JP2000163373A - 通信端末再開システム - Google Patents

通信端末再開システム

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JP2000163373A
JP2000163373A JP10335711A JP33571198A JP2000163373A JP 2000163373 A JP2000163373 A JP 2000163373A JP 10335711 A JP10335711 A JP 10335711A JP 33571198 A JP33571198 A JP 33571198A JP 2000163373 A JP2000163373 A JP 2000163373A
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Teruo Kawahara
輝夫 河原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信中に何らかの原因で通信が切断されて
も、再接続後に実行状態を切断前の状態に復帰させる。 【解決手段】 通信路2が切断された場合、実行状態保
存/回復手段134は記憶部11に保存されている現在
の実行状態を記憶媒体15に保存し、通信手段133は
所定時間の間、端末3との再接続を試みる。再接続に成
功した場合はそのまま直前の指示から通信を再開する。
再接続できずに所定時間を経過した場合は、端末3との
通信に関して割り当てられている資源を一旦解放して、
端末3から接続してくるのを待つ。端末3からの接続要
求により再び端末3との通信に関する資源が割り当てら
れると、実行状態保存/回復手段134は記憶媒体15
に保存されている前回の実行状態を記憶部11に読み出
し、通信手段133は前回切断されたことにより完了し
なかった処理を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末再開シス
テムに関し、特に、サーバに接続された端末が何らかの
理由により切断された場合に、切断される直前の状態か
らの通信の再開を行う通信端末再開システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、端末側の動作を制御するプログラ
ムをサーバ側に持たせ、サーバから逐次端末に指示を送
信するシステムが使用されている。この従来の通信シス
テムにおいては、サーバ側に格納された制御プログラム
から次に端末に与える指示を決定し、端末はサーバから
送信される指示にしたがって表示及び入力等の動作を行
う。端末は動作の結果をサーバに返信し、サーバはこの
結果から次の指示を決定する。この繰り返しによって端
末の制御を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、通信が何らかの原因により切断した場合
に、通信を再開する為にはサーバ、端末とも最初から処
理をやり直さなければならない。その理由は、切断後に
再接続して処理を再開する方法が考慮されていないため
である。
【0004】そこで、本発明は、通信中に何らかの原因
で通信が切断されても、再接続後に実行状態を切断前の
状態に復帰させることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明システムは、端末と、前記端末を制御する端
末制御プログラムを実行するサーバとを通信路で接続す
る通信端末再開システムであって、前記サーバは、前記
端末の実行状態に基いて前記端末への指示を決定し、前
記端末に指示を与え、通信途絶後の所定時間まで前記端
末との通信再開を試みる中央処理装置と、前記端末制御
プログラムの実行状態を保存する記憶部と、前記記憶部
の記憶内容を保存する記憶媒体とを備え、前記サーバが
前記所定時間内に通信を再開させた場合には、前記通信
途絶時点における実行状態から前記端末制御プログラム
の実行を再開し、前記サーバが前記所定時間内に通信を
再開できなかった場合には、前記中央処理装置は、前記
端末制御プログラムの実行状態を前記記憶媒体に退避さ
せた上で前記端末に割り当てた資源を解放し、前記端末
からの通信接続要求に基づいて、前記記憶媒体から前記
端末制御プログラムの実行状態を読み出し、前記通信途
絶時点における実行状態から前記端末制御プログラムの
実行を再開するようにしている。
【0006】又、本発明方法は、端末と、前記端末を制
御する端末制御プログラムを実行するサーバとを通信路
で接続し、前記サーバは、前記端末の実行状態に基いて
前記端末への指示を決定し、前記端に前記指示を与え、
通信途絶後の所定時間まで前記端末との通信再開を試み
る中央処理装置と、前記端末制御プログラムの実行状態
を保存する記憶部と、前記記憶部の記憶内容を保存する
記憶媒体とを備え、前記端末は、前記サーバからの指示
を解釈して実行するとともに、サーバに接続要求を発行
する中央処理装置と、前記端末の通信状態が、接続前、
受信中、送信中のうちいずれであるかを記憶する記憶部
とを備えた通信端末再開システムを用いる通信端末再開
方法であって、前記サーバは、前記端末との接続を確立
し、実行状態を初期化し、実行状態を保存しつつ前記端
末と通信を行い、前記端末との接続を確立した後で、通
信が途絶した場合には、所定時間まで再接続を試み、前
記再接続が行われた場合には、実行状態を途絶時点にお
ける実行状態に復帰させて前記端末と通信を行い、前記
再接続が行われない場合には、実行状態を前記記憶媒体
に退避させ、前記端末からの接続要求を待ち、前記接続
要求に基づいて、実行状態を途絶時点における実行状態
に復帰させて前記端末と通信を行うようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の通信端末再開
システムは、サーバ1と、通信路2、端末3とから構成
されている。
【0009】サーバ1は、記憶部11と、データベース
12と、中央処理装置13と、通信部14と、記憶媒体
15とから構成されている。以下、各部について説明す
る。
【0010】記憶部11には、端末3の動作を制御する
制御プログラム及びサーバ1の現在の実行状態が格納さ
れている。
【0011】又、データベース12には、端末3の表示
部33へ表示する情報や、端末3の入力部34から入力
された情報が格納されている。
【0012】又、中央処理装置13は、指示決定手段1
31と、結果処理手段132と、通信手段133と、実
行状態保存/回復手段134とを備える。ここで、指示
決定手段131は、記憶部11に格納された制御プログ
ラムと、現在の実行状態と、結果処理手段132からの
情報とを元に端末3に送信する指示を決定する。又、結
果処理手段132は、端末3からの実行結果を受け取
り、データベース12に結果を格納する後処理を行う。
又、通信手段133は、通信部14を通じて外部との通
信を行う。又、実行状態保存/回復手段134は、記憶
部11に保存されている現在の実行状態を記憶媒体15
に退避させる処理、及び記憶媒体15に退避した実行状
態を記憶部11に回復させる処理を行う。又、通信部1
4は通信路2を通じて端末3と通信を行う。
【0013】通信路2は、有線LAN回線である。
【0014】端末3は、通信部31と、中央処理装置3
2と、表示部33と、入力部34と、記憶部35とから
構成されている。ここに、通信部31は、通信路2を通
じてサーバ1と通信と行う。又、中央処理装置32は指
示解釈手段321と、指示実行手段322と、通信手段
323とを備えている。指示解釈手段321は、通信部
31を通して送信されるサーバ1からの指示を解釈し、
指示実行手段322に伝える。又、指示実行手段322
は、指示解釈手段321が解釈した指示に従って表示部
33への表示を行うか、入力部34からの入力を行う。
又、通信手段323は、通信部31を通じて外部との通
信を行う。又、表示部33は、オペレータへの情報の表
示を行う。又、入力部34は、オペレータからの情報の
入力を行う。又、記憶部35は、現在の実行状態を保存
する。
【0015】以上、本発明の通信端末再開システムの構
成を説明した。続いて、本発明の通信端末再開システム
の動作について説明する。
【0016】サーバ1で指示決定手段131は記憶部1
1から端末3の制御プログラムを読み出し、端末3への
指示を決定する。指示および現在の実行状態は記憶部に
保存される。さらに指示は通信手段133、通信部1
4、通信路2、通信部31、通信手段323を通じて指
示解釈手段321に送信される。指示解釈手段321に
よって解釈された内容は指示実行手段322によって表
示部33への表示、または入力部34からの入力等の形
で実行され、その結果は通信手段323、通信部31、
通信路2、通信部14、通信手段133を経由して結果
処理手段132に送信される。結果処理手段132は必
要ならばデータベース12に結果を保存し、また結果を
指示決定手段131に伝達し次の指示を決定する。ここ
で、通信が正常に終了しないうちに通信路2が切断され
た場合、実行状態保存/回復手段134は記憶部11に
保存されている現在の実行状態を記憶媒体15に退避さ
せ、通信手段133は所定時間の間は端末3との再接続
を試みる。再接続に成功した場合はそのまま直前の指示
から通信を再開する。再接続できずに所定時間を経過し
た場合は、端末3との通信に関して割り当てられている
資源を一旦解放して、端末3から接続してくるのを待
つ。端末3からの接続要求により再び端末3との通信に
関する資源が割り当てられると、実行状態保存/回復手
段134は記憶媒体15に退避されている前回の実行状
態を記憶部11に読み出し、通信手段133は前回切断
されたことにより完了しなかった処理を再開する。この
ようにして、通信路2が何らかの理由で切断された場合
に、サーバ1と端末3は通信路2が切断される直前の実
行状態から処理を再開する。
【0017】図2は、端末3の動作を説明するためのフ
ローチャートである。図3に示すように、端末3が接続
要求を出す場合は、まず記憶部35に格納されている実
行状態を「接続前」にし(ステップB1)、通信手段3
23がサーバ1への接続要求を発行する。端末3からの
接続要求があると、サーバ1では端末3との通信に関し
ての資源の割り当てを行い、通信路2と、通信部14と
を通して端末3との接続を行う(ステップB2)。この
時、端末3が1回目の接続なのか、再接続されたのかを
サーバ1に通知するために、現在の端末3の実行状態を
サーバ1に送信する。ここで、前回通信路2が切断され
て再接続された場合は実行状態が「送信中」なっている
為、送信から処理を再開する(ステップB3)。
【0018】初回の接続の場合は実行状態が「接続前」
となっている為、送信からの処理再開ではなく、サーバ
1からの指示受信に入る。受信に入る前に記憶部35に
格納されている実行状態を「受信中」とする(ステップ
B4)。
【0019】次に通信部323がサーバ1からの受信を
行うが(ステップB5)、この時通信路2が切断されて
いる場合、ステップB2に戻り、サーバ1との接続から
再度やり直し、再び受信待ち状態になる(ステップB
6)。サーバ1からの受信が完了すると、指示解釈手段
321が受信した指示を解析し、指示実行手段322に
伝達する(ステップB7)。指示実行手段322は、指
示の内容が表示である場合には表示部33を使用してオ
ペレータへの表示を行い、表示でない場合は入力部34
からのオペレータの入力を取得する(ステップB8〜B
10)。
【0020】次に実行結果は通信手段323によってサ
ーバ1に送信されるが、送信に先立ち記憶部35に格納
されている実行状態を「送信中」とする(ステップB1
1)。
【0021】通信手段323は実行結果をサーバ1に送
信した後、ステップB4に戻り再びサーバ1からの指示
受信を待つ(ステップB12)。この時、通信路2が切
断されている場合は、ステップB2に戻り、サーバ1と
の再接続を行う(ステップB13)。
【0022】再接続後、記憶部35には実行状態として
「送信中」と保存されているため、ステップB12に復
帰し(ステップB3)、実行結果の送信から処理を再開
する。
【0023】図3は、サーバ1の動作を説明するための
フローチャートである。図3に示すように、サーバ1は
端末(複数台あってよい)からの接続要求を待ってい
る。端末3からの接続要求があると、サーバ1では端末
3との通信に関しての資源の割り当てを行い、通信部1
4と、通信路2とを通して端末3との接続を行う(ステ
ップA1)。
【0024】端末3との接続が完了すると、端末3の実
行状態を確認して(ステップA2)再接続されている場
合には通信の再開処理が必要であるため、前回の実行状
態を復帰させ(ステップA11)、切断時の処理によっ
て受信あるいは送信から処理を再開する(ステップA1
2)。端末3が再接続でなく、初回の接続である場合に
は、実行状態を初期化する(ステップA3)。
【0025】次に、指示決定手段131は記憶部11に
格納された制御プログラムと現在の実行状態とを参照
し、端末3に指示すべき内容を決定する(図2のステッ
プA4)。この時に必要ならばデータベース12の情報
を参照し、情報を指示に付加する。
【0026】なお、直前の指示に対して端末3から結果
が返ってきていた場合には、結果によって指示すべき内
容が変化することがある。決定された指示および現在の
実行状態が記憶部11に保存され、端末3への指示は通
信手段133と、通信部14と、通信路2とを経由し
て、端末3へ送信される(ステップA5)。この時、通
信路2が切断されている場合は、実行状態保存/回復手
段134が、記憶部11に格納されている現在の実行状
態を記憶媒体15に退避し(ステップA6、A13)通
信手段133は所定時間が経過するまで端末3との再接
続を試行する。端末3との再接続ができないまま所定時
間が経過した場合は、端末3との通信に関する資源は一
旦解放され、次に端末3が接続要求を発行するまで待つ
(ステップA15)。指示送信後は、通信手段133は
端末3から実行結果が送信されるまで受信待機状態にな
る。
【0027】端末3での表示の結果、または入力された
内容は再び通信手段323、通信部31を通じてサーバ
1に送信される。
【0028】サーバ1は通信路2と、通信部14と、通
信手段133とを通じて実行結果を受信し(ステップA
7)、結果処理手段132に渡す。この時、通信路2が
切断されている場合は、指示送信時と同様、端末3との
再接続を待つ(ステップA8)。
【0029】再接続後は、実行状態が復帰されるため指
示の直後から処理が再開される。結果処理手段132は
入力部34で入力された内容などを、記憶部11の端末
制御プログラムを参照し必要であればデータベース12
へと格納する(ステップA9、A10)。
【0030】さらに、実行結果は次の指示を決定する要
因として再び指示決定手段131に渡される。以降はス
テップA4からの繰り返しである。
【0031】次に、本発明の通信端末再開システムにつ
いて、具体例を用いて説明する。
【0032】図4に示すように、サーバ1と端末3が通
信路2で接続されている。記憶部11には制御プログラ
ムの他、サーバ側の現在の実行状態が格納されている。
実行状態とは、制御プログラム中の現在のプログラムポ
インタや、通信部の状態などを含んでいる。図4では直
前にポインタP1の命令が実行されており、端末側の表
示部にオペレータが操作するメニューが表示されてい
る。
【0033】次に、指示決定手段131が端末3に対す
る次の指示としてポインタP2の命令を選択し、通信部
14を介して端末3に指示が送信され、入力部34がオ
ペレータの入力を待っている。
【0034】図5は、図4の状態で端末3をサスペンド
した状態を示している。通信部14と通信部31との間
に築かれていた接続はサスペンドにより切断され、結果
の受信待ちであった通信手段133は通信が切断された
ことを検知し(ステップA7、A8)、現在の実行状態
をいったん記憶媒体に退避し(ステップA13)、端末
3との再接続を試みる(ステップA14、A15)。
【0035】例えば、ここでは所定時間が経過しても再
接続できなかったとすると、サーバ1は端末3との接続
に関する資源を解放し、端末3からの再接続要求を待
つ。
【0036】図6は、図5の状態から端末3のレジュー
ムによって処理を再開する場合を示している。端末3は
入力部34の入力待ち状態から処理が再開される。次に
オペレータがメニューの「1」を入力すると、通信手段
323は通信部31を通じてサーバ1へ結果を送信しよ
うとするが(ステップB11、B12)、サーバ1との
接続は切断されたままである為、サーバ1に対して再接
続の要求を発行する(ステップB13、B2)。サーバ
1は端末3からの接続要求を確認すると、端末3と接続
し(ステップA1)、端末3が結果の送信から通信を再
開することを確認し(ステップA2)、記憶媒体15に
退避されていた切断前の実行状態を記憶部11に回復さ
せる(A11)。これにより制御プログラムのポインタ
がP2に復帰し、また通信部は受信待ち状態に復帰する
(ステップA12)。この状態でサーバ1と端末3とは
切断する前の状態に復帰しており、正常にもとの処理を
再開する。
【0037】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限らず、通信路2の有線LANに替
えて、無線LANを用いてもよい。
【0038】図7は、無線LANを用いる本発明の通信
端末再開システムのブロック図である。このシステムの
動作は以上説明した通りである。
【0039】無線通信は有線通信に比べて不安定であ
り、遮蔽物や通信圏外といった要因によって通信が切断
されやすい。しかし、本発明の通信端末再開システム
は、端末3のサスペンド/レジュームによる通信の切断
/再開に対応するばかりでなく、無線通信特有の不安定
さによる切断にも対応する。すなわち、無線通信が通信
圏外等の要因で切断された場合はサーバ1に設定した所
定時間内に無線通信の可能な場所に移動するだけで、即
時に通信を再開させる。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、通信中に
何らかの原因で通信が切断されても、再接続後に処理を
再開できる。その理由は、サーバ側で実行状態を保存し
ており、再接続後に実行状態を切断前の状態に復帰でき
るためである。
【0041】又、本発明によれば、無線通信特有の不安
定さを解消する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末再開システム
【図2】端末の動作を説明するためのフローチャート
【図3】サーバの動作を説明するためのフローチャート
【図4】本発明システムにおいて通信が確立している場
合の具体例のブロック図
【図5】本発明システムにおいて通信が途絶した場合の
具体例のブロック図
【図6】本発明システムにおいて通信を再開する場合の
具体例のブロック図
【図7】無線LANを用いる本発明システムのブロック図
【符号の説明】
1 サーバ 2 通信路 3 端末 11 記憶部 12 データベース 13 中央処理装置 14 通信部 31 通信部 32 中央処理装置 33 表示部 34 入力部 35 記憶部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末と、前記端末を制御する端末制御プ
    ログラムを実行するサーバとを通信路で接続する通信端
    末再開システムであって、 前記サーバは、前記端末の実行状態に基いて前記端末へ
    の指示を決定し、前記端末制御プログラムを実行し、通
    信途絶後の所定時間まで前記端末との通信再開を試みる
    中央処理装置と、 前記端末制御プログラムの実行状態を保存する記憶部
    と、 前記記憶部の記憶内容を保存する記憶媒体とを備え、 前記サーバが前記所定時間内に通信を再開させた場合に
    は、前記通信途絶時点における実行状態から前記端末制
    御プログラムの実行を再開し、 前記サーバが前記所定時間内に通信を再開できなかった
    場合には、前記中央処理装置は、前記端末制御プログラ
    ムの実行状態を前記記憶媒体に退避させた上で前記端末
    に割り当てた資源を解放し、前記端末からの通信接続要
    求に基づいて、前記記憶媒体から前記端末制御プログラ
    ムの実行状態を読み出し、前記通信途絶時点における実
    行状態から前記端末制御プログラムの実行を再開するこ
    とを特徴とする通信端末再開システム。
  2. 【請求項2】 端末と、前記端末を制御する制御プログ
    ラムを実行するサーバとを通信路で接続する通信端末再
    開システムであって、 前記端末は、前記サーバからの指示を解釈して実行する
    とともに、サーバに接続要求を発行する中央処理装置
    と、 前記端末の通信状態が、接続前、受信中、送信中のうち
    いずれであるかを記憶する記憶部とを備え、 前記所定時間経過後に通信が途絶している場合には、前
    記端末は、前記サーバに通信接続要求を発行することを
    特徴とする請求項1記載の通信端末再開システム。
  3. 【請求項3】 端末と、前記端末を制御する端末制御プ
    ログラムを実行するサーバとを通信路で接続し、前記サ
    ーバは、前記端末の実行状態に基いて前記端末への指示
    を決定し、前記端末に前記指示を与え、通信途絶後の所
    定時間まで前記端末との通信再開を試みる中央処理装置
    と、前記端末制御プログラムの実行状態を保存する記憶
    部と、前記記憶部の記憶内容を保存する記憶媒体とを備
    え、前記端末は、前記サーバからの指示を解釈して実行
    するとともに、サーバに接続要求を発行する中央処理装
    置と、前記端末の通信状態が、接続前、受信中、送信中
    のうちいずれであるかを記憶する記憶部とを備えた通信
    端末再開システムを用いる通信端末再開方法であって、 前記サーバは、 前記端末との接続を確立し、 実行状態を初期化し、 実行状態を保存しつつ前記端末と通信を行い、 前記端末との接続を確立した後で、通信が途絶した場合
    には、所定時間まで再接続を試み、 前記再接続が行われた場合には、実行状態を途絶時点に
    おける実行状態に復帰させて前記端末と通信を行い、 前記再接続が行われない場合には、実行状態を前記記憶
    媒体に退避させ、前記端末からの接続要求を待ち、前記
    接続要求に基づいて、実行状態を途絶時点における実行
    状態に復帰させて前記端末と通信を行うことを特徴とす
    る通信端末再開方法。
  4. 【請求項4】 前記端末は、 通信状態を「接続前」とし、前記サーバとの接続が確立
    された後、前記通信状態を、「受信中」とし、 前記サーバからの指示を、受信し、解釈し、実行し、 前記通信状態を「送信中」として、前記実行結果をサー
    バに送信し、 前記サーバとの接続が確立された後で通信が途絶した場
    合には、再接続を試み、前記再接続が行われた後、通信
    が途絶した時点における前記通信状態を読み出し、読み
    出された前記通信状態の処理に復帰して、前記サーバと
    通信を行うことを特徴とする請求項3記載の通信端末再
    開方法。
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