ち込む。
図3は、可変容量型振動子(振動発電用振動子)1aの他の構成例を示す側面図である。
可変容量型振動子1aは、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、電極用配線端子10,11からなる図1の構成に、新たにストッパ13〜16が設けられている。
また、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、ならびに電極用配線10,11における構造は、図1の可変容量型振動子1と同様であるので説明は省略する。
この場合も、おもり2、スペーサ3、および振動板4,5によって振動子12が構成されており、振動板4,5におけるおもり2とスペーサ3とが接していない空間部分がバネとして働く。
振動子支持台座8の電極7近傍には、ストッパ(接触防止突起)13,14が設けられている。これらストッパ13,14は、振動子支持台座8から突出するように設けられている。ストッパ13,14は、電極6が電極7に近づいた際に接触しショート防止のために設けられている。ストッパ13,14のうち、いずれか一方、あるいは2つ以上であっても構わない。
ストッパ(振動抑制用突起)15,16は、たとえば、J字状断面の部材からなる。ストッパ15の一方の端部は、対向電極用台座8の長手方向における一方の端部に固定されており、ストッパ16の一方の端部は、対向電極用台座8の長手方向における他方の端部に固定されている。
ストッパ15,16の他方の端部は振動板4の上方に位置しており、該ストッパ15,16は、先述した振動子の電極6,7が離れる際、電極間が離れすぎて振動板4,5が破壊するのを避けるために設けられている。
ストッパ15,16は、どちらか一方、または2つ以上であっても構わない。さらに、電極接触防止用のストッパ13,14と振動板破壊防止用のストッパ15,16は、電極接触防止用ストッパ単独、あるいは振動板破壊防止用ストッパのどちらか一方のみ用いても構わない。
また、振動板5が電極を兼ねてもよいし、対向電極用台座8が電極を兼ねていても構わない。また、振動板4,5は、おもり2、スペーサ3を挟み込む構造ではなく、おもり2のスペーサ側の上端を振動板4が、下端を振動板5が支持し、スペーサ3のおもり側の上端を振動板4が、下端を振動板5が支持する形状であっても構わない。この場合、電極6はおもり2に設けられている。
図4は、可変容量型振動子1(,1a)を用いて振動エネルギーを電気エネルギーに変換して発電する振動発電機の一例を示すブロック図である。
振動発電機は、図4に示すように、容量型振動発電機制御回路17、および図1(または図3)で示した可変容量型振動子1(,1a)から構成されている。容量型振動発電機制御回路17は、可変容量型振動子1(,1a)における振動子12の容量変化に対応して電荷の出し入れを行い、発電を行う。
それにより、本実施の形態1によれば、振動板4,5によっておもり2を保持することにより、振動子12における容量のロスを低減し、発電効率を大幅に向上することができる。
また、ストッパ13,14を設けることにより、振動板4,5と電極6,7との接触を確実に防止することができ、ストッパ15,16を設けることにより、振動板4,5の過振動を確実に防止することができ、可変容量型振動子1aの発電効率と信頼性とを向上させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本実施の形態2による可変容量型振動子の構成を示す側面図、図6は、図5の
可変容量型振動子における上面図である。
本実施の形態2において、可変容量型振動子(振動発電用振動子)1bは、図5に示すように、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、ならびに電極用配線端子10,11から構成されており、前記実施の形態1に示す図1と異なる点は、振動板4,5が、複数の振動板41 〜4n ,51 〜5n によって構成されていることである。
図6は、可変容量型振動子1bにおける上面図である。
図示するように、振動板41 〜4n ,51 〜5n は、おもり2、およびスペーサ3を等間隔で挟み込むように並べられている。この振動板はそれぞれ2枚以上であれば何枚でもよく、等間隔に並べられた振動板41 〜4n とおもり2とは中心線が揃っていることが望ましい。
振動板51 〜5n は、振動板41 〜4n と同じ位置に配置(図5)されており、図6では、振動板41 〜4n と重なっている。また、振動板41 〜4n が電極を兼ねてもよいし、対向電極用台座8が電極を兼ねていても構わない。
特に、この場合、振動板41 〜4n ,51 〜5n におけるおもり2、およびスペーサ3が重なる部分は全面が振動板となっていて構わない。また、振動板41 〜4n ,51 〜5n は、おもり2、スペーサ3を挟み込む構造ではなく、おもり2のスペーサ側の上端を振動板41 〜4n が、下端を振動板51 〜5n が支持し,スペーサ3のおもり側の上端を振動板41 〜4n が、下端を振動板51 〜5n が支持する形状であっても構わない。この場合、電極6はおもり2に設けられている。
また、可変容量型振動子1bにおいては、おもり2、スペーサ3、および振動板41 〜4n ,51 〜5n によって振動子12が構成されており、振動板41 〜4n ,51 〜5n におけるおもり2とスペーサ3とが接していない空間部分がバネとして働く。
可変容量型振動子1bを形成する方法は、前記実施の形態1(図1)と同様の方法を用いることができるが、Siプロセスを用いた際に、振動板41 〜4n ,51 〜5n は一定間隔のスペースがあいているので犠牲層エッチング液が浸透しやすいという特徴を有することになる。
それにより、本実施の形態2においても、振動子12における容量のロスを低減し、発電効率を大幅に向上することができる。
(実施の形態3)
図7は、本実施の形態3による可変容量振動子の構成を示す側面図、図8は、図7の可変容量振動子における上面図である。
本実施の形態3において、可変容量型振動子(振動発電用振動子)1cは、図7に示すように、複数のおもり21 〜2n-1 、複数のスペーサ31 〜3n-1 、複数の振動板181 〜18n 、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、および電極用配線10,11から構成されている。
振動板181 (〜18n )は、前記実施の形態1の図1に示した振動板4と同じ形状からなり、これら振動板181 〜18n の間に、おもり21 〜2n-1 とスペーサ31 〜3n-1 とをそれぞれ挟み込んだ構成となっている。
たとえば、振動板181 と振動板182 との間におもり21 、およびスペーサ31 が挟み込まれ、振動板182 と振動板183 との間には、おもり22 、ならびにスペーサ32 が挟み込まれている。そして、最後には、振動板18n-1 と振動板18n との間におもり2n-1 、およびスペーサ3n-1 が挟み込まれている。
また、可変容量型振動子1cでは、おもり21 〜2n-1 、スペーサ31 〜3n-1 、ならびに振動板181 〜18n によって振動子12が構成されており、振動板181 〜18n におけるおもり2とスペーサ31 〜3n-1 とが接していない空間部分がバネとして働く。
また、その他の構造は、前記実施の形態1の図1に示す可変容量型振動子1と同様であるので、説明は省略する。
図8は、可変容量型振動子1cの上面図である。
振動板181 (〜18n )は、おもり21 (〜2n-1 )より幅細でも、あるいは幅広でもよく、振動板181 (〜18n )とおもり21 (〜2n-1 )とは幅が一致し中心線が揃っていることが望ましい。振動板182 〜18n は、振動板181 と同じ大きさなので、図8においては振動板181 と重なっている。
なお、振動板181 〜18n は、2枚以上であれば何枚であっても構わない。それに伴い、おもり、およびスペーサの数も決まる。また、振動板18n が電極を兼ねる、対向電極用台座8が電極を兼ねていても構わない。さらに、振動板181 〜18n はおもり21 〜2n-1 、スペーサ31 〜3n-1 を挟み込む構造ではなく、たとえば、おもり21 〜2n-1 が分割しておらず、スペーサ側の上端から等間隔で振動板181 〜18n が支持し、スペーサ31 〜3n-1 が分割しておらず、おもり側の上端から等間隔で振動板181 〜18n が支持する形状であってもよい。この場合、電極6はおもり2に設けられている。
それにより、本実施の形態3でも、振動子12における容量のロスを低減し、発電効率を大幅に向上することができる。
(実施の形態4)
図9は、本実施の形態4による可変容量型振動子の構成を示す側面図、図10は、図9の可変容量型振動子を用いて構成された振動発電機のブロック図である。
本実施の形態4において、可変容量型振動子1dは、図9に示すように、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、および電極用配線端子10,11からなる前記実施の形態1の図1と同様の構成に、新たに電極6a,7a、対向電極用台座8a、振動子支持台座9a、電極用配線端子(電極用端子)10a,11a、およびストッパ19〜22が設けられた構成となっている。
また、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、電極6,7、対向電極用台座8、振動子支持台座9、および電極用配線端子10,11における構造は、前記実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。
対向電極台座8の電極7近傍には、ストッパ(接触防止突起)19,20が設けられている。これらストッパ19,20は、振動子支持台座8から突出するように設けられており、電極6が電極7に近づいた際に接触しショート防止のために設けられている。
振動板4におけるスペーサ3を挟み込んだ面の反対面には、振動子支持台座9aの長手方向の一方の端部が固定されている。この振動子支持台座9aの固定された面の反対面には、電極用台座8aが固定されている。
振動板4におけるおもり2が位置する面の反対面には、たとえば、長方形状の電極(第3の電極)6aが設けられている。この電極6aに対向する対向電極用台座8aの下面には、電極6と同じ形状の電極(第4の電極)7aが設けられている。
対向電極用台座8aにおいて、電極7a近傍には、ストッパ(振動抑制用突起)21,22が設けられている。これらストッパ21,22は、振動子支持台座8aから突出するように設けられており、電極6aが電極7aに近づいた際に接触しショート防止のために設けられている。電極6a,7aには、出力配線がそれぞれ接続されており、該出力配線には、電極用配線端子10a,11aがそれぞれ接続されている。
また、可変容量型振動子1dにおいては、おもり2、スペーサ3、ならびに振動板4,5によって振動子12が構成されており、振動板4,5におけるおもり2とスペーサ3とが接していない空間部分がバネとして働くことになる。
そして、可変容量型振動子1dにおいては、電極6,7によって発電用可変容量(第1の容量)となる容量が構成され、電極6a,7aによってタイミング制御用リファレンス容量(第2の容量)となるもう一方の容量が構成される。ここで、電極6,7によって構成される可変容量と電極6a,7aで構成される可変容量とは、容量値の位相が180°反転している。
このような構成の可変容量型振動子1dを、たとえば、前記実施の形態1に示した振動発電機(図4)に用いることにより、発電電力を2倍にすることができる。
図10は、可変容量型振動子1dを用いて構成した振動発電機のブロック図である。
この振動発電機は、容量型振動発電機制御回路23、タイミングモニタ回路24、および可変容量型振動子1dから構成されている。
タイミングモニタ回路24は、可変容量型振動子1dにおけるタイミング制御用リファレンス容量に基づいて振動子の動作位相をモニタし、振動子の容量変化の最適なタイミングを検知する。
容量型振動発電機制御回路23は、タイミングモニタ回路24の検出結果に基づいて電荷の出し入れを行い、発電する。
それにより、本実施の形態4においては、電極6a,7aで構成されたタイミング制御用リファレンス容量をモニタすることにより、振動子12における容量変化の最適なタイミングを検出することができるので、高効率な発電を実現することができる。
(実施の形態5)
図11は、本実施の形態5による可変容量型振動子の構成を示す側面図、図12は、図11の可変容量型振動子に設けられた振動子の底面図である。
本実施の形態5において、可変容量型振動子(振動発電用振動子)1eは、図11に示すように、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、対向電極用台座8、および振動子支持台座9からなる前記実施の形態1の図1と同様の構成に、電極25〜28、ならびに電極用配線端子(電極用端子)29〜32が新たに設けられた構成となっている。
また、おもり2、スペーサ3、振動板4,5、対向電極用台座8、および振動子支持台座9の構成については、前記実施の形態1の図1と同様であるので説明は省略する。
振動板5におけるおもり2が位置する面の反対面には、たとえば、長方形状の電極(第1の電極)25、および電極(第3の電極)26が並設されており、該電極25,26に対向する対向電極用台座8の上面には、該電極25,26と同じ形状の電極(第2の電極)27、ならびに電極(第4の電極)28が並設されている。この場合、電極25,27によって容量が構成され、電極26,28によってもう一方の容量が構成される。
電極25,26には、出力配線がそれぞれ接続されており、該出力配線には、電極用配線端子29,30がそれぞれ接続されている。同様に、電極27,28にも、出力配線がそれぞれ接続されており、該出力配線には、電極用配線端子31,32がそれぞれ接続されている。
また、可変容量型振動子1eでは、おもり2、スペーサ3、ならびに振動板4,5によって振動子12が構成されており、振動板4,5におけるおもり2とスペーサ3とが接していない空間部分がバネとして働くことになる。
図12は、可変容量型振動子1eにおける振動子12の底面図であり、電極25,26に接続された電極用配線端子29,30までの配線を対向する長辺部近傍に形成することにより、該配線が接触しないように回避する一例を示している。
可変容量型振動子1eは、たとえば、前記実施の形態4に示した振動発電機(図10)に用いることができる。前記実施の形態4に示した振動発電機では、発電用可変容量とリファレンス用可変容量とが、180°位相がずれて動作していたが、可変容量型振動子1eを用いる場合には、発電用可変容量(たとえば、電極25,27で構成される可変容量)とリファレンス用可変容量(たとえば、電極26,28で構成される可変容量)とは、同相で動作することになる。
それにより、本実施の形態5においても、電極26,28で構成されたタイミング制御用リファレンス容量をモニタすることにより、振動子12における容量変化の最適なタイミングを検出することができるので、高効率な発電を実現することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の実施の形態1による可変容量型振動子の構成を示す側面図である。 図1の可変容量型振動子における上面図である。 本発明の実施の形態1による可変容量型振動子の他の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1による振動発電機の一例を示すブロック図である。 本実施の形態2による可変容量型振動子の構成を示す側面図である。 図5の可変容量型振動子における上面図である。 本実施の形態3による可変容量振動子の構成を示す側面図である。 図7の可変容量振動子における上面図である。 本実施の形態4による可変容量型振動子の構成を示す側面図である。 図9の可変容量型振動子を用いて構成された振動発電機のブロック図である。 本実施の形態5による可変容量型振動子の構成を示す側面図である。 図11の可変容量型振動子に設けられた振動子の底面図である。
符号の説明
1 可変容量型振動子(振動発電用振動子)
1a〜1e 可変容量型振動子(振動発電用振動子)
2 おもり
1 〜2n-1 おもり
3 スペーサ
1 〜3n-1 スペーサ
4 振動板
1 〜4n 振動板
5 振動板
1 〜5n 振動板
6 電極(第1の電極)
6a 電極(第3の電極)
7 電極(第2の電極)
7a 電極(第4の電極)
8 対向電極用台座
8a 対向電極用台座
9 振動子支持台座
9a 振動子支持台座
10 電極用配線端子(電極用端子)
10a 電極用配線端子(電極用端子)
11 電極用配線端子(電極用端子)
11a 電極用配線端子(電極用端子)
12 振動子
13,14 ストッパ(接触防止突起)
15,16 ストッパ(振動抑制用突起)
17 容量型振動発電機制御回路
181 〜18n 振動板
19,20 ストッパ(接触防止突起)
21,22 ストッパ(接触防止突起)
23 容量型振動発電機制御回路
24 タイミングモニタ回路
25 電極(第1の電極)
26 電極(第3の電極)
27 電極(第2の電極)
28 電極(第4の電極)
29〜32 電極用配線端子(電極用端子)

Claims (10)

  1. 第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、
    第2の容量を構成する第3、および第4の電極と、
    前記第1、および第3の電極を設けた振動子と、
    前記第2、および第4の電極を設けた電極用台座と、
    前記振動子を前記電極用台座に固定する振動子支持台座と、
    前記第1〜第4の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、
    前記振動子は、
    自由振動を行うおもりと、
    前記おもりを支持する2枚の振動板とよりなり
    前記振動板は、互いに平行をなすように、前記おもりの第1の面、およびそれに対向する第2の面を挟み込んで支持し、
    前記振動子は、振動エネルギーで動作することによって前記振動子に設けられた第1、および第3の電極と、前記第2、および第4の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させることを特徴とする振動発電用振動子。
  2. 請求項1記載の振動発電用振動子において、
    前記第1の電極は、前記振動子の第1の面に設けられ、
    前記第3の電極は、前記第1の面に対向する前記振動子の第2の面に設けられ、
    前記第2の電極は、前記第1の電極に対向するように前記電極用台座に設けられ、
    前記第4の電極は、前記第3の電極に対向するように前記電極用台座に設けられたことを特徴とする振動発電用振動子。
  3. 請求項1記載の振動発電用振動子において、
    前記第1、および第3の電極は、前記振動子の第1の面に設けられ、
    前記第2、ならびに第4の電極は、前記第1の電極と前記第3の電極とにそれぞれ対向するように前記電極用台座に設けられたことを特徴とする振動発電用振動子。
  4. 請求項1記載の振動発電用振動子において、
    前記第1の電極は、前記振動子の第1の面に設けられ、
    前記第3の電極は、前記第1の面に対向する前記振動子の第2の面に設けられ、
    前記第2の電極は、前記第1の電極に対向するように前記電極用台座に設けられ、
    前記第4の電極は、前記第3の電極に対向するように前記電極用台座に設けられ、
    前記電極用台座は、前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記第1、および第3の電極と前記第2、ならびに第4の電極との接触を防止する接触防止突起を設けたことを特徴とする振動発電用振動子。
  5. 請求項1記載の振動発電用振動子において、
    前記第1、および第3の電極は、前記振動子の第1の面に設けられ、
    前記第2、ならびに第4の電極は、前記第1の電極と前記第3の電極とにそれぞれ対向するように前記電極用台座に設けられ、
    前記電極用台座は、
    前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記第1、および第3の電極と前記第2、ならびに第4の電極との接触を防止する接触防止突起と、
    前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記振動板の過振動を抑制する振動抑制用突起とを備えたことを特徴とする振動発電用振動子。
  6. 第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、
    前記第1、および第2の電極を設けた振動子と、
    前記振動子を電極用台座に固定する振動子支持台座と、
    前記第1、ならびに第2の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、
    前記振動子は、
    自由振動を行うおもりと、
    前記おもりを支持する2枚の振動板とよりなり
    前記振動板は、互いに平行をなすように、前記おもりの第1の面、およびそれに対向する第2の面を挟み込んで支持し、
    前記振動子は、振動エネルギーで動作することによって前記振動子に設けられた第1、および第2の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させることを特徴とする振動発電用振動子。
  7. 第1の容量を構成する第1、および第2の電極と、
    前記第1、および第2の電極を設けた振動子と、
    前記振動子を電極用台座に固定する振動子支持台座と、
    前記第1、ならびに第2の電極にそれぞれ接続され、外部から電荷の出し入れを行う電極用端子とを備え、
    前記振動子は、
    自由振動を行うn−1個のおもりと、
    前記n−1個のおもりを支持するn枚の振動板とよりなり
    前記n個の振動板は、互いに平行をなすように、前記n−1個のおもりにおける第1の面、およびそれに対向する第2の面をそれぞれ挟み込んで支持し、
    前記振動子は、振動エネルギーで動作することによって前記振動子に設けられた第1、および第2の電極との距離がそれぞれ変化することで容量を変化させることを特徴とする振動発電用振動子。
  8. 請求項6または7記載の振動発電用振動子において、
    前記電極用台座は、前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記第1の電極と前記第2の電極との接触を防止する接触防止突起を備えたことを特徴とする振動発電用振動子。
  9. 請求項6または7記載の振動発電用振動子において、
    前記電極用台座は、
    前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記第1の電極と前記第2の電極との接触を防止する接触防止突起と、
    前記振動子が振動エネルギーで動作する際に、前記振動板の過振動を抑制する振動抑制用突起とを備えたことを特徴とする振動発電用振動子。
  10. 請求項6、8、または9のいずれか1項に記載の振動発電用振動子において、
    前記振動板は、
    前記おもりの第1の面を支持する2枚以上からなる第1の振動板と、
    前記おもりの第2の面を支持する2枚以上からなる第2の振動板とから構成されていることを特徴とする振動発電用振動子。
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