JPH0535243A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0535243A
JPH0535243A JP3189756A JP18975691A JPH0535243A JP H0535243 A JPH0535243 A JP H0535243A JP 3189756 A JP3189756 A JP 3189756A JP 18975691 A JP18975691 A JP 18975691A JP H0535243 A JPH0535243 A JP H0535243A
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JP
Japan
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image
circuit
code
display
pallet
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Withdrawn
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JP3189756A
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Masahiko Yamaguchi
雅彦 山口
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パレツト機能を使用した表示装置においても、
現在表示されている画面を別の画面に切り換えようとし
た場合における見苦しさを低減することを目的とする。 【構成】画像データを表示する表示手段及びパレツト機
能を備える画像処理装置であつて、画像データを入力す
る入力手段101と、画像データを記憶する画像メモリ
102と、パレツト機能を達成するパレツト回路103
と、該パレツト回路103に設定すべき画像コードを特
定の規則で並べ替える並べ替え手段104と、表示上の
各画素に対応したパレツトが持つ画像コードを選択する
選択手段105と、該選択手段で106選択された画像
コードにより表示手段106への表示制御を行う表示制
御手段107とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データを表示する表
示手段及びパレツト機能を備える画像処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在のコンピユータシステムでは、その
表示装置のカラー化が進むと共に、より原画像に近い鮮
明な表示が求められている。表示装置の画質を向上させ
るためには、1画素あたりの情報量を増やすことが一般
的であるが、この方法はそのまま1画面あたりの情報量
が大きくなり、記憶装置の大型化、画像データの転送速
度の低下等を招いてしまう。
【0003】この対策として、従来よりパレツト機能を
用いた画像表示装置が実現されている。パレツト機能と
は、画面上の各画素が、表示における色調を決定する画
像コードを直接指定するのではなく、一連のパレツト群
の中から1つのパレツトを指定し、このパレツトが画像
コードを指定するという方法である。
【0004】この方法では、各画素で有する情報はパレ
ツトを指定するのに必要な情報だけであり、一般的に、
直接画像コードを指定するのに比べて少ない情報量で済
むという利点がある。以上の処理の詳細を具体的に図1
0の(A)から(C)を用いて説明する。なお、以下
は、説明を分かり易くするため、表示画面上の座標
(0,0)に注目する。
【0005】今、図10の(A)に示すように、表示装
置27の表示画面に画像1が表示されているものとす
る。この時、画像メモリ25には画像データ1が書き込
まれており、パレツト回路26にはこれに対応したパレ
ツトデータ1が設定されている。画像メモリ25の座標
(0,0)には、パレツト番号0が書き込まれており、
パレツト番号0には、3原色R,G,BがそれぞれR=
(FF)H,G=(00),B=(00)の値を持つ画
像コードに設定され、表示装置27上の座標(0,0)
には赤色が表示されている(文書中、数字の後の“H”
は、その数字が16進数であることを示す)。
【0006】次に、図10の(C)に示すように、表示
装置27に、画像2を表示する場合を考えると、画像2
を表示するためには、まず画像メモリ25に画像データ
2が書き込まれ、パレツト回路26にはこれに対応した
パレツトデータ2が設定されることが必要である。この
時、画像メモリ25の座標(0,0)には、パレツト番
号8が書き込まれており、パレツト番号8には、R=
(00),G=(00),B=(FF)Hの画像コード
が設定され、表示装置27上の座標(0,0)には青色
が表示されている。つまり、表示を画像1から画像2へ
切り換えることにより、座標(0,0)の色は赤から青
へ切り替わることになる。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、従来のこ
のようなパレツト機能を使用した表示装置では、現在表
示されている画面を別の画面に切り換えようとした場
合、画像メモリ上のデータを書き換えると共に、パレツ
ト回路に設定された画像コードも書き換えなければなら
なかつた。このため、画像メモリ上のデータを書き換え
てからパレツト回路上の画像コードを書き換えるまでの
間(あるいは、パレツト回路上の画像コードを書き換え
てから画像メモリ上のデータを書き換えるまでの間)、
本来表示されるべき画像コードと実際に表示される画像
コードとに不一致が生じるという問題があつた。
【0008】即ち、一般的にCPUを用いてこの処理を
行う場合、画像メモリ25への書き込みとパレツト回路
26への設定の間に時間差が生じるのが普通である。従
つて、図10の(A)と図10の(C)との間には、画
像メモリ25には画像データ2が書き込まれているが、
パレツト回路26にはパレツトデータ1が設定されたま
まである図10の(B)で示す状態が存在する。この状
態では、画像メモリ25の座標(0,0)には、パレツ
ト番号8が書き込まれており、仮にパレツトデータ1の
パレツト番号8に、R=(00),G=(FF)H,B
=(00)のコードが設定されていたとすると、表示装
置27上の座標(0,0)には緑色が表示されてしまう
ことになる。即ち、表示を画面1から画面2に切り換え
る際、本来なら「赤→青」と変わるはずの座標(0,
0)の色が、「赤→緑→青」と変わってしまうのであ
る。これはそのまま表示の切り換えにおけるノイズとな
つて画面に現れてしまい、大変見苦しいものであつた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、具体的にはパ
レツト機能を使用した表示装置においても、現在表示さ
れている画面を別の画面に切り換えようとした場合にお
ける見苦しさを低減することを目的とし、この目的を達
成する一手段として図1に示す構成を備える。
【0010】即ち、画像データを表示する表示手段及び
パレツト機能を備える画像処理装置であつて、画像デー
タを入力する入力手段101と、画像データを記憶する
画像メモリ102と、パレツト機能を達成するパレツト
回路103と、該パレツト回路103に設定すべき画像
コードを特定の規則で並べ替える並べ替え手段104
と、表示上の各画素に対応したパレツトが持つ画像コー
ドを選択する選択手段105と、該選択手段で106選
択された画像コードにより表示手段106への表示制御
を行う表示制御手段107とを備える。
【0011】
【作用】以上の構成において、パレツト回路に設定する
画像コードの並び方に特定の規則を設け、複数の表示画
面間におけるパレツト番号と画像コードとの対応に共通
性を持たせることにより、画像メモリ上のデータを書き
換えてからパレツト回路上の画像コードを書き換えるま
での間、本来表示されるべき画像コードと実際に表示さ
れる画像コードとの不一致を減少させ、画像の乱れが少
ない画像表示を可能とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。
【0013】
【第1実施例】本発明に係る第1実施例を図2〜図5を
参照して以下に説明する。図2は本発明に係る第1実施
例のシステム全体の構成例を示すブロツク図である。図
2に示す様に、第1実施例は、CPU1、メインメモリ
2、磁気デイスクインタフエース3、磁気デイスクドラ
イブ4、キーボードインタフエース5、キーボード6、
デイスプレイインタフエース7、CRTデイスプレイ
(以下「CRT」と称す)8、システムバス9から構成
されている。
【0014】図2のデイスプレイインタフエース7の詳
細構成を図3に示す。デイスプレイインタフエース7
は、画像メモリ10、パレツト回路11、各表示色毎に
備えられたパレツト回路11よりのデジタル表示データ
を対応するアナログ信号に変換するD−Aコンバータ回
路12、各色毎のD−Aコンバータ回路12よりのアナ
ログ信号をCRT8での入力信号仕様に変換して出力す
るドライバ回路13、画像データの読み出し制御タイミ
ングを制御するタイミング発生回路14、本実施例に特
有の画像コード並べ替え回路15から構成されている。
【0015】なお、本実施例おいては、画像メモリ10
の構成は、画素320×200ドツト、1画素は8ビツ
トで構成されているものとする。また、パレツト回路1
1は256個のパレツトで構成され、さらに各パレツト
は3原色R、G、B各8ビツトで構成される画像コード
が設定できるものとする。図3に示す本実施例に特有の
画像コード並べ替え回路15の詳細構成を図4に示す。
【0016】画像コード並べ替え回路15は、図4に示
す様に、一時記憶回路16、Rソーテイング回路、Gソ
ーテイング回路18、Bソーテイング回路19、パレツ
ト書き込み制御回路20から構成されている。図4の一
時記憶回路16の記憶状態の詳細を図5に示す。一時記
憶回路16は、図5に示す様に、No.0〜No. 255の
計256個の記憶領域に分けられる。そして、No. 0〜
No. 255の各記憶領域は、さらにR、G、B3つの記
憶領域から構成されている。
【0017】以上の構成を備える第1実施例の動作を、
図6のフローチヤートを参照して以下に説明する。以後
の説明は磁気デイスクドライブ4に原画像のデータが記
録された磁気デイスクを入れ、これをCRT8に表示さ
せる場合を例として説明する。なお、原画像のデータは
画素640×400ドツト、1画素当りR、G、B各8
ビツトで構成されているものとする。
【0018】まず、CPU1はステツプS1で内蔵する
ROMに格納されているプログラム、またはメインメモ
リ2に与えられたプログラムにより、原画像データをメ
インメモリ2に読み込む処理を実行する。次に、ステツ
プS2で読み込んだ原画像を、表示装置(この場合はC
RT8)の分解能に合わせて画素数を調整する。即ち、
縦横に隣合った4つの画素を1組としてR、G、Bそれ
ぞれのコードの平均を取り、新たに1つの画素とするC
RT8に合わせた画素数の調整を行なう。この処理を原
画像データ全体で行うことにより、画素640×400
ドツトの原画像が、画素320×200ドツトの画像デ
ータに変換される。
【0019】次に、CPU1はステツプS3の処理に進
み、画像データの中で使用されている画像コードの使用
頻度を調べる。具体的には、画素320×200ドツト
のうち、コードR=(00)、G=(00)、B=(0
0)である画素の数を計測、次にコードR=(00)、
G=(00)、B=(01)Hである画素の数を計測、
次にコードR=(00)、G=(00)、B=(02)
Hである画素の数を計測、…、という手順で処理を進
め、コードR=(FF)H、G=(FF)H、B=(F
F)Hである画素の数を計測するまで続ける。
【0020】続いてCPU1はステツプS4で計測した
画素コードの中から使用頻度の多い順に256個の画素
コードを選び出し、これをパレツト回路11内の一時記
憶回路16に書き込む。一時記憶回路16に記憶された
画像コードは、ステツプS5〜ステツプS7で画像コー
ド並べ替え回路15の図4に示すR、G、Bの各ソーテ
イング回路17〜19毎とに順次特定の規則によつて並
び換えられる。
【0021】具体的には、まずステツプS5において、
Rソーテイング回路17が各画像コードのうちRコード
だけに注目し、Rコードの大きい順に一時記憶回路16
の内容を書き換える。例えば、最も大きなコードRを持
つ画像コードが、コードR=(FF)H、G=(F4)
H、B=(89)Hの組み合せであり、現時点では一時
記憶回路16のNo. 39の領域に設定されているものと
すると、一時記憶回路16のNo. 39の領域の設定デー
タを一時記憶回路16のNo. 0の領域に移動する。そし
て、もともと一時記憶回路16のNo. 0に記憶されてい
た画像コードは、これと入れ替わりにNo. 39に設定さ
れる。つまり、一時記憶回路16のNo.0の内容とNo.
39の内容が交換となる。具体的には、一時記憶回路1
6のNo.39の領域の設定データを、一時記憶回路16
のNo. 0のNo. 0−R領域にコード(FF)H、No. 0
−G領域にコード(F4)H、No. 0−B領域にコード
(89)Hが設定される。
【0022】そしてその次に大きなコードRを持つ画像
コードが、コードR=(FC)H、G=(E9)H、B
=(8A)Hの組み合せであり、現時点では一時記憶回
路16のNo. 98の領域に設定されているものとする
と、一時記憶回路16のNo.1−Rにコード(FC)
H、No. 1−Gにコード(E9)H、No. 1−Bにコー
ド(9A)Hがそれぞれ設定される。なお、もともと一
時記憶回路16のNo. 1領域に記憶されていた画像コー
ドは、これと入れ替わりに一時記憶回路16のNo. 98
の領域に設定される。
【0023】以後、同様にしてNo. 2、No. 3、No. 4
…という手順で一時記憶回路16内のすべての画像コー
ドに対して行う。Rソーテイング回路17による並べ替
えが終ると、続くステツプS6でほぼ同様の手順でGソ
ーテイング回路18が各画像コードのうちGコードだけ
に注目し、Gコードの大きい順に一時記憶回路16の内
容を書き換える。たたし、Rソーテイング回路17とは
逆に、最も大きなコードキーを持つ画像コードを一時記
憶回路16の後からNo. 255、No. 254、No. 25
3…という順で設定していく。
【0024】さらに、Gソーテイング回路18による並
べ替えが終ると、次のステツプS7で上述とほぼ同様の
手順でBソーテイング回路19が各画像コードのうちB
コードだけに注目し、Bコードの大きい順に一時記憶回
路16の内容を書き替える。ただし、Bソーテイング回
路18では、最も大きなコードBを持つ画像コードを一
時記憶回路16の中央から前後に向かってNo. 127、
No. 128、No. 126、No. 129…という順で設定
していく。
【0025】そして、以上の並べ替え処理が終わると、
一時記憶回路16の前側(番号の小さい方)に赤系の
(Rコードの値が大きい)画像コードが、後ろ側(番号
の大きい方)に緑系の(Gコードの値が大きい)画像コ
ードが、中央の青系の(Bコードの値が大きい)画像コ
ードが割り当てられる。
【0026】以上のソーテイング処理が終了するとステ
ツプS8に進み、一時記憶回路16の内容がパレツト書
き込み制御回路20によつてパレツト回路11に転送さ
れ、該回路11に書き込まれる。次に、CPU1はステ
ツプS9でメインメモリ2に記録されている画像データ
における各画素の画像コードをパレツト番号に変換し、
画像メモリ10へ転送する。具体的には、変換の対象と
なる画素のR、G、Bコードを取りだし、この組み合せ
に最も近いR、G、Bコードを有するパレツト番号をそ
の画素に割り当てる。最も近いR、G、Bコードを判断
するには、例えば、画素データにおけるRの値とパレツ
トRとの差分を取りこれを「差分R」、画素データにお
けるGの値とパレツトGとの差分を取りこれを「差分
G」、画素データにおけるBの値とパレツトBとの差分
を取りこれを「差分B」とし、これらの合計値「差分
R」+「差分B」+「差分B」の値が最も小さくなるパ
レツト番号を選択する等である。この処理をすべての画
素に対して行う。
【0027】画像メモリ10へ転送されたパレツト番号
の情報は、ステツプS10でタイミング発生回路14の
制御により、所定のタイミングでCRT8に表示され
る。具体的には、CRT8に適したタイミング(例え
ば、垂直同期、水平同期等)をタイミング発生回路14
が生成し、この制御により画像メモリ10から表示タイ
ミングに対応する画素のパレツト番号が読み出され、パ
レツト回路11に送られる。パレツト回路11は、指定
されたパレツト番号に設定されている画像コードを読み
だし、R、G、BそれぞれをD−Aコンバータへ送り、
アナログ信号に変換する。このアナログ信号がドライバ
回路13を通してCRT8へ送られ、画像が表示され
る。
【0028】同様の処理をするすべての画像に対して同
じ規則で行えば、どの画面に対してもパレツト回路11
に設定される画像コードの並び順がほぼ同じ傾向になる
ため、画像メモリ上のデータを書き替えてからパレツト
回路に設定される画像コードを書き替えるまでの間に発
生する表示画面の乱れを減少させることが可能となる。
以上説明したように第1実施例によれば、パレツト回路
に設定する画像コードの並び方に特定の規則を設け、複
数の表示画面間におけるパレツト番号と画像コードとの
対応に共通性を持たせることにより、画像メモリ上のデ
ータを書き換えてからパレツト回路上の画像コードを書
き換えるまでの間、本来表示されるべき画像コードと実
際に表示される画像コードとの不一致を減少させ、画像
の乱れが少ない画像表示が実現可能となる。
【0029】
【第2実施例】以上の第1実施例においては、パレツト
回路に設定する画像コードの並び換えを、CRT8に表
示する直前に行なう例について説明した。しかし、本発
明は以上の例に限定されるものではなく、パレツト回路
に設定する画像コードの並び換えを、画像データを表示
する以前に予め行なうように制御してもよい。
【0030】パレツト回路に設定する画像コードの並び
換えを、画像データを表示する以前に予め行なうように
制御する本発明に係る第2の実施例を図7〜図9を参照
して以下に説明する。具体的には、原画像データを表示
装置に合わせて変換する処理、画像データを解析し、パ
レツト回路に設定する画像コードを選ぶ処理、画像デー
タの各画素を対応するパレツト番号に変換する処理まで
を表示を行う以前に終了しておき、磁気デイスク4に記
憶させておく。そして画像データを表示するときには、
各画素がパレツト番号に変換された画像データを画像メ
モリ10に転送し、並べ替えの終つたパレツト用画像コ
ードをパレツト回路11に転送する…という手順を実行
する。
【0031】図7は本発明に係る第2実施例の全体シス
テム構成図である。図7に示す第2実施例においても、
基本的構成は上述した図2に示す第1実施例と同様であ
り、第1と同一構成には同一番号を付し、詳細説明を省
略する。第2実施例では、画像コード並べ替え回路21
をデイスプレイインタフエース回路35と独立した構成
としている。なお、他の構成は第1実施例と同様構成で
足りる。
【0032】この画像コード並べ替え回路21の詳細構
成を図8に示す。図8に示す様に第2実施例の画像コー
ド並べ替え回路21は、一時記憶回路22に加え、R,
G,Bの各色毎に設けられた重み付け回路23、及び可
算/比較回路24から構成されている。図7に示すデイ
スプレイインタフエース35の詳細構成を図9に示す。
【0033】図9に示す第2実施例においては、図3に
示す第1実施例に比し、画像コード並べ替え回路15が
別構成となつたことより、デイスプレイインタフエース
35より該画像コード並べ替え回路が除かれた構成とな
つている。以上の構成を備える第2実施例においては、
上述した第1実施例とは別の基準で並べ替えを行う。
【0034】まず、第2実施例における、原画像データ
を取り込んでから必要な処理を行い、磁気デイスクドラ
イブ4に記憶するまでの手順を説明する。まず、磁気デ
イスクドライブ4に原画像のデータが記録された磁気デ
イスクをセツトし、これをCRT8に表示させる場合を
説明する。第2実施例においても上述した第1実施例と
同様、原画像のデータは画素640×400ドツト、1
画素当りR、G、B各8ビツトで構成されているものと
する。
【0035】CPU1は、与えられたプログラムによ
り、1枚目の原画像データをメインメモリ2に読み込
む。次に、第1実施例と同様の手順で、画素640×4
00ドツトの原画像を画素320×200ドツトの画像
データに変換する。次に、CPU1は与えられたプログ
ラムにより、第1実施例と同様の手順で、画像データの
中で使用されている画像コードの使用頻度を調べる。
【0036】次に、CPU1は与えられたプログラムに
より、第1実施例と同様の手順で、数を計測した画像コ
ードの中から使用頻度の多い順に256個を選び出し、
これを画像コード並べ替え回路21内にある一時記憶回
路22に書き込む。一時記憶回路22に書き込まれた画
像コードは、重み付け回路23、可算/比較回路24に
より、見かけ上の輝度がほぼ大きい順となるように並べ
替えられる。具体的には、画像コードをR、G、B別に
それぞれに対応した重み付けを行い、その合計値を求
め、合計値の大きい順に一時記憶回路22内部の画像コ
ードを並べ替える。この実施例では、赤(R)を3割、
緑(G)を6割、青(B)を1割として重み付けを行つ
ている。
【0037】次に、CPU1は並べ替えの終つた一時記
憶回路22内部の画像コードを、メインメモリ2へ一旦
記憶する。次に、CPU1は与えられたプログラムによ
り、メインメモリ2に記録されている画像データにおけ
る各画素の画像コードをパレツト番号に変換し、磁気デ
イスクドライブ4へ転送する。パレツト番号への変換手
順は、第1実施例とほぼ同様に、変換の対象となる画素
のR、G、Bコードを取り出し、この組み合せに最も近
いR、G、Bコードを有するパレツト番号をその画素に
割り当てる。
【0038】次に、CPU1は与えられたプログラムに
より、メインメモリ2に記憶されたパレツト回路用の画
像コードを磁気デイスクドライブ4へ転送する。以上の
処理により、各画素が対応するパレツト番号に変換され
た画像データ、及び特定の規則で並べ替えられたパレツ
ト用画像コードが磁気デイスクドライブ4へ記憶され
る。
【0039】以上の処理を2枚目の画像データ、3枚目
の画像データ…と順に行なう。次に、磁気デイスクドラ
イブ4上に作成された画像データを、CRT8に表示す
るまでの手順を説明する。まず、1枚目の画像データを
磁気デイスクドライブ4から読み込み、画像メモリ28
に転送する。次に、1枚目の画像データに対応した一連
のパレツト用画像コードを磁気デイスクドライブ4から
読み出し、パレツト回路29へ転送する。画像メモリ2
8へ転送されたパレツト番号の情報は、タイミング発生
回路32の制御により、パレツト回路29で対応する画
像コードに変換され、D−Aコンバータ回路30、ドラ
イバ回路31を通してCRT8に表示される。同様の手
順で、2枚目の画像データ、3枚目の画像データと順に
表示していく。
【0040】以上説明したように本実施例によれば、パ
レツト回路に設定する画像コードの並び方に特定の規則
を設け、複数の表示画面間におけるパレツト番号と画像
コードとの対応に共通性を持たせることにより、画像メ
モリ上のデータを書き換えてからパレツト回路上の画像
コードを書き換えるまでの間、本来表示されるべき画像
コードと実際に表示される画像コードとの不一致を減少
させ、画像の乱れが少ない画像表示が実現可能となる。
尚、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
また、本発明はシステム或は装置にプログラムを供給す
ることによつて達成される場合にも適用できることは言
うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、パレツ
ト回路に設定する画像コードの並び方に特定の規則を設
け、複数の表示画面間におけるパレツト番号と画像コー
ドとの対応に共通性を持たせることにより、画像メモリ
上のデータを書き換えてからパレツト回路上の画像コー
ドを書き換えるまでの間、本来表示されるべき画像コー
ドと実際に表示される画像コードとの不一致を減少さ
せ、画像の乱れが少ない画像表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機能ブロツク図である。
【図2】本発明に係る第1実施例のシステム全体の構成
例を示すブロツク図である。
【図3】図2に示すデイスプレイインタフエースの詳細
構成を示す図である。
【図4】図3に示す画像コード並べ替え回路の詳細構成
を示す図である。
【図5】図4に示す一時記憶回路の詳細構成を示す図で
ある。
【図6】第1実施例の動作制御を示すフローチヤートで
ある。
【図7】本発明に係る第2実施例のシステム全体の構成
例を示すブロツク図である。
【図8】図7に示す画像コード並べ替え回路21の詳細
構成を示す図である。
【図9】図7に示すデイスプレイインタフエースの詳細
構成を示す図である。
【図10】従来のパレツト機能を用いた画像表示装置に
おける表示切換処理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU、 2 メインメモリ、 3 磁気デイスクインタフエース、 4 磁気デイスクドライブ、 5 キーボードインタフエース、 6 キーボード、 7 デイスプレイインタフエース、 8 CRTデイスプレイ、 9 システムバス、 10,25,28 画像メモリ、 11,26,29 パレツト回路、 12,30 D−Aコンバータ回路、 13,31 ドライバ回路、 14,32 タイミング発生回路、 15,21 画像コード並べ換え回路、 16,22 一時記憶回路、 17 Rソーテイング回路、 18 Gソーテイング回路、 19 Bソーテイング回路、 20 パレツト書き込み制御回路、 23 重み付け回路、 24 可算/比較回路、 27 表示装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 画像データを表示する表示手段及びパレ
    ツト機能を備える画像処理装置であつて、 画像データを入力する入力手段と、画像データを記憶す
    る画像メモリと、パレツト機能を達成するパレツト回路
    と、該パレツト回路に設定すべき画像コードを特定の規
    則で並べ替える並べ替え手段と、表示上の各画素に対応
    したパレツトが持つ画像コードを選択する選択手段と、
    該選択手段で選択された画像コードにより前記表示手段
    への表示制御を行う表示制御手段とを備えることを特徴
    とする画像処理装置。
JP3189756A 1991-07-30 1991-07-30 画像処理装置 Withdrawn JPH0535243A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2434835A (en) * 2004-09-29 2007-08-08 Honda Motor Co Ltd Automatic tappet clearance adjusting device
JP2015032099A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル ソート機能を持つ画像処理装置及び画像処理方法

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