JP3704999B2 - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、斜めモザイク型やデルタ型の色画素配列のディスプレイとその表示を制御する表示コントローラで構成される表示装置において、文字や線画を描画する表示装置及び表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶テレビ向けの液晶モニタは、自然画の動画表示を主目的とし、よって空間解像度よりも時間方向の解像度(フレーム周波数)を重視している。また、民製品の為、低コスト化への要求が高い。そのため、図17の171のような斜めモザイク(以降モザイク)型や172のデルタ型の画素配列が採用されている。これは、人間の視覚感度が色より輝度に対して高いこと、アクティブマトリックスの場合、その画素数が液晶ディスプレイのコストを決める事による。また、自然画像では、信号の周波数成分が比較的低域に偏ることも利用している。通常このような画素配列の場合、画素数は、R、G、B夫々を1画素と計数している。これにより、例えばテレビの解像度を実現し、ディスプレイのコスト低減を図っている。 これに比し、コンピュータ用のディスプレイでは、文字表示が主である事から空間解像度を重視し、よって図17の170のようなストライプ型を採用し、1画素に対して(R、G、B)成分を与えている。この場合は、液晶のテレビ用モニタに比し、3倍の画素が必要なので、コスト高になる。
【0003】
モザイク型やデルタ型では、その画素配列から、文字、線画の表示には適さない。では、どのようにそれを行っているかを説明する。図18に従来の液晶モニタにキャラクタ表示を行わせる構成例を示す。なお、最初に液晶表示装置181側の動作の説明を行う。
【0004】
通常、液晶表示装置181とビデオ信号生成部180はアナログインターフェース190で接続される。液晶表示装置側の処理としては、ビデオ信号の同期信号189に同期して入力される(Rd、Gd、Bd)190の何れかの色を、色選択部184で選択して(187)、それを185にてサンプルホールドして、液晶ディスプレイ駆動信号188とされる。液晶ディスプレイは、この信号188のレベルに応じて、輝度値を制御する。なお、これら一連の処理はアナログ的に行われる。このように、ビデオ信号生成部からみると、表示先が液晶であっても、ブラウン管であっても、その構成には大きな違いはない。なお、この方式では、高速かつ高精度なアナログ部を必要とし、それが通常、電流制御により性能を確保することから、消費電力が大きくなるという欠点を持っている。
【0005】
次に、この構成の液晶モニタで、動画や自然画のカラー画像と文字や図形等の線画を重ね合わせて表示する方法を説明する。以降この表示をオンスクリーンディスプレイ(OSD)と呼ぶ。ビデオ信号生成部側では、文字表示用のビデオ信号(Rc、Gc、Bc)を、OSD用マイコン182で生成する。、画像合成部186では、復号されたビデオ信号(R,G,B)に、この信号を合成(加算表示、または選択表示)し、液晶表示装置に渡す表示信号190を生成する。通常、このビデオ信号の合成処理はアナログ的に行われる。この信号はブラウン管モニタに対しても同様に駆動できる。
【0006】
OSD用マイコン182は、マイコン内部に、文字イメージを与えるビットマップを格納したメモリを持つ。マイコンはビデオ信号の同期信号189に同期して、表示するビットマップを読み出し、文字表示用ビデオ信号を生成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
モザイク型ディスプレイで線画を表示する場合、例えば赤い1ドットの点を描画することを考えてみる。モザイク型の場合、(Rd、Gd、Bd)で構成される画像信号のうち一つの色成分187のみを、その画素の代表値とすることから、例えばその画素の代表値が緑色だった場合、その赤い点は抜け落ちる。このように、例えば液晶モニタに文字や図形を描画しようとすると、色再現性の問題や図形のエッジ部分におけるエラー、等の問題をもつ。なお、テレビ用モニタでは、最初から解像度が足りない、という事をシステム設計者が知っているので、予め大きいフォントが用意されている。このため、一行当り、また一画面当たりに表示される文字数は、コンピュータ向けに比し、極端に少なくなる。
【0008】
本発明は、低コストであり、実用的に自然画や動画像表示に耐えうるが、文字や線画表示に適さないモザイク型やデルタ型ディスプレイに、実用上問題無いレベルで、それを実現する表示装置、及び表示方法を提供する事を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、カラー画素(R、G、B)配列がモザイク型、またはデルタ型ディスプレイと、そのディスプレイ上に表示する画像の制御を行うための表示コントローラで構成される表示装置において、各々のR画素、G画素、B画素の輝度値を制御する色情報を持たない表示制御データを設け、この表示制御データを格納する手段と、表示制御データに基づいて、各R画素、G画素、B画素の輝度値を制御する手段、を有し、表示制御データとして、別手段により生成された画素の輝度値をそのまま表示する「スルー表示制御」と、その画素の輝度値を0(黒)にする「オフ制御」と、別手段により生成された画素の輝度値を最大にする「オン制御」と、を有し、表示制御データにおけるオフ制御により、黒色により判別可能な文字、または黒色の線画を表示し、スルー表示制御とオフ制御を用いて、別手段により生成した画像と、文字や図形を重ね合わせて表示し、文字をイメージとして表す、縦方向n画素、横方向m画素(n、mとも整数値)のビットマップ内部における、オフ制御を行う画素(黒)以外の、R画素、G画素、B画素の総数が、R、G、Bともに同数となること、を特徴とする。
【0013】
上記目的を達成する為に、本発明のうち請求項2に記載の発明は、カラー画素(R、G、B)配列がモザイク型、またはデルタ型ディスプレイと、そのディスプレイ上に表示する画像の制御を行うための表示コントローラで構成される表示装置における表示方法において、各々のR画素、G画素、B画素の輝度値を制御する色情報を持たない表示制御データを設け、この表示制御データを格納する手段と、表示制御データに基づいて、各R画素、G画素、B画素の輝度値を制御する手段、を有し、表示制御データとして、別手段により生成された画素の輝度値をそのまま表示する「スルー表示制御」と、その画素の輝度値を0(黒)にする「オフ制御」と、別手段により生成された画素の輝度値を最大にする「オン制御」と、を有し、表示制御データにおけるオフ制御により、黒色により判別可能な文字、または黒色の線画を表示し、スルー表示制御とオフ制御を用いて、別手段により生成した画像と、文字や図形を重ね合わせて表示し、文字をイメージとして表す、縦方向n画素、横方向m画素(n、mとも整数値)のビットマップ内部における、オフ制御を行う画素(黒)以外の、R画素、G画素、B画素の総数が、R、G、Bともに同数になること、を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の実施例を図1に示す。図2には本発明の基本的アイディアを示す。最初に本発明の基本的アイディアを説明し、以降、詳細な説明を行う。
【0029】
図2は324×240画素数の斜めモザイク型ディスプレイ20を例にとる。本発明では図2の21のように、画素毎に輝度値を制御する制御データD(3)を設ける。以降これを表示制御データ(D)と呼ぶ。本実施例では画素当たり2ビット(D1,D0)の表示制御データとする。図1は本発明における、モザイク型ディスプレイ14とその表示制御を行う表示コントローラ10の構成である。本発明の表示コントローラ10は、表示制御データの値(状態)3に応じて、図2−2の表1のように画素値を制御する(後述)。表示制御データ3は、VRAM1に格納される。表示制御データは、モザイク型ディスプレイの色配列に依存せず、また色情報を持たない事から、324×240画面を324×240のビットマップディスプレイとして扱える。これにより、文字や線画等のキャラクタ表示において、2次元空間解像度を有効使用できる。例えば、表示制御データの01b(bは2進数を意味する)により、黒色の文字及び線画を、モザイクディスプレイ上に表示できる(後述)。8×8のフォント(ビットマップ)表示を考えると、1ラインに対し40文字が表示可能である。これに対し、従来の文字表示方法では(R、G、B)を1画素と考える必要があり、3分の1の文字数となる(ただし全ての色が使用可能)。本発明の表示装置を用いれば、モザイク型ディスプレイにおいても、ストライプ型並みの文字の表示容量を実現できる。
【0030】
本発明の実施例の詳細を、図1、2、3、4、5、11により説明する。
【0031】
表示制御部2は、表示する画素の表示制御データを読み出す為に、ディスプレイの表示用同期信号18に基づいてVRAMへの表示アクセス要求7を生成し、これをアクセス調停部4へ出力する。調停部4では、アクセス要求7を受け付けると、VRAM1から制御データを読み出し、それを画像合成部5へ渡す(3)。合成部5では、別手段11により復号されたデジタルRGB信号12を表示制御データ3に基づいて合成し、表示ビデオ信号13として、ディスプレイ14に渡す。別手段11とは、例えば図11に示すように、NTSCデコード手段111、MPEG復号手段112である。通信/蓄積系制御部113は、外部の蓄積系(HDD、CD−ROM等)や通信系から入力されるMPEGエンコードデータストリーム114のフロー制御を行う部分で、それはCPU15によって制御される。この復号手段からのデジタルRGB信号(各6ビット)が、本発明の表示コントローラ10に入力され、画像合成部5にて表1に従って合成され(デジタル回路により実現)、最終的にディスプレイに対してデジタルのデータとして渡される。本例では、この表示データ13は、図2の22のように画面の左上からラスタスキャンされる。このビットストリームを表したのが図5である。表示コントローラは画素の色配列に沿って色を選択し、それをディスプレイに対して与える。なお色配列は、図5のように3ライン毎繰り返される。ディスプレイ14は、与えられた表示データにて直接画素の輝度値を決定する。これにより、従来使用していたアナログ部が削除され、低パワー化がはかられる。
【0032】
次にCPUの処理とそれに対する表示コントローラの動作を説明する。
【0033】
CPU15は、表示すべきキャラクタを、表示制御データで構成したビットマップとしてイメージ展開し、それをVRAM1へ格納する。本例では、VRAM1のメモリマップは図3の31とする。図中のSAD(Start ADdress)は、CPU15から見たときの、システム全体のメモリマップ上に配置されたVRAM1のスタートアドレスである。その値はシステム構成で決まり、任意である。図3中のAP(Address Pitch)は、1ライン分に相当するメモリ量(バイト)である。図3の32は、ディスプレイの画素位置とメモリマップ上のアドレスとの対応関係を示す。33の如く1バイトあたり4画素分のデータを保存でき、またAPは81バイト(324/4)となる。よって、2ライン目最初の画素の制御データが格納されたアドレスは(SAD+81)となる。なお、図中のPn(nは整数)は画素番号を示す。表示コントローラ10は、CPU15からのコマンド(アクセス)をCPUーIF部16で受け付けると、このコマンドに従ってVRAMアクセス要求6をアクセス調停部4へ出力する。調停部4では、それに沿ってVRAMへデータを格納する。VRAM1へのアクセス要求は、CPUと表示制御部の2種類が存在し、両者の調停をアクセス調停部4で行う。
【0034】
参考までに、本例のVRAMの全容量は、約26Kバイト(81×324)であり、この容量ならば、集積回路(IC)内部への集積化が可能である。ICチップ上にVRAMを組込むことは、VRAMとコントローラを接続するバス幅を大きくでき、描画性能の高速化が可能である。
【0035】
次に、本発明の要の一つである、画像合成部5を図4を用いて説明する。表示制御部2中には、色選択制御部41がある。これはディスプレイの表示用同期信号(垂直・水平同期、画素クロック信号)に基づき、切替え信号8を生成する。画像合成部5においては、切替え信号8により色選択部42を制御して、R、G、Bのデジタルビデオ信号の何れかを選択する(44)。なお、本例はモザイク型であり、ライン毎にR、G、Bの画素配列が違い、それに応じてRGBを選択する必要がある(図5)。なお、色選択制御部は、水平方向の画素をカウントする手段とライン番号をカウントする手段とカウンタ値をデコードする回路により容易に実現できる。色選択部により選択されたデジタルデータ44は、次段の画素データ変換器43により、表示画像データ13に変換される。画素データ変換器は、表示制御データ3と表1に従って画像を変換する。例えば表示制御データが00b、11bの場合はビデオ信号をそのまま表示(スルーモード)し、01bの場合はその画素をオフにして(オフモード)黒色とする。10bの場合はその画素を完全にオンにする(オンモード)。例えば画素値が6ビットの場合は3Fh(hは16進を意味する)とする。43の部分はマルチプレクサや論理回路等のデジタル回路で容易に実現できる。
【0036】
この仕組みのうち、特にオフモード(黒色表示)に注目すると、黒色は画素色に依存しないので、キャラクタ表示として利用できる。この黒色を文字や線画の基本色とすることで、例えば図6の61のように「A」という文字を表現できる。この場合、62のように制御データを割り当てる。なお、スルーモード(0)部分は、他手段により生成された画像が出力される。黒く塗りつぶした部分はオフモード(1)を意味する。
【0037】
本実施例では、暗い画像上にキャラクタ表示を行う為、オンモードを設けた。このモードにより、図6の63ようにオフモード以外の画素を全てオンモードにしたり、また64のようにオフモード画素の周辺の画素をオンモードにする、といったことが可能となる。この方法は、黒画素の近傍の画素の輝度値を最大にすることで、そのコントラスト比でキャラクタ判別を行わせる。これは、人間の視覚感度が色よりも輝度に対して高い事を利用する。ただし、この場合ビデオ画像はマスクされる。
【0038】
図6の67、68、69は、より自然にキャラクタを表示する方法である。モザイク型ディスプレイでは、、65や66のように、上下または左右に適当に3画素を選択すると、必ずR、G、Bの組み合わせになる、という特徴がある。これを生かして、横方向3×n画素、縦方向3×m画素(n、mは整数)のビットパターンを採用すると、内部のR、G、Bの夫々の画素数の総計は同じになり、さらにディスプレイ画面中のどこにキャラクタを表示しても、それが成り立つ。図6の69では9×9としている。67に示すようなキャラクタ表示を行った場合、ビットパターン内部のオフモード以外のR、G、B画素数を別々に計数すると、各々の総計が一定になる傾向を示す。さらにオフモード以外のR、G、B画素が分散し、視覚特性上都合がよい。
【0039】
図6の68は、この特性をさらに積極的に活用し、ビットパターン内部のオフモード以外の画素のR、G、Bの各々の総数が一致するようにビットマップを生成した例である。68ではオフモード以外の画素において、「Rの総数 = Gの総数 = Bの総数」になっている。
【0040】
(第2の実施の形態)
図7は、キャラクタに対するビットマップイメージを格納するキャラクタジェネレータ用メモリ(以下キャラジェネメモリ)71を、表示制御データを格納するVRAMとは別に、表示コントローラ中に設けた実施例である。図12には、ディスプレイ上でのキャラクタの表示位置と、その位置を与える番号n(nは整数)120との関係を示す。図8の81には、位置番号nとVRAM72のメモリマップの関係を示す。CPUが位置番号nに文字を描画したいときには、対応するアドレス(SAD+n−1)に対して、その文字に対するインデックス番号を格納する。本例では、256種類のキャラクタを想定し、よってインデックスデータ75のデータ長を8ビット(1バイト)とし、またキャラクタのビットマップ構成は9×9、表示制御データを2ビットとした。よってキャラジェネメモリの容量は約5Kバイト(9×9×2×256/8)となる。ディスプレイ上に表示できるキャラクタ数は、横方向は36(324/9)文字、縦方向は27ライン分表示可能である。ただし最終ラインのみ9×6である。よってVRAM72の容量は約1Kバイト(36×27)である。キャラジェネメモリ(ROM)、VRAMとも低容量なことから、IC内部への組込みは容易である。では、図7の動作を説明する。図8は、その動作を説明する為の図である。CPUから例えば、位置番号4にインデックス番号1のキャラクタを格納する場合、(SAD+3)のアドレスに対して、「1」の値をセットする。なお、本例ではインデックス1に対するビットマップを「A」とした。表示コントローラの表示系の動作は、まず表示制御部76が、ディスプレイの表示タイミング18に同期して、VRAMに対するアクセス要求79をアクセス調停部78に出力する。表示制御部では、表示画素の水平方向のカウンタ値と垂直方向のカウンタ値(ライン番号)から、ディスプレイ上での位置番号nを求め、nに対応するVRAMのアドレスに対して読み取り要求79を出力する(図8ではSAD+3)。アクセス調停部は、そのアドレスに対するインデックス番号75を、表示制御部76に返す(図8では「1」)。表示制御部76は、インデックス番号に対応するビットマップデータを読む為に、キャラジェネメモリに対して、アクセス信号77を生成する(図8では文字「A」に対してのアクセス)。本例のキャラジェネメモリは82の構成、すなわちアドレスの若い番号にインデックス番号の若い9×9の表示制御データからなるビットマップデータが格納されている。なお、制御データを2ビットとした事から18ビット幅のキャラジェネメモリ構成になっている。キャラジェネメモリからはアドレス77に従って、ビットマップデータ74が返される。前述のように、表示制御部76は、表示するライン番号を管理しており、ビットマップ中のそのライン番号のビットパターンを参照する(図8ではライン番号3)。この読込んだデータを、画像合成部5へ渡す(3)。図8では74のようなビットマップが返される。画像合成部5の動作は前述と同様である。
【0041】
(第3の実施の形態)
図9は、別の実施形態である。本実施例では、別手段11の画像生成部として、カラー画像ビットマップ表示用のVRAMを設け、このカラー表示用VRAM91からカラー画像を読み出して、画像を生成する。図中98の破線部分が、この処理を受け持つ。また、表示の為のVRAMからの読出し処理と、CPUからのカラー画像用VRAMへの書込み処理を調停する機能も含まれる。なお本例では、CPUからは、カラー画像用と表示制御用VRAMは、図13のように別々のメモリ空間として見える。本例では2つのVRAMのデータバス幅を16ビットとし、カラー画像に関しては、Rに5ビット、Gに6ビット、Bに5ビットを割当て、1ワードに対して1画素としている。一方、制御データは8画素/1ワードである。ワークメモリ130はシステムが提供するメモリである。
【0042】
以下、カラー画像生成部98の動作を説明する。なお、表示制御用VRAMに関する動作は前述と同様であり、ここでは省略する。
【0043】
CPUは表示すべきカラー画像(R,G,B)を、カラー画像用VRAM91へのメモリアクセスで、それを格納する。表示コントローラ90は、CPU−IF16でそれを受付け、アクセス調停部2(92)に対して、VRAMへのアクセス要求95を出力する。調停部2はそれに沿ってVRAMへ画像を格納する。表示制御部93は、ディスプレイの表示同期信号に基づいて、カラー画像VRAM91からの読み出し要求94をアクセス調停部2に出力する。アクセス調停部2では、その要求に沿って、カラー画像データを読み出し、それを画像合成部へ渡す(12)。表示制御部とCPUのアクセスが競合する場合、アクセス調停部2が調停する。画像合成部は、その入力は前実施例と同様にカラー画像データ(R、G、B)12と表示制御データ3であり、その動作は前述と共通である。なお本例では、表示制御部から表示同期信号97が出力される、本例のカラー画像用VRAMの容量は、65K色を想定すると約155Kバイト(324×240×16/8)である。本実施例では、カラー自然画像を格納するVRAMと、文字等を扱うキャラクタ用VRAMが各々独立に存在し、かつ表示コントローラが両ビットマップを自動的に合成するので、CPUの画面合成処理の負荷を軽減できる。また、コンピュータで通常使われるビットマップディスプレイに、安価なモザイク型ディスプレイを適応できる。
【0044】
図10は、図9を変形した実施形態である。ここでは、カラー画像格納用VRAMの容量を、さらに削減することを目的とする。その基本的アイディアは、VRAMへカラー画像を格納する際に、実際にディスプレイ上に表示するカラー成分のみを格納する。ここで本発明の構成を図10により説明する。CPU15は、前実施例と同様な方法で、カラー画像をVRAM91への書き込み処理を行う。なお、CPUから見えるVRAMのメモリマップは図13のようであり、CPUは(R,G,B)を1画素としてアクセスする。表示コントローラ100では、書込みコマンドをCPU−IF部16で受け付けると、データバスIF部102にて各色成分を全て捕捉し、それをパラレルに色選択手段104に渡す。制御系IF部103では、書き込むアドレスからディスプレイ上での画素の色を判別し、色選択手段に対して制御信号105を出力する。色選択手段では、制御信号により格納する色のみ選択し(44)、データ経路切替え器107に出力する。アクセス調停部(92−4)におけるアクセス&経路制御部106では、CPUからのコマンド要求(95−6)か、表示要求(94−96)かを判別し、データ経路切替え器のデータ源、データ接続先、データの方向等を制御する。例えば、CPUからカラー画像用VRAMへの書込みコマンドの場合、色選択手段から(44)カラー画像用VRAMへ(44w)、というパスになる。また、表示要求の場合は、2つのVRAMから(3r、44r)、画像合成部へ(3d、44d)、というパスになる。なお、アクセス制御部106では、アクセス要求に沿って、2つのVRAMに対するアドレス及びアクセス信号101を生成し、VRAMを制御する。画像合成部108では、表示の為に読み出されたカラー画像データ44dが既に色選択されいるので、表示制御データ3dと直接合成処理される。この場合その構成は図4の44と共通である。本実施例では、カラー画像用VRAMの容量は、前実施例の1/3で、約60Kバイト(324×240×6/8)となり、メモリ内蔵ICの低コスト化が可能になる。
【0045】
(第4の実施の形態)
図14は、本発明をソフトウェアで実現した実施形態の説明図であり、一般的なコンピュータの構成を示している。図中のメインメモリ140上には、計算の為のワークメモリ143、カラー画像を格納用VRAM91、表示制御データ用VRAM1、表示用VRAM142で構成され、メモリマップは図14のようである。図中のDMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)144は、表示制御部145からの表示の為のDMA要求147を受付け、それをCPUへ通知し(148)、表示用VRAM142から表示制御部へのデータ転送を行う。表示制御部では、表示データを表示タイミングに合わせてディスプレイに渡す。以上は、図14のシステム構成の説明である。次に本発明のソフトウェアの動作を説明する。ここでは、マルチタスク環境下で、それを説明する。その為に図15を用いる。あるカラー画像処理ソフトウェア(タスク)154、例えばJPEG伸張タスクは、カラー画像用VRAM91に対して伸張後のカラー自然画像を格納する。また、別タスク、例えば文字や線画を描画するタスク155は、表示制御用VRAM1のビットマップディスプレイに対して、描画処理を行う、とする。本例では、2つのタスクが直接VRAMを書き換える事を禁止し、OSが提供する描画サービスを利用して、VRAMにアクセスする。このOSが提供するサービスが2つのAPIでり、152がカラー画像用VRAM91へのアクセスに関するAPI、151が表示制御用VRAM1に関するAPIである。ハードウェアを制御する基本ソフト(OS)153とグラフィックドライバ150は、APIを提供するのみでなく、カラー画像と表示制御データを合成し、表示用VRAM142へ画像を格納する処理を行う。APIを使って描画処理することから、OSはVRAMの書き換えタイミングを知る事ができ、よってそのタイミングで2つVRAMを合成し、その結果を表示用VRAMへ再描画する。本発明では、描画タスク155は、黒色を基本とする文字や線画を、前述の表示制御データに基づいて、表示制御用VRAM1に格納する。OSの合成処理とは、カラー画像用VRAMのアドレスに対応するディスプレイ上の画素色を判断し、その色成分のみを選択する処理と、対応する表示制御信号に基づいて、その輝度値を制御する処理(表1に準ずる)である。処理の結果はOSにより表示用VRAMへ格納される。本例では、単一メモリで、カラー画像生成、表示制御、表示を行うことを特徴とし、よって低コスト化が可能である。
【0046】
図16は、OSの合成・再描画処理をCPUから開放することを目的とする構成である。本実施例では、カラー画像と制御データとの合成処理を、別のハードウェアで行う。本実施例では、VRAMをデュアルポートメモリ160とし、ワークメモリとは別に設ける。VRAMは、表示制御データとカラー画像データを同一アドレスとし、データ長は16ビットとした(図16参照)。この場合、MSB側の2ビットを表示制御データ、下位14ビットをカラー画像データ(約16K色)とする。CPUから見たVRAMのメモリマップは、制御データとカラーデータが同一アドレス空間に割り当てられ、一回のアクセスで両データを格納・参照できる。本例では、図中の表示制御部161が表示タイミングに準じて、デュアルポートメモリに対するアクセス信号を生成する。なおデュアルポートメモリは、CPU側のランダムアクセスポート163と、表示側のシリアルアクセスポート162をもつことから、CPUと表示制御系が独立に動作し、調停を必要としない。よって161の回路は単純で、かつ速度面での性能も出せる。シリアルポートから並列に入力されるカラー画素データと表示制御データは、161にて色選択され、また表1に従ってその輝度値が制御されて、ディスプレイに渡される。本実施例での、ソフトウェアの動作を説明する。本発明でもマルチタスク環境下で、カラー画像の描画処理タスクと、文字・線画の描画処理タスクを別タスクとする。ただし本例では、両タスクが同一メモリ空間のVRAMに対してアクセスするので、競合が起きないように、ソフトウェア的な仕組みを必要とする。例えば、VRAMアクセスを許可する鍵をOSが準備・管理し、鍵を持つタスクだけがVRAMアクセスを許可される、という仕組みを設ける。タスクは鍵を渡されたときのみ描画処理を行い、鍵を渡されないときは待ち続けるか、または別の仕事をする。なお、描画タスクの動作は前実施例と共通である。 なお、OSは前述のとおり、合成・再描画処理がないので、CPUに対する負荷が軽減し、高速描画が行える。ただし本例では高価なデュアルポートメモリを必要とする。
【0047】
【発明の効果】
請求項1、2の発明によれば、低コストでありながら、自然画表示が行えるモザイク型やデルタ型ディスプレイの(R、G、B)全ての画素に対して、表示制御データを割当て、それにより輝度値を制御し、そのコントラスト(黒色を基本とする)の差で、文字や線画表示を行わせることで、低価格な文字や線画表示が可能なビットマップディスプレイを実現した。
【0048】
請求項3の発明によれば、液晶ディスプレイと本発明の表示コントローラをデジタルで接続するとともに、簡単なデジタル回路で表示制御データとカラー画像を合成することで、表示装置の低パワー化と、例えば回路の1チップ化により低価格化を実現した。
【0049】
請求項4,5,6,7,8,9によれば、表示制御データとして、オフモード(黒色)と、スルーモードとオンモードの少なくとも1つを設け、オフモードを基準として、線画表示や、キャラクタを与えるビットマップフォントを生成することで、シンプルな構成で文字表示を可能とし、よって低価格な文字や線画表示が可能なビットマップディスプレイを実現した。また請求項8によればフォントサイズを(3×n)×(3×m)とすることで、さらに請求項9によればキャラクタを与えるビットマップにおいて、黒以外のR画素数とG画素数とB画素数が同じ数になるようにビットマップを生成することで、人間のフォントの色に対する感覚を自然なものとした。
【0050】
請求項10によれば、キャラクタを与えるビットイメージを表示制御データで構成するとともに、それを格納するキャラクタジェネレータ用メモリを表示制御用メモリとは別に設ける事で、両メモリの容量を削減させ、両メモリのICへの組込み(1チップ化)を低価格に実現できるようにした。
【0051】
請求項11、12によれば、カラー画像を生成する手段として、カラー画像を格納するVRAMとそれをディスプレイへの表示に同期して読み出す手段を提供し、それにより、カラー自然画と文字・線画の両者が扱えるビットマップディスプレイを提供した。また請求項12によれば、カラー画像格納用VRAMへ格納するカラーデータを1画素に対して1色とすることで、VRAM容量を約1/3にする事が可能で、表示コントローラへのメモリ組込みを低価格で実現できる事を可能にした。
【0052】
請求項13、14、15、16、17、18、19によれば、従来のコンピュータ構成においてモザイク型やデルタ型の表示装置を利用した場合、(R、G、B)全ての画素に対して、表示制御データを割当て、それにより輝度値を制御し、そのコントラスト(黒色を基本とする)の差で、文字や線画表示を行わせることが可能となる。この表示方法によれば、モザイク型において、ストライプ型並みの文字の表示容量を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における実施形態の例を示す図。
【図2】 (1)本発明の基本的アイディアの説明図。
(2)本発明の基本的アイディアの表示制御データの輝度値変換表(表1)。
【図3】 図1の実施形態における表示制御データ用VRAMのメモリマップとディスプレイ上での画素との相対関係を示す図。
【図4】 本発明での画像合成部の構成例を示す図。
【図5】 モザイク型ディスプレイでの表示画素の表示順を示す図。
【図6】 (1)本発明におけるキャラクタ表示例1を示す図。
(2)本発明におけるキャラクタ表示例2(9×9ビットマップ)。を示す図
【図7】 本発明においてキャラクタジェネレータメモリを使用した実施形態例を示す図。
【図8】 図7の実施形態におけるメモリマップと表示動作の説明図。
【図9】 本発明において、カラー画像表示の為のVRAMとその表示を行うコントローラを使用した実施形態例を示す図。
【図10】 図9の発明において、カラー画像用VRAMを1画素に対して1色のみのデータを格納するようにした実施形態例を示す図。
【図11】 本発明を利用したオンスクリーンディスプレイ応用例を示す図。
【図12】 図7の実施形態でのディスプレイ上でのキャラクタ表示位置と、対応するVRAMのアドレスを決める表示位置番号との関係を示す図。
【図13】 図9、図10の実施形態における、カラー画像用VRAMと表示制御用VRAMのメモリマップを示す図。
【図14】 本発明における表示方法を実現する為のシステム構成の実施形態を示す図。
【図15】 本発明における表示方法のソフトウェア構成の実施形態を示す図。
【図16】 本発明における表示方法を実現する為のシステム構成で、デュアルポートメモリを使用した実施形態を示す図。
【図17】 ストライプ型、モザイク型、デルタ型ディスプレイの画素配列を示す図。
【図18】 従来の、液晶モニタへの文字、線画表示を行うシステム構成例を示す図。
【符号の説明】
1 表示制御データ用VRAM
2 表示制御部
3 表示制御データ
4 アクセス調停部
5 画像合成部
6 CPUからのVRAMアクセス要求(描画要求)
7 表示制御部からのVRAMアクセス要求(表示要求)
8 色選択制御信号
10 本発明の表示コントローラ
11 ビデオ信号(カラー画像)を生成する別手段
12 デジタルビデオ信号(R,G,B)
13 ディスプレイに対する表示データ(信号)
14 モザイク型液晶ディスプレイ
15 演算装置(CPU)
16 CPUインターフェース部(CPU−IF部)
18 ディスプレイに対する表示同期信号
20 実施形態例の説明に利用するモザイク型ディスプレイ
21 表示制御データとディスプレイの画素対応を示す図
22 モザイク型ディスプレイにおけるラスタスキャン方向
31 実施形態例のVRAMメモリマップ
32 実施形態例のディスプレイ上の画素とVRAMのアドレスの相対関係
33 表示制御データ1バイトの画素表現
41 表示制御部2内部の色選択制御部
42 画像合成部5内部の色選択部
43 画像合成部5内部の画素データ変換部
44 画素の色配列に沿って選択された色信号
61 モザイク型ディスプレイ上での文字表示
62 本発明でのスルーモードとオフモードによる文字表示
63 本発明でのオンモードとオフモードによる文字表示
64 本発明でのスルーモードとオンモードとオフモードによる文字表示
65 モザイク型で行方向に3画素を選択した例
66 モザイク型で列方向に3画素を選択した例
67 9×9フォントでの「A」表示
68 9×9フォントでR数=G数=B数としたビットマップを生成した例
69 本発明における9×9のフォント(ビットマップ)
71 本発明の表示制御データが格納されたキャラクタジェネレータ用メモリ
72 キャラクタに対するインデックス番号が格納されたVRAM
74 キャラジェネメモリ71からの表示制御データで構成されたビットマップ
75 キャラクタを与えるインデックス番号
76 図7での実施形態での表示制御部
77 キャラジェネメモリ71に対するデータ読込み制御信号
78 図7の実施形態でのアクセス調停部
79 表示制御部76からのVRAM72に対するアクセス要求(表示要求)
81 VRAM72のメモリマップ
82 キャラジェネメモリ71のメモリマップ
83 キャラジェネメモリ71に格納されている表示制御データのビットマップ
90 本発明の実施形態であるカラー画像用VRAM内蔵の表示コントローラ
91 カラー画像を生成する為のカラー画像用VRAM
92 カラー画像を生成する為のアクセス調停部2
93 カラー画像を生成する機能を兼ね備えた表示制御部
94 表示制御部93からのカラー画像用VRAMに対するカラーデータ表示要求
95 CPU−IF16からのカラー画像用VRAMに対するカラーデータ書込み要求
97 表示制御部からのディスプレイに対する表示同期信号
98 図9の実施形態におけるカラー画像生成部
100 図10の実施形態での表示コントローラ
101 表示制御用、カラー画像用VRAMの制御信号とアドレスバス
102 CPU−IF部16内のデータバスIF部
103 CPU−IF部16内の制御系IF部
104 図10の実施形態における色選択手段
105 色選択信号
106 アクセス調停部内のVRAMアクセス制御&経路制御部
107 アクセス調停部内のデータ経路切替え部
108 図10の実施形態での画像合成部
3w 表示制御用VRAMへの書込みデータ
3r 表示制御用VRAMからの読込みデータ
3d ディスプレイへの表示の為の表示制御データ
44w カラー画像用VRAMへの書込みデータ
44r カラー画像用VRAMへの読込みデータ
44d ディスプレイへの表示の為のカラー画像データ
95−6 CPU−IF16からのVRAMに対するアクセス要求
94−96 表示制御部−1からのVRAMに対するアクセス要求
92−4 図10の実施形態でのアクセス調停部
111 画像生成を行う別手段としてのNTSCデコーダ
112 画像生成を行う別手段としてのMPEGデコーダ
113 通信/蓄積系制御部
114 MPEGエンコードデータストリーム
120 図7の実施形態に対応する、ディスプレイ上におけるキャラクタ表示位置番号
130 図9、10における実施形態でのワーク用メモリ
140 本発明の表示方法を実現する為の構成でのメインメモリ
142 メインメモリ上の表示用VRAM
143 メインメモリ上のワーク用メモリ
144 DMAコントローラ(Direct Memory Access)
145 本発明の表示方法を実現する為の構成での表示制御部
147 表示制御部145からのDMA要求
148 DMACとCPUの間でのシステムバス使用権の要求、確認信号
150 本発明の表示方法を実現するグラフィックドライバ
151 グラフィックドライバ、OSが提供する線画描画サービス(API)
152 グラフィックドライバ、OSが提供するカラー画像描画サービス(API)
153 図14のハードウェアの為の基本ソフト(マルチタスクOS)
154 マルチタスクOS上でのカラー画像処理タスク
155 マルチタスクOS上での文字・線画描画タスク
156 図14のハードウェアを示す(と等価な)ブロック
160 本発明の表示方法を実現する構成におけるデュアルポートメモリ
161 本発明の表示方法を実現する構成における表示制御&画像合成部
162 デュアルポートメモリにおける表示の為のシリアルアクセスポート
163 デュアルポートメモリにおけるCPUからランダムアクセスポート
170 ストライプ型を示す色配列
171 斜めモザイク型を示す色配列
172 デルタ型を示す色配列
180 従来構成でのビデオ信号生成部
181 従来構成での液晶表示装置
182 キャラクタ生成用(OSD用)マイコン
183 ビデオ信号復号部
184 液晶装置181内の色選択部
185 液晶装置181内のサンプル・ホールド部
186 従来構成における文字画像とカラー画像の合成手段
187 色選択部184にて選択された色信号
188 色信号187がサンプル・ホールドされた液晶ディスプレイ駆動信号
189 ビデオ信号復号部183からの表示同期信号
190 ビデオ信号生成部180と液晶表示装置181を接続する(R,G,B)アナログ信号((Rd、Gd、Bd))

Claims (2)

  1. カラー画素(R、G、B)配列がモザイク型、またはデルタ型ディスプレイと、そのディスプレイ上に表示する画像の制御を行うための表示コントローラで構成される表示装置において、
    各々のR画素、G画素、B画素の輝度値を制御する色情報を持たない表示制御データを設け、この表示制御データを格納する手段と、表示制御データに基づいて、各R画素、G画素、B画素の輝度値を制御する手段、を有し、
    表示制御データとして、
    別手段により生成された画素の輝度値をそのまま表示する「スルー表示制御」と、
    その画素の輝度値を0(黒)にする「オフ制御」と、
    別手段により生成された画素の輝度値を最大にする「オン制御」と、を有し、
    表示制御データにおけるオフ制御により、黒色により判別可能な文字、または黒色の線画を表示し、
    スルー表示制御とオフ制御を用いて、別手段により生成した画像と、文字や図形を重ね合わせて表示し、
    文字をイメージとして表す、縦方向n画素、横方向m画素(n、mとも整数値)のビットマップ内部における、オフ制御を行う画素(黒)以外の、R画素、G画素、B画素の総数が、R、G、Bともに同数となること、を特徴とする表示装置。
  2. カラー画素(R、G、B)配列がモザイク型、またはデルタ型ディスプレイと、そのディスプレイ上に表示する画像の制御を行うための表示コントローラで構成される表示装置における表示方法において、
    各々のR画素、G画素、B画素の輝度値を制御する色情報を持たない表示制御データを設け、この表示制御データを格納する手段と、表示制御データに基づいて、各R画素、G画素、B画素の輝度値を制御する手段、を有し、
    表示制御データとして、
    別手段により生成された画素の輝度値をそのまま表示する「スルー表示制御」と、
    その画素の輝度値を0(黒)にする「オフ制御」と、
    別手段により生成された画素の輝度値を最大にする「オン制御」と、を有し、
    表示制御データにおけるオフ制御により、黒色により判別可能な文字、または黒色の線画を表示し、
    スルー表示制御とオフ制御を用いて、別手段により生成した画像と、文字や図形を重ね合わせて表示し、
    文字をイメージとして表す、縦方向n画素、横方向m画素(n、mとも整数値)のビットマップ内部における、オフ制御を行う画素(黒)以外の、R画素、G画素、B画素の総数が、R、G、Bともに同数になること、を特徴とする表示方法。
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