JP2000278683A - 解像度変換画像圧縮復号装置 - Google Patents
解像度変換画像圧縮復号装置Info
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Landscapes
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Abstract
を高くし、画像全体の印象を維持できる索引画像を生成
する解像度変換画像圧縮装置を提供する。 【解決手段】 まずは画像入力部10から原画像を入力
し、領域指定部20により画像中の対象物ごとの領域を
指定する。ひとかたまりと認識可能な領域を指定し、画
面全体も指定する。次に、解像度決定部30により各指
定領域に割り当てる解像度を決定する。解像度外部入力
手段31による直接指定、特徴量抽出部32が抽出した
特徴量に応じた指定も可能である。解像度分布調整部4
0により各領域の解像度分布を滑らかにつなぎ、不均一
連続解像度分布を作成する。画像解像度変換部50より
不均一連続解像度分布に応じて入力画像の解像度を変換
し、出力画像を生成する。
Description
を設定して重要な情報を含む領域の解像度を高く維持
し、その他の領域の解像度を低くし、全体の画像データ
量を低減し、かつ、画像としての特徴部分の劣化を抑制
できる画像圧縮装置に関する。典型的には、インターネ
ットの画像検索システムに用いられるブラウジング検索
用索引画像を作成する画像圧縮装置に関する。
ットワークを介した情報検索システムの開発が進んでい
る。検索対象となるデータもテキストのみならず、音
声、画像など多様なメディアに広がりつつある。ネット
ワーク上で多数の画像から所望の画像を検索する手法の
1つとして、画像のブラウジングを用いた検索手法があ
る。これは、原画像を縮小解像度変換し、解像度が粗く
データ量の小さな多数の索引画像を用意し、利用者は画
像本体のデータに代えてこの索引画像をダウンロード
し、その一覧表示から所望の画像を選択する手法であ
る。
ある特定の領域に重要な情報のある画像を検索する場合
には、この従来のブラウジング手法では細かな点の画像
確認、重要な点の画像確認が困難となる。索引画像を大
きくしたり、解像度を上げたりした場合には、画像デー
タ量が膨大となり転送時間が長くなってしまう。また、
標準的な画像圧縮手段で圧縮率を高くし、大きな索引画
像、または、解像度を上げた索引画像を圧縮した画像を
用いる手法でも、高周波成分の欠けた索引画像となり検
索に適切な索引画像とはならない。
グ検索技術の改良が試みられている。
分を注目領域として指定し、原画像からその領域のみを
取り出し、部分画像をもって索引画像として表示する手
法が考案された。この第1の改良技術によれば、原画像
内の特徴的な部分のみを抽出した部分画像を用いるの
で、生成される索引画像のデータ量は小さく、また、特
徴的な部分が含まれているので重要な情報を手掛かりと
した検索が実行できることとなる。
割した領域毎に圧縮率を変更することのできる画像圧縮
手法も考案された。この第2の改良技術によれば、重要
と思われる部分の画像領域に対しては圧縮率を下げてデ
ータを多く割り当て、重要でないと思われる画像領域に
対しては圧縮率を上げてデータ量の間引きを多くするこ
とができる。この処理により生成される索引画像のデー
タ量は小さく、また、特徴的な部分が含まれているので
重要な情報を手掛かりとした検索が実行できることとな
る。
を応用して「ぼかしフィルタ」を用いて注目領域を強調
する手法がある。具体的には、「ぼかしフィルタ」を原
画像に対して部分的に適用することにより、注目領域に
はぼかし処理を行わず、他の画像領域にはぼかし処理を
施すことによって注目領域のみを目立たせる手法であ
る。この第3の技術によれば、重要な画像部分の視認性
が高くなり、検索の手掛かりとするには利便性が高いと
言える。
良技術には以下の問題点があった。
けを取り出した索引画像であるため、原画像の全体構成
が見えないという問題がある。全体構成が見えないとか
えって画像の確認が難しい場合があり、さらに、原画像
中に重要な部分が複数ある場合には検索画像が個別の部
分画像に細切れとなり、部分画像同士の関係が分からな
くなってしまう。特に、複数の重要部分の関係自体が検
索のポイントとなる場合には使うことができない。全体
の縮小画像を合わせて転送しても、部分画像と全体画像
の対応づけが取りにくいためブラウジング用途の画像検
索技術としては不適当である。
域分割して、領域毎に圧縮率を変更するため、適切な領
域分割が必要となる。つまり、原画像中の物体などのエ
ッジをもって綺麗に領域分割できれば解像度が境界で変
化しても目立ちにくいと言えるが、原画像中の物体のエ
ッジなどではなく、単に画面を複数の領域に分割した場
合には、解像度分布の不連続性に起因して、領域間の境
界において不自然な線が生じてしまう。この不自然な線
が検索者にとって目立つものとなれば、かえって検索性
能を下げてしまうこととなる。原画像中の物体のエッジ
など画像を認識して分割するためには、高度な自動領域
分割アルゴリズムが必要となってしまい、処理工数増
大、機器コストの上昇を招いてしまう。
フィルタ」を用いるため、ぼかす部分の高周波成分が失
われるので、生成された画像に対してDCTなどの周波数
分布を考慮した画像圧縮手法を施せば、原画像を直接圧
縮した圧縮画像よりデータ量の少ない圧縮画像を結果的
に得ることができるが、ぼかし方と画像圧縮手段が直結
していないため、効果的な圧縮は期待できない。また、
ぼかし方は画像提供者の感性に依存せざるを得ない。
のであり、画像を特徴づける領域の解像度を高く保ち、
かつ、画像に対する全体的な印象を維持できるように解
像度を変換し、画像全体のデータ量を縮小することによ
り、ブラウジングによる画像検索が効率的に行なうこと
のできる索引画像を生成できる解像度変換画像圧縮装置
を提供することを目的とする。
より生成した索引画像をネットワークを介した検索に適
用するため、これら索引画像を配信できるネットワーク
上のサーバコンピュータ、これら索引画像を受信して表
示できるクライアントコンピュータを提供することを目
的とする。
圧縮装置をコンピュータを用いて構成するための処理ス
テップをコンピュータ読み取り可能な記録媒体により提
供することを目的とする。
に本発明の解像度変換画像圧縮装置は、入力された画像
に解像度を変換する圧縮処理を施して出力画像を生成す
る解像度変換画像圧縮装置であって、圧縮する画像を入
力する画像入力手段と、前記入力された画像から領域を
指定する領域指定手段と、前記指定された各領域にそれ
ぞれ割り当てる解像度を決定する解像度決定手段と、解
像度分布が画像全体にわたって滑らかに変化するように
調整する解像度分布調整手段と、前記調整された解像度
分布に応じて前記入力画像の解像度を変換する画像解像
度変換手段を備え、入力画像を画像全体にわたり滑らか
に変化する不均一連続解像度画像データに変換すること
を特徴とする。
圧縮装置は、領域ごとに解像度を設定でき、画像を特徴
づける領域の解像度を高く設定でき、かつ画像全体を含
んだ形で全体的な印象を維持した圧縮画像を作成でき
る。また、解像度分布を滑らかに分布したものとするこ
とができ、領域境界部分での違和感のない圧縮画像を作
成できる。画像検索の索引画像に適用すれば効率的なブ
ラウジング検索が実行できる索引画像を得ることができ
る。
て、前記領域指定手段が、外部入力手段を備え、利用者
により前記領域の指定が可能であることが好ましい。
握できる一まとまりの領域を指定することができる。例
えば、利用者が主観的に重要であると判断したオブジェ
クトを一の領域として指定することができる。
て、前記解像度決定手段が、外部入力手段を備え、利用
者により前記領域に割り当てる解像度の指定が可能であ
ることが好ましい。
る解像度を指定することができる。例えば、利用者が主
観的に重要であると判断した領域に対してその重要度に
応じた高さの解像度を割り付けることができる。
て、前記解像度決定手段が、前記領域の特徴量に応じて
解像度を決定することが好ましい。
り付ける解像度を決定することができる。ここで、領域
の特徴量としては、例えば、領域内に写っている人物、
建物などのオブジェクトの属性情報、領域の画像全体に
おける位置などである。
成した解像度変換圧縮画像を復号化する画像復号処理部
を備えることが好ましい。
により作成した索引画像において、注目領域の設定、注
目領域の解像度の設定が検索に妥当なものであるか否か
を実際に復号化して目視することができ、被験者を使っ
たチューニングなどが可能となる。
円形領域であり、前記円形領域に対して2次元正規分布
を算出する2次元正規分布決定部を備え、前記解像度分
布調整手段が、前記2次元正規分布決定部が各領域ごと
に生成した2次元正規分布を重ね合わせて画像全体の解
像度分布を調整することが好ましい。
不均一連続解像度分布を利用することができる。
て、前記入力画像をポリゴンに分割するポリゴン分割手
段と、前記各ポリゴンの各頂点に対応づけられる頂点解
像度を決定する頂点解像度決定手段と、前記各ポリゴン
内の画素値を配列として記憶する画素値配列記憶手段
と、前記画素値配列の各画素の位置と解像度を前記ポリ
ゴン面と前記頂点解像度と前記画素値配列内の順番とに
よって算出する画素位置・解像度算出手段を備えること
が好ましい。
ポリゴン面による多面体により近似することができ、デ
ータ量を削減することができる。この手法により、あた
かも不均一な解像度で標本化したように不均一解像度画
像データを表現することができる。
解像度変換画像復号装置は、不均一連続解像度画像デー
タを入力する入力部と、前記入力された不均一連続解像
度画像データを復号して復号画像を得る復号処理部と、
前記復号画像を表示する表示部を備えたことを特徴とす
る。
圧縮装置により圧縮・作成した不均一連続解像度画像デ
ータを解像度変換画像復号装置を用いて復号し、当該復
号画像を表示して利用することができる。
像に解像度変換による圧縮処理を施して出力画像を生成
する解像度変換画像圧縮装置を実現する処理プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、圧縮する画像を入力する画像入力処理ステップと、
前記入力画像において検索者が特定の情報を認識しうる
領域を決定する領域決定処理ステップと、前記決定され
た各領域に割り当てる解像度を決定する解像度決定処理
ステップと、解像度分布が画像全体にわたって滑らかに
変化するように調整する解像度分布調整処理ステップ
と、前記調整された解像度分布に応じて前記入力画像の
解像度を変換する画像解像度変換処理ステップを備えた
処理プログラムを記録したことを特徴とする。
読み取らせることにより、パーソナルコンピュータなど
を用いて本発明の解像度変換画像圧縮装置を実現するこ
とができる。
均一連続解像度画像データを復号して復号画像を表示す
る解像度変換画像復号装置を実現する処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、不均一連続解像度画像データを入力する入力処理ス
テップと、前記入力された不均一連続解像度画像データ
を復号して復号画像を得る復号処理ステップと、前記得
られた復号画像を表示する表示処理ステップとを備えた
処理プログラムを記録したことを特徴とする。
読み取らせることにより、パーソナルコンピュータなど
を用いて本発明の解像度変換画像復号装置を実現するこ
とができる。
縮装置の実施形態について、図面を参照しつつ説明す
る。まず、本発明の基本原理を説明し、次に装置構成例
を示す。
像度を不均一化し、画像の重要度に応じてデータ割り付
け量を調整することである。原画像を領域分割し、高周
波成分を除去しない領域と除去しても良い領域に区別
し、後者のみ高周波成分をカットするものである。
像の作成において、原画像全体に対して圧縮率を一律に
上げた画像圧縮処理を施して索引画像を作成した場合
は、原画像全体から一律に高周波成分を除去することと
なるため、重要な画像部分についても一律に画質が劣化
してしまう。そこで、原画像を領域分割し、高周波成分
を除去しない領域と除去しても良い領域に区別し、後者
のみ高周波成分をカットすれば、重要領域の画像の特徴
を失わず、全体としてはデータ量が削減できることとな
る。たとえば、有名な建物が撮影された風景写真におい
ては、建物の細部は重要な情報であるが、背景の木々の
葉の細部はぼやけて見えなくなっても問題にはならな
い。
の領域に解像度を割り付ける例を示す。領域の分割、高
周波成分を削減しない領域、削除する領域の区別、割り
付ける解像度は、索引画像作成者が自由裁量により決定
することができるが、ここでは作成する索引画像に、検
索用途として一定の品質を確保させるために、一定の作
成基準が導入できるかという点も併せて検討してみる。
きには、眼球運動や視空間的注意の移動を行ないなが
ら、能動的に視覚情報を獲得する」という知見がある。
この法則に沿って原画像を領域分割し、重要部分か否か
区別する一定の基準とすることが可能である。この「能
動的情報獲得過程」は画像観察の目的によって異なるは
ずである。例えば、鑑賞のための画像観察ならば微妙な
要素にも注意が払われるが、検索のための画像観察なら
ばその絵を特徴づける情報のみに注意が払われると思わ
れる。また、一般に画像を観察する際には、見始めの数
秒間は、観察者に依存せず特定の領域を見る傾向がある
といわれる。画像検索において索引画像の一覧表示から
目的の絵を捜すときには、短時間で多くの絵を見比べて
いるはずなので、画像固有の注目パターンを仮定するこ
とができるものと思われる。そのパターンに対応して、
空間的に不均一かつ連続的に高周波成分をカットすれば
画像の特徴的な情報を失わず、かつ、違和感のない索引
画像を生成することが可能となる。
て、図1(a)の絵を特徴づけているのは、山、家、三
日月である。この絵を見る人は、まず絵全体を眺め(領
域A0)、それから、山(領域A1)、家(領域A2)、三
日月(領域A3)へと注意を移していくと想定できる。し
たがって、領域A1、領域A2、領域A3の3つの領域
を、画像の特徴をよく表現していると思われる領域、す
なわち、「注目領域」に決定する。また、画像全体A0
も注目領域の1つとして取り扱う。この例のように、複
数の注目領域を互いに重なり合わせて用いることも可能
である。
の領域を認知するのに適当な注目領域解像度を決定す
る。認知心理学の知見として、広い範囲に注意を広げる
ときは低解像度で、狭い範囲に注意を絞るときは高解像
度で、視覚情報が取り込まれることが知られている。し
たがって各注目領域の大きさを表現する特徴量に応じて
注目領域解像度を設定することが有効である。
横幅、高さなどが考えられる。図1の例では、A0>A
1>A2>A3の順に注意領域の広がりが小さくなって
いるので、各領域において必要な解像度はこの順に大き
くなると思われる。
心理学的には視空間的注意を移動させることに対応す
る。したがって、視空間的注意の領域の形を円や長方形
などの単純な図形とみなし、それを拡大/縮小して設定
された注目領域に外接させ、その外接図形の相似比を注
目領域の大きさを表現する特徴量とすることが妥当性を
もつ。
報を取り込む解像度が異なっていることが視覚心理学的
に知られている。例えば、視野の中心から離れるにつれ
て視力、すなわち、空間解像度が減少していくが、水平
方向よりも垂直方向の方がより速く減少する。従って、
水平方向に広がらている領域の方が垂直に広がっている
領域より、高解像度に視覚情報を取り入れやすいと思わ
れる。よって、注目領域に外接させる図形は横長の楕円
が好ましいと思われる。
ごとに解像度を設定する。全体画像の中のどの部分も各
注目領域に対応する注目領域解像度に不足しないように
画像全体の解像度分布を決め、解像度に応じて高周波成
分をカットすれば良い。
体の解像度を連続的に滑らかに変化させ、画像全体の解
像度分布を決定することである。解像度の違いによる画
像変化の境界が視認できない程度の自然さを保持させる
ものである。
像度が不均一な画像全体において解像度が連続的に滑ら
かに変化するように解像度分布を決定する(図2)。こ
こで、連続という表現を用いたが、画像全体にわたり解
像度の違いによる画像変化の境界が視認できない程度の
自然さを保てれば十分なので、解像度の変化は一定範囲
のきざみなら許される。このきざみをチューニングする
ことにより、どの程度の解像度変化を許すか調整するこ
とができる。
を適用することにより、本発明の解像度変換画像圧縮装
置は、原画像を不均一連続解像度分布をもつ画像に解像
度圧縮変換でき、データ量が少なく、検索性能を決める
画像の特徴を十分に維持し、画像全体が把握でき、か
つ、見た目の違和感のない自然な索引画像を作成するこ
とができる。
発明の解像度変換画像圧縮装置の装置構成例を示す。
1の解像度変換画像圧縮装置の装置構成概略を示すブロ
ック図である。
領域指定部、30は解像度決定部、40は解像度分布調
整部、50は画像解像度変換部、60は索引画像出力
部、70は装置利用者とのインタフェースである。
から入力する画像入力手段である。画像ファイルからの
読み込み、付属カメラにより撮影した画像データの取り
込みなど画像データが入力できる手段であれば良い。
定する領域指定手段である。領域指定外部入力手段21
を備えている。領域指定部20は、本発明の基本原理1
で述べた方法を用いて領域を指定・分割することができ
る。索引画像作成者が領域指定外部入力手段21を介し
て自由裁量により領域を指定・分割しても良いことは言
うまでもない。
定した各領域にそれぞれ割り当てる解像度を決定する解
像度決定手段である。解像度外部入力手段31、特徴量
抽出部32を備えている。この特徴量抽出部32により
各領域の特徴量を抽出し、本発明の基本原理1で述べた
方法を用いて特徴量に応じて解像度を決定することがで
きる。もちろん索引画像作成者が解像度外部入力手段3
1を介して自由裁量により解像度を決定しても良いこと
は言うまでもない。
0が領域ごとに決定した解像度を領域周縁部において調
整する手段であって、領域の境界をまたいだ領域周縁部
とそれに接する隣接領域の領域周縁部の解像度分布にお
いて解像度の変化のきざみが所定範囲以下となるよう
に、領域内と境界と隣接する領域内の解像度の変化のき
ざみを調整する解像度分布調整手段である。この解像度
分布調整部40により不均一連続解像度分布を作成する
ことができる。41は解像度きざみ調整部を備えてお
り、解像度の変化のきざみを調整できる。この解像度き
ざみを細かく設定すればより滑らかな連続解像度分布と
することができる。
部40により調整された不均一連続解像度分布に応じて
入力画像の解像度を変換する画像解像度変換手段であ
る。この解像度変換により、データ量を画像全体として
低減・圧縮し、かつ、注目領域の画質は高く維持した画
像圧縮が実現できる。
50が解像度変換による画像圧縮を施して作成した索引
画像を受け取り、出力する。なお、作成した索引画像を
格納するための索引画像格納部61を備えている。
イなどの表示装置71、キーボードマウスなどの入力装
置72を備えている。索引画像作成者に対して対話的な
処理インタフェースを提供し、表示装置71には例えば
入力画像、作成した索引画像が表示でき、入力装置72
は数値、各種命令などを入力でき、利用者は領域指定外
部入力手段21、解像度外部入力手段31などに対して
データが入力できる。
ーラ、メモリ、デバイス装置は説明の便宜上、図示を省
略している。
縮装置の基本装置構成例である。
である。
索に供される原画像を入力する。この原画像から索引画
像を作成する(ステップS401)。
ら写っている物体ごとの領域を指定する(ステップS4
02)。検索利用者にとってひとかたまりと認識可能な
領域を指定することが好ましい。ここで、画面全体も一
つの領域と捉えて指定しておくことが好ましい。領域指
定は、利用者インタフェース70、領域指定外部入力手
段21を介して検索画像作成者が指定することができ
る。
402で指定した各領域にそれぞれ割り当てる解像度を
決定する(ステップS403)。ここで利用者インタフ
ェース70、解像度外部入力手段31を介して、検索画
像作成者が解像度を指定することができる。また、特徴
量抽出部32により抽出した特徴量に応じて解像度を決
定する。
連続解像度分布を作成する(ステップS404)。必要
に応じて解像度きざみ調整部41により解像度変化のき
ざみを調整して所定の範囲で滑らかな連続解像度分布と
する。
S404において調整された不均一連続解像度分布に応
じて入力画像の解像度を変換する(ステップS40
5)。
解像度変換による画像圧縮により作成された索引画像を
出力し、索引画像格納部61に蓄積する(ステップS4
06)。
できる部分については当該部分について自動処理アルゴ
リズムを作り、処理プログラムを記述することは可能で
あることは言うまでもない。
よれば、原画像を不均一連続解像度分布をもつ画像に解
像度圧縮変換でき、データ量が少なく、検索性能を決め
る画像の特徴を十分に維持し、画像全体が把握でき、か
つ、見た目の違和感のない自然な索引画像を作成するこ
とができる。
インタフェースを用いて索引画像作成者に対して対話的
なインタフェースを提供し、被験者による試行実験を通
じて注目領域と注目領域解像度をチューニングする方式
の例を示す。
装置の構成例である。図3と同じ要素には同じ番号を付
している。
領域指定部、30は解像度決定部、40は解像度分布調
整部、50は画像解像度変換部、60は索引画像出力
部、70は装置利用者とのインタフェース、80は画像
復号処理部である。
変換圧縮画像を一度再生するために復号する部分であ
る。
の設定手順を示す。まず、画像入力部10により高解像
度の画像データを表示装置71上に表示する。索引画像
作成者は、マウスなどの入力装置72によって、検索者
が注意を向ける単位となりそうな領域を注目領域として
設定する。図1の例では、山、家、三日月などである。
次に、指定した各注目領域に設定する解像度を対話的に
設定する。設定の具合を索引画像作成者に確認させるた
め、表示装置71の画面上に作成した索引画像を表示す
る。つまり、設定解像度に従って解像度変換圧縮符合化
された不均一連続の解像度画像を一度復号化した再生画
像を表示する。索引画像作成者は、入力画像と索引画像
(再生画像)を見比べながら、試行錯誤によって注目領
域や注目領域解像度を対話的にチューニングして決定す
る。決定の判断基準としては、オペレータの美的感覚の
他に、「この絵は、この建物が描かれていることで有名
である」といった画像に関する知識も利用することがで
きる。
領域解像度の設定手順を示す。
を決定するための方法を示す。
縮した劣化画像を生成して用意する。表示装置71に画
像全体がほんやりした当該劣化画像を表示する。検索被
験者に「この辺はより詳しく見てみたい」と思う領域
を、マウスなどの入力装置72で対話的に指定させる。
この指定された領域を領域指定部20が検知し、解像度
決定部30は当該領域の解像度のみを少しずつ向上さ
せ、画像復号部80は更新された解像度分布を持つ画像
の復号画像を作成し、表示装置71に表示する。この操
作を何度か繰り返し、被験者が当該画像がどういう画像
であるかが認識できればその旨を答えさせる。この実験
により、検索者が画像を認識しうる限度近くまで効率的
に画像圧縮できる不均一解像度分布を確かめることがで
きる。
り、複数の被験者で行なうことにより、その画像固有の
注目領域を決定することができる。
の解像度を決定するための他の方法を示す。
引画像作成者が、入力装置72より領域指定外部入力部
21を介して注目領域となりそうな領域を対話的に設定
し、それらを候補領域とする。次に、入力装置72より
解像度外部入力部31を介してそれぞれの候補領域がさ
まざまな解像度を持つよう、いろいろ組み合わせて、画
像全体を不均一連続解像度画像に符合化したものを複数
パターン用意する。次に、各画像を画像復号化部80に
より一度復号化して表示装置71に表示し、被験者とな
る者(複数人用意することが好ましい)に検索行為を行
なわせ、検索行為をモニターする。得られた結果をもと
に、各領域の解像度と被験者の反応のスピードや正確さ
との相関を調べ、許容されるデータ量、許容される検索
性能から、解像度の設定を決定する。決定された解像度
に基づいて解像度分布を不均一連続とした解像度変換を
実行する。
注目領域、設定した注目領域の解像度が妥当なものか否
かを被験者を使った実験により評価することが可能とな
る。これによって、実際の検索性能評価を織り込んだ注
目領域、解像度の決定ができる。
の領域の指定・分割において、外接円による領域分割を
実行し、解像度分布の構成として、2次元正規分布の組
み合わせによる解像度分布の決定方法を用いたものを示
す。
縮装置の装置構成概略を示すブロック図である。図3と
同じ要素には同じ番号を付してあり、ここでの説明は省
略する。
は領域指定部、90は2次元正規分布決定部、40aは
解像度分布調整部、50は画像解像度変換部、60は索
引画像出力部、70は装置利用者とのインタフェースで
ある。
領域指定部20と同様の機能を有するが、ここでは、指
定された領域を円形の領域とする。
20aが設定した外接円の各注目領域に対して2次元正
規分布を算出する部分である。
示した解像度分布調整部40と同様の機能を有するが、
ここでは、2次元正規分布決定部90が各領域ごとに生
成した2次元正規分布を重ね合わせ、画像全体の不均一
連続解像度分布を得る。
である。まず、画像入力部10から入力された図7
(a)の原画像において、索引画像作成者の指定に従っ
て領域指定部20aは円形の領域を設定する。図7
(a)の例では画像全体、家、星のそれぞれに、外接円
の注目領域A10,A11,A12が設定される(図7
(b))。
外接円の各注目領域に対して2次元正規分布を算出す
る。このとき円の半径が正規分布の標準偏差となるよう
にし、さらに、正規分布で囲まれる体積が一定値となる
ように正規化する。そうすることにより、円が狭いとき
には一箇所に集中し、円が広いときには全体的に分散し
た2次元正規分布が得られる。
とに生成された正規分布を重ね合わせ、画像中の各点で
各正規分布のうち、もっとも大きな値をつなげることに
より、図7(c)および図7(d)のような不均一連続
解像度分布を生成する。図7(c)は不均一連続解像度
分布を上から見た図であり、図7(d)は図7(c)に
示した直線で切断した断面を横から見た図である。
度変換部50により解像度変換圧縮処理を実行し、索引
画像を生成する。
DCT(離散コサイン変換)を用いた画像圧縮手法によ
って解像度変換を行う例を示す。
縮装置の装置構成概略を示すブロック図である。図3と
同じ要素には同じ番号を付してあり、ここでの説明は省
略する。図9は、本実施形態3の解像度変換画像圧縮装
置のDCT変換処理部100の処理動作概略を示したフ
ローチャートである。
領域指定部、30は解像度決定部、40は解像度分布調
整部、60は索引画像出力部、70は装置利用者とのイ
ンタフェース、100はDCT・エントロピー符号化処
理部である。
の処理動作は以下の通りである。
は、まず、入力画像を8×8のブロックに分割し、各ブ
ロックに一対一に対応する値を格納できるように構成さ
れた配列を用意する(ステップS901)。以下では、
この配列を解像度分布配列と呼ぶ。そして、実施形態1
で示した方法により作成された不均一連続解像度分布か
ら、画像の各ブロックに相当する解像度を決定し、解像
度分布配列に格納する(ステップS902)。
算を行ない(ステップS903)、得られたDCT係数
を量子化テーブルに基づいて量子化する(ステップS9
04)。量子化された係数のうちAC成分を、低周波成
分から高周波成分の順に、すなわち、いわゆる「ジグザ
グスキャン順」に並べ替え、高周波成分側から順に零値
を代入していく(ステップS906)。ただし、このと
き、そのブロックに対応する解像度を解像度分布配列か
ら呼びだし、その値に応じて、解像度が低いほどより多
くの係数に零値が代入されるようにする(ステップS9
05)。そして、得られた係数に対してエントロピー符
合化を行なう(ステップS907)。
圧縮方式に、各ブロック毎に閾値の違うローパスフィル
タ機能を追加したものといえる。また、DCT係数中の
零ラン長(零値の続く長さ)が長くなることにより、エ
ントロピー符合化を行なうときのデータ量削減効果が期
待できる。
あたかも不均一な解像度で標本化されたように表現する
ことによって解像度変換を行う例を示す。
圧縮装置の装置構成概略を示すブロック図である。図3
と同じ要素には同じ番号を付してあり、ここでの説明は
省略する。図11は、本実施形態5の解像度変換画像圧
縮装置の標本化処理部110の処理動作概略を示したフ
ローチャートである。
は領域指定部、30は解像度決定部、40は解像度分布
調整部、60は索引画像出力部、70は装置利用者との
インタフェース、110は標本化処理部である。標本化
処理部110は、入力画像をポリゴンに分割するポリゴ
ン分割部111、ポリゴンの各頂点に対応づけられる頂
点解像度を決定する頂点解像度決定部112、各ポリゴ
ン内の画素値を配列として記憶する画素値配列記憶部1
13、画素値配列の各画素の位置と解像度を前記ポリゴ
ン面と前記頂点解像度と前記画素値配列内の順番とによ
って算出する画素位置・解像度算出部114を備えてい
る。
りである。
を表現するため「実効標本化間隔関数」P(x,y)を設定す
る(ステップS1101)。実効標本化間隔関数p(x,
y)とは、シーン中の各点(x,y)においてその近傍におい
てどのぐらいの標本化間隔で標本化するべきかを示す正
の実数値をとる2次元関数である。標本化間隔は解像度
の逆数なので、P(x,y)が大きいときは低い解像度を、p
(x,y)が小さいときは高い解像度を表現することにな
る。図12(a)は、中央部のみ高解像度となる実効標
本化間隔関数を三次元空間にプロットした例を示す図で
ある。
12(a)に示した関数で表される面を近似するように
ポリゴンで覆う(ステップS1102)。以下、このポ
リゴンを関数ポリゴンと呼ぶ。図12(b)に示すよう
に、図12(a)の関数から作成した関数ポリゴンが三
次元空間(x,y,p)上に生成される。また、図12(b)
に示すように生成された関数ポリゴンに対応してxy平
面上に投影されるシーン(x,y)もポリゴン分割されたも
のが得られる。以下、これをシーンポリゴンと呼ぶ。頂
点解像度決定部112は、関数ポリゴンの各頂点のP値
を、対応するシーンポリゴンの各頂点の解像度として設
定する。
各画素の画素値は、画素位置・解像度算出部114を用
いて以下のように算出される各画素の位置と解像度に従
って、原画像から各画素を再標本化することによって得
られる。まず、すべてのシーンポリゴンの1つ1つにおい
て、もっとも小さい標本化間隔が設定されている頂点か
ら順に、関数ポリゴンの等高線として仮想的走査線を引
いていく(ステップS1103)。ただし、すべての頂
点に設定されている標本化間隔が等しければ、その面は
均一解像度なので、通常の均一解像度画像の標本化手法
に従う。図13に一つのポリゴンだけ抜き出して例示す
る。この場合、手前の頂点に最も小さい標本化関数が設
定されているので、ここを基準として、関数ポリゴンの
斜面を上がる方向に、順に仮想的走査線を引いていく。
次に、図14に示されるように、該当仮想的走査線上
に、もしその等高線で示される標本化間隔の均一解像度
画像の走査線が存在するとすれば各画素にどういう値が
格納されるかを求め、その値を各標本点の画素値とする
(ステップS1104)。また、仮想的走査線の間隔も
この考え方に基づいて決められるものとする。たとえ
ば、実効標本化間隔がd nとdn+1の仮想的走査線の間隔
は、(dn+dn+1)/2となる。
をグラフで示す(図15)。横軸(Z軸)は、各走査線に
垂直な向き(図14のZと同じ向き)で、縦軸(P軸)は
実効標本化間隔である。グラフは、関数ポリゴンの断面
であり、P=0となるところをZ=0となるように原点
を選び、Z>0でグラフが正となるようにする(すなわ
ち、P=aZにおいてa>0となる)。
していくことができる。なお、この式はa<2でなけれ
は、Zがつねに正とはならないので、a<2となるよう
に関数ポリゴンを作るときに予め制約を設けておく。
ゴン(シーンポリゴン)情報に加えてポリゴンの各頂点の
解像度が分かれば、そのポリゴン内に何本の仮想的走査
線がどのように走っていて、その上に何個の仮想的標本
点があるかを一意に決定することができるので、不均一
解像度画像データは、「ポリゴン情報+ポリゴンの各頂
点の解像度+画素値の配列」として表現することが出来
る(ステップS1105)。
リゴン情報やポリゴンの各頂点の解像度に要するデータ
量は少なくなり、したがって不均一解像度画像のデータ
量も少なく抑えることができる。また、仮想的走査線を
8本ずつまとめて、ポリゴンの画素値の配列を8×8の
ブロックの集まりとして扱うことにより、DCTを併用
することも可能である。
本発明の解像度変換画像圧縮装置を用いて作成した不均
一連続解像度分布を持つ索引画像を用いた画像検索シス
テムをネットワーク上においてクライアントサーバシス
テムとして構築する例を示す。
ている。
上には、画像検索サーバ200、画像検索クライアント
210が配置されている。画像検索サーバ200には、
検索対象となる画像を格納した画像データベース(以
下、画像DBと略記する)202に加え、本発明の解像
度変換画像圧縮装置を用いて作成した不均一連続解像度
分布を持つ索引画像が格納された索引画像データベース
(以下、索引画像DBと略記する)201を備えてい
る。また、図示していないが、画像検索サーバ200、
画像検索クライアント210ともに、ネットワーク接続
のための通信インタフェースを備えている。ネットワー
ク220は、データを通信できるものであれば良く、ロ
ーカルエリアネットワーク、インターネットなどのネッ
トワーク網であり、専用線、公衆回線、有線、無線を問
わない。
アント210の要求により索引画像DB201から本発
明にかかる索引画像を提供する。画像検索システムクラ
イアント210には、図示していないが、構成に応じ
て、表示部、入力部を備えた利用者インタフェースが提
供されており、索引画像を表示することによりブラウジ
ング検索を実行する。利用者が見たい画像の索引画像を
指定することにより画像DB202から画像本体をダウ
ンロードする。
の解像度変換画像圧縮装置を用いて作成した不均一連続
解像度分布を持つ索引画像を用いた画像検索システムを
ネットワーク上においてクライアントサーバシステムと
して構築することができ、効率の良く、かつ、通信デー
タ量の小さく高速検索が可能なブラウジング画像検索シ
ステムを提供することができる。
画像圧縮装置は、上記に説明した構成を実現する処理を
記述したプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して提供することにより、各種コンピュータ
を用いて構築することができる。本発明にかかる解像度
変換画像圧縮装置を実現する処理ステップを備えたプロ
グラムを記録した記録媒体は、図17に図示した記録媒
体の例に示すように、CD−ROM302やフレキシブ
ルディスク303等の可搬型記録媒体301だけでな
く、ネットワーク上にある記録装置内の記録媒体300
や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録媒
体305のいずれであっても良く、プログラム実行時に
は、プログラムはコンピュータ304上にローディング
され、主メモリ上で実行される。
録媒体を用いれば、コンピュータを用いて、本発明の解
像度変換画像圧縮装置を構成することができ、原画像を
不均一連続解像度分布をもつ画像に解像度圧縮変換で
き、データ量が少なく、検索性能を決める画像の特徴を
十分に維持し、画像全体が把握でき、かつ、見た目の違
和感のない自然な索引画像を作成することができる。
1〜6に記載の解像度変換画像圧縮装置によれば、原画
像を不均一連続解像度分布をもつ画像に解像度圧縮変換
でき、データ量が少なく、検索性能を決める画像の特徴
を十分に維持し、画像全体が把握でき、かつ、見た目の
違和感のない自然な索引画像を作成することができる。
装置によれば、作成した索引画像を復号化して被験者を
使って検索性能を確認し、解像度のチューニングなどが
可能となる。
装置によれば、不均一連続解像度画像分布をポリゴン面
による多面体により近似することができ、データ量を削
減することができる。
トワーク画像検索システムによれば、インターネットな
どのブラウジング画像検索システムにおいて、本発明の
解像度画像圧縮装置により作成した索引画像を用いて、
特徴を良く捉え、かつ、通信データ量を低減した検索処
理が可能となる。
によれば、処理プログラムをコンピュータ装置に読み取
らせることにより、パーソナルコンピュータなどを用い
て本発明の解像度変換画像圧縮装置、解像度変換画像復
号装置を実現することができる。
例を示した図
解像度分布の例を示す図
の装置構成概略を示すブロック図
の処理動作の概略を示すフローチャート
置の装置構成概略を示すブロック図
置の装置構成概略を示すブロック図
置に用いられる入力画像の例および作成された不均一連
続解像度分布の例を示す図
置の装置構成概略を示すブロック図
CT変換処理部100の処理動作概略を示したフローチ
ャート
装置の装置構成概略を示すブロック図
標本化処理部110の処理動作概略を示したフローチャ
ート
像度分布の例と適用するポリゴンの例を示す図
ンのみを抜き出した図
た図
図
像を用いたネットワーク上に構築された画像検索クライ
アントサーバシステムの概略構成図
図
型記録媒体 302 CD−ROM 303 フレキシブルディスク 304 コンピュータ 305 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体
Claims (10)
- 【請求項1】 入力された画像に解像度を変換する圧縮
処理を施して出力画像を生成する解像度変換画像圧縮装
置であって、 圧縮する画像を入力する画像入力手段と、 前記入力された画像から領域を指定する領域指定手段
と、 前記指定された各領域にそれぞれ割り当てる解像度を決
定する解像度決定手段と、 解像度分布が画像全体にわたって滑らかに変化するよう
に調整する解像度分布調整手段と、 前記調整された解像度分布に応じて前記入力画像の解像
度を変換する画像解像度変換手段を備え、 入力画像を画像全体にわたり滑らかに変化する不均一連
続解像度画像データに変換することを特徴とする解像度
変換画像圧縮装置。 - 【請求項2】 前記領域指定手段が、外部入力手段を備
え、利用者により前記領域の指定が可能な請求項1に記
載の解像度変換画像圧縮装置。 - 【請求項3】 前記解像度決定手段が、外部入力手段を
備え、利用者により前記領域に割り当てる解像度の指定
が可能な請求項1に記載の解像度変換画像圧縮装置。 - 【請求項4】 前記解像度決定手段が、前記領域の特徴
量に応じて解像度を決定する請求項1に記載の解像度変
換画像圧縮装置。 - 【請求項5】 生成した解像度変換圧縮画像を復号化す
る画像復号処理部を備えた請求項1に記載の解像度変換
画像圧縮装置。 - 【請求項6】 前記領域指定手段が設定した領域が円形
領域であり、前記円形領域に対して2次元正規分布を算
出する2次元正規分布決定部を備え、前記解像度分布調
整手段が、前記2次元正規分布決定部が各領域ごとに生
成した2次元正規分布を重ね合わせて画像全体の解像度
分布を調整する請求項1に記載の解像度変換画像圧縮装
置。 - 【請求項7】 前記入力画像をポリゴンに分割するポリ
ゴン分割手段と、前記各ポリゴンの各頂点に対応づけら
れる頂点解像度を決定する頂点解像度決定手段と、前記
各ポリゴン内の画素値を配列として記憶する画素値配列
記憶手段と、前記画素値配列の各画素の位置と解像度を
前記ポリゴン面と前記頂点解像度と前記画素値配列内の
順番とによって算出する画素位置・解像度算出手段を備
えた請求項1に記載の解像度変換画像圧縮装置。 - 【請求項8】 不均一連続解像度画像データを入力する
入力部と、前記入力された不均一連続解像度画像データ
を復号して復号画像を得る復号処理部と、前記復号画像
を表示する表示部を備えたことを特徴とする解像度変換
画像復号装置。 - 【請求項9】 入力された画像に解像度変換による圧縮
処理を施して出力画像を生成する解像度変換画像圧縮装
置を実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 圧縮する画像を入力する画像入力処理ステップと、 前記入力画像において検索者が特定の情報を認識しうる
領域を決定する領域決定処理ステップと、 前記決定された各領域に割り当てる解像度を決定する解
像度決定処理ステップと、 解像度分布が画像全体にわたって滑らかに変化するよう
に調整する解像度分布調整処理ステップと、 前記調整された解像度分布に応じて前記入力画像の解像
度を変換する画像解像度変換処理ステップを備えた処理
プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。 - 【請求項10】 入力された不均一連続解像度画像デー
タを復号して復号画像を表示する解像度変換画像復号装
置を実現する処理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、 不均一連続解像度画像データを入力する入力処理ステッ
プと、前記入力された不均一連続解像度画像データを復
号して復号画像を得る復号処理ステップと、前記得られ
た復号画像を表示する表示処理ステップとを備えた処理
プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP8191599A JP3889178B2 (ja) | 1999-03-25 | 1999-03-25 | 解像度変換画像圧縮復号装置 |
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