JPH1062865A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

表示装置及び表示方法

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JPH1062865A
JPH1062865A JP8218539A JP21853996A JPH1062865A JP H1062865 A JPH1062865 A JP H1062865A JP 8218539 A JP8218539 A JP 8218539A JP 21853996 A JP21853996 A JP 21853996A JP H1062865 A JPH1062865 A JP H1062865A
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image
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screen
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JP8218539A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Someya
隆一 染矢
Nobuaki Kabuto
展明 甲
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的なプレゼンテーションの実行を可能と
する画像表示を行なう。 【解決手段】 パソコン101の画面に画像を表示する
とともに、その画像情報とこの表示画像でのスクリーン
103に表示させるべき領域(特定領域)を指示する指
示情報を液晶プロジェクタ102に送る。液晶プロジェ
クタ102では、この画像情報を内蔵の記憶手段に記憶
し、指示情報で指示される特定領域を読み出してスクリ
ーン103に表示させる。パソコン101側では、例え
ば、マースにより、この特定領域を変更させることがで
き、これにより、所定の画像での希望する領域を選んで
スクリーン103に表示させることができる。他の例と
しては、パソコン101の画面に複数の画像を表示し、
そのいずれかを選択してスクリーン103に表示させた
り、液晶プロジェクタ102に色変換手段を設け、スク
リーン103の種類によらずに、きれいな色で画像表示
されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェクタ
などの表示装置及び表示方法に係り、特に、パーソナル
コンピュータの画面表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、「Windows」などのグラフィカル
インタフェースの発展とともに、パーソナルコンピュー
タ(以下、パソコンという)が普及してきており、その
画面を液晶プロジェクタなどで拡大投写したプレゼンテ
ーションが盛んに行なわれている。
【0003】かかるプレゼンテーションでは、専用ソフ
トウェアを用いてパソコン画面の画像をそのまま液晶プ
ロジェクタなどの表示装置で投写表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のプレ
ゼンテーション専用ソフトウェアを用いれば、見栄えの
良いプレゼンテーションが実行できるものの、資料作成
には手間がかかり、インフォーマルな打ち合わせを行な
う場合など、普段使い慣れているワープロソフトや表計
算ソフトのデータを利用して、手間をかけずに、簡単に
表示したいところである。
【0005】また、発表者としては、ストーリ展開に合
わせて提示する画面を臨機応変に変えたい場合がある
が、聴衆に見せているパソコン画面の画像をそのまま表
示していると、他の画像などを確認することができず、
手元の画像内容を予め充分記憶しておくほかない。これ
は、不可能ではないにしても、誤った画像を提示してプ
レゼンテーション全体の説得力などを削いでしまう危険
性がある。
【0006】さらに、画質もプレゼンテーションの重要
なポイントになっており、内容もさることながら、きれ
いな画像表示が必須である。特に、洋服などの商品説明
では、正確な色再現が重要視されており、表示装置が変
わる毎に色が異なるようなことがあってはならない。
【0007】上記のような問題に対して、エプソン社製
の液晶プロジェクタ(ELP−3300)では、その装置内の
メモリ機能を利用して入力画像の静止機能を設けている
が、静止機能を積極的に活用したプレゼンテーションの
やり方は提案されていない。
【0008】本発明の目的は、かかる問題を解消し、所
望とする画像を誤りなくかつ簡単に表示することがで
き、色再現性に優れた表示装置及び表示方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報処理装置からの制御信号に基づい
て、表示装置内のメモリ機能や色変換機能と該表示処理
装置からの画像信号とを連動して制御し、画面からの特
定領域の切出し表示やスライドショー表示を行なう。
【0010】また、本発明は、画像内容に応じてきれい
な表示ができるように、画像の色変換処理を施す。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。
【0012】図1は本発明による表示装置及び表示方法
の第1の実施形態を示すブロック図であって、1は情報
処理装置、2は表示装置、3はAD変換手段、4は記憶
手段、5はDA変換手段、6は制御手段、7はマイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)、8は表示手段
である。
【0013】この実施形態の特徴は、情報処理装置の画
面に表示される画像のうちの特定部分だけを切り出して
表示することにより、見せたい部分だけを聴衆に見せる
ことができるようにした点である。
【0014】図1において、表示装置2はAD変換手段
3,記憶手段4,DA変換手段5,これらAD変換手段
3と記憶手段4とDA変換手段5とを制御する制御手段
6,情報処理装置1と制御情報を交換してこの制御手段
6に制御情報を送るマイコン7及び表示手段8とから構
成されている。表示手段8は、例えば、液晶ディスプレ
イ装置やプラズマディスプレイ装置あるいはCRT装置
などの表示デバイスである。
【0015】情報処理装置1は、例えば、パソコンであ
って、映像信号と制御信号とを出力する。この制御信号
は、情報処理装置1から出力される映像信号のうちの特
定の領域を表示するように指示する特定領域指示信号で
ある。
【0016】図3はこの表示装置2として液晶プロジェ
クタを用いた場合の構成を示す図であって、101が情
報処理装置1であるパソコン、102が液晶プロジェク
タ、103がスクリーンである。
【0017】同図において、パソコン101からのカラ
ー映像信号により、液晶プロジェクタ102がスクリー
ン103上にカラー画像を表示する。この場合、パソコ
ン101の画面上に表示された画像のうち、黒枠で囲ま
れた部分が液晶プロジェクタ102によってスクリーン
103に投写されるカラー画像である。
【0018】図4は図3でのパソコン101の画面に表
示される画像例を示す図であって、パソコンの基本ソフ
トとしての「Windows」の画面を例に示すものである。
【0019】同図において、例えば、コントロールウィ
ンドには、黒枠で示す領域指定ワイヤフレームの始点
(左上角部)のx,y座標と終点(右下角部)のx,y
座標とを表示し、アドレス出力の方法として、連続出力
か単発出力かを示す情報を表示している。連続出力は、
そのボタンを押下すると(パソコンでは、マウス操作な
どでクリック)、始点及び終点のアドレスが連続的に出
力され、また、単発出力のボタンを押下すると、始点及
び終点のアドレスが押したときだけ出力されものであ
る。このようにして、パソコン101の画面のうち、領
域指定ワイヤフレームのアドレスが液晶プロジェクタ1
02に送られる。
【0020】次に、液晶プロジェクタ内での処理動作を
図1により説明する。
【0021】情報処理装置1からの映像出力がAD変換
手段3に供給され、ディジタルの映像データとされた
後、記憶手段4に書き込まれる。なお、この記憶手段4
は、例えば、フレームメモリであってもよい。記憶手段
4に書き込まれた映像データは制御手段6の制御のもと
に読み出され、DA変換手段5でアナログの映像信号に
変換された後、表示手段8に供給されて画像表示が行な
われる。
【0022】記憶手段4の出力データは、表示手段8の
仕様に合わせて多相出力になる場合もあれば、DA変換
手段5を省き、ディジタル映像データとして表示手段8
を駆動するようにしてもよく、様々の方法がある。ま
た、AD変換手段3,記憶手段4及びDA変換手段5
は、映像信号がR,G,Bの3原色信号である場合に
は、夫々に対応して3系統設けられることはいうまでも
ない。
【0023】領域指定ワイヤフレームの始点アドレスと
終点アドレスは、マイコン7で受け取られた後、制御手
段6を介して、例えば、記憶手段4の読出し範囲を上記
の始点と終点で決まる範囲とする。このようにして、図
3に示すように、パソコン101の画面の領域指定ワイ
ヤフレームで囲まれた特定領域の画像だけがスクリーン
103に投写されて表示されることになる。
【0024】なお、上記の連続出力を指定し、指定領域
ワイヤフレームをマウスで移動させると、実時間でスク
リーン103に投写表示される画像領域が変化すること
はいうまでもない。これにより、パソコン101の画面
中の見せたい領域を、思いのままに、スクリーン103
で表示することができる。
【0025】また、図1において、もともと表示装置2
に記憶手段4のある場合、制御手段6の制御方法をこれ
に合わせて変えるだけでよいので、追加部品がほとんど
いらず、低コストで実現できる。
【0026】図2は図1での特定領域指示信号の転送デ
ータのフォーマットの一具体例を示す図である。
【0027】同図において、特定領域指示信号は指定領
域表示命令と始点,終点アドレスとから構成されてい
る。なお、転送するデータは、指定領域ワイヤフレーム
の始点,終点のアドレスだけでなく、始点アドレスと指
定領域ワイヤフレームの幅などを示すデータであっても
よいことは勿論である。また、情報処理装置1と表示装
置2との間の制御信号の伝送方法としては、例えば、V
ESAで規格化されているDDC(Display Data Chane
l)やRS−232Cなどを使用してもよいし、あるい
はその他のシリアル通信あるいはパラレル通信などの方
法を使用することもできる。
【0028】図5は本発明による表示装置及び表示方法
の第2の実施形態を示す図であり、201はパソコン、
202は表示装置、203はスクリーンである。
【0029】この実施形態の特徴は、オペレータが、表
示しようとする複数の画像を一覧表示して全体を把握し
つつ、聴取には、そのうちの1つの画像だけを選択して
見せるようにすることにある。全体の基本構成は図1に
示したものと同様であり、図5では、記憶手段4(図
1)のデータ保持機能を活用して、静止画表示を行なう
ものである。
【0030】まず、図5(a)において、パソコン20
1の画面に複数のインデックス画像(表示したい画像を
小さくしたもの)を一覧表示する。これらインデックス
画像のうち、所望する画像をマウスでクリックすると、
図5(b)に示すように、パソコン201の画面いっぱ
いにその画像が拡大表示される。勿論、この画像のデー
タが表示装置202にも供給され、記憶手段4で書き込
まれて読み出され、スクリーン203に投写表示され
る。ここで、パソコン201から表示装置202にフレ
ーズ命令を与えると、その瞬間、記憶手段4でのデータ
更新が禁止され、そのとき記憶されている画像データが
そのまま残り、その画像がスクリーン203に表示され
ている。そして、図5(c)に示すように、パソコン2
01の画面はもとのインデックス画像を表示する状態に
戻る。表示装置202は、先のフリーズ命令により、記
憶手段4に図5(b)に示した画像のデータがそのまま
残っており、スクリーン203上にこの画像がそのまま
表示され続ける。即ち、所望の画像だけがスクリーン2
03上に表示されることになる。
【0031】これにより、聴衆に所望の画面だけを見せ
て、発表者は一覧画面を見ることができるので、聴衆の
反応に応じて話しの展開を臨機応変に変えることがで
き、説得力あるプレゼンテーションが円滑に実現でき
る。
【0032】なお、パソコン201には、予め、上記動
作のためのソフトウェアが必要であり、また、画像デー
タを登録しておく必要があることはいうまでもない。
【0033】図6は図5におけるパソコン201と表示
装置202の処理動作を示すフローチャートであって、
左側がパソコン201の処理動作を、右側が表示装置2
02の処理動作を夫々示している。
【0034】同図において、まず、パソコン201は、
画面にインデックス画像を表示して複数の画像を一覧表
示する(ステップ1001)。そして、かかる一覧画面
のうちの所望画像をマウスのクリック操作で選択すると
(ステップ1002)、この選択された画像がパソコン
201の画面全体に表示され(ステップ1003)、ま
た、記憶手段4で画像データを記憶保持するためのフリ
ーズ命令を表示装置202に送る(ステップ100
4)。
【0035】一方、表示装置202では、パソコン20
1からこのフリーズ命令を受けると(ステップ200
1)、これがフリーズ命令であるかどうかを確認し(ス
テップ2002)、フリーズ命令であれば、フリーズ命
令を一旦解除し(ステップ2003)、前回記憶手段4
に記憶した画像情報を新しい画像情報、即ち、現在選択
して表示しようとする画像情報に変更する。この変更に
要する時間、例えば、1垂直周期以上の時間待機し(ス
テップ2004)、しかる後、フリーズを実行する(ス
テップ2005)。そして、フリーズが完了すると、そ
の完了の応答情報をパソコン201に送る(ステップ2
006)。
【0036】これにより、パソコン201側では、上記
のフリーズ完了応答を取り込み(ステップ1005)、
これでフリーズ完了を確認した後(ステップ100
6)、再びインデックス画像表示を行ない(ステップ1
007)、画面で複数画像の一覧表示をに行なう。以上
のフローチャートを繰り返す。
【0037】ここで、ステップ1003〜1007の処
理は一瞬であり、発表者には、一瞬画面の切替わりはわ
かるものの、聴衆は見えることがなく、プレゼンテーシ
ョン実行上何の影響もない。
【0038】このようにして、オペレータは、表示する
複数の画像を一覧表示して全体を把握しつつ、聴取に
は、その1つの画像だけを見せることができるので、発
表者の意図に沿った説得力あるプレゼンテーションが実
行できる。
【0039】なお、図7はパソコン201の画面での一
覧画像表示の一具体例を示す図であって、No1,No2,
……の枠内にインデックス画像が表示される。
【0040】また、以上では、単純な切替えを説明した
が、画像と画像との切替え間にフェードやディゾルブと
いった切替え効果用の画像を連続的に挿入することによ
り、いわゆる切替えエフェクトを実現することも勿論で
きる。
【0041】図8は本発明による表示装置及び表示方法
の第3の実施形態を示すブロック図であって、10は色
変換手段であり、図1に対応する部分には同一符号を付
けて重複する説明は省略する。
【0042】同図において、この実施形態の特徴は、記
憶手段4とDA変換手段5との間に色変換手段10を設
け、この色変換手段10により、画像内容に合わせて最
適な色調整を行なって、聴取に良い印象の映像を提供す
ることができるようにしたものである。
【0043】なお、AD変換手段3及び記憶手段4,D
A変換手段5はR,G,Bの原色信号毎に設けられてお
り、色変換手段10もR,G,Bの各原色信号毎に変換
処理し、色相や彩度,明度が所望の値になるようにす
る。また、色変換手段10はLUT(ルックアップテー
ブル)機能を有しており、表示手段8のガンマ特性を補
正してリニアな階調特性を実現する。なお、色変換手段
10は、記憶手段4の前段に設けてもよいことは勿論で
ある。
【0044】色変換手段10での表示画像に対する変換
主旨の一具体例を図9に示し、その変換特性を図10に
示す。図10は、特に、階調特性についての例を示すも
のである。
【0045】図9及び図10において、表示画像が文字
やグラフィック主体である場合には、画像信号自体が最
大値か最小値といった飽和レベルにある信号が多いた
め、飽和表示を重視して、LUT入出力特性を図10に
示す特性aのようにし、はっきりとした映像表示が行な
えるようにする。一方、表示画像が自然画主体であると
きには、中間調レベルにある信号が多いため、階調表示
を重視して、LUT入出力特性を図10に示す特性bの
ようにし、きれいな自然画表示が行なえるようにする。
また、文字,グラフィックと自然画が入り交じった画像
に対しては、上記2つの場合の平均的な表示ができるよ
うに、LUT入出力特性を図10に示す特性cとする。
【0046】また、自然画でも、特に、人の肌が多いと
きなどでは、色相や彩度などを変えてきれいな肌色表現
が行なえるようにする。
【0047】上記の設定値は、例えば、図11に示すよ
うにすればよい。図11は図7における画像 No.1をク
ローズアップしたものである。例えば、図11に示す画
像が自然画とすると、インデックス画像の上にLUT設
定用のコントロールウィンドウを設けて、その中に“文
字・グラフィック”,“自然画”及び“文字・グラフィ
ック+自然画”という3個の選択肢を設定し、表示する
画像内容に応じてユーザがいずれかを設定できるように
しておく。図11は、自然画を選択した状態を示す。
【0048】このようにして、自然画を選んでおき、例
えば、先に図5で示した第2の実施形態と同様にして、
全面表示する際、表示装置2に対してフリーズ命令とと
もに色変換用のデータを送ればよい。勿論、色変換用の
データが多ければ、予め色変換手段10などにそのデー
タを登録しておき、情報処理装置1から送るのは、自然
画用の色変換実行命令だけとしてもよい。
【0049】また、この第3の実施形態は、図3,図4
で説明した第1の実施形態の特定領域表示でも同様にし
て実現できる。
【0050】以上のようにして、色変換手段10によ
り、画像内容に合わせて最適な色調整を行ない、聴取に
良い印象の映像を提供することができる。
【0051】図12は本発明による表示装置及び表示方
法の第4の実施形態を示すブロック図であって、11は
モニタ、12はROM、301はパソコンであり、図8
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0052】同図において、この実施形態の特徴は、表
示装置2で表示する画像表示状態を事前確認できるよう
にしたことにある。
【0053】この第4の実施形態の構成は、図8に示し
た第3の実施形態と基本的には同じであるが、表示装置
2の表示特性を内蔵したROM12を備えていることが
異なる。このROM12には、表示手段8の階調特性や
色再現範囲などのデータが格納されている。このデータ
をパソコン301に送っておき、モニタ11で事前表示
する際に、このデータの値を反映した表示を行なうよう
にする。勿論、モニタ11の表示特性も加味したデータ
変換演算をパソコン301で行なう。
【0054】この事前表示の際のモニタ11上の表示画
像の一具体例を図13に示す。これは図11に示したも
のとほぼ同じであるが、「カスタム」の項目が設けられ
ている点が異なり、この項目を選択すると、例えば、図
14に示すような色相,彩度及び明度の調整用バーが表
示されるようにしている。かかる調整用バーの値、即
ち、レベル表示をマウスのクリック操作で変更し、その
変更した値によって事前に表示された画像データを変換
し、再表示する。これにより、表示装置2で表示される
画像の状態を事前に確認することができ、さらに、ユー
ザが所望の状態に調整することができる。
【0055】また、図15では、コントロールウィンド
ウに、LUT設定のほかに、スクリーン設定も含ませて
いる。液晶プロジェクタなどの投写型の表示装置の場
合、スクリーンが、専用品以外に、OHPスクリーンや
ホワイトボードあるいは紙などユーザの都合でさまざま
な場合がある。投写型の表示装置では、スクリーンのタ
イプによって色再現性が異なるため、このような機能が
有効である。
【0056】以上のようにして、画像表示状態を事前確
認することができ、当初想定していた色と本番で表示し
た色とのずれをなくすことができ、色のずれを修正して
は本番用のスクリーンで確認するといった繰り返し作業
を大幅に簡略化して、プレゼンテーション実行に先立つ
リハーサルを強力に支援できる。
【0057】図16は本発明による表示装置及び表示方
法の第5の実施形態を示すブロック図であって、21は
データ読取手段、22は描画処理手段、23は情報保存
媒体、24は切換器であり、前出図面に対応する部分に
は同一符号を付けている。
【0058】同図において、この実施形態は、表示装置
2にデータ読取手段21及び描画処理手段22を設け、
情報保存媒体23を接続することにより、この情報保存
媒体23からの画像情報も表示することができるように
したものである。従って、情報処理装置1がなくても、
情報保存媒体23により画像表示ができるため、情報処
理装置1の搬送のための労力が不要である。
【0059】特に、この第5の実施形態の特徴は、描画
処理手段22用の記憶手段として、記憶手段4を用いる
ことにあり、これをAD変換手段3の出力と共用する。
これにより、低コスト化が実現できる。
【0060】従来では、図17に示すように、描画処理
手段22には、専用の記憶手段4’を設け、これから読
み出される画像情報を専用のDA変換手段26でアナロ
グ映像信号に変換した後、切換器25で切り換えて記憶
手段4に入力しており、表示手段8に表示するのに必要
な容量を備えた記憶手段が2系統必要であった。
【0061】これに対し、この第5の実施形態では、記
憶手段4を情報処理装置1からの映像信号と情報保存媒
体からの映像信号とに共用するものであり、記憶手段を
低減できる分だけでも、コストダウンができるメリット
がある。
【0062】次に、この第5の実施形態の動作について
説明する。
【0063】まず、画像情報などのデータを記憶保存し
た情報保存媒体23をデータ読取手段21に挿入する。
このとき、切換器24が自動的に描画処理手段22側に
切り換わるようにするとよい。挿入された情報保存媒体
23のデータを、例えば、マイコン7の指令に基づいて
読み取り、その読み取ったデータを描画処理手段22及
び切換器24を介して記憶手段4に書き込む。記憶手段
4の書込み制御は制御手段6によって行なわれる。制御
手段6は、描画処理手段22からのタイミング信号など
により、動作する。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理装置からの制御信号に基づいて、表示装置内の
メモリ機能や色変換機能を該情報処理装置からの画像信
号と連動制御し、画像の特定領域の切出し表示やスライ
ドショーのような静止画表示を画像内容に応じたきれい
な画質で行なうことができ、比較的簡単な構成で説得力
あるプレゼンテーションが実現できる。
【0065】また、本発明によれば、表示装置の表示特
性に基づいた事前表示機能により、本番での画像表示状
態を事前確認することができ、プレゼンテーション実行
に先立つリハーサルを強力に支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置及び表示方法の第1の実
施形態を示すブロック図である。
【図2】図1に示す第1の実施形態での制御情報のデー
タフォーマットの一具体例を示す図である。
【図3】表示装置として液晶プロジェクタを用いた本発
明の第1の実施形態を示す構成図である。
【図4】図3でのパソコン画面に表示される画像例を示
す図である。
【図5】本発明による表示装置及び表示方法の第2の実
施形態を示す図である。
【図6】図5におけるパソコンと表示装置の動作を示す
フローチャートである。
【図7】図5におけるパソコン画面での表示の一具体例
を示す図である。
【図8】本発明による表示装置及び表示方法の第3の実
施形態を示すブロック図である。
【図9】図8に示した第3の実施形態での表示画像の種
類毎のデータ変換の主旨を示す図である。
【図10】図9に示した表示画像の種類に対する変換特
性を示す特性図である。
【図11】図8における情報処理装置での表示画像の一
具体例を示す図である。
【図12】本発明による表示装置及び表示方法の第4の
実施形態を示すブロック図である。
【図13】図8におけるモニタで表示されるコントロー
ルウインドウ内での表示内容の一具体例を示す図であ
る。
【図14】図8におけるモニタで表示される色情報の一
具体例を示す図である。
【図15】図8におけるモニタで表示されるコントロー
ルウインドウ内での表示内容の他の具体例を示す図であ
る。
【図16】本発明による表示装置及び表示方法の第5の
実施形態を示すブロック図である。
【図17】従来の表示装置及び表示方法の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 表示装置 3 AD変換手段 4 記憶手段 5 DA変換手段 6 記憶手段 7 マイコン 8 表示手段 10 色変換手段 11 モニタ 12 ROM 21 データ読取手段 22 描画処理手段 23 情報保存媒体 101,201,301 パソコン 102,202 液晶プロジェクタ 103,203 スクリーン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置からの画像情報を入力情報
    とする表示装置において、 該情報処理装置から特定領域指示信号を受け取り、該特
    定領域指示信号に基づいて該画像情報の特定領域を表示
    することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 情報処理装置からの画像情報を入力情報
    とする表示装置において、 該情報処理装置から表示凍結信号を受け取り、該表示凍
    結信号に基づいて表示凍結処理を行なうことを特徴とす
    る表示装置。
  3. 【請求項3】 情報処理装置からの画像情報を入力情報
    とする表示装置において、 該情報処理装置から色変換情報を受け取り、該色変換情
    報に基づいて該画像情報に色変換処理を施して表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記色変換情報は、前記画像情報の内容に依存した情報
    であることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 情報処理装置の画像情報を入力情報とす
    る第1,第2の表示装置を有し、 該情報処理装置に該第1の表示装置の第1の表示特性情
    報を供給し、該第2の表示装置上に該第1の表示特性情
    報に基づいて第1の表示装置の表示を模擬表示すること
    を特徴とする表示方法。
  6. 【請求項6】情報処理装置からの画像情報を入力情報と
    する投写型の表示装置において、 該投写型表示装置の画像が投影される表示スクリーンの
    タイプに応じた色変換処理を施すことを特徴とする投写
    型表示装置。
  7. 【請求項7】 実時間映像信号と情報保存媒体を入力と
    し、該実時間映像信号をAD変換するAD変換手段と、 該AD変換手段の出力を入力とする記憶手段と、 該記憶手段の出力を必要に応じて信号形式変換する信号
    形式変換手段と、 該信号形式変換手段の出力を表示する表示手段と、 該情報保存手段の情報を読み取る情報読み取り手段と、 該情報読み取り手段の出力情報に基づき描画処理する描
    画処理手段とからなる表示装置において、 該描画処理手段の描画結果を保存して表示に供するため
    の記憶機能として、該記憶手段を用いることを特徴とす
    る表示装置。
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