JP2008072519A - 機器検索装置、機器検索方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】IPv6機器の検索を適切の行うことのできる機器検索装置の提供を目的とする。
【解決手段】ネットワークを介して接続するコンピュータからの検索要求に応じIPv6機器の検索結果を返信する機器検索装置であって、リンクローカルのマルチキャストを発行し、前記マルチキャストに対する応答に基づいて当該機器検索装置と同一ネットワークに接続するIPv6機器のIPv6アドレスを取得する検索手段と、前記IPv6アドレスに対して機器情報の取得要求を送信することにより、当該IPv6アドレスに係るIPv6機器より機器情報を取得する情報取得手段と、前記機器情報を前記検索要求に対する応答として返信する返信手段と、前記返信手段によって返信される機器情報に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を当該機器情報に係るIPv6機器のアドレス情報に書き換えるパケット改造手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、機器検索装置、機器検索方法及びプログラムに関し、特にIPv6機器を検索する機器検索装置、機器検索方法及びプログラムに関する。
機器を管理する機器管理ソフトウェアにおいて、グローバルアドレスのIPv6機器の検索方法としては、例えば、以下の三通りが考えられる。なお、グローバルアドレスのIPv6機器の検索とは、ルータを越えて機器を検索することの出来るIPv6機器の検索方法である。
第一の方法としては、グローバルアドレス用のマルチキャストアドレスを用いて検索する方法である。すなわち、IPv6のマルチキャストアドレス(ff0e::1)を用いてIPv6機器の検索を行う方法である。この方法ではマルチキャストアドレスのグループIDを指定してIPv6機器検索を行うと、特定の機器(当該グループIDに係る機器)のみを検索することができる。例えば、A社機の場合、A社機用のマルチキャストアドレスのグループIDを指定すれば、A社機のみを検索することができる。A社機以外の機器(以下「他社機」という。)の場合も同様に、他社機用のマルチキャストアドレスのグループIDを指定すれば、他社機を検索することができる。
第二の方法としては、DNS(Domain Name System)又はDDNS(Dynamic DNS)サーバーに登録されている情報を用いて検索する方法である。すなわち、DNS又はDDNSサーバーに登録されているIPv6アドレスを得ることでIPv6機器の検索を行うことができる。
第三の方法としては、ルータに登録されている情報を用いて検索する方法である。すなわち、ルータに登録されているARP(Address Resolution Protocol)テーブルや近隣キャッシュ情報を得ることでIPv6機器の検索を行うことができる。
特開2001−285357号公報 特開2004−282161号公報 特開2006−020262号公報
しかしながら、第一の方法によれば、複数のベンダの機器が混在する環境において、マルチキャストアドレス(ff0e::1)に対して応答を返すように実装されていない機器が存在する場合や、マルチキャストアドレスのグループIDが用意されていないベンダの機器が存在する場合には、全てのIPv6機器を適切に検索することができないという問題がある。
第二の方法によれば、DNS又はDDNSサーバーにIPv6アドレスが登録されている機器しか検索することができず、DNS又はDDNSサーバーが無い場合はIPv6機器の検索ができないという問題がある。
第三の方法によれば、ARPや近隣キャッシュ情報が公開されていなければIPv6機器を検索することはできない。また、ARPや近隣キャッシュ情報にはタイマが設けられているため、全ての機器の情報が登録されているという保証はない。更に、パケットが大量に流れる恐れがあるという問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ネットワークに接続されているIPv6機器の検索を適切の行うことのできる機器検索装置、機器検索方法及びプログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、ネットワークを介して接続するコンピュータからの検索要求に応じIPv6機器の検索結果を返信する機器検索装置であって、リンクローカルのマルチキャストを発行し、前記マルチキャストに対する応答に基づいて当該機器検索装置と同一ネットワークに接続するIPv6機器のIPv6アドレスを取得する検索手段と、前記IPv6アドレスに対して機器情報の取得要求を送信することにより、当該IPv6アドレスに係るIPv6機器より機器情報を取得する情報取得手段と、前記機器情報を前記検索要求に対する応答として返信する返信手段と、前記返信手段によって返信される機器情報に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を当該機器情報に係るIPv6機器のアドレス情報に書き換えるパケット改造手段とを有することを特徴とする。
このような機器検索装置では、ネットワークに接続されているIPv6機器の検索を適切の行うことができる。
本発明によれば、ネットワークに接続されているIPv6機器の検索を適切の行うことのできる機器検索装置、機器検索方法及びプログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における機器管理システムのネットワーク構成例を示す図である。
図1の機器管理システム1において機器管理装置10は、機器管理部11を備えたPC等のコンピュータである。機器管理部11は、プログラムが機器管理装置10のCPUによって処理されることにより実現されるソフトウェアであり、機器管理システム1における各機器の検索機能を有している。
ルータ41及び42は、いわゆるルータであり、それぞれ各ネットワーク(セグメント)間のデータ転送を制御する。
機器20a、20b、20c、20d、30a、30b、及び30cは、IPv6通信機能をサポートしているIPv6機器である。これらの機器の機能は所定のものに限定されない。例えば、プリンタ、コピー機、FAX送受信機、又は複合機等であってもよいし、他のネットワーク機器であってもよい。これらの機器のうち、機器20a、20b、20c、及び20dは、A社製の機器(以下、総称する場合「A社機20」という。)であり、機器30a、30b、及び30cは、A社以外のベンダによって製造された機器(以下、総称する場合「他社機30」という。)である。機器30a、30b、及び30cは、A社以外の同一のベンダによって製造されたものでもよいし、それぞれ異なるベンダによって製造されたものでもよい。
各A社機20にはエージェント制御部21a、21b、21c、又は21d(以下、総称する場合「エージェント制御部21」という。)が実装されている。エージェント制御部21は、A社機にインストールされたプログラムがCPUによって処理されることにより実現されるソフトウェアであり、機器管理装置10の機器管理部11からの要求に応じて機器検索に関する処理を実行する。
図2は、A社機のハードウェア構成例を示す図である。図2のA社機20は、それぞれバスBで相互に接続されているHDD(Hard Disk Drive)201と、ROM202と、RAM203と、CPU204と、インタフェース装置205と、表示装置206と、入力装置207とを有するように構成される。
ROM202は、エージェント制御部21等のソフトウェアを実現するプログラムや、当該プログラムの実行に必要なデータ等を格納する。但し、当該プログラムやデータ等はHDD201に格納されていてもよい。RAM203は、プログラムの起動指示があった場合に、ROM202からプログラムを読み出して格納する。CPU204は、RAM203に格納されたプログラムに従ってA社機20に係る機能を実現する。インタフェース装置205は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置206はユーザに対するメッセージ等の情報を表示する。入力装置207はボタン等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。表示装置206及び入力装置207は、操作パネルとして一体的に構成されていてもよい。
なお、機器管理装置10や他社機30についても、図2に示されるものと同様のハードウェアによって構成され得る。
以下、機器管理システム1の処理手順について説明する。図3は、第一の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。
まず、管理者等によって、エージェント(代表機器)として登録するか否かを設定が各A社機20に対して行われる(S101)。各A社機20のエージェント制御部31は、当該設定に応じて、当該A社機20がエージェントであるか否かを示す情報を当該A社機20のHDD201に記録する。なお、この設定は、A社機20の入力装置207を介して行われてもよいし、他のコンピュータよりネットワークを介して行われてもよい。以下、エージェントとして登録されたA社機20を「エージェント」という。
機器検索の必要が生じた際(例えば、ユーザによる検索要求の入力が行われた際や、定期的な検索処理が起動された際等)、機器管理装置10の機器管理部11は、A社機20のマルチキャストアドレスのグループIDが指定されたIPv6のマルチキャストパケットを生成し、当該マルチキャストパケットをマルチキャストすることにより機器管理システム1における機器の検索指示(機器検索指示)を発信する(S102、S103)。この際、機器管理装置10と異なるネットワークに接続するA社機(機器20b、20c、20d)に対しては、ルータ41又は42を経由してマルチキャストパケットが送信される(S103)。
当該マルチキャストパケットには、A社機20マルチキャストアドレスのグループIDが指定されているため、A社機20によってのみ受信される。各A社機20は、マルチキャストパケットを受信すると、当該機器自身の機器検索結果を機器管理装置10に返信する(S104)。続いて、各エージェントのエージェント制御部21は、リンクローカルのマルチキャストパケットを生成し、当該マルチキャストパケットを当該エージェントが所属するネットワークに対してマルチキャストすることにより当該ネットワーク上の機器の検索を行う(S105)。ここで、リンクローカルのマルチキャストの場合、マルチキャストアドレスのグループIDは不要であるため、仮に他社機30がグループIDを用意していない場合であっても、他社機30からの応答(機器検索結果)は返信される(S106)。
各エージェント制御部21は、機器検索結果を受信すると、機器検索結果を返信した他社機30(以下「検索機器」という。)に対してグローバルアドレス(IPv6アドレス)の取得要求を送信する(S107)。各検索機器は、要求に応じ自機のグローバルアドレスを要求元のエージェント制御部21に返信する(S108)。
続いて、各エージェント制御部21は、機器検索時の要求パケット内容(機器管理装置10のアプリケーションによって要求された機器情報)の取得要求を検索機器に対して送信する(S109)。各他社機30は、要求パケット内容の結果を返信する(S110)。
続いて、各エージェント制御部21は、機器管理部11にそれぞれの機器検索結果を返信する(S112)。この際、各エージェント制御部21は、機器管理部11に返信する機器検索結果のパケットについて、当該パケットの送信元が各検索機器となるようにIPヘッダを改造する(書き換える)(S111)。したがって、ステップS112では、IPヘッダが改造された要求パケット内容の結果が機器管理部11に返信される。
IPヘッダの改造について説明する。図4は、IPパケットの構造を示す図である。図4に示されるように、IPパケットは、IPヘッダ、UDPヘッダ(又はTCPヘッダ)、及びデータより構成されている。ここで、IPヘッダ及びUDPヘッダには、送信元及び宛先のアドレス情報がある。IPヘッダの改造とは、このIPヘッダ及びUDPヘッダにおける送信元アドレスを書き換えることである。
具体的には、通常、エージェント制御部21から機器管理部11にIPパケットが送信される場合、送信元の情報は、当該エージェントのIPアドレスやMACアドレス等となり、宛先の情報は、機器管理装置10IPアドレスやMACアドレス等となる。IPパケットが改造されると、送信元の情報が当該エージェントの情報でなく、検索機器(他社機30)の情報に書き換えられる。
上述したように、第一の実施の形態における機器管理システム1によれば、グループIDを有していないベンダ又は有しているか否か不明のベンダのIPv6機器に関してもルータをまたいで検索を行うことができる。また、各エージェント制御部21から返信される機器検索結果のIPヘッダは改造されているため、機器管理部11に、エージェント制御部21の存在を意識させる必要はない(すなわち、機器管理部11には、他社機30より直接返信が来たように見える)。したがって、機器管理部11が既存のプログラムであっても、本実施の形態を実施するために特別に修正を加える必要はない。
次に、第二の実施の形態について説明する。図5は、第二の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。図5中、図3と同一内容のステップについては同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第二の実施の形態において、各エージェント制御部21は、リンクローカルによる他社機30の機器検索と、検索された他社機30(検索機器)のグローバルアドレスの取得を機器管理部11からの機器検索指示とは非同期に(例えば、定期的に)行ない(S105〜S108)、取得されたグローバルアドレスを当該A社機20のHDD201又はRAM203に保存しておく(S201)。
その後、各エージェント制御部21は、A社機20のマルチキャストアドレスのグループIDが指定されたマルチキャストパケットを受信すると(S102、S103)、当該A社機20のHDD201又はRAM203に保存されているグローバルアドレスを取り出す(S202)。各エージェント制御部21は、取り出した各グローバルアドレス(すなわち、検索機器)に対して、要求パケット内容の取得要求を送信する(S109)。各検索機器は、要求パケット内容の結果を返信する(S110)。ステップS111以降は、図3において説明した通りである。
上述したように、第二の実施の形態における機器管理システム1によれば、各エージェント制御部21は、機器管理部11からの機器検索指示より前にリンクローカルによる機器検索を行う。したがって、機器管理装置10から見た機器検索のレスポンスを向上させることができる。
ところで、第一及び第二の実施の形態において、各エージェント制御部21からリンクローカルのマルチキャストが行われると、他社機30だけでなくA社機20も当該マルチキャストに反応してしまう可能性がある。A社機20については、A社機のマルチキャストアドレスのグループIDが指定されたマルチキャストによって検索されるため、このままではA社機20が重複されて検索されてしまう可能性がある。そこで、エージェント制御部21は、リンクローカルのマルチキャストによる検索結果の中からA社機20を判別し、A社機20に関する情報を除去する。本実施の形態では、判別の方法として三つの例を示す。いずれの例を採用するかは、他社機30のサポートの有無に基づいて定めればよい。
(第一の例)
IPv6アドレスのホスト部からA社機であるか否かを分析する。IPv6アドレスを生成する際、ホスト部分にはMACアドレスが付加される。このMACアドレスの上位3バイトはベンダIDが含まれている。このベンダIDからA社機か他社機かを判別する。
(第二の例)
第一の例において、IPv6アドレスのホスト部は自由に設定可能であるため、ベンダの判別ができない場合がある。そこで、エージェント制御部21が各機器(A社機20、他社機30)よりOEM情報を取得する。このOEM情報からA社機か他社機かを判別する。
(第三の例)
エージェント制御部21は、当該エージェントが有するARPテーブルからIPv6アドレスに対応したMACアドレスを取得する(ARPテーブルには、IPv6アドレスとMACアドレスとの対応が一定期間保存されている。)。このMACアドレスの上位3バイトにはベンダIDが含まれている。このベンダIDからA社機か他社機かを判別する。第三の例は、ネットワークを介した問い合わせが行われないため、処理が高速化されるというメリットがある。
次に、第三の実施の形態について説明する。図6は、第三の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。図6中、図3と同一内容のステップについては同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。なお、図6では、複数有るエージェント制御部21のうちエージェント制御部21bのみの処理が示されているが、これは便宜的なもの(説明を明確化するため)であり、他のエージェント制御部21についても同様の処理が行われてもよい。
ステップS301において、エージェントの登録の際に、エージェント制御部21bに対して、機器検索指示を受け付けるためのプロトコルの定義設定と要求パケット内容の定義設定(機器検索の定義設定)がなされる。プロトコルの定義設定については、特定のポート番号を機器検索指示を受け付けるためのポート番号として設定すればよい。自由に利用可能なポート番号の範囲は、1024〜65535である。したがって、このポート中から1つ選択すればよい。要求パケット内容の定義とは、検索機器より取得し、検索結果として機器管理部11に返信する機器情報の内容の定義である。
続いて、エージェント制御部21bは、機器管理部11より当該ポート番号に係るポートを介して機器検索指示を受け付ける(S302)。この検索指示を示すパケットの内容はどんなものでもよい。すなわち、当該ポートにパケットが受信されたということが検索指示の受け付けを示す。したがって、第三の実施の形態では、機器管理部11は、A社機20のマルチキャストアドレスのグループIDが指定されたマルチキャストは行わない。
続いて、エージェント制御部21bは、機器検索指示に応じ、当該機器自身の機器検索結果を機器管理装置10に返信する(S303)。ステップS105以降は、上述したとおりである。但し、エージェント制御部21bからのリンクローカルのマルチキャストを受信するのは、他社機30bとA社機20cである。したがって、ステップS112で返信される機器検索結果には、他社機30bとA社機20cとの情報が含まれている。第三の実施の形態では、機器管理部11は、A社機20のマルチキャストアドレスのグループIDが指定されたマルチキャストは行われていないため、機器検索結果においてA社機20の情報が重複することはない。
なお、上記では、エージェント制御部21bが、特定のポート番号に係るポートによって機器検索指示を受け付ける例を説明したが、要するに機器制御部11とエージェント制御部21bとの間で機器検索指示に関するプロトコルが定められていればよい。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を使用する場合であれば、或るMIB(Management Information Base)オブジェクトID(例えば、A社機のPrivate MIB)に所定の値がセットされたら、エージェント制御部21は、機器検索指示であると認識し、リンクローカルによる機器検索を行うようにしてもよい。
上述したように、第三の実施の形態における機器管理システム1では、グローバルのマルチキャストではなく、機器制御部11とエージェント制御部21bとの間で規定されたプロトコルによって機器検索指示が送信される。したがって、例えば、ルータの設定によってグローバルのマルチキャストがルータを越えられない場合であっても、ルータを越えて機器検索を行うことができる。
次に、第四の実施の形態について説明する。図7は、第四の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。図7中、図6と同一内容のステップについては同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第四の実施の形態において、エージェント制御部21bは、要求ペケット内容の取得要求に係るパケットのIPヘッダを、要求パケット内容の結果が機器管理部11に直接返信されるように改造して(S401)、当該取得要求を検索機器に送信する(S402)。具体的には、IPヘッダにおける送信元の情報を機器管理装置10の情報に書き換える。したがって、検索機器から返信される要求パケット内容の結果は、機器管理部11へ直接返信される(S403)。こうすることにより、エージェント制御部21による中継処理が不要となり、処理効率を向上させることができる。
なお、要求パケット内容の結果の返信先が、特定のエージェント制御部21となるようにIPヘッダを改造するようにしてもよい。
次に、第五の実施の形態について説明する。図8は、第五の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。図8中、図6と同一内容のステップについては同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
ステップS501において、例えば、エージェント制御部21bとエージェント制御部20dとに対してエージェントとしての登録と、ステップS301と同様の定義設定(機器検索指示を受け付けるためのプロトコルの定義設定と要求パケット内容の定義設定)がなされる。なお、この際、エージェント制御部21bには、次の(リンク先の)エージェントの識別情報としてA社機20dのIPv6アドレスが登録される。
機器管理部11は、エージェント制御部21bに対してのみ所定のポート番号に基づく機器検索指示を送信する(S302)。エージェント制御部21bは、リンク先のエージェントに係るエージェント制御部21dに対して機器検索指示を転送する(S502)。
以降、エージェント制御部21b及び21dのそれぞれによって、S105からS112までの処理が実行される。なお、エージェント制御部21dに更にリンク先を設定するようにしてよい。
上述したように、第五の実施の形態における機器管理システム1によれば、エージェント制御部21が他のエージェント制御部21に機器検索指示を転送することができる。したがって、機器管理部11の負荷を軽減することができる。
次に、第六の実施の形態について説明する。図9は、第六の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。図9中、図7又は図8と同一内容のステップについては同一ステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。
第六の実施の形態は、第五の実施の形態について、第四の実施の形態のように要求パケット内容の結果が、各検索機器から機器管理部11に直接返信されるように変更したものである。各ステップの内容は、図7及び図8より明らかであるため、ここでの説明は省略する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における機器管理システムのネットワーク構成例を示す図である。 A社機のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 IPパケットの構造を示す図である。 第二の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第三の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第四の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第五の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 第六の実施の形態における機器管理システムの処理手順を説明するためのシーケンス図である。
符号の説明
1 機器管理システム
10 機器管理装置
11 機器管理部
20 A社機
21、21a、21b、21c、21d エージェント制御部
20a、20b、20c、20d、30a、30b、30c 機器
30 他社機
201 HDD
202 ROM
203 RAM
204 CPU
205 インタフェース装置
206 表示装置
207 入力装置
B バス

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続するコンピュータからの検索要求に応じIPv6機器の検索結果を返信する機器検索装置であって、
    リンクローカルのマルチキャストを発行し、前記マルチキャストに対する応答に基づいて当該機器検索装置と同一ネットワークに接続するIPv6機器のIPv6アドレスを取得する検索手段と、
    前記IPv6アドレスに対して機器情報の取得要求を送信することにより、当該IPv6アドレスに係るIPv6機器より機器情報を取得する情報取得手段と、
    前記機器情報を前記検索要求に対する応答として返信する返信手段と、
    前記返信手段によって返信される機器情報に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を当該機器情報に係るIPv6機器のアドレス情報に書き換えるパケット改造手段とを有することを特徴とする機器検索装置。
  2. 前記検索手段は、前記検索要求とは非同期にリンクローカルのマルチキャストを発行することにより、前記検索要求より前に当該機器検索装置と同一ネットワークに接続するIPv6機器のIPv6アドレスを取得し、取得されたIPv6アドレスを当該機器検索装置の記憶装置に保存しておくことを特徴とする請求項1記載の機器検索装置。
  3. 前記機器情報の取得要求に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を所定のアドレス情報に書き換える第二のパケット改造手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の機器検索装置。
  4. 前記第二のパケット改造手段は、前記機器情報の取得要求に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を前記コンピュータのアドレス情報に書き換えることを特徴とする請求項3記載の機器検索装置。
  5. 前記検索要求は、マルチキャストアドレスのグループIDが指定されたIPv6のマルチキャストによって送信されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の機器検索装置。
  6. 前記検索手段によって検索された検索結果より、前記グループIDに係るIPv6機器に関する情報を除去する除去手段を有することを特徴とする請求項5記載の機器検索装置。
  7. 前記検索要求は、前記コンピュータと当該機器検索装置との間で規定されたプロトコルに基づくことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の機器検索装置。
  8. 前記検索要求を、他の前記機器検索装置に転送する転送手段を有することを特徴とする請求項7記載の機器検索装置。
  9. ネットワークを介して接続するコンピュータからの検索要求に応じIPv6機器の検索結果を返信する機器検索装置によって実行される機器検索方法であって、
    リンクローカルのマルチキャストを発行し、前記マルチキャストに対する応答に基づいて当該機器検索装置と同一ネットワークに接続するIPv6機器のIPv6アドレスを取得する検索手順と、
    前記IPv6アドレスに対して機器情報の取得要求を送信することにより、当該IPv6アドレスに係るIPv6機器より機器情報を取得する情報取得手順と、
    前記機器情報を前記検索要求に対する応答として返信する返信手順と、
    前記返信手順によって返信される機器情報に係るパケットにおける送信元のアドレス情報を当該機器情報に係るIPv6機器のアドレス情報に書き換えるパケット改造手順とを有することを特徴とする機器検索方法。
  10. 請求項9記載の機器検索方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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