JPH06161406A - 可変解像度表示制御方式 - Google Patents

可変解像度表示制御方式

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JPH06161406A
JPH06161406A JP4338152A JP33815292A JPH06161406A JP H06161406 A JPH06161406 A JP H06161406A JP 4338152 A JP4338152 A JP 4338152A JP 33815292 A JP33815292 A JP 33815292A JP H06161406 A JPH06161406 A JP H06161406A
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JP
Japan
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dot
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Application number
JP4338152A
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English (en)
Inventor
Makoto Nomi
誠 能見
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機の表示系で文字、画像等を混在表示す
る際、少ないフレームメモリで低階調高解像度、高階調
低解像度の画像を領域毎に混在表示可能にする。 【構成】 計算機から文字、図形、自然画等の表示画像
データとして所定の単位毎の表示データと共に該表示デ
ータの解像度指定情報を表示制御回路に出力する。 そ
して表示制御回路は、フレームメモリに表示データと共
に解像度指定情報を格納し、次いで、それを読み出し、
フォーマット変換回路により解像度指定情報に基づいて
表示データを解像度に応じたドット数のドットデータフ
ォーマットに変換し、さらにこれをビデオ信号に変換
し、複数の解像度の画像を同一表示画面に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークステーション、パ
ーソナルコンピュータ等における表示系に関わり、特に
文字、グラフ、図形、静止画、動画の混在したマルチメ
ディアシステムの表示系に好適な可変解像度表示制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワークステーションの表示制御方
式は一般的には解像度は固定で、異なった解像度は異な
った表示制御回路を用いていた。それに対して実質的に
世界標準となっているパーソナルコンピュータは、その
発展の歴史からソフトウエアの互換性を確保するため
に、320ドット×240ドットの低解像度から102
4ドット×768ドットのあるいはそれ以上の高解像度
まで、種々な解像度の表示系式を1台の計算機の表示系
で上位互換で提供できるアーキテクチュアが採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる応用対
象とするマルチメディアシステムは、文字、カラー静止
画、動画、グラフィックス等を自由に表示出来、かつ、
同一画面上に混在表示しなければならない。この場合、
文字あるいはグラフの表示では2値画あるいは少ない色
数で良いが解像度が低いと小さな文字や図形が表示出来
ず、文字図形にジャギが生じる。一方、フルカラーの自
然画を表示する場合はドット当たりのデータのビット数
が16ビットから24ビット必要である。このように、
従来の表示系は、ワークステーションでは解像度を自由
に変更は出来ないが、機種を選択あるいは付加機構を追
加することによって解像度を選ぶことが出来たが、文字
表示には解像度は高く、かつ、画像表示にはフルカーラ
ー表示が必要なマルチメディア応用においては、表示の
ためのフレームメモリの容量を多く必要とし、かつ表示
速度が高速なものが必要で高価な物となってしまうとい
う問題があった。それに対して、パーソナルコンピュー
タでは、解像度をモード設定である程度自由に選ぶこと
が出来、同一容量のフレームメモリを用いても、文字表
示では高解像度で色数を少なく、画像表示では階調数色
数を多くし、その代りに解像度を低くして利用すること
が出来る。しかしながら、図2に示すように、マルチメ
ディア応用では、文字と画像とは常に同一画面上に混在
させて利用する場面が多く、従来技術では、計算機を起
動するときに、あるいはプログラムを起動するときに解
像度等を規定するモードを設定する必要があり、処理中
に自由に解像度を変更することは出来ず、ましてや同一
画面上で領域によって異なった解像度、階調数あるいは
色数で表示することは出来なかった。本発明の目的は、
処理中に自由に解像度を変更することは出来、同一画面
上で領域によって異なった解像度、階調数あるいは色数
で表示することを可能にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、計算機から文字、図形、自然画等の表示画像データ
として所定の単位毎の表示データと共に該表示データの
解像度指定情報を表示制御回路に出力する。そして表示
制御回路は、フレームメモリに表示データと共に解像度
指定情報を格納し、次いで、それを読み出し、フォーマ
ット変換回路により解像度指定情報に基づいて表示デー
タをドットデータフォーマットに変換し、さらにこれを
ビデオ信号に変換し、複数の解像度の画像を同一表示画
面に表示するようにしている。また、フレームメモリと
して、表示データを格納する第1のフレームメモリと解
像度指定情報を格納する第2のフレームメモリを独立に
設け、して備え、該第1、第2のフレームメモリは同一
アドレスにより共にアクセスされ、フレームメモリの書
き込みアドレス対応に解像度指定を行なうようにしてい
る。また、解像度指定情報を、フレームメモリを参照す
るアドレス情報に付加し、該アドレス情報により前記第
2のフレームメモリのアドレス指定と解像度指定情報の
書き込みを行なうようにしている。また、計算機から文
字、図形、自然画等の表示画像データとして所定の単位
毎の表示データと共に該表示データの解像度指定情報を
表示制御回路に出力することに代えて、計算機から文
字、図形、自然画等の表示画像データとして表示データ
と共に該表示データに付与された解像度指定情報を表示
制御回路に出力するようにしている。また、フォーマッ
ト変換回路は少なくも1つのカラールックアップテーブ
ルを備え、指定解像度に応じて対応するカラールックア
ップテーブルを参照して表示ドットデータに変換する
か、もしくはカラールックアップテーブルを使用せずに
直接表示ドットデータに変換するようにしている。また
さらに、計算機では、表示する情報の必要とする画素の
ビット数に応じて、自動的に解像度指定を行ない前記表
示制御回路に表示データと解像度指定情報を送出するよ
うにしている。
【0005】
【作用】以上のような手段により、例えば、所定の単位
の表示データを16ビットとし、この表示データに高解
像度が指定されていれば、水平方向に2ドット分、垂直
方向に2ライン分の合計4基本ドット分とし、各ドット
に4ビットの表示データを割当て、中解像度が指定され
ていれば、高解像度における横2ドット分、縦1ライン
で1ドットとなし、計2の独立ドットとし、各独立ドッ
トに2基本ドット分すなわち8ビットの表示データを割
当て、低解像度が指定されていれば、高解像度における
縦2ドット横2ライン分で1ドットとなし、該ドットに
4基本ドット分すなわち16ビットの表示データを割当
てるようにすることができ、得られた表示データをビデ
オDA変換器に送り出す。
【0006】また、1ドットの表示データ毎に解像度指
定コードを付与する場合には、例えば、フレームメモリ
から32ビット単位のデータを読み出す。高解像度の場
合は、1ドット当たり8ビットすなわち1ビットの解像
度指定コードと7ビットの表示データであり、4ドット
分の表示データが読み出される。中解像度の場合は、1
ドット当たり16ビットすなわち1ビットの解像度指定
コードと15ビットの表示データであり、2ドット分の
表示データが読み出される。低解像度の場合は、1ドッ
ト当たり32ビットすなわち8ビットの解像度指定コー
ドと24ビットの表示データであり、1ドット分の表示
データが読み出される。また、高解像度の表示データ2
ドットと中解像度の表示データ1ドットの組合せも可能
である。解像度指定コードに従って各解像度のドットの
フォーマットに変換し表示データとしてビデオDA変換
器に送り出す。
【0007】その結果、色数を限定すれば高解像度とな
り、あまり色数を必要としないが解像度が必要な文字表
示は高解像度モードを指定して書き込み表示し、一方、
フルカラー表示が必要であるが必ずしも高解像度である
必要のないカラー写真等の表示は中解像度あるいは低解
像度で書き込み表示が同一表示画面中で混在して表示す
ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図に従って説明する。
図2は本発明の目的である計算機の表示画面上における
解像度の異なる表示形態を示したもので、文字表示領
域、グラフ表示領域、自然画表示領域を模式的に示した
ものである。この場合、文字領域は文字が2値画である
ため色数はあまり必要なく、逆に文字の輪郭のギザギザ
を避け、きれいな表示を行うためには解像度が高いこと
が要求される。グラフなどの線画の場合も文字と同様に
解像度が高い方が良い。一方、図形領域は種々な図形を
カラー表示するためにある程度の色数が必要となり、多
少解像度は犠牲にしても差し支えない。更にフルカラー
自然画の場合は色数が多く必要とされるが、解像度は必
ずしも高くなくともよい。そのため、全体の基本解像度
を例えば640×480、色数を16色(4ビット表
現)とした場合、文字表示領域はそのままの解像度(高
解像度)と色数で、図形領域は320×480相当の解
像度(中解像度)で256色(8ビット表現)、自然画
領域は320×240相当の解像度(低解像度)640
00色(16ビット表現)で表示するものである。
【0009】図3は、図2の各領域における異なる解像
度のドットの構造を示したもので、一つのます目が基本
解像度のドットの大きさを示したものであり、Δhは最
小ドット幅、Δvは走査線幅を示したもので、通常の表
示画面上ではΔh=Δvとなるように表示系が作られて
いる。このような表示構造において、図3ので示す高
解像度形式では基本解像度そのままの構造で、基本解像
度の1ドットが高解像度での1ドットにそのまま対応す
る。で示す中解像度形式は基本解像度の横2ドット分
を1ドットとして使用し、ドットの面積としては2倍と
なり横方向に解像度が低下する。で示す低解像度形式
は中解像度の縦2ドット分即ち基本解像度の縦横4ドッ
ト分を使用し、解像度は縦横それぞれ半分となる。しか
しながら、解像度を低下させることは逆に表示データと
して多くのビットを使用することが可能となり、表示
色、階調数を増加させることが可能となる。
【0010】図1はそれを実現する表示制御回路の構成
を示したもので、1は書き込み表示制御回路、2a、2
b、2cはフレームメモリで、その内2a、2bは画素
データそのものを書き込み画像を表示するためのメモリ
で、2cはドットの解像度を指定するためのものであ
る。又3はフォーマット変換回路、4はビデオDA変換
器(ビデオDAC)である。なお、WEはライトイネー
ブル信号、REはリードイネーブル信号、OL(Odd
Line)は走査線の偶数奇数選択信号、OD(Od
d Dot)は偶数奇数ドット選択信号である。今、表
示の基本解像度を640×480とした場合、640×
480の表示系では2のn乗の構成にするため実際に必
要なフレームメモリは1024(>640)に、512
(>480)の構成になる。この場合、ドットのビット
数によって容量そのものは決まるため、8ビット幅のメ
モリを使用し、16色(4ビット/ドット)の場合、メ
モリの物理的な構成は8ビットを2ドットとして使用で
きるため、フレームメモリの構成は8ビット×512桁
×512行となる。これを図1の場合、複数解像度表示
に対応するために、走査線の偶数、奇数にメモリを分割
して、走査線の偶数ラインをメモリ2aに奇数ラインを
メモリ2bに分担させる。
【0011】図1において、計算機の処理装置と表示制
御回路とを結ぶシステムバスを経由して処理装置から表
示データが書き込み表示制御回路1に送られ、フレーム
メモリアクセスのための20ビットのアドレスバスA0
0−A19、16ビットのデータバスD00−D15を
経由してフレームメモリ2a、2b、2cに表示データ
が書き込まれる。この場合のデータバスのビット幅を1
6ビットとすると基本解像度(高解像度と同じ)の4ド
ット分を同時に書き込むことが出来る。この時、解像度
指定用フレームメモリ2cは、データバスを経由してデ
ータを書き込んでも良いが、余分なデータ転送が必要と
なるため、ここでは指定解像度をアドレス空間を分ける
ことによって実現している。アドレス情報のA18及び
A19はその目的に使用し、メモリに書き込んだときの
アドレスビットA18,A19の値をメモリ2cに書き
込むものである。こうすることによって、解像度指定の
ための余分なデータ転送は発生せず、単に解像度に応じ
たアドレス空間を選んでフレームメモリに書き込むだけ
で任意に各画素の解像度情報を設定できる。一方、フレ
ームメモリ2a,2bに書き込まれた画像データの表示
は、書き込み表示制御回路1によって表示の垂直周期、
水平周期に応じて順次読み出し、読みだされた各8ビッ
トの表示データDDU,DDLはフォーマット変換回路
3において、同時にフレームメモリ2cから読みだされ
た解像度指定情報に従ってフレームメモリ2a,2bの
表示データDDU,DDLを解像度指定に対応した形式
のドットデータに変換してビデオDA変換回路4へ送
り、ビデオDA変換回路4を介して表示に必要なアナロ
グビデオ信号Vr,Vg,Vbに変換されCRT等の表
示装置に送られる。
【0012】図4は可変解像度を実現するフレームメモ
リのフォーマットで、解像度指定情報RESに従って、
(a)の高解像度(RES=0)は各8ビットの表示デ
ータDDU,DDLを合わせて16ビットのワードを4
ビット×4ドットに、(b)の中解像度(RES=1)
は8ビット×2ドットに分割し、(c)の低解像度(R
ES=2)は16ビットを1ドットで使用する例を示し
たものである。
【0013】図5は以上の解像度指定情報に従ってデー
タのフォーマット変換を行うフォーマット変換回路の1
実施例を示したもので、31は解像度指定コードRES
のデコーダ、32a,32bは各々高解像度用、中解像
度用の偶数走査線と奇数走査線分割用マルチプレクサ、
33は高解像度用水平2ドット分割マルチプレクサ、3
4は高解像度、中解像度切り替え選択用マルチプレク
サ、35は低解像度用マルチプレクサ、36は高解像度
及び中解像度用カラールックアップテーブル、37は低
解像度用ルックアップテーブル、38は高解像度、中解
像度及び低解像度選択切り替え用マルチプレクサであ
る。図5において、フォーマット変換回路3は解像度指
定用フレームメモリより出力された解像度指定コードR
ESを入力し、デコーダ31によって指定解像度を判定
し、フレームメモリ2a,2bより入力した表示データ
の上位8ビットのDDUと下位8ビットのDDLを解像
度指定情報RESに従って変換する。先ず高解像度の場
合は、マルチプレクサ32aにより、書き込み表示制御
回路1より供給される走査線の偶数奇数選択信号OL
(Odd Line)に基づき、偶数ラインと奇数ライ
ンに分離した8ビットを4ビット2ドット分のドットデ
ータとして分解し、マルチプレクサ33が書き込み表示
制御回路1より供給される偶数奇数ドット選択信号OD
(Odd Dot)によって時間的に並んだ水平2ドッ
トのデータとして出力する。次に中解像度の場合は、高
解像度と同様にマルチプレクサ32bによって偶数ライ
ンと奇数ラインの8ビットドットデータとして分離す
る。以上のようにして生成した高解像度及び中解像度と
して生成したドットデータを、解像度指定デコーダ31
の判定出力に応じてマルチプレクサ34によって高解像
度ドットデータあるいは中解像度ドットデータのどちら
か選択し、カラールックアップテーブル36を通して赤
R,緑G,青Bの各々8ビットのカラーコンポーネント
データを生成する。
【0014】一方、低解像度の場合は読みだした表示デ
ータDDU,DDLを合わせて16ビットのドットデー
タとして扱い、マルチプレクサ35によってR,G,B
各々5ビットのコンポーネントデータに分解し、5ビッ
トデータを8ビットデータに変換するためのルックアッ
プテーブル37により各々独立に各8ビットのコンポー
ネントドットデータに変換する。尚、ここでマルチプレ
クサ35を通すのは、16ビットの画像データの内R,
G,B各々5ビットずつ割り当てると1ビット余るた
め、余った1ビットを異なったビット割当てに使用し、
出力することを意図したものであるが、このことは本発
明に直接関係がないので、ここでは説明は省略する。次
に、マルチプレクサ38によって、高解像度あるいは中
解像度と低解像度のどちらか一方のR,G,Bコンポー
ネントデータを選択し、その出力Dr,Dg,Dbデー
タはビデオDA変換器(ビデオDAC)4に送られ、ア
ナログビデオ信号に変換される。
【0015】次に第2実施例について説明する。図6は
基本解像度のドットデータ幅を8ビットとした場合の表
示制御回路の構成を示すもので、図1における独立した
解像度指定フレームメモリ2cを省略した場合の1実施
例を示したものである。図1との差は、解像度指定フレ
ームメモリ2cが省略されていること、フレームメモリ
2a,2bのビット幅が各々8ビットから16ビットに
変更されていること、それに伴いデータバス幅が32ビ
ットになっていること、更にフォーマット変換回路3の
内部が図8に示されるように図5と若干異なる点である
が、基本的な機能は図1と同じである。この場合、解像
度指定フレームメモリ2cを省略したことにより、解像
度指定は表示データ用フレームメモリ2a,2bのデー
タの中に含まれて表現されるもので、そのデータフォー
マットを図7に示す。
【0016】図7において、(a)は高解像度のフォー
マットを示したもので、一括して読みだされる32ビッ
トの表示データを縦2ドット横2ドットの計4ドットの
ドットデータとして表現する。この場合、分割した各ド
ット対応の1バイトデータの最上位ビットは‘0’と
し、これによって表示制御回路は高解像度データとして
解釈する。但し、後述の低解像度と区別するため2進数
で‘01111111’のパターンは除外する。その結
果、P6−P0の7ビットで表される高解像度フォーマ
ットでは最大128−1=127色の表示能力に制限さ
れる。次に図7の(b)は中解像度のフォーマットを示
したもので、32ビットの表示データを縦2ドット横1
ドットの16ビットデータ(赤R4−R0,緑G4−G
0,青B4−B0の各5ビット)として扱う。この場
合、各16ビットデータの最上位ビットは‘1’とし高
解像度と中解像度を区別する。更に図7の(c)は低解
像度フォーマットを示したもので、読みだした32ビッ
トデータを1ドット24ビット(赤R7−R0,緑G7
−G0,青B7−B0の各8ビット)のフルカラーデー
タとして用いる。この場合、32ビットデータの上位8
ビットを2進数で‘01111111’とし、高解像度
フォーマットと区別する。この低解像度フォーマットで
はいわゆるフルカラーの1670万色を表示することが
可能となる。勿論、図7の(d)に示すように、上記高
解像度及び中解像度フォーマットは32ビットデータ中
で混在して使用することも可能である。この場合は偶数
ラインの部分が高解像度2ドット、奇数ラインが中解像
度1ドットのデータとして解釈される。尚、低解像度の
場合、32ビットを全て1ドットで使用するため、この
単位での混在は無い。以上のフォーマットは一つの実現
形式であり、本発明ではその他のフォーマットを否定す
るものではない。
【0017】図8は以上の解像度指定情報に従ってデー
タのフォーマット変換を行うフォーマット変換回路の1
実施例を示したもので、31は解像度指定コードのデコ
ーダ、32a,32bは各々高解像度用、中解像度用の
偶数走査線と奇数走査線分割用マルチプレクサ、33は
高解像度用水平2ドット分割マルチプレクサ、35は中
解像度、低解像度切り替え選択用マルチプレクサ、36
は高解像度用カラールックアップテーブル、37は中解
像度及び低解像度用ルックアップテーブル、38は高解
像度、中解像度及び低解像度選択切り替え用マルチプレ
クサである。図8において、フォーマット変換回路3は
表示データに付与された解像度指定コードを入力し、デ
コーダ31によって指定解像度を判定し、フレームメモ
リ2a,2bより入力した表示データの上位16ビット
のDDUと下位16ビットのDDLを解像度指定コード
に従って変換する。先ず高解像度の場合は、マルチプレ
クサ32aにより、書き込み表示制御回路1より供給さ
れる走査線の偶数奇数選択信号OL(Odd Lin
e)に基づき、偶数ラインと奇数ラインに分離した16
ビットを8ビット2ドット分のドットデータとして分解
し、マルチプレクサ33が書き込み表示制御回路1より
供給される偶数奇数ドット選択信号OD(Odd Do
t)によって時間的に並んだ水平2ドットのデータとし
てカラールックアップテーブル36に出力し、赤R,緑
G,青Bの各々8ビットのカラーコンポーネントデータ
を生成する。次に中解像度の場合は、高解像度と同様に
マルチプレクサ32bによって偶数ラインと奇数ライン
の16ビットドットデータとして分離する。中解像度の
16ビットドットデータと低解像度の24ビットドット
データをマルチプレクサ35に入力し、解像度指定デコ
ーダ31の判定出力に応じて中解像度ドットデータある
いは低解像度ドットデータのどちらか選択し、ルックア
ップテーブル36を通して赤R,緑G,青Bの各々8ビ
ットのカラーコンポーネントデータを生成する。次に、
マルチプレクサ38によって、高解像度あるいは中解像
度と低解像度のどちらか一方のR,G,Bコンポーネン
トデータを選択し、その出力Dr,Dg,Dbデータは
ビデオDA変換器(ビデオDAC)4に送られ、アナロ
グビデオ信号に変換される。以上はパソコンで一般に採
用されている表示解像度が水平640ドット、垂直48
0ラインを例に説明したが、1024ドット768ライ
ン、あるいはワークステーションで採用されている12
80ドット1024ラインの表示系でも同様に実現する
ことが出来る。
【0018】更に、本発明の表示制御回路を用いて表示
画面に文字、図形、自然画等を表示する際に、表示する
色数に応じた所要画素ビット数に対応して、それを処理
するプログラムにおいて、所要ビット数に応じて暗黙的
に解像度指定を行なうことも出来る。図9はそのプログ
ラムを、基本解像度のときの画素ビット数を8ビットと
したときのフローチャート示したもので、例えば、自然
画の場合、表示すべき画像ファイルの中で定義された属
性情報の1つである画素当たりのビット数をステップ5
1で判定し、7ビット以下であればステップ52で高解
像度モードを指定し、データの変換を行なった後、フレ
ームメモリに対応した解像度でデータを書き込む。一
方、ビット数が15ビット以下であればステップ53で
中解像度モードを選び、同様に解像度に対応して変換後
フレームメモリに書き込む。更に多くのビット数を必要
とする場合はステップ54において低解像度を選び、対
応した変換を行なった後フレームメモリに書き込む。
【0019】以上のように、同一の画面上に、必要な階
調数あるいは色数に応じて解像度を選び、文字のような
色数は少ないが解像度を必要とするものは高解像度書き
込み表示を行ない、フルカラー自然画のように解像度は
さほど必要ないが色数を多くしたいものは中解像度ある
いは低解像度で表示することが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上、本発明によれば、パソコン、ワー
クステーションにおいて、文字、図形、カラー自然画、
動画等を表示する際、少ないフレームメモリによって高
解像度の文字図形表示とフルカラーの自然画、動画等
を、表示画面全体の解像度を変更することなく、領域に
よって解像度を変えることにより同一表示画面上に表示
可能になり、マルチメディアシステムに最適な表示系を
安価に実現すること可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の表示制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の利用形態の表示画面例を示す図であ
る。
【図3】本発明の表示画面上のドットの構造を説明する
図である。
【図4】可変解像度を実現するフレームメモリのフォー
マットを示す図である。
【図5】第1の実施例で使用するフォーマット変換回路
を示す図である。
【図6】第2の実施例の表示制御回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図7】第2の実施例におけるフレームメモリのフォー
マットを示す図である。
【図8】第2の実施例で使用するフォーマット変換回路
を示す図である。
【図9】本発明の表示制御方式を利用するプログラムの
フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 書き込み表示制御回路 2a,2b,2c フレームメモリ 3 フォーマット変換回路 4 ビデオDA変換器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機から文字、図形、自然画等の表示
    画像データとして所定の単位毎の表示データと共に該表
    示データの解像度指定情報を表示制御回路に出力し、該
    表示制御回路が、該表示データと共に解像度指定情報を
    フレームメモリに格納し、それを読み出しビデオ信号に
    変換し表示画面に表示する可変解像度表示制御方式であ
    って、 前記表示制御回路は、前記フレームメモリから表示デー
    タと共に前記解像度指定情報を読み出し、該解像度指定
    情報に基づいて表示データをドットデータフォーマット
    に変換するフォーマット変換回路を備え、解像度指定情
    報に基づいて複数の解像度の画像を同一画面上に表示す
    ることを特徴とする可変解像度表示制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変解像度表示制御方式
    において、前記フレームメモリは表示データを格納する
    第1のフレームメモリと解像度指定情報を格納する第2
    のフレームメモリを独立して備え、該第1、第2のフレ
    ームメモリは同一アドレスにより共にアクセスされ、フ
    レームメモリの書き込みアドレス対応に解像度指定を行
    なうことを特徴とする可変解像度表示制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の可変解像度表示制御方式
    において、前記解像度指定情報を、フレームメモリを参
    照するアドレス情報に付加し、該アドレス情報により前
    記第2のフレームメモリのアドレス指定と解像度指定情
    報の書き込みを行なうことを特徴とする可変解像度表示
    制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかの請求
    項記載の可変解像度表示制御方式において、 前記所定の単位の表示データを基本となる第1の解像度
    形式における水平方向に2ドット分、垂直方向に2ライ
    ン分の合計4基本ドット分の表示データとし、 解像度形式として第1乃至第3の解像度形式が規定さ
    れ、 前記フォーマット変換回路は、前記所定の単位の表示デ
    ータに対する解像度指定情報として第1の解像度形式が
    指定されたときは、縦横2ドット計4の独立ドットと
    し、各独立ドットには対応する基本ドット分の表示デー
    タを割当て、 解像度指定情報として第2の解像度形式が指定されたと
    きは、第1の解像度形式における横2ドット分、縦1ラ
    インで1ドットとなし、計2の独立ドットとし、該各独
    立ドットには対応する2基本ドット分の表示データを割
    当て、 解像度指定情報として第3の解像度形式が指定されたと
    きは、第1の解像度形式における縦2ドット横2ライン
    分で1ドットとなし、該ドットには対応する4基本ドッ
    ト分の表示データを割当てることを特徴とする可変解像
    度表示制御方式。
  5. 【請求項5】 計算機から文字、図形、自然画等の表示
    画像データとして表示データと共に該表示データに付与
    された解像度指定情報を表示制御回路に出力し、該表示
    制御回路が、該表示データと共に解像度指定情報をフレ
    ームメモリに格納し、それを読み出しビデオ信号に変換
    し表示画面に表示する可変解像度表示制御方式であっ
    て、 前記表示制御回路は、前記フレームメモリから表示デー
    タと共に前記解像度指定情報を読み出し、該解像度指定
    情報に基づいて表示データをドットデータフォーマット
    に変換するフォーマット変換回路を備え、解像度指定情
    報に基づいて複数の解像度の画像を同一画面上に表示す
    ることを特徴とする可変解像度表示制御方式。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の可変解像度表示制御方式
    において、画像データを格納するフレームメモリのアク
    セス単位を32ビットとし、高解像度の1ドットの画像
    データを7ビットの表示データと1ビットの解像度指定
    情報とし、高解像度の2ドット分を1ドットする中解像
    度の1ドットの画像データを15ビットの表示データと
    1ビットの解像度指定情報とし、中解像度の2ドット分
    を1ドットする低解像度の1ドットの画像データを24
    ビットの表示データと8ビットの解像度指定情報とした
    ことを特徴とする可変解像度表示制御方式。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかの請求
    項記載の可変解像度表示制御方式において、前記フォー
    マット変換回路は少なくも1つのカラールックアップテ
    ーブルを備え、指定解像度に応じて対応するカラールッ
    クアップテーブルを参照して表示ドットデータに変換す
    るか、もしくはカラールックアップテーブルを使用せず
    に直接表示ドットデータに変換し、出力することを特徴
    とする可変解像度表示制御方式。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかの請求
    項記載の可変解像度表示制御方式において、 前記計算機は、表示する情報の必要とする画素のビット
    数に応じて、自動的に解像度指定を行ない前記表示制御
    回路に表示データと解像度指定情報を送出する手段を備
    えることを特徴とする可変解像度表示制御方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278683A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Fujitsu Ltd 解像度変換画像圧縮復号装置
JP2004219759A (ja) * 2003-01-15 2004-08-05 Chi Mei Electronics Corp 画像表示処理方法、画像表示処理装置、画像表示装置および画像表示処理システム
WO2007013381A1 (en) * 2005-07-28 2007-02-01 Ssd Company Limited Image display apparatus, method of generating a two-dimensional pixel data array and a compatible processor

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