JP5263029B2 - 管理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のデバイスのそれぞれからオブジェクト情報を取得する管理装置に関する。
例えば、特許文献1には、ネットワーク上の複数のデバイスを管理装置によって管理するシステムが開示されている。このシステムでは、管理装置は、ネットワーク上に新規に発見された第1デバイスに、管理装置が要求可能な全種類の情報を順次要求する。第1デバイスは、自身が応答可能な特定の種類のオブジェクト情報のみを管理装置に送信する。管理装置は、第1デバイスから取得可能な上記特定の種類を示す種類情報を記憶する。管理装置は、第1デバイスにオブジェクト情報を再び要求すべき際には、上記特定の種類のオブジェクト情報のみを要求する。
特開2000−183877号公報 特開2007−157074号公報
ところで、特許文献1の技術では、第1デバイスと同等である第2デバイスが新規に発見された場合にも、管理装置は、第2デバイスに全種類の情報を順次要求する。すなわち、従来の技術では、管理装置は、複数のデバイスを管理する際に、各デバイスに対してオブジェクト情報を効率よく要求するのが困難であった。より具体的には、従来の技術では、管理装置は、第2デバイスに対して無駄な要求を行なっているという問題があった。本明細書では、無駄な要求を行なうことを抑制する技術を提供する。
本明細書に開示される一つの技術は管理装置に関する。本明細書によって開示される管理装置は、第1デバイス及び第2デバイスと通信可能に接続される。この管理装置は、第1の取得部と、第2の取得部と、を備える。
第1の取得部は、N1種類(N1は2以上の整数)のオブジェクト情報を、第1デバイスに順次要求することによって、N1種類の前記オブジェクト情報の一部であるM1種類(M1は1以上N1未満の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスから順次取得する。なお、上記の「第1の取得部は、・・・順次取得する」という用語は、例えば、「第1の取得部は、N1個(N1は2以上の整数)の要求パケットを第1デバイスに順次送信することによって、N1種類のオブジェクト情報の一部であるM1種類(M1は1以上N1未満の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスから順次取得する」と言い換えてもよい。
第2の取得部は、第1の取得部がM1種類のオブジェクト情報を取得した後、N1種類のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM1種類のオブジェクト情報を第1デバイスに要求することによって、M1種類のオブジェクト情報を第1デバイスから新たに取得する。第2の取得部は、さらに、第2デバイスが第1デバイスと同等のデバイスである第1の場合に、N1種類のオブジェクト情報を第2デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM1種類のオブジェクト情報を第2デバイスに要求することによって、M1種類のオブジェクト情報を第2デバイスから取得する。
この構成によると、管理装置は、第1デバイスから取得不可能であるために第2デバイスからも取得不可能であると考えられるオブジェクト情報(即ちN1種類のオブジェクト情報のうちのM1種類以外の種類のオブジェクト情報)を第2デバイスに要求しないため、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
上記の管理装置では、第2の取得部は、M1種類のオブジェクト情報を第1及び第2デバイスに要求する際に、M1種類のオブジェクト情報のうちの少なくとも2種類のオブジェクト情報に対応する少なくとも2つのオブジェクト識別情報を含む1個の要求パケットを、第1及び第2デバイスに送信してもよい。なお、上記の記載は、第2の取得部が1個の要求パケットのみを送信することによって、M1種類のオブジェクト情報の全てを第1及び第2デバイスに要求することのみを意味するのではない。上記の記載は、第2の取得部が2個以上の要求パケット(個々の要求パケットは少なくとも2つのオブジェクト識別情報を含む)を送信することによって、M1種類のオブジェクト情報を第1及び第2デバイスに要求することも含む。
この構成によると、第1デバイスから取得可能なM1種類のオブジェクト情報を第1及び第2デバイスに要求する際に、少なくとも2種類のオブジェクト情報をまとめて1個の要求パケットで要求することができる。M1種類のオブジェクト情報のうちの1種類のオブジェクト情報毎に1個の要求パケットで要求する手法と比べると、デバイスに送信される要求パケット数を減少させることができる。その結果、管理装置と第1及び第2デバイスとの間のネットワークの通信負荷を低減させることができる。
2つのデバイスの機種情報が同じ場合には、それらのデバイスが同じ種類のオブジェクト情報を管理装置に送信することができる可能性が高い。従って、2つのデバイスの機種情報が一致するのか否かに基づいて、2つのデバイスが同等であるのか否かを判断してもよい。即ち、上記の管理装置は、第1デバイスの機種情報と第2デバイスの機種情報とを取得する基本情報取得部と、第1デバイスの機種情報と第2デバイスの機種情報とが一致するのか否かを判断することによって、第2デバイスが第1デバイスと同等のデバイスであるのか否かを判断する判断部と、をさらに備えてもよい。
機種情報のみならず、2つのデバイスのファームウェアバージョン情報も同じ場合には、それらのデバイスが同じ種類のオブジェクト情報を管理装置に送信することができる可能性がより高い。従って、以下の構成を採用してもよい。即ち、基本情報取得部は、第1デバイスのファームウェアバージョン情報と第2デバイスのファームウェアバージョン情報とを取得してもよい。この場合、上記判断部は、第1デバイスの機種情報と第2デバイスの機種情報とが一致し、かつ、第1デバイスのファームウェアバージョン情報と第2デバイスのファームウェアバージョン情報とが一致するのか否かを判断することによって、第2デバイスを第1デバイスと同等のデバイスであるのか否かを判断してもよい。
上記の管理装置では、第2デバイスが第1デバイスと同等のデバイスでない第2の場合に、第1の取得部は、N1種類のオブジェクト情報を第2デバイスに順次要求することによって、N1種類のオブジェクト情報の一部であるM2種類(M2は1以上N1未満の整数)のオブジェクト情報を第2デバイスから順次取得するようにし、第2の取得部は、第1の取得部がM2種類のオブジェクト情報を取得した後、N1種類のオブジェクト情報を第2デバイスに順次要求せずに、第2デバイスから取得可能なM2種類のオブジェクト情報を第2デバイスに要求することによって、M2種類のオブジェクト情報を第2デバイスから新たに取得するようにしてもよい。
上記の管理装置では、管理装置の動作を制御する制御プログラムを格納するためのプログラム格納部をさらに備えてもよい。この場合、第1の取得部は、プログラム格納部に格納される第1の制御プログラムに対応するN1種類のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求することによって、M1種類のオブジェクト情報を第1デバイスから順次取得する。上記の「制御プログラム」は、例えば、「オブジェクト情報を取得するためのアプリケーションプログラム」と言い換えてもよい。
第1の制御プログラムが第2の制御プログラムにバージョンアップされた場合に、第1の取得部は、第2の制御プログラムに対応するN2種類(N2は2以上の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求することによって、N2種類のオブジェクト情報のうちの一部であるM3種類(M3は1以上N2未満の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスから順次取得し、第2の取得部は、第1の取得部がM3種類のオブジェクト情報を取得した後、N2種類のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM3種類のオブジェクト情報を第1デバイスに要求することによって、M3種類のオブジェクト情報を第1デバイスから新たに取得するようにしてもよい。
この構成によると、管理装置の動作を制御する制御プログラムがバージョンアップされた場合に、管理装置は、第1デバイスに対してN2種類(全種類)のオブジェクト情報を順次要求することによって、第1デバイスから取得可能なM2種類のオブジェクト情報を知ることができる。管理装置は、第1デバイスからオブジェクト情報を再び取得すべき際に、第1デバイスから取得不可能な種類のオブジェクト情報を第1デバイスに要求しない。無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
なお、上記の構成には、さらに、以下の構成を追加してもよい。即ち、第2の取得部は、N2種類のオブジェクト情報を第2デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM3種類のオブジェクト情報を第2デバイスに要求することによって、M3種類のオブジェクト情報を第2デバイスから取得してもよい。この構成によると、管理装置は、第2デバイスからオブジェクト情報を取得すべき際に、第1デバイスから取得不可能であるために第2デバイスからも取得不可能であると考えられるオブジェクト情報(即ちN2種類のオブジェクト情報のうちのM3種類以外の種類のオブジェクト情報)を第2デバイスに要求しない。無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
あるいは、第1の制御プログラムが第2の制御プログラムにバージョンアップされた場合には、第1の取得部は、第2の制御プログラムに対応するN2種類(N2はN1を超える整数)のオブジェクト情報のうち、N1種類のオブジェクト情報に含まれないN3種類(N3は1以上の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求することによって、N3種類のオブジェクト情報のうちのM4種類(M4は1以上N3以下の整数)のオブジェクト情報を第1デバイスから順次取得し、第2の取得部は、第1の取得部がM4種類のオブジェクト情報を取得した後、N2種類のオブジェクト情報およびN3種類のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM1種類のオブジェクト情報と、第1デバイスから取得可能であるM4種類のオブジェクト情報と、を第1デバイスに要求することによって、M1種類のオブジェクト情報とM4種類のオブジェクト情報とを第1デバイスから新たに取得するようにしてもよい。なお、上記から明らかなように、N3=N2−N1である。
管理装置の動作を制御する制御プログラムがバージョンアップされた場合、バージョンアップ後の管理装置が要求可能なオブジェクト情報の種類は、通常、バージョンアップ前に管理装置が要求可能な種類(即ち上記のN1種類)に加えて、新たな種類(即ち上記のN3種類)を含む。即ち、通常、バージョンアップ前の管理装置が要求可能な種類については、バージョンアップ後の管理装置も要求可能である。上記の構成によると、第1の取得部は、バージョンアップによって追加された新たな種類のオブジェクト情報を第1デバイスに順次要求する。即ち、バージョンアップ前に管理装置が要求可能な種類については、第1デバイスに順次要求するのを省略することができる。これにより、デバイスに送信される要求パケット数を減少させることができる。
なお、上記の構成には、さらに、以下の構成を追加してもよい。即ち、第2の取得部は、N2種類のオブジェクト情報を第2デバイスに順次要求せずに、第1デバイスから取得可能なM1種類のオブジェクト情報と、第1デバイスから取得可能であるM4種類のオブジェクト情報と、を第2デバイスに要求することによって、M1種類のオブジェクト情報とM4種類のオブジェクト情報とを第2デバイスから取得してもよい。この構成によると、管理装置は、第2デバイスから取得不可能であると考えられるオブジェクト情報(即ちN3種類のオブジェクト情報のうちのM4種類以外の種類のオブジェクト情報)を第2デバイスに要求しない。無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
上記管理装置では、第1デバイスの機種情報と第2デバイスの機種情報とが一致し、かつ、第1デバイスのファームウェアバージョン情報よりも第2デバイスのファームウェアバージョン情報が新しい場合に、第1の取得部は、N1種類のオブジェクト情報のうち、第1デバイスから取得可能であるM1種類のオブジェクト情報に含まれないN4種類(N4は1以上の整数)のオブジェクト情報を、第2デバイスに順次要求することによって、N4種類のオブジェクト情報のうちのM5種類(M5は1以上N4以下の整数)のオブジェクト情報を第2デバイスから順次取得し、第2の取得部は、第1の取得部がM5種類のオブジェクト情報を取得した後、第1デバイスから取得可能であるM1種類のオブジェクト情報と、第2デバイスから取得可能であるM5種類のオブジェクト情報と、を第2デバイスに要求することによって、M1種類のオブジェクト情報とM5種類のオブジェクト情報とを第2デバイスから新たに取得してもよい。なお、上記から明らかなように、N4=N1−M1である。
デバイスのファームウェアがバージョンアップされた場合、バージョンアップ後のデバイスが応答可能なオブジェクト情報の種類は、通常、バージョンアップ前に応答可能な種類に加えて、新たな種類を含む。即ち、通常、古いファームウェアを有するデバイスが応答可能な種類については、新しいファームウェアを有するデバイスも応答可能である。上記の構成によると、第1の取得部は、古いバージョンのファームウェアを有する第1デバイスから取得不可能な種類のオブジェクト情報(即ち上記のN4種類のオブジェクト情報)を、新しいバージョンのファームウェアを有する第2デバイスに順次要求する。即ち、第1の取得部は、古いバージョンのファームウェアを有する第1デバイスから取得可能な種類については、新しいバージョンのファームウェアを有する第2デバイスに順次要求するのを省略することができる。これにより、デバイスに送信される要求パケット数を減少させることができる。
上記管理装置を実現するための制御方法及びコンピュータプログラムも新規で有用である。また、管理装置、第1デバイス、及び、第2デバイスを備えるシステムも新規で有用である。
第1実施形態の管理システムの構成を示す。 リクエスト情報テーブルの一例を示す。 オブジェクト情報テーブルの一例を示す。 第1実施形態において各デバイスが実行する処理のシーケンス図を示す。 第1実施形態において各デバイスが実行する処理のシーケンス図を示す。 第1実施形態の取得処理のフローチャートを示す。 第2実施形態の取得処理のフローチャートを示す。 第2実施形態において各デバイスが実行する処理のシーケンス図を示す。 第3実施形態の取得処理のフローチャートを示す。 第3実施形態において各デバイスが実行する処理のシーケンス図を示す。
(第1実施形態)
(システムの構成)
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の管理システム2の構成を示す。管理システム2は、LAN等のネットワーク4と、管理装置10と、複数の多機能機60、70、80等を備える。各デバイス10、60、70、80は、いずれもネットワーク4に接続されている。各デバイス10、60、70、80は、ネットワーク4を介して、相互に通信可能である。多機能機60等は、印刷機能、スキャナ機能、ファクシミリ通信機能等を備える。
(管理装置の構成)
管理装置10の構成について詳しく説明する。本実施形態では、管理装置10としてPCを用いた例について説明する。管理装置10は、多機能機60等からオブジェクト情報を取得する処理を実行することによって、多機能機60等を管理する。
管理装置10は、制御部12と表示部14と操作部16とネットワークインターフェイス20と記憶部24とを備える。制御部12は、記憶部24に記憶されているプログラム36に従って処理を実行する。表示部14は、様々な情報を表示する。操作部16は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部16を操作することによって、様々な指示を管理装置10に入力することができる。ネットワークインターフェイス20は、ネットワーク4に接続されている。
記憶部24は、リクエスト情報テーブル30とオブジェクト情報テーブル32とを記憶する。また、記憶部24は、ワーク領域34を備える。ワーク領域34は、制御部12が処理を実行する過程で生成又は取得される情報を記憶する。記憶部24は、さらに、制御部12によって実行されるべきプログラム36を記憶している。プログラム36は、多機能機60等にオブジェクト情報を要求して取得するためのアプリケーションプログラム37を含む。また、記憶部24は、さらに、上記の各情報30、32、36以外の情報を記憶するための記憶領域38を有する。
図2は、リクエスト情報テーブル30の一例を示す。リクエスト情報テーブル30は、複数の組合せ情報102、104を含む。各組合せ情報102、104は、機種情報106と、ファームウェアバージョン情報108と、複数の応答情報110、112、114、116と、が関連付けられた情報である。なお、リクエスト情報テーブル30は、アプリケーション37(図1参照)のバージョン情報118をさらに含む。機種情報106は、管理装置10が管理する対象である多機能機60等の機種を示す情報である。機種情報106は、例えば、多機能機60等のモデル名であってもよいし、多機能機60等のベンダ名であってもよい。ファームウェアバージョン情報108は、多機能機60等に搭載されているファームウェアのバージョンを示す情報である。本実施形態では、ファームウェアバージョン情報108の数字が大きくなる程、ファームウェアが新しい。
管理装置10は、複数種類のオブジェクト情報を多機能機60等に要求可能である。複数の応答情報110等のそれぞれは、1種類のオブジェクト情報に対応している。複数の応答情報110等のそれぞれは、当該応答情報に対応する種類のオブジェクト情報を要求した際に、オブジェクト情報を取得可能であったのか否かを示す。例えば、第3種類に対応する応答情報114は、組合せ情報102では「○」である。これは、組合せ情報102に含まれる機種情報「T1」とバージョン情報「1.00」を有するデバイス(例えば多機能機60)に第3種類のオブジェクト情報を要求した際に、第3種類のオブジェクト情報を取得可能であったことを示す。また、例えば、第3種類の応答情報114は、組合せ情報104では「×」である。これは、組合せ情報104に含まれる機種情報「T2」とバージョン情報「2.01」を有するデバイス(例えば多機能機70)に第3種類のオブジェクト情報を要求した際に、第3種類のオブジェクト情報を取得不可能であったことを示す。
図3は、オブジェクト情報テーブル32の一例を示す。オブジェクト情報テーブル32は、複数の組合せ情報132〜136を含む。各組合せ情報132〜136は、ノード名138と、MACアドレス140と、IPアドレス142と、機種情報144と、ファームウェアバージョン情報146と、複数種類のオブジェクト情報150、152、154、156と、が関連付けられた情報である。各組合せ情報132等は、管理装置10が管理する対象である各多機能機60等の情報を示す。例えば、組合せ情報132が多機能機60の情報である場合、多機能機60は、組合せ情報132に含まれるノード名「P001」、MACアドレス「M1」等を有するとともに、ファームウェアバージョン情報「1.00」のファームウェアに従って動作する。複数種類のオブジェクト情報150〜156は、印刷枚数、インク残量等のオブジェクト情報を示す。従って、例えば、組合せ情報132が多機能機60の情報である場合、多機能機60は、第1種類のオブジェクト情報(印刷枚数)として「1024」を有する。多機能機60は、第2種類のオブジェクト情報(インク残量)を有していない。即ち、多機能機60は、第2種類のオブジェクト情報の要求に対して応答することができない。オブジェクト情報テーブル32の第1〜第4種類のオブジェクト情報150〜156は、上記リクエスト情報テーブル30(図2参照)の第1〜第4の応答情報110〜116に夫々対応している。例えば、リクエスト情報テーブル30では、機種「T1」とファームウェアバージョン情報「1.00」とに関連づけて、第1種類に対応する応答情報110として「○」が格納されており、第2種類に対応する応答情報112として「×」が格納されている。これに対応するように、オブジェクト情報テーブル32では、機種「T1」とファームウェアバージョン情報「1.00」とを有するデバイス(組合せ情報132、136)は、第1種類に対応するオブジェクト情報「1024」及び「112」を有しており(即ち応答可能であり)、第2種類に対応するオブジェクト情報を有していない(即ち応答不可能である)。
(管理装置と多機能機が実行する処理の概略)
管理装置10及び各多機能機60、70、80が実行する処理について簡単に説明する。図4は、管理装置10と多機能機60と多機能機70とが実行する処理のシーケンス図を示す。図4の例では、多機能機60は、機種情報「T1」とファームウェアバージョン情報「1.00」とを有し、多機能機70は、機種情報「T2」とファームウェアバージョン情報「2.01」とを有する。即ち、多機能機60と多機能機70とは、異なる機種情報を有するとともに、異なるファームウェアバージョン情報を有する。
なお、本実施形態では、管理装置10と各多機能機60、70、80とは、SNMP(Simple Network Management Protocol)に従って通信を行なう。管理装置10がSNMPマネージャに相当し、各多機能機60、70、80がそれぞれSNMPエージェントに相当する。管理装置10は、各多機能機60、70、80にGetコマンドを送信することによって、オブジェクト情報を要求する。このGetコマンドは、オブジェクト情報を識別するためのオブジェクト識別子(以下「OID(Object Identifier)」と呼ぶ)を含む。以下では、単に「要求」という場合、管理装置10が各多機能機60、70、80にGetコマンドを送信することによってオブジェクト情報を要求し、オブジェクト情報の取得を試みることを意味する。
管理装置10は、Getコマンド200を多機能機60に送信することによって、1種類のオブジェクト情報を要求する。Getコマンド200は、1種類のオブジェクト情報に対応する1個のOID1を含む。多機能機60は、OID1に対応するオブジェクト情報202を有している場合(応答可能である場合)に、オブジェクト情報202を管理装置10に送信する。図4では示していないが、多機能機60は、OID1に対応するオブジェクト情報202を有していない場合(応答不可能である場合)に、応答不可能であることを示すレスポンスを管理装置10に送信する(もしくはレスポンスを管理装置10に送信しなくてもよい)。管理装置10は、次いで、Getコマンド204を多機能機60に送信することによって、他の1種類のオブジェクト情報を要求する。即ち、Getコマンド204は、OID1と異なるOID2を含む。多機能機60は、OID2に対応するオブジェクト情報206を有している場合(応答可能である場合)に、オブジェクト情報206を管理装置10に送信する。管理装置10が要求可能なオブジェクト情報がN1種類(N1は2以上の整数)存在する場合に、管理装置10は、N1個のGetコマンド200等を多機能機60に順次送信する。即ち、管理装置10は、多機能機60に対してN1回の要求を行なう。その結果、管理装置10は、多機能機60が応答可能なM1種類(M1は1以上N1未満の整数)のオブジェクト情報202等を多機能機60から取得する。
上述したように、管理装置10は、N1種類のオブジェクト情報のうち、いずれの種類のオブジェクト情報202等を多機能機60から取得可能であるのかを知ることができる。管理装置10は、その後、例えば定期的に多機能機60から情報を取得する。管理装置10が多機能機60からオブジェクト情報を新たに取得すべき際に、管理装置10は、上記のように1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信せずに、多機能機60から取得可能なM1種類のオブジェクト情報に対応する全てのOIDM1を含むGetコマンド212を多機能機60に送信する。例えば、上記のM1が2以上である場合、Getコマンド212は、2種類以上のオブジェクト情報に対応する2個以上のOIDM1を含む。これにより、多機能機60は、Getコマンド212に含まれる2個以上のOIDM1に対応するM1種類のオブジェクト情報214を管理装置10に送信する。本実施形態の各多機能機60等は、1個のGetコマンドに含まれる複数個のOIDの中に応答不可能なOIDが1個でも含まれている場合には、NG(具体的には「no such」)のレスポンス、すなわち、該OIDに対応するオブジェクト情報を有していない旨のレスポンスを送信する。このため、NGのレスポンスは、いずれの種類のオブジェクト情報も含まない。即ち、各多機能機60等は、上記の複数個のOIDの中に応答可能なOIDが含まれている場合であっても、応答不可能なOIDが1個でも含まれている場合には、そのOIDに対応するオブジェクト情報を送信しない。多機能機60は、Getコマンド212に含まれるOIDM1のすべてに対して応答可能であるために、Getコマンド212に応じて必ず応答することができ、NGのレスポンスを送信することがない。
さらに、管理装置10は、多機能機60と異なる機種情報及びファームウェアバージョン情報を有する多機能機70に対して、多機能機60の場合と同様に処理を実行する。管理装置10は、1個のOID1を含むGetコマンド216、220、224を順次送信する。即ち、管理装置10は、多機能機70に対してN1回の要求を行なう。多機能機70は、応答可能なオブジェクト情報218、222、226(以下ではM2種類(M2は1以上N1未満の整数)のオブジェクト情報と呼ぶ)を管理装置10に送信する。管理装置10が多機能機70からオブジェクト情報を新たに取得すべき際に、管理装置10は、1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信せずに、多機能機70から取得可能なM2種類のオブジェクト情報に対応する全てのOIDM2を含むGetコマンド(図示省略)を多機能機70に送信する。この結果、多機能機70は、全てのOIDM2に対応するM2種類のオブジェクト情報(図示省略)を管理装置10に送信する。
図5は、管理装置10と多機能機60と多機能機80とが実行する処理のシーケンス図を示す。図5の例では、多機能機60と多機能機80とは、同じ機種情報を有するとともに、同じファームウェアバージョン情報を有する。
管理装置10が多機能機60に対してN1回の要求を行なう点は、図4の例の場合と同様である。また、その後、管理装置10が多機能機60からオブジェクト情報を新たに取得すべき際には、管理装置10がOIDM1を含むGetコマンド212を多機能機60に送信する点も、図4の例の場合と同様である。
管理装置10が多機能機80からオブジェクト情報を取得すべき際には、管理装置10は、1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信しない。即ち、管理装置10は、N1回の要求を行なうことを省略する。その代わりに、管理装置10は、M1個のOIDM1の全てを含むGetコマンド316(即ちGetコマンド212と同じ内容のGetコマンド316)を多機能機80に送信する。機種情報及びバージョン情報が同じである2つの多機能機60、80は、応答可能なオブジェクト情報の種類が同じである。従って、多機能機80は、多機能機60と同様に、Getコマンド316に応じて、M1種類のオブジェクト情報318を管理装置10に送信することができる。
(管理装置10が実行する処理)
続いて、管理装置10の制御部12がアプリケーション37に従って実行する処理の内容について説明する。図6は、制御部12が実行する取得処理のフローチャートを示す。取得処理は、以下の(1)及び(2)の条件のどちらかが満たされた場合に実行される。(1)制御部12は、予め決められているポーリング時間が経過することを監視する。ポーリング時間が経過した場合、制御部12は、取得処理を開始する。(2)制御部12は、アプリケーション37がバージョンアップされたか否かを監視する。アプリケーション37がバージョンアップされた場合、本実施形態では、制御部12は、リクエスト情報テーブル30(図2参照)及びオブジェクト情報テーブル32(図3参照)をクリアし、その後に、取得処理を開始する。
なお、上記のアプリケーション37がバージョンアップされたか否かの監視は、制御部12が、リクエスト情報テーブル30に含まれるバージョン情報118と、プログラム36中のアプリケーション37のバージョンとを定期的に比較することによって行っている。その結果、制御部12が、プログラム36中のアプリケーション37のバージョンがリクエスト情報テーブル30に含まれるバージョン情報118より新しくなったと判断した場合、制御部12は、アプリケーション37のバージョンアップが行われたと判断する。その場合、制御部12は、取得処理を開始するとともに、制御部12は、リクエスト情報テーブル30に含まれるバージョン情報118を新しいバージョンに書き換える。一方、プログラム36中のアプリケーション37のバージョンとリクエスト情報テーブル30に含まれるバージョン情報118とが同じ場合、制御部12はバージョンアップが行われたとは判断しない。
制御部12は、所定のコマンドをブロードキャストすることによって、ネットワーク4に接続されている複数の多機能機60等を知ることができる。制御部12は、ネットワーク4に接続された複数の多機能機60等のうち、オブジェクト情報を取得すべき1つの多機能機(以下では特定の多機能機と呼ぶ)を特定する(S10)。制御部12は、S10で特定された特定の多機能機に基本情報を要求することによって、特定の多機能機から基本情報を取得する(S12)。上記の「基本情報」は、多機能機のノード名、MACアドレス、IPアドレス、機種情報、及びファームウェアバージョン情報を含む情報である。上記の特定の多機能機から基本情報を取得すると、制御部12はS14に進む。
S14では、制御部12は、リクエスト情報テーブル30内に、上記S12で取得された機種情報及びファームウェアバージョン情報と一致する情報を含む組合せ情報(以下では特定の組合せ情報と呼ぶ)が存在するのか否かを判断する。S14でYESの場合、制御部12はS16に進む。一方、S14でNOの場合、制御部12はS20に進む。
S16では、制御部12は、リクエスト情報テーブル30内の上記の特定の組合せ情報(例えば102)から、管理装置10が取得可能なオブジェクト情報の種類(「○」が示されている種類)を特定する。制御部12は、S16で特定された全ての種類に対応するOIDを含む1個のGetコマンドを、上記の特定の多機能機に送信する(S18)。なお、1個のGetコマンドが含むことが可能なOIDの上限数が決められており、S16で特定された全ての種類に対応するOIDの数が上記の上限数を超える場合には、制御部12は、複数個のGetコマンドを送信する。S18でGetコマンドを送信する処理は、図4及び図5のGetコマンド212を送信する処理に対応するとともに、図5のGetコマンド316を送信する処理に対応する。上記の特定の多機能機は、S18で送信されたGetコマンドに含まれるOIDに対応する種類のオブジェクト情報を管理装置10に送信する。管理装置10は、S18で送信されたGetコマンドに含まれるOIDに対応するオブジェクト情報を取得する。S18を終えると、制御部12はS24に進む。
一方において、S20では、制御部12は、自身が要求可能な全種類のオブジェクト情報のそれぞれについて、当該種類のオブジェクト情報に対応する1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信する。その結果、管理装置10は、上記の特定の多機能機が応答可能な種類のオブジェクト情報を上記の特定の多機能機から順次取得する。S20でGetコマンドを順次送信する処理は、図4及び図5のGetコマンド200、204、208、216、220、224を送信する処理に対応する。
次いで、制御部12は、リクエスト情報テーブル30(図2参照)に新たな組合せ情報を書き込む(S22)。制御部12は、まず、新たな組合せ情報の機種情報106とファームウェアバージョン情報108として、S12で上記の特定の多機能機から取得された機種情報及びファームウェアバージョン情報を書き込む。次いで、制御部12は、新たな組合せ情報の複数の応答情報110〜116を書き込む。制御部12は、S20で上記の特定の多機能機から取得可能であった種類に対応する応答情報(例えば110)として「○」を示す値(例えば「1」)を書き込み、上記の特定の多機能機から取得不可能であった種類に対応する応答情報(例えば112)として「×」を示す値(例えば「0」)を書き込む。S22の書き込みが終了すると、制御部12はS24に進む。
S24では、制御部12は、ネットワーク4に接続されている全ての多機能機60等について、S12〜S22の処理を行ったのか否かを確認する。ここでYESの場合、制御部12はS26に進む。また、S24でNOの場合、制御部12は、S10に戻り、別の1つの多機能機を特定して同様の処理を繰り返す。
S26では、制御部12は、オブジェクト情報テーブル32(図3参照)を更新する。例えば、オブジェクト情報テーブル32に既に格納されている格納済組合せ情報(例えば132)に対応する多機能機(例えば60)から、S18で新たにオブジェクト情報が取得された場合、制御部12は、上記の格納済組合せ情報に含まれる古いオブジェクト情報150〜156を新たに取得されたオブジェクト情報に更新する。また、例えば、オブジェクト情報テーブル32内に対応する組合せ情報が存在しない多機能機(例えば80)から、S18又はS20で新たにオブジェクト情報が取得された場合、制御部12は、オブジェクト情報テーブル32に新たな組合せ情報を生成する。この場合、制御部12は、まず、新たな組合せ情報の情報138〜146として、S12で取得された基本情報を書き込む。次いで、制御部12は、新たな組合せ情報の複数のオブジェクト情報150〜156として、S18又はS20で取得されたオブジェクト情報を書き込む。S26を終えると、制御部12は取得処理を終了する。
以上、本実施形態の管理装置10について詳しく説明した。管理装置10に搭載されているアプリケーション37を利用して管理装置10が要求可能な全種類のオブジェクト情報がN1種類である場合には、上記の図6の取得処理のS20では、例えば多機能機60に対して、N1種類のオブジェクト情報を要求するためのN1回の要求が行なわれる(図4及び図5参照)。これにより、管理装置10は、多機能機60からM1種類のオブジェクト情報を取得可能であることを知ることができる。管理装置10は、多機能機60の機種情報106及びファームウェアバージョン情報108と、多機能機60から取得可能な種類のオブジェクト情報に関する応答情報110〜116と、をリクエスト情報テーブル30(図2参照)に書き込むことができる。管理装置10は、ポーリング時間が経過して多機能機60から再びオブジェクト情報を取得すべき際には、多機能機60に対してN1回の要求を行なわない。管理装置10は、図6のS16に示されるように、多機能機60から取得可能なM1種類のオブジェクト情報を多機能機60に選択的に要求することによって(図4のGetコマンド212参照)、M1種類のオブジェクト情報を多機能機60から取得する。すなわち、多機能機60から取得不可能な種類のオブジェクト情報を多機能機60に要求しないために、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
また、多機能機60に対応する組合せ情報がリクエスト情報テーブル30に既に格納されている状態において、多機能機60と同じ機種情報及びファームウェアバージョン情報を有する多機能機80からオブジェクト情報を取得すべき際には、管理装置10は、多機能機80に対してN1回の要求を行なわない。管理装置10は、図6のS16に示されるように、多機能機60から取得可能であるために多機能機80からも取得可能であるM1種類のオブジェクト情報を多機能機80に選択的に要求することによって(図5のGetコマンド316参照)、M1種類のオブジェクト情報を多機能機80から取得する。すなわち、多機能機80から取得不可能であると予想される種類のオブジェクト情報を多機能機80に要求しないために、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
また、本実施形態では、管理装置10に搭載されているアプリケーション37がバージョンアップされた場合に、リクエスト情報テーブル30(図2参照)及びオブジェクト情報テーブル32(図3参照)がクリアされ、その後に取得処理が実行される。バージョンアップ後のアプリケーションを利用して管理装置10が要求可能な全種類のオブジェクト情報がN2種類(N2は2以上の整数)である場合には、図6のS20に示されるように、管理装置10は、例えば多機能機60に対して、N2種類のオブジェクト情報を要求するためのN2回の要求を行なう。これにより、管理装置10は、多機能機60からM3種類(M3は1以上であってN2以下の整数)のオブジェクト情報を取得可能であることを知ることができる。即ち、管理装置10は、多機能機60について、バージョンアップ後のアプリケーションを利用して要求可能なN2種類のオブジェクト情報に対応する応答情報110〜116を書き込むことができる。管理装置10は、多機能機60から再びオブジェクト情報を取得すべき際には、多機能機60に対してN2回の要求を行なわずに、M3種類のオブジェクト情報を多機能機60に選択的に要求することによって、M3種類のオブジェクト情報を多機能機60から取得する。同様に、多機能機80からオブジェクト情報を取得すべき際には、管理装置10は、多機能機80に対してN2回の要求を行なわずに、M3種類のオブジェクト情報を多機能機80に選択的に要求することによって、M3種類のオブジェクト情報を多機能機80から取得する。多機能機80から取得不可能な種類のオブジェクト情報を多機能機80に要求しないために、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。多機能機60、80から取得不可能な種類のオブジェクト情報を多機能機60、80に要求しないために、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
また、図6のS18では、S16で特定された取得可能な複数種類のオブジェクト情報に対応する複数個のOIDを含む1個のGetコマンドを送信する。このGetコマンドには、多機能機60が応答可能な複数種類のオブジェクト情報に対応する複数個のOIDのみが含まれる。そのため、管理装置10は、1個のGetコマンドを多機能機60に送信することによって、複数種類のオブジェクト情報をまとめて取得することができる。しかも、上記のGetコマンドには、多機能機60が応答不可能なオブジェクト情報に対応するOIDは一切含まれないため、多機能機60からNGのレスポンスを受けることもない。上記のGetコマンドの送信が、無駄な要求となることもない。本実施例では、このような手法によるため、複数種類のオブジェクト情報のうちの1種類のオブジェクト情報毎にGetコマンドを順次送信する手法と比べ、管理装置10から送信されるGetコマンド数を減少させることができる。その結果、管理装置10と多機能機60等の間のネットワーク4の通信負荷を低減させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。本実施形態では、アプリケーション37(図1参照)のバージョンアップが行われた場合に実行される取得処理の内容が第1実施形態と異なる。本実施形態では、アプリケーション37のバージョンアップが行われた場合に、オブジェクト情報テーブル32(図3参照)はクリアされるが、リクエスト情報テーブル30(図2参照)の記憶内容はクリアされない。アプリケーション37のバージョンアップ前に管理装置10が要求可能なオブジェクト情報の種類については、通常、アプリケーション37のバージョンアップ後も管理装置10が要求可能である。例えば、バージョンアップ前の管理装置10は、図2及び図3に示される第1〜第4種類のオブジェクト情報を要求可能である。そして、バージョンアップ後の管理装置10も、第1〜第4種類のオブジェクト情報を要求可能である。すなわち、アプリケーション37のバージョンアップが行なわれると、通常、管理装置10が要求可能なオブジェクト情報の種類が増える。例えば、アプリケーション37のバージョンアップ前に、管理装置10が要求可能なオブジェクト情報の種類が、第1〜第4種類に限られていた場合において、アプリケーション37のバージョンアップ後には、管理装置10は、第1〜第4種類に加えて、第5、第6種類等も要求可能になる。制御部12は、バージョンアップによって要求可能になった新たな種類に対応する欄を、リクエスト情報テーブル30とオブジェクト情報テーブル32とに追加する。その後に、制御部12は、図7に示される取得処理を実行する。図7は、アプリケーション37(図1参照)のバージョンアップが行われた際に実行される取得処理のフローチャートを示す。なお、ポーリング時間が経過した場合に実行される取得処理は、第1実施形態と同様である(図6参照)。
S30〜S34の処理は、図6のS10〜S14と同様である。S34でYESの場合、制御部12はS36に進む。S34でNOの場合、制御部12はS44に進む。S44及びS46の処理は、図6のS20及びS22と同様である。上述したように、図7の取得処理を開始する前に、新たな種類に対応する欄がリクエスト情報テーブル30に追加されるために、S44では、新たな種類についても、オブジェクト情報が要求される。
S36及びS38の処理は、図6のS16及びS18と同様である。S40では、制御部12は、アプリケーション37のバージョンアップによって新たに追加された管理装置10が要求可能な特定の種類のオブジェクト情報のそれぞれについて、当該種類のオブジェクト情報に対応する1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信する。S40の処理の結果、管理装置10は、S30で特定される特定の多機能機が応答可能な種類のオブジェクト情報を上記の特定の多機能機から順次取得する。
次いで、制御部12は、リクエスト情報テーブル30(図2参照)内のS34で特定される特定の組合せ情報に、バージョンアップによって要求可能になった新たな種類に対応する応答情報を書き込む(S42)。制御部12は、S40で上記の特定の多機能機から取得可能であった種類(例えば第5種類)に対応する応答情報として「○」を示す値を書き込み、上記の特定の多機能機から取得不可能であった種類(例えば第6種類)に対応する応答情報として「×」を示す値を書き込む。S42の書き込みが終了すると、制御部12はS48に進む。S48及びS50の処理は、図6のS24及びS26と同様である。
図7の取得処理によると、管理装置10が、例えば、以下のように処理を実行する。図8は、管理装置10と多機能機60と多機能機80とが実行する処理の一例のシーケンス図を示す。多機能機60と多機能機80とは機種及びファームウェアのバージョンが一致する。アプリケーション37のバージョンアップ前において、リクエスト情報テーブル30内には、多機能機60に対応する組合せ情報(例えば102)が格納されている。この組合せ情報では、バージョンアップ前に管理装置10が要求可能なN1種類のオブジェクト情報に対応する応答情報110〜116が格納されている。多機能機60から取得可能なオブジェクト情報の種類は、第1実施例と同様に、M1種類である。
この例において、アプリケーション37がバージョンアップされると(S28)、管理装置10が要求可能なオブジェクト情報の種類がN1種類からN2種類に増える。本実施形態では、N3(N3=N2−N1)種類(N3は1以上の整数)のオブジェクト情報が、管理装置10が要求可能な種類として追加される。管理装置10は、まず、図7のS36、S38において、多機能機60から取得可能なM1種類のオブジェクト情報に対応するM1個のOIDを含む1個のGetコマンド400を多機能機60に送信し、多機能機60からM1種類のオブジェクト情報402を取得する。次いで、管理装置10は、図7のS40において、新たに要求可能となったN3種類のオブジェクト情報を要求するためのN3回の要求を行う。即ち、図8に示すように、管理装置10は、N3種類のオブジェクト情報を要求するためのGetコマンド404、408を多機能機60に順次送信する。多機能機60は、応答可能なオブジェクト情報406、410を管理装置10に順次送信する。これにより、管理装置10は、多機能機60からM4種類(M4は1以上N3以下の整数)のオブジェクト情報を取得可能であることを知ることができる。図7のS38では、管理装置10は、バージョンアップ前に管理装置10が要求可能な種類のオブジェクト情報(即ちN1種類のオブジェクト情報)については、Getコマンドを順次送信しない。即ち、管理装置10は、バージョンアップ前に要求可能な種類のオブジェクト情報については、順次要求を行わない。このために、多機能機60に送信されるGetコマンド数を低減させることができる。
図7のS42では、リクエスト情報テーブル30内の多機能機60に対応する組合せ情報において、M4種類のオブジェクト情報に対応する応答情報に「○」が書き込まれる。このため、例えば、ポーリング時間が経過したことに起因して、管理装置10が多機能機60からオブジェクト情報を再び取得すべき際(図6のS16及びS18参照)には、管理装置10は、バージョンアップ前に多機能機60から取得可能であったM1種類のオブジェクト情報と、バージョンアップ後に多機能機60から新たに取得可能になったM4種類のオブジェクト情報と、に対応するM1+M4個のOIDを含むGetコマンド412を多機能機60に送信する。これにより、管理装置10は、多機能機60からM1+M4種類のオブジェクト情報414を取得する。また、管理装置10が多機能機60と同じ機種情報及びファームウェアバージョン情報を有する多機能機80からオブジェクト情報を取得すべき際には、管理装置10は、N3種類のオブジェクト情報を要求するためのN3回の要求を行うことを省略する。その代わりに、管理装置10は、多機能機60から取得可能な上記M1種類のオブジェクト情報と、上記M4種類のオブジェクト情報と、に対応するM1+M4個のOIDを含む1個のGetコマンド416を多機能機80に送信する。これにより、管理装置10は、多機能機80からM1+M4種類のオブジェクト情報418を取得する。多機能機80から取得不可能な種類のオブジェクト情報を多機能機80に要求しないために、無駄な要求を行なうことを抑制することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。本実施形態では取得処理の内容が第1実施形態と異なる。図9は、本実施形態における第1取得処理のフローチャートである。S60及びS62の処理は、図6のS10及びS12と同様である。制御部12は、リクエスト情報テーブル30内に、S62で取得した機種情報と一致する機種情報を含む特定の組合せ情報が存在するのか否かを判断する(S64)。ここでYESの場合、制御部12はS66に進む。一方、S64でNOの場合、制御部12はS72に進む。S66では、制御部12は、上記の特定の組合せ情報が、S62で取得されたファームウェアバージョン情報と一致するファームウェアバージョン情報を含むのか否かを判断する。ここでYESの場合、制御部12はS68に進む。一方、S66でNOの場合、制御部12はS76に進む。
S68及びS70の処理は、図6のS16及びS18と同様である。S70を終えると、制御部12はS88に進む。S76では、制御部12は、S60で特定された特定の多機能機が有するファームウェアバージョン情報が、上記の特定の組合せ情報に含まれるファームウェアバージョン情報よりも古いか否かを判断する。ここでYESの場合、制御部12はS72に進む。S72及びS74の処理は、図6のS20及びS22と同様である。
一方、S76でNOの場合、制御部12はS78に進む。S76でNOの場合、S60で特定された上記の特定の多機能機のファームウェアバージョン情報が、S64でリクエスト情報テーブル30(図2参照)から特定された上記の特定の組合せ情報よりも新しい。新しいバージョンのファームウェアを有する上記の特定の多機能機は、古いバージョンのファームウェアを有する多機能機が応答可能なオブジェクト情報のすべての種類について、応答可能である。例えば、図2のリクエスト情報テーブル30には、機種「T1」とファームウェアバージョン情報「1.00」に関連づけて、第1種類、第3種類、及び、第4種類のオブジェクト情報に対応する応答情報110、114、116として「○」が格納されている。仮に、上記の特定の多機能機が機種「T1」とファームウェアバージョン情報「1.01」を有している場合、上記の特定の多機能機は、第1種類、第3種類、及び、第4種類のオブジェクト情報を応答可能である。また、ファームウェアがバージョンアップされると、通常、応答可能なオブジェクト情報の種類が増える。従って、上記の例の場合、ファームウェアバージョン情報「1.00」のファームウェアでは応答不可能な第2種類のオブジェクト情報について、ファームウェアバージョン情報「1.01」のファームウェアを有する上記の特定の多機能機が応答可能である可能性がある。これを確かめるために、管理装置10は、後述のS84の処理を実行する。
S78では、制御部12は、新たな組合せ情報を生成する。制御部12は、まず、新たな組合せ情報の機種情報106及びファームウェアバージョン情報108として、S62で取得された上記の特定の多機能機の機種情報及びバージョン情報を書き込む。さらに、制御部12は、新たな組合せ情報の応答情報110〜116として、S64で特定された上記の特定の組合せ情報に含まれる応答情報110〜116の全てを書き込む。次いで、制御部12は、新たな組合せ情報に含まれる応答情報110〜116のうち、管理装置10が取得可能なオブジェクト情報の種類(「○」が示されている種類)を特定する(S80)。次に、制御部12は、S80で特定された全ての種類に対応するOIDを含む1個のGetコマンドを、上記の特定の多機能機に送信する(S82)。その結果、管理装置10は、S82で送信されたGetコマンドに含まれるOIDに対応するオブジェクト情報を取得する。
上述したように、新しいバージョンのファームウェアを有する上記の特定の多機能機は、古いバージョンのファームウェアを有する多機能機が応答不可能であったオブジェクト情報のうちの一部又は全部について、応答可能となっている可能性がある。制御部12は、新たな組合せ情報に含まれる応答情報のうち、管理装置10が取得不可能なオブジェクト情報の種類(「×」が示されている種類)のそれぞれについて、当該種類に対応する1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信する(S84)。これにより、管理装置10は、新しいバージョンのファームウェアを有する上記の特定の多機能機が応答可能な種類のオブジェクト情報を取得することができる。続いて、制御部12は、新たな組合せ情報内の応答情報110〜116の中の「×」が示されている種類について、S84でオブジェクト情報が取得できた場合には、その種類に対応する応答情報を「○」に変更する(S86)。S86を終えると、制御部12はS88に進む。S88及びS90の処理は、図6のS24及びS26と同様である。
図9の取得処理によると、管理装置10が、例えば、以下のように処理を実行する。図10は、管理装置10と多機能機60と多機能機80とが実行する処理の一例のシーケンス図を示す。多機能機80は、多機能機60と同じ機種情報を有するとともに、多機能機60よりも新しいバージョンのファームウェアを有する。リクエスト情報テーブル30内には、多機能機60に対応する組合せ情報(例えば102)が格納されている。この組合せ情報では、多機能機60から取得可能なオブジェクト情報の種類は、第1実施形態と同様に、M1種類である。この場合、図9のS60で多機能機80が特定されると、管理装置10は、S64でYESと判断し、S66でNOと判断し、S76でNOと判断する。その後に実行されるS78において、管理装置10は、多機能機80に対応する新たな組合せ情報をリクエスト情報テーブル30内に生成する。次いで、S80、S82において、管理装置10は、多機能機60から取得可能なM1種類のオブジェクト情報に対応するM1個のOIDを含む1個のGetコマンド500を多機能機80に送信し、多機能機80からM1種類のオブジェクト情報502を取得する。次いで、S84において、管理装置10は、多機能機60が応答不可能であったオブジェクト情報の種類を特定する。例えば、ここで特定されるオブジェクト情報の種類がN4種類(N4は1以上の整数)である場合に、管理装置10は、S60で特定された多機能機80に対して、N4種類のオブジェクト情報を要求するためのN4回の要求を行なう。即ち、図10に示されるように、管理装置10は、N4種類のオブジェクト情報を要求するためのGetコマンド504、508を多機能機80に順次送信する。多機能機80は、応答可能なオブジェクト情報506、510を管理装置10に順次送信する。これにより、管理装置10は、多機能機80からM5種類のオブジェクト情報を取得可能であることを知ることができる。図9のS82では、管理装置10は、多機能機60から取得可能な種類のオブジェクト情報については、Getコマンドを順次送信しない。即ち、管理装置10は、多機能機60から取得可能な種類のオブジェクト情報については、順次要求を行わない。このために、多機能機80に送信されるGetコマンド数を低減させることができる。
図9のS78及びS86の処理では、リクエスト情報テーブル30内の多機能機80に対応する組合せ情報において、上記のM1種類のオブジェクト情報と、上記のM5種類のオブジェクト情報と、に対応する応答情報110〜116に「○」が書き込まれる。従って、管理装置10が多機能機80からオブジェクト情報を再び取得すべき際(図9のS68、S70参照)には、図8に示されるように、管理装置10は、上記のM1種類のオブジェクト情報と、上記のM5種類のオブジェクト情報と、に対応するM1+M5個のOIDを含むGetコマンド512を多機能機80に送信する。これにより、管理装置10は、多機能機80からM1+M5種類のオブジェクト情報514を取得する。
以上の説明から明らかなように、図6のS20、図7のS40、S44、図9のS72、S84の処理は、本発明の第1の取得部が実行する処理に対応する。図6のS18、図7のS38、図9のSS70、S82の処理は、本発明の第2の取得部が実行する処理に対応する。図6のS12、図7のS32、図9のS62の処理は、本発明の基本情報取得部が実行する処理に対応する。図6のS14、図7のS34、図9のS64、S66の処理は、本発明の判断部が実行する処理に対応する。図6のS14、図7のS34、図9のS66の夫々においてYESの場合が、本発明の第1の場合に対応する。図6のS14、図7のS34、図9のS64、S66の夫々においてNOの場合が、本発明の第2の場合に対応する。また、OID、Getコマンド、アプリケーション37が、それぞれ、オブジェクト識別情報、要求パケット、制御プログラムに対応する。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施形態の変形例を以下に列挙する。
図9において、S76でYESの場合に、S72の処理に代えて次の処理を行うことができる。制御部12は、リクエスト情報テーブル30に新たな組合せ情報を生成する。制御部12は、まず、新たな組合せ情報の機種情報106及びファームウェアバージョン情報108として、S62で取得された上記の特定の多機能機の機種情報及びバージョン情報を書き込む。さらに、制御部12は、新たな組合せ情報の応答情報110〜116として、S64で特定された上記の特定の組合せ情報に含まれる応答情報110〜116の全てを書き込む。次いで、制御部12は、新たな組合せ情報に含まれる応答情報110〜116のうち、管理装置10が取得可能なオブジェクト情報の種類(「○」が示されている種類)を特定する。次いで、制御部12は、特定されたオブジェクト情報の種類のすべてについて、1個のOIDを含むGetコマンドを順次送信する。管理装置10は、上記の特定の多機能機が応答可能な種類のオブジェクト情報を取得することができる。制御部12は、新たな組合せ情報に含まれる応答情報のうち、管理装置10が取得不可能なオブジェクト情報の種類(「×」が示されている種類)については、古いバージョンのファームウェアを有する上記の特定の多機能機は当然に応答不可能であるために、要求を省略する。図9のS72では全種類のオブジェクト情報が順次要求されているが、それと比べると、要求を省略することができる。制御部12は、新たな組合せ情報内の応答情報110〜116の中の「○」が示されている種類について、上記処理によってオブジェクト情報が取得できた場合には、その種類に対応する応答情報を「○」のまま維持し、オブジェクト情報が取得できなかった場合は、その種類に対応する応答情報を「×」に変更する。これらの処理を終えると、制御部12はS88に進む。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:管理システム、4:ネットワーク、10:管理装置、12:制御部、14:表示部、16:操作部、20:ネットワークインターフェイス、24:記憶部、30:リクエスト情報テーブル、32:オブジェクト情報テーブル、34:ワーク領域、36:プログラム、37:アプリケーション、38:その他の記憶領域、60、70、80:多機能機

Claims (9)

  1. 第1デバイス及び第2デバイスと通信可能に接続される管理装置であって、
    N1種類(前記N1は2以上の整数)のオブジェクト情報を、前記第1デバイスに順次要求することによって、前記N1種類の前記オブジェクト情報のうちの一部であるM1種類(前記M1は1以上前記N1未満の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得する第1の取得部と、
    前記第1の取得部が前記M1種類の前記オブジェクト情報を取得した後、前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから新たに取得する第2の取得部と、
    を備え、
    前記第2デバイスが前記第1デバイスと同等のデバイスである第1の場合に、前記第2の取得部は、さらに、前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスから取得する、管理装置。
  2. 前記第2の取得部は、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1及び前記第2デバイスに要求する際に、前記M1種類の前記オブジェクト情報のうちの少なくとも2種類の前記オブジェクト情報に対応する少なくとも2つのオブジェクト識別情報を含む1個の要求パケットを、前記第1及び前記第2デバイスに送信する、請求項1の管理装置。
  3. 前記第1デバイスの機種情報と前記第2デバイスの機種情報とを取得する基本情報取得部と、
    前記第1デバイスの前記機種情報と前記第2デバイスの前記機種情報とが一致するのか否かを判断することによって、前記第2デバイスが前記第1デバイスと同等のデバイスであるのか否かを判断する判断部と、をさらに備える、請求項1又は2の管理装置。
  4. 前記基本情報取得部は、さらに、前記第1デバイスのファームウェアバージョン情報と前記第2デバイスのファームウェアバージョン情報とを取得し、
    前記判断部は、前記第1デバイスの前記機種情報と前記第2デバイスの前記機種情報とが一致し、かつ、前記第1デバイスの前記ファームウェアバージョン情報と前記第2デバイスの前記ファームウェアバージョン情報とが一致するのか否かを判断することによって、前記第2デバイスが前記第1デバイスと同等のデバイスであるのか否かを判断する、請求項3の管理装置。
  5. 前記第2デバイスが前記第1デバイスと同等のデバイスでない第2の場合に、
    前記第1の取得部は、前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに順次要求することによって、前記N1種類のオブジェクト情報の一部であるM2種類(前記M2は1以上前記N1未満の整数)の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスから順次取得し、
    前記第2の取得部は、前記第1の取得部が前記M2種類の前記オブジェクト情報を取得した後、前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに順次要求せずに、前記第2デバイスから取得可能な前記M2種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに要求することによって、前記M2種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスから新たに取得する、請求項1から4のいずれか1項の管理装置。
  6. 前記管理装置の動作を制御する制御プログラムを格納するためのプログラム格納部をさらに備え、
    前記第1の取得部は、前記プログラム格納部に格納される第1の制御プログラムに対応する前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得し、
    前記第1の制御プログラムが第2の制御プログラムにバージョンアップされた場合に、
    前記第1の取得部は、前記第2の制御プログラムに対応するN2種類(前記N2は2以上の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求することによって、前記N2種類の前記オブジェクト情報のうちの一部であるM3種類(前記M3は1以上前記N2未満の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得し、
    前記第2の取得部は、前記第1の取得部が前記M3種類の前記オブジェクト情報を取得した後、前記N2種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M3種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに要求することによって、前記M3種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから新たに取得する、請求項1から5のいずれか1項の管理装置。
  7. 前記管理装置の動作を制御する制御プログラムを格納するためのプログラム格納部をさらに備え、
    前記第1の取得部は、前記プログラム格納部に格納される第1の制御プログラムに対応する前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得し、
    前記第1の制御プログラムが第2の制御プログラムにバージョンアップされた場合に、
    前記第1の取得部は、前記第2の制御プログラムに対応するN2種類(前記N2はN1を超える整数)の前記オブジェクト情報のうち、前記N1種類の前記オブジェクト情報に含まれないN3種類(前記N3は1以上の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求することによって、前記N3種類の前記オブジェクト情報のうちのM4種類(前記M4は1以上前記N3以下の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得し、
    前記第2の取得部は、前記第1の取得部が前記M4種類の前記オブジェクト情報を取得した後、前記N2種類の前記オブジェクト情報および前記N3種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報と、前記第1デバイスから取得可能な前記M4種類の前記オブジェクト情報と、を前記第1デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報と前記M4種類の前記オブジェクト情報とを前記第1デバイスから新たに取得する、請求項1から5のいずれか1項の管理装置。
  8. 前記第1デバイスの前記機種情報と前記第2デバイスの前記機種情報とが一致し、かつ、前記第1デバイスの前記ファームウェアバージョン情報よりも前記第2デバイスの前記ファームウェアバージョン情報が新しい場合に、
    前記第1の取得部は、前記N1種類の前記オブジェクト情報のうち、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報に含まれないN4種類(前記N4は1以上の整数)のオブジェクト情報を、前記第2デバイスに順次要求することによって、前記N4種類のオブジェクト情報のうちのM5種類(前記M5は1以上前記N4以下の整数)の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスから順次取得し、
    前記第2の取得部は、前記第1の取得部が前記M5種類の前記オブジェクト情報を取得した後、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報と、前記第2デバイスから取得可能な前記M5種類の前記オブジェクト情報と、を前記第2デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報と前記M5種類の前記オブジェクト情報とを前記第2デバイスから新たに取得する、請求項4の管理装置。
  9. 第1デバイス及び第2デバイスと通信可能に接続される管理装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記管理装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    N1種類(前記N1は2以上の整数)のオブジェクト情報を、前記第1デバイスに順次要求することによって、前記N1種類の前記オブジェクト情報のうちの一部であるM1種類(前記M1は1以上前記N1未満の整数)の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから順次取得する第1の取得処理と、
    前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第1デバイスから新たに取得する第2の取得処理と、を実行させ、
    前記第2デバイスが前記第1デバイスと同等のデバイスである第1の場合に、前記第2の取得処理では、さらに、前記N1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに順次要求せずに、前記第1デバイスから取得可能な前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスに要求することによって、前記M1種類の前記オブジェクト情報を前記第2デバイスから取得する、コンピュータプログラム。
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