JP4205980B2 - 端末装置およびプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
アプリケーションプログラムの設計自由度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
スケジューラやゲームなどのアプリケーションを実現するためのアプリケーションプログラムを実行可能な携帯電話機が普及している。この種の携帯電話機では、アプリケーションプログラムの実行が、通話により中断・再開されることがある。このような中断・再開のための技術として、例えば、特許文献1には、アプリケーションプログラムの実行中に着呼要求があり当該要求を受け付ける操作が為された時に、アプリケーションプログラムの実行を中断するとともに通話を可能とし、その後、終話操作が為された時に、終話を行うとともに当該プログラムの実行を再開する、という技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−77458号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、携帯電話機のような個人的な装置には、ユーザの置かれている状況に応じて挙動を変化させることが望まれている。しかし、上述の技術では、中断時に携帯電話機が表示していた画面がそのまま再開時に表示されることになる。つまり、アプリケーションプログラムの実行が中断されている間にユーザに何が起きようとも、再開時に表示される画面は中断時に表示されていた画面そのものとなり、画一的である。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、中断されている間に生じた事象に応じて再開後の挙動を変えるアプリケーションを実現させるためのアプリケーションプログラムを実行する機能を有する端末装置と、端末装置に当該機能を実現させるためのプログラムとを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、予め定められた第1の事象の発生を検出し、該事象を示す第1の事象データを生成する検出手段と、前記検出手段により前記第1の事象の発生が検出されたことに応じて、アプリケーションプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションをサスペンドするサスペンド手段と、前記検出手段により生成された前記第1の事象データを記憶する記憶手段と、前記サスペンド手段によりサスペンドされた前記アプリケーションをレジュームするレジューム手段と、前記記憶手段に記憶された前記第1の事象データを、前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す引渡し手段とを有する端末装置を提供する。
【0007】
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置に、予め定められた1の事象の発生を検出し、該事象を示す第1の事象データを生成する検出手段と、前記検出手段により前記第1の事象の発生が検出されたことに応じて、アプリケーションプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションをサスペンドするサスペンド手段と、前記検出手段により生成された前記第1の事象データを記憶する記憶手段と、前記サスペンド手段によりサスペンドされた前記アプリケーションをレジュームするレジューム手段と、前記記憶手段に記憶された前記第1の事象データを前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す引渡し手段とを実現させるプログラムを提供する。
【0008】
このような端末装置およびプログラムを用いると、ある事象の発生によりアプリケーションをサスペンドする際には、該事象を示す事象データが記憶され、サスペンドされていたアプリケーションのレジューム後に、該事象データがレジュームされたアプリケーションへ引渡される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
【0010】
[A.構成]
(1:通信システムの構成)
図1は、本発明に係る端末装置を含む通信システムの構成例を示す図である。図1に示されるように、この通信システムは、端末装置10と、移動パケット通信網20と、移動電話網30とを有している。なお、図1では、1つの端末装置10のみが例示されているが実際には複数の端末装置が存在する。
【0011】
移動パケット通信網20は、基地局21を含んでおり、基地局21の形成する無線エリアに在圏する端末装置10に対してパケット通信サービスを提供することができる。また、移動電話網30は、基地局31を含んでおり、基地局31の形成する無線エリアに在圏する端末装置10に対して移動電話サービスを提供することができる。
【0012】
端末装置10は、オブジェクト指向のプログラミング言語の1つであるJava(登録商標)で記述されたプログラムを実行するためのJava実行環境を備えた携帯電話機である。この端末装置10は、上記Java実行環境で解釈および実行可能なJavaバイトコードで構成されているアプリケーションプログラム(以下、「JavaAPP」と称する)を記憶している。そして、この端末装置10はJavaAPPの実行をユーザに指示されると、このJavaAPPを構成するJavaバイトコードをRAM(Random Access Memory)などに展開し、展開したJavaバイトコードを上記Java実行環境を用いて解釈することにより、実行することができる。このJavaAPPは、スケジューラ機能を端末装置10に実現させるためのアプリケーションプログラムであり、図2に示すフローチャートに従った動作を端末装置10に行わせるものである。このJavaAPPを実行中の端末装置10は、図2に示されるように、まず、図3に示すスケジュール登録画面を端末装置10の表示部に表示させる。そして、図3に示すスケジュール登録画面を視認したユーザは端末装置10の操作部を操作することにより、各自のスケジュールを示すデータを端末装置10へ入力し記憶させることができる。なお、本実施形態では、端末装置10に記憶されているJavaAPPがスケジューラ機能を実現させるためアプリケーションプログラムである場合について説明するが、係るJavaAPPは、ゲーム機能を実現させるためのアプリケーションプログラムであっても良く、また待ち受け機能を実現させるためのアプリケーションプログラムであっても良い。
【0013】
この端末装置10は、在圏する無線セルを形成する基地局21と無線通信を行い、移動パケット通信網20を介して電子メールを送受信することができる。また、端末装置10は、在圏する無線セルを形成する基地局31と無線通信を行い、移動電話網30を介して音声通話を行うことができる。この端末装置10は、上記JavaAPPを実行中に、移動電話網30を介して通話呼び出しされたり、移動パケット通信網20を介して電子メールを受信したりすると、JavaAPPの実行をサスペンドする。ここで、JavaAPPの実行をサスペンドするとは、端末装置10がJavaAPPの実行中にユーザにより入力されたデータや実行中のJavaAPPを構成するJavaバイトコードをRAMへ展開したまま、そのJavaAPPを構成しているJavaバイトコードを解釈し実行することを中断することである。このように、JavaAPPの実行がサスペンドされても、JavaAPPを構成するJavaバイトコードの解釈および実行が中断されるだけであるから、サスペンドされる以前にユーザにより入力されたデータはそのまま保持される。そして、この端末装置10は、通話が終了した後や、電子メールを受信してから所定の時間が経過した後に、サスペンドされているJavaAPPの実行をレジュームする。なお、JavaAPPの実行をレジュームするとは、サスペンドされた時点からJavaバイトコードの解釈および実行を再開することである。より詳細に説明すると、このJavaAPPには、レジュームされる場合にのみ呼出されるメソッド(以下、「レジュームメソッド」と称する)が内包されており、このレジュームメソッドが呼出されることによりレジュームされる。このレジュームメソッドが呼出されると端末装置10は、図4に示す処理を行った後に、サスペンドされた時点からJavaバイトコードの解釈および実行を再開し、図2に示す処理を再開する。
【0014】
(2:端末装置10の構成)
次に、図5を参照しつつ端末装置10のハードウェア構成を説明する。図5に示されるように、端末装置10は、制御部510と、表示部520と、操作部530と、計時部540と、無線通信部550と、音声入出力部560、記憶部570と、これら各要素間のデータ授受を仲介するバス580とを有している。
【0015】
制御部510は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部570に格納されているソフトウェアを実行することにより端末装置10の各部を中枢的に制御するものである。表示部520は、例えば液晶ディスプレイとその駆動回路であり、制御部510から引渡されたデータに応じた画像を表示する。操作部530は、数字や文字、操作指示などをユーザに入力させるための複数の操作子を備えており、これらの操作子の操作内容に応じたデータを制御部510へ引渡す。計時部540は、計時機能を備えており現在時刻を示すデータを制御部510へ供給するためのものである。
【0016】
無線通信部550は、アンテナなどを備えており、基地局21や、基地局31と無線通信するためのものである。この無線通信部550は、基地局21から送信されてくるパケットを受信し、受信したパケットを制御部510へ引渡すと共に、制御部510から引渡されたパケットを基地局21へ送出する。また、無線通信部550は、基地局31から送信されてきた音声信号を受信すると、受信した音声信号を音声入出力部560へ引渡すと共に、音声入出力部560から引渡された音声信号を基地局31へ送出する。音声入出力部560は、スピーカーやマイクロホン、音声信号の符号化および復号化を行う音声CODEC(いずれも図示省略)を備えており、無線通信部550から引渡された音声信号に応じた音声をスピーカーに放音させると共に、マイクロホンにより集音した音声に応じた音声信号を無線通信部550へ引渡すものである。
【0017】
記憶部570は、揮発性記憶部571と不揮発性記憶部572とを有している。揮発性記憶部571は、例えばRAMであり、ソフトウェアを実行中の制御部510によりワークエリアとして使用される。不揮発性記憶部572は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)であり、上述したJavaAPPを格納している。より詳細に説明すると、不揮発性記憶部572には、上述したJavaAPPを内包するJAR(Java ARchive)ファイルが格納されている。JARファイルとは、JavaAPPの本体プログラム(Javaバイトコードで記述されたプログラム)と、このプログラムを実行する際に使用される画像データを格納した画像ファイルや音声データを格納した音声ファイルなどの、いわゆる「リソース」を1つにまとめたファイルである。また、このJavaAPPの他に、不揮発性記憶部572には、図6に示す中断事象テーブルと、オペレーティングシステム(以下、「OS」という)を実現するためのOSソフトウェア、電子メールの送受信を行うためのメーラソフトウェア、Java実行環境を構築するためのソフトウェアが格納されている。
【0018】
まず、中断事象テーブルについて図6を参照しつつ説明する。図6に示されるように、中断事象テーブルは、実行をサスペンドされたJavaAPPを一意に識別するためのプログラム識別子(例えば、JavaAPPの名称)と、そのJavaAPPの実行をサスペンドする原因となった事象を示す事象データとを対応付けて格納している。この事象データは、“1”または“2”のいずれかの値を有するデータであり、事象データの値が“1”である場合には、「通話呼び出しによりサスペンドされたこと」を示しており、”2“である場合には、「電子メールの受信によりサスペンドされたこと」を示している。以下では、互いに対応付けられたプログラム識別子と事象データとの組を「中断事象データ」と称する。この中断事象データは、詳細は後述するが、JavaAPPのサスペンドが行われる毎に中断事象テーブルへ書き込まれ、そのJavaAPPがレジュームされる毎に中断事象テーブルから削除される。制御部510は、中断事象テーブルの格納内容に基づいて、JavaAPPの実行がサスペンドされる原因となった事象を特定することができる。なお、端末装置10で実現されるOSが複数のJavaAPPを同時に実行することができないシングルタスクOSである場合には、事象データのみを中断事象テーブルへ格納しても良い。このような場合には、実行をサスペンドされているJavaAPPを一意に特定できるからである。
【0019】
次に、Java実行環境を構築するために端末装置10に組み込まれているソフトウェアについて図7を参照しつつ説明する。図7は、端末装置10におけるJava実行環境を説明するための図である。この図に示されるように、端末装置10には、J2ME(Java 2 platform Micro Edition)に準拠したJava実行環境を実現するためのソフトウェアが組み込まれている。ここで、J2MEとは、小型電子器機向けに定められたJava実行環境の規格である。この端末装置10に組み込まれたソフトウェアには、KVMと、CLDC(Connected Limited Device Configuration)クラスライブラリと、オリジナルJava拡張プロファイルと、JAM(Java Application Manager)とが含まれている。
【0020】
KVMは、JVMの1種であり、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistance)等の小型電子機器用に設計されている。JVMとは、JavaAPPを構成しているJavaバイトコードを制御部510が解釈可能なマシン語コードに変換し、制御部510に実行させるためのものである。また、CLDCクラスライブラリは、携帯電話機やPDAなどの小型電子器機向けの汎用的な機能を提供するためのクラスライブラリである。
【0021】
オリジナルJava拡張プロファイルは、CLDCクラスライブラリを基礎として携帯電話機に特化した機能を提供するためのクラスライブラリである。このオリジナルJava拡張プロファイルには、例えば、ユーザインタフェイスAPI(Application Program Interface)、ネットワーキングAPI、スクラッチパッドAPIなどが含まれている。JavaAPPを実行中の制御部510は、そのJavaAPPを構成するJavaバイトコードに従って、これらAPIを呼出すことにより、これらAPIの提供する機能を利用することができる。
【0022】
ユーザインタフェイスAPIとは、端末装置10のユーザインタフェイス機能をサポートするためのAPIである。ネットワーキングAPIとは、URL(Uniform Resource Locator)により指定されたネットワークリソースへアクセスするためのAPIである。スクラッチパッドAPIとは、スクラッチパッドに対する書き込みや読み出しをサポートするためのAPIである。なお、スクラッチパッドとは、詳細な図示は省略したが、不揮発性記憶部572内に設けられた記憶領域である。このスクラッチパッドには、JavaAPPの実行に応じて発生するデータ(例えば、ユーザにより入力されたスケジュールを示すデータ)が格納される。なお、詳細な図示は省略したが、端末装置10は、上述したCLDCクラスライブラリやオリジナルJava拡張プロファイルの他に、メーカ独自拡張ライブラリを有している。このメーカ独自拡張ライブラリは、端末装置10の製造者がそれぞれ独自の機能を提供するためのクラスライブラリである。
【0023】
JAMは、OSによる制御の下で、端末装置10に記憶されているJavaAPPの管理を行うためのソフトウェアである。具体的には、制御部510は、JavaAPPの管理を行うために、JAMに従い、JavaAPPのインストールや更新、削除を行う機能、不揮発性記憶部572に格納されているJavaAPPの名称をリスト表示する機能、JavaAPPの実行管理を行う機能を営む。
【0024】
JavaAPPの実行管理を行う機能とは、JavaAPPの起動や強制終了、JavaAPPの実行をサスペンドすることや、サスペンドされているJavaAPPの実行をレジュームする機能である。より詳細に説明すると、制御部510は、例えば、ユーザにJavaAPPを起動することを指示されると、JAMに従ってJavaAPPを揮発性記憶部571へ展開し、このJavaAPPを構成するJavaバイトコードをKVMに従って解釈し実行する。
【0025】
その後、制御部510は、JAMに従って、JavaAPPの実行を終了させることをユーザに指示されるまで、そのJavaAPPの実行をサスペンドするべき事象が発生したか否かを監視し、JavaAPPの実行をサスペンドするべき事象が発生したと判定した場合には、実行中のJavaAPPをサスペンドすると共に、そのJavaAPPのプログラム識別子と、発生した事象に対応する事象データとを内包した中断事象データを中断事象テーブルへ書き込む。
【0026】
更にその後、制御部510は、サスペンドしているJavaAPPの実行をレジュームすべき事象が発生したか否かを監視する。そして、制御部510は、JavaAPPの実行をレジュームすべき事象が発生したと判定した場合には、サスペンドされているJavaAPPに内包されているレジュームメソッド呼び出し、そのJavaAPPをレジュームすると共に、そのJavaAPPのプログラム識別子を内包した中断事象データを中断事象テーブルから削除する。
【0027】
[B.動作]
次に、端末装置10の動作のうち、該端末装置10の特徴を顕著に示す動作についてのみ図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する動作例の前提として、端末装置10の制御部510は、上記JavaAPPを実行中であり、端末装置10の表示部520には図3に示すスケジュール登録画面が表示されているものとする。
【0028】
(動作例1:JavaAPPを実行中に、通話呼び出しされた場合の動作)
上記JavaAPPを実行中の端末装置10が、通話呼び出しされた場合の動作について図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。図8に示されるように、JavaAPPを実行中の制御部510は、通話呼び出しされた旨のデータを無線通信部550から受け取り(ステップSC1)、実行中のJavaAPPのプログラム識別子と、通話呼び出しによるサスペンドであることを示す事象データ(すなわち、“1”)とを内包した中断事象データを中断事象テーブル(図6参照)へ書き込む(ステップSC2)。そして、制御部510は、そのJavaAPPの実行をJAMに従ってサスペンドする(ステップSC3)。なお、本実施形態においては、中断事象データの書き込みを行った後に、JavaAPPの実行をサスペンドする場合につて説明したが、JavaAPPの実行をサスペンドした後に、中断事象データの書き込みを行っても勿論良い。
【0029】
以降、JAMを実行中の制御部510は、JavaAPPの実行をサスペンドする原因となった通話が終了したか否かを判定する(ステップSC4)。具体的には、制御部510は、通話を終了する旨の入力操作が行われたことを示すデータを操作部530から受け取った場合に、通話が終了したと判定する。そして、制御部510は、ステップSC4における判定結果が“No”である場合には、ステップSC4の判定を繰り返し実行し、逆に、ステップSC4の判定結果が“Yes”である場合には、後続するステップSC5の処理を行う。
【0030】
ステップSC4に後続するステップSC5では、制御部510は、上記ステップSC3にてサスペンドしたJavaAPPの実行をJAMに従ってレジュームする。具体的には、制御部510は、このJavaAPPのプログラム識別子を内包している中断事象データを中断事象テーブルから読み出し、この中断事象データに内包されている事象データを引数として、JavaAPPに内包されているレジュームメソッドを呼出し、そのJavaAPPをレジュームする。なお、レジュームメソッドを実行中の制御部510の動作については、後に詳細に説明する。そして、制御部510は、JavaAPPレジュームが完了した後、そのJavaAPPのプログラム識別子を内包している中断事象データを中断事象テーブルから削除する(ステップSC6)。
【0031】
図8のステップSC5に戻って、JavaAPPに内包されているレジュームメソッドを呼出し、そのレジュームメソッドを実行している制御部510が行う動作について、図4を参照しつつ説明する。図4に示されるように、制御部510は、まず、スケジュール登録画面(図3参照)を表示部520に表示させる(ステップSB1)。そして、制御部510は、レジュームメソッドの呼び出し引数として引渡された事象データに応じたメッセージを、スケジュール登録画面の領域310に表示(ステップSB2)させ、レジュームメソッドの実行を終了する。例えば、本動作例では、通話呼び出しによりサスペンドされたことを示す事象データが引渡されるから、領域310に表示されるメッセージの一例としては、「通話は終了しましたね。スケジュールの変更は必要ですか」というメッセージが挙げられる。レジュームメソッドが実行された結果、端末装置10の表示部520には、図9に示すスケジュール登録画面が表示されることになる。以降、制御部510は、JavaAPPを構成しているJavaバイトコードに従って図2に示されるフローチャートに従った処理を実行する。
【0032】
(動作例2:JavaAPPを実行中に、電子メールを受信した場合の動作)次に、JavaAPPを実行中に、電子メールを受信した場合の制御部510の動作を図10に示すフローチャートを参照しつつ説明する。図10に示すフローチャートが図8に示すフローチャートと異なっている点は、ステップSC1に替えてステップSD1を有する点と、ステップSC4に替えてステップSD4を有する点のみである。
【0033】
ステップSD1において、制御部510は、無線通信部550を介して電子メールを受信すると共に、その電子メールを受信した時刻を示すデータ(以下、「受信時刻データ」と称する)を計時部540より取得し揮発性記憶部571へ格納する。
【0034】
無線通信部550を介して電子メールを受信した制御部510が、JAMに従って、JavaAPPを一意に示すプログラム識別子と、そのJavaAPPをサスペンドする原因となった事象を示す事象データとを中断事象テーブルへ書き込み、そのJavaAPPの実行をサスペンドするまでの動作は、上述した動作例1におけるステップSC2およびステップSC3の動作と同一である。但し、本動作例では、中断事象テーブルへ書き込まれる事象データが、電子メールの受信によるサスペンドであることを示すデータ(すなわち“2”)である点のみが異なっている。
【0035】
以降、制御部510は電子メールを受信した旨の報知を行い、メーラソフトウェアを起動することをユーザに促すと共に、所定の時間が経過したか否かを判定する(ステップSD4)。具体的には、制御部510は、計時部540を介して現在時刻を示すデータを取得し、そのデータの示す時刻と揮発性記憶部571に格納されている受信時刻データの示す時刻との差が所定の時間よりも長いか否かを判定する。そして、制御部510は、ステップSD4における判定結果が“No”である場合には、ステップSD4の判定を繰り返し実行し、逆に、ステップSD4の判定結果が“Yes”である場合には、上述した動作例1におけるステップSC5およびSC6と同一の動作を行う。但し、本動作例では、ステップSC5にてJavaAPPに内包されているレジュームメソッドを呼び出す際に引渡す事象データの値が“2”である点のみが異なっている。なお、電子メールの受信によりJavaAPPの実行をサスペンドした場合に、所定の時間が経過した否かに基づいて、そのJavaAPPの実行をレジュームする理由は以下の通りである。一般に、電子メールの受信を開始してから、その電子メールの受信を完了するまでに要する時間は無視し得るほど短い。そのため、電子メールの受信が完了した後に、即座に、サスペンドされているJavaAPPの実行をレジュームを行ってしまうと、ユーザは受信した電子メールを閲覧するために、レジュームされたJavaAPPの実行を終了しなければならず、不便だからである。
【0036】
なお、JavaAPPに内包されているレジュームメソッドを呼出してからそのJavaAPPのレジュームが完了するまでの制御部510の動作は、上述した動作例1におけるステップSB1およびステップSB2の動作と同一である。但し、本動作例では、電子メールの受信によりサスペンドされたことを示す事象データが引渡されるため、スケジュール登録画面の領域310には、動作例1とは異なるメッセージが表示される。そのメッセージの一例をしては、「電子メールを受信しました。閲覧しますか?」というメッセージが挙げられる。レジュームメソッドが制御部510に実行された結果、端末装置10の表示部520には、図11に示すスケジュール登録画面が表示されることになる。以降、制御部510は、JavaAPPを構成しているJavaバイトコードに従って図2に示されるフローチャートに従った処理を実行する。
【0037】
以上に説明したように、本実施形態に係る端末装置によれば、サスペンドせずにJavaAPPを実行している場合と、サスペンドされていたJavaAPPの実行をレジュームする場合とで、異なる画面を表示すると共に、実行をサスペンドする原因となった事象に応じて異なる画面を表示することが可能になる。このため、実行をサスペンドする原因となった音声通話や電子メール受信により、スケジュール変更が必要であるか否かをユーザに確認することを促すといった利便性を向上させたスケジューラ機能を実現するJavaAPPを実行することが可能になる。なお、上述した実施形態では、サスペンドする原因となった事象に応じて異なるメッセージを表示部520へ表示させる場合について説明したが、係るメッセージに対応する音声を音声入出力部560に放音させるとしても勿論良い。
【0038】
[C.変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。なお、変形例としては、例えば、以下のようなものが考えられる。
【0039】
(変形例1)
上述した実施形態では、JavaAPPの実行をサスペンドする原因となる事象として、通話呼び出しや、電子メールの受信など端末装置10のユーザ宛のデータを無線通信部550を介して受信した場合について説明した。しかしながら、JavaAPPの実行をサスペンドする原因となる事象は、係るデータの受信に限定されるものではない。例えば、端末装置10がBluetooth(登録商標)や赤外線通信インターフェイスなどの近距離通信手段を備えている場合には、この近距離通信手段によりデータの送受信を行う場合にも、実行中のJavaAPPをサスペンドするとしても良い。また、実行中のJavaAPPからメーラソフトウェアやブラウザソフトウェアなど他のソフトウェアを呼出し実行する場合にも、実行中のJavaAPPをサスペンドするとしても良い。これは、端末装置10にアプリケーションプログラムを実行させたままの状態で、他のソフトウェアへの入力操作を行うと、その入力操作が実行中のアプリケーションプログラムへのデータ入力と解釈されてしまうからである。
【0040】
(変形例2)
上述した実施形態では、JavaAPPの実行をサスペンドする原因になった事象を示す事象データのみを中断事象テーブルし、この事象データに基づいて異なる動作を端末装置10に行わせるJavaAPPについて説明した。しかしながら、端末装置10は、JavaAPPの実行をサスペンドしてから、そのJavaAPPの実行をレジュームするまでの間に発生した事象毎に、その事象を示す事象データを中断事象テーブルへ格納し、これら複数の事象データに基づいて異なる動作をJavaAPPに従って実行するとしても良い。このようにすると、例えば、JavaAPPの実行がサスペンドされてから、そのJavaAPPの実行がレジュームされるまでに発生した全ての事象をユーザに通知することが可能になるといった効果を奏する。具体的には、サスペンドされていたJavaAPPの実行がレジュームされる際に、中断事象テーブルに格納されている事象データの個数分だけ、各事象データに応じたメッセージをスケジュール登録画面の領域310に表示させることにより実現可能である。
【0041】
(変形例3)
上述した実施形態では、スケジューラ機能を実現するJavaAPPを一例として利便性を向上させたJavaAPPを実行する場合について説明した。しかしながら、本発明により向上する設計の自由度は、利便性に関する自由度だけではない。例えば、興趣性を向上させたゲーム機能を実現するJavaAPPを実行することも可能である。具体的には、音声通話により実行がサスペンドされた場合に、レジューム後に「電話は終わったね。さー続きをやってみよう」といったメッセージを表示したり、このようなメッセージをゲームキャラクターの台詞として表示するようなJavaAPPを実行することが可能になる。また、ゲームを進展させるためのキーワードデータなどを予めサーバ装置に記憶させておき、JavaAPPを実行中の端末装置からの要求に基づいて、このキーワードデータを内包した電子メールをその端末装置へ送信する。そして、このような電子メールを受信した場合に、「ゲームを進めるための秘密のキーワードかもしれないよ。さー電子メールを見てみよう」などのメッセージを表示させるようにするなど、更に興趣性を向上させたJavaAPPを実行することも可能である。
【0042】
(変形例4)
上述した実施形態では、J2MEに準拠したJava実行環境を有する携帯電話機に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこの種携帯電話機に適用された場合に最も顕著な効果を奏する。その理由は、JavaAPPを実行させている端末装置が、この種の携帯電話機である場合には、通話呼び出しや、電子メールの受信により、JavaAPPの実行を中断したり、再開したりすることが頻繁に生じ得るためである。しかしながら、本発明の適用対象は係る携帯電話機に限定されるものではない。要は、Java実行環境を有するコンピュータ装置であれば、PHS(Personal Handyphone System:登録商標)端末、PDA、パーソナルコンピュータ装置のいずれであっても良い、また、本発明の適用対象となるJava実行環境は、J2MEに準拠したJava実行環境に限定されるものではなく、J2SE(Java2 Standard Edition)や、J2EE(Java2 Enterprise Edition)に準拠したJava実行環境であっても良い。なお、J2SEとは、パーソナルコンピュータ装置向けに定められてJava実行環境の規格であり、J2EEとは、サーバコンピュータ装置向けに定められたJava実行環境の規格である。要は、JAMに従ってJavaAPPの実行管理を行うJava実行環境であれば良い。
【0043】
また、上述した実施形態では、端末装置10で実行されるアプリケーションプログラムがJavaAPPである場合について説明した。しかしながら、本発明に係る端末装置で実行されるアプリケーションプログラムは、JavaAPPに限定されるものではない。例えば、C++などの他のプログラミング言語で記述されているアプリケーションプログラムであっても良い。但し、このような場合には、上述したJAMに替えて、係るアプリケーションプログラムの実行管理を行うためのソフトウェアを端末装置に記憶させておくことが必要である。
【0044】
(変形例5)
上述した実施形態では、本発明に係る端末装置に特有な機能を実現するためのJava実行環境を構築するためのソフトウェアを端末装置10に予め記憶させておく場合について説明した。しかしながら、これらのソフトウェアを記録したコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体を用いて、これらのソフトウェアを一般的なコンピュータ装置にインストールすることにより、係るコンピュータ装置に端末装置10と同一の機能を付与することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、端末装置において発生する事象に応じて異なる動作をその端末装置に行わせるようなアプリケーションプログラムを提供することが可能になり、アプリケーションプログラムを設計し開発する際の自由度が向上するといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る端末装置10を有する通信システムの構成例を示す図である。
【図2】 同端末装置10に記憶されているJavaAPPを実行した場合の端末装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】 同端末装置10の表示部520に表示されるスケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図4】 同JavaAPPに内包されているレジュームメソッドを呼出し実行した場合の端末装置10の動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】 同端末装置10の構成例を示す図である。
【図6】 同端末装置10の不揮発性記憶部572に格納されている中断事象テーブルのテーブルフォーマットの一例を示す図である。
【図7】 同端末装置10に組み込まれているJava実行環境を説明するための図である。
【図8】 JavaAPPを実行中に通話呼び出しされた場合の端末装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】 同端末装置10の表示部520に表示されるスケジュール登録画面の一例を示す図である。
【図10】 JavaAPPを実行中に電子メールを受信した場合の端末装置10の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】 同端末装置10の表示部520に表示されるスケジュール登録画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…端末装置、20…移動パケット通信網、21…基地局、30…移動電話網、31…基地局、510…制御部、520…表示部、530…操作部、540…計時部、550…無線通信部、560…音声入出力部、570…記憶部、571…揮発性記憶部、572…不揮発性記憶部、580…バス。

Claims (22)

  1. 予め定められた第1の事象の発生を検出し、該事象を示す第1の事象データを生成する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の事象の発生が検出されたことに応じて、アプリケーションプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションをサスペンドするサスペンド手段と、
    前記検出手段により生成された前記第1の事象データを記憶する記憶手段と、
    前記サスペンド手段によりサスペンドされた前記アプリケーションをレジュームするレジューム手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記第1の事象データを、前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す引渡し手段と
    を有する端末装置。
  2. 前記検出手段は、前記サスペンド手段により前記アプリケーションがサスペンドされてから、該アプリケーションが前記レジューム手段によりレジュームされるまでの間に発生する第2の事象を検出して、当該事象示す第2の事象データを生成し、
    前記記憶手段は、前記検出手段により生成された前記第2の事象データを記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 通信網を介して通信する通信手段を備え、
    前記検出手段は、自装置のユーザ宛に前記通信網を介して送信されてくるデータを前記通信手段により受信した場合に、実行中の前記アプリケーションをサスペンドするべき事象が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データに応じて異なる動作を前記端末装置に行わせる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データに応じて異なる画面を前記端末装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の端末装置。
  6. 前記引渡し手段は、前記記憶手段に記憶された第1の事象データに加えて、同じく前記記憶手段に記憶された前記第2の事象データを、前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  7. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データおよび前記第2の事象データに応じて異なる動作を前記端末装置に行わせる
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記第1の事象は、実行中のアプリケーションをサスペンドさせる原因となる事象である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の端末装置。
  9. 前記第1の事象は、通話呼び出しである
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の端末装置。
  10. 前記第1の事象は、データの受信である
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の端末装置。
  11. 前記アプリケーションプログラムは、オブジェクト指向プログラミング言語で記述されたプログラムであり、
    前記アプリケーションプログラムは、レジュームメソッドを内包しており、
    前記レジューム手段および前記引渡し手段に代えて、前記第1の事象データを引数として前記アプリケーションプログラムに内包されている前記レジュームメソッドを呼び出し、前記アプリケーションをレジュームする再開手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の端末装置。
  12. コンピュータ装置に、
    予め定められた第1の事象の発生を検出し、該事象を示す第1の事象データを生成する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1の事象の発生が検出されたことに応じて、アプリケーションプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションをサスペンドするサスペンド手段と、
    前記検出手段により生成された前記第1の事象データを記憶する記憶手段と、
    前記サスペンド手段によりサスペンドされた前記アプリケーションをレジュームするレジューム手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記第1の事象データを前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す引渡し手段と
    を実現させるプログラム。
  13. 前記検出手段は、前記サスペンド手段により前記アプリケーションがサスペンドされてから、該アプリケーションが前記レジューム手段によりレジュームされるまでの間に発生する第2の事象を検出して、当該事象示す第2の事象データを生成し、
    前記記憶手段は、前記検出手段により生成された前記第2の事象データを記憶する
    ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータ装置に、さらに、通信網を介して通信する通信手段を実現させ、
    前記検出手段は、自装置のユーザ宛に前記通信網を介して送信されてくるデータを前記通信手段により受信した場合に、実行中の前記アプリケーションをサスペンドするべき事象が発生したと判定する
    ことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  15. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データに応じて異なる動作を前記端末装置に行わせる
    ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載のプログラム。
  16. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データに応じて異なる画面を前記端末装置に表示させる
    ことを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載のプログラム。
  17. 前記引渡し手段は、前記記憶手段に記憶された第1の事象データに加えて、同じく前記記憶手段に記憶された前記第2の事象データを、前記レジューム手段によりレジュームされた前記アプリケーションへ渡す
    ことを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  18. 前記アプリケーションは、前記引渡し手段により引き渡された前記第1の事象データおよび前記第2の事象データに応じて異なる動作を前記端末装置に行わせる
    ことを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記第1の事象は、実行中のアプリケーションをサスペンドさせる原因となる事象である
    ことを特徴とする請求項12乃至18のいずれかに記載のプログラム。
  20. 前記第1の事象は、通話呼び出しである
    ことを特徴とする請求項12乃至19のいずれかに記載の端末装置。
  21. 前記第1の事象は、データの受信である
    ことを特徴とする請求項12乃至19のいずれかに記載の端末装置。
  22. 前記アプリケーションプログラムは、オブジェクト指向プログラミング言語で記述されたプログラムであり、
    前記アプリケーションプログラムは、レジュームメソッドを内包しており、
    前記レジューム手段および前記引渡し手段に代えて、前記第1の事象データを引数として前記アプリケーションプログラムに内包されている前記レジュームメソッドを呼び出し、前記アプリケーションをレジュームする再開手段を前記コンピュータ装置に実現させる
    ことを特徴とする請求項12乃至16のいずれかに記載のプログラム。
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