JPH09190359A - アプリケーション共有システム及び該システム制御方法及び情報処理装置及びその方法 - Google Patents

アプリケーション共有システム及び該システム制御方法及び情報処理装置及びその方法

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JPH09190359A
JPH09190359A JP125696A JP125696A JPH09190359A JP H09190359 A JPH09190359 A JP H09190359A JP 125696 A JP125696 A JP 125696A JP 125696 A JP125696 A JP 125696A JP H09190359 A JPH09190359 A JP H09190359A
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Takashi Kawasome
毅史 川染
常好 ▼高▲木
Tsuneyoshi Takagi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 協調作業の作業効率を向上することができる
アプリケーション共有システム及び該システム制御方法
及び情報処理装置及びその方法を提供する。 【解決手段】 複数の端末A0〜A1の各アプリケーシ
ョンプログラム4と、アプリケーション共有サーバ5で
協調作業のためのメッセージの授受を行う。受信された
メッセージから起動されている端末A1のアプリケーシ
ョンプログラムの操作情報を抽出してコマンドメモリ1
7に記憶する。端末A2のアプリケーションプログラム
が起動された場合、コマンドメモリ17に記憶されてい
る操作情報を送信する。端末A2のアプリケーションプ
ログラムで、操作情報が実行される進捗状況を監視し、
その進捗状況に基づいて、端末A2のアプリケーション
プログラム以外の端末A1ののアプリケーションプログ
ラムの処理の実行を一時中断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理装
置がネットワークを介して接続され、各情報処理装置上
で起動する協調作業のためのアプリケーションプログラ
ムと、該アプリケーションプログラム間の協調作業の集
中管理を行なうアプリケーション共有サーバとを備える
アプリケーション共有システム及び該システム制御方法
及び情報処理装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークで接続された複数のコンピ
ュータを用いて、複数の人が1つの作業を共同で行なう
グループ作業を支援するソフトウェアが開発されてい
る。コンピュータによる机上でのテレビ会議システムが
その代表例であり、その中で、会議室のホワイトボード
等に相当する、全員が見られ書き込むことができるドロ
ーイング・ペイントツール等の協調作業支援システムが
利用されている。
【0003】図1に従来の協調作業支援システムが実行
されるシステムの概略図を示す。図1に示されるよう
に、各コンピュータ(端末A0〜A2)は、サーバ・ク
ライアント方式のウインドウシステムを採用している。
各コンピュータ(端末A0〜A2)は、CRTや液晶デ
ィスプレイ等のディスプレイ1と、キーボード、マウ
ス、ペン入力装置などの入力デバイス2がウインドウサ
ーバ3によって管理されている。また、上述の協調作業
支援システムは、各端末で、アプリケーションプログラ
ム4が起動しており、それらがネットワークを介した通
信によって各アプリケーションプログラム同士が連携を
行なっている。ユーザは、ウインドウサーバ3を介し
て、ディスプレイ1を見ながら入力デバイス2によっ
て、アプリケーションプログラム4に対して対話的な入
力を行なうことができる。そして、その結果が各端末の
各アプリケーションプログラム4に反映され、各端末で
同じ表示状態を見ることができる。
【0004】このように、複数の人がネットワークを介
したアプリケーションプログラムによる協調作業を行な
うシステムは、アプリケーション共有システムと呼ばれ
る。また、特に上述のように、各々の端末でアプリケー
ションのアプリケーションプログラムを起動し、それら
がネットワークを介した通信によって各アプリケーショ
ンプログラム同士が連携を行なうタイプのシステムを分
散型のアプリケーション共有システムと呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の分散型のア
プリケーション共有システムでは、各端末で起動される
アプリケーションプログラムの作業の同期を各端末同士
でとることが必要で、各アプリケーションプログラムの
実行状況を同一にする処理を行なわなければならなかっ
た。
【0006】そのため、例えば、協調作業の途中で新た
なユーザが協調作業に参加する場合、今迄協調作業に使
用していたテキスト、イメージ等のデータや現在の各端
末における表示状態の情報を、途中参加ユーザの端末で
起動するアプリケーションプログラムに転送しなければ
ならない。また、その転送中に協調作業の進行がある
と、既参加ユーザの端末が保有する情報と、途中参加ユ
ーザの端末が保有する情報にずれが生じる。その結果、
新規ユーザが途中参加する際は、途中参加ユーザの端末
の保有する情報と、既参加ユーザの端末の保有する情報
が同じ状態になるまで既参加ユーザは、協調作業を一時
中断しなければならずシステム全体の作業効率を低下さ
せてしまうという問題点が発生していた。
【0007】また、上述の問題点に対し、転送中に協調
作業の進行があった場合にも、その進行を通知するコマ
ンドを新規端末に順次送信することで中断せずに協同作
業を継続する実現方式が提案されている。しかし、その
方式は、既参加アプリケーションプログラムから順次協
調作業の進行を通知するコマンドが送信されてくるた
め、途中参加ユーザの端末のアプリケーションプログラ
ムで保有する情報が、既参加アプリケーションプログラ
ムで保有する情報と同じ状態に永遠に追い付けないとい
う問題点があった。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークを介した複数の情報処理装置に
よる協調作業を行うアプリケーション共有システムにお
いて、協調作業の作業効率を向上することができるアプ
リケーション共有システム及び該システム制御方法及び
情報処理装置及びその方法を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるアプリケーション共有システムは以下
の構成を備える。即ち、複数の情報処理装置がネットワ
ークを介して接続され、各情報処理装置上で起動する協
調作業のためのアプリケーションプログラムと、該アプ
リケーションプログラム間の協調作業の集中管理を行な
うアプリケーション共有サーバとを備えるアプリケーシ
ョン共有システムであって、複数の情報処理装置の各ア
プリケーションプログラムと、前記アプリケーション共
有サーバで協調作業のための前記メッセージの授受を行
う通信手段と、前記通信手段を介して受信されたメッセ
ージから起動されている情報処理装置の各アプリケーシ
ョンプログラムの操作情報を抽出して記憶する記憶手段
と、新たな情報処理装置のアプリケーションプログラム
が起動された場合、前記記憶手段に記憶されている操作
情報を、該新たな情報処理装置へ前記通信手段を介して
送信する送信手段と、前記新たな情報処理装置のアプリ
ケーションプログラムで、前記操作情報が実行される進
捗状況を監視する監視手段と、前記進捗状況に基づい
て、前記新たな情報処理装置のアプリケーションプログ
ラム以外の情報処理装置のアプリケーションプログラム
の処理の実行を一時中断する中断手段とを備える。
【0010】また、好ましくは、前記中断手段は、前記
進捗状況として、未実行の操作情報が所定量以下になっ
た場合に、前記新たな情報処理装置のアプリケーション
プログラム以外の情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムの処理の実行を中断する。進捗状況に基づいて、
アプリケーションプログラムの処理の実行を中断するこ
とで、新たに起動された情報処理装置の未実行の操作情
報をすべて実行することができるからである。
【0011】また、好ましくは、前記中断手段は、前記
未実行の操作情報がなくなるまでの間、前記新たな情報
処理装置のアプリケーションプログラム以外の情報処理
装置のアプリケーションプログラムの処理の実行を中断
する。未実行の操作情報がなくなるまで中断すること
で、新たに起動された情報処理装置のアプリケーション
プログラムの処理の実行状況と、それ以外の情報処理装
置のアプリケーションプログラムの処理の実行状況を同
一にすることができるからである。
【0012】また、好ましくは、前記所定量の変更を指
示する指示手段とを更に備える。所定量を変更可能とす
ることで、システムに最適な値を設定できるからであ
る。上記の目的を達成するための本発明によるアプリケ
ーション共有システムは以下の構成を備える。即ち、複
数の情報処理装置がネットワークを介して接続され、各
情報処理装置上で起動する協調作業のためのアプリケー
ションプログラムと、該アプリケーションプログラム間
の協調作業の集中管理を行なうアプリケーション共有サ
ーバとを備えるアプリケーション共有システム制御方法
であって、複数の情報処理装置の各アプリケーションプ
ログラムと、前記アプリケーション共有サーバで協調作
業のためのメッセージの授受を行う通信工程と、前記通
信工程を介して受信された前記メッセージから起動され
ている情報処理装置の各アプリケーションプログラムの
操作情報を抽出して記憶媒体に記憶する記憶工程と、新
たな情報処理装置のアプリケーションプログラムが起動
された場合、前記記憶工程によって記憶媒体に記憶され
ている操作情報を、該新たな情報処理装置へ前記通信工
程を介して送信する送信工程と、前記新たな情報処理装
置のアプリケーションプログラムで、前記操作情報が実
行される進捗状況を監視する監視工程と、前記進捗状況
に基づいて、前記新たな情報処理装置のアプリケーショ
ンプログラム以外の情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムの処理の実行を一時中断する中断工程とを備え
る。
【0013】また、好ましくは、前記中断工程は、前記
進捗状況として、未実行の操作情報が所定量以下になっ
た場合に、前記新たな情報処理装置のアプリケーション
プログラム以外の情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムの実行を中断する。また、好ましくは、前記中断
工程は、前記未実行の操作情報がなくなるまでの間、前
記新たな情報処理装置のアプリケーションプログラム以
外の情報処理装置のアプリケーションプログラムの処理
の実行を中断する。
【0014】また、好ましくは、前記所定量の変更を指
示する指示工程とを更に備える。上記の目的を達成する
ための本発明による情報処理装置は以下の構成を備え
る。即ち、複数の情報処理装置とネットワークを介して
接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業のため
のアプリケーションプログラムを備える情報処理装置で
あって、前記複数の情報処理装置と協調作業のためのメ
ッセージの授受を行う通信手段と、前記通信手段を介し
て前記複数の情報処理装置から受信した前記メッセージ
を解析する解析手段と、前記解析手段で解析される前記
複数の情報処理装置の各アプリケーションプログラムの
操作情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れている操作情報を、新たに起動された情報処理装置へ
前記通信手段を介して送信する送信手段と、前記新たに
起動された情報処理装置のアプリケーションプログラム
で、前記操作情報が実行される進捗状況を監視する監視
手段と、前記進捗状況に基づいて、前記新たに起動され
た情報処理装置のアプリケーションプログラム以外の情
報処理装置のアプリケーションプログラムの処理の実行
を一時中断する中断手段とを備える。
【0015】また、好ましくは、前記送信手段は、前記
解析手段によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから接続要求のメッセージが解析され、かつ当該
情報処理装置以外のアプリケーションプログラムが起動
していない場合、当該情報処理装置のアプリケーション
プログラムへ処理の実行の開始を指示するメッセージを
送信する手段を備える。
【0016】また、好ましくは、前記送信手段は、前記
解析手段によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから接続要求のメッセージが解析され、かつ当該
情報処理装置以外のアプリケーションプログラムが起動
している場合、当該情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムへ前記記憶手段に記憶された操作情報をメッセ
ージとして送信する手段を備える。
【0017】また、好ましくは、前記送信手段は、前記
解析手段によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから未実行の操作情報が所定量以下になった旨を
通知するメッセージが解析された場合、当該情報処理装
置以外の情報処理装置のアプリケーションプログラムへ
処理の実行を中断するメッセージを送信する手段を備え
る。
【0018】また、好ましくは、前記送信手段は、前記
解析手段によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから中断了解のメッセージが解析された場合、前
記新たに起動された情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムへ、送信する操作情報がない旨のメッセージを
送信する手段を備える。また、好ましくは、前記送信手
段は、前記解析手段によって情報処理装置のアプリケー
ションプログラムから未実行の操作情報がなくなった旨
を通知するメッセージが解析された場合、すべての情報
処理装置のアプリケーションプログラムへ処理の実行の
開始を指示するメッセージを送信する手段を備える。
【0019】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、複数の
情報処理装置とネットワークを介して接続され、各情報
処理装置上で起動する協調作業のためのアプリケーショ
ンプログラムを備える情報処理装置であって、外部装置
と協調作業のためのメッセージの授受を行う通信手段
と、前記通信手段を介して前記外部装置から送信される
前記メッセージを解析する解析手段と、前記解析手段で
解析される操作情報を記憶する記憶手段と、前記操作情
報を実行する実行手段と、前記操作情報の進捗状況を監
視する監視手段と、前記進捗状況を前記外部装置へ前記
通信手段を介して送信する送信手段とを備える。
【0020】また、好ましくは、前記送信手段は、前記
進捗状況として、未実行の操作情報が所定量以下になっ
た場合に、その旨を通知するメッセージを前記外部装置
へ送信する手段を備える。また、好ましくは、前記送信
手段は、前記進捗状況として、未実行の操作情報がなく
なった場合に、その旨を通知するメッセージを前記アプ
リケーション共有サーバへ送信する手段を備える。
【0021】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、複数の情報
処理装置とネットワークを介して接続され、各情報処理
装置上で起動する協調作業のためのアプリケーションプ
ログラムを備える情報処理方法であって、前記複数の情
報処理装置と協調作業のためのメッセージの授受を行う
通信工程と、前記通信工程を介して前記複数の情報処理
装置から受信した前記メッセージを解析する解析工程
と、前記解析工程で解析される前記複数の情報処理装置
の各アプリケーションプログラムの操作情報を記憶媒体
に記憶する記憶工程と、前記記憶工程によって記憶媒体
に記憶されている操作情報を、新たに起動された情報処
理装置へ前記通信工程を介して送信する送信工程と、前
記新たに起動された情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムで、前記操作情報が実行される進捗状況を監視
する監視工程と、前記進捗状況に基づいて、前記新たに
起動された情報処理装置のアプリケーションプログラム
以外の情報処理装置のアプリケーションプログラムの処
理の実行を一時中断する中断工程とを備える。
【0022】また、好ましくは、前記送信工程は、前記
解析工程によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから接続要求のメッセージが解析され、かつ当該
情報処理装置以外のアプリケーションプログラムが起動
していない場合、当該情報処理装置のアプリケーション
プログラムへ処理の実行の開始を指示するメッセージを
送信する工程を備える。
【0023】また、好ましくは、前記送信工程は、前記
解析工程によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから接続要求のメッセージが解析され、かつ当該
情報処理装置以外のアプリケーションプログラムが起動
している場合、当該情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムへ前記記憶工程によって記憶媒体に記憶された
操作情報をメッセージとして送信する工程を備える。
【0024】また、好ましくは、前記送信工程は、前記
解析工程によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから未実行の操作情報が所定量以下になった旨を
通知するメッセージが解析された場合、当該情報処理装
置以外の情報処理装置のアプリケーションプログラムへ
処理の実行を中断するメッセージを送信する工程を備え
る。
【0025】また、好ましくは、前記送信工程は、前記
解析工程によって情報処理装置のアプリケーションプロ
グラムから中断了解のメッセージが解析された場合、前
記新たに起動された情報処理装置のアプリケーションプ
ログラムへ、送信する操作情報がない旨のメッセージを
送信する工程を備える。また、好ましくは、前記送信工
程は、前記解析工程によって情報処理装置のアプリケー
ションプログラムから未実行の操作情報がなくなった旨
を通知するメッセージが解析された場合、すべての情報
処理装置のアプリケーションプログラムへ処理の実行の
開始を指示するメッセージを送信する工程を備える。
【0026】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、複数の
情報処理装置とネットワークを介して接続され、各情報
処理装置上で起動する協調作業のためのアプリケーショ
ンプログラムを備える情報処理方法であって、外部装置
と協調作業のためのメッセージの授受を行う通信工程
と、前記通信工程を介して前記外部装置から送信される
前記メッセージを解析する解析工程と、前記解析工程で
解析される操作情報を記憶媒体に記憶する記憶工程と、
前記操作情報を実行する実行工程と、前記操作情報の進
捗状況を監視する監視工程と、前記進捗状況を前記外部
装置へ前記通信工程を介して送信する送信工程とを備え
る。
【0027】また、好ましくは、前記送信工程は、前記
進捗状況として、未実行の操作情報が所定量以下になっ
た場合に、その旨を通知するメッセージを前記外部装置
へ送信する工程を備える。また、好ましくは、前記送信
工程は、前記進捗状況として、未実行の操作情報がなく
なった場合に、その旨を通知するメッセージを前記アプ
リケーション共有サーバへ送信する工程を備える。
【0028】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
情報処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、前記複数の情報処理装置と協調作
業のためのメッセージの授受を行う通信工程のコード
と、前記通信工程を介して前記複数の情報処理装置から
受信した前記メッセージを解析する解析工程のコード
と、前記解析工程で解析される前記複数の情報処理装置
の各アプリケーションプログラムの操作情報を記憶媒体
に記憶する記憶工程のコードと、前記記憶工程によって
記憶媒体に記憶されている操作情報を、新たに起動され
た情報処理装置へ前記通信工程を介して送信する送信工
程のコードと、前記新たに起動された情報処理装置のア
プリケーションプログラムで、前記操作情報が実行され
る進捗状況を監視する監視工程のコードと、前記進捗状
況に基づいて、前記新たに起動された情報処理装置のア
プリケーションプログラム以外の情報処理装置のアプリ
ケーションプログラムの処理の実行を一時中断する中断
工程のコードとを備える。
【0029】上記の他の目的を達成するための本発明に
よるコンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即
ち、情報処理のプログラムコードが格納されたコンピュ
ータ可読メモリであって、外部装置と協調作業のための
メッセージの授受を行う通信工程のコードと、前記通信
工程を介して前記外部装置から送信される前記メッセー
ジを解析する解析工程のコードと、前記解析工程で解析
される操作情報を記憶媒体に記憶する記憶工程のコード
と、前記操作情報を実行する実行工程のコードと、前記
操作情報の進捗状況を監視する監視工程のコードと、前
記進捗状況を前記外部装置へ前記通信工程を介して送信
する送信工程のコードとを備える。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態では、
図1に示される従来のアプリケーション共有システムに
おいて、図2に示すように、例えば、端末A0にアプリ
ケーション共有サーバ5を加え、各端末(端末A0〜A
2)のアプリケーションプログラムは、直接他のアプリ
ケーションプログラムと通信するのではなく、端末A0
のアプリケーション共有サーバ5を介して通信する。
【0031】尚、図2では、1つのアプリケーションプ
ログラムが起動する端末で、アプリケーション共有サー
バ5が起動する構成になっているが、これに限らない。
例えば、ネットワーク下にある別の端末において、アプ
リケーション共有サーバ5が単独で起動するような構成
にしても良い。また、各端末は図3に示されるようなハ
ードウエア構成からなっている。
【0032】同図において、20はCPUであり、RO
M21に記憶されているプログラムに従って、RAM2
2、入力デバイス2、ディスプレイ1、FDD23の各
種制御を行う。ROM21には、入力デバイス2から入
力されるデータの処理やCPU20の処理を実行するた
めの各種プログラムを格納している。また、CPU20
の制御で実行されるウインドウサーバ3、アプリケーシ
ョンプログラム4もROM21に格納されている。22
はRAMであり、各種プログラムや入力デバイス2から
入力されるデータの作業領域及び一時待避領域である。
更に、端末A0のROM21には、アプリケーション共
有サーバ5が格納されている。
【0033】23はFDD(フロッピーディスクドライ
ブ)であり、FDを装着しデータの読み書きが可能であ
る。また、装着されたFD(不図示)に後述するフロー
チャート(図6〜8)のプログラムを書き込み、該プロ
グラムを本装置のRAM22に読み込むことで処理を実
行させることもできる。尚、本実施の形態では、該プロ
グラム(ウインドウサーバ3、アプリケーションプログ
ラム4、アプリケーション共有サーバ5)をROM22
に記憶させておき、CPU20の制御により、ROM2
2からRAM22に読み込んだ後、後述する処理フロー
を実行している。
【0034】尚、FDD8のかわりにCD−ROMドラ
イバやHDDを備え、それぞれのドライバに装着あるい
は内蔵されるCD−ROMやHDに上述のプログラムを
記憶させて、記憶されたプログラムを読み出すことで処
理を実行させることも容易に可能である。図4は端末A
0で実行されるアプリケーション共有サーバ5とアプリ
ケーションプログラム4のモジュール構成を示すブロッ
ク図である。
【0035】図4に示すように、アプリケーション共有
サーバ5は、各端末のアプリケーションプログラム4と
メッセージの通信を行なう通信部6と接続している。そ
して、各端末のアプリケーションプログラム4から受信
したメッセージを、他の端末のアプリケーションプログ
ラム4に送信する。そのメッセージ中には、アプリケー
ションを操作するためのアプリケーション操作コマンド
が記述され、そのコマンドはコマンドメモリ17に格納
される。
【0036】尚、アプリケーション操作コマンドとは、
各アプリケーションプログラムで更新されるデータ、表
示状態を支持するデータ等の各アプリケーションプログ
ラムで更新すべき情報である。また、7はコマンド管理
部であり、コマンドメモリ17に格納されたコマンドの
格納順を記憶する。18は接続処理部であり、新たな端
末のアプリケーションプログラムから接続要求のメッセ
ージを通信部6を介して受信すると、コマンドメモリ1
7に記憶された操作コマンド列を新たな端末のアプリケ
ーションプログラムにメッセージとして送信する。8は
接続端末情報メモリであり、接続する端末の情報を格納
する。
【0037】一方、アプリケーションプログラム4は、
ディスプレイ1と、入力デバイス2を管理しているウイ
ンドウサーバ3、及びアプリケーション共有サーバ5と
メッセージの通信を行なう通信部9とに接続している。
10は入力管理部であり、入力デバイス2からの入力を
解析する。11はコマンドバッファであり、入力管理部
10と、入力管理部10に対する入力がアプリケーショ
ン操作コマンドの場合にその操作コマンドを格納する。
12はコマンド送信部であり、入力管理部10で受けた
入力がアプリケーション操作コマンドの場合に、その操
作コマンドをアプリケーション共有サーバ5にメッセー
ジとして送信する。
【0038】13はコマンド実行部であり、コマンドバ
ッファ11に格納された操作コマンドを実行する。14
はメッセージ解析部であり、通信部9を介して、アプリ
ケーション共有サーバ5から受信したメッセージを解析
し、そのメッセージがアプリケーション操作コマンドの
場合に、その操作コマンドをコマンドバッファ11に格
納する。15は接続要求部であり、入力管理部10に対
する入力がアプリケーション共有サーバ5との接続を要
求するコマンドの場合に、アプリケーション共有サーバ
5に接続要求メッセージを送信する。16は状態通知部
であり、アプリケーション共有サーバ5に、コマンドバ
ッファ11内の状態を調べて通知する。
【0039】次に本実施の形態のアプリケーション共有
システムの動作シーケンスを図5を用いて説明する 尚、図5では、端末A0のアプリケーション共有サーバ
5が起動されている状態に対し、最初に端末1のアプリ
ケーションプログラムA1が起動し、その後、途中から
端末A2のアプリケーションプログラムが起動した場合
の動作シーケンスについて説明する。端末A0のアプリ
ケーション共有サーバ5が起動されている状態におい
て、まず、T1において、端末A1のアプリケーション
プログラムが起動し、端末A0へ接続要求のメッセージ
を送信する。その結果、端末A0のアプリケーション共
有サーバ5は、操作開始メッセージを端末A1のアプリ
ケーションプログラムへ送信する。操作開始メッセージ
を受信した端末A1のアプリケーションプログラムはア
プリケーションの操作を開始し、アプリケーション操作
コマンドが端末A0のアプリケーション共有サーバ5へ
送信される。アプリケーション共有サーバ5は、受信し
たアプリケーション操作コマンドをコマンドメモリ17
に記憶する。
【0040】一方、T2において、端末A2のアプリケ
ーションプログラムが起動し、接続要求のメッセージを
端末A0のプリケーション共有サーバ5へ送信する。そ
の結果、接続要求メッセージを受信したアプリケーショ
ン共有サーバ5は、コマンドメモリ17に記憶されてい
るアプリケーション操作コマンド列を端末A2のアプリ
ケーションプログラムへ送信する。
【0041】端末A0のアプリケーション共有サーバ5
は、T2以降に、端末A1のアプリケーションプログラ
ムから受信したアプリケーション操作コマンドを、順次
端末A2のアプリケーションプログラムへ送信する。端
末A2のアプリケーションプログラムは、アプリケーシ
ョン共有サーバ5より受信するアプリケーション操作コ
マンドをコマンドバッファ11に格納し、コマンドの処
理を行なっていく。コマンドバッファ11に格納されて
いる未実行コマンドが所定数以下になったら、端末A0
のアプリケーション共有サーバ5へ、その旨を通知する
メッセージを送信する。
【0042】尚、上述の所定数は、例えば、入力デバイ
ス2より任意の値を設定できるとし、その所定数はアプ
リケーション共有システムで用いられるCPUや伝送経
路等の動作環境等に基づいて、最適な値が設定される。
T3において、メッセージを受信した端末A0のアプリ
ケーション共有サーバ5は、端末A1のアプリケーショ
ンプログラムへ操作中断メッセージを送信する。T3以
降、端末A1のアプリケーションプログラムは、ユーザ
入力によるアプリケーション操作を中断し、中断を了解
したメッセージを端末A0のアプリケーション共有サー
バ5へ送信する。そして、端末A2のコマンドバッファ
11に格納されている未実行コマンドを実行する。
【0043】尚、端末A0のアプリケーション共有サー
バ5は、T3以降に端末A1のアプリケーションプログ
ラムからアプリケーション操作コマンドを受信すると、
その操作コマンドを端末A2のアプリケーションプログ
ラムへ順次送信する。一方、端末A1のアプリケーショ
ンプログラムから中断了解メッセージを受信すると、端
末A2のアプリケーションプログラムへ送信するアプリ
ケーション操作コマンドがないことを通知するメッセー
ジを送信する(図のT4)。
【0044】T3以降も端末A2のアプリケーションプ
ログラムは、端末A0のアプリケーション共有サーバ5
から受信するアプリケーション操作コマンドを実行す
る。そして、T4において、メッセージを受信後、コマ
ンドバッファ11に格納されている未実行コマンドが無
くなったら、端末A0のアプリケーション共有サーバ5
へその旨を通知するメッセージを送信する。この時点
で、端末A0のアプリケーションプログラムと端末A2
のアプリケーションプログラムの状態が同じになり端末
A2のアプリケーションプログラムの途中参加における
処理が完了する。
【0045】T5において、端末A2のアプリケーショ
ンプログラムよりメッセージを受信した端末A0のアプ
リケーション共有サーバ5は、端末A1、A2のそれぞ
れのアプリケーションプログラムへ操作再開メッセージ
を送信する。端末A1、A2のそれぞれのアプリケーシ
ョンプログラムは、そのメッセージを受信すると、ユー
ザ入力によるアプリケーション操作を開始する。以降、
また新たな端末のアプリケーションプログラムが参加す
る場合も同様の手順で処理が実行される。
【0046】次に各端末のアプリケーションプログラム
4で実行される処理について、図6、図7のフローチャ
ートを用いて説明する。図6、図7は本実施の形態のア
プリケーションプログラムで実行される処理フローを示
すフローチャートである。アプリケーションプログラム
4が起動されると、ステップS1において、端末A0の
アプリケーション共有サーバ5へ接続要求のメッセージ
を送信し、端末A0のアプリケーション共有サーバ5か
らのメッセージを受信するまで待機する。
【0047】尚、この接続要求メッセージには、端末の
ホスト名、ユーザ名の情報を記述して送信する。ステッ
プS2において、実行中のアプリケーションプログラム
4が端末A0のアプリケーション共有サーバ5に接続し
た最初のアプリケーションプログラムであるか否かを判
定する。実行中のアプリケーションプログラム4が端末
A0のアプリケーション共有サーバ5に接続した最初の
アプリケーションプログラムである場合(ステップS2
でYES)、アプリケーション共有サーバ5から操作開
始メッセージを受信し、ステップSS19に進んでアプ
リケーション操作を開始する。
【0048】一方、実行中のアプリケーションプログラ
ムが端末A0のアプリケーション共有サーバ5に接続し
た最初のアプリケーションプログラムでない場合(ステ
ップS2でNO)、ステップS3に進む。ステップS3
で、アプリケーション共有サーバ5からアプリケーショ
ン操作コマンド列が記述されているメッセージを受信
し、メッセージ解析部14によって、受信したコマンド
列をコマンドバッファ11に格納する。
【0049】ステップS4において、コマンドバッファ
11に格納される未実行コマンドが所定数以下であるか
否かを判定する。所定数以下である場合(ステップS4
でYES)、ステップS9に進む。所定数以下でない場
合(ステップS4でNO)、ステップS5に進む。ステ
ップS5において、端末A0のアプリケーション共有サ
ーバ5から新しいメッセージを受信しているか否かを判
定する。新しいメッセージを受信していない場合(ステ
ップS5でNO)、ステップS8に進む。新しいメッセ
ージを受信していない場合(ステップS5でYES)、
ステップS6に進む。
【0050】ステップS6で、ステップS5において受
信したメッセージにアプリケーション操作コマンドが記
述されているか否かを判定する。アプリケーション操作
コマンドが記述されていない場合(ステップS6でN
O)、ステップS8に進む。アプリケーション操作コマ
ンドが記述されている場合(ステップS6でYES)、
ステップS7に進む。
【0051】ステップS7において、メッセージ解析部
14によってそのアプリケーション操作コマンドをコマ
ンドバッファ11に格納する。ステップS8において、
コマンドバッファ11に格納されている未実行コマンド
をコマンド実行部13において実行し、ステップS4に
進む。ステップS9では、コマンドバッファ11に格納
される未実行コマンドが所定数以下であることを通知す
るメッセージを、状態通知部16によって端末A0のア
プリケーション共有サーバ5へ送信する。ステップS1
0において、アプリケーション共有サーバ5からの新し
いメッセージがあるか否かを判定する。新しいメッセー
ジがある場合(ステップS10でYES)、ステップS
14に進む。新しいメッセージがない場合(ステップS
10でNO)、ステップS13に進む。
【0052】ステップS14で、そのメッセージが全て
のアプリケーション操作コマンドを送信し終わったこと
を通知するメッセージであるか否かを判定する。そのメ
ッセージが全てのアプリケーション操作コマンドを送信
し終わったことを通知するメッセージである場合(ステ
ップS14でYES)、ステップS15に進む。そのメ
ッセージが全てのアプリケーション操作コマンドを送信
し終わったことを通知するメッセージでない場合(ステ
ップS14でNO)、ステップS11に進む。
【0053】ステップS11で、そのメッセージにアプ
リケーション操作コマンドが記述されているか否かを判
定する。そのメッセージにアプリケーション操作コマン
ドが記述されている場合(ステップS12でYES)、
ステップS12に進む。そのメッセージにアプリケーシ
ョン操作コマンドが記述されていない場合(ステップS
11でNO)、ステップS13に進む。
【0054】ステップS12で、メッセージ解析部14
によってそのアプリケーション操作コマンドをコマンド
バッファ11に格納する。ステップS13では、コマン
ドバッファ11に格納されている未実行コマンドをコマ
ンド実行部13において実行し、ステップS9に戻る。
ステップS15では、コマンドバッファ11に格納され
ている未実行コマンドをコマンド実行部13において実
行する。
【0055】ステップS16において、コマンドバッフ
ァ11に格納される未実行コマンドがゼロであるか否か
を判定する。ゼロである場合(ステップS16でYE
S)、ステップS17に進む。ゼロでない場合(ステッ
プS16でNO)、ステップS15に戻り、ゼロになる
まで繰り返す。ステップS17において、未実行コマン
ドがもう無いことを通知するメッセージを端末A0のア
プリケーション共有サーバ5へ送信する。
【0056】ステップS18で、メッセージをアプリケ
ーション共有サーバ5から操作開始メッセージを受信さ
れたか否かを判定する。受信された場合(ステップS1
8でYES)、ステップS19に進む。受信されない場
合(ステップS18でNO)、受信するまで待機し、受
信したらステップS19に進む。続いて図7のフローチ
ャートに移って、処理を説明する。
【0057】ステップS19において、入力管理部10
がユーザからのアプリケーション操作コマンド入力が有
るか否かを判定する。有る場合(ステップS19でYE
S)、ステップS20に進む。無い場合(ステップS1
9でNO)、ステップS25に進む。ステップS20
で、そのコマンドがアプリケーションプログラムの終了
コマンドであるか否かを判定する。終了コマンドである
場合(ステップS20でYES)、ステップS21に進
む。終了コマンドでない場合(ステップS20でN
O)、ステップS23に進む。ステップS21で、終了
のメッセージを端末A0のアプリケーション共有サーバ
5に送信してプログラムを終了する。
【0058】ステップS23において、入力管理部10
が入力デバイス2からの入力をコマンドバッファ11へ
格納する処理を中断している状態であるか否かを判定す
る。中断している状態である場合(ステップS23でY
ES)、ステップS34に進む。中断していない場合
(ステップS23でNO)、ステップS24に進む。ス
テップS24において、入力のアプリケーション操作コ
マンドを端末A0のアプリケーション共有サーバ5へ送
信する。ステップS28において、メッセージ解析部1
4によって、アプリケーション操作コマンドをコマンド
バッファ11に格納する。
【0059】一方、ステップS25において、アプリケ
ーション共有サーバ5から新しいメッセージを受信した
か否かを判定する。新しいメッセージを受信した場合
(ステップS25でYES)、ステップS27に進む。
新しいメッセージを受信しなかった場合(ステップS2
5でNO)、ステップS34に進む。ステップS27に
おいて、受信したメッセージ中にアプリケーション操作
コマンドが記述されている否かを判定する。操作コマン
ドが記述されている場合(ステップS27でYES)、
ステップS28に進む。操作コマンドが記述されていな
い場合(ステップS27でNO)、ステップS29に進
む。
【0060】ステップS29において、受信したメッセ
ージが操作中断メッセージであるか否かを判定する。操
作中断メッセージである場合(ステップS29でYE
S)、ステップS30に進む。操作中断メッセージでな
い場合(ステップS29でNO)、ステップS34に進
む。ステップS30で、中断を了解したメッセージを端
末A0のアプリケーション共有サーバ5に送信する。ス
テップS31で、入力管理部10は入力をコマンドバッ
ファ11へ格納する処理を中断する。
【0061】ステップS32において、受信したメッセ
ージが操作開始メッセージであるか否かを判定する。操
作開始メッセージである場合(ステップS32でYE
S)、ステップS33に進む。操作開始メッセージでな
い場合(ステップS32でNO)、ステップS34に進
む。ステップS33で、入力管理部10は入力をコマン
ドバッファ11へ格納する処理を再開する。ステップS
34では、コマンドバッファ11に格納されている未実
行コマンドのうち一番先に格納されたコマンドをコマン
ド実行部13において実行し、ステップS19に戻る。
【0062】次に本実施の形態の端末A0のアプリケー
ション共有サーバ5が実行する動作の処理フローについ
て、図8のフローチャートを用いて説明する。図8は本
実施の形態のアプリケーション共有サーバ5で実行され
る処理フローを示すフローチャートである。端末A0の
アプリケーション共有サーバ5は起動後、ステップS4
0で、アプリケーションプログラムからの接続要求コマ
ンドが受信されたか否かを判定する。接続要求コマンド
を受信した場合(ステップS40でYES)、ステップ
S41に進む。接続要求コマンドを受信しない場合(ス
テップS40でNO)、受信するまで待機する。ステッ
プS41において、最初のアプリケーションプログラム
からの接続要求コマンドを受信すると、そのアプリケー
ションプログラムと接続し、そのアプリケーションプロ
グラムの端末のホスト名、ユーザ名、送信先のアドレス
を接続端末情報メモリ8内に格納する。更に、そのアプ
リケーションプログラムは操作可能プログラムで、かつ
操作開始状態として登録する。
【0063】ステップS42では、接続したアプリケー
ションプログラムに操作開始メッセージを送信する。ス
テップS43で、新たなメッセージをアプリケーション
プログラムから受信されたか否かを判定する。新しいメ
ッセージを受信した場合(ステップS43でYES)、
ステップS44に進む。新しいメッセージを受信しない
場合(ステップS43でNO)、受信するまで待機す
る。
【0064】ステップS44において、受信したメッセ
ージがプログラム終了を通知するメッセージであるか否
かを判定する。終了メッセージである場合(ステップS
44でYES)、ステップS45に進む。終了メッセー
ジでない場合(ステップS44でNO)、ステップS4
6に進む。ステップS45で、そのメッセージを送信し
たアプリケーションプログラムとの接続を切り、接続端
末情報メモリ8から抹消する。そして、ステップS45
aで、まだ他に接続している端末のアプリケーションプ
ログラムがあるか否かを判定する。他に接続している端
末がある場合(ステップS45aでYES)、ステップ
S43に戻る。他に接続している端末がない場合(ステ
ップS45aでNO)、ステップS40に戻る。
【0065】一方、ステップS46において、受信した
メッセージにアプリケーション操作コマンドが記述され
ているか否かを判定する。操作コマンドが記述されてい
る場合(ステップS46でYES)、ステップS47に
進む。操作コマンドが記述されていない場合(ステップ
S46でNO)、ステップS49に進む。ステップS4
7で、その操作コマンドをコマンドメモリ17に格納す
る。ステップS48で、他に接続されているアプリケー
ションプログラムがあれば、その操作コマンドをメッセ
ージとして送信する。
【0066】ステップS49において、受信したメッセ
ージが接続要求メッセージであるか否かを判定する。接
続要求メッセージである場合(ステップS49でYE
S)、ステップS50に進む。接続要求メッセージでな
い場合(ステップS49でNO)、ステップS52に進
む。ステップS50で、そのメッセージを送信したアプ
リケーションプログラムの端末のホスト名、ユーザ名、
送信先のアドレスを接続端末情報メモリ8内に格納す
る。更に。そのアプリケーションプログラムは操作不可
プログラムとして登録する。ステップS51において、
コマンドメモリ17に格納されている操作コマンド列を
そのアプリケーションプログラムに送信する。
【0067】ステップS52において、受信したメッセ
ージが、操作不可プログラムのコマンドバッファに格納
されている未実行コマンドが所定数以下になったことを
通知するメッセージであるか否かを判定する。未実行コ
マンドが所定数以下のメッセージである場合(ステップ
S52でYES)、ステップS53に進む。未実行コマ
ンドが所定数以下のメッセージでない場合(ステップS
52でNO)、ステップS54に進む。
【0068】ステップS53で、操作可能プログラム全
部に操作中断メッセージを送信する。ステップS54に
おいて、受信したメッセージが、操作プログラムからの
操作中断了解メッセージであるか否かを判定する。中断
了解メッセージである場合(ステップS54でYE
S)、ステップS55に進む。中断了解メッセージでな
いの場合(ステップS54でNO)、ステップS57に
進む。
【0069】ステップS55で、その操作可能プログラ
ムが操作中断状態として接続端末情報メモリ8に記憶す
る。ステップS56において、接続端末情報メモリ8に
登録されている操作可能プログラム全部が操作中断状態
であるか否かを判定する。操作中断状態でない場合(ス
テップS56でNO)、ステップS43に戻る。操作中
断状態である場合(ステップS56でYES)、ステッ
プS56aに進む。ステップS56aで、操作不可プロ
グラムにもう送信するアプリケーション操作コマンドが
ないことを通知するメッセージを送信する。
【0070】ステップS57において、受信したメッセ
ージが、操作不可プログラムからのコマンドバッファの
未実行コマンドが無くなったことを通知するメッセージ
であるか否かを判定する。未実行コマンドがある場合
(ステップS57でYES)、ステップS58に進む。
未実行コマンドがない場合(ステップS57でNO)、
ステップS43に戻る。
【0071】ステップS58において、そのメッセージ
を送信した操作不可プログラムと操作中断状態の操作可
能プログラムに操作開始メッセージを送信する。ステッ
プS59では、ステップS58で操作開始メッセージを
送信したアプリケーションプログラムを操作可能プログ
ラムで、且つ操作開始状態として接続端末情報メモリ8
に登録を更新する。
【0072】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、端末A1のアプリケーションプログラムで更新され
るアプリケーション操作コマンドを順次端末A0のアプ
リケーション共有サーバ5に送信し、アプリケーション
共有サーバ5のコマンドメモリ17に順次格納する。こ
こで、新たに、端末A2のアプリケーションプログラム
が起動されると、コマンドメモリ17に格納されたアプ
リケーション操作コマンド列が端末A2のアプリケーシ
ョンプログラムに送信され、端末A2のアプリケーショ
ンプログラムは送信されたアプリケーション操作コマン
ドを順次実行する。そして、未実行のアプリケーション
操作コマンドが所定数以下になったら、その旨をアプリ
ケーション共有サーバ5に伝える。その結果、アプリケ
ーション共有サーバ5は、端末A1のアプリケーション
プログラムへ操作の中断を指示し、端末A2のアプリケ
ーションプログラムで未実行のアプリケーション操作コ
マンドがすべて実行されるまで、端末A1のアプリケー
ションプログラムは処理の実行を中断する。
【0073】端末A2のアプリケーションプログラムで
未実行のアプリケーション操作コマンドがすべて実行さ
れると、端末A1と端末A2の各アプリケーションプロ
グラムの実行状況が同一になる。このように、新たに端
末A2のアプリケーションプログラムが起動されること
で生じる、既に起動されている端末A1のアプリケーシ
ョンプログラムの実行状況と端末A2のアプリケーショ
ンプログラムの実行状況との差をなくすための中断処理
を、新たに起動された端末A2のアプリケーションプロ
グラムで実行されるアプリケーション操作コマンドの実
行状況に基づいて、端末A1のアプリケーションプログ
ラムの処理の実行を中断することで、端末A1と端末A
2の各アプリケーションプログラムの実行状況を同一に
することができる。
【0074】また、複数の端末による協調作業におい
て、各アプリケーションプログラムの実行状況を同一に
するための処理を少ないステップで、かつ短時間で行な
え、効率の良い協同作業を行なうことが可能となる。
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュー
タ、インタフェ−ス機器、リーダ、プリンタなど)から
構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる
装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用
してもよい。
【0075】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0076】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0077】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0079】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図9、10のメモリマップ例に示す各モジュ
ールを記憶媒体に格納することになる。図9において
は、即ち、少なくとも「通信モジュール」、「解析モジ
ュール」、「記憶モジュール」、「送信モジュール」、
「監視モジュール」および「中断モジュール」の各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0080】尚、「通信モジュール」は、複数の情報処
理装置と協調作業のためのメッセージの授受を行う。
「解析モジュール」は、複数の情報処理装置から受信し
たメッセージを解析する。「記憶モジュール」は、解析
される複数の情報処理装置の各アプリケーションプログ
ラムの操作情報を記憶媒体に記憶する。「送信モジュー
ル」は、記憶媒体に記憶されている操作情報を、新たに
起動された情報処理装置へ送信する。「監視モジュー
ル」は、新たに起動された情報処理装置のアプリケーシ
ョンプログラムで、操作情報が実行される進捗状況を監
視する。「中断モジュール」は、進捗状況に基づいて、
新たに起動された情報処理装置のアプリケーションプロ
グラム以外の情報処理装置のアプリケーションプログラ
ムの処理の実行を一時中断する。
【0081】また、図10においては、即ち、少なくと
も「通信モジュール」、「解析モジュール」、「記憶モ
ジュール」、「実行モジュール」、「監視モジュール」
および「送信モジュール」の各モジュールのプログラム
コードを記憶媒体に格納すればよい。尚、「通信モジュ
ール」は、外部装置と協調作業のためのメッセージの授
受を行う。「解析モジュール」は、外部装置から送信さ
れるメッセージを解析する。「記憶モジュール」は、解
析される操作情報を記憶媒体に記憶する。「実行モジュ
ール」は、操作情報を実行する。「監視モジュール」
は、操作情報の進捗状況を監視する。「送信モジュー
ル」は、進捗状況を外部装置へ送信する。
【0082】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、ネットワークを介した複数の情報処理装置
による協調作業を行うアプリケーション共有システムに
おいて、協調作業の作業効率を向上することができるア
プリケーション共有システム及び該システム制御方法及
び情報処理装置及びその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のアプリケーション共有システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態のアプリケーション共有システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態の各端末のハードウエア構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施の形態のアプリケーション共有システム
のモジュール構成を示すブロック図である。
【図5】本実施の形態の動作シーケンスを説明するため
の図である。
【図6】本実施の形態のアプリケーションプログラム実
行される処理フローを示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態のアプリケーションプログラムで
実行される処理フローを示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態のアプリケーション共有サーバで
実行される処理フローを示すフローチャートである。
【図9】本実施の形態のの処理フローのプログラムを記
憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【図10】本実施の形態のの処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【符号の説明】
A0〜A2 端末 1 ディスプレイ 2 入力デバイス 3 ウインドウサーバ 4 アプリケーションプログラム 5 アプリケーション共有サーバ 20 CPU 21 ROM 22 RAM 23 FDD

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理装置がネットワークを介
    して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業の
    ためのアプリケーションプログラムと、該アプリケーシ
    ョンプログラム間の協調作業の集中管理を行なうアプリ
    ケーション共有サーバとを備えるアプリケーション共有
    システムであって、 複数の情報処理装置の各アプリケーションプログラム
    と、前記アプリケーション共有サーバで協調作業のため
    のメッセージの授受を行う通信手段と、 前記通信手段を介して受信された前記メッセージから起
    動されている情報処理装置の各アプリケーションプログ
    ラムの操作情報を抽出して記憶する記憶手段と、 新たな情報処理装置のアプリケーションプログラムが起
    動された場合、前記記憶手段に記憶されている操作情報
    を、該新たな情報処理装置へ前記通信手段を介して送信
    する送信手段と、 前記新たな情報処理装置のアプリケーションプログラム
    で、前記操作情報が実行される進捗状況を監視する監視
    手段と、 前記進捗状況に基づいて、前記新たな情報処理装置のア
    プリケーションプログラム以外の情報処理装置のアプリ
    ケーションプログラムの処理の実行を一時中断する中断
    手段とを備えることを特徴とするアプリケーション共有
    システム。
  2. 【請求項2】 前記中断手段は、前記進捗状況として、
    未実行の操作情報が所定量以下になった場合に、前記新
    たな情報処理装置のアプリケーションプログラム以外の
    情報処理装置のアプリケーションプログラムの処理の実
    行を中断することを特徴とする請求項1に記載のアプリ
    ケーション共有システム。
  3. 【請求項3】 前記中断手段は、前記未実行の操作情報
    がなくなるまでの間、前記新たな情報処理装置のアプリ
    ケーションプログラム以外の情報処理装置のアプリケー
    ションプログラムの処理の実行を中断することを特徴と
    する請求項2に記載のアプリケーション共有システム。
  4. 【請求項4】 前記所定量の変更を指示する指示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のアプリ
    ケーション共有システム。
  5. 【請求項5】 複数の情報処理装置がネットワークを介
    して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業の
    ためのアプリケーションプログラムと、該アプリケーシ
    ョンプログラム間の協調作業の集中管理を行なうアプリ
    ケーション共有サーバとを備えるアプリケーション共有
    システム制御方法であって、 複数の情報処理装置の各アプリケーションプログラム
    と、前記アプリケーション共有サーバで協調作業のため
    のメッセージの授受を行う通信工程と、 前記通信工程を介して受信された前記メッセージから起
    動されている情報処理装置の各アプリケーションプログ
    ラムの操作情報を抽出して記憶媒体に記憶する記憶工程
    と、 新たな情報処理装置のアプリケーションプログラムが起
    動された場合、前記記憶工程によって記憶媒体に記憶さ
    れている操作情報を、該新たな情報処理装置へ前記通信
    工程を介して送信する送信工程と、 前記新たな情報処理装置のアプリケーションプログラム
    で、前記操作情報が実行される進捗状況を監視する監視
    工程と、 前記進捗状況に基づいて、前記新たな情報処理装置のア
    プリケーションプログラム以外の情報処理装置のアプリ
    ケーションプログラムの処理の実行を一時中断する中断
    工程とを備えることを特徴とするアプリケーション共有
    システム制御方法。
  6. 【請求項6】 前記中断工程は、前記進捗状況として、
    未実行の操作情報が所定量以下になった場合に、前記新
    たな情報処理装置のアプリケーションプログラム以外の
    情報処理装置のアプリケーションプログラムの処理の実
    行を中断することを特徴とする請求項5に記載のアプリ
    ケーション共有システム制御方法。
  7. 【請求項7】 前記中断工程は、前記未実行の操作情報
    がなくなるまでの間、前記新たな情報処理装置のアプリ
    ケーションプログラム以外の情報処理装置のアプリケー
    ションプログラムの処理の実行を中断することを特徴と
    する請求項5に記載のアプリケーション共有システム制
    御方法。
  8. 【請求項8】 前記所定量の変更を指示する指示工程と
    を更に備えることを特徴とする請求項5に記載のアプリ
    ケーション共有システム制御方法。
  9. 【請求項9】 複数の情報処理装置とネットワークを介
    して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業の
    ためのアプリケーションプログラムを備える情報処理装
    置であって、 前記複数の情報処理装置と協調作業のためのメッセージ
    の授受を行う通信手段と、 前記通信手段を介して前記複数の情報処理装置から受信
    した前記メッセージを解析する解析手段と、 前記解析手段で解析される前記複数の情報処理装置の各
    アプリケーションプログラムの操作情報を記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に記憶されている操作情報を、新たに起動
    された情報処理装置へ前記通信手段を介して送信する送
    信手段と、 前記新たに起動された情報処理装置のアプリケーション
    プログラムで、前記操作情報が実行される進捗状況を監
    視する監視手段と、 前記進捗状況に基づいて、前記新たに起動された情報処
    理装置のアプリケーションプログラム以外の情報処理装
    置のアプリケーションプログラムの処理の実行を一時中
    断する中断手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は、前記解析手段によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから接続
    要求のメッセージが解析され、かつ当該情報処理装置以
    外のアプリケーションプログラムが起動していない場
    合、当該情報処理装置のアプリケーションプログラムへ
    処理の実行の開始を指示するメッセージを送信する手段
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段は、前記解析手段によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから接続
    要求のメッセージが解析され、かつ当該情報処理装置以
    外のアプリケーションプログラムが起動している場合、
    当該情報処理装置のアプリケーションプログラムへ前記
    記憶手段に記憶された操作情報をメッセージとして送信
    する手段を備えることを特徴とする請求項9に記載の情
    報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記送信手段は、前記解析手段によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから未実
    行の操作情報が所定量以下になった旨を通知するメッセ
    ージが解析された場合、当該情報処理装置以外の情報処
    理装置のアプリケーションプログラムへ処理の実行を中
    断するメッセージを送信する手段を備えることを特徴と
    する請求項9に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記送信手段は、前記解析手段によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから中断
    了解のメッセージが解析された場合、前記新たに起動さ
    れた情報処理装置のアプリケーションプログラムへ、送
    信する操作情報がない旨のメッセージを送信する手段を
    備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記送信手段は、前記解析手段によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから未実
    行の操作情報がなくなった旨を通知するメッセージが解
    析された場合、すべての情報処理装置のアプリケーショ
    ンプログラムへ処理の実行の開始を指示するメッセージ
    を送信する手段を備えることを特徴とする請求項9に記
    載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 複数の情報処理装置とネットワークを
    介して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業
    のためのアプリケーションプログラムを備える情報処理
    装置であって、 外部装置と協調作業のためのメッセージの授受を行う通
    信手段と、 前記通信手段を介して前記外部装置から送信される前記
    メッセージを解析する解析手段と、 前記解析手段で解析される操作情報を記憶する記憶手段
    と、 前記操作情報を実行する実行手段と、 前記操作情報の進捗状況を監視する監視手段と、 前記進捗状況を前記外部装置へ前記通信手段を介して送
    信する送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  16. 【請求項16】 前記送信手段は、前記進捗状況が未実
    行の操作情報が所定量以下になった場合に、その旨を通
    知するメッセージを前記外部装置へ送信する手段を備え
    ることを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記送信手段は、前記進捗状況とし
    て、未実行の操作情報がなくなった場合に、その旨を通
    知するメッセージを前記アプリケーション共有サーバへ
    送信する手段を備えることを特徴とする請求項15に記
    載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 複数の情報処理装置とネットワークを
    介して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業
    のためのアプリケーションプログラムを備える情報処理
    方法であって、 前記複数の情報処理装置と協調作業のためのメッセージ
    の授受を行う通信工程と、 前記通信工程を介して前記複数の情報処理装置から受信
    した前記メッセージを解析する解析工程と、 前記解析工程で解析される前記複数の情報処理装置の各
    アプリケーションプログラムの操作情報を記憶媒体に記
    憶する記憶工程と、 前記記憶工程によって記憶媒体に記憶されている操作情
    報を、新たに起動された情報処理装置へ前記通信工程を
    介して送信する送信工程と、 前記新たに起動された情報処理装置のアプリケーション
    プログラムで、前記操作情報が実行される進捗状況を監
    視する監視工程と、 前記進捗状況に基づいて、前記新たに起動された情報処
    理装置のアプリケーションプログラム以外の情報処理装
    置のアプリケーションプログラムの処理の実行を一時中
    断する中断工程とを備えることを特徴とする情報処理方
    法。
  19. 【請求項19】 前記送信工程は、前記解析工程によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから接続
    要求のメッセージが解析され、かつ当該情報処理装置以
    外のアプリケーションプログラムが起動していない場
    合、当該情報処理装置のアプリケーションプログラムへ
    処理の実行の開始を指示するメッセージを送信する工程
    を備えることを特徴とする請求項18に記載の情報処理
    方法。
  20. 【請求項20】 前記送信工程は、前記解析工程によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから接続
    要求のメッセージが解析され、かつ当該情報処理装置以
    外のアプリケーションプログラムが起動している場合、
    当該情報処理装置のアプリケーションプログラムへ前記
    記憶工程によって記憶媒体に記憶された操作情報をメッ
    セージとして送信する工程を備えることを特徴とする請
    求項18に記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 前記送信工程は、前記解析工程によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから未実
    行の操作情報が所定量以下になった旨を通知するメッセ
    ージが解析された場合、当該情報処理装置以外の情報処
    理装置のアプリケーションプログラムへ処理の実行を中
    断するメッセージを送信する工程を備えることを特徴と
    する請求項18に記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 前記送信工程は、前記解析工程によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから中断
    了解のメッセージが解析された場合、前記新たに起動さ
    れた情報処理装置のアプリケーションプログラムへ、送
    信する操作情報がない旨のメッセージを送信する工程を
    備えることを特徴とする請求項18に記載の情報処理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記送信工程は、前記解析工程によっ
    て情報処理装置のアプリケーションプログラムから未実
    行の操作情報がなくなった旨を通知するメッセージが解
    析された場合、すべての情報処理装置のアプリケーショ
    ンプログラムへ処理の実行の開始を指示するメッセージ
    を送信する工程を備えることを特徴とする請求項18に
    記載の情報処理方法。
  24. 【請求項24】 複数の情報処理装置とネットワークを
    介して接続され、各情報処理装置上で起動する協調作業
    のためのアプリケーションプログラムを備える情報処理
    方法であって、 外部装置と協調作業のためのメッセージの授受を行う通
    信工程と、 前記通信工程を介して前記外部装置から送信される前記
    メッセージを解析する解析工程と、 前記解析工程で解析される操作情報を記憶媒体に記憶す
    る記憶工程と、 前記操作情報を実行する実行工程と、 前記操作情報の進捗状況を監視する監視工程と、 前記進捗状況を前記外部装置へ前記通信工程を介して送
    信する送信工程とを備えることを特徴とする情報処理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記送信工程は、前記進捗状況が未実
    行の操作情報が所定量以下になった場合に、その旨を通
    知するメッセージを前記外部装置へ送信する工程を備え
    ることを特徴とする請求項24に記載の情報処理方法。
  26. 【請求項26】 前記送信工程は、前記進捗状況とし
    て、未実行の操作情報がなくなった場合に、その旨を通
    知するメッセージを前記アプリケーション共有サーバへ
    送信する工程を備えることを特徴とする請求項24に記
    載の情報処理方法。
  27. 【請求項27】 情報処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 前記複数の情報処理装置と協調作業のためのメッセージ
    の授受を行う通信工程のコードと、 前記通信工程を介して前記複数の情報処理装置から受信
    した前記メッセージを解析する解析工程のコードと、 前記解析工程で解析される前記複数の情報処理装置の各
    アプリケーションプログラムの操作情報を記憶媒体に記
    憶する記憶工程のコードと、 前記記憶工程によって記憶媒体に記憶されている操作情
    報を、新たに起動された情報処理装置へ前記通信工程を
    介して送信する送信工程のコードと、 前記新たに起動された情報処理装置のアプリケーション
    プログラムで、前記操作情報が実行される進捗状況を監
    視する監視工程のコードと、 前記進捗状況に基づいて、前記新たに起動された情報処
    理装置のアプリケーションプログラム以外の情報処理装
    置のアプリケーションプログラムの処理の実行を一時中
    断する中断工程のコードとを備えることを特徴とするコ
    ンピュータ可読メモリ。
  28. 【請求項28】 情報処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 外部装置と協調作業のためのメッセージの授受を行う通
    信工程のコードと、 前記通信工程を介して前記外部装置から送信される前記
    メッセージを解析する解析工程のコードと、 前記解析工程で解析される操作情報を記憶媒体に記憶す
    る記憶工程のコードと、 前記操作情報を実行する実行工程のコードと、 前記操作情報の進捗状況を監視する監視工程のコード
    と、 前記進捗状況を前記外部装置へ前記通信工程を介して送
    信する送信工程のコードとを備えることを特徴とするコ
    ンピュータ可読メモリ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100285969B1 (ko) * 1998-03-04 2001-05-02 윤덕용 서로다른 윈도우 시스템간의 응용프로그램 공유시스템
KR20010079365A (ko) * 2001-07-09 2001-08-22 유영진 네트웍 컴퓨터의 프로그램 실시간 이벤트 공유 처리 방법및 시스템
KR100318566B1 (ko) * 1999-10-19 2001-12-28 서호석 화이트보드상에서 명령순서를 이용한 객체에 대한 잠금 장치 및 그 방법
JP2003510642A (ja) * 1999-09-23 2003-03-18 ロケット ネットワーク,インコーポレイティド ネットワークを介したマルチメディアの制作を共同作業可能にするシステムと方法
CN114785874A (zh) * 2022-06-16 2022-07-22 成都中科合迅科技有限公司 基于多网络协议提供高可用传输通道的方法

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