JP2007157074A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷装置等の外部装置の管理を効率的に行うことを可能にすることにある。
【解決手段】 印刷装置管理サーバ2は、複数の印刷装置11〜16、21〜26に対して逐次問い合わせ、その問い合わせに対する応答結果の履歴を登録し、登録した応答結果の履歴に基づいて、印刷装置11〜16、21〜26からの状態管理に係る情報の取得を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば印刷装置等の通信媒体に接続される外部装置の管理を行う仕組みに関するものである。
近年、ネットワークではコンピュータの他に、プリンタ、ファクシミリおよびコピー機といったコンピュータ周辺機器(印刷装置)も接続されていることが多く、コンピュータからネットワーク経由で利用可能である。ネットワーク経由での印刷(ネットワーク印刷)では、大型の高速プリンタや高価なカラープリンタを複数のコンピュータで共有したり、離れた場所から印刷が可能となるといった利点があり、昨今では一般的に利用されるようになってきている。
このようなネットワークシステムでは、印刷装置の数が数百台〜数千台規模になることもあり、また、それらの印刷装置を使用するユーザ数も比例して増大する傾向にある。従って、個々のユーザが使用すべき印刷装置が正常に稼動するようにシステムを維持するために多大なコストが必要となってくる。つまり、ネットワークに接続された各印刷装置が正常に稼動しているかどうかを定常的に監視し、異常が発生した場合には、すみやかに正常に復帰するようにしなければならない。
こういったネットワーク印刷環境の維持という課題を解決するための手段として、ネットワーク上の印刷装置に関してリモートで監視するようなアプリケーションプログラム及びシステムが知られている。例えば、特許文献1を例に挙げることができる。
ここで図9に示されるような、ネットワーク上の印刷装置を監視する状況を想定する。
1001は、従来例の各装置が接続されているネットワークである。1002は、従来例の印刷装置管理アプリケーションプログラムを含む印刷装置管理サーバである。1011〜1013及び1021〜1023は、管理対象となる各印刷装置である。
印刷装置管理サーバ1002は、一般的に複数の印刷装置と同時に通信することが可能であるが、印刷装置数が多数(例えば数千台)にのぼる場合、ネットワークの帯域、あるいは印刷装置管理サーバ1002の性能がボトルネックとなる。そのような場合はネットワークパケットを取りこぼしたり、論理コネクションの接続に失敗したりする。そのため、印刷装置管理サーバ1002は、監視対象の印刷装置を何らかの方法によりサブグループ分けし、サブグループ単位で同時に通信を行ったり、要求パケットの送信にディレイを入れるといった方法を採用する場合がある。
図9においては、印刷装置管理サーバ1002は、印刷装置1011〜1013をサブネットグループ1003、印刷装置1021〜1023をサブネットグループ1004としている。
図10は、これらのシステムにおいて、印刷装置の監視のため、印刷装置管理サーバ1002が各印刷装置の情報を取得するシーケンスを示す図である。図10において、縦方向は時間軸を表すものとする。また、図10では、各印刷装置の電源がONになっており、ネットワークとの通信が可能になっているものとする。
図10において、印刷装置管理サーバ1002は、まずサブネットグループ1003に属する印刷装置1011〜1013に対し、情報を取得するための要求パケットを送信する。そして、印刷装置1011〜1013からそれぞれ応答パケットが返ってくる。
次に、印刷装置管理サーバ1002は、サブネットグループ1004に属する印刷装置1021〜1023に対し、情報を取得するための要求パケットを送信し、印刷装置1021〜1023からそれぞれ応答パケットが返ってくる。
この場合、サブネットグループ1003の各印刷装置の情報を取得するために要した時間はT10、ネットワーク上の各印刷装置の情報を取得するために要した時間はT20となる。
特開平08−328781号公報
しかしながら、印刷装置の通常の運用では、例えば、印刷装置の電源がOFFになっている場合など、何らかの要因により、印刷装置から応答が返ってこないケースも多い。そのようなケースのシーケンスを図11を用いて説明する。図11では一例として印刷装置1012の電源がOFFになっているものとする。
図11において、印刷装置管理サーバ1002は、まずサブネットグループ1003に属する印刷装置1011〜1013に対し、情報を取得するための要求パケットを送信する。すると、印刷装置1011及び1013からは応答が返ってくるが、印刷装置1012からは応答が返ってこない。
一般的なネットワークアプリケーションでは、ネットワーク上の障害やパケットの取りこぼしを考慮して、要求パケットを再送する仕組みを備えている。ここでは、応答パケットの待ち時間をT50、再送を二回行うものとする。つまり、最初の要求パケットの送信後、T50時間経過したら、要求パケットの再送を行う。この再送処理を二回繰り返す。つまり、印刷装置1012の情報が取得できないことを確認するために(T50x3)時間かかることになり、その後でサブネットグループ1004に属する印刷装置1021〜1023の情報取得処理を行う。従って、印刷装置1012の電源がOFFになっていると、ネットワーク上の各印刷装置の情報を取得したときに要する時間は、T60となる。
ネットワーク及び印刷装置の通信状況が正常の場合、昨今のネットワークでは、情報取得の要求パケットを送信してから応答パケットが返ってくるまでに要する時間(図10でのT10とほぼ同等)は、数10ミリ秒から数100ミリ秒程度であることが多い。しかし、再送のための待ち時間(図11のT50)は、一般的には数秒単位である。従って、印刷装置の監視時に、電源がOFFの印刷装置が含まれていた場合、該装置の処理に要する時間が飛躍的に増大することになる。例えば、前記図10のT20と図11のT60を比較すると、100倍から1000倍のオーダの差が発生すると考えられる。
昨今のネットワーク環境のように、ネットワークに接続されている印刷装置の数が多数になっていくにつれて、全ての印刷装置の応答が正常だとしても全装置の監視処理に要する時間は増えていく。そこへ、印刷装置数が増えれば応答を返さない装置が発生する確率は高くなっていくため、監視処理のパフォーマンスがさらに100倍から1000倍のオーダで悪化してしまうという可能性がある。
そこで、本発明の目的は、印刷装置等の周辺機器の管理を効率的に行うことを可能にすることにある。
本発明の情報処理装置は、複数の周辺機器と通信回線を介して接続される情報処理装置であって、前記複数の周辺機器夫々に対する問い合わせを行う問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段による問い合わせに対する前記複数の周辺機器からの応答結果の履歴を、前記複数の周辺機器夫々について登録する登録手段と、前記複数の周辺機器の状態管理に係る情報を、前記複数の周辺機器から夫々取得する取得手段と、前記応答結果の履歴に基づいて、前記取得手段による情報の取得処理を制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の情報処理装置の制御方法は、複数の周辺機器と通信回線を介して接続される情報処理装置の制御方法であって、前記複数の周辺機器夫々に対する問い合わせを行う問い合わせステップと、前記問い合わせステップによる問い合わせに対する前記複数の周辺機器からの応答結果の履歴を、前記複数の周辺機器夫々について登録する登録ステップと、
前記複数の周辺機器の状態管理に係る情報を、前記複数の周辺機器から夫々取得する取得ステップとを含み、前記応答結果の履歴に基づいて、前記取得ステップによる情報の取得処理を制御することを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記プログラムを記録したことを特徴とする。
本発明においては、各周辺機器からの応答結果の履歴に基づいて、各周辺機器からの情報の取得を制御するように構成している。従って、本発明によれば、印刷装置等の周辺機器の管理を効率的に行うことができる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態が適用するシステムの構成例を示す図である。図1において、1は、本実施形態の各端末が接続されているネットワークである。一般的にはイーサネット(登録商標)等の接続により、一つの建物内の一つの階又は連続した複数の階でのユーザグループ等の、幾分ローカルなユーザグループにサービスを提供する。例えば、ユーザが他の建物や他県に居るなど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。WANは、基本的には、いくつかのLANを広域イーサネット(登録商標)やISDN電話線等の高速度デジタルラインで接続して形成された集合体である。これらの接続は、数本のバスによる単純な電気的接続である。なお、図1はあくまでデバイスの接続形態の一例であり、接続形態としてはイーサネット(登録商標)によるLAN形態や、高速度デジタルラインによるWAN形態に限定されない。例えば、無線通信でネットワークを構築するようにしても良い。
2は、ネットワーク1に接続された印刷装置管理サーバである。印刷装置管理サーバは一般的な情報処理装置からなる。印刷装置管理サーバ2は、ネットワーク1に接続された印刷装置及び印刷制御装置を管理する機能を有する。印刷装置管理サーバ2は、Microsoft Windows(登録商標)やUNIX(登録商標)などのOSに対応したコンピュータと前記OS、及び該管理機能を実現するためのアプリケーションプログラム等で構成される。当該アプリケーションプログラムには、後述するユーザインタフェースを表示させるためのプログラムや、ポーリング処理を行うためのモジュールが含まれる。
3は、ネットワーク1内で論理的に形成されるサブネットグループである。ネットワーク1に接続される各端末にはネットワークアドレスが割り当てられており、これらのネットワークアドレスは、論理的に"サブネット"と呼ばれるグループを構成する。例えば、IP v4仕様においては、サブネットマスクにより、各ネットワークアドレスがどのサブネットに属するか規定され、運用することが可能となっている。サブネットグループ3は、印刷装置11〜13及び図示されていないクライアントコンピュータ、ファイルサーバやデータベースサーバ等によって構成される。
4、5及び6は、ネットワーク1内で論理的に形成されるサブネットグループであり、前記サブネットグループ3とは別のサブネットグループである。サブネットグループ4は、印刷装置14〜16、サブネットグループ5は、印刷装置21〜23、サブネットグループ6は、印刷装置24〜26をそれぞれ含む。さらに、サブネットグループ3〜6は、図示されていないクライアントコンピュータ、ファイルサーバやデータベースサーバ等を含む。
11〜16及び21〜26は、周辺機器の代表としての印刷装置であり、受信した印刷データに基づいて画像を形成する画像形成手段を有し、画像を紙に出力する機能を有する。周辺機器としては、プリンタ、コピー機、あるいはファクシミリ機能を有するような複合機等が該当するものとする。また、周辺機器としてパーソナルコンピュータ等も該当させることができ、以上説明してきた周辺機器を印刷装置管理サーバ2の外部に配置される装置として外部装置と呼ぶこともある。
図2は、印刷装置管理サーバ2が稼動するコンピュータ(情報処理装置)の構成を示すブロック図である。ROM502又はハードディスク(HD)511に記憶された、或いはフレキシブルディスク(FD)512より供給される印刷装置管理プログラムを実行するCPU501を備え、システムバス504に接続される各デバイスを総括的に制御する。
503はRAMで、CPU501の主メモリ、ワークエリア等として機能する。505はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)509や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。506はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)510の表示を制御する。507はディスクコントローラ(DKC)で、ハードディスク(HD)511及びフレキシブルディスクコントローラ(FD)512とのアクセスを制御する。なお、ハードディスク(HD)511及びフレキシブルディスク512には、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、そして印刷装置管理プログラム等が記憶される。508はネットワークインタフェースカード(NIC)で、ネットワーク1を介して、各印刷装置や各印刷制御装置と双方向にデータをやりとりする。
また、本印刷装置管理サーバ2のユーザインタフェースとしては、KB509及びCRT510といった、本サーバに物理的に接続されているデバイスの他に、HTTP/HTML等を利用したWebインタフェースも提供する。よって、ネットワーク1に接続された他のコンピュータ(管理者用コンピュータ)から、ネットワーク1を介して印刷装置管理サーバ2を操作することも可能である。
また、RAM503もしくはハードディスク(HD)511には、印刷装置管理プログラムのほか、管理対象となる装置の情報を保持する「学習ログ」や、一時的な情報保持メモリが存在する。
次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。本実施形態の印刷装置管理サーバ2内の印刷装置管理アプリケーションプログラムは、主に「学習処理機能」、「スケジューリング機能」及び「情報ポーリング機能」の三つの機能を有する。
まず、図3のフローチャートを用いて、「学習処理機能」について詳細に説明する。S101において、初期探索を行うための方法を指定する。初期探索とは、本実施形態での管理対象となる印刷装置のリストを作成するための探索処理を指す。この初期探索で作成された印刷装置リストを用いて、その後の学習処理、スケジューリングおよび情報ポーリングの各処理を行うことになる。初期探索の方法としては、例えば、以下の三つの方法を選択可能とする。勿論、さらに他の方法を適用することも可能であり、選択肢を四つ以上にしても良い。以下では、選択肢が3つの場合を例に説明を行う。
・SNMPブロードキャストパケットによる探索
・SLPマルチキャストパケットによる探索
・指定範囲アドレスに対するSNMPユニキャストパケットによる探索
SNMP(Simple Network Management Protocol)は、IETF RFC1157等で規定されているネットワークプロトコルである。このプロトコルとMIBと呼ばれる構造化データを使用することでネットワーク上のノードの情報を取得することが可能である。ここでは、PrinterMIB(IETF RFC1759)の取得要求パケットを送信することにより、ネットワーク1上に接続されたプリンタ(=印刷装置)を探索する。送信するパケットとしては、ブロードキャストパケット、もしくは特定のネットワークアドレスを指定したユニキャストパケットを送信することが可能である。
SLP(Service Location Protocol)は、IETF RFC2165で規定されているネットワークプロトコルである。このプロトコルを使用することでネットワーク上のサービス(サービスを提供しているノードのネットワークアドレス)を検索することが可能である。ここでは、サービスタイプ=プリンタを指定し、マルチキャストパケットを送信することにより、ネットワーク1上に接続されたプリンタ(=印刷装置)を探索する。
S102において、印刷装置管理サーバ2は、前記指定された初期探索方法を判別し、SNMPブロードキャストを使用する場合は、S103に移行する。SLPマルチキャストを使用する場合は、S105に移行する。また、SNMPユニキャストを使用する場合は、S107に移行する。
S103において、印刷装置管理サーバ2は、SNMPブロードキャストパケットによって、ネットワーク1に接続された印刷装置の探索要求パケットを送信し、印刷装置の探索を開始する。
S104において、印刷装置管理サーバ2は、前記探索要求パケットに対しての印刷装置からのSNMP応答パケット(応答情報)を受信する。探索要求パケットがブロードキャストであるのに対し、探索応答パケットは、一台一台の装置から返される。全ての応答パケットを受信、もしくは受信待ち時間がタイムアウトしたら、S109を実行する。
S105において、印刷装置管理サーバ2は、SLPマルチキャストパケットによって、ネットワーク1に接続された印刷装置の探索要求パケットを送信し、印刷装置の探索を開始する。
S106において、印刷装置管理サーバ2は、前記探索要求パケットに対しての印刷装置からのSLP応答パケットを受信する。探索要求パケットがマルチキャストであるのに対し、探索応答パケットは、一台一台の装置から返される。全ての応答パケットを受信、もしくは受信待ち時間がタイムアウトしたら、S109を実行する。
S107において、印刷装置管理サーバ2は、指定範囲のネットワークアドレスに対し、SNMPユニキャストパケットによって、ネットワーク1に接続された各印刷装置の探索要求パケットを送信し、印刷装置の探索を開始する。
S108において、印刷装置管理サーバ2は、前記探索要求パケットに対しての各印刷装置からのSNMP応答パケットを受信する。全ての応答パケットを受信、もしくは受信待ち時間がタイムアウトしたら、S109を実行する。
S109において、印刷装置管理サーバ2は、何れか選択された探索方法により受信した応答パケットから印刷装置のネットワークアドレスを取り出し、管理対象の印刷装置リストを作成する。ここで、印刷装置リストは印刷装置管理アプリケーションプログラムが保持するデータテーブルであり、印刷装置及び印刷制御装置のネットワークアドレス、ネットワーク上での識別子等の装置情報を保持する。なお、S109で応答パケットから取り出す情報としては印刷装置リストを作成する為の情報であればネットワークアドレスに限定されない。印刷装置を特定できる情報であれば、MACアドレスでも良いし、ネットワーク上での識別子等の装置情報でも良い。
S110において、印刷装置管理サーバ2は、前記印刷装置リストに対する「学習期間」を設定する。ここで、「学習期間」とは、印刷装置リストの各印刷装置の電源状態(応答状態)の傾向を時刻毎に記録し、学習するための期間を指し、一日もしくは一週間程度の期間をユーザが指定するものとする。
S111において、印刷装置管理サーバ2は、前記印刷装置リストの各装置に対して、電源状態を学習するためのポーリングを開始する。ポーリングで使用するプロトコルとしては、ICMP(いわゆる、ping)やSNMPなどを用いる。
S112において、印刷装置管理サーバ2は、各印刷装置からの応答状況を「学習ログ」として記憶手段に記録していく。ここで「学習ログ」とは、前記学習期間における各印刷装置の電源状態を記録するためのログデータであり、具体的には図6のようなテーブル型データを想定している。図6において、時刻A〜時刻Eはポーリングを実行した時刻であり、各時刻において、ポーリングが成功した場合は「○」、失敗した(応答がなかった)場合を「×」として表現している。なお、ここでの「○」、「×」の表記は説明を分かり易くする為のものであり、例えばビット(ビットONが「○」に相当し、ビットOFFが「×」に相当)により応答のログデータを記憶するようにしても良い。また、アスキーデータによる文字列でログデータを記憶しても良い。
S113において、印刷装置管理サーバ2は、前記指定された「学習期間」が満了したかどうかを判別し、満了した場合は本シーケンスを終了し、「スケジューリング機能」の処理へ移る。満了していない場合はS111へ戻る。
次に、図4のフローチャートを用いて、「スケジューリング機能」の処理に関して詳細に説明する。本処理は、前記「学習処理機能」によって得られた「学習ログ」に基づいて、各印刷装置へのポーリングに関するスケジューリングを行うためのものである。図4は印刷装置管理サーバ2により実行されるものとするが、印刷装置管理サーバ2とは別の装置に実行させ、その実行結果を印刷装置管理サーバ2が得るようにしても良い。
S201において、印刷装置管理サーバ2は、スケジューリング処理を自動的に行うかどうかをユーザに問い合わせる。スケジューリングを自動で行う場合はS202を、そうでない場合はS208を、それぞれ実行する。
S202において、印刷装置管理サーバ2は、本スケジューリング処理に関し、印刷装置をグルーピングするかどうかをユーザに問い合わせる。グルーピングする場合はS203を、そうでない場合はS205を、それぞれ実行する。ここでのグルーピングとは、図3のS109で作成された印刷装置のリスト(印刷装置のネットワークアドレスの集合データ)を、S111乃至S113で得られたログデータに基づきグループ分けする処理を指す。
S203において、印刷装置管理サーバ2は、前記「学習ログ」に基づいて、電源ONの時間帯が同様の(類似した)傾向を有する印刷装置を同一のグループとしてグルーピングする。
S204において、該グループの各印刷装置の電源ONの時刻を論理加算し、該グループに対してその時刻帯を「優先的処理」するものとして設定する。例えば、図6の印刷装置11乃至13を例に具体的に説明すると、電源ONの時刻を論理加算した結果として、時刻Aから時刻Cの時刻帯を算出する。なお、「優先的処理」に関しての詳細な説明は、図5のフローチャートを用いて詳述する。
S205において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」に関してマージンを持たせるかどうかをユーザに問い合わせる。マージンを持たせる場合はS207を、そうでない場合はS206を、それぞれ実行する。なお、マージンの時間幅は、ユーザの指示に応じた設定でも良いし、予め決められた時間幅にしても良い。
S206において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」に関してマージンなしとするため、学習ログに基づいて、電源ONであると推測される時刻帯のみ「優先的処理」を行うように設定する。
S207において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」に関してマージンありとするため、学習ログに基づいて、電源ONであると推測される時刻帯の前後にさらに適切な時間をマージンとして追加し、「優先的処理」を行う時刻帯を設定する。マージンに関しては、30分もしくは一時間単位で、ユーザが指定していもよい。
S208において、印刷装置管理サーバ2は、上記シーケンスで決定した「優先的処理」の結果に関して、ユーザに表示する。例えば、グルーピングなし、かつマージンなしの場合は、図7のようなチャートが表示される。それに対し、グルーピングあり、マージンありの場合は、図8のようなチャートが表示される。
S209において、前記表示した「優先的処理」の結果に関して、ユーザが補正を行う。つまり表示したチャートに対して、グルーピングの補正や、「優先的処理」の時間帯に関して、GUIで操作することにより補正処理を行う。その結果、「優先的処理」が最終決定する。S209で修正が施された又は修正が施されたなかったグルーピング情報は不揮発性の記憶手段に記憶(保存)され、図5のフローチャートが実行される場合に、印刷装置管理サーバ2により読込まれる。
次に、図5のフローチャートによって、各印刷装置への「情報ポーリング処理」に関して詳細に説明する。本処理は、上述の図4のフローチャートの処理により決定した「優先的処理」の情報に基づいて、各印刷装置へ適切なポーリングを行うためのものである。
S301において、「非優先的処理」のオプションモードを指定する。前記シーケンスによって、各印刷装置もしくは各印刷装置グループに対して、「優先的処理」を行う時間帯が決定した。つまり、この「優先的処理」を行う時間帯以外は「非優先的処理」を行うことになる。ここで、ポーリングにおける「優先的処理」、「非優先的処理」に関して説明する。
「優先的処理」とは、ある時刻におけるポーリングに関して「非優先的処理」が指定されている印刷装置・印刷装置グループよりも、ポーリングの順番を先にする処理を指す。つまり、「優先的処理」が指定されている印刷装置は、その時刻のポーリングで先行して情報が取得できることになる。
「非優先的処理」とは、ある時刻におけるポーリングに関して「優先的処理」が指定されている印刷装置・印刷装置グループよりも、ポーリングの順番を後にする処理を指す。さらに「非優先的処理」が指定されている印刷装置は電源がOFFになっている可能性が高いと想定されるため、オプションとして、例えば以下のオプションモードを指定可能なものとして挙げることができる。
・ポーリングなしモード:「非優先的処理」が指定されている印刷装置はポーリングしない。
・再送タイマ短縮モード:「非優先的処理」が指定されている印刷装置は、再送時の再送タイマを短縮する(再送の待ち時間を短縮する)。
・再送回数減モード:「非優先的処理」が指定されている印刷装置は、再送時の再送回数を減らす。
そして、S302において、印刷装置管理サーバ2は、各印刷装置への情報ポーリングを開始したら、S303において、「非優先的処理」のオプションモードを判別する。オプションモードが指定されなかった場合、印刷装置管理サーバ2は、S304を実行する。また、「ポーリングなし」モードが指定された場合はS307を実行する。また、「再送タイマ短縮」モードが指定された場合はS309を実行する。さらに、「再送回数減」モードが指定された場合はS315を実行する。なお、ここでいう「再送」とは、印刷装置から印刷装置管理のために必要な情報を取得できなかった場合に、再度試行されるポーリング処理のことをいう。なお、S303で判定するオプションモードは4つには限定されず、5つ以上のオプションモードを設けるようにしても良い。
以下、各オプションモードの動作を説明する。S304においては、オプションモードが指定されなかった場合の処理に移行する。まず、その時刻において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」が指定されている印刷装置をリストアップする。ここでリストアップするとは、図4のフローチャートにおいてS209の処理を経由し最終的にグループ分けされ保存された情報から、その時刻に対応付けら得たグループ情報(上述の印刷装置リスト)を、記憶部から読み出す処理を指す。実際にはグループ情報として、該当するグループに属する印刷装置を特定する情報(ネットワークアドレス、MACアドレス、装置情報等)を記憶手段から読み出す。
S305において、印刷装置管理サーバ2は、前記リストアップされた印刷装置に対して、順次、印刷装置管理のために必要な情報(印刷装置の状態管理に係る情報)をポーリングで取得する。なお、ここでいう、又は以下でいう印刷装置管理のために必要な情報(印刷装置の状態管理に係る情報)とは、例えば、周辺機器が正常状態かエラー状態かを示す情報、或いは、周辺機器におけるトナー又は用紙等の消耗品残量を示す情報が挙げられる。
S306において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」が指定されていない印刷装置に対して、順次、印刷装置管理のために必要な情報をポーリングで取得する。
S307においては、オプションモードとして「ポーリングなし」が指定された場合の処理に移行する。まず、その時刻において、印刷装置管理サーバ2は「優先的処理」が指定されている印刷装置をリストアップする。
S308において、印刷装置管理サーバ2は、前記リストアップされた印刷装置に対してのみ、順次、印刷装置管理のために必要な情報(印刷装置の状態管理に係る情報)をポーリングで取得する。
S309においては、オプションモードとして「再送タイマ短縮」が指定された場合の処理に移行する。まず、印刷装置管理サーバ2は「非優先的処理」の各印刷装置に適用される再送タイマ値を決定する。本再送タイマ値は、元のタイマ値よりも短いものとし、オプションモード選択時にユーザに指定させてもよい。
S310において、印刷装置管理サーバ2は「優先的処理」が指定されている各印刷装置、次にそうでない各印刷装置に対し、印刷装置管理のために必要な情報(印刷装置の状態管理に係る情報)をポーリングで取得する。
S311において、印刷装置管理サーバ2は、印刷装置からの応答の有無を判別し、応答があった場合はS310へ戻り、応答がなかった場合はS312を実行する。
S312において、印刷装置管理サーバ2は、該装置が「優先的処理」が指定されている装置かどうかを判別する。「優先的処理」が指定されている場合はS313−2を、そうでない場合はS313−1を、それぞれ実行する。
S313−1において、印刷装置管理サーバ2は、前記短縮設定された再送タイマを使用して、再送処理を実行する。一方、S313−2においては、通常の再送タイマを使用して再送処理を実行する。これにより、「優先的処理」が指定されている印刷装置より「非優先的処理」の印刷装置の方が短い時間間隔で再送処理が行われることになる。
S314において、印刷装置管理サーバ2は、管理対象の全印刷装置に対してポーリングが完了した場合はS321を実行し、そうでない場合はS310の処理へ戻る。
S315においては、オプションモードとして「再送回数減」が指定された場合の処理に移行する。まず、印刷装置管理サーバ2は、「非優先的処理」の各印刷装置に適用される再送回数を決定する。本再送回数は、元の再送回数よりも少ないものとし、オプションモード選択時にユーザに指定させてもよい。
S316において、印刷装置管理サーバ2は、「優先的処理」が指定されている各印刷装置、次にそうでない各印刷装置に対し、印刷装置管理のために必要な情報(印刷装置の状態管理に係る情報)をポーリングで取得する。
S317において、印刷装置管理サーバ2は、印刷装置からの応答の有無を判別し、応答があった場合はS316へ戻り、応答がなかった場合はS318を実行する。
S318において、印刷装置管理サーバ2は、該装置が「優先的処理」が指定されている装置かどうかを判別する。「優先的処理」が指定されている場合はS319−2を、そうでない場合はS319−1を、それぞれ実行する。
S319−1において、印刷装置管理サーバ2は、前記減らされた再送回数を使用して、再送処理を実行する。一方、S319−2においては、印刷装置管理サーバ2は、通常の再送回数を使用して再送処理を実行する。これにより、「優先的処理」が指定されている印刷装置より「非優先的処理」の印刷装置の方が再送処理の回数が少なくなる。
S320において、印刷装置管理サーバ2は、管理対象の全印刷装置に対してポーリングが完了した場合はS321を実行し、そうでない場合はS316の処理に戻る。
S321において、印刷装置管理サーバ2は、情報ポーリング処理の終了が指定されていた場合には、本シーケンスを終了し、そうでない場合はS302の処理に戻る。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。上述した実施形態では、「学習処理」と「情報ポーリング処理」を分離している。それに対し、「情報ポーリング処理」での処理結果を、さらに学習ログに追加していくことも可能である。一般的には、学習ログを収集する学習期間が長いほど、各時刻における各印刷装置の電源状態の推測精度は向上する。よって、追加された学習ログを利用して、定期的にスケジューリングの見直しをかけることにより、さらに適切な「優先的処理」の指定が可能となる。
上述した実施形態によれば、主に以下のような効果が期待できる。まず、印刷装置管理サーバ2は、ネットワーク上の印刷装置に対してパケット送信による情報取得を定期的に実行し、各印刷装置からの応答状況を時刻と共に「学習ログ」に記録している。そして、印刷装置管理サーバ2は、「学習ログ」に基づいて各時刻における各印刷装置の電源状態を推測し、ある時刻において、電源状態がONになっていると推測される印刷装置から優先的に情報取得処理(優先的処理)を行うためのスケジューリングを行う。印刷装置管理サーバ2は、前記スケジューリングの結果に基づいて、各印刷装置への情報取得を行うことにより、各印刷装置への情報取得処理において、その時刻に電源がONになっている印刷装置を優先的かつ効率的に管理することが可能となる。
また、印刷装置管理サーバ2は、「学習ログ」を用いたスケジューリング時に、電源状態が同様の傾向を有する印刷装置をグルーピングする機能、電源状態の推測にマージンを持たせる機能又はスケジューリングの結果をユーザが再修正する機能を提供可能である。これにより、ユーザビリティを向上させ、柔軟な要求に対応できるという効果がある。
また、優先的処理が指定されない印刷装置への情報取得処理に関しては、情報取得処理を省略したり、応答がなかった場合の再送処理を簡略化することにより、管理対象下の全印刷装置の情報取得処理を完了するまでの所要時間を飛躍的に短縮させることができる。また、その結果、電源がOFFになっている印刷装置に対して無駄なパケットを送信することが減少するため、ネットワーク上の無駄なトラフィックを削減するという効果もある。なお、上述した実施形態では、電源がOFFとなっている印刷装置からは応答がないことを例に挙げて説明したが、他の原因により印刷装置から応答がない場合にも適用できることは勿論である。例えば、時間指定で通信禁止設定(通信ポートの時間指定クローズ設定)がなされている場合も印刷装置から指定時間次第に応答がないことがある。このような場合でも上述した処理で応答の有無の検知を同様に行うことができる。
さらに、スケジューリング後の各印刷装置への情報取得処理の応答結果を、前記「学習ログ」へ追記して、定期的に再スケジューリングすることにより、各ユーザ環境に適した効率的な設定を自動的に探し出すことが可能となる。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム等のコンピュータが記憶媒体からプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに接続された機能拡張ユニット等に備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づきCPU等が実際の処理を行い、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施形態が適用するシステムの構成例を示す図である。 印刷装置管理サーバが稼働するコンピュータの構成を示すブロック図である。 「学習処理機能」を説明するためのフローチャートである。 「スケジューリング機能」を説明するためのフローチャートである。 「優先的処理」を説明するためのフローチャートである。 「学習ログ」を登録するためのテーブル型データを模式的に示す図である。 優先的処理のスケジューリング状況のチャートを示す図である。 優先的処理のスケジューリング状況のチャートを示す図である。 従来例におけるネットワーク構成を示す図である。 従来例のシステムにおける情報取得処理の動作を示すシーケンス図である。 従来例のシステムにおける情報取得処理の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 ネットワーク
2 印刷装置管理サーバ
3〜6 サブネットグループ
11〜16、21〜26 印刷装置

Claims (20)

  1. 複数の周辺機器と通信回線を介して接続される情報処理装置であって、
    前記複数の周辺機器夫々に対する問い合わせを行う問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせに対する前記複数の周辺機器からの応答結果の履歴を、前記複数の周辺機器夫々について登録する登録手段と、
    前記複数の周辺機器の状態管理に係る情報を、前記複数の周辺機器から夫々取得する取得手段と、
    前記応答結果の履歴に基づいて、前記取得手段による情報の取得処理を制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記応答結果の履歴に基づいて、前記複数の周辺機器のうち類似した応答結果の履歴を有する第1の周辺機器群と、それ以外の第2の周辺機器群とで前記取得手段による情報の取得処理を区別して制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の周辺機器群に対しては先行して前記取得手段による情報の取得処理を実行させ、前記第2の周辺機器群に対しては前記第1の周辺機器群の後に前記取得手段による情報の取得処理を実行させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の周辺機器群に対してのみ、前記取得手段による情報の取得処理を実行させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得手段は、周辺機器から情報を取得することができなかった場合、前記周辺機器からの情報の取得処理を再度実行する再取得処理を行い、前記制御手段は、前記第1の周辺機器群に対する再取得処理の実行間隔より前記第2の周辺機器群に対する再取得処理の実行間隔の方を短く制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得手段は、周辺機器から情報を取得することができなかった場合、前記周辺機器からの情報の取得処理を再度実行する再取得処理を行い、前記制御手段は、前記第1の周辺機器群に対する再取得処理の実行回数より前記第2の周辺機器群に対する再取得処理の実行回数の方を少なく制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記応答結果の履歴に基づいて、前記第1の周辺機器群と前記第2の周辺機器群との間で前記取得手段による取得処理を区別する時間帯を設定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記時間帯に対して任意のマージンを追加可能なマージン追加手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記登録手段は、前記取得手段による情報の取得結果を、前記応答結果の履歴に対して追加登録を行うことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 複数の周辺機器と通信回線を介して接続される情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数の周辺機器夫々に対する問い合わせを行う問い合わせステップと、
    前記問い合わせステップによる問い合わせに対する前記複数の周辺機器からの応答結果の履歴を、前記複数の周辺機器夫々について登録する登録ステップと、
    前記複数の周辺機器の状態管理に係る情報を、前記複数の周辺機器から夫々取得する取得ステップとを含み、
    前記応答結果の履歴に基づいて、前記取得ステップによる情報の取得処理を制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 前記応答結果の履歴に基づいて、前記複数の周辺機器のうち類似した応答結果の履歴を有する第1の周辺機器群と、それ以外の第2の周辺機器群とで前記取得ステップによる情報の取得処理を区別して制御することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記第1の周辺機器群に対しては先行して前記取得ステップによる情報の取得処理を実行させ、前記第2の周辺機器群に対しては前記第1の周辺機器群の後に前記取得ステップによる情報の取得処理を実行させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 前記第1の周辺機器群に対してのみ、前記取得ステップによる情報の取得処理を実行させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 前記取得ステップでは、周辺機器から情報を取得することができなかった場合、前記周辺機器からの情報の取得処理を再度実行する再取得処理を行い、当該情報処理装置は、前記第1の周辺機器群に対する再取得処理の実行間隔より前記第2の周辺機器群に対する再取得処理の実行間隔の方を短く制御することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  15. 前記取得ステップでは、周辺機器から情報を取得することができなかった場合、前記周辺機器からの情報の取得処理を再度実行する再取得処理を行い、当該情報処理装置は、前記第1の周辺機器群に対する再取得処理の実行回数より前記第2の周辺機器群に対する再取得処理の実行回数の方を少なく制御することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置の制御方法。
  16. 前記応答結果の履歴に基づいて、前記第1の周辺機器群と前記第2の周辺機器群との間で前記取得ステップによる取得処理を区別する時間帯を設定することを特徴とする請求項10乃至15の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 前記時間帯に対して任意のマージンを追加可能なマージン追加ステップを更に含むことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置の制御方法。
  18. 前記登録ステップでは、前記取得ステップによる情報の取得結果を、前記応答結果の履歴に対して追加登録を行うことを特徴とする請求項10乃至17の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  19. 請求項10乃至18の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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