JP2000181397A - Ｃｒｔ／ｌｃｄ表示変換回路及び変換方法 - Google Patents
Ｃｒｔ／ｌｃｄ表示変換回路及び変換方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレームバッファの容量を削減させること。
【解決手段】 ＣＲＴ表示用ディジタルＲＧＢを生成す
る中間段階のグラフィックス表示色指定データ、文字色
データ及びフォントパータンはテキスト・グラフィック
ス表示情報合成部２にて合成されＬＣＤ表示用フレーム
バッファ１に格納される。そのフレームバッファ１から
読み出されたデータはパレットレジスタ３を介してテキ
スト・グラフィックス表示合成部４で合成されＬＣＤ表
示用ディジタルＲＧＢが生成される。フレームバッファ
１に格納されるデータは中間段階のデータなので従来よ
りもデータ量は少ない。よって、フレームバッファの容
量を削減し得る。
る中間段階のグラフィックス表示色指定データ、文字色
データ及びフォントパータンはテキスト・グラフィック
ス表示情報合成部２にて合成されＬＣＤ表示用フレーム
バッファ１に格納される。そのフレームバッファ１から
読み出されたデータはパレットレジスタ３を介してテキ
スト・グラフィックス表示合成部４で合成されＬＣＤ表
示用ディジタルＲＧＢが生成される。フレームバッファ
１に格納されるデータは中間段階のデータなので従来よ
りもデータ量は少ない。よって、フレームバッファの容
量を削減し得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＣＲＴ／ＬＣＤ表示
変換回路及び変換方法に関し、特にテキスト（文字情
報）とグラフィックス（図形情報）の同時表示機能を有
し、ＣＲＴ（ｃａｔｈｏｄｅ ｒａｙ ｔｕｂｅ）表示
装置とＬＣＤ（ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｙｓｔａｌ ｄｉｓ
ｐｌａｙ）表示装置に同時に表示することが可能な情報
処理装置に用いられるＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路及び
変換方法に関する。
変換回路及び変換方法に関し、特にテキスト（文字情
報）とグラフィックス（図形情報）の同時表示機能を有
し、ＣＲＴ（ｃａｔｈｏｄｅ ｒａｙ ｔｕｂｅ）表示
装置とＬＣＤ（ｌｉｑｕｉｄ ｃｒｙｓｔａｌ ｄｉｓ
ｐｌａｙ）表示装置に同時に表示することが可能な情報
処理装置に用いられるＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路及び
変換方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の従来技術の一例が特開平５−３
０３３４８号公報（以下、先行技術文献という）に開示
されている。この公報に開示されている装置は、ＣＲＴ
への表示データのシリアルデータをパラレルデータに変
換するＳ−Ｐ変換部と、ＣＰＴへの表示データを取り込
みながら、その表示データに対応した階調パターンに変
換する階調パターン生成部と、変換した階調パターンデ
ータをＣＲＴの表示ビデオインタフェース信号に同期さ
せながら、フレームバッファメモリに読出し、書込み、
ＬＣＤに表示するためのタイミングを制御するタイミン
グ制御部と、フレームバッファメモリに書込む階調パタ
ーンデータを制御するメモリ制御部と、フレームバッフ
ァメモリの書込みアドレス、読出しアドレスを発生させ
るメモリアドレス発生部と、フレームバッファメモリか
ら読出した階調パターンデータをＬＣＤのタイミングに
合わせて出力するためのＬＣＤ制御部とを備えている。
０３３４８号公報（以下、先行技術文献という）に開示
されている。この公報に開示されている装置は、ＣＲＴ
への表示データのシリアルデータをパラレルデータに変
換するＳ−Ｐ変換部と、ＣＰＴへの表示データを取り込
みながら、その表示データに対応した階調パターンに変
換する階調パターン生成部と、変換した階調パターンデ
ータをＣＲＴの表示ビデオインタフェース信号に同期さ
せながら、フレームバッファメモリに読出し、書込み、
ＬＣＤに表示するためのタイミングを制御するタイミン
グ制御部と、フレームバッファメモリに書込む階調パタ
ーンデータを制御するメモリ制御部と、フレームバッフ
ァメモリの書込みアドレス、読出しアドレスを発生させ
るメモリアドレス発生部と、フレームバッファメモリか
ら読出した階調パターンデータをＬＣＤのタイミングに
合わせて出力するためのＬＣＤ制御部とを備えている。
【０００３】ところで、ＣＲＴとＬＣＤの同時表示を行
う場合のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換には図４と図５に示す
２つの方式がある。図４及び図５は従来のＣＲＴ／ＬＣ
Ｄ表示変換装置の一例の構成図である。
う場合のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換には図４と図５に示す
２つの方式がある。図４及び図５は従来のＣＲＴ／ＬＣ
Ｄ表示変換装置の一例の構成図である。
【０００４】図４の方式においては、一つのフレームバ
ッファ１０１からＣＲＴ表示データとＬＣＤ表示装置を
生成するため、フレームバッファ１０１にはＣＲＴ表示
用の読出し、ＬＣＤ表示用の読出し、描画のための読み
書きの３種類のアクセスが発生する。
ッファ１０１からＣＲＴ表示データとＬＣＤ表示装置を
生成するため、フレームバッファ１０１にはＣＲＴ表示
用の読出し、ＬＣＤ表示用の読出し、描画のための読み
書きの３種類のアクセスが発生する。
【０００５】従って、描画性能が低下するがＬＣＤ表示
用に独立したフレームバッファは不要である。
用に独立したフレームバッファは不要である。
【０００６】図５の方式においては、ＣＲＴ表示用のフ
レームバッファ１０２と、ＬＣＤ表示用のフレームバッ
ファ１０３を有し、ＣＲＴ表示用のフレームバッファ１
０２にはＣＲＴ表示用の読出しと描画のための読み書き
の２種類のアクセスが発生し、ＬＣＤ表示用のフレーム
バッファ１０３には取り込んだＣＲＴ表示データの書込
みとＬＣＤ表示用の読出しの２種類のアクセスが発生す
る。
レームバッファ１０２と、ＬＣＤ表示用のフレームバッ
ファ１０３を有し、ＣＲＴ表示用のフレームバッファ１
０２にはＣＲＴ表示用の読出しと描画のための読み書き
の２種類のアクセスが発生し、ＬＣＤ表示用のフレーム
バッファ１０３には取り込んだＣＲＴ表示データの書込
みとＬＣＤ表示用の読出しの２種類のアクセスが発生す
る。
【０００７】従って、描画性能は低下しないがＬＣＤ表
示用のフレームバッファ１０３が必要になる。
示用のフレームバッファ１０３が必要になる。
【０００８】図６はテキストとグラフィックスの同時表
示機能を有するＣＲＴ表示制御回路の構成図である。ま
ず、この回路のグラフィックス表示に関してのデータの
流れについて説明する。図９はグラフィックス表示の処
理手順を示すフローチャートである。
示機能を有するＣＲＴ表示制御回路の構成図である。ま
ず、この回路のグラフィックス表示に関してのデータの
流れについて説明する。図９はグラフィックス表示の処
理手順を示すフローチャートである。
【０００９】まず、フレームバッファ１０４に格納され
ている表示画素単位の表示色指定データを読出す（Ｓ１
０１）。
ている表示画素単位の表示色指定データを読出す（Ｓ１
０１）。
【００１０】次に、表示色指定データによりパレットレ
ジスタ１０５に格納されている表示色（ＲＧＢ）の中か
ら１つを選択する（Ｓ１０２）。
ジスタ１０５に格納されている表示色（ＲＧＢ）の中か
ら１つを選択する（Ｓ１０２）。
【００１１】次に、テキストに関してのデータの流れに
ついて説明する。図１０はテキスト表示の処理手順を示
すフローチャートである。
ついて説明する。図１０はテキスト表示の処理手順を示
すフローチャートである。
【００１２】まず、文字コード格納用メモリ１０６から
文字コードを読出し、文字属性格納用メモリ１０７から
文字属性を読出す（Ｓ１１１）。
文字コードを読出し、文字属性格納用メモリ１０７から
文字属性を読出す（Ｓ１１１）。
【００１３】次に、文字コードとラインカウンタ（不図
示）の値から、フォントパターン格納用メモリ１０８の
アドレスを生成する（Ｓ１１２）。なお、ラインカウン
タは文字の何ライン目を表示するかを示すカウンタであ
る。
示）の値から、フォントパターン格納用メモリ１０８の
アドレスを生成する（Ｓ１１２）。なお、ラインカウン
タは文字の何ライン目を表示するかを示すカウンタであ
る。
【００１４】次に、フォントパターン格納用メモリ１０
８からフォントパターンを読出す（Ｓ１１３）。
８からフォントパターンを読出す（Ｓ１１３）。
【００１５】次に、文字属性データをフォントパターン
加工データと文字色指定データとに分ける（Ｓ１１
４）。
加工データと文字色指定データとに分ける（Ｓ１１
４）。
【００１６】次に、フォントパターンをフォントパター
ン加工データ（反転、下線、マスク等）に従ってフォン
トパターン加工回路１０９にて加工する（Ｓ１１５）。
ン加工データ（反転、下線、マスク等）に従ってフォン
トパターン加工回路１０９にて加工する（Ｓ１１５）。
【００１７】次に、テキスト表示とグラフィックス表示
の合成について説明する。図１１はテキスト表示とグラ
フィックス表示の合成の処理手順を示すフローチャート
である。
の合成について説明する。図１１はテキスト表示とグラ
フィックス表示の合成の処理手順を示すフローチャート
である。
【００１８】まず、加工されたフォントパターンの有無
により、表示合成回路１１０にてグラフィックス表示色
と文字色の一方を選択することにより、テキスト表示と
グラフィックス表示の合成を行う（Ｓ１２１）。即ち、
フォントパターン有りの場合は文字色が選択され、フォ
ントパターン無しの場合はグラフィックス表示色が選択
される。
により、表示合成回路１１０にてグラフィックス表示色
と文字色の一方を選択することにより、テキスト表示と
グラフィックス表示の合成を行う（Ｓ１２１）。即ち、
フォントパターン有りの場合は文字色が選択され、フォ
ントパターン無しの場合はグラフィックス表示色が選択
される。
【００１９】次に、その合成により生成されたＣＲＴ表
示データ（ディジタルＲＧＢ）はＤ／Ａコンバータ１１
１によりアナログＲＧＢ信号に変換されＣＲＴに出力さ
れる（Ｓ１２２）。
示データ（ディジタルＲＧＢ）はＤ／Ａコンバータ１１
１によりアナログＲＧＢ信号に変換されＣＲＴに出力さ
れる（Ｓ１２２）。
【００２０】先行技術文献に開示された技術は、図５の
方式に関し、モノクロでオン／オフの２階調しかないＬ
ＣＤパネルを使用してＬＣＤ表示用のフレーム毎のオン
／オフパターンによって疑似的に２階調以上の表現（中
間レベルの階調の表現）を可能にする方式である。
方式に関し、モノクロでオン／オフの２階調しかないＬ
ＣＤパネルを使用してＬＣＤ表示用のフレーム毎のオン
／オフパターンによって疑似的に２階調以上の表現（中
間レベルの階調の表現）を可能にする方式である。
【００２１】ＣＲＴ表示データからＬＣＤ表示データを
生成する場合、ＣＲＴ表示とＬＣＤ表示では表示タイミ
ングが異なるため、ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示デー
タに変換しながら出力することはできない。
生成する場合、ＣＲＴ表示とＬＣＤ表示では表示タイミ
ングが異なるため、ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示デー
タに変換しながら出力することはできない。
【００２２】そこで、ＬＣＤの表示タイミングに合わせ
て、ＬＣＤ表示データを生成するために必要なデータを
読出すことができるようにフレームバッファにＣＲＴ表
示データを保持しておく必要がある。
て、ＬＣＤ表示データを生成するために必要なデータを
読出すことができるようにフレームバッファにＣＲＴ表
示データを保持しておく必要がある。
【００２３】その場合、フレームバッファに格納されて
いるデータの更新はＣＲＴタイミングに合わせて行われ
ることになる。
いるデータの更新はＣＲＴタイミングに合わせて行われ
ることになる。
【００２４】先行技術文献では、ＬＣＤの表示タイミン
グをＣＲＴの表示タイミングに同期させることにより、
フレームバッファに格納するデータをＣＲＴ表示データ
（ＲＧＢの３ビット）ではなく、ＬＣＤ表示データ（オ
ン／オフの１ビット）とすることでフレームバッファの
容量を減らしている。
グをＣＲＴの表示タイミングに同期させることにより、
フレームバッファに格納するデータをＣＲＴ表示データ
（ＲＧＢの３ビット）ではなく、ＬＣＤ表示データ（オ
ン／オフの１ビット）とすることでフレームバッファの
容量を減らしている。
【００２５】図７は多色表示可能なＬＣＤパネルを使用
した場合のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路の構成図、図８
はＬＣＤ表示用フレームバッファへの格納データを示す
模式説明図、図１２はそのＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路
における処理手順を示すフローチャートである。
した場合のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路の構成図、図８
はＬＣＤ表示用フレームバッファへの格納データを示す
模式説明図、図１２はそのＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路
における処理手順を示すフローチャートである。
【００２６】まず、ＣＲＴ表示制御部（不図示）で生成
されたＣＲＴ表示データ（ディジタルＲＧＢ）をＬＣＤ
表示用フレームバッファ１２１に格納する（Ｓ１３
１）。
されたＣＲＴ表示データ（ディジタルＲＧＢ）をＬＣＤ
表示用フレームバッファ１２１に格納する（Ｓ１３
１）。
【００２７】次に、ＬＣＤ表示タイミングに合わせて、
そのデータを読出す（Ｓ１３２）。
そのデータを読出す（Ｓ１３２）。
【００２８】図８のデータは、グラフィックス表示は１
６７７７２１６色中の２５６色を同時表示可能で、テキ
スト表示は文字毎に８色の文字色指定が可能な表示制御
システムにおけるＬＣＤ表示用フレームバッファ１２１
への格納データである。
６７７７２１６色中の２５６色を同時表示可能で、テキ
スト表示は文字毎に８色の文字色指定が可能な表示制御
システムにおけるＬＣＤ表示用フレームバッファ１２１
への格納データである。
【００２９】この例の場合には、画素単位に２４（８×
３）ビットの情報を格納する必要があるため、６４０×
４８０の表示解像度では、３０７２００×２４ビット
（７３７２８００ビット）の容量のフレームバッファが
必要になる。
３）ビットの情報を格納する必要があるため、６４０×
４８０の表示解像度では、３０７２００×２４ビット
（７３７２８００ビット）の容量のフレームバッファが
必要になる。
【００３０】
【発明が解決しようとする課題】先行技術文献に開示さ
れた技術は、フレーム周期毎に表示画素をオン／オフさ
せて疑似的に階調表現する方式においてのみ有効な技術
であり、多色表示が可能なＬＣＤパネルには適用できな
い。
れた技術は、フレーム周期毎に表示画素をオン／オフさ
せて疑似的に階調表現する方式においてのみ有効な技術
であり、多色表示が可能なＬＣＤパネルには適用できな
い。
【００３１】又、ＬＣＤパネルの制御信号のタイミング
をＣＲＴ表示のタイミングに同期して生成するため、特
定のＬＣＤパネルにしか適用できない。
をＣＲＴ表示のタイミングに同期して生成するため、特
定のＬＣＤパネルにしか適用できない。
【００３２】従って、多色表示が可能なＬＣＤパネルを
使用し、描画性能を低下させないでＣＲＴとＬＣＤの同
時表示を実現する場合には、ＬＣＤ表示用に独立したフ
レームバッファを有し、ＣＲＴ表示データであるディジ
タルＲＧＢデータをこのフレームバッファに格納してお
く必要がある。しかし、前述したように大容量のフレー
ムバッファが必要になる。
使用し、描画性能を低下させないでＣＲＴとＬＣＤの同
時表示を実現する場合には、ＬＣＤ表示用に独立したフ
レームバッファを有し、ＣＲＴ表示データであるディジ
タルＲＧＢデータをこのフレームバッファに格納してお
く必要がある。しかし、前述したように大容量のフレー
ムバッファが必要になる。
【００３３】そこで本発明の目的はフレームバッファの
容量を削減させることが可能なＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換
回路及び変換方法を提供することにある。
容量を削減させることが可能なＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換
回路及び変換方法を提供することにある。
【００３４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示データに変
換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路であって、その回路
は前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中間段階におけ
る情報を合成する第１情報合成手段と、この第１情報合
成手段で合成された情報が格納される格納手段と、この
格納手段に格納された情報を読出してＬＣＤ表示データ
を生成する第２情報合成手段とを含むことを特徴とす
る。
に本発明は、ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示データに変
換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路であって、その回路
は前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中間段階におけ
る情報を合成する第１情報合成手段と、この第１情報合
成手段で合成された情報が格納される格納手段と、この
格納手段に格納された情報を読出してＬＣＤ表示データ
を生成する第２情報合成手段とを含むことを特徴とす
る。
【００３５】又、本発明による他の発明は、ＣＲＴ表示
データをＬＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表
示変換方法であって、その方法は前記ＣＲＴ表示データ
を生成する際の中間段階における情報を合成する第１ス
テップと、前記合成された情報を格納手段に格納する第
２ステップと、前記格納手段に格納された情報を読出し
てＬＣＤ表示データを生成する第３ステップとを含むこ
とを特徴とする。
データをＬＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表
示変換方法であって、その方法は前記ＣＲＴ表示データ
を生成する際の中間段階における情報を合成する第１ス
テップと、前記合成された情報を格納手段に格納する第
２ステップと、前記格納手段に格納された情報を読出し
てＬＣＤ表示データを生成する第３ステップとを含むこ
とを特徴とする。
【００３６】本発明及び本発明による他の発明によれ
ば、格納手段にはＣＲＴ表示データを生成する際の中間
段階における情報が合成されて格納される。中間段階に
おける情報は最終的に得られる情報より容量が小さい。
従って、格納手段の容量を低減させることが可能とな
る。
ば、格納手段にはＣＲＴ表示データを生成する際の中間
段階における情報が合成されて格納される。中間段階に
おける情報は最終的に得られる情報より容量が小さい。
従って、格納手段の容量を低減させることが可能とな
る。
【００３７】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要について説明
する。本発明ではＬＣＤ表示用のフレームバッファに格
納するデータを工夫した。
する。本発明ではＬＣＤ表示用のフレームバッファに格
納するデータを工夫した。
【００３８】即ち、グラフィックス表示については、表
示色指定データ（パレット番号）を保持しておくように
し、テキスト表示については、表示画素単位の文字パタ
ーンの有無と、そのパターンの表示色を保持しておくよ
うにした。
示色指定データ（パレット番号）を保持しておくように
し、テキスト表示については、表示画素単位の文字パタ
ーンの有無と、そのパターンの表示色を保持しておくよ
うにした。
【００３９】このグラフィックス表示情報とテキスト表
示情報とを合成してフレームバッファに格納する。
示情報とを合成してフレームバッファに格納する。
【００４０】これによりフレームバッファに格納する情
報量を低減させることができる。即ち、フレームバッフ
ァの容量を低減させることが可能となる。
報量を低減させることができる。即ち、フレームバッフ
ァの容量を低減させることが可能となる。
【００４１】本発明では、従来技術に対して、ＲＧＢに
変換する前のテキスト表示とグラフィックス表示とを合
成する回路を追加した。
変換する前のテキスト表示とグラフィックス表示とを合
成する回路を追加した。
【００４２】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図１は本発明に係るＣＲＴ
／ＬＣＤ表示変換回路の最良の実施の形態の構成図、図
２はＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法の処理手順を示すフロ
ーチャート、図３はＬＣＤ表示用フレームバッファへの
格納データを示す模式説明図である。
面を参照しながら説明する。図１は本発明に係るＣＲＴ
／ＬＣＤ表示変換回路の最良の実施の形態の構成図、図
２はＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法の処理手順を示すフロ
ーチャート、図３はＬＣＤ表示用フレームバッファへの
格納データを示す模式説明図である。
【００４３】図１を参照して、ＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換
回路はＬＣＤ表示用フレームバッファ１と、テキスト・
グラフィックス表示情報合成部２と、パレットレジスタ
３，５と、テキスト・グラフィックス表示合成部４，６
とを含んで構成される。
回路はＬＣＤ表示用フレームバッファ１と、テキスト・
グラフィックス表示情報合成部２と、パレットレジスタ
３，５と、テキスト・グラフィックス表示合成部４，６
とを含んで構成される。
【００４４】次に、図１〜図３を参照して動作について
説明する。まず、ＣＲＴ表示制御部（不図示）における
中間段階の表示データのフォントパターン、文字色、表
示色指定データからＬＣＤ表示用フレームバッファ１へ
の格納データをテキスト・グラフィックス表示情報合成
部２にて生成する（Ｓ１）。
説明する。まず、ＣＲＴ表示制御部（不図示）における
中間段階の表示データのフォントパターン、文字色、表
示色指定データからＬＣＤ表示用フレームバッファ１へ
の格納データをテキスト・グラフィックス表示情報合成
部２にて生成する（Ｓ１）。
【００４５】図３を参照して、中間段階の表示データの
フォントパターンは”Ｆ“１ビット、文字色は”
Ｒ“，”Ｇ“，”Ｂ“の３ビット、表示色指定データ
は”Ｐ０“から”Ｐ７“までの８ビットである。
フォントパターンは”Ｆ“１ビット、文字色は”
Ｒ“，”Ｇ“，”Ｂ“の３ビット、表示色指定データ
は”Ｐ０“から”Ｐ７“までの８ビットである。
【００４６】これがテキスト・グラフィックス表示情報
合成部２にて合成され、フォントパターン”Ｆ“が０の
場合はグラフィックス表示なので合成後のデータは”０
“及び”Ｐ０“から”Ｐ７“までの９ビットとなり、フ
ォントパターン”Ｆ“が１の場合はテキスト表示なので
合成後のデータは”１“及び”Ｒ“，”Ｇ“，”Ｂ“の
４ビットとなる。
合成部２にて合成され、フォントパターン”Ｆ“が０の
場合はグラフィックス表示なので合成後のデータは”０
“及び”Ｐ０“から”Ｐ７“までの９ビットとなり、フ
ォントパターン”Ｆ“が１の場合はテキスト表示なので
合成後のデータは”１“及び”Ｒ“，”Ｇ“，”Ｂ“の
４ビットとなる。
【００４７】次に、そのテキスト・グラフィックス表示
情報合成部２にて生成された９ビット及び４ビットのデ
ータはＬＣＤ表示用フレームバッファ１に格納される
（Ｓ２）。
情報合成部２にて生成された９ビット及び４ビットのデ
ータはＬＣＤ表示用フレームバッファ１に格納される
（Ｓ２）。
【００４８】次に、ＬＣＤ表示タイミングに合わせてＬ
ＣＤ表示用フレームバッファ１に格納されたデータが読
み出される（Ｓ３）。
ＣＤ表示用フレームバッファ１に格納されたデータが読
み出される（Ｓ３）。
【００４９】次に、その読み出されたデータはパレット
レジスタ３及びテキスト・グラフィックス表示合成部４
にて合成され、ＬＣＤ表示用のディジタルＲＧＢデータ
が生成される（Ｓ４）。
レジスタ３及びテキスト・グラフィックス表示合成部４
にて合成され、ＬＣＤ表示用のディジタルＲＧＢデータ
が生成される（Ｓ４）。
【００５０】即ち、ＬＣＤ表示用フレームバッファ１よ
り読み出された表示色指定データの合成データ”０“及
び”Ｐ０“から”Ｐ７“までのデータのうちの”Ｐ０
“から”Ｐ７“までのデータによりパレットレジスタ３
に格納されている表示色の中から所望の表示色が選択さ
れ、ＬＣＤ表示用フレームバッファ１より読み出された
文字色データの合成データ”１“及び”Ｒ“，”
Ｇ“，”Ｂ“から所望の文字色が選択され、これらが合
成されてＬＣＤ表示用のディジタルＲＧＢデータとな
る。
り読み出された表示色指定データの合成データ”０“及
び”Ｐ０“から”Ｐ７“までのデータのうちの”Ｐ０
“から”Ｐ７“までのデータによりパレットレジスタ３
に格納されている表示色の中から所望の表示色が選択さ
れ、ＬＣＤ表示用フレームバッファ１より読み出された
文字色データの合成データ”１“及び”Ｒ“，”
Ｇ“，”Ｂ“から所望の文字色が選択され、これらが合
成されてＬＣＤ表示用のディジタルＲＧＢデータとな
る。
【００５１】図３に示すデータはグラフィックス表示は
１６７７７２１６色中の２５６色を同時に表示すること
が可能で、テキスト表示は文字毎に８色の文字色指定が
可能な情報処理装置におけるＬＣＤ表示用フレームバッ
ファに格納されるデータである。
１６７７７２１６色中の２５６色を同時に表示すること
が可能で、テキスト表示は文字毎に８色の文字色指定が
可能な情報処理装置におけるＬＣＤ表示用フレームバッ
ファに格納されるデータである。
【００５２】本実施の形態の場合、画素単位に９ビット
の情報がＬＣＤ表示用フレームバッファ１に格納される
ので、６４０×４８０の表示解像度で必要とされるフレ
ームバッファの容量は３０７２００×９ビット（２７６
４８００ビット）となり、従来よりも遥かに小さなもの
となる。
の情報がＬＣＤ表示用フレームバッファ１に格納される
ので、６４０×４８０の表示解像度で必要とされるフレ
ームバッファの容量は３０７２００×９ビット（２７６
４８００ビット）となり、従来よりも遥かに小さなもの
となる。
【００５３】
【発明の効果】本発明によれば、ＣＲＴ表示データをＬ
ＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路
であって、その回路を前記ＣＲＴ表示データを生成する
際の中間段階における情報を合成する第１情報合成手段
と、この第１情報合成手段で合成された情報が格納され
る格納手段と、この格納手段に格納された情報を読出し
てＬＣＤ表示データを生成する第２情報合成手段とを含
んで構成したため、格納手段の容量を削減させることが
可能となる。
ＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路
であって、その回路を前記ＣＲＴ表示データを生成する
際の中間段階における情報を合成する第１情報合成手段
と、この第１情報合成手段で合成された情報が格納され
る格納手段と、この格納手段に格納された情報を読出し
てＬＣＤ表示データを生成する第２情報合成手段とを含
んで構成したため、格納手段の容量を削減させることが
可能となる。
【００５４】又、本発明による他の発明によれば、ＣＲ
Ｔ表示データをＬＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／Ｌ
ＣＤ表示変換方法であって、その方法を前記ＣＲＴ表示
データを生成する際の中間段階における情報を合成する
第１ステップと、前記合成された情報を格納手段に格納
する第２ステップと、前記格納手段に格納された情報を
読出してＬＣＤ表示データを生成する第３ステップとを
含んで構成したため、格納手段の容量を削減させること
が可能となる。
Ｔ表示データをＬＣＤ表示データに変換するＣＲＴ／Ｌ
ＣＤ表示変換方法であって、その方法を前記ＣＲＴ表示
データを生成する際の中間段階における情報を合成する
第１ステップと、前記合成された情報を格納手段に格納
する第２ステップと、前記格納手段に格納された情報を
読出してＬＣＤ表示データを生成する第３ステップとを
含んで構成したため、格納手段の容量を削減させること
が可能となる。
【図１】本発明に係るＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路の最
良の実施の形態の構成図である。
良の実施の形態の構成図である。
【図２】ＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法の処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図３】ＬＣＤ表示用フレームバッファへの格納データ
を示す模式説明図である。
を示す模式説明図である。
【図４】従来のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換装置の一例の構
成図である。
成図である。
【図５】従来のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換装置の一例の構
成図である。
成図である。
【図６】テキストとグラフィックスの同時表示機能を有
するＣＲＴ表示制御回路の構成図である。
するＣＲＴ表示制御回路の構成図である。
【図７】多色表示可能なＬＣＤパネルを使用した場合の
ＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路の構成図である。
ＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路の構成図である。
【図８】ＬＣＤ表示用フレームバッファへの格納データ
を示す模式説明図である。
を示す模式説明図である。
【図９】グラフィックス表示の処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図１０】テキスト表示の処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図１１】テキスト表示とグラフィックス表示の合成の
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図１２】ＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路における処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
１ ＬＣＤ表示用フレームバッファ ２ テキスト・グラフィックス表示情報合成部 ３，５ パレットレジスタ ４，６ テキスト・グラフィックス表示合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 5/06 Ｇ０９Ｇ 5/06 5/30 ６５０ 5/30 ６５０ Ｆターム(参考） 5C006 AA03 AA22 AC02 AC21 AF01 AF12 AF27 AF82 AF85 BB11 BC16 BF02 FA02 FA06 FA44 5C080 AA10 BB05 CC03 DD27 EE01 EE30 FF09 GG02 GG09 GG12 JJ02 JJ07 KK01 5C082 AA01 AA34 BA02 BA12 BA34 BA35 BB15 BB22 BB51 BB54 BD09 CA55 CA82 CA84 DA53 DA63 DA71 DA87 MM04 MM07
Claims (10)
- 【請求項１】 ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示データに
変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路であって、 前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中間段階における
情報を合成する第１情報合成手段と、この第１情報合成
手段で合成された情報が格納される格納手段と、この格
納手段に格納された情報を読出してＬＣＤ表示データを
生成する第２情報合成手段とを含むことを特徴とするＣ
ＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路。 - 【請求項２】 前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中
間段階における情報は表示色指定データと、文字色デー
タと、フォントパターンデータとにより構成されること
を特徴とする請求項１記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回
路。 - 【請求項３】 前記第１情報合成手段は前記フォントパ
ターンデータの内容に従って、前記表示色指定データ及
び文字色データのいずれかを合成することを特徴とする
請求項２記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路。 - 【請求項４】 前記第２情報合成手段は前記表示色指定
データ及び文字色データのいずれかの合成データに基づ
き前記ＬＣＤ表示データを生成することを特徴とする請
求項３記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路。 - 【請求項５】 前記第２情報合成手段は前記表示色指定
データの合成データにより選択される表示色が格納され
るパレットレジスタと、このパレットレジスタより選択
された表示色データと前記文字色データの合成データと
を合成する表示合成部とを含むことを特徴とする請求項
４記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換回路。 - 【請求項６】 ＣＲＴ表示データをＬＣＤ表示データに
変換するＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法であって、 前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中間段階における
情報を合成する第１ステップと、前記合成された情報を
格納手段に格納する第２ステップと、前記格納手段に格
納された情報を読出してＬＣＤ表示データを生成する第
３ステップとを含むことを特徴とするＣＲＴ／ＬＣＤ表
示変換方法。 - 【請求項７】 前記ＣＲＴ表示データを生成する際の中
間段階における情報は表示色指定データと、文字色デー
タと、フォントパターンデータとにより構成されること
を特徴とする請求項６記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方
法。 - 【請求項８】 前記第１ステップは前記フォントパター
ンデータの内容に従って、前記表示色指定データ及び文
字色データのいずれかを合成することを特徴とする請求
項７記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法。 - 【請求項９】 前記第３ステップは前記表示色指定デー
タ及び文字色データのいずれかの合成データに基づき前
記ＬＣＤ表示データを生成することを特徴とする請求項
８記載のＣＲＴ／ＬＣＤ表示変換方法。 - 【請求項１０】 前記第３ステップは前記表示色指定デ
ータの合成データによりパレットレジスタより表示色を
選択する第４ステップと、この選択された表示色データ
と前記文字色データの合成データとを合成する第５ステ
ップとを含むことを特徴とする請求項９記載のＣＲＴ／
ＬＣＤ表示変換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355175A JP2000181397A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | Ｃｒｔ／ｌｃｄ表示変換回路及び変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355175A JP2000181397A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | Ｃｒｔ／ｌｃｄ表示変換回路及び変換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000181397A true JP2000181397A (ja) | 2000-06-30 |
Family
ID=18442389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10355175A Withdrawn JP2000181397A (ja) | 1998-12-14 | 1998-12-14 | Ｃｒｔ／ｌｃｄ表示変換回路及び変換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000181397A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003036607A1 (ja) * | 2001-10-25 | 2005-02-17 | 富士通株式会社 | 表示制御装置 |
-
1998
- 1998-12-14 JP JP10355175A patent/JP2000181397A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003036607A1 (ja) * | 2001-10-25 | 2005-02-17 | 富士通株式会社 | 表示制御装置 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |