JP2005165658A - ネットワークシステム、情報処理装置、待ち時間制御方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

ネットワークシステム、情報処理装置、待ち時間制御方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 クライアント側にて、サービスを提供するサーバの負荷状況に応じた適切なタイムアウト時間を設定できるようにする。
【解決手段】 クライアント端末30が、処理サーバ群10に要求REQ1を発行する前に、時間サーバ20に対して要求REQ0を発行して処理サーバの現在の状況に応じたタイムアウト時間に係る時間情報TOSを問い合わせ、時間情報TOSを取得できた場合には、クライアント端末30が、時間情報TOSに基づいてタイムアウト時間の情報を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークを介したデータの転送に関するものであり、詳しくは、クライアント端末とサーバとが接続されたネットワークシステムにて、クライアント端末から発行された要求に対してサーバが応答するまでの待ち時間の制御技術に関する。
インターネットを介してウェブ(Web)サービスを提供するネットワークシステムにおいては、Webサービスを行う処理サーバが単一であることは珍しく、通常、複数台のサーバマシン(以下、単に「サーバ」とも称す。)からなる処理サーバ群に対して、負荷分散装置などを用いてクライアント端末からのリクエストを振り分けてWebサービスを提供している。このように構成することで、各々のサーバにおける故障対応やメンテナンス等を柔軟に実行できる利点があり、そのような運用を実際に行っているWebサービスも多い。
一方、Webサービスの提供を受ける側のクライアント端末は、上記処理サーバ群との間で通信を行いながら実際にユーザに対してのサービスを行う、インターネットブラウザを代表とするインターネットクライアントアプリケーション(クライアントソフト)を有している。クライアントソフトにおいては、データや処理の要求をHTTP(hypertext transfer protocol)のリクエストとして処理サーバに発行してから、当該処理サーバが何らかの応答を返すまでの時間の上限値である待ち時間(タイムアウト時間)が固定値で設定されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−6562号公報
通常、クライアントソフトは、要求に対するサーバからの応答がなくタイムアウト時間を経過した場合には、エラー(タイムアウトエラー)が発生したと判断する。
ここで、上述したようにクライアント端末(クライアントソフト)に設定されているタイムアウト時間は固定値である。したがって、サービスに係る管理担当者が、例えば処理サーバ群における半分のサーバが故障やメンテナンスなどでサービスを行っていない状況であったり、クライアント側からの要求が非常に多いために処理を捌きれなかったりして、クライアント側にてタイムアウトエラーが発生する可能性が高くなっていると判断したとしても、サービスを提供する側から各クライアント端末にて設定されているタイムアウト時間を変える手段がなかった。
一方、クライアント側にてタイムアウト時間を長く設定すると、サーバやネットワークに何らかの問題があった場合に、サービスの提供を受けようとするユーザはタイムアウト時間だけ待たされてしまうことになる。そのため、通常、クライアント側のタイムアウト時間は可能な限り短く設定されている。
その結果、ユーザの手元で動作しているクライアント端末では、サーバ混雑時などにタイムアウトエラーが多発し、ユーザに対してサービスを実施することができなくなることがあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、クライアント側にて、サービスを提供するサーバの負荷状況に応じた適切なタイムアウト時間を設定できるようにすることを目的とする。
本発明のネットワークシステムは、サーバからの応答を待つ待ち時間を任意に設定可能なクライアント端末と、上記クライアント端末にネットワークを介して接続されているとともに、上記クライアント端末からの要求に応じて、所定のサービスを上記クライアント端末に提供する処理サーバと、上記クライアント端末に上記ネットワークを介して接続されているとともに、上記クライアント端末からの要求に対する応答として、上記処理サーバの状況に応じた上記待ち時間に係る時間情報を上記クライアント端末に送信する時間サーバとを備え、上記クライアント端末は、上記時間サーバから送信される上記時間情報に基づいて、上記待ち時間を設定することを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、所定のサービスを提供する処理サーバと、上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を送信する時間サーバとに、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置であって、上記待ち時間に係る情報を格納する待ち時間格納手段と、上記時間情報の要求を上記時間サーバに発行する時間情報要求手段と、上記時間情報の要求に対する応答として、上記時間サーバから送信された上記時間情報を受信する時間情報受信手段と、上記受信した時間情報に基づいて、上記待ち時間格納手段に格納されている情報を更新する待ち時間変更手段と、上記所定のサービスの要求を発行するとともに、当該要求に対する応答を受信して上記処理サーバによる上記所定のサービスの提供を受けるサービス処理手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、所定のサービスを提供する処理サーバと、当該所定のサービスの提供を受けるクライアント端末とに、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置であって、上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を設定する時間情報設定手段と、上記時間情報設定手段により設定される時間情報を格納する時間情報格納手段と、外部からの要求に応じて、上記時間情報格納手段に格納されている時間情報を送信する時間情報送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の待ち時間制御方法は、所定のサービスを提供する処理サーバと、当該所定のサービスの提供を受けるクライアント端末とがネットワークを介して通信可能に接続されたネットワークシステムにて、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間を制御する待ち時間制御方法であって、上記処理サーバによる上記所定のサービスの提供を受ける際、上記処理サーバの状況に応じた上記待ち時間に係る時間情報を時間サーバに要求し、上記要求に対する応答として上記時間サーバから送信された時間情報を受信して、受信した時間情報に基づいて上記待ち時間を設定した後、上記処理サーバに上記所定のサービスの提供を要求することを特徴とする。
本発明のプログラムは、ネットワークを介して通信可能に接続された処理サーバによる所定のサービスの提供を受ける際、上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を、上記ネットワークを介して通信可能に接続された時間サーバに要求する時間情報要求ステップと、上記時間情報要求ステップでの要求に対する応答として上記時間サーバから送信された時間情報を受信する受信ステップと、上記受信ステップにて受信した時間情報に基づいて、上記待ち時間を設定する設定ステップと、上記設定ステップの後、上記処理サーバに上記所定のサービスの提供を要求するサービス要求ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、クライアント端末が処理サーバ(群)にデータや処理の要求を発行する前に、クライアント端末は、現在の処理サーバの状況(負荷状況等)に適合した待ち時間を上記処理サーバとは異なる時間サーバに問い合わせて、上記時間サーバからの応答により得られた新しい待ち時間に待ち時間設定を更新する。クライアント端末は、時間サーバより得られた待ち時間を処理サーバからの応答を待つ待ち時間として設定し直してから処理サーバに要求を発行することで、上述したようなタイムアウトエラーの発生等を抑制することができる。
例えば処理サーバ群を構成するサーバの半分が停止している場合には、時間サーバが応答として送信する時間情報として、待ち時間を十分長くするような時間情報を設定しておくことで、クライアント端末のタイムアウト時間を長めに設定し直すといった調整が可能となる。これにより、処理サーバ群の処理負荷が高く、クライアント端末からの要求に対して処理サーバ群が速やかに応答できない場合であっても、タイムアウトエラーがクライアント端末にて発生しサービスが実施できない状況を抑制することができる。
本発明によれば、サービスを提供する処理サーバの状況に応じた適切な待ち時間をクライアント端末に設定することが可能になり、クライアント端末にてタイムアウトエラー等の不都合が発生することを抑制し、ユーザに対してのサービスが完遂できない状況を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態によるネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
図1において、処理サーバ群10は、複数の処理サーバ(例えばWebサーバ)11で構成され、クライアント端末30からの要求に応じて所定のサービスを提供する。具体的には、処理サーバ11は、クライアント端末30からの要求REQ1を受けると、さまざまな処理を行い、その結果が確定してから当該要求REQ1に対する応答RESをクライアント端末30に供給する。なお、図1においては、3つの処理サーバ11により構成される処理サーバ群10を一例として図示しているが、処理サーバ群10を構成する処理サーバ11の数は任意であり、1つの処理サーバで構成しても良い。
時間サーバ20は、クライアント端末30から要求REQ0があると、当該要求REQ0に対する応答として、処理サーバ群10(より詳細には、処理サーバ群10を構成する処理サーバ11)の現在の処理負荷等の状況に応じた適切なタイムアウト時間の時間情報TOSを提供する。
なお、タイムアウト時間の時間情報TOSは、タイムアウト時間が一意的に定まればデータ形式は限定されず、例えばタイムアウト時間そのものを直接的に示したデータ等であっても良いし、離散的なタイムアウト時間にそれぞれ対応させた符号化データ等であっても良い。また、処理サーバ群10の現在の状況に応じて、時間サーバ20が時間情報として提供するタイムアウト時間は、サーバ運営者が現在の処理サーバ群10の稼動状況などを観察した上で適切な値を設定するようにしても良いし、時間サーバ20が現在の処理サーバ群10の稼動状況などを例えば信号線21等を介して監視し、監視結果に基づいて自動的に適切な値を設定するようにしても良い。
クライアント端末30は、処理サーバ群10(処理サーバ11)による所定のサービスの提供を受けるものであり、アプリケーションソフトとしてWebブラウザ等のネットワーククライアントアプリケーションを有する。クライアント端末30が有するネットワーククライアントアプリケーションは、処理サーバ群10に対して所定のサービスの提供を要求する要求REQ1を発行し、当該要求REQ1に対する処理サーバ群10からの応答RESに応じてユーザにサービスを行うアプリケーションである。なお、要求REQ1を発行してから、後述するタイムアウト時間格納部に格納されている情報に基づくタイムアウト時間を経過しても応答RESが戻らない場合には、タイムアウトエラーとしてユーザへのサービスを中断する。
また、クライアント端末30は、サーバ11、20に対して要求を発行してからサーバ11、20が何らかの応答を返すまでの時間の上限値である待ち時間(タイムアウト時間)を任意に設定できる。例えば、クライアント端末30は、時間サーバ20からの待ち時間に係る時間情報TOSを受信し、受信した時間情報TOSに基づいてタイムアウト時間を変更(更新)することが可能である。すなわち、クライアント端末30におけるタイムアウト時間は、初期化の際に時間t0に設定されるが、クライアント端末30から要求REQ0を発行し、それに対して時間サーバ20から時間情報TOSとして時間t1を戻してきた場合には、タイムアウト時間を時間t0から時間t1に更新する。
処理サーバ群10を構成する処理サーバ11と、時間サーバ20と、クライアント端末30とは、それぞれが備えるネットワークインタフェースにより、インターネットやWAN(Wide Aria Network)等のネットワーク40を介して通信可能なように接続されている。すなわち、クライアント端末30より発行された要求は、ネットワーク40を介して処理サーバ群10(処理サーバ11)、時間サーバ20に送信される。
図2は、本実施形態におけるクライアント端末30の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2に示すように、クライアント端末30は、送受信部101、タイムアウト時間変更部102、タイムアウト時間格納部103、サービス処理部104、タイムアウト判断部105、制御部106、表示部107、及び入力部108を有する。
送受信部101は、ネットワーク40を介して、要求REQ0、REQ1を送信したり、当該要求REQ0、REQ1に対する応答TOS、RESを受信したりするためのものである。送受信部101は、本発明の時間情報要求手段、時間情報受信手段を構成する。
タイムアウト時間変更部102は、要求REQ0に対する応答として送受信部101にて受信した時間情報TOSに基づいて、タイムアウト時間格納部103に設定されているタイムアウト時間を変更する。
タイムアウト時間格納部103は、サーバに対して要求を発行してから応答を受信するまでの許容時間、つまりタイムアウト時間に係る情報を格納するものである。上述したように、本実施形態においては、タイムアウト時間格納部103に設定し格納するタイムアウト時間については、書き換え可能であり、任意に設定することができる。
サービス処理部104は、処理サーバ群10により提供されるサービスを受けるためのものであり、当該サービスに係る処理を実行する。サービス処理部104は、送受信部101より要求REQ1を発行し、当該要求REQ1に対する応答RESを受信して、当該応答RESに応じたサービスをユーザに実施する。
タイムアウト判断部105は、サーバに対して要求を発行し当該要求に対する応答を待っている間、タイムアウト時間格納部103に格納された情報に基づくタイムアウト時間を経過したか否かを判断する。特に、タイムアウト判断部105は、上記判断の結果、要求REQ1を発行してからタイムアウト時間を経過しても応答RESが戻らない場合には、タイムアウトエラーと判断し制御部106等に通知する。
制御部106は、後述する図4に示すフローチャート等に従って動作するようクライアント端末30が有する各機能部を制御する。表示部107は、CRT、液晶表示装置等の表示装置で構成され、処理サーバ群10により提供されるサービスに係る画像等を表示したり、タイムアウトエラーが発生したときにはその旨を表示したりする。入力部108は、ユーザが所望のサービスの提供を受けるために操作するものであり、キーボードやマウス等の入力装置で構成される。
図3は、本実施形態における時間サーバ20の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、時間サーバ20は、時間情報設定部151、時間情報格納部152、送受信部153、及び制御部154を有する。
時間情報設定部151は、入力される設定タイムアウト時間に基づいて、時間情報格納部152に格納されているタイムアウト時間の時間情報を変更する。ここで、設定タイムアウト時間は、上述したように処理サーバ群10の現在の処理負荷等の状況に応じた適切なタイムアウト時間であり、サーバ運営者が設定するようにしても良いし、時間サーバ20が処理サーバ群10の監視結果に基づいて自動的に設定するようにしても良い。
送受信部153は、ネットワーク40を介して送受信される、クライアント端末30からの要求REQ0を受信したり、当該要求REQ0に対する応答TOSを送信したりするためのものである。制御部154は、時間サーバ20が有する各機能部を制御する。
なお、本実施形態における処理サーバ群10を構成する各処理サーバ11の機能構成については、一般的に用いられるWebサーバ等と同様であるので説明を省略する。
次に、本実施形態のネットワークシステムにおいて、クライアント端末30が処理サーバ群10(処理サーバ11)によるサービスの提供を受ける際に行われるタイムアウト時間の制御処理について説明する。
図4は、本実施形態におけるタイムアウト時間の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。なお、各処理サーバ11及び時間サーバ20は、既に稼動しているものとする。
まず、ステップS1にて、クライアント端末30(詳しくは、クライアント端末30が有するネットワーククライアントアプリケーション)は、所定の初期化処理がなされる。この初期化処理により、タイムアウト時間格納部103に格納されている情報も初期化され、そのタイムアウト時間の値は時間t0に初期化される。
ステップS2にて、クライアント端末30は、時間サーバ20に対して要求REQ0を発行し、処理サーバ群10(処理サーバ11)の現在の状況に応じた適切なタイムアウト時間の時間情報TOSの取得を試みる。このとき、クライアント端末30は、ステップS1において初期化されたタイムアウト時間の値をそのまま用いるので、要求REQ0のタイムアウト時間は時間t0である。
ステップS3にて、クライアント端末30のタイムアウト判断部105は、要求REQ0に対する応答としての時間情報TOSが、時間サーバ20からタイムアウト時間t0内に戻ってきたか否かを判断する。この判断の結果、タイムアウト時間t0内に応答(時間情報TOS)が戻ってきていた場合にはステップS4に進み、そうでない場合、すなわちタイムアウトしていた場合にはステップS5に進む。
ステップS4にて、クライアント端末30のタイムアウト時間変更部102は、受信した時間サーバ20からの時間情報TOSに基づくタイムアウト時間t1をタイムアウト時間格納部103に設定することで、クライアント端末30におけるタイムアウト時間の設定を更新する。
ステップS5にて、クライアント端末30は、ユーザに対して実際のサービスを行うために、処理サーバ群(処理サーバ11)に対して要求REQ1を発行する。このとき、クライアント端末30では、要求REQ1のタイムアウト時間設定として、上記ステップS3においてタイムアウト時間の時間情報TOSが得られた場合には時間t1が用いられ、そうでない場合には初期化されたままの時間t0が用いられる。
ステップS6にて、クライアント端末30のタイムアウト判断部105は、要求REQ1がタイムアウトしているか否か、すなわち、タイムアウト時間内に要求REQ1に対する応答RESが戻っているか否かを判断する。
この判断の結果、タイムアウトしていなければ、ステップS7にて、クライアント端末30のサービス処理部104は、受信した応答RESを用いて通常の処理を行い、ユーザに対してサービスを行う。その後、ステップS9に進む。
一方、ステップS6での判断の結果、要求REQ1がタイムアウトしていた場合には、ステップS8にて、クライアント端末30は、タイムアウトエラーが発生したことを表示部107等を介してユーザに通知し、ステップS9に進む。
ステップS9にて、クライアント端末30は、処理を終了するために必要な所定の後処理を行い、処理を終了する。
以上のように処理を行うことで、クライアント端末30は、時間サーバ20から得られた時間情報TOSに基づいて、サーバ運営者側で設定した、処理サーバ群10の現在の状況に応じた最適なタイムアウト時間t1でもって要求REQ1を発行することができるようになる。
以上、説明したように本実施形態によれば、クライアント端末30におけるタイムアウト時間の設定を任意に設定(変更)可能にするとともに、クライアント端末30が処理サーバ群10に要求REQ1を発行する前に、時間サーバ20に対して要求REQ0を発行して処理サーバの現在の状況に応じたタイムアウト時間に係る時間情報TOSを問い合わせる。時間情報TOSを取得できた場合には、クライアント端末30のタイムアウト時間変更部102は、時間情報TOSに基づいて、タイムアウト時間格納部103に格納されているタイムアウト時間の情報を変更、すなわちタイムアウト時間を初期化時の時間t0から時間情報TOSに基づく時間t1に更新する。このようにしてタイムアウト時間を設定し直してからクライアント端末30は、処理サーバ群10に要求REQ1を発行する。
このように、クライアント端末30が、処理サーバ群10に要求REQ1を発行する前に、処理サーバ群10(処理サーバ11)の現在の状況に応じたタイムアウト時間を時間サーバ20に問い合わせることで、クライアント端末30では、処理サーバ群10側で認識している処理負荷状況(混雑度など)等に応じた適切なタイムアウト時間を設定することができる。したがって、処理サーバ群10の現在の状況に応じて、クライアント端末30のタイムアウト時間を長めに設定し直すといった調整が可能となり、タイムアウトエラーの発生等を抑制することができ、クライアント端末30にてユーザに対してのサービスが実施できない状況を抑制することができる。
なお、上述した本実施形態では、クライアント端末30が有するネットワーククライアントアプリケーションソフトの1つとしてWebブラウザを例示しているが、本発明はこれに限らず、ネットワークを介して通信を行う際に用いられる通信ソフトウェアに適用可能である。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態によるネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態におけるクライアント端末の機能構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態における時間サーバの機能構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態におけるタイムアウト時間の制御処理動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
11 処理サーバ
20 時間サーバ
30 クライアント端末
40 ネットワーク
101 送受信部
102 タイムアウト時間変更部
103 タイムアウト時間格納部
104 サービス処理部
105 タイムアウト判断部
106 制御部

Claims (11)

  1. サーバからの応答を待つ待ち時間を任意に設定可能なクライアント端末と、
    上記クライアント端末にネットワークを介して接続されているとともに、上記クライアント端末からの要求に応じて、所定のサービスを上記クライアント端末に提供する処理サーバと、
    上記クライアント端末に上記ネットワークを介して接続されているとともに、上記クライアント端末からの要求に対する応答として、上記処理サーバの状況に応じた上記待ち時間に係る時間情報を上記クライアント端末に送信する時間サーバとを備え、
    上記クライアント端末は、上記時間サーバから送信される上記時間情報に基づいて、上記待ち時間を設定することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 上記クライアント端末は、
    上記待ち時間として第1の所定期間が予め設定され、
    上記時間サーバに要求を発行した後、上記第1の所定期間内に上記時間情報を受信した場合には、当該時間情報に基づいて上記待ち時間を更新することを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 上記第1の所定期間は、上記クライアント端末における初期化時に設定される初期値であることを特徴とする請求項2記載のネットワークシステム。
  4. 上記クライアント端末は、上記処理サーバによる所定のサービスの提供を受ける際、上記時間サーバに要求を発行して上記待ち時間を調整した後に、上記処理サーバに要求を発行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のネットワークシステム。
  5. 所定のサービスを提供する処理サーバと、上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を送信する時間サーバとに、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置であって、
    上記待ち時間に係る情報を格納する待ち時間格納手段と、
    上記時間情報の要求を上記時間サーバに発行する時間情報要求手段と、
    上記時間情報の要求に対する応答として、上記時間サーバから送信された上記時間情報を受信する時間情報受信手段と、
    上記受信した時間情報に基づいて、上記待ち時間格納手段に格納されている情報を更新する待ち時間変更手段と、
    上記所定のサービスの要求を発行するとともに、当該要求に対する応答を受信して上記処理サーバによる上記所定のサービスの提供を受けるサービス処理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 発行した要求に対する応答を受信する際、当該要求を発行してから、上記待ち時間格納手段に格納されている情報に基づく待ち時間を経過したか否かを判断する判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 所定のサービスを提供する処理サーバと、当該所定のサービスの提供を受けるクライアント端末とに、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置であって、
    上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を設定する時間情報設定手段と、
    上記時間情報設定手段により設定される時間情報を格納する時間情報格納手段と、
    外部からの要求に応じて、上記時間情報格納手段に格納されている時間情報を送信する時間情報送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 所定のサービスを提供する処理サーバと、当該所定のサービスの提供を受けるクライアント端末とがネットワークを介して通信可能に接続されたネットワークシステムにて、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間を制御する待ち時間制御方法であって、
    上記処理サーバによる上記所定のサービスの提供を受ける際、
    上記処理サーバの状況に応じた上記待ち時間に係る時間情報を時間サーバに要求し、
    上記要求に対する応答として上記時間サーバから送信された時間情報を受信して、受信した時間情報に基づいて上記待ち時間を設定した後、
    上記処理サーバに上記所定のサービスの提供を要求することを特徴とする待ち時間制御方法。
  9. 上記時間サーバに上記時間情報を要求した後、
    上記待ち時間として予め設定されている第1の所定期間内に上記時間情報を受信した場合には、受信した時間情報に基づいて上記待ち時間を更新し、
    上記第1の所定期間内に上記時間情報を受信しなかった場合には、上記第1の所定期間を上記待ち時間として保持することを特徴とする請求項8記載の待ち時間制御方法。
  10. ネットワークを介して通信可能に接続された処理サーバによる所定のサービスの提供を受ける際、
    上記処理サーバの状況に応じた、上記処理サーバからの応答を待つ待ち時間に係る時間情報を、上記ネットワークを介して通信可能に接続された時間サーバに要求する時間情報要求ステップと、
    上記時間情報要求ステップでの要求に対する応答として上記時間サーバから送信された時間情報を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにて受信した時間情報に基づいて、上記待ち時間を設定する設定ステップと、
    上記設定ステップの後、上記処理サーバに上記所定のサービスの提供を要求するサービス要求ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項10記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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