JP5335270B2 - 表示制御装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、作業用のサブ表示装置と、視聴者に対する表示用のメイン表示装置との表示を制御するために用いて好適なものである。
従来、例えばプレゼンテーション等を行うときに、発表資料を表示するための主となるディスプレイ以外に、操作者が他の発表資料の準備やその他の作業を行うための補助的なディスプレイを備えるシステムが利用されている。例えばパソコン等では、複数画面分の画像メモリと画像出力端子とを備えており、複数画面の画像を複数のディスプレイ(表示装置)へ出力するマルチモニター等と呼ばれる機能が一般的に知られている。
このような機能を利用して、複数画面の画像の出力を行うためには、複数の画像メモリと、複数画面の画像の出力を行うための回路等が必要となる。したがって、システムが大規模な構成になる。そこで、小規模な構成によって複数の表示装置への画像の出力を実現するような技術も開示されている。
特許文献1や特許文献2に開示された技術では、複数の表示装置を共通の信号線で接続し、複数の表示装置に対する画像出力を時間的に分割して送信するようにしている。
また、特許文献3に開示された技術では、複数の表示装置に対する画像の出力先を切り換えられるようにしている。この技術では、まず、一方の表示装置に対して1画面分の画像を送信し、その一方の表示装置において、送信された1画面分の画像をメモリに記憶して表示させる。その後、その1画面分の画像の出力先をもう一方の表示装置に切り換えて表示させる。特許文献3に記載の技術では、このような処理によって、複数の画面を複数の表示装置に表示することを可能としている。
特開平10−11030号公報 特開2007−133092号公報 特開2000−39874号公報
しかしながら、特許文献1、2のように、複数の表示装置を共通の信号線で接続し、夫々の表示装置に対して時間的に分割して画像を送信する場合には、時間的な分割をしない場合と比べると夫々の表示装置に表示する画像の解像度を低くしなければならない。
また、プレゼンテーション等の場面における使い方を考えると、例えば、資料表示用の主となる表示装置と補助用の表示装置とに対して、同時に同じ画像を表示する場合がある。そのような場合に特許文献3のようにスイッチによって画像の出力先を切り換える構成であると、両方の表示装置に同じ画像を同時に出力することができない。
また、主となる表示装置の画像を変更したい場合、特許文献に記載の技術では、操作者は、補助用の表示装置を見ながら、主となる表示装置に表示するための画像を全画面で表示しておく等の準備をした後に、主となる表示装置に対して画像を送信する指示を行う。そして、操作者は、主となる表示装置に対する画像の送信が終わった後に、補助用の表示装置の表示を作業用の表示状態に戻すための操作を行う。このように、主となる表示装置の画像を変更したい場合、特許文献に記載の技術では、多くの作業が必要であり手間がかかる。また、主となる表示装置に送信する画像を補助用の表示装置に全画面表示している間は、補助用の表示装置において、その他の操作や情報表示ができなくなるため不便である。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、複数の画像メモリを有さない小規模な回路構成であっても、補助用の表示装置と、主となる表示装置とに適切に画像を表示できるようにすることを目的とする。
本発明の表示制御装置は、メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力する表示制御装置であって、前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの指示を入力する入力手段と、前記入力手段により所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御手段と、前記第1の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記入力手段により所定の指示がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力手段と、前記第1の出力手段により、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可する第2の表示制御手段と、前記第2の表示制御手段により前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御手段と、前記第3の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明の表示制御方法は、メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力する表示制御方法であって、前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの指示を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御ステップと、前記第1の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記入力ステップにより所定の指示がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力ステップと、前記第1の出力ステップにより、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可する第2の表示制御ステップと、前記第2の表示制御ステップにより前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御ステップと、前記第3の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力ステップと、を有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御ステップと、前記第1の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記サブ表示装置に表示された画像情報に基づく外部からの所定の入力がなされ、前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力ステップと、前記第1の出力ステップにより、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力を許可する第2の表示制御ステップと、前記第2の表示制御ステップにより前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御ステップと、前記第3の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、複数の画像メモリを有さない"小規模な回路構成"であっても、サブ表示装置とメイン表示装置に画像を適切に表示することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、リアプロジェクションディスプレイの内部の処理回路の一部の構成の一例を示したブロック図である。
リアプロジェクションディスプレイ15は、その内部に光源ランプ、照明光学系、液晶パネル、及び投射光学系等を有する光学系を備えて構成されている。光源ランプが発生した光は、照明光学系においてRGBの3原色の光に分離され、表示部12の内部に備えるRGB3枚の液晶パネルに夫々照射されて変調される。変調された光は、投影光学系によってリアプロジェクションディスプレイ15の前面に配置されたスクリーンに拡大投影される。これにより、スクリーン上に画像が表示される。
次に、リアプロジェクションディスプレイ15は、例えば光源ランプ制御やその冷却制御等をはじめとした各種のシステム制御を行ったり、各種のアプリケーションを実行したりするためのプロセッサ1を内蔵している。プロセッサ1は、フラッシュメモリ3に記憶された制御プログラムやアプリケーションプログラムを読み出して実行する。また、プロセッサ1は、動作のために必要な記憶領域としてメモリ2を使用する。
画面に表示する画像は、プロセッサ1が制御プログラムに従って管理する。表示用画像の作成や変更を行う場合、プロセッサ1は、例えば線分/矩形/円の描画等の描画指示を画像生成部8に対して発行する。
画像生成部8は、描画指示に基づいて書き換える画素を決定し、画像生成用フレームメモリ9に対して必要な画素のデータを書き換える処理を行うことで、画像生成用フレームメモリ9の内部に表示用画像を生成する。
また、画像生成部8は、表示用画像の生成の他に、生成した表示用画像を画像生成用フレームメモリ9に出力するための制御を行う。画像生成部8は、画像生成用フレームメモリ9から、定められたタイミングで画像データを読み出して、表示用フレームメモリ11及び画像レベル固定部14に対して出力する。また、画像生成部8は、この画像データの出力と同時にタイミングを示すための同期信号及び画素クロックを生成して出力する。
同期信号はメモリ制御部10に入力される。メモリ制御部10は、この同期信号に基づいて、表示用フレームメモリ11の書き込みに必要なアドレス及び制御信号を生成し、表示用フレームメモリ11に対して出力する。これにより、画像生成部8から出力された画像データが表示用フレームメモリ11に書き込まれる。
また、メモリ制御部10は、表示用フレームメモリ11からの画像データの読み出しと、表示部12の制御とを行う。メモリ制御部10は、画像データの読み出しに必要なアドレスと制御信号とを生成して、表示用フレームメモリ11から画像データを読み出す。メモリ制御部10は、この画像データの読み出しと同時に、表示部12が備える液晶パネルに対する制御信号を生成して与える。これにより、表示部12の液晶パネル上に画像が形成される。
また、画像生成部8から出力された画像データは、画像レベル固定部14を介して画像出力部13にも入力される。画像出力部13は、D/Aコンバーターと、画像データを装置の外部に出力するためのDsub端子とを備えて構成されている。画像出力部13は、ディジタルで入力された画像信号を、D/Aコンバーターによりアナログ信号に変換して、同期信号と共にDsub端子に出力する。Dsub端子に、液晶モニターやCRTモニター等の外部のモニターを接続することで、リアプロジェクションディスプレイ15からの画像を外部のモニターに表示できるようになっている。
ここで画像生成部8と、表示用フレームメモリ11と、画像出力部13とは、共通の画像信号ライン(信号線)で相互に接続されている。すなわち、画像生成部8で生成された画像情報は、共通の画像信号ライン(信号線)を通って、表示用フレームメモリ11と、画像出力部13との双方に送信される。したがって、外部のモニターと表示部12に対しては、原則として、同時に同じ画像を表示されることになる。
尚、本実施形態では、画像生成用フレームメモリ9と表示用フレームメモリ11は、夫々1つだけ設けるようにするのが好ましい。
本システムを操作するユーザは、外部のモニターを見ながらキーボード4、マウス5、或いはリモコン6を操作して、必要な資料を外部のモニターに表示させる等の処理を、リアプロジェクションディスプレイ15に行わせる。そして、外部のモニターに表示されている画像と同じ画像を表示部12(スクリーン)に表示させて、ユーザと視聴者とで画像を共有できるようにする。ここで、本実施形態では、キーボード4、マウス5、及びリモコン6の各入力デバイスは、無線による入力デバイスである。ユーザが各入力デバイスを操作すると、その操作した内容を示す操作情報が無線で発信され、無線受信部7で受信される。無線受信部7は、受信した無線信号をキーコード等に変換し、キーコード等を含む入力情報をプロセッサ1に送信する。プロセッサ1は、無線受信部7から受信した入力情報に応じてアプリケーションの実行等の処理を行い、処理に伴う表示画像の変更が発生したら画像生成部8に対して必要な描画指示を発行する。
次に、視聴者に対して表示する画像の表示状態を維持しておきながら、次に視聴者に対して表示する資料等(画像)をユーザが準備することを可能とするフリーズ機能の一例について説明する。
ユーザは、表示部12に資料等の画像を表示しているときに、外部のモニターの表示画面の中にGUIとして表示されたフリーズボタンをマウス5によってクリックすると、その操作の内容を示す操作情報をプロセッサ1が受信する。尚、ここでは、外部のモニターの表示画面の中にフリーズボタンをGUIとして表示して、このフリーズボタンをマウス5によってクリックすることで指示を行うようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。キーボード4とリモコン6にフリーズボタンを備え、このフリーズボタンをユーザが押下する等の方法を採ることもできる。
図2は、マウス5等の操作によるユーザからの指示入力があったときにプロセッサ1が実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
まず、ステップS201において、プロセッサ1は、無線受信部7から送信された操作情報に基づいて、フリーズボタンがマウス5によってクリックされたか否か(フリーズ指示かどうか)を判断する。ここでは、フリーズ指示であるからステップS202に進み、プロセッサ1は、メモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを禁止する指示を行う。メモリ制御部10は、この指示に従って表示用フレームメモリ11に対して画像の書き込みが行われないように表示用フレームメモリ11を制御する。一方で、表示用フレームメモリ11からの画像の読み出しは引き続き行われる。このため、表示用フレームメモリ11に対する新たな画像の書き込みが阻止され、表示用フレームメモリ11に最後に書き込まれた(つまり、フリーズ指示が発生する直前の)画像が読み出されて表示部12(スクリーン)に表示される。以上の処理により、ユーザは外部のモニターを見ながら操作を行うことができる一方で、表示部12(スクリーン)における表示はフリーズ状態であるからユーザの操作を視聴者に見せないようにすることができる。
この状態から、次に表示するための画像の準備を完了して、ユーザが、マウス5を操作してフリーズボタンを再びクリックしたとする。プロセッサ1は、このクリックを示す操作情報を無線受信部7から受信し、図2の処理を実行する。表示部12における現在の表示がフリーズ状態であるため、プロセッサ1は、この押下がフリーズ解除指示であると判断する。したがって、フリーズ解除指示か否かの判断を行うステップS203からステップS204に進む。そして、プロセッサ1は、メモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを許可する指示を行う。メモリ制御部10は、この指示に従って表示用フレームメモリ11の画像の書き込みが行われるように表示用フレームメモリ11を制御する。これにより、外部のモニターと表示部12(スクリーン)には、同じ画像が表示されるようになる。
次に、図2〜図4を参照しながら、アプリケーションプログラムのひとつである、プレゼンテーションアプリケーションを使用する場合のユーザによる操作と、プロセッサ1の処理の一例について説明する。図3は、画像が更新される前に、外部のモニターと表示部12(スクリーン)に表示される画像の一例を示す図である。図4は、画像が更新された後に、外部のモニターと表示部12(スクリーン)に表示される画像の一例を示す図である。
プレゼンテーションアプリケーションは、図3に示すように、外部のモニター16の表示画面に表示されるアプリケーションウィンドウ17の内部でプレゼンテーション用の表示資料を作成し、その表示資料の画像を表示部12へ送信するためのものである。ユーザは、まず、表示部12に資料を表示して、その資料の画像をフリーズ状態にしておく。そして、ユーザは、外部のモニター16を見ながらアプリケーションウィンドウ17内に、次に表示するための資料の準備を行う。その準備が完了したらユーザは、アプリケーションウィンドウ17内に設けられた画像更新ボタン18をマウス5によりクリックする。
そうすると、プロセッサ1は、ステップS205において、画像更新指示があったと判断し、図2のステップS206に進み、指示入力処理を実行する。
ステップS206において、プロセッサ1は、画像レベル固定部14に対して、画像出力のレベル(画像情報の出力レベル)を黒レベルに固定する設定を行う。この結果、外部のモニター16の表示は全画面で黒となる。次に、ステップS207において、プロセッサ1は、画像生成部8に対して、アプリケーションウィンドウ17の内部に表示されている画像を全画面表示に変更するよう描画指示を行う。そして、ステップS208において、プロセッサ1は、メモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを許可する指示を行う。
次に、ステップS209において、プロセッサ1は、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みが完了するまで待機する。ここでは、1フレーム分の時間が経過したら画像の書き込みが完了したと判断し、ステップS210へ進む。ステップS210に進むと、プロセッサ1は、メモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを禁止する指示を行う。続いてステップS211において、プロセッサ1は、画像生成部8に対して、画像を以前の状態、つまり画像更新指示が行われる前の状態に戻すように描画指示を行う。次に、ステップS212において、プロセッサ1は、画像レベル固定部14に対して、画像出力のレベル固定を解除する設定を行う。
以上の処理の結果、図3に示した表示状態から、図4に示す表示状態に変化する。図4に示すように、リアプロジェクションディスプレイ15の表示部12の表示画像は、「A」と表示している画像(第1の画像情報)から、アプリケーションウィンドウ17の中の「B」と表示している画像(第2の画像情報)に更新される。尚、ここでは、更新後の画像は、ユーザにより予め指定されているものとする。また、ここでは、アプリケーションウィンドウ17内(ウィンドウ内)に設けられた画像更新ボタン18をマウス5によりクリックすることで画像更新指示が発生する場合を例に挙げて説明したが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば画像更新ボタンをアプリケーションウィンドウ17の外側等、表示画面のどこに配置しても良いし、或いはキーボード4やリモコン6に画像更新ボタンを備えるようにしても良く、画像更新指示を行う方法には様々な方法がある。またここでは、画像更新指示によって、そのときアプリケーションウィンドウ17の内部に表示されている画像を表示部12に転送するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、マウス5で指定された画面内部の一部の領域内の画像を転送したり、画面に表示されていない、予め準備された画像を指定して転送したりする等の様々な方法がある。
また、図3及び図4に示すように、プレゼンテーションアプリケーションは、アプリケーションウィンドウ17内に画像確認ボタン19を備える。表示部12における画像がフリーズしている状態でユーザにより画像確認ボタン19がマウス5によりクリックされると、プロセッサ1は、ステップS213において、画像確認指示があったと判断し、図2のステップ214に進み、指示入力処理を実行する。ステップS214において、プロセッサ1は、画像生成部8に対して、アプリケーションウィンドウ17の内部に表示されている画像を全画面表示に変更するよう描画指示を行う。以上の処理により、表示部12への画像の転送が行われる前に、表示部12の表示画像を変更しない状態で、外部のモニター16に、更新後の全画面表示の状態を表示させることができ、ユーザに確認させることができる。
以上のように本実施形態では、リアプロジェクションディスプレイ15を、外部のモニター16と相互に接続し、表示部12と外部のモニター16とが、リアプロジェクションディスプレイ15からの信号に基づいて同時に同じ画像を表示できるようにする。そして、外部のモニター16に表示されるフリーズボタンがユーザによって押下されると、表示用フレームメモリ11に対して画像の書き込みが行われないようにする。これにより、フリーズボタンが押下される直前の画像が表示用フレームメモリ11から読み出されて表示部12に表示される。したがって、ユーザは外部のモニターを見ながら操作を行うことができる一方で、表示部12における表示はフリーズ状態であるからユーザの操作を視聴者に見せないようにすることができる。その後、次に表示するための画像の準備を完了して、フリーズボタンが再び押下されると、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みが許可され、準備を行った画像が表示部12に表示されるようになる。
また、フリーズ状態の画像を他の画像に更新するために、画像更新ボタン18がユーザによって押下されると、アプリケーションウィンドウ17の内部に表示されている画像が全画面に表示され、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みが許可される。画像の書き込みが終了すると、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みが禁止され、その後、表示部12の表示画面を、全画面の表示が行われる前の状態に戻す。このようにしても、画像を変更するためのユーザの操作を視聴者に見せることなく、表示部12に表示する画像を更新することができる。
更に、表示部12に表示されている画像がフリーズされている状態で画像確認ボタン19がユーザによって押下されると、アプリケーションウィンドウ17の内部に表示されている画像が全画面に表示される。したがって、表示部12の表示画像を変更しない状態で、外部のモニター16に、更新後の全画面表示の状態をユーザに見せられる。
以上のようにすることによって、複数の画像メモリを有さない小規模な回路構成でありながら、複数の表示部(表示部12、外部のモニター16)に対して同時に同じ画像や映像を表示することができる。また、各表示部に表示される画像の解像度を低下させることなく、従来よりも簡単な操作で別々の画像を各表示部に表示することができる。したがって、コストを低減しながら、ユーザ(操作者)の作業性を従来よりも向上できる。
尚、本実施形態では、例えば、表示部12により視聴者に対する表示用のメイン表示装置が実現され、外部のモニター16により作業用のサブ表示装置が実現される。また、例えば、プロセッサ1が、ステップS201、S203、S205、S213の処理を行うことによって、入力手段の一例が実現される。また、例えば、プロセッサ1が、ステップS202の処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第1の表示制御手段の一例が実現される。また、例えば、プロセッサ1が、ステップS204又はステップS208の処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第2の表示制御手段の一例が実現される。また、例えば、画像生成部8によって、取得手段の一例が実現される。また、例えば、表示用フレームメモリ11によりメモリの一例が実現される。また、画像出力部13によって出力手段の一例が実現される。また、例えば、プロセッサ1が、ステップS210の処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第3の表示制御手段の一例が実現される。また、画像レベル固定部14によって、第4の表示制御手段と第5の表示制御手段の一例が実現される。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、リアプロジェクションディスプレイ15は、外部のモニター16に対して行うマウス5の操作に関する操作情報を、無線通信によりマウス5から直接受信するようにした。これに対し、本実施形態では、外部のモニターに対する操作に関する情報を、パソコン等のコンピュータから受信するようにしている。すなわち、ユーザが、コンピュータを利用して、リアプロジェクションディスプレイの表示部に表示する画像を操作するようにしている。このように本実施形態と前述した第1の実施形態とは、リアプロジェクションディスプレイの表示部に表示する画像を操作する方法の一部等が異なる。したがって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図4に付した符号と同一の符号を付すこと等により、詳細な説明を省略する。
図5は、コンピュータと、リアプロジェクションディスプレイの内部の処理回路の一部の構成の一例を示したブロック図である。
コンピュータ20は、各種のアプリケーションを備え、画像を生成してリアプロジェクションディスプレイ21に出力する。出力された画像は、リアプロジェクションディスプレイ21の画像入力部25に入力される。また、制御コマンドの送受信を行うために、コンピュータ20と、リアプロジェクションディスプレイ21のシステム制御部22とが、USBインタフェースにより相互に接続されている。コンピュータ20の操作は、ユーザによるキーボードやマウス等により行われる。
システム制御部22は、フラッシュメモリ3に記憶された制御プログラムを読み出して実行する。また、プロセッサ1は、動作のために必要な記憶領域としてメモリ2を使用する。
画像処理部26は、画像入力部25から入力された画像に対して画質調整等の処理を施し、その処理を施した画像を、表示用フレームメモリ11と画像出力部30とに対して出力する。画像処理部26は、この画像データの出力と同時に同期信号及び画素クロックを生成して出力する。
同期信号はメモリ制御部10に入力される。メモリ制御部10は、この同期信号に基づいて、表示用フレームメモリ11の書き込みに必要なアドレス及び制御信号を生成し、表示用フレームメモリ11に対して出力する。これにより、画像処理部26から出力された画像データが表示用フレームメモリ11に書き込まれる。
また、メモリ制御部10は、表示用フレームメモリ11からの画像データの読み出しと、表示部12の制御とを行う。メモリ制御部10は、画像データの読み出しに必要なアドレスと制御信号とを生成して、表示用フレームメモリ11から画像データを読み出す。メモリ制御部10は、この画像データの読み出しと同時に、表示部12が備える液晶パネルに対する制御信号を生成して与える。これにより、表示部12の液晶パネル上に画像が形成される。
また、画像処理部26から出力された画像データは、画像出力部30にも入力される。画像出力部30は、D/Aコンバーターと、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されている外部モニターに画像データを出力するためのDsub端子とを備えて構成されている。画像出力部30は、ディジタルで入力された画像信号を、D/Aコンバーターによりアナログ信号に変換して、同期信号と共にDsub端子に出力する。外部モニターをDsub端子に接続することで、リアプロジェクションディスプレイ21からの画像を外部モニターに表示できるようになっている。
ここで画像処理部26と、表示用フレームメモリ11と、画像出力部30とは、共通の画像信号ライン(信号線)で相互に接続されている。すなわち、画像処理部26で処理された画像情報は、共通の画像信号ライン(信号線)を通って、表示用フレームメモリ11と、画像出力部30との双方に送信される。したがって、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されている外部モニターと表示部12に対しては、原則として、同時に同じ画像が表示されることになる。
本システムを操作するユーザは、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されている外部モニターを見ながらコンピュータ20の各種アプリケーションを利用して、外部モニターと表示部12に同じ資料の画像を表示させるための操作を行う。これにより、外部モニターに表示されている画像と同じ画像を表示部12に表示させて、ユーザと視聴者とで画像を共有することができる。
本実施形態では、外部モニターの画面の中に、フリーズボタン及びフリーズ解除ボタンが表示される。このフリーズボタン及びフリーズ解除ボタンは、第1の実施形態で説明したものと同じ機能を有する。ユーザがフリーズボタンをクリックすると、コンピュータ20は、USBインタフェースを介してシステム制御部22に対してフリーズコマンドを送信する。システム制御部22は、フリーズコマンドを受信すると、メモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを禁止する指示を行う。その結果、表示部12の画像がフリーズ状態となる。その後、フリーズ解除ボタンがクリックされると、コンピュータ20は、システム制御部22に対してフリーズ解除コマンドを送信し、システム制御部22がメモリ制御部10に対して、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みを許可する指示を行う。その結果、表示部12のフリーズ状態が解除される。
更に、本実施形態では、外部モニターの画面の中に、画像更新ボタンが表示される。この画像更新ボタンは、第1の実施形態で説明したものと同じ機能を有する。画像更新ボタンがクリックされると、コンピュータ20は、更新する画像を全画面に表示する。ここで更新する画像はユーザにより予め指定されているものとする。また、第1の実施形態と同様に、外部モニターの全画面を黒にした後に更新する画像を全画面に表示してもよい。
次に、コンピュータ20は、システム制御部22に対してフリーズ解除コマンドを送信する。その後1フレーム以上の時間待ちを行って更新する画像の表示用フレームメモリ11への書き込みが完了したら、コンピュータ20は、システム制御部22に対してフリーズコマンドを送信する。これにより、表示用フレームメモリ11に対する画像の書き込みが禁止される。そして、コンピュータ20は、更新する画像を全画面に表示する前の状態に外部モニターの表示を戻す。以上の処理により、表示部12に表示される画像を更新することができる。
以上のようにすることによって、コンピュータ20を用いても、第1の実施形態で説明したのと同じ効果を得ることができる。尚、本実施形態のように、画像出力部30から、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されている外部モニターに画像データを出力すれば、ユーザによる指示を容易に行えるようにすることができるので好ましい。しかしながら、画像データの出力先となる外部モニターは、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されているものに限定されない。例えば、外部モニターがコンピュータ20に接続されていても、同様の効果を得ることができる。
尚、本実施形態では、例えば、表示部12によりメイン表示装置が実現され、リアプロジェクションディスプレイ21に直接接続されている外部モニターによりサブ表示装置が実現される。また、例えば、システム制御部22がコンピュータ20からコマンド(制御コマンド)を受信することによって、入力手段の一例が実現される。また、例えば、システム制御部22が、ステップS202に相当する処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第1の表示制御手段の一例が実現される。また、例えば、システム制御部22が、ステップS204又はステップS208に相当する処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第2の表示制御手段の一例が実現される。また、例えば、画像入力部25によって、取得手段の一例が実現される。また、例えば、表示用フレームメモリ11によりメモリの一例が実現される。また、画像出力部30によって出力手段の一例が実現される。また、例えば、システム制御部22が、ステップS210に相当する処理を行い、メモリ制御部10が動作することによって、第3の表示制御手段の一例が実現される。また、第1の実施形態と同様に、外部モニターの全画面を黒にした後に更新する画像を全画面に表示する構成とした場合には、画像レベル固定部14に相当する構成によって、第4の表示制御手段と第5の表示制御手段の一例が実現される。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における表示制御装置を構成する各手段、並びに表示制御方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図2に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、リアプロジェクションディスプレイの内部の処理回路の一部の構成の一例を示したブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ユーザからの指示入力があったときにプロセッサが実行する処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、画像が更新される前に、外部のモニターと表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、画像が更新された後に、外部のモニターと表示部に表示される画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示し、コンピュータと、リアプロジェクションディスプレイの内部の処理回路の一部の構成の一例を示したブロック図である。
符号の説明
1 プロセッサ
2 メモリ
3 フラッシュメモリ
4 キーボード
5 マウス
6 リモコン
7 無線受信部
8 画像生成部
9 画像生成用フレームメモリ
10 メモリ制御部
11 表示用フレームメモリ
12 表示部
13 画像出力部
14 画像レベル固定部
15、21 リアプロジェクションディスプレイ
16 モニター
17 アプリケーションウィンドウ
18 画像更新ボタン
19 画像確認ボタン
20 コンピュータ
22 システム制御部
25 画像入力部
26 画像処理部
30 画像出力部

Claims (15)

  1. メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力する表示制御装置であって、
    前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの指示を入力する入力手段と、
    前記入力手段により所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御手段と、
    前記第1の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記入力手段により所定の指示がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力手段と、
    前記第1の出力手段により、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可する第2の表示制御手段と、
    前記第2の表示制御手段により前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御手段と、
    前記第3の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力手段と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記メイン表示装置に表示される画像情報の出力レベルを所定のレベルに固定する画像レベル固定手段と、
    前記第2の出力手段により、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報が出力されると、前記画像レベル固定手段による画像情報の出力レベルの固定を解除する画像レベル固定解除手段と、有し、
    前記第2の表示制御手段は、前記画像レベル固定手段により、前記メイン表示装置に表示される画像情報の出力レベルが所定のレベルに固定された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記入力手段により所定の入力がなされ、前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に表示する画像情報の出力レベルを固定する第4の表示制御手段と、
    前記第3の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に表示する画像情報の出力レベルの固定を解除する第5の表示制御手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 記第1の表示制御手段により、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止されている間に、前記入力手段により所定の入力がなされ、前記サブ表示装置における前記第2の画像情報の確認が指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第3の出力手段を、有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記第2の画像情報は、前記第1の画像情報における、前記入力手段による入力によって指定されたウィンドウ内、又は指定された領域内の画像情報であることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の表示制御装置。
  6. 記メイン表示装置と前記サブ表示装置に表示するための画像情報を、外部の装置から取得する取得手段を有し、
    前記入力手段は、前記外部の装置から送信された制御コマンドを入力することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 記メイン表示装置と前記サブ表示装置に表示するための画像情報を生成する生成手段を有することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力する表示制御方法であって、
    前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの指示を入力する入力ステップと、
    前記入力ステップにより所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記入力ステップにより所定の指示がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力ステップと、
    前記第1の出力ステップにより、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可する第2の表示制御ステップと、
    前記第2の表示制御ステップにより前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御ステップと、
    前記第3の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  9. 前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記メイン表示装置に表示される画像情報の出力レベルを所定のレベルに固定する画像レベル固定ステップと、
    前記第2の出力ステップにより、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報が出力されると、前記画像レベル固定ステップによる画像情報の出力レベルの固定を解除する画像レベル固定解除ステップと、を有し、
    前記第2の表示制御ステップは、前記画像レベル固定ステップにより、前記メイン表示装置に表示される画像情報の出力レベルが所定のレベルに固定された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを許可することを特徴とする請求項8に記載の表示制御方法。
  10. 前記入力ステップにより所定の入力がなされ、前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に表示する画像情報の出力レベルを固定する第4の表示制御ステップと、
    前記第3の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に表示する画像情報の出力レベルの固定を解除する第5の表示制御ステップとを有することを特徴とする請求項8又は9に記載の表示制御方法。
  11. 記第1の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止されている間に、前記入力ステップにより所定の入力がなされ、前記サブ表示装置における前記第2の画像情報の確認が指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第3の出力ステップを有することを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の表示制御方法。
  12. 前記第2の画像情報は、前記第1の画像情報における、前記入力ステップによる入力によって指定されたウィンドウ内、又は指定された領域内の画像情報であることを特徴とする請求項11の何れか1項に記載の表示制御方法。
  13. 記メイン表示装置と前記サブ表示装置に表示するための画像情報を、外部の装置から取得する取得ステップを有し、
    前記入力ステップは、前記外部の装置から送信された制御コマンドを入力することを特徴とする請求項〜1の何れか1項に記載の表示制御方法。
  14. 記メイン表示装置と前記サブ表示装置に表示するための画像情報を生成する生成ステップを有することを特徴とする請求項〜1の何れか1項に記載の表示制御方法。
  15. メイン表示装置とサブ表示装置とに対して、共通の信号線を使用して画像情報を出力するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記サブ表示装置における画像情報の表示に関する外部からの所定の入力がなされ、前記メイン表示装置に表示されている第1の画像情報の変更を禁止することが指示されると、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを阻止する第1の表示制御ステップと、
    前記第1の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが阻止された後に、前記サブ表示装置に表示された画像情報に基づく外部からの所定の入力がなされ、前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示されると、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報を出力する第1の出力ステップと、
    前記第1の出力ステップにより、前記サブ表示装置に対して、前記第2の画像情報が出力された後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力を許可する第2の表示制御ステップと、
    前記第2の表示制御ステップにより前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが許可され、前記メイン表示装置に前記第2の画像情報を出力することが可能になった後に、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることを再び禁止する第3の表示制御ステップと、
    前記第3の表示制御ステップにより、前記メイン表示装置に対する新たな画像情報の出力が可能になるようにすることが禁止された後に、前記サブ表示装置に対して、前記メイン表示装置に表示されている前記第1の画像情報を前記第2の画像情報に変更することが指示される前の元の画像情報を出力する第2の出力ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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