JP3144787B2 - 分散処理システムおよびその対話処理方法 - Google Patents

分散処理システムおよびその対話処理方法

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JP3144787B2 JP26002089A JP26002089A JP3144787B2 JP 3144787 B2 JP3144787 B2 JP 3144787B2 JP 26002089 A JP26002089 A JP 26002089A JP 26002089 A JP26002089 A JP 26002089A JP 3144787 B2 JP3144787 B2 JP 3144787B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数のプロセッサがネットワークにより結
合された分散処理システムにおいて、オペレータが各プ
ロセッサに接続されているターミナルにより、システム
と対話をしながら処理を実行するための方法および装置
に関する。
〔従来の技術〕
複数のプロセッサをローカルエリアネットワーク(LA
N)により有機的に統合化した分散処理システムにおい
ては、自プロセッサの資源(プログラム,ファイル等)
のみでなく、他プロセッサの資源も自プロセッサと同様
に使用できることが要求される。この要求に対応するた
めの機能として、他プロセッサのプログラムを自プロセ
ッサのターミナルから実行するための仮想ワークステー
ション機能が、従来、提供されていた(例えば、「日立
オフィスプロセッサ HITAC L70/8シリーズMIOS7/ES
解説」に示されている。)。
また、例えば、特開昭57−146361号公報に記載のよう
に、共通伝送路に接続された複数のプロセッサからなる
分散処理システムにおいて、各プロセッサ内プログラム
の起動を、そのプログラムを実行するのに必要なデータ
が伝送路から自プロセッサ内に取り込まれ、それがそろ
ったときに行う方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術で示した仮想ワークステーション方式で
は、ターミナル障害時、又、プログラム実行中プロセッ
サ障害時の対応は考慮されておらず、これら事象が発生
した場合、オペレータは、それまでに行った対話処理
(データ入力等)を再び最初からやり直さなければなら
ないという問題があった。
また、上記従来技術では、実行するプログラムがどの
プロセッサに存在するかを前もって指定しなければなら
ず、また、メッセージ交換すべきプログラムを前もって
起動しておく必要があり、ユーザが、システム全体の物
理的構成を意識しなければならないという問題点があっ
た。すなわち、システム構成の拡張・変更に際して、そ
の都度管理情報テーブルの修正等を行う必要があり、シ
ステム管理が複雑化する問題がある。
また、特開昭57−146361号公報記載の方式は、ターミ
ナルを通じてのユーザとプログラム間での対話処理への
対応が考慮されていない。また、主記憶上に常駐化され
たプログラムの実行を対象とするものであり、ディスク
上に存在する非常駐プログラムへの対応が考慮されてい
ないという問題点があった。
本発明の第1の目的は、このような従来の問題を解決
し、ユーザがシステムの物理構成を意識することなく、
任意の端末から、システム内のディスクに存在する非常
駐プログラムを実行することを可能とした対話処理方法
および装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、使用中ターミナルが使
用不能状態となった場合でも、ユーザが別の端末に移り
実行中業務を続行することを可能とする対話処理方法お
よび装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記第1の目的を達成するため、本発明では、(i)
各プロセッサは、共通伝送路上を流れるメッセージが自
内に格納されているプログラムに関係するものであるか
否かを判定し、関係する場合にはこのメッセージを取り
込み、取り込んだメッセージ内容に基づき、自内の関係
するプログラムの実行に必要なパラメータを生成し、生
成したパラメータを関係するプログラムと対応づけて記
憶し、また、(ii)自内のプログラムに関係するメッセ
ージであると判定したプロセッサは、上記生成・記憶さ
れたパラメータにより、関連するプログラムをローディ
ングし実行させることに特徴がある。
上記第2の目的を達成するために、各プロセッサは、
(1)自内実行中プログラムの端末出力データをバッフ
ァリングし、(2)端末からのプログラム起動データ、
プログラムからの端末への出力データをネットワーク上
にブロードキャストし、(3)ネットワーク上をブロー
ドキャストされるメッセージが自プロセッサ接続端末へ
の出力データ、自内実行中プログラムの起動データ又は
入力データであるか否かを判定し、(4)(3)のネッ
トワークメッセージが自内接続端末への出力データの場
合、前回受信したデータと同一のものであるか否かを検
出することに特徴がある。
〔作用〕
上記手法(i)(ii)により、各プロセッサが自ディ
スク内に格納されているプログラムを共通伝送路上を流
れるメッセージ内容に応じて主記憶上にローディング
し、実行することが可能となり、ユーザ側で、起動する
プログラムの物理的位置を指定する必要がなくなる。
また、上記ステップ(1)により、端末障害時にも、
プログラム実行中プロセッサでバッファリングしていた
端末出力データを、オペレータが移動した端末に出力す
ることが可能となり、オペレータは移動した端末で実行
中業務を続行できる。また、上記ステップ(2)〜
(4)により、オペレータが意識することなく、複数の
プロセッサに多重化されたプログラムを実行することが
可能となるため、多重化されたプログラムに関しては、
プログラム実行中プロセッサに障害が発生したとして
も、オペレータはこれを意識することなく業務の続行が
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の第1の実施例を、図面により詳細に説
明する。第1の実施例は第1の目的に関するものであ
る。
第1図は、本発明を適用した分散処理システムの全体
構成図である。
第1図において、21はプロセッサが接続されているネ
ットワーク、22a,22b,22cはそれぞれプロセッサ、23a,2
3b,23cはディスク装置、24a、24b、24cは対話型処理を
行うためのターミナルである。プロセッサ22a,ディスク
装置23a,ターミナル24aにより1つのワークステーショ
ン(WS)が構成され、同様にプロセッサ22b,ディスク装
置23b,ターミナル24bにより、またはプロセッサ22c,デ
ィスク装置23c,ターミナル24cにより各ワークステーシ
ョン(WS)が構成される。また、これら各WSは、ネット
ワーク21に接続されている。なお、本実施例では、ネッ
トワークとしてバス型ネットワークを適用した場合を示
すが、これは任意の形態のネットワークでよい。
第2図は、本発明を実現するために、各プロセッサ22
a,22b,22cのメモリ上で動作するモジュールのブロック
図および各ブロック間での処理の流れを示す図である。
ネットワーク21よりメッセージを受信すると、メッセ
ージ受信割込みが割込解析部(モジュール)1に入力さ
れる。割込解析部1では、入力された割込みがメッセー
ジ受信であることを判定すると、回線制御部(モジュー
ル)2に制御を移す。回線制御部2では、ネットワーク
21よりメッセージを自内に取り込み、取り込んだメッセ
ージを内容コード判定部(モジュール)3に渡す。内容
コード判定部3では、メッセージに付加されている内容
コード(メッセージの内容を示すコード)に基づき、受
信メッセージが自プロセッサで必要なものであるか否か
を判断し、不要なメッセージは廃棄する。必要なメッセ
ージの場合は、プログラム実行管理部(モジュール)4
に渡す。プログラム実行管理部4では、メッセージ内の
内容コードに基づき、そのメッセージを用いて処理を行
うべきアプリケーションプログラムの実行に必要な環境
を設定する。また、上記アプリケーションプログラムが
即実行可能な場合は、そのプログラムを起動する。
以上の処理により、各プロセッサが、独自に、自内プ
ログラムの実行環境を設定し、プログラムを実行するこ
とが可能となる。
次に、第2図で示したブロック図内の詳細な構成を第
3図,第4図を用いて説明する。なお、第2図の割込解
析部1は、第4図の割込解析部311に、回線制御部2は
第4図の回線制御部314に、内容コード判定部3は第4
図の内容コード管理タスク321に、プログラム実行管理
部4は第4図の起動タスク324および第3図の起動管理
プログラム232に、各々相当する。
第3図は、プロセッサ22a内のメモリ内容およびディ
スク内容を示すものであり、プロセッサ22b,22cも同様
な内容となっている。メモリは、スーパバイザ用エリア
31と、システムパーティション32およびユーザパーティ
ション33,・・・,3nに区分される。スーパバイザ用エリ
ア31は、プロセッサを制御するOSの核が動くエリアであ
り、システムパーティション32は、OSを構成するシステ
ム用タスクが動作するエリアである。本発明では、スー
パバイザ用エリア31に格納されている既存OS(例えば、
MIOS7/ES)にシステムパーティション32内のプログラム
を付加することにより達成される。
ユーザパーティション33,・・・,3nは、アプリケーシ
ョンプログラムが動作するエリアである。各パーティシ
ョンは、独立したエリアであり、アプリケーションプロ
グラムは、他パーティション内容をアクセスすることが
できない構成となっている。また、各パーティション毎
にプログラムはタイムシェアリングで並列に走ることが
できる。ディスク23a内(23b,23cも同様)には、実行可
能形式のアプリケーションプログラム233,234,・・・,
および対話モニタプログラム231,起動管理プログラム23
2が格納されている。また、各プログラム対応に実行パ
ラメータテーブル233−1,234−1,・・・,が格納されて
いる。ここで、対話モニタプログラム231はターミナル2
4aを通じてのユーザとの対話処理を行うためのプログラ
ムであり、ユーザとのセッション開始時にOSによりユー
ザパーティションにローディングされ、以後、ユーザの
キーインコマンドを解析し、コマンドで指定されたプロ
グラムをローディングし実行する。この際、対話モニタ
プログラム231はプログラム実行に必要なパラメータを
キーインコマンドに応じて生成し、自パーティション内
パラメータエリア(331,・・・,3n1)内に設定する。起
動管理プログラム232は、本発明を実現するためのプロ
グラムであり、実行パラメータテーブル233−1,234−1,
・・・も本発明により設定されるテーブルである。
第4図は、第3図で示したスーパバイザエリア,シス
テムパーティション内のプログラム構成を示す図であ
る。
スーパバイザエリア31は、割込解析部311、ディスク
などの入出力装置とのインタフェースを取るための入出
力制御部312、タスク制御部313、ネットワークとのデー
タ伝送のインタフェースのための回線制御部314、割込
出力処理部315およびOSIプロトコルに基づき1対1交信
をサポートするネットワーク管理部316から構成され
る。また、システムパーティション32は、本発明を実現
するためのエリアであり、内容コード管理タスク321,起
動タスク324、データ入力マクロプログラム322、データ
出力マクロプログラム323、および入力データを格納す
るための入力テーブル325より構成される。内容コード
管理タスク321は、回線制御部314より起動され、回線制
御部314が受信したメッセージを受け取るための受信バ
ッファエリアを持つ。以下、システムパーティション32
内の各タスク、プログラムについて説明する。
まず、ネットワーク内を流れるメッセージのフォーマ
ットを第5図により説明する。第5図(a)は従来方式
で用いられる1対1通信時のメッセージフォーマットで
あり、51,57はそれぞれメッセージの始めと終りを示す
フラグ(F)、52は受信相手を指定するアドレス(D
A)、53は発信源を示すアドレス(SA)、54は伝送上必
要となる通番(C)である。55は伝送されるべき情報
(データ)を格納するエリア(データ部)であり、56は
誤り検知用データ(FCS)である。一方、第5図(b)
は、本発明で用いられるメッセージのフォーマットであ
る。フラグ51,57、発信源のアドレス53、通番54、デー
タ部55、誤り検知用データ(FCS)56は、第5図(a)
と同様である。第5図(b)では、受信相手を指定する
アドレスとしてグローバルアドレス(GA)58を設定す
る。ここで、グローバルアドレスとは、全ノードが受信
すべきであることを示すアドレスである。また、データ
部55の内容を示すコード(以後、内容コードと呼ぶ)CC
59を設定する。
次に、第4図で示した入力テーブル325の構成例を第
6図(a)に示す。入力テーブル325の各行66,67,・・
・は自ディスク内に格納されている各プログラムに対応
する行である。第1行66は、入力データエリア(IDAT
A)661、およびプログラム名称が格納されているプログ
ラムエリア(PROG)662より構成される。なお、本方式
では、各プログラムごとにそれに対応するデータに対す
る内容コードが前もって決定されているものとする。入
力データエリア661は、第6図(b)に示すごとく、プ
ログラムに対応する内容コードが設定されているCC部66
11、ネットワークより取り込んだメッセージ内のデータ
部内容を格納するデータ部6613および、データ部6613に
データが格納されているか否かを示すフラグが設定され
るフラグ部6612より構成する。入力テーブルの第2行以
降も第1行と同じ構成である。また、入力テーブル各行
の入力データエリア内CC部6611(第6図(b))および
プログラム部662(第6図(a))はディスク内に実行
可能形式のプログラムが格納された際に設定されている
ものとする。
次に、ネットワークからメッセージを取り込む際の処
理について、第7図を用いて説明する。第7図(a)
は、メッセージ受信時の回線制御部314の処理フローを
示す図である。回線制御部314は、ネットワークからメ
ッセージを受信したことを示す割込みにより受信処理を
開始する。まず、受信メッセージを自内バッファに取り
込み(ステップ701)、受信メッセージの受信先アドレ
スが第5図(a)に示すDA52か、第5図(b)に示すGA
58か否かを判定する(ステップ702)。受信先アドレス
が自プロセッサアドレスである場合は、従来の1対1交
信メッセージであり、従来のネットワーク管理処理を実
行する(ステップ703)。また、受信先アドレスがグロ
ーバルアドレスの場合は、本発明に関するメッセージで
あり、第4図で示した内容コード管理タスク321の受信
バッファに受信メッセージを格納する(ステップ70
4)。
次に第7図(b)により、内容コード管理タスク321
の処理を説明する。内容コード管理タスク321は、プロ
セッサ立ち上げ時に自動的に起動され、回線制御部314
からのメッセージウェイト状態になっている(ステップ
710)。この状態で回線制御部314よりメッセージを受信
すると、次の処理711に移り、自タスク内受信バッファ
内メッセージのCC部59(第5図(b))と入力テーブル
(第6図(a))各行内のCC部6611(第6図(b))と
を比較し(ステップ711)、一致する場合は、一致する
行のデータ部6613(第6図(b))に受信バッファ内メ
ッセージのデータ部内容を格納し、フラグ部6612(第6
図(b))をセットし(ステップ712)、起動タスク324
(第4図)を起動する(ステップ713)。その後再メッ
セージウェイト状態となる。
次に第8図を用いて、起動タスク324(第4図)およ
び起動管理プログラム232(第3図)の処理について説
明する。第8図(a)は第4図に示した起動タスク324
の処理フローを示す図である。起動タスクは、まず、自
プロセッサ内ユーザパーティション33〜3n(第3図)に
未使用パーティションが存在するか否かを判定する(ス
テップ801,802)。未使用パーティションが存在しない
場合は、処理801に戻る。この際、ターミナル24a(第2
図)使用中の場合は、ターミナルにメッセージを受信し
た旨を表示出力する(ステップ804)。未使用パーティ
ションが存在する場合は、起動管理プログラム232をそ
のパーティションにロードして起動する(ステップ80
3)。次に、起動管理プログラムの処理を第8図(b)
により説明する。起動管理プログラムは、まず、入力テ
ーブル325(第4図)内から、格納されているデータ内
容(第6図(b)に示すデータ部)およびそれに対応す
るプログラム名称(第6図(a)に示すPROG)を自内エ
リアに取り込む(ステップ811)。次に、その取り込ん
だデータ内容に応じて、取り込んだプログラム名称に対
応するプログラムを実行する上で必要なパラメータを生
成し、取り込んだデータ内容とともに自パーティション
内パラメータエリア331,・・・,3n1(第3図)内に設定
する(ステップ812)。次に、実行すべきプログラムが
対話処理を含むプログラムであるか否かを判定する(ス
テップ813)。ここで、ディスク内プログラムには、あ
らかじめ対話処理を含むプログラムであるか否かを示す
情報が設定されているものとする。対話処理を含まない
プログラムである場合は、そのまま、対応するプログラ
ムをディスクから自パーティション内にロードし実行す
る(ステップ814)。そして、ローディングされたプロ
グラムは、パラメータエリア内容を参照しながら自らの
処理を実行する。また、対話処理を含むプログラムであ
る場合は、ディスク内の、実行すべきプログラムに対応
する実行パラメータテーブル233−1,234−1,・・・(第
3図)内にコピーして(ステップ815)処理を終了す
る。この際、ターミナルが使用中である場合は、ターミ
ナルに、プログラム起動条件がそろった旨を表示出力す
る(ステップ816)。ここで、ディスク内の実行パラメ
ータテーブルは、第9図に示すように、複数の実行パラ
メータを、プログラム起動要因が発生した順に格納して
おく構造となっている。
次に、以上のプロセスで起動されたプログラムが、メ
ッセージを出力する際の処理について第10図により説明
する。起動されたプログラムは、自パーティション内の
パラメータエリア内容を入力マクロプログラム322(第
4図)を用いて参照し、自らの処理を実行する。プログ
ラムが本発明のメッセージを出力する場合は、第4図の
出力マクロプログラム323に、出力すべきデータ内容
と、その内容に対応した内容コードとをネットワークに
送出する。出力マクロプログラム323は、受信先アドレ
スとしてグローバルアドレスを設定して回線制御部314
(第4図)に送信要求をかける。回線制御部314は第10
図に示すフローに従い処理を実行する。まず、送信すべ
きメッセージの受信先アドレスを判定し(ステップ100
1)、グローバルアドレス以外の場合は、通常の送信処
理を実行する(ステップ1003)。グローバルアドレス
(GA)の場合は、内容コード管理タスク321(第4図)
の受信バッファに送信すべきメッセージをコピーした後
(ステップ1002)、通常の送信処理に移る(ステップ10
03)。
最後に第3図に示した対話モニタプログラム231の処
理について説明する。対話モニタプログラム231は、ユ
ーザがターミナルの前に座り、プロセッサ業務を開始す
る際(例えばログオンコマンド入力時)、ユーザパーテ
ィション33〜3nにローディングされ、マンマシンインタ
フェース処理を実行するものである。本発明に対応する
ため、対話モニタプログラム231に以下の機能を持たせ
る。
対話モニタプログラム実行時、自ディスク内各プログ
ラムごとの実行パラメータテーブルをサーチし、実行可
能となっているプログラム(すなわち、実行パラメータ
テーブルにパラメータが設定されているプログラム)を
ターミナルに表示する。
上記で表示されたプログラムの実行パラメータテー
ブル内パラメータによる実行を指定された場合、実行パ
ラメータテーブル内容を、自パーティション内パラメー
タエリア331(第3図)に設定後、指定プログラムをロ
ーディングし起動する。ローディングされたプログラム
は、パラメータ内容を参照しながら自らの処理を実行す
る。また、この際、プログラム実行に用いた実行パラメ
ータはディスク内実行パラメータテーブルから削除す
る。
以上説明した方式により、ネットワーク上を流れるメ
ッセージの内容を各プロセッサが判定し、自内プログラ
ムに関係する場合は、そのメッセージを取り込み、関係
するプログラムが対話処理を含まない場合は自動的に対
応するプログラムをローディングしその処理を実行し、
また、対話処理を含む場合はユーザの要求に応じて対応
するプログラムをローディングしその処理を実行するこ
とが可能となる。これより、ユーザは、データの内容の
みを意識すればよい。すなわち、プログラムがどのプロ
セッサのディスクに格納されているかという物理構成を
知る必要なく、プログラムを起動することが可能とな
る。
なお、以上示した第1の実施例では、ネットワークに
接続されている全プロセッサが受信するグローバルアド
レス(GA)を本発明で用いられるメッセージに設定する
ものとしたが、グローバルアドレスのかわりにグループ
アドレスを設定することも可能である。この場合は、各
プロセッサには、本発明で使用するメッセージに設定す
るグループアドレスを前もって設定しておき、送信メッ
セージにこのグループアドレスを設定する。
ここでグループアドレスとは、ネットワークに接続さ
れているプロセッサをグループ分けし、各グループにそ
れぞれ設定されるアドレスのことである。すなわち、同
一グループに属するプロセッサは同一グループアドレス
をもつ。グループアドレスを用いることにより、本発明
機能をもつプロセッサとそうでない既存プロセッサがネ
ットワークに混在して接続されている場合でも、既存プ
ロセッサは、本発明機能の影響を受けることなく既存の
処理を行うことが可能となる。
また、第1の実施例では、本発明で用いるメッセージ
(以後、内容コードメッセージと呼ぶ)と従来の1対1
通信メッセージとを識別する際にメッセージ内のDA部
(第5図52)を用いて判定するものとしたが、DA部では
なくData部内に内容コードメッセージであるか1対1通
信メッセージであるかを示すフラグを設定し、このフラ
グを用いて識別することも可能である。
また、第1の実施例では、内容コードの判定をOS(即
ち、ソフトウェア)で行うものとしたが、伝送制御専用
プロセッサ(例えばイーサーネットLANアダプタなど)
内に内容コード判定処理を組み込むことも可能である。
この場合は、メッセージ内のDA部(第5図52)に内容コ
ードを設定する。伝送制御専用プロセッサでは、自プロ
セッサで必要とする内容コードが登録されているテーブ
ルを自内にもち、受信メッセージが内容コードメッセー
ジである場合は、DA部内容と上記テーブル内容とを比較
し、そのメッセージを受信するか否かを判定する。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第2
の実施例は、第2の目的に関するものである。
第12図は本発明が適用されるシステムの全体構成を示
す図である。10,20,30,40…はプロセッサであり、各プ
ロセッサには、それぞれCRT端末(ターミナル)101,…
…,111,201,……,211,301,……,311,401,……,411及び
ディスク102,202,302,402が接続されている。また、こ
れら各プロセッサはネットワーク1に接続されている。
なお、本実施例では、ネットワークとしてバス型ネット
ワークを適用した例を示すが、これは任意の形態のネッ
トワークでよい。第13図は、ネットワーク1を流れるメ
ッセージのフォーマットを示す図である。F201,208はメ
ッセージの始めと終りを示すフラグである。CC202は、
メーッセージの内容を示す内容コードである。本発明で
は、内容コードエリアは、実行業務の内容を示すエリア
APC2021と、メッセージの種別(依頼‘C'、応答‘S')
を示すID部2022より構成される。SA203は本メッセージ
を発生したプロセッサを示す発生源アドレス、C204は伝
送上必要となる通番である。SI部205は、プログラム起
動源を示す情報であり、本発明方式で使用するエリアで
ある。SI部は、プログラム起動元プロセッサ番号を格納
するエリアPNO2051、プログラム起動元端末番号を格納
するエリアTNO2052、及び通番を格納するエリアSN2053
より構成される。Data206は伝送されるべき情報を格納
するエリアであり、FC207は伝送上の誤りをチェックす
るためのエリアである。
第11図は、第12図で示したプロセッサ10内のモジュー
ル及びテーブル構成を示す図である。プロセッサ20〜40
も同様の構成である。まず、第11図(a)によりプロセ
ッサ内の全体構成を示す。LAN(Local Area Network)
インタフェースモジュール1011は、ネットワーク1との
メッセージの転送を制御するためのモジュールである。
具体的には送信バッファ1014内のメッセージをネットワ
ーク上に送出する。また、ネットワークより受信したメ
ッセージのうち、内容コードテーブル1012に登録されて
いる内容コードと一致する値がCC部(第13図202)に設
定されているメッセージのみを受信バッファ1013に格納
する。なお、内容コードテーブル1012には、自プロセッ
サ内で実行すべき業務に対応する内容コードが、上記業
務を行うためのプログラムを自プロセッサ接続ディスク
内に格納する際に登録されているものとする。ここで登
録される内容コードは、第13図202で示したAPC部には実
行される業務又はプログラムに対応するコードが、ま
た、ID部には依頼を示す‘C'が設定されたものである。
データ選択管理モジュール1015は、自発生依頼メッセー
ジに対応する応答メッセージを選択し、また、複数の同
一内容メッセージのうちから1つを選択するためのモジ
ュールである。また、自発生依頼情報エリア1016、及び
発生源情報エリア1017は、上記データ選択管理で用いる
エリアである。自発生依頼情報エリア1016の内容を第11
図(b)に示す。本エリアは各行10161,10162……から
なり、各行にはネットワークへの送出メッセージのう
ち、内容コードCC部内ID部(第13図2022)に依頼を示す
‘C'が設定されているメッセージのCC部(第13図202)
及びSI部(第13図205)が各々、CC部101611,SI部101612
に格納される。この処理は送信モジュール1026が行う。
また、送信モジュールは、送出すべきメッセージのCC部
が内容コードテーブル1012に登録されている場合は、そ
のメッセージを送信バッファのみでなく、受信バッファ
にも格納する。また、第11図(c)は、発生源情報エリ
ア1017の内容を示す図である。本エリアは、各内容コー
ドCC10171,10172……ごとに、あらかじめ定められた個
数の受信メッセージ内SI部内容101711,101712,……を格
納する構成となっている。ここで、SI格納エリア10171
1,101712,……はサイクリックバッファ構成となってお
り、エリアが満杯になった場合は古い内容から順に消去
されるものとする。
入出力メッセージエリア1018は、自接続端末からの入
力また、自接続端末への出力データ及び、自内実行中ア
プリケーションプログラムの入出力データを格納するエ
リアである。第11図(d)に、本エリアの内容を示す。
本エリアは、プログラム用エリア10181,端末用エリア10
182より構成する。プログラム用エリア10181の各行はそ
れぞれ、自プロセッサで実行すべきアプリケーションプ
ログラムに対応し、端末用エリアの各行はそれぞれ、自
プロセッサに接続されている端末に対応する。プログラ
ム用エリア10181の各行は、自内プログラムに対応する
コードを格納するエリアAPC101811、入出力メッセージ
の発生源情報を格納するエリアSI101812、プログラムへ
の入力データを格納するための入力エリア101800、プロ
グラムからの出力データを格納するための出力エリア10
1801、及びその行に対応するプログラムを示す情報を格
納するエリアP101817から成る。入力エリア101800は、
エリア内にデータが格納されているか否かを示すフラグ
Flg 101813及びプログラムに対する依頼データを格納す
るためのエリアIc101814から成る。また、出力エリア10
1801は、エリア内にデータが格納されているか否かを示
すフラグFlg 101815及びプログラムが出力する応答デー
タを格納するためのエリアOs 101816から成る。端末用
エリア10182の各行は、端末から起動したアプリケーシ
ョンプログラムに対応するコードを格納するエリアAPC1
01821、入出力メッセージの発生源情報を格納するエリ
アSI 101822、端末に出力すべきネットワークからの入
力データを格納するための入力エリア101805、ネットワ
ークに出力すべき端末からの入力データを格納するため
の出力エリア101806及びその行に対応する端末を示す情
報を入力するための端末エリアT101827よりなる。入力
エリア101805は、エリア内にデータが格納されているか
否かを示すフラグFlg 101823及び起動したプログラムか
らの応答データを格納するためのエリアIs 101824から
なる。出力エリア101806は、入力エリアと同様にFlg 10
1825及びプログラムへの依頼データを格納するためのエ
リアOc 101826からなる。なお、上記で示したエリアIc,
Is,Oc,Osは第11図(e)に示すように、発生源情報部SI
及びデータ部Dataより成る。
対話管理モジュール1019は端末とアプリケーションプ
ログラム間でのデータのやりとりを制御するためのモジ
ュールである。自プロセッサ番号エリア1020はシステム
ジェネレーション時にプロセッサに割当てられた番号
(アドレス)を格納するエリアであり、通番エリア1021
はカウンタとして使用するエリアである。
プログラム実行エリア1023は、ディスク102内に格納
されているアプリケーションプログラムをローディング
し実行させるためのエリアである。本エリアは、複数の
エリアに区分されており(10231,10232,……:以後、こ
れらエリアをパーティションと呼ぶ)、これら各パーテ
ィションごとにプログラムを独立して実行することがで
きる構成となっている(AP1102311,AP2102321,……)。
仮想画面バッファ1022は、プログラム実行エリア1023
内で実行中プログラムの端末出力データをバッファリン
グしておくためのエリアであり、各パーティション対応
にバッファエリア10221,10222,……をもつ。
端末インタフェースモジュール1024は、端末101,……
111とのインタフェースをとるためのモジュールであ
り、ディスクインタフェースモジュール1025はディスク
102とのインタフェースをとるためのモジュールであ
る。
以下、第14図〜第17図を用いて本発明実施例について
詳細に説明する。第14図は、第11図(a)で示した対話
管理モジュール1019の処理フローを示す図、第15図は同
じく第11図(a)で示したデータ選択管理モジュール10
15の処理フローを示す図である。
第16図(a)は本発明によるアプリケーションプログ
ラム起動を示す図である。システム構成は第12図と同じ
である。今、プロセッサ10の端末101からアプリケーシ
ョンプログラムAPαを起動する場合を考える。本実施例
ではアプリケーションプログラムAPα2001はプロセッサ
20のディスク内に格納されているものとする。まず、端
末101からオペレータがプログラムAPαの起動を入力す
る。この起動データはプロセッサ10で処理されプログラ
ム起動依頼メッセージ901としてネットワーク1上にブ
ロードキャストされる。まず、プロセッサ10内での対話
管理モジュール(第11図(a)1019)の処理について第
14図(a)により説明する。端末101からのデータを受
けとった対話管理モジュールはまず、そのデータの内容
を判定する(ステップ401)。この場合は、起動依頼で
あるためステップ402を行う。ステップ402では、まず入
出力メッセージエリアの端末エリア(第11図(b)1018
2)の端末101に対応する行のAPC部101821に起動依頼さ
れたプログラムAPαに対応するコードAPCαをセットす
る。なお、ここでシステム内で実行されるアプリケーシ
ョンプログラム名称のコード変換ロジックは各プロセッ
サとも共通のロジックをもつものとする。次に、端末エ
リア内の端末101に対応する行のSI部をセットする。SI
部は第13図で示したSI205と同じフォーマットでありプ
ロセッサ番号PNO、端末番号TNO、通番SNよりなる。ここ
ではプロセッサ番号PNOには、プロセッサ10のプロセッ
サ番号を、端末番号TNOには端末101に割当てられたデバ
イス番号を、通番SNには第11図(a)で示した通番エリ
ア1021の内容を設定する。さらに、その後、通番エリア
内容を1増加させる。
次にステップ404に移り、データ内容を判定し、起動
依頼の場合はステップ406に移りプログラム起動用メッ
セージのデータ部(第13図206)を作成し、Oc部内Data
部に設定する。ここで起動用メッセージのデータ部と
は、例えば、起動を示す情報及び端末より入力された起
動パラメータ等は構成されるデータである。また、Oc部
内SI部にステップ402で設定したSI部101822内容をコピ
ーする。出力エリア(第11図(d)101806)内Oc部を設
定後、Flg 101825をセットする(ステップ409)。次
に、内容コードテーブル(第11図(a)1012)にAPC部
(第13図2021)がAPCα、ID部(第13図2022)が応答を
示す‘S'からなる内容コードを登録する(ステップ41
0)。以上示した対話管理モジュール処理により、入出
力メッセージエリア内端末用エリアの出力エリア(第11
図(d)101826)にセットされたデータは、送信モジュ
ール(第11図(a)1026)により、第13図に示したメッ
セージフォーマットに構成され、送信バッファにセット
される。この際、送信モジュールは第13図で示したCC部
202のAPC部には端末用エリア(第11図10182)のAPC部内
容APCαをID部には、端末用エリアOc部データであるこ
とより依頼を示す‘C'を設定する。第13図のSI部205及
びData部206には、端末用エリアOc部内容をそのままコ
ピーすると同時に送信バッファ内CC部のAPC部内容(APC
α)及びSI部内容を自発生依頼情報エリア(第11図
(a)1016)に登録する。また、送信モジュールは送信
バッファに上記メッセージ格納後、端末用エリア出力エ
リアのフラグFlg(第11図(d)101825)をクリアす
る。
以上示した処理により、第16図(a)に示すプログラ
ム起動用メッセージ901がネットワーク上にブロードキ
ャストされる。次に、このメッセージのプロセッサ20で
の処理について以下に示す。
プロセッサ20では第1図(a)内容コードテーブルに
自ディスク内プログラムAPαの内容コード「APCα」+
「‘C'」が登録されていることから、プロセッサ10によ
り生成されたメッセージ901(第16図(a)をLANインタ
フェースモジュール(第11図(a)1011)経由で受信バ
ッファ(第11図(a)1013)に取り込む。受信バッファ
内データはデータ選択管理モジュール(第11図(a)10
15)により入出力メッセージエリア(第11図(a)101
8)内に格納される。第15図はこのデータ選択管理モジ
ュールのフローを示す図である。データ選択管理モジュ
ールはまず、受信バッファ内メッセージのCC部ID部(第
13図2022)に応答を示す‘S'が設定されているか否かを
判定する(ステップ501)。メッセージ901の場合は上記
ID部は‘C'であることよりステップ503に進む。ステッ
プ503,504は、アプリケーションプログラムを多重化し
た場合のための処理である。この場合は発生源情報エリ
ア(第11図(a)1017)内に受信メッセージのCC部及び
SI部が登録されていないことよりステップ504に移り、
受信メッセージ内CC部及びSI部を発生源情報エリアに登
録する。今回受信メッセージは依頼メッセージであるこ
とより(ステップ505)、ステップ506に移り、入出力メ
ッセージエリア(第11図(d))のプログラム用エリア
内の対応する行{受信メッセージCC部のAPC部と一致す
る値がAPC部(第11図(d)101811)に登録されている
行}をサーチし、その行の入力エリアに受信メッセージ
のSI部Data部内容を格納する。その後で、Flg 101813を
セットする。
次に対話管理モジュールの処理について第15図(b)
により説明する。まず、入出力メッセージエリア(第11
図(d))の入力エリア内に格納されているメッセージ
があるか否かをサーチする(ステップ431)。この場合
は、上記処理で、プログラム用エリアの入力エリア内に
受信メッセージが格納されているため、ステップ432か
ら440に移り入力エリア内メッセージ内容を判定する。
入力エリア内メッセージは起動依頼であることより、ス
テップ441に移り、入力エリアIc部内SI部の内容をその
行のSI部101812にコピーする。次に、プログラム実行エ
リア(第11図(a)1023)内で空パーティションを探
し、そこに、メッセージが格納されている行のプログラ
ムエリアP101817に登録されているプログラムをディス
クよりロードする(ステップ442)。次に、入力エリア
内メッセージData部内容に基づき、上記ローディングし
たプログラムを起動する(ステップ444)。最後に、入
力エリア内フラグFlgをリセットする。
以上示した処理により第16図(a)に示すように、プ
ロセッサ20でプログラムAPαが起動される。次に、プロ
グラムAPαから端末へメッセージを処理する場合の処理
について示す(第16図(a)メッセージ902)。
まずプロセッサ20内の対話管理モジュールの処理につ
いて第14図(c)により説明する。APαからの端末出力
データを受けとった対話管理モジュールは、まず、入出
力メッセージエリアのプログラム用エリア内APαに対応
する行の出力エリアOs内のData部に、APαからのデータ
を格納する(ステップ471)。次にプログラムAPαがロ
ーデングされているパーティションに対応する仮想画面
バッファ(第11図(a)1022)エリアにAPα出力データ
を書き込む(ステップ472)。
次に、上記でデータを格納したOs内のSI部にその行の
SI部(第11図(d)101812)内容をコピーし(ステップ
473)、その行の出力エリアのフラグFlgをセットする
(ステップ474)。ここで出力エリアに格納されたデー
タは、送信管理モジュール(第11図(a)1026)によ
り、第13図のメッセージフォーマットに整えられ、送信
バッファ経由でネットワークにブロードキャストされ
る。この際、メッセージのCC部は、プログラム用エリア
(第11図(d)10181)で送出すべきメッセージの格納
されている行のAPC部内容(即ち、APCα)及び応答を示
す‘S'から構成する。また、送信管理モジュールは、送
信メッセージのSI部の内容及びCC部内容を自発生依頼情
報エリア(第11図(a)1016)内に登録する。
なお、第16図(a)に示す端末101、プログラムAPα2
001′との間で交換されるメッセージに着目し、そのCC
部及びSI部のみを示したのが第16図(b)である。端末
101からのAPαの起動依頼メッセージ901の内容コードは
前述したように「APCα」+「‘C'」である。また、メ
ッセージ901のSI部に設定されたいる値は本図ではSI10
としてある。メッセージ901に対する応答メッセージ902
は、上記で示したように、内容コードは「APCα」+
「‘S'」であり、SI部にはメッセージ901と同じSI10
設定されている。
次に、メッセージ902のプロセッサ10での処理につい
て示す。メッセージ902の内容コード「APCα」+
「‘S'」は、内容コードテーブル(第11図1012)に登録
されていることより受信バッファ経由でデータ選択管理
(第11図(a)1015)によりとりこむ。選択受信管理
は、第15図に示すフローに従い、まず、応答メッセージ
であることにより(ステップ501)、ステップ502を行
う。この場合は、メッセージ901のCC部及びSI部は、メ
ッセージ901送出時に自発生依頼情報エリアに登録され
ていることにより(ステップ502)、ステップ503に進
む。ステップ503,504では、プロセッサ20でのメッセー
ジ901受信時と同様の処理を行う。次に、メッセージ902
は応答メッセージであることより(ステップ505)、入
出力メッセージエリア(第11図(d))内端末用エリア
の対応する行(APC部にAPCαが設定されている行)の入
力エリアIs部にメッセージ902のSI部(SI10)及びData
部を格納する(ステップ507)。次に自発生依頼情報エ
リアからメッセージ902内のCC及びSI部と一致する情報
を削除する(ステップ506)。これは、依頼/応答が完
了したため、以後この情報は不要であるためである。最
後に、ステップ507でデータを格納した入力エリアのフ
ラグFlgをセットする。
次にプロセッサ10での対話管理モジュールの処理につ
いて、第14図(b)により説明する。対話管理モジュー
ルは、プロセッサ20の場合と同様に、まず、入出力メッ
セージエリア内入力エリアに格納されているデータがあ
るかどうかをサーチする(ステップ431)。この場合
は、応答メッセージ902が端末用エリアの入力エリアに
格納されているため、ステップ433に移る。ステップ433
では、入力エリア内のメッセージが、自プロセッサ内で
別オペレータにより実行されている同一プログラムに対
するものであるかどうかを判定するため、メッセージ90
2が格納されている行のSI部のPNO,TNO(第13図参照)の
値とIs部内SI部のPNO,TNOの値を比較する。この場合は
一致することにより、判定ステップ434を経てステップ4
38に移り、Is内のData部内容を端末インタフェースモジ
ュール1024経由で端末101に出力する。その後入力エリ
アのフラグFlgをリセットする(ステップ450)。以上の
処理により端末101に、プログラムAPαが出力したデー
タ(メッセージ902データ部内容)が出力される。
次に、上記で出力した内容に基づき、端末からオペレ
ータがプログラムAPαに対し新たに入力したデータの流
れを示す。このデータは第16図(b)ではメッセージ90
3として示されるものである。まず、プロセッサ10での
対話管理モジュールの処理について第14図(a)により
示す。端末からのデータは、今回は起動を示すデータで
ないことよりステップ411に進み、入出力メッセージエ
リア(第11図(d))の端末用エリアの端末101に対応
する行のSI部(第11図(d)10822)内SN部(第13図参
照)を1インクリメントする。次に、端末からのデータ
をその行のOc部内Data部に格納し、また、Oc部内SI部に
処理411で更新したSI部の内容をコピーし(ステップ40
7)、出力エリアのフラグFlgをセットする。上記処理に
より端末用エリアOs部に格納されたデータは、起動用デ
ータの場合と同様に第1図(a)1026の送信モジュール
によりネットワークにブロードキャストされる。この場
合のメッセージのCC部には第16図(b)903に示すよう
に「APCα」+「‘C'」、SI部には、メッセージ902のSI
部のSN部を更新したSI11が設定されている。このメッセ
ージ903は、メッセージ901と同様にプロセッサ20にとり
こまれる。プロセッサ20内でのデータ選択管理モジュー
ルの処理はメッセージ901の場合と同様に処理され、入
出力メッセージエリア内プログラム用エリアのプログラ
ムAPαに対応する行のIc部に入力される。次にこのメッ
セージに対する対話管理モジュール処理について第14図
(b)により説明する。ステップ431,432は起動メッセ
ージ(第16図(b)901)の場合と同様に処理され、判
定ステップ440でプログラム起動/再起動メッセージで
ないことよりステップ445に進む。ステップ445は、プロ
セッサ10でのメッセージ902に対するステップ433と同様
にSI部のチェックを行う。次に、メッセージ903が格納
されている入出力メッセージエリアIc部のSI部内容をそ
の行のSI部(第11図(d)101812)にコピーする(ステ
ップ446)。次に、APαにIc部のData部内容を渡す(ス
テップ447)と同時に、そのData部内容を、APα実行中
パーティションに対応する仮想画面バッファ(第11図
(a)1022)に出力する(ステップ448)。また、入力
エリアのフラグをリセットする(ステップ450)。
以上示した方式により、端末101、APα2001′間での
対話処理が第6図(b)に示すように実施される。ま
た、APα終了時には、メッセージ902,904と同様に終了
メッセージ903がプロセッサ20からブロードキャストさ
れる。本メッセージは、プロセッサ10に取り込まれ、メ
ッセージ902,904と同様に処理される。ただし、対話管
理モジュールでは、終了メッセージであることより第4
図(b)のステップ435の処理を行う。すなわち、プロ
セッサ10の端末101で実行していたプログラムAPαが終
了したことにより、プロセッサ10の内容コードテーブル
(第11図(a)1012)から「APCα」+「‘S'」の内容
コードを削除する(ステップ435)。
以上示した方式により対話処理が実行される。
次に、第16図(a)に示した対話処理実行中に使用中
端末101が障害になった場合を考える。この場合は、第1
6図(c)に示すように、オペレータは、別端末(本例
ではプロセッサ40の端末401とする。)に移り、そこか
らプログラムAPα再実行を入力する。このデータはプロ
セッサ40で、上記示した起動入力のプロセッサ10での処
理と同様に処理され、ネットワークにブロードキャスト
される(ただし第14図(a)対話管理モジュール処理で
ステップ406のかわりにステップ405の処理を行い、再起
動データをセットする)。ここでブロードキャストされ
た再起動メッセージは第16図(c)911に示すように、
内容コードは「APCα」+「‘C'」であり、また発生源
情報SI部に設定される値をSI40とする。
以下、再起動メッセージ911のプロセッサ20での処理
について示す。再起動メッセージ911は、前述した起動
メッセージ901と同様に処理される。ただし対話管理処
理モジュールでは、第14図(b)の判定ステップ440で
再起動であることよりステップ455〜459の処理を行う。
まず、自プロセッサ内で再起動メッセージで指定される
プログラムAPαが実行中であるか否かを検出し(ステッ
プ455)、実行中の場合は、入出力メッセージエリアの
プログラム用エリア内のメッセージ911が格納されてい
る行のSI部(第11図(d)101812)にその行のIc部内SI
部(すなわち、メッセージ911内のSI部)内容をコピー
する(ステップ457)。次に、上記プログラムAPα実行
中パーティションに対応する仮想画面バッファ内容を、
プログラム用エリアのAPαに対応する行の出力エリアの
Oc部内Data部に格納し、また、Oc部内SI部には、その行
のSI部内容をコピーし(ステップ458)、出力エリアの
フラグをセットする(ステップ459)。この画面データ
は、送信モジュールによりネットワークにブロードキャ
ストされる。このメッセージにおいて、第16図(c)91
2に示すように、内容コードは「APCα」+「‘S'」が設
定され、SI部はメッセージ911と同じSI40が設定されて
いる。
次に、メッセージ912のプロセッサ40での処理を示
す。プロセッサ40では、メッセージ912はプロセッサ10
でのメッセージ902,904と同様に処理される。ただし、
対話管理モジュール処理(第14図(b))において、画
面データであることより判定ステップ434からステップ4
39の処理を行う。ここでは、入出力メッセージエリア内
端末用エリアのIs部内Data部に格納された画面データを
端末インタフェースモジュール(第11図(a)1024)経
由で端末401に出力する。以上の処理により、端末401に
端末101障害発生時点で端末101に出力されている画面が
出力される。また、以後は端末401とプロセッサ中20内A
Pα間で端末101とAPα間と同様に対話的に処理を実行で
きる。
以上示した様に、本発明によれば、第12図で示したシ
ステムの任意の端末からプログラムを、そのプログラム
がどのプロセッサに格納されているかに関係なく、起動
し、また、起動したプログラムを対話的に実行すること
が可能となる。さらに、使用中端末未障害時も、オペレ
ータは別の任意の端末に移り、実行中プログラムとの対
話処理を継続することが可能となる。また、上記実施例
では各プロセッサで自内実行中プログラムの表示データ
をバッファリングするものとしたが、これは自内プログ
ラムのみに限らず、他プロセッサ実行中プログラムの表
示データをネットワークよりとりこみバッファリングし
ておくことも可能である。
なお、本発明によれば、第7図に示すようにアプリケ
ーションプログラムを多重に起動し、それら多重実行さ
れているプログラムとの対話処理を実行することができ
る。以下にこのプログラム多重実行について説明する。
第16図で示したと同様にプロセッサ10の端末101から
プログラムAPαを起動するものとする。また、プログラ
ムAPαはプロセッサ20,30のディスク内に格納されてい
るものとする。
プロセッサ10におけるプログラム起動処理は第1の実
施例と同じであり、CC部に「APCα」+「‘C'」をもつ
起動用メッセージ921がネットワークにブロードキャス
トされる。なお、このメッセージのSI部に設定されてい
る値をSI10とする。プロセッサ20,30でのプログラム実
行処理は上記で説明した処理と同じであり、各プロセッ
サは独自にプログラムAPαを実行する。プログラムから
端末への出力データも、上記説明と同じく処理され、プ
ロセッサ20,30が独自にCC部に「APCα」+「‘S'」,SI
部にSI10をもち、同一内容のData部をもつ応答メッセー
ジ922,922′をネットワークにブロードキャストする。
このメッセージを多重メッセージと呼ぶ。多重メッセー
ジ922,922′ともプロセッサ10が取り込む。以下、プロ
セッサ10での多重メッセージ処理について示す。この処
理は第11図(a)に示すデータ選択管理モジュールで行
う。具体的には、第15図の処理フローのうちステップ50
3,504にて行う。以下、この処理について説明する。こ
こでは、メッセージ922,922′の順で受信したものとす
る。ステップ503では、メッセージ122に対しては、その
CC部SI部内容(SI10)が発生源情報エリア(第11図
(a)1017)内に格納されていないことより、ステップ
504に進み、メッセージ922のCC部、SI部内容を発生源情
報エリアに登録し、入出力メッセージエリアに格納す
る。次に、受信したメッセージ922′に対しては、ステ
ップ503では、そのCC部,SI部内容が上記処理により既に
発生源情報エリアに登録されていることより、そのまま
処理を終了する。すなわち、メッセージ922′を廃棄す
る。これより、多重メッセージのうち1つのメッセージ
のみ選択することが可能となり、端末側では、プログラ
ム多重実行を意識する必要がなくなる。なお、オペレー
タがプログラム実行途中で、そのプログラムをアポート
(途中終了)させた場合は、そのアポートを示すメッセ
ージをネットワーク上にブロードキャストし、対応する
多重化プログラム実行中プロセッサはこれを取り込み自
内の対応するプログラムを終了させる。また、このよう
にプログラム多重実行した場合でも端末障害時には別端
末に移りプログラム実行を継続することが可能である。
以上示した方式により、オペレータが意識することな
くプログラムを多重実行し、それらと対話をしながら処
理を行うことが可能となる。これより、プログラム実行
中プロセッサ障害時にも、オペレータはそれを意識する
ことなく処理を続行することが可能となる。
なお、以上示した実施例では、端末障害時にのみ別端
末に移動するものとしたが、端末が正常の場合でも、た
とえばプリンタの近くの端末に移動してプログラム実行
を継続することも可能である。
次に本発明の第3〜5の実施例について説明する。第
1,第2の実施例では、第2図,第12図に示すようにプロ
セッサにターミナル(以下、端末と呼ぶ)が直接、接続
されている構成を対象としていたが、第3の実施例で
は、端末制御装置を設定し、プロセッサと端末とがネッ
トワークを介して接続されている構成を対象とした分散
対話管理方式について説明する。まず、第3〜5の実施
例で対象とするシステム構成例について、第18図により
説明する。
本実施例の分散処理システムは、第18図のように、共
通伝送媒体(以下ネットワークと称す。)181、伝送制
御装置(以下NCPと称す。)1821〜1827、ホスト計算機1
831,1832,処理装置(以下プロセッサと称す。)1841,18
42、端末制御装置(以下CCUと称す。)1851〜1852、端
末1861〜1866、および記憶装置1871,1872を備える。
このホスト計算機1831,1832は、端末1861〜1866に送
出する情報の源となるデータを、システム外から常時受
け取って、共通伝送媒体181に送出する。これを以後、
オンラインデータと称する。
また、プロセッサ1841,1842は、ホスト計算機1831,18
32がネットワーク181に送出したデータを入力し、それ
ぞれに格納されたプログラムを利用して加工・編集処理
を行い、ネットワーク181を介してCCU1851〜1853へ送
る。さらに、この情報は端末1861〜1866へ出力される。
また、NCP1821〜1827は、ホスト計算機1831,1832、プ
ロセッサ1841,1842、およびCCU1851〜1853が相互にネッ
トワーク181を介して情報送受を行う際の制御を行う。
また、本実施例におけるデータの送受信は、第19図に
示すように、データ(DATA)19120の内容を示す内容コ
ード(CC)191110を付加したデータを使用して行う。こ
れにより、各プロセッサ1841,1842、ホスト計算機1831,
1832、およびCCU1851〜1853は内容コード19110を見て、
そのデータ19120の要否を判定することができる。
なお、内容コードを用いたデータ伝送方式について
は、特開昭57−146361号公報および特開昭62−42260号
公報において詳述されている。
次に、本システムで流れるメッセージフォーマットを
第19図より詳しく表わすと、第20図のようになる。内容
コードCC19110は次の3つの領域からなる。ひとつは同
メッセージがオンラインデータか、プロセッサでの編集
加工を済ませた画面データか、プログラムか端末からの
依頼かを示す識別コードIC191101である。2つ目は、画
面データについて有効なエリアで、どのプログラムによ
る加工を受けた画面か、すなわちサービスの種別を表わ
すコードAP191102である。DATA19210の内容は、必要に
応じて説明する。
次に、プロセッサ1841,1842内の構造及び機能につい
て、第21図に従い説明する。本図は、プロセッサ1841を
示すが、1042を全く同様である。OS184101は、NCP1821
を介してネットワーク181より取り込んだデータおよび
自プロセッサ内から発生したデータが、自己の管理下に
あるプログラムの処理に必要であるかどうかをその内容
コードにより判断し、必要であればこのデータを渡して
プログラムを起動し、またその処理結果をNCP1821を介
してネットワーク1へ送出する機能を持つ。この機能に
ついては、例えば、特開昭57−146361号公報に詳述され
ている。184102は、実行可能プログラムの格納エリアで
あり、そのパーティション41021〜41023に1つづつプロ
グラムが格納され、それぞれ独立に実行可能である。プ
ログラム410211,410221,………は各々オンラインデータ
に対し異なる加工を行なうプログラムである。
また、OS184101は、プログラムをメッセージの形にて
ブロードキャストする機能と、また同様にブロードキャ
ストされたプログラムを受信し、それが自内にて実行可
能であればプログラムエリア184102の開いているパーテ
ィション41024に格納し、オンラインで実行可能とする
機能を持つ。なお、この機能については、例えば、特開
昭61−285569号公報に詳述されている。
次に、CCU1851の構造及び機能について、第22図に従
い説明する。1852〜1853も同じ構造である。OS185101
は、プロセッサ1841のOSと同じく、ネットワークから取
り込まれたデータおよび自CCU内から発生したデータが
自己の管理下にあるプログラムを起動するのに必要であ
るかどうかを判断し、必要であればそのデータを渡して
起動し、またそれらプログラムの出力結果をネットワー
ク181へ出力する機能を持つ。一端末インタフェイスモ
ジュール185102は、OS185101と端末とのインタフェイス
をとるモジュールである。ユーザ対応画面管理テーブル
185103は、各ユーザがシステムのどの端末を利用中で、
受けるサービス種別は何であるか、についての情報を格
納したテーブルである。このテーブルのフォーマットは
第23図に示す通りであり、これを端末からの入力やCCU1
851の外からのメッセージに従い更新したり、その内容
をOSに渡したりする役割を果たすモジュールが図のテー
ブル管理モジュール185104である。
次に、本システムにおいてユーザが端末から必要なサ
ービスを受ける方法を説明する。ここでは、ユーザが端
末1861を使う場合を考える。
まず、ユーザは自らのIDコード(仮にXAXとする)の
登録を行なう。これは本システムの利用者が端末利用開
始の際に一回だけ行なう入力で、この入力は更新メッセ
ージとして、NCP1825を介してネットワーク181へブロー
ドキャストされる。その内容は、IDコードと、利用中の
端末ID(全システムで個有のもの)からなり、これは各
CCに取り込まれ、テーブル管理モジュールにより各々の
ユーザ対応テーブルに登録される。従って、テーブル更
新はどのCCUにおいても同様に行なわれる。
次に、ユーザは自らの求めるサービスの種別を入力す
る。この入力もまた更新メッセージとして同様にブロー
ドキャストされ、各CCUに取り込まれ、ユーザ対応テー
ブルに登録される。第23図(a)は、ユーザがサービス
種別AP2,AP4を登録した状態を示す。また、更新メッセ
ージの流れを、第25図の矢線7002で示す。この例では、
サービス種別AP2,AP4に対応するプログラムは共にプロ
セッサ1841のみにある。
次に、登録を済ませたユーザの端末1861へ、情報が出
力される方法について、第24図(c)に従い説明する。
ホスト計算機1841,1842からのオンラインデータは、プ
ロセッサ1841,1842内のプログラムによって様々に加工
され画面データとして出力されており、それらはサービ
ス種別コードAPによって区別される。そこで、これら画
像データを取り込んだOSは、ユーザ対応テーブルを参照
し、該サービス種別APがテーブルに登録されているか否
か、(ステップ241004)またそのサービスを受けること
になっているユーザが自CCU管理下の端末であるか否か
(ステップ241005)を確認し、もしいずれにしても当て
はまるなら、端末インタフェイスを介し該当する端末に
対し、画面データを出力する(ステップ241006)。この
例では端末1861には、コードAP2,AP4に当たる画面のみ
が表示される。この時のコードAP2,AP4に当たる画面デ
ータの流れは、第25図の矢線257001の通りである。
ここで、端末1861に障害が生じた場合を考える。この
時ユーザは別の端末、例えば1866へ移動し、ここよりID
を入力すれば、各CCUのユーザ対応テーブルは第23図
(a)から(b)のように更新され、以後コードAP2,AP
4に対応する画面は端末1866へと出力されることとな
る。以上説明したように、本実施例においては、端末に
障害が生じても別の端末へ移動し、自己のIDを入力すれ
ば、以前に入力した、求めるサービス種別を再入力する
ことなく求める画面を即座に呼び出すことができるとい
う効果がある。
なお、上記第3の実施例においては、各サービスを行
なうアプリケーションプログラムがシステムを通して1
つと仮定したが、同プログラムを多重化することができ
る。これを第4の実施例として以下説明する。
この場合、メッセージフォーマットは第26図のように
なる。ここで、IC191101,AP191102は第20図と同様であ
り、NHO261103は、このデータがオンラインデータであ
る場合はその送出源のホスト計算機番号(以下発生源番
号と称する。)であり、HC261104は同ホストで付せられ
る通し番号(以下発生源通番と称する。)である。プロ
セッサ内の各プログラムは、オンラインデータ加工後の
データにも、同じHNO,HCを付して送出する。また、各CC
Uは、アプリケーション識別発生源別に、受信した画面
データの最新受信通番を格納しておく通番テーブルを持
つ。第27図に、そのフォーマットの例を示す。
第4の実施例におけるCCUの動作が第3の実施例の場
合と異なるのは、第24図のステップ241005でyesとなっ
た時である。それ以降の処理は、データを、重複した
り、順序が狂わないように表示するためのもので整合化
処理と称する。第24図(d)に従い説明すると、以下の
ようになる。まず上記通番テーブルを参照し(ステップ
241007)、受信した画面データと同じアプリケーション
種別コード、すなわち、同じ発生源番号に対応する最新
受信通番を読み出し、画面データには付せられた発生源
通番と比較する。そして、テーブル上の通番の方が小さ
い時に限り(ステップ241008)、この画面データを端末
へ出力し(ステップ241006)、また通番テーブル上の最
新通番を更新する(ステップ241009)。またそうでなけ
れば、出力は行なわず、テーブルの更新もせずに終了す
る。
上記第4の実施例によれば、第3の実施例の効果に加
え例えばコードAP2、に対応するプログラムがプロセッ
サ1841,1842の双方に存在したとしても、その多重性を
端末では意識する必要がなく、プロセッサ1841,1842の
一方に障害が生じても、AP2のサービスに変わることな
く続行されるという効果がある。
上記第4の実施例においては、多重化しておきたいプ
ログラムは前もって別々のプロセッサに用意しておく必
要があったが、プロセッサの一方が障害による停止でな
く、計画停止であれば、事前の多重化なしでサービスを
続行できる。以下、プロセッサ1841を計画停止する場合
を例にとり、第5の実施例として、説明する。
本第5の実施例における、プロセッサ1841での計画停
止の手順は、第24図(a)に従い以下の通りである。な
お、プロセッサ1842も同様であるプロセッサのオペレー
タから計画停止のコマンドが入力されると、OSはまず、
自管理下にあるアプリケーションプログラム全てへ、新
たなデータを渡すのを抑止する(ステッ241010)。次
に、全アプリケーションが全ての処理を終え、出力を出
すか、または一定時間経過するまで待つ(ステップ2410
11,241012)。次に、この時点で正常終了したプログラ
ムをネットワーク181へブロードキャストする。また、
その他のプログラムは、異常であると考えられるので、
その旨を示すメッセージをブロードキャストする(ステ
ップ241013)。その後OSは自身のカーネルを停止し、CP
Uの動作を停止する。
一方、ブロードキャストされたプログラムを受信した
プロセッサ42のOSは、このプログラムが実行可能なエリ
アがあり、かつ同一のプログラムがないかどうかを判定
し、条件に合えば当該エリアへ格納する。この結果、そ
れまでプロセッサ1841上のみで動作していたプログラム
は、以後プロセッサ1842上で動作することとなる。
上記第5の実施例によれば、第3,第4の実施例におけ
る効果に加え、あらかじめ多重化されていないプログラ
ムの、計画停止時におけるサービスの無停止性が保障さ
れるという効果がある。なお、ここでは計画停止とした
が、第24図(a)に示す処理が可能であると仮定すれ
ば、障害時も有効である。また、プログラムの送出が、
計画停止処理の一環として行なわれず、停止前に独立し
た処理としてプログラム送出を行なうとしてもよい。
また、上記実施例においてはプログラムは宛先なしに
送出されるが、受け取り手を指定したリモートローディ
ングによっても、同様な効果がある。
また、例えばプロセッサに接続されているディスクな
どの機器を増設する場合、プロセッサを停止する必要が
あるが、上記第5の実施例によれば、プロセッサ停止期
間中でもそのプロセッサで実行されるプログラムを自動
的に別プロセッサで実行できるため、システムの拡張性
も向上する。
なお、第5の実施例で示した方式は第1図で示した構
成をもつシステムに対しても同様に適用可能である。
以上示したように本発明の第1の実施例によれば、ユ
ーザはプログラムがどのプロセッサのどのディスクに格
納されているかという物理構成を知ることなく、プログ
ラムを実行することができるため、ユーザにとっての使
い易さが大きく向上する。
また、第2の実施例によれば複数プロセッサからなる
システムに対し、オペレータが端末を使用して対話的に
業務を実行する際に、オペレータ使用中端末障害時に
も、任意の別の端末に移動し、業務を続行することが可
能となる。また、プログラムを多重起動し、それら多重
プログラムを対話的に実行することが可能となるため、
プロセッサ障害時もオペレータは意識することなく業務
を続行できる。
これより、システム内障害発生時も、オペレータはそ
のまま業務を続行することが可能となるため、使い勝手
が向上する。
また、第3〜第5の実施例によれば複数プロセッサと
複数端末制御装置CCUからなる分散処理システムにおい
て、端末障害が生じても、別の端末に移動して、改めて
求めるサービス種別を入力することなく同じサービスを
受けることが可能となる。また、プロセッサ側でアプリ
ケーションを多重実行することを可能とし、かつ多重化
されていなくても、プロセッサ単位の計画停止などの条
件下では、サービスの無停止性が保障されるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した分散処理システムの全体構成
図、第2図は本発明を実現するためのプログラム構成を
示す図、第3図,第4図は第1図に示したプログラムの
詳細構成例を示す図、第5図はネットワーク上を流れる
メッセージのフォーマットを示す図、第6図は第4図に
示した入力テーブルの構成例を示す図、第7図,第8図
は本発明の内容を説明するための処理フローチャート、
第9図は第3図に示した実行パラメータテーブルの構成
例を示す図、第10図は送信要求発生時の回線制御部の処
理フローチャート、第11図はプロセッサ内部構成を示す
図、第12図はシステム構成図、第13図はメッセージフォ
ーマットを示す図、第14図,第15図は本発明の処理フロ
ーを示す図、第16図は第1の実施例でのメッセージフロ
ーを示す図、第17図は第2の実施例でのメッセージフロ
ーを示す図、第18図は本発明の実施例におけるシステム
構成図、第19図,第20図は本発明の第3の実施例におけ
るメッセージフォーマット図、第21図はプロセッサ内の
モジュール・テーブル構成図、第22図はCCUのモジュー
ル・テーブル構成図、第23図はユーザ対応画面管理テー
ブルのフォーマット図、第24図は本発明の3つの実施例
における処理フロー図、第25図は第3の実施例における
メッセージの流れを示す図、第26図は第4の実施例にお
けるメッセージフォーマット図、第27図は通番テーブル
のフォーマット図である。 CC……内容コード、IC……データ種別識別コード、APC
……プログラム対応コード、AP……アプリケーション識
別コード、ID……識別子、HNO……発生源番号、SI……
発生源情報、HC……発生源通番、PNO……プロセッサ番
号、TNO……端末番号、SN……通番、Data……データ
部。
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 靖雄 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 河野 克己 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 小倉 宏之 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 竹内 増幸 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株式会社日立製作所ソフトウェア工場内 (72)発明者 藤瀬 洋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株式会社日立製作所ソフトウェア工場内 (72)発明者 笠嶋 広和 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 寺西 優子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1090番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (72)発明者 樋口 善彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株式会社日立製作所ソフトウェア工場内 (56)参考文献 特開 昭62−121538(JP,A) 特開 昭63−30956(JP,A) 特開 昭63−158630(JP,A) 特開 昭64−7251(JP,A) 特開 昭63−85854(JP,A) 特開 昭61−184652(JP,A) 特開 昭57−150019(JP,A) 特開 昭63−95749(JP,A) 特開 平1−194054(JP,A) 特開 平1−161567(JP,A) 特開 平1−113851(JP,A) 特開 昭63−45668(JP,A) 特開 昭63−99650(JP,A) 特開 昭61−273046(JP,A) 特開 昭62−147527(JP,A) 特開 昭62−150455(JP,A) 特開 昭63−133249(JP,A) 特開 昭61−261941(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 15/177 681 EPAT(QUESTEL) WPI(DIALOG)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサと、該プロセッサを接続
    し、該プロセッサ間でメッセージの交換を行なう伝送媒
    体と、上記プロセッサの少くとも2つのそれぞれと対応
    して設けられ、対話を行なうための端末とを備えた分散
    処理システムにおいて、 上記伝送媒体に流れるメッセージが、自己のプロセッサ
    に関係するものであるか否かを判定し、 関係する場合には、該メッセージを取り込み、 取り込んだメッセージの内容に基づき、関係するプログ
    ラムの実行に必要なパラメータを生成し、 生成したパラメータを関係するプログラムと対応づけて
    記憶し、 上記端末からの起動により、上記記憶されたパラメータ
    を基に、関連するプログラムを実行することを特徴とす
    る対話処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の対話処理方法において、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記判定は、前記内容コードに基づいて実行することを
    特徴とする対話処理方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の対話処理方法において、 前記伝送媒体は、バス型ネットワークであることを特徴
    とする対話処理方法。
  4. 【請求項4】伝送路に接続された複数台の対話型処理を
    行うワークステーションにより、一連の処理を分散して
    行う分散処理システムにおいて、 各ワークステーションは、上記共通伝送路上を流れるメ
    ッセージが自ワークステーション内に格納されているプ
    ログラムに関係するものであるか否かを判定するステッ
    プと、 関係する場合には該メッセージを取り込み、該取り込ん
    だメッセージ内容に基づき、自ワークステーション内の
    関係するプログラムの実行に必要なパラメータを生成す
    るステップと、 該生成したパラメータを関係するプログラムと対応づけ
    て記憶するステップとを実行することを特徴とする対話
    処理方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の対話処理方法において、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記判定は、前記内容コードに基づいて実行することを
    特徴とする対話処理方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の対話処理方法において、 前記伝送媒体は、バス型ネットワークであることを特徴
    とする対話処理方法。
  7. 【請求項7】共通伝送路に接続された複数台の対話型処
    理を行うワークステーションにより、一連の処理を分散
    して行う分散処理システムにおいて、 各ワークステーションは、上記共通伝送路上を流れるメ
    ッセージが自ワークステーション内に格納されているプ
    ログラムに関係するものであるか否かを判定する手段
    と、関係する場合には該メッセージを取り込み、該取り
    込んだメッセージ内容に基づき、自ワークステーション
    内の関係するプログラムの実行に必要なパラメータを生
    成する手段と、該生成したパラメータを関係するプログ
    ラムと対応づけて記憶する手段とを備えたことを特徴と
    する分散処理システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の分散処理システムにおい
    て、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記判定する手段は、前記内容コードに基づいて判断す
    ることを特徴とする分散処理システム。
  9. 【請求項9】請求項7記載の分散処理システムにおい
    て、 前記共通伝送路は、バス型ネットワークであることを特
    徴とする分散処理システム。
  10. 【請求項10】複数のプロセッサと、該プロセッサを接
    続し、該プロセッサ間でメッセージの交換を行なう伝送
    媒体と、上記プロセッサの少くとも2つのそれぞれと対
    応して設けられ、対話を行なうための端末とを備えた分
    散処理システムにおいて、 上記端末対応プロセッサのそれぞれは、上記伝選媒体に
    流れるメッセージが、自己のプロセッサに関係するもの
    であるか否かを判定し関係する場合には、該メッセージ
    を取り込む手段と、取り込んだメッセージの内容に基づ
    き、関係するプログラムの実行に必要なパラメータを生
    成する手段と、生成したパラメータを関係するプログラ
    ムと対応づけて記憶する手段と、上記端末からの起動に
    より、上記記憶されたパラメータを基に、関連するプロ
    グラムを実行する手段とからなる分散処理システム。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の分散処理システムにお
    いて、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記取り込むする手段は、前記内容コードに基づいて自
    己のプロセッサに関係するものか否かを判定することを
    特徴とする分散処理システム。
  12. 【請求項12】請求項11記載の分散処理システムにおい
    て、 前記伝送路は、バス型ネットワークであることを特徴と
    する分散処理システム。
  13. 【請求項13】伝送路を介して接続された複数の情報処
    理装置で構成され、前記複数の情報処理装置により一連
    の処理を実行する分散処理システムにおける情報処理装
    置において、 上記伝送路上を流れるメッセージが当該情報処理装置内
    に格納されているプログラムに関係するものであるか否
    かを判定する手段と、 関係する場合には該メッセージを取り込み、該取り込ん
    だメッセージ内容に基づき、当該情報処理装置内の関係
    するプログラムの実行に心裏なパラメータを生成する手
    段と、 該生成したパラメータを関係するプログラムと対応づけ
    て記憶する手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の情報処理装置におい
    て、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記判定する手段は、前記内容コードに基づいて判定す
    ることを特徴とする。
  15. 【請求項15】請求項14記載の情報処理装置において、 前記伝送路は、バス型ネットワークであることを特徴と
    する情報処理装置。
  16. 【請求項16】複数のプロセッサと、該プロセッサを接
    続し、該プロセッサ間でメッセージの交換を行なう伝送
    媒体と、上記プロセッサの少くとも2つのそれぞれと対
    応して設けられ、対話を行なうための端末とを備えた分
    散処理システムにおけるプロセッサにおいて、 上記伝選媒体に流れるメッセージが、当該プロセッサに
    関係するものであるか否かを判定し関係する場合には、
    該メッセージを取り込む手段と、 取り込んだメッセージの内容に基づき、関係するプログ
    ラムの実行に必要なパラメータを生成する手段と、 生成したパラメータを関係するプログラムと対応づけて
    記憶する手段と、 上記端末からの起動により、上記記憶されたパラメータ
    を基に、関連するプログラムを実行する手段とからなる
    プロセッサ。
  17. 【請求項17】請求項16に記載のプロセッサにおいて、 前記メッセージには、当該メッセージの内容を示す内容
    コードが付加されており、 前記取り込むする手段は、前記内容コードに基づいて自
    己のプロセッサに関係するものか否かを判定することを
    特徴とするプロセッサ。
  18. 【請求項18】請求項16記載のプロセッサにおいて、 前記伝送路は、バス型ネットワークであることを特徴と
    するプロセッサ。
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