JP4644221B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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この発明は、例えば、インターネットプロトコルなどを用いて通信するルータやレイヤ2/レイヤ3スイッチのようなネットワーク機器の設定情報を管理するネットワークシステムに関するものである。
近年のネットワークシステムにおいては、構成するネットワーク機器に、種々のルーティングプロトコルを始め、様々な機能が実装されている。これらの機能を活用して、高機能で冗長性の高いネットワークの構築が可能になっている。一方で、これらの機能を正しく動作させるために、各ネットワーク機器に複雑な設定を入力する必要があり、ユーザにとって大きな負担となっている。
特に、ネットワーク機器の故障で、ネットワーク機器を交換する必要が発生した際には、迅速な対応が求められるものの、最初から設定情報を設定する作業が必要であったり、ネットワーク機器を熟知した保守員でないと設定作業が難しいなどの問題があった。
従来、これらの問題を解決するために、ネットワーク機器(通信機器)がサーバ装置(保守サーバ)と一般的なルータを介するにせよ、直接通信することで設定情報の取得を行っていた。(特許文献1参照)
特開2003−242054号公報(第6〜15頁、図1)
従来のネットワークシステムにおいては、ネットワーク機器とサーバ装置が直接通信する必要があり、サーバ装置のアドレス情報を持たずに通信を開始しようとすれば、ネットワーク機器からブロードキャストでサーバ装置に通知できるように同一サブネット内に配置する必要があり、ネットワーク構成に制限が発生する。
また、ネットワーク機器とサーバ装置を異なるサブネットに配置しようとすれば、ネットワーク機器は、サーバ装置のアドレスやゲートウェイのアドレスをあらかじめ設定しておく必要があり、機器更新時の作業が繁雑になる。
端末のIPアドレスを自動設定するために使用されるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol:RFC2131)やBOOTP(Bootstrap Protocol:RFC951)等の既存のプロトコルでは、中継エージェント機能はあるが、以下の理由から、ルータやL2スイッチまたはL3スイッチなどのネットワーク機器とサーバ装置との間で情報のやり取りができるとは限らなかった。
DHCPやBOOTPでは、パケットのフォーマットが規定されており、IPアドレス以外の設定情報を送信することが難しい。また、DHCPまたはBOOTPでは、設定を取得する側の装置がIPパケットをブロードキャストで送信することで問い合わせを行い、これを同一セグメント内に存在するDHCPまたはBOOTPのサーバあるいはリレーエージェントが受信する必要がある。ネットワーク機器がインターフェースごとにVlanIDやVlanタグ有無が設定されている場合、L3インターフェース(IPアドレス)が割り当てられていない場合には、DHCPまたはBOOTPは動作できない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複雑な設定を必要とするネットワーク機器が、複雑に構成されたネットワークであっても、ネットワーク機器の更新時に設定情報を手作業で設定することなしに、更新前に設定された設定情報を引き継いで動作開始できるネットワークシステムを得ることを目的としている。
この発明に係わるネットワークシステムにおいては、それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
ネットワーク機器とレイヤ2プロトコルにより通信できるように配置され、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有する第一の装置、
この第一の装置にネットワークを介して接続され、ネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納されたネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより第一の装置に送信する設定情報送信手段を有する第二の装置を備え、
第一の装置は、第二の装置と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
ネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、自身の機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を第一の装置に対して行い、第一の装置は、レイヤ3プロトコルによるフレームに変換し、変換したフレームを宛先情報格納手段に格納された情報を用いて第二の装置に転送し、
第二の装置は、機器IDに該当するネットワーク機器の設定情報を含むレイヤ3プロトコルによるフレームを第一の装置に送信し、第一の装置は、レイヤ2プロトコルによるフレームに変換してネットワーク機器に転送するものである。
この発明は、以上説明したように、それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
ネットワーク機器とレイヤ2プロトコルにより通信できるように配置され、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有する第一の装置、
この第一の装置にネットワークを介して接続され、ネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納されたネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより第一の装置に送信する設定情報送信手段を有する第二の装置を備え、
第一の装置は、第二の装置と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
ネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、自身の機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を第一の装置に対して行い、第一の装置は、レイヤ3プロトコルによるフレームに変換し、変換したフレームを宛先情報格納手段に格納された情報を用いて第二の装置に転送し、
第二の装置は、機器IDに該当するネットワーク機器の設定情報を含むレイヤ3プロトコルによるフレームを第一の装置に送信し、第一の装置は、レイヤ2プロトコルによるフレームに変換してネットワーク機器に転送するので、ネットワーク機器更新時に設定情報を手作業で設定することなしに、更新前に設定された設定情報を引き継いで動作開始することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムを示す構成図である。
図1において、ネットワーク機器1は、ルータやレイヤ2/レイヤ3スイッチのような機器であり、ネットワーク102を介して中継装置3(第一の装置)に接続されている。中継装置3、管理装置4(第三の装置)、サーバ装置2(第二の装置)は、それぞれネットワーク101に接続されている。
ネットワーク機器1は、制御部11、ネットワークを介する通信を行う通信部12、ネットワーク機器1に設定された設定情報を格納する設定情報格納部13、設定情報が入力される入力部14より構成されている。制御部11は、設定情報取得機能11a及び設定情報送信機能11bを備えている。
設定情報取得機能11aは、通信部12を通じて設定情報を取得する機能であり、設定情報送信機能11bは、通信部12で受信した要求に応じて設定情報を送信する機能である。ネットワーク機器1の動作に必要な設定は、例えば保守用コンソールを入力部14に接続し、保守用コンソール上の操作によって設定情報を入力し、メモリ等の記憶装置で構成される設定情報格納部13に格納しておくことができる。
また、システム内のネットワーク機器に一意に割り当てる機器IDは、入力部14に具備するスイッチの操作にて設定することができる。ネットワーク機器1の設定情報とは、例えばIPアドレス、VlanID、スパニングツリー・OSPF(Open Shortest Path First)・PIM(Personal Information Manager)など各種プロトコルの動作パラメータである。
ネットワーク101は、LANやIP等の技術を用いたネットワークであり、ケーブルL2スイッチ、L3スイッチ、ルータなどで構成されるレイヤ2またはレイヤ3のネットワークである。
ネットワーク102は、LAN等の技術を用いたネットワークであり、ケーブルやL2スイッチなどで構成されるレイヤ2のネットワークである。
なお、ネットワーク102は、ネットワーク101と同一、あるいはネットワーク101の一部であっても構わない。
サーバ装置2は、制御部21、ネットワークを介して通信を行う通信部22、ネットワーク機器1の設定情報を格納した機器情報格納部23より構成される。制御部21は、設定情報格納機能21a及び設定情報送信機能21bを備えている。
設定情報格納機能21aは、通信部22を経由して他装置より通知されたネットワーク機器1の設定情報を機器情報格納部23へ格納する機能であり、設定情報送信機能21bは、通信部22を経由して他装置から要求されたネットワーク機器1の設定情報を送信する機能である。
中継装置3は、制御部31、ネットワークを介して通信を行う通信部32a、通信部32b、サーバ情報格納部33によって構成され、サーバ情報格納部33(宛先情報格納手段)には、サーバ装置2と通信を行うのに必要な情報、例えばサーバ装置2のアドレスやゲートウェイのアドレスなどが格納される。
制御部31は、取得要求・設定情報中継機能31aを備え、他装置が送信した取得要求や設定情報を通知するフレームを通信部32a、32b間で、レイヤ2プロトコルによるフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームを相互に変換して中継することができる。また、通信部は、ネットワーク101、ネットワーク102の構成によっては、1個もしくは3個以上の場合もある。
管理装置4は、制御部41、ネットワークを介して通信を行う通信部42、サーバ情報格納部43、入力部44、機器リスト格納部45にて構成され、サーバ情報格納部43にはサーバ装置2と通信を行うのに必要な情報、例えばサーバ装置2のアドレスやゲートウェイのアドレスなどが格納される。
制御部41は、バックアップ機能41aを備え、ネットワーク機器1から設定情報を取得し、サーバ装置2に格納させることができる。
また、入力部44に接続する管理コンソールの操作により、機器リスト格納部45の機器リストを設定することができる。機器リスト格納部45の構造は、図4に示す通り、管理対象のネットワーク機器1の機器ID、アドレスを保持し、管理装置4から直接通信できない場合は、アドレスの代わりに中継装置3のアドレス及び中継装置3においてネットワーク機器1を収容するVlanのIDを保持する。
ただし、バックアップ機能41aの起動に際しては、必ずしも管理コンソールの接続は必要なく、周期的に起動するなどの手法を用いることもできる。
なお、各装置、各ネットワークは、それぞれ複数存在しても良い。
図2は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。
図3は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。
図4は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの機器リスト格納部を示す構造図である。
図4において、ネットワーク機器に割り当てられた機器IDごとに、アドレス、中継装置アドレス、中継装置収容VlanIDを格納している。
図5は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第一の設定取得要求フレーム例を示す図である。
図5において、Ethernet(登録商標)ヘッダと、IPヘッダと、データ部を有し、データ部には、フレーム種別と機器IDとVlanIDが含まれる。レイヤ3プロトコルによるフレームに相当する。
図6は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第二の設定取得要求フレーム例を示す図である。
図6において、Ethernet(登録商標)ヘッダと、データ部を有し、データ部には、フレーム種別と機器IDが含まれる。レイヤ2プロトコルによるフレームに相当する。
図7は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第三の設定取得要求フレーム例を示す図である。
図7において、Ethernet(登録商標)ヘッダと、IPヘッダと、データ部を有し、データ部には、フレーム種別と機器IDが含まれる。レイヤ3プロトコルによるフレームに相当する。
図8は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第一の設定情報通知フレーム例を示す図である。
図8において、Ethernet(登録商標)ヘッダと、IPヘッダと、データ部を有し、データ部には、フレーム種別と機器IDと設定情報が含まれる。レイヤ3プロトコルによるフレームに相当する。
図9は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第二の設定情報通知フレーム例を示す図である。
図9において、Ethernet(登録商標)ヘッダと、データ部を有し、データ部には、フレーム種別と機器IDと設定情報が含まれる。レイヤ2プロトコルによるフレームに相当する。
次に、動作について説明する。
本ネットワークシステムの動作は、大きく2つのフェーズに分けられる。第1のフェーズは、各ネットワーク機器1に保存された設定情報を取り出し、サーバ装置2内に保存するもので、図2のフローチャートに処理の流れを示す。第2のフェーズは、ネットワーク機器の更新等で、ネットワーク機器1の設定情報がクリアされた場合に、サーバ装置2内に格納された設定情報を取得し、以前の設定状態を回復するもので、図3のフローチャートに処理の流れを示す。
まず、第1のフェーズについて図2を用いて説明する。ここでは、管理装置4とネットワーク機器1が直接通信できず、中継装置3を経由するパターンを示している。管理装置4では、入力部44に接続される管理コンソールからバックアップ手段の起動が指示された場合、制御部41(バックアップ機能41a)は、機器リスト格納部45に格納されているネットワーク機器情報を1機器ずつ読み出す(ステップ201)。全ネットワーク機器に対して処理が完了した場合は、処理を終了するが、完了していないネットワーク機器がある場合は、次の処理に進む(ステップ202)。次に、読み出したネットワーク機器情報から中継装置アドレス、中継装置収容VlanID及び機器IDを取り出し、図5に例示するような、設定取得要求フレーム(第一の設定取得要求フレーム)を作成し(ステップ203)、通信部42から設定取得要求フレームを送信する(ステップ204)。
中継装置3の通信部32aは、この設定取得要求フレームを受信する(ステップ205)。中継装置3の制御部31(取得要求・設定情報中継機能31a)は、これをネットワーク機器1に中継するための転送フレーム(図6に例示する第二の設定取得要求フレーム)を作成する。この際、中継装置3は、ネットワーク機器1のアドレスについて情報を持っていないので、転送フレームは、レイヤ2のブロードキャストアドレス宛またはマルチキャストアドレス宛フレームとする(ステップ206)。ステップ205にて受信した設定取得要求フレームに含まれる収容VlanIDに対応する通信部32bを選択し、転送フレームを通信部32bから送信する(ステップ207)。
ネットワーク機器1の通信部12は、中継装置3の通信部32bが転送した設定取得要求フレームの転送フレームをネットワーク102経由で受信する(ステップ208)。制御部11(設定情報送信機能11b)は、設定取得要求フレーム内の機器IDが入力部14で設定されているものと一致することを確認し、設定情報格納部13より自装置の設定情報を読み出す(ステップ209)。この設定情報を元に制御部11(設定情報送信機能11b)は、設定情報通知フレーム(図9に例示する第二の設定情報通知フレーム)を作成する。このフレームは、ステップ208で受信した転送フレームの送信元アドレス宛のレイヤ2フレームとし、必要であれば複数のフレームに分割して設定情報を格納する(ステップ210)。そして、通信部12より、この設定情報通知フレームを送信する(ステップ211)。
中継装置3の通信部32bは、ネットワーク102経由で上記設定情報通知フレームを受信する(ステップ212)。制御部31(取得要求・設定情報中継機能31a)は、ここからネットワーク機器1の設定情報を取り出し、管理装置4へ返送するための転送フレーム(図8に例示する第一の設定情報通知フレーム)を作成する。ここで、転送フレームの宛先は、ステップ205で受信した設定取得要求フレームの送信元アドレスを使用する(ステップ213)。次に、この転送フレームを通信部32aより送信する(ステップ214)。
管理装置4は、通信部42にて上記設定情報通知フレームの転送フレームを受信する(ステップ215)。制御部41(バックアップ機能41a)は、サーバ情報格納部43よりサーバ装置2のアドレスを読み出し(ステップ216)、ステップ215で受信した転送フレームよりネットワーク機器1の設定情報を取り出し、サーバ装置2へネットワーク機器1の設定情報を格納させるための設定情報通知フレームを作成する。この宛先はステップ216で取り出したサーバのアドレスである(ステップ217)。次に、この設定情報通知フレームを通信部42より送信する。
サーバ装置2の通信部22は、この設定情報通知フレームを受信する(ステップ219)。制御部21(設定情報格納機能21a)は、この設定情報通知フレームからネットワーク機器1の設定情報や機器IDを取り出し、機器情報格納部23に格納する。
次に、第2のフェーズについて図3を用いて説明する。
ネットワーク機器1は、起動時に設定情報格納部13に機器ID以外の設定情報が格納されているか否かを確認する(ステップ301)。格納されている場合は、ステップ318へ進む。格納されていない場合(機器が更新されたか、起動毎に毎回サーバ装置から設定を読み込んで使用するような運用形態の場合)は、ステップ302に進み、制御部11(設定情報取得機能11a)は、図6に示すような設定取得要求フレーム(第二の設定取得要求フレーム)を作成する。この設定取得要求フレームは、レイヤ2のブロードキャストアドレス宛またはマルチキャストアドレス宛のVlanタグ無しフレームとし、入力部14から入力された機器IDを含める。通信部12は、このフレームを送信する(ステップ303)。
中継装置3は、通信部32bにて、設定取得要求フレームを受信する(ステップ304)。制御部31(取得要求・設定情報中継機能31a)は、サーバ情報格納部33からサーバ情報を読み出し(ステップ305)、サーバ装置2に転送するための転送フレーム(図7に例示する第三の設定取得要求フレーム)を作成する。このフレームの宛先は、ステップ305で読み出したサーバ装置2のアドレスを使用し、ステップ304で受信した機器IDを含める(ステップ306)。次に、通信部32aが、この転送フレームを送信する(ステップ307)。
サーバ装置2の通信部22が、この転送フレームを受信する(ステップ308)。制御部21(設定情報送信機能21b)は、転送フレーム内の機器IDを取り出し、機器情報格納部23に対応するネットワーク機器1の設定情報が格納されているか否かを検索する(ステップ309)。対応ネットワーク機器1の設定情報が存在しない場合は、処理を中止し、存在する場合は、ステップ311に進む(ステップ310)。対応ネットワーク機器1の設定情報が存在する場合は、機器情報格納部23より当該設定情報を読み出す(ステップ311)。次に、設定情報通知フレームを作成する。この設定情報通知フレームの宛先は、ステップ308で受信した転送フレームの送信元(中継装置3)とし、機器IDと設定情報を含める(ステップ312)。次に、この設定情報通知フレームを通信部22より送信する(ステップ313)。
中継装置3の通信部32aは、この設定情報通知フレームを受信する(ステップ314)。この設定情報通知フレームに含まれる機器IDがステップ304で受信した設定取得要求フレームの機器IDと同じことを確認して、ネットワーク機器1に転送するための転送フレームを作成する。この転送フレームは、Vlanタグ無しL2ユニキャストとし、宛先はステップ304で受信した設定取得要求フレームの送信元アドレスとし、ステップ314で受信した設定情報通知フレームに含まれる機器ID及び設定情報を含める(ステップ315)。通信部32bは、この転送フレームを送信する(ステップ316)。
ネットワーク機器1の通信部12は、この転送フレームを受信する(ステップ317)。制御部11(設定情報取得機能11a)は、転送フレーム内の機器IDが入力部14より設定された自装置のIDと同じであることを確認し、転送フレーム内の設定情報を取り出して設定情報格納部13に格納する(ステップ318)。次に、制御部11は、設定情報格納部13より設定情報を読み出し、必要な初期化処理などを実行して、ネットワーク機器1は運用を開始する(ステップ319)。
実施の形態1によれば、上記の動作によって、ネットワーク機器1は、複雑なネットワーク内に配置された場合であっても、自身の設定情報を持たずに起動された時点で、設定された機器IDに対応する設定情報をサーバ装置より取得するため、設定情報を手作業で設定することなしに、運用を開始することができる。
実施の形態2.
図10は、この発明の実施の形態2によるネットワークシステムのサーバ装置を示す構成図である。
図10において、2、21〜23、21a、21bは、図1におけるものと同一のものである。図10では、サーバ装置2に入力部24と機器リスト格納部25を設けるとともに、制御部21にバックアップ機能21cを設けている。
図11は、この発明の実施の形態2によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。
実施の形態1では、バックアップ機能を管理装置4として独立した装置に実装したが、実施の形態2は、図10に示すように、サーバ装置2にバックアップ機能21cを実装することで、より少ない機器で同じ機能を実現するようにした。この場合、図2で示していた第1のフェーズの処理は、図11に示すものに変わる。
図2では、管理装置4が実施していた処理(ステップ201〜204、215)を、図11では、サーバ装置2が実施する。
図11で、ステップ215までの処理は、図2におけるものと同じである。ステップ215で、設定情報通知フレームを受信したサーバ装置2は、ステップ220で、設定情報通知フレーム内の設定情報を機器情報格納部23に格納する。
なお、第2のフェーズでの処理は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2によれば、サーバ装置にバックアップ機能を実装したので、管理装置は必要なくなり、実施の形態1より少ない機器で同じ機能を実現することが可能である。
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。
図12において、1、11〜14、11a、11bは図1におけるものと同一のものである。図12では、ネットワーク機器1にサーバ情報格納部15を設けるとともに、制御部11にバックアップ機能11cを設けている。
図13は、この発明の実施の形態3によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。
実施の形態1では、バックアップ機能を管理装置4として独立した装置に実装したが、実施の形態3は、図12で示すように、ネットワーク機器1に含めて実装することで、より少ない機器で同じ機能を実現するようにした。
この場合、図2で示していた第1のフェーズの処理は、図13に示すものに変わる。
図13において、ネットワーク機器1の制御部11(バックアップ機能11c)は、周期処理もしくは入力部14からの指示により、設定情報格納部13の設定情報が更新された場合に、バックアップ手順を起動する。
まず、サーバ情報格納部15よりサーバ情報を読み出す(ステップ701)。さらに、バックアップ機能11cから指示を受けた設定情報送信機能11bが、設定情報格納部13より設定情報を読み出す(ステップ702)。次に、設定情報通知フレームを作成する。この際、サーバ情報に、ネットワーク機器1から直接到達可能なアドレスのサーバ装置が設定されていれば、サーバ装置を宛先とするL3ユニキャストフレームを生成し、そうでない場合は、L2ブロードキャストフレームまたはL2マルチキャストフレームとし、どちらの場合も機器IDと設定情報を含める(ステップ703)。(図13には直接到達できない場合を示している。) 次に、通信部12より、この設定情報通知フレームを送信する(ステップ704)。
中継装置3の通信部32bでは、この設定情報通知フレームを受信し(ステップ705)、制御部31(取得要求・設定情報中継機能31a)は、サーバ情報格納部33よりサーバ情報を読み出し(ステップ706)、サーバ装置2に転送するための転送フレームをサーバアドレス宛L3ユニキャストで作成する。この転送フレームには、ステップ705で受信した設定情報通知フレームから読み出した機器ID及び設定情報を含める(ステップ707)。さらに通信部32aからこの転送フレームを送信する(ステップ708)。
サーバ装置2の通信部22にて、この転送フレームを受信し(ステップ709)、この転送フレームから読み出した設定情報を機器情報格納部23に格納する(ステップ710)。
実施の形態3によれば、ネットワーク機器にバックアップ機能を実装したので、管理装置は必要なくなり、実施の形態1より少ない機器で同じ機能を実現することが可能である。
実施の形態4.
図14は、この発明の実施の形態4によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。
図14において、1、11〜14、11a、11bは図1におけるものと同一のものである。図14では、ネットワーク機器1にサーバ情報格納部15を設けるとともに、制御部11に取得要求設定情報中継機能11dを設けている。また、通信部は、通信部12a、12bの二つが設けられている。
実施の形態1では、取得要求・設定情報中継手段を中継装置3として独立した装置に実装したが、実施の形態4は、図14に示すように、ネットワーク機器1に含めて実装するようにした。
実施の形態4によれば、取得要求・設定情報中継手段をネットワーク機器に実装することで、中継装置が必要なくなり、実施の形態1より少ない機器で同じ機能を実現することが可能である。
実施の形態5.
図15は、この発明の実施の形態5によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。
図15において、1、11〜14、11a、11bは図1におけるものと同一のものである。図15では、ネットワーク機器1に機器情報格納部16を設けるとともに、制御部11に設定情報格納機能11eを設けている。
実施の形態1では、設定情報格納機能、設定情報送信機能をサーバ装置2として独立した装置に実装したが、実施の形態5は、図15に示すように、ネットワーク機器1に含めて実装するようにした。
なお、ネットワーク機器1が故障しても設定情報が取得できるように、設定情報格納機能と設定情報送信機能を有するネットワーク機器1の数は複数とする。
実施の形態5によれば、設定情報格納機能をネットワーク機器に実装することで、サーバ装置が必要なくなり、実施の形態1より少ない機器で同じ機能を実現することが可能である。
実施の形態6.
図16は、この発明の実施の形態6によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。
実施の形態1では、ネットワーク機器1が設定情報をサーバ装置2より取得する際、設定情報通知フレームにて全設定情報を取得するようにしているが、実施の形態6は、図16に示すように、第2のフェーズ内の設定情報通知フレームでは、ネットワーク機器1がサーバ装置2へ通信できるようにするための最低限の情報(例えば、通信部12のIPアドレス、VlanID、サーバ装置2のアドレス、サーバ装置2へ通信するためのルータアドレス、サーバ内で保存するネットワーク機器1に対応する設定情報のファイル名)のみを通知し、その後、ネットワーク機器1が一般的なファイル取得手段(FTP(File Transfer Protocol)、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)など)を用いてサーバ装置2から設定ファイルをダウンロードして使用することで、中継装置3の実装を容易にし、運用中の中継負荷も軽減するようにした。
図16は、第2のフェーズのシーケンスを示している。
図16で、設定情報通知フレームの内容が、上記のとおり変更されていることを除いて、ステップ301からステップ317までの処理は、図3と同じである。
ステップ317で、ネットワーク機器1の通信部12は、中継装置3から設定情報通知フレームを受信し、その内容に従って、通信部12の設定・初期化を実施する(ステップ320)。また、設定情報通知フレーム内のサーバアドレス、ファイル名を使用してサーバ装置2より自装置の設定ファイルをFTPでダウンロードし(ステップ321)、その設定情報を設定情報格納部13に格納する(ステップ322)。
その後、設定情報格納部13より設定情報を読み出し、必要な設定・初期化処理を実施した後、運用を開始する(ステップ323)。
実施の形態6によれば、2段階で、設定情報を取得するので、中継装置3の実装を容易にし、運用中の中継負荷も軽減することが可能である。
実施の形態7.
実施の形態1では、ネットワーク機器1が設定情報をサーバ装置2より取得する際、全く設定情報のない状態で、中継装置3へ設定取得要求フレームを送信していたが、実施の形態7は、中継装置3にて、ネットワーク102に関する情報を周期的に通信部32bから送信する機能を追加するようにし、これにより、ネットワーク機器1が、図3のステップ302、303で、設定取得要求フレームを作成・送信する際に、中継装置3が周期送信するフレームを受信し、その内容を使用するようにした。
例えば、中継装置3がネットワーク102のVlanIDを使用したレイヤ2ブロードキャストにて、周期送信フレームを送信した場合、ネットワーク機器1は、これを受信し、設定取得要求フレームを送信する際に、周期送信フレームの送信元アドレス宛のL2ユニキャストフレームとし、Vlanタグ有無やVlanIDを合わせて送信する。
実施の形態7によれば、これにより、ネットワーク機器1が設定取得要求フレームを作成・送信する際に、中継装置3が周期送信するフレームを受信し、その内容を使用することができ、ネットワーク機器1がネットワーク102の設定とVlanタグ有無やVlanIDが異なるパケットを送信することを防止できる。
実施の形態8.
図17は、この発明の実施の形態8によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。
実施の形態7では、中継装置3から周期的に送信するフレームにより、中継装置3のレイヤ2アドレス、VlanIDを取得していたが、実施の形態8は、上記周期送信フレームにサーバ装置2のアドレス、ルータアドレス及びネットワーク機器が設定取得用に使用可能な仮IPアドレスを含めるようにした。
この場合は、図17に示すようなフローチャートで、ネットワーク機器1が設定情報を取得することが可能であり、中継装置3の実装を容易にし、運用時の付加を軽減することが可能である。
図17において、ネットワーク機器1が起動時に設定情報を取得する必要があると判定(ステップ301)した場合、ステップ350にて、中継装置3からの周期送信フレームを受信する。その周期送信フレームに含まれる仮IPアドレス、ルータアドレスやフレームのタグ種別・VlanIDを使用して、制御部11(設定情報取得機能11a)は、通信部12の設定を行う。これは、設定情報を取得するまでの一時的な設定である(ステップ351)。
次に、同じように周期送信フレームに含まれるサーバアドレスに対して、FTPにて設定ファイルを取得する(ステップ352)。この時、サーバ装置2では、機器の設定情報を機器IDのみで特定可能なルールによって決定したファイル名で保存し、FTPで参照可能な状態にしておく。
制御部11(設定情報取得機能11a)は、FTPで取得した設定情報を設定情報格納部13へ格納する(ステップ353)。
次に、設定情報格納部13に格納した設定情報を読み出し、設定・初期化を実施し、運用を開始する(ステップ354)。
実施の形態8によれば、中継装置からの周期送信フレームに、サーバ装置のアドレス、ルータアドレス及びネットワーク機器が設定取得用に使用可能な仮IPアドレスを含めるようにし、中継装置の実装を容易にし、運用時の付加を軽減することが可能である。
実施の形態9.
図18は、この発明の実施の形態9によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。
実施の形態1では、ネットワーク機器1に通信部12が一つしかないケースを想定していたが、実施の形態9は、ネットワーク機器1に複数の通信部12(インタフェース)を持たせる場合についてのものである。
ルータやL2/L3スイッチでは、複数の通信部を保持するのが普通であり、この場合には、図18で示すように、設定情報を受信できるまで、設定取得要求フレームを送出する通信部を変更しながら、設定取得を試みることで、ネットワーク機器1の保持する一部の通信部12からしか中継装置3に到達できない状況であっても、設定情報を取得し、運用を開始することができる。
図18は、設定取得時のネットワーク機器1のフローチャートを示している。
中継装置3、サーバ装置2の動作については、図3に示すものと同じである。
図18では、図3におけるステップ317の手前に、受信タイムアウトを判定する手順(ステップ360)を追加しており、ステップ303にて、設定取得要求フレームを送信した後、一定時間内に中継装置3からの設定情報通知フレームが到着しない場合は、タイムアウト発生としてステップ361に進む。設定情報フレームが到着した場合は、ステップ317へ進み、それ以降の動作は、図3と同じである。
ステップ361では、これまでに取得を試みた通信部と、ネットワーク機器1が保持する通信部を比較し、他に試行可能な通信部が残っている場合は、ステップ362で、試行可能な通信部に切り替えた後に、ステップ302に戻り、切り替えた通信部を使用して、設定取得要求フレームの作成(ステップ302)、送信(ステップ303)を実行する。
ネットワーク機器1が、他に試行可能な通信部を保持していない場合は、設定取得失敗として動作を停止する。
実施の形態9によれば、複数の通信部を用いて、設定情報を受信できるまで、設定取得要求フレームを送出する通信部を変更しながら、設定取得を試みることで、ネットワーク機器の保持する一部の通信部からしか中継装置またはサーバ装置にフレームが到達できない状況であっても、設定情報を取得し、運用を開始することができる。
この発明の実施の形態1によるネットワークシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの機器リスト格納部を示す構造図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第一の設定取得要求フレーム例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第二の設定取得要求フレーム例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第三の設定取得要求フレーム例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第一の設定情報通知フレーム例を示す図である。 この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの第二の設定情報通知フレーム例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるネットワークシステムのサーバ装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるネットワークシステムの第1のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。 この発明の実施の形態5によるネットワークシステムのネットワーク機器を示す構成図である。 この発明の実施の形態6によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態8によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態9によるネットワークシステムの第2のフェーズを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク機器、2 サーバ装置、3 中継装置、4 管理装置、
11 制御部、11a 設定情報取得機能、11b 設定情報送信機能、
11c バックアップ機能、11d 取得要求設定情報中継機能、
11e 設定情報格納機能、12,12a,12b 通信部、13 設定情報格納部、
14 入力部、15 サーバ情報格納部、16 機器情報格納部、21 制御部、
21a 設定情報格納機能、21b 設定情報送信機能、21c バックアップ機能、
22 通信部、23 機器情報格納部、24 入力部、25 機器リスト格納部、
31 制御部、31a 取得要求設定情報中継機能、32,32a,32b 通信部、
33 サーバ情報格納部、41 制御部、41a バックアップ機能、
42 通信部、43 サーバ情報格納部、44 入力部、45 機器リスト格納部。

Claims (11)

  1. それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
    上記ネットワーク機器とレイヤ2プロトコルにより通信できるように配置され、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有する第一の装置、
    この第一の装置に上記ネットワークを介して接続され、上記ネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納された上記ネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより上記第一の装置に送信する設定情報送信手段を有する第二の装置を備え、
    上記第一の装置は、上記第二の装置と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
    上記ネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、自身の機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を上記第一の装置に対して行い、上記第一の装置は、レイヤ3プロトコルによるフレームに変換し、変換したフレームを上記宛先情報格納手段に格納された情報を用いて上記第二の装置に転送し、
    上記第二の装置は、上記機器IDに該当するネットワーク機器の設定情報を含むレイヤ3プロトコルによるフレームを上記第一の装置に送信し、上記第一の装置は、レイヤ2プロトコルによるフレームに変換して上記ネットワーク機器に転送することを特徴とするネットワークシステム。
  2. 上記ネットワークに接続され、上記第一の装置を介して上記ネットワーク機器から上記ネットワーク機器の設定情報を収集し、この収集した上記ネットワーク機器の設定情報を上記第二の装置に送信するバックアップ手段を有する第三の装置を備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  3. 上記第二の装置は、上記第一の装置を介して上記ネットワーク機器から上記ネットワーク機器の設定情報を収集し、この収集した上記ネットワーク機器の設定情報を上記設定情報格納手段に格納するバックアップ手段を有することを特徴とする請求項記載のネットワークシステム。
  4. 何れかの上記ネットワーク機器が、他のネットワーク機器から上記他のネットワーク機器の設定情報を収集し、この収集した上記他のネットワーク機器の設定情報を上記第一の装置を介して上記第二の装置に送信するバックアップ手段を有することを特徴とする請求項記載のネットワークシステム。
  5. それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
    第二の装置を備え、
    いずれかの上記ネットワーク機器である第一のネットワーク機器は、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有し、
    上記第二の装置は、上記第一のネットワーク機器に上記ネットワークを介して接続され、上記第一のネットワーク機器以外の第二のネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納された上記第二のネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより上記第一のネットワーク機器に送信する設定情報送信手段を有し、
    上記第一のネットワーク機器は、上記第二の装置と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
    上記第二のネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、自身の機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を上記第一のネットワーク機器に対して行い、上記第一のネットワーク機器は、レイヤ3プロトコルによるフレームに変換し、変換したフレームを上記宛先情報格納手段に格納された情報を用いて上記第二の装置に転送し、
    上記第二の装置は、上記機器IDに該当する第二のネットワーク機器の設定情報を含むレイヤ3プロトコルによるフレームを上記第一のネットワーク機器に送信し、上記第一のネットワーク機器は、レイヤ2プロトコルによるフレームに変換して当該第二のネットワーク機器に転送することを特徴とするネットワークシステム。
  6. それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
    上記ネットワーク機器とレイヤ2プロトコルにより通信できるように配置され、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有する第一の装置を備え、
    いずれかの上記ネットワーク機器である第三のネットワーク機器は、上記第三のネットワーク機器以外の第四のネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納された上記第四のネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより上記第一の装置に送信する設定情報送信手段を有し、
    上記第一の装置は、上記第三のネットワーク機器と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
    上記第四のネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、自身の機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を上記第一の装置に対して行い、上記第一の装置は、レイヤ3プロトコルによるフレームに変換し、変換したフレームを上記宛先情報格納手段に格納された情報を用いて上記第三のネットワーク機器に転送し、
    上記第三のネットワーク機器は、上記機器IDに該当する第四のネットワーク機器の設定情報を含むレイヤ3プロトコルによるフレームを上記第一の装置に送信し、上記第一の装置は、レイヤ2プロトコルによるフレームに変換して当該第四のネットワーク機器に転送することを特徴とするネットワークシステム。
  7. 上記第二の装置が、レイヤ3プロトコルによるフレームを上記第一の装置に送信する上記機器IDに該当するネットワーク機器の設定情報は、上記ネットワーク機器と上記第二の装置との間の通信を可能とする必要最小限の情報を含む一部の設定情報であり、
    この設定情報を受信した上記ネットワーク機器は、この設定情報を使用して上記第二の装置と通信を行い、残りの設定情報を取得することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれかに記載のネットワークシステム。
  8. 上記第一の装置は、自身の宛先情報を含むレイヤ2プロトコルによるフレームを周期的に上記ネットワーク内にブロードキャスト送信し、上記ネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、上記機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を上記第一の装置に対して行うときに、上記ブロードキャスト送信された上記第一の装置の宛先情報を用いて上記レイヤ2プロトコルによるフレームをレイヤ2ユニキャストフレームとすることを特徴とする請求項1〜請求項4及び請求項6及び請求項7のいずれかに記載のネットワークシステム。
  9. それぞれ通信のための設定情報を有する複数のネットワーク機器がネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおいて、
    上記ネットワーク機器とレイヤ2プロトコルにより通信できるように配置され、レイヤ2ブロードキャストまたはマルチキャストで送信されたフレームとレイヤ3プロトコルによるフレームとを相互に変換して中継する中継手段を有する第一の装置、
    この第一の装置に上記ネットワークを介して接続され、上記ネットワーク機器の設定情報を格納する設定情報格納手段と、この設定情報格納手段により格納された上記ネットワーク機器の設定情報を、要求に応じてレイヤ3プロトコルによるフレームにより上記第一の装置に送信する設定情報送信手段を有する第二の装置を備え、
    上記第一の装置は、上記第二の装置と通信を行うのに必要な情報を格納する宛先情報格納手段を有し、
    上記第一の装置は、上記第二の装置の宛先情報及び上記ネットワーク機器と上記第二の装置との間で通信するために必要な仮の情報を含むレイヤ2プロトコルによるフレームを周期的に上記ネットワーク内にブロードキャスト送信し、上記ネットワーク機器は、自身の設定情報が設定されていない場合に、上記ブロードキャスト送信された情報を基にして上記第二の装置と通信して自身の設定情報を取得することを特徴とするネットワークシステム。
  10. 上記ネットワークに接続され、上記第一の装置を介して上記ネットワーク機器から上記ネットワーク機器の設定情報を収集し、この収集した上記ネットワーク機器の設定情報を上記第二の装置に送信するバックアップ手段を有する第三の装置を備えたことを特徴とする請求項9記載のネットワークシステム。
  11. 上記ネットワーク機器は、複数のインタフェースを有し、
    自身の設定情報が設定されていない場合に、上記機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームにより設定情報取得要求を上記第一の装置に対して行い、これに応答する上記設定情報を受信できない場合には、上記インタフェースを切り替えて、上記機器IDを含むレイヤ2プロトコルによるフレームによる設定情報取得要求を行うことを特徴とする請求項1〜請求項4及び請求項6〜請求項8のいずれかに記載のネットワークシステム。
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