JP5811819B2 - 情報処理装置、情報管理システム、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報管理システム、情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報管理システム、情報処理プログラムに関する。
近年、ネットワーク接続された機器について、SNMP(Simple Network Management Protocol)によって状態を把握し、監視や制御を行う技術が広く用いられている。SNMPは、各機器を監視、制御するための情報の通信方法を定めたプロトコルである。エージェントと称される複数の機器が、マネージャと呼ばれる管理機器にネットワーク接続されており、マネージャはSNMPのプロトコルに基づいて各エージェントに情報を要求し、エージェントはマネージャに対し情報を返答する。
各エージェントは、機種名、IPアドレス等の機器固有の情報を持っており、機器内において、これらの情報はMIB(Management Information Base)と呼ばれるデータベースで管理されている。MIBが管理する情報はオブジェクトと呼ばれ、オブジェクトID(以降、「OID」と記載。)と呼ばれる識別番号で識別されている。MIBには、各エージェントが共通にサポートしている標準化MIBと、各機器ベンダーが自由に設定できる、いわゆるプライベートMIBとがある。SNMPでは、マネージャはPDU(Protocol Data Unit)と呼ばれるコマンドを用いてOIDを指定し、エージェントに情報を要求する。エージェントは、指定されたOIDに該当する値をマネージャに返す。
SNMPのコマンドであるPDUには、getRequest、getNext、及びgetBulk等がある。機器やOIDにより、どのコマンドにより値を取得できるかが異なってくる。以下、これらのコマンドをSNMPコマンドと総称する。
エージェントが画像形成装置である場合、画像形成装置は機種名やIPアドレスのほか、印刷枚数であるカウンタ情報やトナー情報をMIB情報として保持する。例えば、マネージャである管理機器は、カウンタ情報を示すOIDが指定されたSNMPコマンドをエージェントである画像形成装置に送信する。エージェントは指定されたOIDに対応するカウンタ情報をマネージャに返信する。これにより、マネージャは遠隔地にある画像形成装置についても、カウンタ情報等を取得でき、消耗品の補充などの必要なサポートを行うことができる。
尚、特許文献1には、メーカーや機種に依存しないMIBによるネットワーク管理システムを構築できるようにした管理制御プログラムおよび管理装置およびその方法に関する技術が公開されている(特許文献1参照)。
上述したように、SNMPでは、MIB情報取得のためのSNMPコマンドが複数種類あり、特定のSNMPコマンドでは情報が取得できない場合がある。機器やOIDにより、どのSNMPコマンドにより値を取得できるかが異なるためである。特に、他のベンダーの機器についてのMIB情報については、値を取得することができるSNMPコマンドを事前に特定するのは困難である。あるSNMPコマンドで情報が取得できない場合には、コマンドを変更するために、ソフトウェアの一部を変更せざるを得ない。複数の機器からOIDに対応する値を一度に取得する場合、値を取得することのできないSNMPコマンドについて、機器毎にソフトウェアを書き換える必要があり、効率的でない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、効率的に情報を取得することのできる情報処理装置、情報管理システム、情報処理プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、ネットワークで接続された機器から、前記機器が記憶する情報の項目の値を、複数の取得方法のうちいずれか1つを用いて前記項目毎に取得する機器情報取得手段と、前記複数の取得方法の中で、前記値の取得に成功した取得方法を、当該値に係る前記項目と対応付けて記憶する取得方法記憶手段とを有し、前記機器情報取得手段は、前記取得方法記憶手段に前記項目と対応して記憶された前記取得方法を用いて、前記値を取得することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明は、前記情報処理装置を用いた情報管理システム、又は前記情報処理装置における情報処理プログラムとしてもよい。
本発明によれば、効率的に情報を取得することのできる情報処理装置、情報管理システム、情報処理プログラムを提供することができる。
システムの全体構成図である。 仲介装置2のハードウェア構成図である。 第1の実施形態における仲介装置2の機能ブロック図である。 機器3の機能ブロック図である。 管理装置1の機能ブロック図である。 第1の実施形態における処理のシーケンス図である。 仲介装置2で行われるMIB情報取得処理のフローチャートである。 OIDリスト321の一例を示す図である。 取得コマンドリスト322の一例を示す図である。 第2の実施形態における取得コマンドリスト322の一例を示す図である。 第3の実施形態における仲介装置2の機能ブロック図である。 第3の実施形態における処理のシーケンス図である。
(第1の実施形態)
(システムの全体構成)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、システムの全体構成図である。
本システムは、管理装置1、仲介装置2、及び機器3を含む。管理装置1と仲介装置2とはインターネットによってネットワーク接続されており、仲介装置2と機器3とは例えばLANにより接続されている。管理装置1は、例えば機器3のメーカ側に位置するPC等の情報処理装置である。仲介装置2及び機器3は、例えば機器3のユーザ側に位置している。管理装置1は、一以上の仲介装置2から得られる機器3の情報を管理し、必要なサポートを行う。
管理装置1が仲介装置2に機器3の情報の送信要求を出すのではなく、仲介装置2から管理装置1に要求を問い合わせることで、ユーザ側に設けられたファイヤーウォールの制限を受けずに機器3を管理している。尚、複写機、プリンタ等の画像形成装置と接続される仲介装置を含むローカルネットワークと、ローカルネットワークからのインターネット接続を利用して画像形成装置との遠隔管理を行う管理装置とから構成される画像形成装置管理システムに関する技術が、本出願人により出願され、登録されている(特許文献2参照)。
仲介装置2は複数の機器3と管理装置1との仲介機能を有する、PC等の汎用的な、又は専用の情報処理装置である。仲介装置2は各ユーザに一台以上配置され、機器3が記憶する情報の一例であるMIB情報を、SNMPコマンドを用いて機器3から取得して管理装置1に送信する。仲介装置2は、SNMPのマネージャとしての機能を有する。機器3はSNMPに対応した機器であり、SNMPのエージェントとしての機能を有する。本実施形態では、機器3はSNMPに対応したネットワーク複合機である。ただし、ファクス、プロジェクタ等、SNMPに対応していれば種類は問わない。
(本システムにおける処理)
管理装置1は、機器3の情報の管理のために必要なOIDの一覧であるOIDリストと、OIDの値の取得方法であるSNMPコマンドに関する情報が記録された取得コマンドリストとを仲介装置2に送信する。取得コマンドリストには、OIDの値の取得先の機器3の機種名及びOIDに対応するSNMPコマンドが既知である場合に、OID毎に対応するSNMPコマンドが一覧として記録されている。
仲介装置2は、管理装置1から受信した取得コマンドリストに、値を取得する機器の機種名及びOIDに対応するSNMPコマンドの記録がある場合、すなわち機種名及びOIDに対応するSNMPコマンドが既知である場合に、当該SNMPコマンドを用いる。取得コマンドリストに、機種名及びOIDに対応するSNMPコマンドの記録がない場合は、対応するSNMPコマンドが未知であるため、仲介装置2は、SNMPコマンドを所定の順序で試し、OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドを記録する。
仲介装置2は、機器3から取得したOIDの値と、OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドとを管理装置1に送信する。取得したOIDの値は、MIB情報に相当する。管理装置1で、OIDの値であるMIB情報の取得に成功したSNMPコマンドに関する情報を記録して管理することにより、一度MIB情報の取得に成功したSNMPコマンドに関する情報を複数の仲介装置で共有でき、効率が向上する。
(仲介装置2のハードウェア構成)
次に、仲介装置2のハードウェア構成について説明する。図2は、仲介装置2のハードウェア構成図である。仲介装置2は、CPU11と、通信インタフェース装置12と、表示装置13と、入力装置14と、HDD15と、メモリ装置16と、外部メディアインタフェース装置17とを備える。それぞれの構成要素は、バス19で相互に接続されている。
入力装置14からの指示、又は定期的に行われるプログラムの起動処理により、プログラムがHDD15から読み出され、メモリ装置16に格納される。外部メディアインタフェース装置17は、DVD、USB等着脱可能な外部メディアとのインタフェースである。本実施形態では、プログラムは外部メディアインタフェース装置に挿入されたメディアに記録されており、HDD15に格納される。ただし、通信インタフェース装置12を介してインターネット等のネットワークからプログラムを取得しても構わない。
メモリ装置16は、プログラムの起動指示があった場合に、HDD15からプログラムを読み出して格納する。CPU11はメモリ装置16に格納されたプログラムに従って、管理装置1に対してOIDの一覧であるOIDリストと、このOIDの値を取得するSNMPコマンドの一覧である取得コマンドリストを要求し、取得したOIDリストと取得コマンドリストとをHDD15に格納する。CPU11はプログラムに従って、OIDリストと取得コマンドリストを用いて各機器から各OIDに対する値を取得する。
通信インタフェース装置12は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置13は、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置14はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。仲介装置2は、ファイヤーウォール機能を有するプロキシサーバを介して、ネットワークに接続されている。
尚、プログラム起動処理のきっかけとして、入力装置14からの指示又は定期的に行われるプログラムの起動処理としたが、仲介装置2は、仲介を行う機器3に関する情報を自動的に取得して管理装置1に送信する、オートディスカバリ機能を実装することもできる。この場合、仲介装置2は定期的に、LANに接続されたデバイスの情報を収集する。本実施例では、仲介装置2はネットワーク接続された機器3を検索してMIB情報を取得し、新たな機器が接続されていれば当該機器のMIB情報と併せて管理装置1に送信する。
また、本実施例ではデータの格納にHDD15を用いているが、HDD15に限定されず、メモリ装置16を用いることもできる。
(仲介装置2の構成)
次に、仲介装置2の機能と構成について説明する。図3は、第1の実施形態における仲介装置2の機能ブロック図である。
仲介装置2は、リスト取得部101、機器情報送信部102、仲介対象機器記憶部105、リスト記憶部106、機器情報記憶部107、情報取得命令受付部103、機器情報取得部104とを備える。各部は、仲介装置2にインストールされたプログラムに基づいて処理を実行する。仲介対象機器記憶部105、リスト記憶部106、機器情報記憶部107は、例えばHDD15を用いて機能を実現する。
(仲介装置2の機能)
情報取得命令受付部103は、入力装置14からの入力、又はプログラムによる定期的な情報取得命令を受け付ける。機器情報取得部104は、情報取得命令受付部103からの情報取得命令を受けてリスト取得部101に対し、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322の取得を要求する。リスト取得部101は、管理装置1に対してOIDリスト321と取得コマンドリスト322を要求して、受信したリストをリスト記憶部106に格納する。
仲介対象機器記憶部105は、仲介装置2が仲介する機器3の機種名及び機器3のIPアドレスを対応付けて記憶する。機器情報取得部104は、仲介対象機器記憶部105に記憶された仲介対象機器である機器3a、機器3b、機器3cに対して、リスト記憶部106に格納されたリストを参照してOIDの値を取得する。機器情報記憶部107は、取得したOIDの値と、値の取得先の機器の機種名と、OIDの値の取得方法であるSNMPコマンドとを対応付けて記憶する。機器情報送信部102は、機器情報記憶部107に記憶されたOIDの値と、OIDの値の取得先の機器の機種名と、SNMPコマンドとを管理装置1に送信する。
本構成では、取得コマンドリスト322を管理装置1から取得して、OIDの値の取得の際に用いるため、MIB情報を取得することができないSNMPコマンドを試すといった無駄な処理を回避することができる。
(機器3の構成と機能)
次に、機器3の構成と機能について説明する。図4は、機器3の機能ブロック図である。以下の説明においては、便宜上、本実施の形態の説明に必要な構成要素が示されている。
機器3は、仲介装置応答部21と機器情報記憶部22を有する。仲介装置応答部21は、機器情報取得部104から、取得対象のOIDとSNMPコマンドを受信して、OIDに対応する値の要求を受け付ける。
ここでは、受信したOIDが白黒印刷のカウンタ値についてのOIDであるとする。機器情報記憶部22は、OIDに対応する値を記憶しており、白黒印刷のカウンタ値に対応する値として、100枚であるといった情報を保持している。仲介装置応答部21は、機器情報記憶部22を参照し、取得対象のOIDに対応する値として100という値を、仲介装置2に対して送信する。尚、機器情報記憶部22が記憶しているMIB情報は、例えば機種名、機器のベンダー名、カウンタ値、トナー情報等、多岐にわたる。
(管理装置1の構成と機能)
次に、管理装置1の構成と機能について説明する。図5は、管理装置1の機能ブロック図である。
管理装置1は、対仲介装置通信機能部31、リスト格納部32、リスト更新部33、取得結果受信部34、リスト受信要求部35、機器情報記憶部36、非対象機器指示部37を備える。リスト格納部32は、OIDリスト321、取得コマンドリスト322、非対象機器リスト323を備える。
対仲介装置通信機能部31は、リスト取得部101から、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322の送信要求を受け付け、リスト格納部32に記憶された各リストを仲介装置2に送信する。リスト格納部32は、OIDリスト321と、取得コマンドリスト322と、非対象機器リスト323とを記憶する。OIDリスト321は、機器3の情報の管理のために必要なOIDの一覧である。取得コマンドリスト322は、機器3の機種名と、OIDとの対応について、値を取得しうるSNMPコマンドが既知である場合に、OID毎に機種名、OID、及びSNMPコマンドとを対応させた一覧である。非対象機器リスト323については後述する。
仲介装置2が、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322に基づいて、機器3からMIB情報を取得すると、取得結果受信部34は、機器情報送信部109からOIDの値と、OIDの値の取得先の機器の機種名と、SNMPコマンドとを受信する。取得結果受信部34は、受信した情報を機器情報記憶部36に記憶させる。機器情報記憶部36に記憶されたMIB情報は、必要に応じて読み出され、機器3の管理に用いられる。
取得結果受信部34は、OIDの値の取得先の機器の機種名と、値を取得したOIDと、SNMPコマンドとをリスト更新部33に送る。リスト更新部33は、OIDの値の取得先の機器3の機種名と、値を取得したOIDと、OIDの値の取得方法であるSNMPコマンドとを対応させて、取得コマンドリスト322を更新する。この構成により、同一の管理装置1に接続された複数の仲介装置2で、OIDの値の取得の際に用いるSNMPコマンドに関する情報を共有することができる。
(非対象機器)
上述のように、取得コマンドリスト322は、OIDの値の取得先の機器3の機種名と、値を取得したOIDと、OIDの値の取得方法であるSNMPコマンドとの対応情報である。管理装置1は、特定の機種の機器3については、取得コマンドリスト322を更新しないよう構成することができる。尚、機種とは、例えばベンダーの異なるプリンタのように、用途及び機能が共通する機器の種別だけではなく、プロジェクタとプリンタのように、用途又は機能が異なる機器の種別をも意味する。
非対象機器リスト323は、取得コマンドリスト322を更新しない機器3の機種名のリストである。非対象機器指示部37は、リスト更新部33に対し、取得コマンドリスト322を更新しない機器の機種名を指定する。リスト更新部33は、非対象機器指示部37から指定された機種名を用いて、非対象機器リスト323を更新する。リスト更新部33は、取得コマンドリスト322更新の際に非対象機器リスト323を参照し、非対象機器リスト323に含まれている機器3の機種名に関しては、取得コマンドリスト322を更新しない。この構成により、取得コマンドリスト322のデータ軽減を図ることができる。
尚、仲介装置2のリスト取得部101からの要求に基づいて、リスト格納部32に格納されたリストを仲介装置2に送信しているが、リスト受信要求部35が仲介装置2に対してリストの受信を要求することもできる。例えば管理装置1において、新たなユーザの仲介装置2と接続を開始する際に、リスト受信要求部35からリストの受信を要求することができる。
また、仲介装置2に対してOIDリスト321と取得コマンドリスト322を送信することとしたが、例えばシステムの導入時等、取得コマンドリスト322が存在しない場合が考えられる。その場合、OIDリスト321のみを仲介装置2に送信することも可能である。
(仲介装置2における処理)
次に、仲介装置2における処理の流れを説明する。図6は、第1の実施形態における処理のシーケンス図である。機器3aは、仲介装置2aと同じローカルネットワーク内にあり、機器3bは仲介装置2bと同じローカルネットワーク内にあるとする。
S101は、仲介装置2aによる機器3aについてのMIB情報取得処理の一連の流れを表す。S101.1において、仲介装置2aのリスト取得部101から、管理装置1の対仲介装置通信機能部31へ、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322の送信が要求される。S101.2において、機器情報取得部104は、取得した各リストに基づいて機器3aのMIB情報を取得する。MIB情報の取得の流れについては後に詳述する。
S101.3において、機器情報送信部102は、取得結果受信部34に対して取得結果を通知する。取得結果受信部34で受信される情報は、OIDの値の取得先の機器3の機種名、取得したOIDの値、値を取得したOID、OIDの値の取得成功方法であるSNMPコマンド、OIDの値の取得失敗方法であるSNMPコマンドである。S101.3.1において、リスト更新部33は、取得結果受信部34が受信した情報のうちOIDの値の取得先の機器3の機種名、値を取得したOID、OIDの値の取得成功方法であるSNMPコマンドを対応させて、取得コマンドリスト322を更新する。
図7に、取得コマンドリスト322の一例を示す。取得コマンドリスト322は、機器3の機種名毎に、取得対象のOIDと、OIDの値の取得に成功した取得方法であるSNMPコマンドが記載されている。リスト更新部33は、取得コマンドリスト322に欄を追加し、値の取得先の機器3の機器3の機種名及び取得対象OIDに対応させて、OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドを記録する。尚、リスト更新部33は、機種名及び取得対象OID毎に、取得コマンドリスト322の更新日時を記録する。
取得コマンドリスト322に含まれる機種と同一の機種に関しては、機種名に対応付けられているOIDを指定して、機種名及びOIDに対応付けられているSNMPコマンドを用いることで、OIDの値を取得することができる。
図6に戻り、S102において、仲介装置2bが機器3bからMIB情報を取得する。仲介装置2bのリスト取得部101が、対仲介装置通信機能部31に対してOIDリスト321及び取得コマンドリスト322の送信を要求する。リスト取得部101は、OIDリスト321と、更新された取得コマンドリスト322とを対仲介装置通信機能部31から受信する。S102.2において、機器情報取得部104は、リスト取得部101が受信したOIDリスト321と、更新された取得コマンドリスト322とを用いて、機器3bからMIB情報を取得する。
この構成により、OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドを記録して、複数の仲介装置2で共有することができる。OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドを他の仲介装置2において用いることができ、効率性が向上する。
本構成は、例えば取得コマンドリスト322に機器3aに関する情報がないため、複数のSNMPコマンドを試してOIDに対する値を取得した場合であって、仲介装置2bが仲介している機器3bが、機器3aと同一の機種である場合に特に有用である。同一の機種であれば、取得コマンドリスト322に含まれるOIDについては、機種名及びOIDと対応づけられたSNMPコマンドを用いてOIDの値を取得することができるからである。仲介装置2bは、仲介装置2aがMIB情報を取得した取得方法であるSNMPコマンドを用いて、機器3bのMIB情報を取得することができる。
(仲介装置2のMIB情報取得処理の流れ)
次に、仲介装置2のMIB情報取得処理の流れについて説明する。図8は、仲介装置2で行われるMIB情報取得処理のフローチャートである。ここで説明するMIB情報の取得は、図6に示すS101.2で行われる処理に相当する。仲介装置2は、既に管理装置1から、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322を受信していることとする。
S11において、機器情報取得部104は、仲介対象機器記憶部105に記憶された機器3の中で、MIB情報の取得対象とする取得対象機器を指定する。S12に進み、機器情報取得部104は、OIDリスト321から値の取得対象である取得対象OIDを指定する。
図9に、OIDリスト321の一例を示す。OIDリストはリスト格納部32に保持される、管理装置1が管理するMIB情報のリストである。MIBでは、様々な管理情報を分類しており、管理情報ごとにOIDと呼ばれるIDで識別している。例えば、OIDが「1.3.6.1.2.1.43.10.2.1.4」は白黒印刷のカウンタ値、「1.3.6.1.2.1.43.10.2.1.5」はカラー印刷のカウンタ値を示すように番号が割り振られている。これらのOIDを指定してSNMPコマンドにより値を取得することで、画像形成装置からそれぞれのカウンタ値を取得することができる。
本実施形態では、原則としてOIDリスト321に記載されたすべてのOIDについて、上から順に機器情報取得部104がOIDを指定し、仲介装置2が仲介する機器3に対して値を要求する。ただし、管理装置1又は仲介装置2で特定のOIDを指定して、特定のOIDについて値を取得するよう構成することも可能である。
図8に戻り、S13において、取得コマンドリスト322を参照し、S11で指定した取得対象機器の機種名及びS12で指定した取得対象OIDに対応するSNMPコマンドが記載されているかを判定する。取得コマンドリスト322に、取得対象機器の機種名及び取得対象OIDに対応するSNMPコマンドが記録されていない場合(S13でN)、S21に進む。
S21において、機器情報取得部104は、取得対象機器の機種名及び取得対象OIDを指定して、仲介装置応答部21に対してgetBulkコマンドを送信する。S22において、機器情報取得部104がgetBulkコマンドを用いてOIDの値を取得することができない場合(S22でN)、S23に進む。
S23で、機器情報取得部104は取得対象機器の機種名及び取得対象OIDを指定して、仲介装置応答部21に対してgetNextコマンドを送信する。S24に進み、機器情報取得部104がgetNextコマンドを用いてOIDの値を取得することができない場合(S24でN)、S25に進む。S25で、機器情報取得部104は取得対象機器の機種名及び取得対象OIDを指定して、仲介装置応答部21に対してgetコマンドを送信する。S26において、機器情報取得部104がOIDの値を取得した場合、及びOIDの値を取得することができない場合ともに、S15に進む。
S15において、機器情報取得部104は、S22、S24、S26のいずれかでOIDの値の取得に成功した場合(S22、S24、S26でY)、取得されたOIDの値とともに、値の取得に成功したSNMPコマンドを取得対象機器の機種名及び取得対象OIDと対応付けて機器情報記憶部107に記憶させる。取得に失敗したSNMPコマンドがある場合は、取得に失敗したSNMPコマンドも併せて記憶させる。すべてのSNMPコマンドで値の取得に失敗した場合(S26でN)、機器情報取得部104は、取得対象機器の機種名及び取得対象OIDと、取得に失敗したSNMPコマンドとを対応させて機器情報記憶部107に記憶させる。
S13において、取得コマンドリスト322に取得対象機器の機種名及び取得対象OIDに対応するSNMPコマンドがある場合、S14に進む。S14で、機器情報取得部104は、取得対象機器に対して取得対象OIDを指定して、取得コマンドリスト322に対応づけられたSNMPコマンドを用いてOIDの値を要求する。S15に進み、機器情報取得部104は、取得したOIDの値を機器情報記憶部107に記憶させる。
S12〜S15は、S11で指定された取得対象機器について、OIDリスト321に記載されたすべてのOIDに関して繰り返される。S16において、機器情報取得部104がすべてのOIDについて値を取得したら、S17に進む。機器情報取得部104が、仲介対象機器記憶部105に記憶されたすべての機器3についてOIDの値を取得するまで、S11〜S16の処理が繰り返される。S17において、機器情報取得部104により仲介対象機器記憶部105に記憶された管理するすべての機器3について値が取得されたら、処理は終了される。
取得コマンドリスト322にSNMPコマンドの情報がない場合、各コマンドをOIDの値の取得に成功するまで実行し、OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドを記憶する。この構成により、一度OIDの値の取得に成功したSNMPコマンドに関する情報を次の機会に用いることができ、効率性が向上する。
(変形例)
尚、取得対象機器は、仲介対象機器記憶部105に記憶されたすべての機器を対象とするとしたが、入力装置14から対象機器を指定したり、管理装置から対象機器を指定する等、特定の機器に対して処理を行う構成としてもよい。また、機器3が新たに導入され、ネットワークに接続された場合、機器情報取得部104は新たな接続を検出し、機種名をSNMPコマンドで問い合わせる機能を有することができる。機器3は機種名をMIB情報として保持しているため、対象機器の機種名を示すOIDを指定して、SNMPコマンドを用いて機種名を取得することができる。機器情報取得部104が対象機器の機種名を取得した後、本フローチャートの手順によりOIDリスト321に基づいてOIDの値を取得する構成としてもよい。
また、本実施形態では、getBulkコマンド、getNextコマンド、getコマンドの順に優先順位を設け、優先順位の高いSNMPコマンドから処理を実行したが、必ずしもこの順に処理を行うことを要しない。さらに、ここに記載されたSNMPコマンド以外のSNMPコマンドを用いて、MIB情報を取得する構成としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、複数種のSNMPコマンドのうち、所定のSNMPコマンドを用いて値が取得された場合には、取得コマンドリスト322を更新しない例について説明する。第1の実施形態と異なる点について説明をし、第1の実施形態と重複する点については説明を省略する。
管理装置1の管理下にある機器3の種類が多岐にわたる場合、機器3の機種のすべてについて取得コマンドリスト322を更新すると、取得コマンドリスト322のデータ量が膨大なものとなる可能性がある。この場合、所定のSNMPコマンドを標準コマンドとし、標準コマンドで値を取得できる機種及びOIDに関しては、取得コマンドリストを更新しないよう構成する。この構成により、取得コマンドリスト322のデータ量を削減することができる。
図8のフローチャートにおいて、S13で、仲介装置2の機器情報取得部104は、取得コマンドリスト322に取得対象OID及び取得対象機器に対応するSNMPコマンドの記載がない場合、複数種のSNMPコマンドを、予め定めた順に実行する。この際に、例えば実行順序が早いSNMPコマンドを標準コマンドとする。図8では、S21で用いられるgetBulkコマンドを標準コマンドとする。getBulkコマンドで取得対象OIDの値が取得できた場合、S15において取得対象機器の機種名及び取得対象OIDに対応する取得方法としてgetBulkコマンドが機器情報記憶部107に記憶され、機器情報送信部102によって取得結果受信部34に送信される。ただし、リスト更新部33は、標準コマンドであるgetBulkコマンドでOIDの値を取得することができた場合の取得対象機器の機種名及び取得対象OIDについて、取得コマンドリスト322を更新しない。
図10(a)は、本実施形態における取得コマンドリスト322の一例を示す図である。取得方法がgetBulkコマンドである場合については、取得コマンドリスト322に記載されていない。
次の機会において、機器情報取得部104は、getBulkコマンドに関して更新されていない取得コマンドリスト322を用いて、OIDの値を取得する。図8のフローチャートにおけるS13で、取得コマンドリスト322に取得対象機器の機種名及び取得対象OIDに対応するgetBulkコマンドの記載がないため、S21に進む。S21において、機器情報取得部104がgetBulkコマンドを送信し、S22においてOIDの値を取得し(S22でY)、S15に進む。
実行順序の早いSNMPコマンドを標準コマンドとした場合、取得コマンドリストにSNMPコマンドが記載されていないとしても、標準コマンドの実行までに多くの工程を必要としないため、処理時間に与える影響が少ない。
また、例えば図8において、getコマンドでしかOIDの値を取得することができないケースが他のSNMPコマンドに比べて多い場合、getコマンドを標準コマンドとすることで、取得コマンドリスト322のデータ量を削減することができる。getコマンドリストを標準コマンドとした場合の取得コマンドリスト322を、図10(b)に示す。取得方法がgetコマンドである場合の記録がない。
図8において、getコマンドは実行順序が遅いため、getコマンドに関して取得コマンドリスト322を更新しないことで、OIDの値の取得の度にgetBulkコマンド及びgetNextコマンドが用いられることになり、全体的な処理速度に及ぼす影響が懸念される。しかしgetBulkコマンドやgetNextコマンドに所要する処理時間がより高速である場合には、全体の処理時間にあまり影響を与えずに取得コマンドリスト322のデータ量を削減することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図11は、第3の実施形態における仲介装置2の機能ブロック図である。本実施形態では、管理装置1から受信した取得コマンドリスト322を仲介装置2で更新し、更新した取得コマンドリスト322を管理装置1へ送信する。第1又は第2の実施形態における仲介装置2の機能と重複する部分については、説明を割愛する。
本実施形態における仲介装置2は、更新リスト送信部108、取得コマンドリスト109、リスト更新日時要求部110を備える。取得コマンドリスト更新部109は、取得対象OIDについて値を取得した場合、取得対象コマンド322に欄を追加し、取得対象機器の機種名及び取得対象OIDに、OIDの値の取得方法であるSNMPコマンドを対応付けて取得対象コマンド322を更新する。更新リスト送信部108は、取得コマンドリスト109により更新され、リスト記憶部106に記憶された取得コマンドリスト322を、取得結果受信部34に対し送信する。リスト更新日時要求部110は、対仲介装置通信機能部31に対し、取得コマンドリスト322の更新日時を示す情報を要求する。取得コマンドリスト322の更新日時を示す情報はリスト取得部101に送られ、リスト取得部101は、リスト記憶部106に記憶された取得コマンドリスト322の更新日時よりも新しい場合に、取得コマンドリスト322を対仲介装置通信機能部31から取得する。
図12に、第3の実施形態における処理のシーケンス図を示す。S201.1において、リスト更新日時要求部110から対仲介装置通信機能部31に、リスト格納部32に格納された取得コマンドリスト322の更新日時を示す情報が要求される。S201.2において、管理装置1のリスト格納部32に格納された取得コマンドリスト322の更新日時と、仲介装置2aのリスト記憶部106に記憶された取得コマンドリスト322の更新日時とが、リスト取得部101により比較される。管理装置1の取得コマンドリスト322が新しい場合に、S201.2でOIDリスト321と取得コマンドリスト322とが、リスト取得部101により対仲介装置通信機能部31に要求される。
S201.3において、機器情報取得部104は、機器3aからMIB情報を取得する。MIB情報取得の際に、取得コマンドリスト322に機器3a及び取得対象OIDに対応するSNMPコマンドの記載がない場合、所定の順で複数のSNMPコマンドが試される。S201.4において、取得コマンドリスト更新部109が、OIDの値を取得したSNMPコマンドに基づいて、リスト記憶部106に記憶された取得コマンドリスト322を更新する。更新された取得コマンドリスト322は、リスト記憶部106に記憶される。
S201.5において、OIDの値の取得先の機器の機種名、取得結果の値、OIDが機器情報送信部102によって取得結果受信部34に送信される。また、更新された取得コマンドリスト322が、更新リスト送信部108により取得結果受信部34に送信される。S201.6において、リスト更新部33により、取得結果受信部34に送信された取得コマンドリスト322を用いて、リスト格納部32に格納された取得コマンドリスト322が更新される。
S202の仲介装置2bの処理にすすみ、S202.1において、仲介装置2bのリスト更新日時要求部110が対仲介装置通信機能部31に、リスト格納部32に格納された取得コマンドリスト322の更新日時を問い合わせる。S202.2において、リスト格納部32に格納された取得コマンドリスト322の更新日時が仲介装置2bに記憶された取得コマンドリスト322の更新日時よりも新しい場合に、仲介装置2bのリスト取得部101がOIDリスト321及び取得コマンドリスト322を要求し、取得する。S202.3における処理は、第1の実施形態と同様である。
尚、仲介装置2aのリスト記憶部106に記憶された取得コマンドリスト322が、管理装置1のリスト格納部32に記憶された取得コマンドリストよりも新しい場合、又は更新日時が同一の場合がある。この場合、リスト取得部101はOIDリスト321及び取得コマンドリスト322を対仲介装置通信機能部31に要求せず、機器情報取得部はリスト記憶部に記憶されているOIDリスト321及び取得コマンドリスト322を用いて機器3の機器情報を取得する。
取得コマンドリスト更新部109で取得コマンドリスト322を更新することにより、仲介装置2が管理する機器3についてのSNMPコマンドの最新情報を利用することができる。例えば、仲介装置2が同種の複数の機器3に接続されている場合、MIB情報の取得順序が後の機器3についても、先にMIBを取得した機器3に用いたSNMPコマンドを用いることができ、より処理工程を効率化することができる。また、リスト取得部101がリスト更新日時を比較するよう構成することにより、仲介装置2は最も新しい取得コマンドリスト322を用いて、MIB情報を取得することができる。
(変形例)
以上、各実施形態について、管理装置1、仲介装置2、機器3の間で行われる処理について説明した。各実施形態において、仲介装置2の機能を機器3が有する構成とすることができる。この構成では、機器3aは管理装置1と接続され、仲介装置2と同じ機能を有する。機器3aは他の機器3と接続され、他の機器3からMIB情報を取得し、管理装置1に送信する。機器3aは管理装置1から、OIDリスト321及び取得コマンドリスト322を受信し、各リストに基づいて機器3からMIB情報を取得し、管理装置1に、取得したMIB情報とともにSNMPコマンドに関する情報を送信する。
(各請求項の対応)
尚、本明細書において、OIDとは機器が記憶する情報の項目に相当する。また、MIB情報及びOIDの値は、機器が記憶する情報の項目の値に相当する。また、SNMPコマンドは、取得方法に相当する。また、取得コマンドリスト322は、前記項目と前記取得方法との対応情報に相当する。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 管理装置
2 仲介装置
3 機器
31 対仲介装置通信機能部
33 リスト更新部
101 リスト取得部
102 機器情報送信部
104 機器情報取得部
107 機器情報記憶部
109 取得コマンドリスト更新部
322 取得コマンドリスト
323 非対象機器リスト
特許第4650788号公報 特許第4659077号公報

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    ネットワークで接続された機器から、前記機器が記憶する情報の項目の値を、複数の取得方法のうちいずれか1つを用いて前記項目毎に取得する機器情報取得手段と、
    前記複数の取得方法の中で、前記値の取得に成功した取得方法を、当該値に係る前記項目と対応付けて記憶する取得方法記憶手段と
    前記取得方法記憶手段が記憶している情報を、当該情報処理装置とネットワークを介して接続されている管理装置に送信する情報送信手段と、
    当該情報処理装置又は前記ネットワークに接続されている他の前記情報処理装置の前記情報送信手段によって送信された前記情報に基づいて前記管理装置に記憶された、前記項目と前記取得方法との対応情報を、前記管理装置から受信する対応情報受信手段とを有し、
    前記機器情報取得手段は、前記対応情報に係る前記項目について、該項目と対応する前記取得方法を用いて前記値を取得することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得方法記憶手段は、前記機器の機種名に対応付けて、前記取得方法を記憶し、
    前記機器情報取得手段は、前記取得方法記憶手段に前記項目及び前記機種名に対応して記憶された前記取得方法を用いて、前記値を取得することを特徴とする、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記機器情報取得手段は、前記複数の取得方法のうち優先順位の高い前記取得方法から順に前記値を取得することを特徴とする、請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記取得方法記憶手段は、前記複数の取得方法の中で、所定の取得方法で前記値を取得できない前記項目について、前記所定の取得方法以外の取得方法で前記値の取得に成功した場合に、前記値の取得に成功した取得方法と、当該値に係る前記項目とを対応付けて記憶することを特徴とする、請求項1乃至いずれか一項記載の情報処理装置。
  5. 前記対応情報は、複数の前記項目のそれぞれについて、当該値の取得先の前記機器の機種名と、当該値の取得方法とを対応させた情報であって、
    前記対応情報受信手段により受信した前記対応情報を記憶する対応情報記憶手段と、
    前記対応情報に、前記機器の機種名及び前記項目に対応する前記取得方法が含まれていない場合に、所定の方法により前記取得方法を実行して、前記値の取得に成功したとき、当該取得方法と、当該値に係る前記項目と、当該値の取得先の前記機器の機種名とを対応付けて、前記対応情報記憶手段に記憶された前記対応情報に追加して更新する対応情報更新手段を有することを特徴とする、請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記対応情報は、当該対応情報の更新時期を示す情報を有し、
    前記管理装置に記憶された前記対応情報の更新時期を示す情報を取得する更新時期取得手段を有し、
    前記対応情報受信手段は、前記管理装置に記憶された前記対応情報の更新時期が、前記対応情報記憶手段が記憶している前記対応情報の更新時期より新しい場合に、前記対応情報を前記管理装置から受信することを特徴とする、請求項記載の情報処理装置。
  7. 前記対応情報受信手段は、前記対応情報の更新の対象でない非対象機器の機種名を更に受信し、
    前記対応情報更新手段は、前記非対象機器以外の前記機器について前記対応情報を更新することを特徴とする、請求項5又は6記載の情報処理装置。
  8. 機器から、前記機器が記憶する情報の項目の値を取得する情報処理装置と、前記情報を管理する管理装置とがネットワークで接続された情報管理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記機器から前記項目毎に、複数の取得方法のうちいずれか1つを用いて、前記値を取得する機器情報取得手段と、
    前記複数の取得方法の中で、前記値の取得に成功した取得方法を、当該値に係る前記項目と対応付けて前記管理装置に送信する情報送信手段とを有し、
    前記管理装置は、
    前記情報処理装置から受信した、前記値の取得に成功した取得方法と、当該値に係る前記項目との対応情報を生成する対応情報生成手段と、
    前記対応情報を前記情報処理装置に送信する対応情報送信手段とを有し、
    前記機器情報取得手段は、前記管理装置から受信した前記対応情報に基づいて、取得すべき前記項目と対応する前記取得方法を用いて前記値を取得することを特徴とする情報管理システム。
  9. 情報処理装置に、
    ネットワークで接続された機器から、前記機器が記憶する情報の項目の値を、複数の取得方法のうちいずれか1つを用いて前記項目毎に取得する機器情報取得手順と、
    前記複数の取得方法の中で、前記値の取得に成功した取得方法を、当該値に係る前記項目と対応付けて記憶する取得方法記憶手段に記憶させる取得方法記憶手順と
    前記取得方法記憶手段が記憶している情報を、ネットワークを介して接続されている管理装置に送信する手順と、
    当該情報処理装置又は前記ネットワークに接続されている他の前記情報処理装置によって送信された前記情報に基づいて前記管理装置に記憶された、前記項目と前記取得方法との対応情報を、前記管理装置から受信する手順と、
    前記対応情報に係る前記項目について、該項目と対応する前記取得方法を用いて前記値を取得する手順と、
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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