JP2010134806A - 状態監視方法およびそのプログラム、状態監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デバイスの状態を監視する際におけるデバイスやネットワークの負荷の増加を抑制することを主目的とする。
【解決手段】複数のコンピュータが各々に、現在の時刻が監視予定時刻のときに(S100)、前回に複数のコンピュータのいずれかがプリンタから状態情報(ステータスなど)を取得した時刻と現在の時刻との時刻差ΔTが閾値Tref以上のときには(S130)、プリンタの状態情報を取得してこれを現在の時刻やコンピュータの識別情報と共に管理サーバに送信し(S140,S150)、今回の取得時刻を更新し(S160,S170)、時刻差ΔTが閾値Tref未満のときには(S130)、プリンタの状態情報を取得しない。これにより、プリンタから複数のコンピュータのいずれかが状態情報を取得する頻度を調整することができ、プリンタの負荷やネットワークの負荷の増加を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、状態監視方法およびそのプログラム、状態監視装置に関し、詳しくは、情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して複数の状態監視装置が各々に監視する状態監視方法およびそのプログラム、状態監視装置に関する。
従来、この種の状態監視方法としては、デバイスとしてのプリンタに内蔵されたデバイス制御装置がデバイスの動作を監視して管理サーバに監視情報を通知するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、デバイス制御装置が、デバイスで実行されるジョブを監視してその監視結果であるジョブ監視情報を監視情報記憶領域に記憶しておき、ジョブ監視情報の通知を管理サーバに対して要求してその要求に対する管理サーバからの応答に応じてジョブ監視情報を管理サーバに通知している。
特開2005−321950号公報
しかしながら、上述の状態監視方法では、監視対象のデバイス自体で監視情報をコントロールする必要があるため、デバイス自体にこうした機能を持たせることができない場合などにはこの方法を適用することができない。また、こうした状態監視方法では、上述の方法とは異なる方法、例えば、複数のコンピュータによりデバイスの状態を監視する方法の構築が課題の一つとされている。この方法では、複数のコンピュータが各々に自由にデバイスから監視情報を取得するものとすると、デバイスの負荷や複数のコンピュータとデバイスとの間の通信負荷が増加する場合があるため、デバイスの状態を監視する際におけるこれらの負荷の増加を抑制することが望まれる。
本発明の状態監視方法およびそのプログラム、状態監視装置は、デバイスの状態を監視する際におけるデバイスやネットワークの負荷の増加を抑制することを主目的とする。
本発明の状態監視方法およびそのプログラム、状態監視装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の状態監視方法は、
情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して複数の状態監視装置が各々に監視する状態監視方法であって、
(a)前記情報記憶手段に記憶された前記複数の状態監視装置のいずれかが前記デバイスから該デバイスの状態に関する状態情報を取得した時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得し、
(b)前記取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得するか否かを判定し、
(c)前記判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得し、
(d)前記判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された取得時情報を更新して前記情報記憶手段に記憶させる、
ことを要旨とする。
この本発明の状態監視方法では、複数の状態監視装置が各々に、デバイスの情報記憶手段に記憶された複数の状態監視装置のいずれかがデバイスからデバイスの状態に関する状態情報を取得した時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得し、取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて状態情報を取得するか否かを判定し、判定結果に基づいて状態情報を取得し、判定結果に基づいて取得時情報を更新して情報記憶手段に記憶させる。これにより、複数の状態監視装置とデバイスとの間で状態情報をやりとりする頻度を調整することができ、デバイスの負荷や複数の状態監視装置とデバイスとの間の通信負荷(ネットワークの負荷)の増加を抑制することができる。ここで、デバイスは、プリンタであるものとすることもできる。また、取得時情報は、取得時刻に加えて、複数の状態監視装置のうちデバイスと通信した状態監視装置を識別する識別情報を含む情報であるものとすることもできる。
こうした本発明の状態監視方法において、前記ステップ(b)は、前記情報記憶手段に記憶された取得時情報に含まれる前回の取得時刻と、今回の前記デバイスとの通信の時刻である今回通信時刻と、の時刻差が所定の時刻差以上のときに前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定し、前記前回の取得時刻と前記今回通信時刻との時刻差が前記所定の時刻差未満のときには前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得しないと判定するステップであり、前記ステップ(c)は、前記ステップ(b)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定したときに該状態情報を取得するステップであり、前記ステップ(d)は、前記ステップ(b)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定したときに前記情報記憶手段に記憶された取得時情報を更新するステップである、ものとすることもできる。即ち、各状態監視装置は、前回の取得時刻と今回通信時刻との時刻差が所定の時刻差未満のときには状態情報を取得しないのである。これにより、前回の取得時刻から所定の時刻差に相当する時間が経過する前に複数の状態監視装置のいずれかがデバイスから状態情報を取得するのを回避することができる。
また、本発明の状態監視方法において、前記複数の状態監視装置が各々に所定の実行間隔で前記ステップ(a)以降の処理を実行するものとすることもできる。この場合、前記所定の実行間隔は、前回にステップ(c)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得したか否かに基づいて調整される間隔であるものとすることもできる。こうすれば、複数の状態監視装置のうち特定の状態監視装置がデバイスから状態情報を取得するようにしたり、異なる状態監視装置が順にデバイスから状態情報を取得するようにすることができる。
さらに、本発明の状態監視方法において、前記ステップ(c)の後に、(e)前記ネットワークとは異なる第2のネットワークを介して接続された所定のサーバに前記取得した状態情報を送信するものとすることもできる。この場合、複数の状態監視装置と所定のサーバとの間で状態情報をやりとりする頻度を調整することができ、複数の状態監視装置と所定のサーバとの間の通信負荷(第2のネットワークの負荷)の増加を抑制することができる。
本発明のプログラムは、上述のいずれかの態様の本発明の状態監視方法の各ステップをコンピュータに実現させるためのものである。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータに配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムをコンピュータに実行させれば、上述のいずれかの態様の本発明の状態監視方法の各ステップが実行されるため、本発明の状態監視方法と同様の作用効果が得られる。
本発明の状態監視装置は、
情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して複数の状態監視装置が各々に監視するシステムに用いられる状態監視装置であって、
前記情報記憶手段に記憶された前記デバイスが該デバイスの状態に関する状態情報を取得された時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得する取得時情報取得手段と、
前記取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により判定された判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記判定手段により判定された判定結果に基づいて前記取得時情報を更新して前記情報記憶手段に記憶させる取得時情報更新手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の状態監視装置では、デバイスの情報記憶手段に記憶されたデバイスがデバイスの状態に関する状態情報を取得された時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得し、取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて状態情報を取得するか否かを判定し、判定結果に基づいて状態情報を取得し、判定結果に基づいて取得時情報を更新して情報記憶手段に記憶させる。これにより、複数の状態監視装置とデバイスとの間で状態情報をやりとりする頻度を調整することができ、デバイスの負荷や複数の状態監視装置とデバイスとの間の通信負荷(ネットワークの負荷)の増加を抑制することができる。ここで、デバイスは、プリンタであるものとすることもできる。また、取得時情報は、取得時刻に加えて、複数の状態監視装置のうちデバイスと通信した状態監視装置を識別する識別情報を含む情報であるものとすることもできる。
次に、本発明を具現化した一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である状態監視システム10の構成の概略を示す構成図である。状態監視システム10は、図示するように、ネットワークとしてのLAN12に接続されたデバイスとしてのプリンタ20と、LAN12を介してプリンタ20に接続された複数の状態監視装置としての複数のクライアントコンピュータ30と、ルータ40と電気通信回線であるインターネット50とを介してLAN12に接続された所定のサーバとしての管理サーバ60と、により構成されており、各クライアントコンピュータ30から送信される印刷ジョブをプリンタ20により受信して実行すると共にプリンタ20の状態を各クライアントコンピュータ30や管理サーバ60により監視している。
プリンタ20は、LAN12を介して得られた印刷ジョブを記録紙Sに印刷する装置であり、装置全体の制御を司るCPU22と、各種処理プログラムを記憶するROM23と、データを一時的に記憶するRAM24と、データを記憶するフラッシュメモリ25と、LAN12などのネットワークとの接続を司るネットワークインタフェース(I/F)26と、着色剤としてトナーを用いて記録紙Sに印刷を行う印刷機構27と、を備える。フラッシュメモリ25には、プリンタ20の状態(例えば、ステータスや消耗品情報など)や印刷ジョブの状態などに関する状態情報を管理する状態情報管理テーブルや、クライアントコンピュータ30がプリンタ20から状態情報を取得した際における時刻とそのクライアントコンピュータ30の識別情報(例えば、IPアドレス)とが関連付けられた取得時情報を管理する取得時情報管理テーブル,などが記憶されている。印刷機構27は、単一感光体方式と中間転写方式とを採用したフルカラーの電子写真方式の印刷機構として構成されている。なお、この印刷機構27は、プリントヘッド内に設けられた圧電素子又はヒータによりインクカートリッジ内のインクを加圧して記録紙Sに向かって吐出するインクジェット方式を採用してもよい。
クライアントコンピュータ30は、一般的なコンピュータとして構成されており、各種制御を実行するCPU32と、各種処理プログラムを記憶するROM33と、データを一時的に記憶するRAM34と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるハードディスク(HDD)35と、LAN12などのネットワークとの接続を司るI/F36と、を備える。HDD35には、画像ファイルや文書ファイルなどの印刷対象ファイルをプリンタ20により実行可能な印刷ジョブに変換するプリンタドライバ35aやプリンタ20の状態を監視するための状態監視プログラム35bなどがインストールされており、クライアントコンピュータ30は、インストールされたプリンタドライバ35aや状態監視プログラム35bによりプリンタ20に対して印刷ジョブを送信したりプリンタ20から状態情報を受信したりする。なお、プリンタドライバ35aと状態監視プログラム35bとを一体のプログラムとして構成するものとしても構わない。
管理サーバ60は、各クライアントコンピュータ30から各種情報を収集してそれをデータベースに保存して管理する機能を有しており、各種制御を実行するCPU62と、各種処理プログラムを記憶するROM63と、データを一時的に記憶するRAM64と、各種アプリケーションプログラムや各種データファイルを記憶する大容量メモリであるHDD65と、LAN12などのネットワークとの接続を司るI/F66と、を備える。HDD65には、複数のクライアントコンピュータ30から受信したプリンタ20の状態情報などを含む監視結果管理テーブルなどが記憶されている。
次に、こうして構成された状態監視システム10の動作、特に、複数のクライアントコンピュータ30や管理サーバ60によりプリンタ20を監視する際の動作について説明する。図2は、各クライアントコンピュータ30により実行される状態監視ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、各クライアントコンピュータ30で電源がオンされているときに所定の時間間隔で繰り返し実行される。
状態監視ルーチンが実行されると、CPU32は、現在の時刻がプリンタ20の状態を監視する予定の監視予定時刻であるか否かを判定し(ステップS100)、現在の時刻が監視予定時刻でないと判定されたときにはそのままこのルーチンを終了する。ここで、現在の時刻は、例えば、クライアントコンピュータ30が備える図示しないリアルタイムクロックの時刻を用いるものとしたり、図示しないNTP(Network Time Protocol )サーバからインターネット50を介して受信した基準時刻を用いるものとしたり、プリンタ20から現在の時刻を受信して用いるものとしたりすることができる。また、監視予定時刻は、実施例では、前回以前にこのルーチンが実行されたときに後述のステップS180の処理で設定したものを用いるものとした。
現在の時刻が監視予定時刻であると判定されたときには、前回に複数のクライアントコンピュータ30のいずれかがプリンタ20から状態情報を取得した時刻である前回取得時刻をプリンタ20のフラッシュメモリ25に記憶されている取得時情報管理テーブルから取得する(ステップS110)。取得時情報管理テーブルの一例を図3に示す。図3の例では、前回取得時刻として8:00を取得することになる。なお、この取得時情報管理テーブルは、本実施形態では、工場出荷時にはそのときの時刻が取得時刻として記憶されているものとした。
続いて、取得した前回取得時刻と現在の時刻との時刻差ΔTを計算し(ステップS120)、計算した時刻差ΔTを閾値Trefと比較する(ステップS130)。ここで、閾値Trefは、プリンタ20の状態を監視する時間間隔として設定される時刻差であり、例えば、45分や60分,90分などを用いることができる。この時刻差ΔTと閾値Trefとの比較は、プリンタ20の状態を監視するか否か、即ち、プリンタ20の状態情報(ステータスや消耗品情報などのプリンタ20の状態や受け付けた印刷ジョブの状態に関する情報)を取得すべきか否かを判定する処理である。
時刻差ΔTが閾値Tref以上のときには、プリンタ20の状態情報を取得すべきと判断し、プリンタ20のフラッシュメモリ25に記憶された状態情報を取得し(ステップS140)、取得した状態情報と現在の時刻(状態情報を取得した時刻)とクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)とを管理サーバ60に送信する(ステップS150)。状態情報と現在の時刻とクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレスなど)とを受信した管理サーバ60は、例えば、現在の時刻とクライアントコンピュータ30と監視情報とを関連付けて監視結果管理テーブルに登録する。監視結果管理テーブルの一例を図4に示す。管理サーバ60では、このようにしてプリンタ20の状態情報、例えば、ステータスや消耗品情報などを監視するのである。なお、クライアントコンピュータ30は、状態情報と現在の時刻とを管理サーバ60に送信し、クライアントコンピュータ30の識別情報については管理サーバ60に送信しないものとしてもよい。
続いて、プリンタ20のフラッシュメモリ25に記憶された取得時情報管理テーブルを取得すると共に(ステップS160)、現在の時刻(状態情報を取得した時刻)とクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)とを関連付けて取得時情報管理テーブルに登録し即ち取得時情報管理テーブルの更新を行ない更新した取得時情報管理テーブルをフラッシュメモリ25に再度記憶させる(ステップS170)。
一方、ステップS130で時刻差ΔTが閾値Tref未満のときには、前回取得時刻から閾値Trefに相当する時間が経過していないためプリンタ20の状態情報を取得する必要はないと判断し、ステップS140〜S170の処理を行なわない。
即ち、現在の時刻が監視予定時刻のときに、時刻差ΔTが閾値Tref以上のときには、プリンタ20の状態情報を取得してこれを現在の時刻やクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)と共に管理サーバ60に送信し、時刻差ΔTが閾値Tref未満のときには、プリンタ20の状態情報を取得しないのである。これにより、プリンタ20から複数のクライアントコンピュータ30のいずれかが状態情報を取得する頻度を調整することができ、プリンタ20の負荷やプリンタ20とクライアントコンピュータ30との間の通信負荷(LAN12の負荷)の増加を抑制することができる。そして、各クライアントコンピュータ30は、プリンタ20の状態情報を取得していないときには当然その情報を管理サーバ60に送信しないから、各クライアントコンピュータ30と管理サーバ60との間の通信負荷(インターネット50の負荷)の増加を抑制することができる。さらに、本実施形態では、複数のクライアントコンピュータ30が各々に図2の状態監視ルーチンを実行することによってプリンタ20の状態を監視するから、複数のクライアントコンピュータ30の一部の電源がオフとされているときでも電源がオンとなっているクライアントコンピュータ30で同様にプリンタ20の状態を監視することができ、LAN12に接続された他のクライアントコンピュータに前述の状態監視プログラム35bがインストールされたとき(プリンタ20を監視するクライアントコンピュータが追加されたとき)でも既に状態監視プログラム35bがインストールされているクライアントコンピュータ30の設定を変更することなくプリンタ20の状態を監視することができる。
そして、次回にプリンタ20を監視する予定の監視予定時刻を設定して(ステップS180)、このルーチンを終了する。ここで、次回の監視予定時刻は、本実施形態では、プリンタ20を監視する監視間隔が予め定められた時間間隔(例えば、45分や60分,90分)となる時刻(所定時間後の時刻)などの時刻を設定するものとした。なお、全てのクライアントコンピュータ30について、前述の閾値Trefに相当する時間に等しい所定時間(例えば60分)後の時刻を次回の監視予定時刻に設定する場合には、通常、複数のクライアントコンピュータ30のうち特定のクライアントコンピュータがプリンタ20の状態情報を取得することになると考えられる。即ち、例えば、クライアントコンピュータ30aが毎時0分にプリンタ20を監視しようとし、クライアントコンピュータ30bが毎時10分にプリンタ20を監視しようとし、クライアントコンピュータ30cが毎時20分にプリンタ20を監視しようとする場合には、通常、クライアントコンピュータ30aが60分毎にプリンタ20の状態情報を取得することになる。一方、各クライアントコンピュータ30について、閾値Trefより長い時間または短い時間としての所定時間後の時刻を次回の監視予定時刻に設定する場合には、各クライアントコンピュータ30の一部または全部に順にプリンタ20の状態情報を取得させることを可能にすることができる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプリンタ20が「デバイス」に相当し、各クライアントコンピュータ30が「状態監視装置」に相当し、本実施形態で実行する図2の状態監視ルーチンのステップS110の処理が本発明のステップ(a)の処理に相当し、ステップS120,S130の処理がステップ(b)の処理に相当し、ステップS140の処理がステップ(c)の処理に相当し、ステップS160,S170の処理がステップ(d)の処理に相当する。また、図2の状態監視ルーチンのステップS150の処理がステップ(e)の処理に相当する。
以上説明した本実施形態の状態監視システム10によれば、複数のクライアントコンピュータ30が各々に、現在の時刻が監視予定時刻のときに、前回に複数のクライアントコンピュータ30のいずれかがプリンタ20から状態情報を取得した時刻である前回取得時刻と現在の時刻との時刻差ΔTが閾値Tref以上のときにはプリンタ20の状態情報を取得してこれを現在の時刻やクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)と共に管理サーバ60に送信しさらに取得時情報管理テーブルの更新を行ない、時刻差ΔTが閾値Tref未満のときにはプリンタ20の状態情報を取得しないから、プリンタ20から複数のクライアントコンピュータ30のいずれかが状態情報を取得する頻度を調整することができ、プリンタ20の負荷やプリンタ20とクライアントコンピュータ30との間の通信負荷の増加を抑制することができる。また、各クライアントコンピュータ30は、プリンタ20の状態情報を取得していないときにはその情報を管理サーバ60に送信しないから、各クライアントコンピュータ30と管理サーバ60との間の通信負荷の増加を抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述の本実施形態では、複数のクライアントコンピュータ30は、時刻差ΔTが閾値Tref未満のときには、図2の状態監視ルーチンのステップS140〜S170の処理を実行しないものとしたが、時刻差ΔTに拘わらず、取得時情報管理テーブルを取得し(ステップS160)、現在の時刻とクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)とプリンタ20の状態情報を取得したか否かの情報とを関連付けて取得時情報管理テーブルに登録するものとしてもよい。
上述の本実施形態では、次回にプリンタ20を監視する予定の監視予定時刻に所定時間後の時刻を設定するものとしたが、これに代えて、プリンタ20の状態情報を取得して管理サーバ60に送信したか否かに基づいて次回の監視予定時刻を設定するものとしてもよい。この場合、例えば、プリンタ20の状態情報を取得して管理サーバ60に送信したときには所定時間後の時刻を次回の監視予定時刻に設定し、プリンタ20の状態情報を取得していないときには所定時間後の時刻からずらした時刻(例えば、所定時間後の時刻より3分や5分,10分遅い時刻)を次回の監視予定時刻に設定するものとしてもよいし、プリンタ20の状態情報を取得して管理サーバ60に送信したときには所定時間後の時刻からずらした時刻を次回の監視予定時刻に設定し、プリンタ20の状態情報を取得していないときには所定時間後の時刻を次回の監視予定時刻に設定するものとしてもよい。こうすれば、各クライアントコンピュータ30の一部または全部に順にプリンタ20の状態情報を取得させることを可能にすることができる。
上述の本実施形態では、所定時間後の時刻を次回の監視予定時刻に設定するものとしたが、これに代えて、複数のクライアントコンピュータ30の監視予定時刻が重ならないように即ち複数のクライアントコンピュータ30からプリンタ20へのアクセスが重ならないように次回の監視予定時刻を設定するものとしてもよい。この場合、例えば、時刻差ΔTが閾値Trefより小さい閾値Tref2以上のときには所定時間後の時刻を次回の監視予定時刻に設定し、時刻差ΔTが閾値Tref2未満のときには所定時間後の時刻より若干遅い時刻(例えば、所定時間後の時刻より3分や5分遅い時刻)を次回の監視予定時刻に設定するものとしてもよい。ここで、閾値Tref2は、他のクライアントコンピュータ30のプリンタ20へのアクセスと重なっている可能性がある即ちプリンタ20の負荷やプリンタ20と複数のクライアントコンピュータ30との通信負荷が増加している可能性があると想定される時刻差の上限近傍の値(例えば数秒など)などを用いることができる。こうすれば、複数のクライアントコンピュータ30からプリンタ20へのアクセスが集中するのを抑制することができる。
上述の本実施形態では、複数のクライアントコンピュータ30は、プリンタ20から各々に取得した状態情報を管理サーバ60に送信するものとしたが、送信しないものとしてもよい。この場合、各クライアントコンピュータ30は、状態情報をプリンタ20から取得してこれを現在の時刻やクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレス)と共に管理サーバ60に送信する図2の状態監視ルーチンのステップS140,S150の処理に代えて、状態情報をプリンタ20から取得してHDD35に記憶させる処理を実行するものとしてもよい。
上述の本実施形態では、管理サーバ60は、状態情報と現在の時刻とクライアントコンピュータ30の識別情報(例えばIPアドレスなど)とを受信したときに、現在の時刻とクライアントコンピュータ30と監視情報とを関連付けて監視結果管理テーブルに登録するものとしたが、状態情報に含まれる情報毎にテーブル(例えば、ステータス用のテーブルや消耗品情報用のテーブル)を作成して各テーブルに現在の時刻とクライアントコンピュータ30とを関連付けて登録するものとしてもよい。
上述の本実施形態では、ルータ40と電気通信回線であるインターネット50とを介してLAN12に接続された管理サーバ60を備えるものとしたが、これを備えないものとしてもよい。
上述の本実施形態では、デバイスとしてのプリンタ20の状態を監視するものとしたが、デバイスとしては、ネットワークに接続され、状態情報を管理する状態情報管理テーブルや取得時情報を管理する取得時情報管理テーブルなどを記憶する情報記憶部を有するものであればよく、例えば、複写機やファクシミリ,スキャナ,ハブなどとしてもよい。
上述の本実施形態では、状態監視システム10の形態として説明したが、ネットワークとしてのLAN12に接続され情報記憶手段としてのフラッシュメモリ25を有するデバイスとしてのプリンタ20の状態をネットワークを介して複数の状態監視装置としての複数のクライアントコンピュータにより監視する状態監視方法の形態としてもよいし、この状態監視方法の各ステップをコンピュータに実現させるプログラムの形態としてもよいし、ネットワークに接続され情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して監視する状態監視装置の形態としてもよい。
状態監視システム10の構成の概略を示す構成図。 状態監視ルーチンの一例を示すフローチャート。 取得時情報管理テーブルの一例を示す説明図。 監視結果管理テーブルの一例を示す説明図。
符号の説明
10 状態監視システム、12 LAN、20 プリンタ、22,32,62 CPU、23,33,63 ROM、24,34,64 RAM、25 フラッシュメモリ、26,36,66 ネットワークインターフェース(I/F)、27 印刷機構、30,30a,30b,30c クライアントコンピュータ、35,65 HDD、35a プリンタドライバ、35b 状態監視プログラム、40 ルータ、50 インターネット、60 管理サーバ。

Claims (8)

  1. 情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して複数の状態監視装置が各々に監視する状態監視方法であって、
    (a)前記情報記憶手段に記憶された前記複数の状態監視装置のいずれかが前記デバイスから該デバイスの状態に関する状態情報を取得した時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得し、
    (b)前記取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得するか否かを判定し、
    (c)前記判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得し、
    (d)前記判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された取得時情報を更新して前記情報記憶手段に記憶させる、
    状態監視方法。
  2. 請求項1記載の状態監視方法であって、
    前記ステップ(b)は、前記情報記憶手段に記憶された取得時情報に含まれる前回の取得時刻と、今回の前記デバイスとの通信の時刻である今回通信時刻と、の時刻差が所定の時刻差以上のときに前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定し、前記前回の取得時刻と前記今回通信時刻との時刻差が前記所定の時刻差未満のときには前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得しないと判定するステップであり、
    前記ステップ(c)は、前記ステップ(b)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定したときに該状態情報を取得するステップであり、
    前記ステップ(d)は、前記ステップ(b)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得すると判定したときに前記情報記憶手段に記憶された取得時情報を更新するステップである、
    状態監視方法。
  3. 前記複数の状態監視装置が各々に所定の実行間隔で前記ステップ(a)以降の処理を実行する請求項1または2記載の状態監視方法。
  4. 前記所定の実行間隔は、前回にステップ(c)で前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得したか否かに基づいて調整される間隔である請求項3記載の状態監視方法。
  5. 前記ステップ(c)の後に、(e)前記ネットワークとは異なる第2のネットワークを介して接続された所定のサーバに前記取得した状態情報を送信する請求項1ないし4のいずれか1つの請求項に記載の状態監視方法。
  6. 前記デバイスは、プリンタである請求項1ないし5のいずれか1つの請求項に記載の状態監視方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1つの請求項に記載の状態監視方法の各ステップをコンピュータに実現させるためのプログラム。
  8. 情報を記憶する情報記憶手段を有するデバイスの状態をネットワークを介して複数の状態監視装置が各々に監視するシステムに用いられる状態監視装置であって、
    前記情報記憶手段に記憶された前記デバイスが該デバイスの状態に関する状態情報を取得された時刻である取得時刻を含む取得時情報を取得する取得時情報取得手段と、
    前記取得した取得時情報に含まれる前回の取得時刻に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された判定結果に基づいて前記情報記憶手段に記憶された状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記判定手段により判定された判定結果に基づいて前記取得時情報を更新して前記情報記憶手段に記憶させる取得時情報更新手段と、
    を備える状態監視装置。
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JP2013196242A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Ntt Docomo Inc 監視システムおよび監視情報取得方法
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