JPH09198227A - 情報処理システム及びその方法及び装置 - Google Patents

情報処理システム及びその方法及び装置

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JPH09198227A
JPH09198227A JP8005403A JP540396A JPH09198227A JP H09198227 A JPH09198227 A JP H09198227A JP 8005403 A JP8005403 A JP 8005403A JP 540396 A JP540396 A JP 540396A JP H09198227 A JPH09198227 A JP H09198227A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の情報処理装置間で画面を共有する共同作
業環境において、該複数の情報処理装置の表示能力が異
なる場合においても、好適な共有画面の表示を可能とす
る。 【解決手段】サーバ側及びクライアント側の装置のそれ
ぞれにおいて共有領域表示データが格納される。サーバ
側では、共有領域表示データの表示がなされると共に、
該共有領域の表示の一部が部分領域として指定される。
クライアント側は、共有領域表示データのうち、上記部
分領域に相当する部分を表示する。サーバ側において、
共有カーソルの指示によって部分領域が移動するとスク
ロール要求がクライアント側に発行される(ステップS
101、102)。そして、このスクロール要求に基づ
いて、クライアント側の部分領域の表示が更新される
(ステップS103〜S105)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆網やLANな
どのネットワークに接続された複数台のコンピュータ間
で画面表示やデータを共有して共同作業を行うための情
報処理システム及び方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆網やLANなどのネット
ワークに接続された複数台のコンピュータ間で共同の操
作環境を提供するアプリケーションである、アプリケー
ション・画面共有システムが知られている。このよう
な、アプリケーション・画面共有システムは、テレビ会
議システムやコラボレーションシステムで利用されるア
プリケーションが代表的であり、サーバ側装置とクライ
アント側装置で構成される。サーバ側装置は、両者で共
有しようとするアプリケーションを持ち、描画データや
作業データを各クライアント装置に転送する機能を備え
る。また、クライアント側装置は、サーバ側から送られ
た描画データを自画面に表示させ、共有しているアプリ
ケーションに対する入力をサーバ側に転送する機能を備
える。
【0003】この種の共同作業用のシステムでは、サー
バ側で起動されているアプリケーションの表示画面の一
部または全部をクライアント側の画面に表示させ、サー
バ側とクライアント側とで同じアプリケーションを利用
して共同作業を行う。サーバ側はクライアント側に表示
させる領域を指定し、この領域内に表示させたサーバ側
の画面に表示されたイメージをクライアント側に転送し
てクライアント側の画面に表示させることによって画面
の供給を行う。
【0004】この共有領域内で表示されるマウスカーソ
ルは共有カーソルと呼ばれ、共有領域内での操作は、共
有カーソルを操作して行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなアプリケーション・画面共有システムにおいて
は、サーバ側とクライアント側との間でその表示装置の
解像度が異なる場合に、クライアント側の画面表示でサ
ーバ側から指定された共有領域の大きさを確保すること
ができない場合が発生しうる。そして、このようにクラ
イアント側が指定された共有領域の大きさを確保してい
ない場合、サーバ側に表示されている共有領域内の共有
カーソルが操作されて、その描画位置が変更されたとき
に、この共有カーソルを表示させることが出来なくなる
可能性が有る。
【0006】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、複数の情報処理装置間で画面を共有する共同作
業環境において、該複数の情報処理装置の表示能力が異
なる場合においても、好適な共有画面の表示を可能とす
る情報処理システム及びその方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、複数の情報処
理装置間で共有されている画面領域を示す共有領域の移
動を該複数の情報処理装置の少なくとも一つより指示
し、該共有領域の移動後の内容で他の情報処理装置の共
有画面を更新することを可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の情報処理システムは以下の構成を備える。
即ち、複数の情報処理装置間において画面表示データの
少なくとも一部を共有領域として共有する情報処理シス
テムであって、第1の情報処理装置において、前記共有
領域を表示すると共に、該共有領域の少なくとも一部を
部分領域として指定する指定手段と、前記指定手段で指
定された部分領域を第2の情報処理装置において表示す
る表示手段と、前記部分領域の前記共有領域に対する相
対的な位置を変更する変更手段と、前記第2の表示手段
による表示内容を、前記変更手段で変更された部分領域
の位置に対応する前記共有領域の画像で更新する更新手
段とを備える。
【0009】また、上記の目的を達成する本発明の情報
処理装置は、他の情報処理装置と画面表示データの少な
くとも一部を共有領域として共有する情報処理装置であ
って、前記共有領域を表示すると共に、該共有領域の少
なくとも一部を部分領域として指定する指定手段と、前
記共有領域の表示データと、前記部分領域に関する情報
を前記他の情報処理装置へ出力する第1出力手段と、前
記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変更
する変更手段と、前記変更手段で変更された部分領域に
関する情報を前記他の情報処理装置に出力する第2出力
手段とを備える。
【0010】更に、上記の目的を達成する本発明の他の
構成の情報処理装置は、他の情報処理装置と画面表示デ
ータの少なくとも一部を共有領域として共有する情報処
理装置であって、前記共有領域の表示データを格納する
格納手段と、前記共有領域の少なくとも一部である部分
領域の表示データを前記共有領域の表示データより抽出
して表示する表示手段と、前記部分領域の前記共有領域
に対する位置に関する情報を前記他の情報処理装置より
入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された
情報で示される部分領域の表示データを前記共有領域の
表示データより抽出し、部分領域の表示を更新する更新
手段とを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の好適
な一実施形態を説明する。
【0012】図1は本実施形態のアプリケーション・表
示画面共有システムを構成する情報処理装置の概略の構
成を表すブロック図である。同図において、1はCPU
であり、ROM2あるいはRAM3に格納された制御プ
ログラムに基づいて種々の処理を実行する。2はROM
であり、CPU1が実行するための各種制御プログラム
やデータが格納されている。3はRAMであり、外部記
憶装置4よりロードされたCPU1が実行するための制
御プログラムを格納したり、CPU1の作業領域を提供
する。4は外部記憶装置であり、例えばハードディスク
で構成され、各種データ、制御プログラムを格納する。
【0013】5は入力部であり、キーボード、マウス等
のポインティングデバイスで構成される。6は表示器で
あり、共有画面を含む各種の表示を行う。7はインター
フェースであり、他の情報処理装置との間で必要なデー
タの授受を行う。8はシステムバスであり、上記の各構
成を相互に通信可能に接続する。本実施形態では、サー
バ側の装置もクライアント側の装置も、図1の如き構成
を備えるものとして説明を行う。
【0014】図2は、本実施形態のアプリケーション・
表示画面共有システムのサーバ側装置の機能構成を示す
ブロック図である。また、図3は、本実施形態のアプリ
ケーション・表示画面共有システムのクライアント側装
置の機能構成を示すブロック図である。以下に示す各機
能は、CPU1がROM2あるいはRAM3に格納され
た制御プログラムを実行することによって達成される。
なお、図2と図3においてその機能が等価な構成には同
一の番号を付し、サーバ側装置の構成にはaの添字を、
クライアント側装置の構成にはbの添字をつけて示すこ
とにする。
【0015】図2において、101aは入力制御部であ
り、コンピュータに接続されているマウスやキーボード
などの入力部5よりの入力信号を処理し、入力操作情報
を生成する。入力制御部101aで生成した入力操作情
報は、共有領域指定部102、制御コマンド転送部10
3a、共有アプリケーション選択部104、表示領域選
択部107aに伝達される。共有領域指定部102は、
サーバ側装置の表示器6に表示されている画像からクラ
イアント側と共有する領域を指定するものであり、この
共有領域指定部102で指定された領域の画像をサーバ
側装置とクライアント側装置とで共有することになる。
【0016】制御コマンド転送部103aは、共有して
いる画面内で行われた操作をコマンドとしてサーバ側装
置とクライアント側装置との間で送受信するものであ
る。従って、制御コマンド転送部103aの出力はクラ
イアント側の制御コマンド転送部に送信されることにな
る。共有アプリケーション選択部104は、クライアン
ト側と共有するアプリケーションを選択するための構成
であり、サーバ側が備えている外部記憶装置4やRAM
3あるいはROM2(以後、これらを総称して記憶装置
とする)に接続される。これら記憶装置には、クライア
ント側と共有するアプリケーションプログラム(10
5、106)が格納されている。
【0017】表示領域選択部107aは、サーバ側の表
示器6に表示されている共有領域からクライアント側の
画面上に表示させる部分領域を選択するものである。本
例では部分領域として矩形の領域を選択するものとす
る。なお、表示領域選択部107aは、制御コマンド転
送部103aと、共有領域描画部108aとに接続され
る。制御コマンド転送部103aは表示領域選択部10
7aによって選択された部分領域に関する情報を制御コ
マンドとしてクライアント側装置に転送する。また、共
有領域描画部108aは、共有領域内の描画処理を行う
と共に、表示領域選択部107aによって選択された部
分領域を表示器6の表示上で枠等を用いて示し、当該部
分領域をサーバ側において認識できるようにするもので
ある。
【0018】また、クライアント側と共有しようとする
アプリケーションは、共有領域表示データ109aとも
関連づけられている。この共有領域表示データ109a
は、クライアント側に表示させるための表示データであ
り、外部記憶装置4あるいはRAM3に格納されること
になる。共有領域表示データ109aは、描画データを
クライアント側に転送するためのデータ転送部110a
に出力され、ここからクライアント側に出力される。
【0019】次に、図3を用いてクライアント側装置の
機能構成を説明する。なお、その機能が等価な構成がサ
ーバ側にも備えられている場合には、図2における構成
と同一の番号を用い、添字としてbを付した。また、ク
ライアント側の構成は、サーバ側に等価な機能を持つ構
成が備わっている場合であってもサーバ側とこれらを共
有することはしない。
【0020】入力制御部101bは、入力部5を用いて
なされた共有領域に対する操作情報を管理する構成であ
る。入力制御部101bは制御コマンド転送部103b
と表示領域選択部107bとに操作情報を伝達する。制
御コマンド転送部103bは、サーバ側から転送された
制御コマンドを受信し、また、共有領域に対するクライ
アント側からの操作情報をサーバ側に転送する。なお、
制御コマンド転送部103bの出力は表示領域選択部1
07bに出力される。表示領域選択部107bは、サー
バ側より受信した共有領域、部分領域に関する情報に基
づいて共有領域描画部108bによる共有領域の表示を
制御する。
【0021】110bは、サーバ側から転送された描画
データを受信するデータ転送部であり、サーバ側と共有
する描画データ(共有領域表示データ109b)に接続
される。なお、この共有領域表示データ109bは、外
部記憶装置4あるいはRAM3に一時的に保存されるデ
ータである。共有領域表示データ109bは、共有領域
描画部108bに接続される。共有領域描画部108b
は、外部記憶装置4あるいはRAM3に記憶されている
共有領域表示データ109bのうちの、表示領域選択部
107bによって指定されている部分領域を表示器6上
に描画する。
【0022】以上のような構成を備える本実施形態のシ
ステムについて、その特徴的な動作を説明する。
【0023】<共有の開始>図4は、本実施形態におけ
るサーバ側装置の共有開始時の動作手順を表すフローチ
ャートである。また、図5は、本実施形態におけるクラ
イアント側装置の共有開始時の動作手順を表すフローチ
ャートである。以下、図4、図5を参照しながら、本シ
ステムにおける共有開始時の動作を説明する。
【0024】まず、サーバ側で入力部5を用いてマウス
のドラッグ操作を行い共有領域と部分領域の設定を行う
と、入力制御101aによって共有領域指定部102に
クライアント側と共有しようとする領域情報が入力され
る(ステップS11)。また、ここで、部分領域に関す
る情報が入力されると、表示領域選択部107aによっ
て部分領域が設定される。また、このとき、設定された
共有領域に基づいて、サーバ側の表示器6上に共有領域
のウインドウが表示される(ステップS12)。更に、
設定された共有領域と部分領域の情報は、制御コマンド
転送部103aからクライアント側に出力される(ステ
ップS13)。
【0025】以上のようにして、サーバ側から転送され
た制御コマンドは、クライアント側の制御コマンド転送
部103bに入力され、画面に共有領域を描画するため
のコマンドとして表示領域選択部107bに入力され
る。そして、共有領域描画部108bにおいて共有表示
を行うためのウインドウが描画される。
【0026】上記のクライアント側の動作を、図5のフ
ローチャートを参照して説明すると、クライアント側装
置は、共有領域、部分領域情報(制御コマンド)の受信
を待っており(ステップS31)、これらが受信される
ことでステップS32へ進む。ステップS32では、受
信した情報に部分領域の情報が含まれるか否かを判断
し、部分領域の情報が含まれていれば当該部分領域情報
に基づいて共有表示用のウインドウ(ここでは部分領域
を表示するためのウインドウ)を表示する(ステップS
32、S33)。また、部分領域の情報が含まれていな
ければ、そのまま共有領域表示データの受信待ちに移行
する(ステップS34)。
【0027】一方、設定された共有領域、部分領域に関
する情報の送信を終えたサーバ側装置において、入力部
101aを介して共有すべきアプリケーションが選択さ
れると、ROM2、RAM3、外部記憶装置4のいずれ
かに格納されているアプリケーション105もしくは1
06が共有アプリケーション選択部104によって起動
される(ステップS14)。そして、起動されたアプリ
ケーションによる画面表示内容が共有領域表示データ1
09aとしてRAM3もしくは外部記憶装置4に伝達、
格納される(ステップS15)。更に、データ転送部1
10aによって共有領域表示データ109aが描画デー
タとしてクライアント側に転送される(ステップS1
6)。
【0028】また、共有領域表示データ109aは、共
有領域描画部108aによって、ステップS11で設定
された共有領域表示用のウインドウに描画される(ステ
ップS17)。このとき、部分領域が設定されていれ
ば、当該部分領域が共有領域のどの部分に存在するかを
示す表示がなされる。これは、例えば、図6の参照番号
401のように、共有領域内の部分画像の該当部分に枠
を表示する等して実現される(ステップS18、S1
9)。
【0029】クライアント側ではサーバ側より転送され
た共有領域表示データ109aをデータ転送部110b
より入力し、共有領域表示データ109bとして、クラ
イアント側装置の記憶装置(RAM3もしくは外部記憶
装置4)に、共有領域全体を描画するためのデータとし
て格納される(ステップS34、S35)。
【0030】更に、サーバ側に表示されている共有領域
全体の内、クライアント側からも共有することができる
領域(即ち、部分領域)がサーバ側によって指定されて
いる場合には、表示領域選択部107bの制御によっ
て、共有領域描画部108bが共有領域表示データ10
9bからクライアント側で描画するのに必要な部分のデ
ータを読み出し、クライアント側の表示器6上の部分領
域のウインドウに描画を行う(ステップS36、S3
7)。
【0031】以上のようにして、サーバ側とクライアン
ト側との間でアプリケーションの共有を始めることがで
きる。なお、上記手順では、サーバ側の共有領域の設定
時に部分領域を設定するようにしているが、部分領域の
設定は共有領域の表示後であっても設定が可能である。
そして、この部分領域の設定によってクライアント側に
共有画面が表示されることになる。
【0032】サーバ側とクライアント側との間で、サー
バ側で保持されているアプリケーションが共有されてい
ると、サーバ側での画面表示は図6あるいは図7のよう
になる。図6は、サーバ側において、共有領域用のウィ
ンドウの中で表計算のアプリケーションが実行されてい
る状態を示す図である。また、図7はサーバ側における
共有領域用のウインドウ中の部分領域の存在箇所を示す
他の手法を説明する図である。
【0033】図6では、Shareという共有領域表示
用のウインドウに、表計算のアプリケーションによる表
示が行われている。401は、クライアント側の共有領
域内で表示されている領域(部分領域)を示す枠線であ
る。即ち、サーバ側の共有領域の内、枠線401の内部
がクライアント側の共有領域表示用のウインドウに表示
されていることになる。402は、共有しているアプリ
ケーションに対する入力指示が行われるときに使用され
る共有カーソルである。
【0034】一方、図7の501は、サーバ側で表示さ
れている共有領域の内、クライアント側に表示されてい
る領域の位置関係を表わすため表示ウインドウである。
502は、表示ウィンドウ501の大きさが共有領域全
体をあらわしているとした場合に、クライアント側の共
有領域に表示されている領域(部分領域)を相対的に表
示する、表示領域矩形である。なお、表示ウインドウ5
01と表示領域矩形502の大きさの比は、共有領域と
部分領域の大きさに対応する。
【0035】また、図8は、クライアント側の共有領域
の表示例を表す図である。図6、図7の如く部分領域が
設定された場合に、クライアント側の部分領域表示用の
ウインドウにおける表示状態が示されている。サーバ側
で指定された部分領域内の描画データが、クライアント
側の共有領域内に表示されている。
【0036】<表示領域の選択>次に、本実施形態にお
ける表示領域の選択について説明する。
【0037】図9は、本実施形態のアプリケーション・
画面共有システムの動作を示すフローチャートである。
【0038】まず、サーバ側とクライアント側との間で
アプリケーションが共有されているときに、サーバ側か
ら、クライアント側で表示される共有領域をスクロール
させる要求(スクロール要求)が発生した場合を考える
(ステップS101)。このスクロール要求は、入力部
5を介して入力された指示に基づいて、入力制御部10
1aが部分領域の移動要求を発生し、該移動要求が表示
領域選択部107aに入力されることによって発生す
る。これは、図6あるいは図7の状態において、例えば
表示領域矩形401あるいは502に対してマウスドラ
ッグ操作が行われたことを意味する。
【0039】移動要求を受け付けた表示領域選択部10
7aは、部分領域の表示を移動すると共に、部分領域の
移動後の位置情報を含むスクロール要求を発行する。こ
のスクロール要求は制御コマンド転送部103aに入力
され、新たな部分領域の描画位置が制御データとしてク
ライアント側に転送される(ステップS102)。
【0040】共有カーソル制御中のクライアント側装置
は、スクロール要求の発生待ち状態となっている(ステ
ップS103、S104)。制御コマンド転送部103
bにおいて上記制御データが受信されると、表示領域選
択部107bに新たな描画位置を指定するスクロール要
求が出力される(ステップS104、S105)。
【0041】スクロール要求を受けた表示領域選択部1
07bは、共有領域描画部108bを制御して、新たな
描画位置に対応する描画データを共有領域表示データ1
09bより抽出し、新たな描画データを出力する。この
結果、クライアント側の表示器6上の共有画面表示が更
新されることになる(ステップS105)。
【0042】このようにして、サーバ側の表示領域矩形
502として指定された共有領域内の新しい位置が、ク
ライアント側の共有領域内に描画される。
【0043】以上の動作に関して、図6における、サー
バ側の共有領域内にある共有カーソル402が操作され
た場合を例に挙げて、この場合のクライアント側での画
面スクロールを図10及び図11を用いてより具体的に
説明する。
【0044】まず、サーバ側で共有領域内にある共有カ
ーソル402が入力部5を用いて図10のような位置に
移動操作されたとする。サーバ側における共有カーソル
402の動きはクライアント側の共有カーソルに反映さ
れ、その結果図10のような状態になる。その処理過程
を説明すると、共有領域内で共有カーソル402の位置
が変化すると、その位置情報が制御コマンド転送部10
3aに入力される。すると、共有カーソル402の位置
情報が制御データとして制御コマンド転送部103aか
らクライアント側の制御コマンド転送部103bに入力
される。この制御コマンドに基づいて、クライアント側
において共有カーソルが移動する。
【0045】ここで、共有カーソル402に関する制御
データが、該共有カーソルがクライアント側に表示され
ている共有領域(部分領域)の外に出てしまうような位
置に移動することを示す場合には、クライアント側で表
示されている部分領域の描画データを現在の共有カーソ
ル402の位置を中心とする位置までスクロールさせる
ためのスクロール要求が表示領域選択部107aで発行
される。このスクロール要求は制御コマンド転送部10
3aよりクライアント側の制御コマンド転送部103b
へ転送される。そして、制御コマンド転送部103bか
ら表示領域選択部107bに当該スクロール要求が出力
される。ここで、クライアント側装置が共有カーソル制
御中(共有カーソル表示を行っている状態)であれば、
クライアント側の部分領域表示の更新が行われることに
なる。
【0046】部分領域表示の更新では、表示領域選択部
107bの制御によって、共有領域描画部108bが新
たな描画位置に対応する描画データを共有領域表示デー
タ109bから取り出し、部分領域の表示データとして
新たな描画データを出力する。この結果、図11に示す
ようにクライアント側の共有領域内は新しい描画データ
で再描画されることになる。
【0047】このようにして、共有カーソル402が操
作されることによって、クライアント側の共有領域内に
描画されている描画データを、共有カーソル402の新
たな位置を表示領域の中心に位置させるようにスクロー
ルさせることができる。
【0048】更に、図12のように、クライアント側で
表示されている共有領域の外に画面をスクロールさせる
ための入力部101bを備えて、この入力部101bが
クライアント側で操作された場合にもクライアント側共
有領域内のスクロールを実施させることが同様に可能で
ある。
【0049】この場合、クライアント側で変更された部
分領域の位置が制御コマンド転送部103b,103a
を介してサーバ側へ伝達され、表示領域選択部107a
における部分領域の情報が更新される。この部分領域の
情報は共有領域描画部108aに出力され、部分領域の
存在位置を示す表示が更新される。
【0050】以上説明したように本実施形態によれば、
サーバ側とクライアント側とで共有しているカーソルが
走査されたときにクライアント側で表示されている共有
領域内の描画データを自動的に更新させることができる
ようになる。更に、サーバ側とクライアント側とで表示
画面の大きさが異なる場合であっても両者の間で同じ画
面を表示することができるようになり、アプリケーショ
ン・画面共有システムを快適に利用することができる、
という効果がある。
【0051】なお、上記実施形態ではサーバ側にて部分
領域の大きさを決定するがクライアント側にて部分領域
の決定を行うようにしても良い。この場合、入力制御部
101bよりの部分領域の指定入力により表示領域選択
部107bが部分領域を決定し、ソの大きさ、位置をサ
ーバへ出力して、共有領域、部分領域が共有されること
になる。
【0052】また、クライアント側の部分領域のスクロ
ールは、共有カーソルの操作中とした。しかし、共有カ
ーソル操作中でない場合であっても、サーバからのスク
ロール要求の発生に従って部分領域のスクロールを実行
するようにしても良い。
【0053】また、クライアント側からの部分領域の移
動操作として、図12に示すようにスクロールバーを使
用する方法を示したが、クライアント側の共有カーソル
の移動に応じてスクロールを実行するように構成しても
よい。
【0054】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0055】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0056】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0057】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0058】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0060】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図13、図14のメモリマップ例に示す各モ
ジュールを記憶媒体に格納することになる。
【0061】図13はサーバ側の情報処理装置に提供す
べきプログラムモジュールを格納したメモリマップ例を
示す図である。同図に示されるように、少なくとも「指
定処理」「第1出力処理」「変更処理」および「第2出
力処理」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体
に格納すればよい。このプログラムコードは、クライア
ント側装置と画面表示データの少なくとも一部を共有領
域として共有するサーバ側装置のプログラムコードであ
り、指定処理は共有領域を表示すると共に、この共有領
域の少なくとも一部を部分領域として指定する処理を実
現する。また、第1出力処理は、共有領域の表示データ
と、部分領域に関する情報をクライアント側の装置へ出
力する処理を実現する。更に、変更処理は、部分領域の
共有領域に対する相対的な位置の変更を実現する。そし
て、第2出力処理は、変更処理で変更された部分領域に
関する情報をクライアント側の装置に出力する処理を実
現する。
【0062】また、図14はクライアント側の情報処理
装置に提供すべきプログラムモジュールを格納したメモ
リマップ例を示す図である。同図に示されるように、少
なくとも、「格納処理」「入力処理」「表示処理」及び
「更新処理」の各モジュールのプログラムコードを記憶
媒体に格納すれば良い。このプログラムコードは、サー
バ側の装置と画面表示データの少なくとも一部を共有領
域として共有するクライアント側装置の情報処理を実現
するものである。格納処理は、共有領域の表示データを
RAM、外部記憶装置等に格納する。表示処理は、共有
領域の少なくとも一部である部分領域の表示データを共
有領域の表示データより抽出して表示する。入力処理
は、部分領域の共有領域に対する位置に関する情報をサ
ーバ側装置より入力する。そして、更新処理は、入力処
理によって入力された情報で示される部分領域の表示デ
ータを格納されている共有領域の表示データより抽出
し、当該部分領域の表示内容を更新する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の情報処理装置間で画面を共有する共同作業環境に
おいて、該複数の情報処理装置の表示能力が異なる場合
においても、表示すべき部分領域を設定できるので、好
適な共有画面の表示が可能となる。
【0064】また、本発明によれば、複数の情報処理装
置間で共有されている画面領域を示す共有領域の移動を
該複数の情報処理装置の少なくとも一つより指示し、該
共有領域の移動後の内容で他の情報処理装置の共有画面
を更新することが可能となり、操作性が向上する。
【0065】また、第1及び第2の情報処理装置で共有
される共有カーソルの移動に基づいて部分領域の位置が
変更されるようにすれば、共有カーソルが表示領域外へ
飛び出したりして表示されなくなるというような事態を
防止できる。
【0066】また、移動後の共有カーソルが部分領域の
中心に来るように部分領域を移動するようにすれば、注
目すべき部分領域を適切に表示することが可能となる。
【0067】また、第1の情報処理装置において表示さ
れる共有領域中で共有カーソルが移動し、前記部分領域
の外へ該共有カーソルが出た場合に該部分領域を移動す
るようにすれば、共有カーソルの移動に伴って部分領域
の表示が過度に更新されるのを防止できる。
【0068】また、第2の情報処理装置において表示さ
れている部分領域に対して、スクロールを指示すること
で前記部分領域の位置を変更するようにすれば、クライ
アント側からも部分領域の更新を指示できるので操作性
が向上する。
【0069】また、第1の情報処理装置(例えばサーバ
側装置)において、共有領域中における部分領域の位置
を示す位置表示手段を更に備えるように構成すれば、他
の情報処理装置(例えばクライアント側装置)におい
て、現在どの部分が表示されているかを認識することが
でき、操作性が向上する。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のアプリケーション・表示画面共有
システムを構成する情報処理装置の概略の構成を表すブ
ロック図である。
【図2】本実施形態のアプリケーション・表示画面共有
システムのサーバ側装置の機能構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本実施形態のアプリケーション・表示画面共有
システムのクライアント側装置の機能構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本実施形態におけるサーバ側装置の共有開始時
の動作手順を表すフローチャートである。
【図5】本実施形態におけるクライアント側装置の共有
開始時の動作手順を表すフローチャートである。
【図6】サーバ側において、共有領域用のウィンドウの
中で表計算のアプリケーションが実行されている状態を
示す図である。
【図7】サーバ側における共有領域用のウインドウ中の
部分領域の存在箇所を示す他の手法を説明する図であ
る。
【図8】クライアント側の共有領域の表示例を表す図で
ある。
【図9】本実施形態のアプリケーション・画面共有シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図10】サーバ側の共有領域内にある共有カーソルが
操作された場合のクライアント側での画面スクロールを
説明する図である。
【図11】サーバ側の共有領域内にある共有カーソルが
操作された場合のクライアント側での画面スクロールを
説明する図である。
【図12】クライアント側の操作によって共有領域内の
スクロールを実施させるためのクライアント側の表示画
面例を表す図である。
【図13】サーバ側の情報処理装置に提供すべきプログ
ラムモジュールを格納したメモリマップ例を示す図であ
る。
【図14】クライアント側の情報処理装置に提供すべき
プログラムモジュールを格納したメモリマップ例を示す
図である。
【符号の説明】
101a、101b 入力制御部 102 共有領域指定部 103a、103b 制御コマンド転送部 104 共有アプリケーション選択部 105、106 アプリケーションプログラム 107a、107b 表示領域選択部 108a、108b 共有領域描画部 109a、109b 共有領域表示データ 110a、110b データ転送部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理装置間において画面表示
    データの少なくとも一部を共有領域として共有する情報
    処理システムであって、 第1の情報処理装置において、前記共有領域を表示する
    と共に、該共有領域の少なくとも一部を部分領域として
    指定する指定手段と、 前記指定手段で指定された部分領域を第2の情報処理装
    置において表示する表示手段と、 前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変
    更する変更手段と、 前記第2の表示手段による表示内容を、前記変更手段で
    変更された部分領域の位置に対応する前記共有領域の画
    像で更新する更新手段とを備えることを特徴とする情報
    処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の情報処理装置はサーバ側装置
    であり、前記第2の情報処理装置はクライアント側装置
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記変更手段は、前記第1及び第2の情
    報処理装置で共有される共有カーソルの移動に基づいて
    前記部分領域の位置を変更することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記変更手段は、移動後の前記共有カー
    ソルが部分領域の中心に来るように前記部分領域を移動
    することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記変更手段は、前記第1の情報処理装
    置において表示される共有領域中で前記共有カーソルが
    移動し、前記部分領域の外へ該共有カーソルが出た場合
    に該部分領域を移動することを特徴とする請求項4に記
    載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記変更手段は、前記第2の情報処理装
    置において表示されている部分領域に対して、スクロー
    ルを指示することで前記部分領域の位置を変更すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の情報処理装置において、前記
    共有領域中における前記部分領域の位置を示す位置表示
    手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理システム。
  8. 【請求項8】 複数の情報処理装置間において画面表示
    データの少なくとも一部を共有領域として共有する情報
    処理システムの情報処理方法であって、 第1の情報処理装置において、前記共有領域を表示する
    と共に、該共有領域の少なくとも一部を部分領域として
    指定する指定工程と、 前記指定工程で指定された部分領域を第2の情報処理装
    置において表示する表示工程と、 前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変
    更する変更工程と、 前記第2の表示工程による表示内容を、前記変更工程で
    変更された部分領域の位置に対応する前記共有領域の画
    像で更新する更新工程とを備えることを特徴とする情報
    処理方法。
  9. 【請求項9】 他の情報処理装置と画面表示データの少
    なくとも一部を共有領域として共有する情報処理装置で
    あって、 前記共有領域を表示すると共に、該共有領域の少なくと
    も一部を部分領域として指定する指定手段と、 前記共有領域の表示データと、前記部分領域に関する情
    報を前記他の情報処理装置へ出力する第1出力手段と、 前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変
    更する変更手段と、 前記変更手段で変更された部分領域に関する情報を前記
    他の情報処理装置に出力する第2出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記変更手段は、前記他の情報処理装
    置共有する共有カーソルの移動に基づいて、前記部分領
    域の前記共有領域に対する相対的な位置を変更すること
    を特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記共有領域中における前記部分領域
    の位置を示す位置表示手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記他の情報処理装置より前記部分領
    域の位置に関する情報を入力し、入力された情報に基づ
    いて前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置
    を移動する移動手段を更に備えることを特徴とする請求
    項9に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 他の情報処理装置と画面表示データの
    少なくとも一部を共有領域として共有する情報処理装置
    であって、 前記共有領域の表示データを格納する格納手段と、 前記共有領域の少なくとも一部である部分領域の表示デ
    ータを前記共有領域の表示データより抽出して表示する
    表示手段と、 前記部分領域の前記共有領域に対する位置に関する情報
    を前記他の情報処理装置より入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された情報で示される部分領
    域の表示データを前記共有領域の表示データより抽出
    し、部分領域の表示を更新する更新手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記共有領域の表示データを前記他の
    情報処理装置より入力する表示データ入力手段を更に備
    えることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装
    置。
  15. 【請求項15】 前記部分領域に表示されている表示内
    容をスクロールするスクロール手段と、 前記スクロール手段によるスクロールによって変化した
    前記部分領域の前記共有領域に対する位置に関する情報
    を前記他の情報処理装置に出力する出力手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 他の情報処理装置と画面表示データの
    少なくとも一部を共有領域として共有するための情報処
    理方法であって、 前記共有領域を表示すると共に、該共有領域の少なくと
    も一部を部分領域として指定する指定工程と、 前記共有領域の表示データと、前記部分領域に関する情
    報を前記他の情報処理装置へ出力する第1出力工程と、 前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変
    更する変更工程と、 前記変更工程で変更された部分領域に関する情報を前記
    他の情報処理装置に出力する第2出力工程とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  17. 【請求項17】 他の情報処理装置と画面表示データの
    少なくとも一部を共有領域として共有するための情報処
    理方法であって、 前記共有領域の表示データを格納する格納工程と、 前記共有領域の少なくとも一部である部分領域の表示デ
    ータを前記共有領域の表示データより抽出して表示する
    表示工程と、 前記部分領域の前記共有領域に対する位置に関する情報
    を前記他の情報処理装置より入力する入力工程と、 前記入力工程によって入力された情報で示される部分領
    域の表示データを前記共有領域の表示データより抽出
    し、部分領域の表示を更新する更新工程とを備えること
    を特徴とする情報処理方法。
  18. 【請求項18】 他の情報処理装置と画面表示データの
    少なくとも一部を共有領域として共有する情報処理のプ
    ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
    あって、 前記共有領域を表示すると共に、該共有領域の少なくと
    も一部を部分領域として指定する指定工程のコードと、 前記共有領域の表示データと、前記部分領域に関する情
    報を前記他の情報処理装置へ出力する第1出力工程のコ
    ードと、 前記部分領域の前記共有領域に対する相対的な位置を変
    更する変更工程と、 前記変更工程で変更された部分領域に関する情報を前記
    他の情報処理装置に出力する第2出力工程のコードとを
    備えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  19. 【請求項19】 他の情報処理装置と画面表示データの
    少なくとも一部を共有領域として共有する情報処理のプ
    ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
    あって、 前記共有領域の表示データを格納する格納工程のコード
    と、 前記共有領域の少なくとも一部である部分領域の表示デ
    ータを前記共有領域の表示データより抽出して表示する
    表示工程のコードと、 前記部分領域の前記共有領域に対する位置に関する情報
    を前記他の情報処理装置より入力する入力工程のコード
    と、 前記入力工程によって入力された情報で示される部分領
    域の表示データを前記共有領域の表示データより抽出
    し、部分領域の表示を更新する更新工程のコードとを備
    えることを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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